JP2005530724A - 消臭剤及び制汗剤におけるアリールスルファターゼ阻害剤としてのヒドロキシジフェニルエーテル誘導体の使用 - Google Patents

消臭剤及び制汗剤におけるアリールスルファターゼ阻害剤としてのヒドロキシジフェニルエーテル誘導体の使用 Download PDF

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Abstract

本発明は、ステロイドエステルの分解によって生じる体臭を減らすための、化粧品用消臭及び制汗組成物におけるアリールスルファターゼ阻害物質としての、選択されたヒドロキシジフェニルエーテル誘導体の使用に関する。

Description

本発明は、ステロイドエステルの分解によって生じる体臭を減らすための、化粧品用消臭又は制汗組成物における、選択されたアリールスルファターゼ阻害物質の使用に関する。
アポクリン汗は、とりわけステロイド類、コレステロール及び他の脂肪ならびに約10%のタンパク質を含む複雑な混合物である。体臭、特に腋窩体臭に実質的な寄与を及ぼすアポクリン汗の分解生成物は、二つのクラス、一方は、直鎖状でも分岐鎖状でも飽和でも不飽和でもよい短鎖脂肪酸、特にC4〜C10脂肪酸と、他方は、種々のステロイドホルモン及びそれらの代謝産物とに分類することができる。たとえば、特に男性に典型的な体臭は、アンドロゲン、特にアンドロステノール(5α−アンドロスト−16−エン−3β−オール、5α−アンドロスト−16−エン−3α−オール)及びアンドロステノン(5α−アンドロスト−16−エン−3−オン)の代謝産物を含む。ステロイド類そのものは水溶性ではない。体液とともに運び出されるために、ステロイド類は通常、硫酸エステル又はグルクロニド形態にある。皮膚上で、このようなステロイドエステルが皮膚細菌、特にコリネ型細菌の加水分解酵素によって開裂されて揮発性遊離ステロイド類を形成する。原則的に、すべての細菌エキソエステラーゼはそのような作用が可能であり、酵素アリールスルファターゼが特にそうである。
本発明にしたがって活性である消臭組成物は、その時点で介入し、細菌エキソエステラーゼの活性を抑制することができる。この点で、皮膚の自然な微生物相に悪影響を及ぼす欠点を有することもある、純粋に静菌性又は殺菌性の従来技術組成物とは異なる。
アリールスルファターゼの阻害による、ステロイドによって生じる体臭の抑制は、従来技術において、たとえばUS5643559及びUS5676937の明細書から公知であるが、これらの文献は、ごく少数のアリールスルファターゼ阻害有効成分しか開示していない。
従来技術において、EP1053989A2の文献から、非ハロゲン化ヒドロキシジフェニルエーテルが抗微生物有効成分として公知である。
本発明の目的は、化粧品用消臭剤の調製により大きな可変性、融通性及び皮膚適合性を提供するため、さらなるアリールスルファターゼ阻害有効成分を同定することであった。アリールスルファターゼ阻害剤としての公知の化粧品用有効成分の同定はまた、そのような有効成分の用量を減らすことを可能にする。酵素阻害作用は、静菌又は殺菌作用がまだ見いだされない低い有効成分濃度でさえ頻繁に示される。驚くことに、消臭剤におけるアリールスルファターゼ阻害剤の使用は、男性における体臭の発生を抑制するのに特に適し、その際、当業者が、自らの一般的な技術的知識に基づき、消臭組成物中の有効成分の量及び/又は性質を一方の性に特定して当該ユーザ群に適合させることができることがわかった。
本発明は、一般式
(式中、
1、R2及びR3は、互いに独立して、水素、ヒドロキシ、C1〜C20アルキル、ヒドロキシ置換C1〜C20アルキル、C5〜C7シクロアルキル、C1〜C20アルコキシ、C1〜C6アルキルカルボニル、フェニル又はフェニル−C1〜C3アルキルであり、
4は、水素、C1〜C20アルキル、ヒドロキシ置換C1〜C20アルキル、C5〜C7シクロアルキル、ヒドロキシ、ホルミル、アセトニル、アリル、カルボキシ、カルボキシ−C1〜C3アルキル、カルボキシアリル、C2〜C20アルケニル、C1〜C6アルキルカルボニル、C1〜C3アルキルカルボニル−C1〜C3アルキル、フェニル又はフェニル−C1〜C3アルキルであり、
5は、水素、C1〜C20アルコキシ又はC1〜C6アルキルカルボニルである)
のヒドロキシジフェニルエーテルから選択される少なくとも1種のアリールスルファターゼ阻害物質の使用に関する。
1〜C20アルキル基は、直鎖状又は分岐鎖状のアルキル基、たとえばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソペンチル、tert−ペンチル、ヘキシル、シクロヘキシル、ヘプチル、オクチル、イソオクチル、ノニル、デシルなどであると理解される。
1〜C20アルコキシ基は、直鎖状又は分岐鎖状のアルコキシ基、たとえばメトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、sec−ブトキシ、tert−ブトキシ、ペンチルオキシ、イソペンチルオキシ、tert−ペンチルオキシ、ヘプチルオキシ、オクチルオキシ、イソオクチルオキシ、ノニルオキシ、デシルオキシなどであると理解される。
1〜C6アルキルカルボニル基は、炭素原子1〜6個のアルキル基を有する直鎖状又は分岐鎖状のカルボニル基、たとえばアセチル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリル、バレリル、イソバレリル、ピバロイルなどであると理解される。
適当なヒドロキシ置換C1〜C20アルキル基は、たとえば、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピル、ヒドロキシブチル、ヒドロキシペンチル、ヒドロキシヘキシル、ヒドロキシヘプチル、ヒドロキシオクチル、ヒドロキシノニル、ヒドロキシデシルなどである。
特に対象となる化合物は、
1がC1〜C16アルキルであり、
2、R3、R4及びR5が水素である、式(I)の化合物である。
ステロイドエステルの加水分解によって発生する体臭を減らすための化粧品用消臭又は制汗組成物中の好ましいアリールスルファターゼ阻害物質は、基礎フレーム構造として4−フェノキシフェノールを有する式(II)
(式中、
1及びR2は、互いに独立して、水素原子、ヒドロキシ基又はC1〜C20アルキル、C5〜C7シクロアルキル、C1〜C6アルキルカルボニル、C1〜C20アルコキシ、フェニルもしくはフェニル−C1〜C3アルキル基であり、
3は、水素原子又はC1〜C20アルキルもしくはC1〜C20アルコキシ基であり、
4は、水素原子又はC1〜C20アルキル、ヒドロキシ置換C1〜C20アルキル、C5〜C7シクロアルキル、ヒドロキシ、ホルミル、アセトニル、C1〜C6アルキルカルボニル、C2〜C20アルケニル、カルボキシ、カルボキシ−C1〜C3アルキル、C1〜C3アルキルカルボニル−C1〜C3アルキルもしくはカルボキシアリル基である)
のヒドロキシジフェニルエーテル、基礎フレーム構造として3−フェノキシフェノールを有する一般式(III)
(式中、
2は、水素原子又はC1〜C20アルキル、ヒドロキシ置換C1〜C20アルキルもしくはC1〜C6アルキルカルボニル基であり、
1及びR3は、互いに独立して、水素原子、C1〜C6アルキルカルボニル基又はC1〜C20アルキル基であり、
4は、水素原子又はC1〜C20アルキル、ヒドロキシ置換C1〜C20アルキル、C5〜C7シクロアルキル、ヒドロキシ、ホルミル、アセトニル、C1〜C6アルキルカルボニル、C2〜C20アルケニル、カルボキシ、カルボキシ−C1〜C3アルキル、C1〜C3アルキルカルボニル−C1〜C3アルキルもしくはカルボキシアリル基である)
のヒドロキシジフェニルエーテル及び基礎フレーム構造として2−フェノキシフェノールを有する一般式(IV)
(式中、
1は、水素原子又はC1〜C6アルキルカルボニルもしくはC1〜C20アルキル基であり、
4は、水素原子又はC1〜C20アルキル、ヒドロキシ置換C1〜C20アルキル、C5〜C7シクロアルキル、ヒドロキシ、ホルミル、アセトニル、C1〜C6アルキルカルボニル、C2〜C20アルケニル、カルボキシ、カルボキシ−C1〜C3アルキル、C1〜C3アルキルカルボニル−C1〜C3アルキルもしくはカルボキシアリル基であり、
2及びR3は、互いに独立して、水素原子又はC1〜C6アルキルカルボニルもしくはC1〜C20アルキル基である)
のヒドロキシジフェニルエーテルから選択される。
もっとも特別に対象となる化合物は、式
(式中、
1及びR2は、互いに独立して、水素、C1〜C20アルキル又はヒドロキシ置換C1〜C20アルキルであり、置換基R1及びR2の少なくとも一方は水素ではない)
の化合物である。
さらには、式
(式中、
4は、カルボキシ、カルボキシ−C1〜C3アルキル、C1〜C6アルキルカルボニル又はC1〜C3アルキルカルボニル−C1〜C3アルキルである)
の化合物が特に対象となる。
さらには、式
(式中、
1、R2及びR3は、互いに独立して、水素、ヒドロキシ、C1〜C20アルキル又はヒドロキシ置換C1〜C20アルキルであり、
4は、C1〜C20アルキル、ヒドロキシ置換C1〜C20アルキル、フェニル、フェニル−C1〜C20アルキル又はC1〜C6アルキルカルボニルである)
の化合物が特に対象となり、もっとも好ましくは、
1、R2及びR3が水素又はC1〜C20アルキルである、式(IIIc)の化合物である。
もっとも好ましいものは、
1、R2及びR3が水素であり、
4が、C1〜C20アルキル、フェニル−C1〜C5アルキル又はC1〜C6アルキルカルボニルである、式(IIIc)の化合物である。
さらには、好ましくは式
(式中、
1、R2及びR3は、互いに独立して、水素、C1〜C20アルキル、ヒドロキシ置換C1〜C20アルキル、シクロ−C5〜C7アルキル、フェニル−C1〜C3アルキルであり、ここで基R1、R2又はR3の少なくとも一つは水素ではない)
の化合物が使用される。
もっとも好ましいものは、
1及びR2が、互いに独立して、C1〜C20アルキル、もっとも好ましくはC1〜C5アルキルであり、
2が水素である、式(IIa)の化合物である。
好ましいヒドロキシジフェニルエーテルは、
1及びR2が、互いに独立して、水素原子又はC1〜C20アルキル、C1〜C6アルキルカルボニルもしくはC1〜C20アルコキシ基であり、
3が、水素原子又はC1〜C20アルキルもしくはC1〜C20アルコキシ基であり、
4が、水素原子又はC1〜C20アルキル、ヒドロキシ置換C1〜C20アルキル、C1〜C6アルキルカルボニル、ヒドロキシ、ホルミル、アセトニル、アリル、カルボキシメチルもしくはカルボキシアリル基である、一般式(II)のヒドロキシジフェニルエーテル、
2が、水素原子又はC1〜C20アルキル、ヒドロキシ置換C1〜C20アルキルもしくはC1〜C6アルキルカルボニル基であり、
1及びR3が、互いに独立して、水素原子、C1〜C6アルキルカルボニル基又はC1〜C20アルキル基であり、
4が、水素原子又はC1〜C20アルキル、ヒドロキシ置換C1〜C20アルキル、ヒドロキシ、ホルミル、アセトニル、アリル、カルボキシメチル、カルボキシアリルもしくはC1〜C6アルキルカルボニル基である、一般式(III)のヒドロキシジフェニルエーテル、ならびに
1が、水素原子又はC1〜C6アルキルカルボニルもしくはC1〜C20アルキル基であり、
4が、水素原子又はC1〜C20アルキル、ヒドロキシ置換C1〜C20アルキル、ヒドロキシ、ホルミル、アセトニル、アリル、カルボキシメチル、C1〜C6アルキルカルボニルもしくはカルボキシアリル基であり、
2及びR3が、互いに独立して、水素原子又はC1〜C6アルキルカルボニルもしくはC1〜C20アルキル基である、一般式(IV)のヒドロキシジフェニルエーテルである。
本発明で使用することができるさらなるヒドロキシジフェニルエーテル化合物を以下の表1に一覧する。



