JP2005536713A - 液体の特性を試験するための機器および方法 - Google Patents

液体の特性を試験するための機器および方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005536713A
JP2005536713A JP2003542907A JP2003542907A JP2005536713A JP 2005536713 A JP2005536713 A JP 2005536713A JP 2003542907 A JP2003542907 A JP 2003542907A JP 2003542907 A JP2003542907 A JP 2003542907A JP 2005536713 A JP2005536713 A JP 2005536713A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample
radiation
detector
light
axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003542907A
Other languages
English (en)
Inventor
モスレイ,マシュー,アール
ポール,ダグラス,ジェイ
パイク,ジョーン,エヌ
Original Assignee
テネシー・サイエンティフィック・インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テネシー・サイエンティフィック・インコーポレイテッド filed Critical テネシー・サイエンティフィック・インコーポレイテッド
Publication of JP2005536713A publication Critical patent/JP2005536713A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/62Systems in which the material investigated is excited whereby it emits light or causes a change in wavelength of the incident light
    • G01N21/63Systems in which the material investigated is excited whereby it emits light or causes a change in wavelength of the incident light optically excited
    • G01N21/64Fluorescence; Phosphorescence
    • G01N21/6428Measuring fluorescence of fluorescent products of reactions or of fluorochrome labelled reactive substances, e.g. measuring quenching effects, using measuring "optrodes"
    • G01N21/643Measuring fluorescence of fluorescent products of reactions or of fluorochrome labelled reactive substances, e.g. measuring quenching effects, using measuring "optrodes" non-biological material
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/17Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
    • G01N21/25Colour; Spectral properties, i.e. comparison of effect of material on the light at two or more different wavelengths or wavelength bands
    • G01N21/31Investigating relative effect of material at wavelengths characteristic of specific elements or molecules, e.g. atomic absorption spectrometry
    • G01N21/314Investigating relative effect of material at wavelengths characteristic of specific elements or molecules, e.g. atomic absorption spectrometry with comparison of measurements at specific and non-specific wavelengths
    • G01N21/3151Investigating relative effect of material at wavelengths characteristic of specific elements or molecules, e.g. atomic absorption spectrometry with comparison of measurements at specific and non-specific wavelengths using two sources of radiation of different wavelengths
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/17Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
    • G01N21/47Scattering, i.e. diffuse reflection
    • G01N21/49Scattering, i.e. diffuse reflection within a body or fluid
    • G01N21/53Scattering, i.e. diffuse reflection within a body or fluid within a flowing fluid, e.g. smoke
    • G01N21/534Scattering, i.e. diffuse reflection within a body or fluid within a flowing fluid, e.g. smoke by measuring transmission alone, i.e. determining opacity

Abstract

液体の特性を試験するための機器であって、バイアル130と、ハウジング110とを備える。そのバイアル130は、液体のサンプルを収容するためのチャンバ116を定義し、かつ液体を密封するためのキャップ133を有する。上記ハウジングは、上記バイアルを収容するための凹部を有する。複数の発光ダイオードと検出器とが、上記ハウジング内の複数のメリジオナル平面上に整列されるものである。

