JP2005520139A - 超広帯域システムにおいて距離測定機能を実行する方法及びシステム - Google Patents

超広帯域システムにおいて距離測定機能を実行する方法及びシステム Download PDF

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Abstract

2つの装置間の距離を、これらの装置間で距離測定パケットを送信することにより求めるプロセスを提供する。ローカル装置が第1距離測定パケットを送信し、このパケットをリモート装置が第2距離測定パケットを返送する前に第1の保持時間に渡って保持する。ローカル装置はまた、第3距離測定パケットを送信し、このパケットをリモート装置が第4距離測定パケットを返送する前に第2の保持時間に渡って保持する。第2の保持時間が第1の保持時間の2倍である場合、2つの装置間の信号の伝搬時間はローカル装置によってのみ求められる時間測定値によってのみ求めることができる。受信信号に対して、これらの時間測定値を調整して、2つの装置間の最短伝送距離に対応し、直接的な見通し線に沿った信号の正確な時間推定値を供給することができる。次に、伝搬時間を使用してこれらの装置間の距離を求めることができる。

Description

本発明は超広帯域(ultrawide bandwidth:UWB)送信機、受信機及び伝送方式に関する。特に本発明は、UWBシステムにおいて距離測定機能を実行する方法及びシステムに関する。
(関連出願の相互参照)
本出願は、Paul R.Runkle及びRichard D.Robertsによる「超広帯域システムにおいて距離測定機能を実行する方法及びシステム」と題する2002年3月8日出願の米国仮出願第60/362,392号の優先権を主張するものであり、この出願の内容は本明細書において参照により引用される。
国際標準化機構(International Standards Organization’s:ISO)の開放型システム間相互接続(Open Systems Interconnection:OSI)標準は、エンドユーザと物理デバイスとの間の7層構造の階層を提供し、異なるシステムは、これらの階層を通して通信することができる。各層は、異なるタスクに関与し、OSI標準は、層間だけでなく、標準に準拠するデバイス間の相互作用を指定する。
図1は、7層構造のOSI標準の階層を示している。図1からわかるように、OSI標準100は、物理層110、データリンク層120、ネットワーク層130、トランスポート層140、セッション層150、プレゼンテーション層160、及びアプリケーション層170を含む。
物理(PHY)層110は、ビットストリームを電気、機械、機能及びプロシージャのレベルでネットワークを通して伝送する。この層は、データを搬送波で送受信するハードウェア手段となる。データリンク層120は、物理メディアでのビット表現及びメディアでのメッセージフォーマットを記述し、データブロック(フレームのような)を正しく同期させて送信する。ネットワーキング層130は、正しい送信先へのデータのルーティング及び転送を処理し、接続を維持し、終了させる。トランスポート層140は、エンドツーエンド制御及びエラーチェックを管理して確実にデータ転送を完結させる。セッション層150は、各エンドにおけるアプリケーション間の会話、交換及びダイアログを設定し、調整し、終了させる。プレゼンテーション層160は、着信及び発信データをあるプレゼンテーションフォーマットから別のプレゼンテーションフォーマットに変換する。アプリケーション層170は、通信相手を識別し、サービス品質を確認し、ユーザ認証及びプライバシーを検討し、データ構文の全ての制約を確認するための層である。
IEEE 802委員会は、ローカルネットワーク用に、OSI標準100の物理層110及びデータリンク層120にほぼ対応する3層アーキテクチャを開発した。図2は、IEEE 802標準200を示している。
図2に示すように、IEEE 802標準200は、物理(PHY)層210、メディアアクセス制御(MAC)層220、及び論理リンク制御(LLC)層225を含む。PHY層210は、基本的にOSI標準100におけるPHY層110と同様に動作する。MAC層220及びLLC層225は、OSI標準100におけるデータリンク層120の機能を共有する。LLC層225は、データを、PHY層210で送受信することができるフレームに格納し、MAC層220は、データリンクを通しての通信を管理して、データフレームを送信し、アクノリッジメント(ACK)フレームを受信する。MAC層220及びLLC層225は、エラーチェックだけでなく、受信及びアクノリッジされないフレームの再送信にも関与する。
図3は、IEEE 802標準200を使用する無線ネットワーク300のブロック図である。好適な実施形態においては、ネットワーク300は、無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)、またはピコネットである。しかしながら、本発明は、帯域を幾つかのユーザが共有することになる他の設定、例えば無線ローカルエリアネットワーク(WPAN)、または他の適切な無線ネットワークのような設定にも適用することができることを理解されたい。
ピコネットという用語を使用する場合、それは、アドホック機能で接続される装置のネットワークを指し、このネットワークでは、一つの装置が調整装置として機能し(すなわち、この装置はサーバとして機能する)、他の装置(ステーションと呼ばれることもある)は、この調整装置からの時間割当て命令に従う(すなわち、これらの他の装置はクライアントとして機能する)。調整装置は、指定装置、または単に、調整装置として機能するように選定される装置の内の一つの装置とすることができる。調整装置及び非調整装置との間の一つの主要な相違は、調整装置がネットワークの装置の全てと通信する機能を有する必要があるが、種々の非調整装置はネットワークの他の非調整装置の全てと通信する機能を有する必要が無いことである。
図3に示すように、ネットワーク300は、調整装置310及び複数の非調整装置320を含む。調整装置310は、ネットワーク300の動作を制御する機能を持つ。上述のように、調整装置310及び非調整装置320からなるシステムは、ピコネットと呼ぶことができ、この場合調整装置310は、ピコネット調整装置(piconet coordinator:PNC)と呼ぶことができる。非調整装置320の各々は、調整装置310に主無線リンク330を通して接続する必要があり、一つ以上の他の非調整装置320にも、ピアツーピアリンクとも呼ばれる副無線リンク340を通して接続することができる。
