JP2005539237A - Fmcwレーダーを用いて複数の対象の間隔および速度を測定する方法 - Google Patents

Fmcwレーダーを用いて複数の対象の間隔および速度を測定する方法 Download PDF

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Abstract

少なくとも2つの異なる周波数ランプによる測定が周期的に繰り返され,上記各測定において,送信された信号(fs)と受信された信号とが混合され,該混合された信号のスペクトルが記録され,マッチング部において,上記異なる周波数ランプについて記録されたスペクトル内の,同一の対象に属するピークが互いに対応づけられ,該ピークの周波数から対象の間隔と速度が計算され,追跡部において,異なる時点で測定された対象が,該対象の間隔および速度データの一貫性を用いて互いに同定される,FMCWレーダーを用いて複数の対象の間隔および速度を測定する方法において,各測定サイクルでは,異なる周波数ランプによる多くとも3つの測定を行いそのうち同一のサイクルで記憶された第1の測定と他の第2の測定の2つのピークからなる各々妥当な組合せ[i,j]を利用して,該ピークによって表される存在し得る対象の間隔と速度が計算され上記存在し得る対象の間隔と速度から,少なくとも1つの他の測定の予測される結果が計算され,上記少なくとも1つの予測される結果と実際に測定された結果とが一致しない場合,上記存在し得る対象が破棄されることを特徴とする,複数の対象の間隔および速度を測定する方法が提供される。

Description

本発明は,FMCWレーダーを用いて複数の対象の間隔および速度を測定する方法に関するものであって,同方法において,少なくとも2つの異なる周波数ランプによる測定が,周期的に繰り返され,各測定において,送信信号と受信信号とが混合され,混合された信号のスペクトルが記録され,マッチング部において,異なるランプについて記録されたスペクトル内の,同一の対象に属するピークが互いに対応づけられ,ピークの周波数から対象の間隔と速度が計算され,かつ,追跡部において,異なる時間に測定された対象が,その間隔および速度データの一貫性を用いて,互いに同定される。
特に,本発明は,自動車のための間隔警告装置または間隔制御装置において使用される,この種の方法に関する。
従来から自動車のための間隔制御システム,いわゆるACC(Adaptive Cruise Control)システムが知られており,同システムは,FMCW(Frequency Modulated
Continuous Wave)レーダーによって作動する。機能原理は,ロナルド K.ユルゲンによって出版されたオートモーティブエレクトロニクスハンドブックの第2版,第30.1章,ヴィナーの「アダプティブクルーズコントロール」(Winner:
"Adaptive Cruise Control", Automotive Electronics Handbook, von
Ronald K. Jurgen, McGraw-Hill Inc.(1999))に記載されている。
ここで,レーダー波は連続的に放出され,周波数は,異なる勾配を有する周期的な4つのランプからなるランプ関数によって変調される。上記ランプは,上昇するランプと下降するランプからなる2つのペアを形成する。勾配の絶対値は,各ペア内で同一であるが,ペアと他のペアとの間で異なっている。送信された信号と,複数の対象におけるレーダー波の反射によって生じる受信された信号とを混合することによってNF信号が形成される。その周波数は送信された信号の周波数と反射された信号の周波数との差に相当する。各個々の測定において,一定の勾配を有する周波数ランプが継続している間,NF信号のスペクトルが記録される。
かかるスペクトル内で各対象はピークによって表され,そのピークの周波数fは次の数式1に従って対象の間隔dと速度(相対速度)vから導かれる。
f=|(2×F/c×T)×d+(2×fs/c)×v| …(数式1)
上記の数式1において,
fは,NF信号内のピーク周波数,
Fは,周波数偏移(ランプの最後における周波数−ランプの最初における周波数),
cは,光速度,
Tは,(ランプの)変調期間,
fsは,送信された信号の周波数である。
数式1の第1の項は,信号到達時間,d/cおよびランプ勾配F/Tに比例する。第2の項は,反射された信号のドップラーシフトに相当する。
唯一の反射する対象しか存在しない場合,この対象の間隔dと相対速度vは,異なるランプ勾配による2つの測定で得ることのできる,ピーク周波数f1とf2から計算される。そのために,次の方程式システムが解かれる。
f1=α*d+β*v
f2=γ*d+β*v …(数式2)
このとき,第1のランプについて,
α=2*f/c*Tであり,
第2のランプについて,
β=2*fs/c
γ=2*F/c*Tである。
