JP2006000277A - 内視鏡用処置システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 接続コードの取扱いを容易にして手技の容易化、短時間化を図ることができる内視鏡処置システムを提供すること。
【解決手段】 内視鏡処置システム1は、チャンネル5を有する内視鏡6と、高周波電流(所定のエネルギー)が供給されて処置を行う鉗子先端部(処置具先端部)7を有してチャンネル5に挿通される鉗子挿入部(処置具挿入部)8と、鉗子先端部7に高周波電力を供給する高周波電源(エネルギー源)と、他端16bが内視鏡側接点15として内視鏡6の内部に配されて、内視鏡側接点15からチャンネル5に挿入された鉗子挿入部8を通して高周波電力を鉗子先端部7に伝達する電力供給コード(エネルギー伝達手段)16とを備えている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、内視鏡用処置システムに関する。
内視鏡の挿通用のチャンネルを通して経内視鏡的に体腔内に挿入される高周波スネア等の内視鏡用処置具を用いた電気手術装置として、処置具先端部に高周波電源から高周波電流を供給して所定の処置を行うものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
なお、このような処置具は長いために取扱いが煩わしい。そこで、チャンネル内に自動的に挿脱可能な挿抜装置を備えるものが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2001−276089号公報 特開昭57−117823号公報
しかしながら、例えば、特許文献1に記載の従来の技術では、高周波電源から延びる接続コードと処置具とを接続して使用するので、処置を行う際、接続コードを床に配して処置具に接続する必要があり、手技に時間がかかるとともに接続コードが邪魔になっている。
本発明は上記事情に鑑みて成されたものであり、接続コードの取扱いを容易にして手技の容易化、短時間化を図ることができる内視鏡処置システムを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用する。
本発明に係る内視鏡処置システムは、チャンネルを有する内視鏡と、所定のエネルギーが供給されて処置を行う処置具先端部を有して前記チャンネルに挿通される処置具挿入部と、前記処置具先端部に前記エネルギーを供給するエネルギー源と、一端が前記エネルギー源に接続され、他端が内視鏡側接点として前記内視鏡の内部に配されて、前記内視鏡側接点から前記チャンネルに挿入された前記処置具挿入部を通して前記エネルギーを前記処置具先端部に伝達するエネルギー伝達手段とを備えていることを特徴とする。
この内視鏡処置システムは、エネルギー伝達手段が内視鏡内に配されているので、処置具挿入部をチャンネルに挿通することによって、内視鏡の内部で内視鏡側接点から処置具挿入部にエネルギーを伝達することができ、内視鏡側接点に術者が直接接触することを抑えることができる。
また、本発明の内視鏡処置システムは、前記内視鏡処置システムであって、前記内視鏡内で前記処置具挿入部を圧接する圧接面を有し、該圧接面を移動して前記処置具挿入部を前記チャンネル内で進退移動させる挿脱手段を備えていることを特徴とする。
この内視鏡処置システムは、圧接面を移動させることによって、術者が直接処置具挿入部に触ることなく、処置具挿入部をチャンネル内で進退移動させることができる。
また、本発明の内視鏡処置システムは、前記内視鏡処置システムであって、前記処置具挿入部が、電気的に絶縁された表面を有するシース部と、該シース部の基端から離間して配されて、少なくとも一部の表面が導電性を有する操作管部と、先端が前記処置具先端部に接続されて前記シース部に対して進退可能に配され、基端側が前記操作管部に接続された導電性の伝達部とを備えていることを特徴とする。
この内視鏡処置システムは、操作管部が導電性を有しているので、所定のエネルギーが電気エネルギーの場合、操作管部と内視鏡側接点とを接触させることによって、電気エネルギーをエネルギー伝達手段を介して処置具先端部に伝達することができる。
また、本発明の内視鏡処置システムは、前記内視鏡処置システムであって、前記内視鏡側接点が、前記チャンネル内に突出して配されて前記処置具挿入部の表面と摺接する接触部を備えていることを特徴とする。
この内視鏡処置システムは、接触部を処置具挿入部に摺接させることによって、内視鏡側接点と処置具挿入部とを電気的に接続することができ、所定のエネルギーを供給することができる。
また、本発明の内視鏡処置システムは、前記内視鏡処置システムであって、前記内視鏡側接点が、前記チャンネル内で前記処置具挿入部の表面に近接してこれを覆う近接部を備えていることを特徴とする。
この内視鏡処置システムは、内視鏡側接点と処置具挿入部とが接触していない状態でも、高周波電力等のように伝達可能なエネルギーの場合には、近接部から処置具挿入部に高周波電力を伝達することができる。
また、本発明の内視鏡処置システムは、前記内視鏡処置システムであって、前記内視鏡側接点が、前記圧接面に配されていることを特徴とする。
この内視鏡処置システムは、挿脱手段によって処置具挿入部を挿抜させている際にも内視鏡側接点と処置具挿入部とを接続した状態とすることができ、処置具先端部に所定のエネルギーを供給することができる。
