JP2005538223A - 速乾性コーティング - Google Patents

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Abstract

本発明は、コーティング用途のための、組成物、組成物の製造法、および組成物の使用法に関する。本コーティングは、インキ、ワニス、塗料等として適している。ひとつの局面において、本コーティングは、現存する技術と比較して速乾性であり、かつ、印刷およびコーティング用途において有用な他の利点(例えば、印刷品質、色の堅牢性、VOC成分の減少または非含有、毒性金属含有成分の減少または非含有)を提供する。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2002年9月5日に出願された、米国特許出願第60/408,951号の恩典を請求するものであり、この出願はその全体が参照として組入れられている。
背景
慣習的に、平版(リソ)インキ、およびワニスは、溶媒蒸発および不飽和成分の酸化重合の組合せにより乾燥するようにデザインされている。
揮発性有機化合物(VOC)の健康、安全および環境への影響に関する懸念の増大の結果、VOCの利用への厳しい規制が増えているので、この成分の乾燥速度への寄与(溶媒の蒸発は現在、従来の平版インキおよびワニスの乾燥速度に大きく寄与している)は将来縮小されることが予想される。長時間運転中には典型的であるような、スペースを節約するための新たな印刷物の積重ねは、乾燥のメカニズムとしての溶媒蒸発の効率を制限することが多い。加えて平版インキ中の溶媒の混和は、塗布されたインキ液滴(ドットゲイン)の望ましくないゆがみ(例えば、乾燥前の毛管拡散)を生じ、その結果印刷物の解像度を制限する。移動する被印刷物(substrate)へのインキの不完全な塗布のメカニズムから生じる小さい比率の結果を超えるドットゲインの度合いは、使用されるVOCの割合におおまかに比例する傾向があり、その結果平版インキ配合物への溶媒の混和は、印字品質を制限することが多い。
現存の平版インキの乾燥の酸化重合成分には、コバルトおよびマンガンのような有毒な重金属による加速がほぼ常に必要であり、および特に本質的に非孔質表面上に印刷する場合、および/または新たな印刷物が密に積重ねられ、空気への接近が最小化される場合には、酸素の利用可能性により速度論的に制限されることが多い。従来の平版インキの乾燥速度の制限を克服するために、多くの技術が開発されている。これらの加速技術は、熱エネルギー(熱凝固(heatset)、および赤外乾燥)、電子ビーム(EB)、および紫外線(UV)照射などの、様々なエネルギー導入システムを包含している。後者の方法は、典型的には、高価で時には有毒な光開始剤、および関連する助剤の組合せの実質的割合の混和、更には高価な機械設備、集中的エネルギー消費、および放射線曝露の危険、EBおよびUVベースの両硬化システムにおいて使用される短波長放射線の暗黙の発生を必要とする。
米国特許第5,552,467号は、熱凝固(heat set)平版インキの酸化重合乾燥する成分の速度制限を克服する手段として、一方はインキ内に配置され、および他方は湿し水中に含まれた、化学還元剤および有機(ヒドロ)ペルオキシドの熱で活性化される組合せの利用を開示している。この特許は、単独の液体インキの利用を本質的に除外する二部(two-part)システムの使用を開示しており、更にこの特許は、これらの成分の反応性により制限され、これは多くの有機(ヒドロ)ペルオキシドの溶液および分散液の、ならびに不飽和油ベースのビヒクル中の還元剤の、特にカーボンブラックおよび/または重金属ベースの顔料を含むものの、ならびにガム含む湿し水濃縮物中の、比較的短い貯蔵寿命をもたらしている。この特定された技術は、周囲温度でまたはその近傍で乾燥しなければならないシステムにおける使用について有効であることは請求されていない。
米国特許第5,173,113号は、およそ2倍、平版印刷インキの乾燥を加速するための湿し水添加剤としての過酸化水素の利用性を開示している。しかしこの組合せは、二部システムとして使用されその結果単独の液体インキの使用を本質的に排除している。この物質は、変動する原子価の金属、グリコールエーテル、アミンおよびアミドのような窒素性物質、並びにアルデヒド、ケトンおよびアルコールのような還元剤の存在下では、不安定であることが多く;その結果これを含む物質の貯蔵寿命は制限される。
