JP2006000541A - 脱離型清掃用具、自動脱離器及び自動脱離器用キャリア - Google Patents

脱離型清掃用具、自動脱離器及び自動脱離器用キャリア Download PDF

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Abstract

【目的】 清掃部材を清掃用具本体から自動的に離脱できる。即ち、清掃用具本体のボタンを押込部材に当接するだけで、一対の装着片を開状態から閉状態に移行し清掃部材を自動的に離脱できる脱離型清掃用具と押込部材を設けた脱離器本体に清掃部材を清掃用具から自動的に離脱して収納できる自動脱離器を提供する。
【構成】 清掃用具本体2に左右一対の装着片3を開閉する左右一対のボタン7を設け、このボタン7に平面状又は曲面状の傾斜面7aが形成され、脱離器本体9の開閉蓋片11が略水平向きであるときに、この開閉蓋片11の先端縁に、ボタン7の傾斜面7aを当接して清掃用具本体2を移動させることによって、開閉蓋片11の先端縁で傾斜面7aを押してボタン7を押し入れ、装着片3を開状態から閉状態に移行して、装着片3から清掃部材4を離脱させるように構成した。
【選択図】 図6

Description

本発明は、清掃用具本体に設けられた左右一対の装着片を、手を用いないで開状態から閉状態に移行させ、この一対の装着片に装着された清掃部材を自動的に離脱して収納する脱離型清掃用具及び自動脱離器に関するものである。
図23、図24、図25、図26は、特開2002−177186により開示される従来技術の柄付モップ把持具を示す説明図である。この従来技術の柄付モップ把持具は、二股状で開閉可能な一対のモップ把持片112を有している。ヘッド101の左右一対の押ボタン124を押すことによって、前記一対のモップ把持片112が開状態から閉状態に移行可能とされている。一対のモップ把持片112が開状態でモップMの上面の袋状挿入部110に入り込んでモップMが装着される。押ボタン124を押すことによって、一対のモップ把持片112が閉状態となり、モップMが自重で落下し、一対のモップ把持片112が袋状挿入部110から離脱するように構成されている。
2002−177186号公報
上述したように、従来の柄付モップ把持具においては、左右一対の押ボタン124を指で押すことによって、一対のモップ把持片112が開状態から閉状態に移行し、この一対のモップ把持片112からモップMが外れるように構成されている。このため、モップを外すには指を使って一対の押ボタン124を押さなくてはならなかった。使用後のモップMは汚れているから、押ボタンを指で押すことは不衛生であり、また指で押す操作自体が面倒であり、非能率的であった。
また、使用済みのモップMを本体から取り外した後、使用済みのモップMを手に持って収納容器や袋内に入れなくてはならなかったために、手が汚れてしまい不潔・不衛生という問題があった。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであって、モップ等の清掃部材を清掃用具本体から手を用いないで自動的に離脱させ、汚れた清掃部材を収納容器内に自動的に収納させる脱離型清掃用具及び自動脱離器を提供することを目的とする。更に詳細には、清掃用具本体のボタンを押込部材に当接させるだけで、一対の装着片を開状態から閉状態に移行して清掃部材を自動的に離脱できる脱離型清掃用具を提供する。また、押込部材を設けた脱離器本体に清掃部材を清掃用具から自動的に離脱して収納することができる自動脱離器を提供することを目的としている。
本発明は、上記課題を解決するために提案されたものであり、本発明の第1の形態は、二股状で開閉可能な一対の装着片を有し、清掃用具本体部のボタンを押すことによって1つ以上の装着片が開状態から閉状態に移行可能とされ、開状態で前記装着片が清掃部材の上面の左右ポケット部に入り込んで装着され、閉状態で前記左右ポケット部から離脱するように構成された離脱型清掃用具において、前記ボタンの端面が平面状又は曲面状の傾斜面を有する脱離型清掃用具である。
本発明の第2の形態は、前記傾斜面に押込部材が当接した状態で、前記清掃用具本体部を移動させたときに前記押込部材が前記傾斜面に沿いながらボタンを押し込み、左右の装着片が閉状態になって前記清掃部材を脱離させるように構成された脱離型清掃用具である。
本発明の第3の形態は、前記ボタンが前記清掃用具本体部の左右に一対形成されている脱離型清掃用具である。
本発明の第4の形態は、前記傾斜面が前記ボタンの端面の全体又は一部に形成されている脱離型清掃用具である。
本発明の第5の形態は、第1の形態〜第4の形態のいずれかの脱離型清掃用具が出し入れされて、前記清掃部材が前記一対の装着片から自動的に脱離されて収納される自動脱離器であって、脱離器本体には清掃用具が出し入れされる開口部が形成され、脱離器本体の所要位置に押込部材が設けられ、清掃用具を前記開口部から脱離器本体に押入れ、若しくは脱離器本体から引き出す際に、前記清掃用具本体のボタンの傾斜面に前記押込部材が当接し、清掃用具の押入力又は引出力によって前記傾斜面が押込部材に当接しながらボタンが押し込まれて前記装着片が閉状態となり、清掃部材が脱離して脱離器本体内に収納される自動脱離器である。
本発明の第6の形態は、前記押込部材が一対を構成し、前記押込部材の対向間隔が、前記左右ボタンの傾斜面間の最小間隔より大きく、前記左右ボタン間の最大間隔より小さく形成される自動脱離器である。
本発明の第7の形態は、前記押込部材が脱離器本体の開口部の左右に下向きに開閉可能で、且つ略水平向きに閉めた状態で停止される左右一対の開閉蓋片からなり、前記清掃部材を前記脱離本体内に上方から収納する場合には、前記左右ボタンの最大突出部を左右開閉蓋片の先端縁に当接させ、清掃用具を下向きに押し入れて開閉蓋片を下向きに開放し、前記ボタンを脱離器本体内に収容して前記清掃部材が前記一対の装着片に装着された状態で収納され、前記清掃用具本体を前記脱離本体から引き出す場合には、前記左右ボタンの傾斜面が略水平向きに復帰した前記脱離器本体の左右開閉蓋片の先端縁に当接し、清掃用具の引出力により前記ボタンが押し込まれて前記一対の装着片が閉められ、前記一対の装着片が前記清掃部材の左右両側のポケット部から脱離して前記清掃部材が前記脱離器本体内に収容される自動脱離器である。
本発明の第8の形態は、前記脱離器本体の左右一対の開閉蓋片が、脱離器本体に設けられた固定用片で略水平向きに停止されるように構成された自動脱離器である。
本発明の第9の形態は、前記開閉蓋片が、脱離器本体の左右両側から略水平向きに突出形成され、下向きに開閉可能で略水平向きに停止される舌片で形成されている自動脱離器である。
本発明の第10の形態は、前記脱離器本体における開閉蓋片が設けられていない側面に、前記脱離型清掃用具を出し入れ可能な側面開口部が設けられている自動脱離器である。
本発明の第11の形態は、前記押込部材が一定間隔を有して対向配置され、前記脱離器本体の側壁には、前記開口部に連通する側面開口部が形成され、この側面開口に部から脱離器本体内に清掃用具を出し入れ可能にした自動脱離器である。