本発明はまた、皮膚上のアリールスルファターゼの阻害によって体臭を減らす方法であって、一般式
(式中、
1、R2及びR3は、互いに独立して、水素、ヒドロキシ、C1〜C20アルキル、ヒドロキシ置換C1〜C20アルキル、C5〜C7シクロアルキル、C1〜C20アルコキシ、C1〜C6アルキルカルボニル、フェニル又はフェニル−C1〜C3アルキルであり、
4は、水素、C1〜C20アルキル、ヒドロキシ置換C1〜C20アルキル、C5〜C7シクロアルキル、ヒドロキシ、ホルミル、アセトニル、アリル、カルボキシ、カルボキシ−C1〜C3アルキル、カルボキシアリル、C2〜C20アルケニル、C1〜C6アルキルカルボニル、C1〜C3アルキルカルボニル−C1〜C3アルキル、フェニル又はフェニル−C1〜C3アルキルであり、
5は、水素、C1〜C20アルコキシ又はC1〜C6アルキルカルボニルである)
のヒドロキシジフェニルエーテルから選択される少なくとも1種のアリールスルファターゼ阻害物質を含む化粧品用消臭又は制汗組成物を用いる方法に関する。
好ましくは、化粧品用消臭又は制汗組成物は、一般式
(式中、
1及びR2は、互いに独立して、水素原子、ヒドロキシ基又はC1〜C20アルキル、C5〜C7シクロアルキル、C1〜C6アルキルカルボニル、C1〜C20アルコキシ、フェニルもしくはフェニル−C1〜C3アルキル基であり、
3は、水素原子又はC1〜C20アルキルもしくはC1〜C20アルコキシ基であり、
4は、水素原子又はC1〜C20アルキル、ヒドロキシ置換C1〜C20アルキル、C5〜C7シクロアルキル、ヒドロキシ、ホルミル、アセトニル、C1〜C6アルキルカルボニル、C2〜C20アルケニル、カルボキシ、カルボキシ−C1〜C3アルキル、C1〜C3アルキルカルボニル−C1〜C3アルキルもしくはカルボキシアリル基である)
のヒドロキシジフェニルエーテル、一般式
(式中、
2は、水素原子又はC1〜C20アルキル、ヒドロキシ置換C1〜C20アルキルもしくはC1〜C6アルキルカルボニル基であり、
1及びR3は、互いに独立して、水素原子、C1〜C6アルキルカルボニル基又はC1〜C20アルキル基であり、
4は、水素原子又はC1〜C20アルキル、ヒドロキシ置換C1〜C20アルキル、C5〜C7シクロアルキル、ヒドロキシ、ホルミル、アセトニル、C1〜C6アルキルカルボニル、C2〜C20アルケニル、カルボキシ、カルボキシ−C1〜C3アルキル、C1〜C3アルキルカルボニル−C1〜C3アルキルもしくはカルボキシアリル基である)
のヒドロキシジフェニルエーテル、ならびに一般式
(式中、
1は、水素原子又はC1〜C6アルキルカルボニルもしくはC1〜C20アルキル基であり、
4は、水素原子又はC1〜C20アルキル、ヒドロキシ置換C1〜C20アルキル、C5〜C7シクロアルキル、ヒドロキシ、ホルミル、アセトニル、C1〜C6アルキルカルボニル、C2〜C20アルケニル、カルボキシ、カルボキシ−C1〜C3アルキル、C1〜C3アルキルカルボニル−C1〜C3アルキルもしくはカルボキシアリル基であり、
2及びR3は、互いに独立して、水素原子又はC1〜C6アルキルカルボニルもしくはC1〜C20アルキル基である)
のヒドロキシジフェニルエーテルから選択される少なくとも1種のアリールスルファターゼ阻害物質を含み、これを皮膚、特に腋窩の皮膚に塗布する。
基礎フレーム構造として4−フェノキシフェノールを有する特に適当なヒドロキシジフェニルエーテルは、化合物4−(2,5−ジメチルフェノキシ)フェノール、4−(3−イソプロピル−6−メチルフェノキシ)フェノール、4−(2−tert−ブチル−5−メチルフェノキシ)フェノール、4−(2−シクロヘキシル−5−メチルフェノキシ)フェノール、4−(2−イソプロピル−5−メチルフェノキシ)フェノール及び4−(3−イソプロピル−5−メチルフェノキシ)フェノールであり、
基礎フレーム構造として3−フェノキシフェノールを有するものは、化合物3−(2−イソプロピルフェノキシ)フェノール、3−(2−sec−ブチルフェノキシ)フェノール、3−フェノキシ−6−プロピルフェノール、3−フェノキシ−6−(2−メチルプロピル)フェノール、3−フェノキシ−6−ブチルフェノール、3−フェノキシ−6−ペンチルフェノール、3−フェノキシ−6−ヘキシルフェノール、3−フェノキシ−6−(3−メチルブタノイル)フェノール及び3−フェノキシ−6−ヘキサノイルフェノールであり、
基礎フレーム構造として2−フェノキシフェノールを有するものは、化合物2−(2−エチルフェノキシ)フェノール、2−(2−イソプロピルフェノキシ)フェノール、2−(2−sec−ブチルフェノキシ)フェノール及び2−(2−tert−ブチルフェノキシ)フェノールである。
本発明にしたがって使用されるヒドロキシジフェニルエーテルは、いずれの場合も消臭又は制汗組成物の総重量に基づいて、0.001〜2重量%、好ましくは0.005〜1.0重量%、特に0.01〜0.5重量%の量で使用される。
本発明にしたがって使用されるアリールスルファターゼ阻害剤を含む化粧品用消臭又は制汗組成物は、粉末、スティック形態、エアゾールスプレーの形態、ポンプ動式スプレー、液もしくはゲル形態のロールオン塗布形態、クリーム、ゲル及び含浸可撓性基材の形態にあることができる。消臭又は制汗スティックは、無水ロウならびにW/Oエマルション及びO/Wエマルションに基づくゲル化形態であることができる。ゲルスティックは、脂肪酸石鹸、ジベンジリデンソルビトール、N−アシルアミノ酸アミド、12−ヒドロキシステアリン酸及び他のゲル形成剤に基づいて調製することができる。
エアゾールスプレー、ポンプ動式スプレー、ロールオン塗布形態又はクリームは、油中水形エマルション、水中油形エマルション、水中シリコーン油形エマルション、油中水形マイクロエマルション、水中油形マイクロエマルション、水中シリコーン油形マイクロエマルション、非水懸濁液、アルコールもしくはヒドロアルコール溶液、水性ゲル又は油の形態であることができる。前述したすべての組成物は、たとえば、化学的及び/又は物理的に改質されていてもよい脂肪酸石鹸、ジベンジリデンソルビトール、N−アシルアミノ酸アミド、12−ヒドロキシステアリン酸、カルボマー及びカルボポルタイプのポリアクリル酸エステル、ポリアクリルアミドならびに多糖類に基づいて増粘することができる。
エマルション及びマイクロエマルションは、透明、半透明又は不透明であることができる。
本発明にしたがって使用されるアリールスルファターゼ阻害剤を含む化粧品用消臭又は制汗組成物はまた、脂肪質を含むことができる。脂肪質とは、25℃の温度に基づいて固体もしくは液体形態又は水性もしくは油性分散系であることができる、脂肪酸、脂肪アルコール、天然及び合成の化粧油成分ならびに天然及び合成のロウであると理解される。
脂肪酸は、ゲルを形成することができ、したがって、凝固スティック製剤の調製に使用することができる。脂肪酸としては、直鎖状及び/又は分岐鎖状の飽和及び/又は不飽和C8-30脂肪酸を使用することができる。C10-22脂肪酸が好ましい。例は、カプロン酸、カプリル酸、2−エチルヘキサン酸、カプリン酸、ラウリン酸、イソトリデカン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、パルミトオレイン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、エライジン酸、ペトロセリン酸、リノール酸、リノレン酸、エレオステアリン酸、アラキドン酸、ガドレイン酸、ベヘン酸及びエルカ酸ならびのそれらの技術的混合物である。ステアリン酸の使用が特に好ましい。使用される脂肪酸は、1個以上のヒドロキシ基を有することができる。その好ましい例は、α−ヒドロキシ−C8〜C18カルボン酸及び12−ヒドロキシステアリン酸である。
