JP2005516521A - デジタル/アナログ変換器を有する回路 - Google Patents

デジタル/アナログ変換器を有する回路 Download PDF

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Abstract

第1および第2の信号源は、デジタル入力信号に依存する構成で、アナログ出力部に対して接続されている。デジタル入力が第1または第2の値をそれぞれとる時に、信号源のソース信号の寄与度が第1または第2の方向で加算されるように信号源が接続される。デジタル入力信号が第3の値をとる時に、ソース信号が互いに打ち消される。ソース信号が第3の値におけるアナログ信号レベルに寄与する符号は、交互に切り替えられ、これにより、各信号源において両方の符号がほぼ等しい頻度で生じる。前記交互切替に起因する偏差信号のスペクトル密度は高周波に集中される。一実施形態においては、デジタル入力信号に依存するレベル間にゼロ復帰レベルを生成するために使用される高周波交互切換の方へ交互切り替えを変化させることにより、スペクトル密度が高周波へと移行される。

Description

本発明は、デジタル/アナログ変換器を有する回路に関する。デジタル/アナログ変換器は、一連のデジタル信号を使用して、デジタル信号の制御下で利用可能な一組のレベルから選択される一連のアナログ信号レベルをとる出力信号を生成する。通常、デジタル信号は2進信号であり、各信号値は、1または複数のビットを含んでいる。
3つの可能な出力レベルを有するデジタル/アナログ変換器を提供することは、米国特許第5,608,401号によって知られている。この回路は、電圧源と、1つの負荷と、電圧源の電圧を2つの互いに反対の極性で負荷の両端に印加することができるブリッジ構成の複数のスイッチとを有している。このようにすると、可能な出力レベルのうちの2つが生成される。第3のレベルは、電圧源を負荷から完全に分離することにより生成される。米国特許第5,608,401号は、この回路を使用することにより、電圧を負荷の両端に印加する必要がない時に休止電力消費を回避することについて記載している。
デジタル/アナログ変換器の1つの重要な特性は、ダイナミックレンジである。これは、最大出力振幅と最低限異なる信号間の量子化雑音振幅との間の比率である。一般に、多数のビットを有するマルチビット信号を使用することにより、デジタル/アナログ変換器のダイナミックレンジを大きくすることができる。一方、これにより、デジタル/アナログ変換器が更に複雑になり、それにより、異なるデジタル信号において出力される連続するアナログレベル間の段差が同じでない場合に生じる非線形性の影響を受け易くなる。
この問題に対する1つの解決策は、最終的な出力信号において必要とされるよりも十分に高いサンプリング周波数で動作する1ビットデジタル/アナログ変換器が使用されるシグマ・デルタ技術である。この1ビットデジタル/アナログ変換器の出力信号は、低域通過フィルタ(または帯域通過フィルタ)を通過する。フィルタの出力は、平均して所望の出力信号と一致するように形成される。フィルタは、未使用の周波数で量子化雑音を抑制する。したがって、高いダイナミックレンジを実現することができると同時に、線形性の問題を解消することができる。これは、1ビットデジタル/アナログ変換器の出力レベル間の開きが1つの段差分しかないためである。
このようにすると、高いダイナミックレンジを有する高線形のデジタル/アナログ変換器を実現することができる。得られるダイナミックレンジは、1ビットデジタル/アナログ変換器の最大の有用なサンプリング周波数のみによってしか制限されない。
特に、本発明の目的は、低いサンプリング周波数をもって高いダイナミックレンジおよび良好な線形性が得られ、あるいは、1ビットデジタル/アナログ変換器と同じサンプリング周波数で高いダイナミックレンジが得られるデジタル/アナログ変換器を有する回路を提供することである。
