JP2006001689A - 画像記録装置及びその集積方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ダブルプリントを行う際に、写真プリントの仕分けを自動的に行う。
【解決手段】 画像記録装置の排出部48の排出口48aの搬送方向下流側に仕分け装置15を設ける。仕分け装置15を第1及び第2の送り出しコンベヤ61,62、ソートコンベヤ64等から構成する。通常サイズの写真プリント56が露光順に2列で搬送されるように振分部(図示せず)を設ける。ダブルプリントモード時には、ダブルプリントされた1オーダ分の写真プリント56が全て排出口48aから排出されるまで、第1送り出しコンベヤ61の駆動を停止させておく。写真プリント56が全て排出口48aから排出された後、形成された2つのシート束76を第2送り出しコンベヤ62上で1つのシート束(図示せず)にまとめてから、ソートコンベヤ64のトレイ81に送り出すようにしたので、写真プリントの仕分けを自動的に行うことができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、1オーダ分の画像をそれぞれ複数枚ずつ連続して記録可能な画像記録装置、及びこの画像記録装置で画像記録がなされた記録材料の集積方法に関するものである。
写真フイルムに記録された画像を光電的に読み取ることで得られるデジタルの画像データや、メモリカードなどの記録媒体に記録された画像データに基づいて強度変調された記録光によりカットシート状の感光記録紙(記録材料)に画像を露光し、現像・洗浄・乾燥処理を施して写真プリントを生成する画像記録装置(プリンタプロセサ)が広く普及している。
このような画像記録装置では、処理能力を高めるために、画像の焼付露光の前に単列で搬送される記録紙シートを複数列に振り分けて、複数枚の感光記録紙に同時に露光・現像〜乾燥処理を施したり、或いは、露光済みの感光記録紙を複数列に振り分けて、現像〜乾燥処理を施しているのが通常である。そして、複数列で搬送されている感光記録紙(写真プリント)は、乾燥処理後に排出口から仕分け装置に排出される。
仕分け装置は、特許文献1に記載されているように、排出口から排出された写真プリントを水平状態にあるトレイに向けて搬送する送り出しコンベヤと、複数のトレイを周回移動させる搬出コンベヤとから構成される。そして、排出口から複数列で排出される写真プリントを順次トレイに送り出して1オーダ分の写真プリントを集積させる。1オーダ分の写真プリントが集積したら搬出コンベヤを回動させて、次のトレイに次のオーダ分の写真プリントを集積させる。また、特許文献2に記載されているように、複数列で搬送されている感光記録紙の搬送パターンに応じて、送り出しコンベヤを往復駆動させることで、この送り出しコンベヤ上に1オーダ分の写真プリントを露光順に集積させる。そして、1オーダ分のシート束が集積されてから、このシート束をトレイに送り出すようにしている仕分け装置もある。このような仕分け装置を設けることで、複数列で搬送されている写真プリントを1オーダ分毎に集積させることができる。
特開平4−42228号公報(第4頁、第14図) 特開平8−248611号公報(第6頁、第8図)
近年、特にアメリカ合衆国などでは、1オーダ分の写真プリントを生成する際に、それぞれの写真プリントを2枚ずつ生成する所謂ダブルプリントがよく行われている。この場合には、1オーダ分の写真プリントをそれぞれa,b,c,・・・・としたときに、写真プリントがa,a、b,b、c,c、・・・・の順序で排出される。そのため、仕分け装置のトレイや送り出しコンベア上に、この順序で集積された写真プリントのシート束が形成されてしまう。この場合には、注文者が手作業で、a,b,c,・・・・の順序で集積された2つのシート束に仕分ける必要があり、この仕分け作業に非常に手間が掛かるという問題があった。
このような問題を解決するために、露光部での露光順序を変更して、写真プリントをa,b,c,・・・・の順序で排出口から排出させ、この作業をもう一度繰り返すことでダブルプリントされた写真プリントを順次集積させる方法もある。この方法を用いた場合には、最初から仕分けられた状態で写真プリントが集積されるため、仕分け作業を行う必要はなくなるが、1オーダ分の画像記録を繰り返して行う必要があるので、画像記録装置の処理能力が低下するという問題が生じてしまう。
本発明は上記問題点を解決するためのものであり、ダブルプリントなどの1オーダ分の写真プリントをそれぞれ複数枚ずつ生成する際に、処理能力を低下させることなく写真プリントを仕分けられるようにした画像記録装置及びその集積方法を提供することを目的とする。
本発明の画像記録装置は、シート状の記録材料に画像を記録する画像記録手段と、画像記録済みの記録材料を排出口から排出する第1の搬送手段と、前記排出口から排出された前記記録材料を受けて、この受けた記録材料を前記第1の搬送手段の搬送方向とは交差する方向へ送る第2の搬送手段と、1オーダ分の画像を1枚ずつ連続して記録する通常記録モード、及び1オーダ分の画像をそれぞれ複数枚ずつ連続して記録する複数記録モードを有し、前記複数記録モードが選択されたときに、前記第1の搬送手段により搬送される前記記録材料の搬送パターンに応じて前記第2の搬送手段を駆動し、前記1オーダ分の画像記録済みの前記記録材料を、前記同じ画像を記録した枚数の数のシート束で、且つ同じ画像の記録材料が異なるシート束となるように集積する制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、前記第1の搬送手段は、画像記録順に前記記録材料を単列搬送することが好ましい。また、前記第1の搬送手段は、画像記録順に前記記録材料を複数列に並べて、千鳥状に多列搬送することが好ましい。さらに、前記第2の搬送手段は、往復搬送可能なコンベヤであり、前記複数記録モードが選択されたときに、前記制御手段は、前記排出口から排出される前記記録材料の列の数と前記同一画像を記録した枚数の数とが等しいときは、前記1オーダ分の画像記録済みの前記記録材料が前記排出口から全て排出されるまでは前記コンベヤの駆動を停止させ、前記列の数と前記枚数の数とが異なるときは、前記搬送パターンに応じて前記コンベヤを往復駆動させることが好ましい。
