JP2006004317A - ポストスクリプト書き出しシステム、プログラム、及び、記録媒体 - Google Patents

ポストスクリプト書き出しシステム、プログラム、及び、記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 レイアウトソフトウェアにより生成されたドキュメントを、一括してポストスクリプトファイル出力するポストスクリプト書き出しシステム等を提供する。
【解決手段】 コンピュータ101は、PS書き出しツール110の設定ファイル作成機能121により用紙設定、印刷設定、プリンタドライバ等を設定し、設定ファイル132に保存し、ページ番号情報付加機能122により、PSファイル書き出し時に使用する受注番号、付加ページ番号を、レイアウトドキュメント130に埋め込み、ポストスクリプト(PS)書き出し機能123により、指定されたレイアウトドキュメント130又は130´を、指定された設定ファイル132に基づいて、ポストスクリプト(PS)ファイル131出力又は印刷出力を行う。
【選択図】 図4

Description

本発明は、レイアウトソフトウェアにより生成されたドキュメントをポストスクリプトファイルに出力するポストスクリプト書き出しシステムに関する。
近年、広告、カタログ等の出版物制作を行う際、コンピュータの普及に伴い、出版物のデザイン、レイアウト等をパーソナルコンピュータで行うデスクトップパブリッシング(DTP)等で出版物制作作業を行い、その効率化が図られてきている。例えば、広告、パンフレット、商品カタログ、新聞、書籍等の出版物の作成にあたり、文字処理、レイアウト、イラスト処理、画像ハンドリング等の出版ツールでドキュメントを作成するレイアウトソフトウェア(例えば、Quark社のQuarkXPress(商標名))が存在する。
作成したドキュメントから、印刷物を出力するにあたって、特に高解像度を要求する印刷処理で一般に利用される代表的なページ記述言語で記述されたページ記述言語ファイル(例えば、Adobe社のポストスクリプト(PS)で記述されたポストスクリプト(PS)ファイル)に書き出し、ポストスクリプト(PS)ファイルを、ラスタイメージプロセッサ(RIP)等により、文字や図形等の符号情報と、写真等の画像走査線情報を同時処理するために、それぞれの情報をビットマップに展開し、画像化した情報を印刷装置に供給する。(例えば、特許文献1)
特開2001−117980号公報
従来のシステムにおいては、レイアウトソフトウェア(例えば、QuarkXPress(商標名))のドキュメントをポストスクリプト(PS)ファイルに出力する場合、印刷出力時の印刷設定、用紙設定等をページ毎に行わなければならず、操作作業に時間と手間がかかり、手作業ミスが発生し、効率的ではなかった。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、レイアウトソフトウェアにより生成されたドキュメントを、一括してポストスクリプトファイル出力するポストスクリプト書き出しシステム等を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために第1の発明は、端末装置からなる、レイアウトソフトウェアにより生成されたドキュメントをポストスクリプトファイルに出力するポストスクリプト書き出しシステムであって、書き出し時の用紙設定、印刷設定、プリンタドライバの設定情報を有する設定ファイルを作成又は編集する設定ファイル作成手段と、前記設定ファイルに基づいて、前記ドキュメントを、ページ単位又は見開き単位にポストスクリプトファイル出力、又はプリンタ出力する書き出し手段と、を具備することを特徴とするポストスクリプト書き出しシステムである。
また、前記ドキュメント内のページ番号を基に、前記書き出し手段でページを指定する際に用いる付加ページ番号を前記ドキュメントに埋め込むページ番号情報付加手段、を更に具備することが望ましい。
第1の発明では、書き出し時の用紙設定、印刷設定、プリンタドライバの設定情報を有する設定ファイルを作成又は編集し、ドキュメントを、設定ファイルに基づいて、ページ単位又は見開き単位にポストスクリプトファイル出力、又はプリンタ出力する。
第2の発明は、端末装置からなる、レイアウトソフトウェアにより生成されたドキュメントをポストスクリプトファイルに出力するポストスクリプト書き出しシステムであって、前記ドキュメントの用紙設定、印刷設定等の設定情報を有する第1の設定ファイルと、プリンタ出力時に用いられるプリンタドライバ固有の設定情報を有する第2の設定ファイルと、からなる設定ファイルと、コピー対象の第1の設定ファイルを、所定のホットフォルダにドロップし保存すると、前記端末装置のプリンタドライバに応じた前記第2の設定ファイルの一覧を表示し前記第2の設定ファイルを選択する第2の設定ファイル選択手段と、保存した第1の設定ファイルと選択した第2の設定ファイルをコピーし、新規の設定ファイルを作成する設定ファイルコピー手段と、を具備することを特徴とするポストスクリプト書き出しシステムである。
第2の発明では、ドキュメントの用紙設定、印刷設定等の設定情報を有する第1の設定ファイルと、プリンタ出力時に用いられるプリンタドライバ固有の設定情報を有する第2の設定ファイルと、からなる設定ファイルを有し、コピー対象の第1の設定ファイルを、所定のホットフォルダにドロップし保存すると、端末装置のプリンタドライバに応じた第2の設定ファイルの一覧を表示し第2の設定ファイルを選択し、保存した第1の設定ファイルと選択した第2の設定ファイルをコピーし、新規の設定ファイルを作成する。
「ポストスクリプト(PS)ファイル」は、高解像度を要求する印刷処理で一般に利用される代表的なページ記述言語で記述されたページ記述言語ファイルである。
「レイアウトソフトウェア」は、出版物の作成にあたり、文字処理、レイアウト、イラスト処理、画像ハンドリング等の出版ツールでドキュメントを作成する。
