JP2006001128A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 コストの削減を図ることが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】 レーザ光を利用したプリンタ1は、開閉可能な開閉カバー18を有する外装部材2と、LSU10とを備える。LSU10は外装部材2の内部に配置される。LSU10は、レーザ光を供給するための光学部材13cを含む。LSU10は、開閉カバー18が閉状態であるときにはLSU10の外部へレーザ光を出射可能である。さらに、プリンタ1は、レーザ光の進行経路を変更するリンク部材22を備える。リンク部材22は、開閉カバー18が開状態になるのに伴って、LSU10内部でのレーザ光の進行経路に対する光学部材13cの姿勢(ミラー回転軸を中心とした光学部材13cの回転角度)を変更する。このことにより、リンク部材22は、レーザ光がLSU10の外部へ出射されないようにレーザ光の進行経路を変更する。
【選択図】 図2
【解決手段】 レーザ光を利用したプリンタ1は、開閉可能な開閉カバー18を有する外装部材2と、LSU10とを備える。LSU10は外装部材2の内部に配置される。LSU10は、レーザ光を供給するための光学部材13cを含む。LSU10は、開閉カバー18が閉状態であるときにはLSU10の外部へレーザ光を出射可能である。さらに、プリンタ1は、レーザ光の進行経路を変更するリンク部材22を備える。リンク部材22は、開閉カバー18が開状態になるのに伴って、LSU10内部でのレーザ光の進行経路に対する光学部材13cの姿勢(ミラー回転軸を中心とした光学部材13cの回転角度)を変更する。このことにより、リンク部材22は、レーザ光がLSU10の外部へ出射されないようにレーザ光の進行経路を変更する。
【選択図】 図2
Description
この発明は、画像形成装置に関し、より特定的には、レーザ光を利用する画像形成装置に関する。
従来、レーザ光を利用する画像形成装置として、レーザスキャニングユニット(以下、LSUとも呼ぶ)を備えるレーザビームプリンタ(以下、プリンタとも呼ぶ)が知られている。このようなプリンタでは、保守・点検などのためにLSUやドラムユニットなどが収納されている外装部材の内部を確認する作業を行なうことがある。このような作業の際、LSUからレーザ光が出射されていると、上記作業を行なう作業者の目に当該レーザ光が入射するといった事故が発生する可能性がある。そのため、上記作業を行なう際には、シャッタなどの部材によりLSUから出射するレーザ光を遮るといった対応を行なうことが提案されている(たとえば、特許文献1および2参照)。
実開昭63−78958号公報
特開平8−44161号公報
上記のような従来のプリンタでは、以下のような問題があった。すなわち、LSUから出射するレーザ光を遮るため、シャッタなどの独立した部材を必要とするため、プリンタの部品数が増加することになっていた。また、プリンタの製造工程を考えた場合、当該シャッタを駆動するような構造を実現するためにシャッタを所定の位置に取付ける工程などが必要になり、結果的に製造工程数も増加することになっていた。この結果、プリンタの製造コストが増大することになる。
この発明は、上記のような課題を解決するために成されたものであり、この発明の目的は、コストの削減を図ることが可能な画像形成装置を提供することである。
この発明に従った画像形成装置は、レーザ光を利用した画像形成装置であって、開閉可能な扉部を有する外装部材と、レーザ光供給部材とを備える。レーザ光供給部材は外装部材の内部に配置される。レーザ光供給部材はレーザ光を供給するための光学部材を含む。光学部材はミラー部材を含む。ミラー部材は回転軸を中心として回転可能である。また、ミラー部材はレーザ光を反射することによりレーザ光をレーザ光供給部材の外部へ出射する。さらに、画像形成装置は、ミラー部材と扉部とを接続するリンク部材を備える。リンク部材の一方端部は、ミラー部材において回転軸と離れた位置に接続される。リンク部材において一方端部と反対側に位置する他方端部は、扉部に接続される。ミラー部材へ入射するレーザ光の入射方向に対する、ミラー部材においてレーザ光を反射する反射面の相対角度は、扉部の開閉に伴ってリンク部材が移動することにより変更可能である。扉部が閉状態であるときには、ミラー部材における反射面の相対角度は、ミラー部材から出射するレーザ光がレーザ光供給部材の外部へ出射することが可能な角度となる。扉部が開状態であるときには、ミラー部材における反射面の相対角度は、ミラー部材から出射するレーザ光がレーザ光供給部材の外部へ出射することができない角度となる。
このようにすれば、扉部の開閉に伴って、リンク部材を介してミラー部材の上記相対角度を変更して、レーザ光の進行経路を変更できるので、扉部が開状態であるときに、レーザ光供給部材からレーザ光が外部へ出射することを確実に防止できる。また、レーザ光供給部材に従来から存在するミラー部材を利用して、当該ミラー部材の相対角度を変更するようにしたので、従来のようにレーザ光供給部材とは別部材のシャッタなどを用いる必要がない。このため、画像形成装置の部品数が増加することを抑制できる。また、部品数の増加に伴う製造工程数の増加も抑制できる。この結果、画像形成装置の製造コストが増加することを抑制できる。