また、本発明の画像記録装置の集積方法は、同じ画像を複数枚ずつ記録して複数枚の同じ画像が記録された記録材料を連続的に単列または複数列として順次排出し、この排出された前記記録材料を、記録材料排出方向に交差する方向に移動自在とされた記録材料受け部材で受けて、同じ画像の記録材料が異なるシート束となるように振り分けて集積させることを特徴とする。
本発明の画像記録装置は、画像記録済みの記録材料を排出口から排出する第1の搬送手段と、前記排出口から排出された前記記録材料を受けて、この受けた記録材料を前記第1の搬送手段の搬送方向とは交差する方向へ送る第2の搬送手段と、1オーダ分の画像を1枚ずつ連続して記録する通常記録モード、及び1オーダ分の画像をそれぞれ複数枚ずつ連続して記録する複数記録モードを有し、前記複数記録モードが選択されたときに、前記記録材料の搬送パターンに応じて前記第2の搬送手段を駆動し、前記1オーダ分の画像記録済みの前記記録材料を、前記同じ画像を記録した枚数の数のシート束で、且つ同じ画像の記録材料が異なるシート束となるように集積する制御手段とを備えるようにしたので、オペレータや注文者が仕分け作業を行う手間を省くことができる。また、画像の記録順序を変更して、1オーダ分の画像記録を繰り返して行う必要もなくなるので、装置の処理能力を低下させるおそれもない。
また、第1の搬送手段は、画像記録順に記録材料を単列搬送または多列搬送できるようにしたので、必要に応じて装置の処理能力を高くすることができる。さらに、前記複数記録モード時に前記制御手段は、搬送される記録材料の列の数と前記同一画像を記録した枚数の数とが等しいときは、1オーダ分の画像記録済みの記録材料が排出口から全て排出されるまでは、第2の搬送手段であるコンベヤの駆動を停止させるようにしたので、制御を簡単にすることができる。
また、本発明の画像記録装置の集積方法は、同じ画像を複数枚ずつ記録して複数枚の同じ画像が記録された記録材料を連続的に単列または複数列として順次排出し、この排出された前記記録材料を、記録材料排出方向に交差する方向に移動自在とされた記録材料受け部材で受けて、同じ画像の記録材料が異なるシート束となるように振り分けて集積させるため、オペレータや注文者が仕分け作業を行う手間を省くことができる。
図1は、本発明を実施した画像記録装置10の概略図を示したものである。図1に示すように、画像記録装置10は、大別して、画像入力装置11、画像処理装置12、プリンタ13、プロセサ14、仕分け装置15等から構成されている。画像記録装置10を構成する各部は、図示しない配線を介して制御部16に接続されている。そして、この制御部16によって画像記録装置10全体の動作が制御される。
画像入力装置11は、写真フイルムに記録された画像の投影光をCCDイメージセンサなどの撮像素子を用いて光電的に読み取ることで画像データを生成し、あるいはメモリカードなどの記録媒体に記録された画像データを読み出すことで、画像データを取得する。この画像データは画像処理装置12に送られ、カラーバランス補正や濃度補正などの画像処理が行われる。画像処理が行われた画像データはプリンタ13に送られる。
プリンタ13は、カットシート状の感光記録紙(記録材料)を副走査方向(搬送方向)に搬送しながら画像を記録するものであり、供給部17、裏印字部18、スキュー補正部19、露光部(画像記録部)20、副走査受け部21、振分部22、搬出部23等から構成されている。これら各部位には、駆動ローラとニップローラとから構成される搬送ローラ対が、感光記録紙の搬送路(図中1点鎖線で表示)24に沿って複数設けられている。
供給部17には、感光記録紙25をロール状に巻き取った記録紙ロール26を収納したマガジン27a,27bがセットされる。各マガジン27a,27b内には、感光記録紙25を引き出して裏印字部18に向けて搬送するための給紙ローラ対28a,28bが設けられている。ここで、本実施例では2つのマガジン27a、27bが設けられているが、マガジンは1個でもよいし、3個以上でもよい。
給紙ローラ対28a,28bが、図示しない給紙用モータによって回転駆動されると、記録紙ロール26から感光記録紙25が引き出され、カッタ31a,31bへ向けて送り出される。カッタ31a,31bは、制御部16からの制御信号を受けて駆動し、プリントサイズに合わせて所定長だけ送り出された感光記録紙25を切断して記録紙シート35を形成する。なお、カッタを2つ設ける代わりに、単一のカッタを裏印字部18の近傍に配置してもよい。
本実施例では、記録紙シート35は、後述する振分部22までは単列搬送されるため、それぞれのマガジン27a,27bから供給される記録紙シート35のタイミングは自動的に調整される。また、各マガジン27a,27bに収納されている感光記録紙25が同一品種である場合には、1つのマガジンからの送出が完了してから次のマガジンの送出を開始する。各カッタ31a,31bにおいて、カットされた記録紙シート35は、搬送路に配置された複数の搬送ローラ対により搬送路24に沿って、裏印字部18、スキュー補正部19、露光部20、副走査受け部21、振分部22、搬出部23の順に搬送される。
