JP2005517816A - ウェブ温度を制御するためのプロセス、及び前記温度制御に利用される装置 - Google Patents

ウェブ温度を制御するためのプロセス、及び前記温度制御に利用される装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005517816A
JP2005517816A JP2002585735A JP2002585735A JP2005517816A JP 2005517816 A JP2005517816 A JP 2005517816A JP 2002585735 A JP2002585735 A JP 2002585735A JP 2002585735 A JP2002585735 A JP 2002585735A JP 2005517816 A JP2005517816 A JP 2005517816A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
web
infrared
temperature
module
dryer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002585735A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4253509B2 (ja
Inventor
ビェルンベリ、トーマス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ircon Drying Systems AB
Original Assignee
Ircon Drying Systems AB
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ircon Drying Systems AB filed Critical Ircon Drying Systems AB
Publication of JP2005517816A publication Critical patent/JP2005517816A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4253509B2 publication Critical patent/JP4253509B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21GCALENDERS; ACCESSORIES FOR PAPER-MAKING MACHINES
    • D21G9/00Other accessories for paper-making machines
    • D21G9/0009Paper-making control systems
    • D21G9/0045Paper-making control systems controlling the calendering or finishing
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F5/00Dryer section of machines for making continuous webs of paper
    • D21F5/001Drying webs by radiant heating
    • D21F5/002Drying webs by radiant heating from infrared-emitting elements
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F7/00Other details of machines for making continuous webs of paper
    • D21F7/003Indicating or regulating the moisture content of the layer
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/34Paper
    • G01N33/346Paper sheets
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D23/00Control of temperature
    • G05D23/19Control of temperature characterised by the use of electric means
    • G05D23/1927Control of temperature characterised by the use of electric means using a plurality of sensors
    • G05D23/193Control of temperature characterised by the use of electric means using a plurality of sensors sensing the temperaure in different places in thermal relationship with one or more spaces
    • G05D23/1932Control of temperature characterised by the use of electric means using a plurality of sensors sensing the temperaure in different places in thermal relationship with one or more spaces to control the temperature of a plurality of spaces

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Machines For Laying And Maintaining Railways (AREA)
  • Control Of Heat Treatment Processes (AREA)
  • Control Of Metal Rolling (AREA)

Abstract

本発明は、ウェブ(12)の表面処理に関して赤外線処理用筐体(9)によって影響が及ぼされるウェブ形状製品(12)の温度を制御するためのプロセスに関するものである。多数の温度センサ(26)を用いて、ウェブ(12)の温度が、ウェブの運動方向に沿う方向、及び横断する方向で、均一に分布しているゾーンの内部で連続的に測定されて、ウェブの各ゾーンから得られた値が、ウェブの前記ゾーンが加熱を受けるように各ドライヤ・モジュール(2)に送信されるようにされている。更に、本発明は、前記プロセスを実行するための配置にも関する。

