JP2005534386A - 中敷き - Google Patents

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Abstract

本発明は、液体を吸収する繊維不織布層を備え、この繊維不織布層がセルロース系繊維材料を含むかまたはこのセルロース系繊維材料をベースとする、最大厚さが3mmの使い捨て製品としての靴用中敷き(2)に関する。中敷きは本発明に従って、少なくとも25重量%の加熱溶融可能な結合繊維を含むセルロース系繊維材料からなる1つの詰め綿不織布層(4)によって形成され、この詰め綿不織布層がエンボッシングカレンダ加工によって圧縮され、強く圧縮されたエンボス加工範囲(9)とこれよりも弱く圧縮された範囲(10)を備えている。

Description

本発明は、液体を吸収する繊維不織布層を備え、この繊維不織布層がセルロース系繊維材料を含んでいるかまたはこのセルロース系繊維材料をベースとしている、最大厚さが3mmの使い捨て製品としての靴用中敷き(インソール)に関する。
このような中敷きは特許文献1によって知られている。中敷きは木綿繊維をベースとした液体を吸収する繊維不織布層を備えている。この木綿繊維には、加熱溶融可能な結合繊維を添加できる。更に、安定化層が必ず設けられている。この安定化層は靴の中敷き寄りに設けられ、中敷きに強度を付与し、滑り防止作用がある。更に、安定化層とは反対の繊維不織布層の側に、被覆層が設けられている。中敷き2は、すべての層を通過する多数の穴または開口を有する。
特許文献2によって、殺菌性および/または殺真菌性および/または脱臭性の作用物質を有する吸収性紙材料からなる中敷きが知られている。
特許文献3は少なくとも4つの層、すなわち滑り止めの最も下側の発泡材ライニングと、その上に設けられた不織布材製の中間層と、多層の詰め物材料性製の吸収層と、不織布層製の被覆層とからなる中敷きを開示および教示している。
特許文献4は、加熱溶融可能なポリプロピレン紡糸またはポリエステル紡糸を有するセルロースをベースとした繊維不織布層を備えた使い捨て中敷きの同様に多層の構造を開示している。
欧州特許第0414634号明細書 欧州特許出願公開第0033448号明細書 欧州特許出願公開第0216727号明細書 欧州特許出願公開第0272690号明細書
本発明の根底をなす課題は、製造技術的に簡単で経済的に製作可能であり、使用特性が良好な中敷きを提供することである。
この課題は、請求項1の特徴を有する中敷きによって解決される。
本発明に従い、詰め綿不織布層をした1つの繊維不織布層だけをエンボッシングカレンダ加工することにより、中敷きとして使用するための、優れた特性を有する圧縮された形成物が得られることが判った。特許文献2と区別するために指摘すると、紙製品は特許文献2では紙不織布と呼ばれているにもかかわらず、EDANA の定義および規格または(ISO 9092-En2902) に従って繊維不織布製品または不織製品と呼ばれない。不織布または繊維不織布材料に関する1999年2月のEDANA 規格の定義は、紙製品を明確な言葉で排除している。
本発明の中敷きは好ましくは1〜3mm、特に1.1〜1.4mmの厚さを有する。この場合、厚さは20g/cm2 の試験圧力下で測定される。そのためにおよびエンボッシングカレンダ加工された詰め綿不織布層の平面状の試料の厚さと単位面積当たりの重量から密度を計算するために、試料は前もって乾燥箱に105°Cで24時間入れられ、その後デシケータ内で冷却される。続いて、試料は計量され、その後で20g/cm2 の上記試験圧力下でその厚さが測定される。エンボッシングカレンダ加工された詰め綿不織布層が0.1〜0.5g/cm3 、特に0.2〜0.3g/cm3 の密度を有すると有利である。詰め綿不織布層の単位面積当たりの重量は好ましくは200〜500g/m2 である。
詰め綿不織布層のエンボッシングカレンダ加工の際、エンボス構造を形成する隆起部を有するカレンダエンボッシングロールが使用される。この隆起部の割合はロール表面積または中敷きの表面積の8〜20%、特に10〜16%である。彫り込み深ささらに隆起部の高さは少なくとも0.5mmである。隆起部またはこの隆起部によって形成されるエンボス加工構造の最小の寸法は、0.3〜0.6mmであると有利であることが判った。この場合、点状の構造またはカレンダロールの場合縦長のウェブである。このウェブは数ミリメートル、特に2〜6mmの長さの強く圧縮されエンボス加工された縦長の範囲を形成する。