また、図3は、装置間の双方向リンクを示しているが、これらのリンクは、単方向とすることもできる。この場合、各双方向リンク330,340を2つの単方向リンクとして示し、第1のリンクをある方向に、第2のリンクを逆方向に向くようにすることができる。
幾つかの実施形態においては、システムを調整する機能が付加されること、及びネットワーク300の全ての装置320と通信するという要件を備えることを除いて、調整装置310を非調整装置320のいずれかと同じ種類の装置とすることができる。他の実施形態においては、調整装置310は、装置320の内の一つとして機能することがない独立した指定制御ユニットとすることができる。
次の開示の全体を通じて、調整装置310は、非調整装置320と同様な装置と考える。しかしながら、別の実施形態では専用の非調整装置310を使用することができる。更に、個々の非調整装置320は、調整装置310の機能素子を含むが、これらの機能素子を使用しないで、非調整装置として機能するようにすることができる。これは、どの装置も調整装置310と成り得るが、実際は一つの装置のみが所与のネットワークで調整装置の機能を実行する場合に相当する。
ネットワーク300の各装置は、異なる無線装置、例えばデジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、携帯情報端末(personal data assistant:PDA)、デジタルミュージックプレイヤー、または他のパーソナル無線装置とすることができる。
種々の非調整装置320は、利用可能な物理領域350に閉じ込められ、この領域は、調整装置310が非調整装置320の各々と無事に通信を行なえる度合いを基に設定される。調整装置310と通信することができる非調整装置320(またはその逆に非調整装置と通信することができる調整装置)のいずれもが、ネットワーク300の利用可能な物理領域350に位置する。しかしながら、上述のように、ネットワーク300の全ての非調整装置320が他の全ての非調整装置320と通信する必要は無い。
図4は、図3のネットワーク300の装置310,320のブロック図である。図4に示すように、各装置(すなわち、各調整装置310または非調整装置320)は、物理(PHY)層410、メディアアクセス制御(MAC)層420、及び一組の上部層430、及び管理エンティティ440を含む。
PHY層410は、ネットワーク300の残りのものと主無線リンク330または副無線リンク340を通して通信する。PHY層410は、伝送可能なデータフォーマットでデータを生成及び受信し、そのデータをMAC層420が利用可能なフォーマットに、または利用可能なフォーマットから変換する。MAC層420は、PHY層410が必要とするデータフォーマットと上部層430が必要とするデータフォーマットとの間のインターフェイスとして機能する。上部層430は、装置310,320の機能を含む。これらの上部層430は、論理リンク制御(LLC)などを含むことができる。上部層によって、MAC層420は、TCP/IP,TCP,UDP,RTP,IP,USB,1394,UDP/IP,ATM,DV2,MPEGなどのような種々のプロトコルとの接続を行なうことができる。
通常、WPANの調整装置310及び非調整装置320は、同じ帯域を共有する。従って、調整装置310は、その帯域の共有を調整する。種々の標準が作成されて、無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)設定の帯域を共有するプロトコルが確立されている。例えば、IEEE標準802.15.3によりPHY層410及びMAC層420に関する仕様がそのような設定に盛り込まれるが、この設定においては、帯域は時分割多重アクセス(Time Division Multiple Access:TDMA)方式を使用して共有される。この標準を使用して、MAC層420はフレーム及びスーパーフレームを定義し、これらのフレームを通して、装置310,320による帯域の共有が、調整装置310及び/又は非調整装置320により管理される。
本発明の好適な実施形態について以下に記載する。また、本明細書に記載する実施形態はWPAN(またはピコネット)との関連で示すが、本発明は、帯域を幾つかのユーザが共有することになる他の設定、例えば無線ローカルエリアネットワーク(WPAN)、または他の適切な無線ネットワークのような設定にも適用することができることを理解されたい。
本発明は、ネットワーク300内で動作するか、或いは、ネットワーク300を通るデータ経路を定義するスーパーフレームの内部のビーコンを周期的に使用することによりネットワーク300への参加を試みる装置310,320を調整する方法を提供する。
<装置ID及びMACアドレス>
ネットワーク300の装置310,320を動作させる際の一つの重要事項は、装置310,320の各々を一意的に識別することである。これを実行するには幾つかの方法がある。
装置がどのネットワークに含まれるかに関係なく、各装置310,320は、装置を識別するために使用される固有のMACアドレスを有する。通常、2つの装置310,320が同じMACアドレスを持たないように、製造業者がMACアドレスを装置に割り当てる。MACアドレスを管理するために本発明の好適な実施形態において使用する一連の標準は、IEEE Std. 802−1990の「IEEE Standards for Local and Metropolitan Area Networks:Overview and Architechture」に記載されている。
動作を簡単にするために、ネットワーク300は、装置IDをネットワーク300の各装置310,320に割り当てて、その固有のMACアドレスとともに使用する。好適な実施形態では、MAC420は、アドホック装置IDを使用して装置310,320を識別する。これらの装置IDを使用して、例えばネットワーク300内のフレームを、フレームの送信先のアドホック装置IDに基づいてルーティングすることができる。装置IDは、通常、各装置310,320のMACアドレスよりもかなり小さい。好適な実施形態では、装置IDは8ビットであり、MACアドレスは48ビットである。
各装置310,320は、装置IDとMACアドレスとの間の対応関係をマッピングしたマッピングテーブルを保持する必要がある。このテーブルは、調整装置310が非調整装置320に供給する装置ID情報及びMACアドレス情報に基づいて書き込まれる。これによって各装置310,320は、装置IDまたはMACアドレスのいずれかにより、それ自体及びネットワーク300の他の装置を参照することができる。
