JP2006005671A - 折畳み機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】折畳まれた状態で機器全体の厚みが厚く見えないようにしつつ、第2の筺体の先端と第1の筺体の先端との間に生じる隙間を小さくすることのできる折畳み機器を実現する。
【解決手段】第1の筐体2の表面7を、面7a、傾斜面7b、および平面7cで構成し、凹曲面とする。第2の筐体4の表面8を、平面8aおよび傾斜面8bから構成し、凸曲面とする。携帯電話機1を折畳んだ状態で、対峙する第1の筐体2の凹曲面と第2の筐体4の凸曲面とを噛み合わせる。
【選択図】図1
【解決手段】第1の筐体2の表面7を、面7a、傾斜面7b、および平面7cで構成し、凹曲面とする。第2の筐体4の表面8を、平面8aおよび傾斜面8bから構成し、凸曲面とする。携帯電話機1を折畳んだ状態で、対峙する第1の筐体2の凹曲面と第2の筐体4の凸曲面とを噛み合わせる。
【選択図】図1
Description
本発明は、折畳み可能な携帯電話機などの折畳み機器に関するものである。
従来、ヒンジを介して2つの筐体が開閉自在に連結された折り畳み型の携帯電話機が広く普及している。このタイプの携帯電話機では、一般的に、一方の筐体に表示部、カメラやレシーバなどが設けられ、他方の筐体には、操作ボタンやマイクなどが設けられている。近年、折畳み式携帯電話機がますます普及し、ヒンジ部においては互いに独立して回転する2つの回転軸を備えた折り畳み型の携帯電話機が出現し始めている。例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3がある。
特許文献1によれば、両筺体を折畳むための第1の回転軸と、第1の回転軸と直交して設けられた第2回転軸とを備え、第2回転軸を中心に上筐体を180度反転して折畳むと、画像表示部が視認可能になり、受信待機状態で開閉動作なしに画面を見ることができる。また、ゲーム等がスペースをとらずにできることを述べている。
また、特許文献2によれば、操作部を設けた本体部と、ディスプレイ部を設けた重合部とを操作をしないときには操作部を覆うように重合可能に連結した電子機器において、重合部を起伏回動自在に設け、回動軸部と略直交する自転回動部を軸に180度自転回動自在に設けて重合部を反転することが可能になるよう2軸を備えることにより、ディスプレイ部を隠蔽したり、上側に露出したりすることが可能であると述べている。
また、特許文献3によれば、液晶モニタを備えた液晶モニタ部と、操作ボタンを備えた操作部とをヒンジ部で回動可能とし、該ヒンジ部と液晶モニタ部の間に0度から360度回動可能に回転板を設け、更にヒンジ部の中心軸上には撮影レンズと複数枚のズームレンズとを備えている。これにより液晶モニタ部を時計回りに90度回転して自画像を撮影したり、また、液晶モニタ部を反時計回りに90度回転して他人を撮影したりすることができると述べている。
また、これらの特許文献では、上記のような両筺体を折畳むための第1の回転軸と、第1の回転軸と直交して設けられた第2回転軸とを備え、第2回転軸を中心に上筐体を180度反転して折畳む構成が開示されている。
特開2002−118633号公報(公開日:2002年4月19日)
特開2003−239943号公報(公開日:2003年8月27日)
特開2003−309756号公報(公開日:2003年10月31日)
近年、折畳み式携帯電話機は、カメラが搭載され、カメラ部周辺の肉厚が厚くなってしまうため、折畳んだときできるだけ薄く見えるように、表示部と受話部とを備える筺体(以下、第2の筐体と称する。また、操作ボタンやマイクを備える筐体を第1の筐体と称する。)がヒンジ部根元から他端側になるほど薄くなるようにして、根元から先端に至るまでの形状も曲線にして全体的に薄く見えるように工夫して設計されている。
上記のような折畳み式携帯電話機において、第2の筺体を閉じたとき、図8に示すように第2の筺体102の先細り先端部と第1の筺体101の平坦な先端部との間に隙間Aが発生し見栄えが悪くなってしまうという問題がある。この隙間Aは図8に示すものだけではなく、図8の紙面に平行に延びる2つの端辺部でも発生する。すなわち、隙間Aは、第1の筐体101と第2の筐体102とが対峙する領域の、ヒンジ部103側を除く3端辺部の全てで発生する。隙間Aが発生すると、そこに埃がたまりやすくなるという問題もある。図8は主表示部102aが内側を向くように折畳んだ状態で隙間Aが発生していることを示しているが、主表示部102aが外側を向くように第2の筐体102を表裏反転させて折畳んだ状態でも、第2の筐体102の先端が筐体の厚み中心を通る面に対して略対象に先細りしているために、上記隙間Aが発生する。