同じく25℃で固体である脂肪アルコール及び他の脂肪質が好ましくスティック製剤の調製に使用される。使用することができる脂肪アルコールは、炭素原子6〜30個、好ましくは10〜22個、特に12〜22個を有する飽和又は一もしくは多価不飽和の分岐鎖状又は非分岐鎖状の脂肪アルコールを含む。本発明にしたがって使用するのに適したものは、たとえばオクタノール(カプリルアルコール)、オクテノール、オクタジエノール、デカノール(カプリンアルコール)、デセノール、デカジエノール、ドデカノール(ラウリルアルコール)、ドデセノール、ドデカジエノール、オレイルアルコール、エルシルアルコール、リシノレイルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、セチルアルコール、ミリスチルアルコール、アラキジルアルコール、リノレイルアルコール、リノレニルアルコール及びベヘニルアルコールならびにそれらのGuerbetアルコールである。
多くの場合、ロウがスティック製剤に使用される。天然又は合成ロウとして、本発明にしたがって、固形パラフィン又はイソパラフィン、植物ロウ、たとえばカンデリラロウ、カルナウバロウ、エスパルトワックス、木ロウ、コルクロウ、サトウキビロウ、ouricuryワックス、モンタンロウ、ヒマワリロウ、フルーツワックス及び動物ロウ、たとえば蜜ロウ及び他の昆虫ロウ、鯨ロウ、セラックロウ、羊毛ロウ及び尾腺油ならびに鉱ロウ、たとえばセレシン及びオゾセライト又は石油化学ロウ、たとえばペトロラクタム、パラフィンロウ、ポリエチレン又はポリプロピレンのマイクロワックス及びポリエチレングリコールワックスを使用することが可能である。水添又は硬化ロウを使用することが有利であるかもしれない。同じく使用に適したものは、化学的に改質されたロウ、特に硬ロウ、たとえばモンタンエステルロウ、サゾールワックス及び水添ホホバロウである。
同じく適当なものは、飽和及び場合によってはヒドロキシル化されたC16-30脂肪酸、たとえば硬化トリグリセリド脂肪(水添パーム油、水添ヤシ油、水添ヒマシ油)、トリベヘン酸グリセリル又はトリ−12−ヒドロキシステアリン酸グリセリル、脂肪酸と、炭素原子2〜6個を有するグリコール(たとえばSyncrowachs(登録商標))もしくはポリオールとの合成全エステル、C12-22アシル基及びC2-4アルカノール基を有する脂肪酸モノアルカノールアミド、炭素原子1〜80個の鎖長を有する飽和及び/又は不飽和の、分岐鎖状及び/又は非分岐鎖状のアルカンカルボン酸と、炭素原子1〜80個の鎖長を有する飽和及び/又は不飽和の、分岐鎖状及び/又は非分岐鎖状のアルコールとのエステル、たとえばパルミチン酸ステアリルもしくはパルミチン酸セチルのような合成脂肪酸脂肪アルコールエステル、芳香族カルボン酸、ジカルボン酸及びヒドロキシカルボン酸(たとえば12−ヒドロキシカルボン酸)と、炭素原子1〜80個の鎖長を有する飽和及び/又は不飽和の、分岐鎖状及び/又は非分岐鎖状のアルコールとのエステル、長鎖ヒドロキシカルボン酸のラクチドならびに脂肪アルコールとジ及びトリカルボン酸との全エステル、たとえばコハク酸ジセチル又はアジピン酸ジセチル/ステアリル、さらにはこのような物質の混合物である(ただし、個々のロウ成分又はそれらの混合物は25℃で固体である)。
各ロウ成分又はロウ成分全体が25℃で固体であるという条件で、炭素原子14〜44個の鎖長を有する飽和非分岐鎖状のアルカンカルボン酸と、炭素原子14〜44個の鎖長を有する飽和非分岐鎖状のアルコールとのエステルの群からロウ成分を選択することが特に好ましい。ステアリン酸C16-36アルキル、ステアリン酸C10-40アルキル、イソステアリン酸C2-40アルキル、ダイマー酸のC20-40ジアルキルエステル、ヒドロキシステアロイルステアリン酸C18-38アルキル及びエルカ酸C20-40アルキルの群からロウ成分を選択することが特に有利である。同じく使用に適したものは、C30-50アルキル蜜ロウ及びベヘン酸セテアリルである。シリコーンロウ、たとえばステアリルトリメチルシラン/ステアリルアルコールもまた有利であることができる。特に好ましいロウ成分は、飽和一価C20-60アルコールと飽和C8-30モノカルボン酸とのエステル、特に、Koster Keunen社から名称Kesterwachs(登録商標)K82Hの下で得ることができるステアリン酸C20-40アルキルである。ロウ又はロウ成分は、25℃で固体であるべきであるが、35〜95℃の範囲、好ましくは45〜85℃の範囲で融解すべきである。
天然のロウ、化学的に改質されたロウ及び合成ロウは、単独で使用することもできるし、組み合わせて使用することもできる。
ゲル形成剤及び凝固成分は、本発明にしたがって使用される組成物全体に基づいて0.1〜50重量%、好ましくは1〜40重量%、特に5〜30重量%の量で存在する。
本発明にしたがって使用される組成物はまた、少なくとも1種の、天然であっても合成であってもよい、非極性又は極性の液状油を含むことができる。
極性油成分は、植物油、たとえばヒマワリ油、オリーブ油、大豆油、ナタネ油、アーモンド油、ホホバ油及びヤシ油の液体成分から、合成トリグリセリド油から、エステル油、すなわちC6-30脂肪酸とC2-30脂肪アルコールとのエステルから、ジカルボン酸エステル、たとえばアジピン酸ジ−n−ブチル、アジピン酸ジ(2−エチル−ヘキシル)及びコハク酸ジ(2−エチルヘキシル)ならびにジオールエステル、たとえばエチレングリコールジオレエート及びプロピレングリコールジ(2−エチルヘキサノエート)から、たとえばDE−OS19756454に記載されている、炭酸と脂肪アルコールとの対称、非対称又は環状エステル、炭酸グリセロール又は炭酸ジカプリリル(Cetiol(登録商標)CC)から、飽和及び/又は不飽和の直鎖状及び/又は分岐鎖状の脂肪酸とグリセロールとのモノ−、ジ−及びトリ−脂肪酸エステルから、分岐鎖状アルカノール、たとえば炭素原子2で一つの分岐を有するGuerbetアルコール、たとえば2−ヘキシルデカノール、2−オクチルドデカノール、イソトリデカノール及びイソヘキサデカノールから、アルカンジオール、たとえば炭素原子12〜24個を有するエポキシアルカンから水での開環によって得ることができるビシナルジオールから、エーテルアルコール、たとえばグリセロール、エチレングリコール、1,2−プロピレングリコール又は1,2−ブタンジオールのモノアルキルエーテルから、炭素原子12〜24個を有するジアルキルエーテル、たとえばアルキルメチルエーテル又は全部で12〜24個の炭素原子を有するジ−n−アルキルエーテル、特にジ−n−オクチルエーテル(CognisのCetiol(登録商標)OE)から、エチレンオキシド及び/又はプロピレンオキシドと一価又は多価C3-20アルカノール、たとえばブタノール及びグリセロールとの付加物、たとえばPPG−3ミリスチルエーテル(Witconol(登録商標)APM)、PPG−14ブチルエーテル(Ucon Fluid(登録商標)AP)、PPG−15ステアリルエーテル(Arlamol(登録商標)E)、PPG−9ブチルエーテル(Breox(登録商標)B25)及びPPG−10ブタンジオール(Macol(登録商標)57)から、選択することができる。
非極性油成分は、液状パラフィン油、イソパラフィン油、たとえばイソヘキサデカン及びイソエイコサンから、合成炭化水素、たとえば1,3−ジ(2−エチル−ヘキシル)シクロヘキサン(Cetiol(登録商標)S)から、環式、たとえばデカメチルシクロペンタシロキサン及びドデカメチルシクロヘキサシロキサンであってもよいし、直鎖状、たとえば直鎖状ジメチルポリシロキサンであってもよい、名称Dow Corning(登録商標)190、200、244、245、344又は345及びBaysilon(登録商標)350Mの下で市販されている、揮発性及び不揮発性シリコーン油から選択することができる。
