JP2005519081A - インダンおよびインダノンならびにそれらの香料における使用 - Google Patents

インダンおよびインダノンならびにそれらの香料における使用 Download PDF

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Abstract

フレーバー成分またはフレグランス成分としての式(1)の化合物の使用。
【化1】

Description

発明の詳細な説明
本発明は、3,3−ジメチルインダノンおよび1,1−ジメチルインダン、ならびにフレーバーおよびフレグランス用途で有用な同一の化合物を含有する組成物に関する。
サフラナル(Safranal)(2,2,6−トリメチル−4,6−シクロヘキサジエン−1−カルバルデヒド)は、スパイスサフランの重要成分であり、このスパイスに特徴的な香ばしく暖かい感じの香りを与える。サフラナルはまた、香料用途において重要で極めて価値のある成分である。これらの価値ある特性にも拘わらず、0.005%のレベルを超えるべきでないという香料用途の使用制限がある。この制限は、0.1%をヒトに繰り返される発作パッチテストにおいてテストした、感覚反応(sensitisation reaction)の観察に基づいている。従って、サフラナル代替物に対する需要がある。
置換インダノンおよびインダンは、刊行物に記載されている。それらには、フレグランス成分としての用途を有するとして記載されているが、サフラナルのような性質を有するとは記載されていない。
従って、EP162,465は、香料における3,3−ジメチルインダノンの使用を記載している。該インダノンの2位は無置換である。
US3,944,679には、2−、および3−アルキル置換されたインダノンは、クルマリン(courmarin)類似の香気を有することが開示されている。しかしながら、3,3,−二置換インダノンは、開示されていない。
ウーリッヒら(Ulrich et al)は、Helvetica Chim. Acta 1970, 53,1323において、2−イソプロピル−3,3−ジメチルインダン−1−オンを開示しているが、香り特性は記載されていない。
ブルソンら(Bruson et al)は、J.Org.Chem.1967,3356において、2,2,3,3−テトラメチルインダノンの使用を開示しているが、特性付けまたは香り特性は開示されていない。
ブー−ホイら(Buu−Hoi et al)は、Memoires Presentes A La Societe Chimiqueの813頁において、3,3,5,7−テトラメチルインダン−1−オン、3,3,5−トリメチルインダン−1−オン、および3,3−ジメチル−5イソプロピルまたはtert−ブチルインダン−1−オンを開示している。これらの化合物のいずれにおいても香り特性は記載されていない。
FR1,377,388は、じゃ香(musk)分子の合成中間体として、ある1,1−ジメチル−ジアルキルインダンおよび1,1,2−トリメチル−ジアルキルインダンを開示している。しかしながら、該インダンの香りについての記載はない。
最後に、共に係属している欧州特許出願No.00119099には、3,3−ジメチルインダン−1−オン、およびフレグランス用途における使用が記載され、ならびにサフラナル類似の性質を有することも記載されている。
従って、香料製造業者およびフレーバー製造業者は、継続的にサフラン類似の性質を有する新規化合物を探しており、フレーバー成分またはフレグランス成分として有用で、サフラナル類似の性質を有し、サフラナルの代替物として用いることができる、更なる化合物を特定する需要が依然としてある。
本出願人は、サフラナル類似の性質を有する、3,3−ジメチルインダン−1−オンおよび1,1−ジメチルインダンのある誘導体を見出した。
従って、本発明は、その一態様において、フレーバー成分またはフレグランス成分としての式(I)の化合物の使用を提供し、
ここで、
Figure 2005519081
は、H、C1−5アルキル、例えば、メチル、エチルまたはプロピル;C2−5 アルケニル;COMe;COEt;アシル基CORであり、
は、H、C1−4アルキル、例えば、メチル、エチルもしくはプロピル;またはC2−4 アルケニルであり;但し、RおよびRは、同時に水素ではなく;または
