JP2005018324A - カバー部材および折り畳み機器 - Google Patents

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Hiroaki Aikyo
宏明 相京
Atsushi Miyagawa
淳 宮川
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Abstract

【課題】使用者の好みに応じてカバー部材の付加機能を選択できる。
【解決手段】互いに重なり合う第1、第2ケース1、2がヒンジ部3によって回動可能に連結された電子辞書において、少なくとも第2ケース2にその外表面を覆った状態で装着されるほぼ平板状のカバー部材4を備え、このカバー部材4に、平板状部品15を外部に露出させた状態で嵌め込むための嵌め込み部16を設けた。従って、カバー部材4によって少なくとも第2ケース2を保護することができるほか、特にカバー部材4に設けられた嵌め込み部16に機能の異なる平板状部品15を使用者が適宜選択して嵌め込むことにより、使用者の好みに応じてカバー部材4の付加機能を自由に選択することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電子辞書や携帯電話機などの機器に用いられるカバー部材およびそれを用いた折り畳み機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯型の電子機器においては、機器ケースの外表面にカバー部材を設けて機器ケースを保護すると共に、このカバー部材に第1、第2支持板を折り畳み可能に取り付けてスタンド機能を持たせたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−341966号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この特許文献1の電子機器では、カバー部材にスタンド機能を持たせた構造であるから、機器ケースを立て掛けて使用することができても、スタンド機能以外の機能を選ぶことができないため、使用者の好みに応じてカバー部材の付加機能を自由に選択することができないという不都合がある。
【0005】
この発明の課題は、使用者の好みに応じてカバー部材の付加機能を選択できるようにすることである
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記課題を解決するために、次のような構成要素を備えている。なお、各構成要素には、後述する各実施形態の項で説明される各要素に付されている図面の参照番号などを括弧と共に付す。
請求項1に記載の発明は、図1〜図28に示すように、互いに重なり合う2つのケース(第1、第2ケース1、2)がヒンジ部(3)によって回動可能に連結された折り畳み機器の前記2つのケースのうち、少なくとも一方のケース(第2ケース2)にその外表面を覆った状態で装着されるほぼ平板状のカバー部材(4)であって、平板状部品(15)を外部に露出させた状態で嵌め込むための嵌め込み部(16、24、26、36)を有することを特徴とするカバー部材である。
【0007】
この発明によれば、カバー部材によって少なくとも一方のケースを保護することができるほか、特にカバー部材に設けられた嵌め込み部に機能の異なる平板状部品を使用者が適宜選択して嵌め込むことにより、使用者の好みに応じてカバー部材の付加機能を自由に選択することができる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、図1〜図28に示すように、互いに重なり合う2つのケース(第1、第2ケース1、2)がヒンジ部(3)によって回動可能に連結された折り畳み機器において、前記2つのケースの少なくとも一方のケース(第2ケース2)にその外表面を覆った状態で装着されるほぼ平板状のカバー部材(4)を備え、このカバー部材には、平板状部品(15)を外部に露出させた状態で嵌め込むための嵌め込み部(16、24、26、36)が設けられていることを特徴とする折り畳み機器である。
この発明によれば、請求項1に記載の発明と同様、カバー部材によって少なくとも一方のケースを保護することができるほか、カバー部材に設けられた嵌め込み部に機能の異なる平板状部品を使用者が適宜選択して嵌め込むことにより、使用者の好みに応じてカバー部材の付加機能を自由に選択することができる。
【0009】
請求項3に記載の発明は、図1〜図13に示すように、前記平板状部品(15)が、前記嵌め込み部(16、24、26)に着脱可能に装着されることを特徴とする請求項2に記載の折り畳み機器である。
この発明によれば、嵌め込み部に平板状部品が着脱可能に装着されるので、平板状部品を容易に交換することができ、これによりカバー部材を変えずに機能の異なる平板状部品のみを変更することができるので、使用者の好みに応じてカバー部材の付加機能を簡単に変更することができる。
【0010】
請求項4に記載の発明は、図6に示すように、前記嵌め込み部(16)が、前記カバー部材(4)の外表面側のみに開放された凹部形状に形成されていることを特徴とする請求項2または3に記載の折り畳み機器である。
