JP2006007831A - 車両用シート - Google Patents

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【課題】 車両が追突を受けた際に、ヘッドレストを着座者の頭部に向けて円滑に移動させ、その移動終端側の所期位置で確実に停止させることができる車両用シートを提供する。
【解決手段】 車両が追突を受けてその反動により着座者が後方移動すると、着座者の腰部の後方移動荷重が作動力発生手段10の受圧板10Aから作動力発生機構10Bに入力され、引張ケーブル装置11,11がヘッドレストフレーム7の両端部をガイド部8に沿って移動始端側から移動終端側へと円滑に移動させる。そして、ヘッドレストフレーム7の移動終端側では、ガイド部8のピンに対するガイド孔の摺動抵抗が増大するため、ヘッドレストフレーム7と共にヘッドレスト4は移動速度が低下して跳ね返りやガタつきなく移動終端側の所期位置に確実に停止する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、シートバックにヘッドレストが装着される車両用シートに関するものである。
一般に、車両用シートのシートバックには、車両が追突を受けた際などに着座者の頭部を保護するヘッドレストが装着されている。このヘッドレストは、車両の運転時に着座者の頭部が不用意に接触しないように、通常、着座者の頭部から若干後方に離れた位置に配置されている。
この種の車両用シートとして、車両が追突を受けてその反動により着座者が後方移動する際、着座者の上体の後方移動荷重をシートバック内に配設された受動手段により左右のヘッドレストホルダに伝達し、ヘッドレストを前傾上昇させて着座者の頭部および頸部の保護強化を図るようにしたものが知られている(例えば特許文献1参照)。
ここで、左右のヘッドレストホルダは、ガイド手段を介して前傾上昇可能に案内されており、このガイド手段は、シートバックフレーム側のガイドブラケットに形成された長孔状のガイド孔と、左右のヘッドレストホルダに突設されたガイドピンとの組み合わせにより構成されている。
特開2001−163099号公報(段落番号0014、図1)
ところで、特許文献1に記載された車両用シートにおいては、着座者の上体の後方移動に伴ないヘッドレストホルダが勢いよく前傾上昇すると、ガイドピンがガイド孔の上端で跳ね返されることがあり、この場合には、ヘッドレストホルダと共にヘッドレストが所期の前傾上昇位置から下がってしまう。
しかも、受動手段が左右のヘッドレストホルダの間のシートバック内の中央に延設されたベルトを主体に構成されており、着座者の上体の後方移動荷重は中央のベルトからその左右両側のヘッドレストホルダに伝達される。その関係で、左右のヘッドレストホルダに伝達される荷重が不均一となり易く、ヘッドレストが傾いて円滑に前傾上昇できない虞がある。
そこで、本発明は、車両が追突を受けた際に、ヘッドレストを着座者の頭部に向けて円滑に移動させ、その移動終端側の所期位置で確実に停止させることができる車両用シートを提供することを課題とする。
本発明に係る車両用シートは、シートバックにヘッドレストが装着される車両用シートであって、シートバック内には、ヘッドレストを装着するためのヘッドレストサポートブラケットを有し、かつ、ヘッドレストが着座者の頭部に向けて接近移動できるようにシートバックフレームに対しガイド部を介して移動可能に連結されたヘッドレストフレームと、着座者の後方移動荷重を入力として作動力を発生する作動力発生手段と、この作動力発生手段に連携してヘッドレストフレームを移動させる作動力伝達手段とが設けられており、ガイド部は、ガイド孔を有するガイド板と、ガイド孔に移動自在に嵌合するピンとを備え、ガイド孔は、ピンに対する摺動抵抗がヘッドレストフレームの移動始端側より移動終端側で増大するように構成されていることを特徴とする。