<パケット>
情報は、ネットワークの装置間をパケットを使用して授受されることが好ましい。図5は、本発明の好適な実施形態によるデータパケットのブロック図である。
図5に示すように、パケット500はプリアンブル510、ヘッダ520、及びデータ530を含む。パケットの各部分は、パケット500のその部分のデータビットを表わす一連のパルス(またはウェーブレット)から構成される。
プリアンブル510では、送信側装置は既知の信号シーケンス(例えば一つの特定コードワード及びその逆数のパターン)を送信する。受信側装置はこの既知のシーケンスを受信して送信側装置からの信号を正しく自動追跡する。好適には、受信側装置はそのタイミングを送信側装置のタイミングに同期させるので、実質的なデータはプリアンブル510では送信されない。ヘッダ520はパケット500の所望の受信先に関する情報及び他の識別情報を含む。データ530はパケット500が搬送する実質的なデータを含む。
<UWB信号>
UWBシステムの一実施形態では、単一の基本ウェーブレット波形を使用して形成される短期間ウェーブレット(パルスとも呼ぶ)列を基本とする信号を使用する。個々のウェーブレットの間隔は均一または可変とすることができ、そしてウェーブレット列を通信データで変調するために使用することができる多くの異なる方法が在る。しかしながら、一つの共通する特徴は、ウェーブレット列は高い搬送周波数に変換することなく送信されことであり、UWBは、「キャリアレス(carrier−less)」無線とも呼ばれることがある。換言すれば、本実施形態では、UWBシステムがそのアンテナをベースバンド信号で直接駆動する。
UWBシステムに共通する別の重要な点は、個々のウェーブレットはその持続時間が非常に短く、通常、単一ビットに対応する期間よりもかなり短いので、マルチパス成分を解消するのに有利であることである。従って通常のUWBパルス列信号は、式(1)に示すように時間シフトしたパルスの合計として表わすことができる。
Figure 2005520139
ここで、s(t)はUWB信号、p(t)は基本ウェーブレット波形、ak及びtkは個々のウェーブレットに関する振幅及び時間オフセットである。ウェーブレット持続時間が短いので、UWB信号のスペクトルは数ギガヘルツ以上の帯域になる。代表的なウェーブレットストリームの一例を図6に示す。ここで、ウェーブレットは、ナノ秒の何分の1かのピーク間時間(Tp-p)、数ナノ秒のウェーブレット周期Tw、及び数ギガヘルツの帯域を有するガウス分布の単パルスである。別の実施形態では、異なるタイプの単パルスを使用することができる。
この節のタイトルに一致する形で、本発明から選択した特徴に関して以下に簡単に記載する。本発明をより完全に記載することが本文書全体の主題である。
本発明の目的は、単一の装置においてのみ正確な時間測定を必要とする、パケットの伝搬時間を求める方法を提供することにある。
本発明の別の目的は、信号の最初のマルチパス成分が装置に到達する時間を求める方法を提供することにある。
これらの目的及び他の目的は、無線ネットワークの信号経路の伝搬時間を求める方法により達成することができる。この方法は、第1距離測定パケットをローカル装置からリモート装置に第1の時間に送信すること、第1距離測定パケットをリモート装置で、第1の時間に伝搬時間を加えた時間に等しい第2の時間に受信すること、第2距離測定パケットをリモート装置からローカル装置に、第2の時間に第1の保持時間を加えた時間に等しい第3の時間に送信すること、第2距離測定パケットをローカル装置で、第3の時間に伝搬時間を加えた時間に等しい第4の時間に受信すること、第3距離測定パケットをローカル装置からリモート装置に第5の時間に送信すること、第3距離測定パケットをリモート装置で、第5の時間に伝搬時間を加えた時間に等しい第6の時間に受信すること、第4距離測定パケットをリモート装置からローカル装置に、第6の時間に第1の保持時間とは異なる第2の保持時間を加えた時間に等しい第7の時間に送信すること、第4距離測定パケットをローカル装置で、第7の時間に伝搬時間を加えた時間に等しい第8の時間に受信すること、ローカル装置で伝搬時間を第1の時間、第4の時間、第5の時間、第8の時間、及び第1の保持時間と第2の保持時間との比の関数として計算することを備える。
本方法は、ローカル装置とリモート装置との間の距離を伝搬時間に光速を乗じて計算することを更に備え得る。
第2の保持時間は第1の保持時間の2倍であることが好ましい。この場合、伝搬時間は第4の時間と第1の時間との差から、第8の時間と第5の時間との差の半分を差し引いたものに等しい。
第1距離測定パケットは、リモート装置に異なる時間に到達する複数のマルチパス成分を含むことが好ましい。第2の時間が、複数のマルチパス成分の内の最初のマルチパス成分がリモート装置に到達する最初の受信時間を表わすことが好ましい。
本方法は、最初の受信マルチパス成分とは異なる取得マルチパス成分を複数のマルチパス成分からリモート装置で取得すること、取得マルチパス成分及び複数の受信マルチパス成分を処理して最初の受信マルチパス成分の位置を特定し、最初の受信マルチパス成分に関連する最初の受信時間を特定することにより最初の受信時間を求めること、第2の時間を最初の受信時間と決定することを更に備え得る。
最初の受信マルチパス成分を求める工程は、取得マルチパス成分を受信する前の最長持続時間内にリモート装置で受信する全ての着信信号を識別すること、受信着信信号をノイズしきい値と比較すること、ノイズしきい値よりも大きい最初の受信着信信号の位置を特定すること、最初の受信着信信号を最初の受信マルチパス成分と決定することを更に備え得る。
第2距離測定パケットは、ローカル装置に異なる時間に到達する複数のマルチパス成分を含むことが好ましい。第4の時間が、複数のマルチパス成分の内の最初のマルチパス成分がローカル装置に到達する最初の受信時間を表わすことが好ましい。
本方法は、最初の受信マルチパス成分とは異なる取得マルチパス成分を複数のマルチパス成分からローカル装置で取得すること、取得マルチパス成分及び複数の受信マルチパス成分を処理して最初の受信マルチパス成分の位置を特定し、最初の受信マルチパス成分に関連する最初の受信時間を特定することにより最初の受信時間を求めること、第4の時間を最初の受信時間と決定することを更に備え得る。
最初の受信マルチパス成分を求める工程は、取得マルチパス成分を受信する前の最長持続時間内にローカル装置で受信する全ての着信信号を識別すること、受信着信信号をノイズしきい値と比較すること、ノイズしきい値よりも大きい最初の受信着信信号の位置を特定すること、最初の受信着信信号を最初の受信マルチパス成分と決定することを更に備え得る。
