JP2005522443A - 改変フッ素化ヌクレオシド類似体 - Google Patents

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Abstract

本発明は、一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシドまたは製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグを使用する、動物、特にヒトを含めた宿主における、BVDVおよびHCVを含めたフラビウイルス科(ヘパシウイルス、フラビリウス、ペスチウイルス)による感染、または悪性腫瘍を含めた異常な細胞増殖を処置する化合物、組成物、そのための使用、および処置する方法である。
【化315】

Description

本発明は、ウシウイルス性下痢ウイルス(「BVDV」)、デングウイルス(DENV)、ウエストナイルウイルス(WNV)およびC型肝炎ウイルス(HCV)などのフラビウイルス科(Flaviviridae)による感染および異常な細胞増殖を処置するための化合物および方法を含む。
本出願は、2002年2月14日出願の米国特許仮出願第60/357,411号および2002年2月20日出願の米国特許出願第60/358,140号の優先権を主張する。
フラビリジダエ
フラビウイルス科(Flaviviridae)とは、9〜15kbのゲノムサイズを有する正鎖一本鎖RNAウイルス群である。これらは、約40〜50nmの、エンベロープを有するウイルスである。フラビウイルス科の分類の概要は国際ウイルス分類委員会から入手可能である。フラビウイルス科は3つの属からなる。
1.フラビウイルス。この属には、デング(Dengue)ウイルス群(デングウイルス、デングウイルス1型、デングウイルス2型、デングウイルス3型、デングウイルス4型)、日本脳炎ウイルス群(アルフュイウイルス(Alfuy virus)、日本脳炎ウイルス、ワライカワセミ(Kookaburra)ウイルス、コウタンゴ(Koutango)ウイルス、クンジン(Kunjin)ウイルス、マーレーバレー(Murray Valley)脳炎ウイルス、セントルイス(St.Louis)脳炎ウイルス、ストラトフォード(Stratford)ウイルス、ウスツ(Usutu)ウイルス、ウエストナイル(West Nile)ウイルス)、モドック(Modoc)ウイルス群、リオブラボー(Rio Brovo)ウイルス群(アポイ(Apoi)ウイルス、リオブロボー(Rio Brovo)ウイルス、サボヤ(Saboya)ウイルス)、ウンタヤ(Ntaya)ウイルス群、ダニ媒介脳炎群(ダニ媒介脳炎ウイルス)、チュレーニ(Tyuleniy)ウイルス群、ウガンダ(Uganda)Sウイルス群、および黄熱病ウイルス群が含まれる。これらの主要な群以外に、分類されていないいくつかのさらなるフラビウイルスも存在する。
2.ペスチウイルス。この属には、ウシウイルス性下痢ウイルス−2(BVDV−2)、ペスチウイルス属1型(BVDVを含む)、ペスチウイルス属2型(ブタコレラウイルスを含む)およびペスチウイルス属3型(ボーダー病ウイルスを含む)が含まれる。
3.ヘパシウイルス。この属には1つの種、すなわちC型肝炎ウイルス(HCV)のみが含まれ、これは多くのクレード、型、および亜型からなる。
ヒトにおける最も重要なフラビウイルス科による感染の1つは、C型肝炎ウイルス(HCV)によって引き起こされる。これは、ウイルス性肝炎の2番目に主要な原因であり、世界中で推定1億7000万人の保因者が存在し(World Health Organization;Hepatitis C:global prevalence、Weekly Epidermiological Record、1997年、72、341)、そのうち3900万人は米国に居住している(Centers for Disease Control;未発表データ−、http://www.cdc.gov/ncidod/diseases/hepatitis/heptab3.htm)。HCVによる慢性的な感染は、肝臓の炎症、肝硬変、癌および死をもたらし得る。
フラビウイルス科のゲノム機構は多くの共通の特徴を共有している。しばしばC型肝炎ウイルス(HCV)のゲノムがモデルとして使用される。HCVとは、ヌクレオカプシド内に〜9.6kbの正鎖一本鎖RNAゲノムを有する、小さな、エンベロープを有するウイルスである。このゲノムは、3,000個のアミノ酸を少し超えるポリタンパク質をコードしている単一の読み枠(ORF)を含み、このポリタンパク質は切断されて成熟した構造ウイルスタンパク質および非構造ウイルスタンパク質を生じる。ORFには数百個のヌクレオチド長の5’および3’非翻訳領域(NTR)が隣接し、これらはRNAの翻訳および複製に重要である。翻訳されたポリタンパク質はN末端に構造核(C)およびエンベロープタンパク質(E1、E2、p7)を含み、続いて非構造タンパク質(NS2、NS3、NS4A、NS4B、NS5A、NS5B)を含む。成熟した構造タンパク質は、宿主のシグナルペプチダーゼによる切断によって生じる(Hijikata,M.他、Proc.Nat.Acad.Sci.、USA、1991年、88、5547;Hussy,P.他、Virology、1996年、224、93;Lin,C.他、J.Virol.、1994年、68、5063;Mizushima,H.他、J.Virol.、1994年、68、2731;Mizushima,H.他、J.Virol.、1994年、68、6215;Santolini,E.他、J.Virol.、1994年、68、3631;Selby,M.J.他、Virology、1994年、204、114;およびGrakoui,A.他、Proc.Nat.Acad.Sci.USA、1993年、90、10538参照)。NS2とNS3と間の接合点はNS2/NS3プロテアーゼによって自己触媒的に切断され(Hijikata,M.他、J.Virol.、1993年、67、4665およびBartenschlager,R.他、J.Virol.、1994年、68、5045参照)、残りの4つの接合点はNS4Aと複合したNS3のN末端セリンプロテアーゼドメインによって切断される(Failla,C.他、J.Virol.、1994年、68、3753;Lin,C.他、J.Virol.、1994年、68、8147;Tanji,Y.他、J.Virol.、1995年、69、1575およびTai,C.L.他、J.Virol.、1996年、70、8477参照)。NS3タンパク質はまた、複製中に二重鎖RNAを巻き戻すNTP依存性のヘリカーゼ活性も含む。NS5Bタンパク質は、ウイルス複製に重要な(Ferrari,E.他、J.Virol.、1999年、73、1649)RNA依存性RNAポリメラーゼ(RDRP)活性(Behrens,S.E.他、EMBO J.、1996年、15、12;Lohmann,V.他、J.Virol.、1997年、71、8416〜8428およびLohmann,V.他、Virology、1998年、249、108参照)を有する。ここで、HBVやHIVとは異なり、HCVの複製にはDNAがまったく関与しないことを強調する。最近、NS5Bを使用したインビトロ実験において、グアノシン5’−一リン酸(GMP)、5’−二リン酸(GDP)、5’−三リン酸(GTP)および2’−デオキシおよび2’,3’−ジデオキシグアノシンの5’−三リン酸(それぞれdGTPおよびddGTP)を用いてHCV−RDRPの基質特異性が調査された。著者らは、HCV−RDRPがリボヌクレオシド5’−三リン酸に対する厳密な特異性を有しており、2’−および3’−OH基を必要とすると主張している(Lohmann;Virology、108)。
デングウイルス(DENV)は、デング出血熱(DHF)の原因因子である。世界保健機構(WHO)によれば、全世界の人口の2/5が現在このウイルスによる感染の危険性にある。毎年推定500,000事例のDHFが入院を要しており、子供の死亡率は5%である。
以前は熱帯地域にのみ存在することで知られていたフラビウイルスであるウエストナイルウイルス(WNV)は、近年、欧州や北米の温帯地域で出現しており、公衆衛生に対する脅威となっている。WNV感染の最も重篤な徴候は、ヒトにおける致命的な脳炎である。1999年以来、ニューヨーク市における集団発生や米国南部における散発的発生が報告されている。
フラビウイルス科のウイルスに対して活性があると同定された抗ウイルス剤の例には、以下のものが含まれる。
(1)インターフェロンおよびリバビリン(Battaglia,A.M.他、Ann.Pharmacother、2000年、34、487−494);Berenguer,M.他、Antivir.Ther.、1998年、3(補遺3)、125〜136)。
リバビリン(1−β−D−リボフラノシル−1−1,2,4−トリアゾール−3−カルボキサミド)は、インターフェロン非誘発性の、広範囲の合成抗ウイルスヌクレオシド類似体である。これらは、ビラゾール(VirazaleTM)(メルクインデックス、第11版、編集者:Budavari,S.、Merck & Co.,Inc.、Rahway、NJ、1304ページ、1089);レベトール(Rebetol)(Schering Plough)およびコペガス(Copegus)(Roche)の商標名の下で販売されている。米国特許第3,798,209号およびRE29,835号はリバビリンを開示しており、かつ特許請求している。リバビリンは構造的にグアノシンに類似しており、フラビウイルス科を含めたいくつかのDNAおよびRNAウイルスに対してインビトロで活性を有する(Gary L.Davis.Gastroenterology、118:S104〜S114、2000年)。米国特許第4,211,771号(ICN Pharmaceuticals)は、抗ウイルス剤としてのリバビリンの使用を開示している。
リバビリンは、患者の40%で血清アミノトランスフェラーゼレベルを正常レベルまで下げるが、HCV−RNAの血清レベルは下げない(Gary L.Davis.Gastroenterology、118:S104〜S114、2000年)。したがって、リバビリン単体ではウイルスRNAレベルを下げるのに有効でない。さらに、リバビリンは顕著な毒性を有しており、貧血を誘発することで知られている。
インターフェロン(IFN)は、10年間近く慢性肝炎を処置するために市販されてきた化合物である。IFNは、ウイルス感染に応答して免疫細胞によって産生される糖タンパク質である。IFNは、HCVを含めた多くのウイルスのウイルス複製を阻害し、C型肝炎感染の唯一の処置として使用する場合は、IFNは、血清HCV−RNAを検出不可能なレベルにまで抑制する。さらに、IFNは血清アミノトランスフェラーゼレベルを正常化する。残念なことに、IFNの効果は一時的であり、持続した応答はHCVに慢性的に感染した患者の8%〜9%でしか起こらない(Gary L.Davis、Gastroenterology、118:S104〜S114、2000年)。
いくつかの特許がインターフェロン療法を用いたHCVの処置を開示している。たとえば、Blatt他の米国特許第5,980,884号は、コンセンサスインターフェロンを用いた、HCVに罹患した患者の再処置方法を開示している。Bazer他の米国特許第5,942,223号は、ヒツジまたはウシインターフェロンτを用いた抗HCV療法を開示している。Alber他の米国特許第5,928,636号は、HCVを含めた感染性疾病を処置するためのインターロイキン−12とインターフェロンαとの組合せ療法を開示している。Glue他の米国特許第5,908,621号は、HCVを処置するための、ポリエチレングリコールで修飾したインターフェロンの使用を開示している。Chretien他の米国特許第5,849,696号は、HCVを処置するための、サイモシンの単独での使用またはインターフェロンと組み合わせた使用を開示している。Valtuena他の米国特許第5,830,455号は、インターフェロンとフリーラジカル補足剤とを用いる組合せHCV療法を開示している。Imakawaの米国特許第5,738,845号は、HCVを処置するためのヒトインターフェロンτタンパク質の使用を開示している。HCVの他のインターフェロン処置は、Testa他の米国特許第5,676,942号、Blatt他の米国特許第5,372,808号、および米国特許第5,849,696号に開示されている。
Schering−Ploughは、HCVに罹患している患者に投与するために、リバビリンをレベトール(登録商標)カプセル(200mg)として販売している。米国食品医薬品局は、レベトールカプセルを、Scheringのαインターフェロン−2b製品イントロン(IntronTM)AおよびPEG−イントロン(商標)と組み合わせた慢性HCV感染の処置に認可している。レベトールカプセルは単独療法(すなわち、イントロン(登録商標)AまたはPEG−イントロンと組み合わせない投与)が認可されていないが、イントロンAおよびPEG−イントロンは単独療法(すなわち、リバビリンを用いない投与)が認可されている。Hoffman La Rocheは、やはりHCVを処置するためにインターフェロンと組み合わせて使用するリバビリンを、欧州および米国でコペガス(Copegus)の名称で販売している。ロフェロン−A(Roferon−A)(Hoffmann−La Roche)、インフェルゲン(Infergen)(Wellferon)(登録商標)(Intermune、以前はAmgenの製品)、およびウェルフェロン(登録商標)(Wellcome Foundation)を含めた他のαインターフェロン製品が、HCVの単独療法用に現在食品医薬品局から認可されている。HCVについて現在開発中のインターフェロン製品には、Rocheのロフェロン−A(インターフェロンα−2a)、Rocheのペガシス(PEGASYS)(peg化インターフェロンα−2a)、InterMuneのインフェルゲン(INFERGEN)(インターフェロンアルファコン−1)、Viragenのオムニフェロン(OMINIFERON)(天然インターフェロン)、Human Genome Sciencesのアルブフェロン(ALBUFERON)、Ares−Seronoのレビフ(REBIF)(インターフェロンβ−1a)、BioMedicineのωインターフェロン、Amarillo Biosciencesのオーラルインターフェロンα、およびInterMuneのインターフェロンγ−1bが含まれる。
HCV感染の処置において、IFNとリバビリンとの組合せはIFN未処置の患者の処置に有効であると報告されている(Battaglia,A.M.他、Ann.Pharmacother.、34:487−494、2000年)。組合せ処置は、肝炎が発生する前にも、組織学的な疾病が存在している場合にも有効である(Berenguer,M.他、Antivir.Ther.3(補遺3):125−136、1998年)。現在、HCVの最も有効な療法はpeg化インターフェロンとリバビリンとの組合せ療法である(2002 NIH Consensus Development Conference on the Management of Hepatitis C)。しかし、組合せ療法の副作用は顕著な場合があり、これには溶血、インフルエンザ様の症状、貧血、および疲労が含まれる(Gary L.Davis.Gastroenterology、118:S104〜S114、2000年)。
(2)αケトアミドおよびヒドラジノ尿素を含めた基質に基づいたNS3プロテアーゼ阻害剤(Attwood他、Antiviral peptide derivatives、PCT WO98/22496号、1998年;Attwood他、Antiviral Chemistry and Chemotherapy、1999年、10、259〜273;Attwood他、Preparation and use of amino acid derivatives as anti−viral agents、独国特許公開DE19914474号;Tung他、Inhibitors of serine proteases,particularly hepatitis C virus NS3 protease、PCT WO98/17679号)、ならびにボロン酸やホスホネートなどの求電子試薬中で反応停止(termitate)する阻害剤(Llinas−Brunet他、Hepatitis C inhibitor peptide analogues、PCT WO99/07734)。
(3)RD3−4082およびRD3−4078を含めた、2,4,6−トリヒドロキシ−3−ニトロ−ベンズアミド誘導体などの基質に基づかない阻害剤(Sudo K.他、Biochemical and Biophysical Research Communications、1997年、238、643〜647;Sudo K.他、Antiviral Chemistry and Chemotherapy、1998年、9、186);前者はアミドが14炭素鎖で置換されており、後者はパラ−フェノキシフェニル基を有する。
(4)NS3/4A融合タンパク質およびNS5A/5B基質を用いた逆相HPLCアッセイで適切な阻害を示すチアゾリジン誘導体(Sudo K.他、Antiviral Research、1996年、32、9〜18);特に長いアルキル鎖で置換された、融合したシンナモイル部分を有する化合物RD−1−6250、ならびにRD4 6205およびRD4 6193。
(5)Kakiuchi N.他、J.EBS Letters、421、217〜220;Takeshita N.他、Analytical Biochemistry、1997年、247、242−246で同定されたチアゾリジンおよびベンズアニリド。
(6)ストレプトマイセス種、Sch68631(Chu M.他、Tetrahedron Letters、1996年、37、7229〜7232)、および真菌Penicillium griscofuluumから単離したSch351633の発酵培養ブロスから単離した、SDS−PAGEおよびオートラジオグラフィーアッセイでプロテアーゼに対する活性を有するフェナントレンキノン;これはシンチレーション近接アッセイで活性を示す(Chu M.他、Bioorganic and Medicinal Chemistry Letters、9、1949〜1952)。
(7)ヒルから単離した、巨大分子エルギン(elgin)cに基づいた選択的NS3阻害剤(Qasim M.A.他、Biochemistry、1997年、36、1598−1607)。
(8)ヘリカーゼ阻害剤(Diana G.D.他、Compounds,compositions and methods for treatment of hepatitis C、米国特許第5,633,358号;Diana G.D.他、Piperidine derivatives,pharmaceutical compositions thereof and their use in the treatment of hepatitis C、PCT WO97/36554号)。
(9)ヌクレオチド類似体、グリオトキシン(Ferrari R.他、Journal of Virology、1999年、73、1649〜1654)、天然産物セルレニン(Lohmann V.他、Virology、1998年、249、108〜118)などのポリメラーゼ阻害剤。