Description

本発明は、ウェブの表面処理に関して赤外線処理用筐体(IR ramp)によって影響を及ぼされるウェブ形状製品の温度制御のためのプロセスに関するものである。
(問題点の説明)
ウェブ形状の材料(例えば、紙等)の製造に関して、ウェブ内の縦軸方向及び横軸方向の両方向において同一の特性を保証するのは困難である。例えば、含水量の差異によって、紙が、それがシート状若しくは非常に狭いロール状に切断された後に、不均一な厚みを有したり、湾曲してしまったり、更には、乾燥速度の違いからエンド・ユーザの施設では波皺状になってしまう可能性がある。これは、例えば、コピー機若しくは印刷機等において問題が発生する原因となる。更に、紙を製造する際の紙の不均一な温度は、カレンダリングで(より艶を出すように、紙を1以上のローラの間で圧延する際に)問題が生じる原因となって、それにより、紙の光沢及びその表面粗さが不利益なように異なってしまう可能性がある。発生する別の問題として、紙が印刷機で印刷された後に、色むら(mottling)として公知のむらのある印刷結果を示してしまうことがあげられる。色むらは、紙に適用されるコーティング内の結合剤が不均一に分布して、それにより、印刷用インキが不規則に吸収されてしまうことによって生じる。これによって、インキの均一の領域が、「オレンジ・ピール(orange peel)」の外観を呈するようになってしまう。数ある中でも、コーティングの乾燥方法が、結合剤の移動及びそれに関連する色むらの動向に影響を及ぼしている。
これらの特性及びその他の種々の特性のばらつきをなくすことによって、これらの不均一性を修正するのに、様々な種類のアクチュエータ、システム、装置、及び方法を利用することが可能である。
これらの装置及び方法に関連する多数の問題及び制限が、以下に説明されている。
(ウェブの含水量の調整)
含水量に関する限りでは、これは、ウェブ上のいずれかの場所での点測定によって、若しくは横断式含水量センサを用いることによって、測定可能である。横断毎に、多くの場合は30秒乃至90秒かかり、その後に、コンピュータがその情報を処理して、紙の縦方向及び横方向の見積含水量曲線を描画する。含水量センサは、この方法で、例えば、60秒毎に、ウェブ上の同一点に戻るようにされている。しかしながら、紙は毎分数千メートルにも達する速度で移動されるので、そのために測定精度が制限されてしまう。更に、使用される装置は、非常に高価及び複雑であり、含水量センサ(例えば、マイクロ波式)、それを保持するCランプ又はOランプ、この含水量センサを移動させる機構、測定信号を処理制御コンピュータに送信するための単一ケーブル、及び含水量の値を処理及び表示するためのコンピュータで構成されている。
上述の装置で測定される含水量の値を操作することが可能となるように、ある種の「アクチュエータ」が用いられる。これは、ウェブ(例えば、紙)の所望する度合いよりも乾燥している領域上に水を噴霧するシステムであってよい。それは、より多くの水が紙からプレスされるように、プレスの一部で蒸気が噴霧されるものであってもよい。それは、複数のゾーンに分けられているエア・ドライヤであってもよいし、又、それは、湿気のある部分を程度に差はあれども乾燥させるように赤外線を介して紙に多少のエネルギーを供給する、ガスを利用して、若しくは電気的に放射線を生成する赤外線ドライヤであってもよい。赤外線ドライヤは、複数のゾーン(例えば、幅が75mmのゾーン)に分けられていてもよい。各ゾーンは、例えば、サイリスタ若しくは半導体リレーを用いて、各赤外線要素(例えば、ハロゲン照明装置)上の電圧を増大若しくは減少させることによって、無段変化をさせることが可能である。この方法を用いることで、機械を横切る方向、及び機械に沿った方向での種々の乾燥が達成可能である。赤外線ドライヤは、ウェブの表面処理のための機械の内部に、若しくは抄紙機の内部に配置されている赤外線処理用筐体で構成される。ランプ内には、概して多数の赤外線要素若しくは赤外線モジュールが配置されており、それにより、1以上の別個に制御されたゾーンが得られる。赤外線処理用筐体は、多くの場合、赤外線処理用筐体の過熱を防ぐように、冷却用空気が供給されている。この空気は、蒸発水分若しくは溶剤を取り去るのにも利用される。多数のケーブル(一般的に、各ゾーン毎に2ケーブル)が赤外線処理用筐体から電気制御キュービクルに走っている。例えば、90のゾーンがある場合には、180のケーブルが必要となり得る。電気制御キュービクルは、例えば、赤外線処理用筐体から50メートルの位置に配置されてよい。このようにケーブルが走っているために、大量の空間が占有されてしまい、それは、高いコストに結び付いてしまう。電気制御キュービクルは、多数のサイリスタ若しくは半導体リレーを含んでいる。各ゾーン内での効果は、これらを用いて電圧を変化させることによって変更可能である。電気制御キュービクルは大きく(例えば、幅が2乃至15メートル、高さが2メートル、深さが0.8メートル)て、多数のゾーンが必要な場合にはかさばってしまう。このかさばっている電気制御キュービクルは、空間に制限がある既存の工場内で設置に関連する問題を生じてしまう場合が多い。
図1の図面内に図示されているような、赤外線ドライヤ終了後の温度と最終的な含水量との関係を利用して、本発明では、赤外線処理用筐体を横断する1以上のゾーン内の温度を測定することによって、且つ赤外線出力を手動及び自動で制御して、温度分布及びそれに関連する含水量分布が適切に均一化されるようにすることによって、機械を横切る方向及び機械に沿う方向の両方で含水量を制御するように用いることが可能である。
(ウェブ温度の温度制御/温度補正)
