JP2006006538A - ランドリー機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 主電源の投入操作を行うことなく、洗濯物情報を読取ることが可能な状態になるランドリー機器を提供すること。
【解決手段】 外蓋11が開放されることに基いてリーダーに駆動電源が供給され、リーダーが起動する。この外蓋11の開放状態で洗濯物が投入口8を通して回転槽4内に投入されたときにはリーダーが洗濯物の無線タグ素子から送信される洗濯物情報を読取る。この構成の場合、洗濯物情報を読取るときに操作パネル15の入キー18を操作することに基いて主電源を投入する必要がなくなるので、入キー18を操作する煩わしさが解消される。しかも、リーダーが主機能に大きく遅れて起動することがなくなるので、リーダーが起動するまで待つ煩わしさも解消される。
【選択図】 図1
【解決手段】 外蓋11が開放されることに基いてリーダーに駆動電源が供給され、リーダーが起動する。この外蓋11の開放状態で洗濯物が投入口8を通して回転槽4内に投入されたときにはリーダーが洗濯物の無線タグ素子から送信される洗濯物情報を読取る。この構成の場合、洗濯物情報を読取るときに操作パネル15の入キー18を操作することに基いて主電源を投入する必要がなくなるので、入キー18を操作する煩わしさが解消される。しかも、リーダーが主機能に大きく遅れて起動することがなくなるので、リーダーが起動するまで待つ煩わしさも解消される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、無線情報の受信機能を備えたランドリー機器に関する。
上記ランドリー機器には待機状態が継続することに基いて自動的に電源を遮断し、消費電力量を抑制するオートパワーオフ機能を備えたものがある。この構成の場合、洗濯物に無線タグ素子を装着し、無線タグ素子からランドリー機器にランドリー情報を無線送信することが提案されている。
特開2000−310476号公報
上記構成の場合、無線タグ素子からのランドリー情報を読取るには操作パネルの電源ボタンを操作することに基いて主電源を投入し、リーダーを起動する煩わしさがある。しかも、表示器およびスピーカ等の主機能が主電源の投入に基いて優先的に起動するので、リーダーが起動するまで待つ煩わしさもある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、主電源の投入操作を行うことなく外部からの無線情報を読取ることが可能な状態になるランドリー機器を提供することにある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、主電源の投入操作を行うことなく外部からの無線情報を読取ることが可能な状態になるランドリー機器を提供することにある。
請求項1記載のランドリー機器は、機内に物品を投入するための投入口を開閉する扉と、前記物品の無線送信部から送信される無線情報を読取る無線受信部と、前記扉が閉鎖状態から開放されたことを条件に前記無線受信部に駆動電源を供給する給電手段とを備え、前記無線受信部は前記投入口の内部を無線情報の受信領域に含むものであるところに特徴を有する。
請求項2記載のランドリー機器は、機内に物品を投入するための投入口を開閉する扉と、前記物品の無線送信部から送信される無線情報を読取る無線受信部と、前記扉が閉鎖状態から開放されたことを条件に有効化される操作手段と、前記操作手段が有効に操作されたことを条件に前記無線受信部に駆動電源を供給する給電手段とを備え、前記無線受信部は前記投入口の内部を無線情報の受信領域に含むものであるところに特徴を有する。
請求項1記載の手段によれば、扉が開放されることに基いて無線受信部に駆動電源が供給され、無線受信部が起動する。この扉の開放状態で物品が投入口を通して機内に投入されたときには無線受信部が物品の無線送信部から送信される無線情報を読取る。このため、無線情報を読取るときに操作パネルの電源ボタンを操作することに基いて主電源を投入する必要がなくなるので、電源ボタンを操作する煩わしさが解消される。しかも、無線受信部が表示器およびスピーカ等の主機能に遅れて起動することがなくなるので、無線受信部が起動するまで待つ煩わしさも解消される。
請求項2記載の手段によれば、扉が開放されることに基いて操作手段が有効化され、操作手段が有効状態で操作されたときには無線受信部が起動する。この扉の開放状態で物品が投入口を通して機内に投入されたときには無線受信部が物品の無線送信部から送信される無線情報を読取る。このため、無線情報を読取るときに操作パネルの電源ボタンを操作することに基いて主電源を投入する必要がなくなる。しかも、無線受信部が表示器およびスピーカ等の主機能に遅れて起動することがなくなるので、無線受信部が起動するまで待つ煩わしさも解消される。
<実施例1>
外箱1は下面が閉鎖された四角筒状をなすものであり、外箱1内には、図1に示すように、水受槽2が収納されている。この水受槽2は給水弁を通して水道水が注入されるものであり、水道水を洗濯水として受ける貯水容器として機能する。この給水弁は給水弁ソレノイド3(図3参照)を駆動源とするものであり、給水弁ソレノイド3がオンオフされることに基いて開閉される。水受槽2内には、図1に示すように、回転槽4が収納されており、回転槽4内には撹拌体が収納されている。この回転槽4は洗濯物を洗う洗い容器と洗濯物をすすぐすすぎ容器と洗濯物を脱水する脱水容器とを兼用するものであり、回転槽4には洗濯水が流通する複数の貫通孔6が形成されている。
