JP2006000468A - スライドファスナー用開き具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 線条ファスナーエレメント用の開き具で、蝶棒が箱棒側のファスナーエレメントを的確に補捉して突き上げに対し分離現象を阻止する。
【解決手段】 ファスナーエレメント3の下端に蝶棒6を装着し、蝶棒6の主体部15に切欠部17、その上側に箱棒側へ突出する基台16を設け、基台16の上面に箱棒側のファスナーエレメント3内へ挿入できる挿入部20を突設し、挿入部20に隣接してファスナーエレメント3の脚部11を載置できる載置部21を設け、主体部15の上部に設けた突出部19と挿入部20との間にファスナーエレメント3の頭部10を収容できる収容部22を設けた開き具で、挿入部をファスナーエレメント内へ挿入させたとき、左右のファスナーエレメントは蝶棒によって補捉し、裏面からの突き上げに対し分離を阻止する。
【選択図】 図5

Description

この発明は、ファスナーテープの側縁に熱可塑性樹脂製のモノフィラメントから形成した線条ファスナーエレメントを取り付けてファスナーチエンを形成し、このファスナーチエンの端部に左右のファスナーストリンガーに分離し、かつ分離されたストリンガーを結合させることができる箱棒と蝶棒とを備えた開離嵌挿具すなわちスライドファスナー用開き具に関するものである。
従来、熱可塑性樹脂製のモノフィラメントから形成したファスナーエレメントをファスナーテープの側縁に取り付けたファスナーチエンの端部に一方のファスナーストリンガーに箱体および箱棒を取り付け、他方のファスナーストリンガーに蝶棒を取り付けた開き具において、蝶棒の上端における箱棒に対向する面にフック状の係止部を蝶棒と一体に成形し、フック状の係止部を箱棒に隣接するファスナーエレメントの噛合頭部の裏側へ挿入して係止できるように形成した開き具が、図15に示すように知られている。
また、図16に示すように、開き具における角柱状の蝶棒に、箱棒に設けた円弧溝とフック部とに係合させるため、先端に円弧突起部と内側に凹部とを設けた当接板を箱棒と対面する側に突設し、この当接板の上面の平坦部分に錐状に上方へ突出する挿入部を設け、この挿入部を噛合相手の箱棒に隣接するコイル状ファスナーエレメント内に下方から挿入できるように形成したスライドファスナーの開き具が知られている。
中華民国専利第541881号公報
前述の図15,16に示されたそれぞれの開き具における蝶棒に設置したフック状の係止部、あるいは錐状の挿入部は、それぞれ蝶棒における箱棒に対面する側に、噛合相手のファスナーエレメント内へ単に挿入できる係止部あるいは挿入部を配設したものであるから、蝶棒を箱棒と対面させて左右のファスナーストリンガーを噛合させると、蝶棒は係止部または挿入部を単に噛合相手のファスナーエレメント内に挿入するので、係止部または挿入部がファスナーエレメント内の空隙部分を移動し変形し易く不安定であるなど問題点がある。
この発明は、上述の問題点を考慮して発明されたものであり、請求項1記載の発明は、スライドファスナーの開き具における箱棒側の線条ファスナーエレメントを蝶棒が的確に保持し、安定した状態すなわち線条ファスナーエレメントの脚部および頭部を有効に収容して蝶棒を線条ファスナーエレメントと噛合させ、ファスナーチエンの突き上げ強度すなわちファスナーチエンにおける裏面から線条ファスナーエレメントを突き上げたとき、線条ファスナーエレメントが変形するのを抑止して強度のあるファスナーチエンが得られるスライドファスナーの開き具を提供することが主たる目的である。
請求項2乃至5記載の発明は、それぞれ請求項1記載の発明の目的に加え、開き具の蝶棒が的確に箱棒側の線条ファスナーエレメントを捕捉して噛合ができる形態の線条ファスナーエレメント内へ挿入できる挿入部、線条ファスナーエレメントの脚部を載置できる載置部、線条ファスナーエレメントの頭部を収容できる収容部をそれぞれ蝶棒の上側に配備し、効率よく安定した状態の噛合ができるスライドファスナーの開き具を提供することが目的である。