ウェブ内に水が残存している限り、ウェブの温度は、ウェブの含水量との関係を有する。この関係は非常に強い関係である。簡潔には、より低温では、より高い残留含水量を示すと言うことができる。これは、図2に図示されている。興味深いのは、ウェブの温度が急速な上昇を開始することによって、自由水がもはや存在しなくなる点が特定される点である。ここで、湿気のある空気を外に移動し得る十分な空気の循環があると仮定している。
他方で、ウェブの温度の調整がどうしても望まれる場合には、過度の空気循環というのは、ウェブを完全に乾燥しきってしまう作用があり、それにより温度がそんなに大きく上昇しなくなってしまうので、この過度の空気循環を回避する必要がある。現在まで、ウェブ形状の材料の温度を調整するための効果的な方法は存在していない。空気を用いると、それによって乾燥が生じてしまう。更に、空気は、ウェブ温度をウェブ横断方向で制御可能にすることを望む場合に、この横断方向での制御が困難である。しかしながら、赤外線を用いることによって、特に、赤外線システム内の空気循環が閉じていて、空気の流通が全て内部的であり、外部的な空気流通が存在しない場合に、1つの可能性が提供される。この場合には、供給エネルギーは、ほとんど加熱のために利用され得る。
ウェブを横断する方向の温度分布は、紙のカレンダリングに関して非常に重要となり得る。なぜならば、ウェブの熱がカレンダ内のローラに移動するからである。次に、これらは直径が変化して、程度の差こそあれど紙を押圧して、それにより、その表面粗さ、光沢、及び厚みは影響を及ぼされる。通常、このカレンダ・ローラは、ウェブの不均一の温度を補正するように、空気若しくは誘導加熱によって加熱されている。
(ウェブの光沢及び表面粗さの向上若しくは変化)
紙を製造する際には、例えば、紙を1以上のニップ・ローラを通過させることによって、ウェブの光沢及びその表面粗さを変化させる試みがなされる。これによって、紙の光沢が増して、その表面粗さが向上される。場合によっては、同様の方法を用いて、ウェブの無光沢性を増すことが望まれる可能性もある。
この作業の目的は、印刷特性を向上させることである。均一なウェブ温度と、更に、増大されたウェブ温度とによって、カレンダリングの結果が向上されることが分かっている。更に、表面でのより高い含水量はカレンダリングを向上させる(例えば、水分/蒸気のある衣服のアイロンがけした場合と、水分/蒸気のない衣服をアイロンがけした場合とを比較されたい)ので、表面上で凝縮して結果を更に向上させる水若しくは蒸気を噴霧することによって、ウェブに水分を付加する方法もある。ここで説明されている装置は、この目的のために、即ち、ウェブ温度を横方向及び縦方向の両方向で制御及び増大させるように、利用することが企図されている。この装置は、乾燥が軽減されると同時に温度が非常に増大されることに関連して、その冷却用空気が内部的にのみ作用して作動可能であることが特に意図されている。これは、取外し可能若しくは調整可能である空気ノズルを備えている装置によって容易に達成することが可能である。更に、この赤外線ドライヤは、赤外線エネルギーの供給前若しくは供給後のいずれかに、ウェブ上に水若しくは霧状の水を噴霧するための装置が効果的に併用されてもよい。ウェブがより加温されて、且つより加湿されるので、上述のこの方法によって、より効果的なカレンダリングが達成される。ここで非常に興味深いのは、100℃を超えて温度を上昇させることが可能な点であり、これは、ウェブの加湿及び加熱に蒸気を用いた場合には不可能である。
(色むらの最小限化)
コーティングの乾燥に関して、色むらを回避するように最適な方法での乾燥が試みられている。この色むらという表現は、印刷のより暗い領域で特に目立ってしまう不均一の印刷結果を示して用いられている。通常、これは、特定の乾燥方式を取入れることによって、例えば、いわゆる不動点(即ち、自由水がもはや存在していない点)に到達するまでコーティングを急速に乾燥させることによって行われる。通常は、その次に、緩徐な乾燥を一定時間、続ける必要があり、その後に、所望する任意の速度での最終的な乾燥が実行可能となる。従って、機械の速度及びコーティングが変更されたとしても、不動点を特定することが重要である。コーティングが不動化された後は、結合剤はもはや移動不可能となる。不動化は、コーティングの固形分が約70%乃至約80%になると生じる。通常、このコーティングは、最終的に90%乃至95%の固形分へと乾燥される。湿っているコーティングに接触することは不可能であるため、且つコーティングの含水量をキャリア材料(例えば、紙等)と別個に測定することが困難であるため、今日、結合剤の移動及び色むらを最小限に抑えるように、乾燥を制御するための効果的な方法は存在していない。通常、水分量はウェブが完全に乾燥してから一度だけ測定される。コーティング内の温度を非接触測定することによって、ウェブ内で自由水がもはや存在していない点をみつけることが可能である。この点は、実際に関連している増加によって、それまでよりもより急速に温度が増大することによって示される。自由水の蒸発は、約65℃で生じる。この臨界点は、赤外線出力を増大させたり、減少させたりして、その温度を記録することによって、手動でみつけることが可能である。一度、臨界温度の値が特定されてしまえば、この温度がその後、保持されるように調節装置に赤外線出力を制御させることが可能となる。場合によっては、或いは多くの場合に、代替的に、コンピュータ・プログラムを用いて出力の短時間の変動を自動的に実行させると共に、温度勾配を記録させて、且つプログラムによって温度基準値を変更させて、それにより、自由水がもはや存在しなくなった際にシステムが最適の温度で実行されるようにすることも可能である。更に、非常に多くの場合に、コーティングはウェブを横断して変化しているので、横断方向に不動点を配置することが可能にされている必要もある。