Description

本発明の主題は、液体の特性を測定するための機器に関し、特に、反応物質と混合された水などの液体の色、濁度および/または螢光を試験するための改良された機器および方法に関する。
新鮮な飲用水の水源が、人口増加により酷使されているために、生産および使用におけるあらゆるレベルでの水質検査(モニタリング)が、急速に全世界の必然事項になっている。低レベルの異物または汚染物質でさえ、検出されない場合には、深刻な健康(衛生)および安全上の危険をもたらすことになる。その結果、迅速かつ正確な水質試験の結果が、さらに拡大する水源の試験サンプルのために必要とされている。従って、水の処理と利用とが拡大するにつれて、水質を検査するための丈夫な携帯機器および方法への必要性が増している。
通常、水質試験は、液体のサンプルへの指定の試薬の付加を必要としている。
従来、既知の濃度の反応物質が、未知の濃度の反応物質を含む水のサンプルに混合される。あるいは、サンプルの特性の変化が反応の終了点を示すまで、この既知の反応物が連続的に加えられる。いずれの場合も、この試薬が汚染物質と反応し、汚染物質の濃度に比例する反応を引き起こす。たいてい、変色指示薬が含まれているので、変色が生じたり、または化学反応に内在して変色する。このように、試薬の付加後に、プリントされたカラーチャートに対する目視検査により、関連する汚染物質のレベルまたは欠如を決定することができる。この様な単に視覚的な比較は、本質的に主観的であり、従って、微妙な測定では信頼性を欠くことになる。一般に、この反応の程度および結果の解釈をするためには、熟練の技術者が必要とされる。あるいは、比色計(colorimeter)もしくは光度計(photometer)が、反応の程度(例えば、色の濃さまたは分光透過)、言い換えれば、汚染物質の濃度を一致性を有して測定できる。しかしながら、従来の比色計および光度計は、フィールド(現場、filed)使用には実用的でなく、かつ色に関連するデータのみを提供するものであった。
反応生成物が微粒子の沈殿物である場合、光学的な濁度測定方法(つまり、散乱)によって、サンプルを測定できる。汚染物質が高濃度である結果としての高濃度の沈殿物は、さらなる散乱を生成する。従って、濁度のレベルは、汚染物質の濃度のレベルと対応する。あるいは、自然の水源からの液体サンプル中において、濁度のレベルの有無は、そのような液体のサンプルの特性を示すの重大な指標になりうる。
付加的な技術として、蛍光性のマーカーを含む試薬の追加がある。汚染物質との反応が、蛍光の一部を可能もしくは抑制する。例えば、マーカー・ローダミンは、青色光により励起されると、赤色の蛍光を発する。従って、サンプルを通して青色光を送ることは、汚染物質のレベルに比例する赤色の螢光を発生させる。従って、螢光レベルの変化を決定することは、汚染物質の濃度を示すことになる。
さらに、青色の励起光が繰り返し送られ(pulsed)、蛍光強度を各パルスの後に所定の時間で測定する場合、螢光のタイム・ディケイ(時間退化)率は、汚染物質の化学的性質についてのさらに詳細な情報を提供することができる。
上記を考慮して、いくつかのシステムが、液体サンプルの色、濁度または螢光を確認するために開発されてきた。従来の比色計は、広帯域の光源を備える。フィルタは、異なる波長を提供するために、光路(optical path)に出入りするように移動される。フィルタは、手動またはモータで移動されてもよい。光導体(lightpipe)またはレンズ系が、光を集めて、試験される対象物上のポイントに指向する。そのようなポイントにおいて、この光は、不透明な対象から反射し、半透明な対象を通り受信器(receivers)へと進む。この受信器(通常はフォトダイオード)は、光信号を処理用の電気信号に変換する。誤った読み取りを防ぐために、受信器は周辺光(ambient light)から隔離されなけらばならない。周囲の状況を制御するために、従来の比色計は、通常、実験室(laboratory)のみで使用されている。
例えば、マッカーシー(McCarthy)の特許文献1は、同じ基板上に設けられた、発光ダイオード(下記に「LED」として記載)と受信器とを備える光学的な分光分析装置を開示している。したがって、反射光だけが分析される。トラノウスキー(Taranowski)らの特許文献2は、タイミングパルスによって実行される複数の異なる色のLEDを使用することを開示している。LEDのタイミングパルスとの同期(synchronism)状態において、フォトダイオードの出力がサンプリングされ、従って、各出力が個々の有色のLEDの信号を示す。オカモト(Okamoto)の特許文献3は、反射光の合計を受け取り、合計された値と、基準目標に関連する値とを比較することを開示している。結果として生じる比較値が、数値形式で表示され、試験された項目と基準項目との間の整合の程度を示す。ワグナー(Wagner)らの特許文献4は、小型の比色計を開示している。小型の比色計は、反射光を光センサ(sensor)に伝送するための光導体(light pipe)、三つの異なる原色の光源、表示パネルおよび測定ボタンを有するボディを備える。操作時に、この小型の比色計は、三原色の波長で測定された目標の反射率を表わす三つの色データポイントを生成する。マイクロプロセッサは、三つのデータポイントを分析し、一般に知られた各種のフォーマットで結果を表示する。
さらに、いくつかの特許は、特に水の試験方法および装置に関するものである。
マウント(Mount)らの特許文献5は、試薬の反応が終了点に達した際に、比色計および他の装置と通信するコンピュータを使用し、判定過程を自動化している。ウォールステイン(Wohlstein)の特許文献6は、 エンジンオイルの状態を示す比率を提示するために、光センサ(photosensors)によって生成された電圧を使用している。試験液が、プリセットされた許容限度外にある場合、その許容限度示すアラームが始動する。
多くの特許は、対象物の色を光電子的に(photoelectrically)検出する特定の態様に関するものである。例えば、トラノウスキー(Taranowski)の特許文献7は、同じ角度に向けられた赤色光、緑色光および青色光から均等に構成される白色光を生成する色センサ照明源(color sensor illumination source)を開示している。バランスのとれた源の重要性は、相対的にバランスのとれた色の出力の示度をもたらすことである。ライゼック(Ryczek)の特許文献8は、光源から光を直接受ける補助的な(secondary)感光性の構成要素を示している。その結果、補助的な感光性の構成要素からの信号が、光源の電力の出力を規制する閉回路フィードバック信号を生成するために使用される。
付加的な特許は、特定の材料が観測角度に依存して異なる色を表示することを認識している。具体的には、オオタ(Ota)らの特許文献9は、複製可能な結果を与えるために観測角度を正確に決定する必要性を認識している。この問題を解決するために、オオタらは、所望の観測角度を繰り返し可能にセットするために、調節機構を制御する角度検出器を組込み込んだ。
アンダーソン(Anderson)の特許文献10は、ポータブル比色計の必要性を開示している。この比色計は、サンプルを収容するためにハウジングで囲まれている。バイアル(vial)がサンプル用コンパートメントに配置されるとき、キャップ部材が、外部光(external light)からの干渉を防止するために溝(grooves)内に配置される。パオリ(Paoli)らの特許文献11は、サンプルセル(sample cell)と光学的な検出器(detector)との間の非結像の光学的なコンセントレータ(non-imaging optical concentrator)を有するポータブル濁度計を開示している。カバーが、読み取りに対する周辺光からの影響を軽減するために使用される。クーパー(Cooper)らの特許文献12では、10,000(NTUs(移動単位))のような非常に高い水の濁度を測定する比濁計器を開示している。この比濁計器は1つの光源と4つの検出器とを有している。この検出器は後方散乱、前方散乱、90°の散乱および透過光線を受ける。
そのほかにも、いくつかの特許では、液体の光透過のみを決定するための装置に関するものがある。クアン(Kuan)の特許文献13は、測定される液体中に、光導体(light guide)および耐液の光センサを浸すことを教示している。光源がこの光導体を照らす際に、光センサが、試験液についての光の透過を示す信号を生成する。リリエンフェルト(Lilienfeld)の特許文献14は、空中の微粒子をモニタリングするためのシステムに関する。リリエンフェルトは、遠隔地からリアルタイムで外気の特性を決定することができる携帯測定器の必要性を評価している。上記に記載された各々の米国特許は、参照として本明細書に組込まれる。
米国特許第5,137,364号 米国特許第5,299,841号 米国特許第6,094,272号 米国特許第6,157,454号 米国特許第5,618,495号 米国特許第5,691,701号 米国特許第5,303,037号 米国特許第5,471,052号 米国特許第5,592,294号 米国特許第5,083,868号 米国特許第5,872,361号 米国特許第5,604,590号 米国特許第5,696,592号 米国特許第6,055,052号
上記に言及された特許の教示にもかかわらず、水質試験の分野で周知の先行技術のシステムおよび方法に関連した様々な問題がある。多くのシステムが、サンプルを入手し、分析のためにそのサンプルを実験室へ送る時間のかかる工程を必要とする。あるいは、フィールドでの分析は、しばしば人為的なミスにより、一致性のない結果を生じる。さらに、先行技術の装置、特に携帯用に設計されたものは、限定された結果しか産出できない。従来、一致性がありかつ正確である汚染物質レベルを示すことができる装置の提供は、場所にかかわらず実用的でなかった。したがって、少なくとも一つの効率的かつ正確な読み取りが可能な改善された水質試験機器および方法、および好ましくは様々な応用および運転条件のための複数のパラメータが必要である。
本発明は、周辺光(ambient light)のなかにおいて、物質の特性を光学的に測定するための方法および装置に関し、その装置は、サンプルチャンバ(sample chamber)および軸を定義する半透明の壁(wall)を備えている。半透明の壁は、測定される物質を含む。LEDまたは他の光源等の放射源(radiation source)は、サンプルチャンバに近接して(adjacent to)設けられ、放射(radiation)が変調(modulated)されることで周辺光から識別可能な放射の変調されたビームを放出する。その放射は、サンプルチャンバを通過した後、検出器により受けられる。その検出器は、放射源に対してサンプルチャンバの軸まわりに周方向に間隔を隔てて(角度的に間隔を隔てて)配置されたものである(angularly spaced)。その検出器は、その検出器に影響を及ぼすビームの放射の強度を示す変調された出力信号を生成する。コントローラは、放射源と検出器とを作動させ、かつ、ディスプレイに表示するための変調された出力信号を処理する。
本発明は、また物質の特性を測定するための機器および方法に関し、この機器は、物質のサンプルを収容ためのサンプルチャンバを備えている。信号発生器(signal generator)は、サンプルチャンバに近接して設けられた放射源を有する。この放射源は、放射のビームをサンプルチャンバを通して検出器上へ放出する。検出器は、放射源に対してサンプルチャンバの軸まわりに周方向に間隔を隔てて配置されたものである。信号発生器の検出器は、サンプルチャンバとサンプルチャンバ内で測定される物質とを通過した後の放射のビームを受ける。放射を受け取る際に、検出器は、その検出器に影響を及ぼす放射の強度を示す出力信号を生成する。メモリは、複数の異なる基準サンプルに基づく基準測定値データを格納する。各基準サンプルは、不純物の異なる濃度を有する。メモリと通信するコントローラが、不純物の濃度が未知であるサンプルチャンバ内のサンプルに基づいた信号を信号発生器から受信するように作動する。サンプル内の不純物の濃度を決定し、濃度を示す出力信号を生成するために、コントローラが、信号と基準測定値とを自動的に比較する。
本発明はまた、バイアル(vial)に含まれる水のサンプル等の縦長(elongated)のサンプルの色および散乱を分析する方法および装置に関する。その縦長のサンプルは軸を定義する。装置は、第一のメリジオナル平面(meridional plane)を定義する第一の経路(channel)を備え、その第一のメリジオナル平面は、サンプルに近接して設けられた第一の放射源を有する。その第一の放射源は、放射の第一のビームをサンプルを通して第一のセンサ上へ放出する。第一のセンサは、第一の放射源に対してサンプルの軸まわりに周方向に間隔を隔てて設けられたものである。第一のセンサは、そのセンサに影響を及ぼす放射の強度を示す第一の出力信号を生成する。第二の経路は、第二のメリジオナル平面を定義し、サンプルに近接して設けられた第二の放射源をその上に備える。第二の放射源も、放射のビームをサンプルを通して第二のセンサ上に放出する。第二のセンサは、第二の放射源に対してサンプルの軸まわりに周方向に間隔を隔てて設けられたものである。第二のセンサは、第二の出力信号を生成するためのものである。エレクトロニクスは、各経路を作動させ、それにより生成された信号を処理する。経路は、色、透過(transmission)および45°の濁度の測定を可能にするために、45°間隔であることが好ましい。
当業者に開示される機器および方法が、この機器および方法をどのように構成し、使用するかをより容易に理解するために、添付の図面を参照するべきであろう。本明細書に開示される機器および方法のこれらおよびその他の一意的な特徴および利点は、以下の記載、添付図面および添付されたクレームからより容易に明白になるであろう。
本発明の機器および方法の1つの利点は、それらが変調された光の源(光源)を用いており、従って、生成された信号を分離することができる。その結果、この機器および方法は、周辺光のなかで機能することが可能である。さらに、従来の機構(mechanisms)よりも速くデータ収集をするために、同時に多変量解析を行うことができる。
また、本発明のもう一つの主題は、多くの測定を行なう固定された(stationary)構成部材の単純化された配置である。その結果、信頼性が改善され、しかも生産コストが軽減される。
本発明は、試験装置および方法に関連した先行技術における問題の多くを解消する。本明細書に開示されるこの機器と方法の利点および他の特徴は、当業者に、以下の特定の好適実施形態の詳細な説明を、本発明の主な実施形態を示す図面とともに参照することにより、容易に明らかになるであろう。尚、同様の構成部材を示す為に同じ参照番号が用いられる。
図1を参照すると、多軸測光検出機器(multi-axis photometric sensing instrument)100は、光学的な構成要素を保護し整列させるためのハウジング110を備え、それら光学的な構成要素がハウジング110に設けられる。多軸測光検出機器100は、ユーザーに複数の測定結果を示すためのディスプレイ112と、ユーザーから入力を受け付けるためのキーパッド114とを備える。ハウジング110は、縦長のサンプルバイアル130を収容する凹部116を定義し、サンプルバイアル130が、試験されるサンプルが収容されるサンプルチャンバを定義する。さらに下に記載されるように、この凹部116は、分析のための光路(optical path)にサンプルバイアル130を適切に整列させる。コンピュータ(図示せず)と通信するためのポート118と、内部電力電池121(図3に示される)を充電するためのソケット120ともハウジング110の内に一体的に設けられる(integrated)。好ましくは、このポート118は、シリアル、USB、IEEE1394ポート、または、当業者に知られている同類のものである。
