JP2005517524A - 流体を処理するための装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

少なくとも1つの処理領域2と、この処理領域内に配置され、且つ液体とガスとの分離された混合物を処理領域2内に導入するための流体導入及び分離装置3とを備えた、流体を処理するための装置。流体導入装置3は、同軸に配置された一連の環状ベーン9Aから9Eを備え、各環状ベーンは、略軸方向に向けられた前縁を有するインターセプト部と、略径方向外側に延びる後縁を有する偏向部との間で、導入装置の中心軸に対して曲線を描いて延びており、導入装置3の中心軸A’は、処理領域2の上方に延びる軸と平行または同軸に延びている。本発明はさらに、流体導入装置3、流体導入装置の使用、流体を処理するための方法に関する。

Description

本発明は、少なくとも1つの処理領域と、この処理領域内に配置され、且つ液体とガスとの分離された混合物を処理領域内に導入するための流体導入及び分離装置とを備えた、流体を処理するための装置に関する。
化学工業及び石油化学工業においては、処理領域内へ、例えば熱または物質を交換するためにガスと液体とが向流接触する、複数の隣り合う処理領域を有する垂直な塔の入口処理領域内へ、液体と蒸気との混合物を導入しなければならないケースが多い。そのような塔の一例は、例えば真空蒸留塔(コラム)等の分留塔、及びEP−A−195,464に記載されたコンパクトなガス−液体セパレータである。
そのような塔において、液体は、通常の動作中、上端から下端へと下向きに流れ、一方、ガスは、下端から上端へと上向きに流れる。本明細書及び特許請求の範囲において、用語「ガス」は、気体及び蒸気を示すために使用されている。以下においては、蒸留塔に関して本発明を説明するが、液体とガスとの混合物を処理領域内に導入するための流体導入装置を有する、少なくとも1つの処理領域を備えた任意の流体処理装置において、本発明を使用できることは言うまでもない。
蒸留プロセスにおいて、液体とガスとの混合物を含む流体は、略垂直に配置された円筒状の蒸留塔内に、塔の上端と下端との間に位置する入口領域で、径方向内側から供給される。大きな容量及びスループットを有する設備において、混合物の供給速度は一般に非常に高いが、流体が供給される塔の断面の全体にわたって処理される流体を分配する際に、これらの高速供給速度が不都合となる場合がある。
実際には、特に蒸留プロセスにおいては、塔の入口処理領域内に流体を流入させた後、できる限り迅速に、気相と液相とを分離するとともに、各相をできる限り同じように塔の断面全体にわたって分配させつつ、例えばトレイを通過させることにより、隣り合う処理領域に対して各相を別個に供給することが望ましい。
特別な対策がとられない場合には、塔内に高い供給速度で供給されるガス/液体の混合物を適切に分離することができない。これは、入口と対向して位置する壁に対して供給物が過度の力で衝突し、それにより、ガスが多量の液相を伴って塔内で上昇するためである。また、ガスに混入しなかった液体の大部分は、入口と対向する塔の壁の近傍を下方へと流れ、それにより、入口の下側に隣接するトレイにわたって、液体が不均一に分配するようになる。更に、液体/蒸気混合物の強い衝撃により、供給物と対向する塔の壁の部位が急速に摩耗し、それにより、塔の壁を保護もしくは補強する手段を講じなければならなくなる場合がある。
上記問題を軽減するため、GB 1,119,699では、液体とガスとの混合物を塔内に導入するための流体導入装置であって、塔の径方向内側に延びる水平に位置された中心軸に沿って、互いに前後に配置される一連のベーンを備えた箱状構造を成す、流体導入装置を設けることが提案された。この構成において、ベーンは、混合物を導入装置の中心軸に対して側方に偏向させるため、流体の方向変化により、慣性に起因して、ガスと液体との間の最初の分離が起きる。ガスは、処理領域内に導入された後、塔内を上方へと流れ、そこで、塔の上端に供給される液体と更に接触する。分離された液体は、ベーンから、下方へと落下し、導入装置の下側にあるガス/液体接触トレイ上へと至る。