以前に開示されている特許文献1に記載の配置によって、可動プラスチック・ウェブ上でウェブ内のゾーンに沿って実行される温度測定が可能にされている。このウェブは、ウェブの運動方向を横断して延在するように配置されている多数のヒーターで加熱されるようにされている。更に、その結果得られる測定温度の値が、ウェブを加熱する際の不規則性、及びそれらを補正する試行の際の不規則性を示すのに利用されている。しかしながら、ヒーターが横断方向に配置されており、更に、全てのヒーターに対する熱供給を等しく増大若しくは減少させる必要もあるために、これは実行が容易でない。
従って、前述のウェブの温度を、安全且つ効果的な方法で特定のより大きな面に沿って連続的に測定することを可能にする必要性と、望んでいる結果が達成されるように、得られた測定値を所望のヒーターに送信することを可能にする必要性とが存在する。
米国特許第5,236,839A号
従って、本発明の主要な目的は、まず第1に、前述の問題を単純で且つ効果的な手段を用いて解決することである。
前述の目的は、均一分布するゾーンの内部でウェブを横断する横方向に互いに所定距離で配置されている多数の温度センサを用いており、ウェブの温度がウェブの運動方向に沿う方向及び横断する方向で連続的に測定されており、ウェブの各ゾーンからの測定結果が各ドライヤ・モジュールに送信されて、各々に関連付けられているウェブの前記ゾーンが加熱されるようにされており、前記ドライヤ・モジュールが前記の共通の赤外線処理用筐体で支持されて、前記ウェブの運動方向を横断する方向に密接に一緒に詰込まれて、且つ前記ウェブの運動方向に沿って延在していることを特徴とする本発明に従ったプロセスによって達成される。
本発明の更なる目的は、調整可能なモニタリングを用いて、前記プロセスを実行するための確実に機能する手段を特定することである。
前記の更なる目的は、加熱及び/又は乾燥の用途が企図されており、ドライヤ・モジュール内に含まれており、且つ対象の類のウェブの運動方向に概ね沿って延在している多数の赤外線照明装置(IR lamp)を収納する赤外線処理用筐体上に、赤外線処理用筐体の形成が企図されており且つ照明装置を含んでいるドライヤ・モジュールの一端に、均一に分布しているゾーンの内部で、ウェブを横断する横方向に、多数の温度センサが互いから所定の相互距離で配置されており、そのように配置することによって、ウェブの各ゾーン内の測定温度が、各々に関連付けられているウェブの前記ゾーンが加熱を受けるように、通知のためにドライヤ・モジュールに連続的に送信されるように、ウェブに沿って配置されるようにされていることを特徴とする本発明に従った配置によって達成される。
本発明は、(例えば、75mmの区域(ゾーン)で)ウェブを横断するウェブ温度を連続的に測定することによって、前述の問題を解決する。全ての測定点は、各ゾーン内での出力の変更を可能にする制御装置に接続されており、それにより、温度基準値が達成される。所望に応じて、不均一な温度基準値を達成することも可能である。コンピュータによって、温度を調整するためにどれ程の出力変化が必要であるか計算される。この方法を用いることによって、従来的には、効果的な方法が利用可能でなかった、例えば、抄紙機若しくはコータ等に渡る結合剤の移動及び色むらを、最適化及び向上させることが初めて可能になる。これは、最適なウェブ温度を自動的に探索することに結び付けることが可能である。その際に、赤外線ドライヤの出力は容易に変更可能であり、温度勾配が検査される。従って、本発明は、ペーパー・ウェブ以外の可動ウェブ上で、効率的に且つ確実に利用することが可能である。
(本発明が解決を提唱するその他の問題)
上記の問題を解決するように赤外線ドライヤを使用することに関連して、1以上のゾーン内で出力を制御可能にする必要性が存在する。これを実行可能にするために、何らかの形態の電力制御システムが必要とされる。概して、これらは、電子制御キュービクル内に取付けられている多数のいわゆるサイリスタ、若しくは半導体リレーから構成されている。電子制御キュービクル及び赤外線ドライヤ(ドライヤ)の間には多数のケーブル(一般的にドライヤ・ゾーン毎に2ケーブル)が走っている。ドライヤ・ゾーンが非常に多数存在し得るために、多数のケーブル(例えば、100のケーブル)が存在している可能性がある。電子制御キュービクル自体も容積が大きくて、長さが約2mから10m乃至15m、通常、幅が0.4m乃至0.8m、高さが約2mである空間が必要になる。このキュービクルのための空間を見つけ出すのは非常に困難であり得るし、或いは、これらのキュービクルを収容するための部屋を構築するのは費用がかさんでしまう可能性がある。更に、出力制御キュービクルも、それらのサイズのために高価である。赤外線ドライヤの所定の部分は磨耗部品である(例えば、赤外線照明装置、サイリスタ若しくは半導体リレー、ヒューズ等)ので、これらの部品の故障箇所発見及び交換には多大な時間がかかってしまう可能性がある。この発明は、更に、これらの点の解決若しくは向上、即ち、より小型化又は除去された出力制御キュービクル、より少数化されたケーブル、並びにより迅速で且つより単純な部品サービス及び部品交換を提唱している。
(統合された制御及び測定を備えている赤外線モジュールの説明)
本発明は、以下で、付随の図1乃至図12−Aの図面に関連して、その詳細が説明されている。電気的な赤外線ドライヤ1は、通常、多数の取外し可能な赤外線モジュール2と、リフレクタ又はエミッタとの2つの部品から構成される。これらは、一般的に、多数の赤外線照明装置3、金属製ホルダ4、及び照明装置3の背後のリフレクタ5で構成されている。照明装置3を汚れから保護するための、通常は石英ガラス形式の保護ガラス6、電気端子ブロック、並びに何らかの形態の空気排気装置若しくは空気ノズル7、8も同様に設けられていてよい。