第3距離測定パケットは、リモート装置に異なる時間に到達する複数のマルチパス成分を含むことが好ましい。第5の時間が、複数のマルチパス成分の内の最初のマルチパス成分がリモート装置に到達する最初の受信時間を表わすことが好ましい。
本方法は、最初の受信マルチパス成分とは異なる取得マルチパス成分を複数のマルチパス成分からリモート装置で取得すること、取得マルチパス成分及び複数の受信マルチパス成分を処理して最初の受信マルチパス成分の位置を特定し、最初の受信マルチパス成分に関連する最初の受信時間を特定することにより最初の受信時間を求めること、第5の時間を最初の受信時間と決定することを更に備え得る。
最初の受信マルチパス成分を求める工程は、取得マルチパス成分を受信する前の最長持続時間内にリモート装置で受信する全ての着信信号を識別すること、受信着信信号をノイズしきい値と比較すること、ノイズしきい値よりも大きい最初の受信着信信号の位置を特定すること、最初の受信着信信号を最初の受信マルチパス成分と決定することを更に備え得る。
第4距離測定パケットは、ローカル装置に異なる時間に到達する複数のマルチパス成分を含むことが好ましい。第8の時間が、複数のマルチパス成分の内の最初のマルチパス成分がローカル装置に到達する最初の受信時間を表わすことが好ましい。
本方法は、最初の受信マルチパス成分とは異なる取得マルチパス成分を複数のマルチパス成分からローカル装置で取得すること、取得マルチパス成分及び複数の受信マルチパス成分を処理して最初の受信マルチパス成分の位置を特定し、最初の受信マルチパス成分に関連する最初の受信時間を特定することにより最初の受信時間を求めること、第8の時間を最初の受信時間と決定することを更に備え得る。
最初の受信マルチパス成分を求める工程は、取得マルチパス成分を受信する前の最長持続時間内にローカル装置で受信する全ての着信信号を識別すること、受信着信信号をノイズしきい値と比較すること、ノイズしきい値よりも大きい最初の受信着信信号の位置を特定すること、最初の受信着信信号を最初の受信マルチパス成分と決定することを更に備え得る。
本発明に対するより完全な評価及び本発明に付随する多くの利点は、本発明に対する理解が次に示す詳細な記述を添付の図面と関連付けて考察しながら参照することにより一層深まるので容易に得られるものと考える。
次に、本発明の好適な実施形態について図面を参照しながら記載する。幾つかの図面において、同様な参照番号は、同じまたは該当する部分を指す。
超広帯域(ultrawide bandwidth:UWB)信号の特性について考えると、これらは距離測定機能を実現するのに適している。しかしながら、UWBネットワークの所定の装置がこのような距離測定機能を許容レベルの精度で実行することができる実施形態を提供する必要がある。
<2つの装置間の通信>
図7は、基本UWBネットワークの装置ペアを示すブロック図である。これらの装置は調整装置310または非調整装置320とすることができる。
図7に示すように、ネットワーク300のこの部分は、第1装置710及び第2装置720を含み、これらの装置は無線伝送730及び740により互いに通信する。これらの伝送の幾つかは直接的な見通し線(direct line of sight:DLOS)に沿った経路730に従って行なわれ、他の伝送は壁、家具、人などのような障害構造750により反射される形で、反射経路740に従って行われる。
図8は、本発明の好適な実施形態による2つの装置間で送信される信号のチャネル応答を示すグラフである。図8に示すように、送信側装置(例えば第1装置710)が無線信号を受信側装置(例えば第2装置720)に送信すると、受信側装置は送信信号の幾つかのマルチパス信号成分810,820,830を受信する。これらのマルチパス信号成分810,820,830は、受信側装置で受信される種々の直接信号及び反射信号を表わす。
最初に受信されるマルチパス信号810は通常、DLOS経路730に沿って受信されたマルチパス信号に対応する。DLOS経路730は、信号が送信側装置と受信側装置との間を伝搬することのできる最短経路であるので、この経路に沿う信号は、常に受信側装置に最初に到達する。これは、送信側装置と受信側装置との間の信号伝搬時間が信号が伝搬する距離に直接比例するからである。
多くの場合、送信側装置と受信側装置との間に障害物が在るとしても、マルチパス信号は、DLOS経路730に沿って進み、そして受信側装置に到達する。マルチパス信号は障害物を通過することによってある程度減衰するが、それに係わらず、受信側装置に到達する。
しかしながら、送信側装置と受信側装置との間に位置する障害物がDLOS経路730を完全にブロックして信号が全く通過できない場合がある。この場合には、最初に受信されたマルチパス信号810は、送信側装置と受信側装置との間の利用可能な最短経路に沿って受信されたマルチパス信号に対応する。これもまた、送信側装置と受信側装置との間の信号伝搬時間が信号が伝搬する距離に直接比例するからである。
着信信号の残りのマルチパス成分の中から、受信側装置は一つのマルチパス信号820を取得して処理及びデコードを行なう(すなわち、この装置は信号の一つのマルチパス信号820が、処理を行なうために十分なレベルの品質を有すると判断し、この信号を自動追跡する)。この取得したマルチパス信号820は、最初のマルチパス信号810である必要はなく、最大強度の受信マルチパス信号である必要もない。
<基本的な距離測定アルゴリズム>
ある基本的な距離測定方法は距離測定パケットの直接的な交換を含む。一つの装置が第1距離測定パケットを別の装置に送信し、その返答として第2距離測定パケットを受信する場合、この装置はこれらの装置間の距離をこのパケット交換のタイミングに関する少ない情報のみで求めることができる。
図9Aは、本発明の好適な実施形態による、無線ネットワークの2つの装置間で距離測定パケットを交換する様子を示すタイミング図である。図9Bは図9Aのパケット交換を示すメッセージシーケンスチャートである。
図9A及び9Bに示すように、第1装置710は、まず、第1距離測定パケット910を第1の時間T1に第2装置720に送信する。第2装置720は第1距離測定パケット910を第2の時間T2に受信し、このような関係は次の式で表わされる。
Figure 2005520139
この式では、TPは、第1距離測定パケット910が第1装置710から第2装置720に到達するのに要する伝搬時間である。
次に、第2装置720は、第1距離測定パケット910を保持時間THの間だけ保持し、第2距離測定パケット920を第1装置710に第3の時間T3に送信する。このような関係は次の式で表わされる。
