JP2005518683A - ディジタル映像にウォーターマーキングする装置及び方法 - Google Patents

ディジタル映像にウォーターマーキングする装置及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ディジタル映像にウォーターマーキングする装置及び方法
【解決手段】そのまま上映される映画にウォーターマークを付加する装置は、その中でウォーターマークを表示するデータが生成されるウォーターマーク生成器を具備する。ウォーターマークは、映画の上映に付属する少なくとも1の場所データ及び時間デ−タを含む。ウォーターマークは、少なくとも1の映画を認識するプログラムデータ及び映画の各フレームの認識に固有のフレームデータも含む。プログラム及び時間データは、スクランブリングによって保護される。ウォーターマークアプリケータは、データの、アンプリチュードのような、特性に依存する実質的に全ての映画を表示する映像データにウォーターマークデータを適用する。

Description

本発明は、ディジタル映像にウォーターマークを付加する装置及び方法に係わる。この発明は、ディジタル映画の新たに出現した分野において有効に採用されることができる。
旧来の映画産業において、映画技師は、映画館オーディトリウムで上映するためにスタジオから若しくは配給者を経由してセルロイドフィルムのリールを受け取る。フィルムのリールは、主要作品(feature program)(全部の長さの映画)及びしばしばトレイラーといわれる複数の予告編及び他の広告を含む。このアプローチは、十分に確立されており、ほぼ100年前の技術に基づいている。
近年、映画産業において、セルロイドフィルムからディジタル化された映像及びオーディオプログラムへ業界が移行するという、変革が始まっている。多くの先端技術が含まれており、これらの技術を一緒にしたものは、ディジタル映画として知られるようになってきている。ディジタル技術を使用して世界中の映画館に“映画品質”の映像と音声を具備する、全長の映画、トレイラー、宣伝及び他のオーディオ/ビジュアルプログラムを配給するためのシステムを、ディジタル映画が提供しようと、計画されている。ディジタル映画は、動画映画産業が35mmフィルムの時代遅れのメディアから現代のディジタル/ワイアレス通信時代へと優雅に変換することを可能にするであろう。この先端技術は、映画産業のあらゆる部分に利益をもたらすであろう。
意図するところは、ディジタル映画は、(DVD−ROMのような)物理的メディア配給若しくは、衛星マルチキャスト法を経由してのように、電子的送信方法のいずれかを使用して映画館へ、ディジタル化され、圧縮され、暗号化された映画を配信しようとすることである。認可された映画館は、自動的にディジタル化されたプログラムを受信し、まだ暗号化され圧縮されたままでハードディスク記憶装置に記憶する。各々の興行において、ディジタル化された情報は、ハードディスク記憶装置からローカルエリアネットワークを経由して引き出され、復号化され、圧縮を解除され、そして高品質ディジタルサウンドを特色とする映画品質電子プロジクタを使用して上映される。
ディジタル映画は、ディジタル圧縮、電子保安措置方法、ネットワークアーキテクチャ及び管理、送信技術及びコスト効率のよいハードウェア、ソフトウェア及び集積回路設計を含む、多くの先端技術を含む。コスト効率がよく、信頼でき、そして安全なシステムに対して必要な技術は、解析されており、開発されている。MPEG−2のような、最も標準的な圧縮技術がテレビジョン品質に最適化されているため、これらの技術は、画像圧縮の新しい形式を含む。このようにして、映像が大きなスクリーンに映された時に、その技術に付随するアーティファクト(artifact)及び他の歪みは、容易に見えてくる。どんな圧縮技術が適用されているにせよ、上映された映像の最終的な品質に影響するであろう。それゆえ、特別の圧縮システムは、平均40Mbpsより少ないビットレートで“映画品質”の映像を提供するディジタル映画アプリケーションに特定して設計されてきている。この技術を使用すると、2時間の映画は、約40GBの記憶容量を必要とするだけであり、いわゆるディジタルヴァーサテルディスク(DVD)若しくはワイアレスリンクを経由した送信若しくは放送のようなメディアにおける輸送に適するようになる。
これが、映画の配信に関して明らかな利点を有する一方で、そのような輸送及び送信自体が安全でないという自分自身の問題をもたらす。それゆえ、暗号化及び条件付きのアクセス方法も、映画の著作権侵害を防止する目的で開発されている。ディジタル窃盗、例えば、DVD及び/若しくは送信されたデータの内容の原盤ディジタルコピーの窃盗、に加え、光学的窃盗の問題もある。光学的窃盗は、映画館のスクリーンに投影されたままの映画の映像及びオーディオ内容を記録することである。光学的窃盗は、例えば、カムコーダより少し優れたものを使用して容易に実施される。
ディジタル若しくは光学的窃盗を防止する確実な方法はないが、窃盗の犯罪者が捕まえられる可能性が増加することによって、それが発生する見込みを減少させる可能性がある。本発明は、ディジタル映画に付随した上記の問題に向けられており、ディジタル及び光学的窃盗の問題に打ち勝つ若しくは少なくとも減少させることに有効である。このために、本発明は、気付かれないウォーターマークすなわち“ディジタルフィンガープリント”を映像の内容へ挿入する方法及び装置を提供することを目的とする。ウォーターマークは、好ましくは、映画の上映の場所、日付及び時間の少なくとも1を示す。それによって、窃盗の場所、日付及び時間が決定されることを可能にする。
前述の導入部及び以下の説明は、上映されている映画としての映像へウォーターマークの挿入に集中するけれども(それによって映画館において光学的及びディジタル窃盗の両者を追跡することを可能にする)、オリジナルフィルムがディジタル形式に変換される場合、同じ技術は、テレビ映画に同様に上手く使用できることは(それによって映画館の外での光学的及びディジタル窃盗を追跡することを可能にする)、適切なスキルを有するものにとって歓迎されるであろう。ウォーターマークは、例えば、フィルム、フィルム所有者の身元、若しくは著作権情報のディジタル版の製作の場所、日付及び時間のいずれか1若しくはそれ以上を認識できる。その技術は、映画と同様に静止画にも適用できる。
本発明の1観点にしたがえば、映像を表示するデータにウォーターマークを表示するデータを適用する装置が提供される、その装置は:場所及び時間データのソース;上記場所及び時間データに順方向エラー訂正アルゴリズムを適用するため及びそこからエラーコードされたデータを出力するための場所及び時間データを受信するために接続されたエラーコーディングユニット;エラーコードされたデータの一部分をそこから多数回繰り返し出力することにより拡散データを生成するためにエラーコードされたデータを拡散するためにエラーコードされたデータを受信するために接続されたコード拡散ユニット;DESコードを表示するデータを生成するため及び出力するためのDESコード生成器;拡散データ及びDESコードを統合するため及び場所及び時間に固有のウォーターマークを表示するウォーターマークデータを出力するためのコンバイナ;変換空間のDCT係数として映像を表示する上記データを含む信号を受信するため、そのデータは信号メディアにおいてエンコードされた及び圧縮された形式で受信される、及び装置に固有のキーを受信するための受信機;そこから映像を表示するデータを復元するために受信した信号をデコーディングする及び圧縮を解除するための装置に固有のキーに応答するデコーディング回路;その属性を決定するために及び属性の信号代表値を出力するために映像データの少なくとも1成分を解析する制御回路;マーキング制御ユニット、属性の特性及び映像データの特性に依存する映像データへウォーターマークを付加するために、制御回路からの信号、ソースからの映像データ及びコンバイナからのウォーターマークデータを受信するために接続される;ウォーターマークされた映像データ受信するため及び変換空間におけるDCT係数としての映像を表示するデータからピクセル空間における映像を表示するデータへ同一のものを変換するために接続された逆DCT変換回路;ピクセルデータを上映に適したフォーマットに変換するためにピクセル空間の映像を表示するデータを受信するために接続されたピクセルプロセッサ;及び、それによって表示された映像を映写するためにピクセルプロセッサからフォーマットされたピクセルデータを受信するために接続されたプロジェクタ、を具備する。
本発明の他の観点にしたがえば、映像を表示するデータにウォーターマークを表示するデータを適用する装置が提供される、その装置は:場所及び時間データを供給する手段;場所及び時間データを受信するため、上記場所及び時間データにエラーコーディングを適用するため、及びそこからエラーコードされたデータを出力する手段;エラーコードされたデータに拡散関数を適用するため及びそこから拡散データを出力するためのエラーコードされたデータを受信するために接続された拡散手段;擬似ランダムコードを表示するデータを生成する及び出力する手段;拡散データ及び擬似ランダムコードを統合する並びに場所及び時間に固有のウォーターマークを表示するウォーターマークデータを出力する手段; 変換空間における映像を表示する映像データを供給する手段;その属性を決定するために映像データの少なくとも1の成分を解析する及び属性の信号代表値を出力する手段;及び、マーキング手段、属性の特性及び映像データの特性に依存する映像データにウォーターマークデータを付加するために、属性の信号代表値、映像データ及びウォーターマークデータを受信するために接続される、を具備する。
本発明のさらなる観点にしたがえば、映像を表示するデータへウォーターマークを表示するデータを適用する方法が提供される、その方法は:場所及び時間データを供給する;エラーコードされたデータを生成するために上記場所及び時間データへ順方向エラー訂正アルゴリズムを適用する;エラーコードされたデータの一部分を多数回繰り返すことにより拡散データを生成するためにエラーコードされたデータへ拡散関数を適用する;DESコードを表示するデータを生成する;場所及び時間に固有のウォーターマークを表示するウォーターマークデータを生成するために拡散データ及びDESコードを統合する;変換空間のDCT係数として映像を表示する上記データを含む信号を受信する、そのデータは信号メディアにおいてエンコードされ及び圧縮された形式で受信される;装置に固有のキーを受信する;そこから映像を表示するデータを復元するために装置に固有のキーに応答する受信した信号をデコーディングする及び圧縮を解除する;その属性を決定するため及び属性の信号代表値を生成するために映像データの少なくとも1成分を解析する;属性の特性及び映像データの特性に依存する映像データへウォーターマークを付加する;変換空間におけるDCT係数として映像を表示するデータからピクセル空間における映像を表示するデータへウォーターマークされた映像データを変換する;ピクセルデータを上映に適したフォーマットに変換する;及び、フォーマットされたピクセルデータによって表示された映像を投影する、を具備する。
本発明の他の観点にしたがえば、映像を表示するデータにウォーターマークを表示するデータを適用する方法を提供する、その方法は:場所及び時間データを供給する;エラーコードされたデータを生成するために上記場所及び時間データにエラーコーディングを適用する;拡散データを生成するためにエラーコードされたデータに拡散関数を適用する;擬似ランダムコードを表示するデータを生成する;場所及び時間に固有のウォーターマークを表示するウォーターマークデータを生成するために拡散データ及び擬似ランダムコードを統合する;変換空間における映像を表示する映像データを供給する;属性の信号代表値を生成するためにその属性を決定するために映像データの少なくとも1の成分を解析する;及び、属性の特性及び映像データの特性に依存する映像データにウォーターマークデータを付加する、を具備する。
本発明は、そのまま上映される映画にウォーターマークを付加する装置も提供する、その装置は:映画の上映に付属し及び順方向エラーエンコーディングによって保護された第1の情報、及び映画の上映に付属し及びスクランブリングによって保護された第2の情報を含んで、ウォーターマークを表示するデータがそこで生成される、ウォーターマーク生成器;及び、データの特性に依存して実質的に映画の全てを表示する映像データにウォーターマークデータを適用するウォーターマークアプリケータ、を具備する。