本発明にしたがって使用される組成物はまた、少なくとも1種の水溶性アルコールを含むことができる。水溶性とは、本発明では、20℃でアルコールの少なくとも5重量%が溶解して明澄な溶液を形成するか、長鎖又はポリマーアルコールの場合、溶液を50℃〜60℃に加熱することによって溶解させることができることをいうものと理解される。適用の形態に依存して、一価アルコール、たとえばエタノール、プロパノール又はイソプロパノールが適当である。同じく適当なものは、水溶性ポリオールである。これらは、水溶性ジオール、トリオール及びより高原子価のアルコールならびにポリエチレングリコールを含む。適当なジオールは、C2〜C12ジオール、特に1,2−プロピレングリコール、ブチレングリコール、たとえば1,2−ブチレングリコール、1,3−ブチレングリコール及び1,4−ブチレングリコール、ヘキサンジオール、たとえば1,6−ヘキサンジオールを含む。同じく特に適当なものは、グリセロール、とりわけジグリセロール及びトリグリセロール、1,2,6−ヘキサントリオールならびにポリエチレングリコール(PEG)PEG−400、PEG−600、PEG−1000、PEG−1550、PEG−3000及びPEG−4000である。
本発明にしたがって使用される組成物中のアルコール又はアルコール混合物の量は、組成物全体に基づいて1〜50重量%、好ましくは5〜40重量%である。本発明にしたがって、1種のアルコール又は複数のアルコールの混合物を使用することができる。
本発明にしたがって使用される組成物は、実質的に非水であることができる、すなわち、最大5重量%、好ましくは最大1重量%の水を含有することができる。含水形態の適用では、含水率は、組成物全体に基づいて5〜98重量%、好ましくは10〜90重量%、特に15〜85重量%である。
本発明にしたがって使用される組成物はまた、少なくとも1種の親水性改質されたシリコーンを含むことができる。これらは、透明度の高い組成物を調製することを可能にし、粘着性を減らし、皮膚の表面に爽快感を残す。親水性改質されたシリコーンとは、本発明によると、シリコーンの水溶性に影響する親水性置換基を有するポリオルガノシロキサンであると理解される。本発明にしたがって、水溶性とは、親水性基で改質されたシリコーンの少なくとも2重量%が20℃の水に溶解することをいうものと理解される。適当な親水性置換基の例は、ヒドロキシ、ポリエチレングリコール又はポリエチレングリコール/ポリプロピレングリコール側鎖又は末端基及びエトキシル化エステル側鎖又は末端基である。本発明にしたがって特に適当なものは、たとえばWacker-Chemieから名称Belsil(登録商標)DMC6031、Belsil(登録商標)DMC6032、Belsil(登録商標)DMC6038又はBelsil(登録商標)DMC3071VPの下で、またDow Corningから名称DC2501の下で市販されている親水性改質されたシリコーンコポリオール、特に、ジメチコンコポリオールである。
本発明にしたがって使用される組成物はまた、少なくとも1種の水溶性界面活性剤を含むことができる。適当な水溶性界面活性剤は、原則的には、20℃の系に1重量%可溶性であり、20℃の水に少なくとも1重量%可溶性である界面活性剤である。構造及びイオン性そのものは重要ではないが、非イオン界面活性剤、より具体的には、常温(20℃)で固体である、エチレンオキシドと、アルコキシル化が可能である少なくとも1個の基を有する脂肪分子との付加物が特に適していると思われる。このような適当な界面活性剤の例は、エチレンオキシド10〜40molと、炭素原子16〜22個を有する直鎖状脂肪アルコール、炭素原子12〜22個を有する脂肪アルコール、脂肪酸アルカノールアミド、脂肪酸モノグリセリド、ソルビタン脂肪酸モノエステル、脂肪酸アルカノールアミド、脂肪酸グリセリド、たとえば硬化ヒマシ油、メチルグルコシド一脂肪酸エステル及びそれらの混合物との付加物である。
本発明にしたがって使用される組成物は、好ましい実施態様で、少なくとも1種の制汗有効成分を含む。適当な制汗有効成分は、水溶性の収れん性金属塩、特にアルミニウム、ジルコニウム及び亜鉛の無機及び有機塩ならびにそのような塩の混合物である。本発明にしたがって、水溶性とは、20℃の溶液100gあたり少なくとも5gの有効成分が溶解することであると理解される。本発明にしたがって使用するのに適当なものは、たとえば、ミョウバン(KAI(SO42・12H2O)、硫酸アルミニウム、乳酸アルミニウム、アルミニウムクロロヒドロキシ乳酸ナトリウム、クロロヒドロキシアラントイン酸アルミニウム、アルミニウムクロロヒドレート、アルミニウムスルホフェノキシド、アルミニウムジルコニウムクロロヒドレート、塩化亜鉛、亜鉛スルホフェノキシド、硫酸亜鉛、ジルコニウムクロロヒドレート及びアルミニウムジルコニウムクロロヒドレートグリシン錯体である。組成物は、好ましくは、収れん性アルミニウム塩、特にアルミニウムクロロヒドレート及び/又はアルミニウムジルコニウム化合物を含む。水性形態の適用の場合、制汗有効成分は水溶液の形態で使用される。非水組成物では、制汗有効成分は固形で使用される。これらの成分は、本発明にしたがって使用される組成物中、1〜40重量%、好ましくは5〜30重量%、特に8〜25重量%の量で存在する(組成物全体中の有効成分の量に基づく)。アルミニウムクロロヒドレートは、微粉砕形態、たとえばReheisからのMicro Dry(登録商標)Ultrafineとして、活性化形態、たとえばReheisからのReach(登録商標)501として、水溶液の形態、たとえばClariantからのLocron(登録商標)L又はReheisからのChlorhydrol(登録商標)として利用可能である。アルミニウムセスキクロロヒドレートがReheisから名称Reach(登録商標)301の下で市販されている。また、Reheisから名称Rezal(登録商標)36Gの下で市販されているアルミニウムジルコニウムテトラクロロヒドレックス−グリシン錯体の使用が本発明に有利である。また、低い分子量を有する活性化アルミニウムジルコニウムポリマーが使用される。
同じく本発明にしたがって消臭剤として適当なものは、香料、抗微生物性、抗菌性又は微生物抑制物質、酵素抑制物質、抗酸化剤及び臭気吸収剤である。
適当な抗微生物性、抗菌性又は微生物抑制物質は、特に、C1〜C4アルカノール、C2〜C4アルカンジオール、有機ハロゲン化合物及び有機ハロゲン化物、第四アンモニウム化合物ならびにある範囲の植物抽出物及び亜鉛化合物である。好ましいものは、ハロゲン化フェノール誘導体、たとえばヘキサクロロフェンもしくはIrgasan DP300(トリクロサン、2,4,4′−トリクロロ−2′−ヒドロキシジフェニルエーテル)、3,4,4′−トリクロロカルボニリド、クロルヘキシジン(1,1′−ヘキサメチレン−ビス[5−(4−クロロフェニル)]ビグアニド)、グルコン酸クロルヘキシジン、ハロゲン化ベンザルコニウム及び塩化セチルピリジニウムである。同じく使用に適当なものは、炭酸水素ナトリウム、フェノールスルホン酸ナトリウム及びフェノールスルホン酸亜鉛ならびにたとえばリンデン花油の成分である。また、作用は弱めであるが、汗分解の原因であるグラム陽性微生物に対して特異的な作用を示す抗微生物性物質を消臭有効成分として使用することもできる。このような物質は、多くのエーテル性油、たとえばチョウジ油(オイゲノール)、ハッカ油(メントール)又はタイム油(チモール)ならびにテルペンアルコール、たとえばファルネソールを含む。また、芳香族アルコール、たとえばベンジルアルコール、2−フェニルエタノール又は2−フェノキシエタノールを消臭有効成分として使用することも可能である。さらなる抗菌活性消臭剤は、ランチビオティックス、グリセロ糖脂質、スフィンゴ脂質(セラミド)、ステロール及び皮膚への細菌の付着を抑制する他の有効成分、たとえばグリコシダーゼ、リパーゼ、プロテアーゼ、炭水化物、二糖及びオリゴ糖脂肪酸エステルならびにアルキル化単糖及びオリゴ糖である。同様に適当なものは、皮膚及び粘膜によって非常に良好に許容され、コリネバクテリウムに対して活性である長鎖ジオール、たとえば1,2−アルカン(C8〜C18)ジオール、グリセロールモノ(C6〜C16)アルキルエーテル及びグリセロールモノ(C8〜C18)脂肪酸エステルである。
