JP2005522481A - アシル−3−カルボキシフェニル尿素誘導体、その製造方法およびその使用 - Google Patents

アシル−3−カルボキシフェニル尿素誘導体、その製造方法およびその使用 Download PDF

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Abstract

本発明は、アシル−3−カルボキシフェニル尿素誘導体、生理学上許容しうる塩、その生理学的機能性誘導体および式I
【化1】
Figure 2005522481

(式中、基は、所定の意味を有する)の化合物、生理学上許容しうる塩ならびにその製造方法に関する。化合物は、例えば抗糖尿病薬として適している。

Description

本発明は、アシル−3−カルボキシフェニル尿素誘導体およびその生理学上許容しうる塩および生理学的機能性誘導体に関する。
EP 0 193 249(Duphar)は、抗腫瘍活性を有するアシルカルボキシフェニル尿素誘導体を記載している。
本発明は、2型糖尿病の予防および治療に使用できる化合物を提供することを目的とする。特に、EP 0 193 249に開示された化合物の効果よりも著しく優れた効果を有する新規化合物を入手可能とすることを目的とする。
本発明は、式I
Figure 2005522481
〔式中、R7、R8、R9およびR10は、互いに独立してH、F、Cl、Br、OH、NO2、CN、O−(C1−C6)−アルキル、O−(C2−C6)−アルケニル、O−(C2−C6)−アルキニル、O−SO2−(C1−C4)−アルキル、(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−アルケニルまたは(C2−C6)−アルキニルであり、ここでアルキル、アルケニルおよびアルキニルは、F、ClまたはBrによって1回またはそれより多く置換されていてもよく;
R1およびR2は、互いに独立してH、(C1−C6)−アルキル(ここでアルキルは、OH、O−(C1−C4)−アルキル、NH2、NH(C1−C4)−アルキルまたはN[(C1−C6)−アルキル]2によって置換されていてもよい)、O−(C1−C6)−アルキル、CO−(C1−C6)−アルキル、COO−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキレン−COOHまたは(C1−C6)−アルキレン−COO−(C1−C6)−アルキルであり;
R3は、H、F、Cl、Br、NO2、CN、O−R11、O−フェニル、S−R11、COOR11、N(R12)(R13)、(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−アルキニル、(C3−C7)−シクロアルキルまたは(C3−C7)−シクロアルキル−(C1−C4)−アルキレンであり、ここでアルキル、シクロアルキルおよびアルキニルは、F、Cl、Br、OR11、COOR11またはN(R16)(R17)によって1回またはそれより多く置換されていてもよく;
R4は、H、F、Cl、Br、NO2、CN、O−R11、O−フェニル、S−R11、COOR11、N(R12)(R13)、(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−アルキニル、(C3−C7)−シクロアルキルまたは(C3−C7)−シクロアルキル−(C1−C4)−アルキレンであり、ここでアルキル、シクロアルキルおよびアルキニルは、F、C
l、Br、OR11、COOR11またはN(R16)(R17)によって1回またはそれより多く置換されていてもよく;
R5は、H、F、Cl、Br、NO2、CN、O−R11、O−フェニル、S−R11、COOR11、N(R12)(R13)、(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−アルキニル、(C3−C7)−シクロアルキルまたは(C3−C7)−シクロアルキル−(C1−C4)−アルキレンであり、ここでアルキル、シクロアルキルおよびアルキニルは、F、Cl、Br、OR11、COOR11またはN(R16)(R17)によって1回またはそれより多く置換されていてもよく;
R6は、H、F、Cl、Br、NO2、CN、O−R11、O−フェニル、S−R11、COOR11、N(R12)(R13)、(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−アルキニル、(C3−C7)−シクロアルキルまたは(C3−C7)−シクロアルキル−(C1−C4)−アルキレンであり、ここでアルキル、シクロアルキルおよびアルキニルは、F、Cl、Br、OR11、COOR11またはN(R16)(R17)によって一回またはそれより多く置換されていてもよく;
R11は、H、(C1−C8)−アルキル、(C2−C8)−アルケニルまたは(C2−C8)−アルキニルであり、ここでアルキル、アルケニルおよびアルキニルは、F、Cl、Br、OHまたはO−(C1−C4)−アルキルによって1回またはそれより多く置換されていてもよく;
R12およびR13は、互いに独立してH、(C1−C8)−アルキル、(C2−C8)−アルケニル、(C2−C8)−アルキニル、(C3−C7)−シクロアルキル、(C3−C7)−シクロアルキル−(C1−C4)−アルキレン、COO−(C1−C4)−アルキル、COO−(C2−C4)−アルケニル、フェニルまたはSO2−フェニルであり、ここでフェニル環は、F、Cl、CN、OH、(C1−C6)−アルキル、O−(C1−C6)−アルキル、CF3、OCF3、COOH、COO−(C1−C6)−アルキルまたはCONH2によって2回まで置換されていてもよく;または
R12およびR13は、それらが結合している窒素原子と一緒になってN、OまたはSの群からの2個までのさらなるヘテロ原子を含むことができる3〜7員飽和複素環式環を形成し、ここで複素環式環は、F、Cl、Br、OH、オキソ、(C1−C4)−アルキルまたはN(R14)(R15)によって4回まで置換されていてもよく;
R14およびR15は、互いに独立してH、(C1−C8)−アルキル、(C2−C8)−アルケニル、(C2−C8)−アルキニル、(C3−C7)−シクロアルキル、(C3−C7)−シクロアルキル−(C1−C4)−アルキレン、COO−(C1−C4)−アルキル、COO−(C2−C4)−アルケニル、フェニルまたはSO2−フェニルであり、ここでフェニル環は、F、Cl、CN、OH、(C1−C6)−アルキル、O−(C1−C6)−アルキル、CF3、OCF3、COOH、COO(C1−C6)−アルキルまたはCONH2によって2回まで置換されていてもよく;