本発明による中敷きの最大引張り力が乾燥状態で縦方向において35〜100N/25mm、特に50〜80N/25mmであり、横方向において40〜100N/25mm、特に55〜80N/25mmであると有利である。この最大引張り力は、DIN 51221 による規格化された引張り試験機を使用して測定可能である。試験すべきエンボッシングカレンダ加工された詰め綿不織布層から、25mmの挟持幅と30mmの挟持長さの試料が採取される。規格化された引張り試験機のクランプ受け内に挟持された試料は、その延長平面内で100mm/分の試験速度で互いに離れる方向に動かされ、その際この方向に作用する引張り力が測定される。機械の方向またはそれに対して横方向に一致する縦方向と横方向の測定の際、いろいろな単一測定、特に5つの単一測定を行い、その平均値を計算すると有利である。
最大引張り力とは、詰め綿が引き裂かれるときの最大応力であると理解される。伸張過程でより大きなピーク力が測定されるとき、このピーク力をこの試験における最大引張り力とする。
本発明による中敷きは更に、湿潤状態で縦方向において20〜100N/25mm、特に35〜70N/25mmの最大引張り力と、横方向において30〜80N/25mm、特に40〜55N/25mmであるの最大引張り力を有する。湿潤状態で最大引張り力を測定するために、当該の試料は水に浸され、続いて5秒間滴下される。
更に、本発明の中敷きが1〜4g/g、特に1.5〜3g/gの水吸収能力(詰め綿不織布層1g当たり液体gを吸収する能力)を有すると有利である。この水吸収能力をDIN 53923 に従って測定するために、詰め綿不織布層から100mm×100mmの試料が切り取られる。この試料は試験の前に少なくとも24時間、23°Cで50%の相対湿度の空調下に置かれる。そして、試料の乾燥重量が測定される(M1)。(1個の試料が1gよりも軽いと、複数の試料が重ねられて1つの積層試料となる。これは重さが少なくとも1gである)。このようにして得られた試料は小さな金網籠に入れられ、平らな鋼製板(100×100×2mm)によって負荷される。金網籠は試料および板と共に純水内に浸漬される。試料は板で負荷されて30秒間置かれる。そして、板が取り除かれ、試料は更に30秒間負荷せずに液体内に置かれる。その後、金網籠が試料と共に液体から取り出され、液体が120秒間1つの角から滴下される。そして試料は新たに計量される(M2)。水吸収能力はDIN 規格53923 に従って(M2−M1)/M1×100(%)で計算される。
更に、本発明による中敷きが170N/25cm2 、特に180N/25cm2 、好ましくは190N/25cm2 よりも大きな内部強度を有すると有利である。この内部強度は次に説明するように検出される。この方法により、中敷きが破壊されるかどうかおよびどのような条件で破壊されるかが検査される。そのために、DIN 51221 、クラス1の引張り試験機と、2枚の補助薄板と、両面接着テープが使用される。57mmの直径の平らな円板状試料が、両面接着テープによって上側と下側の補助薄板の間に接着される。補助板から垂直に挟持固定可能な保持ウェブが突出している(T字形)。両補助薄板は引張り試験機内で挟持固定され、そして100mm/分の速度で反対方向に引っ張られる。その際、最大引張り力が測定される。最大引張り力とは、詰め綿パッドの結合が破壊かされるときの最大力であると理解される。伸張過程で一層大きな力のピークが測定されると、この力のピークがこの試験における最大引張り力である。
両面接着テープは、接着塗布剤として天然ゴムを有し、独国薬局方1996(そこに記載された引っ張り法)によって19.3±2.2N/25mmの所定の接着力を有するスリーエム(3M)社の接着テープ(テープ410)である。
試料準備のために、上記の両面接着テープの部分が本発明の中敷きの詰め綿不織布層または試験すべき他のソールにそれぞれ上側と下側から接着される。そのために、先ず最初に、詰め綿不織布層または中敷きと接着テープの積層体が形成され、この積層体から、両側に接着テープを有する不織布からなる円形の詰め綿パッドが押抜きされると合目的である。このようにして得られた複合体は(接着テープの外側の被覆層を剥がした後で)2枚の補助薄板の間に配置され、中央に位置決めされる。そして、補助薄板が30kgの錘を2分間かけられる。それによって、中敷きと両面テープと補助薄板からなる複合体は互いに緊密に連結される。この複合体はDIN 51221 の引張り試験機に挟持され、上記の100mm/分の速度でクランプが引き離され、その際引張り力が測定される。少なくとも5回の単一測定から平均値が求められ、Nで示される。