機器100は、その頑丈さを強化するために防水であることが好ましい。この好適実施形態の中のオプティクス(optics)およびエレクトロニクス(electronics)は、ハウジング110内に固定されるLEDおよび光起電力検出器(下記に「PVD」とする記載)である。多数の光学的および電子的構成要素が、機器の性能要件を十分に発揮させるために使用されてもよいことが想定される。例えば、半導体レーザーが、LEDおよびフォト電界効果トランジスタ(photoFETs)と置き換えられるか、あるいはアバランシェフォトダイオード(avalanche photodiodes)がPVDと置き換えられてもよいが、これに限定されない。アナログおよびデジタル信号処理用の電子部品の有益な組合せを、電子的な構成要素として使用してもよいことが想定される。可動部の数の減らすことは、高い信頼性を供する。下に更に詳細に記載されるように、多軸(multi-axis)、多源(multi-source)および多検出器(multi-detector)機器100は、複数の試験を行なうために電気的(electrical)スイッチングによって選択的に作動される。
サンプルバイアル130は、壁面が薄く、視覚的に透明または半透明で、開口部が広く形成された非散乱シンチレーションチューブ(non-scattering scintillation tube)で、蓋付きボトルあることが好ましい。ある好適実施形態では、サンプルバイアル130が、およそ2インチ(およそ5.08cm)の高さとおよそ1インチ(およそ2.54cm)の直径とを有する透明ガラスまたはプラスチックのシリンダに形成される。その結果、このサンプルバイアル130は、そこを通過する光を屈折させるであろう。サンプルバイアル130内の媒体(medium)もまたサンプルバイアルを通過する光と相互に作用し合うであろう。さらに、本明細書の開示を評価するにあたり当業者に認識されるように、サンプルバイアル130は、正方形、長方形、長楕円形またはその他多くの形状でもよい。
サンプルバイアル130は、つまみ(つめ)付き、ねじ留め式のプラスチックキャップ132を有する。このキャップ132には、ラベリングのため、ぬれた際にきつく閉めやすくするため(てこ作用の強化)、および取り扱いを容易にするためにタブ部分133が供されることが好ましい。一つの実施形態では、サンプルバイアル130が前回の試験からの二次汚染を回避するために使い捨てである。好ましくは、サンプルバイアル130が、必要とされるサンプルの量を示すための充填線131を有する。本明細書の開示に基づき、当業者に認識されるように、ここに示されたサンプルチャンバを定義する、サンプルバイアル130の容積、構成材料、および形状またはサンプルチャンバを定義するその他の構成は、一例であり、この機器の特定の応用、または所望される別の方法に従って、望まれるように変更されてもよい。
操作中、このサンプルバイアル130は、試験液(試験流体、test fluid)が充填され、機器100の凹部116内に配置される。例えば、試験液は、飲料水供給用に産出された水のサンプルでもよい。ある好適実施形態では、このサンプルバイアル130は、サンプルホルダおよび機器の機能に必須の光学屈折要素として作用する。図示される本実施形態では、その他すべてのハードウェアおよびソフトウェアが、ハウジング110の残材部に永続的に存する(固定される)。また、任意の化学/濁度試験のための特定の指示が、ハウジング110のキーパッド114によって入力される。以下に詳細に記載されるように、ユーザーは、キーパッド114を介して、色、濁度および/または螢光等(これらに限定はされない)の適切な試験を選択する。機器100が試験液を分析し、ディスプレイ112が試験の結果を表示する。
ここでは図2aに参照されるように、メリジオナル平面154bおよび154cのみが、簡単に示される。サンプルバイアル130が、凹部116内に配置されると、サンプルバイアル130が、複数のLED150(s)とPVD(s)152との間に位置する。一つの実施形態では、九つのLED150から放出される主光線151が、三つのメリジオナル平面154を定義するように九つのLED150が配置される。それら九つのLED150から放出される主光線151は、サンプルバイアル130の中心軸「z」を通り、それらに対応するPVD152の中心点に集められる。LED150およびPVD152の選択および配置によって、サンプルチャンバの軸zに対して定義された複数のメリジオナル平面154a−cが作成される。これらLED150は前方方向(forward direction)に放出するが、サンプルバイアル130により行なわれる屈折の焦点合わせ以外は、さらなる放射の円錐角(cone angle)を制御する必要ない。これらLED150は、比較的狭い視野角(view-angle)のLEDであることが好ましい。図示されるように、LED150とPVD152との各々が、定義された固定軸上に位置し、メリジオナル平面154a−cが、なるべくなら円筒状のサンプルバイアル130の軸zを通過する。さらに下に記載されるように、任意の角度(angle)の影響も、純水サンプルでゼロ点調整を(zeroing)することにより、自動的に考慮される。本発明のこの好適実施形態では、三つの定義されたメリジオナル平面154a−c(あるいは「経路(channel)」)が、液体の光吸収のために、近紫外線、可視光線、および近赤外線(下記に「NIR」として記載)付近の範囲に分布される合計9つの異なる波長域を供する。測光透過(photometric transmission)の測定の結果として生じる感度および精密度は、人間の目によるものより優れており、典型的な視覚による色決定を超える化学試験の有用性を示している。一つの実施形態では、およそ5mmの直径と高い光度とを有するLEDが選択される。光線の色は、青色(430nmのピーク放射波長)、緑色(565nm))、赤色(660nm)、近赤外線(near IR)(880または940nm)および白色でもよいが、これに限定されない。この白色LEDは、部品番号CMD333UWCで、シカゴ・ミニチュア・ランプ(Chicago Miniature Lamp)より入手可能なものであることが好ましい。LED、PVDおよび、他の光源および検出器についての他の選択は、本明細書の主題を検討することにより当業者に明らかになるだろう。また、他の選択は、このような光源および検出器における波長および位置を含んだものである。
好ましくは、各LEDの放射円錐(emission cone)、サンプルバイアル130の屈折力(refractive power)および各PVD152の幅が、光の全円錐(full cone)を対応するPVD内に捉えるような組合せに選択される。各LED150によって放出される光の円形の円錐は、サンプルバイアル130を通過することにより長楕円形に歪められる。従って、矩形状のPVDが、光の全てを受けるために必要とされる。ある好適実施形態では、各々のLED150が、光強度(high-brightness)T1 3/4のLEDであり、そのLEDは、サンプルバイアル130から略5mm離間して位置する。各LEDは、前方円錐(a forward cone)の中に放射を各々放出する。その前方円錐は、およそ30°未満の視野角(viewangle)を有することが好ましく、放射が光の円錐内でおよそ均等に分配される。各PVD152は、略20×40mmの矩形状の作用面(active area)を各々有する。適当なPVDが、ラジオ店(Radio Shack)から部品番号#276-124Aで入手可能である。各PVDは、対応するLEDによって放出された光の前方円錐を収集するように、サンプルバイアル130から略19mm離間して配置される。他の実施形態では、略20×20mmのPVDが使用され、小さな円柱レンズ(軸が水平、図示されない)が、LED150とサンプルバイアル130との間に、5mm離間して各LED150の前方に配置される。この円柱レンズは、20mmの高さのPVDまたはその他のセンサの上に適合させるように、垂直に広がったビームを集光する。PVD152が光起電力モードで使用され、入力信号に対する反応の線形性と、暗電流(dark current)がないことと、および機器100の運転温度に対する感度が微小であることとが保証される。本明細書での開示に基づき当業者に認識されるように、本明細書の寸法と角度は一例であり、所望されるかその他要求されるように変更されてもよい。
図示されるように、光学系は、構成が簡単で厳密な誤差範囲を要さないことが好ましい。各メリジオナル平面154内のLED150の軽量な(lightweight)構成および自動整列を容易にするために、一片の金属またはプラスチック(図示されない)を機械加工または成型して、LEDを適所に固定するようにしてもよい。他の実施形態では、透明ガラスまたは、半透明または透光性カバー等(図示されない)が、水および汚れの蓄積を防ぐために、LED150および/またはPVD152の上にエポキシ接着(expoxied)されるかあるいはその他の方法で固定される。さらに他の実施形態では、ウラテン(Wratten)ブルーパスフィルタ(図示されない)が、清浄度を促進するだけでなく、測定中の信号対雑音比を増加させるために、メリジオナル平面の内の一つにおける青色を放出するLEDの上に接合される。さらに、本明細書に記載されるように、機器100は、マイクロコントローラ174(図3に最もよく示される)を備え、そのマイクロコントローラ174は、当業者により既知である方法で、さまざまなスイッチング制度(regimes)を制御するようにプログラムされる。従って、機器100中の唯一の可動部は、手動で挿入されるサンプルバイアル130であることが好ましい。
他の実施形態では、四つのPVD152を、八角形の配置(図示されない)に整列させることができる。その八角形の配置では、四つのLEDの経路と四つのPVD152とにより、12の異なるLED150を測光、透過および濁度測定または比色定量(colorimetric)の目的で同時に使用することが可能となる。もし望まれるならば、分光学(spectroscopy)を鋭くするために幾つかのLEDの前方の小さな干渉フィルタ(図示されない)が使用されることが想定される。好ましくは、各四つのPVD152が、各々略20×40mmである。しかしながら、本明細書での開示に基づき当業者に認識されるように、本明細書の寸法は一例であり、所望されるかその他要求されるように変更されてもよい。
ここで図2bおよび2cに参照されるように、センサの1つのメリジオナル平面154だけが、簡単に示される。図示されるように、メリジオナル平面154は、直交座標系の軸xおよびzにより定義された平面に位置する。図示されたメリジオナル平面154は、メリジオナル平面154a−cのうちのいずれかの配置を表わし、軸zは、任意の空間の方向にあるかもしれないことが、当業者により認識されるであろう。本好適実施形態の密封されたサンプルバイアル130では、軸zを定義する最も知覚可能(sensible)な方向が、ほぼ垂直上向きである。他の実施形態では、そのようなサンプルバイアルもしくはサンプルチャンバが、下に記載されたクオーツ・パイプあるいは他の透明か半透明の導管によって定義され、その導管が、それを通り流れる液体を収容する。さらに、軸zの長さおよび方向に関する実際的な制限はない。図2cに示される他の実施形態では、そのような参照付けが必要とされるもしくは望まれる場合に、LEDの出力電力の連続的な検出と、LEDの変動を修正するためのフィードバックとが供されるように、平坦なグラス(plain-grass)のビーム分配器(beam-splitter)157と、小さな参照光電池(photocell)159とが配置される。
図2bに示されるように、LED150は、図中のサンプルバイアル130の左のグラス壁からx軸における「s1」の距離に位置し、互いからz軸におけるある最小の「h1」の距離で一定間隔に配置される。メリジオナル平面154の各LEDの主光線151は、z軸に沿う各々のPVD152における中央部分と交差する。そのPVD152は、メリジオナル平面154の中心軸へ、ほぼ垂直に指向され、かつ、図中のサンプルバイアル130から、x軸における「s3」の距離で一定間隔に配置される。図2bおよび2cに示されるように、典型的なPVD152は、高さ「H」および幅「W」を定義し、各々のメリジオナル平面のLEDの内のいずれかあるいは全てからの光を、連続してあるいは同時に受ける。さらに下に記載されるように、二つかそれ以上のLEDが同時に、「オン(on)」である場合、マイクロコントローラ174のソフトウェアが、各PVDの出力信号を分析することができ、かつ各LEDの放射から発生する成分を分離することができるように、各源は、周波数変調されたものか、あるいは、所望の他の方法で(例えば位相もしくは振幅変調によって)変調(調節、modulated)されたものが好ましい。例えば、この好適実施形態では、各LEDあるいは他の光源の周波数が、略以下のように変調される:f1=1613Hz、f2=1099Hzおよびf3=676Hz。
図2bを参照すると、典型的なPVD152の高さHは、対応するLED150により放出された円錐の垂直方向の指向性により決定され、同様に、水あるいは他の液体が充填されたサンプルバイアル130によるメリジオナル平面154中の屈折により修正される。図2cに示されるように、典型的なPVD152の幅Wは、端の光線153(extreme ray)のx−y平面での屈折によって決定され、その端の光線153は、LEDの前方円錐の半分の角度η(つまり、LED150の従来の視野角の半分)で放出される。
三つのメリジオナル平面154が、なるべく円筒状のサンプルバイアル130の中心軸zのまわりに、八角形に(つまり、およそ45°間隔で)間隔を隔てて配置されることが好ましい。単純化のために、図2aは、二つのメリジオナル平面154bおよび154cのみを示す。メリジオナル平面154の各々が、異なるピーク波長の複数のLED150と、単一のPVD152とを含むことが好ましい。したがって、本好適実施形態の機器100は、九つの異なる波帯(waveband)のLED150と、三つの独立した広いエリア(broad-area)のPVD152とを有する。本明細書での開示に基づき当業者に認識されるように、測定の応用に基づいて、より多数のもしくはより少数のメリジオナル平面を用いてもよいし、各メリジオナル平面に対してより多数のもしくはより少数のLEDを用いてもよい。サンプルバイアル130が、直径に関して拡大もしくは縮小される場合、光学的な設計が、s1とs3との変更を要求するであろう(図2b参照)。特に、PVDの幅W(図2c参照)は、隣り合うPVDとの物理的な重なりを避けることが強要される。本好適実施形態の理論的設計および試験では、サンプルバイアル130の直径s2がおよそ25.4mmである場合に、LEDについての視野角2ηがおよそ24°もしくはそれ以下であることが見出され、システムでの有用な寸法が、およそ5mmより大きくおよそ10mm未満のs1、およそ15mmのs3、および一般に利用可能なPVDの寸法である約20×40mmのW×Hであることが見出された。本明細書での開示に基づき当業者に認識されるように、これらの寸法と角度は、所望されるかその他要求されるように変更されてもよい。
ここで図3を参照すると、三つのメリジオナル平面154a−cが八角形の配置で使用される際に、メリジオナル平面154aで、橙色、赤色およびNIRのLED150aの三つ組だけを使用し、メリジオナル平面154cで深緑色(deep green)のLEDおよび青色のLEDだけを使用することは有用である。機器の迷光(stray light)が減少するように、補足的なロングパスおよびショートパスフィルタ(各々178および176)が、PVD152aおよび152cの前に各々配置される。ウラテン・ゼラチン・フィルタ#25および#47が、ロングおよびショートフィルタとして、各々十分であることが見出された。本好適実施形態では、黄色と緑色とのLED150bのダブレット(doublet)が、メリジオナル平面154bで使用される。
図3の本実施形態では、複数のオシレータ170a−cが、七つのLEDa−cに、各々切り替え可能(switchably)に接続される。作動時には、電力電池121がオシレータに電流を供給する。各オシレータ170が一意的な周波数の方形波を生成することが好ましい。スイッチング回路類(circuitry)エリア172内のスイッチング回路類は、オシレータの出力を受け取り、ユーザにより要求された特定の分析に依存して、どのLEDが点灯されるのかを決定する。より詳細には、下に記述される。典型的な目的のために、単純化されたスイッチング・スキームが、スイッチング回路類エリア172内に図示される。特定のスイッチング回路類は図示された簡単な形式に限定されず、それにより、図示された以上の多くの組み合せが考慮されることが、電子的な(electronic)スイッチングに関する当業者により認識されるであろう。手動とは対照的に電子的なスイッチングの使用は、関連するプリアンプ180a−c、アンプ188a−c、およびディスプレイ112の静定時間(settling times)のみに制限される迅速で連続的な表示を可能にする。マイクロコントローラ174は、オシレータと、関連するスイッチング回路類とを動かす命令を供する。マイクロコントローラ174は、マイクロコントローラ174に作動可能に接続されたマイクロプロセッサ184とメモリ186とを有する。マイクロプロセッサ174が、LED150のための変調周波数(modulating frequencies)を直接に生成可能であることは、当業者により認識されるであろう。したがって、アナログ・オシレータ170は、不要であるかもしれない。