本発明に係る車両用シートでは、車両が追突を受けてその反動により着座者が後方移動すると、その後方移動荷重を入力として作動力発生手段が作動力を発生し、これに連携して作動力伝達手段がヘッドレストフレームをガイド部により移動始端側から移動終端側へと円滑に移動させる。その際、ヘッドレストフレームの移動終端側ではガイド部のピンに対するガイド孔の摺動抵抗が増大するため、ヘッドレストフレームは、移動速度が低下して跳ね返りやガタつきが抑制され、移動終端側の所期位置に確実に停止する。従って、ヘッドレストサポートブラケットにヘッドレストステーを介して装着されるヘッドレストが着座者の頭部に向けて円滑に移動し、その移動終端側の所期位置でガタつきなく確実に停止する。
本発明の車両用シートにおいては、ガイド孔のピンに対する嵌合幅をヘッドレストフレームの移動始端側より移動終端側で減少させることにより、ガイド孔のピンに対する摺動抵抗がヘッドレストフレームの移動始端側より移動終端側で増大するように構成することができる。この場合、ガイド孔のピンに対する嵌合幅をヘッドレストフレームの移動始端側から移動終端側へ向かってクサビ状に漸次減少させてもよいし、移動終端側でのみ嵌合幅をクサビ状に形成してもよい。また、移動終端側のガイド孔の周縁に摺動抵抗を増大する凹凸を形成してもよい。
本発明に係る車両用シートでは、車両が追突を受けてその反動により着座者が後方移動すると、その後方移動荷重を入力として作動力発生手段が作動力を発生し、これに連携して作動力伝達手段がヘッドレストフレームをガイド部により移動始端側から移動終端側へと円滑に移動させる。その際、ヘッドレストフレームの移動終端側ではガイド部のピンに対するガイド孔の摺動抵抗が増大するため、ヘッドレストフレームは、移動速度が低下して跳ね返りやガタつきが抑制され、移動終端側の所期位置に確実に停止する。従って、本発明によれば、車両が追突を受けた際に、ヘッドレストフレームと共にヘッドレストを着座者の頭部に向けて円滑に移動させ、その移動終端側の所期位置で跳ね返りやガタつきなく確実に停止させることができ、着座者の頸部に加わる衝撃を確実に緩和することができる。
以下、図面を参照して本発明に係る車両用シートの実施の形態を説明する。参照する図面において、図1は本発明の一実施形態に係る車両用シートの要部構造を示す斜視図である。
一実施形態に係る車両用シートは、図1に示すように、シートクッション1の後部に傾動機構2を介して前後に傾動可能に連結されたシートバック3を備えており、シートバック3の上部にはヘッドレスト4がヘッドレストステー4A,4Aを介して着脱自在に装着されるようになっている。
シートバック3には、ウレタンフォームなどのクッション材で構成されたシートバックパッド(図示省略)の内部に骨格となるシートバックフレーム5が埋設されている。このシートバックフレーム5は、図2および図3に示すように、正面視門形に屈曲形成された上部のアッパパイプ5Aと、左右のサイドフレーム5B,5Bと、帯状に形成された下部のロアフレーム5Cとが溶接によって相互に一体に接続された構造を有する。そして、このシートバックフレーム5を構成するサイドフレーム5B,5Bの下端部は、傾動機構2の枢軸2Aに枢支されている。
シートバックフレーム5の内側にはコンタマット6が配設されている。このコンタマット6は、ピアノ線などのワイヤにより平面状に構成された弾性マットであり、左右の上部に装着用の係合フック6A,6Aが形成されている。そして、この係合フック6A,6Aを係止してコンタマット6の上部を支持するように、アッパパイプ5Aの上下方向に延びる左右の縦パイプ部5A1,5A1には、その内側へ突出して先端が上方に屈曲した支持ロッド5A2,5A2が溶接されている。
ここで、図1〜図3に示すように、シートバックフレーム5の上部内側には、ヘッドレスト4を装着するためのヘッドレストフレーム7が配設されている。このヘッドレストフレーム7は、正面視門形に屈曲形成されたパイプ材からなり、その左右方向に延びる部分の中央部7Aおよび上下方向に延びる左右の部分の下端部7Bは扁平に潰し加工されている(図3参照)。そして、ヘッドレストフレーム7の中央部7Aの前面には、左右一対のヘッドレストサポートブラケット7C,7Cが溶接されている。