測定を再現可能に行うために、両面接着テープの接着力は、独国薬局方1996の上記の引張り法に従って表示されるかまたは標準化される。そのために、接着テープ(例えば絆創膏)を、平らな基礎から180°の角度および一定の速度で引き剥がすために必要な力が測定される。更に、そのために、DIN 51221 クラス1の引張り試験機が使用される。ステンレス鋼からなり、機械的に研磨され、縦方向において菱形模様の150×50×2mmの板が使用される。
試験は23°Cの温度と50%の相対空気湿度で行われる。前もって、試料は24時間の間この標準条件の下に置かれる。鋼板は開始前に、トルオールを染み込ませた綿球で洗浄され、そして適当な容器内で沸騰するトルオールの蒸気に接触させられる。その際、鋼板は液体に直接接触しない。このようにして得られた蒸気が板表面に沿って5分間擦過する。その後で、板は30分間標準空調内で冷却される。
そして、長さが400mmで、ロールの設定された幅が12.5mmまたは25mmの帯状体が切断され、気泡が侵入しないように洗浄済み金属板に取付けられる。「テープ装着器」を用いて20N/cmの圧力で、接着テープ帯状体の試料幅が装着される(この場合、接着テープの背面の被覆紙はまだ取り外されない)。10分の待機時間の後で測定が行われる。
測定のために、試料帯状体の上側の自由端が折り返され、約25mmが鋼板の上端から剥がされる。鋼板のこの端部は、引張り試験機の上側クランプ内で挟持固定され、試料帯状体の折り返された端部は引張り試験機の下側のクランプに挟持固定される。それによって、引き剥がし角度は180°である。この場合、試料背面が互いに平行であるが、互いに摩擦しないことに留意すべきである。引張り試験機は300±30mm/分の引き剥がし速度に調節される。
接着力を測定するために、力の変化が測定および記録される。得られたピーク力から、次に記載する方法A)〜C)の一つに従って平均接着力が評価される。
力の変化が偏差を有するときには、場合によっては最後に記載する方法AまたはBに従って評価される。この場合、評価方法は結果データと一緒に記載する。
評価方法C この方法は、グラフがはっきりと判る20以上の力のピークを有するときに適用される。
その際の前提は、グラフ内に生じる変動が周期的に発生しないことである。もし、周期的に発生すると、評価方法Bが適用される。
最初のピーク力から引き裂きまで達する各グラフ長さ1の中央から出発して、4本の垂直な線がグラフ長さの1/10の等しい間隔をおいて両側に描かれる。
この間隔は整数のミリメートルに切り上げられる。この線に最も近い新しいピーク値は接着力を測定するために用いられる。
カーブから大きく突出する個々のピーク値は評価の際に考慮されない。
結果は少なくとも5回の試験の平均値としてN/25mmで後続個所に切り捨てて記載される。
他の記載が許容される。
接着力は次のように計算される。
Figure 2005534386
ここで、
Fi =ピーク力F1 ,F2 ・・・Fn
n=評価される力のピークの数
である。
評価は適当なPCプログラムによって行うこともできる。
評価方法A この方法は、グラフがはっきり異なるピーク力を5つまで有しているときに適用される。このピーク力の値から平均値が求められる。グラフに1つだけしかピーク力が発生していない場合、その値が「平均値」と見なされる。
評価方法B この方法は、はっきり異なる6〜10個のピーク力がグラフに生じるときに適用される。第1のピーク力によって開始され、引き裂きによって終了するグラフ範囲の中央の80%のピーク値は、接着力を求めるために使用される。
上記の接着力は、既に述べたように、内部強度の上記試験で使用される接着テープのための標準化された再現可能な条件を作るために使用される。