この発明に従った画像形成装置は、レーザ光を利用した画像形成装置であって、開閉可能な扉部を有する外装部材と、レーザ光供給部材とを備える。レーザ光供給部材は外装部材の内部に配置される。レーザ光供給部材は、レーザ光を供給するための光学部材を含む。光学部材はミラー部材を含む。ミラー部材は回転軸を中心として回転可能である。ミラー部材は、レーザ光を反射することによりレーザ光をレーザ光供給部材の外部へ出射する。扉部には、扉部の内周面側から突出する押圧部が形成される。ミラー部材の回転軸には、扉部が閉状態になったときに、扉部の押圧部により押圧されることにより回転軸を中心としてミラー部材を回転させる被押圧部が接続されている。さらに、画像形成装置は、押圧部が被押圧部を押圧することによりミラー部材が回転する方向とは反対の方向に、回転軸を中心としてミラー部材を回転させるようにミラー部材を押圧する付勢部材を備える。ミラー部材へ入射するレーザ光の入射方向に対する、ミラー部材においてレーザ光を反射する反射面の相対角度は、扉部の開閉に伴って押圧部が被押圧部を押圧することにより変更可能である。扉部が閉状態であるときには、ミラー部材における反射面の相対角度は、ミラー部材から出射するレーザ光がレーザ光供給部材の外部へ出射することが可能な角度となる。また、扉部が開状態であるときには、ミラー部材における反射面の相対角度は、ミラー部材から出射するレーザ光がレーザ光供給部材の外部へ出射することができない角度となる。
このようにすれば、扉部の開閉に伴って、押圧部によりミラー部材の被押圧部を押圧することで、ミラー部材の上記相対角度を変更して、レーザ光の進行経路を変更できる。このため、扉部が開状態であるときに、レーザ光供給部材からレーザ光が外部へ出射することを確実に防止できる。また、レーザ光供給部材に従来から存在するミラー部材を利用して、当該ミラー部材の相対角度を変更するようにしたので、従来のようにレーザ光供給部材とは別部材のシャッタなどを用いる必要がない。このため、画像形成装置の部品数の増加や、部品数の増加に伴う製造工程数の増加を抑制できる。この結果、画像形成装置の製造コストが増加することを抑制できる。
また、この発明に従った画像形成装置は、レーザ光を利用した画像形成装置であって、開閉可能な扉部を有する外装部材と、レーザ光供給部材とを備える。レーザ光供給部材は外装部材の内部に配置される。レーザ光供給部材は、レーザ光を供給するための光学部材を含む。レーザ光供給部材は、扉部が閉状態であるときにはレーザ光供給部材の外部へレーザ光を出射可能である。さらに、画像形成装置は、レーザ光の進行経路を変更する進行経路変更部材を備える。進行経路変更部材は、扉部が開状態になるのに伴って、レーザ供給部材内部でのレーザ光の進行経路に対する光学部材の姿勢を変更する。このことにより、進行経路変更部材は、レーザ光がレーザ光供給部材の外部へ出射されないようにレーザ光の進行経路を変更する。
このようにすれば、扉部が開状態になることに伴って、レーザ光の進行経路を変更できる。このため、扉部が開状態であるときに、レーザ光供給部材からレーザ光が外部へ出射することを確実に防止できる。また、レーザ光供給部材に従来から存在する光学部材を利用して、当該光学部材の姿勢を変更するようにしたので、従来のようにレーザ光供給部材とは別部材のシャッタなどを用いる必要がない。このため、画像形成装置の部品数の増加や、部品数の増加に伴う製造工程数の増加を抑制できる。この結果、画像形成装置の製造コストが増加することを抑制できる。
上記画像形成装置において、光学部材はミラー部材を含んでいてもよい。ミラー部材は、回転軸を中心として回転可能であってレーザ光を反射する。進行経路変更部材は、ミラー部材と扉部とを接続するリンク部材を含んでいてもよい。リンク部材の一方端部は、ミラー部材において回転軸と離れた位置に接続されていてもよい。リンク部材において一方端部と反対側に位置する他方端部は、扉部に接続されていてもよい。また、上記画像形成装置において、上記リンク部材は棒状体からなっていてもよい。この場合、回転可能なミラー部材と扉部とをリンク部材で連動させるという比較的簡単な構成で、本発明を実現できる。
上記画像形成装置において、光学部材はミラー部材を含んでいてもよい。ミラー部材は回転軸を中心として回転可能であってレーザ光を反射する。進行経路変更部材は、扉部の内周面側から突出する押圧部を含んでいてもよい。ミラー部材の回転軸には、扉部が閉状態になったときに、扉部の押圧部により押圧されることにより前記回転軸を中心としてミラー部材を回転させる被押圧部が接続されていてもよい。さらに、上記画像形成装置は、押圧部が被押圧部を押圧することによりミラー部材が回転する方向とは反対の方向に、回転軸を中心としてミラー部材を回転させるようにミラー部材を押圧する付勢部材をさらに備えていてもよい。また、上記画像形成装置において、被押圧部は、回転軸の一方端を延長した延長部分において、回転軸の延びる方向と交差する方向に延びる延在部であってもよい。