「設定ファイル」は、書き出し時のプリンタドライバ、用紙設定、印刷設定等の設定情報を有する。設定ファイルは、ドキュメントの用紙設定、印刷設定等の設定情報を有する第1の設定ファイルであるドキュメント設定ファイルと、プリンタ出力時に用いられるプリンタドライバ固有の設定情報を有する第2の設定ファイルである印刷設定ファイルからなる。
「付加ページ番号」は、ポストスクリプトファイル書き出し時のページ範囲を指定する際に使用するページ番号であり、ドキュメントにページ番号に付加して埋め込むページ番号情報である。複数のドキュメントから構成される1つの印刷物を作成する場合に、書き出し時に有効なページ番号情報である。
「ホットフォルダ」は、ネットワーク上で当該フォルダを監視し、「ホットフォルダ」内に設定ファイルが作成されると、設定ファイルコピー処理を行う。
第3の発明は、コンピュータを第1の発明、又は第2の発明のポストスクリプト書き出しシステムとして機能させるプログラムである。
第4の発明は、コンピュータを第1の発明、又は第2の発明のポストスクリプト書き出しシステムとして機能させるプログラムを記録した記録媒体である。
上述のプログラムをCD−ROM等の記録媒体に保持させて流通させてもよいし、このプログラムを通信回線を介して送受することもできる。
本発明は、レイアウトソフトウェアにより生成されたドキュメントを、一括してポストスクリプトファイル出力するポストスクリプト書き出しシステム等を提供することができる。
以下に、添付図面を参照しながら、本発明に係るポストスクリプト(PS)書き出しシステム等の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明および添付図面において、略同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略することにする。
図1は、本発明の本実施の形態に係るポストスクリプト(PS)書き出しシステム100の概略構成を示す図である。
図1に示すように、ポストスクリプト(PS)書き出しシステム100は、コンピュータ101からなり、コンピュータ101は、ポストスクリプト(PS)書き出しツール110、レイアウトソフトウェア111、レイアウトドキュメント130、ポストスクリプト(PS)ファイル131、設定ファイル132、ログファイル133等から構成される。尚、コンピュータ101は、端末装置であるパーソナルコンピュータ、携帯情報端末(Personal Digital Assistant)等である。
ポストスクリプト(PS)書き出しツール110は、実行可能プログラムであり、レイアウトソフトウェア111により生成したレイアウトドキュメント130を読み込み、作成した設定ファイル132に基づき、ポストスクリプト(PS)ファイル131出力、又は印刷出力を行う。
レイアウトソフトウェア111は、商品カタログ、書籍等の出版物の作成にあたり、文字処理、レイアウト、イラスト処理、画像ハンドリング等の出版ツールでレイアウトドキュメント130を作成するレイアウトソフトウェアの実行可能プログラムであり、本実施の形態では、例えば、Quark社のQuarkXPress(商標名)を用いる。
例えば、本実施の形態では、ポストスクリプト(PS)書き出しツール110は、QuarkXPress(商標名)の拡張機能として組み込まれ、QuarkXPress(商標名)を起動することにより、ポストスクリプト(PS)書き出しツール110へ処理遷移されるが、本実施の形態に限るものではない。
レイアウトドキュメント130は、レイアウトソフトウェア111により生成したレイアウト済みのドキュメントであり、例えば、QuarkXPress(商標名)が生成するQuarkドキュメントである。本実施の形態では、Quarkドキュメントを用いる。
ポストスクリプト(PS)ファイル131は、高解像度を要求する印刷処理で一般に利用される代表的なページ記述言語ポストスクリプト(PS)で記述されたページ記述言語ファイルである。
設定ファイル132は、ポストスクリプト(PS)ファイル131書き出し時のプリンタドライバ、用紙設定、印刷設定等の設定情報を有する。
ログファイル133には、ポストスクリプト(PS)書き出しツール110の処理結果を記録する。
次に、コンピュータ101のハードウェア構成を説明する。図2は、コンピュータ101のハードウェア構成図である。
図2に示すように、コンピュータ101は、制御部201、記憶装置202(ハードディスク)、メディア入出力部203(CD−ROM)、通信制御部204(通信制御装置、通信ポート等)、入力部205(キーボード、マウス等)、印刷部206(プリンタ)、表示部207(ディスプレイ)等が、バス209を介して接続される。
制御部201は、CPU、ROM、RAM等で構成され、大容量記憶媒体としての記憶装置202に格納されたプログラムに従って、バス209を介して接続された各装置を駆動制御する。
記憶装置202には、各構成部分を駆動制御する制御プログラム310、アプリケーションプログラム311、及びレイアウトドキュメント130、ポストスクリプト(PS)ファイル131、設定ファイル132、ログファイル133等が格納されている。
これらの各プログラムコードは、制御部201により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて各種の手段として実行される。
メディア入出力部203(CD−ROMドライブ装置)は、制御部201のROMや記憶装置202に記憶されているプログラムや情報をバージョンアップ、機器設定等の設定を行う際に用いられる。
通信制御部204は、通信制御装置、通信ポート等であり、ネットワーク109を介して、コンピュータ101間の通信制御を行う。
入力部205は、キーボード、マウス等であり、表示部207(ディスプレイ)に表示された操作案内、各種処理、操作を行う。