本発明による中敷きの場合170N/25cm2 、好ましくは180N/25cm2 、特に190N/25cm2 よりも大きな内部強度が得られるときわめて有利であることが判った。公知の多層の製品の場合、中敷き表面の層と中敷き下面の層が双方とも、170N/25cm2 よりもはるかに小さな内部強度で剥がれるがしかし、本発明による中敷きの場合、29N/25cm2 の標準偏差を有する平均で約220N/25cm2 の高い値で初めて、接着テープが詰め綿不織布層の個々の繊維と共に剥がれる。この場合、層がほどけることは観察されなかった。
本発明による中敷きは優れた内部強度、すなわち詰め綿不織布層の良好な内部結合を有するという利点がある。
更に、本発明による中敷きは、DIN EN 105-x12に記載されているようなクロックメータ( 摩擦試験機)を使用した摩耗試験にいても有利であることが判った。この場合、不織布層は所定の標準試験織物で擦られる。その際発生する試料表面の損傷は視覚的に判断される。この場合、14×5cmの3つの部分が試験すべき不織布から採取された。長い辺が機械縦方向に延びている。上記の摩擦試験機のピンに摩擦織物が張られる。そのために、試験織物、すなわちシーザ(Schiesser) 社の第4467号のファインリップ(Feinripp)が使用された。試料は保持クランプによって上記の摩擦試験機に固定される。ピンが10cmの長さにわたって往復運動させられる。これは最初のけばが形成されるまで行われる。全部で10回の摩耗サイクルの後で、試料表面の最初の視覚判定が行われ、30回のサイクルの後で第2の判定が行われる。その際、ピンの負荷は400g/cm2 である。湿潤状態での試験の場合、摩擦織物は100%の湿気吸収に調節される。この場合、湿潤はDIN ENISO 105-x12 に従って行われる。
この摩耗試験の実施は、本発明による中敷きの詰め綿不織布層の場合、30回の摩耗サイクルの後でけばを生じなかった。
本発明の他の特徴、詳細および効果は、添付の特許請求の範囲と、図面と、本発明の好ましい実施の形態の次の説明から明らかである。
図1は本発明による中敷き2の実施の形態の斜視図である。中敷き2は50重量%の綿繊維と50重量%のポリエチレン/ポリプロピレン−二成分繊維(PE/PP)とからなる1つの詰め綿不織布層4によって形成されている。詰め綿不織布層4はエンボッシングカレンダ加工することによって、すなわち型付け突起を有する加熱されたカレンダロールとカウンタロールとの間を通過させることによって圧縮される。これにより、図から明らかな表面構造が形成される。図示の場合、この表面構造は点状とウェブ状のエンボッシング構造6を備えている。
図2aはカレンダロールの対応する構造の5:1の縮尺の平面図であり、図2bは表面構造の詳細を切断して示している。彫り込み深さ、すなわちロール表面からの隆起部8の高さは、図示の場合0.7mmである。ロール表面における隆起部8の割合は図示の場合17〜18%である。
図3は、図1に示した中敷き2のような中敷きにおける、図2と同様にエンボッシングカレンダによって得られる表面構造を示している。カレンダロール上の隆起部は、あまり圧縮されていない範囲10の隣の強く圧縮されたエンボス加工範囲9を形成する。この場合、強く圧縮された範囲9の、全面積における割合は10〜11%である。
図4,5は、本発明による中敷きを製造する際に有利であることが実証された他のエンボッシング構造を示している。プレス面積割合は図4の場合約12.5%、図5の場合約13.3%である。
加熱された上記の隆起部8を有するカレンダロールを用いたエンボッシングカレンダ加工によって、加熱溶融可能な結合繊維の少なくとも表面が部分的に溶融し、これによって熱的に結合された詰め綿不織布層が形成される。これにより、驚くべきことに、中敷きが冒頭で定義した優れた内部強度、すなわち190N/25cm2 以上の内部強度を得られることが判った。フラワ(Flawa) 社の公知の中敷きの場合、内部強度を測定すると、170N/25cm2 よりもかなり小さい値しか測定されなかった。この場合、平均値は130N/25cm2 よりも小さかった。公知の靴中敷きの場合、中敷き上面の層と中敷き下面の層の双方が剥がれたが、上記の本発明による中敷きの場合、接着テープだけが個々の繊維と共に剥がれた。これに対して、1つの詰め綿不織布層がほどけることはない。詰め綿不織布層の単位面積当たりの重量は200〜500g/m2 である。エンボッシングカレンダ加工による詰め綿不織布層の圧縮は、詰め綿不織布層全体の密度が0.1〜0.5g/cm3 、好ましくは0.2〜0.3g/cm3 になるように行われる。この場合、100×100mmの切断した試料が先ず最初105°Cの乾燥箱内に24時間入れられ、その後でデシケータ内で冷やされた。試料は続いて0.1gまで正確に計量された。そして、厚さ測定装置において20g/cm2 の試験圧力で、試料の厚さが0.1mmまで正確に測定され、これから密度が計算によって求められた。
