JP2006000549A - 中敷、履物底およびミッドソール - Google Patents

中敷、履物底およびミッドソール Download PDF

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【課題】足裏に突き上げ感が生じることなく、外反母趾の予防ないし矯正を図り得る中敷、履物底およびミッドソールを提供する。
【解決手段】中敷1は、発泡体からなる軟質部2と、該軟質部2よりも硬度の大きいエラストマーからなる硬質部3とを備える。踏まず部の内側の縦アーチLaに沿った隆起を有し、硬質部3は、中敷1における第5中足骨骨底B5よりも後方の位置であって、かつ、踵骨Brにおける接地する底部Brbよりも前方の位置の踵立方関節Jの外側部31と、踵骨Brの内側部32とに設けられ、硬質部3は、踵骨Brの内側部32においては、足の内側に行くに従い硬質部3の上面が徐々に上方に向かうように傾斜している。軟質部2は、中敷1における第5中足骨骨底B5および踵骨Brにおける接地する底部Brbの外側部31に設けられている。
【選択図】 図4

Description

本発明は外反母趾を予防ないし矯正し得る中敷、履物底およびミッドソールに関するものである。
痛みを伴う外反母趾の多くは、踵が内側に倒れ込み(外反)、足のアーチが低下して、足の母趾および母趾球へ負担が大きくなる。一方、足が全体的に内側に倒れ込むことで、足の横アーチが低下して中足骨同士の間隔が内外に拡がることにより、踏付け部の幅が拡大し、母趾が母趾内転筋および長母趾伸筋によって牽引され、その結果、母趾が外反する。
かかる外反母趾の予防ないし矯正を狙った発明としては、下記の特許文献1〜3が知られている。
特開平9−140405号(要約) 特開平9−191904号(要約) 特開2002−282011号(要約)
これらの特許文献では、主として、足の内側の縦アーチや横アーチに相当する部分に隆起を設けることにより、アーチの低下を防止して、外反母趾の予防ないし矯正を図らんとしている。
しかし、前述のように、外反母趾の多くは踵が内側に倒れ込んでいるので、内側のアーチが低くなっているから、内側縦アーチに隆起を設けてアーチについてのみ補正を行うと、アーチの内側に突き上げ感が生じる。
また、中敷の後端部に内側から外側に行くに従い下り傾斜となるような傾斜を設けて、内側への倒れを補正すると、外側への下り傾斜により踵の下端が外側にずれ落ちる。そのため、中敷の表面形状に足が合致しなくなり、中敷の隆起等により、足裏に突き上げ感が生じる。
したがって、本発明の目的は、足裏に突き上げ感が生じることなく、外反母趾の予防ないし矯正を図り得る中敷、履物底およびミッドソールを提供することである。
前記目的を達成するために、本発明の中敷は、発泡体からなる軟質部と、該軟質部よりも硬度の大きいエラストマーからなる硬質部とを備えた中敷であって、踏まず部の内側の縦アーチに沿った隆起を有し、前記硬質部は、少なくとも、前記中敷における第5中足骨骨底よりも後方の位置であって、かつ、踵骨における接地する底部よりも前方の位置の踵立方関節の外側部と、踵骨の内側部とに設けられ、前記硬質部は、少なくとも、前記踵骨の内側部においては、足の内側に行くに従い前記硬質部の上面が徐々に上方に向かうように傾斜しており、前記硬質部は、前記中敷における前記第5中足骨骨底および踵骨における接地する底部の外側部には設けられておらず、前記軟質部は、少なくとも、前記中敷における前記第5中足骨骨底および踵骨における接地する底部の外側部に設けられている。