裏印字部18は、写真の撮影日、プリント日、コマ番号、各種ID等のプリント情報を、記録紙シート35の裏面(記録面と反対側の面)に記録する裏印字ヘッド37を備える。裏印字ヘッド37としては、ドットインパクトヘッド、インクジェットヘッド、熱転写プリントヘッド等の公知のプリントヘッドが用いられる。
スキュー補正部19は、露光部20における露光位置・角度ずれを防止するために、記録紙シート35の傾きを補正するレジスト用ローラ対39と、このレジスト用ローラ対39の前後に配置される複数の搬送ローラ対から構成される。レジスト用ローラ対39によるスキュー補正の方法は、公知の方法を用いることができ、例えば、特開昭60−153358号公報や特開平11−349191号公報に記載の方法を適用することができる。
露光部20は、露光ユニット41、副走査ローラ対42,43などから構成されている。この露光ユニット41には、図示は省略するが、周知のレーザプリンタと画像メモリとが備えられている。画像メモリには、画像処理装置12から送られてきた画像データが記憶される。レーザプリンタは、記録する画像に対応して強度変調された記録光(レーザ光)を副走査方向と直交する主走査方向に走査して、記録紙シート35に画像を露光する。副走査ローラ対42,43のニップローラは、記録紙シート35を挟持するニップ位置と記録紙シート35から離れるニップ解除位置との間で切り替え可能とされ、図示しない位置センサで記録紙シート35の先端又は後端を検出したときに、これらの位置が切り替えられる。これにより、露光中に記録紙シート35の搬送速度が変動するのが防止される。
副走査受け部21は、露光中に露光部20から送り出される記録紙シート35の先端部を保持する複数のローラ対を備えており、露光部20による搬送速度と同一の速度にて記録紙シート35を搬送方向下流側(以下、単に下流側という)へ送り出す。副走査受け部21の各搬送ローラ対は、駆動ローラと、ニップ解除可能なニップローラとからなり、露光記録中の記録紙シート35をニップせず、その後端部の露光記録が終了するとニップローラがニップ位置に移動して、記録紙シート35を振分部22へ挟持搬送する。
振分部22は、単列で搬送された記録紙シート35を予め定められた第1速度で搬送しながら、これをシートサイズに応じて千鳥配置で複数列に振り分ける。例えば、図2に示すように、通常サイズまたは小サイズの記録紙シート35が搬送されてきたときは、第1搬送路24aに最初の記録紙シート35aが振り分けられ、次に、第2搬送路24bに次の記録紙シート35bが振り分けられ、以下、記録紙シート35c,35dが順次に第1及び第2搬送路24a,24bへ千鳥配置で振り分けられる。
また、振分部22は、後述する操作パネルなどを介してオペレータから単列搬送が指示されたときや、2列搬送できない大サイズの記録紙シートが搬送されてきたときなどは、シートをそのまま単列で搬送させる。この振分部22は、交換可能なユニットとして構成されており、写真プリンタ10の処理速度に応じた能力のものが着脱自在にセットされる。搬出部23は、振分部22から送られる記録紙シート35を、プロセサ14の処理速度に対応する第2速度で、プロセサ14へ搬送する。
プロセサ14は、現像処理部46、乾燥処理部47、排出部48等から構成され、プリンタ13から送り出された記録紙シート35は、図中1点鎖線で示した搬送路に沿ってプロセサ14内を搬送される。現像処理部46には、その上流側から順に、現像槽52、漂白定着槽53、及び水洗槽54が設けられている。現像槽52には現像液が、漂白定着槽53には漂白定着液が、また、水洗槽54には洗浄水がそれぞれ所定量貯留されている。各処理槽52〜54内を順に記録紙シート35が搬送されることで、記録紙シート35に現像・漂白定着・洗浄の各処理が施される。
乾燥処理部47は、各処理槽52〜54の上方に配置されており、図示しない搬送ベルトと送風ダクトとから構成されている。送風ダクトは、搬送ベルト上を搬送されている記録紙シート35に、ヒータ(図示せず)で熱せられた乾燥風を吹き付ける。これにより、水洗槽54で洗浄された際に、記録紙シート35に付着した洗浄水が除去される。乾燥処理が終了した記録紙シート35、つまり、写真プリント56(図3参照)は、乾燥処理部47の図中上方向に設けられた排出部48へ搬送される。排出部48は、排出口48aに至る略90度に曲げられた搬送路と、この搬送路に沿って設けられた複数のローラ対とを備え、排出口48aの近傍に配された排出ローラ対58により写真プリント56が仕分け装置15へ送られる。
仕分け装置15は、排出口48aから排出される写真プリント56を1オーダ分毎、例えば写真フイルム1本分毎、或いはメモリカード1枚分毎に仕分ける。図3に示すように、仕分け装置15は、第1及び第2の送り出しコンベヤ61,62、ソートコンベヤ64、シート落下防止用のガイド65,67,68等から構成される。
第1送り出しコンベヤ61は、一対のローラ70,71に無端ベルト72を架けたものであり、その搬送路が水平で、且つ、排出口48aより低くなるように配置されている。このローラ71には、ベルト駆動モータ74が接続されている。このベルト駆動モータ74によりローラ71が正転・逆転されると、無端ベルト72が図中A1方向とA2方向とに循環動される。そして、1オーダ分の画像がそれぞれ1枚ずつ記録される通常プリントモード時には、排出口48aから千鳥配置で排出された各写真プリント56は、無端ベルト72上に順次落下供給される。