この発明によれば、嵌め込み部が凹部形状に形成されているので、平板状部品を嵌め込み部から取り外しても、この嵌め込み部に対応する個所のケースの外表面をカバー部材で露出させずに覆うことができ、これによりケースの外表面を傷付けずに一方のケースを良好に保護することができる。
【0011】
請求項5に記載の発明は、図12および図13に示すように、前記嵌め込み部(24、26)が、前記カバー部材(4)の表裏面に貫通して形成された開口部であることを特徴とする請求項2または3に記載の折り畳み機器である。
この発明によれば、嵌め込み部がカバー部材の表裏面に貫通して形成されていることにより、平板状部品をカバー部材の表裏両面側から嵌め込み部に嵌め込むことができるので、平板状部品の着脱作業性が良いばかりか、平板状部品をカバー部材とほぼ同じ厚みに形成することができるので、平板状部品としてカード型の電子機器やゲーム板などの少し厚みのある平板状のものでも良好に装着することができる。
【0012】
請求項6に記載の発明は、図6、図12、図13に示すように、少なくとも前記カバー部材(4)の外表面側に位置する前記嵌め込み部(16、24、26)の縁部に、前記平板状部品(15)を係止する係止部(弾性係止突起18、25、係止部27)が設けられていることを特徴とする請求項4または5に記載の折り畳み機器である。
この発明によれば、平板状部品をカバー部材の嵌め込み部に嵌め込んで装着すると、平板状部品が係止部に係止されるので、平板状部品がカバー部材の外表面から抜け出すのを防ぐことができ、これにより平板状部品を確実に嵌め込み部に装着することができる。
【0013】
請求項7に記載の発明は、図7〜図11、図16に示すように、前記平板状部品(15)が、透明板(19)、鏡(20)、名刺入れ(21)、カード型電子機器(カード型の電卓22)、ゲーム板(23)、平面レンズ(28)などの平板状のものであることを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載の折り畳み機器である。
この発明によれば、平板状部品が、透明板、鏡、名刺入れ、カード型電子機器、ゲーム板、平面レンズなどの平板状のものであることにより、これらのいずれかの機能を使用者の好みに応じて自由に選択することができる。
【0014】
請求項8に記載の発明は、図14〜図18に示すように、前記カバー部材(4)が、前記一方のケース(第2ケース2)に着脱可能に装着されていることを特徴する請求項2〜7のいずれかに記載の折り畳み機器である。
この発明によれば、平板状部品をカバー部材の嵌め込み部に装着した状態で、カバー部材をケースから取り外すことができるので、平板状部品をカバー部材に装着した状態のままでも、平板状部品を折り畳み機器とは別に独立して使用することができる。
【0015】
請求項9に記載の発明は、図19〜図23に示すように、前記カバー部材(4)が、前記一方のケース(第2ケース2)にヒンジ部材(30)によって回動可能に取り付けられていることを特徴する請求項2〜7のいずれかに記載の折り畳み機器である。
この発明によれば、平板状部品をカバー部材の嵌め込み部に装着した状態で、ヒンジ部材によってカバー部材を回動させることができるので、例えば折り畳み機器を開いて使用するときに、カバー部材を回動させて平板状部品を所定位置に配置することができ、これにより折り畳み機器の使用時においても平板状部品を使用することができる。この場合、平板状部品として例えば平面レンズを用いると、ルーペとして使用することができるので、カバー部材が装着された一方のケースの内面に表示部が設けられていれば、カバー部材をほぼ360°回動させて平板状部品を一方のケースの内面に配置することにより、一方のケースの表示部に表示された情報を平面レンズで拡大して見ることができる。また、カバー部材を回動させて一方のケースの外表面から離すことにより、平面レンズで印刷物などの観察物を拡大して見ることもできる。
【0016】
請求項10に記載の発明は、図24〜図28に示すように、前記平板状部品(15)が、前記一方のケース(第2ケース2)にヒンジ部材(35)によって回動可能に取り付けられていることを特徴する請求項2〜8のいずれかに記載の折り畳み機器である。
この発明によれば、カバー部材を一方のケースに装着した状態で、ヒンジ部材によって平板状部品を回動させることができるので、例えば折り畳み機器を開いて使用するときに、平板状部品のみを回動させて所定位置に配置することができ、これにより折り畳み機器の使用時においても平板状部品を使用することができる。この場合にも、請求項9に記載の発明と同様、平板状部品として例えば平面レンズを用いると、ルーペとして使用することができるので、カバー部材が装着された一方のケースの内面に表示部が設けられていれば、平面レンズのみをほぼ360°回動させて一方のケースの内面に配置することにより、一方のケースの表示部に表示された情報を平面レンズで拡大して見ることができる。また、平面レンズのみを回動させて一方のケースの外表面から離すことにより、平面レンズで印刷物などの観察物を拡大して見ることもできる。