さらに図3を参照すると、七つのLED150が、様々な色を有する。七つのLEDが、メリジオナル平面154c内の薄い青色(light blue)(B+)と濃い青色(dark blue)(B)とのLED150c、メリジオナル平面154b内の黄色(Y)と緑色(G)とのLED150b、およびメリジオナル平面154aの内の赤色(R)、橙色(O)および赤外線(IR)のLEDaからなることが好ましい。LED150から放出される光が、サンプルバイアル130を通過する。図2a、2bおよび2cに関して上に記載されたように、濁度が存在する場合には、サンプルバイアル130内で、光が屈折、散乱される。PVD152の内の二つが、フィルタされた光を受けることが想定されるであろう。ある好適実施形態では、また、上に記述されたように、メリジオナル平面154cのPVD152aが、それと関連した赤色光のブロッキングフィルタ176(例えばウラテン#47)を有し、かつ、PVD152aが、それと関連した青緑色(blue-green)のブロッキングフィルタ(例えばウラテン#25)を有する。光学的なフィルタの使用は、散乱強度から平均蛍光放射強度(average fluorescence emission intensity)を、高信頼性で分離することを助ける。パルス励起あるいは、時間遅延ゲート方式(time-delay gated methods)により蛍光を検出する場合には、物理的なフィルタを省略してもよい。
PVD152a−cが光を電気信号に変換する際に、その結果として生じる電気信号が、オシレータ170a−cの周波数と同じ周波数で変調される。それらオシレータ170a−cは、対応するLED150a−cに電力を供給したものである。変調は、周辺光から信号を分類することを可能にするだけでなく、一つを越えるLEDが任意の時に作動される場合に、他のLEDによって生成されたそれに対立する信号を区別する。その変調が、機器の性能に任意の影響を及ぼす太陽光と室内光とを自動的に除去する。
ある好適実施形態では、複数のプリアンプ180a−cのうちの1つが、対応するPVD152a−cにより生成された各信号を増幅する。当業者により既知のタイプのスイッチングエリア182内の付加的なスイッチング回路類の制御により、マイクロコントローラ174が、プリアンプ180a−cを作動させるタイミングおよび継続時間を決定する。ユーザーにより要求された特定の分析に従って、増幅された信号が、回路類182により、加算増幅器184への可変的なルートを経て送られる。より詳細には、下に記載される。どのプリアンプ180a−cが出力しても、対応する信号は加算増幅器184に送られる。複数のアンプ188a−cは、増幅された信号を受信するように、各々の変調周波数(frequency of modulation)に各々調節される。調節されたアンプ188a−cは、他の周波数を拒絶するか弱める間に、オシレータ170a−cの変調周波数(modulation frequencies)である信号の部分をより増幅する。調節されたアンプ188a−cの出力が、マイクロコントローラ174により処理され、ユーザーによる検討のために、ディスプレイ112へ入力される。ディスプレイ112は、液晶ディスプレイ(LCD)画面、プリントアウト、ディジタル計測器、アナログ針ゲージまたは、当業者に既知である同種のものであることが想定される。調節されたアンプ188a−cの出力が、さらにデータとしてメモリ186に格納される。メモリ186に格納されたソフトウェアが、マイクロプロセッサ184に命令を与え、特定の試験についてのデータ処理を行う。データおよび/または結果が、詳しい分析と長期保管とのために、周期的な方式(periodic basis)で、ポート118を介して外部コンピューター(図示しない)に送信されることが好ましい。他の実施形態では、プレ増幅、スイッチング、加算、および周波数選択的に調節された増幅の上記のシーケンス(sequence)が、機器100のアナログ表現に関連して、プレ増幅の後にどの時点でも、信号処理の多くの代替のディジタルの方法と取り替え可能である。例えば、スイッチドキャパシタフィルタ(switched capacitor filter)、ディジタルソフトウェアフィルタ、同期復調(synchronous demodulation)および同種のものが、PVDのプレアンプの出力180a−cから直接信号を得るために使用することができる。マイクロプロセッサに制御されるスイッチングの柔軟性は、任意のLEDの変調された放射により引き起こされた任意のPVDの出力の測定を可能にする。
ここで図4を参照すると、機器100の他の好適実施形態に係る光学的な構成要素の上からの(overhead)平面図が、単純化のために、八角形の構成によって割り当てられた八つの位置の内の六つにおける、三つのLED150a−cと、三つのPVD152a−cとを含む。PVD152は、それぞれのメリジオナル平面154a−c内のサンプルの透過を測定し、適切なスイッチングにより、濁っている液体により散乱した光(つまり濁度)を測定する。選択的な第四のPVD152dが、PVD152aから略22.5度に配置される。第四のPVD152dは、サンプルバイアル130内で散乱した光の付加的な収集を可能にする。この実施形態では、任意のメリジオナル平面154a−cの複数のLEDの内のいずれかから、4つのPVD150a−dの内のいずれかへの散乱測定を可能にするために、メリジオナル平面154aおよび154cの中の保護色(protective color)フィルタが省略される。多くの構成が、本明細書で考慮された測定を遂行し、かつ、本明細書の主題を検討することで、当業者により容易に認識されるであろうことが想定される。
機器100の正確さを増加させるために、ポスト−プレ増幅(post-preamplification)と変調された信号の測定とが、ディジタルの(digitized)あるいはアナログの構成要素の任意の所望の組み合せにより行なわれる場合、迷光(stray light)は、最小限であることが好ましい。視野角(view-angle)の円錐の外側に指向されたLED150からの弱い放射、サンプルバイアル130へ入る際の表面での反射、サンプルバイアル130の液体または流体中の泡および/または微粒子による光学的な散乱、サンプルバイアル130から出る際の内部反射、および/またはPVD152表面での反射および散乱により、望ましくない迷光が起こされる。三つのメリジオナル平面のLEDを使用することの利点の1つは、図3の配置で示されたように、迷光の影響の減少である。迷光は、黒色の吸収体(black absorbers)190aおよび190bの追加によりさらに減少させることができ、その黒色の吸収体190aおよび190bは、図4中破線により示されるように、光学系のLEDとPVDとの側部の間の未使用のメリジオナル平面の空間(empty space)内に位置する。図示されるように、隣り合うLED間の黒色の吸収体は、サンプルバイアル130へ実質的に隣接して内側向きに拡張することができる。
さらに機器100の正確さを増加させるために、周期的な較正(校正、calibration)が適切である。周期的な較正の間、サンプルバイアル130は、密封され、泡のない純粋な自然水(「ゼロ点調整(zeroing)ボトル」)を含む。メモリ186中の機器の清浄水の透過と任意の直接もしくは散乱した迷光のレベルとをチェックしリセットするために、ゼロ点調整ボトルが、機器100中に差し込まれる。使用時と使用場所とにおいて、格納されたベースライン・レベルをリセットすることで、機器の周囲の動作温度の変動と構成要素のエイジングとを修正し、さらに、もし工場セット・レベルからのいくらかの誤作用(mis-function)もしくは、大きな逸脱が生じていれば、ユーザーに信号の送信を行う。メモリ186に格納された清浄水の散乱した迷光による値が、実質の濁度を決定するために、サンプルの濁度測定値から数学的に引かれる。同様に、各LEDについて、メモリ186に格納された清浄水の透過の信号が、サンプルバイアル130中の試験液の透過率を計算する際に、除数として使用される。
概して、操作中、機器100には標準の較正データがロードされる。他の実施形態では、機器100が、一連の実験用の読み取りを行い、記憶装置に対する一意的な較正データを生成する。機器が格納された較正データを必要としないかもしれず、フィールド(field)で生成された標準データが、所望の分析を行うのに十分であることが想定される。機器100の使用時に、ユーザーは、凹部116にサンプルバイアル130を挿入する。特定の分析に対して適切であるように、一つのサンプルバイアル130が、周期的なキャリブレーション中に、ゼロ点調整のクリアな泡のない水を含むかもしれず、他のサンプルバイアル130が、変更されていないフィールドサンプル、あるいは試薬を加えられたフィールドサンプルを含んでもよく、異なる物質に基づくいくつかの読み取りが、特定の分析を完了するために要求されてもよい。ユーザーは、キーパッド114を介して所望の分析を選択し、プロセスを開始する。マイクロコントローラ174が、必要なLED150a−cおよびPVD152a−cを作動させ、選択された分析のために必要とされる命令を、ディスプレイ112を介してユーザーに供する。必要ならば、ディスプレイ112により促された適切な時に、ユーザーが、適切に充填されたサンプルバイアル130を手動で挿入する。エレクトロニクス(アンプとマイクロコントローラとを備えるが、これに限定されない)が、読み取りにより生成された信号を処理し、ユーザーへの結果をディスプレイ112上に表示し、ポート118を介しての外部装置への後のダウンロードのために、メモリ186に結果を格納する。機器100の電力が低下した場合に、当業者により既知であるように、ユーザーはコンセント120を介して内蔵電池を充電してもよい。
図3および4を再び参照すると、サンプルバイアル130を真っすぐに通り抜ける光の光吸収が、色変化データを供する。色が精神物理学的な知覚であることは、認識されることであり、したがって、光エレクトロニクス(opto-electronic)的な装置は、そのような測定を行うことができない。しかしながら、簡単化のため、タームカラー(term color)が、本願明細書に示された多重波長測光(multi-wavelength photometry)を参照するために用いられる。したがって、対象の流体の視覚的な色に対する実際の関係はなく、単なる特定の波長の測光透過(photometric transmission)である。
機器100のためのベースラインを得るために、正確な分光学(spectroscopy)が実験室で導かれる。その結果が、メモリ186に格納され、調節されたアンプ180a−cの出力からのディジタル化されたデータと組み合わせて使用される(図3を参照)。色変化をもたらすための試薬が必要とされる場合、機器100は、様々な必要な化学薬品および試薬を含むキットと共に運ばれることが好ましい。
色変化をもたらすために、サンプルに試薬を加える必要がある場合、二つのサンプルが使用されることが想定される。サンプルのうちの一つが、「自然色(natural color)」ベースラインの基準(reference)を供給し、第二のサンプルが、それに加えられた試薬を含むであろう。各サンプルは、試薬の追加を除いては、本質的に全く同一のプロセスに従って測定されるべきである。蛍光効果(fluorescent effect)を生成するためには、試薬の追加を必要とするかもしれないことがさらに想定される。
多くの色測定では、赤色、緑色、および青色+(blue +)の発光ダイオード150の使用のみを必要とする。一つの実施形態では、図4に示されるように、各々発光ダイオード150a−cが、赤色、緑色、および青色+の発光ダイオードである。それら三つの発光ダイオードは、各々異なる周波数で変調される。三つの光線がサンプルバイアル130を通り抜ける結果として、赤色、青色+および緑色の示度が、サンプルについての色の示度を表示するディスプレイ112に出力される。より複雑でない色の試験に関しては、三つの異なる色の経路の冗長性は、不要であろう。例えば、青みを帯びたサンプルは、赤色の経路を使用した色分析のみが必要とされるであろう。より複雑な色の試験に関しては、例えば、八角形の配置で、同時に作用する異なる変調周波数、あるいは、順次作用する単一の変調周波数のような、12までの異なる色のLEDの任意のサブセットが色分析のために用いられてもよい。
他の実施形態では、機器100は、予め決定された不純物の濃度を示す。その濃度は、メモリ186に格納されたデータポイントに対するフィールドサンプルからのデータの比較に基づく。本好適実施形態では、格納されたデータが、対数−線形のベールの法則のプロット(log-linear Beer's Law plot)の標本(representative)である。ベールの法則のプロットは、光路長(path length of the light)または波長を変化させずに濃度が変化する溶液の透過光線の信号(T)を測定し、そのTを、同じ光路長および波長で純水サンプルを透過した光線の信号(T0)で除算することで作成される。濃度に対する比率の対数でのプロットが、ベールの法則のプロットである。線形のベールの法則のプロットは、ベール・ランベルト関係が、特定の波長で溶液に適用できることと、ベールの法則のプロットが、未知の溶液の濃度を決定するのに用いられることとを示す。象徴的に、ベール・ランベルト関係は、「T/T0=10-A」であり、その場合、A=εbc、ここで、Aは、吸収係数であり、εはモル吸収率(absorbtivity)であり、bは光路長であり、さらに、cは溶液における混合物の濃度である。格納されたデータポイントが、実験室のコントロールされた条件下で、濃度が既知の不純物のいくつかのサンプルを、機器100を用いて測定することにより生成されることが好ましい。フィールドサンプルからの吸収(absorption)もしくは透過の示度の取得に際して、格納されたデータがフィールドサンプルからの示度と比較され、本願明細書の開示に基づき当業者が既知の方法により、対応する不純物の濃度を調べる。例えば、マイクロコントローラ174は、各々、フィールドサンプルの示度を越えるものと、フィールドサンプルの示度以下のものである、第一と第二とのデータポイントを選択する。フィールドサンプルの示度と、第一および第二データポイントに基づいて、マイクロコントローラが、フィールドサンプルの不純物のレベルに達するように、数学的に補間(interpolates)を行う。
フィールドサンプルの自然色が、不適当な濁度あるいは変色(coloration)を有するならば、結果として生じる濃度分析の正確さをさらに高めるために、ゼロ点調整の基準ポイントとして、自然色のサンプルが使用してもよいことが、当業者によりさらに認識されるであろう。他の実施形態では、さらに濃度分析の信頼度を高めるために、複数の色が、対応する格納されたデータポイントのセットと共に利用されるであろう。したがって、1つの色に対しての分析の結果が、他の色の結果を実証するであろう。
図5は、濁度の測定を行なうための構成要素のこの好適配置を描写し、図3および4の中で示される同一の関連した位置に、同一の構成要素の部分を含むことが示される。スイッチング回路類が、本願明細書の開示に基づいて当業者が既知の方法により、選択された濁度の測定を遂行するために、マイクロプロセッサの制御に従って変更される。濁度のデータは、45°かまたはその近傍においての、45°の光散乱に基づくものであることが好ましい。