現在、ほとんどの平版インキの乾燥速度は、先に明らかにされた活性化された有機(ヒドロ)ペルオキシド-還元剤組合せおよび/または過酸化水素の湿し水添加の乾燥促進剤の代替品としての、低レベル(10ppm〜20,000ppm)の無機ペルオキシ酸塩(補因子還元剤は不要である)の利用により、有利なことに増強されることはわかっている。
概要
本発明は、コーティング用途のための組成物、組成物の製造法、および組成物の使用法に関する。これらのコーティングは、インキ、ワニス、塗料等として適している。ひとつの局面において、コーティングは、現存する技術と比べ、速乾性であり、ならびに印刷およびコーティングの用途において有用である他の利点(例えば、印字品質、色の堅牢性、VOC成分の減少または非含有、有毒な金属-含有成分の減少または非含有)を提供する。
ひとつの局面において、本発明は、平版インキまたはワニスおよび触媒比率の1種または複数種の過酸の無機塩(inorganic salts of peracids)を有する組成物である。平版インキまたはワニスは、質量で約10ppm〜約25,000ppmの過酸の無機塩を含む組成物も、本明細書において説明されている。更に1種または複数種の追加のインキビヒクル成分(例えば、ソリッド類、アルキド類、ポリエステル類またはポリアミド類)を含む組成物も、本明細書において説明されており:ここで、過酸の無機塩は表Aの化合物であり;本明細書の表(例えば、表Aまたは表1〜表4)で説明されたもののいずれかである化合物を有し;更に、顔料を含み;または、更に水を含む。
本発明の別の局面は、1種または複数種の過酸の無機塩を質量で10ppm〜25,000ppm含む平版インキ用湿し水を有する組成物である。平版インキ用湿し水濃縮物が、1種または複数種の過酸の無機塩を質量で約50ppm〜約250,000ppm含む組成物が、本明細書において説明されている。
別の局面において、本発明は、質量で約10ppm〜約25,000ppmの1種または複数種の過酸の無機塩を有する単一の液体平版インキまたはワニスである組成物に関する。
別の局面は、平版インキまたはワニスおよび触媒比率の1種または複数種の過酸の無機塩を有するものを含む、本明細書に説明された組成物のいずれかを有するインキを使用する工程を含む、印刷方法である。この方法は同じく、印刷が、インキを印刷機に塗布する工程を含み;ここで印刷は平版印刷であり;およびここで印刷は紙への印刷を含むものである。
別の局面において、本発明は、平版インキまたはワニスおよび触媒比率の1種または複数種の過酸の無機塩を有するものを含む、本明細書に説明された組成物のいずれかを有するインキビヒクルを使用する工程を含む、印刷方法に関する。この方法は、インキビヒクルが湿し水と混合されるもの;または、湿し水が更に有機(ヒドロ)ペルオキシドもしくは過酸の無機塩を含むものであることができる。
別の局面は、平版インキもしくはワニスと触媒比率の過酸の無機塩とを混合する工程;または、平版インキもしくはワニスおよび触媒比率の過酸の無機塩を有する組成物を、水と混合する工程により製造された組成物である。
別の局面において、本発明は、平版インキまたはワニスおよび触媒比率の1種または複数種の過酸の無機塩を有するものを含む、本明細書に説明された組成物のいずれかと水とを、得られる組成物を表面へ塗布する直前に混合すること、並びに得られる組成物を表面に塗布する工程を含む、表面を塗装する方法に関する。
別の局面において、本発明は、平版インキまたはワニスおよび触媒比率の1種または複数種の過酸の無機塩を有するものを含む、本明細書に説明された組成物のいずれかの組成物と水とを、得られる組成物を表面へ塗布する直前に混合する工程を含む、二つの表面を互いに密閉する方法に関する。この方法は更に、平版インキまたはワニスおよび触媒比率の1種または複数種の過酸の無機塩を有するものを含む本明細書に説明された組成物のいずれかひとつの組成物と水とを、得られる組成物を表面へ塗布する直前に混合する工程、得られた組成物を二つの表面へ塗布する工程、並びに二つの表面を互いに接触させる工程を含む。