また、本発明の内視鏡処置システムは、前記内視鏡処置システムであって、前記挿脱手段が、外表面の少なくとも一部が前記圧接面とされて回転駆動される一対のローラを備え、前記圧接面が、前記ローラの他の部分を構成する第1の材質及び前記操作管部を構成する第2の材質よりも柔らかい弾性材質とされていることを特徴とする。
この内視鏡処置システムは、圧接面で処置具挿入部を圧接する際、圧接面を弾性変形させた状態で処置具挿入部と接触して把持することができ、処置具挿入部をチャンネル内で進退操作する際にローラから逸脱してしまうのを抑え、処置具挿入部に確実にエネルギーを伝達させることができる。
また、本発明の内視鏡処置システムは、前記内視鏡処置システムであって、前記ローラが、前記圧接面から前記ローラの中心部に向かって漸次硬い材質で構成されていることを特徴とする。
この内視鏡処置システムは、ローラの硬さが圧接面側から漸次変化しているので、圧接面を弾性変形させて処置具挿入部を把持した際、そのまわりの部分で処置具挿入部の逸脱を抑えて、圧接面での接続をより強固にすることができる。
また、本発明の内視鏡処置システムは、前記内視鏡処置システムであって、前記内視鏡側接点近傍に、前記チャンネル内に付着した液体を除去する除去手段が配されていることを特徴とする。
この内視鏡処置システムは、除去手段によって内視鏡側接点近傍のチャンネルに付着した液体を除去でき、液体が内視鏡側接点と処置具挿入部との間に入り込むことによるエネルギー損失を抑えて、エネルギーの伝達効率を高めることができる。
また、本発明の内視鏡処置システムは、前記内視鏡処置システムであって、前記除去手段が、前記内視鏡に接続された吸引源と、一端が開口端とされて前記内視鏡側接点近傍に配され、他端が前記吸引源に接続された吸引管路とを備えていることを特徴とする。
この内視鏡処置システムは、吸引源を駆動することによって、吸引管路を介して液体を吸引して除去することができる。
また、本発明の内視鏡処置システムは、前記内視鏡処置システムであって、前記除去手段が、前記内視鏡側接点近傍に配されたヒータを備えていることを特徴とする。
この内視鏡処置システムは、ヒータによって内視鏡側接点の近傍を加熱して液体を蒸発させることによって、液体を除去することができる。
また、本発明の内視鏡処置システムは、前記内視鏡処置システムであって、前記内視鏡が、鉗子口に配された外筒部を備え、前記挿脱手段が、前記外筒部の内部で前記外筒部に対して軸方向に進退可能に配され、前記処置具挿入部の表面に、前記内視鏡側接点と接触可能な処置具側接点が配されていることを特徴とする。
この内視鏡処置システムは、挿脱手段を内視鏡の手元側に配することができ、内視鏡のチャンネルに挿入した処置具挿入部を手元側の操作でチャンネル内を進退させることができる。
また、本発明の内視鏡処置システムは、前記内視鏡処置システムであって、前記挿脱手段と一体とされて前記処置具挿入部を軸回りに回転可能な回転操作部を備えていることを特徴とする。
この内視鏡処置システムは、内視鏡のチャンネルに挿入された処置具挿入部を手元側の操作によって回転操作及び進退操作させることができる。
また、本発明の内視鏡処置システムは、前記内視鏡処置システムであって、前記外筒部が、前記鉗子口と着脱可能とされていることを特徴とする。
この内視鏡処置システムは、処置を行うときのみ外筒部を鉗子口に装着することができ、内視鏡の取扱い時の煩わしさを低減させることができる。
本発明によれば、処置を行う際に、エネルギー伝達手段が手技の邪魔になることが抑えられ、内視鏡の操作性を高めることができる。また、エネルギー伝達手段を処置具挿入部に接続する手間を省くことができ手技を容易に行うことができる。
本発明に係る第1の実施形態について、図1から図5を参照して説明する。
本実施形態に係る内視鏡処置システム1は、図1及び図2に示すように、挿入部2及び操作部3を貫通して設けられたチャンネル5を有する内視鏡6と、高周波電流(所定のエネルギー)が供給されて処置を行う鉗子先端部(処置具先端部)7を有してチャンネル5に挿通される鉗子挿入部(処置具挿入部)8と、鉗子先端部7に高周波電力を供給する高周波電源(エネルギー源)10と、一端16aがユニバーサルコード11及びシステム本体12を介して高周波電源10に接続され、他端16bが内視鏡側接点15として内視鏡6の内部に配されて、内視鏡側接点15からチャンネル5に挿入された鉗子挿入部8を通して高周波電力を鉗子先端部7に伝達する電力供給コード(エネルギー伝達手段)16と、内視鏡6の操作部3の基端に着脱自在に接続され、収納ケース17の内部に配されたリール18に鉗子挿入部8を巻取って収納する収納部20とを備えている。
鉗子挿入部8は、表面が電気的に絶縁被覆された管状のシース部21と、シース部21の基端から離間して配され、導電性の外表面を有する操作管部22と、シース部21に対して進退可能に配され、基端側が操作管部22に接続された導電性の操作ワイヤ(伝達部)23と、シース部21と操作管部22との間隔を保持するバネ部材24とを備えている。
鉗子先端部7は、図3に示すように、一対の鉗子片25、26と、操作ワイヤ23の先端に接続され、操作ワイヤ23から伝達される進退方向の力を鉗子片25、26の開閉力に変換するリンク機構27と、一対の鉗子片25、26を支持するとともに、リンク機構27を収納してシース部21の先端に接続された先端カバー28とを備えている。
内視鏡6は、操作部3内で鉗子挿入部8を挟んで対向して配され、外周面が鉗子挿入部8を圧接する圧接面31とされて回転駆動される一対のローラ32、33を有して、一対のローラ32、33の回転による圧接面31の移動によって鉗子挿入部8をチャンネル5内で進退移動させる挿脱手段35を備えている。