ヘッドレストサポートブラケット7C,7Cは、ヘッドレストフレーム7の中央部7Aから上方に突出しており、その上部はシートバックフレーム5を構成するアッパパイプ5Aの横パイプ部5A3,5A3の前面に溶接されたガイドリング5A4,5A4内に挿通されている(図4参照)。そして、このようなヘッドレストサポートブラケット7C,7C内に、ヘッドレスト4の下部から突出する左右一対のヘッドレストステー4A,4Aが挿通されることで、ヘッドレスト4がヘッドレストフレーム7に着脱自在に装着されるようになっている(図1参照)。
ヘッドレストフレーム7に装着されたヘッドレスト4が車両用シートの着座者の頭部に向けて前上方に接近移動できるように、ヘッドレストフレーム7の両端部、すなわちヘッドレストフレーム7の左右部分の扁平な下端部7B,7Bは、シートバックフレーム5に対しガイド部8,8を介して上下方向に移動可能に連結されている(図3参照)。また、ヘッドレストフレーム7を定常位置に保持するように、ヘッドレストフレーム7の下端部7Bとシートバックフレーム5のサイドフレーム5B,5Bとの間には、引張ばね9,9が張設されている。
ガイド部8は、図3〜図7に示すように、シートバックフレーム5の上部を構成するアッパパイプ5Aの縦パイプ部5A1に溶接されたガイド板8Aと、ヘッドレストフレーム7の扁平な下端部7Bを貫通して装着される摺動ピン8Bとを備えている(図7参照)。
ガイド板8Aは、ヘッドレストフレーム7の扁平な下端部7Bの外側面に重なるガイド面8Cを有し、このガイド面8Cには上下方向に延びるガイド孔8Dが形成されている。一方、摺動ピン8Bは、ヘッドレストフレーム7の扁平な下端部7Bから外側に突出してガイド板8Aのガイド孔8Dを摺動自在に貫通している(図7参照)。そして、この摺動ピン8Bは、その内端部および外端部にそれぞれ止ねじS,Sで固定されたワッシャW,Wにより抜け止めされて装着されている。
ここで、図8に示すように、ガイド部8のガイド板8Aに形成されるガイド孔8Dは、ヘッドレストフレーム7の上方移動に伴ないヘッドレスト4(図1参照)が前上方に移動するように屈曲している。そして、このガイド孔8Dの摺動ピン8Bに対する嵌合幅は、ヘッドレストフレーム7の移動始端側である下端側より移動終端側である上端側で摺動抵抗が増大するように漸次減少している。すなわち、ガイド孔8Dの嵌合幅は、下端側では摺動ピン8Bが隙間をもって嵌合し、上端側では摺動ピン8Bが挟み込まれるように、クサビ状に漸次減少している。
一方、図1および図2に示すように、シートバック3を前後に傾動可能に枢支する枢軸2Aの近傍において、シートバックフレーム5の下部を構成するロアフレーム5Cの左右方向中央部の前面側には、作動力発生手段10が配設されている。この作動力発生手段10は、車両が追突を受けて車両用シートの着座者が反動により後方移動する際に、着座者の腰部の後方移動荷重を入力として作動力を発生する手段であり、着座者の腰部の後方移動荷重を受ける受圧板10Aと、この受圧板10Aを介して後方移動荷重が入力される作動力発生機構10Bとで構成されている。
受圧板10Aは、例えば長方形の合成樹脂板からなり、図9および図10に示すように、その上部の左右2箇所が連結リング10C,10Cを介してコンタマット6の横方向に延びるワイヤ6Bに吊持されている。一方、作動力発生機構10Bは、前側が開放された溝型断面形状の縦長の支持ブラケット10D上に構成されており、この支持ブラケット10Dは、背面板(符号省略)がスポット溶接などの手段によりロアフレーム5Cの前面に固定されている。
図11および図12に示すように、作動力発生機構10Bは、支持ブラケット10Dの左右の側壁10E,10Eの上部を貫通して装着された固定軸10Fと、左右の側壁10E,10Eの下部に形成された上下方向に延びるガイド孔10G,10Gを貫通して装着された可動軸10Hとを備えており、固定軸10Fには、固定ローラ10Jおよび上部リンク10Kの上端部が枢支され、可動軸10Hには可動ローラ10Lおよび下部リンク10Mの下端部が枢支されている。そして、上部リンク10Kの下端部と下部リンク10Mの上端部とが枢軸10Nを介して連結され、この枢軸10Nに受圧ローラ10Pが枢支されている。