本発明は、請求項1に記載された回路を提供する。本発明において、デジタル/アナログ変換器には、少なくとも3つのレベル間で選択できるデジタル入力部が設けられている。これらのレベルのうちの2つのレベルにおけるアナログ出力信号は、電流源等の2つの信号源の寄与度を同じ方向で加算することにより形成される。出力レベル間の中間のレベルは、寄与度を減算することにより形成される。2つの互いに反対の減算方法も可能である。すなわち、一方の方法においては、第1の信号源がプラスの符号を用いて寄与し、第2の信号源がマイナスの符号を用いて寄与する。また、他方の方法においては、第1の信号源がマイナスの符号を用いて寄与し、第2の信号源がプラスの符号を用いて寄与する。これらの2つの方法が交互に行なわれることにより、中間レベルは、平均して、信号源の寄与度を加算して得られるレベルのちょうど中間に一致する。したがって、正確な較正を行なわなくても、高線形デジタル/アナログ変換器を提供できる。
互いに反対の減算方法を交互に行なうことによって、交互切り替えに起因するエラー信号の殆どのスペクトル密度を、デジタル/アナログ変換器のサンプリング周波数の半分の帯域に集中させて、ゼロ周波数の帯域にスペクトル密度を殆ど残存させないようにすることが好ましい。
原理的には、これは、例えば、中間レベルを出力する度に符号を交互に切り替えることにより実現することができる。これにより、簡単に、両方の符号を平均して同じ頻度で使用できるようになり、符号が変化する頻度が最大になる。しかしながら、この最大の頻度は、中間レベルが生じる頻度によって制限され、その結果、この頻度が十分に高くならない場合がある。
一実施形態において、回路は、出力信号がデータによって決定される第1の段階同士の間で、第2のゼロ復帰段階を使用する。また、ゼロ復帰段階においては、寄与度が互いに打ち消される。この実施形態においては、寄与度を互いに打ち消す符号間の交互切り替えにより、符号は、第3の値が第1の段階で生じる度に、また、第2の段階の少なくとも一部分が生じる度に、切り替えられる。したがって、寄与度を効果的に打ち消すことによって得られる1つの値をとる出力信号の部分は、第1の段階および第2の段階の両方の2つのレベル間で交互に切り換わる高い周波数のデジタル発信信号を生成する。この発振器の発振は、デジタル入力信号が高い値と低い値との間の第3の値をとる時、デジタル入力信号に応じて位相変調される。このようにすると、第1の段階で使用される信号の偏りのスペクトル密度が、第2の段階で使用される信号の偏りのスペクトル密度の方へと変調される。これにより、スペクトル密度は、高い周波数に置かれ、それにより、更に簡単にフィルタを通過することができる。
差動出力部が使用され、2つの極レベルにおいて、両方の信号源が第1の出力端子に接続され、あるいは、両方の信号源が第2の出力端子に接続されるとともに、中間レベルを生成するために各信号源が対応する出力端子に接続されることが好ましい。
以下、図面を使用して、本発明のこれら及び他の目的、有利な態様について詳細に説明する。
図1は、シグマ・デルタ・デジタル/アナログ変換器において本発明に係るデジタル/アナログ変換器を使用した状態を示している。変換器は、入力ステージ10と、減算ステージ12と、ループフィルタ14と、量子化器16と、フィードバック信号発生器18とを有している。入力ステージ10は、差動入力端子100a,100bと、減算ステージ12の加算ノード120a,120bに接続される出力部とを有している。一例として、入力ステージ10は、各入力端子100a,100bと対応する加算ノード120a,120bとの間に直列に接続されたコンデンサ104a,104bおよびレジスタ102a,102bを有するように示されている。
減算ステージ12、ループフィルタ14および量子化器は、入力信号と出力信号との間の平均値の差によって得られる差分信号からデジタル出力信号を生成するためのデジタル化ステージを形成している。減算ステージ12は、加算ノード120a,120bに接続された入力部を有する差動増幅器122を備えるとともに、増幅器122の出力部と増幅器の入力部との間に接続されたフィードバックコンデンサ124a,124bを備えている。減算ステージ12の出力部は、ループフィルタ14を介して、量子化器16に接続されている。量子化器16はクロック入力部を有しており、量子化器16の出力部は、シグマ・デルタ変換器の出力部を生成している。量子化器16の出力部は、フィードバック信号発生器18の入力部に戻って接続されている。フィードバック信号発生器18は、減算ステージ12の加算ノード120a,120bに接続された差動出力部を有している。ループフィルタ14は、例えば、四次フィルタであるが、本発明において、精密なタイプのフィルタは必ずしも必要ではない。