消臭作用を有する酵素阻害物質は、主に、エステル開裂酵素を阻害し、そのようにして、汗の分解に対抗する物質である。この目的に特に適したものは、亜鉛塩、植物抽出物、たとえばカンキツ類種子抽出物及び脂肪族C2〜C6カルボン酸又はヒドロキシカルボン酸とC2〜C6アルコール又はポリオールとのエステル、たとえばクエン酸トリエチル、プロピレングリコールラクテート又はグリセロールトリアセテート(トリアセチン)である。
抗酸化物質は、汗の成分の酸化的分解に対抗し、そのようにして、臭気の発生を抑制することができる。適当な抗酸化物質は、トコフェロール及びその誘導体、特に酢酸トコフェリル、レチノイド、特にレチノール及びパルミチン酸レチニル、カロテノイド、カロテン(たとえばα−カロテン、β−カロテン、リコペン)及びそれらの誘導体、リポン酸及びその誘導体(たとえばジヒドロリポン酸)、チオ化合物、たとえばチオグリセロール、チオソルビトール、チオグリコール酸、チオレドキシン、グルタチオン、システイン、シスチン、シスタミンならびにそれらのエステル及びそれらの塩、ジラウリルチオジプロピオネート、ジステアリルチオジプロピオネート、チオジプロピオン酸及びそれらの誘導体ならびに非常に低い許容濃度(たとえばpmol/kg〜μmol/kg)でのスルホキシミン化合物、さらに金属キレート化剤(たとえばα−ヒドロキシ脂肪酸、EDTA、EGTA、フィチン酸、ラクトフェリン)、フミン酸、胆汁酸、胆汁抽出物、没食子酸エステル(たとえば没食子酸プロピル、オクチル及びドデシル)、フラボノイド、カテコール、ビリルビン、ビリベルジン及びそれらの誘導体、葉酸及びその誘導体、ヒドロキノン及びその誘導体(たとえばアルブチン)、ユビキノン及びユビキノールならびにそれらの誘導体、イソアスコルビン酸及びその誘導体、ルチン、ルチン酸及びそれらの誘導体、ルチニル二硫酸2Na、ケイ皮酸及びその誘導体(たとえばフェルラ酸、フェルラ酸エチル、コーヒー酸)、コウジ酸、キトサングリコレート及びサリチレート、ブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、ノルジヒドログアヤレチック酸、トリヒドロキシブチロフェノン、尿酸及びその誘導体、マンノース及びその誘導体、セレン及びセレン誘導体(たとえばセレンメチオニン)、スチルベン及びスチルベン誘導体(たとえばスチルベンオキシド及びトランス−スチルベンオキシド)である。本発明にしたがって、前述の有効成分の適当な誘導体(塩、エステル、糖、ヌクレオチド、ヌクレオシド、ペプチド及び脂質)及び混合物又はそのような抗酸化剤を含有する植物抽出物(たとえばティーツリーオイル、ローズマリー抽出物及びローズマリー酸)を使用することが可能である。
この群からの親油性油溶性抗酸化剤として、好ましいものは、没食子酸エステル、フラボノイド及びカロテノイドならびにブチルヒドロキシトルエン/アニソールである。水溶性抗酸化剤として、好ましいものは、タンニン、特に植物起源のタンニンである。
本発明にしたがって使用される組成物中の抗酸化剤の総量は、組成物全体に基づいて0.001〜10重量%、好ましくは0.05〜5重量%、特に0.05〜2重量%である。
以下の物質を臭気吸収剤として使用することができる。リシノール酸亜鉛、シクロデキストリン及びその誘導体、ヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリン、酸化物、たとえば酸化マグネシウム又は酸化亜鉛、アルミニウムクロロヒドレートと適合性ではない酸化物、デンプン及びデンプン誘導体、改質されていても改質されていなくてもよいケイ酸、ゼオライト、タルクならびに合成ポリマー、たとえばナイロン。
消臭作用はまた、錯体形成物質によって支援することもできる。錯体形成物質は、酸化触媒的に活性な重金属イオン(たとえば鉄又は銅)とで安定な錯体を形成するからである。適当な錯形成剤は、たとえば、エチレンジアミン四酢酸又はニトリロ三酢酸の塩及び1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸の塩である。
適当な香気及び香油は、たとえば、天然及び/又は合成芳香物質の混合物である。天然芳香物質は、花(ユリ、ラベンダー、バラ、ジャスミン、ネロリ、イランイラン)、茎及び葉(ゼラニウム、バッチュリ、プチグレン)、果実(アニス、コエンドロ、ヒメウイキョウ、ネズノキ)、果皮(ベルガモット、レモン、オレンジ)、根(ニクズク、アンゲリカ、セロリ、ショウズク、フクジンソウ、アヤメ、ショウブ)、木本(マツ、ビャクダン、ユソウボク、セダーウッド、ローズウッド)、草本(タラゴン、レモングラス、セージ、タイム)、針葉及び小枝(トウヒ、マツ、オウシュウアカマツ、モンタナマツ)ならびに樹脂及びバルサム(ガルバヌム、エレミ、アンソッコウ、ミルラ、オリバナム、オポポナックス)からの抽出物である。また、動物性原料、たとえばレイビョウ香及びビーバー香が考慮される。一般的な合成芳香物質は、エステル、エーテル、アルデヒド、ケトン、アルコール又は炭化水素タイプの生成物である。エステルタイプの芳香質化合物は、たとえばベンジルアセテート、フェノキシエチルイソブチレート、p−tert−ブチルシクロヘキシルアセテート、リナリルアセテート、ジメチル−ベンジルカルビニルアセテート、フェニルエチルアセテート、リナリルベンゾエート、ベンジルホルメート、エチルメチルフェニルグリシネート、アリルシクロヘキシルプロピオネート、スチラリルプロピオネート及びベンジルサリチレートである。エーテルは、たとえばベンジルエチルエーテルを含み、アルデヒドは、たとえば、炭素原子8〜18個を有する直鎖状アルカナール、シトラール、シトロネラール、シトロネリル、オキシアセトアルデヒド、シクラメンアルデヒド、ヒドロキシシトロネラール、リリアール及びボージュナールを含み、ケトンは、たとえば、イオノン、α−イソメチルイオノン及びメチルセドリルケトンを含み、アルコールは、アネトール、シトロネロール、オイゲノール、イソオイゲノール、ゲラニオール、リナロオール、フェニルエチルアルコール及びテルピネオールを含み、炭化水素は、主に、テルペン及びバルサムを含む。しかし、いっしょになって魅力的な芳香を作り出す種々の芳香物質の混合物を使用することが好ましい。
また、主として香気成分として使用される比較的低い揮発性のエーテル性油、たとえばセージ油、カミツレ油、チョウジ油、メリッサ油、ハッカ油、ケイヒ油、リンデン花油、ネズノキ油、ベチバー油、オリバナム油、ガルバヌム油、ラダナム油及びラバンジン油が香油として適している。