本発明は、それよって表示された映画の上映のために上映装置に出力されるウォーターマークされた映像データを生成するために映画を表示するデータを適用するためのウォーターマーキングシステムをさらに提供する、そこでは、システム、映像及び映像の上映の少なくとも1を認識するシステム情報が、コンボリューショナリにエンコードされ及び拡散される、及びシステム、映像及び映像の上映の少なくとも1を認識するシステム情報が、目に見えるノイズ及びウォーターマークによる映像への他のアーティファクトの導入を最小にするために所定のレベルより低い値を有するデータを除く実質的に全ての映画を表示するデータに適用されるところの、ウォーターマークデータを生成するために暗号化される。
本発明の上記の特徴及びさらなる特徴は、添付した請求項において及びその利点とともに詳細に述べられる。そして、添付した図面を参照して与えられる本発明のイグゼンプラリ(exemplary)実施例の以下の詳細な説明を考慮することから明確にされる。
以下の説明は、本発明が具体化されることができるディジタル映画システムの全体像及び現在の好ましい実施例自体の詳細な開示の両者を提供することを目的とする。ここに示されたシステムに類似のシステムは、この出願の譲受人に譲渡された他の出願において広範に説明されている。その出願は、USSN09/564,174、題名“ディジタル映像及びオーディオ信号のエンコーディング及び記憶のための装置及び方法”及びUSSN09/563,880、題名“ディジタル映像及びオーディオ信号をデコーディングする装置及び方法”両者とも2000年5月3日に提出された、を含む。その知見は、ここに引用として含まれる。
本発明を具体化するディジタル映画システム100は、添付した図面の図1に示される。ディジタル映画システム100は、2つの主要システムを具備する:少なくとも1の中央施設すなわちハブ102及び少なくとも1の上映若しくは映画館サブシステム104である。ハブ102及び映画館サブシステム104は、本発明と同一の譲受人に譲渡された、出願中の米国特許出願番号09/075,152、1998年5月8日提出、と同様の設計である。その知見は、ここに引用として含まれる。
映像及びオーディオ情報は、圧縮され、記憶メディアに記憶され、そしてハブ102から映画館サブシステム104へ配給される。一般に、1つの映画館サブシステム104は、上映場所のネットワーク中の各映画館若しくは上映場所で利用される。上映場所は、映像及びオーディオ情報を受信する。そして、各上映オーディトリウム(auditorium)において採用されたある装置と同様に、ある種の中央化された装置を含む。
中央ハブ102では、ソース生成器108は、フィルムの題材を受信し、フィルムのディジタル版を生成する。ディジタル情報は、コンプレッサ/エンクリプタ(compressor/ encryptor)(CE)112によって圧縮され、暗号化される。そして、ハブ記憶装置116によって記憶メディアに記憶される。ネットワークマネージャ120は、モニタし、ソース生成器108、CE112、及びハブ記憶装置116へ制御情報を送信する。条件付きアクセスマネージャ124は、固有の電子キーイング情報を提供し、その結果、特定の映画館だけが特定のプログラムを見ることを認可される。
映画館サブシステム104では、映画館マネージャ128は、オーディトリウムモジュール132を制御する。オーディトリウムモジュール132からの受信された制御情報に基づいて、映画館記憶装置136は、再生モジュール140へ記憶メディアに記憶された圧縮された情報を送信する。再生モジュール140は、映画館記憶装置136から圧縮された情報を受信し、そして所定のシーケンス、サイズ及びデータレートに圧縮された情報を準備する。再生モジュール140は、デコーダ144へ圧縮された情報を出力する。デコーダ144は、再生モジュール140から圧縮された情報を入力し、復号化、圧縮解除及びフォーマッティングを実施する。そして、プロジェクタ148及びサウンドモジュール152へ情報を出力する。プロジェクタ148は、プロジェクタで情報を上映し、サウンドモジュール152は、サウンドシステムでサウンド情報を上演する。両者ともオーディトリウムモジュール132の制御の下で行われる。
興行において、ソース生成器108は、システムへディジタル化された電子映像及び/若しくはプログラムを供給する。代表的には、ソース生成器108は、フィルムの題材を受信し、ディジタル化された情報若しくはデータを含む磁気テープを生成する。フィルムは、映画若しくは他のプログラムのディジタル版を作るために非常に高解像度でディジタル的にスキャンされる。代表的には、周知の“テレビ映画”プロセスが映像情報を生成する、一方で、よく知られたディジタルオーディオ変換プロセシングがプログラムのオーディオ部分を生成する。これから処理される映像は、フィルムから提供される必要はなく、1枚の写真若しくは静止フレームタイプの映像、あるいは、変化する長さの映画として見られる映像を含む、一連のフレーム若しくは写真であってもよい。これらの映像は、映像プログラムとして呼ばれるものを作るために、シリーズ若しくはセットとして上映されることができる。さらに、他の題材は、視覚障害を持った観客のための映像キュートラック、外国語及び/若しくは聴覚障害を持った観客のために字幕スーパーを入れること、若しくはマルチメディアタイムキュートラックのようなものとして提供されることができる。同様に、信号、若しくはサウンド又は録音のセットは、所望のオーディオプログラムを形成するために使用される。
あるいは、高解像度ディジタルカメラ若しくは他の周知のディジタル映像生成装置あるいは方法は、ディジタル化された映像情報を提供できる。ディジタル化された映像情報を直接生成できる、ディジタルカメラの使用は、実質的に同時のライブイベントの取り込み若しくは同時配給に特に有効である。コンピュータワークステーション若しくは類似の機器も、これから配給されるグラフィック映像を直接生成するために使用されることができる。
ディジタル映像情報若しくはプログラムは、コンプレッサ/エンクリプタ112に渡される。コンプレッサ/エンクリプタ112は、事前に選択された周知のフォーマット若しくはプロセスを使用してディジタル信号を圧縮し、非常に高品質なオリジナル映像を再生成するために必要なディジタル情報の量を減少する。好ましくは、ABSDCT技術は、映像ソースを圧縮するために使用される。適切なABSDCT圧縮技術は、米国特許番号5,021,891、5,107,345、及び5,452,104に開示されており、その知見は、ここに引用として含まれる。オーディオ情報も、標準技術を使用してディジタル的に圧縮されることができ、圧縮された映像情報を時間的に同期されることができる。圧縮された映像及びオーディオ情報は、その後、1若しくはそれ以上の安全な電子的方法を使用して、暗号化され及び/若しくはスクランブルされる。
ネットワークマネージャ120は、コンプレッサ/エンクリプタ112の状況をモニタし、圧縮された情報をコンプレッサ/エンクリプタ112からハブ記憶装置116に振り向ける。ハブ記憶装置116は、1若しくはそれ以上の記憶装置からなる。記憶メディアは、以下のものに限定されることはないが、1若しくはそれ以上のディジタルヴァーサテルディスク(DVD)若しくは脱着可能なハードドライブ(RHD)を含むいかなるタイプの大容量データ記憶装置であってよい。記憶メディアに圧縮された情報を記憶すると、記憶メディアは、映画館サブシステム104へ、さらに詳しくは、映画館の記憶装置136へ、物理的に輸送される。
あるいは、圧縮された映像及びオーディオ情報は、互いに独立した連続しない若しくは別々の方法でそれぞれ記憶されることができる。すなわち、手段は、映像情報若しくはプログラムに付随するオーディオプログラムを圧縮するために及び記憶するために提供されるが、時間で分離される。同時にオーディオイメージを処理する必要性はない。予め決められた認識子若しくは認識メカニズム又はスキームは、適切に、お互いに対応するオーディオ及び映像プログラムを結合するために使用される。これが、上演の時若しくは上演イベントの期間中に、希望されるように、1若しくはそれ以上の事前に選択されたオーディオプログラムと少なくとも1の事前に選択された映像プログラムをリンキングすることを可能にする。すなわち、圧縮された映像情報と初めは時間的に同期していないが、圧縮されたオーディオは、プログラムの上演においてはリンクされ、同期される。
さらに、オーディオプログラムを映像プログラムから分離して維持管理することは、各々の言語に対して映像プログラムを再生成させずに、オーディオプログラムから映像プログラムへ複数の言語を同期させることを可能にする。さらに、独立したオーディオプログラムを維持管理することは、映像プログラムから複数のオーディオトラックのインターリービングを必要としないで複数のスピーカ構成のサポートを可能にする。
映像プログラム及びオーディオプログラムに加え、独立した宣伝プログラム、すなわちプロモプログラム(promo program)、が、システムに加えられることができる。代表的には、宣伝の題材は、上映作品よりも頻繁に変化する。独立したプロモプログラムの使用は、新しい上映映像プログラムを必要としないで宣伝の題材を更新できる。プロモプログラムは、宣伝(スライド、オーディオ、動画その他)及び映画館における予告編のような情報を備える。DVD及びRHDのような記憶メディアが大記憶容量であるため、多数のスライド若しくは宣伝の短編が、記憶されることができる。大記憶量は、目的の観客に焦点を当てた特定の映画館で見られることができる、特定のスライド、宣伝若しくは予告編として、特別注文を可能にする。
図1は、記憶装置116中の及び映画館サブシステム104への物理的輸送記憶メディア中の圧縮された情報を図示しているが、圧縮された情報若しくはその一部が、多数のワイアレス若しくは有線送信方法のいずれかを使用して映画館の記憶装置136へ送信されることができることが、理解されるであろう。送信方法は、衛星送信、よく知られたマルチドロップ(multi-drop)、インターネットアクセスノード、専用電話線、若しくはポイントツーポイントファイバー光ネットワークを含む。
コンプレッサ/エンクリプタ112のブロック図は、添付図の図2に図示される。ソース生成器108と同様に、コンプレッサ/エンクリプタ112は、中央ハブ102の一部若しくは独立した施設の中に置かれることができる。例えば、コンプレッサ/エンクリプタ112は、映画若しくはテレビ製作スタジオにあるソース生成器108と一緒に置かれることができる。さらに、映像若しくはオーディオ情報あるいはデータのいずれかに対する圧縮プロセスは、可変レートプロセスとして実行されることができる。
コンプレッサ/エンクリプタ112は、ソース生成器108により供給されたディジタル映像及びオーディオ情報を受信する。ディジタル映像及びオーディオ情報は、さらに処理をする前にフレームバッファ(図示されていない)に記憶されることができる。ディジタル映像信号は、映像コンプレッサ184へ渡される。好ましい実施例では、映像コンプレッサ184は、上記の米国特許番号5,021,891、5,107,345及び5,452,104に記載されたABSDCT技術を使用してディジタル映像信号を処理する。
ABSDCT技術では、色彩入力信号は、一般にYIQフォーマット、ここでYは輝度、すなわち明るさ、成分であり、及びIとQは、クロミナンス(chrominance)、すなわち色彩、成分である。YUV、YC、若しくはRGBフォーマットのような他のフォーマットも、使用されることができる。色彩に対する目の空間分解能が低いため、ABSDCT技術は、色彩(I及びQ)成分をそれぞれ水平及び垂直方向に2倍だけサブサンプルする。したがって、4つの輝度成分及び2つのクロミナンス成分が、映像入力の各空間セグメントを表わすために使用される。ABSDCT技術は、4:4:4と呼ばれるフォーマットもサポートする。ここではクロミナンス成分のナノサンプリングが行われない。各成分のピクセルは、10ビットまでの直線若しくはログスケールでディジタル的に表わされる。
輝度及びクロミナンス成分のそれぞれは、ブロックインターリーバに渡される。一般に、16×16ブロックが、ブロックインターリーバに渡される。これは、ディスクリートコサイン変換(discrete cosine transform)(DCT)解析のためのデータのブロック及び合成サブブロックを生成するために、16×16ブロック中で映像サンプルを配列する。DCT演算子は、時間サンプルされた信号を同じ信号の周波数表示に変換する一方法である。コンタイザ(quantizer)が、映像の周波数分布特性を利用するために設計されることができるように、周波数表示に変換することによって、DCT技術は、非常に高いレベルの圧縮を可能にすることを示してきた。好ましくは、1個の16×16DCTは1次のオーダリング(ordering)に適用され、4個の8×8DCTは2次のオーダリングに適用され、16個の4×4DCTは3次のオーダリングに適用され、そして64個の2×2DCTは4次のオーダリングに適用される。
DCT演算は、映像ソースに固有の空間リダンダンシ(redundancy)を減少する。DCTが実施された後で、大部分の映像信号エネルギーは、数個のDCT係数に集中される傾向がある。