本発明は上記の問題に鑑み、折畳まれた状態で機器全体の厚みが厚く見えないようにしつつ、第2の筺体の先端と第1の筺体の先端との間に生じる隙間を小さくして、見栄えがよく、埃のたまりにくい折畳み機器を実現することを目的とする。
本発明の折畳み機器は、上記課題を解決するために、第1の筐体と第2の筐体とがヒンジ部の周りの回動により折畳み可能に構成される折畳み機器において、折畳まれた状態で前記第1の筐体と前記第2の筐体との対峙する両面のうち、前記第1の筐体の面が凹曲面、前記第2の筐体の面が凸曲面であって、互いに噛み合うことを特徴としている。
上記の発明によれば、折畳まれた状態で第1の筐体の凹曲面と第2の筐体の凸曲面とが噛み合うので、第1の筐体と第2の筐体との間の隙間を小さくすることができる。また、第2の筐体の前記凸曲面と反対側の面にも凸曲面を設ければ、これらの凸曲面は、折畳まれた状態で機器全体の厚みを小さく見せる。この結果、折畳まれた状態で機器全体の厚みが厚く見えないようにしつつ、見栄えがよく、埃のたまりにくい折畳み機器を実現することができるという効果を奏する。
本発明の折畳み機器は、上記課題を解決するために、前記第2の筐体の表裏を反転して折畳むことが可能であり、前記第2の筐体の表裏が反転して折畳まれた状態で、前記第2の筐体の前記第1の筐体と対峙する面が凸曲面であって、前記第1の筐体の前記凹曲面に噛み合うことを特徴としている。
上記の発明によれば、第2の筐体を表裏反転して折畳むことができる場合に、表裏反転して折畳まれた状態でも隙間を小さくすることができるという効果を奏する。
本発明の折畳み機器は、上記課題を解決するために、前記第1の筐体の前記凹曲面上には、折畳まれた状態で前記第2の筐体と対峙するボタンが備えられており、前記凹曲面上のどこにおいても前記ボタンの上面の垂直下方の前記凹曲面に対する垂直方向高さが略同一であることを特徴としている。
上記の発明によれば、第1の筐体が凹曲面となっていてその上のどこにボタンが備えられていても、ボタンの上面の垂直下方の凹曲面に対する垂直方向高さが略同一であるので、第1の筐体と第2の筐体との間隙を設定しやすいとともに、ボタンが凹曲面に埋もれずに押しやすいという効果を奏する。
本発明の折畳み機器は、上記課題を解決するために、折畳まれた状態で、前記第2の筐体の前記第1の筐体に対峙する前記凸曲面の一部が前記第1の筐体の前記凹曲面の窪みに沈みこむことを特徴としている。
上記の発明によれば、第2の筐体の凸曲面の一部が第1の筐体の凹曲面の窪みに沈み込むので、凸曲面の凸先端側が凹曲面中に隠れて見えなくなるという効果を奏する。
本発明の折畳み機器は、以上のように、折畳まれた状態で前記第1の筐体と前記第2の筐体との対峙する両面のうち、前記第1の筐体の面が凹曲面、前記第2の筐体の面が凸曲面であって、互いに噛み合う。
それゆえ、折畳まれた状態で機器全体の厚みが厚く見えないようにしつつ、見栄えがよく、埃のたまりにくい折畳み機器を実現することができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態について、図1ないし図7を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態における折畳み機器としての携帯電話機1の、開いた状態を示す斜視図である。図2は、図1中の携帯電話機1の閉じた(折畳まれた)状態を示す斜視図である。図3は、図2中の矢印Kから見た携帯電話機1を示す斜視図である。携帯電話機1は、カメラ機能を有する折り畳み型の携帯電話機であり、備える2つの筐体のうちの一方を表裏反転させることができるタイプの携帯電話機である。
携帯電話機1は、図1に示すように、第1の筐体2と、回動軸5を中心として第1の筐体2に対して回動自在となるように第1の筐体2に連結されたヒンジ部3と、回転軸6を中心としてヒンジ部3に対して回転自在に連結された第2の筐体4とから構成されている。これら第1および第2の筐体2,4やヒンジ部3は、ABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene resin)やPC−ABS(Polycarbonate - Acrylonitrile Butadiene Styrene resin)等のプラスチック樹脂を材料として構成されている。