モジュール2は、支持構造体若しくは支持ボックスに取付けられる。これを、筐体9と呼ぶことができる。この筐体9の目的は、供給空気10と、場合によっては排気空気11とを配給することである。この筐体9は、筐体の全長Lに沿って互いに近接して配置されている100にも及ぶモジュール2で構成されてよい。このモジュールは、通常、幅が150mであるが、幅はこれよりも大きくても小さくてもよい。筐体の適切な寸法は、例えば、幅が150mm乃至10000mm、高さが5mm乃至700mm、且つ深さが200mm乃至1200mmである。この筐体9及びモジュールは、付随の照明装置3が前述のウェブ12の進行方向に沿って概ね延在するように設定されている。
本発明は、以下の部分から構成される:
(対象のウェブ等に対向している)1以上の赤外線照明装置3をその前側部分に備えている赤外線モジュール2。これらの照明装置3は、その端部13が照明装置ホルダ14に固定して取付けられる。これらの照明装置ホルダ14は、照明装置の端部13を赤外放射線から保護するように、且つ冷却用空気が端部周囲を効果的に流れ得るように設計されている。照明装置端部13は、最大約350℃に加熱され得る。照明装置端部13は、より冷却されるように所定の角度で固定して設定される。これらの照明装置3は、シート金属構成要素16内に傾斜している収納用切込部15が設けられているそのホルダ14の中に固定されるように押込まれる。ホルダ14は、同時に保護ガラス6のためのホルダとしても機能し得る(図10及び図12参照)。これらのガラス6の背後に配置されているのはリフレクタ5であり、その目的は放射線を前方に反射させることである。このリフレクタ5は、赤外放射線を反射する金属、例えば、金被覆セラミックス若しくは鋼箔等で作られていてよい。前述のような保護ガラス6は、照明装置3の前に固定して配置されてよい。更に、前側には空気ノズルも配置されており、その目的は、水分若しくは溶剤を運び去ること、若しくは赤外線ドライヤ1の前側のウェブ12を安定化することである。この空気ノズル7、8は、適切に交換すること可能であり、それにより状況に応じて適合させ得る。例えば、それらは開口部であってもよいし、且つ「箔型」のものであってよい。これらは、ドライヤ1に近接するウェブ12を安定化させるのにコアンダ効果を利用している。それらは、超過圧力式のものであってもよい。それらによって、ウェブにより大きな圧力が加えられる。或いは、それらは閉じられていてもよい。この場合、空気は赤外線処理用筐体2内で内部的に循環して、ウェブ12と接触しないようにされている。これによって、乾燥効果は低くなるが、より高い加熱効果が得られる。モジュール2に対する出力制御装置16全体は、赤外線モジュール2の後部に組込まれている。
この出力制御装置16は、以下の構成要素から構成されている:絶縁された取付プレート。これに、1以上のサイリスタ18若しくは半導体リレーが取付けられている。それらの役割は、1以上のゾーン内の出力を無段調整することである。更に、サイリスタ若しくは半導体リレーを制御する制御カード19も、モジュール2内の単一トランスファー・カード50の下に配置されて取付けられている。この制御カード19は、メイン・コンピュータ若しくはオペレータ用制御パネルから制御信号を受信する。この制御信号は、従来式のカードから制御カード19にコンタクトなしに送信されて、それにより、電子機器による赤外線モジュール2の迅速且つ単純な交換が可能にされる。更に、制御カード19は、周囲からの情報を収集することも行う。従って、以下の:制御カード19の温度、実消費電力、電圧、及び本線周波数が測定され得る。実際に制御されている出力のフィードバックは、この方法で取得される。これは、1以上の照明装置3に障害があるかどうかを計算するのに利用することが可能である。更に、サイリスタ/リレー若しくはヒューズの欠陥を検出することも可能である。
更に、2のヒューズが、クイック・カップリング(例えば、プレートの後側に設けられたスプリング・クリップ形式)を用いている容易に取外し可能な方法で取付けられている。2つの変流器によって実際の電流が測定される。
モジュール2は、それらを迅速に交換することが可能になるように、クィック・カップリング22、23を介してそれらの筐体9に取付けられる。クィック・カップリングは、モジュールの一方の側に設けられている2つのピン22と、例えば、モジュールの他方の端部に設けられているフック形状のヒンジ式クィック・カップリング23とから構成される。モジュール2が取外されると、前述のヒューズ・クィック・カップリング21を経由して電流が通じることによって、モジュールへの電力供給も切断される。
モジュール2への電流は、筐体2に沿って走っている太いケーブル24及び/又は銅レール25を介して配給される。電流は、これらから前記の2つのヒューズ20へと下方にとられている。筐体9内での内部的な供給のために、より少数ではあるが、より太いケーブル24又は銅レールを利用することが可能になるように、ヒューズ20が必要である。より太い(しかし、より少数の)ケーブル若しくはレールによって、必要である空間が減少されて、それにより、(特に、幅広の筐体の場合に)利点が提供される。加えて、モジュール2には、1以上の非接触温度センサ26が組込まれている。これらによって、赤外線ドライヤ1を通過する前、若しくは図面に図示されているように、ドライヤを通過した後のいずれかにウェブの温度が測定される。各ゾーンからの温度信号が、この情報に基づいて、ウェブに渡る温度分布を記録及び表示することが可能であり、且つ所望に応じて赤外線出力が変更されるようにサイリスタ/半導体リレーの調整を変更することが可能であるコンピュータに送信される。前述の多数の利点は、この接続によって達成され得る。赤外線ドライヤ終了後の所望の温度分布は、基準値を介して、例えば、完全に均一な分布に、若しくはその他の所望する分布に設定可能である。温度は、各点で連続的に測定される。この温度の値は、バス・システムを介してメイン・コンピュータ若しくはオペレータ用制御パネルに送信される。