ここで、図1〜図3に示すように、作動力発生手段10の作動力発生機構10Bに連携してヘッドレストフレーム7を上昇移動させる一対の引張ケーブル装置11,11が作動力伝達手段として設けられている。この引張ケーブル装置11,11は、前述した支持ブラケット10Dの上端部に屈曲形成されたケーブル止片10Q,10Q(図11、図12参照)にアウタシース11A,11Aの一端部が左右に並べて固定されている。
ケーブル止片10Q,10Qの向かって左側に一端部が固定された一方のアウタシース11Aの他端部は、向かって左側に配置されたガイド部8を構成するガイド板8Aの上端部に屈曲形成されたケーブル止片8E(図5、図6参照)に固定されており、その固定位置はガイド孔8Dの延長線上となっている。同様に、ケーブル止片10Q,10Qの向かって右側に一端部が固定された他方のアウタシース11Aの他端部は、向かって右側に配置されたガイド部8を構成するガイド板8Aの上端部に屈曲形成されたケーブル止片8E(図6参照)に固定されており、その固定位置はガイド孔8Dの延長線上となっている。
アウタシース11A,11A内に摺動自在に挿通されてその一端部から導出されたインナケーブル11B,11Bの一端部は、図13に模式的に示すように、作動力発生機構10Bを構成する固定ローラ10Jの前面側、受圧ローラ10Pの後面側および可動ローラ10Lの前面側を巻回して支持ブラケット10Dの背面板10Rに固定されている。
一方、アウタシース11A,11Aの他端部から導出されたインナケーブル11B,11Bの他端部には、図6および図7に示すように、それぞれ止着リング11Cが固定されており、この止着リング11Cは、ガイド部8を構成する摺動ピン8Bに対して止ねじSによりワッシャWと共に固定されている。
ここで、図14に示すように、一対の引張ケーブル装置11,11は、インナケーブル11B,11Bが引掛かることなく円滑に引き操作されるように、コンタマット6の背面側において相互にクロスする状態の緩い曲率で引き回されている。そして、この引張ケーブル装置11,11の上部は、シートバックフレーム5を構成するアッパパイプ5Aの横パイプ部5A3,5A3にそれぞれケーブルクリップ12,12を用いて止着されている。
以上のように構成された一実施形態の車両用シートでは、着座者がシートバック3に背中を寄り掛けた通常の着座姿勢において、ヘッドレスト4は着座者の頭部から若干後方に離れた位置に配置されている。このような通常の着座姿勢において、車両が追突を受けてその反動により着座者の腰部が後方移動すると、その後方移動荷重により、シートバック3に内蔵された作動力発生手段10の受圧板10Aが後方移動する。
受圧板10Aが後方移動すると、その直後方に配置された作動力発生機構10Bの受圧ローラ10Pが図13に示す定常位置から図15に示す作動位置まで押動され、これに連動して可動ローラ10Lが図15に示す下降位置まで移動する。その結果、引張ケーブル装置11,11の一端部からから引き出されて受圧ローラ10Pおよび可動ローラ10Lに巻回されたインナケーブル11B,11Bが大きく撓んで矢印方向に引張り操作される。
インナケーブル11B,11Bが引張り操作されると、その他端部に止着リング11Cを介して連結されたガイド部8の摺動ピン8Bがガイド孔8Dに沿って上方に移動し(図7、図8参照)、これに連動してヘッドレストフレーム7の左右両端部に位置する下端部7Bが引張ばね9,9に抗してバランス良く円滑に上方移動する(図4、図5参照)。その結果、ヘッドレストサポートブラケット7C,7Cがガイドリング5A4,5A4に案内されつつヘッドレストフレーム7と共に円滑に上方移動し、ヘッドレストサポートブラケット7C,7Cにヘッドレストステー4A,4Aを介して装着されるヘッドレスト4が着座者の頭部に向けて前上方に円滑かつ確実に瞬時に移動する。