別の局面は、平版インキまたはワニスと触媒比率の過酸の無機塩とを混合する工程を含む組成物を製造する方法である。この方法は更に、水(例えば、空気、水分源、他の湿分源)と混合する工程を含むことができる。
別の局面において、本発明は、平版インキまたはワニスおよび触媒比率の1種または複数種の過酸の無機塩を有するものを含む本明細書に説明された組成物のいずれかの組成物と水(例えば、空気、水分源、他の湿分源)とを混合する工程を含む、印刷方法に関する。この方法は更に、本明細書に説明された組成物のいずれかひとつの組成物と水との混合から得られる組成物を、印刷機に塗布する工程を含み;およびここで本明細書に説明された組成物のいずれかと水との混合が、(水との混合から)得られる組成物の印刷機への塗布の直前に起こる。この方法は更に、本明細書に説明された組成物またはインキビヒクルを、印刷において使用する直前または印刷機に塗布する直前に、湿し水に接触させる工程を含む。この方法は更に、本明細書に説明された組成物またはインキビヒクルを、印刷において使用する直前または印刷機に塗布する直前に、水(例えば、空気、水分源、他の湿分源)に接触させる工程を含むことができる。
ひとつの局面において、これらの組成物は、元素または塩の形を含む有毒な重金属(例えば、コバルト、マンガン)を、低下したレベル(金属の従来の量、例えば<1質量%、0.05〜0.7質量%と比べて)含むか、または欠いているような、本明細書において説明されたもののいずれかである。
無機ペルオキシ塩を使用することは、有機(ヒドロ)ペルオキシドまたは過酸化水素のいずれかとは対照的に、従来のまたは単一の液体平版インキのいずれかと組合せて使用される場合、通常の使用および/または貯蔵条件下で、ほとんどの無機ペルオキシ塩は油ベースのインキ相中の最低の溶解度、ならびにほとんどの湿し水および/または関連する濃縮物を著しく損傷するには不充分な酸化能を有するので、配合物安定性の問題点を最小化することがわかっている。
前述の、(任意で部分的な)溶媒代替品としての(メタ)アクリル酸エステル、アリルエステル、および/またはビニルエーテルの導入は、単に先行技術により示されるような、有機(ヒドロ)ペルオキシド-還元剤組合せ、および/または過酸化水素添加の湿し水乾燥促進作用を実質的に増強するのみではなく、加えて先行技術と比べて顕著な審美的な性能改善も提供する。これらの改善点は、ドットゲインの最小化、および印刷はがれ(毛管ぬれを介したインキによる多孔質支持体への浸透)の最小化、増加した光沢ポテンシャル、および増強された顔料分散速度を含む。本発明の内容の適用により可能となった性能向上は、配合者が、従来の(アルキド-ポリエステル-ポリアミド樹脂)ベースの溶媒が生じた類似物に勝る、溶媒が減少したおよび/または溶媒非含有の平版インキを設計することを可能にする。無機のペルオキシ塩を使用することは、いずれかの有機(ヒドロ)ペルオキシドの場合とは対照的に、インキまたは湿し水のいずれかの中で従来のまたは一系統(single)液体平版インキのいずれかと組合せて使用した場合に、通常の使用および/または貯蔵条件下で、ほとんどの無機ペルオキシ塩は、油ベースのインキ相中の最低の溶解度、並びに湿し水および/または関連する濃縮物を著しく損傷するには不充分な酸化能を有するので、配合物安定性の問題点を最小化することがわかっている。
実際問題として、本発明は、平版インキシステムにおける乾燥速度促進剤としての、無機ペルオキシ酸塩の使用を開示している。これらのペルオキシ酸塩は、有用なことに、インキおよび/または湿し水(ウェットプレート(二系統液体)平版印刷で使用される場合)へ、約10〜約5,000ppmの桁のレベルで、混和されてもよい。熱分解によって、加水分解によって、または、容易に利用可能な、例えば機械的、化学的、熱的な技術を介した平版インキ中の水溶液としての分散によって、および/もしくは放射線曝露によって、促進剤が活性化される場合は、これらの発生期のフリーラジカル給源は、インキの即時重合をベースにした硬化に影響を及ぼすフリーラジカルに分解する。