挿脱手段35は、内視鏡6の操作部3の先端側に配された第1の進退機構36と第1の進退機構36から所定の長さで基端側に離間して配された第2の進退機構37と、一対のローラ32、33のうち、ローラ32を回転駆動させる図示しないギア付きモータを有する駆動部38と、第1の進退機構36と第2の進退機構37とを同時に駆動指示する挿抜スイッチ40と、第2の進退機構37のみを駆動して一対の鉗子片25、26を開閉指示する開閉スイッチ41と、回転駆動を制御する図示しない制御部とを備えている。一対のローラ32、33は、第1の進退機構36及び第2の進退機構37それぞれに配されている。
一対のローラ32、33の各圧接面31は、図4に示すように、ローラ32、33の他の部分を構成するABS等からなる第1の材質42及び操作管部22を構成するステンレス(第2の材質)よりも柔らかい、例えば、シリコン等の絶縁性を有する弾性材質43とを備えている。
電力供給コード16の内視鏡側接点15は、ユニバーサルコード11内から第2の進退機構37の近傍のチャンネル5内に突出して配されており、操作管部22の表面と摺接可能な接触部45を備えている。接触部45は導電性を有してブラシ状に形成されており、操作管部22の外表面と接触可能の長さで形成されている。
高周波電源10には、内視鏡側接点15と対とされる電極板46が接続されている。なお、チャンネル5の壁面は電気的に絶縁されている。
次に、本実施形態に係る内視鏡処置システム1の操作方法、及び、作用・効果について説明する。
まず、内視鏡6のユニバーサルコード11を高周波電源10と接続されたシステム本体12の所定の位置に接続する。そして、高周波電源10と接続された電極板46を患者に装着する。
続いて、収納部20を内視鏡6に装着し、鉗子挿入部8を第2の進退機構37の一対のローラ32、33に圧接させた状態で内視鏡6の挿入部2を体腔内に挿入し、先端を患部まで接近させる。
処置を行う際には、挿抜スイッチ40を操作して制御部からの指示によって第1の進退機構36と第2の進退機構37とに係るモータを同時に駆動してそれぞれのローラ32を同一の方向に同一の速度で回転駆動させる。
このとき、ローラ32、33のそれぞれの圧接面31が鉗子挿入部8を挟んでいるので、他方のローラ33がローラ32の回転に伴う鉗子挿入部8の移動によって、ローラ32と逆方向に回転する。そして、回転する一対のローラ32、33間に圧接された鉗子挿入部8が収納部20から送り出され、チャンネル5内を内視鏡6の先端側に移動して第1の進退機構36に至る。そして、第1の進退機構36に係る一対のローラ32、33によって圧接され、第2の進退機構37と同様の作用によって鉗子挿入部8がさらにチャンネル5の先端方向に移動する。
こうして鉗子先端部7を内視鏡6の先端から所定の長さで突出させた状態で挿抜スイッチ40を操作して、第1の進退機構36及び第2の進退機構37を停止する。
この際、操作管部22の外表面と内視鏡側接点15の接触部45とが互いに接触した状態とされている。
一対の鉗子片25、26を開閉させる場合には、開閉スイッチ41を操作して第2の進退機構37のみを駆動してローラ32を上記と同一の方向に回転駆動させる。
このとき、操作管部22及び操作ワイヤ23が共にシース部21に対してチャンネル5の先端側に前進移動するのに伴い、図示しないリンク機構27を介して一対の鉗子片25、26が開く。
患部を把持する際には、開閉スイッチ41を操作して第2の進退機構37に係るローラ32を上記とは逆方向に回転駆動させる。このとき、一対のローラ32、33の回転によって、操作管部22及び操作ワイヤ23が共にシース部21に対してチャンネル5の基端側に後退移動するのに伴い、リンク機構27を介して一対の鉗子片25、26が閉じ、患部を把持する。
一方、把持の際に、高周波電源10から高周波電力を供給する。
このとき、シース部21の外表面及びチャンネル5壁面は電気的に絶縁されているので、内視鏡側接点15と操作管部22とのみが通電され、一対の鉗子片25、26と電極板46との間に患部を介して高周波電流が流れる。そして、一対の鉗子片25、26近傍の高い電流密度により発生する熱によって患部が焼灼される。こうして、所定の処置を終了する。
この内視鏡処置システム1によれば、電力供給コード16とともに内視鏡側接点15が内視鏡6内に配されているので、鉗子挿入部8をチャンネル5に挿通することによって、接触部45を操作管部22に摺接させて操作管部22と内視鏡側接点15とを電気的に接触させることができる。したがって、内視鏡側接点15に術者が直接接触することを抑え、内視鏡6の内部で内視鏡側接点15から鉗子挿入部8に高周波電流を通電することができる。
また、一対のローラ32、33を回転駆動して圧接面31を移動させることによって、術者が直接鉗子挿入部8に触ることなく、鉗子挿入部8をチャンネル5内で進退移動させることができる。
さらに、圧接面31で鉗子挿入部8を圧接する際、図5に示すように、弾性材質43がバネ要素となって弾性変形することによって、鉗子挿入部8と接触して把持することができる。したがって、一対のローラ32、33が鉗子挿入部8をしっかり保持するため、ローラ32、33の回転を鉗子挿入部8に確実に伝達させることができる。
そして、鉗子挿入部8をチャンネル5内で進退操作する際に、ローラ32、33から逸脱してしまうのを抑え、鉗子挿入部8に確実に高周波電力を伝達させることができる。