作動時、差分入力信号が入力部100a,100b間に加えられ、量子化器16の出力部でデジタル出力信号が生成される。差分入力信号および出力信号に対応する信号は、減算ステージ12によって互いに減算される。その結果得られる差は、ループフィルタ14に通されるとともに、出力信号を決定するために量子化される。ループフィルタ14は、その差を経時的に平均化する。その結果、シグマ・デルタ変換器は、差分入力信号に対応する経時的に平均化された出力信号を生成する。
図2は、クロック信号Cと、量子化器16の出力信号を示す信号Bとを示している。量子化器16は、各クロックパルス毎に出力信号値を生成するように形成されている。この場合、前記出力信号は、3つの値のうちの1つをとる。信号Bは、それらの値を示す3つの可能なレベルに限定される(無論、量子化器の実際の出力信号は、例えば各出力信号毎にビット対を使用することにより任意の形式でレベルを表わすことができるデジタル信号である)。量子化器16は、例えば量子化器16内で2つの比較器(図示せず)を使用することにより、実現されても良い。この場合、量子化器は、その入力部での信号間の差が両方の比較器の閾値レベルを下回る時に第1の値を生成し、その差が一方の比較器の閾値レベルを下回るが他方の比較器の閾値レベルを上回る時に第2の値を生成するとともに、その差が両方の閾値レベルを上回る時に第3の値を生成する。
フィードバック信号発生器18は、信号Bに対応するフィードバック信号Iを、減算回路に対して供給する。各クロック周期においては、第1の段階と第2の段階とが生じる。第1の段階において、フィードバック信号Iは、そのクロック周期中の信号Bによって決定される。第2の段階において、フィードバック信号は、信号Bと独立である。第2の段階は、異なるクロックサイクルの第1の段階同士の間でゼロ復帰段階としての機能を果たし、これにより、異なるクロック周期の第1の段階で供給される信号間の相乗効果が除去される。第1の段階で供給されるフィードバック信号Iは、3つの異なる値、すなわち、第2の段階における場合と同じ値24a〜24d、または、その値24a〜24dの反対側の値20a,20b,22a〜22cをとっても良い。
第1の段階におけるフィードバック信号Iが第2の段階における場合と同じ値24a〜24cをとる場合、これは、第2の段階で信号を実現するために使用される同じ手段によって実現される。したがって、3つの可能なレベルを有するフィードバック信号Iは、別個のハードウェアを殆ど用いることなく、あるいは、全く用いることなく実現される。
図3は、デコーダ40と、第1および第2の電流源42a,42bと、第3および第4の電流源44a,44bと、多くのスイッチ46a〜46dとを有するデジタル/アナログ変換器を示している。デジタル/アナログ変換器の第1および第2の出力部48a,48bは、共に、回路の差動出力部を形成する。第1の出力部48aは第1の電流源42aの出力部に接続され、デジタル/アナログ変換器の第2の出力部48bは第2の電流源42bの出力部に接続されている。第1の出力部48aは、スイッチ46a,46bのうちの対応する一方をそれぞれ介して、第3および第4の電流源44a,44bの出力部に対して接続される。第2の出力部48aは、スイッチ46c,46dのうちの対応する一方をそれぞれ介して、第3および第4の電流源44a,44bの出力部に対して接続される。第1、第2、第3、第4の電流源42a,42b,44a,44bは、略同一の出力電流を供給するように設けられている。スイッチは、デジタル入力部41で受けられるデジタル信号およびクロック入力clkの制御下で、デコーダ40により制御される。