一つの実施形態では、青色+のビームのLED150cを作動させることで、青色の濁度が測定される。そのような機器100が、追加の構成要素を含むかもしれないことが、当業者により十分に理解されるであろう。その追加の構成要素は、簡単化のために示されない。例えば、以下に記載されるように、そのような構成要素が信号を処理し、追加の測定の実行を容易にする。青色+のLED150cからの光が、サンプルバイアル130を通過した時に、光の一部が散乱し、隣り合う経路のPVD152bに影響を及ぼす。PVD152bは、カラーフィルターを有しておらず、青色光の周波数で変調された信号が、散乱により生成される。アンプ188(図3参照)は、青色光の周波数に調節される。サンプルの透過の最初の測定が、PVD152aからの信号の増幅により行われ、その後、アンプ188が、さらに、PVD 150bの信号のみを増幅するように切り替えられ、その信号の強さが45°の濁度に比例する。その結果、機器100は、ディスプレイ112上にサンプルの濁度を示す値を表示する。
さらに、図5を参照すると、NIR(近赤外線)放射の濁度も測定することができる。LED150aが、NIRを供する変調された源であり、PVD152aが、透過モニタ(transmission monitor)であり、さらに、フィルターのない(unfiltered)PVD152bが、軸から離れて略45°散乱したNIRのためのセンサであることが好ましい。水の濁度検査における国際的慣行が、いくつかの事例における860nmのNIR光と、他のものにおける長波の青色光との使用を現在明示しているので、可動部を有さない同一の機器100を用いた両方の濁度を測定するという性能は、ユーザーにとって容易であり、潜在的なオペレータ・エラーを回避する。さらに他の実施形態では、図4に示されるように、第四のおよび/または第五のPVD(図示されない)の配置が、対応する濁度の測定に関する、メリジオナル平面154aおよびcからの22.5°の光を、各々受け取ることができる。
測定値について、特に濁度については、ゼロ点調整の技術と清潔さとが重要である。なぜならば、気泡、リント、しみおよびその他同種のものが、次の結果へ影響するであろう不適当な散乱を引き起こすかもしれないからである。ある好適実施形態では、効率的かつ正確に濁度の測定を行なうために、技術者が以下の方法に従う:
1.キーパッド114を介して、ディスプレイ112に示された測定のリストから、濁度を選択する。
2.周期的なゼロ点調整を行い、特定の濁度試験で使用される全ての構成要素に対して、清浄水の透過と迷光の信号とを取得、格納する。必要であれば、サンプルバイアル130の洗浄(cleaning)と拭き取りとが行われる。さらに、内部のガラス、および/またはチャンバの水の接触面にはりつく微細な気泡等これに限らず、不適当な濁度の潜在的な源について点検する。
3.測定される水のサンプルを、サンプルバイアル130に充填する。前のステップと同様に、不適当な濁度の潜在的な源について、充填されたサンプルバイアル130を点検する。
4.サンプルバイアル130を機器100内に挿入する。
5.キーパッド114上の適切なボタンを押すことで、測定を開始し、ディスプレイ112上の所望の結果を見る。
サンプル内の微粒子の散乱を引き起こすために、試薬の追加が必要とされる場合、追加のステップが必要とされるであろう。追加のサンプルバイアル130は、サンプルが充填されると共に、密封されるべきである。たとえ試薬が追加されなくとも、追加のサンプルバイアル130は、試薬とオリジナルのサンプルの中にある任意の自然な濁度を評価するために使用されたベースライン示度とを備えたサンプルバイアル130と同様に実質的に正確に扱われる(例えば、攪拌される)べきである。したがって、同様の攪拌履歴を伴ったそのような基準ポイントを使用することにより、サンプル内の沈殿および処理の影響が、マイクロコントローラ174により、当業者に既知の方法で数学的に引かれ、正確な濁度の結果をもとらす。
さらに、図5を参照すると、一直線および略90°の放射を用いることで、蛍光の測定が可能となる。一つの実施形態では、LED150cにより、青色の経路に沿って励起が生じる。メリジオナルPVD152cは、サンプルバイアル130が清浄水(clear water)を含む場合には青色のLEDの強度を示し、サンプルチャンバが「自然色」の水のサンプルを含む場合には自然の液体の透過率を示し、さらに、サンプルバイアル130が発蛍光的な(fluorogenic)薬品(agent)による化学反応後の自然水(natural water)を含む場合、反応した液体の透過率を示す。蛍光反応の生成物が赤色で放出を行う場合、PVD152cにより生成された信号は、もっぱらサンプルバイアル130を通り透過した励起青色光(exciting blue light)のものである。なぜならば、赤色光は、PVD152cの前に位置するフィルタ176によってブロックされるためである。赤色の蛍光は、PVD152aの前に位置するフィルタ178を通過するので、赤色の蛍光が、励起する青色光のビームに対して略90°で、PVD152aにより検知される。この測定の間、青色+のLED150c以外の全ての機器内のLEDが、信号対雑音比を減少するために切られる(switched off)ことが好ましい。PVD152aから生じる赤色の螢光の信号は、励起するビームと同じ変調周波数を有する。したがって、よりいっそう電子的な雑音を縮小するために、PVD152aからの信号が測定される時には、PVD152cからの直接の信号が切られる。螢光を測定するための機器100が、透過率と濁度との測定のための上述した実施形態から、物理的に全く異ならず、当業者に既知の方法によるマイクロプロセッサ184のソフトウェアによりコントロールされた電気的なスイッチングの変更だけが必要なことは、当業者により認識されるであろう。
他の実施形態では、メリジオナル平面154cの複数の青色LEDの励起の強度が増幅され、次いで、生成された信号の強度が増幅される。さらに、螢光信号の強度を増幅させるために、受光(receiving)PVD152aが、サンプルバイアル130に接近して配置され、集められる螢光信号が増加する。受光PVD152aが、適切に成形されたウイストン(Winston)円錐とアバランシェフォトダイオード検出器とである場合、螢光感度をなおいっそう増幅可能であり、このことは、当業者により認識されるであろう。
多変量解析(multivariate analysis)は、二つかそれ以上の異なるデータの集合を、当業者に既知である方法により、同時に行列計算を使用して解析し、結果を分離させるものである。例えば、濁度と螢光との測定値が、機器100を用いて同時に収集され得る。LED150が異なる周波数で変調されるので、透過と散乱との同時測定を、クロス・トーク(cross-talk)なしに行うことができる。複数の波長での透過率の同時測定を、複数の相互に作用しない化学試験を受ける液体サンプルに行うことが可能であり、その化学試験は、異なる波長における既知の光吸収の変化を生成する。当業者に既知のタイプの様々なアルゴリズムが、そのような多変量のデータを処理するために、マイクロコントローラ174により実行される。多変量解析の例が、マシュー モズリー(クレムソン大学、1998)(Matthew Mosley(Clemson University,1998))による「多変量測定技術における最適化のための、遺伝アルゴリズムの応用と制限」に示され、それを参照することにより、その全体が本願明細書に組み入れられる。
複数の読み取りも、連続して行なうことができる。読み取りの間隔は、アンプおよびディスプレイ112の静定時間により制限される。例えば、光度(photometric)および蛍光光度(fluorometric)または、光度および濁度の測定は、サンプルバイアル130の複数のメリジオナル平面154に沿って指向された複数の光線により、数秒内に行われることが可能となる。そのような連続的な測定値の集合は、従来の計算方法だけを必要とするが、与えられたデータの故意の冗長性は、機器の出力における統計的な精度に対するユーザーの信頼と認識とをより高めるために、当業者により既知である多変量方法により好都合に処理される。
図6aおよび6bを参照して、機器200は、流体または他の物質の測定に用いるために適合されたものであり、それら流体または他の物質は、透明もしくは半透明の導管(conduit)232に形成されたサンプルチャンバ230を通過する。これを達成するために、機器200は、複数のメリジオナル平面(簡単化のために一つのみが示される)上の、複数のLED250と複数のPVD252とを備える。マイクロコントローラ274も機器200内に収容される。LED250が、導管230の一つの側面に固定され、反対側の側面にPVD252が固定されることが好ましい。簡単化のために、LED250およびPVD252の1つのセットだけが、図6aに示される。機器200は、サンプルチャンバの軸z’と平行に通過する中心線に沿って二等分される。ヒンジ240および閉鎖ラッチ242により、機器200の二等分されたもの(two halves)がともに固定されることが好ましい。透明な導管230は、サンプルチャンバをその中に定義する。一つの実施形態では、上に記載されるようなメリジオナル平面254の構成が可能なように、導管230の外径はおよそ1インチ(およそ2.54cm)である。そのような配置は、導管230を流れる物質の透過率、濁度および螢光度の連続的な測定を可能にする。この配置が、工業用の光化学(photochemical)および生化学(biochemical)の反応装置、都市上水および下水処理施設、原子力発電所の燃料棒貯蔵設備、および同種のものにおいて適用可能であることが想定される。
流れる液体を検査する際に、0.5インチ(1.27cm)もしくはそれ以下の外径のサンプルパイプを容認し、光学的な検出機器200を縮小することは、有益な点となるであろう。従って、縮小化された(scaled-down)実施形態では、LEDが、5mmの代わりに3mmで、略20°の小さな視野角を有するべきである。あるいは、適切な場合には、LED250の代わりの放射源として半導体レーザーを、上に記載されるような20×20mmよりさらに小さな表面積のPVD 252とともに使用することができる。0.5インチ(1.27cm)の直径のクオーツ・パイプ(quartz pipe)のサンプルチャンバを使用する応用は、上に言及された全てのものに加えて、化学薬品、調合薬および食品加工装置および同種のものの中の共通の比較的小さなチューブ配管を備える。機器200の光学的な構成要素は、現在あるいは後に知られる任意の多数の異なる応用もしくは使用の要求を満たすために、拡大または、縮小されるかもしれないことが、本願明細書の開示に基づいて当業者により認識されるであろう。
メリジオナル平面254の軸に沿った、PVD252の位置決めにおける小さな設計変更だけが、水より高い屈折率(refractive indices)(例えば、1.4-1.5の範囲)を有する石油化学の流体の検査に適合するために必要とされる。透過および微粒子濃度の検査が、屈折率の低い流体に対しても行なうことができ、その屈折率の低い流体とは、工業用およびエンジン排気の流れるガスや、凝結したCO2のような低温(lowtemperature)の超臨界(super-critical)および臨界(critical)の流体のようなものである。全ての光エネルギを十分に集めるために、これらの測定は、大きなエリアのPVDと、光の円錐が10°であるような非常に小さな視野角のLEDおよび/または半導体レーザーとを用いることを必要とする。なぜならば、サンプルの通過に間に、光線の明らかな屈折の形成が起こりにくいためである。高温および低温の流れる液体については、サンプルを含むチューブ230が、大きな外部のクオーツ・チューブの内部で真空密封され、光学的な検出機器200からサンプルを断熱することが好ましい。そのような配置では、PVD252が、外部の断熱チューブ(insulating tube)のまわりに密に合わされるように設計されることが好ましい。
ここで図7aから7cを参照すると、他の好適実施形態は、集積回路320を備えたサンプルチャンバ300を使用する。サンプルチャンバ300は、キャップ332とプラスチックベース310とを有する。ベース310は、圧入(press fit)、エポキシ(epoxy)、または、当業者に既知の他の方法により固定される。図7bに示されるように、ベース310は、組み込まれた集積回路または、プリント回路基板320を備える。その集積回路またはプリント回路基板320は、不揮発性を有し、消去可能であり、書き込み可能であるメモリのような電子装置を備える(carries)。その電子装置は、特定の試験のソフトウェアの命令、試験に特有の較正データ、ユーザー・インタフェース・コンフィギュレーション・データおよび所望の同種のものを格納する。サンプルバイアル300のプリント回路基板320は、さらに、識別番号を備える。その識別番号は、サンプルバイアル300を、試薬のような予め詰められた化学薬品へ、明確に関連づける。その試薬は、サンプルバイアル300の内部もしくは、サンプルバイアル300と共に供給されるであろう。機器100への挿入に際して、機器100が、識別番号によりサンプルチャンバ300を認識し、適切な測定の実行と、選択された試験の自動的な開始とに必要な命令を受け取る。したがって、ユーザーは、サンプルバイアル300内のサンプルチャンバを充填し、機器100にサンプルバイアル300を挿入することのみが必要となる。もし望まれれば、サンプルチャンバ300は、それで行なわれた化学試験あるいは一連の試験に依存して、再使用可能であるかもしれない。
図7cを参照すると、サンプルバイアル300が、機器100の凹部116に置かれた時に、ベース310を通して機器100と通信する。充填されたサンプルバイアル300の重量は、凹部116における回転の配置とは無関係に、機器100の凹部116に組み込まれたバネ押し接点ボタンとの電気的な接触が生じるような、ベース310への接触を引き起こすことが好ましい。一つの実施形態では、機器の凹部116内に設けられた外部接触リング312が、共通の電気的なグランドを確立し、機器の凹部116の基部(base)に設けられると共にマイクロプロセッサ184へ電気的に連結された中央の接点316が、電力と多重電気信号とを前後に通信する。さらに、ベース310と機器100とが、電子的に接続されるかもしれないことが想定され、その電子的な接続は、容量結合(capacitive coupling)、低出力「RFID」タイプの技術、電磁結合(magnetic coupling)、任意の通常の光電子(opto-electronic)リモート・コントロール、さらには、同種のものによる。
当業者に認識されるように、上に記載された構成要素と寸法とは一例であり、新しい応用により所望されるかその他要求されるように変更されてもよい。
従って、好適実施形態の詳述な記載を図示説明してきたが、これに限定する意図はない。本発明は、好適実施形態に関して記載されているが、当業者であれば、添付された特許請求の範囲に定義された発明の範囲や精神から逸脱することなく、多くの変更及び修正を行い得るであろう。
図1は、主題となる開示に従って構成された、液体のサンプルの光学的な透過、濁度および螢光を測定するための機器の概略図である。 図2aは、本明細書主題の好適実施形態に従って構成される機器のオプティクス(optics)の部分概略透視図であって、想定されるメリジオナル平面の3つのうち2つのみが簡単に図示されている。図2bは、本明細書主題の好適実施形態に従って構成される機器の3つのLEDの主光線を示す1つのメリジオナル平面の部分的な概略側面図である。図2cは、本明細書主題の好適実施形態に従って構成される機器の最も外側の1つのLEDの主光線を示す1つのメリジオナル平面の部分概略平面図である。 図3は、本明細書主題の好適実施形態に従って構成される機器のオプティクスおよびエレクトロニクスについての概略図である。 図4は、本明細書主題の好適実施形態に従って構成される機器のオプティクスの部分概略平面図である。 図5は、本明細書主題の好適実施形態に従って散乱測定に使用されるオプティクスの部分概略平面図である。 図6aは、本明細書主題に従う、透明な導管中に流れる液体サンプルの光学的な透過、濁度および螢光を測定するための別の機器の透視図である。図6bは、図6aのラインA−Aに沿う断面図である。 図7aは、本明細書主題の付加的な好適実施形態に従うサンプルバイアルの透視図である。図7bは、図7aのサンプルバイアルのベースの断面図である。図7cは、図7aのサンプルバイアルのベースの底面図である。
符号の説明
100 機器(装置)
110 ハウジング
112 ディスプレイ
116 凹部
130 サンプルバイアル(バイアル)
132 キャップ
150 発光ダイオード(放射源)
152 光起電力検出器(検出器)
154 メリジオナル平面
174 マイクロコントローラ(コントローラ)