この場合、扉部に押圧部を形成し、回転可能なミラー部材の回転軸に被押圧部を形成し、また、ミラー部材の位置決めにも利用できる付勢部材を配置するという比較的簡単な構成により、本発明を実現できる。また、上記のような構成の場合、扉部と光学部材(ミラー部材)とが直接的にリンクされていないため、扉部と光学部材を直接的にリンク部材などで接続状態とする場合より、画像形成装置の装置構成の自由度を大きくすることができる。
このように、本発明によれば、レーザ光供給部材とは別部材のシャッタなどを用いることなく、レーザ光供給部材の外部へレーザ光が出射されることを防止する機構を実現できるので、画像形成装置の部品数や製造工程数の増加を抑制できる。このため、画像形成装置の製造コストの増加を抑制できる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰返さない。
(実施の形態1)
図1は、本発明によるプリンタの実施の形態1を示す斜視模式図である。図2は、図1に示した線分II−IIにおける断面模式図である。図3は、図1の矢印9に示した方向から見たプリンタの部分透視平面模式図である。図1〜図3を参照して、本発明によるプリンタの実施の形態1を説明する。
図1は、本発明によるプリンタの実施の形態1を示す斜視模式図である。図2は、図1に示した線分II−IIにおける断面模式図である。図3は、図1の矢印9に示した方向から見たプリンタの部分透視平面模式図である。図1〜図3を参照して、本発明によるプリンタの実施の形態1を説明する。
図1〜図3に示すように、本発明によるプリンタ1は、いわゆるレーザプリンタであって、外装部材2と、この外装部材2の内部に保持された給紙トレイ6と、ドラム/トナーユニット3と、LSU10とを備えている。ドラム/トナーユニット3は、図示しないトナー収納部と、給紙トレイ6から供給される紙の上に画像を形成(転写)するためのドラム4とを備える。LSU10は、ドラム4の表面に画像を形成するため、ドラム4に矢印14に示すようにレーザ光を照射する。なお、ドラム4と対向するように、ローラ5が配置されている。
LSU10では、図3に示すように、光学部材13a〜13dが基板11上に配置されている。また、光学部材13a〜13dは、カバー部材17により全体が覆われている。上述した光学部材13a〜13dはカバー部材17によって覆われることにより、光学部材13a〜13dへと外部からごみなどの異物が付着することを防止している。光学部材13aはポリゴンミラー、光学部材13bはレンズ、光学部材13cはレーザ光を反射するためのミラー、光学部材13dはレーザ光を出射するためのレーザ素子である。このレーザ素子である光学部材13dから出射したレーザ光は、中心軸を中心として回転する光学部材13a(ポリゴンミラー)、光学部材13b(レンズ)および光学部材13c(反射用ミラー)を介して、基板11の開口部25からLSU10の外部へと図2に示した矢印14のように出射される。LSU10の外部に出射されたレーザ光は、ドラム4の表面に照射される。
ここで、プリンタ1の動作を簡単に説明すると、図2に示すように、給紙トレイ6から供給された印刷用の紙は矢印7に示すようにドラム4とローラ5との間を通過する。このとき、静電感光材料面であるドラム4の表面には、LSU10からのレーザ光により静電画像が形成され、当該静電画像において黒表示に対応するドラム4の表面部分にトナーが静電吸着されている。紙がドラム4に接触することで、このドラム4上のトナーが紙へ転写される。この結果、紙の表面には画像が転写される。その後、トナーの定着工程などを経て画像が形成された紙は矢印7に示すようにプリンタ1の上面8側へと排出される。
プリンタ1の外装部材2においては、LSU10に隣接する部分が軸19を中心として矢印21に示すような開閉運動が可能な開閉カバー18となっている。また、LSU10を構成する光学部材13cは、図3に示すようにミラー部材32と、このミラー部材32の両端に配置された、ミラー部材32を固定するための端部部材31a、31bとにより構成されている。端部部材31a、31bには、それぞれミラー回転軸24が接続されている。このミラー回転軸24の外側の端部は基板11に固定部30を介して固定されている。なお、ミラー回転軸24は、この固定部30に対して回転可能となっている。このため、光学部材13cを構成するミラー部材32および端部部材31a、31bは、このミラー回転軸24を中心として回転可能になっている。また、この端部部材31aには、先ほど述べた開閉カバー18と連動してミラー部材32を回転させるためのリンク部材22の一方端部23bが接続されている。また、このリンク部材22の他方端部23aは開閉カバー18に接続されている。このようなリンク部材22により開閉カバー18と光学部材13cとは連結された状態となっているが、図2に示すように開閉カバー18が閉じた状態である場合には、反射ミラーである光学部材13cの配置(姿勢)は、LSU10から開口部25を介して矢印14に示すようにレーザ光をドラム4へと照射することが可能なようになっている。