本発明の第12の形態は、前記押込部材が、脱離器本体の内面又は上面位置に固定されている自動脱離器である。
本発明の第13の形態は、前記開口部が、この開口部を通して前記清掃部材を前記脱離器本体内に出し入れ可能に形成される自動脱離器である。
本発明の第14の形態は、前記押込部材が、脱離器本体の左右壁に設けられた矩形のブロック体から構成されている自動脱離器である。
本発明の第15の形態は、前記脱離器本体の側部に取り替え用の清掃部材を予め収納しておくための予備収納箱が連設されている自動脱離器である。
本発明の第16の形態は、前記予備収納箱の底部に凸状部材を配設し、前記清掃部材が山形状に収納される自動脱離器である。
本発明の第17の形態は、前記脱離器本体に、前記清掃用具本体の柄を立てた状態で保持するための保持腕部が設けられている自動脱離器である。
本発明の第18の形態は、前記脱離器本体の底部に維持部が設けられ、この維持部により脱離器本体を床面に固定する自動脱離器である。
本発明の第19の形態は、前記維持部が、前記脱離器本体の底部と一体に形成され、側方に突出する板状部材である自動脱離器である。
本発明の第20の形態は、前記維持部が、前記脱離器本体の底面の下側に配置されて前記底面と二重構造を構成し、前記維持部と底面の間に空洞部が設けられ、この空洞部と前記脱離器本体の外部が連通する開放部が形成される自動脱離器である。
本発明の第21の形態は、第5の形態〜第16の形態のいずれかの自動脱離器を収納する収容部を設け、この収容部に走行部材を付設して、前記自動脱離器を移動自在にする自動脱離器用キャリアである。
本発明の第22の形態は、前記収容部と一体に連設されるハンドル部を設け、前記ハンドル部を手動操作して走行する自動脱離器用キャリアである。
本発明の第23の形態は、前記収容部の上方位置に、前記清掃用具の柄を立てた状態で保持するための保持部が設けられる自動脱離器用キャリアである。
本発明の第1の形態によれば、清掃用具本体部のボタンの端面が平面状又は曲面状の傾斜面を有しているので、この傾斜面を押込部材に当接してボタンを押し入れて1つ以上の装着片を開状態から閉状態に移行して、清掃部材を離脱させることができる。平面状の傾斜面は、上側から下側に向けて広がるものと、上側から下側に向けて狭まるものとがある。上側から下側に向けて広がる傾斜面を有するものでは、清掃部材を収納した状態で傾斜面を押込部材に当てて上向きに清掃用具本体を引き上げることによって、ボタンを押し入れることができる。ボタンを押し入れることによって、1つ以上の装着片を開状態から閉状態に移行して清掃部材を自動的に離脱させることができる。
また、上側から下側に向けて狭まる傾斜面を有するものでは、清掃部材を装着したままで、ボタンの端面の傾斜面を押込部材に上側から下向きに押し入れることによって、ボタンを押し入れることができる。ボタンを押し入れることによって、1つ以上の装着片を開状態から閉状態に移行して清掃部材を自動的に離脱させることができる。ボタンは、清掃用具本体部の片側だけに設けられたものと両側に設けられたものがある。また、装着片は1つの装着片のみを開閉可能にしたものと左右一対の装着片を開閉可能にしたものとがある。尚、清掃部材としては、例えば、繊維体、ブラシ、ローラなどが有る。
本発明の第2の形態によれば、平面状の傾斜面であれば、この傾斜面を押込部材に当接して、清掃用具本体を下向きあるいは上向きに移動させると、ボタンが押し入れられて、左右の装着片が開状態から閉状態に移行される。平面状傾斜面には、単一の傾斜面だけでなく、三角山状の傾斜面も含まれる。これにより、左右の装着片から清掃部材を自動的に離脱させることができる。また、曲面状の傾斜面であれば、この曲面状傾斜面の最も奥側の部分を押込部材に当接して、清掃部材を下向きあるいは上向きに移動させると、ボタンが押し入れられて、左右の装着片が開状態から閉状態に移動される。三角山状の傾斜面や、山状のボタンを押込むことができる。
これによって、左右の装着片から清掃部材を自動的に離脱させることができる。このように、傾斜面を押込部材に当接して移動するだけで、左右の装着片から清掃部材を自動的に離脱できるので、清掃部材の離脱作業を簡単に行なうことができる。また、指でボタンを押し入れる必要がないともに、清掃部材を手に持つ必要が無いので、手が汚れることを防ぐことができる。
本発明の第3の形態によれば、ボタンが清掃用具本体の左右に一対形成されているので、この左右一対のボタンを両側の押込部材で押し入れて装着片を開状態から閉状態にして、この装着片から清掃部材を離脱することができる。
本発明の第4の形態によれば、傾斜面がボタン端面の全体に亘って形成されているものでは、ボタン全体を押込部材で確実に押し入れることができる。また、ボタンの見栄えを良くすることができる。また、傾斜面がボタンの一部に形成されているものでは、この傾斜面をボタンに簡単に形成することができる。また、ボタンの全体を見易くすることができる。
本発明の第5の形態によれば、脱離器本体の開口部から清掃用具を容易に出し入れすることができ、清掃部材を収納し易い。脱離器本体の所要位置に一対の押込部材を設け、押込部材の間に清掃用具本体を挟みこみ、この押込部材に上記清掃用具本体の一対のボタンの傾斜面を当接して、清掃用具本体を上向きあるいは下向きに移動させて、左右一対のボタンを押し込むことができる。更に、押込部材を所定位置に1つだけ設ける場合、この押込部材とこれに対向する脱離器本体内の側壁との間に清掃用具本体を挟み込み、前記押込部材と側壁に清掃用具本体の一対のボタンを当接して、左右のボタンを押し込むことができる。上述のように、一対のボタンを押し込むことによって、装着片を開状態から閉状態に移行して清掃部材を自動的に離脱でき、この清掃部材を脱離器本体内に自動的に収納できる。
従って、指を使うことなくボタンを押し込むことができる。これにより、清掃部材の離脱作業を簡単に行なうことができる。また、清掃部材を脱離器本体内に収納するときに手で清掃部材を持つ必要がなく、手が汚れることを防ぐことができる。
本発明の第6の形態によれば、一対の押込部材の間に傾斜面間の最小間隔部を挿入し、そのまま傾斜面を押込部材間に移動させることによって、ボタンの傾斜面がスムーズ且つ確実に押込部材に当接してボタンを確実に押し込むことができる。従って、ボタンが押込部材の上端に当接して押し入れられなかったり、押込部材の傾斜面に当接せずに移動することがなく、ボタンの傾斜面を正確に押込部材に当接してボタンを押し込むことができる。
本発明の第7の形態によれば、開閉蓋片が下向きに開閉可能であるので、清掃用具を清掃部材が装着されたままで、脱離器本体内に下方に向けて支障なく簡単に押し入れることができる。清掃部材を離脱する場合は、清掃用具を上向きに移動させることで、開閉蓋片を閉めた状態で清掃用具のボタンの傾斜面を開閉蓋片の先端縁に正確に当接することができる。この状態で、清掃用具を上向きに移動させると、開閉蓋片の先端縁に左右のボタンの傾斜面が当接しながら移動して左右のボタンが押し込まれる。
これにより、一対の装着片が開状態から閉状態に移行され、清掃部材を装着片から自動的に離脱させて脱離器本体内に確実に収容できる。清掃部材が離脱された清掃用具本体も脱離器本体から簡単に抜け出すことができる。従って、清掃用具を脱離器本体に簡単に入れることができ、清掃用具を脱離器本体から上向きに移動させるときに、清掃部材を脱離器本体内に簡単且つ確実に収容することができる。