本中敷によれば、硬質部が踵立方関節の外側部および踵骨の内側部に設けられ、一方、軟質部が踵骨の接地する底部の外側部に設けられているから、内側の縦アーチに沿った隆起および硬質部の内側の傾斜により踵の内への倒れ込みが補正されると共に、該補正がなされても、踵立方関節の外側部と踵骨の内側部とに設けた硬質部によって、踵の接地する底部が左右の中心に納まる。すなわち、外反母趾の原因の一つである踵の外反を補正し得ると共に、踵が外側にズレるのを防止し得る。したがって、足裏に突き上げ感が生じることなく、外反母趾の予防ないし矯正を図り得る。
また、第5中足骨骨底および踵骨における接地する底部の外側部には、硬質部が設けられておらず、かつ、軟質部が配置されているから、骨が下方に突出している前記第5中足骨骨底や踵骨に違和感を感じるおそれもない。
踵立方関節の外側部に硬質部を配置したのは、この部分において外側縦アーチが最も高いからである。なお、この硬質部により外側縦アーチのサポートが可能となり、外側縦アーチの低下した形態の外反母趾の予防ないし矯正にも役立つ。
本発明の好ましい実施例において、軟質部および硬質部は樹脂および/またはゴムの発泡体で形成されるが、両者の硬度差は、成型時の誤差を考慮し、一般にJIS C型硬度において概ね10度以上の硬度差を狙うのが好ましい。たとえば、軟質部をJIS C型硬度で40°〜60°程度に設定し、硬質部をJIS C型硬度で70°〜80°程度に設定するのが最も好ましい。
本発明の好ましい実施例においては、前記硬質部は、足の内側の踏まず部に形成された縦アーチを支持する位置に更に設けられ、該縦アーチ支持部、前記踵立方関節の外側部および踵骨の内側部の硬質部が樹脂の発泡体で一体に成形される。
このように、内側縦アーチを支持する位置に更に硬質部を配置することにより、内側縦アーチの低下を軽減でき、外反母趾の予防ないし矯正効果が高まる。
また、縦アーチ支持部、踵立方関節の外側部および踵骨の内側部の硬質部を樹脂で一体に成型することにより、硬質部のパーツを1つにできるから、部品点数が多くなるのを防止し得る。
本発明の更に好ましい実施例においては、前記縦アーチを支持する縦アーチ支持部および踵骨の内側部は、足の幅方向の概ね内側半分の領域に設けられる。
このように、硬質の縦アーチ支持部および踵骨の内側部を足の幅方向の概ね内側半分の領域に設けることにより、確実に踵の外反を予防ないし矯正できるから、外反母趾の予防ないし矯正の効果が高まる。
本中敷の別の好ましい実施例においては、前記軟質部は中敷の概ね全面にわたって設けられていると共に、前記硬質部が配置される中敷の裏面の部位に凹所が形成され、該凹所を前記硬質部が埋めるように、前記軟質部と硬質部とが積層されている。
このように、硬質部を中敷の裏面に配置し、表層の概ね全面を軟質部で形成することにより、足裏に伝わる感触が柔らかくなるので、突き上げ感を更に小さくすることができる。
本中敷の更に別の好適な実施例においては、踵を周囲から支持する巻上部を軟質部に一体に形成する。
このように踵の周囲を巻上部によって支持することで、踵が外側にズレるのを効果的に防止し得る。
本発明は前述のような中敷を備えた履物底にも適用される。
かかる履物底の好ましい実施例では、前記中敷を支持する中底と、前記中底の下方に配置された緩衝底とを更に備え、前記中底を硬質部よりも硬い材料で形成する。
前述のような軟質部および硬質部を持つ中敷が足裏に接触していても、前記中敷の直下の中底が柔らかいと、軟質部および硬質部の双方を持つ中敷の効果が減退するおそれがある。これに対し、中底を前記中敷の硬質部よりも更に硬い材料で形成することにより、中敷による前記効果を確保することができる。
なお、中底の下に中底の硬度よりも小さな硬度の緩衝底を備えることにより、クッション性を確保することができる。
本発明の更に好ましい履物底においては、前記軟質部には踵を周囲から支持する巻上部が一体に形成され、前記中底が前記中敷の巻上部を支持する巻上支持部を有する。