次に開閉カバー18を開いた場合の本発明によるプリンタの動作を説明する。図4は、図1〜図3に示したプリンタ1において開閉カバー18を開いた状態を示す断面模式図である。図4に示すように、開閉カバー18を矢印26の方向へと軸19を中心として回転させた場合(開状態とした場合)には、リンク部材22により開閉カバー18の動作が光学部材13cに伝わる。つまり、開閉カバー18の開く動作に伴って、光学部材13cがミラー回転軸24を中心として矢印27に示す方向に回転することになる。この結果、レーザ素子である光学部材13d(図3を参照)から出射して、光学部材13a、13bを介して光学部材13cへと入射したレーザ光は、矢印28に示すように通常時(開閉カバー18が閉じられた状態のとき)とは異なる方向へと反射されることになる。このため、開閉カバー18が開いた場合には、LSU10からレーザ光が開口部25を介してLSU10の外部へ出射されることを確実に防止できる。
上述した開閉カバー18と光学部材13cとの連動する動きを図5および図6を参照してより詳しく説明する。図5は、プリンタの開閉カバーが閉じた状態を示す部分断面模式図である。図6は、プリンタの開閉カバーが開いた状態を示す部分断面模式図である。図5に示すように、通常の印刷動作時には、プリンタにおいて開閉カバー18は閉じた状態(閉状態)となっている。このため、光学部材13cは図5に示すような配置(姿勢)となり、矢印14に示すようにLSU10からレーザ光が開口部25を介して出射することが可能になっている。このとき、光学部材13cでのレーザ光の反射面と、当該反射面に入射するレーザ光の入射方向との成す相対角度は、角度θ1となっている。
次に、図6に示すように、開閉カバー18が軸19を中心として矢印26に示すように開かれた(開状態となった)場合には、リンク部材22が矢印29に示す方向に引張られることになる。このため、リンク部材22の一方端部23bに接続されていた光学部材13cは、ミラー回転軸24を中心として矢印27に示す方向に回転する。このため、光学部材13cでのレーザ光の反射面と、当該反射面に入射するレーザ光の入射方向との成す相対角度は、図5で示した角度θ1とは異なる値の角度θ2となる。この結果、矢印28に示すように、レーザ光が図5に示した場合とは異なる方向へと光学部材13cにおいて反射される。したがって、開口部25からレーザ光がLSU10の外部へと出射される可能性は殆どなくなる。このようにして、メンテナンスなどにおいて開閉カバー18が開いた状態にされた場合には、図6に示すように光学部材13cの角度が変更されるため、LSU10の開口部25からLSU10の外部へとレーザ光が出射されることを確実に防止できる。
(実施の形態2)
図7は、本発明によるプリンタの実施の形態2におけるLSUと開閉カバーとの関係を説明するための部分断面模式図である。図8は、本発明によるプリンタの実施の形態2において開閉カバーが開けられたときの状態を説明するための部分断面模式図である。図9は、本発明によるプリンタの実施の形態2におけるLSUと開閉カバーとの関係を説明するための部分平面模式図である。図7〜図9を参照して、本発明によるプリンタの実施の形態2を説明する。
図7は、本発明によるプリンタの実施の形態2におけるLSUと開閉カバーとの関係を説明するための部分断面模式図である。図8は、本発明によるプリンタの実施の形態2において開閉カバーが開けられたときの状態を説明するための部分断面模式図である。図9は、本発明によるプリンタの実施の形態2におけるLSUと開閉カバーとの関係を説明するための部分平面模式図である。図7〜図9を参照して、本発明によるプリンタの実施の形態2を説明する。
図7〜図9に示した本発明によるプリンタ1の実施の形態2は、基本的には図1〜図6に示した本発明によるプリンタ1の実施の形態1と同様の構造を備える。但し、図7〜図9に示したプリンタ1においては、開閉カバー18の内周面側に、プリンタ1の内側へと突出するように凸部35が形成されている。この凸部35は、図7に示すように開閉カバー18が閉じられた状態では、光学部材13cのミラー回転軸24に接続された被押圧部36を矢印39に示した方向に押圧した状態となっている。また、この被押圧部36が凸部35により押圧される一方で、図7に示すように光学部材13cの端部には、ミラー回転軸24を中心として矢印38で示す方向に光学部材13cを回転させるように、光学部材13cを押圧する付勢部材37が配置されている。
このため、この付勢部材37による押圧と開閉カバー18の凸部35による押圧とにより、光学部材13cのミラー回転軸24を中心とした回転角度は図7に示す状態に決定(固定)される。つまり、光学部材13cでのレーザ光の反射面と、当該反射面に入射するレーザ光の入射方向との成す相対角度は、角度θ1となっている。そして、このときには、LSU10の内部から開口部25を介して矢印14に示すようにレーザ光がLSU10の外部へと出射される。なお、上述した被押圧部36は、図9に示すように光学部材13cの端部に配置された端部部材31aに固定されるミラー回転軸24と同じ軸上に配置され、ミラー回転軸24と接続されている。この被押圧部36が回転することにより光学部材13cはミラー回転軸24を中心として回転可能になっている。