(10)ウイルスの5’非コード領域(NCR)(Alt M.他、Hepatology、1995年、22、707〜717)、またはNCRの3’末端を含むヌクレオチド326〜348およびHCV RNAのコアコード領域中に位置するヌクレオチド371〜388(Alt M.他、Archives of Virology、1997年、142、589〜599;Galderisi U.他、Journal of Cellular Physiology、1999年、181、251〜257)中の配列ストレッチに相補的なアンチセンスホスホロチオエートオリゴデオキシヌクレオチド(S−ODN)。
(11)IRES依存性翻訳の阻害剤(Ikeda N他、Agent for the prevention and treatment of hepatitis C、日本国特許公開JP−08268890号;Kai Y.他、Prevention and treatment of viral diseases、日本国特許公開JP−10101591号)。
(12)ヌクレアーゼ耐性リボザイム(Maccjak,D.J.他、Hepatology、1999年、30、アブストラクト995)。
(13)ヌクレオシド類似体も、フラビウイルス科による感染を処置するために開発されている。
Idenix Pharmaceuticals,Ltd.は、国際公開WO01/90121号(2001年5月23日出願)およびWO01/92282号(2001年5月26日出願)で、分枝状のヌクレオシド、ならびにHCVおよびフラビウイルスやペスチウイルスの処置におけるその使用を開示している。ヒトおよび他の宿主動物においてC型肝炎(およびフラビウイルスやペスチウイルス)の感染を処置する方法はIdenixの公報に開示されており、これは、生物活性のある1’、2’、3’もしくは4’−分枝状β−Dもしくはβ−Lヌクレオシドまたは製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグの有効量を、単独でまたは組み合わせて、場合によっては製薬上許容される担体中で投与することを含む。
Indenix Pharmaceutical,Ltd.のWO01/96353号(2001年6月15日出願)は、HBVを処置するための2’−デオキシ−β−L−ヌクレオシドの3’−プロドラッグを開示している。Beauchampの米国特許第4,957,924号は、アシクロビルの様々な治療的エステルを開示している。
C型肝炎ウイルスを処置するための特定のヌクレオシド類似体を開示している他の特許には、Biochem Pharma,Inc.(現在はShire Biochem,Inc.)出願のPCT/CA00/01316号(WO01/32153号、2000年11月3日出願)およびPCT/CA01/00197号(WO01/60315号、2001年2月19日出願);Merck & Co.、Inc.出願のPCT/US02/01531号(WO02/057425号、2002年1月18日出願)およびPCT/US02/03086号(WO02/057287号、2000年1月18日出願)、Roche出願のPCT/EP01/09633号(WO02/18404号、2001年8月21日公開)、ならびにPharmassetによるPCT公開WO01/79246号(2001年4月13日出願)およびWO02/32920号(2001年10月18日出願)が含まれる。
(14)1−アミノ−アルキルシクロヘキサン(Gold他の米国特許第6,034,134号)、アルキル脂質(Chojkier他の米国特許第5,922,757号)、ビタミンEおよび他の抗酸化剤(Chojkier他の米国特許第5,922,757号)、スクワレン、アマンタジン、胆汁酸(Ozeki他の米国特許第5,846,964号)、N−(ホスホノアセチル)−L−アスパラギン酸(Diana他の米国特許第5,830,905号)、ベンゼンジカルボキサミド(Diana他の米国特許第5,633,388号)、ポリアデニル酸誘導体(Wang他の米国特許第5,496,546号)、2’,3’−ジデオキシイノシン(Yarchoan他の米国特許第5,026,687号)、およびベンズイミダゾール(Colacino他の米国特許第5,891,874号)を含めた他の種々化合物。
(15)C型肝炎ウイルスを処置するために現在臨床開発中の化合物には、Schering−Ploughによるインターロイキン−10、InterneuronによるIP−501、Vertexによるメリメボジブ(Merimebodib)VX−497、Endo Labs Solvayによるアマンタジン(AMANTADINE)(シンメトレル(Symmetrel))、RPIによるヘプタザイム(HEPTAZYME)、Idun Pharma.によるIDN−6556、ChironによるHCV/MF59、NABIによるシバシル(CIVACIR)、ICNによるレボビリン(LEVOVIRIN)、ICNによるビラミジン(VIRAMIDINE)、Sci Cloneによるザダキシン(ZADAXIN)(サイモシンα−1)、Maximによるセプレン(CEPLENE)(ヒスタミン二塩酸塩)、Vertex/Eli LillyによるVX950/LY570310、Isis Pharmaceutical/ElanによるISIS 14803、Idun Pharmaceuticals,Inc.によるIDN−6556、およびAKROS PharmaによるJTK003が含まれる。
エモリー大学およびジョージア大学米国研究財団(University of Georgia Research Foundation)の特許第6,348,587号は、HIV、B型肝炎、C型肝炎および異常な細胞増殖を処置するための2’−フルオロヌクレオシドの使用を開示している。
異常な細胞増殖
細胞の分化、増殖、機能および死は、多細胞生物では分子レベルで複雑な機構のネットワークによって調節されている。健康な動物またはヒトでは、このような機構によって細胞がその意図された機能を行い、その後、プログラムされた速度で死ぬことが可能になる。
異常な細胞増殖、特に過剰増殖は、遺伝子変異、感染、毒素への曝露、自己免疫疾患、および良性または悪性腫瘍の誘発を含めた多種多様な原因の結果として生じ得る。
細胞の過剰増殖に関連している皮膚疾患がいくつか存在する。たとえば乾癬は、一般に肥厚したスケールに覆われたプラークを特徴とする、ヒトの皮膚における良性の疾病である。この疾病は、原因不明の表皮細胞増殖の増大によって引き起こされる。正常な皮膚では、細胞が基底層から上部の顆粒層まで移動するのに必要な期間は約5週間である。乾癬では、この期間は6〜9日間だけであり、これは、増殖中の細胞数の増加および分裂中の細胞の割合の増加に部分的に起因している(G.Grove、Int.J.Dermatol.、18:111、1979年)。米国人口の約2%が乾癬を患っており、白色人種アメリカ人の約3%、アフリカ系アメリカ人の約1%で起こり、先住アメリカ人ではほとんど起こらない。慢性湿疹も表皮の著しい過剰増殖を伴う。皮膚細胞の過剰増殖に引き起こされる他の疾病には、アトピー性皮膚炎、扁平苔癬、疣贅、尋常性天疱瘡、光線性角化症、基底細胞癌および有棘細胞癌が含まれる。
他の過剰増殖性細胞疾患には、血管増殖疾患、繊維性疾患、自己免疫疾患、移植片対宿主拒絶反応、腫瘍および癌が含まれる。
血管増殖疾患には血管形成および脈管形成疾患が含まれる。維管束組織におけるプラーク発生中での平滑筋細胞の増殖は、たとえば、再狭窄、網膜症およびアテローム性動脈硬化症を引き起こす。アテローム性動脈硬化症の進行した病変は、過剰の炎症−増殖応答から生じ、動脈壁の内皮および平滑筋を損傷させる(Ross,R.、Nature、1993年、362:801〜809)。細胞遊走および細胞増殖のどちらもがアテローム硬化型の病変に役割を果たしている。
繊維性疾患は、多くの場合細胞外基質の異常形成に起因している。繊維性疾患の例には、肝硬変およびメサンギウム増殖性細胞疾患が含まれる。肝硬変は、肝瘢痕の形成をもたらす細胞外基質構成成分の増加を特徴とする。肝硬変は肝臓の硬変などの疾患を引き起こし得る。肝瘢痕をもたらす細胞外基質の増加も、肝炎などのウイルス感染によって引き起こされ得る。肝硬変には脂質細胞が重要な役割を果たしていると考えられる。
メサンギウム疾患は、メサンギウム細胞の異常増殖によって引き起こされる。メサンギウム過剰増殖性細胞疾患には、糸球体腎炎、糖尿病性腎症、悪性腎硬化症、血栓性細小血管症症候群、移植拒絶反応、糸球体症などの様々なヒトの腎臓病が含まれる。
増殖性要素を伴う別の疾病は関節リウマチである。関節リウマチは一般に、自己反応性T細胞の活性に関連していると考えられており(たとえば、Harris,E.D.,Jr.、The New England Journal of Medicine、1990年、322:1277〜1289参照)、コラーゲンおよびIgEに対して産生される自己抗体によって引き起こされる自己免疫疾患とされている。
異常な細胞増殖性要素を含み得る他の疾患には、ベーチェット症候群、急性呼吸窮迫症候群(ARDS)、虚血性心疾患、透析後症候群、白血病、後天性免疫不全症候群、血管炎、脂質性組織球増殖症、敗血症性ショックおよび炎症全般が含まれる。
腫瘍(新生物(neoplasm)とも呼ばれる)とは、細胞の増殖が制御されておらず進行的である、組織の新生物(new growth)である。良性腫瘍とは、侵襲および転移の特徴を欠き、通常繊維状のカプセルに囲まれている腫瘍である。悪性腫瘍(すなわち癌)とは、侵襲および転移のどちらもが可能な腫瘍である。悪性腫瘍はまた、良性腫瘍よりも大きい程度の退形成も示す(すなわち、細胞分化が失われ、細胞の相互配向性および軸組が失われる)。
約1200万人の米国人が毎年癌を診断されており、そのうち8,000人が子供である。さらに、米国だけで毎年500,000人の米国人が癌で死亡している。前立腺癌および肺癌が男性の主な死亡原因であり、乳癌および肺癌が女性の主な死亡原因である。癌に関連している費用が、米国において疾病の処置に費やされる総額の約10%を占めると推定されている(CNN.Cancer.Facts:http://www.cnn.com/HEALTH/9511/conquer_cancer/facts/index.html、2ページ中2ページ、1999年7月18日)。
フラビウイルス科による感染、および/または癌を含めた異常増殖細胞を伴う疾病の重篤度の点から見て、またヒトを含めた動物におけるその広播性の点から見て、本発明の目的は、フラビウイルス科による感染および/または異常増殖細胞を伴う疾病に罹患した、動物、特にヒトを含めた宿主を処置するための化合物、方法および組成物を提供することである。
本発明の特定の目的は、フラビウイルス科のウイルスに感染した、動物、特にヒトを含めた宿主を処置するための化合物、方法および組成物を提供することである。
さらなる目的は、C型肝炎ウイルスに感染した、動物、特にヒトを含めた宿主を処置するための化合物、方法および組成物を提供することである。
本発明の別の目的は、細胞増殖が異常である、動物、特にヒトを含めた宿主を処置するための化合物、方法および組成物を提供することである。
さらに別の目的は、悪性腫瘍を有する、動物、特にヒトを含めた宿主を処置するための化合物、方法および組成物を提供することである。
本発明は、式(I)〜(XX)β−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、およびフラビウイルス科に属するウイルスに感染した宿主を処置するためのこのような化合物の使用である。本発明はまた、HCV感染を含めたフラビウイルス科による感染を処置する方法も含み、これは、式(I)〜(XX)β−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグを抗ウイルスに有効な量で、場合によっては製薬上許容される担体または希釈剤中で、場合によっては別の有効な抗ウイルス剤と組み合わせてまたは交互に投与することを含む。
あるいは、式(I)〜(XX)、特に(III)〜(V)もしくは(VIII)〜(X)のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド、あるいは製薬上許容されるその塩またはプロドラッグを、異常な細胞増殖を処置するために使用することができる。本発明はまた、悪性腫瘍を含めた異常な細胞増殖を処置する方法も含み、これは、式(I)〜(XX)β−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグを抗増殖に有効な量で、場合によっては製薬上許容される担体または希釈剤中で、場合によっては別の有効な抗増殖剤と組み合わせてまたは交互に投与することを含む。
本発明の一実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
[式中、
(a)Rは、H、ハロゲン(F、Cl、Br、I)、OH、OR’、SH、SR’、NH、NHR’、NR’、C〜Cの低級アルキル、CFおよびCHCHFなどハロゲン(F、Cl、Br、I)化されたC〜Cの低級アルキル、CH=CHなどC〜Cの低級アルケニル、CH=CHCl、CH=CHBrおよびCH=CHIなどハロゲン(F、Cl、Br、I)化されたC〜Cの低級アルケニル、C≡CHなどC〜Cの低級アルキニル、ハロゲン(F、Cl、Br、I)化されたC〜Cの低級アルキニル、CHOHおよびCHCHOHなどC〜Cの低級アルコキシ、COH、COR’、CONH、CONHR’、CONR’、CH=CHCOH、CH=CHCOR’であり、
(b)XおよびYはそれぞれ独立に、H、ハロゲン、OH、OR’、OCH、SH、SR’、SCH、NH、NHR’、NR’、CHであり、
(c)それぞれのR’は、独立に、水素、アシル、C〜Cの低級アルキルまたはC〜Cの低級シクロアルキルであり、
(d)Zは、O、SまたはCHであり、
(e)Rは、FまたはOHであり、
(f)Rは、FまたはOHであり、
(g)X’は、O、S、NH、NR’、CH、またはCHR’であり、
(h)ただし、化合物IIについてXがNHである場合、または化合物XIIについてXがNHであり、RがHである場合、RはOHではない]
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグである。
本発明の一実施形態では、フラビウイルス科による感染、特にHCVを処置または予防するために、以下の式のβ−Dヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグを提供する。
本発明のさらに別の特定の実施形態では、異常な細胞増殖、特に悪性腫瘍を伴う疾病を処置または予防するために、以下の式のβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグを提供する。
本発明の一実施形態では、本発明のヌクレオシドは単離したβ−Dまたはβ−L異性体である。本発明の別の実施形態では、ヌクレオシドは鏡像異性的に富化されている。本発明のさらに別の実施形態では、ヌクレオシドは、所望の鏡像異性体が少なくとも95%、98%または99%純粋である、すなわちその対応する鏡像異性体を含まない、鏡像異性混合物である。
別の実施形態では、ヌクレオシドは、適切な細胞系アッセイで試験した場合に、15μM未満、より詳細には10または5μM未満のEC50(50%阻害を成すのに有効な濃度)を有する。
具体的には、本発明はまた、ヘパシウイルス属(HCV)、ペスチウイルス属(BVDV、CSFV、BDV)、またはフラビウイルス属(デングウイルス、日本脳炎ウイルス群(ウエストナイルウイルスを含む)、および黄熱病ウイルス)のすべてのメンバーを含めたフラビウイルス科による感染、ならびに悪性腫瘍を含めた異常な細胞増殖を処置または防止する方法を含む。
本発明はまた、少なくとも以下の特徴も含む:
(a)一般式(I)〜(XX)のβ−Dおよびβ−Lヌクレオシド、または本明細書中に記載の製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、
(b)一般式(I)〜(X)のβ−Dおよびβ−Lヌクレオシド、または本明細書中に記載の製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグを調製する方法、
(c)宿主におけるフラビウイルス科による感染を処置または予防するための、一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグを、本明細書中に記載の製薬上許容されるその担体または希釈剤中に含む薬剤組成物、
(d)宿主におけるフラビウイルス科による感染を処置または予防するための、一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグを、1種または複数種の他の有効な抗ウイルス剤と組み合わせて、場合によっては本明細書中に記載の製薬上許容されるその担体または希釈剤中で含む薬剤組成物、
(e)一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグを、場合によっては本明細書中に記載の製薬上許容されるその担体または希釈剤中で、有効量で投与することを含む、宿主におけるフラビウイルス科による感染を処置または予防するための方法、
(f)一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグを、1種または複数種の他の有効な抗ウイルス剤と組み合わせてまたはその代わりに、場合によっては本明細書中に記載の製薬上許容されるその担体または希釈剤中で、有効量で投与することを含む、宿主におけるフラビウイルス科による感染を処置または予防するための方法、
(g)宿主におけるフラビウイルス科による感染を処置または予防するための、一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグの、場合によっては本明細書中に記載の製薬上許容される担体中での使用、
(h)宿主におけるフラビウイルス科による感染を処置または予防するための、一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグの、1種または複数種の他の有効な抗ウイルス剤と組み合わせたまたは交互の、場合によっては本明細書中に記載の製薬上許容される担体中での使用、
(i)宿主におけるフラビウイルス科による感染を処置または予防するための医薬品の製造における、一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグの、場合によっては本明細書中に記載の製薬上許容される担体中での使用、
(j)宿主におけるフラビウイルス科による感染を処置または予防するための医薬品の製造における、一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグの、1種または複数種の他の有効な抗ウイルス剤と組み合わせたまたは交互の、場合によっては本明細書中に記載の製薬上許容される担体中での使用、
(k)薬物療法における、すなわち抗ウイルス剤または抗腫瘍/抗癌剤としての、たとえば、宿主におけるC型肝炎感染を含めたフラビウイルス科による感染または悪性腫瘍を含めた異常な細胞増殖を処置または予防するための、本明細書中に記載の一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグの、場合によっては本明細書中に記載の製薬上許容される担体または希釈剤中での使用、
(l)薬物療法における、たとえば宿主におけるC型肝炎感染を含めたフラビウイルス科による感染または悪性腫瘍を含めた異常な細胞増殖を処置または予防するための、本明細書中に記載の一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグの、すなわち抗ウイルス剤または抗腫瘍/抗癌剤としての、1種または複数種の他の有効な治療剤、すなわち別の抗ウイルス剤または抗腫瘍/抗癌剤と組み合わせたまたは交互の、場合によっては本明細書中に記載の製薬上許容される担体または希釈剤中での使用、