印刷部206は、プリンタであり、印刷出力処理を行う。
次に、記憶装置202におけるポストスクリプト(PS)書き出しシステム関連のファイル配置について説明する。図3は、記憶装置202におけるポストスクリプト(PS)書き出しシステム関連のファイル配置を示す。図3に示すように、記憶装置202内には、レイアウトドキュメント130、ポストスクリプト(PS)ファイル131、設定ファイル132、ログファイル133、及び制御プログラム310、アプリケーションプログラム311等が格納されている。
レイアウトドキュメント130は、例えば、QXPフォルダ140に格納され、レイアウトソフトウェア111により生成されたレイアウト済みのドキュメントであり、例えば、Quarkドキュメントである。
ポストスクリプト(PS)ファイル131は、例えば、保存フォルダ141に格納され、高解像度を要求する印刷処理で一般に利用される代表的なページ記述言語ポストスクリプト(PS)で記述されたページ記述言語ファイルである。出力したポストスクリプト(PS)ファイルは、例えば、ラスタイメージプロセッサ(RIP)を用いて、文字や図形等の符号情報と、写真等の画像走査線情報を同時処理するために、それぞれの情報をビットマップに展開し、画像化した情報を印刷装置に供給し、印刷する。
設定ファイル132は、例えば、PS書き出しフォルダ142下の設定フォルダ143に格納され、ポストスクリプト(PS)ファイル131書き出し時のプリンタドライバ、用紙設定、印刷設定等の設定情報を有する。設定ファイル132は、レイアウトドキュメント130の用紙設定、印刷設定等の設定情報を有するドキュメント設定ファイル132Qと、印刷出力時に用いられるプリンタドライバ固有の設定情報を有する印刷設定ファイル132Pからなる。
ログファイル133には、例えば、PS書き出しフォルダ142下のログフォルダ144に格納され、ポストスクリプト(PS)書き出しツール110の書き出し処理結果情報(正常終了/エラー終了のステータス、PSファイル名、レイアウトドキュメント名、設定ファイル名、終了時間、エラー内容等)を記録する。
制御プログラム310は、コンピュータ101の各構成部分を駆動制御するプログラムである。
アプリケーションプログラム311は、実行可能プログラムであり、ポストスクリプト(PS)書き出しツール110、レイアウトソフトウェア(例えば、QuarkXPress(商標名))111等に該当するプログラムである。
次に、ポストスクリプト(PS)書き出しシステム100全体の処理の流れを説明する。図4は、ポストスクリプト(PS)書き出しシステム100全体の処理の流れ400を示す。
ポストスクリプト(PS)書き出しツール110は、設定ファイル作成機能121、ページ番号情報付加機能122、ポストスクリプト(PS)書き出し機能123等からなる。
設定ファイル作成機能121は、用紙設定、印刷設定、プリンタドライバ等を設定し、設定ファイル132に保存する。
ページ番号情報付加機能122は、PSファイル書き出し時に使用するページ指定ドキュメント情報として受注番号91、PSファイル書き出し時のページ範囲を指定する際に使用する付加ページ番号93をレイアウトドキュメント130に埋め込み、レイアウトドキュメント(ページ番号情報付加)130´を作成する。付加ページ番号は、例えば、複数のレイアウトドキュメント130から構成される印刷物を作成する際に、複数のドキュメントを関連付けるページ番号情報として指定可能となる。
ポストスクリプト(PS)書き出し機能123は、指定されたレイアウトドキュメント130又はレイアウトドキュメント(ページ番号情報付加)130´を、指定された設定ファイル132に基づいて、ポストスクリプト(PS)ファイル131書き出し又は印刷出力を行う。
次に、図5を参照しながら、設定ファイル作成機能121の処理手順を詳しく説明する。図5は、設定ファイル作成機能121の処理手順を示すフローチャートである。
コンピュータ101の制御部201はPS書き出しメニュ画面10を表示し、利用者は、「設定ファイル作成」11メニュを選択する(ステップ501)。
例えば、QuarkXPress(商標名)111の拡張機能としてPS書き出しツール110を組み込まれている状態で、QuarkXPress(商標名)111を起動し、「PS自動書き出し」を選択することにより、PS書き出しツール110を起動し、PS書き出しメニュ画面10を表示する。尚、PS書き出しツール110の起動方法は、本実施の形態に示す方法に限らない。
制御部201は、「設定ファイル作成」11メニュを選択すると、設定ファイルリスト画面20を表示する(ステップ502)。図6は、設定ファイルリスト画面20を示す。
図6に示すように、設定ファイルリスト画面20は、設定ファイルリスト25、新規作成ボタン21、編集ボタン22、複製ボタン23、削除ボタン24等からなる。設定ファイルリスト25には、PS書き出しフォルダ142下の設定フォルダ143内の設定ファイル132(ロックされていない設定ファイル132、ロックされている設定ファイル132L)が一覧表示される。ロックされていない設定ファイル132は、編集ボタン22、複製ボタン23、削除ボタン24等が使用可能となる。ロックされている設定ファイル132Lには、鍵マークが表示され、編集ボタン22、複製ボタン23が使用可能となるが、削除ボタン24は使用不可となる。
新規作成ボタン21を押下すると、制御部201は、設定ファイル作成画面(新規作成)30aを表示する。編集ボタン22を押下すると、制御部201は、設定ファイル作成画面(編集・複製)30bを表示する。複製ボタン23を押下すると、制御部201は、選択した複製したい設定ファイル132の内容が表示された設定ファイル作成画面(編集・複製)30bを表示する。削除ボタン24を押下すると、制御部201は、選択した設定ファイル132を削除する。ロックされている設定ファイル132Lは、削除できない。設定ファイル132作成時に同時に作成された印刷設定ファイルも削除される。