16×16ブロック及び各サブブロックに対して、変換された係数は、ブロック若しくはサブブロックをエンコードするために必要なビット数を決めるために解析される。その後、エンコードするために最小のビット数しか必要としない、ブロック若しくはサブブロックの組み合わせが、映像セグメントを表示するために選択される。例えば、2個の8×8サブブロック、6個の4×4サブブロック、及び8個の2×2サブブロックが、映像セグメントを表示するために選択されることができる。
選択されたブロック若しくはサブブロックの組み合わせは、その後、順番に適切に配列される。DCT係数の値は、その後、送信の準備として、周知の技術を使用して、周波数重み付け、コンティゼイション(quantization)、及びコーディング(可変長コーディングのような)、しかし限定されるのではない、のようなさらなる処理を受けることができる。圧縮された映像信号は、その後、少なくとも1の映像エンクリプタ188へ供給される。
ディジタルオーディオ信号は、一般にオーディオコンプレッサ192へ渡される。好ましくは、オーディオコンプレッサ192は、標準ディジタルオーディオ圧縮アルゴリズムを使用してマルチチャネルオーディオ情報を処理する。圧縮されたオーディオ信号は、少なくとも1のオーディオエンクリプタ196に供給される。あるいは、オーディオ情報は、転送されることができ、未圧縮のフォーマット、しかしまだディジタルである、で利用されることができる。
映像エンクリプタ188及びオーディオエンクリプタ196は、多くの周知の暗号化技術のいずれかを使用して、圧縮された映像及びオーディオ信号をそれぞれ暗号化する。映像及びオーディオ信号は、同一の若しくは異なる技術を使用して暗号化されることができる。好ましい実施例では、映像及びオーディオプログラミングの両者のリアルタイムディジタルシーケンススクランブリングを具備する、暗号化技術が使用される。
映像及びオーディオエンクリプタ188及び196において、プログラミング題材は、時間変化する電子キーイング情報(代表的には、毎秒数回変化する)を使用するスクランブラ/エンクリプタ回路によって処理される。プログラム題材若しくはディジタルデータをスクランブルするために使用された関連する電子キーイング情報を所有していない何者かに暗号解読されることなく、スクランブルされたプログラム情報は、その後、ワイアレスリンクにおいて空中を経由するように、記憶される若しくは送信されることができる。
一般に暗号化は、ディジタルシーケンススクランブリング若しくは圧縮された信号の直接暗号化を含む。用語“暗号化”及び“スクランブリング”は、互換的に使用され、種々のソースのディジタルデータストリームを処理するいかなる手段を意味することが理解される。種々のソースは、秘密キーの値の知識なしではオリジナルデータシーケンスを復元することが非常に困難であるそのような方法で、秘密ディジタル値(“キー”)を使用して生成されたシーケンスを使用する上記ディジタルストリームをスクランブルするため、カバーするため若しくは直接暗号化するための多数の暗号法の技術のいずれかを使用する。
各映像若しくはオーディオプログラムは、固有の電子キーイング情報を使用できる。電子キーイング情報は、その特定のプログラムを上映するために認可された映画館若しくは上映場所に提供され、上映場所若しくは映画館に固有の電子キーイング情報によって暗号化される。条件付きアクセスマネージャ(CAM)124は、この機能を取り扱う。記憶された情報を復号化するためにオーディトリウムにより必要な暗号化されたプログラムキーは、プログラムを再生する前に認可された映画館へ送信される、若しくはそうでなければ配給される。記憶されたプログラム情報は、認可された上映期間の数日若しくは数週間前に送信されるかも知れないことに注意する。そして、その暗号化された映像若しくはオーディオプログラムキーは、認可された再生期間の直前に送信される若しくは配給されることができる。暗号化されたプログラムキーは、低データレートリンク、若しくは磁気又は光メディアディスク、スマートカード、若しくは消去可能なメモリ素子を有する他の装置のような輸送可能な記憶素子を使用して輸送されることもできる。暗号化されたプログラムキーは、特定の映画館複合体若しくはオーディトリウムがプログラムを上映することを認可されるための時間の期間を制御するような方法で供給されることもできる。
暗号化されたプログラムキーを受信する各映画館サブシステム104は、オーディトリウム特定キーを使用してその値を復号化する。そして、この復号化されたプログラムキーをメモリ装置若しくは他の安全を確かめたメモリに記憶する。プログラムがこれから再生される場合、映画館若しくは場所に固有の及びプログラムに固有のキーイング情報は、好ましくはシンメトリックアルゴリズムとともに使用される。シンメトリックアルゴリズムは、リアルタイムでプログラム情報を現在デスクランブルする/復号化するために暗号化された信号の準備においてエンクリプタ112で使用された。
さて図2に戻ると、スクランブリングに加え、映像エンクリプタ188は、映像プログラミングに“ウォーターマーク”若しくは“フィンガープリント”、これは本質的に通常ディジタルである、を加えることができる。これは、プログラムシーケンスへ場所に固有の及び/若しくは時間に固有の視覚認識子を挿入することを含む。すなわち、ウォーターマークは、必要な場合には違法なコピーのソースをより効果的に追跡するために、上映のために認可された場所及び時間を認識するために構成される。ウォーターマークは、再生プロセスにおいては擬似ランダム期間を除いて、頻繁に現れるようにプログラムされることができる。そして、見ている観客には見えないであろう。ウォーターマークは、転送の通常レートとして予め決められたレートで、圧縮を解除された映像若しくはオーディオ情報の上映中には知覚的には気付かれない。しかしながら、ウォーターマークは、映像若しくはオーディオ情報が、ゆっくりとした“リアルタイムでない”若しくは静止フレーム再生レートのような、実質的に通常のレートから異なるレートで上映される場合に検出できる。プログラムの認可されていないコピーが復元されるならば、ディジタルウォーターマーク情報は、認可者によって読み取られることができ、どこの映画館でコピーが作られたか決定することができる。そのようなウォーターマーク技術は、オーディオプログラムを認識するためにも適用され、使用されることができる。
圧縮され暗号化された映像及びオーディオ信号は、マルチプレクサ200へ両者とも送られる。マルチプレクサ200において、映像及びオーディオストリームされた情報が、映画館サブシステム104において時間で配列された方法で再生されるようにするために、映像及びオーディオ情報は、時間同期情報とともにマルチプレックスされる。マルチプレックスされた信号は、その後、プログラムストリームを形成するためにデータをパケッタイズする、プログラムパケッタイザ204によって処理される。データをパケッタイズすること、すなわち“データブロック”を形成することによって、プログラムストリームは、圧縮解除の間にブロックの受信でのエラーに対して映画館サブシステム104(図1参照)における圧縮解除の期間中モニタされることができる。要求は、エラーを示すデータブロックを検知するために映画館サブシステム104の映画館マネージャ128によって作られることができる。したがって、エラーが存在するのであれば、プログラム全体の代わりに、プログラムの小さな部分だけが、置き換えられる必要がある。データの小さなブロックの要求は、有線若しくはワイアレスリンクを経由して取り扱われることができる。これが、信頼性及び効率の向上をもたらす。
あるいは、プログラムの映像及びオーディオ部分は、分離したそして独立のプログラムとして取り扱われる。それゆえ、映像及びオーディオ信号をマルチプレックスするためにマルチプレクサ200を使用する代わりに、映像信号は、分離してパケッタイズされる。このようにして、映像プログラムは、オーディオプログラムを除いて輸送されることができ、この逆も同様である。そのようにして、映像及びオーディオプログラムは、再生時においてのみ統合されたプログラムへ組み立てられる。これが、言語を変えること、封切り後のアップデート若しくはプログラム変更を提供すること、地域の標準規則に適応させるため、その他のような、種々の理由のために異なったオーディオプログラムが映像プログラムと統合されることを可能にする。映像プログラムにオーディオの異なったマルチトラックプログラムを柔軟に割り当てるこの能力が、既に配給されているプログラムを変更するときに、及び映画産業に現在適用できる大きな多重文化市場に参入するにあたって、コストを最小にするために非常に有効である。
コンプレッサ184及び192、エンクリプタ188及び196、マルチプレクサ200、及びプログラムパケッタイザ204は、圧縮/暗号化モジュール(CEM)コントローラ208、ここで説明した機能を実施するためにプログラムされたソフトウェア制御プロセッサによって実行されることができる。すなわち、ソフトウェア若しくはファームウェアプログラム制御の下で動作する各種のプログラム可能な電子デバイス若しくはコンピュータを含む一般化された機能ハードウェアとして構成されることができる。これらは、ASICを介して若しくは1若しくはそれ以上の回路カードアセンブリ、すなわち、特別なハードウェアとして構成された、のような、ある種の他の技術を使用して代わりに実行されることができる。
映像及びオーディオプログラムストリームは、ハブ記憶装置116へ送信される。CEMコントローラ208は、コンプレッサ/エンクリプタ112全体を制御しモニタするために基本的には応答できる。CEMコントローラ208は、要求された機能を実施するため、汎用ハードウェア装置若しくはコンピュータをプログラミングすることによって、若しくは特定のハードウェアを使用することによって、実行されることができる。ネットワーク制御は、ここで説明されたように、ハブ内部ネットワークを経由してネットワークマネージャ120(図2)からCEMコントローラ208へ与えられる。CEMコントローラ208は、周知のディジタルインターフェースを使用してコンプレッサ184及び192、エンクリプタ188及び196、マルチプレクサ200、及びパケッタイザ204と通信し、これらの素子の動作を制御する。CEMコントローラ208は、記憶モジュール116、及びこれらの装置間のデータ転送も制御し、モニタできる。
記憶装置116は、好ましくは、1若しくはそれ以上のRHD、DVDディスク若しくは他の大容量記憶メディアとして作られる。大容量記憶メディアは、一般に映画館サブシステム104における映画館記憶装置116と同様の設計である。しかしながら、この分野に知識のある者は、あるアプリケーションでは、他のメディアが、DVD(ディジタルヴァーサタイルディスク)若しくはいわゆるJBOD(“ジャストアバンチオブドライブ”)、しかし限定されることはない、を含んで使用されることができる。記憶装置116は、圧縮フェーズの期間中、プログラムパケッタイザ204から圧縮されそして暗号化された映像、オーディオ、及び制御データを受信する。記憶装置116の動作は、CEMコントローラ208によって管理される。
添付した図面の図3は、1若しくはそれ以上のRHD(脱着可能なハードドライブ)308を使用するオーディトリウムモジュール132の動作を示す。スピード、容量、及び利便性の理由に関して、1以上のRHD308aから308nを使用することが好ましいであろう。連続してデータを読み取る場合、あるRHDは、コマンドの最近の履歴に基づいて引き続く読み出しコマンドを予測する“先読み”特性を有する。この先読み特性は、ディスクから連続情報を読み出すために必要な時間を減少するのに有効である。しかしながら、ディスクから連続でない情報を読み出すために必要な時間は、RHDが予期していないコマンドを受信する場合には、増加するであろう。そのような場合には、RHDの先読み特性は、RHDのランダムアクセスメモリが一杯になることを引き起こすであろう。それゆえ、要求された情報にアクセスするためにより以上の時間を必要とする。したがって、1以上のRHDを持つことは、映像プログラムのようなデータの連続したストリームを早く読み取ることができることに好都合である。さらに、オーディオプログラム、予告編、制御情報、若しくは宣伝のような、独立したRHDディスクにおいて情報の第2のセットをアクセスすることは、1つのRHDのそのような情報をアクセスすることが、より時間がかかるときには有利である。
このようにして、圧縮された情報は、1若しくはそれ以上のRHD308からバッファ284へ読み込まれる。再生モジュール140中のFIFO−RAMバッファ284は、所定のレートで記憶装置136から圧縮された情報の一部を受信する。FIFO−RAMバッファ284は、十分な容量である。その結果、デコーダ144、及びその後プロジェクタ148が、情報でオーバーロードされない、若しくはアンダーロードされない。好ましくは、FIFO−RAMバッファ284は、約100から200MBの容量を有する。1つのドライブから他へスイッチする際に、数秒の遅延があるために、FIFO−RAMバッファ284の使用は、実際的な必要性である。