次に、図8に示すように開閉カバー18が軸19を中心として矢印26に示すように開状態とされた場合について説明する。この場合、被押圧部36は開閉カバー18の凸部35によってもはや押圧されなくなる。このため付勢部材37の押圧する力に起因して、光学部材13cはミラー回転軸24を中心として矢印38に示す方向に回転する。そのため、光学部材13cでのレーザ光の反射面と、当該反射面に入射するレーザ光の入射方向との成す相対角度は、図7に示した角度θ1とは異なる値の角度θ3となっている。この結果、矢印14に示したレーザ光は光学部材13cによって反射された後、基板11の上部表面に到達することになる。つまり、この場合には基板11に形成された開口部25を介してレーザ光がLSU10から出射することはない。なお、付勢部材37としては、樹脂などの弾性体や、コイルばねや板ばねなどのばね体など、光学部材13cに対して矢印38方向に回転する力を加えることができれば、どのような構成の部材を用いてもよい。また、付勢部材37は光学部材13cに対して1つ設置してもよいが、複数配置してもよい。
このように、メンテナンスなどのために開閉カバー18が開状態とされた場合には、光学部材13cの角度が変化することによってLSU10からレーザ光が外部へと出射することを確実に防止できる。
上述した本発明による画像形成装置の一例としてのプリンタ1の特徴的な構成を要約すれば、この発明に従ったプリンタ1は、レーザ光を利用したプリンタであって、開閉可能な扉部(開閉カバー18)を有する外装部材2と、レーザ光供給部材(LSU10)とを備える。レーザ光供給部材(LSU10)は外装部材2の内部に配置される。レーザ光供給部材(LSU10)はレーザ光を供給するための光学部材13a〜13dを含む。光学部材13a〜13dはミラー部材(光学部材13c(反射用ミラー))を含む。ミラー部材(光学部材13c)は回転軸(ミラー回転軸24)を中心として回転可能である。また、ミラー部材(光学部材13c)はレーザ光を反射することによりレーザ光をレーザ光供給部材(LSU10)の外部へ出射する。さらに、プリンタ1は、図1〜図6に示すように、ミラー部材(光学部材13c)と扉部(開閉カバー18)とを接続するリンク部材22を備える。リンク部材22の一方端部23bは、ミラー部材(光学部材13c)において回転軸(ミラー回転軸24)と離れた位置に接続される。リンク部材22において一方端部23bと反対側に位置する他方端部23aは、扉部(開閉カバー18)に接続される。ミラー部材(光学部材13c)へ入射するレーザ光の入射方向に対する、ミラー部材(光学部材13c)においてレーザ光を反射する反射面(光学部材13cのミラー部材32において光学部材13bに面するレーザ光の反射面)の相対角度(図5の角度θ1および図6の角度θ2)は、扉部(開閉カバー18)の開閉に伴ってリンク部材22が移動することにより変更可能である。図5に示すように扉部(開閉カバー18)が閉状態であるときには、ミラー部材(光学部材13c)における反射面の相対角度(図5に示した角度θ1)は、ミラー部材(光学部材13c)から出射するレーザ光がレーザ光供給部材(LSU10)の外部へ出射することが可能な角度となる。図6に示すように扉部(開閉カバー18)が開状態であるときには、ミラー部材(光学部材13c)における反射面の相対角度(図6に示した角度θ2)は、ミラー部材(光学部材13c)から出射するレーザ光がレーザ光供給部材(LSU10)の外部へ出射することができない角度となる。
このようにすれば、開閉カバー18の開閉に伴って、リンク部材22を介して光学部材13cの上記相対角度(図5の角度θ1または図6の角度θ2)を変更して、レーザ光の進行経路を変更できる。このため、図6に示すように開閉カバー18が開状態であるときに、LSU10からレーザ光が外部へ出射することを確実に防止できる。また、LSU10に従来から存在する光学部材13cを利用して、入射するレーザ光に対する当該光学部材13cの相対角度を変更するようにしたので、従来のようにLSU10とは別部材のシャッタなどを用いる必要がない。このため、プリンタ1の部品数が増加することを抑制できる。また、部品数の増加に伴う製造工程数の増加も抑制できる。この結果、プリンタ1の製造コストが増加することを抑制できる。
