JP2005520277A - メモリセルの欠陥列を修復する方法および装置 - Google Patents
メモリセルの欠陥列を修復する方法および装置 Download PDFInfo
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Abstract
Description
(技術分野)
本発明は、メモリデバイスに関し、詳細には、ダイナミックランダムアクセスメモリデバイスに関する。本発明は、より詳細には、メモリセルの欠陥のある列によってメモリデバイス全体が欠陥デバイスとなるのを防ぐ方法および装置に関する。
【0002】
(発明の背景)
図1は、従来のメモリデバイスを示す。メモリデバイスは、行アドレスおよび列アドレスをアドレスバス14を介して受け取るように適応されたアドレスレジスタ12を含む同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(「SDRAM」)10である。アドレスバス14は、一般に、メモリコントローラ(図1に示さず)に結合される。典型的には、行アドレスは、まず、アドレスレジスタ12によって受け取られ、行アドレスマルチプレクサ18に適用される。行アドレスマルチプレクサ18は、行アドレスを、行アドレスのバンクアドレスビット形成部の状態に応じて、2つのメモリバンクアレイ20および22のいずれかに関連付けられる複数の構成要素に結合する。アレイ20および22は、行および列状に並べられたメモリセルから構成される。アレイ20および22のそれぞれには、行アドレスラッチ26と行デコーダ28とが関連付けられている。各行アドレスラッチ26は、行アドレスを格納する。行デコーダ28は、格納された行アドレスを関数として種々の信号をアレイ20または22それぞれに適用する。行アドレスマルチプレクサ18はまた、アレイ20および22のメモリセルをリフレッシュするために、行アドレスを行アドレスラッチ26に結合する。行アドレスは、リフレッシュを目的として、リフレッシュコントローラ32が制御するリフレッシュカウンタ30によって生成される。
【0003】
行アドレスをアドレスレジスタ12に適用し、行アドレスラッチ26の一方に格納した後、列アドレスがアドレスレジスタ12に適用される。アドレスレジスタ12は、列アドレスを列アドレスラッチ40に結合する。SDRAM10の動作モードに応じて、列アドレスは、バーストカウンタ42を介して列アドレスバッファ44に結合されるか、または、バーストカウンタ42に結合されるかのいずれかである。バーストカウンタ42は、アドレスレジスタ12によって出力された列アドレスの開始時に、連続する列アドレスを列アドレスバッファ44に適応する。いずれの場合であっても、列アドレスバッファ44は、列アドレスを列デコーダ48に適用する。列デコーダ48は、種々の列信号を、アレイ20および22用に関連付けられた列回路50における各センス増幅器に適用する。
【0004】
アレイ20または22のいずれかから読み出されるべきデータは、アレイ20または22それぞれから列回路50を介してデータバス58、および、データ出力レジスタ56を含む読み出しデータパスに結合される。アレイ20または22のいずれかに書き込まれるべきデータは、データ入力レジスタ60を含む書き込みデータパスを介してデータバス58から列回路50の一方に結合される。ここで、列回路50は、それぞれアレイ20または22の一方に伝送される。マスクレジスタ64は、例えば、アレイ20および22から読み出されるべきデータを選択的にマスクすることによって、列回路50へのデータの流れ、および、列回路50からのデータの流れを選択的に変更するために用いられ得る。
【0005】
上述のSDRAM10の動作は、制御バス70で受け取られたハイレベルコマンド信号に応答するコマンドデコーダ68によって制御される。典型的にはメモリコントローラによって生成されるこれらのハイレベルコマンド信号は、クロックエネーブル信号CKE*、クロック信号CLK、チップ選択信号CS*、書き込みエネーブル信号WE*、行アドレスストローブ信号RAS*、列アドレスストローブ信号CAS*(ここで、「*」はこの信号をアクティブローと指定する)である。コマンドデコーダ68は、ハイレベルコマンド信号に応答して一連のコマンド信号を生成し、ハイべレルコマンド信号の各々によって指定される機能(例えば、読み出しまたは書き込み)を実行する。これらのコマンド信号、および、これらコマンド信号がそれぞれの機能を達成しようとする様態は、従来技術である。したがって、説明を簡潔にするために、これら制御信号のさらなる説明は省略する。
【0006】
図2は、図1の列回路50の一部を詳細に示す。図1に示されるアレイ20、22のいずれかのサブアレイであり得る一対のアレイ100、102に接続された列回路50が示されている。あるいは、図2に示される回路を含む1つの列回路50は、図1に示されるアレイ20、22の両方にアクセスするために用いられ得る。列回路50は、冗長列ノード回路112に加えて、複数の列ノード回路110a〜nを含む。これらの列ノード回路110、112はすべて同一であり、明瞭さおよび簡潔さのために、図2には、1つの列ノード回路110aのみの内部構成要素が示されている。
【0007】