第1送り出しコンベヤ61は、1枚目の写真プリント56が無端ベルト72上に排出されたら、無端ベルト72を図中A1方向に循環動させて、無端ベルト72上に落下された写真プリント56を第2送り出しコンベヤ62に向けて搬送する。そして、排出口48aから排出される2枚目以降の写真プリント56も同様にして、第1送り出しコンベヤ61により第2送り出しコンベヤ62に向けて順次搬送される。第1送り出しコンベヤ61は、1オーダ分の写真プリント56が排出されたら、次のオーダ分の写真プリント56が排出されるまで無端ベルト72の循環動を停止させる。この際に写真プリント56が露光順に
第2送り出しコンベヤ62に向けて送り出されるように、排出ローラ対58の送り出し速度、第1送り出しコンベヤ61の搬送速度、振分部22で記録紙シート35を千鳥配置に振り分ける際の配置を調整しておく。
第2送り出しコンベヤ62は、第1送り出しコンベヤ61から送り出された写真プリント56が落下供給される位置、つまり、ローラ71の図中下方に配置されている。この第2送り出しコンベヤ62も第1送り出しコンベヤ61と同様に、一対のローラ78(もう1つのローラは図示を省略)に無端ベルト79を架けたものであり、このローラ78にはベルト駆動モータ80が接続されている。そして、第1送り出しコンベヤ61から送り出された写真プリント56は、露光順に搬送停止している無端ベルト79上に順次集積される。そして、1オーダ分の写真プリント56が集積されたら、無端ベルト79を図中B1方向に循環動させて1オーダ分の写真プリント56のシート束76をソートコンベヤ64のトレイ81に送り出す。
本実施例では、1オーダ分の写真プリント56が排出口48aから排出されたことを確認する手段として、2列で排出される写真プリント56の通過を検出する検出センサ74a,74bが排出口48aに設けられている。また、検出センサ74a,74bの間には、詳しくは後述するが、単列で排出される写真プリント56の通過を検出する検出センサ74cが設けられている。そして、各検出センサ74a,74bを通過する写真プリント56の数をカウントすることで、1オーダ分の写真プリント56が排出されたことを確認できる。
ソートコンベヤ64は、一対のローラ(図示せず)に無端チェーンや無端ベルトなどの無端回動帯82を架けたものであり、ローラのいずれか1つには図示しないモータが接続されている。無端回動帯82には、各シート束76を仕切るための多数のトレイ81が保持されている。これらトレイ81のうち1つは、第2送り出しコンベヤ62の搬送路に続く載置位置にセットされ、第2送り出しコンベヤ62からトレイ81にシート束76が受け渡される。そして、載置位置にあるトレイ81にシート束76が載置されると、ソートコンベヤ64は図中C1方向に循環動される。そして、次のトレイ81が載置位置にセットされ、次のオーダ分のシート束76を受け止める。
本実施例の画像記録装置10は、通常プリントモードの他に、1オーダ分の画像をそれぞれ2枚ずつ連続して記録するダブルプリントモードを有している。そして、ダブルプリントモード時に写真プリント56は、振分部20で露光順に振り分けられて、図4に示すように56a1,56a2、56b1,56b2、56c1,56c2、・・・の順序で排出口48aから排出される。ここで、56a1と56a2とは同一画像が記録されたものであり、以下、56b1と56b2 、及び56c1と56c2も同様である。従って、この順序で写真プリント56が集積されてしまうと、オペレータが手作業で仕分けを行わなければいけないので,仕分け作業に非常に手間が掛かってしまう。
そこで、本実施例では、写真プリント56が無端ベルト72上に集積される段階で、同一の画像が記録された写真プリント56をそれぞれ別々に集積させて、1オーダ分の写真プリント56がそれぞれ1枚ずつ集積されたシート束76を2つ形成する。具体的な方法としては、写真プリント56が排出口48aから排出される際に、その搬送パターンに応じてシート束76が2つ形成されるように、制御部16により第1送り出しコンベヤ61(無端ベルト72)の駆動を制御する。
制御部16には、図5に示すように、上述の仕分け装置15や振分部22などの他に、プリンタプロセッサ10の操作や設定を行うための操作パネル85や、搬送パターン情報記憶メモリ86等が接続されている。なお、この制御部16には、上述したように、図示されている以外の画像記録装置10の各部が接続され、各種制御を行っている。
操作パネル85には、図示しない電源スイッチや各種入力や操作を行うための操作キーの他に、プリントモード切替スイッチ88、集積モード切替スイッチ89、搬送モード切替スイッチ90などが設けられている。プリントモード切替スイッチ88は、画像記録装置10の動作モードを通常プリントモードとダブルプリントモードとに切り替えを行うためのスイッチである。
集積モード切替スイッチ89は、ダブルプリントモード時に写真プリント56の集積する集積モードを、1オーダ分の写真プリント56を2つのシート束76に仕分けて集積させる仕分けモードと、仕分けを行わずに1つのシート束(図示せず)に集積させる同時集積モードとに切り替えを行うためのスイッチである。また、搬送モード切替スイッチ90は、振分部22で記録紙シート35を千鳥配置で2列に振り分ける2列搬送モードと、処理数が少ない記録紙シート35や大サイズの記録紙シート(図示せず)などをそのまま単列搬送させる単列搬送モードとに切り替えを行うためのスイッチである。