R16およびR17は、互いに独立してH、(C1−C8)−アルキル、(C2−C8)−アルケニル、(C2−C8)−アルキニル、(C3−C7)−シクロアルキル、(C3−C7)−シクロアルキル−(C1−C4)−アルキレン、COO−(C1−C4)−アルキル、COO−(C2−C4)−アルケニル、フェニルまたはSO2−フェニルであり、ここでフェニル環は、F、Cl、CN、OH、(C1−C6)−アルキル、O−(C1−C6)−アルキル、CF3、OCF3、COOH、COO−(C1−C6)−アルキルまたはCONH2によって2回まで置換されていてもよく;または
R16およびR17は、それらが結合している窒素原子と一緒になってN、OまたはSの群からの2個までのさらなるヘテロ原子を含むことができる3〜7員飽和複素環式環を形成し、ここで複素環式環は、F、Cl、Br、OH、オキソ、(C1−C4)−アルキルまたはN(R14)(R15)によって4回まで置換されていてもよい〕の化合物およびその生理学上許容しうる塩に関する。
一つ以上の基が次の意味を有する:
R7、R8、R9およびR10は、互いに独立してH、F、Cl、Br、OH、NO2、CN、(C1−C6)−アルキルまたはO−(C1−C6)−アルキルであり;
R1およびR2は、Hであり;
R3は、H、F、Cl、Br、NO2、CN、O−R11、O−フェニル、S−R11、COOR11、N(R12)(R13)、(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−アルキニル、(C3−C7)−シクロアルキルまたは(C3−C7)−シクロアルキル−(C1−C4)−アルキレンであり、ここでアルキル、シクロアルキルおよびアルキニルは、F、Cl、Br、OR11、COOR11またはN(R16)(R17)によって1回またはそれより多く置換されていてもよく;
R4は、H、F、Cl、Br、NO2、CN、O−R11、O−フェニル、S−R11、COOR11、N(R12)(R13)、(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−アルキニル、(C3−C7)−シクロアルキルまたは(C3−C7)−シクロアルキル−(C1−C4)−アルキレンであり、ここでアルキル、シクロアルキルおよびアルキニルは、F、Cl、Br、OR11、COOR11またはN(R16)(R17)によって1回またはそれより多く置換されていてもよく;
R5は、H、F、Cl、Br、NO2、CN、O−R11、O−フェニル、S−R11、COOR11、N(R12)(R13)、(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−アルキニル、(C3−C7)−シクロアルキルまたは(C3−C7)−シクロアルキル−(C1−C4)−アルキレンであり、ここでアルキル、シクロアルキルおよびアルキニルは、F、Cl、Br、OR11、COOR11またはN(R16)(R17)によって1回またはそれより多く置換されていてもよく;
R6は、H、F、Cl、Br、NO2、CN、O−R11、O−フェニル、S−R11、COOR11、N(R12)(R13)、(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−アルキニル、(C3−C7)−シクロアルキルまたは(C3−C7)−シクロアルキル−(C1−C4)−アルキレンであり、ここでアルキル、シクロアルキルおよびアルキニルは、F、Cl、Br、OR11、COOR11またはN(R16)(R17)によって一回またはそれより多く置換されていてもよく;
R11は、H、(C1−C8)−アルキル、(C1−C8)−アルキレン−O−(C1−C8)−アルキルまたは(C1−C8)−アルキル−OHであり、ここでアルキルは、Fによって1回またはそれより多く置換されていてもよく;
R12およびR13は、互いに独立してHまたは(C1−C8)−アルキルであり;
R14およびR15は、互いに独立してH、(C1−C8)−アルキル、(C2−C8)−アルケニル、(C2−C8)−アルキニル、(C3−C7)−シクロアルキル、(C3−C7)−シクロアルキル−(C1−C4)−アルキレン、COO−(C1−C4)−アルキル、COO−(C2−C4)−アルケニル、フェニルまたはSO2−フェニルであり、ここでフェニル環は、F、Cl、CN、OH、(C1−C6)−アルキル、O−(C1−C6)−アルキル、CF3、OCF3、COOH、COO(C1−C6)−アルキルまたはCONH2によって2回まで置換されていてもよく;
R16およびR17は、互いに独立してH、(C1−C8)−アルキル、(C2−C8)−アルケニル、(C2−C8)−アルキニル、(C3−C7)−シクロアルキル、(C3−C7)−シクロアルキル−(C1−C4)−アルキレン、COO−(C1−C4)−アルキル、COO−(C2−C4)−アルケニル、フェニルまたはSO2−フェニルであり、ここでフェニル環は、F、Cl、CN、OH、(C1−C6)−アルキル、O−(C1−C6)−アルキル、CF3、OCF3、COOH、COO−(C1−C6)−アルキルまたはCONH2によって2回まで置換されていてもよく;または
R16およびR17は、それらが結合している窒素原子と一緒になってN、OまたはSの群からの2個までのさらなるヘテロ原子を含むことができる3〜7員飽和複素環式環を形成し、ここで複素環式環は、F、Cl、Br、OH、オキソ、(C1−C4)−アルキルまたはN(R14)(R15)によって4回まで置換されていてもよい、式Iの化合物およびその生理学上許容しうる塩が好ましい。
一つ以上の基が次の意味を有する:
R7、R8、R9およびR10が、互いに独立してH、F、ClまたはCH3であり;
R1、R2、R4、R5およびR6は、Hであり;
R3は、F、Cl、CF3、O−R11またはO−フェニルであり;
R11は、H、(C1−C8)−アルキル、(C1−C8)−アルキレン−O−(C1−C8)−アルキルまたは(C1−C8)−アルキル−OHである、式Iの化合物およびその生理学上許容しうる塩はきわめて好ましい。
式Iの化合物において、基または置換基が−O−R11のように1回より多く生じる場合、それらは全て互いに独立して所定の意味を有し、同じかまたは異なる。
本発明は、ラセミ体、ラセミ混合物および純粋な鏡像異性体の形態の式Iの化合物、ならびにそれらのジアステレオマーおよびその混合物に関する。