足の裏とは反対側で、靴内部の底革寄りの中敷き2の下面12には、互いに離隔された島状のきわめて微細なこぶ14がスクリーン印刷法または回転印刷法で形成される。このこぶは天然ゴムまたは合成ゴム、アクリレートをベースにした水性分散剤またはアクリレートとラテックスの混合物、特にアクリレートとニトリルラテックスの混合物またはポリウレタンまたはポリウレタンとアクリレートの混合物またはニトリルラテックスから形成され、更に中敷きの下面12に対して色彩的にきわだっている。こぶは図示の場合1mm以下の直径を有する円状または点状である。こぶは中敷き2のための滑り止め手段を形成する。線状の滑り止め手段でもよい。
中敷きには更に、メチル−β−シクロデキストリン−香料−錯体溶液が含浸されている。この溶液には、ファルネソールまたは他の作用物質、例えば芳香油、アルデヒドまたは脱臭作用のある複数のアルデヒドの組み合わせ、芳香性アルコールと芳香性カルボン酸からなる脱臭作用および抗菌作用のあるエステルが添加されている。このような作用物質は、ファルネソールの場合のように容易に揮発する場合には、香料や上記のメチル−β−シクロデキストリンと共に錯化可能である。
白癬菌の形成傾向を低減するために、殺真菌性の作用物質、例えばウンデシレンアミド(DEA)を錯体溶液に添加することができる。
図示の場合、香料がメチル−β−シクロデキストリン−錯体の形で挿入されると、これは香料の急速な揮発を防止し、香気が長期間持続する。香気は、熱や湿気(足の発汗)を生じ、かつ靴を脱ぐときに、メチル−β−シクロデキストリン−錯体から遊離する。そして、特に靴底の乾燥時に、足の発汗の有機成分が遊離したシクロデキストリン分子に錯化されると有利である。これにより、悪臭の発生が防止される。
ファルネソールまたは他の抗菌作用物質を添加することにより、足の汗を分解し、それによって足の汗の匂いを生じる細菌の作用が阻止される。更に、上記の作用物質の添加は、中敷き2の具体的なエンボッシング構造6に関係なく、本発明によるすべての中敷きで使用可能である。
本発明による中敷きが上記の1つの詰め綿不織布層4によって形成され、足寄りの他の被覆層が設けられていないと特に有利であることが判った。これにより、薄くて、それにもかかわらず綿くずが出ることがなく(摩擦試験)、大きな内部強度を有する製品が得られる。
図6,7,8は本発明による中敷きの場合の異なる表面構造を示している。図6は図3に示すような表面構造である。図7,8の表面構造は図6の表面構造と少しだけ異なっている。同様に、強く圧縮されたエンボス加工範囲9と、これと比べて弱く圧縮された範囲10の配置と寸法が拡大して詳細に示してある。
更に図9は、詰め綿不織布層または中敷きの内部強度に関する冒頭で述べた試験方法の試験内容を概略的に示す。詰め綿不織布層4の円板状の試料と、それに接する両面接着テープ20と、補助薄板22が示されている。この補助薄板はそれから突出するウェブ24によって、引張り試験機の挟持収容部26内に挟持固定されている。
上記の組成の本発明による靴中敷き2の好ましい実施の形態では、1つの詰め綿不織布層4が400N/mmのエンボス加工圧力でエンボッシングカレンダ加工された。303g/m2 の単位面積当たりの重量から出発して、中敷きのエンボッシングカレンダ加工状態で、1.28mmの不織布厚さを生じた。乾燥状態で、縦方向において54.6N/25mmの最大引張り力が測定され、横方向において68.9N/25mmの最高引張り力が測定された。保水能力は詰め綿不織布層1g当たり液体1.7gであった。
これと同じ測定が、上記の方法で更に香料を加え、上記のこぶ14を下面12に備えている中敷きにおいて行われた。この場合、検出された単位面積当たりの重量は338g/m2 であった。不織布厚さは1.22mmであった。最大引張り力の検出値は縦方向において49.9N/25mm、横方向において63.7N/25mmであった。湿潤状態での値は縦方向において36.0N/25mm、横方向において47.0N/25mmであった。保水能力は1.8g/gであった。それぞれ、少なくとも5回の測定の平均値が採用された。
