JP2006001071A - 金型、その金型を用いた筒状体製造装置および筒状体の製造方法 - Google Patents
金型、その金型を用いた筒状体製造装置および筒状体の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006001071A JP2006001071A JP2004177941A JP2004177941A JP2006001071A JP 2006001071 A JP2006001071 A JP 2006001071A JP 2004177941 A JP2004177941 A JP 2004177941A JP 2004177941 A JP2004177941 A JP 2004177941A JP 2006001071 A JP2006001071 A JP 2006001071A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- mold
- cylindrical body
- molding material
- air vent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
【解決手段】 半円筒形上のインナーピースを芯部161に嵌めた状態で金型内に載置される中子160の芯部161の鍔部164には、インナーピースの内周側にて突起を形成するための溝163より溝170が延設されている。ヒータ内蔵グリップの成型時には、芯部161が保持部162に向かってスライドし、鍔部164は保持部162の軸受部167内に収容される。このとき保持部162の内面と鍔部164の外周面168とが当接して溝170により構成される空気抜孔から、成型時に金型内の空気抜きが行われるので、凹部内の空気の滞留がなく、成形材料の充填されない部分の発生が防止される。
【選択図】 図6
Description
20 インナーピース
100 金型
120 下型
122 凹部
130 ゴム注入口
140 上型
160,180 中子
161 芯部
162 保持部
165 内面
168 外周面
170 溝
172 案内孔
174 連結溝
176 空気抜孔
Claims (7)
- 内部に芯材を埋設した筒状体を成型するため、少なくとも、前記筒状体の外周面を形成する凹部が設けられた上型および下型と、前記筒状体の内周面を形成する中子とから構成される金型であって、
前記金型の前記凹部内に前記筒状体の成形材料を充填するため、前記上型または前記下型に開口され、成型される前記筒状体の軸線方向一端側に接続された充填口と、
前記凹部内に前記芯材が配置された場合に、前記充填口から充填される成形材料が、前記凹部と前記芯材との間を、成型される前記筒状体の軸線方向他端側へと案内され、その他端側において前記中子と前記芯材との間に折り返し、前記一端側へと案内される流路の末端となる位置にて、前記中子に開口された空気抜孔と
を備えたことを特徴とする金型。 - 前記中子は、
成型される前記筒状体の内周面を形成する円柱状の芯部と、
前記芯部が軸線方向に沿ってスライド可能となるように、前記芯部の軸線方向一端側にて前記芯部の外周を保持する保持部と、
前記保持部に設けられ、前記芯部が軸線方向一端側に向かってスライドしたときに、前記保持部が前記芯部を保持する位置よりも前記芯部の軸線方向他端側の位置にて、前記芯部の外周面の全周にわたって当接し、前記芯部が軸線方向他端側に向かってスライドしたときに、前記芯部の外周面とは離接する保持部側当接面と、
前記保持部側当接面に当接する位置の前記芯部の外周面であって、前記芯部が軸線方向一端側に向かってスライドしたときに、前記保持部側当接面に当接し、前記芯部が軸線方向他端側に向かってスライドしたときに、前記保持部側当接面とは離接する芯部側当接面と、
前記芯部側当接面に、前記芯部の軸線方向に沿って形成された溝と
を備え、
前記空気抜孔は、前記芯部が軸線方向一端側に向かってスライドしたときに、前記芯部側当接面の前記溝と、前記保持部側当接面とから構成されることを特徴とする請求項1に記載の金型。 - 前記芯部は、前記保持部との当接面に、
前記芯部の周方向に列設される複数の前記空気抜孔と、
その複数の前記空気抜孔のそれぞれを連結するように、前記芯部の周方向に沿って形成される連結溝と
を備え、
前記連結溝は、前記芯部の周方向全周にわたって形成されていないことを特徴とする請求項2に記載の金型。 - 前記成形材料の流路方向において、前記空気抜孔の末端には、閉鎖された空気溜まりが設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の金型。
- 請求項1乃至4のいずれかに記載の金型を用い、射出成型により、内部に芯材を埋設した筒状体を成型することを特徴とする筒状体製造装置。
- 請求項5に記載の筒状体製造装置を用い、内部に芯材を埋設した筒状体を製造する筒状体の製造方法であって、
前記中子に芯材を係合する芯材係合工程と、
前記芯材設置工程において、前記芯材が係合された前記中子を前記下型に載置する載置工程と、
前記載置工程において前記中子が載置された前記下型に、前記上型を嵌め込むように、前記上型と前記下型とを閉じる型閉工程と、
前記型閉工程において閉じられた前記金型の凹部内に、前記充填口より、成形材料を充填する充填工程と、
前記金型の前記上型と前記下型とを開き、前記充填工程において充填された成形材料が硬化して成型された筒状体を、前記中子ごと取り出す取出工程と、
前記取出工程において前記筒状体とともに取り出された前記中子の前記芯部をスライドさせるとともに、前記中子から前記筒状体を抜き取る抜取工程と、
前記抜取工程において前記筒状体が抜き取られた後に残る、前記空気抜孔にて硬化した成形材料を除去する除去工程と
を備えたことを特徴とする筒状体の製造方法。 - 前記充填工程において、前記充填される成形材料によって押圧され、前記成形材料の流路の末端の前記空気抜孔を介し、その空気抜孔の末端に設けられた空気溜まりに溜めらる前記凹部内の空気の圧力と、前記成形材料の充填圧力とが釣り合う際には、少なくとも前記凹部内は前記成形材料によって満たされていることを特徴とする請求項6に記載の筒状体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004177941A JP2006001071A (ja) | 2004-06-16 | 2004-06-16 | 金型、その金型を用いた筒状体製造装置および筒状体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004177941A JP2006001071A (ja) | 2004-06-16 | 2004-06-16 | 金型、その金型を用いた筒状体製造装置および筒状体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006001071A true JP2006001071A (ja) | 2006-01-05 |