しかし,対象が複数である場合には,どのピークがどの対象に属するかが明確でなく,曖昧(多義的)になる。この曖昧さは,既知の方法において,他の2つの測定を他の(別の)ランプ勾配で実施することによって除去される。勿論,上記4つの測定が実施される時間範囲内で,対象の間隔と相対速度はわずかに変化するので,ピークと対象との間の対応づけを,最初の2つの測定に対して得た間隔および相対速度と同じ値を,最後の2つの測定に対して得られるように,行わなければならない。対象に対してピークを対応づけることは,「マッチング」と称される。
たとえばACCシステム内で実際に使用する場合,一般に,種々の対象の測定された間隔と相対速度が比較的長い期間にわたって追跡可能であることを要する。従って,「追跡(トラッキング)」と称される手段(プロシージャ)において,特定の測定サイクルで測定された対象は,先行するサイクルで測定された対象によって同定されなければならない。この追跡部(トラッキングプロシージャ)は,以下の判断基準に基づいている。即ち,各対象に対し異なった時間に測定された間隔と相対速度は,対象の妥当な,特に物理的に可能な動作をもたらさなければならないということである。
US5600561Aには,レーダーを用いて間隔のみを測定し,間隔の変化から対象速度を計算する方法が記載されている。その場合に,異なる対象について測定された間隔を個々の対象に対応づけるのは,新しく記録された対象データが,その前に計算された速度と一貫性があることによって行われる。
それに対してFMCWレーダーは,対象の相対速度を直接測定することができる,という利点を有している。勿論,異なる対象は,その間隔に関しても,その相対速度に関しても,制限された分解能でしか互いに区別することができない。
本発明の課題は,対象分解能の改善が可能なFMCWレーダーを用いて,間隔および速度を測定する方法を提供することである。
上記の課題は,本発明によれば,冒頭で挙げた種類の方法において,各測定サイクルでは,異なる周波数ランプによる多くとも3つの測定を行い,そのうち同一のサイクルで記憶された第1の測定と他の第2の測定の2つのピークからなる各々妥当な組合せを利用して,該ピークによって表される存在し得る対象の間隔と速度が計算され,上記存在し得る対象の間隔と速度から,少なくとも1つの他の測定の予測される結果が計算され,上記少なくとも1つの予測される結果と実際に測定された結果とが一致しない場合,上記存在し得る対象が破棄される,ことによって解決される。
FMCWレーダーの分解能が制限される理由は,個々のスペクトル内で発生するピークが,それぞれある程度の幅を有していることにある。この場合,ピークの幅と,スペクトルの記録に費やされる時間との間には「アンシャープな関係」が存在する。例えば,n個のサンプリング値を有するディスクリートなスペクトルを得るために,NF信号がサンプリングされる場合,各サンプリング値についてサンプリング時間T/nが提供される(T=変調期間)。この場合に,間隔に関する分解能は変調ストロークFに比例し,相対速度に関する分解能は変調期間Tに比例する。
本発明に基づく方法は,従来の方法と比較して,各測定サイクル内において4つではなく多くとも3つの測定しか実施されないので,同じサイクル期間の中において,より大きい変調期間を利用でき,従って相対速度に関するより高い分解能が得られる,という利点を有している。
対象が複数の場合の曖昧さの除去は,本発明に基づく方法において,マッチング部と追跡部を相互に組み合わせることによって可能となる。レーダーの位置測定領域内にm個の対象がある場合,第1の測定において周波数f(1,i)でピークが得られ(i=1…m),第2の測定においてピーク周波数f(2,j)が得られる(j=1,…,m)。このピークの各ペア(ij)は,1つの存在し得る対象として考察され,その対象に間隔di,jと相対速度vi,jが対応づけられる。
各存在し得る対象について,このようにして得られた間隔および相対速度データから,他の測定において,上記の対象のどの結果が予測されるかが計算される。上記他の測定は,それぞれ方法の実施変形例に応じて,他の測定サイクルにおける間隔および速度測定であるか,あるいは同一のサイクル内における最初の2つの測定と相違するランプ勾配による第3の測定である。予測される結果は,その後,他の測定において実際に得られた結果と比較され,この結果が一致しない場合に,該当する対象は捨て去られる。従って,現実の対象に相当する,ピークペアに対する間隔および速度データのみが残る。
本発明の他の形態は,従属請求項から明らかにされる。