搬送パターン情報記憶メモリ86には、ダブルプリントモード時に2列搬送モードで搬送される記録紙シート35(写真プリント56)の2列搬送パターン情報や、ダブルプリントモード時に単列搬送モードで搬送される記録紙シート35の単列搬送パターン情報などの各種搬送パターン情報が記憶されている。そして、制御部16は、ダブルプリントモード時には、搬送パターン情報記憶メモリ86内から抽出した搬送パターン情報と、検出センサ74a,74bからの検出信号とに基づいて、無端ベルト72上にシート束76が2つ形成されるようにベルト駆動モータ74の駆動を制御する。
以下、図4、図6〜図8を用いて、ダブルプリントされた1オーダ分の写真プリント56(56a1,56a2,56b1,56b2,56c1,56c2,・・・・)を2 つのシート束76に仕分けて集積させる手順について説明する。ここで、図4、図6〜図8は、仕分け装置15を上面から見た概略図である。
図4に示すように、1オーダ分の写真プリント56(56a1〜56c2 ,・・・・)は、露光順に2列に振り分けられた状態で排出口48a(図3参照)から排出されるため、制御部16は第1送り出しコンベヤ61の駆動を停止させた状態にしておく。その結果、図6に示すように、最初に写真プリント56a1が無端ベルト72上に排出され、次いで、写真プリント56a2が写真プリント56a1の隣に排出される。そして、引き続き写真プリント56b1,56c1,・・・が順次排出口48aから排出されて写真プリント56a1上に集積されるとともに、写真プリント56b2,56c2,・・・が順次排出口48aから排出されて写真プリント56a2上に集積される。
図7に示すように、ダブルプリントされた1オーダ分の写真プリント56が全て排出口48aから排出されると、1オーダ分の写真プリント56がそれぞれ1枚ずつ露光順に集積されたシート束76(以下、単に1オーダ分のシート束76という)が2つ形成される。制御部16は、検出センサ74a,74b(図3参照)からの検出信号に基づいて1オーダ分の写真プリント56が全て排出されたら、ベルト駆動モータ74を回転駆動させて、無端ベルト72を図中A1方向に循環動させる。そして、形成された2つのシート束76を第2送り出しコンベヤ62へ送り出す。これにより、2つのシート束76が1つのシート束92として第2送り出しコンベヤ62上に集積される。同時に、制御部16は図8に示すようにベルト駆動モータ80を回転駆動させて、無端ベルト79を図中B1方向に循環動させることで、2つのシート束76からなるシート束92を順次ソートコンベヤ64のトレイ81(図3参照)に送り出す。
このように、写真プリント56が、予め露光順に2列に振り分けられた状態で搬送されてくる場合には、ダブルプリントされた1オーダ分の写真プリント56が全て排出口48aから排出されるまで第1送り出しコンベヤ61の駆動を停止させておくことで、自動的にシート束76が2つ形成される。つまり、ダブルプリントのような1オーダ分の写真プリント56をそれぞれ複数枚ずつ記録する場合には、振分部22において同一の画像が記録された記録紙シート35(写真プリント56)をそれぞれ別の列に振り分けて搬送させることで、1オーダ分のシート束76を、同一の画像を記録した枚数分だけ自動的に形成することができる。この場合には、写真プリント56が全て排出口48aから排出されるまで第1送り出しコンベヤ61の駆動を停止させておくだけでよいので、制御が簡単になる。
従って、ダブルプリントモード時には、記録紙シート35を振分部22で露光順に2列に振り分けることが好ましいが、記録紙シート35の搬送モードとして単列搬送モードが選択されている場合には、搬送パターン情報記憶メモリ86に記憶されている単列搬送パターン情報に基づいて、第1送り出しコンベヤ61の無端ベルト72を往復循環動させる。以下、図9に示すように、ダブルプリントモード時に単列搬送モードで搬送される1オーダ分の写真プリント56(56a1〜56c2 ,・・・・)を2つのシート束76に仕分ける手順について図10〜図13を用いて説明する。
図10に示すように、制御部16は、検出センサ74cからの検出信号に基づいて、1枚目の写真プリント56a1が排出口48aから排出され、この写真プリント56a1が無端ベルト72上に落下する落下時間が経過した後に、ベルト駆動モータ74を駆動して、無端ベルト72上の写真プリント56a1を所定の距離だけ図中A2方向に移動させる。次いで、写真プリント56a2が写真プリント56a1の隣の位置に排出される。
制御部16は、図11に示すように、写真プリント56b1が排出口48aから排出され、写真プリント56b1が写真プリント56a2上に落下した後に、ベルト駆動モータ74を駆動して、無端ベルト72を所定の距離だけ図中A1方向に循環動させ、次の写真プリント56b2を写真プリント56a1上に落下させる。そして、制御部16は、図12に示すように、写真プリント56b2に引き続いて写真プリント56c1が排出され、写真プリント56b2上に落下した後に、無端ベルト72を所定の距離だけ図中A2方向に循環動させて、次の写真プリント56c2を写真プリント56b1上に落下させる。以下、同様にして写真プリント56が2枚ずつ排出される毎に、無端ベルト72を図中A1方向とA2方向とに循環動させて、同一の画像が記録された写真プリント56をそれぞれ別々のシート束に順次集積させる。