本発明の一つまたは複数の態様の詳細は、添付図面および下記の説明により示されている。その他の本発明の特徴、目的および利点は、これらの説明および図面、並びに添付の特許請求の範囲から明らかであろう。
詳細な説明
本発明の組成物および方法は、コーティングに関し、かつひとつの局面においてインキに関する。当技術分野において標準および従来のものである物質は、本明細書の組成物および方法における使用に適している。
平版印刷は、所望の画像が平らなプレートの構造により実現され、その結果印刷インキのプレートへの選択的接着が、所望の画像領域において生じ、引き続き該画像の直接または間接のいずれかでの被印刷物(例えば紙、プラスチッック、金属)への接触移りが生じるような、平らなプレートからの印刷の技術または工程である。
不飽和脂肪酸は、複合構造HOC(O)(CR1R2)n(R3C=CR4)mR7(式中、mは、1〜約5の整数であり、nは3〜約20の整数であり、および様々なR基(例えば、R1、R2、R3、R4)の各々は、独立して水素から選択されるか、または1〜約4個の炭素原子を有する一価のヒドロカルビル基である)を有する物質として定義される。様々な(CR1R2)および(R3C=CR4)は、連続または複合している必要はないが、いずれかの順番で互いに結合してもよい。本明細書の組成物および方法において有用である不飽和脂肪酸は、例えば、本明細書の表に列記されたものである。
(メタ)アクリル酸エステルは、本明細書において一般構造[RCH2=CHC(O)O]nR'(式中、nは1よりも大きい整数であり;各Rは、独立して水素、またはCH3基から選択され、および各R'の炭素原子数はnと同じまたはそれよりも大きくなければならない以外は、R'は、2個〜約20個の炭素原子を各々有するヒドロカルビル基から選択される)を有する物質として定義される。本明細書の組成物および方法において有用な(メタ)アクリル酸エステルは、例えば、本明細書の表に列記されたものを含む。
本明細書の過酸(またはペルオキシ酸)の無機塩は、構造(O-O-)を含む酸の塩として定義され、ここでカチオンは、水素または炭素以外の原子上に正電荷を持つ。本明細書の組成物および方法において有用な過酸の無機塩は、例えば本明細書の表に列記されたものを含む。本発明の一部の局面において、過酸の無機塩は、触媒量で使用される(例えば、組成物の総質量を基に約0.5質量%未満、約0.25質量%未満、約0.1質量%未満)。
有機ヒドロペルオキシドは、構造C-O-O(R)を含む有機化合物として定義される(式中、Rは、水素、または炭素を介して過酸化物酸素に結合された基から選択される)。本明細書の組成物および方法において有用である有機ヒドロペルオキシドは、例えば、本明細書の表に列記されたものを含む。
本明細書において、多官能性ビニルエーテルは、構造[RRC=CRO]nR'を含む有機化学物質として定義される(式中、nは、1よりも大きい整数であり;各Rは、独立して水素、またはCH3基から選択され、およびR'は、それぞれ2個〜約10個の炭素原子を有するヒドロカルビル基の中から選択される)。
湿し水は、本明細書において、平版印刷用プレート上の画像部に対する非画像部の親水性疎油性の平衡を維持することに加え、非画像部の酸化を防止するために保護膜を維持する水溶液として定義されている。
顔料は、そのビヒクル中に本質的に不溶性である着色された粒子である。顔料は、様々な色のいずれかであることができ、および本明細書の実施例において説明されたものにより例証される。
ドットゲインは、本明細書において、被印刷物へのこれの塗布後の、画像(下)成分の広がりと定義される。これは細部の鮮明さを低下し、その結果典型的には、より高度に鮮明な画像は、最小ドットゲインがより望ましい。
しかし本発明の実践において有用である様々な(メタ)アクリル酸エステル、およびビニルエーテルまたはアリルエーテルは非常に多いが、簡略にするために、各クラスの物質の好ましいメンバーの代表例のみを、本明細書の実施例に提供する。以下に提供された例は、例証であり、網羅的なものではなく、本発明の範囲を限定するものでもないことが意図されている。当業者は、最小の困難で、本発明の開示から逸脱することなく、このような成分の各クラスのより多くの例を容易に提供することができるであろう。