なお、図6に示すように、圧接面47の中央部分から周端部に向かって弾性材質43から第1の材質42まで漸次硬い材質43a、43b、43cで構成された一対のローラ48、50としても構わない。このローラ48、50によれば、ローラ48、50の硬さが圧接面47側から漸次変化しているので、圧接面47を弾性変形させて鉗子挿入部8を把持した際、その周囲のより硬い第1の材質42の部分で鉗子挿入部8の逸脱を抑えて、圧接面47の保持をより強固にすることができる。
また、鉗子挿入部8の把持をより確実に行うため、第2の進退機構37を構成する上記一対のローラ32、33の代わりに、図7に示すように、チャンネル5に沿って配されたローラ51、52の外周面に無端ベルト53が巻回された一対のローラ組55、56を配しても構わない。この場合、ローラ51が回転駆動するものとされ、無端ベルト53の外表面は凹凸状に形成されている。
この場合、一対のローラ組55、56を駆動した際、無端ベルト53の外表面とコイル状に形成された操作管部22の外表面とが係合されるので、両者の接触面積をより向上させることができる。
また、図8に示すように、上記ローラ51、52間にさらにローラ57を配し、これらをタイミングベルト58で連結させた一対のローラ組60、61としても構わない。
さらに、鉗子挿入部8を挟んで一対のローラ組60、61を対向して配するのではなく、図9に示すように、位相をずらして配しても構わない。
これらの場合、回転伝達力をより大きくすることができ、チャンネル5内での鉗子挿入部8の進退をより確実に行うことができる。
次に、第2の実施形態について図10から図13を参照しながら説明する。
なお、上述した第1の実施形態と同様の構成要素には同一符号を付すとともに説明を省略する。
第2の実施形態と第1の実施形態との異なる点は、本実施形態に係る内視鏡処置システム65の内視鏡側接点66が、図10及び図11に示すように、ローラ67が接続された第1の回動軸68を介して圧接面69に配されているとした点である。
第2の進退機構70が備えるローラ67及び第1の回動軸68はともに導電性を有しており、第1の回動軸68には、第1の回動軸68が回動しても電力供給コード16との電気的な接触を維持可能なスリップリング部71が配されている。
ローラ72は絶縁性を有しており、ローラ67が接続された第2の回動軸73にはモータ75及びギアボックス76が接続され、さらに、制御部77と、モータ75を駆動するための電源部78とが配されている。
なお、第1の進退機構79は、ともに絶縁性を有する一対のローラ72、80を備えており、ローラ72が回転駆動するものとされている。
ローラ67、72、80は、図12に示すように、外周面の中央部分に鉗子挿入部8の外径と略同一の幅を有する凹部81が設けられ、凹部81の内側面が圧接面82とされている。
一対のローラ67、72を挟んだ先端側及び基端側には、図13に示すように、鉗子挿入部8の移動方向を規制するための先端側ガイド部材83及び基端側ガイド部材84がそれぞれ配されている。
一対のローラ67、72と対向する先端側ガイド部材83の基端側は、ローラ67、72が並ぶ方向の幅が、ローラ67、72の方向に向かって漸次狭められた形状とされる一方、ローラ67、72それぞれの幅方向の幅が、ローラ67、72の方向に向かって漸次広げられた形状とされており、鉗子先端部7を挿入しやすい形状とされている。
この内視鏡処置システム65も、上記第1の実施形態に係る内視鏡処置システム1と同様の操作方法によって、同様の作用・効果を得ることができる。
この場合、内視鏡側接点66が鉗子挿入部8に直接接続されていないので、上記第1の実施形態の場合よりも鉗子挿入部8との接触抵抗を減らすことができ、軽い力で鉗子挿入部8を進退移動させることができる。
なお、図14に示すように、円板状の第1のローラ85Aと第2のローラ85Bとの側面を互いに接続して一体としたローラ85としても構わない。この場合、第1のローラ85Aと第2のローラ85Bとの境界部分が凹状となって圧接面86とされている。
次に、第3の実施形態について図15を参照しながら説明する。
なお、上述した他の実施形態と同様の構成要素には同一符号を付すとともに説明を省略する。
第3の実施形態と第1の実施形態との異なる点は、本実施形態に係る内視鏡処置システム90の内視鏡側接点91が、チャンネル5内で鉗子挿入部8の表面に近接してこれを覆う近接部92を備えているとした点である。
高周波電力の場合、内視鏡側接点91と鉗子挿入部8とを所定の距離以内に接近させることによって、両者を直接接続させなくても通電させることができる。そのため、近接部92は、鉗子挿入部8が所定の距離だけ離間した状態で中央を貫通させるために円環状に形成されている。
この内視鏡処置システム90も、上記第1の実施形態と同様の操作によって、同様の作用・効果を得ることができる。その際、第1の実施形態の場合と異なり内視鏡側接点91と鉗子挿入部8との接触部分がないので、より軽い力で鉗子挿入部8を挿抜させることができる。
次に、第4の実施形態について図16及び図17を参照しながら説明する。
なお、上述した他の実施形態と同様の構成要素には同一符号を付すとともに説明を省略する。
第4の実施形態と第3の実施形態との異なる点は、本実施形態に係る内視鏡処置システム95は、内視鏡側接点91の近傍に、チャンネル5内に付着した液体を除去する除去手段97が配されているとした点である。
除去手段97は、内視鏡98が備える吸引ポンプ(吸引源)100と、一端101aが開口端とされて内視鏡側接点91近傍に配され、他端101bが吸引ポンプ100に接続された吸引管路101とを備えている。
次に、本実施形態に係る内視鏡処置システム95の操作方法、及び作用・効果について説明する。