外箱1は下面が閉鎖された四角筒状をなすものであり、外箱1内には、図1に示すように、水受槽2が収納されている。この水受槽2は給水弁を通して水道水が注入されるものであり、水道水を洗濯水として受ける貯水容器として機能する。この給水弁は給水弁ソレノイド3(図3参照)を駆動源とするものであり、給水弁ソレノイド3がオンオフされることに基いて開閉される。水受槽2内には、図1に示すように、回転槽4が収納されており、回転槽4内には撹拌体が収納されている。この回転槽4は洗濯物を洗う洗い容器と洗濯物をすすぐすすぎ容器と洗濯物を脱水する脱水容器とを兼用するものであり、回転槽4には洗濯水が流通する複数の貫通孔6が形成されている。
外箱1の上端部にはトップカバー7が固定されている。このトップカバー7は円筒状の投入口8を有するものであり、回転槽4内には投入口8を通して洗濯物が出入れされる。このトップカバー7には後蓋9が左右方向へ延びる水平な軸を中心に回動可能に装着されており、後蓋9には前蓋10が左右方向へ延びる水平な軸を中心に回動可能に装着されている。これら後蓋9および前蓋10は扉に相当する外蓋11を構成するものであり、投入口8は、図1に示すように、後蓋9が起立した開放状態に操作されることに基いて開放され、図2に示すように、後蓋9および前蓋10が水平に倒れた閉鎖状態に操作されることに基いて閉鎖される。
外箱1内には洗濯モータ12(図3参照)が固定されており、洗濯モータ12の回転軸には駆動機構を介して回転槽4および撹拌体が連結されている。この駆動機構は洗いモードおよび脱水モード間で状態が切換わるものであり、洗いモードでは洗濯モータ12の回転力が撹拌体に伝達されることに基いて撹拌体が単独回転し、脱水モードでは洗濯モータ12の回転力が回転槽4および撹拌体に伝達されることに基いて両者が同期回転する。この駆動機構は排水弁モータ13(図3参照)を駆動源とするものである。この排水弁モータ13は排水弁の駆動源を兼用するものであり、駆動機構は排水弁が開放および閉鎖されることに連動して脱水モードおよび洗いモードに切換わる。この排水弁は水受槽2内の貯留水を機外へ排出する排水路を開閉するものであり、脱水モードおよび洗いモードでは排水路が自動的に開放および閉鎖される。
トップカバー7の前端部には電装室が形成されており、電装室内には、図1に示すように、プリント配線基板に相当する制御基板14が収納されている。この電装室は上面が開口する空間状をなすものであり、電装室の上面には操作パネル15が固定されている。この操作パネル15は電装室の上面を閉鎖するカバーとして機能するものであり、操作パネル15には洗濯コースキー16・スタートキー17・入キー18・切キー19が装着されている。これら洗濯コースキー16・スタートキー17・入キー18・切キー19の下方には洗濯コーススイッチ20(図3参照)・スタートスイッチ21(図3参照)・入スイッチ22(図4参照)・切スイッチ23(図4参照)が配置されている。これら洗濯コーススイッチ20〜切スイッチ23は制御基板14に搭載された自己復帰形のプッシュスイッチからなるものであり、上方の洗濯コースキー16〜切キー19を介して操作される。
制御基板14には、図3に示すように、マイクロコンピュータを主体に構成された運転制御回路24が搭載されている。この運転制御回路24はCPU25・ROM26・RAM27を有するものであり、洗濯コーススイッチ20の操作内容に応じて洗濯コースを設定し、給水弁ソレノイド3・洗濯モータ12・排水弁モータ13を洗濯コースの設定結果に応じたパターンで駆動制御することに基いて洗濯運転を実行する。この処理は運転制御回路24のCPU25がROM26に記録された運転制御プログラムに基いて実行するものであり、RAM27はワークエリアとして機能する。
操作パネル15には、図1に示すように、運転情報表示器28が固定されている。この運転情報表示器28は液晶表示器からなるものであり、運転制御回路24は洗濯コースの設定結果および残り洗濯時間等の運転情報を運転情報表示器28に表示する。
制御基板14には、図3に示すように、通信制御回路29が搭載されている。この通信制御回路29はマイクロコンピュータを主体に構成されたものであり、CPU30・ROM31・RAM32を有している。この通信制御回路29は送信回路33を駆動制御することに基いてキャリア信号を変調し、キャリア信号の変調結果をアンテナ34から質問信号として発振するものである。この処理は通信制御回路29のCPU30がROM31に記録された通信制御プログラムに基いて行うものであり、RAM32はワークエリアとして機能する。
制御基板14には、図3に示すように、通信制御回路29が搭載されている。この通信制御回路29はマイクロコンピュータを主体に構成されたものであり、CPU30・ROM31・RAM32を有している。この通信制御回路29は送信回路33を駆動制御することに基いてキャリア信号を変調し、キャリア信号の変調結果をアンテナ34から質問信号として発振するものである。この処理は通信制御回路29のCPU30がROM31に記録された通信制御プログラムに基いて行うものであり、RAM32はワークエリアとして機能する。