また、図7〜図9に示したこの発明に従ったプリンタ1は、レーザ光を利用した画像形成装置であって、開閉可能な扉部(開閉カバー18)を有する外装部材2と、レーザ光供給部材(LSU10)とを備える。レーザ光供給部材(LSU10)は外装部材2の内部に配置される。レーザ光供給部材(LSU10)は、レーザ光を供給するための光学部材13a〜13dを含む。光学部材13a〜13dはミラー部材(光学部材13c(反射用ミラー))を含む。ミラー部材(光学部材13c)は回転軸(ミラー回転軸24)を中心として回転可能である。ミラー部材(光学部材13c)は、レーザ光を反射することにより、開口部25を介してレーザ光をレーザ光供給部材(LSU10)の外部へ出射する。扉部(開閉カバー18)には、扉部(開閉カバー18)の内周面側から突出する押圧部(凸部35)が形成される。ミラー部材(光学部材13c)の回転軸(ミラー回転軸24)には、扉部(開閉カバー18)が閉状態になったときに、扉部(開閉カバー18)の押圧部(凸部35)により押圧されることにより回転軸(ミラー回転軸24)を中心としてミラー部材(光学部材13c)を回転させる被押圧部36が接続されている。さらに、プリンタ1は、押圧部(凸部35)が被押圧部36を押圧することによりミラー部材(光学部材13c)が回転する方向とは反対の方向(矢印38により示される方向)に、回転軸(ミラー回転軸24)を中心としてミラー部材(光学部材13c)を回転させるようにミラー部材(光学部材13c)を押圧する付勢部材37を備える。ミラー部材(光学部材13c)へ入射するレーザ光の入射方向(光学部材13cに入射する矢印14により示されるレーザ光の進行方向)に対する、ミラー部材(光学部材13c)においてレーザ光を反射する反射面(光学部材13cのミラー部材32において光学部材13bに面するレーザ光の反射面)の相対角度(図7の角度θ1および図8の角度θ3)は、扉部(開閉カバー18)の開閉に伴って押圧部(凸部35)が被押圧部36を押圧することにより変更可能である。図7に示すように扉部(開閉カバー18)が閉状態であるときには、ミラー部材(光学部材13c)における反射面の相対角度(図7における角度θ1)は、ミラー部材(光学部材13c)から出射するレーザ光がレーザ光供給部材(LSU10)の外部へ出射することが可能な角度となる。また、図8に示すように扉部(開閉カバー18)が開状態であるときには、ミラー部材における反射面の相対角度(図8における角度θ3)は、ミラー部材(光学部材13c)から出射するレーザ光がレーザ光供給部材(LSU13)の外部へ出射することができない角度となる。
このようにすれば、開閉カバー18の開閉に伴って、凸部35により光学部材13cの被押圧部36を押圧することで、光学部材13cの上記相対角度(図7の角度θ1または図8の角度θ3)を変更して、矢印14で示された、光学部材13cから出射するレーザ光の進行経路を変更できる。このため、図8に示すように開閉カバー18が開状態であるときに、LSU10からレーザ光が外部へ出射することを確実に防止できる。また、LSU10に従来から存在する光学部材13cを利用した(当該光学部材13cの相対角度を変更するようにした)ので、従来のようにLSU10とは別部材のシャッタなどを用いる必要がない。このため、プリンタ1の部品数の増加や、部品数の増加に伴う製造工程数の増加を抑制できる。この結果、プリンタ1の製造コストが増加することを抑制できる。
また、この発明に従ったプリンタ1は、レーザ光を利用した画像形成装置であって、開閉可能な扉部(開閉カバー18)を有する外装部材2と、レーザ光供給部材(LSU10)とを備える。レーザ光供給部材(LSU10)は外装部材2の内部に配置される。レーザ光供給部材(LSU10)は、レーザ光を供給するための光学部材13cを含む。レーザ光供給部材は、扉部が閉状態であるときにはレーザ光供給部材の外部へレーザ光を出射可能である。さらに、プリンタ1は、レーザ光の進行経路を変更する進行経路変更部材(図2などに示したリンク部材22、および図7などに示した凸部35)を備える。進行経路変更部材は、扉部(開閉カバー18)が図4、6、8などに示すように開状態になるのに伴って、レーザ供給部材(LSU10)内部でのレーザ光の進行経路(光学部材13cに入射するレーザ光の進行経路)に対する光学部材13cの姿勢(ミラー回転軸24を中心とした光学部材13cの回転角度)を変更する。このことにより、進行経路変更部材は、レーザ光がレーザ光供給部材(LSU10)の外部へ出射されないようにレーザ光の進行経路を変更する。
このようにすれば、開閉カバー18が開状態になることに伴って、レーザ光の進行経路を変更できるので、開閉カバー18が開状態であるときに、LSU10からレーザ光が外部へ出射することを確実に防止できる。また、LSU10に従来から存在する光学部材13cを利用して、当該光学部材13cの回転角度を変更するようにしたので、従来のようにLSU10とは別部材のシャッタなどを用いる必要がない。このため、プリンタ1の部品数の増加や、部品数の増加に伴う製造工程数の増加を抑制できる。
上記プリンタ1において、光学部材13cはミラー部材を含んでいてもよい。ミラー部材(光学部材13c)は、回転軸(ミラー回転軸24)を中心として回転可能であってレーザ光を反射する。進行経路変更部材は、図2などに示すようにミラー部材(光学部材13c)と扉部(開閉カバー18)とを接続するリンク部材22を含む。リンク部材22の一方端部23bは、ミラー部材(光学部材13c)において回転軸(ミラー回転軸24)と離れた位置に接続されている。リンク部材22において一方端部23bと反対側に位置する他方端部23aは、扉部(開閉カバー18)に接続されている。この場合、回転可能な光学部材13cと開閉カバー18とをリンク部材22で連動させるという比較的簡単な構成で、本発明を実現できる。