およびRは、共にアルキリデン基、例えば、メチレン、およびEまたはZエチリデン、プロピリデン、iso−プロピリデン、ブチリデン、sec−ブチリデンまたはiso−ブチリデンであり;
は、H、C1−4 アルキル、例えば、メチル、エチルもしくはプロピル;またはC2−4 アルケニルであり;
は、H、C1−4アルキル、例えば、メチル、エチルもしくはプロピル;またはC2−4 アルケニルであり;
は、H、C1−4アルキル、例えば、メチル、エチルもしくはプロピル;またはC2−4 アルケニルであり;
は、H、C1−4アルキル、例えば、メチル、エチルもしくはプロピル;またはC2−4 アルケニルであり;
は、H、C1−3アルキル、C2−3アルケニル;CHORであり;
は、H、C1−3アルキルまたはC2−3アルケニルであり;
Yは、CH基、C=O、CHR、またはC=CR1011であり;
は、C1−5アルキル、例えば、メチル、エチルもしくはプロピル;またはC2−5アルケニルであり;
10は、C1−5アルキル、例えば、メチル、エチルもしくはプロピル;またはC2−5アルケニルであり;および
11は、H、メチルまたはエチルである。
式(I)の化合物は、ウッディ、ウッディアンバーリーまたはサフラン雰囲気を示し、フレグランス組成物もしくはフレーバー組成物、または香料商品もしくはフレーバー商品の使用のための、フレーバー成分またはフレグランス成分として特に有用である。本発明の好ましい態様においては、フレグランス組成物もしくはフレーバー組成物、または香料商品もしくはフレーバー商品の使用のための、フレーバー成分またはフレグランス成分として、化合物IA、IB、IC、ID、それらの混合物の使用を提供する。
Figure 2005519081
化合物IAは、強くて、サフランに匹敵する、非常に自然なサフラン雰囲気を示す。その香りの強度および特性は、構造的に類似の従来化合物を考慮すると、全体的に予想外である。さらに、該化合物は、完全に予想外な高度な物質性(substantivity)を示す。化合物IBは、既知物質であるOkoumal(2,4−ジメチル−2−(5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ナフタレン−2−イル)−[1,3]ジオキソラン)またはTimberol(1−(2,2,6−トリメチル−シクロヘキシル)−へキサン−3−オール)に匹敵するウッディアンバーリー雰囲気を示す。化合物ICは、非常に自然なベチバータイプの雰囲気を示す。化合物IDは、バラのようなダマスコンタイプの香りを示す。
本発明の好ましい態様によれば、式(I)の化合物は、約350を越えない分子量、特に300を越えない分子量を有するべきである。当業者は、有用な香り性質を有する分子に対して、蒸気圧をその香りを放出しないポイントまで低下させるために、それらの分子量が高くてはならないことを理解するだろう。
当業者は、式(I)の化合物が、キラル中心を有し、従って、鏡像異性的に純粋な形態に分割することができることを理解するだろう。しかしながら、立体異性体の分割は、化合物の製造および精製の複雑さおよびコストを増加させるから、該化合物をラセミ混合物として用いることが好ましい。
式(I)の化合物の多くは新規である。従って、本発明は、もう一つの態様においては、式(I)の化合物を提供し、
Figure 2005519081
ここで、
からR残基は上記したとおりであり、但し、インダノン類の、2,3,3−トリメチルインダン−1−オン(上記の化合物1A)、2−イソプロピル−3,3−ジメチルインダン−1−オン、3,3,5,7−テトラメチルインダン−1−オン、3,3,5−トリメチルインダン−1−オン、2−アセトキシ−2,3,3−トリメチル インダン−1−オン、2−カルボン酸メチルエステル−3,3−ジメチル−インダン−1−オンおよび3,3−ジメチル−5イソプロピルまたはtert−ブチルインダン−1−オン;1,1−ジメチル−4,5,6または7−ジ(C1−5アルキル)インダン、または1,1,2−トリメチル−4,5,6−または7−ジ(C1−5アルキル)インダン;および2,2,3,3−テトラメチル−1インダニリデン誘導体は除く。
化合物には、特にすべての分野のフレーバー用途およびフレグランス用途、例えば、上質の香料、またはすべての種類の香料製品、例えば、高級香料、化粧品、消費者ヘルスケア製品または家庭用品洗浄剤、例えば、洗浄剤、洗剤、および石鹸、またはフレーバー用途、食品、飲料製品、およびたばこ製品における使用を見出すことができる。