Figure 2005520139
この保持時間THは、着信信号を処理するのに要する回路遅延を表わし、この回路遅延は発信信号などの準備に要する。好適な実施形態では、この第2距離測定パケット920は、第1距離測定パケット910と同じフォーマットを有するが、異なるタイミング情報を距離測定パケットを通して渡す場合には異なるタイミング情報を含むことになる。しかしながら、別の実施形態では、パケットが距離測定パケットとして識別され得る限り、第2距離測定パケットを異なるパケットとすることができる。例えば、幾つかの実施形態では、距離測定パケットは、タイミング情報を全く必要としない。
次に、第1装置710は、第2距離測定パケット920を第4の時間T4に受信する。このような関係は次の式で表わされる。
Figure 2005520139
第1装置710が、第2距離測定パケット920の第2の時間T2または第3の時間T3のいずれかに関する測定値を受信すると、第1装置は式(2)または式(4)を使用することにより、或いはこれらの式を次のように書き直すことにより伝搬時間TPを求めることができる。
Figure 2005520139
または、
Figure 2005520139
しかしながら、第1装置710のクロックは、第2装置720のクロックと完全には同期しておらず、位相または周波数のいずれかがずれている場合がある。従って、第1装置710からの第1の時間T1及び第4の時間T4の測定値が、第2装置720からの第2の時間T2及び第3の時間T3の測定値とは同じ基準フレームにない可能性がある。また、たとえこれらの測定値が同じ基準フレームにあったとしても、第1装置のクロックの精度が第2装置のクロックの精度よりもかなり高い可能性がある。
この結果として、第1装置710が、第2の時間T2または第3の時間T3のいずれかの測定値を第2装置720から受信しても、伝搬時間TPを式(5)または式(6)により正確に求められない可能性がある。つまり、第1装置は、これらの値を正確なものであると信頼できない可能性がある、ということである。式(5)及び式(6)は絶対的な条件で測定された真の値に対しては成り立つが、2つの異なる装置から時間の正確な値を同じ基準フレームで、または同じ程度の精度で提供するのは困難である。
第1装置710のみが、第1装置が第1距離測定パケット910を送信した時間(第1の時間T1)、及び第1装置が第2距離測定パケット920を受信した時間(第4の時間T4)を正確に認識する。しかしながら、式(3)に示すように、第2の時間T2及び第3の時間T3は保持時間THに関連する。THを求めるための式(3)を解くと、次式が得られる。
Figure 2005520139
第2装置720における保持時間THは、物理遅延(例えばPHY層410での)及びプロセス遅延(例えばMAC層420での)が混じり合ったものである。また、保持時間THは、ある期間であり、基準時間に対して決まる時間ではない。結果として、保持時間THは、第1装置710のクロックを基準にすることなく、かつ精度損失を生じることなく、第2装置720により求めることができる。物理遅延が既知である場合、保持時間THは、既知の予測可能な期間となり得る。
好適な実施形態では、各装置に関する保持時間THの物理遅延要素は製造中に求めることができ、装置のメモリに保存することができる。保持時間THのプロセス遅延要素は、装置が必要に応じて設定することができ、かつ必要に応じて可変または固定とすることができる。
第1装置710が保持時間THを第2装置720から通知されると、第1装置は、伝搬時間TP(すなわち、パケットの伝搬時間)を式(5),(6)及び(7)を次のように組み合わせることにより求めることができる。
Figure 2005520139
Figure 2005520139
しかしながら、この測定方法により、伝搬時間TPを求める際の第2の時間T2及び第3の時間T3に対する依存性が全て無くなるが、この方法では第2装置720における保持時間THに対する依存性が残る。これにより、保持時間THをモニターすること、及びこの保持時間を第1装置710に送信することの両方が第2装置720に必要とされる。
しかしながら、2つの距離測定パケットを第1装置710から第2装置720に送信することにより、保持時間THの不正確さを回避する対策を採ることができる。この方法では、一方の距離測定パケットを第1の保持時間TH1だけ遅延させ、他方の距離測定パケットを、第1の保持時間の2倍、すなわち2×TH1に等しい第2の保持時間TH2だけ遅延させる。
第1の保持時間TH1が、第2装置720が着信パケットを処理し、応答パケットを送出するのに必要な物理時間を表わす場合、パケットを第2の保持時間TH2だけ遅延させるのは比較的容易であるが、これはこの保持時間が第1の保持時間TH1の丁度2倍であるからである。第1の保持時間TH1の物理要素(これは第2の保持時間TH2と同じである)が既知の場合、これを達成するための直接的な方法(プロセス要素)は、パケットを2回処理して、単に2回目の時に応答パケットを送信することである。
図10Aは、本発明の好適な実施形態による、無線ネットワークの2つの装置間で距離測定パケットを2回交換する様子を示すタイミング図である。図10Bは図10Aのパケット交換を示すメッセージシーケンスチャートである。図10A及び10Bに示すように、第1距離測定パケット1010及び第2距離測定パケット1020の交換は、図9A及び9Bに示すパケット交換と同様である。
第1のパケット交換では、第1装置710は、まず、図10A及び10Bに示すように、第1距離測定パケット1010を第1の時間T1に第2装置720に送信する。第2装置720は、第1距離測定パケット1010を第2の時間T2に受信し、第1距離測定パケット1010を第1の保持時間TH1の間に渡って保持し、第2距離測定パケット1020を第1装置710に第3の時間T3に送信する。次に、第1装置710は、第2距離測定パケット1020を第4の時間T4に受信する。この交換は上述の式(2)〜(9)に従って行なわれる(この場合、TH1=TH)。
次に、第1装置710は、第3距離測定パケット1030を第2装置720に第5の時間T5に送信する。
第2装置720は、第3距離測定パケットを第6の時間T6に受信する。ここで、次の式が成り立つ。
Figure 2005520139
式(2)の場合と同じように、TPは、第3距離測定パケット1030が第1装置710から第2装置720に伝搬するのに要する伝搬時間である。
次に、第2装置720は、第3距離測定パケット1030を第1の保持時間TH1の2倍、すなわち次の式(11)で表わされる第2の保持時間TH2の間に渡って保持し、