本発明の第8の形態によれば、左右一対の開閉蓋片を、その前後端を固定用片で略水平向きに正確に固定することができ、開閉蓋片が略水平向きより上向きに開くことを防ぐことができる。これにより、清掃用具における左右のボタンの傾斜面が略水平向きの開閉蓋片に当接したときに、この左右のボタンを確実に押し入れて一対の装着片が開状態から閉状態に正確に移動され、清掃部材を確実に離脱できる。前記固定用片は一対の開閉蓋片の前後端を固定する形態が好適であるが、他の位置を固定する場合も含まれる。固定用片は一個でもよし、2個以上存在してもよい。
本発明の第9の形態によれば、開閉蓋片が舌片で形成されているので、構造を簡単化することができ、また外観を良くすることができる。しかも、清掃用具本体における左右のボタンの傾斜面に当接して、この左右のボタンを確実に押しこむことが実現できればよい。更に、舌片形状であるから全体の重量を軽くすることができ、脱離型本体を容易に別の場所に移動することができる。
本発明の第10の形態によれば、側面開口部が設けられているので、清掃用具をこの側面開口部から出し入れすることができる。また、側面開口部から清掃用具を清掃部材とともに入れ、その後に清掃用具本体を上向きに移動させる。すると、左右のボタンの傾斜面が略水平向きの開閉蓋片の先端縁に当接されてボタンを押し入れ、一対の装着片から清掃部材を離脱させてこの清掃部材を脱離器本体内に収容できる。また、清掃部材が使用可能であれば、清掃部材を装着したまま側面開口部から清掃用具を出し入れして使用できる。清掃部材が汚れたときに、上向き移動して清掃部材を脱離させればよい。
本発明の第11の形態によれば、押込部材が一定間隔を有して対向配置され、脱離器本体の側壁に側面開口部が形成されているので、側面開口部から脱離器本体内に入れた脱離型清掃用具をその清掃部材を離脱して上向きに引き出せる。即ち、引き出すときに、脱離型清掃用具における清掃用具本体の左右のボタンの傾斜面を押込部材に当接させて左右のボタンを押し入れることによって、装着片を開状態から閉状態に移行して清掃用具を離脱させ、脱離器本体内に収容できる。また、清掃用具本体は、装着片が閉状態となって、脱離器本体から引き出すことができる。更に、側面開口部から新しい清掃用具を装着した清掃用具本体を出し入れして再使用することもできる。
本発明の第12の形態によれば、押込部材が脱離器本体の内面又は上面位置に固定されているので、清掃部材の脱離時には清掃用具本体部のボタンの傾斜面をこの押込部材に当接する。その後に清掃用具を上向き又は下向きに移動させることによって、この押込部材で傾斜面を正確に押すことができてボタンを確実に押し込んで清掃部材を脱離することができる。
本発明の第13の形態によれば、脱離器本体の上面の開口部を通して清掃部材を脱離器本体内に出し入れ可能に形成されているので、脱離器本体内に収容されている使用済みの清掃部材を開口部から引き出すことができる。また、この開口部から清掃部材が装着された清掃用具を自在に出し入れすることができ、使用の自由度が増大する。
本発明の第14の形態によれば、矩形のブロック体からなる押込部材で清掃用具本体のボタンを押し入れるときには、ボタンの傾斜面が確実にブロック体に沿った状態となり、正確にボタンを押し入れることができる。また、押込部材の構造を強固なものとすることができる。この押込部材が矩形のブロック体からなるものでは、側面開口部から清掃用具本体を清掃部材が装着されたままで入れてから、上向きに移動させるようにするとよい。このブロック体は固定されているから、自動脱離器の耐久性を向上できる。
本発明の第15の形態によれば、脱離器本体の側部に設けた予備収納箱に新しい清掃部材を複数収納しておくことができる。これにより、清掃用具本体に使用済みの清掃部材から新しい清掃部材にすぐに取り替えて清掃用具として使用することができる。また、使用済みの清掃部材と新しい清掃部材とを別々の置き場所に収容しておかずに済むので、新しい清掃部材を探す労力の必要がない。
本発明の第16の形態によれば、前記予備収納箱の底部に凸状部材を設け、前記清掃部材が山形状に収納されるから、前記予備収納箱内にある清掃部材を簡易に清掃用具本体に取り付けることができる。前記清掃部材を装着する前の清掃用具本体の装着片は閉状態にあり、一対の装着片はヘの字状に下方へ垂れ下がっている。従って、閉状態の装着片を予備収納箱内の清掃部材に取り付ける場合、この清掃部材が山形状に収納されることにより、前記清掃用具本体を下方へ押込むと、一対の装着片が徐々に開き、自然に清掃部材のポケット部へ挿入される。即ち、清掃部材の取り付け易さが格段に向上し、汚れた清掃部材から新しい清掃部材へ迅速に交換することができる。
本発明の第17の形態によれば、保持腕部に、脱離器本体内に清掃部材が収容された清掃用具本体の柄を立てたままで保持することができるので、清掃用具を再使用するまで、脱離器本体に入れたままにして保管することができて便利である。特に、側面開口部が設けられたものでは、使用した清掃部材がまだ汚れていない場合には、保持腕部で柄を保持された清掃用具をその清掃用具本体に清掃部材が装着されたままで容易に再使用することができる。
本発明の第18の形態によれば、清掃用具本体を上向きに移動させる場合に、維持部を靴底で踏んだり床にネジや粘着テープ等で固定して、脱離器本体が不要に動くことを阻止することができる。従って、安定した状態で清掃用具本体を上向きに取り出すことができる。また、清掃用具本体における左右のボタンの傾斜面が蓋片の先端縁に当接したときに、脱離器本体が上向きに又は斜め向きに移動することがなく、安定した状態で左右のボタンを押し入れて、一対の装着片から清掃部材を離脱させることができる。更に、本体を軽い部材で形成した場合においても、維持部を形成すれば本体を固定して安定化させることができる。
本発明の第19の形態によれば、維持部が側方に突出する板状部材であるから、容易に維持部を靴底で踏むことができ、前記維持部を床にネジや粘着テープ等で固定する場合においても、簡易に固定作業を行うことができる。更に、前記脱離器本体の底部と維持部が一体に形成されるから、前記維持部は強固に脱離器本体に固定され、前記脱離器本体と維持部の接合部に強い負荷が加わっても破損することがない、高い耐久性を有する自動脱離器が実現される。
本発明の第20の形態によれば、前記維持部は脱離器本体の真下に設けられるから、清掃用具本体を上向きに移動させる場合に、靴底で踏むことにより脱離器本体に掛かる負荷の方向とほぼ同一線上に逆向きの力を掛けることができ、前記脱離器本体を強固に固定することができる。即ち、脱離器本体が上向きに又は斜め向きに移動することがなく、格段に安定した状態で清掃用具本体を上向きに取り出すことができる。また、維持部を床にネジや粘着テープ等で固定することもでき、より強固に脱離器本体を床面に固定することができる。