実施する場合に,測定サイクルは,逆方向の,勾配が等しいランプ勾配による2つの測定のみを有する。その場合に与えられたサイクル期間において,変調期間は,4つの測定によって処理がなされる従来の方法の2倍の大きさになる。従って相対速度に関する分解能が,係数2の分だけ改善される。他の利点は,全測定を最大の周波数偏移で実施することができることにあって,その周波数の偏移において提供されるマイクロ波送信器の周波数領域を完全に利用することが可能となる。従って各測定においても,間隔に関する最大の分解能が得られる。従来の方法においては4つの測定のうち2つは,より小さいランプ勾配とそれに伴うより小さい周波数偏移で実施しなければならなかった。即ち全体として,比較的小さいサイクル期間において(対象サーチと対象追跡におけるそれに応じた高い時間的分解能においても),間隔測定に関しても,相対速度測定に関しても,高い分解能が得られる。
その結果が予測される結果と比較される,他の測定は,実際に実施する場合,前の,あるいは後の測定サイクルにおける間隔および相対速度測定にある。その場合,結果が一致することは,該当する存在し得る対象が現実の対象であることを意味するだけでなく,同時に,その対象が前または後の測定サイクルにおける対象と同定されたことになるので,追跡部が成功したことも意味する。
例えば,今回のサイクルにおいて測定された間隔と付属の相対速度から,同一の対象がすぐ前の測定サイクルにおいてどの間隔を有してなければならないか,が計算される。このとき,最も簡単なケースでは,測定サイクルから測定サイクルへの相対速度の変化は無視できるくらい小さいと仮定することができる。
しかし,選択的に,拡張された追跡部を使用することができ,そこではすぐ前の測定サイクルだけでなく,もっと大きい数の先行する測定サイクルが考慮される。個々の測定サイクルの範囲内で,外乱によって現実の対象からエコーが受信されないこともあり得る。この場合,複数の測定サイクルを考慮する拡張された追跡部は,その対象を現実の対象として認識して,「追跡」を成功させることができる,という利点を有している。
先行する測定サイクルによって,上記対象における予測される間隔と予測される相対速度を計算し,実際に測定された値と比較する代わりに,改善された本発明の実施においては,今回のサイクルにおいて測定されたデータから,他の(前または後の)サイクルにおいて,上記対象のピークが発見されるべき周波数を直接計算することも可能である。その場合,上記結果は,この箇所におけるピークを狙ってサーチすることにより,極めて容易に検証される。この変形例においても,複数の測定サイクルを考慮する,拡張された追跡が可能である。
1つの測定サイクル内において3つの測定による処理がなされる,本方法の実施において,好ましくは,第3の測定が最初の2つの測定よりも大きい変調期間を有している。このようにして,特に第3の測定における相対速度に関する特に高い分解能が得られる。第3の測定において,再度最大の周波数偏移によって処理することが可能なので,全測定において最大の間隔分解能が達成される。
上記の実施も,すぐ前の測定サイクルまたは複数の先行する測定サイクルを考慮する追跡と組み合わすことができる。例えば,現実の対象に対して,互いに連続する2つの測定内の3つのスペクトル全てにおいて,該当する周波数を測定することを要求することができる。また,選択的に,この方法を追跡と組み合わせ,状況に基づき,単純な追跡を用いて,第3の周波数ランプを用いて,あるいは両方を用いて,それが現実の対象であるかどうかの確認を行うこともできる。
その場合に第3のランプと追跡とは「論理和」によって結合することもできる。従って,それが前の測定サイクルについての結果であろうと,第3の周波数ランプを有する測定についての結果であろうと,予測される結果の1つだけを確認することによって,対象は現実の対象として認識される。この変形例における全ての組合せにおいても,2以上の測定サイクルを考慮する拡張された追跡が可能である。
以下,本発明の実施例を,図面を用いて詳細に説明する。
図1に示すように,FMCWレーダーにおいては,可変の周波数fsを有するレーダー波が連続的に放出される。太い線で記入された曲線10は,周波数fsの時間依存性を示している。この周波数は,上昇する第1のランプ12と下降する第2のランプ14とによるランプ関数に従って周期的に変化される。ランプ12,14は,周期的に繰り返される2つの測定M1とM2に属している。2つの測定のためのランプは,同一の周波数Fおよび同一の変調期間T1とT2を有しており,従ってその勾配は反対方向に等しい。
個々の対象に付属するレーダーエコーに関する周波数曲線16は破線で示されている。この曲線は,同一のランプ18と20で形成されているが,対象間隔によって与えられる時間偏差Δtとドップラーシフトによって定められる周波数偏差Δfを有している。
レーダーセンサ内において送信された波が受信されたレーダーエコーと混合され,送信された波と受信された波の間の周波数差に相当する周波数fを有する低周波の干渉(Schwebung)信号(NF信号)が得られる。各測定M1,M2の間に,この干渉信号から例えば高速フーリエ変換によって周波数スペクトルが記録される。