これらの用途において、式(I)の化合物は単独で、または他の香料または他のフレグランス物質と混合して用いることができる。しかしながら、好ましくは、式(I)の化合物は、他のフレグランス分子と混合される。この点における式(I)の化合物の使用は、特別な如何なる香料タイプ、特定の如何なる嗅覚傾向、物質の香りまたは分類にも限定されることはない。
従って、式(I)の化合物は、例えば、
−エーテルを含んだオイルおよび抽出物、例えば、カストリウム、コスタスの根のオイル(costus root oil)、オークのコケの無水物(oak moss absolute)、ゼラニウムオイル(geranium oil)、ジャスミン無水物、パチョリオイル(patchouli oil)、ローズオイル、ビャクダンオイル(sandalwood oil)またはイラン−イランノキオイル(ylang−ylang oil);
−アルコール、例えば、シトロネロール、Ebanol(登録商標)、ユージノール、ゲラニオール、Super Muguet(登録商標)、リナロール、フェニルエチルアルコール、Sandalore(登録商標)、テルピネオール、またはTimberol(登録商標);
−アルデヒドおよびケトン、例えば、a−アミルシンナムアルデヒド、Georgywood(登録商標)、ヒドロキシシロロネラール、Iso E Super(登録商標)、Isoraldeine(登録商標)、Hedione(登録商標)、マルトール、メチルセドリルケトン、メチルイオノンまたはバニリン;
−エーテルおよびアセタール、例えば、Ambrox(登録商標)、ゲラニルメチルエーテル、ローズオキシド(rose oxide)またはSpirambrene(登録商標)
−エステルおよびラクトン、例えば、酢酸ベンジル、酢酸セドリル、シクロマスク(Cyclomusk)、g−デカラクトン、Helvetolide(登録商標)、g−ウンデカラクトンまたは酢酸ベティベニル(vetivenyl );
−大員環、例えば、アンブレトリド(ambrettolide)、エチレンブラシレートまたはExaltolide(登録商標);および
−複素環、例えば、イソブチルキノリン。
しかしながら、それらの独特な性質により、式(I)の化合物は、以下の例で特に示される高級香料組成物としてだけでなく、ランドリーケア(laundry care)香料組成物、個人用ケア香料組成物における非常に有効な調製剤としての使用にとりわけ適する。
加えて、他のフレグランスおよびフレーバー物質との混合物に加えて、式(I)の化合物は、フレグランス組成物またはフレーバー組成物のフレグランスまたはフレーバー物質と共に通常用いられる、1種または2種以上の成分または賦形剤、例えば、キャリアー物質、および当該技術分野で用いられる他の補助剤と混合することができる。
本発明による組成物に用いられる式(I)の化合物の割合は、広い範囲内で変化させることができ、香料またはフレーバーを意図する組成物または商品の性質、例えば共成分の性質、および香料製造業者またはフレーバー製造業者の探索する特別な効果に依存する。一般的に、該化合物は、0.01〜50%(wt)、特に0.01〜10% (wt)の量で用いられる。
式(I)の化合物は、既知化合物3,3−ジメチルインダン−1−オンから調製することができる。3,3−ジメチルインダン−1−オンの合成は、US 5,329,049に記載されている。
3,3−ジメチルインダン−1−オンへの都合のよい合成は、フェニルイソブタン酸の酸触媒環化を経由する。フェニルイソブタン酸は、ネオフェニルクロリドとマグネシウムとの反応後、二酸化炭素と既知条件下で反応させることにより調製することができる。典型的に、フェニルイソブタン酸は、望みでないカップリング生成物2,5−ジメチル−2,5−ジフェニルヘキサンとの混合物で得られる。
溶媒としてTHF中で、そのような反応を遂行することが通常である。しかしながらこれは比較的高価な溶媒であり、回収するのもまた困難である。従って、より安価な溶媒、例えばMTBEを用いることが好ましい。しかしながら、このアプローチの問題点は、MTBE中でグリニャール反応を開始することである。
これらの問題は克服することができ、本質的にTHFおよびMTBEからなる溶媒、特に約1:3の溶媒中にマグネシウムを懸濁させ、ネオフェニルクロリドをゆっくり、例えば、約5〜6時間にわたり添加する場合に、所望のフェニルイソブタン酸を約90%の収率で得ることができる。