本発明の第21の形態によれば、収容部を移動自在にする走行部材が付設されるから、前記自動脱離器を収納する収容部を自在に移動することができ、所望の場所で清掃用具を使用した後、汚れた清掃部材を新しい清掃部材に交換することができる。前記走行部材には、キャスター又はキャタピラなどを用いることができる。また、種々の場所で前記自動脱離器を使用した後、その自動脱離器を容易に収納場所まで移動することができる。また、前記収容部には、上述のような種々の形態の自動脱離器を収納することができ、前記予備収納箱を脱離器本体に連設して収納することができる。更に、本発明に係る自動脱離器用キャリアは、手動操作により移動することができると共に、エンジンやモーターなどの動力源を具備することにより自走することもできる。
本発明の第22の形態によれば、前記収容部と一体に連設されるハンドル部を設けるから、前記収容部を手動操作により容易に移動させることができる。前記ハンドル部の把持部材は、所望の位置に設定することができ、使用者は楽な姿勢で前記自動脱離器キャリアを移動することができる。
本発明の第23の形態によれば、自動脱離器用キャリアの上方位置に設けられた保持部に、清掃用具本体の柄を立てたまま清掃用具を保持することができるから、前記自動脱離器用キャリアの移動後、直ちに清掃用具を使用することができる。更に、清掃用具を固定するから、前記自動脱離器用キャリアを安全に移動することができる。
以下、本発明に係る脱離型清掃用具及び自動脱離器の実施の形態を、添付する図1〜図18に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係る第1実施形態の脱離型清掃用具の正面図である。図1に示すように、第1実施形態の脱離型清掃用具1は、清掃用具本体2に二股状で開閉可能な一対の装着片3、3が設けられている。この装着片3、3が開状態で、繊維体からなる清掃部材4における上側の左右一対のポケット部5、5に入り込んで清掃部材4が装着されている。清掃用具本体2には傾倒可能な柄6が取り付けられている。また、清掃用具本体2に、一対の装着片3、3を開閉させるための一対のボタン7、7が設けられている。
図2(2A)は第1実施形態の脱離型清掃用具における清掃用具本体の平面図、(2B)は同清掃用具本体の側面図である。(2A)(2B)に示すように、一対のボタン7、7には下側に向けて幅広になる平面状の傾斜面7a、7aが形成されている。この一対のボタン7、7の傾斜面7a、7aが清掃用具本体2を上向きに移動するときに一定間隔に対向配置された押込部材(図示略)に当接する。更に清掃用具本体2を上向きに移動させると、一定間隔に配置された押込部材によれ傾斜面7a、7aが押圧され、前記一対のボタン7、7が押し込まれて、一対の装着片3、3が開状態から閉状態へ移行するように構成されている。
図3は第1実施形態の脱離型清掃用具を示し、(3A)はその清掃用具本体に清掃部材を装着した状態の拡大正面図、(3B)はその清掃用具本体から清掃部材が離脱した状態の拡大正面図である。(3A)に示すように、一対の装着片3、3が開状態のときには、この一対の装着片3、3が清掃部材4の一対のポケット部5、5に入り込んで清掃部材4が装着された状態となっている。(3B)に示すように、一対のボタン7、7が押し込まれると、一対の装着片3、3は閉状態となり、この一対の装着片3、3から清掃部材4が離脱する。
図4は第1実施形態の脱離型清掃用具を第1実施形態の自動脱離器の開口部に入れる前の斜視図である。図4に示すように、第1実施形態の自動脱離器8は、脱離器本体9が筐体状に形成され、清掃用具1が出し入れされる開口部10が上側に設けられている。この開口部10の左右には、下向きに開閉可能な一対の開閉蓋片11、11からなる押込部材が設けられている。この左右一対の開閉蓋片11、11は、脱離器本体9の前後端に設けられた固定用片12、12により水平向きに停止され、上向きに開かないように構成されている。清掃用具1は脱離器本体9の上側から下向きに移動され、脱離器本体9の開口部10に入り込むようになっている。
図5は第1実施形態の脱離型清掃用具を第1実施形態の自動脱離器内に押し入れるときの初期の状態を示す斜視図である。図5に示すように、清掃用具1を清掃部材4を装着したままで脱離器本体9の開口部10に押し入れると、左右の一対の開閉蓋片11、11が下向きに開く。即ち、清掃部材4が脱離器本体9内に入り込むと、左右一対の開閉蓋片11、11の先端縁11a、11aが左右一対のボタン7、7の下側に当り、更に下向きに開いて、清掃用具本体2が脱離器本体9内に入り込んだ状態となる。この状態では、左右一対の開閉蓋片11、11は略水平向きに復帰した状態となる。
図6は第1実施形態の脱離型清掃用具の清掃部材が第1実施形態の自動脱離器内に入った状態で清掃用具本体部を引き出す状態を示す斜視図である。図6に示すように、清掃用具1を柄6を持って上側に持ち上げると、左右一対の開閉蓋片11、11の先端縁11a、11aに、清掃用具本体2の左右一対のボタン7、7の傾斜面7a、7aが当接する。更に、清掃用具1を上向きに移動させると、開閉蓋片11、11の先端縁11a、11aが、前記傾斜面7a、7aに沿ってボタン7、7を押し込む。
図7は第1実施形態の脱離型清掃用具の清掃部材を第1実施形態の自動脱離器内に収納し、清掃用具本体を引き出した状態を示す斜視図である。図7に示すように、左右一対のボタン7、7が押し込まれると、左右一対の装着片3、3が開状態から閉状態に移行する。その結果、左右一対の装着片3、3から清掃部材4が自重により離脱されて、この清掃部材4は脱離器本体9内に収容され、清掃用具本体2は脱離器本体9から外部に引き出される。
図8は第1実施形態の離脱型清掃用具を第1実施形態の自動脱離器内に収納して、清掃部材を自動脱離器内に収納して清掃用具本体を引き出す手順を示す説明図である。まず、開閉蓋片11の先端縁11a、11aの間隔Wは、ボタン7、7の最小間隔SWより大きく、ボタン7、7の最大間隔LWより小さく設計されている。つまり、SW<W<LWの関係が成立している。(8A)に示すように、清掃用具本体2が脱離器本体9から上側に離れているときには、左右一対のボタン7、7は一対の開閉蓋片11、11に接していない。このとき、開閉蓋片11、11は略水平向きになっている。(8B)に示すように、W<LWの関係により、清掃用具本体2が脱離器本体9に入れる途中では、左右一対のボタン7、7の底面の外端縁が開閉蓋片11、11に接して、この開閉蓋片11、11が下向きに開かれる。
(8C)に示すように、更に清掃用具本体2が脱離器本体9内に入ると、一対のボタン7、7の傾斜面7a、7aに一対の開閉蓋片11、11の先端縁が当接するようになる。(8D)に示すように、清掃用具本体2が清掃部材4とともに脱離器本体9内に入り込むと、開閉蓋片11、11は上記した当接状態を解除されて略水平向きに復帰する。(8E)に示すように、清掃用具本体2が上側へ持ち上げられて移動すると、SW<W<LWの関係により、一対のボタン7、7の傾斜面7a、7aが一対の開閉蓋片11、11の先端縁に当接する。