置換基R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11、R12、R13、R14、R15、R16およびR17中のアルキル基は、直鎖または分枝鎖であることができる。
医薬上許容しうる塩は、出発化合物またはベースとなる化合物と比較して水中での溶解度がより大きいため、特に医療用途に適している。これらの塩は、医薬上許容しうるアニオンまたはカチオンを有しなければならない。本発明による化合物の適当な医薬上許容しうる酸付加塩は、無機酸、例えば塩酸、臭化水素酸、リン酸、メタリン酸、硝酸および硫酸の塩、そしてまた有機酸、例えば酢酸、ベンゼンスルホン酸、安息香酸、クエン酸、エタンスルホン酸、フマル酸、グルコン酸、グリコール酸、イセチオン酸、乳酸、ラクトビオン酸、マレイン酸、リンゴ酸、メタンスルホン酸、コハク酸、p−トルエンスルホン酸および酒石酸の塩である。適当な医薬上許容しうる塩基性塩は、アンモニウム塩、アルカリ金属塩(例えばナトリウム塩およびカリウム塩)、アルカリ土類金属塩(例えばマグネシウム塩およびカルシウム塩)、トロメタモール(2−アミノ−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオール)、ジエタノールアミン、リシンまたはエチレンジアミンである。
また、トリフルオロアセテートのような医薬上許容されないアニオンを含む塩は、医薬上許容しうる塩の製造または精製のためおよび/または非治療の、例えばin−vitro用途に有用な中間体として本発明の範囲内に属する。
本明細書に使用する用語「生理学的に機能性の誘導体」は、本発明による式Iの化合物のなんらかの生理学上許容しうる誘導体、例えば哺乳動物、例えばヒトに投与すると式Iの化合物またはその活性代謝物質を(直接または間接的に)形成可能なエステルを表す。
また、生理学的に機能性の誘導体には、例えばH. Okada 等, Chem. Pharm. Bull, 1994, 42, 57-61に記載されたような、本発明の化合物のプロドラッグが含まれる。このようなプロドラッグは、生体内で新陳代謝により本発明の化合物を生じることができる。これらのプロドラッグは、それ自体活性であってもよいしまたは活性でなくてもよい。
また、本発明の化合物は、異なる多形性形態、例えばアモルファスおよび結晶質多形性形態として存在できる。本発明の化合物の全ての多形性形態は、本発明の範囲内に属しており、そして本発明の別の態様である。
以下において、「式Iの化合物」に対する全ての引用は上記の式Iの化合物およびその塩、溶媒和物およびここに記載された生理学的に機能性の誘導体に相当する。
また、式(I)の化合物は、別の活性化合物と組み合わせて投与できる。
所望の生物学的効果を得るために必要な式Iの化合物の量は、多くの因子、例えば選択する特定化合物、意図する使用、投与の性質および患者の臨床的状態に左右される。一般に、日用量は、1日当たり体重1キログラムにつき0.3mg〜100mg(典型的には3mg〜50mg)の範囲、例えば3〜10mg/kg/日である。静脈内用量は、例えば、0.3mg〜1.0mg/kgの範囲であることができ、この用量は、便宜上1分当たり1キログラムにつき10ng〜100ngの注入物として投与できる。この目的に適した注入液は、例えば1ミリリットル当たり1ng〜10mg、典型的には0.1ng〜10mgを含むことができる。個々の用量は、例えば活性化合物1mg〜10gを含むことができる。従って、注射用アンプルには、例えば1mg〜100mg含まれており、そして経口的に投与可能な個々の用量処方物、例えば錠剤またはカプセル剤には、例えば1.0〜1000mg、典型的には10〜600mg含むことができる。上記状態を治療する際、式Iの化合物は、化合物としてそれ自体使用できるが、医薬組成物の形態で許容しうる賦形剤と一緒になっていることが好ましい。当然、賦形剤は、組成物の他の成分と適合し患者の健康に有害でないという点で許容されなければならない。賦形剤は、固体または液体の両方であることができ、個々の用量として、例えば錠剤として化合物と共に処方するのが好ましく、これは、活性化合物0.05%〜95重量%を含むことができる。また、式Iの別の化合物を含めた他の医薬活性物質が存在することもできる。本発明の医薬組成物は、知られている製薬方法の一つを用いて製造することができ、これは本質的に薬理学的に許容しうる賦形剤および/または補助物質と混合された成分からなる。
本発明の医薬組成物は、経口、直腸、局所、口内(例えば舌下)および非経口(例えば皮下、筋肉内、皮内または静脈内)投与に適したものであるが、最も適切な投与方法は、それぞれ個別の場合において、治療する状態の性質およびひどさならびに各場合に使用する式Iの化合物の性質により左右される。また、コーティングされた処方物およびコーティングされた遅延放出処方物も、本発明の範囲内に属する。耐酸性および胃液耐性のある処方物が好ましい。適切な胃液耐性コーテングとしては、セルロースアセテートフタレート、ポリビニルアセテートフタレート、フタル酸ヒドロキシプロピルメチルセルロースならびにメタクリル酸およびメチルメタクリレートのアニオンポリマーが含まれる。
経口投与に適した医薬化合物は、独立した単位、例えばカプセル剤、カシェ剤、サッキング錠剤または錠剤であってもよく、それらは各場合、所定量の式Iの化合物を、散剤または顆粒剤として、水性または非水性液体中の液剤または懸濁剤としてまたは水中油型もしくは油中水型乳剤として含んでいる。すでに記載したように、これらの組成物は、活性化合物と賦形剤(これは、一つ以上のさらなる成分からなることができる)とを接触させる工程を含むなんらかの適切な製薬方法を用いて製造できる。一般に、組成物は、活性化合物を液体および/または微粉砕された固体賦形剤と均等にそして均一に混合し、その後、必要に応じて生成物を成形することによって製造する。従って、錠剤は、例えば化合物の粉末または顆粒を、必要に応じて一つ以上のさらなる成分と共に加圧成形または成形することによって製造できる。加圧成形錠剤は、自由に流動する形態、例えば粉末または顆粒の化合物を、必要に応じて適切な装置中で結合剤、滑沢剤、不活性希釈剤および/または(いくつかの)表面活性/分散剤と混合して錠剤にすることによって製造できる。成形錠剤は、湿った粉状化合物を適切な装置中で不活性液体希釈剤と共に成形することによって製造できる。
経口(舌下)投与に適した医薬組成物としては、式Iの化合物を着香剤、通常スクロースおよびアラビアゴムまたはトラガントと共に含んでなるサッキング錠剤、ならびに化合物を不活性基剤、例えばゼラチンおよびグリセロールまたはスクロースおよびアラビアゴ
ム中に含んでなるトローチ剤が含まれる。