インキビヒクルは、インキ組成物に適した成分の組合せである。ひとつの局面において、インキビヒクルは、他のインキ成分と共に貯蔵することが不適合である(すなわち、接触する場合に、印刷のために得られた製品(例えば、インキ)の使用の直前、または使用と同時に、望ましくないかまたは制御されることが望ましいような不可逆的反応が生じる)ある種の成分を含む。このような場合、不適合な成分のひとつは、インキビヒクル内に配置され、および他方は、使用の直前、または使用と同時に混合するために、第二のインキビヒクル(例えば、湿し水)中に配置される。このインキビヒクルは、本明細書において説明された物質のいずれかを含むことができるか、または例えばインキまたは印刷組成物に適した、ソリッド類、アルキド類、ポリエステル類またはポリアミド類を含む、当技術分野において公知である標準のインキビヒクル成分などを含むこともできる。前述の物質は、顔料が組成物に存在しない場合は、ワニスとみなすことができる。ワニスは、事実上本明細書に説明された組成物のひとつの局面と考えられる。
本明細書の組成物は、平版印刷用途において有用である。このような用途は、枚葉紙、コールドウェブ、およびヒートセットウェブ印刷を含む、凹版またはオフセットであることができる。本発明の内容は、活版印刷、枚葉紙、平版印刷のヒートセットおよびコールドセット型において有益かつ利用可能であり;各例において、改善された製品のより迅速な作製を実現する機会を提供する。
本発明の実践において有用である、発生期のフリーラジカル給源の数および多様性は非常に大きいが、簡略化のために、10例のこのような供給源のみを参照のために表Aに提供する。特定の平版印刷機の構成と組合わせて有用なこれらの過酸塩は、利用可能な活性化技術により部分的に選択することができる。例えば放射エネルギー給源が存在しない場合、放射線-活性化システムの利用は排除され、および/または一系統液体乾板平版印刷の使用は、水および/または化学的に活性化されるシステムの利用可能性を排除するであろう。
(表A)
Figure 2005538223
実施例
実施例1-単一の液体平版インキのための乾燥促進剤としての触媒比率の無機ペルオキシ酸塩の利用
Ultrex 110 400g、Nylin 5 (Lawter Chemical Co.、光沢インキビヒクル)300g、黒色顔料(No. R400R Cabot Corp.)180g、反射性青色顔料(BASF)20g、ジプロピレングリコール希釈剤105g、ポリエチレンワックスペースト(No. Shamrock Industries)4g、およびポリテトラフルオロエチレン粉末(Micro Powders-Fluoro 60)3gを、機械的分散および3回の圧延(roll milling)することにより、黒色の一系統液体枚葉紙平版インキを調製した。任意に、特定された促進剤を、インキに添加した。タックは、特定された通りの追加の希釈剤の添加により、1,200RPMで8に調節した。
得られたインキは、最大値(乾燥速度、または印刷能生産速度-20,000刷り/時)で、Toyoプレートを使用するKomori 0.4×6メートル枚葉紙印刷機を用い、カレンダー式のコートしない25kg紙ストック上に、標準濃度で200ラインスクリーンを使用し印刷することにより各々個別に評価した。得られた印刷物を各々、乾燥速度、ドットゲイン、および、視覚的に検出可能な裏移りに作用するのに必要な最小圧縮(psi)について評価し、決定して、表1に記載した。印刷期間中の、被印刷物および印刷環境はそれぞれ、22℃および60%相対湿度で維持した。
(表1)
Figure 2005538223
注:
1)PEG=ポリエチレングリコール
実施例2-従来の平版ヒートセットウェブインキ中の、先行技術に対する、触媒比率の無機過酸化物の塩の混和