【0017】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]
以下、図1〜図11を参照して、この発明を電子辞書に適用した第1実施形態について説明する。
図1はこの発明の電子辞書の携帯時における平面図、図2は図1の側面図、図3はその電子辞書の使用時における平面図、図4は図3の側面図である。
この電子辞書は、図1および図2に示すように、互いに重なり合う第1、第2ケース1、2を備え、この第1ケース1と第2ケース2とがヒンジ部3によって回動可能に連結され、第2ケース2の外表面にカバー部材4が着脱可能に装着された構成になっている。
【0018】
この場合、第1ケース1は、図3および図4に示すように、横長のほぼ平板状に形成されており、その内部には、キーボード5が第2ケース2に対向する第1ケース1の対向面(図4では上面)に露出した状態で設けられている。このキーボード5は、文字キー、カーソルキー、ファンクションキーなどの辞書機能に必要な各種のキーを備えている。また、第2ケース2は、図3および図4に示すように、第1ケース1とほぼ同じサイズの平板状に形成されており、その内部には、表示部6が第1ケース1に対向する第2ケース2の対向面(図4では上面)に露出した状態で設けられている。この表示部6は、液晶表示素子やEL表示素子(エレクトロルミネッセンス表示素子)などの平面型の表示素子からなり、電気光学的に情報を表示するように構成されている。
【0019】
ヒンジ部3は、図3および図4に示すように、第1ケース1の上辺部(図4では左端部)にその両端部を除いて設けられた第1凸部7と、第2ケース2の下辺部(図4では右下端部)の両側に設けられた第2凸部8とを備え、第1ケース1の第1凸部7を第2ケース2の両側の第2凸部8間に配置し、この状態で第1、第2凸部7、8を連結軸9で回動可能に連結した構成になっている。この場合、第1ケース1と第2ケース2とは、ヒンジ部3を介してフレキシブル配線基板などの接続部材(図示せず)によって電気的に接続されている。
【0020】
カバー部材4は、図1および図5に示すように、第2ケース2の外表面とほぼ同じ大きさの平板状に形成されており、その周囲には、ヒンジ部3側を除く第2ケース2の側面に対応する側壁部10が形成されている。この側壁部10には、第2ケース2に設けられた第1、第2係止突起11、12にそれぞれ係脱可能に係合する第1、第2係合凹部13、14が設けられている。すなわち、カバー部材4の第1、第2係合凹部13、14のうち、第1係合凹部13は、図3および図4に示すように、第2ケース2の左右両側の各側面に対応する側壁部10に設けられ、第2ケース2の左右両側面の第1係止突起11にそれぞれ係脱可能に係合するように構成されている。また、第2係合凹部14は、ヒンジ部3と反対側に位置する第2ケース2の先端側の側面に対応する側壁部10に設けられ、第2ケース2の先端面の第2係止突起12にそれぞれ係脱可能に係合するように構成されている。
【0021】
また、このカバー部材4の外表面には、図1および図5に示すように、平板状部品15を外部に露出させた状態で嵌め込むための嵌め込む部16が設けられている。この嵌め込み部16は、図5および図6に示すように、カバー部材4の外表面側のみに開放された凹部形状に形成されている。この場合、嵌め込み部16の上辺部には、平板状部品15を取り外すときに指や工具を挿入するための円弧状の切欠き部17が設けられている。また、この嵌め込み部16におけるカバー部材4の外表面側に位置する縁部には、平板状部品15を係脱可能に係止する弾性係止突起18が設けられている。この弾性係止突起18は、平板状部品15を嵌め込み部16に嵌め込むときに弾性変形し、平板状部品15が嵌め込まれると、弾性復帰して平板状部品15を係止することにより、平板状部品15が嵌め込み部16から勝手に抜け出さないように構成されている。
【0022】
ところで、平板状部品15は、例えば、図7に示す透明板19、図8に示す鏡20、図9に示す名刺入れ21、図10に示すカード型の電卓22、図11に示すゲーム板23などの平板状のもので、それぞれ機能が異なるものである。この場合、図7に示した透明板19は、その下側に写真や装飾紙などのシートを配置した状態で嵌め込み部16に嵌め込むことにより、写真や装飾紙などのシートが外部から見えるように構成されている。図8に示された鏡20は、その反射面を外側に向けて嵌め込み部16に嵌め込むことにより、化粧用のコンパクト鏡として使用できるように構成されている。図9に示された名刺入れ21は、名刺などのカードを入れて嵌め込み部16に嵌め込むことができるように構成されている。図10に示されたカード型の電卓22は、その操作表示面を外側に向けて嵌め込み部16に嵌め込むことにより、電卓として使用できるように構成されている。図11に示されたゲーム板23は、例えば迷路ゲームをするものであり、そのゲーム面を外側に向けて嵌め込み部16に嵌め込むことにより、ゲーム板として使用できるように構成されている。
【0023】