その際、ガイド部8の摺動ピン8Bに対するガイド孔8Dの嵌合幅は、図8に示すように、ヘッドレストフレーム7の移動始端側である下端側より移動終端側である上端側で摺動抵抗が増大するようにクサビ状に漸次減少しているため、摺動ピン8Bは上方移動するにつれて移動速度が低下し、ガイド孔8Dの上端側では跳ね返りやガタつきが抑制される。このため、ヘッドレスト4は、ヘッドレストフレーム7と共に上方移動するにつれて移動速度が低下し、その移動終端側では跳ね返りやガタつきが抑制されて所期位置に確実に停止する。
このように、一実施形態の車両用シートによれば、車両が追突を受けた際に、ヘッドレストフレーム7と共にヘッドレスト4を着座者の頭部に向けて前上方に円滑かつ確実に瞬時に移動させ、その移動終端側の所期位置で跳ね返りやガタつきなく確実に停止させることができるため、着座者の頸部に加わる衝撃を確実に緩和することができる。
本発明の一実施形態に係る車両用シートの要部構造を示す斜視図である。 図1に示したシートバックの内部構造を示す斜視図である。 図2に示したシートバックの内部構造を示す正面図である。 図3に示したヘッドレストサポートブラケットの近傍の構造を示す斜視図である。 図3に示したガイド部を正面側から見た斜視図である。 図3に示したガイド部を背面側から見た斜視図である。 図3に示したガイド部の構造を示す断面図である。 図6に示したガイド孔の形状を示すガイド部の部分側面図である。 図1に示した作動力発生手段の受圧板を正面側から見た斜視図である。 図1に示した作動力発生手段の受圧板を背面側から見た斜視図である。 図1に示した作動力発生手段の作動力発生機構を正面側から見た斜視図である。 図1に示した作動力発生手段の作動力発生機構の正面図である。 図1に示した作動力発生手段の作動力発生機構の構造を模式的に示す側面図である。 図1に示した引張ケーブル装置の引き回し状況を示すシートバックフレームの上部の背面図である。 図13に示した作動力発生機構の作動状況を模式的に示す側面図である。
符号の説明
1 シートクッション
2 傾動機構
2A 枢軸
3 シートバック
4 ヘッドレスト
4A ヘッドレストステー
5 シートバックフレーム
5A アッパパイプ
5B サイドフレーム
5C ロアフレーム
6 コンタマット
7 ヘッドレストフレーム
7C ヘッドレストサポートブラケット
8 ガイド部
8A ガイド板
8B 摺動ピン
8C ガイド面
8D ガイド孔
10 作動力発生手段
10A 受圧板
10B 作動力発生機構
10D 支持ブラケット
10J 固定ローラ
10K 上部リンク
10L 可動ローラ
10M 下部リンク
10P 受圧ローラ
11 引張ケーブル装置(作動力伝達手段)
11A アウタシース
11B インナケーブル

Claims (2)

  1. シートバックにヘッドレストが装着される車両用シートであって、シートバック内には、ヘッドレストを装着するためのヘッドレストサポートブラケットを有し、かつ、ヘッドレストが着座者の頭部に向けて接近移動できるようにシートバックフレームに対しガイド部を介して移動可能に連結されたヘッドレストフレームと、着座者の後方移動荷重を入力として作動力を発生する作動力発生手段と、この作動力発生手段に連携して前記ヘッドレストフレームを移動させる作動力伝達手段とが設けられており、前記ガイド部は、ガイド孔を有するガイド板と、前記ガイド孔に移動自在に嵌合するピンとを備え、前記ガイド孔は、前記ピンに対する摺動抵抗が前記ヘッドレストフレームの移動始端側より移動終端側で増大するように構成されていることを特徴とする車両用シート。
  2. 請求項1に記載の車両用シートであって、前記ガイド孔は、前記ピンに対する嵌合幅が前記ヘッドレストフレームの移動始端側より移動終端側で減少するように構成されていることを特徴とする車両用シート。
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