本実施形態に係る内視鏡処置システム95においても、第1の実施形態と同様に、内視鏡98のユニバーサルコード11をシステム本体12を介して高周波電源10に接続する。
その際、吸引管路101を吸引ポンプ100に接続する。そして、内視鏡98の挿入部2を体腔内に挿入し、先端を患部まで接近させる。
鉗子挿入部8のチャンネル5内での進退移動、一対の鉗子片25、26の開閉操作、及び、高周波電流の通電操作は、上記第1の実施形態と同様に行う。その間、吸引ポンプ100を駆動して吸引管路101内を負圧にする。したがって、吸引管路101の一端101aから近接部92近傍のチャンネル5壁面及び操作管部22の外周面に付着した体液や生理食塩水等の液体が吸引される。
この内視鏡処置システム95によれば、吸引ポンプ100を駆動することによって、内視鏡側接点91の近傍のチャンネル5及び操作管部22に付着した液体を除去でき、これら液体が内視鏡側接点91と操作管部22との間に入り込むことによる電気的なエネルギー損失を抑えて、高周波電力の伝達効率を高めることができる。
次に、第5の実施形態について図18を参照しながら説明する。
なお、上述した他の実施形態と同様の構成要素には同一符号を付すとともに説明を省略する。
第5の実施形態と第4の実施形態との異なる点は、本実施形態に係る内視鏡処置システム105の除去手段106を、近接部92に接続されたヒータ107とした点である。
ヒータ107は、ヒータ電源108と接続されており、ヒータ電源108からの通電によって加熱される。
この内視鏡処置システム105によれば、ヒータ電源108からの通電によってヒータ107を加熱させることによって、近接部92近傍に付着した液体を蒸発させて除去することができ、上記第4の実施形態と同様の作用・効果を得ることができる。
次に、第6の実施形態について図19から図23を参照しながら説明する。
なお、上述した他の実施形態と同様の構成要素には同一符号を付すとともに説明を省略する。
第6の実施形態と上記他の実施形態との異なる点は、本実施形態に係る内視鏡処置システム110が、図19に示すように、内視鏡111に高周波鉗子113を手動で挿抜させて処置を行うとした点である。
高周波鉗子113は、図20及び図21に示すように、鉗子先端部7が接続された鉗子挿入部115と、鉗子挿入部115の表面に配されて後述する係止部132、133と接触可能な一組の接続板(処置具側接点)116、117と、鉗子挿入部115の基端に接続されて鉗子先端部7を操作する鉗子操作部118とを備えている。
鉗子挿入部115は、絶縁チューブ120に覆われるとともにコイル状に形成されて可撓性を有するシース部121と、シース部121内に進退自在に配された操作ワイヤ122とを備えている。
一組の接続板116、117は、導電性を有し、操作ワイヤ122の途中にあって、操作ワイヤ122の中心から互いに反対方向に径方向外方に突出してシース部121及び絶縁チューブ120を貫通して配されている。各接続板116、117は、接続板116、117による絶縁チューブ120の切断部分を覆う保護管123と、シース部121の切断部分を接続させる補強管124とによって位置決めされている。
内視鏡111は、図22に示すように、鉗子口125に一端126aが接続された外筒部126と、外筒部126の他端126b側から内部に挿入されて外筒部126に対して軸方向に進退可能に配された内筒部(挿脱手段)127とを備えている。
内筒部127の中心軸近傍は、鉗子挿入部115が挿通可能な通路128とされている。この通路128の基端側は先端側よりも内径が大きくされており、接続板116、117を把持した状態でこれと電気的に接続される係止部(内視鏡側接点)130、131が配されている。
この内筒部127は、係止部130、131にてそれぞれ接続板116、117を介して鉗子挿入部115を把持した状態で、外筒部126に対して軸回りに回転可能とされた回転操作部132ともされている。
係止部130、131は、図23に示すように、接続板116、117をそれぞれ挟んで互いに対向して配されるとともに、互いの間隔が内筒部127の基端側に向かって拡開されながら軸方向に延びる一対の金属板133、135を備えており、金属板133に電力供給コード16が接続されている。
内筒部127の先端側外表面には、外筒部126との間で摺動可能とされ、かつ、気密状態を維持するためのOリング136が配されている。
次に、本実施形態に係る内視鏡処置システム110の操作方法、及び、作用・効果について説明する。
まず、内筒部127内に鉗子先端部7側から鉗子挿入部115を挿入し、鉗子挿入部115の向きを、接続板116、117がそれそれ一対の金属板133、135の間に挿入されるように調整しながら押し込む。このとき、一対の金属板133、135の基端側が拡開されているので、接続板116、117がスムーズに挿入される。
そして、接続板116、117が一対の金属板133、135内で係止されるまで挿入した後、内視鏡111を体腔内に挿入する。
内筒部127を外筒部126に対して軸方向に進退させ、又は、内筒部127を外筒部126に対して回転させて鉗子先端部7の位置と方向を所望の状態に調整する。
そして、鉗子操作部118を操作して一対の鉗子片25、26にて患部を把持するとともに、高周波電源10から高周波電力を供給する。
こうして、高周波電流が電力供給コード16を介して一対の金属板133、135から接続板116、117に通電され、操作ワイヤ122を通して鉗子先端部7に至り、所定の処置を行う。