次に、カバー部材4を第2ケース2の外表面に取り付ける場合について説明する。この場合には、カバー部材4の先端側の第2係合凹部14を第2ケース2の先端側の第2係止突起12に係合させ、この状態で第2ケース2の第2係止突起12を中心にカバー部材4を第2ケース2の外表面に向けて回動させることにより、カバー部材4を第2ケース2の外表面に密着させると共に、カバー部材4の左右の第1係合凹部13を第2ケース2の左右両側面の第1係止突起11に係合させる。これにより、カバー部材4が第2ケース2に装着される。また、このカバー部材4を第2ケース2から取り外す場合には、カバー部材4の左右両側の第1係合凹部13を第2ケース2の左右両側の第1係止突起11から離脱させ、この状態で第2ケース2の先端側の第2係止突起12を中心にカバー部材4を第2ケース2の外表面から離れる方向に向けて回動させた後、カバー部材4の先端側の第2係合凹部14を第2ケース2の先端側の第2係止突起12から離脱させることにより、カバー部材4を第2ケース2から取り外すことができる。
【0024】
このような電子辞書では、カバー部材4を第2ケース2の外表面に装着することにより、カバー部材4によって第2ケース2を保護することができるほか、特にカバー部材4に平板状部品15を嵌め込むための嵌め込み部16が設けられているので、この嵌め込み部16に機能の異なる平板状部品15を使用者が適宜選択して嵌め込むことにより、使用者の好みに応じてカバー部材4の付加機能を自由に選択することができる。すなわち、平板状部品15としては、図7に示した透明板19、図8に示した鏡20、図9に示した名刺入れ21、図10に示したカード型の電卓22、図11に示したゲーム板23などの平板状のもので、それぞれ機能が異なるものであり、これらいずれかの機能を有する平板状部品15を使用者の好みに応じて自由に選択することができる。
【0025】
この場合、嵌め込み部16に平板状部品15が着脱可能に装着されているので、平板状部品15を容易に交換することができ、これによりカバー部材4を変えずに機能の異なる平板状部品15を変更することができるので、使用者が好みに応じてカバー部材4の付加機能を簡単に変更することができる。また、平板状部品15をカバー部材4の嵌め込み部16に装着した状態で、カバー部材4を第2ケース2から取り外すことができるので、平板状部品15をカバー部材4に装着した状態のままで、平板状部品15を電子辞書とは別に独立して使用することもできる。さらに、カバー部材4に設けられた嵌め込み部16が凹部形状に形成されているので、平板状部品15を嵌め込み部16から取り外した状態でも、嵌め込み部16に対応する個所の第2ケース2の外表面をカバー部材4で露出させずに覆うことができ、これにより第2ケース2の外表面を傷付けないように良好に保護することができる。
【0026】
なお、上記第1実施形態では、カバー部材4に設けられた嵌め込み部16が凹部形状に形成されている場合について述べたが、これに限らず、例えば図12に示す第1変形例、または図13に示す第2変形例のように構成しても良い。すなわち、図12に示された第1変形例は、嵌め込む部24がカバー部材4の表裏面に貫通して形成された開口部であり、この開口部の縁部における上下端部に平板状部品15を係脱可能に係止する弾性係止突起25がそれぞれ設けられた構成になっている。この弾性係止突起25も、第1実施形態と同様、平板状部品15を嵌め込み部24に嵌め込むときに弾性変形し、平板状部品15が嵌め込まれると、弾性復帰して平板状部品15を係止するように構成されている。
【0027】
このような第1変形例では、嵌め込み部24がカバー部材4の表裏面に貫通して形成されているので、平板状部品15をカバー部材4の表裏両面側から嵌め込み部24に嵌め込むことができ、これにより平板状部品15の着脱作業性が良いばかりか、平板状部品15をカバー部材4とほぼ同じ厚みに形成することができるので、平板状部品15としてカード型の電卓22やゲーム板23などの少し厚みのある平板状のものでも良好に装着することができる。特に、嵌め込み部24の縁部には、平板状部品15を係脱可能に係止する弾性係止突起25が設けられているので、平板状部品15を嵌め込み部24に嵌め込むときに、弾性係止突起25が弾性変形し、平板状部品15が嵌め込まれると、弾性復帰して平板状部品15を係止することができる。このため、平板状部品15がカバー部材4から勝手に抜け出すのを防ぐことができ、これにより平板状部品15を嵌め込み部24に確実に装着することができる。
【0028】
また、図13に示された第2変形例は、嵌め込み部26が、第1変形例とほぼ同様に、カバー部材4の表裏面に貫通して形成された開口部であり、この開口部におけるカバー部材4の外表面側の縁部つまり上部側の縁部に平板状部品15を係止する傾斜状の係止部27が設けられた構成になっている。このような第2変形例では、第1変形例と同様、平板状部品15をカバー部材4とほぼ同じ厚みに形成することができるほか、平板状部品15をカバー部材4の裏面側から嵌め込み部26に嵌め込んで装着すると、平板状部品15が傾斜状の係止部27に係止されるので、平板状部品15がカバー部材4の外表面側に抜け出すのを確実に防ぐことができる。この場合には、嵌め込み部26の下端部側に弾性係止突起が設けられていないが、カバー部材4を第2ケース2に装着することにより、平板状部品15がカバー部材4の裏面側に抜け出すことがないので、平板状部品15を確実に嵌め込み部26に装着して使用することができる。