(m)宿主における異常な細胞増殖を伴う疾病を処置または予防するための、一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグを、本明細書中に記載の製薬上許容されるその担体または希釈剤中に含む薬剤組成物、
(n)宿主における異常な細胞増殖を伴う疾病を処置または予防するための、一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグを、1種または複数種の他の有効な抗ウイルス剤と組み合わせて、場合によっては本明細書中に記載の製薬上許容されるその担体または希釈剤中に含む薬剤組成物、
(o)一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグを、場合によっては本明細書中に記載の製薬上許容されるその担体または希釈剤中で、有効量で投与することを含む、宿主における異常な細胞増殖を伴う疾病を処置または予防するための方法、
(p)一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグを、1種または複数種の他の有効な抗ウイルス剤と組み合わせてまたは交互に、場合によっては本明細書中に記載の製薬上許容されるその担体または希釈剤中で、有効量で投与することを含む、宿主における異常な細胞増殖を伴う疾病を処置または予防するための方法、
(q)宿主における異常な細胞増殖を伴う疾病を処置または予防するための、一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグの、場合によっては本明細書中に記載の製薬上許容される担体中での使用、
(r)宿主における異常な細胞増殖を伴う疾病を処置または予防するための、一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグの、1種または複数種の他の有効な抗ウイルス剤と組み合わせたまたは交互の、場合によっては本明細書中に記載の製薬上許容される担体中での使用、
(s)宿主における異常な細胞増殖を伴う疾病を処置または予防するための医薬品の製造における、一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグの、場合によっては本明細書中に記載の製薬上許容される担体中での使用、ならびに
(t)宿主における異常な細胞増殖を伴う疾病を処置または予防するための医薬品の製造における、一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグの、1種または複数種の他の有効な抗ウイルス剤と組み合わせたまたは交互の、場合によっては本明細書中に記載の製薬上許容される担体中での使用。
本発明は、式(I)〜(XX)β−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、およびフラビウイルス科に属するウイルスに感染した宿主を処置するためのそのような化合物の使用である。本発明はまた、HCV感染を含めたフラビウイルス科による感染を処置する方法も含み、これは、式(I)〜(XX)β−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグを、抗ウイルスに有効な量で、場合によっては製薬上許容される担体または希釈剤中で、場合によっては別の有効な抗ウイルス剤と組み合わせてまたは交互に投与することを含む。
あるいは、式(I)〜(XX)のβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグを、異常な細胞増殖を処置するために使用することができる。本発明はまた、悪性腫瘍を含めた異常な細胞増殖を処置する方法も含み、これは、式(I)〜(XX)のβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグを抗増殖に有効な量で、場合によっては製薬上許容される担体または希釈剤中で、場合によっては別の有効な抗増殖剤と組み合わせてまたは交互に投与することを含む。
具体的には、本発明は、ヘパシウイルス属(HCV)、ペスチウイルス属(BVDV、CSFV、BDV)、またはフラビウイルス属(デングウイルス、日本脳炎ウイルス群(ウエストナイルウイルスを含む)、および黄熱病ウイルス)のすべてのメンバーを含めたフラビウイルス科による感染、ならびに悪性腫瘍を含めた異常な細胞増殖を処置または防止する方法も含む。
さらなる実施形態では、哺乳動物に、一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグを製薬上有効な量で、場合によっては1種または複数種の他の抗ウイルスに有効な薬剤と組み合わせてまたは交互に、場合によっては本明細書中に記載の製薬上許容される担体または希釈剤中で投与することを含む、ウイルスを伴う疾患を患っている哺乳動物を処置または予防する方法を提供する。好ましい実施形態では、哺乳動物はヒトである。
別の実施形態では、ウイルスを伴う疾患を患っている哺乳動物を処置または予防するための、一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグの、場合によっては1種または複数種の他の抗ウイルスに有効な薬剤と組み合わせたまたは交互の、場合によっては本明細書中に記載の製薬上許容される担体または希釈剤中での使用を提供する。好ましい実施形態では、哺乳動物はヒトである。
さらなる実施形態では、一般式(III)〜(V)もしくは(VIII)〜(X)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグを製薬上有効な量で、場合によっては1種または複数種の他の抗増殖に有効な他の薬剤と組み合わせてまたは交互に、場合によっては本明細書中に記載の製薬上許容される担体または希釈剤中で投与することを含む、異常な細胞増殖を伴う疾患を患っている哺乳動物を処置または予防する方法を提供する。好ましい実施形態では、哺乳動物はヒトである。
別の実施形態では、異常な細胞増殖を伴う疾患を患っている哺乳動物を処置または予防するための、一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグの、場合によっては1種または複数種の他の抗増殖に有効な他の薬剤と組み合わせたまたは交互の、場合によっては本明細書中に記載の製薬上許容される担体または希釈剤中での使用を提供する。好ましい実施形態では、哺乳動物はヒトである。
処置することができるフラビウイルス科のウイルスには、デングウイルス群(デングウイルス、デングウイルス1型、デングウイルス2型、デングウイルス3型、デングウイルス4型)、日本脳炎ウイルス群(アルフュイウイルス、日本脳炎ウイルス、ワライカワセミウイルス、コウタンゴウイルス、クンジンウイルス、マーレーバレー脳炎ウイルス、セントルイス脳炎ウイルス、ストラトフォードウイルス、ウスツウイルス、ウエストナイルウイルス)、モドックウイルス群、リオブラボーウイルス群(アポイウイルス、リオブロボーウイルス、サボヤウイルス)、ウンタヤウイルス群、ダニ媒介脳炎群(ダニ媒介脳炎ウイルス)、チュレーニウイルス群、ウガンダSウイルス群および黄熱病ウイルス群を含めたフラビウイルス属;ウシウイルス性下痢ウイルス−2(BVDV−2)、ペスチウイルス属1型(BVDVを含む)、ペスチウイルス属2型(ブタコレラウイルスを含む)およびペスチウイルス属3型(ボーダー病ウイルスを含む)を含めたペスチウイルス属、ならびに多くのクレード、型および亜型からなるC型肝炎ウイルス(HCV)を含めたヘパシウイルス属が含まれる。
I.異常な細胞増殖を特徴とする疾患
本発明の化合物または組成物を用いて処置および/または画像形成することができる増殖性疾患の非限定的な例には、表1に示すもの、ならびに背景技術で示したまたは記載したものや本明細書中の他の箇所で示したものが含まれる。
Figure 2005522443
本発明の化合物もしくは組成物で処置可能および/または診断可能な新生物疾患または悪性疾患の非限定的な例を表2に示す。
Figure 2005522443
II.本発明の化合物
一実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
[式中、
(a)Rは、H、ハロゲン(F、Cl、Br、I)、OH、OR’、SH、SR’、NH、NHR’、NR’、C〜Cの低級アルキル、CFおよびCHCHFなどハロゲン(F、Cl、Br、I)化されたC〜Cの低級アルキル、CH=CHなどC〜Cの低級アルケニル、CH=CHCl、CH=CHBrおよびCH=CHIなどハロゲン(F、Cl、Br、I)化されたC〜Cの低級アルケニル、C≡CHなどC〜Cの低級アルキニル、ハロゲン(F、Cl、Br、I)化されたC〜Cの低級アルキニル、CHOHおよびCHCHOHなどC〜Cの低級アルコキシ、COH、COR’、CONH、CONHR’、CONR’、CH=CHCOH、CH=CHCOR’であり、
(b)XおよびYはそれぞれ独立に、H、ハロゲン、OH、OR’、OCH、SH、SR’、SCH、NH、NHR’、NR’、CHであり、
(c)それぞれのR’は、独立に、水素、アシル、C〜Cの低級アルキルまたはC〜Cの低級シクロアルキルであり、
(d)Zは、O、SまたはCHであり、
(e)Rは、FまたはOHであり、
(f)Rは、FまたはOHであり、
(g)X’は、O、S、NH、NR’、CHまたはCHR’であり、
(h)ただし、化合物IIについてXがNHである場合、または化合物XIIについてXがNHであり、RがHである場合、RはOHではない]
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、または本明細書中にさらに記載するその使用である。
一実施形態では、フッ素化した誘導体が好ましい。
別の実施形態では、gem−ジフルオロ−ヌクレオシドが好ましい。
重要な実施形態では、本発明のどの態様もゲムシタビン(β−D−2’,2’−ジフルオロ−2’デオキシシチジン)を含まない。
さらに別の実施形態では、2’−フルオロ−2’−デオキシヌクレオシドのビニル類似体である2’−(フルオロメチリデン)および/または3’−(フルオロメチリデン)ヌクレオシドが好ましい。特にE配置が好ましい。
本発明は、式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、およびフラビウイルス科に属するウイルスに感染した宿主を処置するためのこのような化合物の使用、ならびに式(I)〜(XX)のβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグを提供する。このような化合物の使用は、異常な細胞増殖を処置するために提供する。
本発明のさらに別の特定の実施形態では、フラビウイルス科による感染、特にHCVを処置または予防するために、以下の式のβ−Dヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグを提供する。
本発明のさらに別の特定の実施形態では、異常な細胞増殖、特に悪性腫瘍を伴う疾病を処置または予防するために、以下の式のβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグを提供する。
本発明のさらに別の特定の実施形態では、フラビウイルス科による感染、特にHCVを処置または予防するために、以下の式のβ−Dヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグを提供する。
本発明のさらに別の特定の実施形態では、異常な細胞増殖、特に悪性腫瘍を伴う疾病を処置または予防するために、以下の式のβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグを提供する。
さらに別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、RはHである。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、Rはハロゲン(F、Cl、Br、I)である。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、RはOHである。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、RはOR’である。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、RはSHである。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、RはSR’である。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、RはNHである。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、RはNHR’である。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、RはNR’である。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、RはC〜Cの低級アルキルである。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、Rは、CFおよびCHCHFを含めたハロゲン(F、Cl、Br、I)化されたC〜Cの低級アルキルである。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、Rは、CH=CHCl、CH=CHBrおよびCH=CHIを含めたC〜Cの低級アルケニルである。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、RはC≡CHを含めたC〜Cの低級アルキニルである。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、Rはハロゲン(F、Cl、Br、I)化されたC〜Cの低級アルキニルである。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、Rは、CHOHおよびCHCHOHを含めたC〜Cの低級アルコキシである。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、RはCOHである。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、RはCOR’である。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、RはCONHである。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、RはCONHR’である。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、RはCONR’である。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、RはCH=CHCOHである。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、RはCH=CHCOR’である。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、XおよびYはHである。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、XおよびYはハロゲンである。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、XおよびYはOR’である。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、XおよびYはOCHである。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、XおよびYはSHである。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、XおよびYはSR’である。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、XおよびYはSCHである。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、XおよびYはNHである。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、XおよびYはNHR’である。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、XおよびYはNR’である。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、XおよびYはCHである。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、それぞれのR’はそれぞれ独立に水素である。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、それぞれのR’はそれぞれ独立にC〜Cの低級アルキルである。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、それぞれのR’はそれぞれ独立にC〜Cの低級シクロアルキルである。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、ZはOである。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、ZはSである。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、ZはCHである。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、RはFである。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、RはOHである。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、RはFである。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、RはOHである。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、X’はOである。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、X’はSである。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、X’はNHである。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、X’はNR’である。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、X’はCHである。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、X’はCHR’である。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、Rはハロゲンであり、XおよびYはNHである。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、Rはハロゲンであり、ZはOであり、RはOHである。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、Rはアルキルであり、ZはOであり、RはOHである。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、RはHであり、ZはOであり、R’はOHであり、RはFである。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、Rはアルキルであり、XおよびYはNHであり、RはOHである。