硬い中底の巻上支持部が柔らかい中敷の巻上部を支持するので、踵の周囲に違和感が生じることなく、踵の外側へのズレを効果的に防止し得る。
本発明の技術思想は、ミッドソールに適用することもできる。
すなわち、本発明のミッドソールは、発泡体からなる軟質部と、該軟質部よりも硬度の大きいエラストマーからなる硬質部とを備えたミッドソールであって、踏まず部の内側の縦アーチに沿った隆起を有し、前記硬質部は、少なくとも、前記ミッドソールにおける第5中足骨骨底よりも後方の位置であって、かつ、踵骨における接地する底部よりも前方の位置の踵立方関節の外側部と、踵骨の内側部とに設けられ、前記硬質部は、少なくとも、前記踵骨の内側部においては、足の内側に行くに従い前記硬質部の上面が徐々に上方に向かうように傾斜しており、前記硬質部は、前記ミッドソールにおける前記第5中足骨骨底および踵骨における接地する底部の外側部には設けられておらず、前記軟質部は、少なくとも、前記ミッドソールにおける前記第5中足骨骨底および踵骨における接地する底部の外側部に設けられている。
ミッドソールの上には硬い中底が配置されることがあるので、前記ミッドソールが前記中敷と同様の効果を直ちに奏するわけではないが、ミッドソール上方の中底をミッドソールの軟質部と同等ないしミッドソールの軟質部よりも軟らかい材料で形成することにより、前記ミッドソールは前記中敷と同様の効果を奏する。
以下、本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
図1〜図4は第1実施例を示す。
実施例1
図1は、本発明にかかる中敷1を備えた婦人靴の左足用の分解斜視図である。本婦人靴の靴底(履物底の一例)には、中底4が一体に固着されている。該中底4の下方には、樹脂の発泡体からなるミッドソール(緩衝底の一例)5およびアウターソール(接地底)6が積層されている。
前記中敷1は、中底4の上に配置され、足裏に接する上面12と、図2の中底4に接する下面13とを有し、足への衝撃を吸収する役割を果たす。したがって、中敷1は、樹脂やゴムの発泡体で形成されている。
一方、前記中底4は、足を支え、着地時の衝撃等を分散する役割を果たす。したがって、中敷1やミッドソールよりも硬い材料で形成されており、たとえば、厚板紙に樹脂が含浸されて形成されている。
なお、中底4の硬度は、たとえば、JIS A型硬度で90°以上に設定される。
図5(a)のように、足の踏まず部の内側11(図4)には、縦アーチLaが形成されており、図1のように、中敷1には縦アーチLaに沿った隆起14が形成されている。
図2のように、中敷1は、発泡体からなる軟質部2と、該軟質部2よりも硬度の大きい発泡体からなる硬質部3とを備えている。なお、中敷1の軟質部2の上には、不織布などが設けられていてもよい。
前記軟質部2は中敷1の全面にわたって設けられていると共に、前記硬質部3が配置される中敷1の下面13の部位には、図3(a)〜(e)に明示するように、凹所21が形成されている。該凹所21を前記硬質部3が埋めるように、前記軟質部2と硬質部3とが積層されている。
なお、前記凹所21の平面的な形状と前記硬質部3の平面的な形状は一致している。
図1の前記軟質部2には踵を周囲から支持する巻上部22が一体に形成されている。前記中底4は前記中敷1の巻上部22を支持する巻上支持部42を有する。なお、前記巻上部22および巻上支持部42は、周縁において上方に巻き上がっている。
図4において網かけで示すように、前記硬質部3は、少なくとも、前記中敷1における踵立方関節Jの外側部31と、踵骨Brの内側部32とに設けられている。前記踵立方関節Jは、第5中足骨骨底(第5中足骨近位骨頭)B5よりも後方の位置であって、かつ、踵骨Brにおける接地する底部(踵骨隆起)Brb(図5(b)参照)よりも前方に位置している。前記硬質部3は、前記縦アーチLaを支持する位置に縦アーチ支持部33を更に備えている。すなわち、硬質部3は、立方骨Bcの後部、踵骨Brの前端部の外側部分、踵骨Brの内側部分および内側の縦アーチLa(図5(a))を下方から覆う部分に設けられている。