通信制御回路29のアンテナ34は、図5に示すように、アンテナ線をループ状に巻回してなるものであり、投入口8の外周面に装着されている。このアンテナ34は無線タグ素子35から発振される応答信号を受信するものであり、アンテナ34の受信領域は洗濯物の投入方向に対して厚みを持つ3次元的に設定され、投入口8の内周部の全域に設定されている。この無線タグ素子35は洗濯物に装着された無線送信部に相当するものであり、図3に示すように、アンテナ36・電源回路37・制御回路38・メモリ39を有している。
無線タグ素子35のアンテナ36は投入口8を通過するときに通信制御回路29のアンテナ34に磁気的に結合するものであり、アンテナ36の大きさWは、図5に示すように、アンテナ34の高さ寸法Hに比べて小さく設定されている。この無線タグ素子35のアンテナ36は通信制御回路29のアンテナ34から送信されるキャリア信号を磁気的に受信するものであり、電源回路37はアンテナ36が受信したキャリア信号を整流平滑することに基いて無線タグ素子35の駆動電源を生成する。即ち、無線タグ素子35は洗濯機側のアンテナ34から電源が非接触で送信されるものである。
無線タグ素子35の制御回路38はアンテナ36が受信したキャリア信号を復調することに基いて通信制御回路29からの質問内容を認識し、メモリ39から洗濯物情報を検出するものであり、洗濯物情報の検出結果に基いて応答信号を生成し、アンテナ36から通信制御回路29のアンテナ34へ応答信号を発振することに基いて質問内容に答える。
図6は無線タグ素子35のメモリ39に記録された洗濯物情報を示すものであり、メモリ39には洗濯物情報として識別データ・衣類データ・布質データ・色合いデータ・注意データが記録されている。識別データとは洗濯物を特定する識別コードを称し、衣類データとはセーターおよびズボン等の衣類の種類を称する。布質データとはカシミアおよび綿等の布の種類を称し、色合いデータとは赤および白等の洗濯物の色合いを称し、注意データとは色落ち注意およびドライクリーニング等の洗濯を行うときの注意事項を称する。
図6は無線タグ素子35のメモリ39に記録された洗濯物情報を示すものであり、メモリ39には洗濯物情報として識別データ・衣類データ・布質データ・色合いデータ・注意データが記録されている。識別データとは洗濯物を特定する識別コードを称し、衣類データとはセーターおよびズボン等の衣類の種類を称する。布質データとはカシミアおよび綿等の布の種類を称し、色合いデータとは赤および白等の洗濯物の色合いを称し、注意データとは色落ち注意およびドライクリーニング等の洗濯を行うときの注意事項を称する。
制御基板14には、図3に示すように、受信回路40が搭載されている。この受信回路40はアンテナ34の受信信号を復調するものであり、通信制御回路29は受信回路40の復調結果に基いて無線タグ素子35からの応答内容を認識する。即ち、通信制御回路29と送信回路33とアンテナ34と受信回路40は無線タグ素子35からの洗濯物情報を読取るリーダー41を構成するものであり、リーダー41は無線受信部に相当する。
操作パネル15には、図7に示すように、読取表示部42が形成されており、制御基板14には読取表示部42の下方に位置して複数のLED43(図3参照)が搭載されている。この読取表示部42は、図7に示すように、「タグ読取中」と記された透光性の文字図柄を称するものであり、通信制御回路29は複数のLED43を発光させることに基いて読取表示部42を下方から照明し、リーダー41が洗濯物情報を読取ることが可能な有効状態にあることを報知する。即ち、読取表示部42およびLED43は報知器44を構成するものである。
トップカバー7の側面には、図1に示すように、スロット45が固定されており、スロット45には無線カード46が電気的および機械的に接続されている。この無線カード46は、図3に示すように、通信制御回路29が取得した洗濯物情報をパーソナルコンピュータ47に無線送信するものであり、パーソナルコンピュータ47は無線カード46からの洗濯物情報を処理することに基いて洗濯情報を設定し、メモリに格納する。このパーソナルコンピュータ47は無線カード46を介して運転制御回路24と双方向で通信を行う外部機器に相当するものであり、運転制御回路24は洗濯運転の開始前にパーソナルコンピュータ47から無線カード46を介して洗濯情報を取得し、洗濯情報の取得結果を運転情報表示器28にすることに基いて使用者に報知する。
制御基板14には、図4に示すように、電源回路48が搭載されており、常開形の入スイッチ22および常閉形の切スイッチ23は電源回路48の給電路に電気的に介在されている。この電源回路48は商用交流電源49に基いて給水弁ソレノイド3・洗濯モータ12・排水弁モータ13・運転制御回路24・リーダー41・LED43等の全ての電気部品の駆動電源を生成するものであり、入スイッチ22が入キー18を介して操作されたときには電源回路48の給電路が閉成され、電源回路48から運転制御回路24および通信制御回路29に駆動電源が供給されることに基いて運転制御回路24および通信制御回路29が起動する。