別の実施形態では、ヌクレオシドは一般式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−Lヌクレオシド、または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用であり、式中、Rはハロゲンであり、RはOHであり、ZはOであり、R’はFである。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
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本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
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または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の別の実施形態では、以下の式のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシド:
Figure 2005522443
または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ、あるいは本明細書中にさらに記載するその使用を提供する。
本発明の一実施形態では、本発明のヌクレオシドは単離したβ−Dまたはβ−L異性体である。本発明の別の実施形態では、ヌクレオシドは鏡像異性的に富化されている。本発明のさらに別の実施形態では、ヌクレオシドは、所望の鏡像異性体が少なくとも95%、98%または99%純粋である、すなわちその対応する鏡像異性体を含まない、鏡像異性混合物中にある。
III.立体異性および多形性
本発明の化合物は少なくとも2つのキラル中心を有し、光学的に活性のある形態およびラセミ体で存在かつ単離し得る。一部の化合物は、多形性を示し得る。本発明は、本明細書中に記載する有用な特性を有する本発明の化合物のラセミ体、光学的に活性のある形態、多形体、もしくは立体異性体またはそれらの混合物を包含する。光学的に活性のある形態は、たとえば、再結晶化技法によるラセミ体の分割、光学的に活性のある出発物質からの合成、キラル合成、またはキラル固定相を用いたクロマトグラフフィーによる分離もしくは酵素的分割によって調製することができる。
化合物の光学的に活性のある形態は、再結晶化技法によるラセミ体の分割、光学的に活性のある出発物質からの合成、キラル合成、またはキラル固定相を用いたクロマトグラフフィーによる分離を含めた当分野で知られている方法によって調製することができる。
光学的に活性のある物質を得る方法の例には、少なくとも以下の方法が含まれる。
i)結晶の物理的分離−それぞれの鏡像異性体の巨視的な結晶を手動操作で分離する技法。この技法は、鏡像異性体の結晶が別々に存在する、すなわち物質が団塊であり、かつ結晶が視覚的に相異なる場合に用いることができる;
ii)同時結晶化−ラセミ溶液から個々の鏡像異性体を個別に結晶化する技法(固体状態でラセミ体が団塊である場合のみ可能);
iii)酵素的分割−酵素との反応速度が異なることに基づいてラセミ体を部分的にまたは完全に分離する技法;
iv)酵素的不斉合成−合成の少なくとも1つのステップで酵素反応を用いて所望の鏡像異性体の鏡像異性体的に純粋なまたは富化された合成前駆物質を得る合成技法;
v)化学的不斉合成−キラル触媒またはキラル補助剤を用いて成し得る、所望の鏡像異性体をアキラル前駆物質から、生成物に不斉(すなわちキラリティー)を生じさせる条件下で合成する合成技法;
vi)ジアステレオマー分離−ラセミ化合物を、個々の鏡像異性体をジアステレオマーへと変換する鏡像異性体的に純粋な試薬(キラル補助剤)と反応させる技法。その後、より明白になった構造の差異に基づいて、生じたジアステレオマーをクロマトグラフィーまたは結晶化により分離し、その後、キラル補助剤を除去して所望の鏡像異性体を得る;
vii)一次および二次不斉変換−ラセミ体のジアステレオマーが平衡化して所望の鏡像異性体のジアステレオマーを溶液中で優勢にする、または所望の鏡像異性体のジアステレオマーの優先的な結晶化により平衡を動揺させ、原理的には最終的にすべての材料を所望の鏡像異性体の結晶ジアステレオマーへと変換する技法。その後、所望の鏡像異性体がジアステレオマー放出される;
viii)動力学的分割−この技法は、キラルの非ラセミ試薬または触媒を動力学的条件下で用いた場合に鏡像異性体の反応速度が等価でないことに基づいて、ラセミ体の部分的もしくは完全な分割(または部分的に分割された化合物のさらなる分割)を成すことを指す;
ix)ラセミ体でない前駆物質からのエナンチオ特異的な合成−所望の鏡像異性体を非キラル出発物質から得、かつ立体化学的な完全性が合成中に犠牲にされないまたは最小限しか犠牲にされない合成技法;
x)キラル液体クロマトグラフィー−固定相との相互作用に差異があることに基づいて、ラセミ体の鏡像異性体を液体移動相中で分離する技法(キラルHPLCによる技法を含む)。固定相はキラル物質から作製することができ、または相異なる相互作用を引き起こすために移動相に追加のキラル物質を含ませることができる;
xi)キラルガスクロマトグラフィー−ラセミ体を揮発させ、固定した非ラセミ性のキラル吸着相を含むカラムとの相互作用に差異があることに基づいて、鏡像異性体を気体移動相中で分離する技法;
xii)キラル溶媒を用いた抽出−一方の鏡像異性体が特定のキラル溶媒に優先的に溶解することに基づいて鏡像異性体を分離する技法;
xiii)キラル膜を通す移動−ラセミ体を薄い隔膜と接触させる技法。典型的には、隔膜は一方がラセミ体を含む2種類の混和性の流体を分けており、濃度差や圧力差などの駆動力によって隔膜を通る優先的な移動が起こる。分離は、ラセミ体の一方の鏡像異性体のみを通す膜の、非ラセミ性のキラル性質の結果として起こる。
一実施形態では、疑似移動床式クロマトグラフィーを含めたキラルクロマトグラフィーを使用する。現在、多種多様なキラル固定相が市販されている。
IV.定義
本明細書で使用する用語「アルキル」とは、別に指定しない限り、飽和した直鎖、分枝状、または環状の、第一級、第二級、または第三級炭化水素を指し、それだけには限定されないが、C〜C16のものが含まれ、特にメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、シクロプロピル、ブチル、イソブチル、t−ブチル、ペンチル、シクロペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、ヘキシル、イソヘキシル、シクロヘキシル、シクロヘキシルメチル、3−メチルペンチル、2,2−ジメチルブチル、および2,3−ジメチルブチルが含まれる。アルキル基は、場合によっては、保護されていないまたは必要に応じて保護されている、当分野で知られている、たとえば、本明細書中に参照として組み込むGreen他、Protective Groups in Organic Synthesis、John Wiley and Sons、第2版、1991年に教示されている、アルキル、ハロ、ハロアルキル、ヒドロキシル、カルボキシル、アシル、アシルオキシ、アミノ、アミド、カルボキシル誘導体、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリールアミノ、アルコキシ、アリールオキシ、ニトロ、シアノ、アジド、チオール、イミン、スルホン酸、硫酸、スルホニル、スルファニル、スルフィニル、スルファモニル(sulfamonyl)、エステル、カルボン酸、アミド、ホスホニル、ホスフィニル、ホスホリル、ホスフィン、チオエステル、チオエーテル、酸ハロゲン化物、酸無水物、オキシム、ヒドロジン、カルバメート、ホスホン酸、リン酸、ホスホネートからなる群から選択される1つまたは複数の部分、あるいはこの化合物の薬理活性を阻害しない任意の他の利用可能な官能基で置換されることができる。アルキルには、特にCF、CHCF、およびCFCFが含まれる。
この明細書において、用語C(アルキルの範囲)を使用した場合はいつも、この用語は、その分類の各メンバーを、それらが具体的かつ個別に指定された場合と同じように、それぞれ独立して含まれる。非限定的な例として、用語「C1〜6」は、それぞれ独立して、この範囲内にあるそれぞれの種を表す。アルキル基には、それだけには限定されないが、メタン、エタン、プロパン、シクロプロパン、2−メチルプロパン(イソブタン)、n−ブタン、2,2−ジメチルプロパン(ネオペンタン)、サイトブタン、1,1ジメチルシクロプロパン、2−メチルブタン、トランス−1,2−ジメチルシクロプロパン、エチルシクロプロパン、n−ペンタン、メチルシクロブタン、シス−1,2−ジメチルシクロプロパン、スピロペンタン(spiropentane)、シクロペンタン、2,2−ジメチルブタン、1,1,2−トリメチルシクロプロパン、2,3−ジメチルブタン、2−メチルペンタン、3−メチルペンタン、1,2,3−トリメチルシクロプロパン、n−ヘキサン、エチルシクロブタン、メチルシクロペンタン、2,2ジメチルペンタン、2,4−ジメチルペンタン、シクロヘキサン、2,2,3−トリメチルブタン、3,3−ジメチルペンタン、1,1−ジメチルシクロペンタン、2,3−ジメチルペンタン、2−メチルヘキサン、トランス−1,3−ジメチルシクロペンタン、シス−1,3−ジメチルシクロペンタン、3−メチルヘキサン、トランス−1,2−ジメチルシクロペンタン、3−エチルペンタン、クアドリシクラン(クアドリシクロ[2,2,1,02.6,03.5]ヘプタン)、n−ヘプタン、2,2,4−トリメチルペンタン、シス−1,2−ジメチルシクロペンタン、メチルシクロヘキサン、エチルシクロペンタン、1,1,3−トリメチルシクロペンタン、2,2−ジメチルヘキサン、2,5−ジメチルヘキサン、1,トランス−2,シス−4トリメチルシクロペンタン、2,4−ジメチルヘキサン、2,2,3−トリメチルペンタン、1,トランス−2,シス−3−トリメチルシクロペンタン、3,3−ジメチルヘキサン、2,3,4−トリメチルペンタン、1,1,2−トリメチルシクロペンタン、2,3,3−トリメチルペンタン、2,3−ジメチルヘキサン、3−エチル−2−メチルペンタン、1,シス−2,トランス−4−トリメチルシクロペンタン、1,シス−2,トランス−3トリメチルシクロペンタン、2−メチルヘプタン、4−メチルヘプタン、3,4−ジメチルヘキサン、1,シス−2,シス−4トリメチルシクロペンタン、3−エチル−3−メチルペンタン、3−エチルヘキサン、3−メチルヘプタン、シクロヘプタン(スベラン(suberane))、トランス−1,4−ジメチルシクロヘキサン、1,1−ジメチルシクロヘキサン、シス−1,3−ジメチルシクロヘキサン、トランス−1−エチル−3−メチルシクロペンタン、トランス−1−エチル−2−メチルシクロペンタン、シス−1−エチル−3−メチルシクロペンタン、1−エチル−1−メチルシクロペンタン、2,2,4,4−テトラメチルペンタン、1,シス−2−シス−3−トリメチルシクロペンタン、トランス−1,2−ジメチルシクロヘキサン、2,2,5−トリメチルヘキサン、トランス−1,3−ジメチルシクロヘキサン、n−オクタン、イソプロピルシクロペンタン、2,2,4−トリメチルヘキサン、シス−1−エチル−2−メチルシクロペンタン、シス−1,2−ジメチルシクロヘキサン、2,4,4−トリメチルヘキサン、n−プロピルシクロペンタン、2,3,5−トリメチルヘキサン、エチルシクロヘキサン、2,2−ジメチルヘプタン、2,2,3,4−テトラメチルペンタン、2,4−ジメチルヘプタン、メチルシクロヘプタン、2,2,3−トリメチルヘキサン、4−エチル−2−メチルヘキサン、3−エチル−2.2−ジメチルペンタン、4,4−ジメチルヘプタン、2,6−ジメチルヘプタン、2,5−ジメチルヘプタン、3,5−ジメチルヘプタン、ビシクロ[4.2.0]オクタン、シス−ビシクロ[3.3.0]オクタン、2,4−ジメチル−3−エチルペンタン、1,1,3−トリメチルシクロヘキサン、3,3−ジメチルヘプタン、2,2,5,5−テトラメチルヘキサン、2,3,3−トリメチルヘキサン、3−エチル−2−メチルヘキサン、トランス−1,3,5−トリメチルシクロヘキサン、2,3,4−トリメチルヘキサン、シス−1,3,5−トリメチルシクロヘキサン、トランス−1,2,4−トリメチルシクロヘキサン、2,2,3,3−テトラメチルペンタン、4−エチル−3−メチルヘキサン、3,3,4−トリメチルヘキサン、2,3−ジメチルヘプタン、3,4−ジメチルヘプタン、3−エチル−3−メチルヘキサン、4−エチルヘプタン、2,3,3,4−テトラメチルペンタン、2,3−ジメチル−3−エチルペンタン、トランス−1,2,3−トリメチルシクロヘキサン、1−イソプロピル−e−メチルシクロペンタン(プレガン(pulegan))、4−メチルオクタン、1−イソプロピル−2−メチルシクロペンタンの基が含まれる。当業者には、関連するアルキル基は、接尾辞「−ane」を接尾辞「−yl」で置き換えることで命名されることが理解されよう。
本明細書中で使用する用語「低級アルキル」とは、別に指定しない限り、C〜Cの飽和した直鎖、分枝状、または適切な場合は環状(たとえばシクロプロピル)のアルキル基を指し、これには置換された形も置換されていない形も含まれる。
用語「アルキレン」または「アルケニル」とは、直鎖または分枝状の配置の飽和した炭化水素のジイル基を指し、これには、それだけには限定されないが、1〜10個の炭素原子を有するものが含まれる。この用語の範囲には、メチレン、1,2−エタン−ジイル、1,1−エタン−ジイル、1,3−プロパン−ジイル、1,2−プロパン−ジイル、1,3−ブタン−ジイル、1,4−ブタン−ジイルなどが含まれる。本明細書中で開示するアルキレン基または他の二価の基は、場合によっては、保護されていないまたは必要に応じて保護されている、当分野で知られている、たとえば、本明細書中に参照として組み込むGreen他、Protective Groups in Organic Synthesis、John Wiley and Sons、第2版、1991年に教示されている、アルキル、ハロ、ハロアルキル、ヒドロキシル、カルボキシル、アシル、アシルオキシ、アミノ、アミド、カルボキシル誘導体、アルキルアミノ、アジド、ジアルキルアミノ、アリールアミノ、アルコキシ、アリールオキシ、ニトロ、シアノ、スルホン酸、チオール、イミン、スルホニル、スルファニル、スルフィニル、スルファモニル、エステル、カルボン酸、アミド、ホスホニル、ホスフィニル、ホスホリル、ホスフィン、チオエステル、チオエーテル、酸ハロゲン化物、酸無水物、オキシム、ヒドロジン、カルバメート、ホスホン酸、ホスホネートからなる群から選択される1つまたは複数の部分、あるいはこの化合物の薬理活性を阻害しない任意の他の利用可能な官能基で置換されることができる。
本明細書中で使用する用語「アリール」とは、別に指定しない限り、フェニル、ビフェニル、またはナフチル、好ましくはフェニルを指す。この用語には、置換されたものも置換されていないものも含まれる。アリール基は、保護されていないまたは必要に応じて保護されている、当分野で知られている、たとえば、本明細書中に参照として組み込むGreen他、Protective Groups in Organic Synthesis、John Wiley and Sons、第2版、1991年に教示されている、ブロモ、クロロ、フルオロ、ヨード、ヒドロキシル、アジド、アミノ、アルキルアミノ、アリールアミノ、アルコキシ、アリールオキシ、ニトロ、シアノ、スルホン酸、硫酸、ホスホン酸、リン酸、またはホスホネートからなる群から選択される1つまたは複数の部分、任意の他の利用可能な官能基で置換されることができる。
本明細書中で使用する用語「アラルキル」は、別に指定しない限り、上で定義したアルキル基を通じて分子に結合している、上で定義したアリール基を指す。本明細書中で使用する用語「アルカリール」または「アルキルアリール」は、別に指定しない限り、上で定義したアリール基を通じて分子に結合している、上で定義したアルキル基を指す。これらの基のそれぞれにおいて、アルキル基は、場合によって上述のように置換されることができる。また、アリール基は、保護されていないまたは必要に応じて保護されている、当分野で知られている、たとえば、本明細書中に参照として組み込むGreen他、Protective Groups in Organic Synthesis、John Wiley and Sons、第2版、1991年に教示されている、アルキル、ハロ、ハロアルキル、ヒドロキシル、カルボキシル、アシル、アシルオキシ、アミノ、アミド、アジド、カルボキシル誘導体、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリールアミノ、アルコキシ、アリールオキシ、ニトロ、シアノ、スルホン酸、チオール、イミン、スルホニル、スルファニル、スルフィニル、スルファモニル、エステル、カルボン酸、アミド、ホスホニル、ホスフィニル、ホスホリル、ホスフィン、チオエステル、チオエーテル、酸ハロゲン化物、酸無水物、オキシム、ヒドロジン、カルバメート、ホスホン酸、ホスホネートからなる群から選択される1つまたは複数の部分で、またはこの化合物の薬理活性を阻害しない任意の他の利用可能な官能基で、場合によって置換され得る。用語アリールの範囲には、具体的には、フェニル、ナフチル、フェニルメチル、フェニルエチル、3,4,5−トリヒドロキシフェニル、3,4,5−トリメトキシフェニル、3,4,5−トリエトキシ−フェニル、4−クロロフェニル、4−メチルフェニル、3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル、4−フルオロフェニル、4−クロロ−1−ナフチル、2−メチル−1−ナフチルメチル、2−ナフチルメチル、4−クロロフェニルメチル、4−t−ブチルフェニル、4−t−ブチルフェニルメチルなどが含まれる。
用語「アルキルアミノ」または「アリールアミノ」とは、それぞれ1つまたは2つのアルキルまたはアリール置換基を有するアミノ基を指す。
本明細書中で使用する用語「ハロゲン」には、フッ素、塩素、臭素およびヨウ素が含まれる。
本明細書を通して使用する用語「鏡像異性的に富化されている」とは、ヌクレオシドについて、少なくとも約95%、好ましくは少なくとも96%、より好ましくは少なくとも97%、さらにより好ましくは少なくとも98%、さらにより好ましくは少なくとも約99%以上の、そのヌクレオシドの単一の鏡像異性体を含むものを説明している。好ましい実施形態では、ヌクレオシドは鏡像異性的に富化されているヌクレオシドである。