この内視鏡処置システム110によれば、挿脱手段を内視鏡111の手元側に配することができ、内視鏡111のチャンネル5に挿入した鉗子挿入部115を手元側の手動操作によってチャンネル5内を進退させることができる。
また、内視鏡111のチャンネル5に挿入された鉗子挿入部115を手元側の操作によって回転操作及び進退操作させることができ、鉗子先端部7を所望の位置及び方向に調整することができる。
次に、第7の実施形態について図24を参照しながら説明する。
なお、上述した他の実施形態と同様の構成要素には同一符号を付すとともに説明を省略する。
第7の実施形態と第6の実施形態との異なる点は、本実施形態に係る外筒部140が内視鏡141と着脱可能とされているとした点である。
外筒部140の一端140aには、鉗子口125と係合可能とされるとともに外筒部140に対してスライド自在に配された着脱機構142が配されている。
この内視鏡処置システム143によれば、処置を行うときのみ外筒部140を着脱機構142を介して鉗子口125に装着することができ、内視鏡141の取扱い時の煩わしさを低減することができる。また、鉗子先端部を内視鏡141先端から突出させる長さが異なる処置を行う場合に、内視鏡141全体でなく外筒部140と内筒部127とを処置に応じて交換することにより対応することができる。
次に、第8の実施形態について図25を参照しながら説明する。
なお、上述した他の実施形態と同様の構成要素には同一符号を付すとともに説明を省略する。
第8の実施形態と第6の実施形態との異なる点は、本実施形態に係る内視鏡処置システム145において、高周波鉗子146の鉗子操作部147が内視鏡148の操作部150に一体に配されているとした点である。
鉗子操作部147は、シース部121の基端に配されて内視鏡148の操作部150に一体に配された第1の操作部151と、シース部121の基端からさらに突出した長さを有する操作ワイヤ122の基端に配されて、第1の操作部151に対して進退自在とされた第2の操作部152とを備えている。
シース部121から突出した操作ワイヤ122は、一端が第1の操作部151に接続されるとともに、他端が第2の操作部152に接続されて伸縮自在とされた保護カバー153に覆われている。
第2の操作部152には、内視鏡側接点155が接続されている。
第1の操作部151及び第2の操作部152とも鉗子口125よりも先端側に配されているが、第1の操作部151のほうが第2の操作部152よりも鉗子口125側に配されている。
そのため、鉗子挿入部115は、鉗子口125の上方で折返された状態とされて鉗子口125からチャンネル内に挿入されている。
なお、電力供給コード16は、第2の操作部152の移動を可能とするために内視鏡側接点155近傍では渦巻き状に形成されている。また、鉗子挿入部115は、接続板116、117がない状態とされたシース部121と操作ワイヤ122とを備えている。
次に、本実施形態に係る内視鏡処置システム145の操作方法、及び、作用・効果について説明する。
本実施形態に係る内視鏡処置システム145を操作する場合、鉗子挿入部115をチャンネル内で進退操作させる際には、鉗子口125から突出した鉗子挿入部115を把持して進退操作する。
一対の鉗子片を開く場合には、第1の操作部151に向かって第2の操作部152を移動させることによって、保護カバー153が縮みながら操作ワイヤ122がシース部121に対して前進移動して一対の鉗子片を開く。
一対の鉗子片を閉じる場合には、逆に第1の操作部151から離間する方向に第2の操作部152を移動させることによって、保護カバー153が伸びながら操作ワイヤ122がシース部121に対して後退移動して一対の鉗子片を閉じる。
処置を行う際には、上記他の実施形態と同様にして高周波電源10から高周波電力を供給する。この際、第2の操作部152と操作ワイヤ122とが通電されるので、処置行うことができる。
この内視鏡処置システム145によれば、上記他の実施形態のように術者一人で高周波処置を行うことができ、手技の容易化を図ることができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記第1の実施形態等では、収納部20から鉗子挿入部8を挿抜する際に挿脱手段35を使用するものとしているが、図26に示すように、収納ケース160の外側からリール18を回転可能とさせる回転ハンドル161を有する収納部162を備える内視鏡処置システム163としても構わない。
この場合、挿脱手段35による挿脱操作以外のときにも、回転ハンドル161の手動操作によって、鉗子挿入部8の巻取りを行うことができる。
また、第1の実施形態等において、図27に示すように、内視鏡165の操作ハンドル166、167の配設位置よりも基端側の操作部168に、閉じた際に収納部170を係止可能に開閉自在な蓋部171が配されているものとしても構わない。この蓋部171は、蝶番172によって操作部168に接続されている。
蓋部171を閉じた際に蓋部171と操作部168とが対向する面の端部には、蓋部171を閉じた際に一体に連通されて、収納部170の後述する開口部180を係合可能とされる第1の凹部173及び第2の凹部175がそれぞれ形成されている。また、蓋部171及び操作部168には、蓋部171を閉じた際に嵌合して操作部168に固定するロック部176、177が配されている。
一方、収納部170の収納ケース178には、図28に示すように、鉗子挿入部8を挿脱するための開口端がフランジ状に形成された開口部180が配されている。