図2は,1つの対象,例えば前を走行する車両が,レーダーの位置測定領域内にある場合,2つの測定M1とM2において得られる2つの周波数ピーク22,24の例を示している。この場合において各スペクトルは,該当するランプ12と18または14と20で表される曲線10と16の周波数差に相当するピーク周波数f1またはf2を頂点に持つピークを有している。
上記周波数差は,時間偏差Δt(信号到達時間)とランプ勾配との積に決定的に依存する。しかし,上昇する側面12,18の間は(ドップラーシフトが正である場合に,レーダー対象の接近に応じてより大きい周波数に)ドップラー周波数だけ減少され,それに対して下降する側面14,20の間はドップラー周波数だけ増やされる。従って,図2内における2つのピーク22,24が位置する周波数f1とf2の平均値は,信号到達時間に相当し,即ち,対象の間隔dを示し,これらの周波数の間の差の半分がドップラーシフトおよび対象の相対速度の絶対値と符号を表す。相対速度vは,(f1−f2)/2に比例する。
個々の測定M1やM2の期間中,図2に示されるそのスペクトルによって理解されるように,NF信号の周波数はほぼ一定である。それにも拘わらず,ピーク22,24は,対象間隔dと相対速度vがシャープに定められる場合においても所定の幅を有しており,その幅は,フーリエ変換の特性に基づいて測定時間にほぼ反比例する。提供される測定時間自体は,変調期間T1またはT2に比例する。
レーダーの位置測定範囲内に2つの対象があり,それらのピークが互いに近く,その間隔がピークの幅と比較して小さい場合,スペクトル内においてそれに応じたピークはもはや分解できず,従って,2つの対象はもはや互いに区別されない。このピークがよりシャープに定められるほど,即ち変調期間T1,T2が大きくなるほど,分解能は良くなる。
対象間隔に関する分解能は,周波数偏移Fを増大することにより改良される。これを,図3と4を用いて説明する。
図3には,曲線10の他に,2つの異なる対象から得られる2つのレーダーエコーの曲線26,28が記入されている。曲線26,28の各々に関して,第1と第2のランプ上のピーク周波数間の差D26,D28が示されている。この差は,ドップラーシフトには依存せず,従って,単に到達時間とそれに伴う対象間隔dを表している。
図4は,より大きい周波数偏移Fに対して図3と同じことを示している。図から明らかなように,ここでは差D26,D28が周波数偏移に比例して増大されており,ピークはより明確に区別される。差D26,D28による同様の分離は,周波数偏移Fを変化せず,変調期間を縮小することによっても得られるので,図4におけるランプ勾配と同様の勾配が得られる。しかし上記の場合において,より大きい分離がより高い分解能をもたらさない。というのは,測定期間が短くなることによりそれに応じてピークが拡幅されるからである。従って間隔の分解能に対する重要なパラメータは,周波数偏移Fである。ここで説明する例においては,2つの測定M1とM2において,レーダー装置のコンセプトに基づく達成可能な最大の周波数偏移によって作業がなされる。
図5と6は,周波数偏移Fの増大によっては,相対速度に関する分解能が改善されないことを示している。図5には,2つの曲線26と28について,2つのランプ上の周波数差の合計S26とS28が記載されている。間隔に依存する到達時間差は2つのランプ内の周波数差に対して正確に逆に作用する。従って合計を形成するときに相殺され,合計S26,S28は該当する対象に関するドップラーシフトのみを表す。このドップラーシフトは周波数偏移に依存しないので,図6における合計S26,S28は,図5におけるものより大きくならない。従って相対速度に関するより良い分解能は,より長い変調期間T1,T2によってのみ達成されることになる。
しかし他方で,1つの測定サイクルにおいて認識された対象を,間隔と相対速度のための追跡部を用いて,次の測定サイクルにおいても同様に再認識できるように,従って,対象の移動を高い時間分解能で追跡するために,測定時間全体T=T1+T2が大きくなり過ぎてはならない。ここに示されている実施形態においては,この互いに矛盾する要請が満たされている。というのは,1つの測定サイクルの間に2つの測定のみを実施すれば済むので,変調期間を比較的大きくとれるからである(サイクル期間の半分の大きさ)。しかし,測定サイクル当たりに2つの測定を行うことにより複数の対象を認識する場合でも,第1の測定の時に記録されたピークと第2の測定の時に記録されたピークとを互いに対して正しく対応づけ,曖昧さを除去することが可能なマッチング部が必要である。
これは,ここに示されている方法においては,図7に大まかに示されているように,マッチング部が追跡部と組み合わされることによって,達成される。