好ましいものは、ベルガモット油、ジヒドロミルセノール、リリアール、リラール、シトロネロール、フェニルエチルアルコール、α−ヘキシルシンナムアルデヒド、ゲラニオール、ベンジルアセトン、シクラメンアルデヒド、リナロオール、boisambrene forte、アンブロキサン、インドール、ヘディオン、sandelice、レモン油、タンジェリン油、オレンジ油、アリルアミルグリコレート、cyclovertal、ラバンジン油、クラリセージ油、β−ダマスコン、バーボンゼラニウム油、シクロヘキシルサリチレート、vertofix coeur、イソEスーパー、Fixolide(登録商標)NP、エバニール、iraldein gamma、フェニル酢酸、ゲラニルアセテート、ベンジルアセテート、ローズオキシド、romillat、irotyl及びfloramatの単独又は互いに混合したものである。
本発明にしたがって、香油及び/又はエーテル性油は、いずれの場合も本発明にしたがって使用される組成物全体の重量%に基づいて0.01〜2重量%、好ましくは0.1〜1重量%の量で存在する。
液体及びゲル形態の適用形態は、増粘剤、たとえばセルロースエーテル、たとえばヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース及びメチルヒドロキシプロピルセルロース、所望により架橋されていてもよい、ポリアクリル酸エステルに基づく増粘性ポリマー、たとえばカルボポールタイプ又はPemulen(登録商標)製品又はポリアクリルアミドもしくはスルホン酸基含有ポリアクリル酸エステルに基づく増粘性ポリマー、たとえばSepigel(登録商標)305もしくはSimulgel(登録商標)EG、さらには無機増粘剤、たとえばベントナイト及びヘクトライト(Laponite(登録商標))を含むことができる。
本発明にしたがって使用される組成物はさらに、化粧的及び皮膚科的に有効な物質、たとえば抗炎症物質、ケイ酸から選択される固体、たとえばAerosil(登録商標)タイプ、シリカゲル、二酸化ケイ素、粘土、たとえばベントナイト又はカオリン、ケイ酸マグネシウムアルミニウム、たとえばタルク、窒化ホウ素、望むならば被覆されていてもよい二酸化チタン、非改質及び改質デンプン及びデンプン誘導体、セルロース粉末及びポリマー粉末、植物抽出物、タンパク水解物ならびにビタミンを含むことができる。
本発明にしたがって使用されるアリールスルファターゼ阻害剤を含む化粧品用消臭又は制汗組成物は、液体である場合、可撓性かつ吸収性の担体に塗布し、消臭又は制汗クロス又はスポンジの形態で利用可能にすることができる。本発明の意味で可撓性かつ吸収性の担体としては、たとえば紡織繊維、コラーゲン又はポリマーフォーム材料の担体が適当である。紡織繊維としては、織った又は不織の、天然繊維、たとえばセルロース(綿、リネン)、絹、羊毛、再生セルロース(ビスコース、レーヨン)、セルロース誘導体又は合成繊維、たとえばポリエステル、ポリアクリロニトリル、ポリアミドもしくはポリオレフィン繊維又はそのような繊維の混合物を使用することが可能である。繊維を加工して、吸収性綿詰パッド、不織材料又は織物もしくは編物材料を形成してもよい。また、可撓性かつ吸収性のポリマーフォーム材料、たとえばポリウレタンフォーム及びポリアミドフォームが適当な基材である。基材は、1、2、3又は4以上の層を有することができ、個々の層が同じ又は異なる材料からなる。各基材層は、均質な構造を有することもできるし、たとえば異なる密度の異なる区域を有する不均質な構造を有することもできる。
本発明の意味において吸収性とみなされる担体基材は、20℃で、吸着及び/又は毛管作用により、乾燥重量に基づいて少なくとも10重量%の水と結合することができる担体基材である。しかし、好ましくは、このような担体は、吸着及び毛管作用により、少なくとも100重量%の水と結合することができる。
担体基材の仕上げは、好ましくは紡織繊維、コラーゲン又はポリマーフォーム材料の吸収性かつ可撓性の担体基材を本発明の組成物で処理又は仕上げ処理し、場合によっては乾燥させることによって実施される。担体基材のこの処理(仕上げ)は、いかなる手法によって実施することもでき、たとえば吹付け、浸漬・絞り、含浸によって、又は単に本発明の組成物を担体基材に注入することによって実施することができる。
同じく本発明にしたがって好ましいものは、エアゾール形態の適用形態であり、その場合、化粧品組成物は、プロパン、ブタン、イソブタン、ペンタン、イソペンタン、ジメチルエーテル、フルオロ炭化水素及びフルオロクロロ炭化水素ならびにそれらの混合物から選択される噴射剤を含む。
以下の例によって本発明を例示するが、本発明がそれに限定されることはない。
調製の例
攪拌しながら(プロペラ攪拌機を使用して900rpm)、ビュレットを用いて25分かけて相2を相1に加えた。次いで、その混合物を30分間攪拌した。43750mPasの粘度を有する粘ちょうな透明の素材が得られた。
次いで、剪断ヘッド(Ultra Turrax T50(IKA-Werke)、Turraxtab、ステップ8(約8500rpm))を使用してガラスを動かすことにより、その素材を120秒間均質化した。屈折率は1.3990であった(20℃)。
以下の粘度を計測した。
0 61ユニット 152500mPas
73時間 76ユニット 190000mPas
11日 68.5ユニット 171250mPas
粘度計測条件
計測装置: Brookfield RVF、Helipath使用
スピンドル:TC、4rpm→1目盛りファクター2500勾配
計測値: 60秒後
温度: 20℃
計測装置としてHach 2100 AN IS濁度計Ser99-100000-423を使用して(ISO方法2027)(Hach)、LED計測860nmで、脱気した試料は、21℃で37NTUの濁度値を示した。
制汗又は消臭クロス
制汗クロス又は消臭クロスの形態の本発明の実施態様に関して、単位面積重量50g/m2を有するビスコース100%の単層基材を、1平方メートルあたり75gの例2.1又は2.2又は2.3のエマルションで、あるいは、75gの例4.1又は4.2の溶液で処理し、適当な大きさの布に裁断し、サッシェに包装した。
アリールスルファターゼ阻害剤の阻害作用の試験(インビトロ)
Aerobacter aerogenesから得た市販のアリールスルファターゼ(EC3.1.6.1)を参照して、本発明にしたがって使用される阻害剤の阻害作用を試験した。試験は、Sigmaからのスルファターゼ酵素検定品No.S-1629を使用して、Sigma Quality Control Test Procedureデータシートの情報にしたがって実施した。アスコルビン酸及びATPを参照阻害剤として使用した。
評価のために、基質p−ニトロフェニルスルフェート(pNPS)からのアリールスルファターゼ接触によるp−ニトロフェノールの形成を分光測光によってモニタした(λ=420nm)。37℃の反応温度に加熱しておいた1000μl反応溶液に187mMトリス/HCl(pH7.1)、8mM pNPS及び出発濃度0.05U/mlのアリールスルファターゼを加えた。酵素活性の単位Uは次のように定義する。pH7.1及び37℃で、1分間に1UのスルファターゼがpNPS1.0μmolを加水分解する。
試験手順はまた、H. R. Fowler及びD. H. Rammler, Biochemistry 3, 230, 1064によって開示されている。
酵素を加えることによって反応を開始させ、λ=420nmでの吸収率の増大を5分にわたってモニタした。単位時間(t)あたりの吸収率(A)の直線的な増大が酵素活性(ΔA/Δt)の測度である。参照として、阻害剤の非存在下における酵素の活性(ΔA1/Δt1)を100%に定めた。同様な条件下、阻害剤の存在下における活性(ΔA2/Δt2)を測定した。そして、阻害剤の阻害活性、すなわち酵素活性の減少を、式100%−(ΔA2/Δt2)/(ΔA1/Δt1)%によって計算した。