また、上記プリンタ1において、上記リンク部材22の形状は任意の形状を採用できるが、たとえば図2などに示すように棒状の形状であってもよい。また、リンク部材22として、コイル状のばねなどを用いてもよい。つまり、リンク部材22は、開閉カバー18の動きを光学部材13cに伝えることができれば、どのような形状および材料を適用してもよい。たとえば、リンク部材22を構成する材料として、金属や硬質の樹脂など、比較的硬い材料を用いることができる。この場合、開閉カバー18の動作を確実に光学部材13cに伝えることができる。また、リンク部材22の材料として、ゴムや軟質の樹脂など、或る程度の弾性を有する弾性体を用いてもよい。この場合、リンク部材22の設置作業などを容易に行なうことができる。また、開閉カバー18が事故などで設計された角度以上に開いた状態となった場合に、LUS10の光学部材13cにリンク部材22を介して加えられる応力の大きさをある程度低減できる。したがって、このような事故に起因して光学部材13cが損傷を受ける可能性を低くできる。また、上述した実施の形態1では、リンク部材22を1つ設置した場合を示したが、光学部材13cの複数の位置と開閉カバー18の複数の位置とをそれぞれ連結するように、複数のリンク部材を用いてもよい。また、リンク部材22を1つの部材から構成するのではなく、2つ以上の複数の部材により構成してもよい。たとえば、リンク部材22を複数の部分に分割し、これらの部分を屈曲可能に接続することで、一方端部23bと他方端部23aとの間に屈曲可能な接続部を配置してもよい。
上記プリンタ1において、光学部材13cはミラー部材を含んでいてもよい。ミラー部材(光学部材13c)は回転軸(ミラー回転軸24)を中心として回転可能であってレーザ光を反射する。図7〜図9に示すように、進行経路変更部材は、扉部(開閉カバー18)の内周面側から突出する押圧部(凸部35)を含んでいてもよい。ミラー部材(光学部材13c)の回転軸(ミラー回転軸24)には、図7に示すように扉部(開閉カバー18)が閉状態になったときに、扉部(開閉カバー18)の押圧部(凸部35)により押圧されることにより回転軸(ミラー回転軸24)を中心としてミラー部材(光学部材13c)を回転させる被押圧部36が接続されている。さらに、上記プリンタ1は、押圧部(凸部35)が被押圧部36を押圧することによりミラー部材(光学部材13c)が回転する方向とは反対の方向(矢印38で示す方向)に、回転軸(ミラー回転軸24)を中心としてミラー部材(光学部材13c)を回転させるようにミラー部材(光学部材13c)を押圧する付勢部材37をさらに備えている。また、上記プリンタ1において、被押圧部36は、回転軸(ミラー回転軸24)の一方端を延長した延長部分(図9において固定部30より外側に延在したミラー回転軸24の延長部分)において、回転軸(ミラー回転軸24)の延びる方向と交差する方向に延びる延在部であってもよい。
この場合、開閉カバー18に凸部35を形成し、回転可能な光学部材13cのミラー回転軸24に被押圧部36を形成し、また、光学部材13cの位置決めにも利用できる付勢部材37を配置するという比較的簡単な構成により、本発明を実現できる。また、上記のような構成の場合、開閉カバー18と光学部材13cとが直接的にリンクされていないため、開閉カバー18と光学部材13cを直接的にリンク部材などで接続状態とする場合より、プリンタ1の装置構成の自由度を大きくすることができる。
また、凸部35の形状としては、図7などに示したような単純な柱状以外の任意の形状を採用できる。また、被押圧部36の形状としても、任意の形状を採用できる。また、凸部35は開閉カバー18と同じ材料により構成してもよいが、開閉カバー18とは異なる材料により構成してもよい。つまり、凸部35を別部材として予め形成し、開閉カバー18に接続固定するようにしてもよい。また、凸部35に該当する部材を、光学部材13c側に設置する(たとえば、被押圧部36と凸部35とが一体となった構造体を光学部材13cのミラー回転軸24において被押圧部36が接続された部分に形成する)ようにしてもよい。この場合、開閉カバー18の構造自体は従来と変更する必要が無いので、部品の製造コストが増大することを抑制できる。また、図7〜図9に示したプリンタ1では、開閉カバー18に凸部35を1つだけ設置したが、凸部35と被押圧部36との組を複数配置してもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した実施の形態ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 プリンタ、2 外装部材、3 ドラム/トナーユニット、4 ドラム、5 ローラ、6 給紙トレイ、7,9,14,21,26〜29,38,39 矢印、8 上面、10 LSU、11 基板、13a〜13d 光学部材、17 カバー部材、18 開閉カバー、19 軸、22 リンク部材、23a,23b 端部、24 ミラー回転軸、25 開口部、30 固定部、31a,31b 端部部材、32 ミラー部材、35 凸部、36 被押圧部、37 付勢部材。