図4は、図3の回路の動作を示す信号を表わしている。第1の信号clkはクロック信号を示しており、クロックサイクルの交互に生じる第1および第2の段階がI,IIによって表わされている。第2の信号Bは、デジタル入力信号の一例を示している。デジタル信号は、信号値を表わす一連のコード値を含んでいる。一例として、異なるコード値に対応する3つのレベルを有するようにデジタル入力信号Bが示されている。
第3の信号Idiffは、出力部48a,48bへと流れる正味の電流間の差を示している。回路は、交互に生じる2つの段階I,IIで動作する。第1の段階Iにおいて、デコーダ40は、データに依存する正味の電流差を出力部48a,48bに対して供給するため、データに応じてスイッチ46a〜46dを制御する。第2の段階IIにおいて、デコーダ40は、スイッチ46a〜46dを制御して、ゼロ復帰電流差を出力部48a,48bに対して供給する。
デジタル入力信号Bが高いレベルにおいてコード化すると、デコーダ40は、第1の段階でスイッチ46a〜46dを制御して、第3および第4の両方の電流源44a,44bの出力部を第2の電流源42bの出力部に対して接続する。したがって、第1の出力部における正味の電流は、第1の電流源42aからの電流Iaに等しくなる。第1、第2、第3、第4の電流源42a,42bからの電流が同じであると仮定すると、第2の出力部48bにおける正味の電流は−Iaである。第1の出力部における正味の電流と第2の出力部における正味の電流との間の差は2Iaであり、これは、高レベルの差分出力電流51に対応している。
同様に、デジタル入力信号Bが低いレベルにおいてコード化すると、デコーダ40は、第1の段階でスイッチ46a〜46dを制御して、第3および第4の両方の電流源44a,44bの出力部を第1の電流源42bの出力部に対して接続する。したがって、第1の出力部における正味の電流と第2の出力部における正味の電流との間の差は、低レベルの差分出力電流53に対応する−2Iaとなる。
デジタル入力信号Bが第3のレベルにおいてコード化すると、デコーダ40は、第1の段階でスイッチ46a〜46dを制御して、第3および第4の電流源44a,44bの出力部を、第1および第2の電流源42bの出力部に対してぞれぞれ接続し、あるいは、第2および第1の電流源42bの出力部に対してぞれぞれ接続する。したがって、第1の出力部における正味の電流と第2の出力部における正味の電流との間の差はゼロになる。
回路は、ゼロ復帰レベルと同じ方法で第3の入力信号を出力するように形成されている。第2の段階においても、デコーダ40は、スイッチ46a,46bを制御して第3および第4の電流源44a,44bの出力部を第1および第2の電流源42bの出力部に対してぞれぞれ接続し或いは第2および第1の電流源42bの出力部に対してぞれぞれ接続することによって、差をゼロにする。
実際には、電流源42a,42b,44a,44bは、例えば、異なる電流源の実装における幾何学的構成の差またはパラメータの差に起因して、同じ電流を供給しない場合がある。同一の電流が供給されないと、ゼロ復帰レベルでの出力部48a,48bからの正味の電流の差は、高レベルの出力と低レベルの出力との間の差の中間に正確に一致しない。これは、ゼロ復帰レベルがデジタル入力信号Bによって選択できる第3の出力レベルとしてではなくゼロ復帰レベルとしてのみ使用される場合の問題ではない。しかしながら、ゼロ復帰レベルがデジタル入力信号Bによって選択できる第3の出力レベルとして使用されると、それにより、デジタル/アナログ変換の線形性が無くなる。
この非線形性に対抗するためには、第3のレベルのための出力電流が平均して高レベルと低レベルとの間の中間に正確に一致するように、2つの異なる状態を使用して第3のレベルにおける電流を供給することにより、第3の出力レベルを止めることが好ましい。第1の状態において、デコーダ40は、スイッチ46a〜46dを制御して、第1の電流源42aの出力部を第3の電流源44aの出力部に対して接続するとともに、第2の電流源42bの出力部を第4の電流源44bの出力部に対して接続する。逆に、第2の状態においては、デコーダ40は、スイッチ46a〜46dを制御して、第1の電流源42aの出力部を第4の電流源44bの出力部に対して接続するとともに、第2の電流源42bの出力部を第3の電流源44aの出力部に対して接続する。