A-1407 400g、およびUltrex 110(Lawter Chemical Co.、植物油ベースの光沢インキビヒクル)300g、従来のインキオイル希釈剤250g、微粉砕されたポリエチレンワックスペースト(No. Shamrock Industries)4g、微粉砕された炭酸アルミニウム20g、およびポリテトラフルオロエチレン粉末(Micro Powders-Fluoro 60)3gを、機械的分散および篩分け(5μmフィルターを通す)することにより、黄色、赤色、シアン(cyan)および黒色の平版ヒートセットインキを調製した。黒色顔料140g、およびアルカリブルー顔料10g、ルビン(rubine)顔料125g、フタロシアニン顔料115g、およびAAA黄色顔料105gを各々使用し、黒色、赤色、青色、および黄色に着色したインキを作成した。任意に促進剤を、特定されたように湿し水またはインキに添加した。タックメーター(Tackoメートル)のタックを、必要に応じExxate 200、希釈剤、および/または3020(Lawter Chemical Co.、キリ-アマニ油ベースの光沢ワニス)の組合せの40gの添加により、1,200RPMで8に調節した。
得られたインキは、通常のアルミニウムプレート、および6質量%の濃度のLithofont 5000(Unigraphics Corp.)湿し水を使用する、5℃の冷却ロールを装着した9メートルの160℃の炉を伴う、Heidelberg 1メートルウェブヒートセット印刷機を用い、コートした25kg紙ストック上に、標準濃度で200ラインスクリーンを使用し、両面四色印刷することにより各々集合的に評価した。スカミングを防ぐために必要な最小のIPA;特定された促進剤を、最大乾燥(裏移りが制限される)速度、または印刷能(25,000刷り/時)が制限された生産速度で使用した。得られた印刷物を各々、乾燥速度、ドットゲイン、印刷物収量(平均色マイレージ)、視覚的に検出可能な裏移りに作用するのに必要な最小圧縮(psi)について評価した。これらは表2に記載した。
(表2)
Figure 2005538223
注:
1)22℃での8時間貯蔵において、45%まで低下された過酸化物レベル。2)インキタックは、〜70°F(21℃)で14日間貯蔵後に、12まで上昇した。
明らかにされた恩典には、低下したドットゲイン、より迅速な乾燥(より高い印刷速度が可能)、増強された印刷物圧縮圧耐性が含まれる。
実施例3-平版コールドウェブインキ中の、先行技術に対する、触媒比率の無機過酸化物の塩の混和の利用
A-1407 300g、およびUltrex 110(Lawter Chemical Co.、植物油ベースの光沢インキビヒクル)300g、顔料140g、従来のインキオイル希釈剤250g、微粉砕されたポリエチレンワックスペースト(Shamrock Industries)4g、微粉砕されたステアリン酸アルミニウム10g、およびポリテトラフルオロエチレン粉末(Micro Powders-Fluoro 60)3gを、機械的分散および篩分け(5μmフィルターを通す)することにより、黄色、赤色、シアンおよび黒色の平版ヒートセットインキを調製した。任意に促進剤を、特定されたように湿し水またはインキに添加した。タックを、必要に応じExxate 200(Exxon-Mobil Corp.)、希釈剤、および/または3020(Lawter Chemical Co.、キリ-アマニ油ベースの光沢ワニス)の組合せの40gの添加により、1,200RPMで7に調節した。ワニスは、前記配合から顔料を取り除き、5タックで作成した。
得られたインキおよびワニスのセットは、Harris 1メートルコールドウェブ印刷機、通常のアルミニウムプレート、Total湿し水(Varn Corp.)85g/lを含む湿し水を使用し、コートしていないカレンダー式100lb.(45kg)紙ストック上に、標準濃度で200ラインスクリーンを使用し、両面四色印刷することにより各々集合的に評価した。スカミングを最小化するために、6質量%ブトキシエタノールを添加した。特定された促進剤を、インキおよび/または湿し水に混和した。湿し水は、濃縮物を含む促進剤を水で希釈することにより調製した。印刷は、最大裏移り、または印刷能力(25,000刷り/時)が制限された生産速度で行った。得られた印刷物を各々、乾燥速度、ドットゲイン、および視覚的に検出可能な裏移りに作用するのに必要な最小圧縮(psi)について評価した。
(表3)
Figure 2005538223
注:
1)インキタックは、〜70°F(21℃)で18日間の貯蔵後に、17まで上昇した。