列ノード回路110aは、2対の相補ビット線D0、D0 *およびD1、D1 *それぞれを用いて、メモリセルの2つの列とインターフェースをとる。しかしながら、列ノード回路110aは、任意の数の相補ビット線対を含み得ることを理解されたい。簡潔にするために、列ノード回路110aおよび他の列ノード回路110b〜n、112におけるビット線D0、D0 *およびD1、D1 *を単にDおよびD*と呼ぶ場合がある。各ビッド線対D、D*は、負センス増幅器120、正センス増幅器122、平衡化回路124およびI/O回路126間で結合される。
【0008】
平衡化回路124は、ビット線D、D*を互いに結合し、平衡電圧(典型的には、供給電圧の半分の大きさに等しい大きさを有する)に結合するために、行デコーダ28(図1)の一部であり得るプレ充電制御回路130によって制御される。負センス増幅器120および正センス増幅器122は、通常、それぞれ出力信号を受け取る。出力信号は、それぞれ、典型的には、接地電位、および、供給電圧または供給電圧の大きさよりもわずかに大きな値を有するポンプ電圧のいずれかである。ビッド線D、D*が、平衡化回路124によって平衡化された後、センス増幅器120、122は、アレイ100、102のメモリセルの読み出しアクセス時に、ビット線D、D*の電圧不均衡を検出する。次いで、センス増幅器120、122は、ビット線の一方が供給電圧に、ビット線の他方が接地電位になるまで、不均衡の方向にビット線D、D*を駆動する。
【0009】
センス増幅器120、122が、ビット線D、D*を各列のメモリセルから読み出されたデータを示す電圧まで駆動されると、ビット線D、D*は、I/O回路126によってI/O線I/OA、I/OB*それぞれに結合される。当該分野でよく理解されているように、読み出しメモリアクセスにおいて、ビット線からの信号は、DCセンス増幅器(図示せず)に結合される。DCセンス増幅器は、対応するデータ信号をメモリデバイスのデータバスに適用する。列ノード回路110aの他のビット線D1、D1 *も同様に、各I/O回路126によって、それぞれ一対のI/O線I/OB、I/OB*に結合される。
【0010】
書き込みメモリアクセスにおいて、I/O線は、各書き込みドライバ(図示せず)によって駆動され、I/O回路126によってビット線D、D*に結合される。
【0011】
列ノード回路110aは、各インバータ114からSEL_R信号を受け取り、ビット線D、D*をI/O線I/O、I/O*にそれぞれ結合させる。同様に、列ノード回路110bは、SEL_R+1信号を受け取り、ビット線を同じI/O線に結合させる。列ノード回路110nは、SEL_R+N信号を受け取り、ビット線を同じI/O線に結合させる。SEL信号は、アレイ100、102のメモリセルの種々の列を選択するので、通常、これらSEL信号は列デコーダ48(図1)によって生成される。
【0012】
冗長列ノード回路112のI/O回路126も同様に、選択SEL_RED信号によって同じI/O線に結合される。ただし、SEL_RED信号は、冗長列制御回路144によって生成される。冗長列制御回路144は、列デコーダ48(図1)の一部であり得る。
【0013】
上述したように、列ノード回路110a〜n、112は、アレイ110、102の両方に結合される。しかしながら、列ノード回路は、同時にアレイ100、102の両方から読み出されたデータを示す信号を受け取ることはできない。このため、分離トランジスタ150、152は、アレイ100、102の、列ノード回路のビット線D、D*のそれぞれと、対応するビット線D、D*それぞれとの間に結合されている。アレイ100に結合された分離トランジスタ150はすべて、コモンISO_LEFT信号によってオンにされる。アレイ102に結合された分離トランジスタ152はすべて、コモンISO_RIGHT信号によってオンにされる。アレイ100、102は、異なる行アドレスに対応するメモリセルの行を含むので、ISO_LEFT信号およびISO_RIGHT信号は、典型的には、行デコーダ28(図1)によって生成される。
【0014】
メモリデバイスの製造歩留まりは極めて良好であるが、メモリデバイス内に含まれる、非常に多くのトランジスタ、信号パス、他の構成要素(例えば、キャパシタ)は、メモリデバイスが少なくとも1つの欠陥トランジスタ、欠陥信号パス、または、他の欠陥構成要素を含むという、深刻な統計学的可能性を生じる。このため、メモリデバイスには、典型的に、冗長メモリセルの行および列が組み込まれる。テスト中に、メモリセルのある行または列に欠陥が見つかった場合、メモリデバイスのパッケージングの前後のいずれかに、メモリデバイスは、欠陥行の代わりにメモリセルの冗長行を代用するか、または、欠陥列の代わりにメモリセルの冗長列を代用するようにプログラミングされ得る。アレイ100、102のメモリセルの冗長列とインターフェースをとるために、冗長列ノード回路112が設けられている。テスト中に1つの欠陥列が見つかったときは常に2つの冗長列を代用するように、冗長列ノード回路112は、メモリセルの2つの列とインターフェースをとる。しかしながら、冗長列は、列毎に代用されてもよいし、または、冗長列は2つより多くの群で代用されてもよいことを理解されたい。冗長列ノード回路112のビット線D、D*数は、所望ならば、代用される冗長列数と一致するように調整され得る。
【0015】