非経口投与に適した医薬組成物としては、対象となる受容者の血液と等張性であることが好ましい式Iの化合物の滅菌水性製剤が含まれる。この製剤は、静脈内に投与することが好ましいが、皮下、筋内または皮内に注射剤として投与することもできる。この製剤は、化合物を水と混合し、生成した溶液を滅菌して血液と等張性にすることによって製造することが好ましい。一般に、本発明による注射可能な組成物は、活性化合物0.1〜5重量%を含む。
直腸投与に適した医薬組成物は、好ましくは個々の用量の坐剤である。これは、式Iの化合物を一つ以上の慣用の固体賦形剤、例えばカカオ脂と混合し、生成した混合物を成形することによって製造できる。
皮膚への局所使用に適した医薬組成物は、好ましくは軟膏剤、クリーム、ローション、ペースト、スプレー、エアゾル剤またはオイルである。使用できる賦形剤は、ワセリン、ラノリン、ポリエチレングリコール、アルコールおよびこれらの物質のうちの2つ以上の組み合わせである。活性化合物は、一般に組成物0.1〜15重量%の濃度、例えば0.5〜2%で存在する。
また、経皮的投与も可能である。経皮的使用に適した医薬組成物は、患者の表皮と長期間完全に接触するのに適した個々の硬膏剤であってもよい。このような硬膏剤は、便宜上、水溶液中に活性化合物を含んでなり、これは、必要に応じて、緩衝化されており、接着剤中に溶解および/または分散されているかまたはポリマー中に分散されている。適切な活性化合物の濃度は、約1%〜35%、好ましくは約3%〜15%である。特定の可能性として、例えばPharmaceutical Research, 2(6): 318 (1986)に記載されたようにエレクトロトランスポートまたはイオン泳動によって活性化合物を放出できる。
以下のものは、組み合わせ製剤のためのさらなる活性化合物として使用するのに適している:Roten Liste [Red List] 2001, 第12章に記載された全ての抗糖尿病薬。それらは、特に効果を相乗的に改善するため、本発明の式Iの化合物と組み合わせることができる。活性化合物の組み合わせは、患者に活性化合物を別々に投与するかまたはいくつかの活性化合物が一つの医薬製剤中にある組み合わせ製剤の形態のいずれかによって投与できる。以下に記載された大部分の活性化合物は、USP Dictionary of USAN and International Drug Names, US Pharmacopeia, Rockville 2001に記載されている。抗糖尿病薬としては、インスリンおよびインスリン誘導体、例えばLantus(R) (www.lantus.com参照)またはHMR 1964、急速作用インスリン(米国特許第6,221,633号参照)、GLP−1誘導体、例えばNovo Nordisk A/Sによって、WO 98/08871に開示されたもの、および経口的に有効な低血糖活性化合物が含まれる。
経口的に有効な低血糖活性化合物としては、好ましくはスルホニル尿素、ビグアニジン、メグリチニド、オキサジアゾリジンジオン、チアゾリジンジオン、グルコシダーゼ阻害剤、グルカゴンアンタゴニスト、GLP−1アゴニスト、カルシウムチャンネル開放剤、例えばWO 97/26265およびWO 99/03861中にNovo Nordisk A/Sにより開示されたもの、インスリン増感剤、グルコネオゲネシスおよび/またはグリコーゲン分解を刺激する際に含まれる肝酵素の阻害剤、グルコース取込みのモジュレータ、抗高脂血症活性化合物のような化合物、および脂肪代謝を変える抗脂血症活性化合物、食料品の摂取を減少させる化合物、PPARおよびPXRのアゴニスト、ならびにβ細胞のATP依存性カリウムチャネルに作用する活性化合物が含まれる。
本発明の一実施態様では、式Iの化合物をHMGCoAレダクターゼ阻害剤、例えばシ
ンバスタチン、フルバスタチン、プラバスタチン、ロバスタチン、アトロバスタチン、セリバスタチンまたはロスバスタチンと組み合わせて投与する。
本発明の一実施態様では、式Iの化合物をコレステロール吸収阻害剤、例えばエゼチミブ、チクエシド(tiqueside)またはパマクエシド(pamaqueside)と組み合わせて投与する。
本発明の一実施態様では、式Iの化合物をPPARガンマアゴニスト、例えばロシグリタゾン、ピオグリタゾン、JTT−501またはGI 262570と組み合わせて投与する。
本発明の一実施態様では、式Iの化合物をPPARアルファアゴニスト、例えばGW 9578またはGW 7647と組み合わせて投与する。
本発明の一実施態様では、式Iの化合物を混合PPARアルファ/ガンマアゴニスト、例えばGW 1536、AVE 8042、AVE 8134またはAVE 0847と組み合わせてまたはPCT/US 11833、PCT/US 11490またはDE10142734.4に説明したように投与する。
本発明の一実施態様では、式Iの化合物をフィブレート、例えばフェノフィブレート、クロフィブレートまたはベザフィブレートと組み合わせて投与する。
本発明の一実施態様では、式Iの化合物をMTP阻害剤、例えばインプリタピド、BMS−201038またはR−103757と組み合わせて投与する。
本発明の一実施態様では、式Iの化合物を胆汁酸吸収阻害剤(例えば、米国特許第6,245,744号または米国特許第6,221,897号参照)、例えばHMR 1741と組み合わせて投与する。
本発明の一実施態様では、式Iの化合物をCETP阻害剤、例えばJTT−705と組み合わせて投与する。
本発明の一実施態様では、式Iの化合物をポリマー胆汁酸吸着剤、例えばコレスチラミンまたはコレセベラムと組み合わせて投与する。
本発明の一実施態様では、式Iの化合物をLDL受容体誘発物質(米国特許第6,342,512号参照)、例えばHMR 1171またはHMR 1586と組み合わせて投与する。
本発明の一実施態様では、式Iの化合物をACAT阻害剤、例えばアバシミブ(avasimibe)と組み合わせて投与する。
本発明の一実施態様では、式Iの化合物を抗酸化剤、例えばOPC−14117と組み合わせて投与する。
本発明の一実施態様では、式Iの化合物をリポタンパク質リパーゼ阻害剤、例えばNO−1886と組み合わせて投与する。
本発明の一実施態様では、式Iの化合物をATPクエン酸リアーゼ阻害剤、例えばSB−204990と組み合わせて投与する。
本発明の一実施態様では、式Iの化合物をスクアレンシンテターゼ阻害剤、例えばBMS−188494と組み合わせて投与する。
本発明の一実施態様では、式Iの化合物をリポタンパク質(a)アンタゴニスト、例えばCI−1027またはニコチン酸と組み合わせて投与する。