Claims (9)

  1. 一般式

    (式中、
    1、R2及びR3は、互いに独立して、水素、ヒドロキシ、C1〜C20アルキル、ヒドロキシ置換C1〜C20アルキル、C5〜C7シクロアルキル、C1〜C20アルコキシ、C1〜C6アルキルカルボニル、フェニル又はフェニル−C1〜C3アルキルであり、
    4は、水素、C1〜C20アルキル、ヒドロキシ置換C1〜C20アルキル、C5〜C7シクロアルキル、ヒドロキシ、ホルミル、アセトニル、アリル、カルボキシ、カルボキシ−C1〜C3アルキル、カルボキシアリル、C2〜C20アルケニル、C1〜C6アルキルカルボニル、C1〜C3アルキルカルボニル−C1〜C3アルキル、フェニル又はフェニル−C1〜C3アルキルであり、
    5は、水素、C1〜C20アルコキシ又はC1〜C6アルキルカルボニルである)
    のヒドロキシジフェニルエーテルから選択される少なくとも1種のアリールスルファターゼ阻害物質の使用。
  2. ステロイドエステルの加水分解によって発生する体臭を減らすための化粧品用消臭又は制汗組成物中の前記アリールスルファターゼ阻害物質が、一般式

    (式中、R1及びR2は、互いに独立して、水素原子、ヒドロキシ基又はC1〜C20アルキル、C5〜C7シクロアルキル、C1〜C6アルキルカルボニル、C1〜C20アルコキシ、フェニルもしくはフェニル−C1〜C3アルキル基であり、R3は、水素原子又はC1〜C20アルキルもしくはC1〜C20アルコキシ基であり、R4は、水素原子又はC1〜C20アルキル、ヒドロキシ置換C1〜C20アルキル、C5〜C7シクロアルキル、ヒドロキシ、ホルミル、アセトニル、C1〜C6アルキルカルボニル、C2〜C20アルケニル、カルボキシ、カルボキシ−C1〜C3アルキル、C1〜C3アルキルカルボニル−C1〜C3アルキルもしくはカルボキシアリル基である)
    のヒドロキシジフェニルエーテル、一般式