そして、図13に示すように、ダブルプリントされた1オーダ分の写真プリント56が全て排出口48aから排出されると、1オーダ分のシート束76が2つ形成される。制御部16は、検出センサ74cからの検出信号に基づいて、1オーダ分の写真プリント56が全て排出されたら、上述したように、形成された2つのシート束76を第2送り出しコンベヤ62に送り出して、無端ベルト79上で1つのシート束92にまとめる。そして、このシート束92をソートコンベヤ64のトレイ81に送り出す(図3及び図8参照)。
このように、ダブルプリントモード時に写真プリント56が単列搬送モードで搬送される場合には、搬送パターン情報記憶メモリ86に記憶されている単列搬送パターン情報に基づいて、第1送り出しコンベヤ61(無端ベルト72)を図中A1方向とA2方向とに往復循環動させることで、ダブルプリントされた1オーダ分の写真プリント56を、それぞれ1オーダ分のシート束76に仕分けて集積させることができる。
また、本実施例では、無端ベルト72の駆動回数を減らすために、1,2枚目の写真プリント56a1 ,56a2 が排出されるときを除いて、写真プリント56が2枚ずつ排出される度に無端ベルト72を往復循環動させているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、写真プリント56が1枚ずつ排出される毎に、無端ベルト72を往復循環動させて、写真プリント56a1,56b1,56c1,・・・からなるシート束76と、写真プリント56a2,56b2,56c2,・・・からなるシート束76とを形成させるようにしてもよい。
次に、本構成の画像記録装置10のダブルプリントモード時の動作について説明する。オペレータは、プリント開始前に写真フイルムまたはメモリカードを画像入力装置11にセットしておくとともに、ダブルプリントを行うときには、操作パネル85のプリントモード切替スイッチ88を操作してプリントモードをダブルプリントモードに切り替える。また、ダブルプリントを行うときに、ダブルプリントされる1オーダ分の写真プリント56を2つのシート束76に仕分けて集積させる場合には、集積モード切替スイッチ89を仕分けモードに切り替えるとともに、処理能力を上げるために記録紙シート35を千鳥配置で2列に振り分ける場合には、搬送モード切替スイッチ90を2列搬送モードに切り替える。
各スイッチの切り替えが終了した後、オペレータによりダブルプリントの指示がなされると、図1に示すように、制御部16は、供給部17に装填されたマガジン27a(27b)から感光記録紙25を所定長だけ引き出すとともに、カッタ30a(30b)を駆動して記録紙シート35を形成する。この記録紙シート35は、裏印字部18にて撮影情報などの所定情報が記録された後、スキュー補正部19においてスキューが調整される。スキュー補正部19を通過した記録紙シート35は露光部20に搬送される。露光部20では、画像処理装置12を介して画像入力装置11より送られてきた画像データに基づき、1オーダ分の画像をそれぞれ2枚ずつ記録紙シート35に露光する。
画像記録が完了した記録紙シート35は、副走査受け部21を通過して振分部22へ送られる。振分部22では、副走査受け部より搬送されてくる記録紙シート35を露光順に千鳥配置で2列に振り分ける(図2参照)。そして、2列に振り分けられた記録紙シート35は、搬出部23を通過してプロセサ14に搬送される。
プロセサ14に搬送された記録紙シート35は、現像槽52、漂白定着槽53、及び水洗槽54において、現像・定着・洗浄の各処理が施された後、乾燥処理部47に搬送される。乾燥処理部47では、記録紙シート35にヒータで熱せられた乾燥風を吹き付けて、記録紙シート35に付着した洗浄水を除去する。乾燥処理された記録紙シート35(写真プリント56)は、乾燥処理部47出口の図中上方向に設けられた排出部48へ搬送され、その排出口48aより順次排出される。
制御部16は、搬送パターン情報記憶メモリ86内から抽出した2列搬送パターン情報に基づいて、1オーダ分の写真プリント56(56a1〜56c2,・・・・)が露光順に2列に振り分けられた状態で排出口48aから排出されるときには、第1送り出しコンベヤ61の駆動を停止させた状態にしておく(図4参照)。そして、最初に写真プリント56a1が無端ベルト72上に排出され、次いで、写真プリント56a2が写真プリント56a1の隣に排出される。そして、引き続き写真プリント56b1,56c1,・・・が順次排出口48aから排出されて写真プリント56a1上に集積されるとともに、写真プリント56b2,56c2,・・・が順次排出口48aから排出されて写真プリント56a2上に集積される。これにより、1オーダ分のシート束76が2つ形成される(図6、図7参照)。
制御部16は、検出センサ74a,74bからの検出信号に基づいて、ダブルプリントされた1オーダ分の写真プリント56が全て排出されたら、ベルト駆動モータ74を回転駆動させて、形成された2つのシート束76を第2送り出しコンベヤ62に送り出して、無端ベルト79上で1つのシート束92にまとめる。次いで、制御部16は、ベルト駆動モータ80を回転駆動させて、2つのシート束76からなるシート束92をソートコンベヤ64のトレイ81に送り出す。次のオーダ分の写真プリント56もダブルプリントするときには、上述の処理を連続して行えばよい。