以下では、第1の筺体2の操作面を第1の筺体2の表面(おもてめん)7とする。第1の筐体2においてヒンジ部3が設けられている側の一端辺部E1とそれに対向する他端辺部E2とを結ぶ方向を縦方向L1とし、上記両端辺部E1・E2と直交する側の左右両端辺部E3・E4どうしを結ぶ方向を横方向T1とする。
ヒンジ部3は表面7の端辺部E1側に連結されており、回動軸5は横方向T1に平行である。また、回転軸6はヒンジ部3の長手方向である横方向T1の中央の位置で回動軸5に直交している。ヒンジ部3および第2の筐体4を回動軸5を中心に角変位自在に動かすことによって、携帯電話機1の形状は、図1に示す開いた状態と図2および図3に示す閉じた状態との間で変化する。
第1の筺体2の表面7には、数字および文字を入力するためのキーなどから構成される入力ボタン群9と、携帯電話機1における各種設定/機能切替を行うための機能ボタン群10とが設けられている。これら入力ボタン群9や機能ボタン群10のキートップ部は、ABSやPC−ABS等のプラスチック樹脂を材料として構成されており、さらに機能ボタン群10のキートップ部には、クロームメッキ等のメッキ加工が施されている。なお、これら入力ボタン群9および機能ボタン群10は、携帯電話機1の開閉操作および携帯電話機1を閉じた状態での機器への押圧によってキー操作されないように配置されている。具体的には、携帯電話機1が閉じた状態で、第1の筐体2と第2の筐体4との間のうちキーを挟む部分には、両筐体によってキーが押されないように、図5、6に示す間隙Tが設けられるよう設計されている。
また、第1の筺体2の表面7は、周囲数mmの幅の面7aと、傾斜面7bと、入力ボタン群9や機能ボタン群10が設けられる底面7cとからなる。底面7cは平面であって表面7の大部分を占めている。傾斜面7bは底面7cのヒンジ部3側を除く外周に繋がっていて、該外周から表面7の外側周辺へ向かうにつれて高さが増大する面であり、入力ボタン群9や機能ボタン群10の、表面7上で横方向T1の両端側に位置する部分がこの面7b上に配置されている。入力ボタン群9や機能ボタン群10の、表面7上で縦方向L1の両端側に位置する部分が面7b上に配置されていてもよい。また、端辺部E2側の傾斜面7b上にはマイク11aが設けられている。面7aは傾斜面7bの外周からさらに外側周辺へ向かって連なる、表面7の最も高い位置にある面である。図6は、携帯電話機1を折畳んだ状態で縦方向L1に沿って、表面7の端辺部E2側から端辺部E1側に向かって見た図であるが、この図に示すように、面7aから見て、面7bと面7cとで形成される面は窪み深さBで凹状態に窪んでいる。表面7はこのように、面7a、7bおよび底面7cからなる凹曲面をなしている。また、図1に、表面7の縦方向L1に沿って起伏を表す線を符号Bで代用して線B−Bとして示してある。
また、入力ボタン群9や機能ボタン群10の、底面7c上に設けられている部分のボタン上面は底面7cに平行であり、面7b上に設けられている部分のボタン上面は面7bに平行である。そして、底面7c上にある部分のボタン上面の、底面7cからの垂直方向高さと、面7b上に設けられている部分の、ボタン上面の面7bからの垂直方向高さとは等しい。すなわち、ボタン上面は、その垂直下方の面が面7bであっても平面7cであっても、その垂直下方の面に平行である。従って、ボタン上面は、面7b上では面7bに平行となるように平面7cに対して傾斜している。
また、図3に示すように第1の筐体2の表面7と反対側の面の端辺部E1寄りの領域には、カメラ部23を構成する撮影レンズ18およびフラッシュ19や、第2のスピーカ孔21などが設けられている。
次に、第2の筐体4は、一方の面に、液晶ディスプレイやEL(electro luminescent)ディスプレイなどによって構成された主表示部である第1の表示部14を備えている。第1の表示部14は、表示ドライバ部を介して与えられる画像データに基づいて画像を表示する。携帯電話機1では、第2の筐体4を回転軸6を中心として180度回転した状態とすれば、第2の筐体4の表裏を反転して、すなわち第1の表示部14を外側にして折畳むことができる。
以下では、第2の筐体4の第1の表示部14を備えている面を第2の筐体4の表面(おもてめん)8とする。第2の筐体4においてヒンジ部3に連結されている側の一端辺部F1とそれに対向する他端辺部F2とを結ぶ方向を縦方向L2とし、上記両端辺部F1・F2と直交する側の左右両端辺部F3・F4どうしを結ぶ方向を横方向T2とする。