赤外線モジュール2、及びそれに付随する温度センサ26は、交換用モジュール2と交換するために迅速且つ単純に取外し可能であるので、それにより、過度に長時間の製造運転停止をすることなく、例えば、破損した赤外線照明装置若しくはガラスを交換する等といった単純なクリーニング及びサービスを取外し後に実行する可能性が提供される。
ウェブ形状の製品12の場合に、温度をモニタするプロセスは、ウェブ12を表面処理するための赤外線処理用筐体9によって影響を及ぼされるので、従って、好適に固定されている赤外線ドライヤ1を通過してウェブが運ばれる際に、ウェブの運動方向28に沿った方向及び横断する方向27のウェブ12の温度を連続的に測定するための多数の温度センサ26の使用を含む。
温度は、均一に配置されているゾーンの内部で互いに相互距離Bで赤外線処理用筐体9上に配置されている多数の温度センサ26を用いて、ウェブの運動方向28から見た場合の筐体9の前若しくは後で、しかし、好適には、筐体9の下流で適切に測定される。
ウェブ12の表面処理に関して赤外線処理用筐体9によって影響を及ぼされる、ウェブ形状の製品12の温度を連続的にモニタするための発明に従っているようなプロセスを適切に実行するための配置は、加熱及び/又は乾燥の用途が企図されている多数の赤外線照明装置3を収容している赤外線処理用筐体9によって形成されている。横方向27に離間されている多数の温度センサ26は、記録されたウェブ12の温度を情報用の受信機に連続的に送信する目的でウェブ12に沿って配置されるように、前記筐体9上に配置されている。
前記温度センサ26は、赤外線処理用筐体9を形成し且つ照明装置3を包含する目的ので提供されているドライヤ・モジュール2の一端に配置されており、それらのモジュールは、対象のウェブ12を横切って延在する筐体フレームに着脱可能に取付けられている。
本発明によれば、当のドライヤ・モジュールの一端に配置されたフープ形状のハンドル30によって、少なくとも1の温度センサが、好適には、2つの温度センサ26が設けられており、配置用ワイヤが前記モジュール2の内部空間32の中に延在されている。収納用スリーブ33及び温度センサ26は、前記ハンドル30に取付けられて配置され得る。
温度情報送信ワイヤ31は、好適には、コンピュータ(図示せず)にまで延在されて、ウェブ12の各ゾーンからの測定結果を送信することが可能にされており、それにより、コンピュータが温度に関するこの情報に基づいて、ウェブの横断方向27の温度分布を記録及び表示すること、及び/又はウェブ12への赤外線出力に対する調整を自動的に変化させることが可能にされている。
各赤外線モジュール2は、多数の赤外線照明装置3を一度に固定するための多数の取付部分を有しており、その取付部分は、照明装置3の端部13は、既に上記で説明されたように、各照明装置の縦方向の中心面沿いから見て所定の角度で固定して配置されるように、所定の角度で配置されている。
各赤外線処理用筐体モジュール2は、電流用のケーブル24若しくは銅レール25を介して伝導されて且つヒューズ20を経由して接続される電流によって電力が供給されている。
各赤外線処理用筐体モジュール2は、赤外線処理用筐体2に通じている供給空気通路から赤外線照明装置の取付用端部の領域へと冷却用空気10を供給するための開口部を有しており、且つ、好適には、前記空気供給用開口部は、赤外線モジュール2内で内部的に空気を循環させるための接続が可能にされている。
各赤外線モジュール2は、赤外線モジュールをその一端で、例えば、シャフトにヒンジ式に取付けるためのフック形状取付部分23を有しており、筐体9内の各自のガイド孔の中に各々が収納されるように、赤外線モジュールの他端にガイド・ピン22が設けられており、且つこの種のクィック結合装置22、23が赤外線モジュール2の各々の端部2A、2Bに設けられている。
従って、本発明を用いることによって、単純な取扱い、構成、及び機能が達成され得る。
当然、本発明は、上記で説明されており、且つ付随の図面で図示されている実施例に制限されるものではない。付随の特許請求項に記載されている、本発明によって提供される保護範囲から外れることなしに、修正、特に、種々の構成要素部品の種類に関する修正、若しくは同等の技術を用いることによる修正が可能である。
図1は、赤外線ドライヤ終了後のウェブ温度及び最終的な含水量のグラフを示している。 図2は、含水量及びウェブ温度、並びにドライヤ速度のグラフを示している。 図3は、多数の赤外線モジュールを支持するための赤外線処理用筐体の斜視図を示している。 図4は、種々の方向から見た赤外線モジュールの図の1つを示している。 図5は、種々の方向から見た赤外線モジュールの図の1つを示している。 図6は、種々の方向から見た赤外線モジュールの図の1つを示している。 図7は、赤外線モジュールの短い一端、及び温度測定配置の例を示している。 図7−Aは、赤外線モジュールの短い一端、及び温度測定配置の例を示している。 図7−Bは、赤外線モジュールの短い一端、及び温度測定配置の例を示している。 図8は、赤外線照明装置ホルダを示している。 図8−Aは、赤外線照明装置ホルダを示している。 図9は、ホルダ内における赤外線照明装置の取付けを示している。 図10は、種々の方向から見た赤外線モジュールの図の1つを示している。 図10−Aは、種々の方向から見た赤外線モジュールの図の1つを示している。 図10−Bは、種々の方向から見た赤外線モジュールの図の1つを示している。 図10−Cは、種々の方向から見た赤外線モジュールの図の1つを示している。 図11は、赤外線処理用筐体の種々の図の1つを示している。 図11−Aは、赤外線処理用筐体の種々の図の1つを示している。 図11−Bは、赤外線処理用筐体の種々の図の1つを示している。 図12は、組合わされたガラス、照明装置ホルダ、及び空気排気装置が示されている。 図12−Aは、組合わされたガラス、照明装置ホルダ、及び空気排気装置が示されている。 図13は、ウェブの進路を横切る筐体を示している。