(8F)に示すように、清掃用具本体2が更に上側に移動すると、一対のボタン7、7の傾斜面7a、7aが一対の開閉蓋片11、11の先端縁11a、11aに押されて清掃用具本体2内に押し込まれる。ボタン7、7が完全に押し込まれると、一対の装着片3、3が開状態から閉状態に移行して、一対の装着片3、3から清掃部材4が離脱して脱離器本体9内に収容される。(8G)に示すように、更に清掃用具本体2が脱離器本体9から上側に移動して離れると、ボタン7、7は最初の位置に拡大後帰し、開閉蓋片11、11は略水平向きに復帰する。
上記の清掃用具1では、ボタン7、7を押し込むと、左右の装着片3、3の両者が閉じて、清掃部材4が自重で脱離する。しかし、ボタン7、7の押し込みにより、左右の装着片の一方だけが閉じた場合でも、清掃部材4は自重で脱離する。このように、本発明は、装着片の片方又は両方が開閉する清掃用具を対象とするものである。
図9及び図10は、ボタン7、7を押し込んだときに、左右両方の装着片3、3が閉状態となる内部機構を示している。片方の装着片3だけが閉状態となる内部機構は省略する。図9は第1実施形態の脱離型清掃用具における回動連結部の分解斜視図である。図9に示すように、一対のボタン7、7が脱離器本体9内に押し込まれるときの回動連結部13におけるロック機構の構造は、説明の都合上、回動連結部の軸芯O1方向を単に軸芯方向と称する。また、継手14の棒状部分中心線C側を軸芯方向内方側と称し、棒状部分中心線Cから軸方向両側に離れる側を軸芯外方側と称することとする。
継手ボス15内にブッシュ16及び軸芯方向伸縮自在なロック用コイルばね17を配置する。コイルばね17の軸芯方向両端部に、軸芯方向外方側へと順に、1対のロック用ストッパーガイド18、1対のロック用ストッパー19及び1対のロック解除用押ボタン20を配置している。さらに軸芯01上には金属製の軸芯ロッド21を配置している。
継手ボス15の内周面の上端にはシュー収納凹部22が形成され、凹部22内には、ブッシュ16の外周面に所定圧で圧接して、ブッシュ16と継手14の間の回動を抑制する摩擦抵抗用シュー23が収納されている。シュー23の下面23aはブッシュ16の外周面形状に対応した部分円筒面に形成され、シュー23の上面には円柱状のロッド部23bが形成されている。ロッド部23bの上面には、継手14内に螺挿された調節ねじ24が当接する。
即ち、調節ねじ24を回動してシュー23の下方突出量を任意に調節することにより、シュー下面23に圧接するブッシュ16の外周面との面圧を調節する。これにより、継手14を任意の回動角度で適度な保持力(摩擦力)により保持できるようにしてある。
回動連結部13及びロック機構を詳しく説明する。なお、以下の説明において、軸方向とは回動軸芯01方向を指し、ブッシュ16は継手ボス15の軸方向幅と同じ軸方向幅に形成される。これと共に内周面に軸方向全長に亘る1対の条突起25が形成されている。
ストッパーガイド18は円筒状に形成されると共に軸方向中間部に支持壁18aを一体に有しており、外周円筒部分には、上記条突起部25に軸方向移動可能に係合する1対のスライド溝26が形成されている。軸芯部分には軸芯ロッド21が嵌合する軸芯孔27が形成されている。ストッパーガイド18の外周面は段付形状となっており、中間の段部を境として軸芯方向外方側の外周面18cは小径に形成されている。
ストッパー19は円柱状の本体部分を有しており、円柱状本体部分の外周に、ストッパーガイド18のスライド溝26に係合するロック用ストッパー突起28が形成されている。円柱状の本体部分には、押ボタン20の連結突起29が挿入される1対の連結孔30及び軸芯孔31が形成されている。各押ボタン20の軸芯方向内方に突出する1対の連結突起29を有している。
更に、連結突起29の先端部には矢じり状の返し部が一体に形成され、押ボタン7をストッパー19に一体に結合できるようになっている。各装着片3における第1ボス部32の軸方向中央部側の端面には、ボタン7を挿入する際、ストッパー19が軸方向内側に入り込まないように規制するため突起33が形成されている。
各装着片3における第2ボス部34の軸方向中央部側の端面には、上記したロック用ストッパー突起28が軸方向に係脱可能な1対のロック用凹部35が形成されている。これと共に、各ロック用凹部35に周方向に隣接して、押ボタン7の位置ずれ防止のための突起36が形成されている。装着片3を開く時に、位置決め用突起36がストッパー突起28に当接することにより、ストッパー突起28を係合凹部35に対応する位置に係止するようになっている。
図10は図3(3A)のI−I線断面拡大図であり、(10A)は脱離型清掃用具のボタンが入り込んでいないロック状態を示し、(10B)は脱離型清掃用具のボタンが入り込んだロック解除状態を示している。(10A)に示すように,各ストッパー18は、軸芯方向内方側の部分がブッシュ16の内周面に嵌合すると共にスライド溝26が条突起25に係合している。即ち、ブッシュ16に対して軸方向移動に一体回動するようになっている。各ストッパーガイド18の軸方向外方側部分は、ストッパー突起28に対してスライド溝26が係合し、ストッパー18と一体回動するようになっている。
また、第1ボス部32の内向突起33に対しては、ストッパーガイド18における軸芯方向外方側の小径部分のスライド溝26部分は、径が小さいことにより係合しない。軸芯方向内方側のスライド溝26部分は、軸芯方向の移動により、係脱するようになっている。
ストッパー19のストッパー突起28は、軸方向内方側部分がストッパーガイド18のスライド溝26に係合し、軸方向外方側部分が第2ボス部34のロック用凹部35に係合している。ボタン7は、第2ボス部34の大径内周面に軸方向移動可能に嵌合すると共に、連結突起29がストッパー19の連結孔30に係止されており、これにより、ボタン7とストッパー19は、軸方向及び回転方向のいずれにも一体化されている。
軸芯ロッド21は左右のストッパー19及びストッパーガイド18の軸芯孔27、31に挿通されると共に係止リング18により左右のストッパー19を係止している。装着片3、3を開いてロックした状態では、装着片3、3を開いてロックした時の回動連結部13の状態は、ロック用コイルばね17でストッパーガイド18を軸方向外方に付勢している。これにより、ストッパーガイド18のスライド溝26は、ブッシュ16の条突起25及びストッパー突起28の両方に係合している。ストッパー突起28の軸方向外方側部分は、第2ボス部34のロック用凹部37に係合している。また、第1ボス部32の内向突起33にもスライド溝26は係合している。
即ち、ブッシュ16、ストッパーガイド18、ストッパー19、第2ボス部34、押ボタン7及び第1ボス分32は回動方向に一体化されており、両装着片3は開いた状態でロックされている。この状態で継手14は回動連結部13に対して回動可能であり、シュー23とブッシュ16との摩擦により回動抑制され、所望の回動位置で停止保持できる。
装着片を閉じる場合には、両押ボタン7を軸方向内方側に押し込むと、押ボタン7と、ストッパー19と、ストッパーガイド18はロック用コイルばね17に抗して軸方向内方側に移動する。(10B)に示すように、ストッパー突起28が第2ボス部34のロック用凹部35から外れ、第2ボス部34はストッパー19、ストッパーガイド18及びブッシュ16に対して回動自在となる。