電源回路48の給電路にはドアスイッチ50が電気的に介在されている。このドアスイッチ50はトップカバー7内に固定された自己復帰形のプッシュスイッチからなるものであり、外蓋11の閉成状態および開放状態ではドアスイッチ50の押ボタンが後蓋9の操作部から離間することに基いて通常位置に保持される。このドアスイッチ50は押ボタンの通常位置で電源回路48の給電路を開放するものであり、外蓋11の半開放状態では押ボタンが後蓋9の操作部によって押込操作されることに基いて押込位置に移動し、ドアスイッチ50が電源回路48の給電路を閉成する。すると、電源回路48から運転制御回路24および通信制御回路29に駆動電源が供給されることに基いて運転制御回路24および通信制御回路29が起動する。即ち、ドアスイッチ50は外蓋11が閉鎖状態から開放される途中で瞬間的にオンされるものであり、外蓋11が閉鎖状態から開放されたことを条件にリーダー41に駆動電源を供給する給電手段に相当する。
電源回路48の給電路には電源リレー51の常開接点52が電気的に介在されており、運転制御回路24は電源リレー51のコイル53を励磁することに基いて接点52を閉成し、運転制御回路24および通信制御回路29の駆動電源を確保する。この状態で切スイッチ23が切キー19を介して操作されたときには電源回路48の給電路が開放されることに基いてコイル53が消弧され、運転制御回路24および通信制御回路29が駆動停止する。即ち、入スイッチ22および切スイッチ23は洗濯機の主電源をオンオフするものである。
トップカバー7には、図1に示すように、凹部54が形成されている。この凹部54内には操作手段に相当するリセットボタン55が装着されており、外蓋11は、図2に示すように、閉鎖状態でリセットボタン55を操作不能および認識不能に隠し、図1に示すように、開放状態でリセットボタン55を操作可能および認識可能に露出させる。このリセットボタン55はスプリングのばね力で通常位置に保持されたものであり、通常位置から下方へ押込操作されることに基いて押込位置へ移動し、操作力が除去されることに基いてスプリングのばね力で押込位置から通常位置に自己復帰する。このリセットボタン55は外蓋11の閉鎖状態で外蓋11から離間するものであり、外蓋11の閉鎖状態ではスプリングのばね力で通常位置に保持される。
リセットボタン55はドアスイッチ50の押ボタンに機械的に連結されており、リセットボタン55が通常位置から押込位置に押込操作されたときにはドアスイッチ50の押ボタンが通常位置から押込位置に操作される。すると、ドアスイッチ50が開放状態から閉成状態に復帰し、電源回路48の給電路が開放されているときには閉鎖される。即ち、リセットボタン55は外蓋11が閉鎖状態から開放されたことを条件に機械的に有効化されるものであり、運転制御回路24および通信制御回路29にはリセットボタン55が有効に操作されたことを条件に電源回路48から駆動電源が供給される。
次に上記構成の作用について説明する。
外蓋11の閉鎖状態ではドアスイッチ50が開放状態に保持されている。この外蓋11が閉鎖状態から開放状態に操作されたときにはドアスイッチ50が外蓋11の開放途中で閉成状態になり、運転制御回路24および通信制御回路29に駆動電源が供給されることに基いて運転制御回路24および通信制御回路29が起動し、運転制御プログラムおよび通信制御プログラムをスタートさせる。これら運転制御回路24および通信制御回路29は入キー18を操作することでも起動するものであり、入キー18が操作されたときには外蓋11の状態に拘らず入スイッチ22が閉成状態になり、運転制御回路24および通信制御回路29に駆動電源が供給されることに基いて運転制御回路24および通信制御回路29が起動し、運転制御プログラムおよび通信制御プログラムをスタートさせる。
外蓋11の閉鎖状態ではドアスイッチ50が開放状態に保持されている。この外蓋11が閉鎖状態から開放状態に操作されたときにはドアスイッチ50が外蓋11の開放途中で閉成状態になり、運転制御回路24および通信制御回路29に駆動電源が供給されることに基いて運転制御回路24および通信制御回路29が起動し、運転制御プログラムおよび通信制御プログラムをスタートさせる。これら運転制御回路24および通信制御回路29は入キー18を操作することでも起動するものであり、入キー18が操作されたときには外蓋11の状態に拘らず入スイッチ22が閉成状態になり、運転制御回路24および通信制御回路29に駆動電源が供給されることに基いて運転制御回路24および通信制御回路29が起動し、運転制御プログラムおよび通信制御プログラムをスタートさせる。
運転制御回路24は運転制御プログラムをスタートさせると、図8のステップS1で電源リレー51のコイル53を励磁することに基いて運転制御回路24および通信制御回路29の駆動電源を確保する。そして、ステップS2へ移行し、通信制御回路29に読込み開始指令を送信する。この読込み開始指令は洗濯物情報の読取り処理を許可するものであり、通信制御回路29は読込み開始指令を検出することに基いて洗濯物情報の読取り処理を開始する。
運転制御回路24はステップS2で読取り開始指令を送信すると、ステップS3でタイマTを「0」にリセットする。このタイマTは洗濯コーススイッチ20およびスタートスイッチ21の非操作時間を計測するものであり、運転制御回路24はタイマTをリセットしたときにはタイマTをスタートさせる。
運転制御回路24はステップS3でタイマTをスタートさせると、ステップS4で洗濯コーススイッチ20の操作状態を判断する。ここで洗濯コーススイッチ20の非操作を検出したときにはステップS5へ移行し、リレーオフ要求信号の有無を判断する。このリレーオフ要求信号は通信制御回路29が電源リレー51のオフを運転制御回路24に要求するものであり、運転制御回路24はステップS5でリレーオフ要求信号を検出したときにはステップS14へ移行し、電源リレー51のコイル53を消弧することに基いて電源回路48の給電路を開放する。即ち、洗濯コーススイッチ20およびスタートスイッチ21が操作される前に通信制御回路29からリレーオフ要求信号が出力されたときには主電源が自動的に遮断され、運転制御回路24および通信制御回路29が停止する。