    (式中、R2は、水素原子又はC1〜C20アルキル、ヒドロキシ置換C1〜C20アルキルもしくはC1〜C6アルキルカルボニル基であり、R1及びR3は、互いに独立して、水素原子、C1〜C6アルキルカルボニル基又はC1〜C20アルキル基であり、R4は、水素原子又はC1〜C20アルキル、ヒドロキシ置換C1〜C20アルキル、C5〜C7シクロアルキル、ヒドロキシ、ホルミル、アセトニル、C1〜C6アルキルカルボニル、C2〜C20アルケニル、カルボキシ、カルボキシ−C1〜C3アルキル、C1〜C3アルキルカルボニル−C1〜C3アルキルもしくはカルボキシアリル基である)
    のヒドロキシジフェニルエーテル及び一般式

    (式中、R1は、水素原子又はC1〜C6アルキルカルボニルもしくはC1〜C20アルキル基であり、R4は、水素原子又はC1〜C20アルキル、ヒドロキシ置換C1〜C20アルキル、C5〜C7シクロアルキル、ヒドロキシ、ホルミル、アセトニル、C1〜C6アルキルカルボニル、C2〜C20アルケニル、カルボキシ、カルボキシ−C1〜C3アルキル、C1〜C3アルキルカルボニル−C1〜C3アルキルもしくはカルボキシアリル基であり、R2及びR3は、互いに独立して、水素原子又はC1〜C6アルキルカルボニルもしくはC1〜C20アルキル基である)
    のヒドロキシジフェニルエーテルから選択される、請求項1記載の使用。
  3. 一般式(I)のヒドロキシジフェニルエーテルが、R1及びR2が、互いに独立して、水素原子又はC1〜C20アルキル、C1〜C6アルキルカルボニルもしくはC1〜C20アルコキシ基であり、R3が、水素原子又はC1〜C20アルキルもしくはC1〜C20アルコキシ基であり、R4が、水素原子又はC1〜C20アルキル、ヒドロキシ置換C1〜C20アルキル、C1〜C6アルキルカルボニル、ヒドロキシ、ホルミル、アセトニル、アリル、カルボキシメチルもしくはカルボキシアリル基である化合物から選択される、請求項1又は2記載の使用。
  4. 一般式(II)のヒドロキシジフェニルエーテルが、R2が、水素原子又はC1〜C20アルキル、ヒドロキシ置換C1〜C20アルキルもしくはC1〜C6アルキルカルボニル基であり、R1及びR3が、互いに独立して、水素原子、C1〜C6アルキルカルボニル基又はC1〜C20アルキル基であり、R4が、水素原子又はC1〜C20アルキル、ヒドロキシ置換C1〜C20アルキル、ヒドロキシ、ホルミル、アセトニル、アリル、カルボキシメチル、カルボキシアリルもしくはC1〜C6アルキルカルボニル基である化合物から選択される、請求項1又は2記載の使用。
  5. 一般式(III)のヒドロキシジフェニルエーテルが、R1が、水素原子又はC1〜C6アルキルカルボニルもしくはC1〜C20アルキル基であり、R4が、水素原子又はC1〜C20アルキル、ヒドロキシ置換C1〜C20アルキル、ヒドロキシ、ホルミル、アセトニル、アリル、カルボキシメチル、C1〜C6アルキルカルボニルもしくはカルボキシアリル基であり、R2及びR3が、互いに独立して、水素原子又はC1〜C6アルキルカルボニルもしくはC1〜C20アルキル基である化合物から選択される、請求項1又は2記載の使用。
  6. 皮膚上のアリールスルファターゼの阻害によって体臭を減らす方法であって、一般式

    (式中、
    1、R2及びR3は、互いに独立して、水素、ヒドロキシ、C1〜C20アルキル、ヒドロキシ置換C1〜C20アルキル、C5〜C7シクロアルキル、C1〜C20アルコキシ、C1〜C6アルキルカルボニル、フェニル又はフェニル−C1〜C3アルキルであり、
    4は、水素、C1〜C20アルキル、ヒドロキシ置換C1〜C20アルキル、C5〜C7シクロアルキル、ヒドロキシ、ホルミル、アセトニル、アリル、カルボキシ、カルボキシ−C1〜C3アルキル、カルボキシアリル、C2〜C20アルケニル、C1〜C6アルキルカルボニル、C1〜C3アルキルカルボニル−C1〜C3アルキル、フェニル又はフェニル−C1〜C3アルキルであり、
    5は、水素、C1〜C20アルコキシ又はC1〜C6アルキルカルボニルである)
    のヒドロキシジフェニルエーテルから選択される少なくとも1種のアリールスルファターゼ阻害物質を含む化粧品用消臭又は制汗組成物を用いる方法。
  7. 一般式

    (式中、R1及びR2は、互いに独立して、水素原子、ヒドロキシ基又はC1〜C20アルキル、C5〜C7シクロアルキル、C1〜C6アルキルカルボニル、C1〜C20アルコキシ、フェニルもしくはフェニル−C1〜C3アルキル基であり、R3は、水素原子又はC1〜C20アルキルもしくはC1〜C20アルコキシ基であり、R4は、水素原子又はC1〜C20アルキル、ヒドロキシ置換C1〜C20アルキル、C5〜C7シクロアルキル、ヒドロキシ、ホルミル、アセトニル、C1〜C6アルキルカルボニル、C2〜C20アルケニル、カルボキシ、カルボキシ−C1〜C3アルキル、C1〜C3アルキルカルボニル−C1〜C3アルキルもしくはカルボキシアリル基である)
    のヒドロキシジフェニルエーテル、一般式

    (式中、R2は、水素原子又はC1〜C20アルキル、ヒドロキシ置換C1〜C20アルキルもしくはC1〜C6アルキルカルボニル基であり、R1及びR3は、互いに独立して、水素原子、C1〜C6アルキルカルボニル基又はC1〜C20アルキル基であり、R4は、水素原子又はC1〜C20アルキル、ヒドロキシ置換C1〜C20アルキル、C5〜C7シクロアルキル、ヒドロキシ、ホルミル、アセトニル、C1〜C6アルキルカルボニル、C2〜C20アルケニル、カルボキシ、カルボキシ−C1〜C3アルキル、C1〜C3アルキルカルボニル−C1〜C3アルキルもしくはカルボキシアリル基である)
    のヒドロキシジフェニルエーテル及び一般式

    (式中、R1は、水素原子又はC1〜C6アルキルカルボニルもしくはC1〜C20アルキル基であり、R4は、水素原子又はC1〜C20アルキル、ヒドロキシ置換C1〜C20アルキル、C5〜C7シクロアルキル、ヒドロキシ、ホルミル、アセトニル、C1〜C6アルキルカルボニル、C2〜C20アルケニル、カルボキシ、カルボキシ−C1〜C3アルキル、C1〜C3アルキルカルボニル−C1〜C3アルキルもしくはカルボキシアリル基であり、R2及びR3は、互いに独立して、水素原子又はC1〜C6アルキルカルボニルもしくはC1〜C20アルキル基である)
    のヒドロキシジフェニルエーテルから選択されるアリールスルファターゼ阻害物質を、皮膚、特に腋窩に適用する、請求項6記載の方法。
  8. 前記アリールスルファターゼ阻害物質をその量及び/又は性質に関して一方の性に特定して使用する、請求項6又は7記載の体臭を減らす方法。
  9. 男性の体臭を減らすために前記アリールスルファターゼ阻害物質を使用する、請求項6又は7記載の体臭を減らす方法。
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