Figure 2005520139
そして、第4距離測定パケット1040を第1装置710に第7の時間T7に送信する。ここで、第7の時間T7は、次の式(12)で表わされる。
Figure 2005520139
次に、第1装置710は、第4距離測定パケット1040を第8の時間T8に受信する。ここで、第8の時間T8は、次の式(13)で表わされる。
Figure 2005520139
次に、このタイミング情報を使用して第1の保持時間TH1を第5の時間T5、第8の時間T8及び伝搬時間TPの関数として次式のように求めることができる。
Figure 2005520139
Figure 2005520139
次に、この値を式(9)に使用して次の式を得る。
Figure 2005520139
式(16)は、TPに関して解くことにより次式のように簡単になる。
Figure 2005520139
従って、2つの別個のパケット交換を行なうことにより、第1装置710は、伝搬時間TPを第1の時間T1、第4の時間T4、第5の時間T5及び第8の時間T8のみの関数として求めることができる。
第1装置710は、第1の時間T1、第4の時間T4、第5の時間T5及び第8の時間T8の値を認識するので、第1装置は、第2装置720における第1の保持時間TH1及び第2の保持時間TH2により生じるどのような不正確さにも影響されることなく、伝搬時間TPを求めることができる。この正確さに伴う主たるコストは、第1装置が1組ではなく2組の距離測定パケットを送受信する必要があることにより生じる。
実際、本実施形態において伝搬時間TPを求めるために第1装置710が行なう必要のある全てのことは、2つの期間、すなわち第1期間T1-4及び第2期間T8-5を求めることである。第1期間T4-1は、第1装置710が第1距離測定パケット1010を第2装置720に送信する時から第1装置が第2距離測定パケット1020を第2装置720から受信する時までの経過時間であり、この経過時間は次の式で表わされる。
Figure 2005520139
第2期間T8-5は、第1装置710が第3距離測定パケット1030を第2装置720に送信する時から第1装置が第4距離測定パケット1040を第2装置720から受信する時までの経過時間であり、この経過時間は次の式で表わされる。
Figure 2005520139
これらの第1期間T1-4及び第2期間T8-5を、第1装置710が求めることは比較的簡単である。この理由は、これらの期間は、全て第1装置710のローカルクロックを使用して求められるからである。
次に第1装置710は、第1期間T1-4及び第2期間T8-5を使用して伝搬時間TPを式(17),(18)及び(19)を使用して次のようにして求めることができる。
Figure 2005520139
図10A及び10Bは、第1のパケット交換(すなわち、第2装置720においてTHの遅延で、第1距離測定パケット1010及び第2距離測定パケット1020を交換)が、第2のパケット交換(すなわち、第2装置720において2×THの遅延で、第3距離測定パケット1030及び第4距離測定パケット1040を交換)の前に、かつ第2のパケット交換の期間から離れた期間に行なわれる様子を示しているが、別の実施形態では、これらのパケット交換の順序を逆にしても、重複させてもよい。
また、第3距離測定パケットを完全に省くことができる。このような実施形態では、第2装置720が単に第1距離測定パケットに2回応答し、第1の保持時間TH1の後に一度距離測定パケットを送信し、第2の保持時間TH2の後に再度、距離測定パケットを送信する。そして、第1装置710は、第1パケットの送信とこれらの応答パケットの両方の受信との間の時間差を式(20)に示すように使用することができる。
更に、本実施形態では、第2の保持時間TH2は、第1の保持時間TH1の2倍であるが、別の実施形態では、これらの保持時間の間の異なる関係を使用することができる。第1の保持時間TH1と第2の保持時間TH2との間の関係が既知である限り、この関係を式から取り除いて上記のように伝搬時間TPを求めることができる。例えば、次の式
Figure 2005520139
が成り立つと、次の式が導かれる。
Figure 2005520139
この式(22)を式(9)に代入するとTPを求めることができる(この場合、TH1=THとする)。
また、幾つかの実施形態では、距離測定を補足のパケットを送信して行なう必要がある。例えば、第1装置710が伝搬時間TPを式(6)を使用して求める必要がある実施形態を用いる場合、第2装置720は、第3の時間T3の測定値を提供する後続パケットを送信する必要がある。これは、第2装置720がこの時間測定値を第2距離測定パケット920が送信されている状態になるまで認識せず、従ってこの時間測定値を第2距離測定パケット920に含めることができないからである。しかしながら、第1装置710は、それでも第2パケット920の受信時間を求め、後続パケットを待つだけで伝搬時間TPを算出するために必要な情報を取得することができる。同じやり方を他の実施形態に使用することができ、このような実施形態では、情報を第2装置720が非常に遅れて収集するのでこの情報を第2距離測定パケット920,1020、または第4距離測定パケット1040のいずれにも含ませることができない。
また、図9A及び10Aは、送信時間及び受信時間を使用する計算を示しているが、これらの計算は、送信及び受信の両方に関連する既知の回路遅延時間を含み得る。例えば、装置710,720の内の一つの装置の送信時間の時間測定を、実際の送信が行なわれる前の送信遅延時間TTDで行うことができるものと考えられる。同様に、装置710,720の内の一つの装置の受信時間の時間測定を、実際の送信が行なわれた後の受信遅延時間TRDで行うことができるものと考えられる。このような遅延時間は上述の議論では簡素化の意味から無視した。しかしながら、これらの遅延時間は簡単に取り入れることができ、それに応じて上記式を調整することができる。また、これらの種々の遅延時間TTD及びTRDを各装置について求めることができるので、これらの遅延時間を式において使用することができ、これらの遅延時間によって伝搬時間TPが上述の方法を使用して算出できなくなることはない。
更に、上記した受信時間の各々(T2,T4,T6及びT8)は、パケットの最初のマルチパス部分をそれぞれの装置710,720が受信する時間であると仮定している。ほとんどの場合において、装置710,720による実際の取得時間は異なるので、測定値を補正してこの差異を導出できるようにする必要がある。補正方法の一例を以下に開示する。