制御部201は、新規作成ボタン21、又は設定ファイル132を選択し編集ボタン22/複製ボタン23を押下すると、それぞれ設定ファイル作成画面(新規作成)30a、設定ファイル作成画面(編集・複製)30bを表示する(ステップ503)。図7は、設定ファイル作成画面(新規作成)30a、設定ファイル作成画面(編集・複製)30bを示す。
図7に示すように、設定ファイル作成画面(新規作成)30aは、設定ファイル名31、プリンタドライバ選択ボタン32、出力先33、「見開き」ラジオボタン34、「単ページ」ラジオボタン35、「ファイルロック」チェックボックス36、用紙設定ボタン37、印刷設定ボタン38、保存ボタン39、キャンセルボタン40等からなる。
設定ファイル作成画面(編集・複製)30bは、設定ファイル名31、プリンタドライバ41、ポストスクリプトプリンタ42、出力先33、「見開き」ラジオボタン34、「単ページ」ラジオボタン35、「ファイルロック」チェックボックス36、用紙設定ボタン37、印刷設定ボタン38、保存ボタン39、キャンセルボタン40等からなる。
設定ファイル名31には、設定ファイル名を設定する。複製時の設定ファイル名31は、例えば、「設定ファイル1」を複製した場合、「設定ファイル1のコピー」となる。
出力先33には、プリント出力/ポストスクリプト(PS)ファイル出力を設定する。
「見開き」ラジオボタン34、「単ページ」ラジオボタン35は、PS書き出し単位の「見開き」/「単ページ」を設定する。
「ファイルロック」チェックボックス36は、設定ファイル132のファイルロックの有無を設定する。ロックした設定ファイル132Lは、削除不可となる。
制御部201は、指定された設定ファイル名31、PS書き出し単位(「見開き」/「単ページ」)、ファイルロックの有無等を設定する(ステップ504)。
制御部201は、新規作成時、プリンタドライバ選択ボタン32を押下すると、プリンタドライバ選択画面50を表示する(ステップ505)。図8は、プリンタドライバ選択画面50を示す。
プリンタドライバ選択画面50は、プリンタドライバ41の一覧を示すプリンタドライバリスト51、ポストスクリプトプリンタ42の一覧を示すポストスクリプトプリンタリスト52、プリンタ所在地の一覧を示すゾーン名リスト53、OKボタン55、キャンセルボタン56等からなる。
利用者がプリンタドライバ41、ポストスクリプトプリンタ42等を選択し、OKボタン55を押下すると(ステップ506)、制御部201は、選択したプリンタドライバ41、ポストスクリプトプリンタ42等の設定を保存し、プリンタドライバ選択画面50を閉じ(ステップ507)、ステップ503に移行し、設定ファイル作成画面30の表示を行う。
制御部201は、用紙設定ボタン37を押下すると、用紙設定画面(図示せず)を表示する(ステップ508)。利用者が用紙設定を行い、制御部201は、指定された用紙設定を保存し、プリンタドライバ選択画面50を閉じ(ステップ509)、ステップ503に移行し、設定ファイル作成画面30の表示を行う。
制御部201は、印刷設定ボタン38を押下すると、印刷設定画面(図示せず)を表示する(ステップ510)。利用者が印刷設定を行い、制御部201は、指定された印刷設定を保存し、プリンタドライバ選択画面50を閉じ(ステップ511)、ステップ503に移行し、設定ファイル作成画面30の表示を行う。
制御部201は、保存ボタン39を押下すると、全ての項目の設定情報を設定ファイル132に保存し、設定ファイル作成画面20を閉じる(ステップ512)。キャンセルボタン40を押下すると、全ての項目の設定を保存せずに、設定ファイル作成画面20を閉じる。
次に、図9を参照しながら、ポストスクリプト(PS)書き出し機能123の処理手順を詳しく説明する。図9は、ポストスクリプト(PS)書き出し機能123の処理手順を示すフローチャートである。
コンピュータ101の制御部201はPS書き出しメニュ画面10を表示し、利用者は、「書き出し」12メニュを選択する(ステップ901)。
制御部201は、「書き出し」12メニュを選択すると、書き出しツール画面60を表示する(ステップ902)。図10は、書き出しツール画面60を示す。
図10に示すように、書き出しツール画面60は、レイアウトドキュメントリスト61、設定ファイルリスト62、保存フォルダリスト63、書き出しページ指定64、新規フォルダ作成ボタン72、書き出しボタン68、キャンセルボタン69等からなる。
レイアウトドキュメントリスト61は選択したフォルダ内のレイアウトドキュメント130とフォルダの一覧である。設定ファイルリスト62は、設定フォルダ143内の設定ファイル132の一覧である。保存フォルダリスト63は、選択したフォルダ内の保存フォルダ141の一覧である。新規フォルダ作成ボタン72を押下すると、制御部201は、指定された新規フォルダ名71で新規フォルダ作成画面70を表示し、保存フォルダの新規フォルダを作成する。
書き出しページ指定64は、部分的書き出しチェックボックス65にチェックをオンすると、書き出しページ指定を可能とする。「ページ番号」ラジオボタン66は、書き出しページをページ番号で指定する。「付加ページ番号」ラジオボタン67は、書き出しページを付加ページ番号で指定する。
付加ページ番号は、例えば、複数のレイアウトドキュメント130から構成される印刷物を作成する際に、複数のドキュメントを関連付けるページ番号情報として指定可能となる。例えば、レイアウトドキュメント130−1のページ5〜10とレイアウトドキュメント130−2のページ20〜30を1つの印刷物として作成する場合、後述するページ情報付加機能122で、レイアウトドキュメント130−1のページ5〜10に付加ページ番号1〜6を設定し、レイアウトドキュメント130−2のページ20〜30に付加ページ番号7〜17を設定しておき、PS書き出し機能123で書き出しページを付加ページ番号で該等ページ番号を指定して書き出すと、レイアウトドキュメント130−1、130−2の書き出し対象ページ内容を、複数ドキュメント連番の新たなページ番号情報と共に、ポストスクリプトファイル131出力又はプリンタ出力される。