前記硬質部3における縦アーチ支持部33および踵骨の内側部32は、足の幅方向の概ね内側半分の領域に設けられており、該硬質部3は、足の内側11の半分の領域において、第1中足骨遠位骨頭B1および第2中足骨遠位骨頭B2の後方近傍から踵骨Brの後端近傍まで連続的に設けられている。
該縦アーチ支持部33、前記踵立方関節の外側部31および踵骨の内側部32を含む硬質部3は、樹脂の発泡体で一体に成型されている。
前記踵立方関節の外側部31は前記縦アーチ支持部33から足の外側の斜め後方に向って突出している。すなわち、左足については、中敷1の上面12から見て概ね逆「ト」の字状に形成され、図示しない右足については、中敷1の上面12から見て概ね「ト」の字状に形成されている。
前記硬質部3は、前記中敷1における前記第5中足骨骨底B5および踵骨Brにおける接地する底部Brbの外側部には設けられていない。したがって、少なくとも、これらの部分には前記軟質部2を設ける必要がある。
図3(a)〜(e)に示すように、前記硬質部3は足の内側部分においては、足の内側11に行くに従い硬質部3の上面が徐々に上方に向かう(上方に変位する)ように傾斜している。この傾斜と前記隆起14とで踵の内側11への倒れ込みを予防ないし矯正し得る。すなわち、外反母趾の原因の一つである踵の外反を補正し得る。一方、該補正がなされても、硬質の踵立方関節の外側部31と踵骨の内側部32によって、踵骨隆起Brbが足の左右の中心に納まるので、踵が外側10にズレるのを防止し得る。したがって、足裏に突き上げ感が生じることなく、外反母趾の予防ないし矯正を図り得る。
実施例2
図6はアスレチックシューズのミッドソール5Aを示す。
図6(a)の底面図に破線で示すように、ミッドソール5Aについても軟質部2および硬質部3が同様に設けられている。但し、ミッドソール5Aの場合には、下部に軟質部2が設けられ、該軟質部2の上に硬質部3が積層される。
本ミッドソールのその他の構成は、中敷1の場合と同様であり、同一もしくは相当部分に同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
以上のとおり、図面を参照しながら好適な実施例を説明したが、当業者であれば、本明細書を見て、自明な範囲内で種々の変更および修正を容易に想定するであろう。
たとえば、踵立方関節の外側部31、踵骨の内側部32、縦アーチ支持部33を一体に形成せずに、島状に分離してもよい。
また、軟質部2と硬質部3とを積層したが必ずしも積層する必要はなく、両者の端部同士を互いに接合してもよい。
前記硬質部は前記発泡体に代えて、前記軟質部よりも硬度の大きいエラストマーの非発泡体を採用することもできる。なお、この場合の非発泡体の硬度は前記JIS A型硬度計で測定され、前記エラストマーとしては、たとえばシリコーンゴムを採用することができる。
したがって、そのような変更および修正は、請求の範囲から定まる本発明の範囲内のものと解釈される。
本発明は、靴底以外にサンダルなどの履物に適用することができる。
本発明の第1実施例にかかる婦人靴の分解斜視図である。 中底および中敷を裏面から見た斜視図である。 中敷の平面図およびa〜eの断面線に沿った横断面図である。 硬質部および軟質部と足の骨格との関係を示す概略平面図である。 内側および外側から見た足の骨格の側面図である。 第2実施例を示すミッドソールの底面図およびb,cの断面線に沿った横断面図である。
符号の説明
1:中敷
2:軟質部
21:凹所
22:巻上部
3:硬質部
31:踵立方関節の外側部
32:踵骨の内側部
33:縦アーチ支持部