そのために図7のステップS1において,まず,全ての「存在し得る対象」[i,j]について間隔と相対速度が計算される。ここでは「存在し得る対象」として,全てのピークのペア[i,j]が考察され,その場合にiは,第1の測定M1において記録されたスペクトルに基づく全てのピークの連続する番号であり,jは測定M2において記録されたスペクトルに基づく全てのピークの連続する番号である。全部でm個の対象が存在する場合には,各スペクトル内にm個のピークがあり,存在し得る対象の数はm個になる。現実の対象は,全ての存在し得る対象の集合のうち,m個のペアからなる部分集合によって表される。
ステップS2においては,履歴,即ち先行する測定の結果が利用されることによって,現実の対象が非現実の対象から区別される。その場合の判断基準は,現実の対象について,今回の測定の結果と先行する測定の結果との間に妥当な関係が存在しなければならないということである。例えば,追跡部において通常行われるように,今回の測定サイクルに基づく間隔および相対速度を,先行する測定サイクルにおける間隔および相対速度と比較することが可能である。
その場合,現実の対象について,相対速度はほぼ同一であるはずであり,間隔間の差は,相対速度とサイクル期間Tとの積と近似的に一致しなければならない。先行する測定の少なくとも1つにおいて,この判断基準を満たす相手が見つからないピークペアは,「誤った解」として,即ち非現実の対象として選び出される。勿論,このとき,今回の測定サイクルにおいて,レーダー装置に初めて検出された現実の対象も,不当に選び出される。この対象が後の測定サイクルにおいて認識できるように,ステップS3において全ての存在し得る対象について結果が記憶される。しかし,例えば自動車内の間隔制御のための,他の評価には,ステップS4で,現実の対象として認識された「妥当な」ピークペアのみが利用される。
図8には,方法シーケンスが,より詳細に示されている。
ステップS1に続くステップS21において,全ての存在し得る対象のリストから,第1の存在し得る対象が選択される。その後,ステップS22で,この対象が先行する測定サイクルにおいてどの間隔とどの相対速度を持つべきかが見積もられる。次に,先行する測定サイクルのステップS3で記憶された結果を用いて,ステップS23で,先行するサイクルに基づく対象の中に適合する間隔と適合する相対速度を有する対象が実際に見いだされるかが調べられる。見いだされた場合には,ステップS24において,ステップS21で選択された対象を現実の対象のリストへ移す。そうでない場合には,対象は放棄される。
ステップS25において,すでに今回のサイクルの全対象が検査されたかが調べられる。そうでない場合に,ステップS26において,今回のリストから次の対象が選択され,ステップS22へ復帰する。その後,ステップS22−S26を有するこのループにおいて,次々と全ての対象が検査される。最後の対象を調べた後,ステップS25からループを抜ける。
先行するサイクルにおいて記憶された存在し得る対象のリストに,今回のサイクルにおいて再び見いだされない対象がまだ含まれていることがあり得る。この対象は,ステップS27で消去される。従って,本実施形態においては,単純な「追跡」のみが実施され,その追跡において,今回の対象はすぐ前の測定サイクルの対象とのみ比較される。
図7と8のステップS1は,サブルーチンからなり,そのフローチャートが図9に示されている。ここで,今回の測定サイクルにおける第1の測定と第2の測定で記録されたスペクトルは,それぞれ対象の数に相当する数のピークを有しており,それらのピークがそれぞれ所定の周波数にあると仮定する。従ってm個の対象がある場合に,それぞれのスペクトルはピークのあるm個の周波数を有している。ステップS11において,第1のスペクトルから第1の周波数が選択される。
同様に,ステップS12において,第2のスペクトルから第1の周波数が選択される。ステップS13において,該当するピークペアが現実の対象である場合,第1のスペクトル内の第1の周波数における振幅と第2のスペクトル内の第2の周波数における振幅は同様な値を持たなければならないという判断基準に基づいて,第1の妥当性検査が行われる。このとき振幅が著しく異なっている場合,明らかにそれは同一の対象からのエコーではないので,該当するピークペアは初めから捨て去ることができる。
ステップS14において,同一の対象から反射された信号は同様な方向から来なければならないという判断基準に基づき,第2の妥当性検査が行われる。考察されるピークについてこの判断基準が満たされない場合,このピークペアを上記同様に捨て去ることができる。ステップS13とステップS14における検査は,計算の手間の削減を可能にする。しかし,本方法にとって必須のものではない。