Claims (11)

  1. ウェブ(12)の表面処理に関して赤外線処理用筐体(9)によって影響が及ぼされるウェブ形状製品(12)の温度を制御するためのプロセスであって、
    均一に分布しているゾーン(I、II、III、・・・)の内部で前記ウェブ(12)を横断する横方向(27)に互いから相互距離(B)で配置されている多数の温度センサ(26)を用いており、
    前記ウェブ(12)上の温度が、ウェブの運動方向(28)に沿う方向、及び横断する方向(27)で連続的に測定されるようにされており、
    前記ウェブ(12)の前記各ゾーン(I、II、III、・・・)からの測定結果が、各ドライヤ・モジュール(2)に送信されて、各々に関連付けられている前記ウェブ(12)の前記ゾーン(I、II、III、・・・)が加熱を受けるようにされており、
    前記ドライヤ・モジュール(2)は、共通の前記赤外線処理用筐体(9)で支持されており、前記ウェブの前記運動方向(28)を横断する横方向に近接して一緒に詰込まれており、且つ前記ウェブの前記運動方向(28)に沿う方向で延在されていることを特徴とするプロセス。
  2. 測定は、対象の類のウェブ(12)の前記運動方向(28)に概ね沿って延在している赤外線照明装置(3)の端部で行われることを特徴とする請求項1に記載のプロセス。
  3. 前記温度は、前記ウェブ(12)の前記運動方向(28)から見て前記ランプ(9)及び前記照明装置(3)の下流で測定されることを特徴とする請求項2に記載のプロセス。
  4. ウェブ(12)の表面処理に関して赤外線処理用筐体(9)によって影響が及ぼされるウェブ形状製品(12)の温度をモニタリングするための請求項1乃至請求項3のうちの1以上に記載のプロセスを実行するための配置であって、
    加熱及び/又は乾燥の目的が企図されており、ドライヤ・モジュール(2)内に含まれており、且つ対象の類のウェブ(12)の前記運動方向(28)に概ね沿って延在している多数の赤外線照明装置(3)を収納している赤外線処理用筐体(9)上に、
    赤外線処理用筐体(9)を形成することが意図されており、照明装置(3)を含んでいるドライヤ・モジュール(2)の一端で、均一に分布しているゾーン(I、II、III、・・・)の内部に、前記ウェブ(12)を横断する横方向(27)に、多数の温度センサ(26)が互いから相互距離(B)で配置されており、
    そのように配置することによって、前記ウェブ(12)の前記各ゾーン(I、II、III、・・・)内の測定温度が、各々に関連付けられている前記ウェブ(12)の前記ゾーン(I、II、III、・・・)が加熱を受けるように、通知のためにドライヤ・モジュール(2)に連続的に送信されるように、前記ウェブ(12)に沿って配置されるようにされていることを特徴とする配置。
  5. 補助温度センサ(26)を備えている前記ドライヤ・モジュール(2)は、対象の前記ウェブを横断して延在するランプ・フレームに着脱可能に取付けることが可能であることを特徴とする請求項4に記載の配置。
  6. 前記ドライヤ・モジュールの一端に配置されたフープ形状ハンドル(30)によって、少なくとも1の、好適には、2の温度センサ(26)が設けられており、ワイヤ(31)が、前記モジュールの前記内部空間(32)の中に延在されていることを特徴とする請求項5に記載の配置。
  7. 前記ウェブ(12)の前記各ゾーンからの測定結果の送信を可能にするように、前記温度送信ワイヤ(31)は、コンピュータへと延在されており、
    前記コンピュータは、前記温度に関するこの情報に基づいて、前記ウェブ(12)を横断する温度分布を記録及び表示することが可能であり、且つ/又はウェブ(12)への赤外線出力に関する前記調整を自動的に変化させることが可能にされていることを特徴とする請求項6に記載の配置。
  8. 各赤外線モジュール(2)は、前記照明装置(3)の端部(13)が、前記各照明装置の縦方向の中心面沿いから見て所定の角度で設定されて固定して配置されるように、所定の角度で配置されている、赤外線照明装置(3)のための多数の取付部分(14)を有することを特徴とする請求項7に記載の配置。
  9. 各赤外線処理用筐体モジュール(2)は、電流用のケーブル(24)若しくは銅レール(25)を介して伝導されて且つヒューズ(20)を経由して接続される電流によって電力供給がされるように、配置されていることを特徴とする請求項5乃至請求項8のうちの1以上に記載の配置。
  10. 各赤外線処理用筐体モジュール(2)は、前記赤外線処理用筐体(2)に通じている供給空気用通路から前記赤外線照明装置の前記取付用端部(13)の領域に冷却用空気(10)を供給するための開口部を有し、
    前記空気供給用開口部は、好適には、前記赤外線モジュール内で内部的に空気を循環させるための接続が可能にされていることを特徴とする請求項5乃至請求項9のうちの1以上に記載の配置。
  11. 各赤外線モジュール(2)は、該赤外線モジュール(2)をその一端でヒンジ式に取付けるためのフック形状取付部分(23)を有しており、
    前記赤外線モジュールの他端にガイド・ピン(22)が設けられており、
    前記赤外線モジュール(2)の前記の各端部(2A、2B)でクィック結合装置(22、23)が設けられていることを特徴とする請求項5乃至請求項10のうちの1以上に記載の配置。
JP2002585735A 2001-04-26 2002-04-26 ウェブ温度を制御するためのプロセス、及び前記温度制御に利用される装置 Expired - Fee Related JP4253509B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SE0101481A SE519585C2 (sv) 2001-04-26 2001-04-26 Förfarande för att övervaka temperaturen vid banformiga alster samt anordning härför
PCT/SE2002/000826 WO2002088462A1 (en) 2001-04-26 2002-04-26 Process for controlling the temperature of a web and a device to use for said temperature control