4:中底
42:巻上部
5A:ミッドソール
B5:第5中足骨骨底
Br:踵骨
Brb:底部
J:踵立方関節
La:縦アーチ

Claims (10)

  1. 発泡体からなる軟質部と、該軟質部よりも硬度の大きいエラストマーからなる硬質部とを備えた中敷であって、
    踏まず部の内側の縦アーチに沿った隆起を有し、
    前記硬質部は、少なくとも、前記中敷における第5中足骨骨底よりも後方の位置であって、かつ、踵骨における接地する底部よりも前方の位置の踵立方関節の外側部と、踵骨の内側部とに設けられ、
    前記硬質部は、少なくとも、前記踵骨の内側部においては、足の内側に行くに従い前記硬質部の上面が徐々に上方に向かうように傾斜しており、
    前記硬質部は、前記中敷における前記第5中足骨骨底および踵骨における接地する底部の外側部には設けられておらず、
    前記軟質部は、少なくとも、前記中敷における前記第5中足骨骨底および踵骨における接地する底部の外側部に設けられた中敷。
  2. 請求項1において、前記硬質部は、足の内側の踏まず部に形成された縦アーチを支持する位置に更に設けられ、該縦アーチ支持部、前記踵立方関節の外側部および踵骨の内側部の硬質部が樹脂の発泡体で一体に成形されている中敷。
  3. 請求項2において、前記縦アーチを支持する縦アーチ支持部および踵骨の内側部は、足の幅方向の概ね内側半分の領域に設けられている中敷。
  4. 請求項1、2もしくは3において、前記軟質部は中敷の概ね全面にわたって設けられていると共に、前記硬質部が配置される中敷の下面の部位に凹所が形成され、該凹所を前記硬質部が埋めるように、前記軟質部と硬質部とが積層されている中敷。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項において、前記軟質部には、踵を周囲から支持する巻上部が一体に形成されている中敷。
  6. 請求項1ないし4のいずれかに記載の前記中敷を備えた履物底であって、
    前記中敷を支持する中底と、前記中底の下方に配置された緩衝底とを更に備え、前記中底が前記硬質部よりも硬い材料で形成されていることを特徴とする履物底。
  7. 請求項6において、前記軟質部には踵を周囲から支持する巻上部が一体に形成され、前記中底が前記中敷の巻上部を支持する巻上支持部を有する履物底。
  8. 発泡体からなる軟質部と、該軟質部よりも硬度の大きいエラストマーからなる硬質部とを備えたミッドソールであって、
    踏まず部の内側の縦アーチに沿った隆起を有し、
    前記硬質部は、少なくとも、前記ミッドソールにおける第5中足骨骨底よりも後方の位置であって、かつ、踵骨における接地する底部よりも前方の位置の踵立方関節の外側部と、踵骨の内側部とに設けられ、
    前記硬質部は、少なくとも、前記踵骨の内側部においては、足の内側に行くに従い前記硬質部の上面が徐々に上方に向かうように傾斜しており、
    前記硬質部は、前記ミッドソールにおける前記第5中足骨骨底および踵骨における接地する底部の外側部には設けられておらず、
    前記軟質部は、少なくとも、前記ミッドソールにおける前記第5中足骨骨底および踵骨における接地する底部の外側部に設けられたミッドソール。
  9. 請求項8において、前記硬質部は、足の内側の踏まず部に形成された縦アーチを支持する位置に更に設けられ、該縦アーチ支持部、前記踵立方関節の外側部および踵骨の内側部の硬質部が樹脂の発泡体で一体に成形されているミッドソール。
  10. 請求項9において、前記縦アーチを支持する縦アーチ支持部および踵骨の内側部は、足の幅方向の概ね内側半分の領域に設けられているミッドソール。
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