その後,ステップS15において,該当するピークペアによって表される,存在し得る対象について間隔dと相対速度vに関する本来の計算が行われる。この計算は,明細書の導入部分に記載されている方程式システム(数式2)を解くことによって行われる。周波数f(1,i)は,ここでは第1のスペクトルにおけるピークiについての周波数であって,周波数f(2,j)は,第2のスペクトル内のピークjの周波数である。ステップS13またはS14における妥当性検査が否定的であった場合には,ステップS15は省略される。従ってステップS15における計算は,ピークの全ての組合せに対してではなく,ステップS13とS14における検査の判断基準を満たす意味で妥当性のあるピークの組合せについてのみ行われる。これらのピークペアのみが,存在し得る対象のリスト内に残るように記憶される。
ステップS16からS19は,2つの互いに入れ子になったループにおいてプログラムシーケンスを制御し,それらのループ内で2つのスペクトル内のピークiとjの全組合せが次々に検査される。
このように,全ての存在し得る対象(少なくとも全ての妥当な対象)について間隔dと相対速度vが計算された後,これらのデータを用いて図8のステップS22を実施することができ,そのステップにおいて,相対速度に基づき該当する対象が先行する測定サイクルにおいてどの間隔を有していたかが逆算される。勿論,逆に,今回のサイクルにおいて得られた間隔および速度データを用いて,これらの対象が次の測定サイクルではどの間隔および相対速度になるかを予め計算することもできる。図10は,図8内のステップS23の,上記後者の原理に基づく可能な解釈を示している。
ステップS231において,先行する測定サイクルで主張された(前提とされた),第1の存在し得る対象の間隔と相対速度についての値,および選択的に横変位についての値も読み出される。この主張された値は,その後ステップS232において,まさに考察されている対象に関して今回のサイクルで得られた(図8のステップS21で選択された)値と比較される。かかる偏差が,許容される誤差の内部にある場合,ステップS233において2つの対象が互いに組み合わされる(追跡)。そうでない場合には,ステップS233は省略される。
ステップS234とS235はループを制御し,そのループによって上述した検査が,先行する測定サイクルに基づく各存在し得る対象について次々と繰り返される。ステップS233において今回の対象を,先行する測定サイクルによる対象の1つと組み合わせることができた場合,ステップS23の問いに「イエス」で応答し,引き続き上記方法がステップS24で続行される。そうでない場合には,問いに「ノー」で応答し,ステップS25への飛躍が行われる。
図11は,図8におけるステップS23の他の可能な解釈を示している。ステップS22において見積もられた,先行する測定サイクル時点における対象の間隔から,そして(ほぼ一定であると仮定される)この対象の相対速度から,ステップS231’では,先行するサイクルで記録された2つのスペクトル内のピークが位置しなければならない周波数が計算される。かかる周波数計算は,明細書の導入部分に記載されている数式1に従って行われる。その後,ステップS232’において,この周波数が実際に測定されているかが調べられる。測定されている場合,ステップS23は,「イエス」の応答で終了し(ステップS233’),そうでない場合,「ノー」の応答で終了する(ステップS234’)。
図11に示す変形例も,勿論,後続の測定サイクルにおいて,予測される周波数が計算されることで,「前方へ」実施することもできる。
図12には,図8に示すプログラムシーケンスの変形例が示されている。この変形例は,大体,図8内のステップS27がステップS28に代えられ,その中でいわゆる拡張された追跡が実施されるといった点で図8とは異なる。ここで,ステップS23における検査は,図10に示す方法に従っても(対象マッチング),図11に示す方法に従っても(周波数マッチング)行うことができる。前者の場合について,図13がステップS28の可能な解釈を示している。
図13において,ステップS281で現実の対象のリストから第1の要素が選択される。ステップS282において,この対象が今回の測定サイクルにおいて再び発見されたかが検査される(ステップS23の問いにおける肯定的な結果)。そうでない場合には,所定の確率でこの対象がレーダーの位置測定領域から消えているということとなり,即ちこの対象が後の測定において再度現れるという妥当性は少ない。従って,ステップS283において,この対象についての妥当性パラメータが減少される。その後ステップS284において,妥当性がなお所定のしきい値の上にあるかが調べられる。下回った場合には,ステップS385において対象が捨て去られ,即ち最終的に現実の対象のリストから除去される。
ステップS284の結果が肯定的である場合,上記対象はさらに現実の対象として案内されるが,間隔と相対速度についての今回の測定データは存在しない。従って,これらのデータは,先行する測定データが補外されることにより,ステップS286において評価される。
ステップS282で対象が再び発見された場合には,ステップS287において,この対象についての妥当性パラメータがすでに上方の限界値に達しているかが検査される。上限に達していない場合には,ステップS288において妥当性が高められる。そうでない場合には,ステップS288は省略される。