本発明の一実施態様では、式Iの化合物をリパーゼ阻害剤、例えばオーリスタットと組み合わせて投与する。
本発明の一実施態様では、式Iの化合物をインスリンと組み合わせて投与する。
一実施態様では、式Iの化合物の化合物をスルホニル尿素、例えばトルブタミド、グリベンクラミド、グリピジドまたはグリメピリドと組み合わせて投与する。
一実施態様では、式Iの化合物の化合物をビグアニド、例えばメトホルミンと組み合わせて投与する。
さらにもう一つの実施態様では、式Iの化合物の化合物をメグリチニド、例えばレパグリニドと組み合わせて投与する。
一実施態様では、式Iの化合物の化合物をチアゾリジンジオン、例えばトログリタゾン、シグリタゾン、ピオグリタゾン、ロシグリタゾンまたはWO 97/41097中でDr. Reddy's Research Foundationにより開示された化合物、特に5−[[4−[(3,4−ジヒドロ−3−メチル−4−オキソ−2−キナゾリニルメトキシ]フェニル]メチル]−2,4−チアゾリジンジオンと組み合わせて投与する。
一実施態様では、式Iの化合物の化合物をα−グルコシダーゼ阻害剤、例えばミグリトールまたはアカルボーズと組み合わせて投与する。
一実施態様では、式Iの化合物の化合物をベータ細胞のATP依存性カリウムチャネルに作用する活性化合物、例えばトルブタミド、グリベンクラミド、グリピジド、グリメピリドまたはレパグリニドと組み合わせて投与する。
一実施態様では、式Iの化合物の化合物を一つより多い上記化合物と組み合わせて、例えばスルホニル尿素およびメトホルミン、スルホニル尿素およびアカルボーズ、レパグリニドおよびメトホルミン、インスリンおよびスルホニル尿素、インスリンおよびメトホルミン、インスリンおよびトログリタゾン、インスリンおよびロバスタチン等と組み合わせて投与する。
もう一つの実施態様では、式Iの化合物をCARTモジュレータ(“Cocaine-amphetamine-regulated transcript influences energy metabolism, anxiety and gastric emptying in mice”Asakawa, A, 等, M.: Hormone and Metabolic Research (2001), 33(9), 554-558参照)、NPYアンタゴニスト、例えばナフタレン−1−スルホン酸{4−[(4−アミノキナゾリン−2−イルアミノ)メチル]シクロヘキシルメチル}アミド;塩酸塩(CGP 71683A))、MC4アゴニスト(例えば1−アミノ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−2−カルボン酸[2−(3a−ベンジル−2−メチル−3−オキソ−2,3,3a,4,6,7−ヘキサヒドロピラゾロ[4,3−c]ピリジン−5−イル)−1−(4−クロロフェニル)−2−オキソエチル]アミド;(WO 01/91752))、オレキシンアンタゴニスト(例えば1−(2−メチルベンゾオキサゾール−6−イル)−3−[1,5]ナフチリジン−4−イル尿素];塩酸塩(SB−334867−A))、H3アゴニスト(3−シクロヘキシル−1−(4,4−ジメチル−1,4,6,7−テトラヒドロイミダゾ[4,5−c]ピリジン−5−イル)プロパン−1−オンシュウ酸塩(WO 00/63208))、TNFアゴニスト、CRFアンタゴニスト(例えば[2−メチル−9−(2,4,6−トリメチルフェニル)−9H−1,3,9−トリアザフルオレン−4−イル]ジプロピルアミン(WO 00/66585))、CRF BPアンタゴニスト(例えばウロコルチン)、ウロコルチンアゴニスト、β3−アゴニスト(例えば1−(4−クロロ−3−メタンスルホニルメチルフェニル)−2−[2−(2,3−ジメチル−1H−インドール−6−イルオキシ)エチルアミノ]エタノール;塩酸塩(WO 01/83451))、MSH(メラノサイト刺激ホルモン)アゴニスト、CCK−Aアゴニスト(例えば{2−[4−(4−クロロ−2,5−ジメトキシフェニル)−5−(2−シクロヘキシルエチル)チアゾール−2−イルカルバモイル]−5,7−ジメチルインドール−1−イル}酢酸トリフルオロ酢酸塩(WO 99/15525));セロトニン再取り込み阻害剤(例えばデクスフェンフルラミン)、混合されたセロトニン化合物およびノルアドレナリン作動性化合物(例えばWO 00/71549)、5HTアゴニスト、例えば1−(3−エチルベンゾフラン−7−イル)ピペラジンシュウ酸塩(WO 01/09111)、ボンベシンアゴニスト、ガラニンアンタゴニスト、成長ホルモン(例えばヒト成長ホルモン)、成長ホルモン放出化合物(tert−ブチル6−ベンジルオキシ−1−(2−ジイソプロピルアミノエチルカルバモイル)−3,4−ジヒドロ−1H−イソキノリン−2−カルボキシレート(WO 01/85695))、TRHアゴニスト(例えば、EP 0 462 884参照)脱共役タンパク質2−または3−モジュレータ、レプチンアゴニスト(例えばLee, Daniel W.,Leinung, Matthew C.,Rozhavskaya-Arena, Marina,Grasso, Patricia. Leptin agonists as a potential approach to the treatment of obesity. Drugs of the Future (2001), 26(9), 873-881参照)、DAアゴニスト(ブロモクリプチン、ドプレキシン(doprexin))、リパーゼ/アミラーゼ阻害剤(例えばWO 00/40569)、PPARモジュレータ(例えばWO 00/78312)、RXRモジュレータまたはTRβ−アゴニストと組み合わせて投与する。
本発明の一実施態様において、さらなる活性化合物は、レプチンであり、例えば“Perspectives in the therapeutic use of leptin", Salvador, Javier、 Gomez-Ambrosi, Javier、 Fruhbeck, Gema, Expert Opinion on Pharmacotherapy (2001), 2(10), 1615-1622を参照のこと。
一実施態様において、さらなる活性化合物は、デキストロアンフェタミンまたはアンフェタミンである。
一実施態様において、さらなる活性化合物は、フレンフルラミン(flenfluramine)またはデクスフェンフルラミンである。
さらにもう一つの実施態様において、さらなる活性化合物は、シブトラミンである。
一実施態様において、さらなる活性化合物は、オーリスタットである。