運転制御回路24はステップS3でタイマTをスタートさせると、ステップS4で洗濯コーススイッチ20の操作状態を判断する。ここで洗濯コーススイッチ20の非操作を検出したときにはステップS5へ移行し、リレーオフ要求信号の有無を判断する。このリレーオフ要求信号は通信制御回路29が電源リレー51のオフを運転制御回路24に要求するものであり、運転制御回路24はステップS5でリレーオフ要求信号を検出したときにはステップS14へ移行し、電源リレー51のコイル53を消弧することに基いて電源回路48の給電路を開放する。即ち、洗濯コーススイッチ20およびスタートスイッチ21が操作される前に通信制御回路29からリレーオフ要求信号が出力されたときには主電源が自動的に遮断され、運転制御回路24および通信制御回路29が停止する。
運転制御回路24はステップS5でリレーオフ要求信号がないことを検出すると、ステップS6でタイマTの現在の計測値を運転終了値(具体的には「10分」)と比較する。この運転終了値は運転制御回路24のROM26に記録されたものであり、運転制御回路24はステップS6で「T≧運転終了値」を検出したときにはステップS14へ移行し、電源リレー51のコイル53を消弧する。即ち、主電源の投入から設定時間が経過しても洗濯コーススイッチ20およびスタートスイッチ21が操作されないときには主電源が自動的に遮断され、運転制御回路24および通信制御回路29が停止する。
運転制御回路24はステップS4で洗濯コーススイッチ20が操作されたことを検出すると、ステップS7で洗濯コースを設定する。この洗濯コースは洗濯コーススイッチ20の操作内容に応じて設定されるものであり、運転制御回路24は洗濯コースを標準コース・つけおきコース・スピーディコース・ドライコースのうちから選択する。
運転制御回路24はステップS7で洗濯コースを設定すると、ステップS8で通信制御回路29に読込み停止指令を送信する。この読込み停止指令は洗濯物情報の読取り処理を終えることを指令するものであり、通信制御回路29は読込み停止指令を検出することに基いて洗濯物情報の読取り処理を終える。
運転制御回路24はステップS7で洗濯コースを設定すると、ステップS8で通信制御回路29に読込み停止指令を送信する。この読込み停止指令は洗濯物情報の読取り処理を終えることを指令するものであり、通信制御回路29は読込み停止指令を検出することに基いて洗濯物情報の読取り処理を終える。
運転制御回路24はステップS8で読込み停止指令を送信すると、ステップS9でパーソナルコンピュータ47にデータ要求信号を送信する。このデータ要求信号は洗濯情報の送信をパーソナルコンピュータ47に要求するものであり、パーソナルコンピュータ47はデータ要求信号を受信することに基いてメモリから洗濯情報を検出し、洗濯情報の検出結果を運転制御回路24に送信する。
運転制御回路24はステップS9でデータ要求信号を送信すると、ステップS10で洗濯情報の有無を判断する。ここで洗濯情報を検出したときにはステップS11へ移行し、運転情報表示器28に洗濯情報の検出結果を表示する。例えば洗濯物としてカシミアの衣類が投入されているときにはパーソナルコンピュータ47が無線タグ素子35からの洗濯物情報に基いて洗濯情報「カシミアのセーターはドライクリーニングして下さい」を設定しており、運転情報表示器28に洗濯情報「カシミアのセーターはドライクリーニングして下さい」が表示される。従って、使用者は運転情報表示器28の表示内容に基いて回転槽4内に不適切な洗濯物が投入されていることを認識できるので、回転槽4内から不適切な洗濯物を取出したり、洗濯コースを再設定する等の処置を行うことができる。
運転制御回路24はステップS12へ移行すると、スタートスイッチ21の操作状態を判断する。ここでスタートスイッチ21の非操作を検出したときにはステップS13でタイマTの現在の計測値を運転終了値と比較する。ここで「T≧運転終了値」を検出したときにはステップS14へ移行し、電源リレー51のコイル53を消弧することに基いて電源回路48の給電路を開放する。即ち、主電源の投入から設定時間が経過してもスタートスイッチ21が操作されないときには主電源が自動的に遮断され、運転制御回路24および通信制御回路29が停止する。
運転制御回路24はステップS12でスタートスイッチ21が操作されたことを検出すると、ステップS15で給水弁ソレノイド3・洗濯モータ12・排水弁モータ13を洗濯コースの設定結果に応じたパターンで駆動制御し、洗濯運転を実行する。この洗濯運転の終了後にはステップS14で電源リレー51のコイル53を消弧することに基いて電源回路48の給電路を開放する。即ち、洗濯運転の終了後には主電源が自動的に遮断され、運転制御回路24および通信制御回路29が停止する。
通信制御回路29は通信制御プログラムをスタートさせると、図9のステップS21で読取り開始指令の有無を判断する。この読取り開始指令は運転制御回路24が運転制御プログラムをスタートさせることに基いて図8のステップS2で出力するものであり、通信制御回路29はステップS21で読込み開始指令を検出したときにはステップS22へ移行する。