本発明による中敷きの斜視図である。 カレンダロールのエンボッシング構造の平面図である。 図2aの詳細を示す図である。 本発明による中敷きにおける表面構造を示す図である。 本発明による中敷きにおける他の表面構造を示す図である。 本発明による中敷きにおける他の表面構造を示す図である。 表面構造の詳細平面図である。 他の表面構造の詳細平面図である。 他の表面構造の詳細平面図である。 繊維不織布層の内部強度を測定するための試験内容を示す図である。 繊維不織布層の内部強度を測定するための試験内容を示す図である。

Claims (13)

  1. 液体を吸収する繊維不織布層を備え、この繊維不織布層がセルロース系繊維材料を含んでいるかまたはこのセルロース系繊維材料をベースとしている、最大厚さが3mmの使い捨て製品としての靴用中敷きであって、中敷きが少なくとも25重量%の加熱溶融可能な結合繊維を含むセルロース系繊維材料からなる1つの詰め綿不織布層(4)によって形成され、この詰め綿不織布層がエンボッシングカレンダ加工によって圧縮され、強く圧縮されたエンボス加工範囲(9)とこれよりも弱く圧縮された範囲(10)を備えていることを特徴とする中敷き。
  2. 厚さが1〜3mm、特に1〜2mmであることを特徴とする、請求項1記載の中敷き。
  3. 密度が0.1〜0.5g/cm3 、特に0.2〜0.3g/cm3 であることを特徴とする、請求項1記載の中敷き。
  4. 強くエンボス加工された範囲(9)が、詰め綿不織布層(4)の表面積の8〜20%の割合を有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一つに記載の中敷き。
  5. 強くエンボス加工された範囲(9)が、少なくとも0.5mmの深さと、0.3〜0.6mmの平面方向の最小寸法を有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一つに記載の中敷き。
  6. 詰め綿不織布層(4)の最大引張り力が乾燥状態で縦方向において35〜100N/25mmであり、横方向において40〜100N/25mmであることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一つに記載の中敷き。
  7. 詰め綿不織布層(4)の最大引張り力が湿潤状態で縦方向において20〜100N/25mmであり、横方向において30〜80N/25mmであることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一つに記載の中敷き。
  8. 中敷きが詰め綿不織布層1g当たり1〜4gの液体を吸収する能力を有することを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一つに記載の中敷き。
  9. 中敷きが170N/25cm2 、好ましくは180N/25cm2 よりも大きな内部強度を有することを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一つに記載の中敷き。
  10. 詰め綿不織布層(4)が木綿繊維を含んでいることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一つに記載の中敷き。
  11. 加熱溶融可能な結合繊維、特に多成分繊維が、ポリエチレン(PE)および/またはポリプロピレン(PP)および/またはポリエステル(PES)を備えていることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一つに記載の中敷き。
  12. 使用中靴内部底革寄りの中敷き(2)の下面に、島状または線状の滑り止め手段(14)が設けられていることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一つに記載の中敷き。
  13. 滑り止め手段(14)が最高1.5mm、特に最高1mmの最大寸法を有することを特徴とする、請求項12記載の中敷き。
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