以上にように、ダブルプリントを行うときに、写真プリント56が無端ベルト72上に集積される段階で、同一の画像が記録された写真プリント56をそれぞれ別々に無端ベルト72上に集積させて、1オーダ分のシート束76を2つ形成してから1つのシート束92にまとめるようにしたので、オペレータまたは注文者が仕分け作業を行う手間を省くことができる。また、上述したように、露光部20での露光順序を変更して、1オーダ分の露光を2回繰り返して行う必要もなくなるので、画像記録装置10の処理能力を低下させるおそれもない。特に、ダブルプリントモード時に、振分部22で記録紙シート35を2列に振り分けた場合には、写真プリント56が全て排出口48aから排出されるまで第1送り出しコンベヤ61の駆動を停止させておくだけでよいので、排出部48内の搬送速度を速くして処理能力を上げることができる。
なお、本実施例では、露光済みの記録紙シート35を2列に振り分け、または、そのまま通過させるようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、2列搬送時よりも処理能力を高めるために、露光順に千鳥配置で3列以上に振り分けて搬送させるようにしてもよい。例えば、図14に示すように、ダブルプリントされた写真プリント56(56a1〜56c2,・・・・)が3列で排出口48aから排出される場合には、振分部22で振り分けられる3列搬送パターンのパターン情報を予め上述の搬送パターン情報記憶メモリ86に記憶させておく。以下、ダブルプリントモード時に3列搬送される1オーダ分の写真プリント56(56a1〜56c2,・・・・)を2つのシート束76に仕分ける手順について図15〜図18を用いて説明する。
図15に示すように、制御部16は、検出センサ74a,74c(図3参照)からの検出信号に基づいて、1,2枚目の写真プリント56a1,56a2が排出口48aから排出されたことを検出してから所定の落下時間が経過した後に、ベルト駆動モータ74を駆動して、無端ベルト72を所定の距離だけ図中A1方向に循環動させ、3枚目の写真プリント56b1を写真プリント56a2上に落下させる。そして、図16に示すように、制御部16は、検出センサ74b(図3参照)からの検出信号に基づき、写真プリント56b1が排出されたことを検出してから所定の落下時間が経過した後に、無端ベルト72を所定の距離だけ図中A2方向に循環動させ、4枚目の写真プリント56b2と5枚目の写真プリント56c1とをそれぞれ写真プリント56a1 、写真プリント56b1上に落下させる。
図17に示すように、制御部16は、写真プリント56b2と写真プリント56c1とが排出されたことを検出してから所定の落下時間が経過した後に、無端ベルト72を所定の距離だけ図中A1方向に循環動させ、6枚目の写真プリント56c2を写真プリント56b2上に落下させる。以下、同様にして写真プリント56が排出される毎に、無端ベルト72を図中A1方向とA2方向とに循環動させて、同一の画像が記録された写真プリント56をそれぞれ別々のシート束に順次集積させる。
そして、図18に示すように、ダブルプリントされた1オーダ分の写真プリント56が全て排出口48aから排出されると、1オーダ分のシート束76が2つ形成される。制御部16は、上述したように、形成された2つのシート束76を第2送り出しコンベヤ62に送り出して、無端ベルト79上で1つのシート束92にまとめる。そして、このシート束92をソートコンベヤ64のトレイ81に送り出す。
このように、写真プリント56が3列以上に振り分けられる場合でも、写真プリント56の搬送パターンに応じて、第1送り出しコンベヤ61(無端ベルト72)を図中A1方向とA2方向とに往復循環動させることで、ダブルプリントされた1オーダ分の写真プリント56を、それぞれ2つのシート束76に仕分けて集積させることができる。写真プリント56を3列搬送させる場合には、2列搬送させた場合と比較して処理時間を短くできるという利点があるので、上述の搬送モード切替スイッチ90(図5参照)で3列搬送モードを選択できるようにしてもよい。なお、3列搬送される写真プリント56が同時に排出口48aから排出されると2つのシート束76に仕分けられない。そのため、多列搬送される写真プリント56の列の数と、同一の写真プリント56を生成する数とが異なるときは、写真プリント56を千鳥配置で多列搬送させる。
また、本実施例では、振分部22を露光部20の搬送方向下流側に設けているが、本発明はこれに限定されるものではなく、露光部20の搬送方向上流側に設けてよい。また、振分部22で振り分けを行う代わりに、各マガジン27a,27bから搬送路24に記録紙シート35を千鳥配置で2列に送り出すようにしてもよい。
なお、本実施例の画像記録装置10は、1オーダ分の写真プリント56をそれぞれ2枚ずつ生成するダブルプリントモードを備えるようにしているが、同一の写真プリント56を生成する数は2枚に限定されるものではなく、3枚以上でもよい。この場合にも記録紙シート35が振分部22で露光順に振り分けられる際の搬送パターン情報を予め上述の搬送パターン情報記憶メモリ86に記憶させておく。そして、記憶された搬送パターン情報に基づいて、第1送り出しコンベヤ61(無端ベルト72)の駆動を制御することで、仕分けられた状態のシート束76を同一の画像を記録した枚数分だけ自動的に形成させることができる。
また、本実施例では、無端ベルト72上に集積されたシート束76を、第2送り出しコンベヤ62を介してソートコンベヤ64のトレイ81に送り出すようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、無端ベルト72からシート束76が落下供給される位置にソートコンベヤ64を設けてもよい。