一実施態様において、さらなる活性化合物は、マジンドールまたはフェンテルミンである。
一実施態様では、式Iの化合物をバルク物質、好ましくは不溶性のバルク物質(例えば、Carob/Caromax(R) (Zunft H J、 等, Carob pulp preparation for treatment of hypercholesterolemia, ADVANCES IN THERAPY (2001 Sep-Oct), 18(5), 230-6)参照。Caromaxは、Nutrinova, Nutrition Specialties & Food Ingredients GmbH, Industriepark Hoechst, 65926 Frankfurt/Mainからのcarob含有製品である)と組み合わせて投与する。Caromax(R)との組み合わせは、一つの製剤でまたは式Iの化合物とCaromax(R)とを別々に投与することによって実施できる。これに関して、Caromax(R)は、パン製品またはミューズリーバーのような食料品の形態で投与できる。
本発明の化合物と一つ以上の上記化合物と所望により一つ以上のさらなる薬理学的活性物質とのそれぞれの適切な組み合わせは、本発明の保護範囲内に入ることは理解される。
Figure 2005522481
以下に提示した実施例は、本発明を説明するのに役立つが、本発明を限定するものではない。
Figure 2005522481
Figure 2005522481
EP0 193 249の実施例5を比較例Aとして合成した。比較例Aは構造:
Figure 2005522481
を有する。
式Iの化合物は、糖代謝における有益な効果を特徴としており、特に血糖レベルを低下させ、そして2型糖尿病の治療に適している。従って、化合物は、それ自体でまたは他の血糖低下活性化合物(抗糖尿病薬)と組み合わせて使用できる。
さらに、式Iの化合物は、糖尿病後期の損傷、例えば腎症、網膜症、神経障害および心筋梗塞症、心筋梗塞、末梢動脈の閉塞疾患、血栓症、動脈硬化、エックス症候群、肥満症、炎症、免疫疾患、自己免疫疾患、例えばAIDS、喘息、骨粗鬆症、癌、乾癬、アルツハイマー病、統合失調症および感染性疾患の治療に適している。
化合物の活性は、次のように試験した。
グリコーゲンホスホリラーゼa活性試験
グリコーゲンホスホリラーゼ(GPa)の活性形態の活性における化合物の効果を無機リン酸の放出を測定してグルコース1−リン酸からのグリコーゲンの合成をモニターすることによって逆方向で測定した。全ての反応は、96穴マイクロタイタープレート(Half
Area Plates, Costar No. 3696)中、同一検体で2回測定し、Multiscan Ascent Elisa Reader (Lab Systems, Finland)における下記波長での測定すべき反応生成物の形成による吸収の変化により実施した。逆方向におけるGPaの酵素活性を測定するため、グルコース1−リン酸のグリコーゲンおよび無機リン酸への転化をEngers等の一般方法(Engers H D, Shechosky S, Madsen N B, Can J Biochem 1970 July、48(7): 746-754)に従って測定したが、以下を変更した:緩衝溶液E(25mM β−グリセロリン酸、pH7.0、1mM EDTAおよび1mMジチオトレイトール)中に溶解したヒトグリコーゲンホスホリラーゼ(例えばタンパク質/ml (Aventis Pharma Deutschland GmbH)0.76mgを含む)を緩衝液T(50mM Hepes、pH7.0、100mM KCl、2.5mM EDTA、2.5mM MgCl2・6H2O)で希釈し、そしてグリコーゲン5mg/mlをタンパク質10μg/mlの濃度まで添加した。試験物質をDMSO中の10mM溶液として調製し、緩衝溶液Tで50μMに希釈した。緩衝溶液T中に溶解した37.5mMグルコース10μlおよびグリコーゲン5mg/ml、そしてまたヒトグリコーゲンホスホリラーゼの溶液(タンパク質10μg/ml)10μlならびに2.5mMグルコース1−リン酸20μlを、溶液10mlに加えた。試験物質の非存在下でのグリコーゲンホスホリラーゼ活性の基準値は、緩衝溶液T10μl(DMSO0.1%)を加えて測定した。混合物を室温で40分間インキューベートし、放出された無機リン酸を、Drueckes等(Drueckes P, Schinzel R, Palm D, Anal Biochem Sep. 1, 1955、 230(10): 173-177)の一般方法を用いて測定したが、以下を変更した:7.3mMモリブデン酸アンモニウム、10.9mM酢酸亜鉛、3.6%アスコルビン酸、0.9%SDSの停止液50μlを酵素混合物50μlに加えた。45℃で60分間インキュベーションした後、吸収を820nmで測定した。バックグラウンド吸収を測定するために、別のアッセイにおいて、グルコース1−リン酸溶液を加えた直後に停止液を加えた。この試験は、in vitro試験物質によるグリコーゲンホスホリラーゼaのそれぞれの阻害を測定するため10μMの濃度の試験物質を用いて実施した。
Figure 2005522481
比較例Aは、10μMで3%の阻害を示した。
式Iの化合物はグリコーゲンホスホリラーゼaの活性を阻害し、このため血糖レベルを低下させるのに適していることが表からわかる。特に、式Iの化合物は、比較例Aのものよりも14〜32倍高い効果を示す。
一つの実施例の製造を以下に詳細に説明する。残りの式Iの化合物は、同様の方法で得た。
実験部分:
実施例1
a) 2,4−ジクロロベンゾイルイソシアネート
2,4−ジクロロベンズアミドをジクロロメタン中に溶解した後、塩化オキサリル1.5当量を加え、混合物を16時間還流に加熱した。次いで、反応混合物を高真空下で濃縮し、さらに精製することなく工程bで反応させた。
b) 3−[3−(2,4−ジクロロベンゾイル)ウレイド]−4−メトキシ安息香酸
3−アミノ−4−メトキシ安息香酸20g(120mmol)をアセトニトリル400ml中の工程aからの2,4−ジクロロベンゾイルイソシアネート36g(168mmol)と反応させ、2時間還流で反応させた。混合物を室温に冷ました後、沈殿を吸引濾過し、各場合、アセトニトリル20mlで2回洗浄し、吸引乾燥、そして高真空下で乾燥した。所望の生成物44g(96%)を得た。融点:290℃。

Claims (10)

  1. 式I
    Figure 2005522481