本明細書中で使用する用語「宿主」とは、細胞系および動物、好ましくはヒトを含めた、その内部でウイルスが複製することができる単細胞または多細胞生物を指す。あるいは、この宿主は、本発明の化合物によって複製または機能が変更され得るウイルスゲノムの一部を保有することができる。用語宿主は特に、感染細胞、ウイルスゲノムの全体または一部が形質移入された細胞ならびに動物、特に霊長類(チンパンジーを含む)およびヒトを指す。異常な細胞増殖に関して、用語「宿主」は、異常な細胞増殖を模倣することができる単細胞または多細胞生物を指す。用語宿主は特に、自然または人工的な要因(たとえば、それぞれ遺伝子変異または遺伝子操作)のいずれかによって異常に増殖する細胞、ならびに動物、特に霊長類(チンパンジーを含む)およびヒトを指す。本発明のほとんどの動物適用例では、宿主はヒトの患者である。しかし、ある症例においては、本発明は獣医学への適用が明らかに予想される(ウシのウシウイルス性下痢ウイルス、ブタのブタコレラウイルス、ヒツジのボーダー病ウイルスなど)。
本用語「製薬上許容される塩またはプロドラッグ」は、この明細書を通じて、患者に投与した際に活性化合物をもたらす、化合物の任意の製薬上許容される形態(エステル、リン酸エステル、エステルまたは関連する群の塩など)を述べるために使用される。製薬上許容される塩には、製薬上許容される無機または有機の塩基または酸由来のものが含まれる。適切な塩には、カリウムやナトリウムなどのアルカリ金属、カルシウムやマグネシウムなどのアルカリ土類金属の他、製薬分野でよく知られている数々の他の酸由来のものが含まれる。製薬上許容されるプロドラッグとは、宿主内で代謝されて、たとえば加水分解されまたは酸化されて、本発明の化合物を形成する化合物を指す。プロドラッグの典型的な例には、活性化合物の官能部分に、生物学的に変化を受けやすい保護基を有する化合物が含まれる。プロドラッグは、酸化、還元、アミノ化、脱アミノ化、ヒドロキシル化、脱ヒドロキシル化、加水分解、逆加水分解(dehydrolyzed)、アルキル化、脱アルキル化、アシル化、脱アシル化、リン酸化、脱リン酸化されて、活性化合物を生じる化合物を含む。本発明の化合物は、フラビウイルス科のウイルスに対する抗ウイルス活性を有するか、異常な細胞増殖に対する抗増殖活性を有し、または代謝されてこのような活性を示す化合物となる。
V.製薬上許容される塩およびプロドラッグ
化合物が、安定な無毒性の酸塩または塩基塩を形成するために十分塩基性または酸性である場合は、この化合物を製薬上許容される塩として投与することが適切であり得る。製薬上許容される塩には、製薬上許容される無機または有機の塩基および酸由来のものが含まれる。適切な塩には、カリウムやナトリウムなどのアルカリ金属、カルシウムやマグネシウムなどのアルカリ土類金属の他、製薬分野でよく知られている数々の他の酸由来のものが含まれる。具体的には、生理的に許容されるアニオンを形成する酸、たとえば、トシル酸、メタンスルホン酸、酢酸、クエン酸、マロン酸、酒石酸、コハク酸、安息香酸、アスコルビン酸、α−ケトグルタール酸、およびα−グリセロリン酸を用いて形成した製薬上許容される塩または有機酸付加塩である。硫酸塩、硝酸塩、炭酸水素塩、および炭酸塩を含めた適切な無機塩も形成し得る。
製薬上許容される塩は、当分野でよく知られている標準の手順を用いて、たとえばアミンなど十分に塩基性の化合物を生理的に許容されるアニオンをもたらす適切な酸と反応させることによって得られ得る。カルボン酸のアルカリ金属(たとえばナトリウム、カリウムもしくはリチウム)塩またはアルカリ土類金属(たとえばカルシウム)塩も作製することができる。
活性、生体利用度、安定性を増加させる、または他の様式でヌクレオシドの特性を変化させるために、本明細書中に記載の任意のヌクレオシドをヌクレオチドプロドラッグとして投与することができる。いくつかのヌクレオチドプロドラッグリガンドが知られている。一般に、ヌクレオチド一、二または三リン酸のアルキル化、アシル化または他の疎水性修飾により、ヌクレオチドの安定性が増す。リン酸部分の1つまたは複数の水素と置き換わることができる置換基の例は、アルキル、アリール、ステロイド、糖を含めた炭水化物、1,2−ジアシルグリセロールおよびアルコールである。R.JonesおよびN.Bischofberger、Antiviral Research、27、1995年、1〜17に多くのものが記載されている。所望の効果を得るために、これらのうち任意のものを開示したヌクレオシドと組み合わせて使用することができる。
活性ヌクレオシドは、本明細書中に参照として組み込む文献Kucera,L.S.、N.Iyer、E.Leake、A.Raben、Modest E.K.、D.L.W.、およびC.Piantadosi、1990年、「Novel membrane−interactive ether lipid analogs that inhibit infectious HIV−1 production and induce defective virus formation.」、AIDS Res.Hum.Retro Viruses、6:491〜501;Piantadosi C.、J.Marasco C.J.、S.L.Morris−Natschke、K.L.Meyer、F.Gumus、J.R.Surles、K.S.Ishaq、L.S.Kucera、N.Iyer、C.A.Wallen、S.Piantadosi、およびE.J.Modest、1991年、「Synthesis and evaluation of novel ether lipid nucleoside conjugates for anti−HIV activity.」、J.Med.Chem.、34:1408、1414;Hosteller,K.Y.、D.D.Richman、D.A.Carson、L.M.Stuhmiller、G.M.T.van Wijk、およびH.van den Bosch、1992年、「Greatly enhanced inhibition of human immunodeficiency virus type 1 replication in CEM and HT4−6C cells by 3’−deoxythymidine diphosphate dimyristoylglycerol,a lipid produg of3,−deoxythymidine.」、Antimicrob.Agents Chemother.、36:2025.2029;Hosetler,K.Y.、L.M.Stuhmiller、H.B.Lenting、H.van den Bosch、およびD.D.Richman、1990年、「Synthesis and antiretroviral activity of phospholipid analogs of azidothymidine and other antiviral nucleosides.」、J.Biol.Chem.、265:61127に開示されているように、5’−ホスホエーテル脂質または5’−エーテル脂質としても提供することができる。
ヌクレオシド内に、好ましくはヌクレオシドまたは親油性調製物の5’−OH位に、共有結合的に導入し得る適切な親油性置換基を開示している米国特許の非限定的な例には、米国特許第5,149,794号(1992年9月22日、Yatvin他、);米国特許第5,194,654号(1993年3月16日、Hostetler他、米国特許第5,223,263号(1993年6月29日、Hostetler他、);米国特許第5,256,641号(1993年10月26日、Yatvin他、);米国特許第5,411,947号(1995年5月2日、Hostetler他、);米国特許第5,463,092号(1995年10月31日、Hostetler他、);米国特許第5,543,389号(1996年8月6日、Yatvin他、);米国特許第5,543,390号(1996年8月6日、Yatvin他、);米国特許第5,543,391号(1996年8月6日、Yatvin他、);および米国特許第5,554,728号(1996年9月10日;Basava他、)が含まれ、これらはすべて本明細書に参照して組み込まれる。本発明のヌクレオシドまたは親油性調製物に結合させることができる親油性置換基を開示している外国特許出願には、WO89/02733号、WO90/00555号、WO91/16920号、WO91/18914号、WO93/00910号、WO94/26273号、WO96/15132号、EP0 350 287号、EP93917054.4号、WO91/19721号が含まれる。
VI.薬剤組成物
式(I)〜(XX)のβ−Dもしくはβ−L化合物または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグに基づいた薬剤組成物を、フラビウイルス科のウイルスまたは異常な細胞増殖の処置に治療上有効な量で、製薬上許容される添加剤、担体または賦形剤と組み合わせて調製することができる。治療上有効な量は、処置する感染または状態、その重篤度、用いる処置レジメン、使用する薬剤の薬動学、ならびに処置する患者に応じて変化し得る。
本発明による一態様では、本発明による化合物を、好ましくは製薬上許容される担体と混合して配合する。一般に、経口投与可能な形態で薬剤組成物を投与することが好ましいが、配合物を非経口、静脈内、筋肉内、経皮、舌下、皮下、坐薬または他の経路によって投与し得る。静脈内および筋肉内配合物は、好ましくは無菌生理食塩水中で投与する。当業者は、本発明の組成物を不安定にさせたり、またはその治療的活性を犠牲にしたりすることなしに、本明細書中の教示内で配合物を改変して、特定の投与経路用の数々の配合物を提供してもよい。具体的には、たとえば、水または他のベヒクルにより溶けやすくするために所望の化合物を改変することは、定法の改変(塩形成、エステル化など)によって容易に成し得る。
ある製薬剤形では、特に本発明の化合物のアシル(アセチル化またはその他)誘導体およびエーテル誘導体、リン酸エステル、ならびに様々な塩の形態を含めた化合物のプロドラッグ形態が好ましい。当業者には、宿主生物または患者内の標的部位への活性化合物の送達を容易にするために本発明の化合物をプロドラッグ形態に容易に改変する方法が理解されるであろう。当業者はまた、宿主生物または患者内の標的部位に所望の化合物を送達する際に、フラビウイルス科(HCVを含む)による感染または異常な細胞増殖を伴う状態の処置における化合物の意図される効果を最大限にするために、適切な場合は、プロドラッグ形態の好ましい薬動学パラメータを利用するであろう。
本発明による治療上活性のある配合物中に含まれる化合物の量は、好ましい実施形態ではフラビウイルス科(HCVを含む)による感染または異常な細胞増殖を伴う状態である、感染または状態の処置に有効な量である。一般に、製薬剤形中の本発明の化合物の治療上有効な量は、使用する化合物、処置する状態または感染、および投与経路に応じて、通常約0.1mg/kg〜約100mg/kg以上の範囲である。本発明の目的では、予防または防止に有効な本発明による組成物の量は、治療上有効な量について上で示したものと同じ濃度範囲内にあり、通常、治療上有効な量と同じである。
活性化合物の投与は、連続的(点滴)から1日あたり数回の経口投与(たとえば、Q.I.D、B.I.D.など)の範囲であり得、経口、局所的、非経口、筋肉内、静脈内、皮下、経皮(これには浸透促進剤が含まれ得る)、舌下および坐薬投与、ならびに他の投与経路が含まれ得る。経口投与した化合物の生体利用度および安定性を増強するために、腸溶経口錠剤も使用し得る。最も有効な剤形は、選択された特定の薬剤の薬動学ならびに患者における疾病の重篤度に依存する。投与が容易なことおよび好ましい患者のコンプライアンスが見込まれることから、経口剤形が特に好ましい。
本発明による薬剤組成物を調製するために、治療上有効な量の1つまたは複数の本発明による化合物を、従来の製薬的配合技術による製薬上許容される担体と混合し、一回分の薬を作成することが好ましい。担体は、投与に望ましい調製物の形態、たとえば経口または非経口に応じて多種多様な形態をとり得る。経口剤形で薬剤組成物を調製する際、通常の製薬媒体の任意のものを使用し得る。したがって、懸濁液、エリキシル剤、液剤などの液状経口調製物には、水、グリコール、油、アルコール、香味剤、保存料、着色料などを含めた適切な担体および添加剤を使用し得る。散剤、錠剤、カプセルなどの固形経口調製物の調製、および坐薬などの固形調製物の調製には、デンプン、ならびにデキストロース、マンニトール、ラクトースを含めた糖担体および関連する担体、希釈剤、顆粒化剤、潤滑剤、結合剤、分解剤などの適切な担体および添加剤を使用し得る。所望する場合は、錠剤またはカプセルは、徐放性にするために標準の技術による腸溶剤であり得る。これらの剤形を使用することによって、患者における化合物の生体利用度に顕著な影響が与えられ得る。
非経口配合物には、担体は通常、滅菌水または無菌塩化ナトリウム水溶液を含むが、分散を補助するものなどを含めた他の成分も含め得る。滅菌水を使用し、かつ無菌的に維持されるべき場合は、組成物および担体も滅菌しなければならない。注射用の懸濁液も調製し得、この場合、適切な液状の担体や懸濁剤などを使用し得る。
リポソーム懸濁液(ウイルス抗原を標的とするリポソームを含む)も、従来方法によって調製して製薬上許容される担体を生成し得る。これは、本発明によるヌクレオシド化合物の遊離ヌクレオシド、アシルヌクレオシドまたはリン酸エステルのプロドラッグ形態の送達に適し得る。
本発明による特に好ましい実施形態では、フラビウイルス科(HCVを含む)による感染または異常な細胞増殖を伴う状態を処置、防止、またはその発症を遅延させるためにこれらの化合物および組成物を使用する。好ましくは、感染または状態を処置、防止またはその発症を遅延するために、組成物を約250μg、より典型的には少なくとも10、25、50、100、250、300、500mgから約1g以上までの範囲の量で、好ましくは少なくとも1日1回、または1日4回までで、経口剤形として投与する。本発明の化合物は、好ましくは経口投与するが、非経口、局所的または坐薬形態で投与し得る。
本発明による化合物は、フラビウイルス科(HCVを含む)による感染または異常な細胞増殖を伴う状態を防止するために、またはウイルス感染もしくは状態に関連している臨床的徴候の発生を防止するために、予防的に有利に用い得る。したがって、本発明は、ウイルス感染、特にフラビウイルス科(HCVを含む)による感染または異常な細胞増殖を伴う状態を予防的に処置する方法も包含する。本発明によるこの態様では、本発明の組成物を、フラビウイルス科(HCVを含む)による感染または異常な細胞増殖を伴う状態を防止するまたはその発症を遅延させるために使用する。この予防方法は、そのような処置を必要としている患者、またはウイルスもしくは状態を発生する危険性にある者に、本発明による化合物を、ウイルス感染または状態の緩和、防止、またはその発症の遅延に有効な量で投与することを含む。本発明による予防的処置では、利用する抗ウイルス化合物または抗増殖化合物は、患者にとって毒性が低くあるべきであり、好ましくは無毒性であることが好ましい。本発明のこの態様では、使用する化合物がウイルスまたは状態に対して最大限に有効であるべきであり、患者に対して最小限の毒性を示すべきであることが特に好ましい。フラビウイルス科(HCVを含む)による感染または異常な細胞増殖を伴う状態の場合、このような疾病状態の処置に使用し得る本発明による化合物を、フラビウイルス科(HCVを含む)による感染または異常な細胞増殖を伴う状態の蔓延を防止する、あるいは、臨床的徴候で現れるフラビウイルス科(HCVを含む)による感染または異常な細胞増殖を伴う状態の発症を引き伸ばす予防剤として、治療的処置と同じ用量範囲内で投与し得る(すなわち、経口剤形では約250μg〜1g以上、1日1回〜4回)。
さらに、本発明による化合物を、本発明の他の化合物を含めた1種または複数種の抗ウイルス、抗HBV、抗HCVまたは抗ヘルペス剤もしくはインターフェロン、抗癌剤もしくは抗細菌剤と組み合わせてまたはその代わりに投与することができる。本発明による特定の化合物は、他の化合物の代謝、異化、不活性化を低下させることによって本発明による特定の薬剤の生物活性を増強させるのに有効かもしれず、したがって、この意図される効果のために同時投与する。
本発明を以下のセクションでさらに例示する。ここに含まれる実験詳細のセクションおよび実施例は、本発明の理解を補助するために示す。このセクションは、添付の特許請求の範囲に示す本発明をいかなる様式にも限定することを意図せず、またそのように解釈されるべきでない。
VII.フラビウイルス科による感染を処置する療法
抗ウイルス剤で長期間処理した後、ウイルスの薬物耐性変異株が出現する可能性があることが認識されている。薬剤耐性は、最も典型的にはウイルス複製サイクルで使用される酵素をコードしている遺伝子の突然変異によって起こり、これは、HCVの場合最も典型的にはRNA依存性RNAポリメラーゼである。主要薬物によって引き起こされる突然変異とは異なる変異を誘発させる第2、および場合によっては第3の抗ウイルス化合物と組み合わせてまたは交互に投与することによって、ウイルス感染に対する薬物の有効性を延長、増強、または修復できることが実証されている。あるいは、薬物の薬動学、生体内分布または他のパラメータをこのような組合せまたは交替療法によって代えることができる。一般に、組合せ療法ではウイルスに複数の同時ストレスが誘発されるので、交替療法よりも組合せ療法が好ましい。
C型肝炎ウイルスに対して活性であると同定され、したがって1種または複数種の一般式(I)〜(XX)のヌクレオチドと組み合わせてまたは交互に使用することができる薬剤の例には、以下の番号付けした段落に記載するものが含まれる。
(1)インターフェロンおよび/またはリバビリン。
(2)αケトアミドおよびヒドラジノ尿素を含めた基質に基づいたNS3プロテアーゼ阻害剤(Attwood他、Antiviral peptide derivatives、PCT WO98/22496号、1998年;Attwood他、Antiviral Chemistry and Chemotherapy、1999年、10、259〜273;Attwood他、Preparation and use of amino acid derivatives as anti−viral agents、独国特許公開DE19914474号;Tung他、Inhibitors of serine proteases,particularly hepatitis C virus NS3 protease、PCT WO98/17679号)、ならびにボロン酸やホスホネートなどの求電子試薬中で反応停止(termitate)する阻害剤(Llinas−Brunet他、Hepatitis C inhibitor peptide analogues、PCT WO99/07734)。
(3)RD3−4082およびRD3−4078を含めた、2,4,6−トリヒドロキシ−3−ニトロ−ベンズアミド誘導体などの基質に基づかない阻害剤(Sudo K.他、Biochemical and Biophysical Research Communications、1997年、238、643〜647;Sudo K.他、Antiviral Chemistry and Chemotherapy、1998年、9、186);前者はアミドが14炭素鎖で置換されており、後者はパラ−フェノキシフェニル基を有する。
(4)NS3/4A融合タンパク質およびNS5A/5B基質を用いた逆相HPLCアッセイで関連性のある阻害を示すチアゾリジン誘導体(Sudo K.他、Antiviral Research、1996年、32、9〜18);特に長いアルキル鎖で置換された融合したシンナモイル部分を有する化合物RD−1−6250ならびにRD4 6205およびRD4 6193。