利用者は、レイアウトドキュメント130又はレイアウトドキュメント130を含むフォルダ、設定ファイル132、保存フォルダ141、書き出しページ指定64等を設定し、書き出しボタン68を押下する(ステップ903)。
制御部201は、指定された条件で、レイアウトドキュメント130を、設定ファイル132に基づいて、単ページ単位/見開き単位で、出力先である指定された保存フォルダ141のポストスクリプト(PS)ファイル131、又はプリンタ206に出力する(ステップ904)。
ポストスクリプト(PS)ファイル131のファイル名は、受注番号91(指定されていない場合は省略)と、付加ページ番号93等より単ページ単位/見開き単位に応じて設定される。尚、受注番号91の指定については、後述ページ番号情報付加機能122で説明する。
(1)付加ページ番号93が数字の場合、
単ページ単位時:
<受注番号>P<付加ページ番号(4byte揃え)>.ps
例えば、「受注1P0001.ps」
見開き単位時:
<受注番号>P<付加ページ番号(4byte揃え)>@P<付加ページ番号(4byte揃え)>.ps
例えば、「受注2P0001@P0002.ps」
(2)付加ページ番号93が数字以外を含む場合、
単ページ単位時:
<受注番号><付加ページ番号(4byte揃え)>.ps
例えば、「受注1H1.ps」
見開き単位時:
<受注番号><付加ページ番号(4byte揃え)>@<付加ページ番号(4byte揃え)>.ps
例えば、「受注2H1@H2.ps」
(3)付加ページ番号93が設定されていない(ページ番号設定)場合、
単ページ単位時:
<受注番号>P<レイアウトドキュメントページ番号(4byte揃え)>.ps
例えば、「受注1P0001.ps」
見開き単位時:
<受注番号>P<レイアウトドキュメントページ番号(4byte揃え)>@P<付加ページ番号(4byte揃え)>.ps
例えば、「受注2P0001@P0002.ps」
書き出し後、制御部201は、PSファイル書き出し時には、ログ情報を格納する(ステップ905)。
指定された全ページ終了するまで(ステップ906のNo)、ステップ904からステップ906の書き出し処理を繰り返す。
指定された全ページ終了すると(ステップ906のYes)、制御部201は、PSファイル書き出し時には、ログ情報からログファイル133(.txtファイル)を生成する(ステップ907)。制御部201は、1回の処理で1つのログファイル133を出力する。ログファイル名は、正常終了時「処理日時.txt」とし、エラー発生時「処理日時E.txt」とし、エラー発生をファイル名で把握可能とする。図11は、ログファイル133の内容を示す。
図11に示すように、ログファイル133は、ヘッダレコード87と、1つのPSファイルの処理結果を1レコードとしたログレコード88群から構成される。
ヘッダレコード87は、「ERROR PSファイル名 QXPファイル名(レイアウトドキュメントファイル名)、設定ファイル名、時間、エラー内容」等のヘッダを表す。
ログレコード88は、正常終了/エラー終了を示すエラーフラグ81、PSファイル名82、レイアウトドキュメントファイル名83、設定ファイル名84、作成終了時刻/エラー発生時刻を表す時間85、エラー内容86等のログ情報等を有する。
次に、レイアウトドキュメント130からポストスクリプト(PS)ファイル131書き出しの具体例を説明する。図12は、レイアウトドキュメント130からポストスクリプト(PS)ファイル131書き出しの具体例を示す。
図12に示すように、例えば、書き出しページ指定64で「部分的書き出し」、ページ番号92「3ページから8ページ」、ページ番号情報付加機能122で受注番号91「22589」と指定し、書き出しを行うと、
(1)単ページの場合:レイアウトドキュメント130の3ページの内容→PSファイル名「22589P0003.ps」のPSファイル131に、レイアウトドキュメント130の4ページの内容→PSファイル名「22589P0004.ps」のPSファイル131に、…、レイアウトドキュメント130の8ページの内容→PSファイル名「22589P0008.ps」のPSファイル131等と、レイアウトドキュメント130の3から8ページの内容をページ単位で6つのPSファイル131に書き出す。
(2)見開きページの場合:レイアウトドキュメント130の3ページの内容→PSファイル名「22589P0003.ps」のPSファイル131に、レイアウトドキュメント130の4ページ、5ページの内容→PSファイル名「22589P0004@P0005.ps」のPSファイル131に、…、レイアウトドキュメント130の8ページの内容→PSファイル名「22589P0008.ps」のPSファイル131等と、レイアウトドキュメント130の3から8ページの内容を見開きページ単位で4つのPSファイル131に書き出す。
次に、図13を参照しながら、ページ番号情報付加機能122の処理手順を詳しく説明する。図13は、ページ番号情報付加機能122の処理手順を示すフローチャートである。
コンピュータ101の制御部201はPS書き出しメニュ画面10を表示し、利用者は、「ページ番号情報パレット表示」13メニュを選択する(ステップ1301)。
制御部201は、「ページ番号情報パレット表示」13メニュを選択すると、ページ番号情報パレット表示画面90を表示する(ステップ1302)。図14は、ページ番号情報パレット表示画面90を示す。
図14に示すように、ページ番号情報パレット表示画面90は、受注番号91の入力フィールド、設定タブ94、連番設定タブ95、スライドタブ96等からなる。