式(I)の化合物の存在下、3,3−ジメチルインダン−1−オンは、例えば、ハロゲン化アルキルを用いて、当該技術分野での既知技術により2−位に、アルキル化することができ、上記化合物IAにより詳説した2−アルキル−3,3−ジメチルインダン−1−オンを与える。2−位での更なる置換は、既知の合成手順によるアルキル化またはアシル化により追加することができる。更なる誘導体化、例えば、アシル基のアルコールへの還元、およびその後のアルコールのアルキル化を施し、例えば上記化合物ICにより詳説したエーテルを製造することができる。インダンを、対応するインダン−1−オンから、既知合成法による還元により形成させ、インダンまたはインダン−1−オールを製造することができる。インダン−1−オールの更なる誘導体化は、既知合成法により、上記化合物IDにより詳説したエーテルを製造することができる。
式(I)の化合物の合成に関する更なる詳細を例で説明する。
本発明を説明する一連の例を示す。
例1:
(3,3,2−トリメチル−1−インダノンIAの調製)
a)3,3−ジメチル−1−インダノン
3−メチル−3−フェニル−ブタン酸(方法a)
マグネシウム(36.9g、1.52mol、50〜150メッシュ)、ネオフェニルクロリド(2.0g、0.01mol)およびテトラヒドロフラン(40ml)を、アルゴン雰囲気下のフラスコに置いた。その後、1,2−ジブロモエタン(0.2ml)でグリニャール反応を開始し、そしてその後に、tert.−ブチルメチルエーテル(MTBE、50ml)を、還流を維持しながら加えた。MTBE(400ml)に溶解したネオフェニルクロリド(258g、1.53mol)を、5.5時間かけて48℃を越える温度で滴下した。同じ温度で1.7時間攪拌した後、反応混合物をMTBE(500ml)で希釈した。その後に、ドライCOを35℃(氷冷)の温度で18分間、表面上に導入し、5分間溶液に直接導入した。該混合物をその後にHCl16%で酸性化し、有機相をNaOH32%(160ml)で抽出した。アルカリ性溶液をまずMTBEで洗浄し、その後に再びHCl16%で酸性化した。MTBEでの抽出および溶媒の蒸発で、3−メチル−3−フェニル−ブタン酸(247.2g)を得る。
Figure 2005519081
3−メチル−3−フェニル−ブタン酸(方法b)
マグネシウム(4,86g、0.2mol、50−150メッシュ)、ネオフェニルクロリド(0.2g)およびテトラヒドロフラン(10ml)を、アルゴン雰囲気下のフラスコに置いた。その後、1,2−ジブロモエタン(0.2ml)でグリニャール反応を開始した。MTBE(50ml)で溶解したネオフェニルクロリド(35.47g、0.2mol)を50分かけて還流させて滴下した。同じ温度で、2.5時間攪拌した後、反応混合物をMTBEで希釈し、ドライCOを35℃(氷冷)の温度で表面上に導入した。該混合物をHCLで酸性化し、MTBEで抽出した。GCは、54:46の割合の2,5−ジメチル−2,5−ジフェニル−へキサンとフェニルイソブチルの存在を明らかにした。
3,3−ジメチル−1−インダノン
3−メチル−3−フェニル−ブタン酸(247.2g、1.39mol)を、フラスコ中に置き、130℃まで加熱した。95%硫酸(180ml)をその後に4分にわたり滴下し、該混合物を1時間130℃で攪拌し、その後に更に硫酸(10ml)を加えた。45分間攪拌した後、濃い溶液を氷(500g)上に注ぎへキサン(200ml)で抽出した。有機相をNaHCO(50ml)で洗浄し、乾燥させ(MgSO)、蒸発させた。残存するオイルを、真空(78 0.065 Torr)で蒸留すると、3,3−ジメチル−1−インダノン(157.5g)を得る。
Figure 2005519081
b) 3,3,2−トリメチル−1−インダノン1A
KH (ミネラルオイル中35%での32g、280mmol、1.4当量)をTHF(160ml)中で懸濁させ、THF(150mmol)中の3,3−ジメチル−1−インダノン(上記したように調製、32 g、200 mmol)を加えた。緑色の懸濁液を室温で1.5時間攪拌し、トリエチルボレート (1MのTHF溶液、280 ml、280 mmol、1.4当量)をゆっくり加えた。室温で1時間攪拌した後、ヨウ化メチル(40g、280 mmol、1.4当量)を加え、室温で48時間攪拌した。時折冷やしながら、HO(240 ml)、10%aq.NaOH(240 ml)および30%aq.H−溶液(240 ml)で処理した後、MTBEで抽出した。有機相を食塩水で洗浄し、MgSOで乾燥させ、ロータリーエバポレーターで濃縮した。バルブ−トゥー−バルブ(Bulb−to−bulb)蒸留(0.05 mbar/100℃)で、24.8g(71%)の生成物を得る。