(5)Kakiuchi N.他、J.EBS Letters、421、217〜220;Takeshita N.他、Analytical Biochemistry、1997年、247、242−246で同定されたチアゾリジンおよびベンズアニリド。
(6)ストレプトマイセス種、Sch68631(Chu M.他、Tetrahedron Letters、1996年、37、7229〜7232)、および真菌Penicillium griscofuluumから単離したSch351633の発酵培養ブロスから単離した、SDS−PAGEおよびオートラジオグラフィーアッセイでプロテアーゼに対する活性を有するフェナントレンキノン;これはシンチレーション近接アッセイで活性を示す(Chu M.他、Bioorganic and Medicinal Chemistry Letters、9、1949〜1952)。
(7)ヒルから単離した、巨大分子エルギン(elgin)cに基づいた選択的NS3阻害剤(Qasim M.A.他、Biochemistry、1997年、36、1598−1607)。
(8)ヘリカーゼ阻害剤(Diana G.D.他、Compounds,compositions and methods for treatment of hepatitis C、米国特許第5,633,358号;Diana G.D.他、Piperidine derivatives,pharmaceutical compositions thereof and their use in the treatment of hepatitis C、PCT WO97/36554号)。
(9)ヌクレオチド類似体、グリオトキシン(Ferrari R.他、Journal of Virology、1999年、73、1649〜1654)、天然産物セルレニン(Lohmann V.他、Virology、1998年、249、108〜118)などのポリメラーゼ阻害剤。
(10)ウイルスの5’非コード領域(NCR)(Alt M.他、Hepatology、1995年、22、707〜717)、またはNCRの3’末端を含むヌクレオチド326〜348およびHCV RNAのコアコード領域中に位置するヌクレオチド371〜388(Alt M.他、Archives of Virology、1997年、142、589〜599;Galderisi U.他、Journal of Cellular Physiology、1999年、181、251〜257)中の配列ストレッチに相補的なアンチセンスホスホロチオエートオリゴデオキシヌクレオチド(S−ODN)。
(11)IRES依存性翻訳の阻害剤(Ikeda N他、Agent for the prevention and treatment of hepatitis C、日本国特許公開JP−08268890号;Kai Y.他、Prevention and treatment of viral diseases、日本国特許公開JP−10101591号)。
(12)ヌクレアーゼ耐性リボザイム(Maccjak,D.J.他、Hepatology、1999年、30、アブストラクト995)。
(13)ヌクレオシド類似体も、フラビウイルス科による感染を処置するために開発されている。
(14)Idenix Pharmaceuticals,Ltd.は、国際公開WO01/90121号(2001年5月23日出願)およびWO01/92282号(2001年5月26日出願)で、分枝状のヌクレオシド、ならびにHCVおよびフラビウイルスやペスチウイルスの処置におけるその使用を開示している。ヒトおよび他の宿主動物においてC型肝炎(およびフラビウイルスやペスチウイルス)の感染を処置する方法はIdenixの公報に開示されており、これは、生物活性のある1’、2’、3’もしくは4’−分枝状β−Dもしくはβ−Lヌクレオシドまたは製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグを有効量で、単独でまたは組み合わせて、場合によっては製薬上許容される担体中で投与することを含む。
(15)Indenix Pharmaceutical,Ltd.のWO01/96353号(2001年6月15日出願)は、HBVを処置するための2’−デオキシ−β−L−ヌクレオシドの3’−プロドラッグを開示している。Beauchampの米国特許第4,957,924号は、アシクロビルの様々な治療的エステルを開示している。
(16)C型肝炎ウイルスを処置するための特定のヌクレオシド類似体を開示している他の特許には、Biochem Pharma,Inc.(現在はShire Biochem,Inc.)出願のPCT/CA00/01316号(WO01/32153号、2000年11月3日出願)およびPCT/CA01/00197号(WO01/60315号、2001年2月19日出願);Merck & Co.、Inc.出願のPCT/US02/01531号(WO02/057425号、2002年1月18日出願)およびPCT/US02/03086号(WO02/057287号、2000年1月18日出願)、Roche出願のPCT/EP01/09633号(WO02/18404号、2001年8月21日公開)、ならびにPharmassetによるPCT公開WO01/79246号(2001年4月13日出願)およびWO02/32920号(2001年10月18日出願)が含まれる。
(17)1−アミノ−アルキルシクロヘキサン(Gold他の米国特許第6,034,134号)、アルキル脂質(Chojkier他の米国特許第5,922,757号)、ビタミンEおよび他の抗酸化剤(Chojkier他の米国特許第5,922,757号)、スクワレン、アマンタジン、胆汁酸(Ozeki他の米国特許第5,846,964号)、N−(ホスホノアセチル)−L−アスパラギン酸(Diana他の米国特許第5,830,905号)、ベンゼンジカルボキサミド(Diana他の米国特許第5,633,388号)、ポリアデニル酸誘導体(Wang他の米国特許第5,496,546号)、2’,3’−ジデオキシイノシン(Yarchoan他の米国特許第5,026,687号)、およびベンズイミダゾール(Colacino他の米国特許第5,891,874号)を含めた他の種々化合物。
(18)C型肝炎ウイルスを処置するために現在臨床開発中の化合物には、Schering−Ploughによるインターロイキン−10、InterneuronによるIP−501、Vertexによるメリメボジブ(Merimebodib)VX−497、Endo Labs Solvayによるアマンタジン(シンメトレル)、RPIによるヘプタザイム、Idun Pharma.によるIDN−6556、ChironによるHCV/MF59、NABIによるシバシル(CIVACIR)、ICNによるレボビリン(LEVOVIRIN)、ICNによるビラミジン(VIRAMIDINE)、Sci Cloneによるザダキシン(ZADAXIN)(サイモシンα−1)、Maximによるセプレン(CEPLENE)(ヒスタミン二塩酸塩)、Vertex/Eli LillyによるVX950/LY570310、Isis Pharmaceutical/ElanによるISIS 14803、Idun Pharmaceuticals,Inc.によるIDN−6556、およびAKROS PharmaによるJTK003が含まれる。
(19)エモリー大学およびジョージア大学米国研究財団(University of Georgia Research Foundation)の特許第6,348,587号は、HIV、B型肝炎、C型肝炎および異常な細胞増殖を処置するための2’−フルオロヌクレオシドの使用を開示している。
VIII.異常な細胞増殖を処置する療法
異常な細胞増殖に対して活性であると同定され、したがって1種または複数種の一般式(I)〜(XX)のβ−Dまたはβ−Lヌクレオシドと組み合わせてまたは交互に使用することができる薬剤の例には、以下のもの含まれる。
アルキル化剤
窒素マスタード:メクロレタミン(ホジキン病、非ホジキンリンパ腫)、シクロホスファミド、イホスファミド(急性および慢性リンパ性白血病、ホジキン病、非ホジキンリンパ腫、多発性骨髄腫、神経芽細胞腫、乳房、卵巣、肺、ウィルムス腫瘍、子宮頚部、精巣、軟組織肉腫)、メルファラン(L−サルコリシン)(多発性骨髄腫、乳房、卵巣)、クロラムブシル(慢性リンパ球性白血病、原発性マクログロブリン血症、ホジキン病、非ホジキンリンパ腫)。
エチレンイミンおよびメチルメラミン:ヘキサメチルメラミン(卵巣)、チオテパ(膀胱、乳房、卵巣)。
アルキルスルホン酸:ブスルファン(慢性顆粒球性白血病)。
ニトロソ尿素:カルムスチン(BCNU)(ホジキン病、非ホジキンリンパ腫、原発性脳腫瘍、多発性骨髄腫、悪性黒色腫)、ロムスチン(CCNU)(ホジキン病、非ホジキンリンパ腫、原発性脳腫瘍、小細胞肺)、セムスチン(メチル−CCNU)(原発性脳腫瘍、胃、大腸)、ストレプトゾシン(STR)(悪性膵臓インスリノーマ、悪性カルチノイド)。
トリアゼン:ダカルバジン(DTIC;ジメチルトリアゼノイミダゾール−カルボキサミド)(悪性黒色腫、ホジキン病、軟組織肉腫)。
代謝拮抗剤
葉酸類似体:メトトレキセート(アメトプテリン)(急性リンパ性白血病、絨毛癌、菌状息肉腫、乳房、頭頚部、肺、骨肉腫)。
ピリミジン類似体:フルオロウラシル(5−フルオロウラシル;5−FU)、フロクスウリジン(5−フルオロデオキシウリジン;FUdR)(乳房、大腸、胃、膵臓、卵巣、頭頚部、膀胱、妊娠前皮膚病変)(局所的)、シタラビン(シトシンアラビノサイド)(急性顆粒球性白血病および急性リンパ性白血病)、ゲムシタビン(2’,2’−ジフルオロウリジン;dFdC)、テザシタビン(tezacitabine)(FMdC)。
プリン類似体および関連の阻害剤:メルカプトプリン(6−メルカプトプリン;6−MP)(急性リンパ性、急性顆粒球性白血病および慢性顆粒球性白血病)、チオグアニン(6−チオグアニン:TG)(急性顆粒球性、急性リンパ性白血病および慢性顆粒球性白血病)、ペントスタチン(2’−デオキシシオフォルマイシン(deoxycyoformicin))(毛様細胞性白血病、菌状息肉腫、慢性リンパ性白血病)。
ビンカアルカロイド:ビンブラスチン(VLB)(ホジキン病、非ホジキンリンパ腫、乳房、精巣)、ビンクリスチン(急性リンパ性白血病、神経芽細胞腫、ウィルムス腫瘍、横紋筋肉腫、ホジキン病、非ホジキンリンパ腫、小細胞肺)。
エピポドフィロトキシン:エトポシド(精巣、小細胞肺および他の肺、乳房、ホジキン病、非ホジキンリンパ腫、急性顆粒球性白血病、カポジ肉腫)、テニポシド(精巣、小細胞肺および他の肺、乳房、ホジキン病、非ホジキンリンパ腫、急性顆粒球性白血病、カポジ肉腫)。
天然産物
抗生物質:ダクチノマイシン(アクチノマイシンD)(絨毛癌、ウィルムス腫瘍横紋筋肉腫、精巣、カポジ肉腫)、ダウノルビシン(ダウノマイシン;ルビドマイシン)(急性顆粒球性白血病および急性リンパ性白血病)、ドキソルビシン(軟組織肉腫、骨肉種、および他の肉腫;ホジキン病、非ホジキンリンパ腫、急性白血病、乳房、尿生殖器甲状腺、肺、胃、神経芽細胞腫)、ブレオマイシン(精巣、頭頚部、皮膚および食道、肺、ならびに尿生殖管、ホジキン病、非ホジキンリンパ腫)、プリカマイシン(ミトラマイシン)(精巣、悪性高カルシウム血症)、マイトマイシン(マイトマイシンC)(胃、子宮頚部、大腸、乳房、膵臓、膀胱、頭頚部)。
酵素:L−アスパラギナーゼ(急性リンパ性白血病)。
生体応答改変剤:インターフェロン−α(毛様細胞性白血病、カポジ肉腫、黒色腫、カルチノイド、腎細胞、卵巣、膀胱、非ホジキンリンパ腫、菌状息肉腫、多発性骨髄腫、慢性顆粒球性白血病)。
抗血管形成剤
アンジオスタチン、エンドスタチン。
ホルモンおよび拮抗剤
エストロゲン:ジエチルスチベストロール エチニルエストラジオール(乳房、前立腺)
抗エストロゲン:タモキシフェン(乳房)。
アンドロゲン:プロピオン酸テストステロン フラキソミエステロン(Fluxomyesterone)(乳房)。
抗アンドロゲン:フルタミド(前立腺)。
ゴナドトロピン放出ホルモン類似体:ロイプロリド(前立腺)。
その他の薬剤
白金配位錯体:シスプラチン(シス−DDP)カルボプラチン(精巣、卵巣、膀胱、頭頚部、肺、甲状腺、子宮頚部、子宮内膜、神経芽細胞腫、骨肉腫)。
アントラセンジオン:ミキソトザントロン(Mixtozantrone)(急性顆粒球性白血病、乳房)。
置換尿素:ヒドロキシ尿素(慢性顆粒球性白血病、真性赤血球増加症、本能性血小板増加症、悪性黒色腫)。
メチルヒドラジン誘導体:プロカルバジン(N−メチルヒドラジン、MIH)(ホジキン病)。
副腎皮質抑制剤:ミトタン(o,p’−DDD)(副腎皮質)、アミノグルテチミド(乳房)。
副腎皮質ステロイド:プレドニソン(急性および慢性リンパ性白血病、非ホジキンリンパ腫、ホジキン病、乳房)。
プロゲスチン:カプロン酸ヒドロキシプロゲステロン、酢酸メドロキシプロゲステロン、酢酸メゲストロール(子宮内膜、乳房)。
IX.合成プロトコル
ピリミジンヌクレオシドは、ウリジン誘導体(1、スキーム1)が出発物質であり、これを2,2’−無水誘導体(2)に変換し、これを無水ジオキサン中でHFで処理する(Codington他、JOrg.Chem.、1964年、29、558)。対応する2’−フルオロ−2’−デオキシウリジン誘導体(3)が40〜50%の収率で得られる。3における4位での修飾は様々な方法によって行うことができる。2’−フルオロ−2’−デオキシシチジン誘導体(4、R=R’=R’’=H)も、チア化(thiation)または塩素化により、よく知られている方法によって3から容易に調製することができる。
Figure 2005522443
スキーム1.2’−フルオロ−2’−デオキシ−ウリジンおよびシチジン誘導体の合成
L−ウリジンから出発して、D−シリーズで合成したすべてのL−ヌクレオシド対応物を調製することができる。
2’−フルオロ−2’−デオキシ−プリンヌクレオシドの合成で使用する一方法は、β−D−アラビノフラノシルプリン(5、スキーム2)から開始し、これをPankiewiecz他(J.Org.chem.、1992年、57、555および7315)に従って3’,5’−ジ−O−トリチル誘導体(6)に変換することである。保護した2’−フルオロ−2’−デオキシアデノシン(7、X’=NHTr、Y’=H)および2’−フルオロ−2’−デオキシグアノシン(7、X’=OCHCHPhNO、Y’=NHAc)は、6をDASTで処理することによって調製する。7を穏酸、たとえばクロロホルムまたは塩化メチレン中のトリフルオロ酢酸で処理することによってトリチル基が除去され、塩基で処理することによってp−ニトロフェネチル基およびN−アセチル基が除去されて、遊離2’−フルオロ−2’−デオキシアデノシン(8、X=NH、Y=H)および2’−フルオロ−2’−デオキシグアノシン(X=OH、Y=NH)が得られる。Olsen他、(Biochemistry、1991年、30、9735)は、トリチル保護の代わりにピクシル基を用いて2’−フルオロ−2’−デオキシアデノシンを合成した。
Figure 2005522443
スキーム2.2’−β−D−リボフラノシルプリンヌクレオシドの合成
同様に、L−アデノシンまたはL−グアノシンから出発して、8の鏡像異性体を調製することができる。
gem−ジフルオロヌクレオシドは、様々なシリル化ピリミジン塩基またはプリンを用いて、ナトリウム塩方法によって、2,2−ジフルオロ−1−O−アセチル−3,5−ジ−O−ベンゾイル−2−デオキソ−D−リボフラノース−2−ウロース(12、スキーム3)の縮合によって得ることができる。この糖は、2,3−O−イソプロピリデン−D−グリセラール(9)およびブロモジフルオロ酢酸エチル(10)から容易に調製することができ、Reformatzky反応、次いで酸による保護基の除去によってラクトン11が得られる。11のベンゾイル化、次いでDIBAL還元およびアセチル化によるラクトンのラクトールへの変換によって12が得られる。
Figure 2005522443
スキーム3.ヌクレオシドを合成するための2,2−ジフルオロ−糖合成の調製
2’,2’−フルオロメチリデンヌクレオシドは、対応する3’,5’−ジ−O−保護ヌクレオシド(13、スキーム4)から、Matthews他(Nucleosides Nucleotides、1993年、12、115)が報告した(E)−2’−デオキシ−2’−デヒドロ−2’,2’−フルオロメチリデンシチジン(18、X=NH、R=H)を合成する手順によって合成することができる。13(X=N=CHNMeまたはOEt)を1,3−ジクロロ−1,1,3,3−テトライソプロピルジシロキサンで処理することによって、対応する3’,5’−O−(1,1,3,3−テトライソプロピル−1,3−ジシロキサン−ジイル)−ヌクレオシド、14が得られる。14をSwern酸化することによってケトン15が得られ、これをテトラヒドロフラン中のフェニルスルホン酸フルオロメチルおよびクロロリン酸ジエチルで、−70℃で処理し、次いでヘキサメチルジシラザンリチウムで処理することによって16が得られる。この時点で、メタノール性アンモニアを用いてX’を脱保護することができる。16を水素化トリブチルスズで処理することによって17が得られ、これをメタノール中のフッ化セシウムで処理することによって対応する遊離ヌクレオシド18に変換される。
Figure 2005522443
この方法は、様々な他のプリンおよびピリミジンヌクレオシドに応用することができる。また、L−ヌクレオシド対応物は、13に対応するL−ヌクレオシドまたはそのプリンヌクレオシド類似体から調製する。
X.生物学的方法
フラビウイルス科に対する候補化合物の抗ウイルス試験:Huh7細胞内のHCVレプリコン系。
HCVレプリコンを有するHuh7細胞は、10%のウシ胎児血清、1X非必須アミノ酸、Pen−Strep−Glu(それぞれ100単位/l、100μg/l、および2.92mg/l)ならびに500〜1000μg/mmlのG418を含むDMEM培地(高濃度グルコース、ピルビン酸なし)中で培養することができる。抗ウイルススクリーニングアッセイは、G418を含まない同じ培地中で以下のように行うことができる。細胞が対数増殖期で増殖し続けるように、細胞を96ウェルプレートに低密度、たとえば1ウェルあたり1000個の細胞で播種する。細胞を播種した直後に試験化合物を加え、インキュベーター内で3〜7日間、37℃でインキュベートする。その後、培地を除去し、細胞を全核酸抽出用に調製した(レプリコンRNAおよび宿主RNAを含む)。その後、レプリコンRNAをQ−RT−PCRプロトコルで増幅させ、しかるべく定量することができる。レプリコンRNAの定量において観察された差異は、試験化合物の抗ウイルス効力を表現する一方法である。典型的な実験により、陰性対照および不活性化合物の設定では同程度の量のレプリコンが産生されることが実証される。これは、両設定のHCV RT−PCRで測定された閾サイクルが互いに近いことから結論づけることができる。このような実験では、化合物の抗ウイルス有効性を表現する一方法は、試験化合物の閾RT−PCRサイクルから陰性対照の平均閾RT−PCRサイクルを減算することである。この値はデルタCt(ΔCtまたはDCt)と呼ばれる。ΔCt3.3は、レプリコン産生における1logの減少(EC90と等価)と等価である。2ΔCt値より大きいHCVレプリコンRNAレベルの減少をもたらす化合物(レプリコンRNAの75%の減少)が、抗ウイルス療法の候補化合物である。このような候補化合物は、一般式(I)〜(XX)を有する構造に属している。また、陽性対照として、組換えインターフェロンα−2a(ロフェロン−A、Hoffmann−Roche、米国ニュージャージー州)を陽性対照として同時に使用する。