受注番号91は、PSファイル131書き出し時にPSファイル名に使われる文字列である。利用者は、受注番号91の入力フィールドに入力後、設定タブ94、連番設定タブ95、スライドタブ96等で付加ページ番号93を設定する(ステップ1303)。
設定タブ94では、付加ページ番号93を1ページずつ設定する。設定タブ94は、ページ番号92の入力フィールド、付加ページ番号93の入力フィールド、保存ボタン97、キャンセルボタン98、削除ボタン99等からなる。制御部201は、ページ番号92に指定したページに対して、付加ページ番号93に指定した数字を埋め込む。保存ボタン97により、制御部201は、付加ページ番号93の設定を保存する。キャンセルボタン98により、制御部201は、1回前の設定をキャンセルする。削除ボタン99により、制御部201は、ページ番号で示されるページの付加ページ番号93を削除する。
図15は、連番設定タブ95による、付加ページ番号の連番設定を示す。図15に示すように、連番設定タブ95は、ページ番号92の入力フィールド、付加ページ番号開始値73の入力フィールド、実行ボタン74、キャンセルボタン98等からなる。実行ボタン74により、制御部201は、ページ番号92で指定した範囲のページに対して、付加ページ番号開始値73で始まる連番を付加ページ番号93に割り当てる。例えば、レイアウトドキュメント130のページ番号92で指定した範囲のページ「4〜8ページ」に対して、付加ページ番号開始値73「123」で始まる連番「123、124、…127」を付加ページ番号93として割り当てる。
図16は、スライドタブ96による、付加ページ番号93のスライド設定を示す。図16に示すように、スライドタブ96は、「全体にスライド」ラジオボタン76、「部分的にスライド」ラジオボタン77、「ページ番号」ラジオボタン66、「付加ページ番号」ラジオボタン67、ページ番号/付加ページ番号の入力フィールド、スライドページ数78の入力フィールド、実行ボタン74、キャンセルボタン98等からなる。
「全体にスライド」ラジオボタン76により、レイアウトドキュメント130の全ページをスライドし、「部分的にスライド」ラジオボタン77により、ドキュメント内のページ番号/付加ページ番号で示された範囲のページをスライドする。「ページ番号」ラジオボタン66、又は「付加ページ番号」ラジオボタン67により、入力フィールドに入力するページ番号/付加ページ番号を選択する。実行ボタン74により、制御部201は、現在、レイアウトドキュメント130に設定されている付加ページ番号93を指定されたページ数分ずらす。例えば、スライド前のレイアウトドキュメント130´のページ番号92で指定した範囲のページ「4〜6ページ」の付加ページ番号「123、124、125」をスライドページ数「100」ずらし、付加ページ番号「223、224、225」を割り当てる。
制御部201は、レイアウトドキュメント130に対して、ドキュメント情報として入力した受注番号91を、ページ番号情報として、設定タブ94、連番設定タブ95、スライドタブ96等で設定した付加ページ番号93を埋め込み、保存する(ステップ1304)。
以上説明したように、本発明の実施の形態によれば、ポストスクリプト書き出しシステム100において、コンピュータ101の制御部201は、設定ファイル作成機能121により、書き出し時のプリンタドライバ設定、用紙設定、印刷設定等の設定情報を有する設定ファイル132を作成又は編集し、ページ番号情報付加機能122により、レイアウトソフトウェア111により生成されたレイアウトドキュメント130内のページ番号を基に、付加ページ番号をページ毎にレイアウトドキュメント130に埋め込み、書き出し機能123により、レイアウトドキュメント130を、設定ファイル132に基づいて、ページ単位にポストスクリプト(PS)ファイル131に書き出し、又はプリンタに出力する。
これにより、レイアウトソフトウェアのドキュメントを、設定ファイルに基づいて、一括でポストスクリプト(PS)ファイルを書き出すことを可能とし、手作業ミスをなくし、操作作業時間を削減でき、効率的なポストスクリプト(PS)書き出し操作を行うことができる。
また、ドキュメントに付加ページ番号を埋め込むことにより、複数のレイアウトドキュメントから構成される1つの印刷物を、容易に作成することができる。
次に、他の実施の形態について説明する。本実施の形態に係るポストスクリプト(PS)書き出しシステム170は、ポストスクリプト(PS)書き出しツール110により、ネットワーク109を介して接続された他のコンピュータ101上の設定ファイル132をコピーする設定ファイルコピー機能124を有する。図17は、本発明の本実施の形態に係るポストスクリプト(PS)書き出しシステム170の概略構成を示す図である。
図17に示すように、ポストスクリプト(PS)書き出しシステム170は、複数のコンピュータ101−1、101−2、ネットワーク109等からなる。
ネットワーク109は、インターネット、ローカルエリアネットワーク(LAN)、社内LAN等のネットワークであり、有線、無線を問わない。
コンピュータ101は、ポストスクリプト(PS)書き出しツール110、レイアウトソフトウェア111、ドキュメント設定ファイル132Qと印刷設定ファイル1352Pからなる設定ファイル132等を有する。ポストスクリプト(PS)書き出しツール110は、設定ファイルコピー機能124を有し、ネットワーク109を介して接続された他のコンピュータ101−2上のドキュメント設定ファイル132Qをコピーし、ドキュメント設定ファイル132Qに結合する印刷設定ファイル132Pを作成する。
次に、記憶装置202における設定ファイルコピー機能関連の特徴的なファイル配置について説明する。図18は、記憶装置202における設定ファイルコピー機能関連のファイル配置を示す。
図18に示すように、記憶装置202内には、ポストスクリプト(PS)書き出しフォルダ142に設定フォルダ143、結合フォルダ145、印刷設定フォルダ146等を有する。
設定フォルダ143には、第1の設定ファイルであるドキュメント設定ファイル132Q(レイアウトドキュメント形式)とそれに対応する第2の設定ファイルである印刷設定ファイル132P(.ppiファイル)からなる設定ファイル132を格納する。ドキュメント設定ファイル132Qには、印刷設定、用紙設定の中のレイアウトドキュメント用の設定を格納し、印刷設定ファイル132Pには、プリンタドライバが有する設定を格納する。結合フォルダ145には、印刷設定フォルダ146が格納されている。PSファイル131を出力する際は、プリンタドライバが持っている設定内容で設定する必要がないため、ドキュメント設定ファイル132Q内の設定のみで設定完了となる。
結合フォルダ145は、ポストスクリプト(PS)書き出しツール110起動時に、「ホットフォルダ」となる。「ホットフォルダ」とは、制御部201が、ネットワーク上で当該フォルダを監視し、当該ホットフォルダ内にファイルが作成されると、所定の処理制御を行うことを可能とする。本実施の形態では、制御部201は、ホットフォルダである結合フォルダ145を監視し、ドキュメント設定ファイル132Qを結合フォルダにドロップし、結合フォルダ145にドキュメント設定ファイル132Qが作成されると、ドキュメント設定ファイル132Qのコピーする際、ppi選択画面180を表示し、コピー処理を行う。
印刷設定フォルダ146には、該コンピュータ101のプリンタドライバに関連する印刷設定ファイル132Pを格納する。
次に、ポストスクリプト(PS)書き出しシステム170における、ポストスクリプト(PS)書き出しツール110の設定ファイルコピー機能124の処理手順について詳しく説明する。図19は、設定ファイルコピー機能124の処理手順を示すフローチャートである。図20は、ppi選択画面180と設定ファイルコピー処理の流れを示す。
図19に示すように、コンピュータ101−1の制御部201は、予め、ポストスクリプト(PS)書き出しツール110を起動する。例えば、ポストスクリプト(PS)書き出しツール110をQuarkXPressの拡張機能として組み込まれた状態で、QuarkXPressを起動する。
制御部201は、ホットフォルダである結合フォルダを監視する(ステップ1901)。
利用者は、ネットワーク109を介して、コンピュータ101−2にアクセスし、コンピュータ101−2の記憶装置202内のコピー対象のドキュメント設定ファイル132Qを、本コンピュータ101−1の記憶装置202内の結合フォルダ145にドロップすると(ステップ1902)、コンピュータ101−1の制御部201は、コピー対象のドキュメント設定ファイル132Qを受信し、ホットフォルダである結合フォルダ145にコピー対象のドキュメント設定ファイル132Qを生成する(ステップ1903)。
例えば、図20に示すように、コンピュータ101−2の記憶装置202内のコピー対象のドキュメント設定ファイル132Q「250×315ad−ps」を、結合フォルダ145にドロップする。
コンピュータ101−1の制御部201は、結合フォルダ145にドキュメント設定ファイル132Qを作成すると、印刷設定フォルダ146内の印刷設定ファイル(.ppiファイル)一覧181を示すppi選択画面180を表示する(ステップ1904)。
利用者は、ppi選択画面180上の印刷設定ファイル(.ppiファイル)132Pを選択し、作成ボタン182を押下する(ステップ1905)。例えば、ppi選択画面180上の印刷設定ファイル132P「235×300ad−ps.ppi」を選択する。
制御部201は、結合フォルダ145内のコピー対象のドキュメント設定ファイル132Qと、結合した印刷設定ファイル(.ppiファイル)132Pを、設定フォルダ143に生成し、新しく設定ファイル132を作成する(ステップ1906)。ドキュメント設定ファイル132Qに結合する印刷設定ファイル(.ppiファイル)132Pのファイル名は、「ドキュメント設定ファイル132Qのファイル名.ppi」に設定する。制御部201は、結合フォルダ145内のドキュメント設定ファイル132Qを削除する(ステップ1907)。
例えば、コピー対象のドキュメント設定ファイル132Q「250×315ad−ps」と、選択した印刷設定ファイル132P「235×300ad−ps.ppi」を結合して、PS書き出しフォルダ142の設定フォルダ143に作成する。作成した印刷設定ファイル名は、設定ファイル名「250×315ad−ps」に合わせた印刷設定ファイル132P「235×315ad−ps.ppi」と設定する。
以上説明したように、本発明の実施の形態によれば、ポストスクリプト書き出しシステム100において、コンピュータ101−1の制御部201は、設定ファイルコピー機能124により、他のコンピュータ101−2の記憶装置に格納されているドキュメント設定ファイル132Qを、コンピュータ101−1の記憶装置202内の結合フォルダ(ホットフォルダ)にドロップすると、ppi選択画面180を表示し、選択された印刷設定ファイル132Pと、コピー対象のドキュメント設定ファイル132Qを設定フォルダ143にコピーし、設定ファイル132を作成する。
これにより、ポストスクリプト(PS)ファイル書き出し時に必要とする設定ファイルを、別のコンピュータ101で利用する際、各コンピュータに応じた固有な設定情報を考慮しながら、ドキュメントの用紙設定、印刷設定等の設定情報を有する設定ファイルをコピー可能とし、別のコンピュータにおいて設定ファイルを容易に利用可能とする。
尚、本実施の形態では、レイアウトソフトウェアとしてQuarkXPress(商標名)、レイアウトソフトウェアで生成するドキュメントとしてQuarkドキュメントを用いたが、これに限るものではない。