    〔式中、R7、R8、R9およびR10は、互いに独立してH、F、Cl、Br、OH、NO2、CN、O−(C1−C6)−アルキル、O−(C2−C6)−アルケニル、O−(C2−C6)−アルキニル、O−SO2−(C1−C4)−アルキル、(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−アルケニルまたは(C2−C6)−アルキニルであり、ここでアルキル、アルケニルおよびアルキニルは、F、ClまたはBrによって1回またはそれより多く置換されることができ;
    R1およびR2は、互いに独立してH、(C1−C6)−アルキル(ここで、アルキルは、OH、O−(C1−C4)−アルキル、NH2、NH(C1−C4)−アルキルまたはN[(C1−C6)−アルキル]2によって置換されることができる)、O−(C1−C6)−アルキル、CO−(C1−C6)−アルキル、COO−(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルキレン−COOHまたは(C1−C6)−アルキレン−COO−(C1−C6)−アルキルであり;
    R3は、H、F、Cl、Br、NO2、CN、O−R11、O−フェニル、S−R11、COOR11、N(R12)(R13)、(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−アルキニル、(C3−C7)−シクロアルキルまたは(C3−C7)−シクロアルキル−(C1−C4)−アルキレンであり、ここでアルキル、シクロアルキルおよびアルキニルは、F、Cl、Br、OR11、COOR11またはN(R16)(R17)によって1回またはそれより多く置換されることができ;
    R4は、H、F、Cl、Br、NO2、CN、O−R11、O−フェニル、S−R11、COOR11、N(R12)(R13)、(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−アルキニル、(C3−C7)−シクロアルキルまたは(C3−C7)−シクロアルキル−(C1−C4)−アルキレンであり、ここでアルキル、シクロアルキルおよびアルキニルは、F、Cl、Br、OR11、COOR11またはN(R16)(R17)によって1回またはそれより多く置換されることができ;
    R5は、H、F、Cl、Br、NO2、CN、O−R11、O−フェニル、S−R11、COOR11、N(R12)(R13)、(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−アルキニル、(C3−C7)−シクロアルキルまたは(C3−C7)−シクロアルキル−(C1−C4)−アルキレンであり、ここでアルキル、シクロアルキルおよびアルキニルは、F、Cl、Br、OR11、COOR11またはN(R16)(R17)によって1回またはそれより多く置換されることができ;
    R6は、H、F、Cl、Br、NO2、CN、O−R11、O−フェニル、S−R11、COOR11、N(R12)(R13)、(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−アルキニル、(C3−C7)−シクロアルキルまたは(C3−C7)−シクロアルキル−(C1−C4)−アルキレンであり、ここでアルキル、シクロアルキルおよびアルキニルは、F、Cl、Br、OR11、COOR11またはN(R16)(R17)によって一回またはそれより多く置換されることができ;
    R11は、H、(C1−C8)−アルキル、(C2−C8)−アルケニルまたは(C2−C8)−アルキニルであり、ここでアルキル、アルケニルおよびアルキニルは、F、Cl、Br、OHまたはO−(C1−C4)−アルキルによって1回またはそれより多く置換されることができ

    R12およびR13は、互いに独立してH、(C1−C8)−アルキル、(C2−C8)−アルケニル、(C2−C8)−アルキニル、(C3−C7)−シクロアルキル、(C3−C7)−シクロアルキル−(C1−C4)−アルキレン、COO−(C1−C4)−アルキル、COO−(C2−C4)−アルケニル、フェニルまたはSO2−フェニルであり、ここでフェニル環は、F、Cl、CN、OH、(C1−C6)−アルキル、O−(C1−C6)−アルキル、CF3、OCF3、COOH、COO−(C1−C6)−アルキルまたはCONH2によって2回まで置換されることができ;または
    R12およびR13は、それらが結合している窒素原子と一緒になってN、OまたはSの群からの2個までのさらなるヘテロ原子を含むことができる3〜7員飽和複素環式環を形成し、ここで複素環式環は、F、Cl、Br、OH、オキソ、(C1−C4)−アルキルまたはN(R14)(R15)によって4回まで置換されることができ;
    R14およびR15は、互いに独立してH、(C1−C8)−アルキル、(C2−C8)−アルケニル、(C2−C8)−アルキニル、(C3−C7)−シクロアルキル、(C3−C7)−シクロアルキル−(C1−C4)−アルキレン、COO−(C1−C4)−アルキル、COO−(C2−C4)−アルケニル、フェニルまたはSO2−フェニルであり、ここでフェニル環は、F、Cl、CN、OH、(C1−C6)−アルキル、O−(C1−C6)−アルキル、CF3、OCF3、COOH、COO(C1−C6)−アルキルまたはCONH2によって2回まで置換されることができ;
    R16およびR17は、互いに独立してH、(C1−C8)−アルキル、(C2−C8)−アルケニル、(C2−C8)−アルキニル、(C3−C7)−シクロアルキル、(C3−C7)−シクロアルキル−(C1−C4)−アルキレン、COO−(C1−C4)−アルキル、COO−(C2−C4)−アルケニル、フェニルまたはSO2−フェニルであり、ここでフェニル環は、F、Cl、CN、OH、(C1−C6)−アルキル、O−(C1−C6)−アルキル、CF3、OCF3、COOH、COO−(C1−C6)−アルキルまたはCONH2によって2回まで置換されることができ;または
    R16およびR17は、それらが結合している窒素原子と一緒になってN、OまたはSの群からの2個までのさらなるヘテロ原子を含むことができる3〜7員飽和複素環式環を形成し、ここで複素環式環は、F、Cl、Br、OH、オキソ、(C1−C4)−アルキルまたはN(R14)(R15)によって4回まで置換されることができる〕の化合物およびその生理学上許容しうる塩。
  2. R7、R8、R9およびR10が、互いに独立してH、F、Cl、Br、OH、NO2、CN、(C1−C6)−アルキルまたはO−(C1−C6)−アルキルであり;
    R1およびR2は、Hであり;