また、第1ボス部32に内向突起33に対しては、ストッパーガイド18の軸芯方向内方側の大径部分のスライド溝26部分が外れ、回動自在となる。従って両装着片3を下方へ回動することにより両装着片3を閉じる。このように装着片3を閉じることにより、使用済みのモップを簡単に取り外すことができる。なお、両装着片3は閉じた状態でも、ラッパ状に下開きの状態となっている。
図11は第1実施形態の脱離型清掃用具を第2実施形態の自動脱離器内に入れた状態の斜視図である。図11に示すように、第2実施形態の自動脱離器8は、上側の開口部10に連続して前部側に側面開口部38を設けている。開閉蓋片11、11は脱離器本体9における側面開口部38側の上側に設けられた左右一対の固定用片39、39で上向きに開かないように規制されている。この側面開口部38から清掃用具本体2を出し入れすることができるものである。清掃部材4が新しい場合には、清掃部材4を側面開口部38から出し入れして使用する。清掃部材4が汚れると、柄6を上方に引き出して上述した手順により清掃部材4を脱離させる。
図12は第1実施形態の脱離型清掃用具を第3実施形態の自動脱離器内に入れた状態の斜視図である。図12に示すように、第3実施形態の自動脱離器8には脱離器本体9の側部に取り替え用の複数の新しい清掃部材4aを予め収納しておくための予備収納箱40が連設されている。従って、脱離器本体2の側部に設けた予備収納箱部40に新しい清掃部材4aを複数収納しておくことができる。
これにより、清掃用具本体2に使用済みの清掃部材4を脱離して収納し、柄6を側方に移動して、新しい清掃部材4aを装着して再び清掃用具1として使用することができる。また、使用済みの清掃部材4と新しい清掃部材4とを連設するから、新しい清掃部材4aを探す必要がなく、清掃部材4の交換作業が直ちに行なえる利点がある。
図13は、凸状部材47が配設された予備収納箱40の斜視図である。図の予備収納箱40は、図12に示した予備収納箱40の底部(予備収納箱底部40a)に凸状部材47が配設されている。前記凸状部材47によって新しい清掃部材4aが中央で折り曲げられ、前記予備収納箱40に新しい清掃部材4aが山形状に収納される。図14で詳述するように、新しい清掃部材4a山形状に収納されることにより、清掃用具本体を簡易に装着できるようになる。また、図示していないが、図13の予備収納箱40も図12と同様に脱離器本体9に連接させて用いることができる。
図14は、脱離型清掃用具1に新しい清掃部材4aを装着する装着機構の説明図である。(14A)は、予備収納箱40に方形型の凸状部材47を配設した場合の装着機構の説明図である。新しい清掃部材4aを装着する前の装着片3、3は閉状態にあり、ヘの字状に下方へ垂れ下がっている。この新しい清掃部材4aが凸状部材47によって山形状に収納されるから、前記清掃用具本体2を前記新しい清掃部材4aに当接させて下方へ押込むと、装着片3、3が徐々に開き、自然に新しい清掃部材4aのポケット部5、5へ挿入されていく。従って、簡易に新しい清掃部材4aを脱離型清掃用具1に装着することができる。
(14B)は、三角型の凸状部材47が配設された場合の装着機構の説明図である。(14A)と同様に、新しい清掃部材4aが山形状に収納されているから、前記清掃用具本体2を前記新しい清掃部材4aに当接させて下方へ押込むと、装着片3、3が徐々に開き、自然に新しい清掃部材4aのポケット部5、5へ挿入されていく。(14B)の凸状部材47は三角型であるから、収納される新しい清掃部材4aが好適な山形状態に保持され、前記清掃用具本体2が新しい清掃部材4aに強く当接されても、山形状態が崩れることはない。更に、前記新しい清掃部材が常に一定の山形状態を保持するから、より滑らかに装着片3、3を前記ポケット部に挿入することができる。
図15は第1実施形態の脱離型清掃用具を第4実施形態の自動脱離器内に入れた状態の斜視図である。図15に示すように、この第4実施形態の自動脱離器8には、脱離器本体9に、脱離器本体9内に清掃部材4を装着したまま収納して柄6を立てた状態で保持する保持腕部41が設けられている。この保持腕部41は略L字形の腕部本体41aが脱離器本体9の後側面に取り付けられ、その水平部分の先端に円弧状の保持部41bが設けられている。
従って、保持腕部41に、脱離器本体内に清掃部材4を収納して柄6を立てたままで保持することができるので、清掃用具1を再使用するまで、脱離器本体9に入れたままにして保管することができて便利である。特に、側面開口部38が設けられたものでは、使用した清掃部材4がまだ汚れていない場合には、保持腕部で柄6を保持された清掃用具1を側面開口部38から取り出して容易に再使用することができる。
図16は第5実施形態の自動脱離器を示す斜視図である。図16に示すように、この第5実施形態の自動脱離器8は、その開閉蓋片が、脱離器本体9の長手方向略中央部分から水平向きに突出形成された舌片42、42で形成されている。この舌片42、42は、下向きに折れ可能で略水平向きで停止されるようになっている。この水平停止手段は公知の各種技術を自在に適用することができる。
従って、開閉蓋片が舌片42、42で形成されているので、構造を簡単化することができ、また外観を良くすることができる。しかも、清掃用具本体2における左右のボタン7の傾斜面7a、7aを当接して、この左右のボタン7、7を確実に押し入れることができる。更に、全体の重量を軽くすることができ、脱離型本体9を容易に別の場所に移動することができる。
図17は第6実施形態の自動脱離器を示す斜視図である。図17に示すように、この第6実施形態の自動脱離器8は、脱離器本体9の底部に、側方に一体に突出された板状部材からなる維持部43が設けられている。この維持部43を足で踏んだり、床にネジや粘着テープ等で固定すれば脱離器本体9を床面に不動状態のまま固定することができる。例えば、維持部43を脚底で踏むことによって、清掃用具本体2を上向きに移動させるときに、脱離器本体9が不要に動くことを阻止することができる。
これにより、安定した状態で清掃用具本体2を上向きに取り出すことができる。また、清掃用具本体2における左右のボタン7、7の傾斜面7a、7aが蓋片11、11の先端縁に当接したときに、脱離器本体9が上向きに又は斜め向きに移動することがなく、安定した状態で左右のボタン7、7を押し入れて、一対の装着片3、3から清掃部材4を離脱させることができる。
図18は、脱離器本体9の底部に維持部43を設けた自動脱離器の斜視図である。脱離器本体9の底部が底面9bと維持部43からなる二重構造を有し、前記底面9bと維持部43の間に空洞部48が設けられ、この空洞部48と前記脱離器本体9の外部が連通する開放部9aが形成されている。図18の脱離器本体9は、前記開放部9aよりつま先を挿入し、前記維持部43を足で踏み、脱離器本体9を床面に固定できるように構成されている。また、前記維持部43を床にネジや粘着テープ等で固定すれば脱離器本体9を床面に不動状態のまま固定することができる。