メモリセルの冗長列は、メモリデバイスの製造歩留まりを著しく向上させる。しかしながら、冗長列を代用することによって修復できない欠陥が生じ得る場合がある。例えば、図3を参照して、アレイ100、102の一部は、各ビット線D、D*間に結合されたアクセストランジスタ160と、各格納キャパシタ162とを含む。各アクセストランジスタ160は、選択的に、ビット線DまたはD*を格納キャパシタ162の一方のプレートに結合する。格納キャパシタの他方のプレートは、典型的には、供給電圧の半分の大きさを有する電圧に結合された「セルプレート」である。動作中、格納キャパシタ162は、論理「0」または論理「1」のいずれかを示す電圧を格納する。
【0016】
各キャパシタ162のセルプレートは、典型的には、格納キャパシタ162のすべてに共通である。製造時の欠陥の結果、ビット線DまたはD*の一方が、直接(通常の失敗モード)または短絡した格納キャパシタ162を介して、セルプレートに短絡され得る。メモリデバイスのテスト中、この欠陥が検出され、メモリセルの冗長列は、欠陥列の代わりに代用されることになる。しかしながら、欠陥列用の列ノード回路110のセンス増幅器120、122は、通常、行デコーダ28からNLAT信号およびPSENSE信号を受け取り続ける。したがって、センス増幅器120、122は、セルプレートを供給電圧または接地電位のいずれかに結合して、残りのメモリセルを欠陥メモリセルにしてしまう可能性がある。
【0017】
この問題は以前より認められているが、この問題を対処するために考案されたアプローチはいずれも完全に満足のいくものではない。1つのアプローチは、メモリセルの欠陥列用の列ノード回路110からNLAT信号およびPSENSE信号を選択的に切断することである。このアプローチは、短絡した格納キャパシタが、残りのセルを欠陥セルにすることを防ぐが、多大なコストを要する。NLAT信号およびPSENSE信号を列ノード回路110に選択的に結合するために用いられるトランジスタは、物理的に非常に大きくされ、センス増幅器120、122を駆動するための、十分に低いインピーダンスパスを提供する必要がある。その結果、それらトランジスタは、十分な速度で応答することができる。比較的高いインピーダンスによってセンス増幅器120、122を駆動させると、ビット線D、D*上の電圧をセンスするセンス増幅器120、122の能力は大幅に低下する。その結果、メモリデバイスのアクセス時間が減少する。比較的大きなトランジスタを各負センス増幅器120に、比較的大きなトランジスタを各正センス増幅器122に付加することによって消費される半導体ダイ上の表面積の量は、かなり多い。なぜなら、典型的なメモリデバイスにおけるセンス増幅器120、122の数が、多いからである。
【0018】
センス増幅器120、122を行デコーダ28に選択的に結合するためにトランジスタを提供することに関わる別の問題は、メモリデバイスにおいて信号線をルート付けするのが困難であることである。より詳細には、各列ノード回路110にトランジスタのゲートに結合された2つのさらなる信号線を供給する必要がある。しかしながら、この多くの信号線を列ノード回路110にルート付けすることは困難である。
【0019】
メモリセルの欠陥列が他のメモリセルに影響を与えるのを防ぐ別のアプローチは、各列ノード回路110と、結合されるアレイ100、102のビット線D、D*との間にレーザヒューズを配置することである。テスト中にメモリセルの列に欠陥を見つけた場合、メモリセルの冗長列は、欠陥列の代わりに代用され、欠陥列とその列ノード回路110とを結合するレーザヒューズは、切断される。このアプローチは以前は満足のいくものであったが、レーザピッチの最小化がビット線ピッチの減少に追いつかないために、このアプローチでは満足できなくなってきている。さらに、このアプローチは、メモリデバイスがパッケージングされる前に見つけられた欠陥を修復するに満足のいくものであるが、パッケージング後に欠陥を修復するために用いることはできない。
【0020】
これらの問題は、図1に示されるSDRAM10を参照して説明してきたが、非同期DRAMおよびパケット化DRAM(同期リンクDRAM(「SLDRAM」)およびRAMBUS DRAM(「RDRAM」)等)を含む他のダイナミックランダムアクセスメモリ(「DRAM」)を用いた場合であっても同じ問題が存在することを理解されたい。
【0021】
したがって、列中の欠陥のあるメモリセルが他のメモリセルに影響を与えることを防ぐ様態でパッケージング後に欠陥を修復するために用いられ得、かつ、メモリデバイスのコストを過度に増加させない、方法および装置が必要である。
【0022】
(発明の要旨)
メモリデバイスにおけるメモリセルの欠陥列を修復する方法および装置であって、欠陥メモリセルが欠陥のないメモリセルに悪影響を及ぼさない様態で提供される。本発明の1局面によれば、複数の列ノード回路が提供される。複数の列ノード回路の各々は、少なくとも一対の相補ビット線を含む。複数の列ノード回路の各々はまた、センス増幅器、平衡化回路および入出力回路を含む。これらの各々は、列ノード回路の各対の相補ビット線間で結合されている。第1の対の結合スイッチは、各列ノード回路の各対の相補ビット線を、第1のアレイの各列の一対の相補ビット線に選択的に結合する。第2の対の結合スイッチは、任意で、各列ノード回路の各対の相補ビット線を、第2のアレイの各列の一対の相補ビット線に選択的に結合するために設けられ得る。結合スイッチの各々は、冗長列制御回路によって生成される各列ノードディセーブル信号によって決定される導通状態を有する。冗長列制御回路は、各列ノード回路に結合された第1および第2の結合スイッチが、列ノード回路が結合されたメモリセルの列の代わりに、メモリセルの冗長列を代用することに応答して、導通しなくなるように、列ノードディセーブル信号を生成する。