周知の流体導入装置は、大きな改善を果たしているが、流体導入装置によって入口処理領域内にガスの渦流が生じてしまう。そのような渦流により、最大供給速度が低下するとともに、十分な蒸留を行なうために必要な塔の高さが大きくなってしまう。
本発明の目的は、入口処理領域での渦流が非常に少ない、処理領域内に液体とガスとの混合物を導入するための流体入口を有する、改良された流体処理装置を提供することである。
この目的のため、本発明は、1つの軸を有する少なくとも1つの処理領域と、この処理領域内に配置され、且つ液体とガスとの分離された混合物を処理領域内に導入するための、流体導入及び分離装置とを備え、ガスと液体との混合物を受け取るように配置された導入端部を有する流体導入及び分離装置は、同軸に配置された一連の環状ベーンを備え、各環状ベーンは、略軸方向に向けられた前縁を有するインターセプト部と、略径方向外側に延びる後縁を有する偏向部との間で、導入装置の中心軸に対して曲線を描いて延びており、導入装置の中心軸は、処理領域の軸と平行または同軸に延びている、流体処理装置を提供する。
このような構成によれば、周知の導入装置ほど乱流パターンが生じないように、液体とガスとの混合物を含む流体を処理領域内に流入させることができる。本発明に係る流体導入装置において、流体は、連続するベーンによって受け取られて径方向外側に偏向され、それにより、中心軸に対して外側方向でガスを処理領域内へと均一に分配させることができる一方で、流体中の液体粒子は、慣性及び遠心力によりベーンの表面と衝突した後、ベーンの周囲の後縁からのより融合した液流として、ベーンから吐き出される。通常においては垂直方向で成される、流体導入装置の軸と処理領域の軸との位置合わせにより、処理領域の対称性をより考慮する形で、流体を導入することができる。
積み重ねられた環状ベーンは、ガスと液体との混合物を分離し、且つ分離された混合物を略径方向外側に向けて導入するという2つの機能を果たすことができ、それにより、周知の導入装置で見られるような渦流を防止することができる。したがって、ガスから分離された液体は、ベーンの後縁から出た後、重力の影響下で沈む。導入装置内で行なわれる分離が完全である必要がないことは言うまでもない。多くの場合、液体及びガスの大部分が分離される最初の分離(前分離)が成されれば十分であるが、1つの相が他の相中にある程度巻き込まれることは重要ではない。
環状ベーンは、一般に、それらが、略軸方向に向けられた前縁を有するインターセプト部と、略径方向外側に延びる後縁を有する偏向部との間で、導入装置の中心軸に沿って曲線を描いて延びているという点で、端部が開放された一般的ベル形状の管状体である。ベーンの水平断面は円形である必要はなく、そのため、一般的ベル形状なる用語を使用したものである。以下では、環状ベーンのことを、単に、ベーンとも称する。ガス流を均一に分配するため、ベーンは、その中心軸に対して対称に配置されていることが好ましく、特に、回転対称に配置されていることが好ましい。
略円筒状のインターセプト部を環状ベーンに設けることにより、ベーンは、流れを滑らかに受け取ることができる。連続するベーンのインターセプト部は、直径が次第に減少することが好ましい。このような構成によれば、流れを、それぞれが径方向外側に偏向される複数の同軸な層に分割することができる。
連続するベーンのインターセプト部は、前側のベーン内へと延びていることが好ましい。その後縁と導入装置の導入端部との間の軸方向距離が最も短いベーンは、本明細書及び特許請求の範囲においては、第1のベーンと見なされる。第2のベーンは、第1のベーンの次に続くベーンであり、これは、以下、その後縁と導入端部との間の軸方向距離が最も長い最後のベーンまで同様である。
有利な実施形態において、ベーンの前縁は、中心軸に沿って好ましくは等間隔で離間している。このような構成では、ベーンは、同じ基本形状を有することができる。また、インターセプト部は、例えばそれぞれが流体導入装置の、導入端部の径方向入口面(径方向導入面)へと、軸方向に延びていても良い。径方向入口面は、通常の動作中においては、導入端部での流体の流れ方向と直交する水平面である。ベーンの前縁は、10°から50°の頂角α、好ましくは20°から40°の頂角α、特に36°から37°の頂角αを有する円錐に沿って、流体導入装置の導入端部から離れるように収束していても良い。この場合、円錐は、導入装置の中心軸と同軸に延びている。