【0029】
[第2実施形態]
次に、図14〜図18を参照して、この発明を電子辞書に適用した第2実施形態について説明する。なお、図1〜図12に示された第1実施形態および第1変形例と同一部分には同一符号を付して説明する。
この電子辞書は、第2ケース2に着脱可能に装着されるカバー部材4にその表裏面に貫通する嵌め込み部24を設け、この嵌め込み部24に平板状部品15として平面レンズ28を装着した構造で、これ以外は第1実施形態および第1変形例とほぼ同じ構造になっている。
【0030】
すなわち、嵌め込み部24は、図12に示したように、カバー部材4の表裏面に貫通して形成された開口部であり、この開口部の縁部における上下端部に平面レンズ28を係脱可能に係止する弾性係止突起25がそれぞれ設けられた構成になっている。この弾性係止突起25は、平面レンズ28を嵌め込み部24に嵌め込むときに弾性変形し、平面レンズ28が嵌め込まれると、弾性復帰して平板状部品15を係止するように構成されている。また、平面レンズ28は、図16に示すようなフレネルレンズである。
【0031】
このような電子辞書では、第1実施形態と同様の作用効果があるほか、特にカバー部材4に設けられた嵌め込み部24がカバー部材4の表裏面に貫通する開口部であるから、平板状部品15である平面レンズ28をカバー部材4の嵌め込み部24に装着した状態でルーペとして使用することができる。すなわち、平面レンズ28をカバー部材4の嵌め込み部24に装着した状態で、カバー部材4を第2ケース2から取り外すことにより、平面レンズ28をカバー部材4に装着した状態のままで、平面レンズ28を電子辞書とは別に独立して使用することができる。例えば、第1、第2ケース1、2をヒンジ部3を中心に回動させて開いて使用するときに、図17に示すように、第2ケース2から取り外したカバー部材4を第2ケース2の表示部6の前面側に配置すると、この表示部6に表示された情報を平面レンズ28で拡大して見ることができる。また、図18に示すように、カバー部材4を印刷物29の上方に配置すると、印刷物29に表示された情報を平面レンズ28で拡大して見ることができる。
【0032】
[第3実施形態]
次に、図19〜図23を参照して、この発明を電子辞書に適用した第3実施形態について説明する。この場合には、図14〜図18に示された第2実施形態と同一部分に同一符号を付して説明する。
この電子辞書は、第2ケース2にカバー部材4をヒンジ部材30によって回動可能に取り付けた構造で、これ以外は第2実施形態とほぼ同じ構造になっている。この場合、カバー部材4は、第1実施形態と同様、第2ケース2の外表面とほぼ同じ大きさの平板状に形成され、第2ケース2の外表面を覆って装着されるように構成されている。
【0033】
ヒンジ部材30は、図19および図23に示すように、2軸ヒンジであり、ヒンジ本体31に第1ヒンジ軸32と第2ヒンジ軸33とがそれぞれ設けられ、第1ヒンジ軸32の両端部が第2ケース2に回動可能に取り付けられ、第2ヒンジ軸33の両端部がカバー部材4に回動可能に取り付けられ、これによりカバー部材4を第2ケース2に回動可能に連結するように構成されている。すなわち、第1ヒンジ軸32は、図23に示すように、第1、第2ケース1、2を連結するヒンジ部3と反対側に位置する第2ケース2の端部に取り付けられており、第2ヒンジ軸33は、第1ヒンジ軸32が取り付けられた第2ケース2の端部に対応するカバー部材4の端部に取り付けられている。
【0034】
これにより、カバー部材4は、第1、第2ケース1、2のヒンジ部3と反対側の端部において第2ケース2に対して回動可能に取り付けられている。また、このカバー部材4には、第2実施形態と同様、カバー部材4の表裏面に貫通する嵌め込み部24が設けられており、この嵌め込み部24には、平板状部品15としてフレネルレンズである平面レンズ28が装着されている。この場合にも、嵌め込み部24の縁部における上下端部には、第2実施形態と同様、平面レンズ28を係脱可能に係止する弾性係止突起(図示せず)が設けられている。
【0035】
このような電子辞書では、第2実施形態と同様、カバー部材4に設けられた嵌め込み部24がカバー部材4の表裏面に貫通する開口部であるから、平板状部品15である平面レンズ28をカバー部材4の嵌め込み部24に装着した状態でルーペとして使用することができる。すなわち、平面レンズ28をカバー部材4の嵌め込み部24に装着した状態で、ヒンジ部材30の第1、第2ヒンジ軸32、33を中心にカバー部材4を第2ケース2に対し回動させることができるので、第2ケース2の外表面から離して開くことにより、電子辞書にカバー部材4を取り付けた状態のままでも、平面レンズ28を使用することができる。
【0036】