通信制御回路29はステップS22へ移行すると、タイマTを「0」にリセットする。このタイマTは洗濯物情報の未検出時間を計測するものであり、通信制御回路29はタイマTをリセットしたときにはスタートさせる。そして、ステップS23で複数のLED43を点滅させることに基いて読取表示部42を断続的に照明し、洗濯物情報が読取り可能であることを使用者に報知する。
通信制御回路29はステップS23で読取表示部42の点滅を開始すると、ステップS24で洗濯物情報の有無を判断する。例えば使用者が洗濯物を投入口8から回転槽4内に投入したときには洗濯物の無線タグ素子35からリーダー41に洗濯物情報が送信され、通信制御回路29はステップS24で洗濯物情報を検出する。そして、ステップS25へ移行し、洗濯物情報の検出結果をパーソナルコンピュータ47に無線カード46を通して転送する。この洗濯物情報の転送処理を終えたときにはステップS26でタイマTを「0」にリセットし、ステップS27でタイマTをスタートさせる。
通信制御回路29はステップS24で洗濯物情報がないことを検出すると、ステップS28でタイマTの現在の計測値を読取終了値(具体的には「5分」)と比較する。この読取終了値は通信制御回路29のROM30に記録されたものであり、通信制御回路29はステップS28で「T≧読取終了値」を検出したときにはステップS29へ移行する。
通信制御回路29はステップS29へ移行すると、複数のLED43を駆動停止することに基いて読取表示部42を点滅停止させ、洗濯物情報が読取り不能であることを使用者に報知する。そして、ステップS30へ移行し、運転制御回路24にリレーオフ要求信号を送信する。すると、運転制御回路24が図8のステップS5でリレーオフ要求信号を検出し、ステップS14で電源リレー51をオフする。
通信制御回路29はステップS29へ移行すると、複数のLED43を駆動停止することに基いて読取表示部42を点滅停止させ、洗濯物情報が読取り不能であることを使用者に報知する。そして、ステップS30へ移行し、運転制御回路24にリレーオフ要求信号を送信する。すると、運転制御回路24が図8のステップS5でリレーオフ要求信号を検出し、ステップS14で電源リレー51をオフする。
即ち、使用者が洗濯物を回転槽4内に投入する目的で外蓋11を開放操作したときには運転制御回路24および通信制御回路29が起動し、リーダー41が自動的に読取り可能状態になる。この外蓋11の開放状態で洗濯物が回転槽4内に継続的に投入されないときには洗濯物情報の未受信時間Tが読取終了値に到達し、主電源が自動的に遮断される。この主電源の遮断状態でリセットボタン55が操作されたときには電源回路48の給電路が閉成され、運転制御回路24および通信制御回路29が起動する。そして、運転制御回路24および通信制御回路29が図8の運転制御プログラムおよび図9の通信制御プログラムを先頭からスタートさせるので、通信制御回路29が読取り可能状態に復帰する。
通信制御回路29は図9のステップS28でタイマTの現在の計測値が読取終了値に到達していないことを検出すると、ステップS31で読取り停止指令の有無を判断する。この読取り停止指令は運転制御回路24が洗濯コーススイッチ20の操作を検出することに基いて図8のステップS8で出力するものであり、通信制御回路29は図9のステップS31で読取り停止指令を検出したときにはステップS32で複数のLED43を発光停止させ、読取表示部42を点滅停止させる。そして、ステップS21に復帰し、読取り開始指令の出力を待つスリープ状態に移行する。即ち、洗濯物情報の読取り処理は洗濯コーススイッチ20が操作されることに基いて強制的に終了するものであり、読取り処理の停止時には読取表示部42が点滅停止することに基いて洗濯物情報が読取り不能であることが使用者に報知される。
上記第1実施例によれば、外蓋11が開放されることに基いてリーダー41を起動した。このため、無線タグ素子35からの洗濯物情報を読取るためだけに操作パネル15の入キー18を操作することに基いて主電源をわざわざ投入する煩わしさが解消されるので、使い勝手が向上する。しかも、通信制御回路29が運転情報表示器28に遅れて起動することがなくなるので、通信制御回路29が起動するまで待つ煩わしさも解消される。
リーダー41の検出領域を投入口8の内部に設定したので、洗濯物を投入口8内に投入する通常操作で洗濯物情報を検出することができる。このため、洗濯物をわざわざリーダー41に近付ける手間が不要になるので、使い勝手が向上する。
リーダー41が無線タグ素子35からの洗濯物情報を受信しないまま設定時間が経過したときには主電源を自動的に遮断した。即ち、リーダー41が洗濯物情報を検出したときには主電源を設定時間だけ供給し、リーダー41がパーソナルコンピュータ47に洗濯物情報を転送してから設定時間が経過するまで主電源を遮断しないようにしたので、消費電力量が低減される。しかも、主電源が自動的に遮断されたときにはリセットボタン55が操作されることに基いて主電源を復旧させた。このため、外蓋11を開放状態から閉鎖状態に操作した後に再び開放操作する手間が不要になるので、使い勝手が向上する。