連続するベーンの偏向部は、軸方向に好ましくは等間隔で離間していることが有益である。直径が径方向で次第に減少するように延びる後縁を、連続するベーンに設けることにより、処理領域の径方向に沿って、すなわち、処理領域の断面の全体にわたって、ガス流をより均一に分配することができる。
ベーンの数は、2から10個の範囲が好ましく、4から6個の範囲が更に好ましく、特に5個が好ましいことが実験により分かった。
好ましい実施形態において、導入装置は、垂直に配置された塔内で、処理領域の中心長軸と同軸に延びている。導入装置は、処理領域を規定する2つの水平に延びる隔壁同士の間、または塔のトレイ同士の間に配置されるのが有益である。下側の隔壁は、塔の底部であっても良い。
そのような配置構成においては、最も径方向外側に位置する第1のベーンの前縁の断面が、塔の直径の約20%の直径を有する円筒の断面よりも小さいことが好ましいことが、実験により分かった。この断面は、実際には、できる限り小さいことが好ましい。
流れの分配を更に促進させるため、流体の混合物が導入装置の下端に入る場合には、少なくとも所定数の連続する後側のベーンの偏向部は、その後縁に向けて、連続する所定数の前側のベーンよりも軸方向上側寄りに延びている。特に、少なくとも2つ又は3つのベーンは、その後縁に向けて、次第に軸方向上側へと延びていても良い。前側のベーンは、その後縁と、導入装置の導入端部との間の軸方向距離が、後側のベーンよりも短いベーンである。
本発明に係る装置の更に有利な実施形態は、添付の特許請求の範囲に記載されている。
本発明においては、更に、特に請求項1から18のいずれか一項に記載の装置の処理領域内に、液体とガスとの前分離された混合物を導入するための流体導入装置であって、同軸に配置された一連の環状ベーンを備え、各環状ベーンが、略軸方向に向けられた前縁を有するインターセプト部と、略径方向外側に延びる後縁を有する偏向部との間で、導入装置の中心軸に対して曲線を描いて延びている、流体導入装置が提供される。
また、本発明は、液体とガスとの混合物を前分離するとともに、前分離された混合物を、処理領域内、特に本発明に係る装置の処理領域内へと導入するための、流体導入装置の使用に関する。
また、本発明は、液体とガスとの混合物を容器内に導入するための方法であって、混合物は、最初に略円筒状を成す流れが、径方向外側に偏向される同軸の複数の層に分割されることによって、容器内へと導入される方法に関する。各層は、異なる軸方向位置で導入される。この方法において、径方向内側に位置される層は、偏向の径方向成分が径方向外側に位置される層よりも小さくなるように、外側に偏向されることが好ましい。
本発明の更なる好ましい実施形態は、添付の特許請求の範囲に記載されている。
以下、添付図面を参照しながら、本発明を詳細に説明する。
図1は、入口処理領域を形成する、垂直に配置された蒸留塔の概略断面図を示している。図は、典型的な実施形態を単に概略的に示しているにすぎない。図中、同一または対応する部分には、同じ参照符号が付されている。
図1を参照する。図1は、通常において図示のように垂直方向で使用される蒸留塔1の断面を示している。蒸留塔は、垂直な長軸Aと、略円形の水平断面とを有している。蒸留塔1は、蒸留塔1の軸Aと一致する軸を有する第1の処理領域2と、処理領域2内に配置された流体導入装置3とを備えている。第1の処理領域2は、蒸留塔1の上端と下端との間の中間に配置されている。蒸留塔1の上端及び下端の位置は、矢印4、5によってそれぞれ示されており、また、これらの矢印は、通常の動作中におけるガスの上向きの流れ、及び蒸留塔を通じた流体の下向きの流れをそれぞれ表わしている。
第1の処理領域2は、蒸留塔の上端の方向では、水平に配置された第1のガス処理トレイ6によって境界付けられており、また、蒸留塔の下端5の方向では、水平に配置された第1の液体トレイ7によって境界付けられている。したがって、流体導入装置3は、2つの連続するトレイ6、7間に位置されている。