【0023】
(発明の詳細な説明)
図4は、列回路50に用いられ得る、本発明の1実施形態による列回路を示す。図4に示される回路は、図2の従来技術の列ノード回路110で用いられた回路と実質的に同じ列ノード回路110’を用いる。したがって、簡潔さおよび明瞭さのために、同一の構成要素は、同じ参照番号を付して設けられており、その動作の説明を繰り返し行わない。
【0024】
図4を参照して、列ノード回路110’のそれぞれは、冗長列ノード回路112を除いて、第1の結合トランジスタ170および第2の結合トランジスタ172を含む。第1の結合トランジスタ170は、ビット線D、D*のそれぞれを第1のアレイ100に結合する。第2の結合トランジスタ172は、ビット線D、D*のそれぞれを第2のアレイ102に結合する。結合トランジスタ170、172のすべては、互いに結合され、かつ、各インバータ176に結合されたゲートを有する。別個のインバータが列ノード回路110’の各々に設けられる。インバータ176の電力端子は、接地およびポンプ電圧Vccpにそれぞれ接続される。その結果、インバータ176はこれらの2つの電圧の一方を出力する。インバータ176の各々は各制御回路178によって駆動される。図5Aに示されるように、制御回路178は、単に、レジスタ180によってハイにバイアスされたレーザヒューズ180であり得るか、または、図5Bに示されるように、制御回路178は、これもまたレジスタ182によってハイにバイアスされたアンチヒューズ184であり得る。レーザヒューズ180の使用がパッケージング前の修復に限定されるのに対して、アンチヒューズ184を用いると、パッケージング前およびパッケージング後の両方の修復が可能になる。あるいは、制御回路178は、冗長列制御回路144とインターフェースをとる適切な回路(図示せず)であり得る。例えば、列に欠陥がある場合、その列に関連する制御回路178は、その列アドレスとメモリデバイスによって受け取られた各列アドレスとを比較するようにプログラムされ得る。比較結果が一致した場合、制御回路178は、各インバータ176に適切な信号を出力し得る。
【0025】
動作中、制御回路178は、通常、ローを出力する。これにより、インバータ176はVccpの電圧を出力する。Vccp電圧は、列ノード回路110’がアレイ100、102とインターフェースを取り続けるように、結合トランジスタ170、172を導通させる。しかしながら、列ノード回路110’のメモリ列に欠陥がある場合、制御回路178はハイを出力し、それにより、インバータ176はローを出力する。結合トランジスタ170、172の各ゲートにローが印加されると、トランジスタ170、172は導通しなくなる。それにより、列ノード回路110’をアレイ100、102のビット線から絶縁する。結果として、アレイ100、102のビット線D、D*は、センス増幅器120、122から切断され、ビット線D、D*に結合された格納キャパシタにおける短絡によってセンス増幅器120、122が、セルプレートを接地または供給電圧に駆動させることができなくなる。
【0026】
レーザヒューズ180(図5A)が制御回路178で用いられる場合、レーザヒューズが関連付けられたメモリ列に欠陥がなければ、レーザヒューズは切断されないままである。その後、制御回路178は、インバータがVccpの電圧を出力するように、ローをインバータ176に印加する。列に欠陥がある場合、制御回路178の出力は、プルアップレジスタ180によってハイに引き上げられ、それにより、インバータ176は、結合トランジスタ170、172をオフにするローを出力する。
【0027】
同様の様態で、アンチヒューズ184(図5B)が制御回路178で用いられる場合、アンチヒューズ184が関連付けられているメモリ列に欠陥がなければ、アンチヒューズ184は切断される。列に欠陥がある場合には、アンチヒューズ184は切断されないままである。それにより、制御回路178の出力は、プルアップレジスタ182によってハイに引き上げられ得る。
【0028】
図4の実施形態において、アレイ100に結合された結合トランジスタ170は、アレイ102に結合された結合トランジスタ172と同じように動作される。しかしながら、別個の制御信号をトランジスタ170、172それぞれに適用し得ることを理解されたい。この構成を用いれば、列ノード回路110’は、メモリセルの欠陥列を含むアレイ100、102から絶縁され、他のアレイのメモリセルの同じ列とインターフェースを取り続け得る。しかしながら、別の制御信号をトランジスタ170、172に提供するために必要な回路の量および複雑性は、一方のアレイ102または100の列に欠陥がある場合、他方のアレイ100または102の対応する列にアクセスできる利点をはるかに上回り得る。
【0029】
図4に示される本発明の実施形態において、信号線の結合トランジスタ170、172へのルート付けは、完全にルーチンと予想される。これは、信号線が、インバータ114をI/O回路126に結合する信号線と平行にルート付けされ得るからである。さらに、結合トランジスタ170、172、および、これらのトランジスタを駆動させる回路は、多くの電力を結合する必要がないので、比較的小型であり得る。その結果、アレイ100、102から列ノード回路110’を選択的に切断する回路が用いる、メモリデバイスを含む半導体ダイ上の表面積は、比較的少なくて済む。
【0030】
別の実施形態において、適切な回路(図示せず)は、分離トランジスタ150、152の動作を制御するために用いられる。その結果、分離トランジスタ150、152はすべて、それらトランジスタが接続されるメモリセルの列に欠陥がある場合には導通しなくなる。列ノード回路110’のすべての左側分離トランジスタ150および右側分離トランジスタ152を2つの別の群として制御することに加えて、個々の列ノード回路110’各々の分離トランジスタ150、152はまた、列ノードごとに制御される。しかしながら、分離トランジスタ150、152が、それらの本来の分離機能、および、列ノード回路110’をメモリセルの欠陥列から分離する機能の両方を実行するように、これら分離トランジスタ150、152を制御するために必要とされ得る回路の量および複雑性は、結合トランジスタ170、172およびそれらに関連する制御回路を省く価値を上回り得る。
【0031】
図6は、図4の列回路を含む図1のSDRAM10’を備えたコンピュータシステム200を示すブロック図である。コンピュータシステム200は、特定の計算またはタスクを実行するために、特定のソフトウェアを実行する等の種々の計算機能を実行するプロセッサ202を含む。プロセッサ202は、通常、アドレスバス206、制御バス208およびデータバス210を含むプロセッサバス204を含む。さらに、コンピュータシステム200は、キーボードまたはマウスのような、プロセッサ202に結合された1つ以上の入力デバイス214を含み、これにより、オペレータは、コンピュータシステム200とインターフェースをとることができる。典型的には、コンピュータシステム200はまた、プロセッサ202に結合された、典型的にはプリンタまたはビデオ端子である出力デバイス等の1つ以上の出力デバイス216を含む。1つ以上のデータ格納装置218はまた、典型的には、プロセッサ202に結合され、データを格納するか、または、外部格納媒体(図示せず)からデータを取り出す。典型的な格納デバイス218の例は、ハードディスクおよびフロッピー(R)ディスク、テープカセット、および、コンパクトディスク読み出し専用メモリ(CD−ROM)を含む。プロセッサ202は、また、通常スタティックランダムアクセスメモリ(「SRAM」)であるキャッシュメモリ226、および、メモリコントローラ230を介してSDRAM10’に結合される。メモリコントローラ230は、通常、アドレスバス14(図1)に結合されたアドレスバス、および、制御バス70に結合された制御バスを含む。SDRAM10’のデータバス58は、プロセッサ202のデータバス210に直接またはメモリコントローラ230を介して結合される。
【0032】
上記の説明から、例示を目的として本発明の特定の実施形態を本明細書中で説明してきたが、本発明の意図および範囲を逸脱することなく、種々の改変を為し得ることを理解されたい。例えば、開示される本発明の実施形態は、メモリセルの2つのアレイ間で結合されるものとして説明してきたが、メモリセルの1つのアレイに結合されてもよいことを理解されたい。さらに、開示される実施形態はSDRAMでの使用について説明されてきたが、非同期DRAM、および、パケット化DRAM(同期リンクDRAM(「SLDRAM」)およびRAMBUS DRAM(「RDRAM」)等)を含む任意の現在のDRAMまたは将来開発されるDRAMに用いてもよいことを理解されたい。したがって、本発明は、上掲の特許請求の範囲を除いてなんら限定されない。
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1は、従来のSDRAMのブロック図である。
【図2】
図2は、図1のSDRAMに用いられる列回路の一部のブロック図および模式図である。
【図3】
図3は、図2に示される回路とインターフェースをとる、図2のSDRAMに用いられるメモリアレイの一部を示す模式図である。
【図4A】
図4Aは、図2に示される列回路の代わりに、図2のSDRAMに用いられ得る、本発明による回路の1実施形態のブロック図および模式図である。
【図4B】
図4Bは、図2に示される列回路の代わりに、図2のSDRAMに用いられ得る、本発明による回路の1実施形態のブロック図および模式図である。
【図5A】
図5Aは、図4の列回路に用いられ得る制御回路の種々の実施形態を示す模式図である。
【図5B】
図5Bは、図4の列回路に用いられ得る制御回路の種々の実施形態を示す模式図である。
【図6】
図6は、図4の列回路を含む、図1のSDRAMを含むコンピュータシステムのブロック図である。
Claims (40)
- メモリデバイスであって、
行および列状に並べられたメモリセルの第1のアレイであって、少なくとも1つのメモリセルの冗長列を含む、第1のアレイと、
該メモリデバイスによって受け取られるコマンド信号に応答して、該メモリデバイスの動作を制御する制御信号を提供するように構成された制御回路と、
該第1のアレイと外部よりアクセス可能なデータバスとの間でデータを結合するように構成されたデータパス回路であって、少なくとも一対の相補入出力線を含む、データパス回路と、
該メモリデバイスによって受け取られた行アドレスをデコードし、かつ、該第1のアレイの該行アドレスに対応するメモリセルの行をアクティブにする行アドレスデコーダと、
各々が少なくとも一対の相補ビット線を含む複数の列ノード回路であって、該複数の列ノード回路の各々が、
該列ノード回路の各対の相補ビット線間に結合されたセンス増幅器と、
該列ノード回路の各対の相補ビット線間に結合された平衡化回路と、
該列ノード回路の各対の相補ビット線間に結合された入出力回路であって、列エネーブル信号に応答して、該列ノード回路の各対の相補ビット線を各対の相補入出力線に結合するように構成されている、入出力回路と
を備えた、複数の列ノード回路と、
該メモリデバイスによって受け取られた列アドレスをデコードし、かつ、複数の該列エネーブル信号を生成する列アドレスデコーダであって、該列アドレスの各々に応答して、該複数の列エネーブル信号のうち少なくとも1つを生成する、列アドレスデコーダと、
該複数の列ノード回路の各々の各対の相補ビット線を該第1のアレイの各列の一対の相補ビット線に選択的に結合する一対の第1の結合スイッチであって、各列ノードディセーブル信号によって決定される導通状態を有する、一対の第1の結合スイッチと、
該複数の列ノード回路の各々の各対の相補ビット線を該第2のアレイの各列の一対の相補ビット線に選択的に結合する第2の対の結合スイッチであって、該各列ノードディセーブル信号によって決定される導通状態を有する、第2の対の結合スイッチと、
各列ノードディセーブル信号を該複数の列ノード回路の各々に結合された該第1の結合スイッチに適用する冗長列制御回路であって、冗長列ディセーブル信号の各々によって、該各列ノード回路に結合された該第1の結合スイッチは、該列ノード回路が結合された該メモリセルの列の代わりに、メモリセルの冗長列を代用することに応答して、非導通状態になる、冗長列制御回路と
を備える、メモリデバイス。 - 行および列状に並べられたメモリセルの第2のアレイであって、少なくとも1つのメモリセルの冗長列を含み、該第2のアレイへのデータおよび該第2のアレイからのデータを前記行アドレスデコーダに結合して、該第2のアレイのメモリセルの行をアクティブにするように、前記データパス回路に結合されている、第2のアレイと、
前記複数の列ノード回路の各々の各対の相補ビット線を該第2のアレイの各列の一対の相補ビット線に選択的に結合する一対の第2の結合スイッチであって、各列ノードディセーブル信号によって決定される導通状態を有し、かつ、前記冗長列制御回路に結合されており、該冗長列制御回路は、列ノードディセーブル信号を該複数の列ノード回路の各々に結合された該第2の結合スイッチに適用し、前記冗長列ディセーブル信号によって、該各列ノード回路に結合された該第2の結合スイッチは、該列ノード回路が結合された該メモリセルの列の代わりに、メモリセルの冗長列を代用することに応答して、非導通状態になる、一対の第2の結合スイッチと
をさらに備える、請求項1に記載のメモリデバイス。 - 前記複数の列ノード回路の各々は、前記第1および第2の結合スイッチと、該列ノード回路の各ビット線との間に結合された分離トランジスタをさらに備え、
前記メモリデバイスは、該複数の列ノード回路のすべての該第1および第2の結合スイッチに結合された分離制御回路をさらに備え、
該分離制御回路は、該第1の結合スイッチまたは該第2の結合スイッチのいずれかを導通させる分離制御信号を生成する、請求項2に記載のメモリデバイス。 - 前記分離トランジスタと前記第1および第2の結合スイッチとは、互いに別の構成要素である、請求項3に記載のメモリデバイス。
- 前記複数の列ノード回路の各々は、複数の対の相補ビット線を含み、該複数の対の相補ビット線の各々は、前記第1の対の結合スイッチの一方によって前記第1のアレイの一対の相補ビット線に、および、前記第2の対の結合スイッチの一方によって前記第2のアレイの一対の相補ビット線に結合される、請求項2に記載のメモリデバイス。
- 前記第1および第2の結合スイッチの各々は、電界効果トランジスタを含む、請求項1に記載のメモリデバイス。
- 前記冗長列制御回路の各々は、導通状態と非導通状態とを有する各プログラマブルインピーダンス素子を備える、請求項1に記載のメモリデバイス。
- 前記プログラマブルインピーダンス素子の各々はレーザヒューズを備える、請求項7に記載のメモリデバイス。
- 前記プログラマブルインピーダンス素子の各々はアンチヒューズを備える、請求項7に記載のメモリデバイス。
- 前記メモリデバイスは、ダイナミックランダムアクセスメモリを備える、請求項1に記載のメモリデバイス。
- 前記メモリデバイスは、同期ダイナミックランダムアクセスメモリを備える、請求項10に記載のメモリデバイス。
- 前記複数の列ノード回路の各々に結合される前記列イネーブル信号、および、関連付けられた列ノード回路の前記第1の結合スイッチに適用される前記冗長列ディセーブル信号は、互いに平行に位置付けられた各導体を介して結合される、請求項1に記載のメモリデバイス。
- 行および列状に並べられたメモリセルの第1のアレイに結合するように適応された列回路であって、
各々が少なくとも一対の相補ビット線を含む複数の列ノード回路であって、該複数の列ノード回路の各々が、
該列ノード回路の各対の相補ビット線間に結合されたセンス増幅器と、
該列ノード回路の各対の相補ビット線間に結合された平衡化回路と、
該列ノード回路の各対の相補ビット線間に結合された入出力回路であって、列エネーブル信号に応答して、該列ノード回路の該対の相補ビット線を各対の相補入出力線にそれぞれ結合するように構成されている、入出力回路と
を備えた、複数の列ノード回路と、
該複数の列ノード回路の各々の各対の相補ビット線を該第1のアレイの各対の相補ビット線に選択的に結合する一対の第1の結合スイッチであって、各列ノードディセーブル信号によって決定される導通状態を有する、一対の第1の結合スイッチと、
各列ノードディセーブル信号を該複数の列ノード回路の各々の該第1の結合スイッチに適用する冗長列制御回路であって、冗長列ディセーブル信号の各々によって、該各列ノード回路に結合された該第1の結合スイッチは、該列ノード回路が結合された該メモリセルの列の代わりに、メモリセルの冗長列を代用することに応答して、非導通状態になる、冗長列制御回路と
を備える、列回路。 - 前記列回路は、行および列状に並べられたメモリセルの第2のアレイに結合されており、前記複数のノード回路の各々の各対の相補ビット線、および、該第2のアレイの各対の相補ビット線に結合された一対の第2の結合スイッチをさらに備え、
該第2の結合スイッチは、各列ノードディセーブル信号によって決定される導通状態を有し、前記冗長列制御回路に結合されており、
該冗長列制御回路は、列ノードディセーブル信号を該複数のノード回路の各々に結合された該第2の結合スイッチに適用し、前記冗長列ディセーブル信号によって、該各列ノード回路に結合された該第2の結合スイッチは、該列ノード回路が結合された該メモリセルの列の代わりに、メモリセルの冗長列を代用することに応答して、非導通状態になる、請求項13に記載の列回路。 - 前記複数の列ノード回路の各々は、前記第1および第2の結合スイッチの各々と、該列ノード回路の各ビット線との間に結合された分離トランジスタをさらに備える、請求項14に記載の列回路。
- 前記分離トランジスタと前記第1および第2の結合スイッチとは、互いに別の構成要素である、請求項15に記載の列回路。
- 前記複数の列ノード回路の各々は、複数の対の相補ビット線を含み、該複数の対の相補ビット線の各々は、前記第1の対の結合スイッチの一方によって前記第1のアレイの一対の相補ビット線に、および、前記第2の対の結合スイッチの一方によって前記第2のアレイの一対の相補ビット線に結合される、請求項14に記載の列回路。
- 前記第1の結合スイッチの各々は、電界効果トランジスタを含む、請求項13に記載の列回路。
- 前記冗長列制御回路の各々は、導通状態と非導通状態とを有する各プログラマブルインピーダンス素子を備える、請求項13に記載の列回路。
- 前記プログラマブルインピーダンス素子の各々はレーザヒューズを備える、請求項19に記載の列回路。
- 前記プログラマブルインピーダンス素子の各々はアンチヒューズを備える、請求項19に記載の列回路。
- 前記複数の列ノード回路の各々に結合される前記列イネーブル信号、および、関連付けられた列ノード回路の前記第1の結合スイッチに適用される前記冗長列ディセーブル信号は、互いに平行に位置付けられた各導体を介して結合される、請求項13に記載の列回路。
- コンピュータシステムであって、
プロセッサバスを有するプロセッサと、
データが該コンピュータシステムに入力されるように適応された、該プロセッサバスを介して該プロセッサに結合された入力デバイスと、
データが該コンピュータシステムから出力されるように適応された、該プロセッサバスを介して該プロセッサに結合された出力デバイスと、
メモリデバイスと
を備え、該メモリデバイスは、
行および列状に並べられたメモリセルの第1のアレイであって、少なくとも1つのメモリセルの冗長列を含む、第1のアレイと、
該メモリデバイスによって受け取られるコマンド信号に応答して、該メモリデバイスの動作を制御する制御信号を提供するように構成された制御回路と、
該第1のアレイと外部よりアクセス可能なデータバスとの間でデータを結合するように構成されたデータパス回路であって、少なくとも一対の相補入出力線を含む、データパス回路と、
該メモリデバイスによって受け取られた行アドレスをデコードし、かつ、該第1のアレイの該行アドレスに対応するメモリセルの行をアクティブにする行アドレスデコーダと、
各々が少なくとも一対の相補ビット線を含む複数の列ノード回路であって、該複数の列ノード回路の各々が、
該列ノード回路の各対の相補ビット線間に結合されたセンス増幅器と、
該列ノード回路の各対の相補ビット線間に結合された平衡化回路と、
該列ノード回路の各対の相補ビット線に結合された入出力回路であって、列エネーブル信号に応答して、該列ノード回路の各対の相補ビット線を各対の相補入出力線に結合するように構成されている、入出力回路と
を備えた、複数の列ノード回路と、
該メモリデバイスによって受け取られた列アドレスをデコードし、かつ、複数の該列エネーブル信号を生成する列アドレスデコーダであって、該列アドレスの各々に応答して、該複数の列エネーブル信号のうち少なくとも1つの生成する、列アドレスデコーダと、
該複数の列ノード回路の各々の各対の相補ビット線を該第1のアレイの各列の一対の相補ビット線に選択的に結合する対の第1の結合スイッチであって、各列ノードディセーブル信号によって決定される導通状態を有する、対の第1の結合スイッチと、
該複数の列ノード回路の各々の各対の相補ビット線を該第2のアレイの各列の一対の相補ビット線に選択的に結合する一対の第2の結合スイッチであって、該各列ノードディセーブル信号によって決定される導通状態を有する、第2の結合スイッチと、
各列ノードディセーブル信号を該複数の列ノード回路の各々に結合された該第1の結合スイッチに適用する冗長列制御回路であって、冗長列ディセーブル信号の各々によって、該各列ノード回路に結合された該第1の結合スイッチは、該列ノード回路が結合された該メモリセルの列の代わりに、メモリセルの冗長列を代用することに応答して、非導通状態になる、冗長列制御回路と
を備える、コンピュータシステム。 - 前記メモリデバイスは、
行および列状に並べられたメモリセルの第2のアレイであって、少なくとも1つのメモリセルの冗長列を含み、該第2のアレイへのデータおよび該第2のアレイからのデータを前記行アドレスデコーダに結合して、該第2のアレイのメモリセルの行をアクティブにするように、前記データパス回路に結合されている、第2のアレイと、
前記複数の列ノード回路の各々の各対の相補ビット線を該第2のアレイの各列の一対の相補ビット線に選択的に結合する一対の第2の結合スイッチであって、各列ノードディセーブル信号によって決定される導通状態を有し、かつ、前記冗長列制御回路に結合されており、該冗長列制御回路は、列ノードディセーブル信号を該複数の列ノード回路の各々に結合された該第2の結合スイッチに適用し、前記冗長列ディセーブル信号によって、該各列ノード回路に結合された該第2の結合スイッチは、該列ノード回路が結合された該メモリセルの列の代わりに、メモリセルの冗長列を代用することに応答して、非導通状態になる、一対の第2の結合スイッチと
をさらに備える、請求項23に記載のコンピュータシステム。 - 前記複数の列ノード回路の各々は、前記第1および第2の結合スイッチと、該列ノード回路の各ビット線との間に結合された分離トランジスタをさらに備え、
前記メモリデバイスは、該複数の列ノード回路のすべての該第1および第2の結合スイッチに結合された分離制御回路をさらに備え、
該分離制御回路は、該第1の結合スイッチまたは該第2の結合スイッチのいずれかを導通させる分離制御信号を生成する、請求項24に記載のコンピュータシステム。 - 前記分離トランジスタと前記第1および第2の結合スイッチとは、互いに別の構成要素である、請求項24に記載のコンピュータシステム。
- 前記複数の列ノード回路の各々は、複数の対の相補ビット線を含み、該複数の対の相補ビット線の各々は、前記第1の結合スイッチによって前記第1のアレイの一対の相補ビット線に、および、前記第2の結合スイッチによって前記第2のアレイの一対の相補ビット線に結合される、請求項24に記載のコンピュータシステム。
- 前記第1および第2の結合スイッチの各々は、電界効果トランジスタを含む、請求項23に記載のコンピュータシステム。
- 前記冗長列制御回路の各々は、導通状態と非導通状態とを有する各プログラマブルインピーダンス素子を備える、請求項23に記載のコンピュータシステム。
- 前記プログラマブルインピーダンス素子の各々はレーザヒューズを備える、請求項29に記載のコンピュータシステム。
- 前記プログラマブルインピーダンス素子の各々はアンチヒューズを備える、請求項29に記載のコンピュータシステム。
- 前記メモリデバイスは、ダイナミックランダムアクセスメモリを備える、請求項23に記載のコンピュータシステム。
- 前記メモリデバイスは、同期ダイナミックランダムアクセスメモリを備える、請求項32に記載のコンピュータシステム。
- 前記複数の列ノード回路の各々に結合される前記列イネーブル信号、および、関連付けられた列ノード回路の前記第1の結合スイッチに適用される前記冗長列ディセーブル信号は、互いに平行に位置付けられた各導体を介して結合される、請求項23に記載のコンピュータシステム。
- メモリセルの第1のアレイにおける複数の対の相補ビット線と、複数の列回路との間でデータ信号を結合する方法であって、
該第1のアレイのビット線に欠陥がない場合、該複数の列回路の各々の少なくとも1つの相補ビット線と、該第1のアレイの対応する対の相補ビット線との間で該データ信号を結合するステップと、
該列回路のビット線に対応する該第1のアレイの任意のビット線に欠陥がある場合、該第1のアレイを該列回路から分離するステップと
を包含する、方法。 - 前記データ信号は、前記複数の列回路と、メモリセルの第2のアレイにおける複数の対の相補ビット線との間で結合され、前記方法は、
該第2のアレイのビット線に欠陥がない場合、該複数の列回路の各々の少なくとも一対の相補ビット線と、該第2のアレイの対応する対の相補ビット線との間で該データ信号を結合するステップと、
該列回路のビット線に対応する該第2のアレイの任意のビット線に欠陥がある場合、該第2のアレイを該列回路から分離するステップと
を包含する、請求項35に記載の方法。 - 欠陥のある前記第1のアレイの前記対の相補ビット線の代わりに、一対の相補ビット線を代用するステップをさらに包含する、請求項34に記載の方法。
- 前記メモリデバイスは、ダイナミックランダムアクセスメモリを備える、請求項35に記載の方法。
- 前記メモリデバイスは、同期ダイナミックランダムアクセスメモリを備える、請求項38に記載の方法。
- 前記列回路の各々は、2対の相補ビット線を備える、請求項35に記載の方法。
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