JP2006002699A - 排気系部品の支持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 消音器を弾性体を介して車体に支持したものにおいて、弾性体の変形が任意の所定量に達したところで、弾性体をストッパー部材に当てて、以後の弾性体の変形を抑制して、弾性体がストッパー部材に当たったときの変形量を小さくして、消音器の車体に対する変位量を規制する。
【解決手段】 車体Bに固定された車体側マウントステーSbと、消音器Mに固定された排気系部品側マウントステーSeと、両マウントステーを連結する弾性体Ebとを備え、消音器Mを車体Bへ弾性支持するものにおいて、車体Bにストッパー部材17を固定し、弾性体Ebの変形量が所定量を越えるとストッパー部材17に当り所定量以上の弾性体Ebの変形が抑制されるようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、自動車などの車両の車体に、消音器などの排気系部品を弾性支持する、排気系部品の支持装置に関するものである。
一般に自動車などの車両では、車室空間の拡大とグレードアップや、リアバンパーと排気系テールパイプ間のクリアランスの低減による意匠性の向上などを目的として、車体下に配設される排気系の、消音器などの排気系部品の車体に対する変位量を精度よく規制する必要がある。
そこで、こうした排気系部品の車体に対する変位を規制するものとして、たとえば、特許文献1には、排気系部品7を車体に支持するマウンティングラバー1にストッパー部4を形成して、排気系部品7の過度の変位をストッパー部4の車体フロア9への当接により規制するようにしている。
特開昭62−289428号公報
ところが、前記特許文献1に開示されるものは、マウンティングラバー1の腕部3の付根から上方へ突出部を形成し、この突出部によりストッパー部4を形成しているため、ストッパー部4の上下方向の肉厚を大きくするのを余儀なくされる。したがって、ストッパー部4が車体フロア9に当接したときのストッパー部4の変形量が大きく、その変形量が変位荷重の大小によって変化するため、排気系部品7の車体に対する変位量を精度よく規制しづらいという問題がある。
本発明はかかる実情に鑑みてなされたものであり、排気部品の車体に対する変位量を精度よく規制できるようにして、前記問題を解決した新規な排気系部品の支持装置を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、車体に固定された車体側マウントステーと、排気系部品に固定された排気系部品側マウントステーと、両マウントステーを連結する弾性体とを備え、
排気系部品を車体へ弾性支持する排気系部品の支持装置において、車体にストッパー部材を固定し、弾性体の変形量が所定量を越えるとストッパー部材に当接して、所定量以上の弾性体の変形が抑制されるようにしたことを特徴としている。
また、上記目的を達成するため、請求項2の発明は、前記請求項1記載のものにおいて、前記弾性体の中央部に規制孔を設け、この規制孔に前記ストッパー部材を隙間をあけて挿通したことを特徴としている。
請求項1の発明によれば、車体にストッパー部材を固定し、弾性体の変形量が所定量を越えるとストッパー部材に当接するようにしたので、ストッパー部材に当接する弾性体の当接箇所の肉厚を厚くすることなく、弾性体の変形が任意の所定量に達したところで、弾性体をストッパー部材に当接させて、以後の弾性体の変形を抑制することができる。したがって、弾性体がストッパー部材に当接したときの当接箇所の変形量を小さくするこができ、排気系部品の車体に対する変位量を精度良く規制することができる。
また、請求項2の発明によれば、弾性体の中央部に規制孔を設け、この規制孔に前記ストッパー部材を隙間をあけて挿通したので、ストッパー部材もしくは規制孔の大きさや形状を適宜に設定することで、弾性体の変形量の調整を容易、的確に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に示した本発明の実施例に基づいて具体的に説明する。