以下の表は、第1、第2、第3、第4の各電流源42a,42b,44a,44bからの電流I1,I2,I3,I4の形式で、第1および第2の状態において出力部48a,48bへと流れる正味の電流を示している。また、表には、高低のデジタル入力Bを伴う電流が含まれている。

出力部48a 出力部48b 差
B高 I1 I2−I3−I4 I1+I2+I3+I4
B低 I1−I3−I4 I2 I1−I2−I3−I4
状態1 I1−I3 I2−I4 I1−I2−I3+I4
状態2 I1−I4 I2−I3 I1−I2+I3−I4
I1〜I4は全て、精度の無さを除いて、ほぼ等しいことは言うまでもない。なお、電
流差は、反対の極性をもって、また、高低の入力信号Bにおいて、I1−I2から偏っている。第1および第2の状態においては、高い入力信号におけるレベルと低い入力信号におけるレベルとの間の中間のレベルI1−I2から僅かな偏りがある。第1の状態におけるレベルと第2の状態におけるレベルとの平均は、高低の入力信号Bにおけるレベル間の中間のこのレベルI1−I2と正確に一致する。これは、電流が互いに等しくない場合であっても、非線形性を相殺するために使用される。
デコーダ40は、デジタル入力信号が高レベルと低レベルとの間及び/又は第2の段階に第3のレベルを有する場合に、状態1および状態2の両方を利用して、出力電流を生成するように設けられることが好ましい。異なるクロックサイクルにおいては、デコーダ40が異なる状態を選択する。これにより、第3のレベルにおける出力電流は、平均して、高レベルと低レベルとの間の中間になる。すなわち、2つの状態が頻繁に選択される。したがって、ループフィルタ14は、第3のレベルが使用される時に生じる非線形性を平均化する。
入力信号が第3の値をとる時に第1の段階Iで出力電流を制御するために使用される状態を選択するために、様々な方法が使用されても良い。各方法においては、少なくとも平均して両方の状態が頻繁に生じることが好ましい。無論、個々の各状態における電流は理想の値から偏っているが、電流が平均して理想の値に等しいため、殆どの偏りがループフィルタ14を通過する。また、大きな偏りのスペクトル密度は、ループフィルタ14を通過する周波数へと移行することが好ましい。したがって、状態の選択方法は、偏りのスペクトル密度が更に高い周波数(ループフィルタ14を通過する周波数)へと移行することを促すことが好ましい。
第1の組の実施形態において、第1の段階Iで使用される状態は、第2の段階IIで使用される状態とは無関係に選択される。しかしながら、これは、偏りのスペクトル密度を使用できる最大周波数を制限する。したがって、第2の組の実施形態においては、第1および第2の段階で使用される状態の選択が互いに依存し合っている。これにより、スペクトル密度を更に高い周波数へと移行させることができる。
第1の段階Iで使用される状態が第2の段階IIで使用される状態とは無関係に選択される実施形態においては、入力信号で制御される電流が供給される第1の段階I同士の間の第2の段階IIでゼロ復帰電流を供給するために、任意の状態を使用することができる。例えば、第2の段階で同じ状態を常に使用しても良い。これにより、DCオフセット信号が生じるが、そのようなオフセット信号は、音声出力または無線信号受信等の殆どの用途で問題とならない。あるいは、第2の段階で使用される状態が、連続するクロックサイクルにおいて交互に生じても良い。更なる他の変形例においては、第2の段階で使用される状態が、一方のクロックサイクルから他のクロックサイクルへと切り替えられても良い。無論、ゼロ復帰レベルが必要とされない場合、回路は、クロック周期全体において、単に、入力信号で制御される出力電流を供給するだけでも良い。この場合、第2の段階が必要とされず、あるいは、切換中の短い期間において一時的にのみ第2の段階が持続しても良い。