Claims (62)

  1. 周辺光のなかで物質の特性を光学的に測定するための装置であって、
    測定される物質を収容するためのサンプルチャンバを定義すると共に軸を定義する少なくとも1つの半透明の壁と、
    上記サンプルチャンバと近接して設けられた少なくとも一つの第一の放射源とを備え、その第一の放射源は、放射の変調されたビームを放出し、そのビームは、上記変調に基づき周辺光から識別可能であり、
    上記第一の放射源に対して上記サンプルチャンバの上記軸まわりに周方向に間隔を置いて配置された少なくとも一つの第一の検出器を備え、その第一の検出器は、上記サンプルチャンバと上記サンプルチャンバ内で測定される物質とを通過した後の上記放射の変調されたビームを受けると共に、上記検出器に影響を及ぼす上記ビームの上記放射の強度を示す変調された出力信号を生成し、
    上記第一の放射源と上記第一の検出器とに連結され、上記第一の放射源を作動させると共に上記出力信号を処理するためのコントローラと、
    上記コントローラに連結され、上記出力信号に基づいた測定の示度を表示するためのディスプレイとを備えることを特徴とする周辺光のなかで物質の特性を光学的に測定するための装置。
  2. 凹部を定義するハウジングをさらに備え、上記少なくとも一つの半透明の壁がその中にサンプルチャンバを定義するバイアルにより構成され、かつ、上記第一の放射源と上記第一の検出器とが上記凹部に近接して設けられた請求項1記載の装置。
  3. 上記少なくとも一つの半透明の壁が、略円筒形である請求項1記載の装置。
  4. 上記少なくとも一つの第一の放射源に連結され、上記第一の放射源を変調するための少なくとも一つのオシレータをさらに備えた請求項1記載の装置。
  5. 上記第一の検出器に連結され、上記出力信号を増幅すると共に他の周波数を弱めるための少なくとも一つのアンプをさらに備えた請求項1記載の装置。
  6. 上記サンプルチャンバに近接して設けられると共に、上記第一の放射源に対して上記サンプルチャンバの上記軸まわりに周方向に間隔を置いて配置された少なくとも一つの第二の放射源をさらに備え、その少なくとも一つの第二の放射源は、放射の第二の変調されたビームを放出し、そのビームが、上記変調に基づき、上記周辺光と、上記第一の放射源からの変調されたビームとから識別可能であるように構成された請求項1記載の装置。
  7. 上記第二の放射源に対して上記サンプルチャンバの上記軸まわりに周方向に間隔を置いて配置された少なくとも一つの第二の検出器をさらに備え、その第二の検出器は、上記サンプルチャンバと上記サンプルチャンバ内で測定される物質とを通過した後の上記放射の変調されたビームを受けると共に、上記第二の検出器に影響を及ぼす上記ビームの上記放射の強度を示す第二の変調された出力信号を生成するように構成された請求項6記載の装置。
  8. 上記第二の検出器の前に配置され、上記少なくとも一つの第一の放射源の散乱強度から蛍光放射強度を分離すると共に迷光を減少させるための光学的ロングパスフィルタをさらに備えた請求項7記載の装置。
  9. 複数の第一の放射源を備え、各第一の放射源が主光線を各々放出し、それら主光線が、上記軸を通り上記第一の検出器の中央部に達するように構成された請求項1記載の装置。
  10. 上記少なくとも一つの第一の放射源が、発光ダイオードである請求項1記載の装置。
  11. 物質の特性を測定するための装置であって、
    (a)物質のサンプルを収容すると共に軸を定義するサンプルチャンバを備え、
    (b)信号発生器を備え、その信号発生器は、上記サンプルチャンバを通過する放射のビームを放出するための、上記サンプルチャンバに近接して設けられた少なくとも一つの放射源と、その放射源に対して上記サンプルチャンバの上記軸まわりに周方向に間隔を置いて配置された少なくとも一つの検出器とを備え、上記検出器が、上記サンプルチャンバと上記サンプルチャンバ内で測定される物質とを通過した後の上記放射の上記ビームを受けると共に、上記検出器に影響を及ぼす上記ビームの上記放射の強度を示す出力信号を生成し、
    (c)上記信号発生器に作動可能に連結され、複数の異なる基準サンプルに基づく複数の基準測定値を含むデータを格納するためのメモリを備え、各基準サンプルは、不純物について異なる濃度を有し、
    (d)メモリと通信するコントローラを備え、そのコントローラは、
    (i)不純物について未知の濃度を有する上記サンプルチャンバ内のサンプルに基づいた、上記信号発生器からの信号を受信し、
    (ii)上記サンプルの上記不純物の濃度を決定するために、上記信号を上記基準測定値の少なくとも一つの部分と自動的に比較し、
    (iii)さらに、上記濃度を示す出力信号を生成するように作動することを特徴とする物質の特性を測定するための装置。
  12. その中に上記サンプルチャンバを定義するバイアルと、そのバイアルをその中に取り外し可能に収容する凹部とをさらに備えた請求項11記載の装置。
  13. 上記サンプルチャンバが、フィールドサンプルがそれを通り流れることが可能な導管により定義され、上記不純物が自由流れの物質に溶け込み、上記コントローラがさらに上記不純物の上記濃度を検査するように作動するように構成された請求項11記載の装置。
  14. 上記出力信号を受信すると共に、上記出力信号の人間が判読可能な形式を生成するためのディスプレイをさらに備えた請求項11記載の装置。
  15. 上記信号発生器が所定の周波数で変調され、それにより上記信号が変調され、上記信号が、周辺光および異なる周波数に変調された他の信号から識別されるように構成された請求項11記載の装置。
  16. 少なくとも二つの信号発生器を備え、それら少なくとも二つの信号発生器の各々が分離された経路およびメリジオナル平面を定義し、それら経路およびメリジオナル平面が、互いに対して上記軸まわりに周方向に間隔を置いて配置された請求項11記載の装置。
  17. 上記コントローラが、上記複数の基準測定値内の第一と第二とのデータポイントの選択することで、比較を行ない、それら第一と第二とのデータポイントは各々、上記信号を越えるものと、上記信号以下であるものとであり、上記コントローラが、上記出力信号に達するように、上記データポイントを数学的に補間するように構成された請求項11記載の装置。
  18. 縦長のサンプルに関しての放射透過と散乱とを分析するための装置であって、上記縦長のサンプルは、軸を定義し、
    第一のメリジオナル平面を定義する第一の経路を備え、
    上記第一のメリジオナル平面が、それを通り延びる上記軸を有すると共に、
    上記サンプルに近接して設けられ、上記サンプルを通過する放射の第一のビームを放出するための少なくとも一つの第一の放射源と、上記第一の放射源に対して上記サンプルの上記軸まわりに周方向に間隔を置いて配置された少なくとも一つの第一の検出器とをその上に備え、
    上記少なくとも一つの第一の検出器が、上記少なくとも一つの第一の検出器に影響を及ぼす放射の強度を示す第一の出力信号を生成するためのものであり、
    第二のメリジオナル平面を定義する第二の経路を備え、
    上記第二のメリジオナル平面が、それを通り延びる上記軸を有すると共に、
    上記サンプルに近接して設けられ、上記サンプルを通過する放射の第二のビームを放出するための少なくとも一つの第二の放射源と、上記第二の放射源に対して上記サンプルの上記軸まわりに周方向に間隔を置いて配置された少なくとも一つの第二の検出器とをその上に備え、
    上記少なくとも一つの第二の検出器が、上記少なくとも一つの第二の検出器に影響を及ぼす放射の強度を示す第二の出力信号を生成するためのものであり、
    さらに、各経路を作動させると共に、それにより生成された信号を処理するためのエレクトロニクスを備えたことを特徴とする縦長のサンプルに関しての放射透過と散乱とを分析するための装置。
  19. 上記少なくとも一つの第一の放射源が、互いに軸方向に間隔を置いて配置された複数の発光ダイオードを備え、各発光ダイオードが、そこから実質的に放出する主光線が上記サンプルの上記軸を通りかつ上記第一の検出器上へと進むように配置された請求項18記載の装置。
  20. 上記第一および第二の放射源が、緑色、赤色、黄色、橙色、青色、および、近赤外線の発光ダイオードのグループから選択された請求項18記載の装置。
  21. 上記第一および第二の経路が、略45°間隔で周方向に間隔を置いて配置された請求項18記載の装置。
  22. 第三のメリジオナル平面を定義する第三の経路をさらに備え、
    上記第三のメリジオナル平面が、上記軸を通って延びると共に、
    上記サンプルに近接して設けられ、上記サンプルを通過する放射の第三のビームを放出するための少なくとも一つの第三の放射源と、上記第三の放射源に対して上記サンプルの上記軸まわりに周方向に間隔を置いて配置された少なくとも一つの第三の検出器とをその上に備え、
    上記少なくとも一つの第三の検出器が、上記少なくとも一つの第三の検出器に影響を及ぼす放射の強度を示す第三の出力信号を生成するためのものである請求項18記載の装置。
  23. 上記第二および第三の経路が、略45°間隔で周方向に間隔を置いて配置され、かつ、上記第一および第三の経路が、略45°間隔で周方向に間隔を置いて配置された請求項18記載の装置。
  24. 第四のメリジオナル平面を定義する第四の経路をさらに備え、
    上記第四のメリジオナル平面が、上記軸を通り延びると共に、
    上記サンプルに近接して設けられ、上記サンプルを通過する放射の第四のビームを放出するための少なくとも一つの第四の放射源と、上記第四の放射源に対して上記サンプルチャンバの上記軸まわりに周方向に間隔を置いて配置された少なくとも一つの第四の検出器とをその上に備え、
    上記少なくとも一つの第四の検出器が、上記少なくとも一つの第四の検出器に影響を及ぼす放射の強度を示す第四の出力信号を生成するためものである請求項18記載の装置。
  25. 上記第一および第四の経路が、略22.5°間隔で周方向に間隔を置いて配置された請求項18記載の装置。
  26. 上記軸が、上記第一のメリジオナル平面内に位置する請求項18記載の装置。
  27. 上記軸が、上記第二のメリジオナル平面内に位置する請求項26記載の装置。
  28. 物質の特性を試験するための機器であって、
    物質のサンプルを収容するための半透明のセルと、
    上記半透明のセルをその中に収容するための開口部を定義するハウジングとを備え、そのハウジングが、
    上記開口部に近接して上記ハウジング内に設けられ、上記開口部に配置された上記半透明のセルを通る光を第一の変調された周波数で放出するための第一の光源と、
    上記ハウジング内に設けられると共に、上記開口部に近接した上記第一の光源に対して周方向に間隔を置いて配置された少なくとも一つの検出器とを備え、その少なくとも一つの検出器が、上記第一の光源からの上記変調された光が上記半透明のセルを通過した後に、上記第一の光源からの上記変調された光を電気信号へ変換するためのものであり、上記電気信号が、上記第一の変調された周波数に変調され、
    上記第一の検出器からの出力を人間が判読可能な形式に変換するためのディスプレイを備えたことを特徴とする物質の特性を試験するための機器。
  29. 上記半透明のセルを通る光を第二の変調された周波数で放出するための第二の光源をさらに備え、上記少なくとも一つの検出器が、上記第二の光源からの上記光が上記半透明のセルを通過した後に、上記第二の光源からの上記光を上記第二の周波数で上記第二の電気信号に変換し、上記ディスプレイが上記検出器からの出力を人間が判読可能な形式に変換し、さらに、上記第一と第二との周波数が異なるように構成された請求項28記載の機器。
  30. 上記第一および第二の光源と、上記第一および第二の光源と対応する検出器とを備え、それら検出器が、異なる経路に沿って固定された請求項29記載の機器。
  31. 上記第一の光源が、発光ダイオードである請求項28記載の機器。
  32. 透過率の程度を示す上記第一の電気信号をデータベースと自動的に比較するためのコントローラをさらに備え、上記データベースには、そのような比較に基づいて不純物の濃度を決定するための値が格納された請求項28記載の機器。
  33. 上記半透明のセルが、上記サンプルを上記半透明のセル内に密封するための取り外し可能なキャップを備えた請求項28記載の機器。
  34. 上記半透明のセルが、それを通る上記物質を収容するための導管である請求項28記載の機器。
  35. 上記光の一部を参照検出器へ指向するため、および、上記光源の出力電力を示し、それにより上記光源の性能を監視するための、上記光源の前に配置されたビーム分配器をさらに備えた請求項28記載の機器。
  36. 上記検出器と作動可能に関連し、上記電気信号を増幅するためのアンプをさらに備えた請求項28記載の機器。
  37. 上記光源と作動可能に関連し、上記光源の上記光を上記第一の変調された周波数で変調するためのオシレータをさらに備えた請求項28記載の機器。
  38. 上記物質と混合し上記光を散乱する微粒子を作成するために、上記半透明のセル内に含有される試薬をさらに備えた請求項28記載の機器。
  39. 上記物質と混合し蛍光を作成するのために、上記半透明のセル内に含有される試薬をさらに備えた請求項28記載の機器。
  40. 上記物質と混合し上記物質の透過率を減少させる光吸収帯を作成するために、上記半透明のセル内に含有される試薬をさらに備えた請求項28記載の機器。
  41. 上記光源と上記検出器とに作動可能に連結されたコントローラをさらに備え、上記半透明のセルが、その上に設けられた電気回路を備え、その電気回路が、物質を試験するための命令を供するように、上記コントローラと作動可能に関連したものである請求項28記載の機器。
  42. 上記半透明のセルが、上記半透明のセルに取り付け可能なキャップを備え、そのキャップが、上記半透明のセル内に上記サンプルを密封するためのものである請求項28記載の機器。
  43. 周辺光のなかで物質の特性を光学的に測定するための装置であって
    測定される物質をその中に収容するためのサンプルチャンバを定義すると共に、軸を定義する第一の手段と
    上記サンプルチャンバに近接して設けられ、放射の変調されたビームを放出するための第二の手段とを備え、上記放射の変調されたビームは、上記変調に基づき、上記周辺光から識別可能であり、
    上記第二の手段に対して上記サンプルチャンバの上記軸まわりに周方向に間隔を置いて配置された第三の手段を備え、その第三の手段が、上記サンプルチャンバと上記サンプルチャンバ内で測定される物質とを通過した後の上記放射の変調されたビームを受けると共に、上記第三の手段に影響を及ぼす上記ビームの上記放射の強度を示す変調された出力信号を生成するためのものであり、
    上記第二および第三の手段に連結され、上記第二の手段を作動させると共に上記出力信号を処理するための第四の手段と、
    上記出力信号に基づいた測定の示度を表示するための第5の手段とを備えたことを特徴とする周辺光のなかで物質の特性を光学的に測定するための装置。
  44. 上記第二の手段が、放射源である請求項43記載の装置。
  45. 上記放射源が、発光ダイオードと、その発光ダイオードに接続されたオシレータである請求項44記載の装置。
  46. 上記第三の手段が、センサである請求項43記載の装置。
  47. 上記第四の手段が、上記第二および第三の手段に作動可能に接続された、マイクロプロセッサとメモリとである請求項43記載の装置。
  48. 周辺光なかで物質の特性を光学的に測定するための方法であって、
    その中で測定される物質を収容するための、軸を定義するサンプルチャンバを供するステップと、
    上記サンプルチャンバに近接して設けられた少なくとも二つの放射源を供するステップと、
    上記放射源から放射の変調されたビームを放出し、各放射源を異なる周波数で変調し、それにより上記変調に基づき、上記変調されたビームと上記周辺光とを識別可能とし、かつ上記変調されたビーム同士を互いに識別可能とするステップと、
    上記第一の放射源に対して上記サンプルチャンバの上記軸まわりに周方向に間隔を置いて配置された少なくとも一つの第一の検出器を供するステップと
    上記サンプルチャンバと上記サンプルチャンバ内で測定される物質とを通過後の放射の上記変調されたビームを、上記第一の検出器により受けるステップと、
    上記第一の検出器に影響を及ぼす上記変調されたビームの、上記放射の強度を示す変調された出力信号を生成するステップと、
    コントローラにより、上記第一の放射源と上記第一の検出器とを作動させるステップと、
    上記変調された出力信号を処理するステップと、
    さらに、上記変調された出力信号に基づいた測定の示度を供するためのディスプレイを供するステップとを備えることを特徴とする周辺光なかで物質の特性を光学的に測定するための方法。
  49. 純水のサンプルを用いた較正に基づいたデータポイントを格納することにより、任意の角度の影響が自動的に考慮される請求項48記載の方法。
  50. 周辺光の周波数で、任意の信号を弱めるステップをさらに備えた請求項49記載の方法。
  51. サンプル内の不純物の濃度を決定するための機器であって、
    (a)上記サンプルを収容するための凹部を定義するハウジングと、
    (b)上記ハウジングに作動可能に接続され、光学的なエネルギを上記サンプルを通して放出するための源と、
    (c)上記ハウジングと作動可能に関連づけられ、上記光学的なエネルギを受けると共に上記光学的なエネルギを上記サンプルについてのデータポイントへと変換するための検出器と、
    (d)上記ハウジングと作動可能に関連づけられた少なくとも一つのメモリとを備え、上記少なくとも一つのメモリが、上記不純物についての複数の濃度に対しての測定の示度のデータベースを格納するように構成され、
    (e)上記少なくとも一つのメモリと通信する少なくとも一つのプロセッサを備え、上記少なくと一つのプロセッサが、上記不純物の上記濃度を決定するように構成され、上記不純物の上記濃度を決定は、上記サンプルについての上記データポイントを測定の示度の上記データベースと比較することに基づくことを特徴とするサンプル内の不純物の濃度を決定するための機器。
  52. 上記源が、発光ダイオードである請求項51記載の機器。
  53. 上記検出器が、光起電力検出器である請求項51記載の機器。
  54. 上記源に作動可能に接続された、上記ハウジング内の少なくとも一つのオシレータと、 その少なくとも1つのオシレータを駆動するための、上記ハウジング内の電池と、
    上記サンプルを収容するためのバイアルとをさらに備え、上記バイアルが、中心線の軸を定義し、
    上記ハウジングに作動可能に接続され、光学的なエネルギを上記サンプルを通して放出するための第二の源と、
    上記ハウジングと作動可能に関連づけられ、光学的なエネルギを受けるための第二の検出器とをさらに備え、上記光源および検出器が、固定軸と、上記サンプルの軸を通過するメリジオナル平面上との上に位置するように構成された請求項51記載の機器。
  55. 上記バイアルに設けられたベースをさらに備え、そのベースが、プリント回路基板を有し、そのプリント回路基板が、上記プロセッサにデータを供するためのメモリを有するように構成された請求項54記載の機器。
  56. 物質の特性を測定するための機器であって、
    (a)測定される物質のサンプルをその中に収容するためのサンプルチャンバを定義すると共に、軸を定義するための第一の手段と、
    (b)上記サンプルチャンバに近接して設けられ、放射のビームを上記サンプルを通して放出すると共に上記サンプルを通過した後の放射の上記ビームの強度を示す出力信号を生成するための第二の手段と、
    (c)上記第二の手段と作動可能に連結され、複数の異なる基準サンプルに基づく複数の基準測定値を含むデータを格納するための第三の手段とを備え、各基準サンプルが、不純物の異なる濃度を有し、
    (d)上記第二および第三の手段と通信する第四の手段を備え、その第四の手段は、
    (i)不純物の未知の濃度を有する上記第一の手段内のサンプルに基づいた上記第二の手段からの信号を受信するためのものであり、
    (ii)上記サンプル内の上記不純物の濃度を決定するために、上記信号を少なくとも一つの上記基準測定値の部分と比較するためのものであり、
    (iii) 上記濃度を示す出力信号を生成するためのものであることを特徴とする物質の特性を測定するための機器。
  57. 上記第一の手段が、バイアルである請求項56記載の機器。
  58. 上記第二の手段が、発光ダイオードと光起電力検出器とである請求項56記載の機器。
  59. 上記第三の手段が、随時読み出し書き込みメモリと読み出し専用メモリとである請求項56記載の機器。
  60. 上記第四の手段が、マイクロプロセッサと上記第三の手段に格納されたソフトウェアプログラムとである請求項56記載の機器。
  61. サンプルの色と散乱とを分析するための機器であって、上記サンプルが軸を定義し、
    第一のメリジオナル平面を定義する第一の手段と、その第一の手段の上に含まれ、ある周波数で変調された放射のビームを放出するための第二の手段とを備え、上記第二の手段が、上記サンプルを通して放射の上記ビームを放出するように上記サンプルに近接して設けられ、上記第二の手段に対して上記サンプルの上記軸まわりに周方向に間隔を置いて配置された検出のための第三の手段を備え、上記第三の手段が、上記第三の手段に影響を及ぼす放射の強度を示す第一の出力信号を生成し、
    第二のメリジオナル平面を定義する第四の手段と、その第四の手段の上に含まれ、第二の周波数で変調された放射のビームを放出するための第五の手段とを備え、上記第五の手段が、上記サンプルを通して放射の上記ビームを放出するように上記サンプルに近接して設けられ、上記第五の手段に対して上記サンプルの上記軸まわりに周方向に間隔を置いて配置された検出のための第六の手段を備え、上記第六の手段が、上記第六の手段に影響を及ぼす放射の強度を示す第二の出力信号を生成し、
    上記第一および第四の手段を作動させると共にそれにより生成された上記出力信号を処理するための第七の手段を備えたことを特徴とするサンプルの色と散乱とを分析するための機器。
  62. 上記第七の手段が、第二および第五の手段を作動させ、かつ、それにより生成された対応する信号が識別可能である請求項61記載の機器。
JP2003542907A 2001-09-25 2002-09-25 液体の特性を試験するための機器および方法 Pending JP2005536713A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/964,144 US6836332B2 (en) 2001-09-25 2001-09-25 Instrument and method for testing fluid characteristics
PCT/US2002/030329 WO2003040702A1 (en) 2001-09-25 2002-09-25 Instrument and method for testing fluid characteristics