圧縮された情報の一部分は、FIFO−RAMバッファからネットワークインターフェース288へ出力される。ネットワークインターフェース288は、デコーダ144へ圧縮された情報を供給する。好ましくは、ネットワークインターフェース288は、ファイバーチャネルアービトレイテッドループ(fiber channel arbitrated loop)(FC−AL)インターフェースである。あるいは、明確に図示されていないが、映画館マネージャ128によって制御されたスイッチネットワークは、再生モジュール140からの出力を受信し、所定のデコーダ144へデータを向ける。スイッチネットワークの使用は、いずれかの所定の再生モジュール140のプログラムがいずれかの所定のデコーダ144へ転送されることを可能にする。
プログラムがこれから見られる場合、プログラム情報は、記憶装置136から引き出され、映画館マネージャ128を経由してオーディトリウムモジュール132へ転送される。デコーダ144は、認可された映画館だけに提供された秘密キー情報を使用して記憶装置136から受信されたデータを復号化する。そして、ソース生成器108で使用された圧縮アルゴリズムの逆である圧縮解除アルゴリズムを使用して記憶された情報の圧縮を解除する。デコーダ144は、コンバータ(図3では示されていない)を含む。コンバータは、圧縮を解除された映像情報を投影システムによって使用される映像表示フォーマット(これはアナログ若しくはディジタルフォーマットのいずれかである)に変換する。そして、映像は、電子プロジェクタ148を経由して表示される。オーディオ情報も、圧縮を解除され、映像プログラムとともに再生のためにオーディトリウムのサウンドシステム152に供給される。
デコーダ144は、図3をさらに参照してより詳細にこれから説明される。デコーダ144は、圧縮された/暗号化されたプログラムをスクリーン若しくは表面に見えるように投影するため、及びサウンドシステム152を使用して音響的に上演するために処理する。デコーダ144は、デコーダを制御する、制御CPU(中央プロセシングユニット)312を具備する。あるいは、デコーダは、映画館マネージャ128を介して制御されることができる。デコーダは、デパケッタイザ316、バッファ314、映像デクリプタ/デコンプレッサ320、及びオーディオデクリプタ/デコンプレッサ324の少なくとも1をさらに具備する。バッファは、デパケッタイザ316に対する情報を一時的に記憶できる。デコーダ144の上記で確認されたユニットの全ては、1若しくはそれ以上の回路カードアセンブリで実行されることができる。回路カードアセンブリは、プロジェクタ148上に若しくは隣接して搭載する内蔵型のエンクロージャにインストールされることができる。さらに、暗号法のスマートカード328は、ユニットに固有の暗号法のキーイング情報の転送及び記憶に関する制御CPU312及び/若しくは映像デクリプタ/デコンプレッサ320とインターフェースするものを使用されることができる。
デパケッタイザ316は、再生モジュール140、CPU312及び/若しくは映画館マネージャ128から到着する、個々の制御、映像、及びオーディオパケットを認識し、分離する。制御パケットは、映画館マネージャ128へ送信されることができ、一方、映像及びオーディオパケットは、映像及びオーディオデクリプタ/デコンプレッサ320及び324へそれぞれ送信されることができる。読み出し及び書き込み動作は、ばらばらに生じる傾向がある。それゆえ、バッファ314は、デパケッタイザ316から投影装置へデータをスムースにストリームするために使用される。
映画館マネージャ128は、映画館サブシステム104を構成し、その安全性を管理し、操作し、そしてモニタする。これは、プロジェクタ148及びサウンドシステムモジュール152とともに、外部インターフェース、映像及びオーディオデクリプタ/デコンプレッサ320及び324を含む。制御情報は、再生モジュール140、CPU312、映画館マネージャシステム128、リモートコントロールポート、若しくはオーディトリウムモジュール132ハウジング若しくはシャーシのようなローカルコントロール入力から来る。デコーダCPU312は、各オーディトリウムモジュール132へ割り当てられた電子キーも管理できる。オーディトリウムモジュール132に割り当てられた事前に選択された電子暗号キーは、電子暗号キー情報とともに使用される。電子暗号キー情報は、圧縮解除プロセスの前に映像及びオーディオ情報を復号化するために映像及びオーディオデータに埋め込まれる。好ましくは、CPU312は、基本的な機能的若しくは制御素子として、各オーディトリウムモジュール132のソフトウェアに埋め込まれて動作する標準マイクロプロセッサを使用する。
さらに、CPU312は、好ましくは、各オーディトリウムで行う上演の履歴を保存するために映画館マネージャ128とある種の情報を作業するため若しくは通信するために構成される。この上演の履歴に関する情報は、その後、戻りリンクを使用して、若しくは事前に選択された時間において輸送可能なメディアを経由してハブ102へ輸送するために利用できる。
映像デクリプタ/デコンプレッサ320は、デパケッタイザ316から映像データストリームをとり、復号化を実施し、ウォーターマークを付加し、そしてスクリーン上で上演するためにオリジナル映像を再び組み立てる。この操作の出力は、一般にディジタル映画プロジェクタ148へ標準アナログRGB信号を提供する。代表的には、復号化/圧縮解除は、リアルタイムで実施され、プログラミング題材のリアルタイム再生を可能にする。
映像デクリプタ/デコンプレッサ320は、ハブ102の映像コンプレッサ184及び映像エンクリプタ188によって実施された操作を逆転するために、映像データストリームを復号化し、圧縮を解除する。各オーディトリウムモジュール132は、同じ映画館サブシステム104の他のオーディトリウムモジュール132から異なったプログラムを処理でき、上映できる。あるいは、1若しくはそれ以上のオーディトリウムモジュール132は、同じプログラムを同時に処理でき、上映できる。オプションとして、同じプログラムは、複数のプロジェクタで上映されることができ、複数のプロジェクタは、お互いに相対的に時間を遅らせることができる。
復号化プロセスは、映像情報を復号化するためにデータストリームに埋め込まれた電子キーとともに事前に提供されたユニットに固有の及びプログラムに固有の電子暗号キー情報を使用する。各映画館サブシステム104は、各オーディトリウムモジュール132で上映されることを認可された全てのプログラムに対して必要な暗号キー情報とともに提供される。
マルチレベル暗号キーマネージャは、特定のプログラムを上映するために特定の上演システムを認可するために使用される。このマルチレベルキーマネージャは、代表的には、各々の認可された映画館マネージャ128、特定の映像及び/若しくはオーディオプログラム、及び/若しくは映像及び/若しくはオーディオプログラムで時間変化する暗号キーシーケンスに特定される電子キー値を利用する。“オーディトリウムに固有の”電子キー、代表的には56ビット若しくはさらに長い、は、各オーディトリウムモジュール132にプログラムされる。
このプログラミングは、使用するキー情報を輸送し、上演するためのいくつかの技術を使用して実行されることができる。例えば、上記で説明した戻りリンクは、条件付きアクセスマネージャ124から暗号情報を転送するためにリンクを経由して使用されることができる。あるいは、スマートカード328、プレプログラムされたフラッシュメモリカード、及び他の周知の携帯記憶装置のようなスマートカード技術は、使用されることができる。
例えば、スマートカード328は、一旦カードにロードされると、この値が、スマートカードメモリから読み出せないように設計されることができる。
物理的及び電子的安全手法は、このキー情報を窃盗することを防止するため、及び企てられた窃盗若しくは危険を検出するために使用される。キーは、検出された窃盗の企てのイベントにおいて消去されることができるような方法で記憶される。スマートカード回路は、復号化アルゴリズム、代表的には、データ復号化標準(DES)、のソフトウェア実行を含むマイクロプロセッサコアを含む。スマートカードは、そこに供給された値を入力でき、カードに搭載されたDESアルゴリズム及び事前に記憶されたオーディトリウムに固有のキーを使用してこれらの値を暗号化(若しくは復号化)し、そしてその結果を出力する。あるいは、スマートカード328は、映画館サブシステム104の回路に暗号化された電子キーイング情報を単に転送するために使用されることができる。映画館サブシステム104は、映像及びオーディオ復号化プロセスによる使用のためにこのキー情報の処理を実施する。
映像プログラムデータストリームは、逆ABSDCTアルゴリズム若しくは中央ハブコンプレッサ/エンクリプタ112で使用された映像圧縮と対称的な他の圧縮解除プロセスを使用してダイナミックな映像の圧縮解除を受ける。映像圧縮が、ABSDCTアルゴリズムに基づいているのであれば、圧縮解除プロセスは、可変長デコーディング、逆周波数重み付け、逆コンティゼイション、逆差分カドツリー変換、IDCT、及びDCTブロックコンバイナデインターリービングを含む。圧縮解除に使用されるプロセシング素子は、ASIC若しくは1若しくはそれ以上の回路カードアセンブリのようなこの機能に対して構成された専用の特殊なハードウェアに与えられることができる。あるいは、圧縮解除プロセシング素子は、標準素子若しくは種々のディジタルシグナルプロセッサ若しくはプログラマブル電子デバイス若しくは特殊機能ソフトウェア若しくはファームウェアプログラミングの制御の下で動作するコンピュータを含む一般的なハードウェアとして与えられることができる。複数のASICは、高映像データレートをサポートするために平行して映像情報を処理するために与えられることができる。
ディジタルウォーターマークは、映像がプロジェクタによる表示のために出力される前に、映像データに適用される。ウォーターマークは、データが表現する映像の表示のためにプロジェクタ148に出力される前に、映像デクリプタ/デコンプレッサ320によって適用される。
添付した図面の図4を参照して、ウォーターマークを映像に適用するためのデクリプタ/デコンプレッサ320の関連する部分が、そこに示されている。デクリプタ/デコンプレッサ320は、圧縮されたデータインターフェース(CDI)401を具備する。CDI401は、デパケッタイザ316(図3参照)からデパケッタイズされ、圧縮され、そして暗号化されたデータを受信する。データは、動き回って、突然に処理される傾向がある。そうして、受信されたデータは、それが必要とされるまでランダムアクセスストア402に記憶される。ストア402は、好ましくはSDRAMデバイス若しくは類似のものである。SDRAMストア402に入力されたデータは、映像データの圧縮された及び暗号化された版に対応する。ストア402は、それゆえ、多数の映像フレームに対応するデータを記憶することが可能であるほど(相対的に言って)非常に大きい必要がない。
時々、データは、CDI401によってストア402から取り出され、DES(データ暗号化標準)キーを使用して復号化される、復号化回路403へ出力される。DESキーは、中央施設102(図1参照)において実施される暗号化に固有である。そして、それゆえ、入ってくるデータが復号化されることを可能にする。そのデータも、中央施設から送信される前に、圧縮される。ハフマン若しくはラン長エンコーディングを含む無損失技術を使用して、及び/若しくはブロックにあるデータの値が2のべき乗(すなわち、2若しくは4若しくは8、等)により割り算されるブロックコンティゼイションを含む損失のある技術を使用する。デクリプタ/デコンプレッサ320は、それゆえ、デコンプレッサ、例えば、復号化されたデータの圧縮を解除する逆コンティゼイションブロック(ハフマン/IQB)デコンプレッサ404を具備する。ハフマン/IQBデコンプレッサ404からの圧縮を解除されたデータは、DCTドメインにおける映像データを表示する。
システムは、既に、データを圧縮するためにDCT圧縮技術、特に前述のABSDCT圧縮技術、を実施するための必要なハードウェア及びソフトウェアを具備するので、同一のものが、DCTドメインにおいて画像にウォーターマークを埋め込むために使用される。他の変換は、当然、使用できるが、ハードウェアが既にシステム中にあるので、これが最もコスト効率がよい解を与える。