図1〜5を参照して本発明の実施例について説明するに、この実施例は、本発明排気系部品の支持装置を、自動車用エンジンの排気系に実施した場合であり、図1は、本発明消音器を備えたエンジンの排気系の概略側面図、図2は、図1の2矢視の消音器の支持部の拡大斜視図、図3は、図2の3矢視の消音器の支持部の平面図、図4は、図3の4矢視の消音器の支持部の前面図、図5は、図4の5−5線に沿う断面図である。
この実施例は自動車の走行用エンジンの排気系に、本発明を実施した場合であり、図1において、エンジンEの排気ポートには、エキゾーストマニホールドMeを介して排気系Exの排気管1が接続され、この排気系Exには、その上流側から下流側に向かい排気触媒Ca、補助の消音器(プリチャンバ)Pおよび主消音器Mが間隔をあけて順に接続され、主消音器Mの後端(下流端)にはテールパイプ2が接続されている。
主消音器Mは、その縦軸線方向が、自動車の進行方向に沿うように配置されていて、後に述べる支持装置Sを介して車体Bに支持される。
排気系Exを流れる排気ガスは、排気触媒CaによりHC、CO、NOxなどの有害細分が浄化され、また補助および主消音器P,Mにより排気騒音が消音されたのち、テールパイプ2を経て外部に排出される。
図2〜4に示すように、主消音器Mの消音器本体3は、断面楕円状の筒体よりなるシェル4の前後開口端を楕円板よりなる、前、後エンドプレート5,6により密閉状に封緘して構成され、その内部に排気騒音の消音手段が設けられるが、この消音器手段は従来公知のものであるので、その詳細な説明を省略する。
前部エンドプレート5には、排気管1が一体に接続され、また後部エンドプレート6には、テールパイプ2が一体に接続される。
つぎに、排気系部品としての主消音器Mの本発明にかかる車体Bの下部への支持装置Sについて説明する。
図2〜5に示すように、主消音器Mは、その後端縁が、車体Bの下部に、本発明にかかる支持装置Sを介して弾性支持されるものであり、この支持装置Sは、排気系部品側マウントステーSe、単一の弾性体Ebおよび車体側マウントステーSbを備える
消音器本体3の後面の上端縁には、主消音器Mの縦軸線に対して横方向一方に偏らせて排気系部品側マウントステーSeが溶接などにより固定される。このマウントステーSeは、耐熱性の金属パイプにより構成され、シェルの後縁上部に固定されて上方に略鉛直に起立する鉛直部分10と、この鉛直部分10の上端から、主消音器Mの上方を略水平に片持ち状に延びる水平部分11とを有してかぎ状に形成され、その水平部分11の自由端にポペット状の抜止片12が一体に形成されている。
一方、車体B下の縦フレーム15にはブラケット16が溶接されている。このブラケット16は、主消音器Mの上方にあって、そこに車体側マウントステーSbが固定される。このマウントステーSbも、耐熱性の金属パイプにより構成され、主消音器Mの上方を横方向に延びる基端部分20と、この基端部分の両端から主消音器Mの上方を縦方向に延びる一対の先端部分21,21とよりU字状に形成され、その基端部分20が前記ブラケット16に溶接されている。また、一対の先端部分21,21の自由端にはそれぞれポペット状の抜止片22,22が一体に形成されている。
図4,5に示すように、前記ブラケット15の下端に、主消音器Mの軸線方向に沿って延びるストッパー部材17が片持ち状に溶接されている。このストッパー部材は、後述する弾性体Ebの規制孔34に、その全周囲に隙間18を存して挿通される。ストッパー部材17の断面形状は、後述する規制孔34と略同形のデルタ形状をしている(図4参照)。
前記排気系部品側マウントステーSeと、車体側マウントステーSbは、ラバーなどよりなる弾性体Ebにより連結されて、主消音器Mを車体Bに弾性体Ebを介して弾性支持する。
弾性体Ebは、デルタ形状に形成されており、連結孔30h,31hおよび32hをそれぞれ有するボス状の左右上部連結部30,31および下部連結部32と、それらを連結する腕部33・・とを備え、さらにその中央部には、その弾性体Ebと相似形状の規制孔34が、弾性体Ebの前後面に連通した状態で設けられている。