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005517816A true JP2005517816A (ja) 2005-06-16
JP4253509B2 JP4253509B2 (ja) 2009-04-15

Family

ID=20283910

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002585735A Expired - Fee Related JP4253509B2 (ja) 2001-04-26 2002-04-26 ウェブ温度を制御するためのプロセス、及び前記温度制御に利用される装置

Country Status (8)

Country Link
US (1) US6868623B2 (ja)
EP (1) EP1381732B1 (ja)
JP (1) JP4253509B2 (ja)
CN (1) CN1265054C (ja)
AT (1) ATE338846T1 (ja)
DE (1) DE60214529T2 (ja)
SE (1) SE519585C2 (ja)
WO (1) WO2002088462A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104730107A (zh) * 2015-04-18 2015-06-24 国家海洋局第一海洋研究所 滨海电厂温排水数学模型表面散热系数实验室观测方法

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8715772B2 (en) 2005-04-12 2014-05-06 Air Products And Chemicals, Inc. Thermal deposition coating method
US7734430B2 (en) * 2006-01-27 2010-06-08 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Determining power
US7877895B2 (en) * 2006-06-26 2011-02-01 Tokyo Electron Limited Substrate processing apparatus
FR2902878B1 (fr) * 2006-06-27 2008-08-22 Stein Heurtey Installation de mesure de la temperature du ruban dans une etenderie de recuisson de verre plat,et procede de conduite d'une etenderie.
FI120656B (fi) * 2006-10-03 2010-01-15 Metso Paper Inc Menetelmä ja järjestely kuivatuslinjan säädön hallinnan helpottamiseksi lämpöherkän, päällystetyn tai pintaliimatun kuiturainan kuivatuksen yhteydessä
US7793117B2 (en) * 2006-10-12 2010-09-07 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Method, apparatus and system for determining power supply to a load
US8293035B2 (en) 2006-10-12 2012-10-23 Air Products And Chemicals, Inc. Treatment method, system and product
US8117865B2 (en) * 2008-03-12 2012-02-21 Whirlpool Corporation Refrigerator with module receiving conduits
US8080769B2 (en) * 2008-01-10 2011-12-20 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Characterization of AC mains circuit parameters
RU2452991C1 (ru) * 2010-12-08 2012-06-10 Федеральное государственное бюджетное учреждение "Национальный исследовательский центр "Курчатовский институт" Способ управления значениями поля температур изделия, имеющего по длине рабочей части переменное поле температур
US9481777B2 (en) 2012-03-30 2016-11-01 The Procter & Gamble Company Method of dewatering in a continuous high internal phase emulsion foam forming process
FI125811B (en) * 2013-05-29 2016-02-29 Valmet Automation Oy Track measurement
EP3046765B1 (en) 2013-09-19 2018-02-21 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Selectively heating a heating zone of a printing system
CN104988786B (zh) * 2015-07-08 2017-11-07 华南理工大学 一种超级压光机蒸汽装置及其纸张水分调节方法
US10059061B2 (en) * 2015-10-07 2018-08-28 The Boeing Company Composite manufacturing with a multi-dimensional array of independently-controllable thermal zones
EP3378989B1 (en) * 2017-03-20 2019-10-09 Valmet Technologies Oy Arrangement and method for monitoring a yankee cylinder
JP6988277B2 (ja) 2017-08-31 2022-01-05 セイコーエプソン株式会社 シート製造装置
SE543393C2 (en) * 2019-06-18 2020-12-29 Ircon Drying Systems Ab Arrangement and method for measuring the temperature of a web, including computer program, computer readable medium and control unit
CN111238675A (zh) * 2020-02-13 2020-06-05 山东仁丰特种材料股份有限公司 一种电气车间大缸表面温度实时在线监测系统
CN113867460B (zh) * 2021-11-10 2022-05-17 成都捷豹恒昌电气有限公司 变电站温湿度监控治理方法及系统

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4119481A (en) * 1976-11-05 1978-10-10 Hitco Fusion laminated high-temperature fabric
US4514913A (en) 1984-02-07 1985-05-07 Impact Systems, Inc. Apparatus for drying a moving web having movable dryer modules
US5135122A (en) * 1989-01-03 1992-08-04 The J. M. Smucker Company Method and apparatus for dehydrating fruit
US5010659A (en) 1989-09-08 1991-04-30 W. R. Grace & Co.-Conn. Infrared drying system
US5263839A (en) 1991-11-05 1993-11-23 Trafalgar House Inc. Apparatus for sensing the temperature of a thermoplastic sheet in a differential pressure forming machine
US5377428A (en) * 1993-09-14 1995-01-03 James River Corporation Of Virginia Temperature sensing dryer profile control
US5553391A (en) * 1995-06-05 1996-09-10 Bakalar; Sharon F. Method and apparatus for heat treating webs

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104730107A (zh) * 2015-04-18 2015-06-24 国家海洋局第一海洋研究所 滨海电厂温排水数学模型表面散热系数实验室观测方法

Also Published As

Publication number Publication date
SE519585C2 (sv) 2003-03-18
SE0101481L (sv) 2002-10-27
DE60214529D1 (de) 2006-10-19
DE60214529T2 (de) 2007-05-31
ATE338846T1 (de) 2006-09-15
JP4253509B2 (ja) 2009-04-15
EP1381732B1 (en) 2006-09-06
US20040128856A1 (en) 2004-07-08
CN1505721A (zh) 2004-06-16
WO2002088462A1 (en) 2002-11-07
EP1381732A1 (en) 2004-01-21
CN1265054C (zh) 2006-07-19
SE0101481D0 (sv) 2001-04-26
US6868623B2 (en) 2005-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4253509B2 (ja) ウェブ温度を制御するためのプロセス、及び前記温度制御に利用される装置
CA1242099A (en) Hot air calender roll controller
US4573402A (en) Caliper control system and method
US7811417B2 (en) Cross-machine direction actuators for machine clothing
CA2145573C (en) Apparatus and method for treating a sheet of material
FI84507B (fi) Anordning foer vaermebehandling av banformiga alster.
EP0253547B1 (en) Air heater for a calender roll diameter controller
US4685389A (en) Hot air calender roll controller
FI109713B (fi) Menetelmä ja laite telan lämmittämiseksi
US5392701A (en) Calender for treating a material web particularly a paper web
JP4718482B2 (ja) 繊維状ウェブを処理するための装置における稼働パラメータを制御する方法及びその方法を提供するための機器
US6500305B1 (en) Process and apparatus for the on-line calendering of SC-A paper
FI74062B (fi) Foerfarande och anordning foer minskning hoegfrekvent elenergi av fuktighetsdifferenserna hos en roerlig bana medelst.
EP0075782A2 (en) Method and apparatus for controlling a product which is influenced by a metering process
FI112103B (fi) Laitteisto ja menetelmä paperin ominaisuuksien määrittämiseksi ja säätämiseksi paperikoneella
JPH03155A (ja) コータ乾燥装置
WO2011024637A1 (ja) カーテン塗工装置およびカーテン塗工方法
FI12433U1 (fi) Sovitelma kuiturainakoneen ilmakuivaimella
CA1289742C (en) Method and apparatus for the levelling of the humidity profile ofa continuous web by dielectric drying
FI82956C (fi) Foerfarande och anordning foer kontroll av nyptrycksprofilen i presspartiet av en pappersmaskin.
FI83933B (fi) Foerfarande foer kalibrering av bladet i en limpress eller bladbelaeggningsanordning foer papper eller kartong.
JPH0375676B2 (ja)
JPH1158686A (ja) 印刷機のウェブ加湿装置
KR20030035497A (ko) 유기피복된 스트립표면의 건조장치
JPH10109405A (ja) 乾燥装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7426

Effective date: 20040203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20040203

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050323

A524 Written submission of copy of amendment under article 19 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A525

Effective date: 20031212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080401

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080626

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080916

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090113

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090126

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120130

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130130

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130130

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140130

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees