JP2006001071A - 金型、その金型を用いた筒状体製造装置および筒状体の製造方法 - Google Patents

金型、その金型を用いた筒状体製造装置および筒状体の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 充填される成形材料の流路末端より金型内の空気を放出させて、成形材料の充填されない部分が発生することを防止することができる金型、その金型を用いた筒状体製造装置および筒状体の製造方法を提供する。
【解決手段】 半円筒形上のインナーピースを芯部161に嵌めた状態で金型内に載置される中子160の芯部161の鍔部164には、インナーピースの内周側にて突起を形成するための溝163より溝170が延設されている。ヒータ内蔵グリップの成型時には、芯部161が保持部162に向かってスライドし、鍔部164は保持部162の軸受部167内に収容される。このとき保持部162の内面と鍔部164の外周面168とが当接して溝170により構成される空気抜孔から、成型時に金型内の空気抜きが行われるので、凹部内の空気の滞留がなく、成形材料の充填されない部分の発生が防止される。
【選択図】 図6

Description

本発明は、内部に芯材を埋設した筒状体を成型するための金型、その金型を用いた筒状体製造装置および筒状体の製造方法に関するものである。
従来、例えば車両のハンドルパイプに嵌合させるハンドルグリップにヒータを内蔵したグリップヒータが提案されている。このグリップヒータは、FPC基板上にヒータパターンを形成したFPCヒータを、合成樹脂からなり円筒あるいは半円筒状のインナーピース上に巻き付け、これを筒状でゴム製のグリップの内部に埋設した構造を有している(例えば、特許文献1参照。)。
このようなグリップヒータは、内周面を形成する中子と、外周面を形成する凹部が設けられた上型および下型とから構成される金型により、以下のようにして成型される。まず、FPCヒータを巻き付けたインナーピースを中子にセットし、この中子ごと、上型および下型の凹部内にセットする。そして金型の型締めを行い、上型もしくは下型に開口された充填口より凹部内に成形材料としてのゴムを充填することにより、インナーピースを埋設した筒状ゴム製のグリップヒータが射出成形される。こうした金型内へのゴムの充填の際に、凹部内の空気は充填されるゴムによって流路末端へと向かって押圧されるが、上型と下型との隙間から金型外に放出されることによって、金型内には残らない。
特開平10−67366号公報
しかしながら、金型の型締めの際の締め付け具合や、充填されるゴムの充填圧の加減によっては、流路末端において、凹部内の空気が上型と下型との隙間から金型外に放出されずに残る場合がある。すると、その空気の残った部分にはゴムが充填されず、グリップヒータに欠肉が生ずる虞があった。特に、芯材と中子との間の部分には、車両のハンドルパイプとの係合を維持するため筒状体の軸線方向に沿ったリブ状の突起が周方向に複数本、形成されるが、このリブの縁端を形成する部分に空気が残りやすく、欠肉が生ずることによって製品の歩留まりが悪くなるという問題があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、充填される成形材料の流路末端より金型内の空気を放出させて、成形材料の充填されない部分が発生することを防止することができる金型、その金型を用いた筒状体製造装置および筒状体の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明の金型は、内部に芯材を埋設した筒状体を成型するため、少なくとも、前記筒状体の外周面を形成する凹部が設けられた上型および下型と、前記筒状体の内周面を形成する中子とから構成される金型であって、前記金型の前記凹部内に前記筒状体の成形材料を充填するため、前記上型または前記下型に開口され、成型される前記筒状体の軸線方向一端側に接続された充填口と、前記凹部内に前記芯材が配置された場合に、前記充填口から充填される成形材料が、前記凹部と前記芯材との間を、成型される前記筒状体の軸線方向他端側へと案内され、その他端側において前記中子と前記芯材との間に折り返し、前記一端側へと案内される流路の末端となる位置にて、前記中子に開口された空気抜孔とを備えている。
また、請求項2に係る発明の金型は、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記中子は、成型される前記筒状体の内周面を形成する円柱状の芯部と、前記芯部が軸線方向に沿ってスライド可能となるように、前記芯部の軸線方向一端側にて前記芯部の外周を保持する保持部と、前記保持部に設けられ、前記芯部が軸線方向一端側に向かってスライドしたときに、前記保持部が前記芯部を保持する位置よりも前記芯部の軸線方向他端側の位置にて、前記芯部の外周面の全周にわたって当接し、前記芯部が軸線方向他端側に向かってスライドしたときに、前記芯部の外周面とは離接する保持部側当接面と、前記保持部側当接面に当接する位置の前記芯部の外周面であって、前記芯部が軸線方向一端側に向かってスライドしたときに、前記保持部側当接面に当接し、前記芯部が軸線方向他端側に向かってスライドしたときに、前記保持部側当接面とは離接する芯部側当接面と、前記芯部側当接面に、前記芯部の軸線方向に沿って形成された溝とを備え、前記空気抜孔は、前記芯部が軸線方向一端側に向かってスライドしたときに、前記芯部側当接面の前記溝と、前記保持部側当接面とから構成されることを特徴とする。
また、請求項3に係る発明の金型は、請求項2に記載の発明の構成に加え、前記芯部は、前記保持部との当接面に、前記芯部の周方向に列設される複数の前記空気抜孔と、その複数の前記空気抜孔のそれぞれを連結するように、前記芯部の周方向に沿って形成される連結溝とを備え、前記連結溝は、前記芯部の周方向全周にわたって形成されていないことを特徴とする。
また、請求項4に係る発明の金型は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記成形材料の流路方向において、前記空気抜孔の末端には、閉鎖された空気溜まりが設けられている。
また、請求項5に係る発明の筒状体製造装置は、請求項1乃至4のいずれかに記載の金型を用い、射出成型により、内部に芯材を埋設した筒状体を成型することを特徴とする。
また、請求項6に係る発明の筒状体の製造方法は、請求項5に記載の筒状体製造装置を用い、内部に芯材を埋設した筒状体を製造する筒状体の製造方法であって、前記中子に芯材を係合する芯材係合工程と、前記芯材設置工程において、前記芯材が係合された前記中子を前記下型に載置する載置工程と、前記載置工程において前記中子が載置された前記下型に、前記上型を嵌め込むように、前記上型と前記下型とを閉じる型閉工程と、前記型閉工程において閉じられた前記金型の凹部内に、前記充填口より、成形材料を充填する充填工程と、前記金型の前記上型と前記下型とを開き、前記充填工程において充填された成形材料が硬化して成型された筒状体を、前記中子ごと取り出す取出工程と、前記取出工程において前記筒状体とともに取り出された前記中子の前記芯部をスライドさせるとともに、前記中子から前記筒状体を抜き取る抜取工程と、前記抜取工程において前記筒状体が抜き取られた後に残る、前記空気抜孔にて硬化した成形材料を除去する除去工程とを備えている。
また、請求項7に係る発明の筒状体の製造方法は、請求項6に記載の筒状体の製造方法に加え、前記充填工程において、前記充填される成形材料によって押圧され、前記成形材料の流路の末端の前記空気抜孔を介し、その空気抜孔の末端に設けられた空気溜まりに溜めらる前記凹部内の空気の圧力と、前記成形材料の充填圧力とが釣り合う際には、少なくとも前記凹部内は前記成形材料によって満たされていることを特徴とする。
請求項1に係る発明の金型では、芯材を係合させた中子を配置した金型の凹部内に充填される成形材料は、芯材の一端側より芯材と凹部との間を他端側へ案内され、他端側にて芯材と中子との間に折り返して一端側へ案内されるが、その成形材料の流路末端となる位置にて中子に空気抜孔を設けたので、成形材料に押された凹部内の空気が流路末端にて滞留することで成形材料の充填されない部分が発生することを防止でき、成型される筒状体の歩留まりを向上させることができる。
また、請求項2に係る発明の金型では、請求項1に係る発明の効果に加え、スライド可能に設けた中子の芯部と保持部との互いの当接面にて、芯部側当接面に形成された溝と保持部側当接面とから空気抜孔が形成されるので、成型の際に成形材料が空気抜孔に入り込んでも、成型された筒状体を中子から取り出す際に芯部と保持部とをスライドさせると、空気抜孔が小さいためその内部に残る成形材料の断面積も小さく、成形材料が引き抜きの圧力によってちぎれるので、硬化した成形材料を切断することができる。このため、成形材料がバリとして筒状体に残らず、バリ取りの工程を省くことができ、生産性を向上させることができる。
また、請求項3に係る発明の金型では、請求項2に係る発明の効果に加え、空気抜孔が複数設けられており、成型時の凹部内の空気抜きを効率よく行うことができる。また、各空気抜孔は連結溝で芯部の周方向に連結されており、さらにその連結溝が芯部の全周にわたって形成されていないので、筒状体の成形後に各空気抜孔に残り硬化した成形材料は連結した状態ながらも芯部の全周にわたり環状となって繋がることがなく、芯部から容易に取り除くことができる。
また、請求項4に係る発明の金型では、請求項1乃至3のいずれかに係る発明の効果に加え、成型時に成形材料に押圧され凹部から空気抜孔に入る空気は、その末端に設けられた空気溜まりにて圧縮されて成形材料の充填圧に拮抗するため、成形材料が空気抜孔に大量に入り込むのを防止することができる。また、圧縮空気の押圧力と充填による圧力とから押圧される成形材料の凹部内における充填密度を高くすることができるため、成型される筒状体の欠肉を防止することができる。
また、請求項5に係る発明の筒状体製造装置では、請求項1乃至4のいずれかに記載の金型を用いて筒状体の製造を行うことができるので、欠肉の生じにくい筒状体を効率よく生産することができる。
また、請求項6に係る発明の筒状体の製造方法では、請求項5に記載の筒状体製造装置を用いて筒状体を製造する際に、中子に芯材を係合してからその中子を下型に載置し、型閉じを行って成形材料を充填するため、金型内の空気を効率よく空気抜孔から逃し、成形材料の充填されない部分が生じないようにすることができる。そして、成形材料の硬化後に中子とともに筒状体を金型から取り出すが、中子から筒状体を抜き取る際に、中子の芯部をスライドさせることで、空気抜孔にて硬化した成形材料を筒状体と切り離すことができる。さらに、切り離した残りの成形材料は、複数の空気抜孔にて形成されているが、芯部の全周にわたって環状とはならない状態で互いに連結されているため、連結されていない場合であれば各空気孔に残る成形材料のそれぞれを個々に取り除く作業が必要が無く、一度の操作でまとめて芯部から容易に取り除くことができる。
また、請求項7に係る発明の筒状体の製造方法では、充填工程において、金型の凹部内に残る空気が充填される成形材料の押圧力を受けて、その成形材料の流路の末端へと押し出され、空気抜孔を介して空気溜まりに溜められる。成形材料の充填量が増えるに従って空気溜まり内の空気の密度が高くなり、圧縮された空気の圧力が次第に成形材料の充填厚に拮抗していくため、成形材料が空気抜孔に大量に入り込むのを防止することができる。また、成形材料が凹部内を完全に満たしていないうちは、空気溜まりの空気の圧力が充填圧より低いため、成形材料が空気溜まりへ向かう方向、すなわち流路方向にスムーズに流れ、凹部内の細部にも成形材料を行き渡らせることができるので、成型される筒状体の欠肉を防止することができる。さらに、圧縮空気の押圧力と充填による圧力とから押圧される成形材料の凹部内における充填密度を高くすることができるため、成型される筒状体の欠肉を防止することができる。
以下、本発明を具体化した金型、その金型を用いた筒状体製造装置および筒状体の製造方法について説明する前に、本発明の筒状体製造装置によって製造される筒状体の一例として、車両用のヒータ内蔵グリップ10について、図面を参照しながら説明する。図1は、ヒータ内蔵グリップ10の斜視図である。図2は、ゴム筒30を透過して見たヒータ内蔵グリップ10の斜視図である。
車両用のヒータ内蔵グリップ10は、例えば、自転車、オートバイ、スノーモービルなど、車両のハンドルパイプ(図示外)に組み付けて使用するものである。図1,図2に示すように、ヒータ内蔵グリップ10は、縦割り半円筒形状をしたインナーピース20と、その外周側の面に貼設されたFPCヒータ12と、FPCヒータ12に接続された配線ケーブル11と、これらを覆ってヒータ内蔵グリップ10の本体を形成するゴム筒30とから構成される。なお、インナーピース20が、本発明における「芯材」に相当する。
図2に示すように、インナーピース20は合成樹脂からなり、一端部に、配線ケーブル11の位置決め固定を行うため円筒外周を一周する溝が形成されたケーブル係止部21が設けられている。また、他端部には、本体の製造時に、後述する金型100の中子160にインナーピース20を位置決め固定するためのリング状の固定部22が設けられている。このインナーピース20の外周面上に貼設されたFPCヒータ12は、ポリイミドからなるフレキシブルプリント配線基板上に抵抗体としての銅箔を印刷してヒータパターン14を形成したものである。配線ケーブル11はケーブル係止部21の溝を周回して巻かれ抜け防止として固定され、その端部から露出された配線が、FPCヒータ12のヒータパターン14の端部の2つの電極13に、それぞれ電気的に接続されている。この配線ケーブル11を介し、外部回路(図示外)からFPCヒータ12に発熱用の電流が印加される。
次に、図1に示すように、ゴム筒30は、インナーピース20(図2参照)の外側を覆って形成されており、筒状のヒータ内蔵グリップ10の本体を形成する。ゴム筒30は軸線方向の両端が鍔状に形成されており、インナーピース20のケーブル係止部21が埋設される一端側の縁端には外周が太径となった鍔部32が形成されている。また、インナーピース20の固定部22が埋設される他端側の縁端には、外周が、鍔部32よりは小径の鍔部33が形成されている。そして、両鍔部32,33の間の胴部34は、車両のハンドルパイプに組み付けられた際に利用者が握る部分となっており、滑り止め等の加工がなされている。なお、鍔部32には、埋設されるFPCヒータ12に接続された配線ケーブル11の取出口35が形成されている。また、ゴム筒30の内周側は、軸線方向に同径の貫通孔31となっており、ハンドルパイプに係合してゴムの弾性力によりその係合を維持するため、軸線方向に沿ったリブ状の突起36が周方向に複数本(本実施の形態では8本)列設されている。
このようなヒータ内蔵グリップ10の製造時には、インナーピース20にFPCヒータ12が貼設され、配線ケーブル11が接続された状態で後述する金型100(図3参照)にセットされ、射出成型によってゴム筒30が形成される。以下、ヒータ内蔵グリップ10を形成するための金型100について、図面を参照して説明する。図3は、金型100の斜視図である。図4は、下型120の部分平面図である。図5は、中子160の斜視図である。図6は、中子160の部分を拡大して見た斜視図である。
図3に示すように、ヒータ内蔵グリップ10を製造するための金型100は、ゴム筒30の外周側の形状を形成するための下型120および上型140と、内周側の形状を形成するための中子160および中子180とから構成される。なお、下型120は、公知の射出成型機(図示外)に固定された場合に、射出成型機の金型100の固定部分において金型100の開閉時に移動されない側(射出ノズル側)に配置される金型である。なお、金型100をセットした射出成型機が、本発明における「筒状体製造装置」に相当する。
図4に示すように、下型120には、上型140との合わせ面121(図3参照)に、ヒータ内蔵グリップ10のゴム筒30の外周面の縦割り半分の形状を形成するため、丸い溝状の凹部122が設けられている。凹部122は、ゴム筒30の鍔部32,33の形状を形成するための鍔部形成部125,126、および胴部34の形状を形成するための胴部形成部127からなり、鍔部形成部125,126は、胴部形成部127よりも深く凹設されている。また、胴部形成部127には、胴部34の滑り止めのパターンが設けられている。
次に、合わせ面121には、ゴム筒30の成型時に配線ケーブル11を沿わせて金型100の外方に退避させるための溝状の退避溝129が設けられ、鍔部形成部125に接続されている。この退避溝129と鍔部形成部125との接続部分には、鍔部32から配線ケーブル11を取り出す取出口35の外観を形成する取出口形成部128が凹設されている。また、鍔部形成部125には、取出口形成部128とは反対側の位置に、凹部122へゴム材料を導くための導入路となるゴム注入口130が設けられている。射出成型機に下型120が取り付けられた場合に、射出ノズルから射出されるゴム材料は、下型120の内部に設けられた導路(図示外)を介してゴム注入口130へと導かれ、鍔部形成部125から凹部122内に充填されるようになっている。なお、ゴム注入口130が、本発明における「充填口」に相当する。
また、凹部122にて形成されるゴム筒30の軸線方向において、鍔部形成部125側の端部から、その軸線方向に沿った溝状の凹部123が延設されている。そして同様に、鍔部形成部126の端部から、その軸線方向に沿った溝状の凹部124が延設されている。凹部123,124はそれぞれ、ゴム筒30の成型時に、後述する中子160,180(図3参照)が載置される。そのため、凹部123には、中子160の位置決突起173に係合して中子160の位置決めをする位置決孔131が孔設されている。同様に、凹部124には、中子180の位置決突起181(図3参照)に係合する位置決孔132が孔設されている。
なお、金型100の上型140にも、下型120の各凹部122,123,124に対応する位置に同様の凹部が設けられており、上型140と下型120との型合わせにより中子160,180の固定部や、ゴム筒30の形成部が構成される。そして、下型120の成型部分の四方に設けられた4つのピン孔139に、上型140の対応する位置に突設された4つのピン159が係合するように構成され、型閉じの際にはピン159がピン孔139に案内されつつ係合し、上型140と下型120とが位置決めされる。
次に、中子160について説明する。図5に示すように、中子160は、略円柱形状で、軸線方向沿った8本の溝163が外周に列設された芯部161と、芯部161をその一端側でスライド可能に保持(支持)する保持部162とから構成される。芯部161は、ゴム筒30の内周側の形状の形成を行うものであり、溝163によって形成されるヒータ内蔵グリップ10の突起36(図1参照)は、ヒータ内蔵グリップ10がハンドルパイプから容易に抜けないようにハンドルパイプを8方向から押圧保持するものである。また、芯部161の前記一端側には外周一周が外方に突設状に設けられた鍔部164(図6参照)が形成されている。溝163は、この鍔部164を起端として芯部161の他端にかけて形成されている。さらに、鍔部164よりも保持部162側には、保持部162によって保持される部分である軸部166が、軸線を芯部161と同軸として芯部161と一体に形成されている。
保持部162は芯部161と同様の略円柱形状を有し、軸線方向の一端側に、芯部161の軸部166を軸線方向にスライド可能に保持する軸受部167を有している。そして、芯部161が保持部162の方向にスライド移動された場合には、軸受部167に軸部166と鍔部164とが収容されるように構成されている。このため、図6に示すように、芯部161が保持部162とは反対の方向にスライド移動された場合には、軸受部167内で鍔部164が収容されていた部分が広く開放されるようになっている。また、保持部162の軸受部167の外周面には、スライド方向に沿って長細い案内孔172が開口されている。芯部161の軸部166には規制軸171が突設されており、この規制軸171が案内孔172とスライド可能に係合している。保持部162と芯部161とのスライド方向およびスライド距離はこの案内孔172によって決められ、保持部162から芯部161が抜けることがないように規制されている。また、芯部161がスライド移動されて軸受部167内に軸部166および鍔部164が収容される際には、鍔部164の外周面168に対して内面165が摺接して当接状態で対向する。なお、内面165が、本発明における「保持部側当接面」に相当し、外周面168が、本発明における「芯部側当接面」に相当する。
一方、芯部161の溝163の端部から、鍔部164を越えて軸部166に至るまでの部位には、浅い溝170が延設されている。この溝170は、芯部161の8本の溝163のうち、中子160を下型120(図4参照)に載置した際にゴム注入口130に近い側の4本の溝163に対して形成されている。さらに溝170は、軸部166において、軸部166の周方向に形成された連結溝174によって、隣り合う溝170と連結されている。この連結溝174は、溝170の形成されていない部分には形成されておらず、軸部166の略半周にわたって設けられている。
また、中子160の案内孔172が形成された母線上には、連結溝174に接続する溝175が形成されている。この溝175は、保持部162の軸受部167内に芯部161の軸部166と鍔部164とが収容された場合に、案内孔172を介して露出されるようになっている。そして、鍔部164の外周面168と保持部162の内面165とが当接状態にあるとき、内面165と、溝170とで形成される空気抜孔176(図5参照)を介し、保持部162の内外が大気連通される。つまり、この空気抜孔176は、一方の端が、保持部162の軸受部167の端面177と、芯部161の鍔部164の側面178とで構成される面に、また他方の端が、溝175を通じて案内孔172内に開口された状態となる。
なお、図3に示すように、中子180は略円柱状を有し、中子160の芯部161の他端に当接した状態で金型100に載置され、成型時にゴム筒30の鍔部33側の端面を形成するものである。
次に、金型100を用い、ヒータ内蔵グリップ10の成型を行う方法について、図1〜図7を参照して説明する。図7は、インナーピース20をセットした中子160,180を金型100の下型120に載置した状態を示す図である。
前述したようにヒータ内蔵グリップ10は、FPCヒータ12および配線ケーブル11が設けられたインナーピース20を金型100にセットし、射出成型によってゴム筒30を形成することにより完成する。
図2に示す、インナーピース20は、あらかじめ別の工程にてFPCヒータ12がその外周面に貼設される。そして、配線ケーブル11がケーブル係止部21の溝を周回して巻かれた状態で固定され、FPCヒータ12に電気的に接続される。
そして、ケーブル係止部21側からインナーピース20が中子160の芯部161に嵌められる。すなわち、環状のケーブル係止部21に中子160の他端が挿入され、半円筒形状のインナーピース20の本体部分の内周側を通し、環状の固定部22が、中子160の他端に嵌められる(芯材係合工程)。このとき、中子160の芯部161は保持部162側にスライド移動され、芯部161の鍔部164が保持部162の軸受部167内に収容された状態となっている。インナーピース20のケーブル係止部21は、鍔部164の芯部161側の面に対し当接した状態となる。なお、中子160およびインナーピース20の双方には図示外の係合部が設けられており、中子160にインナーピース20を嵌めたときに、中子160の位置決突起173に対するインナーピース20の嵌合の向きが一意に決められる。すなわち、縦割り半円筒形状をしたインナーピース20のFPCヒータ12が貼設された面が、中子160が下型120上に載置された際に、ゴム注入口130側に対向されるようになっている。
次に、インナーピース20が係合された中子160は、芯部161の他端側に中子180を当接させた状態で、中子180とともに金型100の下型120に載置される。このとき、図7に示すように、中子160の位置決突起173が下型120の位置決孔131に、また、中子180の位置決突起181が下型120の位置決孔132にそれぞれ係合することで、下型120と中子160,180とが互いに位置決めされる。また、配線ケーブル11は、下型120の退避溝129に沿わされる(載置工程)。
次いで、下型120のピン孔139に上型140のピン159が案内されて位置決めがなされ、上型140と下型120との型閉じが行われる(型閉工程)。そして、図示外の射出成型機の射出ノズルからゴム筒30の原材料としてのゴム材料が射出され、下型120内に充填される。ゴム材料は下型120の内部の導路を通じ、ゴム注入口130へと案内される。そして、図7に示すように、ゴム材料はゴム注入口130から鍔部形成部125に充填される(充填工程)。
このとき、鍔部形成部125に充填されるゴム材料の充填圧力の影響により、インナーピース20のケーブル係止部21が、中子160の軸受部167の端面177および鍔部164の側面178に対して押圧され、両者が密着する。このためゴム材料は、ケーブル係止部21と前記端面177および側面178との間には流入せず、鍔部形成部125内に広がるとともに、胴部形成部127へと流れ込む。胴部形成部127にはインナーピース20が嵌められた中子160の芯部161が中央に配置されており、ゴム材料は、インナーピース20の外周面と胴部形成部127の壁面との間をインナーピース20の外周面に沿って流れ、鍔部形成部126へと向かう。
そしてゴム材料は鍔部形成部126内に流れ込み、鍔部形成部126内を満たすとともに、固定部22の縁端を回り込んでインナーピース20と芯部161との間に回り込む。芯部161には溝163が設けられており、その溝163が形成された部分はインナーピース20の内周面との間隙が広くなっている。ゴム部材はこの溝163を、ケーブル係止部21に向かって流れ、また、溝163のない部分にも広がる。そして、ケーブル係止部21の内周側を通り、中子160の鍔部164の側面178に達し、凹部122内はゴム材料で満たされる。
ところで、凹部122内の空気は、ゴム材料の充填にともない、上記のゴム部材の充填方向下流へ向かって押し出される。上記のようにゴム材料が流れると、凹部122内の空気はゴム材料に押圧され、溝163から連結された溝170を介して空気抜孔176(図3参照)を通り、案内孔172へと導かれることとなる。この空気抜孔176によって凹部122内の空気が抜けるため、ゴム筒30の各部へ、特に溝163の端部へ、過不足なくゴム材料が充填される。また、型閉じによってこの案内孔172内に溜まった空気は逃げ場がなくなるため、圧縮されて気圧が高まる。これにともない、空気抜孔176へ侵入するゴム材料の量は徐々に少なくなり、凹部122内でのゴム部材の充填圧が高まる。そして、案内孔172内に溜まった空気の圧力と、ゴム材料の充填圧力とが釣り合ったとき、空気抜孔176へのゴム材料の侵入は止まる。このとき、凹部122内の空気は全て空気抜孔176を介して案内孔172内に押し出されており、凹部122内はゴム材料で満たされた状態となる。なお、案内孔172が、本発明における「空気溜まり」に相当する。
このようにゴム材料が凹部122内に充填され、所定の期間、金型100の冷却が行われる。冷却は自然冷却でもよいが、金型内に冷却水を巡回させる経路を設けてもよい。次に金型100の型開きが行われ、製品とともに中子160,180が取りだされる(取出工程)。
そして、中子160の芯部161より、ゴム筒30が抜き取られる。このとき、ゴム筒30を軸線方向に抜こうとして保持部162を押さえた状態で引くと、リブ状の突起36(図1参照)と芯部161との摩擦力によって、ゴム筒30とともに芯部161が保持部162に対してスライド移動する。すると、充填時に連結溝174を介して案内孔172内に侵入したゴム部材は、保持部162と芯部161との間に挟まれて、連結溝174内に残る部分と切断される。また、溝170が浅いため、その溝内で硬化したゴム部材の断面積は小さい。さらに、ゴム筒30の引き抜き方向に沿う方向に溝170が形成されているため、溝170の底部とゴム部材との摩擦力が大きい。このため芯部161からゴム筒30を引き抜けば、空気抜孔176の端部分でゴム部材はちぎれ、溝170内に残る(抜取工程)。
このように中子160に残ったゴム部材はすでに硬化しているので、例えばエアを案内孔172および溝170,連結溝174、溝175に吹きつければ、簡単に除去することができる(除去工程)。そして、次のインナーピース20を中子160にセットし、中子180とともに金型100にセットすれば、上記工程を繰り返してヒータ内蔵グリップ10の生産を効率よく行うことができる。
なお、本発明は各種の変形が可能なことはいうまでもない。例えば、溝170は、芯部161の全ての溝163にそれぞれ対応して設けてもよい。また、インナーピース20は縦割り半円筒形状としたが、縦割り1/3分割の円筒形状でも、あるいは非分割の円筒形状でもよい。
内部に芯材を埋設した筒状体を成型するための金型、その金型を用いた筒状体製造装置、その筒状体製造装置を用いた筒状体を製造する方法に用いることができる。
ヒータ内蔵グリップ10の斜視図である。 ゴム筒30を透過して見たヒータ内蔵グリップ10の斜視図である。 金型100の斜視図である。 下型120の部分平面図である。 中子160の斜視図である。 中子160の部分を拡大して見た斜視図である。 インナーピース20をセットした中子160,180を金型100の下型120に載置した状態を示す図である。
符号の説明
10 ヒータ内蔵グリップ
20 インナーピース
100 金型
120 下型
122 凹部
130 ゴム注入口
140 上型
160,180 中子
161 芯部
162 保持部
165 内面
168 外周面
170 溝
172 案内孔
174 連結溝
176 空気抜孔

Claims (7)

  1. 内部に芯材を埋設した筒状体を成型するため、少なくとも、前記筒状体の外周面を形成する凹部が設けられた上型および下型と、前記筒状体の内周面を形成する中子とから構成される金型であって、
    前記金型の前記凹部内に前記筒状体の成形材料を充填するため、前記上型または前記下型に開口され、成型される前記筒状体の軸線方向一端側に接続された充填口と、
    前記凹部内に前記芯材が配置された場合に、前記充填口から充填される成形材料が、前記凹部と前記芯材との間を、成型される前記筒状体の軸線方向他端側へと案内され、その他端側において前記中子と前記芯材との間に折り返し、前記一端側へと案内される流路の末端となる位置にて、前記中子に開口された空気抜孔と
    を備えたことを特徴とする金型。
  2. 前記中子は、
    成型される前記筒状体の内周面を形成する円柱状の芯部と、
    前記芯部が軸線方向に沿ってスライド可能となるように、前記芯部の軸線方向一端側にて前記芯部の外周を保持する保持部と、
    前記保持部に設けられ、前記芯部が軸線方向一端側に向かってスライドしたときに、前記保持部が前記芯部を保持する位置よりも前記芯部の軸線方向他端側の位置にて、前記芯部の外周面の全周にわたって当接し、前記芯部が軸線方向他端側に向かってスライドしたときに、前記芯部の外周面とは離接する保持部側当接面と、
    前記保持部側当接面に当接する位置の前記芯部の外周面であって、前記芯部が軸線方向一端側に向かってスライドしたときに、前記保持部側当接面に当接し、前記芯部が軸線方向他端側に向かってスライドしたときに、前記保持部側当接面とは離接する芯部側当接面と、
    前記芯部側当接面に、前記芯部の軸線方向に沿って形成された溝と
    を備え、
    前記空気抜孔は、前記芯部が軸線方向一端側に向かってスライドしたときに、前記芯部側当接面の前記溝と、前記保持部側当接面とから構成されることを特徴とする請求項1に記載の金型。
  3. 前記芯部は、前記保持部との当接面に、
    前記芯部の周方向に列設される複数の前記空気抜孔と、
    その複数の前記空気抜孔のそれぞれを連結するように、前記芯部の周方向に沿って形成される連結溝と
    を備え、
    前記連結溝は、前記芯部の周方向全周にわたって形成されていないことを特徴とする請求項2に記載の金型。
  4. 前記成形材料の流路方向において、前記空気抜孔の末端には、閉鎖された空気溜まりが設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の金型。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の金型を用い、射出成型により、内部に芯材を埋設した筒状体を成型することを特徴とする筒状体製造装置。
  6. 請求項5に記載の筒状体製造装置を用い、内部に芯材を埋設した筒状体を製造する筒状体の製造方法であって、
    前記中子に芯材を係合する芯材係合工程と、
    前記芯材設置工程において、前記芯材が係合された前記中子を前記下型に載置する載置工程と、
    前記載置工程において前記中子が載置された前記下型に、前記上型を嵌め込むように、前記上型と前記下型とを閉じる型閉工程と、
    前記型閉工程において閉じられた前記金型の凹部内に、前記充填口より、成形材料を充填する充填工程と、
    前記金型の前記上型と前記下型とを開き、前記充填工程において充填された成形材料が硬化して成型された筒状体を、前記中子ごと取り出す取出工程と、
    前記取出工程において前記筒状体とともに取り出された前記中子の前記芯部をスライドさせるとともに、前記中子から前記筒状体を抜き取る抜取工程と、
    前記抜取工程において前記筒状体が抜き取られた後に残る、前記空気抜孔にて硬化した成形材料を除去する除去工程と
    を備えたことを特徴とする筒状体の製造方法。
  7. 前記充填工程において、前記充填される成形材料によって押圧され、前記成形材料の流路の末端の前記空気抜孔を介し、その空気抜孔の末端に設けられた空気溜まりに溜めらる前記凹部内の空気の圧力と、前記成形材料の充填圧力とが釣り合う際には、少なくとも前記凹部内は前記成形材料によって満たされていることを特徴とする請求項6に記載の筒状体の製造方法。
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