第1の段階で使用される状態が第2の段階で使用される状態とは無関係に選択される場合には、様々な方法を使用して、第1の段階Iにおいて状態を選択することができる。第1の実施形態において、デコーダ40は、第3のレベルが生じる時に、状態1と状態2とを単に交互に使用する。したがって、第3のレベルにおける平均電流差が高レベルおよび低レベルにおける電流差間の中間になるといったことが簡単に起こり得る。これは、例えば、デコード40内にトグルフリップフロップ(図示せず)を設けることにより実現することができる。この場合、トグルフリップフロップは、入力信号Bが第3のレベルを選択する時にスイッチ46a〜46dを制御するために使用される状態を制御するとともに、入力信号Bが第3のレベルを選択する毎に切り替える。このようにして、偏りのスペクトル密度が更に高い周波数へと移行されるが、最大周波数は、第3のレベルが生じる周波数によって制限される。最大周波数が低いと、スペクトル密度が小さい。これは、第3のレベルが低い周波数で生じるが、ある用途において、この周波数が非常に低いことから、偏りを平均化できないためである。
一実施形態において、デコーダ40は、偶数のクロックサイクルで状態1を使用し、奇数のクロックサイクルで状態2を使用する。これによっても、第3のレベルにおける平均電流差は、高レベルおよび低レベルにおける電流差間の中間になる。これは、例えば、デコード40内にトグルフリップフロップ(図示せず)を設けることにより実現することができる。この場合、トグルフリップフロップは、入力信号Bが第3のレベルを選択する時にスイッチ46a〜46dを制御するために使用される状態を制御するとともに、各クロックサイクルを切り替える。更に他の実施形態においては、適切に設計されたLFSR(リニア・フィードバック・シフト・レジスタ)等の擬似ランダム発生器を使用して、トグルフリップフロップを切り替えても良い。これらの実施形態の全てにおいて、偏りのスペクトル密度が移行する最大周波数は、第3のレベルが生じる周波数によって制限される。ある用途においては、この周波数が非常に小さいため、偏りを平均化することができない。
他の実施形態においては、前回の入力信号を使用して、第1の段階Iで状態が選択される。すなわち、第3のレベルの入力信号がクロックサイクルで生じ且つ前回のクロックサイクルにおける入力信号が高かった場合、クロックサイクルにおいて第1の状態が選択される。前回のクロックサイクルにおける入力信号が低かった場合には、第2の状態が選択される。前回の入力信号が第3の値を有している場合には、前回のクロックサイクルの状態に対して状態が切り替えられる。高レベルおよび低レベルの両方が同じ頻度で生じるため、これにより、平均して両方の状態が同じ頻度で生じる。状態を選択するこの方法は、例えばデコーダ40内でラッチ(図示せず)を使用することによって実現できる。この場合、ラッチは、入力信号が高かった場合あるいは低かった場合に、前回の入力信号をラッチするとともに、入力信号が中間値をとった場合に、その前回の内容と反対のロジックをラッチする。しかしながら、この方法は、状態が入力信号と関連して、偏りのスペクトル密度の一部が低い周波数で生じるといった欠点を有している。
第1の段階および第2の段階で使用される状態の選択が互いに依存し合っている場合には、偏りのスペクトル密度を更に高い周波数へと移行させることができる。図4は、第1の段階で使用される状態を選択する他の実施形態の結果を示している。この実施形態において、デコーダ40は、中間値が第1の段階で出力され且つ第2の段階で出力される場合、中間値が出力される毎に、選択された状態を交互に切り替える。この交互の実施形態は、様々な方法で実現することができる。例えば、デコーダ40内にトグルフリップフロップ(図示せず)を設けることにより、トグルフリップフロップは、第1の段階および第2の段階の両方で第3のレベルが出力される時にスイッチ46a〜46dを制御するために使用される状態を制御するとともに、第3のレベルが出力される度に切り替える。他の実装は、例えば、データBとは無関係な連続する段階間でトグルさせるトグル信号の使用、および、デジタル入力信号Bが中間値をとらない各クロックサイクルでトグルされるフリップフロップの使用である。この他の実施形態において、使用される状態を選択する信号は、フリップフロップの出力およびトグル信号の排他的論理和を形成することにより形成される。