表面8の端辺部F2に近い箇所には、通話等に用いるレシーバのレシーバ孔15が穿設されている。また、表面8の四隅には、第1の表示部14を外側にして携帯電話機1を閉じたときに用いる操作ボタン群16が設けられている。
表面8は平面8aと傾斜面8bとからなる。平面8aは第1の表示部14とその周辺とを含む面である。傾斜面8bは平面8aの外周と繋がり、ヒンジ部3近傍を除く3端辺部F2、F3、F4の周辺において平面8aの外周から外側へ向かうにつれて高さが減少する面である。前記レシーバ孔15および操作ボタン群16は傾斜面8b上に設けられている。
次に、図2に示すように、第2の筐体4の表面8と反対側の面を面80とする。面80は平面80aと傾斜面80bとからなる。平面80aは面80の大部分を占める面であり、第2の表示部14bが設けられている。傾斜面80bは、平面80aの外周にヒンジ部3近傍を除く3端辺部F2、F3、F4側で繋がっており、平面80aの外周から外側へ向かうにつれて高さが減少する面である。
図7は、携帯電話機1を開いた状態で側面から見た図であるが、前記表面8および面80を設けたことにより、第2の筐体4の端辺部F2側で、平面8aと傾斜面8bとの高さの最大差t1、平面80aと面80bとの高さの最大差t2が生じる。この最大差t1、t2は他の2端辺部F3、F4側でも同様に生じる。また、傾斜面8bと傾斜面80bとは、表面8と面80とのそれぞれで形成される第2の筐体4の外形を3端辺部F2、F3、F4側で凸状態とするように傾斜している。このように、表面8と面80とはそれぞれ凸曲面を構成している。これらの凸曲面は、携帯電話機1を閉じた状態において、前述した第1の筐体2の表面7としての凹曲面と、対峙する面の輪郭の形状が一致しており、前述の微小な間隙T(図6)を残して噛み合うようになっている。前述したように、第1の筐体2が凹曲面となっていてその上のどこにボタンが備えられていても、ボタンの上面の垂直下方の凹曲面に対する垂直方向高さが略同一であるので、第1の筐体2と第2の筐体4との上記間隙Tを設定しやすいとともに、ボタンが凹曲面に埋もれずに押しやすい。また、これらのボタン上面は、携帯電話機1が折畳まれた状態で、間隙Tからボタンの上記高さを差し引いた一様な間隙を置いて第2の筐体4に対峙する。
図1に、表面8の縦方向L2に沿った起伏を表す線C−Cを示す。また、図2に、表面80の縦方向L2に沿った起伏を表す線D−Dを示す。なお、第2の筐体が表裏反転しない携帯電話機の場合には、第2の表示部を備える面に設けられる凸曲面は、機器の厚みを小さく見せることができさえすればよいので、上記凹曲面に対して輪郭の形状が一致していなくてもよい。
表面8に傾斜面8bを設け、面80に傾斜面80bを設けるのは、携帯電話機1を側面から見て製品を薄く見せるための方法である。しかしながら、第1の筺体の入力ボタン群や機能ボタン群を有する面が平面である従来の携帯電話機にこの周辺の傾斜面8b、80bを設けると、第2の筐体の主表示部を露出して閉じたときも、閉塞して閉じたときも、上記3端辺部F2、F3、F4に相当する端辺部の周辺が第1の筐体から浮いた状態になって、図8に示すような大きな隙間Aが発生し、見栄えが悪くなってしまうとともに埃がたまりやすくなる。
そこで本実施の形態では、第1の筐体2の表面7を前述のように凹曲面として、携帯電話機1を第1の表示部14を内側にして閉じた状態では第2の筐体4の表面8の一部分が表面7に重なって窪み深さBに沈み込むようにし、携帯電話機1を第1の表示部14を外側にして閉じた状態では第2の筐体4の面80の一部分が表面7に重なって窪み深さBに沈み込むようにしている。平面8aは窪みに完全に沈み込み、傾斜面8bは平面8a寄りの一部が窪みに沈み込む。これにより、第2の筐体4の凸曲面の凸先端側(平面8a側)が凹曲面中に隠れて見えなくなる。従って、図5や図6に示すように、第2の筐体4の3端辺部F2、F3、F4側で前述の隙間Aは発生せず、第2の筐体4が第1の筐体2から浮き上がって見えることがない。図2では第1の筐体2の表面7と第2の筐体4の表面8とが噛み合うため隙間Aが生じない。図4は、携帯電話機1を、第1の表示部14を外側にして折畳んだ状態としたときの斜視図であり、第1の筐体2の表面7と第2の筐体4の面80とが噛み合うため隙間Aが生じない。