Figure 2005519081
例2:
(1,1,2−トリメチル−3−オキソ−インダン−2−カルボン酸エチルエステル1Bの調製)
3,3−ジメチルインダノンは、例1に記載されるように調製した。
NaH(ミネラルオイル中55%での3.05g、70 mmol、1.4当量)のTHF(25ml)懸濁液に、ニート(neat)の炭酸ジエチル(23.6g、200mmol、4当量)を加えた後、3,3−ジメチル−1−インダノン(8.0g、50 mmol、1当量)のTHF(25 ml)溶液を加えた。該混合物を80℃で16時間加熱した後、50℃まで冷却し、ヨウ化メチル(21.3g、150mmol、3当量)で処理した。50℃で更に4.5時間攪拌した後、該混合物を5℃まで冷却し、EtOH(20 ml)を導入した後、HO(20 ml)を導入した。MTBEで希釈した後、相を分離し、有機相を食塩水で二度洗浄し、その後にMgSOで乾燥させた。ロータリーエバポレーターで濃縮した後に得られる残留物を、0.05mbarおよび90−115℃において、短経路での蒸留を施し、無色オイルとして生成物を得る(6.5g、53%)。
Figure 2005519081
例3:
(2−エトキシメチル−1,1,2−トリメチル−インダンICの調製)
a)(1,1,2−トリメチル−インダン−2−イル)−メタノールの調製
例2で調製した1,1,2−トリメチル−3−オキソ−インダン−2−カルボン酸エチルエステル(69.60g、300mmol)を、EtO(150ml)に溶解させ、穏やかな還流を維持する割合で、LiAlH(11.40g、300 mmol、1当量)の EtO(150 ml)懸濁液に加えた。該混合物をさらに16時間、還流温度で加熱し、その後に5℃まで冷却した。この温度で、引き続いてHO(11.4ml)、15%aq.NaOH(11.4 ml)およびHO(34.2 ml)を加えた。形成された沈殿物を濾過で除去し、濾過物を濃縮し、乾燥すると生成物を白色固体(44.23g、72%)として得る。この物質(10.3g、50mmol)の部分をEtOH (100 ml)に溶解した。Conc.aq.HCl(1 ml)およびPd/C(1.0g)を添加し、1atmのH条件下で4.5時間、水素添加を施した。セライトで濾過し、ロータリーエバポレーターで濃縮した後に得られた生成物を、MTBEに溶解させ、食塩水で中性洗浄した。MgSOで乾燥し、ロータリーエバポレーターで濃縮すると、粗生成物が得られ、0.05 mbar/95〜101℃で蒸留すると、m.p.=48〜50℃の白色固体として、起立して(upon standing)結晶化した6.26g(69%)の生成物が得られた。
Figure 2005519081
b)2−エトキシメチル−1,1,2−トリメチル−インダン
a)で調製されたアルコール(3.03 g、16mmol)を、NaH(1.40g、ミネラルオイル中55%w/w、32mmol、2当量)のTHF(20ml)懸濁液に加えた。ジエチル硫酸塩(4.90 g、32mmol、 2当量)を加え、該混合物を室温で50時間攪拌した。HO(20 ml)を加え、相を分離し、有機相を濃縮した。残留物を2Nのaq.NaOH(100ml)で懸濁させ、該混合物を1時間、還流温度で加熱し、その後にMTBEで抽出した。有機相を食塩水で洗浄し、MgSOで乾燥させ濃縮した。粗生成物を0.05mbar/60〜68℃で蒸留すると、無色オイル(2.76g、79%)として生成物を得た。
Figure 2005519081

例4:
(3−エトキシ−1,1,2−トリメチルインダン1Dの調製)
a)2,3,3−トリメチルインダン−1−オール