しかし、このHCVΔCt値は、レプリコンにコードされるウイルスのRNA依存性RNAポリメラーゼの特異性パラメータをまったく含まない。典型的な設定では、宿主RNAポリメラーゼの活性およびレプリコンにコードされているポリメラーゼの活性のどちらもが化合物によって低下されることもあり得る。したがって、rRNAの定量(もしくは任意の他の宿主RNAポリメラーゼI産物)またはβ−アクチンmRNA(もしくは任意の他の宿主RNAポリメラーゼII)の定量、および薬物なしの対照のRNAレベルとの比較は、宿主RNAポリメラーゼに対する試験化合物の効果の相対的な測定である。
HCVΔCtデータとrRNAΔCtデータのどちらもが入手可能であるので、特異性パラメータを導入することができる。このパラメータは、両方のΔCt値を互いから減算することによって得られる。これによりデルタ−デルタCT値(ΔΔCtまたはDDCt)がもたらされる。0より大きい値は、レプリコンにコードされているポリメラーゼに対する阻害効果がより大きいことを意味し、0より小さいΔCt値は、宿主rRNAレベルがレプリコンレベルよりも影響を受けることを意味する。一般的な法則として、2より大きいΔCt値は、薬物なしの処置対照と有意に異なり、したがって、相当の抗ウイルス活性を示すとみなされる。しかし、2より小さいΔCt値を有するが制限された細胞毒性データを示す(0〜2のrRNAΔCT)化合物も、可能性のある活性化合物である。
別の典型的な設定では、化合物は宿主RNAポリメラーゼの活性を低下させる一方、宿主DNAポリメラーゼの活性は低下させないこともあり得る。したがって、rDNAまたはβ−アクチンDNA(または任意の他の宿主DNA断片)の定量および薬物なしの対照のDNAレベルとの比較は、細胞性DNAポリメラーゼに対する試験化合物の阻害効果の相対的な測定である。
HCVΔCtデータおよびrDNAΔCtデータのどちらもが入手可能であるので、特異性パラメータを導入することができる。このパラメータは、両方のΔCt値を互いから減算することによって得られる。これによりΔΔCt値がもたらされる。0より大きい値は、レプリコンにコードされているポリメラーゼに対する阻害効果がより大きいことを意味し、0より小さいΔΔCt値は、宿主rDNAレベルがレプリコンレベルよりも影響を受けることを意味する。一般的な法則として、2より大きいΔΔCt値は、薬物なしの処置対照と有意に異なり、したがって、さらに評価するための目的化合物であるとみなされる。しかし、2より小さいΔΔCtを有するが制限された細胞毒性を有する(0〜2のrDNAΔCT)化合物が望ましいであろう。
HCVレプリコンRNAレベルの特異的な減少をもたらすが、細胞性RNAおよび/またはDNAレベルの減少は制限される化合物は、抗ウイルス療法の候補化合物である。一般式群(I)〜(XX)に属する候補化合物を、フラビウイルス科RNA(HCVを含む)を減少させるその特異的な能力について評価し、強力な化合物を検出した。
以下の実施例は、本発明の方法のさらなる理解を提供する。これらの実施例は例示目的のものであり、本発明の範囲を限定することを意図しない。等価、類似または適切な溶媒、試薬または反応条件は、本方法の全般的な範囲から逸脱せずに、記載した特定の溶媒、試薬または反応条件と置き換え得る。
[実施例]
融点は、電熱式デジタル融点装置上の開口毛細管で測定し、補正していない。UV吸収スペクトルは、エタノール中でUvikon931(KONTRON)分光光度計で記録した。H−NMRスペクトルは、室温で、Varian Unity Plus400分光計で行った。化学シフトは、内部テトラメチルシランを基準として、それから低磁場方向へのppmで示す。重水素交換、デカップリング実験または2D−COSYは、プロトンの割り当てを確認するために行った。シグナルの多重度は、s(シングレット)、d(ダブレット)、dd(ダブルダブレット)、t(トリプレット)、q(カルテット)、br(ブロード)、m(マルチプレット)で表す。すべてのJ値はHzで示す。FAB質量スペクトルは、JEOL DX300質量分析器で、陽性(FAB>0)または陰性(FAB<0)イオンモードで記録した。マトリックスは、3−ニトロベンジルアルコール(NBA)またはグリセロールとチオグリセロールの混合物(50:50、v/v)(GT)であった。特異的な回転は、Perkin−Elmer241分光偏光計(経路長1cm)で測定し、10−1deg cm−1の単位で示す。元素分析は、Atlantic Microlab Inc(米国ジョージア州ノルクロス(Norcross))が実施した。元素のシンボルまたは機能で示す分析は理論値の±0.4%以内であった。薄層クロマトグラフィーは、Whatman PK5Fシリカゲルプレートで行い、生成物の可視化はUV吸収、次いで10%エタノール性硫酸による炭化および加熱によって行った。カラムクロマトグラフィーは、大気圧で、シリカゲルで行った(Fisher、S733−1)。
ゲムシタビン(dFdC)の抗ウイルス活性
化合物をDMSOに溶かし、0.1〜50μMの範囲の最終濃度で培地に加えた。4日間のインキュベーションにより、用量依存的なレプリコンHCV RNAの減少がもたらされた(図1)。3.3のCt値が1logのレプリコンRNAの減少と等価であるので、約70nmでEC90値に達した。細胞性DNAレベル(リボソームDNA)または細胞性RNAレベル(リボソームRNA)の減少をさらに分析することにより、宿主のDNAおよびRNAポリメラーゼに対するこの化合物の阻害能力を表すΔCtが得られた。これらの細胞性ΔCt値を抗ウイルス性ΔCt値から減算することにより、治療指数ΔΔCt値が得られた。これらの計算に基づいて、細胞毒性について補正された平均EC90値の約300nmが得られた。
2’−デオキシ−2’F−シチジンの抗ウイルス活性
化合物をDMSOに溶かし、1〜100μMの範囲の最終濃度で培地に加えた。4日間のインキュベーションにより、用量依存的なレプリコンHCV RNAの減少がもたらされた(図2)。3.3のCt値が1logのレプリコンRNAの減少と等価であるので、約5μMでEC90値に達した。細胞性DNAレベル(リボソームDNA)または細胞性RNAレベル(リボソームRNA)の減少をさらに分析することにより、宿主DNAおよびRNAポリメラーゼに対するこの化合物の阻害能力を表すΔCtが得られた。これらの細胞性ΔCt値を抗ウイルス性ΔCt値から減算することにより、治療指数ΔΔCt値が得られた。これらの計算に基づいて、細胞毒性について補正された平均EC90値の約10μMが得られた。
2’−デオキシ−2’−フルオロシチジン
この化合物は、R.MengelおよびW.Guschlbauer、Angew.Chimie Intl.Ed.、1978年、17、525に記載の方法に従って調製した。
2’−デオキシ−2’−フルオロウリジン
この化合物は、A.M.Kawasaki他、J.Med.Chem.、1993年、36、831〜841に記載の方法に従って調製した。
2’−フルオロチミジン
この化合物は、A.M.Kawasaki他、J.Med.Chem.、1993年、36、831〜841に記載の方法に従って調製した。白色結晶。H−NMR(400MHz,DMSO−d)δ7.80(s,1H,H−6)、5.91(dd,1H,J=2.4&17.6Hz,H−1’)、5.61(d,1H,J=6.4Hz,OH−3’)、5.25(t,1H,J=1.2Hz,OH−5’)、5.08、4.95(2m,1H,H−2’)、4.15(m,1H,H−3’)、3.85(m,1H,H−4’)、3.79、3.60(2m,2H,H−5’)、1.75(s,3H,CH)。
2’−デオキシ−2’−フルオロ−5−メチルシチジン
この化合物は、2’−フルオロチミジンからアミノ化によって、K.N.Tiwari他、Nucleosides,Nucleotides & Nucleic Acids、2000年、19、329〜340に記載の方法に従って調製した。白色結晶。H−NMR(400MHz,DMSO−d)δ9.33、9.50(2s,2H,NH)、7.52(s,1H,H−6)、5.83(d,1H,J=17.2Hz,H−1’)、5.56(d,1H,J=6.4Hz,OH−3’)、5.37(t,1H,J=4.4Hz,OH−5’)、4.97、4.83(dd,1H,J=4.0&53.2Hz,H−2’)、4.15(m,1H,H−3’)、3.87(m,1H,H−4’)、3.80、3.60(2m,2H,H−5’)、1.75(s,3H,CH)。
2’−デオキシ−5,2’−ジフルオロシチジン
この化合物は、L.W.Hertel他、J.Org.Chem.、1988年、53、2406〜2409に記載の方法に従って調製した。白色結晶。H−NMR(400MHz,DMSO−d)δ8.24(d,1H,J=7.2Hz,H−6)、7.85、7.58(2s,2H,NH2)、5.83(d,1H,J=12.8Hz,H−1’)、5.57(d,1H,J=6.8Hz,OH−3’)、5.36(t,1H,J=4.4Hz,OH−5’)、4.94、4.80(2m,1H,H−2’)、4.15(m,1H,H−3’)、3.87(m,1H,H−4’)、3.80、3.60(2m,2H,H−5’)。
5−クロロ−2’−デオキシ−2’−フルオロシチジン
この化合物は、2’−デオキシ−2’−フルオロシチジンから塩素化によって、E.K.Ryu & J.N.Kim、Nucleosides & Nucleotides、1989年、8、43〜48に記載の方法に従って調製した。白色結晶。H−NMR(400MHz,DMSO−d)δ8.35(s,1H,H−6)、7.93、7.23(2s,2H,NH2)、5.84(d,1H,J=16.4Hz,H−1’)、5.56(d,1H,J=6.4Hz,OH−3’)、5.37(t,1H,J=4.8Hz,OH−5’)、4.96、4.83(dd,1H,J=4.0&52.8Hz,H−2’)、4.15(m,1H,H−3’)、3.88(m,1H,H−4’)、3.80、3.60(2m,2H,H−5’)。
5−ブロモ−2’−デオキシ−2’−フルオロシチジン
この化合物は、2’−デオキシ−2’−フルオロシチジンから臭素化によって、T.−S.Lin他、J.Med.Chem.、1991年、34、693〜701に記載の方法に従って調製した。淡黄色固体。H−NMR(400MHz,DMSO−d)δ8.42(s,1H,H−6)、7.93、7.06(2s,2H,NH)、5.83(d,1H,J=17.2Hz,H−1’)、5.56(d,1H,J=6.4Hz,OH−3’)、5.37(t,1H,J=4.4Hz,OH−5’)、4.97、4.83(dd,1H,J=4.0&53.2Hz,H−2’)、4.15(m,1H,H−3’)、3.87(m,1H,H−4’)、3.80、3.60(2m,2H,H−5’)。
2’−デオキシ−2’−フルオロ−5−ヨードシチジン
この化合物は、2’−デオキシ−2’−フルオロシチジンからヨウ素化によって、T.−S.Lin他、J.Med.Chem.、1991年、34、693〜701に記載の方法に従って調製した。淡黄色固体。H−NMR(400MHz,DMSO−d)δ8.53(s,1H,H−6)、7.70、6.50(2s,2H,NH)、5.84(d,1H,J=17.2Hz,H−1’)、5.56(d,1H,J=6.4Hz,OH−3’)、5.37(t,1H,J=4.4Hz,OH−5’)、4.97、4.83(dd,1H,J=4.0&53.2Hz,H−2’)、4.15(m,1H,H−3’)、3.86(m,1H,H−4’)、3.80、3.60(2m,2H,H−5’)。
2’−デオキシ−2’−ジフルオロウリジン(ゲムシタビン、dFdC)
この化合物は、L.W.Hertel他、J.Org.Chem.、1988年、53、2406〜2409に記載の方法に従って調製した。
2’−デオキシ−2’−ジフルオロウリジン
この化合物は、2’−デオキシ−2’,5−ジフルオロシチジンから脱アミノ化によって、B.Kierdaszuk他、Nucleosides & Nucleotides、1999年、18、1883〜1903に記載の方法に従って調製した。白色結晶。H−NMR(400MHz,DMSO−d) δ11.59(br,1H,NH)、7.79(d,1H,J=8.0Hz,H−6)、6.34(d,1H,J=6.0Hz,OH−3’)、6.06(t,1H,J=8.0Hz,H−1’)、5.73(d,1H,J=8.0Hz,H−5)、5.31(t,1H,J=5.2Hz,OH−5’)、4.20(m,1H,H3’)、3.85(m,1H,H−4’)、3.80、3.60(2m,2H,H−5’)。
2’−デオキシ−2’−フルオロ−N−ヒドロキシシチジン
0℃の無水ピリジン(10mL)中の2’−デオキシ−2’−フルオロウリジン(368mg、1.5mmol)溶液に、AcO(612mg、6mmol)を滴下した。加えた後、溶液をアルゴン雰囲気下、室温で終夜攪拌した。真空下で、乾燥するまで溶媒を蒸発させ、残渣をCHClに溶かした。有機相を飽和NaHCOで洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮して436mg(88%)の3’,5’−ジ−O−アセチル−2’−デオキシ−2’−フルオロウリジンを白色固体として得た。これは、さらに精製せずに次の反応に直接用いた。
上記生成物(436mg、1.3mmol)を無水アセトニトリル(25mL)に溶かし、EtN(525mg、5.2mmol)を加えた。溶液を0℃まで冷却し、塩化2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニル(813mg、2.6mmol)を加え、次いで4−ジメチルアミノピリジン(159mg、1.3mmol)を加えた。溶液をアルゴン雰囲気下、室温で1日間攪拌し、その後、NHOH・HCl(185mg、2.6mmol)を加えた。さらに1日間室温で攪拌した後、溶媒を蒸発させ、残渣をCHCl/MeOH(96:4)で溶出させたシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーで精製した。314mg(70%)の3’,5’−ジ−O−アセチル−2’−デオキシ−2’−フルオロ−N−ヒドロキシシチジンを白色泡沫として得た。
3’,5’−ジ−O−アセチル−2’−デオキシ−2’−フルオロ−N−ヒドロキシシチジン(314mg、0.91mmol)を2.0Mのアンモニウムメタノール(25mL)に懸濁させ、室温で、共栓付きフラスコ内で14時間攪拌した。溶媒を蒸発させた後、残渣をCHCl/MeOH(5:1)で溶出させたシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーで精製した。133mg(56%)の表題の化合物2’−デオキシ−2’−フルオロ−N−ヒドロキシシチジンを白色結晶として得た。H−NMR(400MHz,DMSO−d)δ10.02、9.65(2s,2H,NHOH)、7.06(d,1H,J=8.0Hz,H−6)、5.89(dd,1H,J=3.2&17.6Hz,H−1’)、5.55〜5.60(m,2H,H−5,OH−3’)、5.11(t,1H,J=4.8Hz,OH−5’)、4.97、4.83(dt,1H,J=54.0&4.0Hz,H−2’)、4.15(m,1H,H−3’)、3.80(m,1H,H−4’)、3.67、3.55(2m,2H,H−5’)。
ゲムシタビンを用いた処置に基づいた、レプリコンHCV RNAの用量依存的な減少を示すグラフである(◆:HCV RNAのΔCt)。このウイルス減少を細胞性DNAレベル(リボソームDNA)または細胞性RNAレベル(リボソームRNA)の減少と比較し、治療指数ΔΔCt値を得た(▲:HCV−rDNAΔΔCt、X:HCV−rRNAΔΔCt)。 2’−デオキシ−2’−フルオロシチジンを用いた処置に基づいた、レプリコンHCV RNAの用量依存的な減少を示すグラフである(◆:HCV RNAのΔCt)。このウイルス減少を細胞性DNAレベル(リボソームDNA)または細胞性RNAレベル(リボソームRNA)の減少と比較し、治療指数ΔΔCt値を得た(▲:HCV−rDNAΔΔCt、X:HCV−rRNAΔΔCt)。

Claims (41)

  1. 以下の式のβ−Dまたはβ−L化合物:
    Figure 2005522443
    [式中、
    (a)Rは、H、ハロゲン(F、Cl、Br、I)、OH、OR’、SH、SR’、NH、NHR’、NR’、C〜Cの低級アルキル、CFおよびCHCHFなどハロゲン(F、Cl、Br、I)化されたC〜Cの低級アルキル、CH=CHなどC〜Cの低級アルケニル、CH=CHCl、CH=CHBrおよびCH=CHIなどハロゲン(F、Cl、Br、I)化されたC〜Cの低級アルケニル、C≡CHなどC〜Cの低級アルキニル、ハロゲン(F、Cl、Br、I)化されたC〜Cの低級アルキニル、CHOHおよびCHCHOHなどC〜Cの低級アルコキシ、COH、COR’、CONH、CONHR’、CONR’、CH=CHCOH、CH=CHCOR’であり、
    (b)XおよびYはそれぞれ独立に、H、ハロゲン、OH、OR’、OCH、SH、SR’、SCH、NH、NHR’、NR’、CHであり、
    (c)それぞれのR’は、独立に、水素、アシル、C〜Cの低級アルキルまたはC〜Cの低級シクロアルキルであり、
    (d)Zは、O、SまたはCHであり、
    (e)Rは、FまたはOHであり、
    (f)Rは、FまたはOHであり、
    (g)X’は、O、S、NH、NR’、CH、またはCHR’であり、
    ただし、化合物IIについてXがNHである場合、または化合物XIIについてXがNHであり、RがHである場合、RはOHではない]
    または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ。
  2. 以下の式の請求項1に記載のβ−D化合物:
    Figure 2005522443
    または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ。
  3. 以下の式に請求項1に記載のβ−D化合物:
    Figure 2005522443
    または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグ。
  4. 前記化合物が製薬上許容される担体と組み合わされており、かつ単位用量の形態にある請求項1から3のいずれかに記載の化合物。
  5. 単位用量が約250mgから約1gの前記化合物を含む請求項4に記載の化合物。
  6. 単位用量がカプセルまたは錠剤である請求項4または5に記載の化合物。
  7. 請求項1の化合物の有効量を、製薬上許容される担体と組み合わせて含む、宿主におけるフラビウイルス科(Flaviviridae)による感染を処置または予防するための薬剤組成物。
  8. 請求項1の化合物の有効量を、製薬上許容される担体および別の有効な抗ウイルス剤と組み合わせて含む、宿主におけるフラビウイルス科(Flaviviridae)による感染を処置または予防するための薬剤組成物。
  9. フラビウイルス科による感染がHCVである請求項8に記載の薬剤組成物。
  10. 請求項1の化合物の有効量を、製薬上許容される担体と組み合わせて含む、異常な細胞増殖を処置または予防するための薬剤組成物。