リーダー41が無線タグ素子35からの洗濯物情報を受信しないまま設定時間が経過したときには主電源を自動的に遮断した。即ち、リーダー41が洗濯物情報を検出したときには主電源を設定時間だけ供給し、リーダー41がパーソナルコンピュータ47に洗濯物情報を転送してから設定時間が経過するまで主電源を遮断しないようにしたので、消費電力量が低減される。しかも、主電源が自動的に遮断されたときにはリセットボタン55が操作されることに基いて主電源を復旧させた。このため、外蓋11を開放状態から閉鎖状態に操作した後に再び開放操作する手間が不要になるので、使い勝手が向上する。
リーダー41の通信制御回路29から運転制御回路24にリレーオフ要求信号を送信し、運転制御回路24がリレーオフ要求信号を検出することに基いて主電源を遮断する構成とした。このため、通信制御回路29がパーソナルコンピュータ47に対する洗濯物情報の転送を終えてから主電源が遮断されるようになるので、洗濯物情報の転送途中で主電源が遮断されることに基いて洗濯物が消失することが防止される。
リーダー41のアンテナ34の高さ寸法Hを無線タグ素子35のアンテナ36の大きさWに比べて大きく設定し、リーダー41の受信領域の長さ寸法を無線タグ素子35の長さ以上に設定した。このため、洗濯物を投入口8内に投入するときに無線タグ素子35のアンテナ36の全てがリーダー41のアンテナ34に対向する瞬間が生成されるようになるので、リーダー41が無線タグ素子35からの洗濯物情報を受信できる確度が高まる。
操作パネル15の読取表示部42を照明することに基いてリーダー41が有効状態にあることを使用者に報知したので、使用者が安心感を持って洗濯物を投入することができるようになる。
<実施例2>
制御基板14には、図10に示すように、ループ状のアンテナ34およびグランドパターン55が形成されている。このアンテナ34は制御基板14に印刷されたアンテナパターンからなるものであり、アンテナ34の検出領域は投入口8の内周部の全域に設定されている。
<実施例2>
制御基板14には、図10に示すように、ループ状のアンテナ34およびグランドパターン55が形成されている。このアンテナ34は制御基板14に印刷されたアンテナパターンからなるものであり、アンテナ34の検出領域は投入口8の内周部の全域に設定されている。
上記第2実施例によれば、リーダー41のアンテナ34を制御基板14に印刷した。このため、投入口8の外周面にループ状のアンテナ34を装着する必要がなくなるので、スペース的に有利になる。
上記第1〜第2実施例においては、無線タグ素子35およびリーダー41として磁気信号を使用するものを例示したが、これに限定されるものではなく、例えば電波信号・光信号を利用するものを使用しても良い。この場合には、本発明の第3実施例を示す図11のように、制御基板14に棒状のアンテナ34を配線パターンで形成すると良い。このアンテナ34の長さ寸法Hは「1/4」波長に設定することが好ましく、例えば周波数が「2.45GHz」のときには長さ寸法Hが「約3cm」になる。
上記第1〜第2実施例においては、無線タグ素子35およびリーダー41として磁気信号を使用するものを例示したが、これに限定されるものではなく、例えば電波信号・光信号を利用するものを使用しても良い。この場合には、本発明の第3実施例を示す図11のように、制御基板14に棒状のアンテナ34を配線パターンで形成すると良い。このアンテナ34の長さ寸法Hは「1/4」波長に設定することが好ましく、例えば周波数が「2.45GHz」のときには長さ寸法Hが「約3cm」になる。
上記第1〜第3実施例においては、操作パネル15の読取表示部42を照明することに基いてリーダー41が有効状態にあることを使用者に報知したが、これに限定されるものではなく、例えば本発明の第4実施例を示す図12のように、操作パネル15のLED56を発光させることに基いてリーダー41が有効状態にあることを使用者に報知したり、スピーカから音声を出力することに基いてリーダー41が有効状態にあることを使用者に報知しても良い。
上記第1〜第4実施例においては、リーダー41が有効状態にあることを使用者に報知したが、これに限定されるものではなく、例えば通信制御回路29が無線タグ素子35からの洗濯物情報を受信する毎に読取表示部42等を所定パターンで駆動し、使用者に洗濯物情報を検出したことを報知しても良い。
上記第1〜第4実施例においては、リセットボタン55をトップカバー7の上面に配置したが、これに限定されるものではなく、例えばトップカバー8の内周部に配置しても良い。この場合、使用者が洗濯物を投入口8内に投入するときにリセットボタン55を手の甲等で容易に操作することができるので、使い勝手が一層向上する。
上記第1〜第4実施例においては、リセットボタン55をトップカバー7の上面に配置したが、これに限定されるものではなく、例えばトップカバー8の内周部に配置しても良い。この場合、使用者が洗濯物を投入口8内に投入するときにリセットボタン55を手の甲等で容易に操作することができるので、使い勝手が一層向上する。
上記第1〜第4実施例においては、操作手段として外蓋11の開放操作に基いて操作可能に有効化されるリセットボタン55を例示したが、これに限定されるものではなく、例えば外蓋11の開放操作に基いて電気的に有効化される読取りスイッチを操作パネル15に装着し、外蓋11の開放状態で読取りスイッチが操作されたときには運転制御回路24および通信制御回路29を起動する構成としても良い。