明らかにされた恩典には、低下したドットゲイン、より迅速な乾燥(より高い印刷速度が可能)、および視覚的に検出可能な裏移りに作用するのに必要な最小圧縮(psi)が含まれる。
実施例4-VOC非含有の植物油ベースの平版インキのための乾燥促進剤としての触媒比率の無機ペルオキシ酸の塩の利用
3020(Lawter Chemical Co.、キリ-アマニ油ベースの光沢インキビヒクル)400g、黒色顔料(No. R400R Cabot Corp.)180g、反射性ブルー顔料(BASF)20g、2,5-ヒドロキシ1,4-ビスオキサシクロヘキサンジオールのビスリノレン酸エステル70g、アマニ油70g、およびポリテトラフルオロエチレン粉末(Micro Powders-Fluoro 60)10gを、機械的分散および三本ローラ練りすることにより、黒色二系統液体枚葉紙平版インキを調製した。任意に特定された促進剤を、インキに添加した。タックは、追加のアマニ油の添加により、1,200RPMで12に調節した。前記配合において使用した黒色およびアルカリブルーを、各々(respectfully)フタロシアニンブルー160g、ルビン180g、または黄色顔料145gと交換することにより、シアン、ルビン、および黄色の類似物を調製した。任意に促進剤を、特定したように湿し水またはインキに添加した。
得られたインキセットは、より大きい最大乾燥速度またはプレス速度能(20,000刷り/時)が制限された生産速度で、通常のアルミニウムプレート、および指定された湿し水(6%濃縮物)を伴う4色Komori 0.4×0.6メートル枚葉紙印刷機を使用し、濃密に(heavily)コートした120lb.(54kg)紙ストック上に、標準濃度で200ラインスクリーンを使用し印刷することにより、各々個別に評価した。得られた印刷物を、各々、乾燥速度、平均カラーセットのドットゲイン、および視覚的に検出可能な裏移りに作用するのに必要な最小圧縮(psi)について評価し、更に決定し、表4に示した。被印刷物および印刷環境は、各々、印刷の間、22℃および相対湿度60%に維持した。結果は表4に示した。
(表4)
Figure 2005538223
本発明の組成物の枚葉紙用途におけるドットゲインは、-2〜+15%の範囲に下落したのに対し、従来のインキは、10〜40%のドットゲインを生じた。相対乾燥速度(本発明インキ 対 対照インキ)は、表1-4に示し、本発明の組成物の全ての例が、対照に対して、劇的な速度の増大を示した。従って、実施例において本発明の組成物と対照組成物の間で説明されたそれらの相対割合の改善点を含む、本明細書の例において対照と比較して、改善されたまたは増強された印刷特性を示す本明細書の組成物および方法も、本発明である。
本発明の化合物(本明細書の組成物において使用されることを含む)は、1個または複数の不斉中心を含んでもよく、従ってラセミ体およびラセミ混合物、単独のエナンチオマー、個々のジアステレオマーおよびジアステレオマー混合物として生じる。E-、Z-およびシス-、トランス-二重結合異性体が、良く想起されている。これらの化合物のこのような異性体型の全てが、明白に本発明に含まれている。本発明の化合物は複数の互変異性体型でも表され、そのような場合本発明は、本明細書に説明された化合物の全ての互変異性体型を明白に含む。このような化合物のそのような異性体型の全てが、明白に本発明に含まれる。本明細書に説明された化合物の全ての結晶型は、明白に本発明に含まれている。
特に規定されない限りは、本明細書において使用される全ての技術用語および科学用語は、本発明の属する技術分野の通常の技術者により普通に理解されるものと同じ意味を有する。本明細書に説明されたものに類似したまたは同等の方法および材料は、本発明の実践または試験において使用することができるが、適した方法および材料が以下に説明されている。矛盾する場合、定義を含み、本明細書に制限されると考えられる。加えて、材料、方法、および実施例は、例証のみであり、限定を意図するものではない。
本明細書に引用された全ての参考文献は、印刷物、電子式、コンピュータで読取り可能な記憶媒体または他の形のいずれかにかかわらず、その全体が参照として明白に組入れられており、これは要約、記事、雑誌、刊行物、教本、学術論文、インターネットウェブサイト、データベース、特許および特許公報を含むが、これらに限定されるものではない。