したがって、クロックサイクルの第1の段階で高い値または低い値が出力される限り、第2の段階でRTZレベルを出力するために使用される状態は、第1の状態と第2の状態との間で単に切り替えられる。クロックサイクルで第3の値が出力されると、第1および第2の段階で異なる状態が使用される。この場合、第1の段階における状態は、最後の前回のクロックサイクルで使用された状態に応じて選択される。
図4において、例えば、介在する第1の段階で第3のレベルの信号が生じない場合、連続する第2の段階で使用される状態が交互に切り替えられる(異なる状態は、僅かに高いレベルおよび僅かに低いレベル52,56から認識できる)。最初のクロックサイクルにおいては、中間値入力信号50が生じる。この最初のクロックサイクルにおいて、第1の状態(高レベルと低レベルとの間の中間のレベルよりも僅かに高いレベル52を有するように示されている)は、第1の段階で出力信号を生成するために使用される。入力信号54の中間値が生じる次のクロックサイクルにおいて、第2の状態(高レベルと低レベルとの間の中間のレベルよりも僅かに高いレベル56を有するように示されている)が使用される。これは、入力信号が中間値50をとる前回のサイクル後に奇数のクロックサイクルが生じたからである。入力信号が中間値58をとる次のクロックサイクルにおいては、第2の状態59が再び使用される。なぜなら、今度は、前回の中間値54の後に偶数のクロックサイクルが生じたからである。
このようにして、連続的に選択された状態のための信号出力は、サンプリング周波数の半分に対応する公称振動周期をもって、デジタル発振器の出力信号を効果的に形成する。この発振器の振動は、デジタル入力信号Bが高い値と低い値との間の第3の値をとる時にそのデジタル入力信号Bに応じて変調される位相である。このようにすると、第1の段階で使用される信号の偏りのスペクト密度は、第2の段階における偏りのスペクトル密度へと変調される。これにより、スペクトル密度が高周波で得られ、そのため、これを更に簡単にフィルタに通過させることができる。これは、第2の段階においてRTZレベルのために使用される状態の選択に起因する偏りのスペクトル密度を犠牲にして達成される。第2の段階においてRTZレベルのために使用される状態がスペクトル密度のデータ部分とは無関係に交互に切り替えられる実施形態と比較して、第2の段階における異なる状態の当然の選択は、低周波へと移行される。しかしながら、このスペクトル密度は、依然として、フィルタを簡単に通過できる周波数のままである。
本発明から逸脱することなく、他の方法で、デジタル入力信号が中間値をとる時に第1の段階Iで使用される状態が、高い周波数のデジタル発振信号の一部を形成できることは言うまでもない。例えば、デジタル入力信号が高い値または低い値をとらない時にクロクサイクルの一部だけでトグルさせる僅かに低い周波数のデジタル発振信号が使用されても良く、あるいは、中間値が出力される連続する第2の段階および第1の段階における状態を連続的に選択するために、高周波擬似ランダム振動が使用されても良い。
図3のデジタル/アナログ変換器は、図1のシグマ・デルタ・アナログ/デジタル変換器との関連で与えられているが、特に状態間の切り替えに起因するエラー信号を抑制するためにフィルタが設けられる場合には、シグマ・デルタ・アナログ/デジタル変換器以外でデジタル/アナログ変換器を使用できることは言うまでもない。しかしながら、フィルタは、暗示的なものであっても構わない。なぜなら、例えばユーザが高周波を聴くことができないオーディオシステムにおいて、エラーは効果が無いからである。デジタル/アナログ変換器は、例えばデジタルオーディオシステムの出力部で使用されても良い。
デジタル変換回路(例えばデジタル・シグマ・デルタ変換器)を使用して、デコーダの入力部にデジタル信号を加える前に、Nビットデジタル信号を、3つの許容された値同士の間で選択する信号に変換することが便利な場合がある。
本発明から逸脱することなく、減算以外の他の手段を使用して、出力信号を生成しても良い。例えば、出力部48a,48bがレジスタを介して共通のノードに接続され、その結果として得られる出力部48a,48b間の差分出力電圧差が出力信号として使用されても良い。2つの電流源44a,44bの代わりに2つの電圧源を使用して、出力信号を生成し、出力電圧を互いに加算或いは減算することにより、出力信号を取得しても良い。