流体導入装置3は、5つの環状ベーン9Aから9Eを備えている。この実施形態の環状ベーンは、円形断面を有するトランペットに似た、リング形状ベーン9Aから9Eである。ベーン9Aから9Eは、蒸留塔1の上方に延びる中心軸Aと同軸に延びる中心軸A’を中心に、同軸に配置されている。導入装置3は、流体導入装置3の導入端部10に取り付けられた、導入ノズル8と流体連通している。導入ノズルは、図示のように蒸留塔1の側壁を貫通していても良いが、蒸留塔1の軸Aに沿ってずっと延びていても良い。蒸留塔内でのガスの分配に悪影響を及ぼすことなく、導入配管の屈曲部の直ぐ後に導入装置を取り付けることができると考えられる。これにより、例えば、導入配管を、蒸留塔内に入り込ませる前に、外部から蒸留塔に対して取り付けることができる。このようなことは、GB−A−11,19,699に係る装置を用いると、不可能である。
ベーンは、中心軸A’に沿って等間隔で前後に配置されている。ベーン9Aから9Eは、導入端部10と対向し、且つ略軸方向に延びる前縁15Aから15Eを有する、略円筒状のインターセプト部11Aから11Eと、略径方向外側に延びる後縁16Aから16Eを有する、偏向部12Aから12Eとの間で曲線を描いて延びている。略軸方向に延びる前縁を有する略円筒状のインターセプト部は、好ましくはインターセプト部が一定の直径、或いは通常の動作中における流体の流れ方向に向かって拡大する直径を有するように、軸A’に対して、約20°未満の角度、好ましくは約10°未満の角度、更に好ましくは約5°未満の角度を成している。連続するベーン9Aから9Eのインターセプト部11Aから11Eは、直径がDaからDeへとそれぞれ次第に減少しており(明確にするため、Daだけが図示されている)、また、中心軸Aに沿って等間隔で前後に配置されており、次のベーンのインターセプト部がその前のインターセプト部内へと延出するようになっている。例えば、ベーン9Cのインターセプト部11Cは、ベーン9B内へと延びている。インターセプト部11Aから11Eの前縁15Aから15Eは、それらがα=20°の頂角を有する円錐の表面に沿って収束するように、配置されている。第1のベーン9Aのインターセプト部11Aの直径Daは、流体導入装置3の外側の入口直径を規定するとともに、処理領域における蒸留塔の内側の直径Dに対して0.133の割合を有している。
ベーンの偏向部は、完全な水平方向になるまで径方向外側に延びていても良いが、ベーンの一部または全てが、偏向部の後縁と水平面との間で所定の角度を成すことが好ましい。この場合、後縁が導入端部から離れる方向を向くように、0°から90°の角度が考えられる。図示の方向においては、これが上向き角度である。中心近くに配置されるベーンほど、その後縁で、例えば後縁16D、16Eで、上向き角度を成すことがより好ましい。ベーンの後縁の水平面に対する角度は、0°から85°であることが好ましい。この場合、1つのベーンの角度は、流体導入装置におけるその前側のベーン(隣の更に大きいベーン)の角度以上であることが好ましい。最も中心寄りに位置するベーン、すなわち、最後のベーン9Eは、50°から85°の角度を有していることが更に好ましく、約80°の角度を有していることが最も好ましい。前述したように角度が大きいベーンほど、図1に示され且つ後述するように、切り抜かれる(クリップされる)ことが好ましい。
ベーンは、ロッド13上に支持されている。また、例えば、ベーンのインターセプト部が同軸バンドル内へと延びている実施形態においては、径方向に延びるリブによってベーンが接続されていても良い。また、軸方向ロッド上にベーンを支持することもできるが、一般には必要ない。
ベーン9Aから9Eは、略同じ基本形状を成している。最も上側の2つのベーン、すなわち、軸方向上側にある2つの後側のベーン9D、9Eは、切り抜かれ、あるいは、切り整えられ(トリム)ている。すなわち、これらのベーンは、最初の3つの下側にある前側のベーン9Aから9Cよりも短い相対長さにわたって延びている。このように、最も上側の2つのベーン9D、9Eは、その後縁16D、16Eに向かって、3つの前側のベーン9Aから9Cよりも軸方向上側に次第に大きく延びている。ベーンは、インターセプト部の下縁から始めて十分なベーン9Aから9Cの長さに対し0.4から0.5の長さ比率、好ましくは0.48の長さ比率で切り抜かれる。連続するベーン9Aから9Eの偏向部12Aから12Eは、直径が径方向で次第に減少するように延びている。
流体が大流量で導入装置を通過できるように、ベーンは、流体の流れに対する抵抗を最小限に抑える表面を、連続するベーン間に有していることが好ましい。ベーンの内面及び/又は外面には、ベーン間の環状空間の導入断面を実質的に減少させる障害物が設けられていないことが好ましい。
最も中心に位置されたベーン9Eの後縁16Eによって形成される円形出口は、(部分的に)閉じられている(図1には示されていない)ことが好ましい。上記流体導入装置の真上でガスが再循環することを最小限に抑えるため、小さな開口が存在することが更に好ましい。この開口の面積は、後縁16Eによって形成される、上記円形出口の総面積の25%以下であることが好ましい。このような閉じられた、或いは部分的に閉じられた出口は、最も中心に位置されたベーンが、その後縁と水平面との間の角度が50°から85°を成す切り抜かれたベーンである場合において、設けられていることが好ましい。
矢印Fで示されるように、液体とガスとの混合物を含む流体は、ノズル8によって流体導入装置の導入端部10を通過する略円筒状の流れとして、処理領域2内へと上向きに流入する。ベーン9Aから9Eのインターセプト部11Aから11Eの、連続する前縁15Aから15Eは、流れを、同軸の複数の層に分割する。その後、同軸の複数の層は、連続する偏向部12Aから12Eにより径方向外側に偏向する。隣り合うベーンは、協働して、流体の流れを中心軸A’、Aに対して径方向外側にそらせる流路を形成する。液体は、慣性により、ベーンの偏向領域と衝突して、蒸留塔の壁に向かって径方向外側に流れる。ガスは、蒸留塔1の内壁に向かって径方向外側に流れる。連続するベーンの後縁は直径が次第に径方向に減少するように延びているため、流入する流れのうち径方向内側に位置する部分は、円筒状の流れの径方向外側に位置する部分ほど、径方向外側へは離れない。また、円筒状の流れの径方向内側に位置する層は、径方向外側に位置する層よりも軸方向上側へと偏向され、これにより、ガス流は、第1の処理領域2にわたって均一に分配される。
本発明が図示された好ましい実施形態に限定されないことは言うまでもない。特に、処理領域は、処理領域の上方に延びる中心軸と平行に延びる中心軸をそれぞれが有する、複数の流体導入装置を備えていても良い。特に、この形態においては、それ自体の中心軸を有する多くの流体導入装置が、処理領域の上側に延びる主軸に沿って延在する、任意の1つの流体導入装置の周りに配置されても良い。また、上端のベーンのインターセプト部は、軸方向上側への真直ぐな流れが遮られるように、閉じられた刺として形成されていても良い。ベーンの数は、例えば10個など、多くても良く、あるいは、例えば3個など、少なくても構わない。一般的ベル形状を成す環状ベーンの水平断面は、円形でなくても良く、例えば、楕円、星型、多角形、長方形、正方形であっても良く、あるいは、例えば円上に重ね合わされる波形線によって規定される断面であっても構わない。しかしながら、リング状のベーンは、その中心軸に対して対称であることが好ましい。また、流体導入装置は、導入端部が上端に位置してベーンが下方に向かって広がるように、図1とは上下が逆に配置されていても良い。
本発明は、ガスと液体とが向流接触する塔に対して有利に適用することができる。そのような塔は、例えば、蒸留等の分留において、あるいは、ガス処理において使用される。このような塔内では、実際の用途に応じて、様々な軸方向位置で、ガス−液体混合物を導入する必要がある。本発明に係る流体導入装置は、これらの1つ以上の様々な位置で使用することができる。1つの可能性は、蒸留塔内の中心供給入口である。更なる可能性は、塔の下部に集められる液体を加熱するリボイラから排液として受け取られるガス−液体混合物の導入用である。リボイラ排液は、通常、塔の下部へと再び導入される。第3の可能性は、上部生成物の液化によって受け取られた逆流の入口であり、この逆流は、通常、塔の上部内に再び導入される。
そのような実施形態は、添付の特許請求の範囲に規定される本発明の範囲内に入る。
入口処理領域を形成する、垂直に配置された蒸留塔の概略断面図である。

Claims (21)