本発明の多くの態様が説明されている。しかしながら、本発明の精神および範囲から逸脱しない限りは、様々な変更を行うことができることは理解されるであろう。従って他の態様は、添付の特許請求の範囲の範囲内である。

Claims (27)

  1. 平版インキまたはワニス、および触媒比率の1種または複数種の過酸の無機塩(inorganic salts of peracids)を含む、組成物。
  2. 平版インキまたはワニスは、1種または複数種の過酸の無機塩を質量で約10ppm〜約25,000ppm含む、請求項1記載の組成物。
  3. 1種または複数種の過酸の無機塩を質量で10ppm〜25,000ppm含む平版インキ用湿し水を含む、組成物。
  4. 平版インキ用湿し水濃縮物が、質量で約50ppm〜約250,000ppmの1種または複数種の過酸の無機塩を含む、請求項3記載の組成物。
  5. 単一の液体平版インキまたはワニスを含み、かつ質量で約10ppm〜約25,000ppmの1種または複数種の過酸の無機塩を含む、組成物。
  6. 請求項1記載の組成物を含むインキを使用する工程を含む、印刷方法。
  7. 印刷が、インキを印刷機に塗布する工程を含む、請求項6記載の方法。
  8. 印刷が平版印刷である、請求項6記載の方法。
  9. 印刷が、紙への印刷を含む、請求項6記載の方法。
  10. 請求項1記載の組成物を含むインキビヒクルを使用する工程を含む、印刷方法。
  11. インキビヒクルが、湿し水と混合される、請求項10記載の方法。
  12. 湿し水が、有機(ヒドロ)ペルオキシドまたは過酸の無機塩を更に含む、請求項10記載の方法。
  13. 1種または複数種の追加のインキビヒクル成分を更に含む、請求項1記載の組成物。
  14. 追加のインキビヒクル成分が、ソリッド類、アルキド類、ポリエステル類またはポリアミド類である、請求項13記載の組成物。
  15. 過酸の無機塩が、ペルオキシジホスホン酸ナトリウム、過ホウ酸ナトリウム、過硫酸ナトリウム、ペルオキシ二硫酸ナトリウム、ペルオキシスズ酸カルシウム、過炭酸塩アルミニウム、過レニウム酸(perhenate)カリウム、ペルオキシモリブデン酸カリウム、ペルオキシタングステン酸マグネシウム、またはペルオキシオスミウム酸ナトリウムである、請求項1記載の組成物。
  16. 顔料を更に含む、請求項1記載の組成物。
  17. 水を更に含む、請求項1記載の組成物。
  18. 平版インキまたはワニスと触媒比率の過酸の無機塩とを混合する工程により製造される、組成物。
  19. 平版インキまたはワニスおよび触媒比率の過酸の無機塩を含む組成物と水とを混合する工程により製造される、組成物。
  20. 得られる組成物を表面へ塗布する直前に請求項1記載の組成物と水とを混合する工程、および、得られる組成物を表面に塗布する工程を含む、表面に印刷する方法。
  21. 得られる組成物を少なくとも1種の結合対象の表面に塗布する直前に請求項1記載の組成物と水とを混合する工程、及びその後、結合が望ましい他方の表面にコーティングを接触させる工程を含む、二つの表面を互いに密閉する方法。
  22. 得られる組成物を表面に塗布する直前に請求項1記載の組成物と水とを混合する工程、得られる組成物を二つの表面に塗布する工程、および二つの表面を互いに接触させる工程を含む、請求項21記載の方法。
  23. 平版インキまたはワニスと触媒比率の過酸の無機塩とを混合する工程を含む、組成物を製造する方法。
  24. 水と混合する工程を更に含む、請求項23記載の方法。
  25. 請求項1記載の組成物と水とを混合することを含む、印刷方法。
  26. 請求項1記載の組成物と水との混合により得られる組成物を、印刷機へ塗布する工程を更に含む、請求項25記載の方法。
  27. 請求項1記載の組成物と水との混合が、請求項1記載の組成物と水との混合により得られる組成物を印刷機へ塗布する直前に起こる、請求項26記載の方法。
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