  11. 請求項1の化合物の有効量を、場合によって製薬上許容される担体中に、異常な細胞増殖を処置するための別の有効な薬剤と共に含む、異常な細胞増殖を処置または予防するための薬剤組成物。
  12. 異常な細胞増殖が悪性腫瘍である請求項10または11に記載の薬剤組成物。
  13. 以下の構造のβ−D化合物:
    Figure 2005522443
    または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグの有効量を、製薬上許容される担体または希釈剤と共に含む、宿主においてC型肝炎ウイルスを処置または予防するための薬剤組成物。
  14. 以下の構造のβ−D化合物:
    Figure 2005522443
    または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグの有効量を、製薬上許容される担体または希釈剤と共に含む、患者において異常な細胞増殖を処置または予防するための薬剤組成物。
  15. 以下の構造のβ−D化合物:
    Figure 2005522443
    または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグの有効量を、1種または複数種の他の抗ウイスルに有効な薬剤と組み合わせて含む、宿主においてC型肝炎ウイルスを処置または予防するための薬剤組成物。
  16. 以下の構造のβ−D化合物:
    Figure 2005522443
    または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグの有効量を、1種または複数種の他の抗異常細胞増殖剤と組み合わせて含む、患者において異常な細胞増殖を処置または予防するための薬剤組成物。
  17. 組成物が単位用量の形態にある請求項7から16のいずれか一項に記載の薬剤組成物。
  18. 単位用量が約10mg〜約1gの化合物を含む請求項17に記載の薬剤組成物。
  19. 単位用量が錠剤またはカプセルである請求項17または18に記載の薬剤組成物。
  20. 以下の式の化合物:
    Figure 2005522443
    [式中、
    (a)Rは、H、ハロゲン(F、Cl、Br、I)、OH、OR’、SH、SR’、NH、NHR’、NR’、C〜Cの低級アルキル、CFおよびCHCHFなどハロゲン(F、Cl、Br、I)化されたC〜Cの低級アルキル、CH=CHなどC〜Cの低級アルケニル、CH=CHCl、CH=CHBrおよびCH=CHIなどハロゲン(F、Cl、Br、I)化されたC〜Cの低級アルケニル、C≡CHなどC〜Cの低級アルキニル、ハロゲン(F、Cl、Br、I)化されたC〜Cの低級アルキニル、CHOHおよびCHCHOHなどC〜Cの低級アルコキシ、COH、COR’、CONH、CONHR’、CONR’、CH=CHCOH、CH=CHCOR’であり、
    (b)XおよびYはそれぞれ独立に、H、ハロゲン、OH、OR’、OCH、SH、SR’、SCH、NH、NHR’、NR’、CHであり、
    (c)それぞれのR’は、独立に、水素、アシル、C〜Cの低級アルキルまたはC〜Cの低級シクロアルキルであり、
    (d)Zは、O、SまたはCHであり、
    (e)Rは、FまたはOHであり、
    (f)Rは、FまたはOHであり、
    (g)X’は、O、S、NH、NR’、CHまたはCHR’であり、
    ただし、化合物IIについてXがNHである場合、または化合物XIIについてXがNHであり、RがHである場合、RはOHではない]
    または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグの有効量を投与することを含む、宿主においてフラビウイルス科(Flaviviridae)による感染を処置または予防する方法。
  21. 以下の式の化合物:
    Figure 2005522443
    [式中、
    (a)Rは、H、ハロゲン(F、Cl、Br、I)、OH、OR’、SH、SR’、NH、NHR’、NR’、C〜Cの低級アルキル、CFおよびCHCHFなどハロゲン(F、Cl、Br、I)化されたC〜Cの低級アルキル、CH=CHなどC〜Cの低級アルケニル、CH=CHCl、CH=CHBrおよびCH=CHIなどハロゲン(F、Cl、Br、I)化されたC〜Cの低級アルケニル、C≡CHなどC〜Cの低級アルキニル、ハロゲン(F、Cl、Br、I)化されたC〜Cの低級アルキニル、CHOHおよびCHCHOHなどC〜Cの低級アルコキシ、COH、COR’、CONH、CONHR’、CONR’、CH=CHCOH、CH=CHCOR’であり、
    (b)XおよびYはそれぞれ独立に、H、ハロゲン、OH、OR’、OCH、SH、SR’、SCH、NH、NHR’、NR’、CHであり、
    (c)それぞれのR’は、独立に、水素、アシル、C〜Cの低級アルキルまたはC〜Cの低級シクロアルキルであり、
    (d)Zは、O、SまたはCHであり、
    (e)Rは、FまたはOHであり、
    (f)Rは、FまたはOHであり、
    (g)X’は、O、S、NH、NR’、CH、またはCHR’であり、
    ただし、化合物IIについてXがNHである場合、または化合物XIIについてXがNHであり、RがHである場合、RはOHではない]
    または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグの有効量を投与することを含む、患者において異常な細胞増殖を処置または予防する方法。
  22. 以下の構造のβ−D化合物:
    Figure 2005522443
    または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグの有効量を含む、宿主においてフラビウイルス科による感染を処置または予防する方法。
  23. 以下の構造のβ−D化合物:
    Figure 2005522443
    または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグの有効量を含む、患者において異常な細胞増殖を処置または予防する方法。
  24. 以下の式の化合物:
    Figure 2005522443
    [式中、
    (a)Rは、H、ハロゲン(F、Cl、Br、I)、OH、OR’、SH、SR’、NH、NHR’、NR’、C〜Cの低級アルキル、CFおよびCHCHFなどハロゲン(F、Cl、Br、I)化されたC〜Cの低級アルキル、CH=CHなどC〜Cの低級アルケニル、CH=CHCl、CH=CHBrおよびCH=CHIなどハロゲン(F、Cl、Br、I)化されたC〜Cの低級アルケニル、C≡CHなどC〜Cの低級アルキニル、ハロゲン(F、Cl、Br、I)化されたC〜Cの低級アルキニル、CHOHおよびCHCHOHなどC〜Cの低級アルコキシ、COH、COR’、CONH、CONHR’、CONR’、CH=CHCOH、CH=CHCOR’であり、
    (b)XおよびYはそれぞれ独立に、H、ハロゲン、OH、OR’、OCH、SH、SR’、SCH、NH、NHR’、NR’、CHであり、
    (c)それぞれのR’は、独立に、水素、アシル、C〜Cの低級アルキルまたはC〜Cの低級シクロアルキルであり、
    (d)Zは、O、SまたはCHであり、
    (e)Rは、FまたはOHであり、
    (f)Rは、FまたはOHであり、
    (g)X’は、O、S、NH、NR’、CHまたはCHR’であり、
    ただし、化合物IIについてXがNHである場合、または化合物XIIについてXがNHであり、RがHである場合、RはOHではない]
    または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグの有効量を、他の抗ウイスル剤と組み合わせてまたはそ交互に投与することを含む、宿主においてフラビウイルス科(Flaviviridae)による感染を処置または予防する方法。
  25. 以下の式の化合物:
    Figure 2005522443
    [式中、
    (a)Rは、H、ハロゲン(F、Cl、Br、I)、OH、OR’、SH、SR’、NH、NHR’、NR’、C〜Cの低級アルキル、CFおよびCHCHFなどハロゲン(F、Cl、Br、I)化されたC〜Cの低級アルキル、CH=CHなどC〜Cの低級アルケニル、CH=CHCl、CH=CHBrおよびCH=CHIなどハロゲン(F、Cl、Br、I)化されたC〜Cの低級アルケニル、C≡CHなどC〜Cの低級アルキニル、ハロゲン(F、Cl、Br、I)化されたC〜Cの低級アルキニル、CHOHおよびCHCHOHなどC〜Cの低級アルコキシ、COH、COR’、CONH、CONHR’、CONR’、CH=CHCOH、CH=CHCOR’であり、
    (b)XおよびYはそれぞれ独立に、H、ハロゲン、OH、OR’、OCH、SH、SR’、SCH、NH、NHR’、NR’、CHであり、
    (c)それぞれのR’は、独立に、水素、アシル、C〜Cの低級アルキルまたはC〜Cの低級シクロアルキルであり、
    (d)Zは、O、SまたはCHであり、
    (e)Rは、FまたはOHであり、
    (f)Rは、FまたはOHであり、
    (g)X’は、O、S、NH、NR’、CHまたはCHR’であり、
    ただし、化合物IIについてXがNHである場合、または化合物XIIについてXがNHであり、RがHである場合、RはOHではない]
    または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグの有効量を、異常な細胞増殖を処置するための他の薬剤と組み合わせてまたは交互に投与することを含む、患者において異常な細胞増殖を処置または予防する方法。
  26. 以下の構造のβ−D化合物:
    Figure 2005522443
    または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグの有効量を、他の抗ウイルス剤と組み合わせてまたは交互に含む、宿主においてフラビウイルス科(Flaviviridae)による感染を処置または予防する方法。
  27. 以下の構造のβ−D化合物:
    Figure 2005522443
    または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグを有効量で、他の抗異常細胞増殖剤と組み合わせてまたは交互に含む、患者において異常な細胞増殖を処置または予防する方法。
  28. 化合物が単位用量の形態にある請求項20から27のいずれか一項に記載の方法。
  29. 単位用量が約10mgから約1gの化合物を含む請求項28に記載の方法。
  30. 単位用量が錠剤またはカプセルである請求項28または29に記載の方法。
  31. 以下の式の化合物:
    Figure 2005522443
    [式中、
    (a)Rは、H、ハロゲン(F、Cl、Br、I)、OH、OR’、SH、SR’、NH、NHR’、NR’、C〜Cの低級アルキル、CFおよびCHCHFなどハロゲン(F、Cl、Br、I)化されたC〜Cの低級アルキル、CH=CHなどC〜Cの低級アルケニル、CH=CHCl、CH=CHBrおよびCH=CHIなどハロゲン(F、Cl、Br、I)化されたC〜Cの低級アルケニル、C≡CHなどC〜Cの低級アルキニル、ハロゲン(F、Cl、Br、I)化されたC〜Cの低級アルキニル、CHOHおよびCHCHOHなどC〜Cの低級アルコキシ、COH、COR’、CONH、CONHR’、CONR’、CH=CHCOH、CH=CHCOR’であり、
    (b)XおよびYはそれぞれ独立に、H、ハロゲン、OH、OR’、OCH、SH、SR’、SCH、NH、NHR’、NR’、CHであり、
    (c)それぞれのR’は、独立に、水素、アシル、C〜Cの低級アルキルまたはC〜Cの低級シクロアルキルであり、
    (d)Zは、O、SまたはCHであり、
    (e)Rは、FまたはOHであり、
    (f)Rは、FまたはOHであり、
    (g)X’は、O、S、NH、NR’、CHまたはCHR’であり、
    ただし、化合物IIについてXがNHである場合、または化合物XIIについてXがNHであり、RがHである場合、RはOHではない]
    または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグの、宿主においてフラビウイルス科(Flaviviridae)による感染を処置または予防するための医薬品の製造における使用。
  32. 以下の式の化合物:
    Figure 2005522443
    [式中、
    (a)Rは、H、ハロゲン(F、Cl、Br、I)、OH、OR’、SH、SR’、NH、NHR’、NR’、C〜Cの低級アルキル、CFおよびCHCHFなどハロゲン(F、Cl、Br、I)化されたC〜Cの低級アルキル、CH=CHなどC〜Cの低級アルケニル、CH=CHCl、CH=CHBrおよびCH=CHIなどハロゲン(F、Cl、Br、I)化されたC〜Cの低級アルケニル、C≡CHなどC〜Cの低級アルキニル、ハロゲン(F、Cl、Br、I)化されたC〜Cの低級アルキニル、CHOHおよびCHCHOHなどC〜Cの低級アルコキシ、COH、COR’、CONH、CONHR’、CONR’、CH=CHCOH、CH=CHCOR’であり、
    (b)XおよびYはそれぞれ独立に、H、ハロゲン、OH、OR’、OCH、SH、SR’、SCH、NH、NHR’、NR’、CHであり、
    (c)それぞれのR’は独立に、水素、アシル、C〜Cの低級アルキルまたはC〜Cの低級シクロアルキルであり、
    (d)Zは、O、SまたはCHであり、
    (e)Rは、FまたはOHであり、
    (f)Rは、FまたはOHであり、
    (g)X’は、O、S、NH、NR’、CHまたはCHR’であり、
    ただし、化合物IIについてXがNHである場合、または化合物XIIについてXがNHであり、RがHである場合、RはOHではない]
    または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグの、患者において異常な細胞増殖を処置または予防するための医薬品の製造における使用。
  33. 以下の式のβ−D化合物:
    Figure 2005522443
    または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグの、宿主においてフラビウイルス科(Flaviviridae)による感染を処置または予防するための医薬品の製造における使用。
  34. 以下の式のβ−D化合物:
    Figure 2005522443
    または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグの、患者における異常な細胞増殖を処置または予防するための医薬品の製造における使用。
  35. 以下の式の化合物:
    Figure 2005522443
    [式中、
    (a)Rは、H、ハロゲン(F、Cl、Br、I)、OH、OR’、SH、SR’、NH、NHR’、NR’、C〜Cの低級アルキル、CFおよびCHCHFなどハロゲン(F、Cl、Br、I)化されたC〜Cの低級アルキル、CH=CHなどC〜Cの低級アルケニル、CH=CHCl、CH=CHBrおよびCH=CHIなどハロゲン(F、Cl、Br、I)化されたC〜Cの低級アルケニル、C≡CHなどC〜Cの低級アルキニル、ハロゲン(F、Cl、Br、I)化されたC〜Cの低級アルキニル、CHOHおよびCHCHOHなどC〜Cの低級アルコキシ、COH、COR’、CONH、CONHR’、CONR’、CH=CHCOH、CH=CHCOR’であり、
    (b)XおよびYはそれぞれ独立に、H、ハロゲン、OH、OR’、OCH、SH、SR’、SCH、NH、NHR’、NR’、CHであり、
    (c)それぞれのR’はそれぞれ独立に、水素、アシル、C〜Cの低級アルキルまたはC〜Cの低級シクロアルキルであり、
    (d)Zは、O、SまたはCHであり、
    (e)Rは、FまたはOHであり、
    (f)Rは、FまたはOHであり、
    (g)X’は、O、S、NH、NR’、CHまたはCHR’であり、
    ただし、化合物IIについてXがNHである場合、または化合物XIIについてXがNHであり、RがHである場合、RはOHではない]
    または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグの、他の抗ウイルス剤と組み合わせたまたは交互の、宿主においてフラビウイルス科(Flaviviridae)による感染を処置または予防するための医薬品の製造における使用。
  36. 以下の式の化合物:
    Figure 2005522443
    [式中、
    (a)Rは、H、ハロゲン(F、Cl、Br、I)、OH、OR’、SH、SR’、NH、NHR’、NR’、C〜Cの低級アルキル、CFおよびCHCHFなどハロゲン(F、Cl、Br、I)化されたC〜Cの低級アルキル、CH=CHなどC〜Cの低級アルケニル、CH=CHCl、CH=CHBrおよびCH=CHIなどハロゲン(F、Cl、Br、I)化されたC〜Cの低級アルケニル、C≡CHなどC〜Cの低級アルキニル、ハロゲン(F、Cl、Br、I)化されたC〜Cの低級アルキニル、CHOHおよびCHCHOHなどC〜Cの低級アルコキシ、COH、COR’、CONH、CONHR’、CONR’、CH=CHCOH、CH=CHCOR’であり、
    (b)XおよびYはそれぞれ独立に、H、ハロゲン、OH、OR’、OCH、SH、SR’、SCH、NH、NHR’、NR’、CHであり、
    (c)それぞれのR’はそれぞれ独立に、水素、アシル、C〜Cの低級アルキルまたはC〜Cの低級シクロアルキルであり、
    (d)Zは、O、SまたはCHであり、
    (e)Rは、FまたはOHであり、
    (f)Rは、FまたはOHであり、
    (g)X’は、O、S、NH、NR’、CHまたはCHR’であり、
    ただし、化合物IIについてXがNHである場合、または化合物XIIについてXがNHであり、RがHである場合、RはOHではない]
    または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグの、異常な細胞増殖を処置するための他の薬剤と組み合わせたまたは交互の、患者において異常な細胞増殖を処置または予防するための医薬品の製造における使用。
  37. 以下の式のβ−D化合物:
    Figure 2005522443
    または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグの、他の抗ウイルス剤と組み合わせたまたは交互の、宿主においてフラビウイルス科による感染を処置または予防するための医薬品の製造における使用。
  38. 以下の式のβ−D化合物:
    Figure 2005522443
    または製薬上許容されるその塩もしくはプロドラッグの、他の抗異常細胞増殖剤と組み合わせたまたは交互の、患者において異常な細胞増殖を処置または予防するための医薬品の製造における使用。
  39. 化合物が単位用量の形態にある請求項31から38のいずれか一項に記載の使用。
  40. 単位用量が約10mgから約1gの化合物を含む請求項39に記載の使用。
  41. 単位用量が錠剤またはカプセルである請求項39または40に記載の使用。
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