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005536713A true JP2005536713A (ja) 2005-12-02

Family

ID=25508179

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003542907A Pending JP2005536713A (ja) 2001-09-25 2002-09-25 液体の特性を試験するための機器および方法

Country Status (5)

Country Link
US (2) US6836332B2 (ja)
EP (1) EP1438565A1 (ja)
JP (1) JP2005536713A (ja)
CN (1) CN100378449C (ja)
WO (1) WO2003040702A1 (ja)

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004279069A (ja) * 2003-03-13 2004-10-07 Shibata Kagaku Kk 携帯型水質計
JP2007519926A (ja) * 2004-01-30 2007-07-19 ナルコ カンパニー 互換性チップ−オープンセル蛍光光度計
WO2007105312A1 (ja) * 2006-03-14 2007-09-20 Gast Japan Co., Ltd 土壌検査システム、土壌検査装置、土壌検査プログラム及び記録媒体
JP2009524832A (ja) * 2006-01-24 2009-07-02 ライフ テクノロジーズ コーポレーション 検体を定量するためのデバイスおよび方法
JP2009300337A (ja) * 2008-06-16 2009-12-24 Kyokko Denki Kk 流体検知センサ
WO2011118873A1 (ko) * 2010-03-25 2011-09-29 주식회사 환경바이오 휴대형 조류 측정장비
JP2012507734A (ja) * 2008-11-06 2012-03-29 リ−コール インコーポレーティッド ガス分析器
JP2013518270A (ja) * 2010-01-28 2013-05-20 エフ.ホフマン−ラ ロシュ アーゲー 特に、血中グルコースを測定するための、測定装置および測定方法
JP2014145633A (ja) * 2013-01-28 2014-08-14 Ushio Inc 蛍光光度計及び蛍光光度計用試料容器
JP2014169946A (ja) * 2013-03-04 2014-09-18 Ushio Inc 蛍光光度計
JP2016102795A (ja) * 2014-11-27 2016-06-02 ハッハ ランゲ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングHach Lange Gmbh 比濁分析濁度計バイアル装置
KR20160131525A (ko) * 2015-05-07 2016-11-16 주식회사 아쿠아테크 바이오센서의 일체형 광학모듈
WO2017187771A1 (ja) * 2016-04-27 2017-11-02 Kyb株式会社 流体状態検出システム
WO2017199511A1 (ja) * 2016-05-19 2017-11-23 富士電機株式会社 水質分析計
JP2018531396A (ja) * 2015-08-03 2018-10-25 フィールド ウォーター テスティング、エルエルシー 水質汚染物質試験用装置、システム、および方法
JPWO2017183302A1 (ja) * 2016-04-21 2019-02-21 株式会社 堀場アドバンスドテクノ 測定セル構造及び光学分析装置
JP2020003403A (ja) * 2018-06-29 2020-01-09 アサヒビール株式会社 洗浄度判定装置
JP2020139871A (ja) * 2019-02-28 2020-09-03 横河電機株式会社 濁度測定方法及び濁度計
JP2021004856A (ja) * 2019-06-27 2021-01-14 三菱重工業株式会社 分光分析装置及び分光分析方法
KR20220074238A (ko) * 2020-11-27 2022-06-03 주식회사 신코 다파장 형광측정센서

Families Citing this family (88)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7473897B2 (en) * 2001-09-12 2009-01-06 Tecan Trading Ag System, method, and computer program for conducting optical transmission measurements and evaluating determined measuring variables
US6989891B2 (en) * 2001-11-08 2006-01-24 Optiscan Biomedical Corporation Device and method for in vitro determination of analyte concentrations within body fluids
US7050157B2 (en) * 2001-11-08 2006-05-23 Optiscan Biomedical Corp. Reagent-less whole-blood glucose meter
US6983177B2 (en) * 2003-01-06 2006-01-03 Optiscan Biomedical Corporation Layered spectroscopic sample element with microporous membrane
DE10325537B4 (de) * 2003-06-04 2006-08-17 Fuchs Petrolub Ag Vorrichtung und Verfahren zum automatischen Detektieren von wenigstens einem in einem flüssigen Betriebsstoff enthaltenen fluoreszierenden und/oder lichtabsorbierenden Indikator während des Einfüllvorgangs des Betriebsstoffs in eine Maschine
US7002688B2 (en) * 2003-10-16 2006-02-21 Pria Diagnostics, Inc. Multilens optical assembly for a diagnostic device
US7671988B2 (en) * 2004-02-18 2010-03-02 American Ecotech Llc Detection of particles
JP2006098276A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Optex Co Ltd 水質測定器およびそれに用いられる試料容器
DE102004057957A1 (de) * 2004-11-30 2006-06-08 Endress + Hauser Conducta Gesellschaft für Mess- und Regeltechnik mbH + Co. KG Trübungssensor
EP1674412B1 (en) * 2004-12-27 2011-06-22 Diversey, Inc. Method of lubricating a conveyor system
US7391512B2 (en) * 2004-12-22 2008-06-24 Avago Technologies General Ip Pte. Ltd. Integrated optoelectronic system for measuring fluorescence or luminescence emission decay
US7301608B1 (en) 2005-01-11 2007-11-27 Itt Manufacturing Enterprises, Inc. Photon-counting, non-imaging, direct-detect LADAR
JP4982386B2 (ja) * 2005-02-11 2012-07-25 ナノドロップ・テクノロジーズ・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー 表面張力に保持された蛍光ナノドロップからの信号を測定する装置及び測定方法
US20060189925A1 (en) * 2005-02-14 2006-08-24 Gable Jennifer H Methods and apparatus for extracting and analyzing a component of a bodily fluid
US7491366B2 (en) * 2005-03-03 2009-02-17 Ecolab Inc. Portable multi-channel device for optically testing a liquid sample
US7821212B2 (en) * 2005-04-12 2010-10-26 J & J Electronics, Inc. Networkable controllers for LED lighting
US7377151B1 (en) * 2005-05-05 2008-05-27 Bryan Magee Fuel tester
US7690061B2 (en) * 2005-12-22 2010-04-06 General Electric Company Method and apparatus for controlling a laundering process
WO2007092387A2 (en) * 2006-02-03 2007-08-16 Rising Peter E Light collar
WO2007143047A1 (en) 2006-06-01 2007-12-13 Ecolab Inc. Uv fluorometric sensor and method for using the same
EP1882928A1 (en) * 2006-07-26 2008-01-30 FOSS Analytical AB Device, system and method for photometric measurements
WO2008038329A1 (fr) * 2006-09-25 2008-04-03 Kowa Kabushiki Kaisha Appareil de mesure de la gélification et cuve à échantillon
US7661294B2 (en) * 2007-09-21 2010-02-16 Cosense, Inc. Non-invasive multi-function sensor system
US20100181472A1 (en) * 2007-04-09 2010-07-22 Baker Hughes Incorporated Method and Apparatus to Determine Characteristics of an Oil-Based Mud Downhole
US20080245960A1 (en) * 2007-04-09 2008-10-09 Baker Hughes Incorporated Method and Apparatus to Determine Characteristics of an Oil-Based Mud Downhole
US9696261B2 (en) * 2007-10-12 2017-07-04 Ecolab Usa Inc. Multi-channel device and method for measuring optical properties of a liquid
US8487238B2 (en) * 2007-11-01 2013-07-16 Baker Hughes Incorporated Method of identification of petroleum compounds using frequency mixing on surfaces
US8582106B2 (en) * 2007-11-09 2013-11-12 Hach Company Automatic optical measurement system and method
SE0802069A1 (sv) * 2008-09-30 2010-03-31 Senseair Ab Ett för en spektralanalys av höga gaskoncentrationer anpassat arrangemang
EP2249144A3 (en) * 2009-05-06 2011-01-26 F. Hoffmann-La Roche AG System and method for the automated analysis of samples
EP2508891B1 (en) * 2009-12-04 2019-08-07 Hitachi High-Technologies Corporation Blood coagulation analyzer
NZ600225A (en) * 2009-12-11 2013-12-20 Ecolab Inc Fouling detection setup and method to detect fouling
US8269193B2 (en) * 2010-03-31 2012-09-18 Ecolab Usa Inc. Handheld fluorometer and method of use
US8699025B2 (en) * 2010-04-01 2014-04-15 Stephen H. Hall Method and apparatus for measuring hexavalent chromium in water
EP2378270B1 (de) * 2010-04-15 2015-06-24 SICK Engineering GmbH Verfahren zur Bestimmung einer Partikelkonzentration und Messvorrichtung
WO2012011074A2 (en) 2010-07-22 2012-01-26 Hach Company Lab-on-a-chip for alkalinity analysis
US8436291B2 (en) * 2010-07-29 2013-05-07 Parata Systems, Llc Automated pill dispensing systems for detecting characteristics of bottles in output chutes using modulated light sources and related methods of operation
ES2381346B1 (es) * 2010-10-29 2013-05-06 Universidad De Valladolid Medidor de oxígeno en fluidos.
US8901513B2 (en) 2011-03-08 2014-12-02 Horiba Instruments, Incorporated System and method for fluorescence and absorbance analysis
DE102011007546A1 (de) 2011-04-15 2012-10-18 Humboldt-Universität Zu Berlin Messvorrichtung für eine Messung einer Singulettsauerstoff-Lumineszenz
US8836519B2 (en) 2011-05-12 2014-09-16 Fresenius Medical Care Holdings, Inc. Determining the absence or presence of fluid in a dialysis system
US9333286B2 (en) 2011-05-12 2016-05-10 Fresenius Medical Care Holdings, Inc. Medical tubing installation detection
BR112013031666B1 (pt) * 2011-06-07 2022-08-23 Measurement Specialties, Inc. Método para determinar em uma amostra uma concentração de um primeiro fluido em um segundo fluido e sistema para determinar em uma amostra uma concentração de um perímetro fluido em um segundo fluido
CN102288566A (zh) * 2011-07-29 2011-12-21 肖才斌 一种便携式多功能分析仪及其测试方法
FI20115999A0 (fi) 2011-10-11 2011-10-11 Teknologian Tutkimuskeskus Vtt Oy Optinen mittaus
DE102011084636B4 (de) * 2011-10-17 2022-12-22 Endress+Hauser Conducta Gmbh+Co. Kg Verfahren zur Erkennung und/oder Bewertung geräte- und/oder prozessbedingter Störungen eines Messsignals
US8477307B1 (en) * 2012-01-26 2013-07-02 Ann Rachel Yufa Methods and apparatus for biomedical agent multi-dimension measuring and analysis
US8859969B2 (en) 2012-03-27 2014-10-14 Innovative Science Tools, Inc. Optical analyzer for identification of materials using reflectance spectroscopy
US9297749B2 (en) 2012-03-27 2016-03-29 Innovative Science Tools, Inc. Optical analyzer for identification of materials using transmission spectroscopy
US9180449B2 (en) 2012-06-12 2015-11-10 Hach Company Mobile water analysis
USD768872S1 (en) 2012-12-12 2016-10-11 Hach Company Cuvette for a water analysis instrument
US9140648B2 (en) 2013-03-12 2015-09-22 Ecolab Usa Inc. Fluorometer with multiple detection channels
WO2014190089A1 (en) 2013-05-21 2014-11-27 Kasten Stephen P System and apparatus for determining and controlling water clarity
FI20130195L (fi) * 2013-07-03 2015-01-04 Growth Curves Ab Ltd Oy Menetelmä, jolla aikaansaadaan laajakaistaisen ja tasaisen tehokkaan LED-valon
US8907438B1 (en) * 2013-08-08 2014-12-09 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army Semiconducting organic photovoltaic sensor
ES2534631B1 (es) * 2013-09-24 2016-02-02 Universidad De Valladolid Sistema multianálisis de espectrofluorimetría láser para aceites
US10788416B2 (en) * 2013-10-03 2020-09-29 Rosemount Inc. Multiple wavelength light source for colorimetric measurement
EP3058349B1 (de) * 2013-10-14 2021-04-21 OASE GmbH Messvorrichtung
WO2015055663A1 (de) 2013-10-14 2015-04-23 Ife Innovative Forschungs- Und Entwicklungs-Gmbh & Co. Kg Messvorrichtung, mess- und auswertevorrichtung und messdaten-system
NL1040884C2 (nl) * 2014-02-03 2015-08-06 Easymeasure Werkwijze en inrichting voor een optische sensor om de samenstelling van een vloeistof te meten.
US9308306B2 (en) * 2014-02-24 2016-04-12 Fresenius Medical Care Holdings, Inc. Self calibrating blood chamber
US9618393B2 (en) * 2014-09-24 2017-04-11 Freestone Environmental Services, Inc. Apparatus for measuring hexavalent chromium in water
JP2016080403A (ja) * 2014-10-10 2016-05-16 国立大学法人大阪大学 液体検査装置および液体検査方法
CN104281079B (zh) * 2014-10-16 2018-02-09 北京北大明德科技发展有限公司 透光率电气控制检测系统及具有其的装置
US9670072B2 (en) 2014-10-29 2017-06-06 Horiba Instruments Incorporated Determination of water treatment parameters based on absorbance and fluorescence
US10184892B2 (en) 2014-10-29 2019-01-22 Horiba Instruments Incorporated Determination of water treatment parameters based on absorbance and fluorescence
CN105675514B (zh) * 2014-11-19 2018-11-02 天津优可信科技有限公司 一种具有试剂混合恒温除湿功能的吸光度检测装置
US10151682B2 (en) * 2015-07-14 2018-12-11 Teilch Llc Airborne particle measuring device
CN108449960A (zh) * 2015-07-21 2018-08-24 弗卢德森斯国际有限公司 用于检测液体或空气中的颗粒的系统和方法
US20170241864A1 (en) * 2016-02-02 2017-08-24 Shenzhen Hali-Power Industrial Co., Ltd. Lens detection devices and detection systems
EP3452196B1 (en) * 2016-05-03 2023-04-19 Indian Institute of Technology Delhi Method for monitoring of foulants present on chromatographic resins using fluorescence probe
CN106323839B (zh) * 2016-09-09 2019-10-08 中国石油大学(华东) 一种测量纳米颗粒在多孔介质内吸附量的实验方法和装置
DE102016221860A1 (de) * 2016-11-08 2018-05-09 BSH Hausgeräte GmbH Steuereinheit, Nahrungsmitteldrucker und Verfahren zur Steuerung eines Nahrungsmitteldruckers
CN106645036B (zh) * 2017-01-17 2019-06-18 中国科学院计算技术研究所 液体浊度测量装置及其测量方法
CN110914672A (zh) * 2017-04-20 2020-03-24 生物梅里埃公司 光学测试平台
US10921212B2 (en) * 2017-06-16 2021-02-16 Northwestern University Automated calibration system for a fiber optic probe
USD846416S1 (en) * 2017-07-12 2019-04-23 Byk-Gardner Gmbh Colorimeter
USD846417S1 (en) * 2017-07-12 2019-04-23 Byk-Gardner Gmbh Colorimeter
USD846415S1 (en) * 2017-07-12 2019-04-23 Byk-Gardner Gmbh Colorimeter
CN107482021B (zh) * 2017-08-21 2020-01-24 京东方科技集团股份有限公司 阵列基板及显示装置
CN208171854U (zh) * 2018-04-09 2018-11-30 深圳市比特原子科技有限公司 一种水质污染物检测装置
US10976201B2 (en) * 2018-06-25 2021-04-13 Ranzy Morgan, III Liquid color, haze, and clarity instrument, and method of measurement
CN109085149A (zh) * 2018-10-24 2018-12-25 南京大学 一种基于led光源的光谱法水质监测模块及其使用方法
CN109374908B (zh) * 2018-11-23 2024-01-26 中国科学院上海高等研究院 一种适用于溶液高通量筛选的真空自动样品装置及真空样品室
CN110146595B (zh) * 2019-04-23 2023-07-14 宁波水表股份有限公司 基于超声波的水质浑浊度测量方法
CN110261364B (zh) * 2019-05-15 2022-04-19 河北凌析科技有限公司 手持式拉曼光谱仪及检测方法
WO2021121553A1 (en) * 2019-12-17 2021-06-24 Spiden Ag Optical spectroscopy device for spectral component analysis of a fluid
EP4006507A1 (en) * 2020-11-26 2022-06-01 Ayxon-Dynamics GmbH Optical device for a colorimeter system