上記したように調製した3,3,2−トリメチル−1−インダノン(9.03 g、50 mmol)を、THF(40ml)中に溶解させ、LiAlH(3.80 g、100mmol、2当量)のTHF(10ml)懸濁液に加えた。該混合物を2時間、還流温度で加熱し、その後に5℃まで冷却し、2Nのaq.HCl溶液を添加して加水分解した。MTBEで抽出し、飽和aq.NaHCO溶液および食塩水で洗浄し、MgSOで乾燥させ、ロータリーエバポレーターで濃縮した後に得られる粗生成物を、0.1 mbar/72〜73℃で蒸留すると、無色の粘性オイルとして、8.70g(95%)の生成物が得られた。該化合物は、ジアステレオマーの混合物87:13として得られ、主要な異性体は、NMR−分析に基づき1,2−トランス化合物であった。
Figure 2005519081
b)3−エトキシ−1,1,2−トリメチルインダン
2−エトキシメチル−1,1,2−トリメチルインダン(例3)に対して記載した手順を、2,3,3−トリメチルインダン−1−オール(1.76g、10mmol)、NaH(55%で870 mg、20mmol、2当量)およびジエチル硫酸塩(3.08 g、20mmol、2当量)で繰り返した。得られた粗生成物にSiOカラムクロマトグラフィー(へキサン/MTBE 19:1)を施し、0.15 mbar/80℃でバルブ−トゥー−バルブ(bulb−to−bulb)蒸留し、無色液体として45%の収率で生成物を得た。主要な1,2−トランス異性体のみを単離し、特性を明らかにした。
Figure 2005519081
例5:2−置換アルキリデン化合物
2−エチリデン−3,3−ジメチル−インダン−1−オン
a)2−メトキシメチレン−3,3−ジメチル−インダン−1−オン
THF(50ml)中の蟻酸エチル(8.10g、110mmol)を、NaH(ミネラルオイル中55%、4.80g、110mmol)のTHF(50ml)懸濁に加えた。室温で5分間攪拌した後、THF(50 ml)中のジメチルインダノン(16.0g、100mmol)を加えた。ガス発生が始まり、混合物の温度は上昇し、40℃を越えないようにアイスバスで制御した。さらに室温で4.5時間攪拌した後、ヨウ化メチル(42.6g、300mmol)を加え、48時間攪拌し続けた。aq.NaHCO溶液でクエンチし、水での後処理をした後、暗赤色のオイル(20.4g、100%)が得られた。
b)E−およびZ−2−エチリデン−3,3−ジメチル−インダン−1−オン
a)からの生成物(5.05g、25mmol)の生成物をジエチルエーテル(25 ml)に溶解させ、溶液を−70℃まで冷却した。MeLi(ジエチルエーテル中で1.6N、15.6ml、25mmol)を、25分にわたりシリンジで滴下した。該混合物をさらに、3.5時間−70℃で攪拌し、その後に6nのaq.HCl溶液(20ml)を導入した。標準的な後処理で粗生成物(4.46 g、96%)を得、2種のジアステレオマーをSiOでFC(へキサン/メチルt−ブチルエーテル9:1)により分離し、まず(Z)−異性体(720mg、15%)が溶出し、その後に(E)−異性体(1.34g、29%)が溶出した。
Figure 2005519081
Figure 2005519081
3,3−ジメチル−2−メチレン−インダン−1−オン
ジエチルアミン(8.76g、0.12mol)を0℃で冷却し、62.5%aq.HSOをゆっくり加えた。ホルムアルデヒドの水溶液(36.5%、9.86g、0.12mol)を加えた後、ジメチルインダノン(16.0g、0.10mol)を加えた。該混合物を110℃で5.5時間加熱した。水での後処理をすると、出発物質と、SiOでのFCにより分離された生成物との約1:1混合物が得られ、生成物は無色オイル(2.73g、13%)として得られた。
Figure 2005519081
例6:
シャンプーまたはシャワージェルに対する香料の調製
Figure 2005519081
Figure 2005519081
3重量部の化合物Iaを1%でDPGに添加すると、この香料の雰囲気が、青リンゴから、より甘く、より柔らかな“ゴールデン・デリシャス”タイプに変化する。それはまた、この香料の果皮の態様も高めている。
例7:
柔軟仕上げ剤に対するグアバ香料の調製
Figure 2005519081
化合物Iaの20重量部を添加するとこの香料の魅惑的な態様およびその全体的な効果を高める。
例8:
力強い香料に対する木のような調和の調製
Figure 2005519081
1重量部の化合物Iaを添加すると、この木のような調和に、別格の安堵感および暖かさを加える。

Claims (11)

  1. 式(I)
    Figure 2005519081