デコンプレッサ404からのデータは、それゆえ、以下に詳細を説明する方法でウォーターマークが適用されるウォーターマークプロセッサ405へ入力される。その後、ウォーターマークプロセッサ405からのデータは、データがDCTドメインからピクセルドメイン中の映像データに変換される、逆DCT変換回路406へ入力される。
このようにして生成されたピクセルデータは、フレームバッファインターフェース407及び付随するSDRAMストア408へ入力される。フレームバッファインターフェース407及び付随するストア408は、バッファとして働く。そこでは、ピクセルデータは、ピクセル映像プロセッサ409によって映像の表示のために適したフォーマットに再構成するために保持される。SDRAMストア408は、圧縮されたデータインターフェース401に付随するSDRAMストア402のサイズと類似のサイズのものである。しかしながら、フレームバッファインターフェース407へのデータ入力がピクセルドメインにおける映像を表示するため、映像フレームの比較的少数のデータだけがSDRAMストア408に記憶されることができる。フレームバッファインターフェース407の目的が、逆DCT回路からのデータを単に記録するためであり、そして上映のレートでピクセル映像プロセッサ409によって再フォーマッティングするために与えることであるため、問題ではない。
圧縮を解除された映像データは、ディジタルからアナログ変換へ行く。そしてアナログ信号は、映像データにより表現される映像の上映のためにプロジェクタ148に出力される。プロジェクタ148は、スクリーン上にプログラムの電子的表現を上映する。高品質プロジェクタは、光若しくは映像情報を処理するための液晶光バルブ(LCLV)法のような、先端技術に基づく。プロジェクタ148は、代表的には、標準の赤−緑−青(RGB)ビデオ信号フォーマットで、映像デクリプタ/デコンプレッサ320から映像信号を受信する。あるいは、ディジタルインターフェースは、ディジタルからアナログへのプロセスの必要性を回避してプロジェクタ148へ圧縮を解除されたディジタル映像データを搬送するために使用されることができる。制御及びプロジェクタ148のモニタリングのための情報転送は、代表的にはコントローラ312からディジタルシリアルインターフェースを介して提供される。
添付した図面の図5は、ウォーターマークプロセッサ405をより詳細に示す。ウォーターマークプロセッサ405は、レジスタがウォーターマーク認識情報を記憶する係数モジュレータを構成でき、そして、どのリールにマークするか及びどの程度強くするかの決定がなされる。
ウォーターマークプロセッサ405は、データが上映のためにプロジェクタへ出力される前に、ビデオの連続したフレームへ目に見えないプロジェクタ認識コード及び時間スタンプを埋め込む。この認識コーディングは、解像度のスケーリング及びクロッピング(cropping)のような基本的な映像操作に対抗できる。フレーム間アベレージング、複数ソースからのセグメントの共謀(collusion)、及び映像ワーピングのような、より複雑なアタックは、可能であるが、偶然のビデオ侵害者のリソースを超える。ウォーターマーキング情報は、ビデオデータにウォーターマークに含まれる情報が、5分より大きくない期間の映画プログラムのいかなる連続したセグメントの間に、読み取り可能であるような方法でビデオデータに挿入される。
ウォーターマークプロセッサ405は、プログラムキーにカギを掛けられるDESエンジンを採用する。これは、3つの目的を働く。第1に、シーケンスが非線形ノイズ生成器に結び付けられるため、ウォーターマークパターンは、予想できない。第2に、他のプログラムが危うくされる若しくはウォーターマーク技術に気付くにもかかわらず、ウォーターマークは、個々のプログラムに固有であり、侵害者がそれを窃盗できないことを確実にする。第3に、ウォーターマークは、ノイズのようなランダムシーケンス、すなわち、DESエンジンによって生成されたコード、でマスクされているため、気付かれない。
ビデオ侵害者は、彼が盗んでいる映画題材がある種のウォーターマークを含むであろうことを知っていると仮定する。彼は、それに気付くことができない若しくは映像から取り除くことができない、しかし以下の方法のいくつか若しくは全てを使用してそれを変えることができるであろう。
解像度スケーリング及びクロッピングのような基本的な操作は、プログラムがビデオカメラ若しくは類似の装置へ記録される場合に生じる。ディジタル映画上映フォーマットは、2560×1088の大きさであろう、最大の大衆的な装置は、最大800×600ピクセル(SVHS)に制限される。これは、解像度のスケーリング操作及びおそらくクロッピング操作をも示唆する。ビデオ侵害者は、映像の全体幅(レターボックスフォーマット)若しくはその一部分(パン及びスキャン)を取り込むかを決定できる。
インターフレームアベレージングのような複雑な操作は、同一のシーンからの2つのビデオフレームが、ウォーターマークされている領域を平均するために使用される場合に生じる。このインターフレームアベレージングの一形式は、ビデオカメラ中のチャージカップルドデバイス(CCD)がプロジェクタの24若しくは30fpsを自身の内部リフレッシュレートに変換する場合に生じることがある。
他の1つの複雑な操作アタックは、同一のプログラムシーケンスが、異なるウォーターマーク認識コードを有する異なるプロジェクタから取り込まれる場合に生じることができる。フレームの複数のセットは、フレームのいずれの部分がマークされるかを認識するため及び平均するために比較されることができる。このスキームの一変形、共謀は、マークされた部分を認識するためにプログラムの2つのコピーを使用し、そして、第3のコピーの偽のサインを作るためにそれらを変形する。さらに複雑な操作、映像ワーピング、は、フレーム毎の幾何学的変換を使用することを含む。このスキーム下では、映像ビットは、新しい場所へわずかに動き、その結果、映像が触れられていないように見える。しかし、ウォーターマーク検出器は、ビットの場所を見つけられない。
ウォーターマークプロセッサ405は、ウォーターマーキングプロセスで使用された変数を保持する、複数のレジスタ421から425を具備する。レジスタ421及び422は、それぞれプロジェクタ(どの及びどこの映画館で)を認識するデータ、及びプログラムの上映時間のデータを保持する。プロジェクタのアイデンティデータ及び時間スタンプデータは、順方向エラー訂正、すなわち、コンボルーショナルコーディング(convolutional coding)、が適用されるエラー訂正ユニット427へ入力される。訂正ユニット427からのエラー訂正されたデータは、レジスタ423からの拡散因子とともに拡散ブロック429へ入力される。拡散ブロック429は、短期間操作に対してもっとしっかりとしたウォーターマークされたデータを作るために、訂正ユニット427からのビットを拡散する。拡散ブロック429によって実施された拡散関数は、例えば、次のビットへ移動する前に、複数回それぞれの入力されたビットを2倍にできる。これが、フレームごとのベースでコードを変化させてフレーム中でデータが拡散されること、若しくは、所定の数のフレームの後にコードを変化させて数フレームにわたってデータが拡散されることを可能にする。
ウォーターマークプロセッサ405は、DESエンジン432も具備する。DESエンジン432は、DES復号化ユニット403(図4参照)によって使用されたDESコードに全く無関係なDESコードを生成する。DESエンジン432によって生成されたDESキーは、映画が上映される映画館及び/若しくはプロジェクタIに固有であるが、DES復号化ユニット403によって使用されたDESキーは、中央施設(図1参照)からのデータの暗号化及び復号化に付属する。
DESエンジン432は、映画ビット中にウォーターマークデータを埋め込む擬似ランダムノイズ(PN)シーケンスを生成するために使用される。プログラムキーは、プログラムの開始時にレジスタ424からDESエンジン432にロードされ、プログラム期間を通して使用される。各フレームの始まりに、初期ベクトルは、現在のフレーム数とともにロードされる。DESエンジン432は、出力フィードバックモードで設定される。このようにして、長期間PNシーケンスは、それぞれのプログラムのフレーム毎に固有であるように生成される。このようにして生成されたロングPNシーケンスは、排他的OR(XOR)コンバイナ433に出力される。XORコンバイナ433では、ロングPNシーケンスは、拡散ブロック429からのデータとビット毎のベースで統合される。
アンプリチュード(amplitude)制御ブロック434は、各DCT係数がマークされたレベルを認識する。アンプリチュード制御は、各DCT係数の大きさを決定することにより、及びDCT係数の大きさをルックアップテーブル中のインデックスデータに使用することによって達成される。係数の大きさは、係数の絶対値のlogとして決定される。ウォーターマークの強度が、オリジナル映像のDCT係数の強度値に依存するため、DCT変換ドメインは、ウォーターマークが適用できるという利点を有する。ウォーターマークは、大きな強度値を持つDCT係数では強く作られ、そして小さなDCT値を持つ領域では弱められる。
いかなる色成分が使用されることができるが、アンプリチュード制御ブロック434へ(及び実際にはウォーターマークプロセッサ405へ)入力される映像の輝度(Y)成分に対するDCT係数だけを、図5は図示する。この実施例では、映像の色彩の異なる成分(C及びC)に関係するDCT係数は、ウォーターマークプロセッサ405を完全にバイパスする。これは、色彩の異なる成分(C及びC)は、それ自身で意味のある映像を生成するために使用されることができないが、輝度(Y)成分は、映像の白黒版を作るために使用されることができるためである。Y成分に対するDCT係数を処理することは、処理オーバーヘッドを減少する。他の実施例では、C及び/若しくはC成分は、ウォーターマークプロセッサへ入力される。
アンプリチュード制御ブロック434は、マーキング制御ブロック436へ渡されるアンプリチュード値を生成する。マーキング制御ブロック436は、マークすべき成分の実際の選択を制御する。これが、どちらのDCT係数がマークされ、どのタイプのサブブロックの中にあるかを決定する。ブロックが、視覚的に意味があるか否かにかかわらず、いずれかのブロックサイズ(16×16、8×8、4×4、2×2)が、マークされることができる。ある実施例では、視覚的に意味のある及び他のブロックの両者が、マークされる。他の実施例では、視覚的に意味のあるブロックは、マークされない。マーキング制御ブロック436は、ウォーターマークビットがゼロ(0)であるならば、XORコンバイナ433からのウォーターマーク値を負の値(−1)に、ウォーターマークビットが1(1)であるならば、正の値(+1)に変換する。マーキング制御ブロック436は、ウォーターマークデータが輝度成分に対するDCT係数に実際に取り込まれるか否かも決定する。このため、マーキング制御ブロックは、DCT係数に付属する他の情報(ブロックサイズを含む)とともに、係数の値及び/若しくはアンプリチュード制御ブロックからのアンプリチュード値を調査する。一般に、ウォーターマーキングは、映像にノイズを導入するであろうことのため、そのlogがゼロである係数には適用されない。そのようなノイズは、おそらく映像において見えるであろうし、それゆえ受け入れることができない。ウォーターマーキングがこれから適用される場合、正(+1)若しくは負(−1)の値が輝度(Y)データに加えられる。
マーキング制御ブロック436からのデータ出力は、加算器438へ入力される。加算器438では、データ出力が、映像の輝度成分に対するDCT係数へ加えられる。このようにして、ウォーターマークデータは、まだDCTドメイン中であるが映像データに適用される。DC成分から離れて、全てのDCT成分は、ウォーターマークデータの適用に対する候補として考えられる。データは、他のものの間にある係数のアンプリチュードに依存して適用される。各DCT係数が映像中のいくつかのピクセルに寄与するため、DCT係数へのウォーターマーキングデータの適用は、映像中の領域へ影響を持つであろう。それゆえ、ウォーターマーキングが、映像の実質的に全体に、その選択された部分だけでなく適用される。これが、上記に説明したもののようなアタックに対してより強さのあるウォーターマーキングを作るように向ける。
ウォーターマークが、上映に関する認可された場所及び時間を示すために、必要な場合に不法なコピーのソースをより効率的に追跡するために作られることを、適切な技能を有する者は、上記のことを歓迎するであろう。ウォーターマークは、しばしば現れることができる、しかし再生プロセスにおける決定的な期間を除いて、観客には見ることができない。ウォーターマークは、変換の通常のレートとして予め決められたレートで圧縮を解除された映像若しくはオーディオ情報の上映の期間中には知覚的には気付かれない。しかしながら、ウォーターマークは、より遅い“ノンリアルタイム”若しくは静止画再生レートのような通常のレートとは実質的に異なるレートで映像若しくはオーディオ情報が上映される場合、知覚的ではないが、検出されるであろう。プログラムの認可されていないコピーが復元されれば、ディジタルウォーターマーク情報は、認可された者によって読み取られることができ、そしてコピーが作られた映画館が決定されることができる。
ウォーターマークプロセッサ405によってこのようにして生成されたウォーターマークされたDCTデータは、逆DCTユニット406に入力される。逆DCTユニット406では、既に図4を参照してここで説明したように、ピクセルデータへ変換される。このようにして、映像デクリプタ/デコンプレッサ320は、入ってきたデータを暗号化するため働き、それを圧縮し、ウォーターマークを適用し、データをDCTドメインからピクセルドメインへ変換し、そして、プロジェクタ148による映像の上映に適したフォーマットへピクセルを再構築する。
図3に示されたオーディオデクリプタ/デコンプレッサ324は、オーディオ信号にはウォーターマーク若しくはフィンガープリントを表示するデータが適用されていないけれども、オーディオデータを同様な方法で操作する。もちろん、望まれるのであれば、そのようなウォーターマーク技術が、オーディオプログラムを認識するために適用される若しくは使用されることもできる。オーディオデクリプタ/デコンプレッサ324は、デパケッタイザ316からオーディオデータストリームを取り出し、復号化を実施し、そして映画館のスピーカ若しくはオーディオサウンドシステム152での上演のためにオリジナルオーディオを再構成する。この操作の出力は、サウンドシステム152へ標準ラインレベルオーディオ信号を提供する。
映像デクリプタ/デコンプレッサ320と同様に、オーディオデクリプタ/デコンプレッサ324は、ハブ102のオーディオコンプレッサ192及びオーディオエンクリプタ196によって実施された操作の逆を行う。暗号法のスマートカード328からの電子キーをデータストリームに埋め込まれた電子キーとともに使用して、デクリプタ324は、オーディオ情報を復号化する。復号化されたオーディオデータは、その後圧縮を解除される。
オーディオ圧縮解除は、オーディオ圧縮に対して中央ハブ102において使用したものと対照的なアルゴリズムで実施される。もし存在するならば、複数のオーディオチャネルが圧縮を解除される。オーディオチャネルの数は、個々のオーディトリウム若しくは上映システムの多重音サウンドシステム設計に依存する。追加のオーディオチャネルは、多重言語オーディオトラック及び視覚障害のある観客のためのオーディオキューのような目的に対する拡大したオーディオプログラミングに対して中央ハブ102から送信されることができる。そのシステムは、マルチメディア特別効果トラック、字幕スーパー、及び聴覚障害のある観客のための特別の視覚キュートラックのような目的に対する映像プログラムに同期した追加のデータトラックも供給する。
前述したように、オーディオ及びデータトラックは、映像プログラムに時間同期されることができる若しくは直接時間同期することなく非同期的に上映されることができる。映像プログラムは、1個のフレーム(すなわち、静止画)、1個のフレーム静止画のシーケンス、若しくは短時間若しくは長時間の映画シーケンスを構成することができる。
必要であれば、オーディオチャネルは、オーディオ遅延素子へ供給される。オーディオ遅延素子は、適切な映像フレームとオーディオを同期させるために必要に応じて遅延を挿入する。その後、各チャネルは、サウンドシステム152への“ラインレベル”出力として知られているものを供給するためにディジタルからアナログへの変換を通過する。すなわち、適切なアナログレベル若しくはフォーマット信号は、適切なサウンドシステムを駆動するためにディジタルデータから生成される。ラインレベルオーディオ出力は、代表的には大多数の映画館サウンドシステムに見られる標準XLR若しくはAES/EBUコネクタを使用する。
図3に戻って参照すると、デコーダシャーシ144は、ファイバーチャネルインターフェース288、デパケッタイザ316、デコーダコントローラ若しくはCPU312、映像デクリプタ/デコンプレッサ320、オーディオデクリプタ/デコンプレッサ324、及び暗号法のスマートカード328を含む。デコーダシャーシ144は、安全で、自己内蔵型のシャーシである。これは暗号化スマートカード328インターフェース、内部電源及び/若しくは整流器、冷却ファン(必要に応じて)、ローカル制御パネル、及び外部インターフェースも搭載する。ローカル制御パネルは、LED表示素子を搭載したメンブレンスイッチフラットパネルのような各種の周知の入力装置のいずれかを使用することができる。ローカル制御パネルは、代表的にはサービス若しくはメンテナンスのためにシャーシの内部へ入ることができるヒンジの付いた出入りドアの一部分を使用する若しくは形成する。このドアは、認可されていない者の進入、泥棒、若しくはシステムの窃盗を防止するための安全ロックを有する。インストールの間、暗号化キーイング情報(オーディトリウムに固有のキー)を含んでいるスマートカード328は、デコーダシャーシ144の内部へインストールされ、ロックされたフロントパネルの後ろで安全にされる。暗号化法のスマートカードスロットは、安全にされたフロントパネルの内部でのみアクセスできる。映像デクリプタ/デコンプレッサ320からプロジェクタ148へのYIQ信号出力は、デコーダシャーシ144がプロジェクタハウジングにマウントされている一方で、YIQ信号がアクセスされないような方法で、デコーダシャーシ144の内部で安全に接続される。安全インターロックは、プロジェクタ148に正しくインストールされていない場合に、デコーダ144の操作を防止するために使用されることができる。
サウンドシステム152は、映画館のスピーカにおいてプログラムのオーディオ部分を上演する。好ましくは、サウンドシステム152は、オーディオデクリプタ/デコンプレッサ324から、ディジタル若しくはアナログフォーマットのいずれかで、12チャネルまでの標準フォーマットオーディオ信号を受信する。
あるいは、再生モジュール140及びデコーダ144は、1個の再生デコーダユニット132に統合されることができる。再生モジュール140とデコーダモジュール148とを統合することは、1個のCPU(292若しくは312)だけが、再生モジュール140及びデコーダ144の両方の機能を行うために必要であるという点で、省コスト及び省アクセスタイムになる。再生モジュール140とデコーダ144とを統合することは、ファイバーチャネルインターフェース288を使用することも必要ない。
複数の観賞場所が希望されるならば、いずれかの記憶装置136にある情報は、時間においてお互いに相対的な予め選択されたプログラム可能なオフセット若しくは遅延で異なるオーディトリウムへ1個の映像プログラムの圧縮された情報を送信するために構成される。1個の映像プログラムが、実質的に同時に選択された複数のオーディトリウムで上映される場合、これらの予め選択されたプログラム可能なオフセットは、実質的に等しく若しくはゼロ若しくは非常に小さく作られる。他の時間においては、非常に柔軟な上映のスケジューリングを提供するために、これらのオフセットは、記憶装置の構成及び容量に依存して数分から数時間のどこかに設定できる。これは、映画館複合体が、封切映画のような上映イベントに対する市場要求により良く向けられることを可能にする。
映画館マネージャ128は、添付した図面の図6により詳細に示される。図6に変わって、映画館マネージャ128は、全体の上映若しくは映画館サブシステム104、あるいは映画館複合体の中の1若しくはそれ以上のオーディトリウムモジュール132の動作制御及びモニタリングを提供する。映画館マネージャ128は、1若しくはそれ以上の受信された個々の映像及びオーディオプログラムからプログラムセットを作るためにプログラム制御手段若しくはメカニズムも使用することができる。個々の映像及びオーディオプログラムは、認可された間隔の期間中にオーディトリウムシステムにおける上映のために計画される。
映画館マネージャ128は、映画館マネージャプロセッサ336を具備し、中央ハブ102へメッセージを送り返すために、少なくとも1のモデム340、若しくは戻りリンクとインターフェースをする他の装置をオプションとして含むことができる。映画館マネージャ128は、モニタ及びキーボードのようなユーザーインターフェースデバイスのような視覚的上映素子を含むことができる。それは、映画館複合体マネージャオフィス、チケット売り場、若しくは映画館運営に便利ないずれかの他の適切な場所に置くことができる。
映画館マネージャプロセッサ336は、一般に標準の汎用若しくはビジネスグレードのコンピュータである。映画館マネージャプロセッサ336は、ネットワークマネージャ120及び条件付きアクセスマネージャ124(図1参照)と通信する。好ましくは、モデム340は、中央ハブ102と通信するために使用される。モデム340は、一般にプロセッサ中に存在する若しくは接続される標準電話線モデムであり、そして、中央ハブ102へ通信を戻すために標準の2つの電話線を接続する。あるいは、映画館マネージャプロセッサ336と中央ハブ102との間の通信は、インターネット、個人的若しくは公衆データネットワーキング、ワイアレス、若しくは衛星通信システムのような他の低データレート通信方法を使用して送信されることができる。これらの代替手段に対して、モデム340は、適切なインターフェース構造を提供するために構成される。
映画館マネージャ128は、各オーディトリウムモジュール132が各記憶装置136と通信することを可能にする。映画館管理モジュールインターフェースは、バッファメモリを含むことができる。その結果、情報バーストは、映画館マネージャインターフェース126を使用して映画館記憶装置136から高データレートで転送されることができ、及びオーディトリウムモジュール132の他の素子によってより低いレートで処理されることができる。
映画館マネージャ128とネットワークマネージャ120及び/若しくは条件付きアクセスマネージャ124との間で通信された情報は、訂正することができないビットエラーを表す映画館サブシステム104によって受信された情報のある部分を再送信する、情報をモニタ及び制御する、オペレーションレポート及びアラーム、及び暗号法のキーイング情報の要求を含む。通信されたメッセージは、盗み聞きタイプの安全及び/若しくは実証若しくは認証を供給するために暗号的に保護されることができる。
映画館マネージャ128は、再生/上映、安全、及びネットワーク管理機能の制御を含む、上映システムの完全自動操業を提供するために構成されることができる。映画館マネージャ128は、チケット予約及び販売、利権操作、及び環境制御のような周辺の映画館機能の制御も提供できる。あるいは、手動調停は、映画館操業のあるものを追加制御するために使用されることができる。映画館マネージャ128は、これらの機能の制御若しくは調整のために映画館複合体におけるある種の既存の制御自動化システムともインターフェースすることができる。使用されようとしているシステムは、周知であるように、利用できる技術及び個々の映画館の必要性に依存するであろう。
映画館マネージャ128若しくはネットワークマネージャ120の制御のいずれかを介して、本発明は、一般に複数の上映プロジェクタにおいて記録されたプログラミングの同時再生及び上映をサポートする。さらに、映画館マネージャ128若しくはネットワークマネージャ120の制御の下で、複数回の再生に関するプログラムの認可は、映画館サブシステム104が1回だけプログラミングを受信する必要があるだけであるが、しばしば行われることができる。安全管理は、各プログラムに認められる上映の時間及び/若しくは再生の回数を制御できる。
ネットワークマネージメントモジュール112による映画館マネージャ128の自動化された管理を介して、手段は、プログラムを自動的に記憶し、上映するために提供される。さらに、中央施設から離れた場所から制御素子を使用してある種の予め選択されたネットワーク操業を制御する能力がある。例えば、テレビジョン若しくは映画スタジオは、自動化することができ、スタジオオフィスのような、中央の場所からフィルム若しくは他のプレゼンテーションの配給を管理することができる。そして、市場要求における早い変化、若しくはプレゼンテーションに対する反応、若しくはこの分野において理解される他の理由に対してプレゼンテーションをほとんど直ちに変化させる。
映画館サブシステム104は、映画館インターフェースネットワーク(図示されていない)を使用してオーディトリウムモジュール132と接続されることができる。映画館インターフェースネットワークは、映画館サブシステム104においてプログラミングのローカル配送を提供するローカルエリアネットワーク(電子的若しくは光学的)を具備する。プログラムは、各記憶装置136に記憶され、映画館サブシステム104の1若しくはそれ以上のオーディトリウムモジュール132へ映画館インターフェースネットワークを経由して配送される。映画館インターフェースネットワーク126は、妥当なデータ変換レート、接続性、及び、アービトレイテッドループ(arbitrated loop)、スイッチされた、若しくはハブに向けられたネットワークのような信頼性を表す、多くの標準ローカルエリアネットワーク構造のいずれかを使用して実行されることができる。
図1に示されたように、各記憶装置136は、再生及び上映を認可されているプログラミング題材のローカル記憶装置を提供する。記憶システムは、各映画館システムにおいて中央化されることができる。この場合、映画館記憶装置136は、映画館サブシステム104が1若しくはそれ以上のオーディトリウムにプレゼンテーションイベントを作ることを可能にし、同時にいくつかのオーディトリウムにわたり共有されることができる。
容量に依存して、映画館記憶装置136は、同時にいくつかのプログラムを記憶できる。映画館記憶装置136は、いずれかのプログラムが、いずれかの認可された上映システム(すなわち、プロジェクタ)で再生され及び上映されることができるような方法でローカルエリアネットワークを使用して接続されることができる。同一のプログラムも、2若しくはそれ以上の上映システムにおいて同時に再生されることができる。
好ましい実施例を引用することによって、発明がこのように説明されると、該当する実施例は、例示的なだけであることが良く理解されるであろう。そして、適切な知識及びスキルを有する者に起きるであろう変更及び変形は、添付された請求項及びそれと同等のものに示されたように、発明の精神及び範囲から逸脱しないで実施されることができる。
図1は、ディジタル映画システムのブロック図を示す。 図2は、図1のシステムにおいて使用されたコンプレッサ/エンクリプタ回路のブロック図である。 図3は、図1のシステムにおいて使用されたオーディトリウムモジュールを示す。 図4は、映像データにウォーターマークを適用する暗号化/復号化ユニットの部分を表わすブロック図である。 図5は、図4の暗号化/復号化ユニットのウォーターマークユニットを表わすブロック図である。及び 図6は、図1のシステムにおいて使用された映画館マネージャ及びそれに付随したインターフェースを表わすブロック図である。
符号の説明
100…ディジタル映画システム,
112…コンプレッサ/エンクリプタ,
132…オーディトリウムモジュール。

Claims (79)

  1. 映像を表示するデータにウォーターマークを表示するデータを適用する装置であって、その装置は、以下を具備する:場所及び時間データのソース;
    上記場所及び時間データに順方向エラー訂正アルゴリズムを適用するため及びそこからエラーコードされたデータを出力するための場所及び時間データを受信するために接続されたエラーコーディングユニット;
    エラーコードされたデータの一部分をそこから多数回繰り返し出力することにより拡散データを生成するためにエラーコードされたデータを拡散するためのエラーコードされたデータを受信するために接続されたコード拡散ユニット;
    DESコードを表示するデータを生成するため及び出力するためのDESコード生成器;
    拡散データ及びDESコードを統合するため並びに場所及び時間に固有のウォーターマークを表示するウォーターマークデータを出力するためのコンバイナ;
    変換空間のDCT係数として映像を表示する上記データを含む信号を受信するため、そのデータは信号メディアにおいてエンコードされた及び圧縮された形式で受信される、及び装置に固有のキーを受信するための受信機;
    そこから映像を表示するデータを復元するために受信した信号をデコーディングする及び圧縮を解除するための装置に固有のキーに応答するデコーディング回路;
    その属性を決定するために及び属性の信号代表値を出力するために映像データの少なくとも1成分を解析する制御回路;
    マーキング制御ユニット、属性の特性及び映像データの特性に依存する映像データへウォーターマークを付加するために、制御回路からの信号、ソースからの映像データ及びコンバイナからのウォーターマークデータを受信するために接続される;
    ウォーターマークされた映像データ受信するため及び変換空間におけるDCT係数として映像を表示するデータからピクセル空間における映像を表示するデータへ同一のものを変換するために接続された逆DCT変換回路;
    ピクセルデータを上映に適したフォーマットに変換するためにピクセル空間の映像を表示するデータを受信するために接続されたピクセルプロセッサ;及び
    それによって表示された映像を映写するためにピクセルプロセッサからフォーマットされたピクセルデータを受信するために接続されたプロジェクタ。
  2. 請求項1に請求された装置であって、プログラムキーデータのソース及び映画の各フレームを一義的に認識するフレームインデックスデータのソースをさらに具備する、及びここで、DESコード生成器は、そこからフレームインデックスデータを受信するため及びフレームインデックスデータ及びプログラムキーデータに依存するDESコードを生成するためにソースに接続される。
  3. 請求項1に請求された装置であって、プログラムキーデータのソース及び映画の所定の数のフレームを一義的に認識するフレームインデックスデータのソースをさらに具備する、及びここで、DESコード生成器は、そこからフレームインデックスデータを受信するため及びフレームインデックスデータ及びプログラムキーデータに依存するDESコードを生成するためにソースに接続される。
  4. 請求項2に請求された装置、ここで、コンバイナは、排他的OR(XOR)関数にしたがってビットごとのベースで拡散データとDESコードとを統合するためのXORゲートを具備する。
  5. 請求項4に請求された装置、ここで、制御回路は、映像の輝度成分を表示するデータを受信するために接続され、及び輝度成分の値のlogとして輝度成分のアンプリチュード値を上記属性として決定するために構成される。
  6. 請求項5に請求された装置、マーキング制御ユニットは、正若しくは負の値ウォーターマークデータから生成された値として生成するために、及び所定のしきい値より大きな輝度成分の値のlogに依存する映像データに生成された値を付加するために配置される。
  7. 映像を表示するデータにウォーターマークを表示するデータを適用する装置であって、その装置は以下を具備する:
    場所及び時間データを供給する手段;
    場所及び時間データを受信するため、上記場所及び時間データにエラーコーディングを適用するため、及びそこからエラーコードされたデータを出力する手段;
    エラーコードされたデータに拡散関数を適用するため及びそこから拡散データを出力するためのエラーコードされたデータを受信するために接続された拡散手段;
    擬似ランダムコードを表示するデータを生成する及び出力する手段;
    拡散データ及び擬似ランダムコードを統合する並びに場所及び時間に固有のウォーターマークを表示するウォーターマークデータを出力する手段;
    変換空間における映像を表示する映像データを供給する手段;
    その属性を決定するために映像データの少なくとも1の成分を解析する及び属性の信号代表値を出力する手段;及び
    マーキング手段、属性の特性及び映像データの特性に依存する映像データにウォーターマークデータを付加するために、属性の信号代表値、映像データ及びウォーターマークデータを受信するために接続される。
  8. 請求項7に請求された装置、ここで、擬似ランダムコードを表示するデータを生成し出力する手段は、場所及び時間データに順方向エラー訂正アルゴリズムを適用するために構成される。
  9. 請求項7に請求された装置、ここで、拡散手段は、拡散因子に依存して拡散関数を適用するために構成される。
  10. 請求項7に請求された装置、ここで、拡散手段は、エラーコードされたデータ中のビットが多数回繰り返される拡散関数を適用するために構成される。
  11. 請求項7に請求された装置、ここで、擬似ランダムコードを表示するデータを生成する及び出力する手段は、DESエンジンを具備する。
  12. 請求項11に請求された装置であって、プログラムキーデータを供給する手段をさらに具備する、及び、ここで、DESエンジンは、そこからプログラムキーデータを受信するため及びプログラムキーデータに依存する擬似ランダムコードを生成するために供給する手段に接続される。
  13. 請求項11に請求された装置であって、映画において各フレームを一義的に認識するフレームインデックスデータを供給する手段をさらに具備する、及び、ここで、DESエンジンは、そこからフレームインデックスデータを受信するため及びフレームインデックスデータに依存する擬似ランダムコードを生成するために接続される。
  14. 請求項11に請求された装置であって、映画において所定の数のフレームを一義的に認識するフレームインデックスデータを供給する手段をさらに具備する、及び、ここで、DESエンジンは、そこからフレームインデックスデータを受信するため及びフレームインデックスデータに依存する擬似ランダムコードを生成するためにフレームインデックスデータを供給する手段に接続される。
  15. 請求項12に請求された装置であって、映画において各フレームを一義的に認識するフレームインデックスデータを供給する手段をさらに具備する、及び、ここで、DESエンジンは、そこからフレームインデックスデータを受信するため及びフレームインデックスデータ及びプログラムキーデータに依存する擬似ランダムコードを生成するためにフレームインデックスデータを供給する手段に接続される。
  16. 請求項7に請求された装置、ここで、統合手段は、排他的OR(XOR)関数にしたがってビット毎のベースで拡散データ及び擬似ランダムコードを統合するためのXORゲートを具備する。
  17. 請求項7に請求された装置、ここで、映像データの少なくとも1の成分を解析する手段は、映像の輝度成分を表示するデータを受信するために接続される。
  18. 請求項7に請求された装置、ここで、映像データの少なくとも1の成分を解析する手段は、映像のクロミナンス成分を表示するデータを受信するために接続される。
  19. 請求項7に請求された装置、ここで、映像データの少なくとも1の成分を解析する手段は、属性としてアンプリチュード値を決定するために構成される。
  20. 請求項19に請求された装置、ここで、アンプリチュードは、映像データの成分の値のlogとして決められる。
  21. 請求項7に請求された装置、ここで、マーキング手段は、正若しくは負の値のウォーターマークデータから生成された値として生成するため及び属性の上記特性に依存する映像データへ生成された値を付加するために配置される。
  22. 請求項21に請求された装置、ここで、映像データの少なくとも1の成分を解析する手段は、その属性としてアンプリチュード値を決定するために構成され、及びその特性は、所定のしきい値より大きなアンプリチュード値である。
  23. 請求項22に請求された装置、ここで、アンプリチュードは、映像データの成分の値のlogとして決められる。
  24. 請求項7に請求された装置であって、以下をさらに具備する:
    信号メディアにおいてエンコードされた及び圧縮された形式で映像を表示する上記データを含む信号を受信するため、及び装置に固有のキーを受信するための手段;
    そこから映像を表示するデータを復元するために受信した信号をデコーディングする及び圧縮を解除するための装置に固有のキーに応答するデコーディング手段。
  25. 請求項24に請求された装置、ここで、信号は、データパケットとしてメディアで搬送される、及び信号を受信する手段は、データパケットを受信するデータインターフェース手段を具備する。
  26. 請求項24に請求された装置、ここで、信号を受信する手段は、エンコードされ圧縮されたデータ信号がそこから受信されるメディアと異なるメディアを経由して装置に固有のキーを受信するために配置される。
  27. 請求項24に請求された装置、ここで、信号は、DES暗号化を使用してエンコードされる、及びデコーディング回路は、DES復号化エンジンを具備する。
  28. 請求項24に請求された装置、ここで、信号は、無損失圧縮技術を使用して圧縮される。
  29. 請求項28に請求された装置、ここで、無損失圧縮技術は、ラン長エンコーディングを具備する。
  30. 請求項24に請求された装置、ここで、信号は、損失のある圧縮技術を使用して圧縮される。
  31. 請求項30に請求された装置、ここで、損失のある圧縮技術は、ブロックコンティゼイションを具備する。
  32. 請求項24に請求された装置であって、ウォーターマークされた映像データを受信するため及び同じものを変換空間の映像を表示するデータからピクセル空間の映像を表示するデータへ変換するために接続された逆変換手段回路をさらに具備する。