更に、図18に示すように、前記維持部43は脱離器本体9の真下に配設されるから、清掃用具本体9を上向きに移動させる場合に、前記脱離器本体に掛かる負荷の方向とほぼ同一軸上に、靴底で維持部43を踏むことで逆向きの力を掛け、前記脱離器本体9を固定することができる。即ち、脱離器本体9が上向きに又は斜め向きに移動することがなく、安定した状態で清掃用具本体2が上向きに取り出される。更に、維持部43の中央領域43aを足で踏むことによって、脱離器本体9に負荷の掛かる方向と足で固定しようとする方向が一致するから、より安定した状態で清掃用具本体2を上向きに取り出すことができる。
図19は第2実施形態の脱離型清掃用具を第7実施形態の自動脱離器内に入れた状態の斜視図である。この第7実施形態の自動脱離器8は、開閉蓋片11、11の代わりに、脱離器本体9の左右壁に固定されたブロック体44、44から構成されている。また、第2実施形態の脱離型清掃用具1では、その左右一対のボタン7、7に上側の幅が大きくて下側の幅が次第に小さくなる傾斜面45、45が形成されている。
従って、清掃用具本体2を下方に押し下げると、ブロック体44、44に清掃用具本体2のボタン7、7の傾斜面45、45が当接する。更に押し下げると、ボタン7、7の傾斜面45、45が確実にブロック体44、44に沿った状態となり、ブロック体44、44により正確にボタン7、7を押し込むことができる。また、ブロック体44、44を固定配置するから、その構造を強固なものとすることができる。
また、図19の別実施例として、傾斜面45、45が図2のように上向きに幅狭に形成される場合もある。この場合には、側面開口部38又は拡大上面開口部10aから清掃用具本体2を清掃部材4が装着されたままで脱離器本体9内に収納し、上向きに移動させるようにするとよい。即ち、傾斜面45、45にブロック体44、44の下端を当接させ、そのまま柄6を上方に引き上げると、ボタン7、7がブロック体44、44により押し込まれる。その結果、装着片3、3が閉状態となって清掃部材4が脱離する。脱離器本体9を大きくすれば拡大上面開口部10aのサイズは自在に形成できる。尚、ブロック体44、44が薄板で形成されれば、図16に類似の固定式の舌片方式として実施できる。
図20は第2実施形態の脱離型清掃用具の清掃部材を脱離した状態の側面図である。図20に示すように、この第2実施形態の脱離型清掃用具1は、上述したように、左右のボタン7、7の傾斜面45、45が上側から下側に向けて内側に傾斜するように形成されている。
図21は第3実施形態の脱離型清掃用具を示し、(18A)はその斜視図、(18B)はその清掃部材を脱離した清掃用具本体の側面図である。(18A)(18B)に示すように、ボタン46、46の傾斜面が略半球面状に形成されている。この略半球面状のボタン46、46の傾斜面でも、脱離器本体9の左右の開閉蓋片11、11に当接すると、清掃用具本体2を下向きあるいは上向きに移動させることによって、ボタン46、46が清掃用具本体2内に入り込んで、一対の装着片3、3を開状態から閉状態に移行することができる。
図22は、脱離器本体と予備収納箱が収納された自動脱離器用キャリアの斜視図である。この実施例の自動脱離器用キャリアは、収容部53とその底部54に付設された複数のキャスター49と、前記収容部53と一体に連設されるハンドル部50から構成されている。前記収容部53には、汚れた清掃部材と新しい清掃部材の交換が簡易にできるように、脱離器本体9と予備収納箱40が連設して収納され、自動脱離器8を構成している。前記ハンドル部50は、把持部材50a、支持部材50b、接合部材50c及び補強部材50dから構成されている。前記把持部材50aは、支持部材50bと接合部材50cにより接合され、前記支持部材50bにより取付部52に連設されている。前記把持部材を手で持ち、手動操作により自動脱離器8を簡易に所望の場所まで移動することができる。
更に、前記ハンドル部50の補強部材50dには保持部51が設けられ、この保持部51に清掃用具本体の柄を立てたまま保持することができる。従って、前記自動脱離器用キャリアを移動する場合に、清掃用具本体を保持部51に保持して移動することができ、前記自動脱離器用キャリアの移動後、直ちに清掃用具を使用することができる。
本発明は、上記実施形態や変形例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲における種々変形例、設計変更などをその技術的範囲内に包含するものであることは云うまでもない。
本発明の脱離型清掃用具と自動脱離器は、家庭の床の掃除用や、事務所や会社の床面等を清掃する際に用いられ、また、メーカー側がユーザーに清掃部材をレンタルしてこの清掃部材を定期的に取り替えるようにしてもよい。
図1は本発明に係る第1実施形態の脱離型清掃用具の正面図である。 (2A)は第1実施形態の脱離型清掃用具における清掃用具本体の平面図、(2B)同清掃用具本体の側面図である。 第1実施形態の脱離型清掃用具を示し、(3A)はその清掃用具本体に清掃部材を装着した状態の拡大正面図、(3B)はその清掃用具本体から清掃部材が離脱した状態の拡大正面図である。 第1実施形態の脱離型清掃用具を第1実施形態の自動脱離器の開口部に入れる前の斜視図である。 第1実施形態の脱離型清掃用具を第1実施形態の自動脱離器内に押し入れるときの初期の状態を示す斜視図である。 第1実施形態の脱離型清掃用具の清掃部材が第1実施形態の自動脱離器内に入った状態で清掃用具本体部を引き出す状態を示す斜視図である。 第1実施形態の脱離型清掃用具の清掃部材を第1実施形態の自動脱離器内に収納し、清掃用具本体を引き出した状態を示す斜視図である。 第1実施形態の離脱型清掃用具を第1実施形態の自動脱離器内に収納して、清掃部材を自動脱離器内に収納して清掃用具本体を引き出す手順を示す説明図である。 第1実施形態の脱離型清掃用具の回動連結部の分解斜視図である。 図3(3A)のI−I線断面拡大図であり、(10A)は脱離型清掃用具のボタンが入り込んでいないロック状態を示し、(10B)は脱離型清掃用具のボタンが入り込んだロック解除状態を示している。 第1実施形態の脱離型清掃用具を第2実施形態の自動脱離器内に入れた状態の斜視図である。 第1実施形態の脱離型清掃用具を第3実施形態の自動脱離器内に入れた状態の斜視図である。 凸状部材が配設された予備収納箱の斜視図である。 脱離型清掃用具に新しい清掃部材を装着する装着機構の説明図である。 第1実施形態の脱離型清掃用具を第4実施形態の自動脱離器内に入れた状態の斜視図である。 第5実施形態の自動脱離器を示す斜視図である。 第6実施形態の自動脱離器を示す斜視図である。 脱離器本体の底部に維持部を設けた自動脱離器の斜視図である。 第2実施形態の脱離型清掃用具を第7実施形態の自動脱離器内に入れた状態の斜視図である。 第2実施形態の脱離型清掃用具の清掃部材を脱離した状態の側面図である。 第3実施形態の脱離型清掃用具を示し、(21A)はその斜視図、(21B)はその清掃部材を脱離した清掃用具本体の側面図である。 脱離器本体と予備収納箱が収納された自動脱離器用キャリアの斜視図である。 従来の柄付モップ把持具におけるモップ把持片が開状態となって基布を装着した状態の正面図である。 同柄付モップ把持具におけるモップ把持片が閉状態となって基布を離脱した状態の正面図である。 同柄付モップ把持具の平面図である。 同柄付モップ把持具の側面図である。
符号の説明
1 脱離型清掃用具
2 清掃用具本体