Family
ID=35769876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004177941A Pending JP2006001071A (ja) | 2004-06-16 | 2004-06-16 | 金型、その金型を用いた筒状体製造装置および筒状体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006001071A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007178346A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Neubrex Co Ltd | 分布型光ファイバセンサ |
JP2008111769A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-05-15 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 光ファイバ特性測定装置 |
JP2009058080A (ja) * | 2007-08-31 | 2009-03-19 | Showa Denko Kenzai Kk | 耐火複合管用パッキン |
CN104552741A (zh) * | 2014-12-19 | 2015-04-29 | 江苏大学 | 一种小尺寸锥形硅胶管的制备装置及方法 |
JP2021146723A (ja) * | 2020-03-17 | 2021-09-27 | 東莞訊滔電子有限公司Dongguan Xuntao Electronic Co., Ltd. | Fpcとプラスチック部品を成形する装置及び方法 |
-
2004
- 2004-06-16 JP JP2004177941A patent/JP2006001071A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007178346A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Neubrex Co Ltd | 分布型光ファイバセンサ |
JP2008111769A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-05-15 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 光ファイバ特性測定装置 |
JP2009058080A (ja) * | 2007-08-31 | 2009-03-19 | Showa Denko Kenzai Kk | 耐火複合管用パッキン |
CN104552741A (zh) * | 2014-12-19 | 2015-04-29 | 江苏大学 | 一种小尺寸锥形硅胶管的制备装置及方法 |
JP2021146723A (ja) * | 2020-03-17 | 2021-09-27 | 東莞訊滔電子有限公司Dongguan Xuntao Electronic Co., Ltd. | Fpcとプラスチック部品を成形する装置及び方法 |
JP7062719B2 (ja) | 2020-03-17 | 2022-05-06 | 立訊精密工業股▲フン▼有限公司 | Fpcとプラスチック部品を成形する装置及び方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004512113A (ja) | 髭剃り用剃刀柄の製造方法および製造装置 | |
JP2010533068A5 (ja) | ||
JP6825597B2 (ja) | 成形品の製造方法およびバンドの製造方法 | |
TWI600226B (zh) | Motorcycle engine control unit and manufacturing method thereof | |
JP2006001071A (ja) | 金型、その金型を用いた筒状体製造装置および筒状体の製造方法 | |
JP4314523B2 (ja) | 合成樹脂製ギヤの製造方法 | |
US6503430B1 (en) | Cold runner molding system | |
JP5100275B2 (ja) | 合成樹脂製多孔板の製造方法 | |
JP4775503B1 (ja) | ゴムロールの製造装置及び製造方法 | |
CN111452260B (zh) | 用于侧壁上具有通孔的金属复合材料的成型方法及其成型模具 | |
JP5244426B2 (ja) | 表皮材インサート成形装置および成形方法 | |
JP2015139949A (ja) | 操作ノブの成形用金型 | |
JP4246335B2 (ja) | ローラの製造方法及び装置 | |
JP6682139B2 (ja) | 合成樹脂製パイプの製造方法 | |
JP5031700B2 (ja) | 砂鋳型の製造方法及び治具 | |
KR20090076674A (ko) | 전사 인몰드 사출성형용 금형 | |
JP2008119889A (ja) | モールド射出成形金型 | |
CN105848511B (zh) | 用于制造安全带锁所用的壳体罩的方法 | |
JPS58199130A (ja) | ボ−ルバルブの製造方法 | |
CN114502345B (zh) | 中空成形体成形模以及中空成形体的制造方法 | |
KR0139263B1 (ko) | 공기배출홈을 가진 타이어 금형 | |
KR100884736B1 (ko) | 이동통신단말기용 소켓 커넥터 제조방법 및 장치 | |
JP3932253B2 (ja) | 筆記具の軸筒部材の製造方法 | |
KR100421131B1 (ko) | 사출성형용 금형 | |
US6827122B2 (en) | Mold and method for producing a two-stroke engine casing of a radio control model |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061212 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20080212 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090624 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090630 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091208 |