Family Cites Families (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3996002A (en) * 1973-02-05 1976-12-07 Thermo Electron Corporation Method and apparatus for measuring the n-nitroso compound content of a sample
US3996004A (en) * 1975-09-17 1976-12-07 Thermo Electron Corporation Detection system with liquid chromatograph
US3996003A (en) * 1975-09-17 1976-12-07 Thermo Electron Corporation Specific compound detection system with liquid chromatograph
US5059394A (en) * 1986-08-13 1991-10-22 Lifescan, Inc. Analytical device for the automated determination of analytes in fluids
US4940667A (en) * 1987-12-28 1990-07-10 Ionics, Incorporated Apparatus for monitoring the quality of water
US4977094A (en) * 1987-12-28 1990-12-11 Ionics, Incorporated Process for monitoring the quality of water
US5198093A (en) * 1990-05-10 1993-03-30 Orion Research, Inc. pH and concentration meter
US5108578A (en) * 1990-05-10 1992-04-28 Orion Research, Inc. Ph and concentration meter
US5124936A (en) * 1990-10-31 1992-06-23 Science Applications International Corporation Method and apparatus for measuring airborne uranium and transuranium elements
US5137364A (en) * 1991-01-31 1992-08-11 Mccarthy Cornelius J Optical spectral analysis apparatus
US5083868A (en) * 1991-02-15 1992-01-28 Hach Company Colorimeter
US5296843A (en) * 1991-03-28 1994-03-22 Sd Laboratories, Inc. Fluid or vapor diagnostic device
US5229841A (en) * 1991-07-10 1993-07-20 Eaton Corporation Color sensor employing optical fiber bundles with varied diameters
US5303037A (en) * 1992-02-24 1994-04-12 Eaton Corporation Color sensor illumination source employing a lightpipe and multiple LEDs
US5223219A (en) * 1992-04-10 1993-06-29 Biotrack, Inc. Analytical cartridge and system for detecting analytes in liquid samples
JPH09503854A (ja) * 1993-07-26 1997-04-15 バイオテクトロニックス インコーポレイテッド 比色滴定方法および装置
US5489977A (en) * 1993-08-11 1996-02-06 Texaco Inc. Photomeric means for monitoring solids and fluorescent material in waste water using a falling stream water sampler
US5471052A (en) * 1993-10-25 1995-11-28 Eaton Corporation Color sensor system using a secondary light receiver
JPH07270238A (ja) * 1994-03-30 1995-10-20 Minolta Co Ltd 測色装置
US5849515A (en) * 1994-04-01 1998-12-15 Hach Company Method and medium for use in detecting E. coli and total coliforms
WO1995031481A1 (en) * 1994-05-18 1995-11-23 The Research And Development Institute, Inc. Simple, rapid method for the detection, identification and enumeration of specific viable microorganisms
US5506679A (en) * 1994-09-08 1996-04-09 Hach Company Nephelometer instrument
DE4434168B4 (de) * 1994-09-24 2004-12-30 Byk-Gardner Gmbh Vorrichtung und Verfahren zur Messung und Auswertung von spektralen Strahlungen und insbesondere zur Messung und Auswertung von Farbeigenschaften
US5882882A (en) * 1995-04-12 1999-03-16 Biolog, Inc. Gel matrix with redox purple for testing and characterizing microorganisms
US5627045A (en) * 1995-04-12 1997-05-06 Biolog, Inc. Multi-test format with gel-forming matrix for characterization of microorganisms
US5625270A (en) * 1996-02-29 1997-04-29 Hach Company Scanning monochromator with directly driven spectral-dispersion element
US5696592A (en) * 1996-12-11 1997-12-09 Kuan; Ching Fu Immersible apparatus for measuring light penetrability of liquids
US5872361A (en) * 1997-03-24 1999-02-16 Hach Company Turbidimeter with non-imaging optical concentrator
US5831727A (en) * 1997-04-29 1998-11-03 Hach Company Bubble elimination from liquid
US6118531A (en) * 1997-05-03 2000-09-12 Hertel; Martin Method for identifying particles in a gaseous or liquid carrier medium
US6055052A (en) * 1998-01-26 2000-04-25 Mie Corporation System for, and method of, monitoring airborne particulate, including particulate of the PM2.5 class
US5864396A (en) * 1998-05-26 1999-01-26 Hach Company Color comparator system
US5912737A (en) * 1998-06-01 1999-06-15 Hach Company System for verifying the calibration of a turbidimeter
CN2349558Y (zh) * 1998-12-25 1999-11-17 王晓庆 透明储液罐液位及高度检测仪
US6519033B1 (en) 2001-11-19 2003-02-11 Point Source Technologies, Llc Identification of particles in fluid
US6590652B2 (en) 2001-11-02 2003-07-08 Pointsource Technologies, Inc. Flow through light scattering device

Cited By (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004279069A (ja) * 2003-03-13 2004-10-07 Shibata Kagaku Kk 携帯型水質計
JP2007519926A (ja) * 2004-01-30 2007-07-19 ナルコ カンパニー 互換性チップ−オープンセル蛍光光度計
US10533946B2 (en) 2006-01-24 2020-01-14 Life Technologies Corporation Device and methods for quantifying analytes
JP2009524832A (ja) * 2006-01-24 2009-07-02 ライフ テクノロジーズ コーポレーション 検体を定量するためのデバイスおよび方法
US8623282B2 (en) 2006-01-24 2014-01-07 Life Technologies Corporation Device and methods for quantifying analytes
US10962480B2 (en) 2006-01-24 2021-03-30 Life Technologies Corporation Device and methods for quantifying analytes introduction
US11635383B2 (en) 2006-01-24 2023-04-25 Life Technologies Corporation Device and methods for quantifying analytes introduction
US9964490B2 (en) 2006-01-24 2018-05-08 Life Technologies Corporation Device and methods for quantifying analytes
JPWO2007105312A1 (ja) * 2006-03-14 2009-07-30 Gast Japan 株式会社 土壌検査システム、土壌検査装置、土壌検査プログラム及び記録媒体
WO2007105312A1 (ja) * 2006-03-14 2007-09-20 Gast Japan Co., Ltd 土壌検査システム、土壌検査装置、土壌検査プログラム及び記録媒体
JP5308150B2 (ja) * 2006-03-14 2013-10-09 Gast Japan 株式会社 土壌検査装置
JP2009300337A (ja) * 2008-06-16 2009-12-24 Kyokko Denki Kk 流体検知センサ
JP2012507734A (ja) * 2008-11-06 2012-03-29 リ−コール インコーポレーティッド ガス分析器
JP2013518270A (ja) * 2010-01-28 2013-05-20 エフ.ホフマン−ラ ロシュ アーゲー 特に、血中グルコースを測定するための、測定装置および測定方法
WO2011118873A1 (ko) * 2010-03-25 2011-09-29 주식회사 환경바이오 휴대형 조류 측정장비
JP2014145633A (ja) * 2013-01-28 2014-08-14 Ushio Inc 蛍光光度計及び蛍光光度計用試料容器
JP2014169946A (ja) * 2013-03-04 2014-09-18 Ushio Inc 蛍光光度計
JP2016102795A (ja) * 2014-11-27 2016-06-02 ハッハ ランゲ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングHach Lange Gmbh 比濁分析濁度計バイアル装置
KR101726789B1 (ko) * 2015-05-07 2017-04-13 주식회사 아쿠아테크 바이오센서의 일체형 광학모듈
KR20160131525A (ko) * 2015-05-07 2016-11-16 주식회사 아쿠아테크 바이오센서의 일체형 광학모듈
JP2018531396A (ja) * 2015-08-03 2018-10-25 フィールド ウォーター テスティング、エルエルシー 水質汚染物質試験用装置、システム、および方法
JP7022494B2 (ja) 2015-08-03 2022-02-18 フィールド ウォーター テスティング、エルエルシー 水質汚染物質試験用装置、システム、および方法
US11016073B2 (en) 2015-08-03 2021-05-25 Field Water Testing, Llc Apparatus, system, and method for water contaminant testing
JPWO2017183302A1 (ja) * 2016-04-21 2019-02-21 株式会社 堀場アドバンスドテクノ 測定セル構造及び光学分析装置
WO2017187771A1 (ja) * 2016-04-27 2017-11-02 Kyb株式会社 流体状態検出システム
JP2017198529A (ja) * 2016-04-27 2017-11-02 Kyb株式会社 流体状態検出システム
WO2017199511A1 (ja) * 2016-05-19 2017-11-23 富士電機株式会社 水質分析計
US10302564B2 (en) 2016-05-19 2019-05-28 Fuji Electric Co., Ltd. Water quality analyzer
KR20190010522A (ko) * 2016-05-19 2019-01-30 후지 덴키 가부시키가이샤 수질 분석계
KR102444477B1 (ko) 2016-05-19 2022-09-16 후지 덴키 가부시키가이샤 수질 분석계
JPWO2017199511A1 (ja) * 2016-05-19 2018-08-16 富士電機株式会社 水質分析計
JP2020003403A (ja) * 2018-06-29 2020-01-09 アサヒビール株式会社 洗浄度判定装置
JP7096550B2 (ja) 2018-06-29 2022-07-06 アサヒビール株式会社 洗浄度判定装置
JP2020139871A (ja) * 2019-02-28 2020-09-03 横河電機株式会社 濁度測定方法及び濁度計
JP7056612B2 (ja) 2019-02-28 2022-04-19 横河電機株式会社 濁度測定方法及び濁度計
JP2021004856A (ja) * 2019-06-27 2021-01-14 三菱重工業株式会社 分光分析装置及び分光分析方法
JP7206162B2 (ja) 2019-06-27 2023-01-17 三菱重工業株式会社 分光分析装置及び分光分析方法
KR20220074238A (ko) * 2020-11-27 2022-06-03 주식회사 신코 다파장 형광측정센서
KR102435656B1 (ko) 2020-11-27 2022-08-24 주식회사 신코 다파장 형광측정센서

Also Published As

Publication number Publication date
US20030058450A1 (en) 2003-03-27
CN1578903A (zh) 2005-02-09
US6836332B2 (en) 2004-12-28
CN100378449C (zh) 2008-04-02
US20050057753A1 (en) 2005-03-17
EP1438565A1 (en) 2004-07-21
WO2003040702A1 (en) 2003-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6836332B2 (en) Instrument and method for testing fluid characteristics
Blumberg et al. The hematofluorometer.
KR100219252B1 (ko) 극소량의 샘플 검출용 수단을 구비한 분석 시스템
US6396584B1 (en) Pipette adapter, absorbance measuring pipette, tip, absorbance measuring apparatus, and absorbance measuring
US4945250A (en) Optical read head for immunoassay instrument
US6445451B1 (en) Colorimeter and assay device
US20110242539A1 (en) Handheld Optical Measuring Device and Method of Use
JPH10153597A (ja) 血清変数の存在を決定する方法
AU738290B2 (en) Method and apparatus for determining characteristics of a sample in the presence of ambient light
EP0438550B1 (en) Optical read system
JP5134862B2 (ja) 分析装置
AU2002310007B2 (en) Optical turbidimeter with a lens tube
JPH058975B2 (ja)
AU2002310007A1 (en) Optical turbidimeter with a lens tube
KR101683266B1 (ko) 휴대용 수질 분석 장치
EP0185285A2 (en) Liquid level measurement apparatus
US20070070333A1 (en) Light returning target for a photometer
US5120979A (en) Apparatus and method for analysis of a sample medium in a gap between a tube and a float
US10036703B1 (en) Portable laser biosensor
JP2021514051A (ja) 分析装置
EP0285170A2 (en) Fluorescence analyzer
JPH07508587A (ja) 光学的測定装置
CN214408685U (zh) 一种基于全反射折光法的食品分析仪
CN112816437A (zh) 一种基于全反射折光法的食品分析仪
EP0036731A1 (en) Method of monitoring light signals from liquid medium