3 装着片
4 清掃部材
4a 新しい清掃部材
5 ポケット部
6 柄
7 ボタン
7a 傾斜面
8 自動脱離器
9 脱離器本体
9a 開放部
9b 底面
10 開口部
10a 拡大上面開口部
11 開閉蓋片
11a 先端部
12 固定用片
13 回動連結部
14 継手
15 継手ボス
16 ブッシュ
17 ロック用コイルばね
18 ロック用ストッパーガイド
18a 支持壁
18c 外周面
19 ロック用ストッパー
20 ロック解除用押ボタン
21 金属製の軸芯ロッド
22 シュー収納凹部
23 摩擦抵抗用シュー
23a 下面
23b 円柱状のロッド部
24 調節ねじ
25 条突起
26 スライド溝
27 軸芯孔
28 ロック用ストッパー突起
29 連結突起
30 連結孔
31 軸芯孔
32 第1ボス部
33 突起
34 第2ボス部
35 ロック用凹部
36 位置決め用突起
37 ロック用凹部
38 側面開口部
39 固定用片
40 予備収納箱部
41 保持腕部
41a 腕部本体
41b 保持部
42 舌片
43 維持部
43a 中央領域
44 ブロック体
45 傾斜面
46 ボタン
47 凸状部材
48 空洞部
49 キャスター
50 ハンドル部
50a 把持部材
50b 支持部材
50c 接合部材
50d 補強部材
51 保持部
52 取付部
53 収容部
54 底部
101 ヘッド
110 袋状挿入部
112 把持片
124 押ボタン
M モップ

Claims (23)

  1. 二股状で開閉可能な一対の装着片を有し、清掃用具本体部のボタンを押すことによって1つ以上の装着片が開状態から閉状態に移行可能とされ、開状態で前記装着片が清掃部材の上面の左右ポケット部に入り込んで装着され、閉状態で前記左右ポケット部から離脱するように構成された離脱型清掃用具において、前記ボタンの端面が平面状又は曲面状の傾斜面を有することを特徴とする脱離型清掃用具。
  2. 前記傾斜面に押込部材が当接した状態で、前記清掃用具本体部を移動させたときに前記押込部材が前記傾斜面に沿いながらボタンを押し込み、前記装着片が閉状態になって前記清掃部材を脱離させるように構成された請求項1に記載の脱離型清掃用具。
  3. 前記ボタンは前記清掃用具本体部の左右に一対形成されている請求項1又2に記載の脱離型清掃用具。
  4. 前記傾斜面が前記ボタンの端面の全体又は一部に形成されている請求項1、2又は3に記載の脱離型清掃用具。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の脱離型清掃用具が出し入れされて、前記清掃部材が前記一対の装着片から自動的に脱離されて収納される自動脱離器であって、脱離器本体には清掃用具が出し入れされる開口部が形成され、脱離器本体の所要位置に押込部材が設けられ、清掃用具を前記開口部から脱離器本体に押入れ、若しくは脱離器本体から引き出す際に、前記清掃用具本体のボタンの傾斜面に前記押込部材が当接し、清掃用具の押入力又は引出力によって前記傾斜面が押込部材に当接しながらボタンが押し込まれて前記装着片が閉状態となり、清掃部材が脱離して脱離器本体内に収納されることを特徴とする自動脱離器。
  6. 前記押込部材は一対を構成し、この押込部材の対向間隔は、前記左右ボタンの傾斜面間の最小間隔より大きく、前記左右ボタン間の最大間隔より小さく形成される請求項5に記載の自動脱離器。
  7. 前記押込部材は脱離器本体の開口部の左右に下向きに開閉可能で、且つ略水平向きに閉めた状態で停止される左右一対の開閉蓋片からなり、前記清掃部材を前記脱離本体内に上方から収納する場合には、前記左右ボタンの最大突出部を左右開閉蓋片の先端縁に当接させ、清掃用具を下向きに押し入れて開閉蓋片を下向きに開放し、前記ボタンを脱離器本体内に収容して前記清掃部材が前記一対の装着片に装着された状態で収納され、前記清掃用具本体を前記脱離本体から引き出す場合には、前記左右ボタンの傾斜面が略水平向きに復帰した前記脱離器本体の左右開閉蓋片の先端縁に当接し、清掃用具の引出力により前記ボタンが押し込まれて前記一対の装着片が閉められ、前記一対の装着片が前記清掃部材の左右両側のポケット部から脱離して前記清掃部材が前記脱離器本体内に収容されるように構成した請求項6に記載の自動脱離器。
  8. 前記脱離器本体の開閉蓋片は、脱離器本体に設けられた固定用片で略水平向きに停止されるように構成された請求項6に記載の自動脱離器。
  9. 前記開閉蓋片は、脱離器本体の左右両側から略水平向きに突出形成され、下向きに開閉可能で略水平向きに停止される舌片で形成されている請求項7又は8に記載の自動脱離器。
  10. 前記脱離器本体における開閉蓋片が設けられていない側面に、前記脱離型清掃用具を出し入れ可能な側面開口部が設けられている請求項7、8又9に記載の自動脱離器。
  11. 前記押込部材は一定間隔を有して対向配置され、前記脱離器本体の側壁には、前記開口部に連通する側面開口部が形成され、この側面開口に部から脱離器本体内に清掃用具を出し入れ可能にした請求項5に記載の自動脱離器。
  12. 前記押込部材は、脱離器本体の内面又は上面位置に固定されている請求項11記載の自動脱離器。
  13. 前記開口部は、この開口部を通して前記清掃部材を前記脱離器本体内に出し入れ可能に形成される請求項5、9〜12のいずれかに記載の自動脱離器。
  14. 前記押込部材は、脱離器本体の左右壁に設けられた矩形のブロック体から構成されている請求項12に記載の自動脱離器。
  15. 前記脱離器本体の側部に取り替え用の清掃部材を予め収納しておくための予備収納箱が連設されている請求項5〜12のいずれかに記載の自動脱離器。
  16. 前記予備収納箱の底部に凸状部材を配設し、前記清掃部材が山形状に収納される請求項15に記載の自動脱離器。
  17. 前記脱離器本体に、前記清掃用具本体の柄を立てた状態で保持するための保持腕部が設けられている請求項5〜16のいずれかに記載の自動脱離器。
  18. 前記脱離器本体の底部に維持部が設けられ、この維持部により脱離器本体を床面に固定する請求項5〜17のいずれかに記載の自動脱離器。
  19. 前記維持部は、前記脱離器本体の底部と一体に形成され、側方に突出する板状部材である請求項18に記載の自動脱離器。
  20. 前記維持部は、前記脱離器本体の底面の下側に配置されて前記底面と二重構造を構成し、前記維持部と底面の間に空洞部が設けられ、この空洞部と前記脱離器本体の外部が連通する開放部が形成される請求項18に記載の自動脱離器。
  21. 前記請求項5〜16のいずれかに記載される自動脱離器を収納する収容部を設け、この収容部に走行部材を付設して、前記自動脱離器を移動自在にすることを特徴とする自動脱離器用キャリア。
  22. 前記収容部と一体に連設されるハンドル部を設け、前記ハンドル部を手動操作して走行する請求項21に記載の自動脱離器用キャリア。
  23. 前記収容部の上方位置に、前記清掃用具の柄を立てた状態で保持するための保持部が設けられる請求項21又は22に記載される自動脱離器用キャリア。
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