なお、本発明は、写真プリントを作成する画像記録装置に限定されるものではなく、ダブルプリントモードなどの同一の画像を複数枚ずつ記録可能な各種の画像記録装置、例えば、感熱プリンタ、熱転写プリンタ、インクジェットプリンタなどにも適用することが可能である。また、フイルムからの投影光で画像を直接に記録するタイプの画像記録装置にも適用可能である。
本発明を実施した画像記録装置の概略図である。 同画像記録装置の振分部による記録紙シートの振り分けの状態を示した説明図である。 同画像記録装置の仕分け装置の斜視図である。 ダブルプリントモード時に写真プリントが仕分け装置に排出される状態を示した説明図である。 同画像記録装置の制御部を示したブロック図である。 ダブルプリントモード時に、2列搬送される写真プリントが仕分け装置の無端ベルト上に順次集積される状態を示した説明図である。 ダブルプリントされた1オーダ分の写真プリントが全て無端ベルト上に排出された状態を示した説明図である。 2つの1オーダ分のシート束が1つのシート束にまとめられた後に、ソートコンベヤのトレイに向けて送り出される状態を示した説明図である。 ダブルプリントモード時に単列搬送されている写真プリントが仕分け装置に排出される状態を示した説明図である。 単列搬送される最初の1枚目の写真プリントが無端ベルト上に排出された状態を示した説明図である。 単列搬送される3枚目の写真プリントが無端ベルト上に排出された状態を示した説明図である。 単列搬送される5枚目の写真プリントが無端ベルト上に排出された状態を示した説明図である。 ダブルプリントされた1オーダ分の写真プリントが全て無端ベルト上に排出された状態を示した説明図である。 ダブルプリントモード時に3列搬送されている写真プリントが仕分け装置に排出される状態を示した説明図である。 3列搬送される最初の1枚目及び2枚目の写真プリントが無端ベルト上に排出された状態を示した説明図である。 3列搬送される3枚目の写真プリントが無端ベルト上に排出された状態を示した説明図である。 3列搬送される4枚目の写真プリントが無端ベルト上に排出された状態を示した説明図である。 3列搬送される6枚目の写真プリントが無端ベルト上に排出された状態を示した説明図である。
符号の説明
10 画像記録装置
15 仕分け装置
16 制御部
22 振分部
48 排出部
48a 排出口
35 記録紙シート
56 写真プリント
61 第1送り出しコンベヤ
62 第2送り出しコンベヤ
64 ソートコンベヤ
72 無端ベルト
74 ベルト駆動モータ
76 シート束
92 シート束

Claims (5)

  1. シート状の記録材料に画像を記録する画像記録手段と、
    画像記録済みの記録材料を排出口から排出する第1の搬送手段と、
    前記排出口から排出された前記記録材料を受けて、この受けた記録材料を前記第1の搬送手段の搬送方向とは交差する方向へ送る第2の搬送手段と、
    1オーダ分の画像を1枚ずつ連続して記録する通常記録モード、及び1オーダ分の画像をそれぞれ複数枚ずつ連続して記録する複数記録モードを有し、
    前記複数記録モードが選択されたときに、前記第1の搬送手段により搬送される前記記録材料の搬送パターンに応じて前記第2の搬送手段を駆動し、前記1オーダ分の画像記録済みの前記記録材料を、前記同じ画像を記録した枚数の数のシート束で、且つ同じ画像の記録材料が異なるシート束となるように集積する制御手段とを備えたことを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記第1の搬送手段は、画像記録順に前記記録材料を単列搬送することを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  3. 前記第1の搬送手段は、画像記録順に前記記録材料を複数列に並べて、千鳥状に多列搬送することを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  4. 前記第2の搬送手段は、往復搬送可能なコンベヤであり、
    前記複数記録モードが選択されたときに、前記制御手段は、前記排出口から排出される前記記録材料の列の数と前記同一画像を記録した枚数の数とが等しいときは、前記1オーダ分の画像記録済みの前記記録材料が前記排出口から全て排出されるまでは前記コンベヤの駆動を停止させ、前記列の数と前記枚数の数とが異なるときは、前記搬送パターンに応じて前記コンベヤを往復駆動させることを特徴とする請求項3記載の画像記録装置。
  5. 同じ画像を複数枚ずつ記録して複数枚の同じ画像が記録された記録材料を連続的に単列または複数列として順次排出し、この排出された前記記録材料を、記録材料排出方向に交差する方向に移動自在とされた記録材料受け部材で受けて、同じ画像の記録材料が異なるシート束となるように振り分けて集積させることを特徴とする画像記録装置の集積方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006126684A (ja) * 2004-11-01 2006-05-18 Noritsu Koki Co Ltd プリント処理装置
JP2014159338A (ja) * 2013-02-19 2014-09-04 Heiderberger Druckmaschinen Ag 製品流れで供給された印刷業製品を相互に別々の2つのスタックに排出する装置

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