上記第1〜第4実施例においては、ドアスイッチ50を外蓋11の開放操作に連動してオンすることに基いて電源回路48の給電路を閉成したが、これに限定されるものではなく、例えばドアスイッチ50と外蓋11との機械的な連動関係を廃止しても良い。即ち、外蓋11が閉鎖状態から開放されることに基いてリセットボタン55を操作可能に開放し、リセットボタン55が操作されたことに基いて電源回路48の給電路を閉成しても良い。この構成の場合、無線タグ素子35からの洗濯物情報を読取るときに操作パネル15の入キー18を操作することに基いて主電源を投入する必要がなくなる。しかも、通信制御回路29が運転情報表示器28に遅れて起動することがなくなるので、通信制御回路29が起動するまで待つ煩わしさも解消される。
上記第1〜第4実施例においては、運転制御回路24が入スイッチ22の閉成に基づく起動時およびドアスイッチ50の閉成に基づく起動時で同一の処理を行う構成としたが、これに限定されるものではなく、例えば運転制御回路24の処理内容を入スイッチ22の閉成に基づく起動時およびドアスイッチ50の閉成に基づく起動時で相違させても良い。この場合、入スイッチ22の閉成に基づく起動時には通信制御回路29に読取り開始指令を送信することなく洗濯コーススイッチ20の操作状態を監視し、ドアスイッチ50の閉成に基づく起動時には洗濯コーススイッチ20の操作状態を監視することなく通信制御回路29に読取り開始指令を送信すると良い。
上記第1〜第4実施例においては、外蓋11が開放されることに基いて運転制御回路24および通信制御回路29の双方を起動したが、これに限定されるものではなく、例えば通信制御回路29だけを起動しても良い。
上記第1〜第4実施例においては、通信制御回路29が外部機器47に洗濯物情報の検出結果を転送する構成としたが、これに限定されるものではなく、運転制御回路24に転送し、運転制御回路24が不揮発性メモリに洗濯物情報の転送結果を記録する構成としても良い。
上記第1〜第4実施例においては、通信制御回路29が外部機器47に洗濯物情報の検出結果を転送する構成としたが、これに限定されるものではなく、運転制御回路24に転送し、運転制御回路24が不揮発性メモリに洗濯物情報の転送結果を記録する構成としても良い。
上記第1〜第4実施例においては、洗濯物を水流で洗う縦形洗濯機に本発明を適用したが、これに限定されるものではなく、例えば洗濯物を叩き洗いするドラム式洗濯機に適用しても良い。
上記第1〜第4実施例においては、本発明を洗濯機に適用したが、これに限定されるものではなく、衣類乾燥機に適用しても良い。
上記第1〜第4実施例においては、本発明を洗濯機に適用したが、これに限定されるものではなく、衣類乾燥機に適用しても良い。
8は投入口、11は外蓋(扉)、14は制御基板(プリント配線基板)、34はアンテナ、35は無線タグ素子(無線送信部)、41はリーダー(無線受信部)、44は報知部、50はドアスイッチ(給電手段)、55はリセットボタン(操作手段)を示している。
Claims (6)
- 機内に物品を投入するための投入口を開閉する扉と、
前記物品の無線送信部から送信される無線情報を読取る無線受信部と、
前記扉が閉鎖状態から開放されたことを条件に前記無線受信部に駆動電源を供給する給電手段とを備え、
前記無線受信部は、前記投入口の内部を無線情報の受信領域に含むものであることを特徴とするランドリー機器。 - 機内に物品を投入するための投入口を開閉する扉と、
前記物品の無線送信部から送信される無線情報を読取る無線受信部と、
前記扉が閉鎖状態から開放されたことを条件に有効化される操作手段と、
前記操作手段が有効に操作されたことを条件に前記無線受信部に駆動電源を供給する給電手段とを備え、
前記無線受信部は、前記投入口の内部を無線情報の受信領域に含むものであることを特徴とするランドリー機器。 - 前記無線受信部のアンテナは、プリント配線基板に印刷されたアンテナパターンから構成されていることを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載のランドリー機器。
- 前記無線受信部の受信領域は、前記物品の投入方向に沿う長さ寸法が前記無線送信部の長さ以上に設定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のランドリー機器。
- 前記無線受信部は、無線情報の未受信時間が所定値に到達することに基いて駆動電源が遮断されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のランドリー機器。
- 前記無線受信部が駆動していることを使用者に報知する報知部を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のランドリー機器。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012105694A (ja) * | 2010-11-15 | 2012-06-07 | Panasonic Corp | 洗浄機器 |
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2004
- 2004-06-24 JP JP2004186523A patent/JP2006006538A/ja active Pending
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