前記の目的を達成するため、この発明のうち請求項1記載の発明は、ポリアミド系、ポリエステル系のモノフィラメントから形成した線条ファスナーエレメント3、例えばコイル状ファスナーエレメント、ジグザグ状ファスナーエレメントを左右に取り付けたスライドファスナーの開き具において、一方の線条ファスナーエレメント3の下端に蝶棒6を配し、左右の線条ファスナーエレメント3が噛合した時、蝶棒6の上側に他方の線条ファスナーエレメント3内に挿入できる挿入部20を上方へ向けて突設し、挿入部20の基部にファスナーエレメント3の脚部11を載置できる載置部21を連設したスライドファスナー用開き具を主な構成とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加え、挿入部20と載置部21は、蝶棒6の主体部15から側方へ突出する基台16の上面に配設し、主体部15から上方へ突出する突出部19を設け、突出部19と載置部21との間に線条ファスナーエレメント3の頭部10を収容できる形の収容部22を設けたスライドファスナー用開き具である。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加え、線条ファスナーエレメント3内へ挿入するための挿入部20と、線条ファスナーエレメント3の脚部11を載置するための載置部21は、蝶棒6に形成した下部に台形状に切り欠いた切欠部17を設け、この上側に主体部15から箱棒5との対向面へ突出する方形体状の基台16を設け、この基台16の上面に挿入部20と載置部21を配設し、箱棒5に、前記蝶棒6に設けた切欠部17に嵌入できるフ字状に突出する係止部25を形成したスライドファスナー用開き具である。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加え、線条ファスナーエレメント3の脚部11を載置する載置部21は、載置部21の幅方向すなわち奥行きの肉厚が、載置部21の上面から基台16上に向かうにしたがって漸次厚くなるように形成したスライドファスナー用開き具である。
請求項5記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加え、線条ファスナーエレメント3の脚部11を載置する載置部21は、線条ファスナーエレメント3内へ挿入する挿入部20よりも蝶棒の前面すなわちファスナーストリンガー1の表面に位置し、線条ファスナーエレメント3における脚部11の一方を載置することができるスライドファスナー用開き具である。
この出願の発明の効果として、請求項1記載の発明は、左右に線条ファスナーエレメントを取り付けたスライドファスナーの開き具において、一方の線条ファスナーエレメントの下端に蝶棒を配し、左右の線条ファスナーエレメントの噛合時に、蝶棒の上側に他方の線条ファスナーエレメント内へ挿入可能な挿入部を突設し、挿入部の基部に線条ファスナーエレメントの脚部載置用の載置部を連設したことによって、下記の効果を奏する。
蝶棒の上側に挿入部と脚部載置用の載置部を連設したので、蝶棒が箱棒側のファスナーストリンガーの第1エレメントを的確に捕捉し、突き上げ現象にも強いファスナーチエンに仕上げることができる効果がある。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の効果に加え、挿入部と載置部は、蝶棒の主体部から側方へ突出する基台の上面に配設し、主体部から上方へ突出する突出部を設け、突出部と載置部との間に線条ファスナーエレメントの頭部を収容可能な収容部を設けたことによって、線条ファスナーエレメントの頭部を滑動させることがなく、安定した状態で保持できる効果がある。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明の効果に加え、挿入部と載置部は、蝶棒の主体部に切欠部を備え、主体部から箱棒との対向面へ突出する方形体状の基台の上面に配設したことによって、挿入部と載置部は頑丈な方形体状の基台上に設置しているので、変形することがなく長期の使用に耐え、かつ箱棒に前記切欠部に嵌入可能な係止部を形成していることによって、蝶棒が箱棒と強固に係合できる効果がある。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明の効果に加え、載置部の幅方向の肉厚が、載置部の上面から基台に向かうにしたがって漸次厚くなるように形成したことによって、線条ファスナーエレメントの噛合頭部の裏面の形状にほぼ合致し、蝶棒は挿入部と載置部とにより、箱棒側の第1ファスナーエレメントと簡易に噛合し、噛合状態は両者が密接してがたつくことがなく、品質に優れたファスナーチェンに仕上げることができる効果がある。
請求項5記載の発明は、請求項1記載の発明の効果に加え、載置部は挿入部よりも蝶棒の前面側に位置し、線条ファスナーエレメントにおける左右の脚部の一方を載置することによって、左右ファスナーストリンガーを噛合させたとき、箱棒側の第1ファスナーエレメントの脚部がファスナーストリンガーの表面側に配されて載置部に載置し規整されるので、きわめて体裁のよいファスナーチエンに仕上げることができる効果があるなど、この発明が奏する効果はきわめて顕著である。
この発明におけるスライドファスナー用開き具は、図1に示すように一対のファスナーテープ2の対向側縁に沿ってポリアミド系、ポリエステル系のモノフィラメントから成形したコイル状ファスナーエレメントあるいはジグザグ状の線条ファスナーエレメント3を取り付けて左右のファスナーストリンガー1を形成し、一方のファスナーストリンガー1の下端に熱可塑性樹脂製の箱体4と箱棒5を一体成形で取り付け、他方のファスナーストリンガー1の下端には樹脂製の蝶棒6を成形して取り付けて開き具を形成する。
コイル状のファスナーエレメント3は、噛合頭部10と、この噛合頭部10の上下端からファスナーテープ2の幅方向へ延びる脚部11を上下に形成し、隣り合うファスナーエレメント3同士は、斜状的に連結部12により上下の脚部11を連結して、連続ファスナーエレメント列を構成する。またジグザグ状ファスナーエレメントは、図示はしていないが、噛合頭部とこの噛合頭部の上下端からファスナーテープの幅方向へ延びる脚部を上下で重なる形に形成し、上下脚部端は次位のファスナーエレメントを水平状に連結部によって連結して連続ファスナーエレメント列を構成する。
開き具における蝶棒6は、図3,5,7に示すように角柱状の主体部15の中間にフ字状に切り欠いた切欠部17を設けて上方に方形台形の基台16を設け、切欠部17の一側に基台16に連なる側壁18を設け、基台16の上面で箱棒5と対面する側の先端に噛合相手すなわち箱棒5側の線条ファスナーエレメント3の噛合頭部10の裏側へ挿入できる挿入部20を上方へ向けて突設し、挿入部20の頂端23は主体部15の頂面24よりも突出する形に形成する。この挿入部20に隣接して線条ファスナーエレメント3の脚部11を載置することができる挿入部20よりも丈が低い載置部21を連設し、この挿入部20と載置部21の基部であって蝶棒6における主体部15の突出部19との間に噛合頭部10の裏面の形状に合致する凹状の間隙を設けて線条ファスナーエレメント3の頭部10を収容できる収容部22を設ける。
箱棒5は、図4,6,8に示すように下側に蝶棒6を嵌挿できる箱体4を一体に設け、この箱体4から上方へ角柱状の箱棒5を突設し、箱棒5は蝶棒6に設けた切欠部17に嵌入できるフ字状に突出する係止部25を設け、この係止部25の上方で蝶棒6の対向面に蝶棒6の基台16の側面に当接する突条片26を突設して蝶棒6を嵌挿したとき、突き上げ動作に耐えるように形成し、箱棒5の頂面は蝶棒6の基台16の上面と同一面に形成したスライドファスナーの開き具である。なお箱体4と箱棒5を別体に形成し、箱体4に代えて逆開きスライダー7´を図14に示すように装備させ、逆開き具として用いることができる。
図1〜10に示す実施例のスライドファスナー用開き具について説明すると、図1,2に示すように左右のファスナーストリンガー1は、ファスナーテープ2の対向側縁にポリアミドまたはポリエステルのモノフィラメントをコイル状またはジグザグ状に形成して線条ファスナーエレメント3を成形し、この線条ファスナーエレメント3内に芯紐13を挿通して縫糸14によって、縫製してファスナーストリンガー1を作製する。または線条ファスナーエレメント3をファスナーテープ2を織製あるいは編製するときに、織り込みまたは編み込んで作製してもよい。作製された一対のファスナーストリンガー1の一方のファスナーストリンガー1の下端には蝶棒6を嵌挿することができる箱体4と箱棒5とを一体に成形して取り付け、他方のファスナーストリンガー1の下端には箱体4に嵌挿する蝶棒6を成形して取り付けて開き具を形成する。なお箱体4、箱棒5、蝶棒6は、ポリアセタール、ポリアミドなどの熱可塑性樹脂を用いて射出成形手段によって、それぞれファスナーテープ2の側縁へ取り付ける。
ファスナーストリンガー1に取り付けられる蝶棒6は、図3,5,7に示すように、ファスナーテープ2の側縁の表裏にわたって角柱状の蝶棒6を狭着させ、同時にファスナーテープ2の表裏に補強部9を一体に成形する。この蝶棒6の主体部15は中間部分にフ字状の台形状に切り欠いた切欠部17を設けて、その上方に主体部15の頂面24よりも低い方形体状に側方へ突出する基台16を形成し、切欠部17のファスナーテープ2側には基台16に連なる側壁18を設けて箱棒5の係止部25の側面に当接できるように形成して、蝶棒6と箱棒5とが表裏方向へ揺動するのを防ぐように形成する。
蝶棒6の主体部15に形成した基台16の上面には、箱棒5と対面する側の先端、すなわち蝶棒6を箱体4に嵌挿したとき、箱棒と接する側に噛合相手の線条ファスナーエレメント3における噛合頭部10の裏側へ挿入できる挿入部20を上方へ向けて突設し、挿入部20はやや尖形を呈する形に形成して挿入動作が円滑に行えるように形成する。また挿入部20の頂端23は主体部15の頂面24よりも上方へ突出する形に形成して、噛合する頭部10を簡単に抜脱できるのを防ぐとともに、主体部15の頂面24を低くすることにより、ファスナーストリンガー1の側縁を屈曲可能な形態に形成する。この挿入部20に隣接する形で線条ファスナーエレメント3の脚部11を載置して保持できる挿入部20よりも丈が低い載置部21を上方へ突出する形で連設する。またその載置部21は、挿入部20のファスナーストリンガー1の表面側に配置する。この挿入部20と載置部21の基部は線条ファスナーエレメント3の噛合頭部10の裏面の形状と合致する形状に形成して、主体部15との間に凹状の頭部10を収容できる収容部22を形成して噛合頭部10を安定した状態で保持できるように形成する。
ファスナーストリンガー1に取り付けられる箱体4を箱棒5は、図4,6,8に示すように、ファスナーテープ2の側縁で表裏面にわたる角柱状の主体部27から形成される箱棒5が上方へ延びる形で設け、箱棒5の下部に蝶棒6が嵌挿できる形で箱体4を配し、ファスナーテープ2の下端表裏に補強部9を箱棒5、箱体4とともに樹脂を用いて一体に成形する。成形される箱棒5は頂面28が蝶棒6の基台16の上面と一致し、主体部27の中間部分にフ字状に側方へ突出して蝶棒6の切欠部17に嵌入できる係止部25を突出状に形成する。この係止部25の上側で主体部27の側縁にファスナーテープ2の端縁と一致する形で突条片26を突設して蝶棒6の基台16の側面に当接できるように形成して、箱棒5と蝶棒6とが表裏方向へ揺動するのを防ぐように形成する。
箱体4、箱棒5、蝶棒6とを備えた左右のファスナーストリンガー1をスライダー7によって噛合させたとき、図9,10に示すように、箱棒5側の第1ファスナーエレメント3の噛合頭部10が蝶棒6に形成した挿入部20に挿入されるとともに、噛合頭部10に連接する脚部11が載置部21に載置され、噛合頭部10が主体部15との間に形成された収容部22内で揺動することなく収容され、噛合状態は安定した状態で強固に保持される。
箱棒5と蝶棒6とに設けられる補強部9は、図1に示すように、蝶棒6、箱棒5の上側を斜面形状に形成する。これによって、特に蝶棒6側では、蝶棒6の主体部15が、その補強部9側が内側に窪む形状となっている。このため、蝶棒9および補強部9を射出成型したときに、蝶棒6と補強部9との接合面積が小さく、強度が弱くなるので、蝶棒6の窪みより上側の部分まで斜面状に補強部9が形成されているので、十分な接合強度を得ることができる。
図11に示す変形例は、線条ファスナーエレメント3の脚部11を載置する載置部21の変形例を示すもので、載置部21の上面は挿入部20側から外側へ向けてやや傾斜した形態に形成したものである。図12に示す変形例は、載置部21の表面を線条ファスナーエレメント3の脚部11の外面と一致する形状に形成したものである。また図13に示す変形例は、載置部21が挿入部20とファスナーテープ2との間に形成したものである。さらに載置部21を挿入部20の両側に位置するように配設することも可能である。
図14に示す実施例は、逆開き具の箱棒と蝶棒に適用したものであり、箱棒5を備えたファスナーストリンガー1には箱体を備える代わりに、逆開きスライダー7´を挿通し、箱棒5の長さはやや長めに形成して先端にスライダー7´のフランジ30に係止できる側方へ突出するストッパー31を設け、蝶棒6の長さも長目に形成して箱棒5に対応させ、蝶棒6の基台16の上面には前述の形態の挿入部20、載置部21、収容部22が具備されている。
この発明のスライドファスナー用開き具は、箱体、箱棒、蝶棒は樹脂製で、各種の衣服の開口部また鞄、袋物などの開口部に取り付けて使用する開き具付きスライドファスナーであり、特に前開きの衣服のジャンパー、オーバーコートなどの前立て部分に取り付けて使用するのに好適である。
開き具を備えたスライドファスナーの正面図である。 同上の開き具におけるファスナーチエンの開離始動時の一部切欠した正面図である。 同上の開き具の蝶棒の斜視図である。 同上の開き具の箱体、箱棒の斜視図である。 同上の開き具の蝶棒の正面図である。 同上の開き具の箱体、箱棒の正面図である。 同上の開き具の蝶棒の側面図である。 同上の開き具の箱体、箱棒の側面図である。 同上の開き具の要部の正面図である。 同上の開き具の図9におけるA−A断面図である。 開き具の蝶棒に形成した載置部の変形例を示す断面図である。 開き具の蝶棒に形成した載置部の他の変形例を示す断面図である。 開き具の蝶棒に形成した載置部のさらに他の変形例を示す断面図である。 逆開き部の一部を切欠した断面図である。 公知の開き具の正面図である。 他の公知の開き具の蝶棒である。
符号の説明
3 線条ファスナーエレメント
5 箱棒
6 蝶棒
10 頭部
11 脚部
15 主体部
16 基台
17 切欠部
20 挿入部
21 載置部
22 収容部
23 頂端
24 頂面(蝶棒)

Claims (5)

  1. 左右に樹脂製の線条ファスナーエレメント3を取り付けたスライドファスナーの開き具において、開き具は一方の線条ファスナーエレメント3の下端に蝶棒6を配し、左右の線条ファスナーエレメント3の噛合時に、蝶棒6の上側に他方の線条ファスナーエレメント3内に挿入可能な挿入部20を突設し、挿入部20の基部に線条ファスナーエレメント3の脚部載置用の載置部21を連設してなることを特徴とするスライドファスナー用開き具。
  2. 挿入部20と載置部21は、蝶棒6の主体部15から側方へ突出する基台16の上面に配設し、主体部15から上方へ突出する突出部19を設け、突出部19と載置部21との間に線条ファスナーエレメント3の頭部10を収容可能な収容部22を設けてなる請求項1記載のスライドファスナー用開き具。
  3. 挿入部20と載置部21は、蝶棒6の主体部15に切欠部17を備え、主体部15から箱棒5との対向面へ突出する方形体状の基台16の上面に配設し、箱棒5に、前記切欠部17に嵌入可能な係止部25を形成してなる請求項1記載のスライドファスナー用開き具。
  4. 載置部21の幅方向の肉厚が、載置部21の上面から基台16に向かうにしたがって漸次厚くなるように形成してなる請求項1記載のスライドファスナー用開き具。
  5. 載置部21は挿入部20よりも蝶棒6の前面側に位置し、線条ファスナーエレメント3における左右の脚部11の一方を載置してなる請求項1記載のスライドファスナー用開き具。
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