前記弾性体Ebの上方に並列して位置する左右上部連結部30,31の連結孔30h、31hには、車体側マウントステーSbの一対の先端部分21,21がそれぞれ密に差し込まれ、それらの抜止片22,22が弾性体Ebより突出されてそれらの抜け出しが防止される。また、弾性体Ebの下方に位置する1つの連結部32の連結孔32hには、排気系部品側マウントステーSeの水平部11が密に差し込まれ、その抜止片12が弾性体Ebより突出されてその抜け出しが防止される。以上により、図2〜5に示すように、主消音器Mは、弾性体Ebを介して車体Bに弾性支持される。また、この支持状態では、図4,5に示すように、弾性体Ebの規制孔34内には、ストッパー部材17が、その全周にわたり隙間18を存して挿通される。
つぎに、この実施例の作用について説明する。
いま、自動車が走行して排気系Exが車体Bに対して振動すれば、排気系部品である主消音器Mも上下、左右方向に振動し、この振動を弾性体Ebの変形により吸収して車体Bへの伝達を低減でき、また主消音器M自体の振動を抑制することができる。この場合、主消音器Mの上下方向の振動に対して主として腕部33・・の曲げ変形により比較的低いバネ定数が得られて振動吸収効果を高めることができ、また、主消音器Mの左右方向の振動に対しては腕部33・・は曲げ変形にほか、圧縮および伸長変形を伴うので比較低高いバネ定数が得られて主消音器Mの過度の変位を拘束することができる。
ところで、自動車が悪路などを走行して主消音器Mの振動が増幅され、弾性体Ebの変形量が所定量を越えると、規制孔34内に挿入されているストッパー部材17は、その規制孔34の壁面、すなわち弾性体Ebに当接するに至り、以後、弾性体Ebの変形を抑制して、弾性体Ebとストッパー部材17との当接部の変形量を小さくすることができる。したがって、弾性体Ebは、ストッパー部材17の当接する箇所の肉厚を特に厚くすることなく、主消音器Mの車体Bに対する変位量を精度よく規制することができる。
また、ストッパー部材17あるいは規制孔34の大きさや形状を適宜に設定することで、弾性体Ebの変形量を容易、的確に調整することができる。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はその実施例に限定されることなく、本発明の範囲内で種々の実施例が可能である。
たとえば、前記実施例では、本発明を主消音器Mに適用した場合を説明したが、これをプリチャンバーなど他の排気系部品に適用してもよいことは勿論であり、また、前記実施例では、デルタ形状の弾性体Ebを採用したが、弾性体Ebはどのような形状であってもよい。
本発明消音器を備えたエンジンの排気系の概略側面図 図1の2矢視の消音器の支持部の拡大斜視図 図2の3矢視の消音器の支持部の平面図 図3の4矢視の消音器支持部の前面図 図4の5−5線に沿う断面図
符号の説明
17・・・・・・・・・ストッパー部材
18・・・・・・・・・隙間
34・・・・・・・・・規制孔
B・・・・・・・・・・車体
Eb・・・・・・・・・弾性体
CA・・・・・・・・・消音室
M・・・・・・・・・・排気系部品(主消音器)
Sb・・・・・・・・・車体側マウントステー
Se・・・・・・・・・排気系部品側マウントステー

Claims (2)

  1. 車体(B)に固定された車体側マウントステー(Sb)と、排気系部品(M)に固定された排気系部品側マウントステー(Se)と、両マウントステー(Sb,Se)を連結する弾性体(Eb)とを備え、
    排気系部品(M)を車体(B)へ弾性支持する排気系部品の支持装置Sにおいて、
    車体(B)にストッパー部材(17)を固定し、弾性体(Eb)の変形量が所定量を越えるとストッパー部材(17)に当接して、所定量以上の弾性体(Eb)の変形が抑制されるようにした、排気系部品の支持装置。
  2. 前記弾性体(Eb)の中央部に規制孔(34)を設け、この規制孔(34)に前記ストッパー部材(17)を隙間(18)をあけて挿通したことを特徴とする、前記請求項1記載の排気系部品の支持装置。
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