Claims (4)
- レーザ光を利用した画像形成装置であって、
開閉可能な扉部を有する外装部材と、
前記外装部材の内部に配置され、レーザ光を供給するための光学部材を含むレーザ光供給部材とを備え、
前記光学部材は、回転軸を中心として回転可能であってレーザ光を反射することにより前記レーザ光を前記レーザ光供給部材の外部へ出射するミラー部材を含み、さらに、
前記ミラー部材と前記扉部とを接続するリンク部材を備え、
前記リンク部材の一方端部は、前記ミラー部材において前記回転軸と離れた位置に接続され、
前記リンク部材において前記一方端部と反対側に位置する他方端部は、前記扉部に接続され、
前記ミラー部材へ入射するレーザ光の入射方向に対する、前記ミラー部材において前記レーザ光を反射する反射面の相対角度は、前記扉部の開閉に伴って前記リンク部材が移動することにより変更可能であり、
前記扉部が閉状態であるときには、前記ミラー部材における前記反射面の前記相対角度は、前記ミラー部材から出射する前記レーザ光が前記レーザ光供給部材の外部へ出射することが可能な角度となり、
前記扉部が開状態であるときには、前記ミラー部材における前記反射面の前記相対角度は、前記ミラー部材から出射する前記レーザ光が前記レーザ光供給部材の外部へ出射することができない角度となる、画像形成装置。 - レーザ光を利用した画像形成装置であって、
開閉可能な扉部を有する外装部材と、
前記外装部材の内部に配置され、レーザ光を供給するための光学部材を含むレーザ光供給部材とを備え、
前記レーザ光供給部材は、前記扉部が閉状態であるときには前記レーザ光供給部材の外部へレーザ光を出射可能であり、さらに、
前記扉部が開状態になるのに伴って、前記レーザ供給部材内部でのレーザ光の進行経路に対する前記光学部材の姿勢を変更することにより、前記レーザ光が前記レーザ光供給部材の外部へ出射されないように前記レーザ光の進行経路を変更する進行経路変更部材とを備える、画像形成装置。 - 前記光学部材は、回転軸を中心として回転可能であってレーザ光を反射するミラー部材を含み、
前記進行経路変更部材は、前記ミラー部材と前記扉部とを接続するリンク部材を含み、
前記リンク部材の一方端部は、前記ミラー部材において前記回転軸と離れた位置に接続され、
前記リンク部材において前記一方端部と反対側に位置する他方端部は、前記扉部に接続されている、請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記光学部材は、回転軸を中心として回転可能であってレーザ光を反射するミラー部材を含み、
前記進行経路変更部材は、前記扉部の内周面側から突出する押圧部を含み、
前記ミラー部材の回転軸には、前記扉部が閉状態になったときに、前記扉部の押圧部により押圧されることにより前記回転軸を中心として前記ミラー部材を回転させる被押圧部が接続され、さらに、
前記押圧部が前記被押圧部を押圧することにより前記ミラー部材が回転する方向とは反対の方向に、前記回転軸を中心として前記ミラー部材を回転させるように前記ミラー部材を押圧する付勢部材をさらに備える、請求項2に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004179660A JP2006001128A (ja) | 2004-06-17 | 2004-06-17 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004179660A JP2006001128A (ja) | 2004-06-17 | 2004-06-17 | 画像形成装置 |
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JP2006001128A true JP2006001128A (ja) | 2006-01-05 |
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JP2004179660A Withdrawn JP2006001128A (ja) | 2004-06-17 | 2004-06-17 | 画像形成装置 |
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JP (1) | JP2006001128A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111716904A (zh) * | 2019-03-22 | 2020-09-29 | 精工爱普生株式会社 | 记录装置 |
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2004
- 2004-06-17 JP JP2004179660A patent/JP2006001128A/ja not_active Withdrawn
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