例えば、第1、第2ケース1、2をヒンジ部3を中心に回動させて開き、この状態でヒンジ部材30の第1、第2ヒンジ軸32、33を中心にカバー部材4を第2ケース2に対し約360°回動させて、図20および図21に示すように、カバー部材4を第2ケース2の表示部6の前面側に配置すると、この表示部6に表示された情報を平面レンズ28で拡大して見ることができる。また、ヒンジ部材30の第1、第2ヒンジ軸32、33を中心にカバー部材4を第2ケース2に対し所定角度つまりカバー部材4が第1ケース1とほぼ平行になる角度だけ回動させて、図22および図23に示すように、カバー部材4を第2ケース2の後方に向けてほぼ水平に配置し、このカバー部材4の下方に印刷物29を配置すると、印刷物29に表示された情報を平面レンズ28で拡大して見ることができる。
【0037】
[第4実施形態]
次に、図24〜図28を参照して、この発明を電子辞書に適用した第4実施形態について説明する。この場合には、図19〜図23に示された第3実施形態と同一部分に同一符号を付して説明する。
この電子辞書は、第2ケース2に着脱可能に装着されるカバー部材4に平板状部品15としてフレネルレンズである平面レンズ28をヒンジ部材35によって回動可能に取り付けた構造で、これ以外は第3実施形態とほぼ同じ構造になっている。この場合、カバー部材4は、第1実施形態と同様、第2ケース2の外表面とほぼ同じ大きさの平板状に形成され、第2ケース2の外表面を覆って着脱可能に装着されるように構成されている。
【0038】
このカバー部材4には、平面レンズ28およびヒンジ部材35を嵌め込むための嵌め込み部36が設けられている。この嵌め込み部36は、図12に示したように、カバー部材4の表裏面に貫通して形成された開口部であり、図24に示すように、第1、第2ケース1、2のヒンジ部3側に位置するカバー部材4の端部近傍(図24では上辺側の端部近傍)からヒンジ部3と反対側の端部(図24では下辺側の端部)に亘って切り欠かれている。この嵌め込み部36内には、平面レンズ28とヒンジ部材35とが連結板37によって連結された状態で配置されている。この場合、ヒンジ部材35は、第1、第2ケース1、2のヒンジ部3と反対側の端部側(図24では下辺側)に位置する嵌め込み部36の端部側に配置されている。
【0039】
このヒンジ部材35は、第3実施形態と同様、2軸ヒンジであり、ヒンジ本体38に第1ヒンジ軸39と第2ヒンジ軸40とがそれぞれ設けられ、第1ヒンジ軸39の両端部がカバー部材4に回動可能に取り付けられ、第2ヒンジ軸40の両端部が連結板37に回動可能に取り付けられ、これにより連結板37を介して平面レンズ28がカバー部材4に回動可能に取り付けられるように構成されている。すなわち、第1ヒンジ軸39は、第1、第2ケース1、2を連結するヒンジ部3と反対側に位置するカバー部材4の嵌め込み部36の端部における両側面に回動可能に取り付けられており、第2ヒンジ軸40は、カバー部材4の嵌め込み部36内に配置される連結板37の凹部における両端部に回動可能に取り付けられている。これにより、平面レンズ28は、ヒンジ部材35によって第1、第2ケース1、2のヒンジ部3と反対側の端部において連結板37を介してカバー部材4に対し回動するように構成されている。
【0040】
このような電子辞書では、カバー部材4に設けられた嵌め込み部36がカバー部材4の表裏面に貫通する開口部であるから、平板状部品15である平面レンズ28をカバー部材4の嵌め込み部36に装着しても、ルーペとして使用することができる。すなわち、平面レンズ28をカバー部材4の嵌め込み部36に装着した状態で、第2実施形態と同様に、カバー部材4を第2ケース2から取り外して使用することができるほか、特にカバー部材4を第2ケース2に取り付けた状態でも、ヒンジ部材35の第1、第2ヒンジ軸39、40を中心に平面レンズ28のみをカバー部材4に対し回動させることができるので、平面レンズ28をカバー部材4の外表面から離して開くことにより、平面レンズ28を使用することができる。
【0041】
例えば、第1、第2ケース1、2をヒンジ部3を中心に回動させて開き、この状態でヒンジ部材35の第1、第2ヒンジ軸39、40を中心に連結板37を介して平面レンズ28をカバー部材4に対し約360°回動させて、図25および図26に示すように、平面レンズ28のみを第2ケース2の表示部6の前面に配置すると、この表示部6に表示された情報を平面レンズ28で拡大して見ることができる。また、ヒンジ部材35の第1、第2ヒンジ軸39、40を中心に連結板37を介して平面レンズ28をカバー部材4に対し所定角度つまり平面レンズ28が第1ケース1とほぼ平行になる角度だけ回動させて、図27および図28に示すように、平面レンズ28のみを第2ケース2の後方に向けてほぼ水平に配置し、この平面レンズ28の下方に印刷物29を配置すると、印刷物29に表示された情報を平面レンズ28で拡大して見ることができる。
【0042】
なお、第4実施形態では、カバー部材4の嵌め込み部36をカバー部材4の表裏面に貫通する開口部に形成した場合について述べたが、平板状部品15である平面レンズ28がカバー部材4にヒンジ部材35によって回動可能に取り付けられていることにより、必ずしも嵌め込み部36をカバー部材4の表裏面に貫通する開口部に形成する必要はなく、例えば第1実施形態の嵌め込み部16と同様、凹部形状に形成しても良い。