第2の筐体4の凸曲面は第2の筐体4の端辺部F2、F3、F4を先細りにする形状であるので、第2の筐体4自身の厚みも機器全体の厚みが厚く見えないようにすることができる。携帯電話機1を開いたとき第2の筺体4自体が薄く見えるとともに、携帯電話機1を第1の表示部14が露出するように閉じたときも、閉塞するように閉じたときも第2の筺体4が第1の筺体2の凹曲面内に厚み方向に沈んで更に薄く見える。
このように本実施の形態によれば、折畳んだ状態で機器全体の厚みが厚く見えないようにしつつ、隙間を生じないようにして、見栄えがよく、埃がたまりにくい折畳み機器を実現することができる。
本発明は上述した構成に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、それを実施する形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、折畳み可能な機器一般に適用できる。
1 携帯電話機(折畳み機器)
2 第1の筐体
4 第2の筐体
7 表面(凹曲面)
8 表面(凸曲面)
9 入力ボタン群(ボタン)
10 機能ボタン群(ボタン)
80 面(凸曲面)
2 第1の筐体
4 第2の筐体
7 表面(凹曲面)
8 表面(凸曲面)
9 入力ボタン群(ボタン)
10 機能ボタン群(ボタン)
80 面(凸曲面)
Claims (4)
- 第1の筐体と第2の筐体とがヒンジ部の周りの回動により折畳み可能に構成される折畳み機器において、
折畳まれた状態で前記第1の筐体と前記第2の筐体との対峙する両面のうち、前記第1の筐体の面が凹曲面、前記第2の筐体の面が凸曲面であって、互いに噛み合うことを特徴とする折畳み機器。 - 前記第2の筐体の表裏を反転して折畳むことが可能であり、前記第2の筐体の表裏が反転して折畳まれた状態で、前記第2の筐体の前記第1の筐体と対峙する面が凸曲面であって、前記第1の筐体の前記凹曲面に噛み合うことを特徴とする折畳み機器。
- 前記第1の筐体の前記凹曲面上には、折畳まれた状態で前記第2の筐体と対峙するボタンが備えられており、前記凹曲面上のどこにおいても前記ボタンの上面の垂直下方の前記凹曲面に対する垂直方向高さが略同一であることを特徴とする請求項1または2に記載の折畳み機器。
- 折畳まれた状態で、前記第2の筐体の前記第1の筐体に対峙する前記凸曲面の一部が前記第1の筐体の前記凹曲面の窪みに沈みこむことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の折畳み機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004180114A JP2006005671A (ja) | 2004-06-17 | 2004-06-17 | 折畳み機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004180114A JP2006005671A (ja) | 2004-06-17 | 2004-06-17 | 折畳み機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006005671A true JP2006005671A (ja) | 2006-01-05 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004180114A Withdrawn JP2006005671A (ja) | 2004-06-17 | 2004-06-17 | 折畳み機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006005671A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008252703A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Nec Corp | 視覚障害者(盲人)用の携帯電話 |
JPWO2008117451A1 (ja) * | 2007-03-27 | 2010-07-08 | 富士通株式会社 | 電子機器 |
-
2004
- 2004-06-17 JP JP2004180114A patent/JP2006005671A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070904 |