尚、図5、図9、図13、図19等に示す処理を行うプログラムはCD−ROM等の記録媒体に保持させて流通させてもよいし、このプログラムを通信回線を介して送受することもできる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係るポストスクリプト(PS)書き出しシステム等の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明の本実施の形態に係るポストスクリプト(PS)書き出しシステム100の概略構成を示す図 コンピュータ101のハードウェア構成図 記憶装置202におけるポストスクリプト(PS)書き出しシステム関連のファイル配置を示す図 ポストスクリプト(PS)書き出しシステム100全体の処理の流れを示す図 設定ファイル作成機能121の処理手順を示すフローチャート 設定ファイルリスト画面20を示す図 設定ファイル作成画面(新規作成)30a、設定ファイル作成画面(編集・複製)30bを示す図 プリンタドライバ選択画面50を示す図 ポストスクリプト(PS)書き出し機能123の処理手順を示すフローチャート 書き出しツール画面60を示す図 ログファイル133の内容を示す図 レイアウトドキュメント130からポストスクリプト(PS)ファイル131書き出しの具体例を示す図 ページ番号情報付加機能122の処理手順を示すフローチャート ページ番号情報パレット表示画面90を示す図 連番設定タブ95による、付加ページ番号の連番設定を示す図 スライドタブ96による、付加ページ番号のスライド設定を示す図 本発明の本実施の形態に係るポストスクリプト(PS)書き出しシステム170の概略構成を示す図 加工設定画面903を示す図 設定ファイルコピー機能124の処理手順を示すフローチャート ppi選択画面180と設定ファイルコピー処理の流れを示す図
符号の説明
100………ポストスクリプト(PS)書き出しシステム
101………コンピュータ
109………ネットワーク
110………ポストスクリプト(PS)書き出しツール
111………レイアウトソフトウェア
121………設定ファイル作成機能
122………ページ番号情報付加機能
123………PS書き出し機能
124………設定ファイルコピー機能
130………レイアウトドキュメント
131………ポストスクリプト(PS)ファイル
132………設定ファイル
132Q………ドキュメント設定ファイル
132P………印刷設定ファイル
133………ログファイル
201………制御部
202………記憶装置

Claims (11)

  1. 端末装置からなる、レイアウトソフトウェアにより生成されたドキュメントをポストスクリプトファイルに出力するポストスクリプト書き出しシステムであって、
    書き出し時の用紙設定、印刷設定、プリンタドライバの設定情報を有する設定ファイルを作成又は編集する設定ファイル作成手段と、
    前記設定ファイルに基づいて、前記ドキュメントを、ページ単位又は見開き単位にポストスクリプトファイル出力、又はプリンタ出力する書き出し手段と、
    を具備することを特徴とするポストスクリプト書き出しシステム。
  2. 端末装置からなる、レイアウトソフトウェアにより生成されたドキュメントをポストスクリプトファイルに出力するポストスクリプト書き出しシステムであって、
    前記ドキュメントの用紙設定、印刷設定等の設定情報を有する第1の設定ファイルと、プリンタ出力時に用いられるプリンタドライバ固有の設定情報を有する第2の設定ファイルと、からなる設定ファイルと、
    コピー対象の第1の設定ファイルを、所定のホットフォルダにドロップし保存すると、前記端末装置のプリンタドライバに応じた前記第2の設定ファイルの一覧を表示し前記第2の設定ファイルを選択する第2の設定ファイル選択手段と、
    保存した第1の設定ファイルと選択した第2の設定ファイルをコピーし、前記設定ファイルを作成する設定ファイルコピー手段と、
    を具備することを特徴とするポストスクリプト書き出しシステム。
  3. 前記ドキュメント内のページ番号を基に、前記書き出し手段でページを指定する際に用いる付加ページ番号を前記ドキュメントに埋め込むページ番号情報付加手段、
    を更に具備することを特徴とする請求項1に記載のポストスクリプト書き出しシステム。
  4. 前記ページ番号情報付加手段は、ページ番号で指定されるページに対して前記付加ページ番号を設定することを特徴とする請求項3に記載のポストスクリプト書き出しシステム。
  5. 前記ページ番号情報付加手段は、ページ番号で指定されるページ範囲に対して付加ページ番号開始値で始まる連番を前記付加ページ番号に割り当て設定することを特徴とする請求項3に記載のポストスクリプト書き出しシステム。
  6. 前記ページ番号情報付加手段は、現在設定されている付加ページ番号を指定されたページ数分ずらして前記付加ページ番号に設定することを特徴とする請求項3に記載のポストスクリプト書き出しシステム。
  7. 前記書き出し手段は、指定されたドキュメント、又は指定されたフォルダに含まれる全てのドキュメントを書き出すことを特徴とする請求項1に記載のポストスクリプト書き出しシステム。
  8. 前記書き出し手段は、前記ドキュメントの全ページ書き出し、又は部分書き出しを行うことを特徴とする請求項1に記載のポストスクリプト書き出しシステム。
  9. 前記コピー対象の第1の設定ファイルは、ネットワークを介して接続された他の端末装置に記憶されるファイルであることを特徴とする請求項2に記載のポストスクリプト書き出しシステム。
  10. コンピュータを請求項1から請求項9のいずれかに記載のポストスクリプト書き出しシステムとして機能させるプログラム。
  11. コンピュータを請求項1から請求項9のいずれかに記載のポストスクリプト書き出しシステムとして機能させるプログラムを記録した記録媒体。
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