    R3は、H、F、Cl、Br、NO2、CN、O−R11、O−フェニル、S−R11、COOR11、N(R12)(R13)、(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−アルキニル、(C3−C7)−シクロアルキルまたは(C3−C7)−シクロアルキル−(C1−C4)−アルキレンであり、ここでアルキル、シクロアルキルおよびアルキニルは、F、Cl、Br、OR11、COOR11またはN(R16)(R17)によって1回またはそれより多く置換されることができ;
    R4は、H、F、Cl、Br、NO2、CN、O−R11、O−フェニル、S−R11、COOR11、N(R12)(R13)、(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−アルキニル、(C3−C7)−シクロアルキルまたは(C3−C7)−シクロアルキル−(C1−C4)−アルキレンであり、ここでアルキル、シクロアルキルおよびアルキニルは、F、Cl、Br、OR11、COOR11またはN(R16)(R17)によって1回またはそれより多く置換されることができ;
    R5は、H、F、Cl、Br、NO2、CN、O−R11、O−フェニル、S−R11、COOR11、N(R12)(R13)、(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−アルキニル、(C3−C7)−シクロアルキルまたは(C3−C7)−シクロアルキル−(C1
    4)−アルキレンであり、ここでアルキル、シクロアルキルおよびアルキニルは、F、Cl、Br、OR11、COOR11またはN(R16)(R17)によって1回またはそれより多く置換されることができ;
    R6は、H、F、Cl、Br、NO2、CN、O−R11、O−フェニル、S−R11、COOR11、N(R12)(R13)、(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−アルキニル、(C3−C7)−シクロアルキルまたは(C3−C7)−シクロアルキル−(C1−C4)−アルキレンであり、ここでアルキル、シクロアルキルおよびアルキニルは、F、Cl、Br、OR11、COOR11またはN(R16)(R17)によって一回またはそれより多く置換されることができ;
    R11は、H、(C1−C8)−アルキル、(C1−C8)−アルキレン−O−(C1−C8)−アルキルまたは(C1−C8)−アルキル−OHであり、ここでアルキルは、Fによって1回またはそれより多く置換されることができ;
    R12およびR13は、互いに独立してHまたは(C1−C8)−アルキルであり;
    R14およびR15は、互いに独立してH、(C1−C8)−アルキル、(C2−C8)−アルケニル、(C2−C8)−アルキニル、(C3−C7)−シクロアルキル、(C3−C7)−シクロアルキル−(C1−C4)−アルキレン、COO−(C1−C4)−アルキル、COO−(C2−C4)−アルケニル、フェニルまたはSO2−フェニルであり、ここでフェニル環は、F、Cl、CN、OH、(C1−C6)−アルキル、O−(C1−C6)−アルキル、CF3、OCF3、COOH、COO(C1−C6)−アルキルまたはCONH2によって2回まで置換されることができ;
    R16およびR17は、互いに独立してH、(C1−C8)−アルキル、(C2−C8)−アルケニル、(C2−C8)−アルキニル、(C3−C7)−シクロアルキル、(C3−C7)−シクロアルキル−(C1−C4)−アルキレン、COO−(C1−C4)−アルキル、COO−(C2−C4)−アルケニル、フェニルまたはSO2−フェニルであり、ここでフェニル環は、F、Cl、CN、OH、(C1−C6)−アルキル、O−(C1−C6)−アルキル、CF3、OCF3、COOH、COO−(C1−C6)−アルキルまたはCONH2によって2回まで置換されることができ;または
    R16およびR17は、それらが結合している窒素原子と一緒になってN、OまたはSの群からの2個までのさらなるヘテロ原子を含むことができる3〜7員飽和複素環式環を形成し、ここで複素環式環は、F、Cl、Br、OH、オキソ、(C1−C4)−アルキルまたはN(R14)(R15)によって4回まで置換されることができる、請求項1に記載の式Iの化合物およびその生理学上許容しうる塩。
  3. R7、R8、R9およびR10が、互いに独立してH、F、ClまたはCH3であり;
    R1、R2、R4、R5およびR6は、Hであり;
    R3は、F、Cl、CF3、O−R11またはO−フェニルであり;
    R11は、H、(C1−C8)−アルキル、(C1−C8)−アルキレン−O−(C1−C8)−アルキルまたは(C1−C8)−アルキル−OHである、請求項1または2に記載の式Iの化合物およびその生理学上許容しうる塩。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の一つまたはそれ以上の化合物を含む医薬。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の一つまたはそれ以上の化合物および一つまたはそれ以上の血糖低下活性化合物を含む医薬。
  6. 2型糖尿病を治療する医薬を製造するための請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物の使用。
  7. 血糖を低下させる医薬を製造するための請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物の使用。
  8. 2型糖尿病を治療する医薬を製造するため、少なくとも一つのさらなる血糖低下活性化合物と組み合わせた請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物の使用。
  9. 血糖を低下させる医薬を製造するため、少なくとも一つのさらなる血糖低下活性化合物と組み合わせた請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物の使用
  10. 活性化合物を医薬上適切な賦形剤と混合し、そしてこの混合物を投与に適した形態にすることからなる、請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物一つまたはそれ以上を含む医薬の製造方法。
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