    ここでRは、H、C1−5アルキル、例えば、メチル、エチルまたはプロピル;C2−5 アルケニル;COMe;COEt;アシル基CORであり、
    は、H、C1−4アルキル、例えば、メチル、エチルもしくはプロピル;またはC2−4 アルケニルであり;但し、RおよびRは、同時に水素ではなく;または
    およびRは、共にアルキリデン基、例えば、メチレン、およびEまたはZエチリデン、プロピリデン、iso−プロピリデン、ブチリデン、sec−ブチリデンまたはiso−ブチリデンであり;
    は、H、C1−4 アルキル、例えば、メチル、エチルもしくはプロピル;またはC2−4 アルケニルであり;
    は、H、C1−4アルキル、例えば、メチル、エチルもしくはプロピル;またはC2−4 アルケニルであり;
    は、H、C1−4アルキル、例えば、メチル、エチルもしくはプロピル;またはC2−4 アルケニルであり;
    は、H、C1−4アルキル、例えば、メチル、エチルもしくはプロピル;またはC2−4 アルケニルであり;
    は、H、C1−3アルキル、C2−3アルケニル;CHORであり;
    は、H、C1−3アルキルまたはC2−3アルケニルであり;
    Yは、CH基、C=O、CHR、またはC=CR1011であり;
    は、C1−5アルキル、例えば、メチル、エチルもしくはプロピル;またはC2−5アルケニルであり;
    10は、C1−5アルキル、例えば、メチル、エチルもしくはプロピル;またはC2−5アルケニルであり;および
    11は、H、メチルまたはエチルである、
    で表される前記式Iの化合物の、フレーバー成分またはフレグランス成分としての使用。
  2. 式(I)の化合物が、1A、1B、1C、1D
    Figure 2005519081
    またはそれらの混合物から選択される、請求項1に記載の使用。
  3. フレーバー組成物もしくはフレグランス組成物、またはフレーバー商品もしくはフレグランス商品における、フレーバー成分もしくはフレグランス成分としての、請求項1または2に記載の使用。
  4. 請求項1の式(I)に定義された化合物、但しインダノン類の2,3,3−トリメチルインダン−1−オン、2−イソプロピル−3,3−ジメチルインダン−1−オン、3,3,5,7−テトラメチルインダン−1−オン、3,3,5−トリメチルインダン−1−オン、2−アセトキシ−2,3,3−トリメチルインダン−1−オン、2−カルボン酸メチルエステル−3,3−ジメチル−インダン−1−オンおよび3,3−ジメチル−5イソプロピルまたはtert−ブチルインダン−1−オン;
    1,1−ジメチル−4,5,6または7−ジ(C1−5アルキル)インダン、または1,1,2−トリメチル−4,5,6−または7−ジ(C1−5アルキル)インダン;および2,2,3,3−テトラメチル−1インダニリデン誘導体は除く。
  5. 請求項2に定義された化合物1B、1Cまたは1Dから選択される、請求項4に記載の化合物。
  6. 請求項1に定義された式(I)の化合物を含む、フレグランス組成物もしくはフレーバー組成物、またはフレーバー商品またはフレグランス商品。
  7. 消費者製品、家庭用品、ボティケア商品、食品、飲料製品およびたばこ製品からなる群から選択される請求項6に記載の組成物または商品。
  8. 化合物が0.1〜50%(wt)の量で用いられる、請求項1または6に記載の組成物の使用。
  9. 請求項1に定義された2−置換−3,3−ジメチルインダン−1−オンの製造方法であって、3,3,−ジメチルインダン−1−オンをアルキル化および/またはアシル化する段階を含む前記方法。
  10. 2−置換−3,3−ジメチルインダン−1−オンを、還元条件下で、対応する1,1−ジメチル−2−置換インダンに変換する、請求項9に記載の方法。
  11. 3,3,−ジメチルインダン−1−オンを、マグネシウムとネオフェニルクロリドとをMTBEおよびTHFからなる溶媒系で反応させることにより製造し、MTBEに溶解したネオフェニルクロリドを、3〜6時間の時間幅で添加し、中間体をCOで処理して、酸触媒環化により3,3−ジメチル−1−インダノンに変換されるフェニルイソブタン酸を得る、請求項9または10に記載の方法。
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