また、3つの可能なデジタル入力値を伴う回路について本発明が例示されているが、本発明は、4つ以上の可能なデジタル入力値を伴う回路、好ましくは2*n+1(nは、任意の正の整数)個の入力値、これらの2*n+1個のレベルの中間のレベルを与えるゼロ復帰値を伴う回路へと簡単に拡張できることは言うまでもない。これは、例えば、更に多くの第2の電流源を第3および第4の電流源と並列に設けるとともに、そのように付加された電流源のいずれかを出力部48a,48bのいずれかに接続する更なるスイッチを設けることにより実現されても良い。しかしながら、本発明を使用する場合、3レベル回路は、隣り合うレベル同士の間の差を正確に較正する必要がないため、3レベル回路が好ましい。
シグマ・デルタ・アナログ/デジタル変換器を示している。 変換器内で生じる信号を示している。 フィードバック信号発生回路を示している。 フィードバック信号を示している。

Claims (6)

  1. −デジタル入力信号の制御下で、少なくとも3つの利用可能なレベルから選択されるアナログ信号レベルを出力するためのアナログ出力部と、
    −第1および第2の信号源と、
    −デジタル入力信号に依存する構成で前記第1および第2の信号源をアナログ出力部に対して接続するように設けられた制御回路と、
    を備え、
    前記制御回路は、デジタル入力が第1または第2の値をそれぞれとる時に、前記信号源のソース信号の寄与度が第1または第2の方向で加算されるように信号源を接続し、制御回路は、デジタル入力信号が第3の値をとる時に、ソース信号を互いに打ち消し、制御回路は、ソース信号が第3の値におけるアナログ信号レベルに寄与する符号を交互に切り替えるとともに、各信号源において両方の符号がほぼ等しい頻度で生じるようにする、電子回路。
  2. 制御回路は、前記符号の前記交互の切り替えに起因する偏差信号のほぼ全てのスペクトル密度が、ゼロ周波数よりも、回路のサンプリング周波数の半分の方に近くなるべく集中するように、符号を交互に切り替える請求項1に記載の電子回路。
  3. 第1および第2の段階を交互に切り替える動作を行なうことができ、制御回路は、第1の段階においては、デジタル入力信号に依存する構成で、信号源をアナログ出力部に対して接続し、制御回路は、第2の段階においては、ソース信号を互いに打ち消し、制御回路は、デジタル入力信号が第3の値をとる第1の段階および第2の段階の少なくとも一部分においてソース信号が寄与する符号を切り替え、第3の値が生じる度に、また、第2の段階の前記少なくとも一部分のうちの任意の部分が生じる度に、符号が切り替えられる請求項1に記載の電子回路。
  4. 第1および第2の端子を有する差動出力部を備え、前記制御回路は、デジタル入力信号が第1の値をとる時に、両方の信号源を第1の端子に対して接続するとともに、デジタル入力信号が第2の値をとる時に、両方の信号源を第2の端子に対して接続し、制御回路は、デジタル入力信号が第3の値をとる時に、第1の状態の第1および第2の信号源を第1および第2の端子のそれぞれに対して接続するとともに、第2の状態の第1および第2の信号源を第1および第2の端子のそれぞれに対して接続し、前記制御回路は、第1および第2の状態がほぼ等しい頻度で生じるように、第1および第2の状態を交互に使用する請求項1に記載の電子回路。
  5. 前記信号源が電流源であり、これらの電流源の寄与が実質的に時定数電流である請求項1に記載の電子回路。
  6. デジタル出力部を有するアナログ/デジタル変換器と、デジタル出力信号から決定されたフィードバック信号をアナログ入力信号から減算する減算回路と、減算結果を量子化する量子化器と、減算回路と量子化器との間に設けられたループフィルタとを備え、前記デジタル/アナログ変換器は、デジタル出力信号からフィードバック信号を生成し、前記ループフィルタは、前記交互の切り替えに起因する偏差信号のスペクトル密度を抑制する請求項1に記載の電子回路。
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