また、上記第1〜第4実施形態では、カバー部材4を第2ケース2のみに着脱可能に装着した場合について述べたが、これに限らず、第1ケース1の外表面に着脱可能に装着するようにしても良く、また第1、第2ケース1、2の両方に着脱可能に装着するようにしても良い。
さらに、上記第1〜第4実施形態では、折り畳み機器として、電子辞書に適用した場合について述べたが、これに限らず、例えば電子手帳や携帯電話機、あるいはPDA(パーソナル・デジタル・アシスタント)などの折り畳み式の電子機器に広く適用することができる。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、互いに重なり合う2つのケースがヒンジ部によって回動可能に連結された折り畳み機器において、2つのケースの少なくとも一方のケースにその外表面を覆った状態で装着されるほぼ平板状のカバー部材を備え、このカバー部材に、平板状部品を外部に露出させた状態で嵌め込むための嵌め込み部を設けたので、カバー部材によって少なくとも一方のケースを保護することができるほか、特にカバー部材に設けられた嵌め込み部に機能の異なる平板状部品を使用者が適宜選択して嵌め込むことにより、使用者の好みに応じてカバー部材の付加機能を自由に選択することができる。
【0044】
この場合、平板状部品が嵌め込み部に着脱可能に装着されていることにより、平板状部品を容易に交換することができ、これによりカバー部材を変えずに機能の異なる平板状部品のみを変更することができるので、使用者が好みに応じてカバー部材の付加機能を簡単に変更することができる。
また、嵌め込み部がカバー部材の外表面側のみに開放された凹部形状に形成されていることにより、平板状部品を嵌め込み部から取り外しても、この嵌め込み部に対応する個所のケースの外表面をカバー部材で露出させずに覆うことができ、これによりカバー部材が装着されるケースの外表面を傷付けずに良好に保護することができる。
【0045】
また、嵌め込み部がカバー部材の表裏面に貫通して形成された開口部であることにより、平板状部品をカバー部材の表裏両面側から嵌め込み部に嵌め込むことができるので、平板状部品の着脱作業性が良いばかりか、平板状部品をカバー部材とほぼ同じ厚みに形成することができるので、平板状部品としてカード型の電子機器やゲーム板などの少し厚みのある平板状のものでも良好に装着することができる。この場合、少なくともカバー部材の外表面側に位置する開口嵌め込み部の縁部に、平板状部品を係止する係止部が設けられていることにより、平板状部品をカバー部材の嵌め込み部に嵌め込んで装着すると、平板状部品が係止部に係止されるので、平板状部品がカバー部材の外表面から抜け出すのを防ぐことができ、これにより平板状部品を確実に嵌め込み部に装着することができる。
【0046】
また、平板状部品が、透明板、鏡、名刺入れ、カード型電子機器、ゲーム板、平面レンズなどの平板状のものであることにより、これらのいずれかの機能を使用者の好みに応じて自由に選択することができる。
さらに、カバー部材が一方のケースに着脱可能に装着されていることにより、平板状部品をカバー部材の嵌め込み部に装着した状態で、カバー部材をケースから取り外すことができるので、平板状部品をカバー部材に装着した状態のままでも、平板状部品を折り畳み機器とは別に独立して使用することができる。
【0047】
また、カバー部材が前記一方のケースにヒンジ部材によって回動可能に取り付けられていることにより、平板状部品をカバー部材の嵌め込み部に装着した状態で、ヒンジ部材によってカバー部材を回動させることができるので、例えば折り畳み機器を開いて使用するときに、カバー部材を回動させて平板状部品を所定位置に配置することができ、これにより折り畳み機器の使用時においても平板状部品を使用することができる。この場合、平板状部品として例えば平面レンズを用いると、ルーペとして使用することができるので、カバー部材が装着された一方のケースの内面に表示部が設けられていれば、カバー部材をほぼ360°回動させて平板状部品を一方のケースの内面に配置することにより、一方のケースの表示部に表示された情報を平面レンズで拡大して見ることができ、またカバー部材を回動させて一方のケースの外表面から離すことにより、平面レンズで印刷物などの観察物を拡大して見ることもできる。
【0048】
さらに、平板状部品が一方のケースにヒンジ部材によって回動可能に取り付けられていることにより、カバー部材を一方のケースに装着した状態で、ヒンジ部材によって平板状部品を回動させることができるので、例えば折り畳み機器を開いて使用するときに、平板状部品のみを回動させて所定位置に配置することができ、これにより折り畳み機器の使用時においても平板状部品を使用することができる。この場合にも、平板状部品として例えば平面レンズを用いると、ルーペとして使用することができるので、カバー部材が装着された一方のケースの内面に表示部が設けられていれば、平面レンズのみをほぼ360°回動させて一方のケースの内面に配置することにより、一方のケースの表示部に表示された情報を平面レンズで拡大して見ることができ、また平面レンズのみを回動させて一方のケースの外表面から離すことにより、平面レンズで印刷物などの観察物を拡大して見ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を電子辞書に適用した第1実施形態において第1、第2ケースを閉じて重ね合わせた状態を示した平面図。