  33. 請求項32に請求された装置であって、ピクセルデータをプロジェクタによって上映するために適したフォーマットへ変換するためにピクセル空間の映像を表示するデータを受信するために接続されたピクセルプロセシング手段をさらに具備する。
  34. 請求項33に請求された装置であって、ピクセルプロセシング手段のために逆変換手段からのデータをバッファリングするためのインターフェース手段をさらに具備する。
  35. 請求項33に請求された装置であって、ピクセルデータによって表示された映像を上映するためにピクセルプロセッサからフォーマットされたピクセルデータを受信するために接続された上映する手段をさらに具備する。
  36. 映像を表示するデータへウォーターマークを表示するデータを適用する方法であって、その方法は以下を具備する:
    場所及び時間データを供給する;
    エラーコードされたデータを生成するために上記場所及び時間データへ順方向エラー訂正アルゴリズムを適用する;
    エラーコードされたデータの一部分を多数回繰り返すことにより拡散データを生成するためにエラーコードされたデータへ拡散関数を適用する;
    DESコードを表示するデータを生成する;
    場所及び時間に固有のウォーターマークを表示するウォーターマークデータを生成するために拡散データ及びDESコードを統合する;
    変換空間のDCT係数として映像を表示する上記データを含む信号を受信する、そのデータは信号メディアにおいてエンコードされ及び圧縮された形式で受信される;
    装置に固有のキーを受信する;
    そこから映像を表示するデータを復元するために装置に固有のキーに応答する受信した信号をデコーディングする及び圧縮を解除する;
    その属性を決定するため及び属性の信号代表値を生成するために映像データの少なくとも1成分を解析する;
    属性の特性及び映像データの特性に依存する映像データへウォーターマークを付加する;
    変換空間におけるDCT係数として映像を表示するデータからピクセル空間における映像を表示するデータへウォーターマークされた映像データを変換する;
    ピクセルデータを上映に適したフォーマットに変換する;及び
    フォーマットされたピクセルデータによって表示された映像を投影する。
  37. 請求項36に請求された方法であって、以下をさらに具備する:
    プログラムキーデータを供給する;
    映画において各フレームを一義的に認識するフレームインデックスデータを供給する;及び
    フレームインデックスデータ及びプログラムキーデータに依存するDESコードを生成する。
  38. 請求項36に請求された方法であって、以下をさらに具備する:
    プログラムキーデータを供給する;
    映画において所定の数のフレームを一義的に認識するフレームインデックスデータを供給する;及び
    フレームインデックスデータ及びプログラムキーデータに依存するDESコードを生成する。
  39. 請求項37に請求された方法であって、XOR関数にしたがってビットごとのベースで拡散データとDESコードとを統合する、をさらに具備する。
  40. 請求項39に請求された方法であって、以下をさらに具備する:
    映像の輝度成分を表わすデータを受信する;及び
    輝度成分の値のlogとして輝度成分のアンプリチュード値を上記属性として決定する。
  41. 請求項40に請求された方法であって、以下をさらに具備する:
    正若しくは負の値のウォーターマークデータから生成された値として生成する;及び
    所定のしきい値より大きな輝度成分の値のlogに依存して映像データに生成された値を付加する。
  42. 映像を表示するデータにウォーターマークを表示するデータを適用する方法であって、その方法は以下を具備する:
    場所及び時間データを供給する;
    エラーコードされたデータを生成するために上記場所及び時間データにエラーコーディングを適用する;
    拡散データを生成するためにエラーコードされたデータに拡散関数を適用する;
    擬似ランダムコードを表示するデータを生成する;
    場所及び時間に固有のウォーターマークを表示するウォーターマークデータを生成するために拡散データ及び擬似ランダムコードを統合する;
    変換空間における映像を表示する映像データを供給する;
    属性の信号代表値を生成するためにその属性を決定するために映像データの少なくとも1の成分を解析する;及び
    属性の特性及び映像データの特性に依存する映像データにウォーターマークデータを付加する。
  43. 請求項42に請求された方法であって、順方向エラー訂正アルゴリズムを場所及び時間データに適用する、をさらに具備する。
  44. 請求項42に請求された方法であって、拡散因子に依存する拡散関数を適用する、をさらに具備する。
  45. 請求項42に請求された方法であって、エラーコードされたデータ中のビットが多数回繰り返される拡散関数を適用する、をさらに具備する。
  46. 請求項45に請求された方法、ここで、擬似ランダムコード生成器は、DESエンジンの方法によって生成される。
  47. 請求項46に請求された方法であって、プログラムキーデータを受信する及びプログラムキーデータに依存する擬似ランダムコードを生成する、をさらに具備する。
  48. 請求項46に請求された方法であって、以下をさらに具備する:
    映画における各フレームを一義的に認識するフレームインデックスデータ供給する;及び
    フレームインデックスデータに依存する擬似ランダムコードを生成する。
  49. 請求項46に請求された方法であって、以下をさらに具備する:
    映画における所定の数のフレームを一義的に認識するフレームインデックスデータ供給する;及び
    フレームインデックスデータに依存する擬似ランダムコードを生成する。
  50. 請求項47に請求された方法であって、以下をさらに具備する:
    映画における各フレームを一義的に認識するフレームインデックスデータ供給する;及び
    フレームインデックスデータ及びプログラムキーデータに依存する擬似ランダムコードを生成する。
  51. 請求項47に請求された方法であって、以下をさらに具備する:
    映画における所定の数のフレームを一義的に認識するフレームインデックスデータ供給する;及び
    フレームインデックスデータ及びプログラムキーデータに依存する擬似ランダムコードを生成する。
  52. 請求項42に請求された方法であって、XOR関数にしたがってビット毎のベースで拡散データ及び擬似ランダムコードを統合する、をさらに具備する。
  53. 請求項42に請求された方法であって、映像の輝度成分を表示するデータを供給する、をさらに具備する。
  54. 請求項42に請求された方法であって、映像の属性としてアンプリチュード値を決定する、をさらに具備する。
  55. 請求項54に請求された方法、ここで、アンプリチュードは、映像データの成分の値のlogとして決められる。
  56. 請求項42に請求された方法であって、以下をさらに具備する:
    正若しくは負の値のウォーターマークデータから生成された値として生成する;及び
    属性の上記特性に依存する映像データへ生成された値を付加する。
  57. 請求項56に請求された方法であって、属性としてアンプリチュード値を決定する、をさらに具備する、及び、ここで、特性は、所定のしきい値より大きなアンプリチュード値である。
  58. 請求項57に請求された方法、ここで、アンプリチュードは、映像データの成分の値のlogとして決められる。
  59. 請求項42に請求された方法であって、以下をさらに具備する:
    信号メディアにおいてエンコードされた及び圧縮された形式で映像を表示する上記データを含む信号を受信する;
    装置に固有のキーを受信する;及び
    そこから映像を表示するデータを復元するために受信した信号をデコーディングする及び圧縮を解除することによって装置に固有のキーに応答する。
  60. 請求項59に請求された方法、ここで、信号は、データパケットとしてメディアで搬送される。
  61. 請求項59に請求された方法、ここで、装置に固有のキーは、エンコードされた及び圧縮されたデータ信号が受信されるメディアと異なるメディアを経由して受信される。
  62. 請求項59に請求された方法、ここで、信号は、DES暗号化を使用してエンコードされる。
  63. 請求項59に請求された方法、ここで、信号は、無損失圧縮技術を使用して圧縮される。
  64. 請求項63に請求された方法、ここで、無損失圧縮技術は、ラン長エンコーディングを具備する。
  65. 請求項59に請求された方法、ここで、信号は、損失のある圧縮技術を使用して圧縮される。
  66. 請求項65に請求された方法、ここで、損失のある圧縮技術は、ブロックコンティゼイションを具備する。
  67. 請求項59に請求された方法であって、変換空間の映像を表示するデータからピクセル空間の映像を表示するデータへウォーターマークされたデータを変換する、をさらに具備する。
  68. 請求項67に請求された方法であって、ピクセルデータをプロジェクタによって上映するために適したフォーマットへ変換する、をさらに具備する。
  69. 請求項68に請求された方法であって、ピクセルデータによって表示された映像を上映する、をさらに具備する。
  70. そのまま上映される映画にウォーターマークを付加する装置であって、その装置は以下を具備する:
    映画の上映に付属し及び順方向エラーエンコーディングによって保護された第1の情報、及び映画の上映に付属し及びスクランブリングによって保護された第2の情報を含んで、ウォーターマークを表示するデータがそこで生成される、ウォーターマーク生成器;及び
    データの特性に依存して実質的に映画の全てを表示する映像データにウォーターマークデータを適用するウォーターマークアプリケータ。
  71. 請求項70に請求された装置、ここで、ウォーターマーク生成器は、映像の上映に付属する上記第1の情報として少なくとも1の位置データ及び時間データを受信するために接続される。
  72. 請求項70に請求された装置、ここで、ウォーターマーク生成器は、映画を認識する少なくとも1のプログラムデータ及び映像の上映に付属する上記第2の情報として映画の各フレームの認識において固有のフレームデータを受信するために接続される。
  73. 請求項70に請求された装置、ここで、ウォーターマーク生成器は、映画を認識する少なくとも1のプログラムデータ及び映像の上映に付属する上記第2の情報として映画の所定の数のフレームの認識において固有のフレームデータを受信するために接続される。
  74. 請求項72に請求された装置、ここで、ウォーターマーク生成器は、映像の上映に付属する上記第1の情報として少なくとも1の位置データ及び時間データを受信するために接続される。
  75. 請求項70に請求された装置、ここで、ウォーターマーク生成器は、映像の上映に付属する上記第1の情報を受信するため及び上記順方向エラーエンコーディングを適用するためにエラー訂正回路を具備する。
  76. 請求項70に請求された装置、ここで、ウォーターマーク生成器は、映像の上映に付属する上記第2の情報を受信するため及び第2の情報に依存する擬似ランダムコードを生成することによって同じものをスクランブリングするためのDESエンジンを具備する。
  77. 請求項70に請求された装置、ここで、ウォーターマークアプリケータは、映像データのアンプリチュードに依存して映像データへのウォーターマークデータの適用を制御するためにアンプリチュード制御モジュールを具備する。
  78. 請求項70に請求された装置、ここで、ウォーターマークアプリケータは、ウォーターマークデータを映像データに付加するための加算器を具備する。
  79. それよって表示された映画の上映のために上映装置に出力されるウォーターマークされた映像データを生成するために映画を表示するデータを適用するためのウォーターマーキングシステムであって、そこでは、システム、映像及び映像の上映の少なくとも1を認識するシステム情報が、コンボリューショナリにエンコードされ及び拡散される、及びシステム、映像及び映像の上映の少なくとも1を認識するシステム情報が、目に見えるノイズ及びウォーターマークによる映像への他のアーティファクトの導入を最小にするために所定のレベルより低い値を有するデータを除く実質的に全ての映画を表示するデータに適用されるところの、ウォーターマークデータを生成するために暗号化される。
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