この収納部170を内視鏡165の操作部168に装着する際には、蓋部171を開け、収納部170の開口部180を第1の凹部173に係合させた状態で蓋部171を閉めて、ロック部176、177にて固定する。このとき、開口部180が第1の凹部173と第2の凹部175と係合されて操作部168に固定される。
この内視鏡処置システム181によれば、第2の進退機構37における一対のローラ32、33間に鉗子先端部7及び鉗子挿入部8を容易に位置決めすることができる。
さらに、このときの収納部182として、上述のように収納ケース178内に鉗子挿入部8をリール18に巻き取って収納するものではなく、図29に示すように、鉗子挿入部8を外挿するチューブケース183が予め巻回されて備えられているものとしても構わない。
この場合、チューブケース183の端部に、上記第1の凹部173及び第2の凹部175に係合可能なフランジ状の係合部185が配されている。
また、第1の実施形態等における、挿脱手段35の一対のローラ32、33及び駆動部38の代わりに、図30に示すように、ローラ186、187のそれぞれの内部に駆動部として図示しないモータとギアとを内蔵したモータローラ188、190としても構わない。
この場合、ローラ186、187間に鉗子挿入部8を圧接することによって、中心軸191回りにローラ186、187をそれぞれ回転駆動させる際に鉗子挿入部8を進退移動させることができ、挿抜手段の構成を簡略化することができる。
また、ローラの圧接面で鉗子挿入部を圧接する際に、第1の実施形態ではローラ32、33に配された弾性材質43を弾性変形させているが、図31に示すように、コイル部192を有し、一端196aが、図示しないモータに接続されたローラ193の回動軸195に回動可能に接続され、他端196bがチャンネル5の壁面に接続されたねじりコイルばね196を配して弾性力を持たせるものとしても構わない。この際、ローラ193とローラ197とで鉗子挿入部8を圧接する。
この場合、コイル部192の巻数及びコイル部192の径を調整することによって鉗子挿入部8を好適に圧接することができ、ローラ周りをコンパクトな構成として第1の実施形態と同様の作用・効果を得ることができる。
本発明の第1の実施形態に係る内視鏡処置システム全体を示す概要図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡処置システムの要部を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡処置システムの鉗子先端部を示す拡大断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡処置システムのローラを示す(a)平面図(b)側面の断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡処置システムの挿脱手段におけるローラの圧接状態を説明する図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡処置システムにおけるローラの他の例を示す(a)平面図(b)側面の断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡処置システムにおける(a)挿脱手段の他の例を示す概要図(b)(a)の挿脱手段が配された状態を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡処置システムにおける挿脱手段の構成の他の例を示す概要図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡処置システムにおける挿脱手段の構成の他の例を示す概要図である。 本発明の第2の実施形態に係る内視鏡処置システムの要部を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡処置システムにおける挿脱手段の構成を示す概要図である。 本発明の第2の実施形態に係る内視鏡処置システムのローラを示す(a)平面図(b)側面図である。 本発明の第2の実施形態に係る内視鏡処置システムのローラと鉗子挿入部との圧接状態を(a)圧接面方向から示す説明図(b)ローラの回動軸方向から示す説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る内視鏡処置システムのローラの他の例を示す(a)平面図(b)側面図である。 本発明の第3の実施形態に係る内視鏡処置システムの要部を示す断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る内視鏡処置システムの要部を示す断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る内視鏡処置システムの概要を示す説明図である。 本発明の第5の実施形態に係る内視鏡処置システムの概要を示す説明図である。 本発明の第6の実施形態に係る内視鏡処置システム全体を示す概要図である。 本発明の第6の実施形態に係る内視鏡処置システムの高周波鉗子を示す側面図である。 本発明の第6の実施形態に係る内視鏡処置システムの高周波鉗子における要部を示す(a)軸方向に沿って切断した断面図(b)A−A断面図である。 本発明の第6の実施形態に係る内視鏡処置システムの内視鏡における外筒部及び内筒部を示す断面図である。 図22の(a)B−B断面図(b)C方向の矢視図である。 本発明の第7の実施形態に係る内視鏡処置システムの内視鏡における外筒部及び内筒部を示す断面図である。 本発明の第8の実施形態に係る内視鏡処置システム全体を示す概要図である。 本発明のその他の実施形態に係る内視鏡処置システム全体を示す概要図である。 本発明のその他の実施形態に係る内視鏡処置システムの内視鏡の概要を示す(a)平面図(b)側面図である。 本発明のその他の実施形態に係る内視鏡処置システムの収納部を示す平面図である。 本発明のその他の実施形態に係る内視鏡処置システムの収納部を示す平面図である。 本発明のその他の実施形態に係る内視鏡処置システムの挿脱手段を示す斜視図である。 本発明のその他の実施形態に係る内視鏡処置システムの挿脱手段を示す斜視図である。