  1. 流体を処理するための装置であって、1つの軸を有する少なくとも1つの処理領域と、この処理領域内に配置され且つ液体とガスとの分離された混合物を処理領域内に導入するための流体導入及び分離装置とを備え、流体導入及び分離装置は、同軸に配置された一連の環状ベーンを備え、各環状ベーンは、略軸方向に向けられた前縁を有するインターセプト部と、略径方向外側に延びる後縁を有する偏向部との間で、導入装置の中心軸に対して曲線を描いて延びており、導入装置の中心軸は、処理領域の軸と平行または同軸に延びている、装置。
  2. 環状ベーンは、円形、楕円形、星形状、多角形、長方形、正方形の断面、円上に重ね合わされる波形線によって規定される断面から成る群から選択される断面を有している、請求項1に記載の装置。
  3. インターセプト部が略円筒状を成している、請求項1または2に記載の装置。
  4. 連続する環状ベーンのインターセプト部は、断面が次第に減少していく、請求項1から3のいずれか一項に記載の装置。
  5. 環状ベーンの前縁は、中心軸に沿って好ましくは等間隔で離間している、請求項1から4のいずれか一項に記載の装置。
  6. 環状ベーンの連続する前縁は、10°から50°の頂角、好ましくは20°から40°の頂角を有する円錐に沿って収束する、請求項1から5のいずれか一項に記載の装置。
  7. 連続する環状ベーンの後縁は、直径が次第に減少するように延びている、請求項1から6のいずれか一項に記載の装置。
  8. ベーンが略等しい形状を成している、請求項1から8のいずれか一項に記載の装置。
  9. 環状ベーンは、その後縁の水平面に対する角度が0°から85°となるように外側に延びている、請求項1から8のいずれか一項に記載の装置。
  10. 所定の環状ベーンにおける偏向部の後縁の水平面に対する角度は、流体導入装置の前側の環状ベーンの角度以上である、請求項10に記載の装置。
  11. 最も中心側に位置されるベーンは、偏向部の後縁と水平面との成す角度が50°から85°である、請求項11に記載の装置。
  12. 最も中心側に位置されるベーンの出口は、閉じられ、あるいは、部分的に閉じられている、請求項12に記載の装置。
  13. ベーンの数が2から10個、より好ましくは4から6個である、請求項1から13のいずれか一項に記載の装置。
  14. 処理領域は、垂直に配置された塔内に位置されており、流体導入装置の軸は、塔の長軸と平行または同軸に延びている、請求項1から14のいずれか一項に記載の装置。
  15. 処理領域は、垂直に配置された円筒状の塔内に位置されており、流体導入装置の軸は、塔の長軸と平行または同軸に延び、導入装置は、水平に延びる2つの隔壁同士の間、または処理領域を規定する塔の複数のトレイ同士の間に配置されている、請求項1から15のいずれか一項に記載の装置。
  16. 第1のベーンの前縁の断面は、塔の直径の約20%、好ましくは13%から14%の範囲の直径を有する円筒の断面よりも小さい、請求項15または16に記載の装置。
  17. 流体導入及び分離装置の軸が垂直に配置され、流体導入及び分離装置は、ガスと液体との混合物をその下端で受け取るように配置されている、請求項1から17のいずれか一項に記載の装置。
  18. 特に、請求項1から18のいずれか一項に記載の装置の処理領域内に、液体とガスとの分離された混合物を導入するための流体導入装置であって、同軸に配置された一連の環状ベーンを備え、各環状ベーンは、略軸方向に向けられた前縁を有するインターセプト部と、略径方向外側に延びる後縁を有する偏向部との間で、導入装置の中心軸に対して曲線を描いて延びている、流体導入装置。
  19. 液体とガスとの混合物を分離するとともに、分離された混合物を、処理領域内、特に請求項1から18のいずれか一項に記載の装置の処理領域内へと導入するための、請求項19に記載の流体導入装置の使用。
  20. 液体とガスとの混合物を容器内に導入するための方法であって、混合物は、最初に略円筒状を成す流れが、径方向外側に偏向される同軸の複数の層に分割されることによって、容器内へと導入される、方法。
  21. 径方向内側に位置される層は、径方向外側に位置される層よりも軸方向上側へと偏向される、請求項21に記載の方法。
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