伝搬時間TPと2つの装置710及び720の間の距離との間の関係を光速により確定させる。2つの装置710及び720の間で送信される無線パケットは光速で伝搬する。従って、これらのパケットが伝搬する距離は、伝搬時間TPに光速を乗じた値に等しい。数学的に表わすと、この関係は次のように示される。
Figure 2005520139
上式において、Rは装置間の距離、TPは最短送信経路に沿って送信されるパケットの伝搬時間、cは光速である。
トランシーバの信号伝達機構の一実施形態では、符号化信号を使用して受信マルチパス成分の信号対ノイズ比を改善する。このような符号は複数のウェーブレット(例えば図6に示すウェーブレット)から成り、この場合、符号の各ウェーブレットのエネルギーは符号の持続期間に渡って積分される。
距離測定に符号を使用するに当たっては次の2つの重要な考慮すべき事項がある。(1)符号の自己相関サイドローブを出来る限り小さくして隣接マルチパス成分からの不要な干渉を回避する。(2)符号長を少なくともチャネルインパルス応答減衰時間の長さにして距離測定プロセスにおけるシンボル間干渉を無くす。
第1の基準の特性を満たす多くの符号系列がある。好適な実施形態では、13ビットバーカーシーケンスをコードワードに使用する。別の実施形態では、ゴレイ符号ペアを使用でき、この場合、各ペアからの応答を平均する。これにより、自己相関サイドローブが打ち消されるが、これは、ゴレイ符号ペアからのサイドローブ構造は、同じであるが、極性が逆であるからである。しかしながら、このような実施形態では、異なる符号の送信を交互に迅速に行なう機能が必要になる。
種々の実施形態では、第2の基準は、ウェーブレット符号を変調するために使用する非常に長い符号またはデジタルオーバーレイ符号を用いて満たすことができる。デジタルオーバーレイ符号は理想的な自己相関特性を持たないが、デジタルオーバーレイ符号を適用すると、同様な長さのアナログ符号よりも送信側装置及び受信側装置における複雑さが少なくて済む。
<直接的な見通し線(Direct Line of Sight)に沿った経路の検出>
上述のように、取得信号に関する伝搬時間TPを種々の方法により求めることが可能であり、これらの方法の各々では、少なくとも一つの送信時間及び少なくとも一つの受信時間の測定を行なう。
送信時間の測定は比較的単純である。単一の装置710,720は信号の単一コピーを送信しながら、送信を開始する時間を決定することができる。
しかしながら図8に示すように、状況は受信側装置ではそれほど単純ではない。信号反射のため、送信した信号の複数のコピー810,820,830が受信側装置に異なる時間に到達する。また、受信側装置が取得する(従って、任意の受信時間の測定のベースを形成する)信号コピー820は、最短経路信号コピー810ではない。
従って、各装置は着信信号の受信時間を容易に求めることができるが、この受信時間は必ずしも、受信側装置が最短経路に沿って伝搬してきたコピーを取得した場合に受信側装置が信号を受信した時間ではない。従って、装置710,720のいずれかが測定する信号受信の実際の時間は、正確な距離測定値に対応する時間よりも長くなる可能性がある。
従って、各装置における信号受信の測定時間を補正して、着信信号が利用可能な最短経路(通常、DLOS経路730)に沿って受信側装置に到達した実際の時間を反映するようにこの測定時間を調整する必要がある。
図11は、本発明の好適な実施形態による2つの装置間で送信される信号のチャネル応答を示すグラフである。図11に示すように、送信側装置(例えば第1装置710)が無線信号を受信側装置(例えば第2装置720)に送信すると、受信側装置は通常、送信信号の複数のコピー810,820,830を受信する。これらの複数のコピー810,820,830は、受信側装置で受信する種々の直接コピー及び反射コピーを表わす。
これらのコピーは、最初に受信する信号コピー810、取得信号コピー820、及び多くの他の信号コピー830を含む。また、システムに固有の数のノイズ信号1140が存在し、これらのノイズ信号は、最初の受信信号が受信側装置に到達する前であっても、受信側装置により検出される。
最初の受信信号コピー810のタイミングを求めるために、受信側装置は取得信号820のタイミングで動作を開始し、その到達時間から位相に関して逆算を開始してどの信号を取得信号の前に受信したかについて検査する。好適な実施形態では、これを受信側装置の複数の相関器(マルチアームまたはマルチフィンガーと呼ぶことがある)を使用して行なう。一つの相関器が取得信号を自動追跡し続ける間、別の相関器は、より以前の位相、すなわち早い時間に受信した信号を探す。
好適な実施形態では、受信側装置は、ノイズしきい値N及び最大遅延測定値Dmaxを使用してこのプロセスを実施する。このノイズしきい値Nは、信号強度を表わし、この信号強度よりも小さい強度の信号に関しては、受信側装置は、その信号を着信信号ノイズと見なす。最大遅延測定値Dmaxは、受信側装置が最初の受信信号810を考慮し得る取得信号820以前の最長時間を表わす。
受信側装置は、最大で最大期間測定値Dmaxまでの継続時間を示す位相で受信する信号を分析し、これらの信号のいずれかをノイズしきい値Nと比較する。次に、受信側装置は最大期間測定値Dmax以内であり、かつノイズしきい値Nよりも大きい最初の信号を、最初に受信した信号コピー810と見なす。
一旦、受信側装置が最初に受信する信号コピー810のタイミングを決定してしまうと、受信側装置はこの値を使用してシステムのタイミング計算を調整及び補正する。この補正機能はパケット送信に対してリアルタイムで行なう必要はない。実際、好適な実施形態では、この補正機能はパケット受信及びパケット送信とは別個に実行され、後で処理するために補正情報を適切な装置及びレイヤ(層)に送信する(例えば、第2装置720が後続パケットに含まれるこの情報を第1装置710に送信する)。
従って、任意の距離測定機能における実際の測定時間は正確ではない可能性があるが、上述の方法では、不正確さを考慮に入れて測定値をどのように調整すべきかを判断することができる。例えば、第1装置710が第4の時間T4、第5の時間T5及び第8の時間T8に関する正確な測定値を求めた後、後の処理でこれらの値に対する調整を、第1装置710及び第2装置720で求めた補正値に基づいて行なう。従って、伝搬時間の計算を補正された値に従って行ない、第1〜第4パケットの全てがそれらの最初の受信マルチパス部分で取得されたとした場合にそれらの装置が採ると考えられる値を補正値に反映させる。その結果、値TPは最短送信経路を反映することになるので、この値を使用して行なわれる全ての距離計算が最短信号経路距離(通常、DLOS経路730)を表わすことになる。
<タイミング時期の測定>
一つの問題は、タイミング時期をどのようにして測定するかである(すなわち、パケットを送信中である、または受信中である、といった或るイベントが生じる時間)。一つの好適な方法は拡散スペクトラムに基づくものであり、この方法ではこの時期を固有ビットパターンを検出するスライディング相関器を使用して設定する。
好適な実施形態では、情報ビットをビットまたはビットグループを表わすために使用する一連のウェーブレットを使用して送信する。このような一連のウェーブレットはコードワードと呼ぶことができ、この場合、各コードワードは単一ビット、または複数ビットからなるビットパターンのいずれかを表わす。スライディング相関器を受信側装置に使用してコードワード(すなわち、ビットまたはビットパターン)を検出することができる。
図12は、本発明の好適な実施形態による、無線の受信側装置の相関器回路を示すブロック図である。図12に示すように、相関器回路1200はスライディング相関器1210及び追跡兼保持回路1220を含む。スライディング相関器1210は更に、(k−1)個の遅延部1230、k個のミキサ1240及び加算器1250を含む。
無線の受信側装置が受信する着信信号をスライディング相関器1210に供給し、(k−1)個の遅延1230によって遅延させ、第1ミキサ1240が着信信号の第1パルスを受信し、後続の各ミキサが一ウェーブレット期間TWだけ遅延した後続パルスを受信する(図1参照)。従って、スライディング相関器は、同時にk個のウェーブレットをチェックして、これらのウェーブレットがどのくらい良好にコードワードビットC1〜Ckにより定義されるコードワードに対応するかを検査する。
各ミキサ1240の出力は、ミキサが比較を行なう2つのウェーブレットが同じ場合に最大ポイントに達する(または2つのウェーブレットが互いの逆数である場合に最小ポイントに達する)。加算器1250はk個のミキサ1240の結果を合算するので、加算器の出力は、一連のk個の着信パルスがコードワードビットC1〜Ckにより定義されるコードワードに一致する場合に最大ポイントに達する(または一連のk個の着信パルスがコードワードビットC1〜Ckにより定義されるコードワードの逆数に一致する場合に最小ポイントに達する)。スライディング相関器1210の出力を分析することにより、受信側装置は特定のコードワード(またはその逆数)が受信された時間を求めることができる。
この相関最大値(または最小値)に達する正確なタイミングを求めることにより、受信側装置は受信コードワードのタイミング時期を求めることができる。既知の一連のコードワードを(例えば、パケット500のプリアンブル510で)受信すると、パケット500のタイミング時期はそのパケット500に含まれる既知のコードワードのタイミング時期を求めることにより求めることができる。これが、受信側装置が大きな強度のマルチパス成分を自動追跡する方法である。
本発明は、高速WPAN用のIEEE 803.15.3標準で使用することができ、この標準は現在、IEEE 802.15.3 WPANTM Task Group(TG3)が開発中である。802.15.3ワーキンググループのアーカイブを含む現在の802.15.3標準案の詳細については、http://www.ieee802.org/15/pub/TG3.html.を参照されたい。本開示では、IEEE 802 LAN/MAN標準委員会ウェブページに公開されている802.15.3標準案に準拠しないものは無いと考えられる。
明らかなことであるが、本発明の多くの変形及び変更が上述の示唆から想到し得る。従って、本発明は、添付の請求項の技術範囲内で、本明細書において特定の形で記載している以外の形で実施することができることが理解されるものと考えられる。
7層OSI標準の階層を示す図である。 IEEE 802標準を示す図である。 本発明の好適な実施形態による無線ネットワークのブロック図である。 図3のネットワークの装置のブロック図である。 本発明の好適な実施形態によるデータパケットのブロック図である。 UWBウェーブレットストリームの一例を示すグラフである。 基本UWBネットワークの装置ペアを示すブロック図である。 Aは、本発明の好適な実施形態による、無線ネットワークの2つの装置間で距離測定パケットを授受する様子を示すタイミング図であり、Bは図8Aのパケット授受を示すメッセージシーケンスチャートである。 本発明の好適な実施形態による、無線ネットワークの2つの装置間で距離測定パケットを2回授受する様子を示すタイミング図である。 図9Aのパケット授受を示すメッセージシーケンスチャートである。 本発明の好適な実施形態による、無線ネットワークの2つの装置間で距離測定パケットを2回授受する様子を示すタイミング図である。 図10Aのパケット授受を示すメッセージシーケンスチャートである。 本発明の好適な実施形態による、2つの装置間で送信される信号のチャネル応答のグラフである。 本発明の好適な実施形態による無線の受信側装置の相関器回路を示すブロック図である。

Claims (1)

  1. 無線ネットワークの信号経路の伝搬時間を求める方法であって、
    第1距離測定パケットをローカル装置からリモート装置に第1の時間に送信すること、
    前記第1距離測定パケットを前記リモート装置で、前記第1の時間に前記伝搬時間を加えた時間に等しい第2の時間に受信すること、
    第2距離測定パケットを前記リモート装置から前記ローカル装置に、前記第2の時間に第1の保持時間を加えた時間に等しい第3の時間に送信すること、
    前記第2距離測定パケットを前記ローカル装置で、前記第3の時間に前記伝搬時間を加えた時間に等しい第4の時間に受信すること、
    第3距離測定パケットを前記ローカル装置から前記リモート装置に第5の時間に送信すること、
    前記第3距離測定パケットを前記リモート装置で、前記第5の時間に前記伝搬時間を加えた時間に等しい第6の時間に受信すること、
    第4距離測定パケットを前記リモート装置から前記ローカル装置に、前記第6の時間に前記第1の保持時間とは異なる第2の保持時間を加えた時間に等しい第7の時間に送信すること、
    前記第4距離測定パケットを前記ローカル装置で、前記第7の時間に前記伝搬時間を加えた時間に等しい第8の時間に受信すること、
    前記ローカル装置で前記伝搬時間を前記第1の時間、第4の時間、第5の時間、第8の時間、及び前記第1の保持時間と前記第2の保持時間との比の関数として計算することを備える、方法。
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