符号の説明
1、65、90、95、105、110、143、145、163、181 内視鏡処置システム
5 チャンネル
6、98、111、141、148、165 内視鏡
7 鉗子先端部(処置具先端部)
8、115 鉗子挿入部(処置具挿入部)
10 高周波電源(エネルギー源)
15、66、91 内視鏡側接点
16 電力供給コード(エネルギー伝達手段)
21、121 シース部
22 操作管部
23、122 操作ワイヤ(伝達部)
31、47、69、86 圧接面
32、33、48、50、51、52、57、67、72、85、186、187、193、197 ローラ
35 挿脱手段
42 第1の材質
43 弾性材質
45 接触部
92 近接部
97、106 除去手段
100 吸引ポンプ(吸引源)
101 吸引管路
101a 一端(開口端)
107 ヒータ
116、117 接続板(処置具側接点)
125 鉗子口
126、140 外筒部
127 内筒部(挿脱手段)
130、131 係止部(内視鏡側接点)
132 回転操作部

Claims (14)

  1. チャンネルを有する内視鏡と、
    所定のエネルギーが供給されて処置を行う処置具先端部を有して前記チャンネルに挿通される処置具挿入部と、
    前記処置具先端部に前記エネルギーを供給するエネルギー源と、
    一端が前記エネルギー源に接続され、他端が内視鏡側接点として前記内視鏡の内部に配されて、前記内視鏡側接点から前記チャンネルに挿入された前記処置具挿入部を通して前記エネルギーを前記処置具先端部に伝達するエネルギー伝達手段とを備えていることを特徴とする内視鏡処置システム。
  2. 前記内視鏡内で前記処置具挿入部を圧接する圧接面を有し、該圧接面を移動して前記処置具挿入部を前記チャンネル内で進退移動させる挿脱手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡処置システム。
  3. 前記処置具挿入部が、電気的に絶縁された表面を有するシース部と、該シース部の基端から離間して配されて、少なくとも一部の表面が導電性を有する操作管部と、先端が前記処置具先端部に接続されて前記シース部に対して進退可能に配され、基端側が前記操作管部に接続された導電性の伝達部とを備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の内視鏡処置システム。
  4. 前記内視鏡側接点が、前記チャンネル内に突出して配されて前記処置具挿入部の表面と摺接する接触部を備えていることを特徴とする請求項1から3の何れか一つに記載の内視鏡処置システム。
  5. 前記内視鏡側接点が、前記チャンネル内で前記処置具挿入部の表面に近接してこれを覆う近接部を備えていることを特徴とする請求項1から3の何れか一つに記載の内視鏡処置システム。
  6. 前記内視鏡側接点が、前記圧接面に配されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の内視鏡処置システム。
  7. 前記挿脱手段が、外表面の少なくとも一部が前記圧接面とされて回転駆動される一対のローラを備え、
    前記圧接面が、前記ローラの他の部分を構成する第1の材質及び前記操作管部を構成する第2の材質よりも柔らかい弾性材質とされていることを特徴とする請求項3から6の何れか一つに記載の内視鏡処置システム。
  8. 前記ローラが、前記圧接面から前記ローラの中心部に向かって漸次硬い材質で構成されていることを特徴とする請求項7に記載の内視鏡処置システム。
  9. 前記内視鏡側接点近傍に、前記チャンネル内に付着した液体を除去する除去手段が配されていることを特徴とする請求項1から8の何れか一つに記載の内視鏡処置システム。
  10. 前記除去手段が、前記内視鏡に接続された吸引源と、
    一端が開口端とされて前記内視鏡側接点近傍に配され、他端が前記吸引源に接続された吸引管路とを備えていることを特徴とする請求項9に記載の内視鏡処置システム。
  11. 前記除去手段が、前記内視鏡側接点近傍に配されたヒータを備えていることを特徴とする請求項9に記載の内視鏡処置システム。
  12. 前記内視鏡が、鉗子口に配された外筒部を備え、前記挿脱手段が、前記外筒部の内部で前記外筒部に対して軸方向に進退可能に配され、
    前記処置具挿入部の表面に、前記内視鏡側接点と接触可能な処置具側接点が配されていることを特徴とする請求項6に記載の内視鏡処置システム。
  13. 前記挿脱手段と一体とされて前記処置具挿入部を軸回りに回転可能な回転操作部を備えていることを特徴とする請求項12に記載の内視鏡処置システム。
  14. 前記外筒部が、前記鉗子口と着脱可能とされていることを特徴とする請求項12又は13に記載の内視鏡処置システム。


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