ステップS289とS290は,再びループを制御し,そのループ内で現実の対象のリスト内の各対象について上述した検査が繰り返される。
図14は,ステップS23において図11に示す周波数マッチングが使用される場合についての,ステップS28の解釈を示している。図13と比較して,図14に示すサブルーチンはさらにステップS291を有しており,その中で,再び発見されたなかった対象の位置と相対速度について見積もられたデータから,第1と第2のスペクトルにおける付属の周波数が計算される。その場合にこの周波数は,次の測定サイクルにおいてステップS282’で「測定された」と見なされる。
ステップS28における拡張された追跡は,対象の一時的な欠損に対する方法を強化する。それぞれ対象が頻繁に再び発見されるほど,その妥当性は(上方の限界値まで)高くなる。対象の一時的な損失は妥当性の減少をもたらし,かつ,対象は,妥当性が下方の限界値の下に減少するまで現実の対象のリスト内で案内され続ける。
ステップS23と図10または11における「マッチング」に関して,図12から14に示す方法においては,勿論,軽い修正が必要である。ステップS23の検査においては,直前の測定に焦点を当てるだけでなく,現実の対象のリスト内にまだ含まれている全ての対象を,それらが直前の測定において一時的に失われている場合においても,ここで計算に入れなければならない。それに対して,代替的に,ステップS282(図13)における検査を,今回のサイクルにおけるステップS23では,さしあたり捨て去られた対象まで広げることができる。その場合,かかる対象に関しては,場合によって,ステップS24(現実の対象のリストへ収容)の後に取り入れられる。
上記方法の他の実施形態を,図15から18を参照して説明する。
図15は,図1の周波数曲線10の変形された形を示している。この周波数曲線においては,測定サイクルが繰り返される前に,下降するランプ14に再度上昇するランプ30が続いている。従って,ここでは1つの測定サイクル内で3つの測定M1,M2およびM3が行われる。第3の測定M3において,変調期間T3は,他の2つの測定の場合の倍の大きさである。また,ランプ30の勾配は,ランプ12の勾配の半分の大きさである。従って,周波数偏移Fは第3の測定M3においても最大となる。よって,第3の測定においては,対象間隔を最適な分解能で測定することができる。
また,相対速度に関しては,第3の測定で変調期間が長いことから,測定M1とM2の場合の2倍の高さの分解能が得られる。サイクルの長さは,1つのサイクル内で4つの測定が実施される従来の方法と全く同じ長さである。従来の方法と比較した,図15に示す方法の利点は,1つのサイクル内で,最大の分解能を含む3回ほど,対象間隔を測定することができ,さらに,相対速度は倍の分解能で測定できることにある。
マッチングに関して,ここでは,先行する測定サイクルにおける測定M1とM2の結果の代わりに,あるいはそれに加えて,現在のサイクルにおける,あるいは先行する,あるいは後続のサイクルにおける測定M3の結果も利用される。
方法シーケンスの例が,図16に示されている。図16のステップS101とS102は,図8のステップS1とS2に相当する。ステップS101で今回のサイクルにおける測定M1とM2に基づいてその間隔と相対速度が計算されている各存在し得る対象によって,ステップS103において,測定M3のランプ30に関して記録されたスペクトル内の該当するピークの予測される周波数が数式1に従って計算される。その後,ステップS104において,第3の測定において実際にピークがこの周波数において発見されるかが調べられる。発見された場合には,ステップS105において,存在し得る対象が現実の対象のリストへ移される。そうでない場合には,ステップS105は省略される。ステップS106とS107は,再びループ制御に用いられる。
図17は,変形例を示しており,その変形例においては図16と比較して,ステップS104の問いの結果が否定的である場合に2つのステップS108とS109が実施される。ここでは第3の測定に基づくマッチングが,図8同様の単純な追跡と対象マッチングによって捕捉される。そのために,ステップS108において,考察される対象の測定された間隔および速度データに基づいて,この対象が先行する測定サイクルにおいてどの間隔とどの相対速度を有していたかが見積もられる。ステップS109において,この間隔とこの相対速度を有する対象が,先行する測定サイクル内に存在していたかが調べられる。そうである場合には,計算された周波数が第3の測定において証明できなかったにも拘わらず,ステップS105が実施される。ステップS109における問いが否定された場合にのみ,ステップS105が省略される。
図18は,図17の変形例であって,ここでは手段(プロシージャ)の最後にさらに,ステップS110において,図12から14と同様に拡張された追跡が実施される。