【図2】図1の側面図。
【図3】図1の第1、第2ケースを開いて使用する状態を示した平面図。
【図4】図3の側面図。
【図5】図1のカバー部材を示した斜視図。
【図6】図5のA−A矢視における拡大断面図。
【図7】図1の平板状部品である透明板を示した斜視図。
【図8】図1の平板状部品である鏡を示した斜視図。
【図9】図1の平板状部品である名刺入れを示した斜視図。
【図10】図1の平板状部品であるカード型の電卓を示した斜視図。
【図11】図1の平板状部品であるゲーム板を示した斜視図。
【図12】カバー部材の嵌め込み部の第1変形例を示した拡大断面図。
【図13】カバー部材の嵌め込み部の第2変形例を示した拡大断面図。
【図14】この発明を電子辞書に適用した第2実施形態において第1、第2ケースを閉じて重ね合わせた状態でカバー部材を第2ケースに装着する状態を示した分解斜視図。
【図15】図14のカバー部材の平面図。
【図16】図15の平板状部品である平面レンズを示した斜視図。
【図17】図14の第1、第2ケースを開いた状態で平面レンズを使用する状態を示した平面図。
【図18】図14の電子辞書とは別にカバー部材の平面レンズを使用する状態を示した平面図。
【図19】この発明を電子辞書に適用した第3実施形態において第2ケースに装着されるカバー部材を示した平面図。
【図20】図19のカバー部材を第2ケースの前面側に配置して使用する状態を示した側面図。
【図21】図21の平面図。
【図22】図19のカバー部材を第2ケースの後方にほぼ水平に配置して使用する状態を示した側面図。
【図23】図22の平面図。
【図24】この発明を電子辞書に適用した第4実施形態において第2ケースに装着されるカバー部材を示した平面図。
【図25】図24の平面レンズを第2ケースの前面側に配置して使用する状態を示した側面図。
【図26】図25の平面図。
【図27】図24の平面レンズを第2ケースの後方にほぼ水平に配置して使用する状態を示した側面図。
【図28】図27の平面図。
【符号の説明】
1 第1ケース
2 第2ケース
3 ヒンジ部
4 カバー部材
5 キーボード
6 表示部
13、14 第1、第2係合凹部
15 平板状部品
16、24、26、36 嵌め込み部
18、25 弾性係止突起
19 透明板
20 鏡
21 名刺入れ
22 カード型の電卓
23 ゲーム板
27 係止部
28 平面レンズ
30、35 ヒンジ部材

Claims (10)

  1. 互いに重なり合う2つのケースがヒンジ部によって回動可能に連結された折り畳み機器の前記2つのケースのうち、少なくとも一方のケースにその外表面を覆った状態で装着されるほぼ平板状のカバー部材であって、
    平板状部品を外部に露出させた状態で嵌め込むための嵌め込み部を有することを特徴とするカバー部材。
  2. 互いに重なり合う2つのケースがヒンジ部によって回動可能に連結された折り畳み機器において、
    前記2つのケースの少なくとも一方のケースにその外表面を覆った状態で装着されるほぼ平板状のカバー部材を備え、このカバー部材には、平板状部品を外部に露出させた状態で嵌め込むための嵌め込み部が設けられていることを特徴とする折り畳み機器。
  3. 前記平板状部品は、前記嵌め込み部に着脱可能に装着されることを特徴とする請求項2に記載の折り畳み機器。
  4. 前記嵌め込み部は、前記カバー部材の外表面側のみに開放された凹部形状に形成されていることを特徴とする請求項2または3に記載の折り畳み機器。
  5. 前記嵌め込み部は、前記カバー部材の表裏面に貫通して形成された開口部であることを特徴とする請求項2または3に記載の折り畳み機器。
  6. 少なくとも前記カバー部材の外表面側に位置する前記嵌め込み部の縁部には、前記平板状部品を係止する係止部が設けられていることを特徴とする請求項4または5に記載の折り畳み機器。
  7. 前記平板状部品は、透明板、鏡、名刺入れ、カード型電子機器、ゲーム板、平面レンズなどの平板状のものであることを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載の折り畳み機器。
  8. 前記カバー部材は、前記一方のケースに着脱可能に装着されていることを特徴する請求項2〜7のいずれかに記載の折り畳み機器。
  9. 前記カバー部材は、前記一方のケースにヒンジ部材によって回動可能に取り付けられていることを特徴する請求項2〜7のいずれかに記載の折り畳み機器。
  10. 前記平板状部品は、前記一方のケースにヒンジ部材によって回動可能に取り付けられていることを特徴する請求項2〜8のいずれかに記載の折り畳み機器。
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