FMCWレーダーの機能方法を説明するための,周波数/時間図表である。 FMCWレーダーによって記録される,スペクトルの例を示している。 対象間隔を定める方法を説明するための図表である。 図3と同様の図表であるが,レーダー信号のより大きい周波数偏移について示している。 対象の相対速度を定める方法を説明するための図表である。 図5と同様の図表であるが,レーダー信号のより大きい周波数偏移について示している。 本発明に基づく方法の第1の実施形態の一般的な原理を説明するためのフローチャートである。 図7に示す方法の詳細なフローチャートである。 図8に示す方法におけるサブルーチンのフローチャートである。 図8に示す方法における他のサブルーチンの実施例を示している。 図8に示す方法における他のサブルーチンの実施例を示している。 図8に示す方法の変形を示すフローチャートである。 図12に示す方法におけるサブルーチンの例を示している。 図12に示す方法におけるサブルーチンの例を示している。 方法の他の実施形態のための周波数/時間図表を示している。 図15に示す方法の異なる変形例を示すフローチャートである。 図15に示す方法の異なる変形例を示すフローチャートである。 図15に示す方法の異なる変形例を示すフローチャートである。

Claims (9)

  1. 少なくとも2つの異なる周波数ランプ(12,14,30)による測定(M1,M2,M3)が周期的に繰り返され,
    前記各測定において,送信された信号(fs)と受信された信号とが混合され,該混合された信号のスペクトル(22,24)が記録され,
    マッチング部において,前記異なる周波数ランプについて記録されたスペクトル内の,同一の対象に属するピークが互いに対応づけられ,該ピークの周波数(f1,f2)から対象の間隔(d)と速度(v)が計算され,
    追跡部において,異なる時点で測定された対象が,該対象の間隔および速度データの一貫性を用いて互いに同定される,
    FMCWレーダーを用いて複数の対象の間隔および速度を測定する方法において:
    各測定サイクルでは,異なる周波数ランプによる多くとも3つの測定(M1,M2,M3)を行い;
    そのうち同一のサイクルで記憶された第1の測定(M1)と他の第2の測定(M2)の2つのピークからなる各々妥当な組合せを利用して,該ピークによって表される存在し得る対象の間隔と速度が計算され;
    前記存在し得る対象の間隔と速度から,少なくとも1つの他の測定(M1,M2;M3)の予測される結果が計算され;
    前記少なくとも1つの予測される結果と実際に測定された結果とが一致しない場合,前記存在し得る対象が破棄される;
    ことを特徴とする,複数の対象の間隔および速度を測定する方法。
  2. 各測定サイクルでは2つの測定(M1,M2)のみが実施され,
    前記他の測定は,他の測定サイクルにおける測定であることを特徴とする,請求項1に記載の方法。
  3. 前記他の測定の予測される結果は,前記他の測定サイクルにおける対象の間隔および/または相対速度であることを特徴とする,請求項2に記載の方法。
  4. 前記他の測定の予測される結果は,前記他の測定サイクルにおいて記録される少なくとも1つのスペクトル内のピーク周波数であることを特徴とする,請求項2に記載の方法。
  5. 各測定サイクル内において,3つの測定(M1,M2,M3)が実施され,
    前記他の測定は第3の測定(M3)であって,
    前記第3の測定において,周波数ランプ(30)の変調期間(T3)は,第1と第2の測定(M1,M2)における変調期間よりも長いことを特徴とする,請求項1に記載の方法。
  6. 前記他の測定(M3)の予測される結果は,他の測定において記録されるスペクトル内のピーク周波数であることを特徴とする,請求項5に記載の方法。
  7. 第1と第2の測定(M1,M2)について予測される結果は,他の測定サイクル内で計算され,実際の結果と比較されることを特徴とする,請求項5または6に記載の方法。
  8. 他の測定の結果との比較が,複数の連続する測定サイクルにおいて実施されることを特徴とする,請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記対象毎に妥当性パラメータが対応づけられ,
    前記妥当性パラメータは,前記予測される結果が前記他の測定サイクルで測定された結果と一致した場合に増やされ,前記予測される結果が前記他のサイクルで測定された結果のどれとも一致しない場合に減され,
    前記対象は,妥当性パラメータが予め定められたしきい値より下回った場合にのみ,破棄されることを特徴とする,請求項8に記載の方法。

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