JP2005515138A - 振動や騒音を低減する溝構造を備えたベルトアセンブリを含んだエレベータシステム設計 - Google Patents

振動や騒音を低減する溝構造を備えたベルトアセンブリを含んだエレベータシステム設計 Download PDF

Info

Publication number
JP2005515138A
JP2005515138A JP2003562012A JP2003562012A JP2005515138A JP 2005515138 A JP2005515138 A JP 2005515138A JP 2003562012 A JP2003562012 A JP 2003562012A JP 2003562012 A JP2003562012 A JP 2003562012A JP 2005515138 A JP2005515138 A JP 2005515138A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elevator system
groove
ratio
belt
sheave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003562012A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005515138A5 (ja
Inventor
マーラー,マーク,イー.
ルオ,シャオドン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otis Elevator Co
Original Assignee
Otis Elevator Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Otis Elevator Co filed Critical Otis Elevator Co
Publication of JP2005515138A publication Critical patent/JP2005515138A/ja
Publication of JP2005515138A5 publication Critical patent/JP2005515138A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B7/00Other common features of elevators
    • B66B7/06Arrangements of ropes or cables
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B7/00Other common features of elevators
    • B66B7/06Arrangements of ropes or cables
    • B66B7/062Belts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B11/00Main component parts of lifts in, or associated with, buildings or other structures
    • B66B11/04Driving gear ; Details thereof, e.g. seals
    • B66B11/08Driving gear ; Details thereof, e.g. seals with hoisting rope or cable operated by frictional engagement with a winding drum or sheave

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Abstract

鋼線コードのような複数の細長い荷重保持部材を被覆するジャケットを有したベルトを取り入れたエレベータシステム設計に関する。ジャケットは、上記ベルトの少なくとも一方の側面に間隔をおいて設けられた複数の溝を含む。上記溝の幅と、上記システムの少なくとも駆動シーブの寸法と、が、該溝幅と該シーブ直径との比率が所定の範囲内にあるように選択される。1つの実施例においては、上記比率が望ましくは約0.05よりも小さい。また、望ましくは、上記溝は、該溝がベルトジャケット上のシーブ係合面に接続する溝エッジにおいてフィレットを含む。

Description

本発明は一般にエレベータシステム設計に関する。より具体的には、本発明は、特殊な溝構造を備えたベルトアセンブリを取り入れたエレベータシステム設計方法に関する。
エレベータシステムは、例えば、乗客や荷物を建物内の異なる乗場に運搬するために昇降路内を移動するかごと釣合おもりを通常含む。ロープやベルトのような荷重保持部材は、通常、一連のシーブ上を走行し、かごおよび釣合おもりの荷重を保持する。エレベータシステムに用いられる種々の形式の荷重保持部材が存在する。
荷重保持部材の形式の1つに被覆付鋼線ベルトがある。一般的な構成は、ベルトアセンブリ長さに沿って延びた複数の鋼線コードを含む。ジャケットが上記コードの上に加えられ、上記ベルトアセンブリの外形をなす。幾つかのジャケット付加プロセスは、上記ベルトアセンブリの少なくとも一方の側のジャケット表面に溝を形成する。また、幾つかのプロセスは、ベルト長さに沿ったジャケット外形に対して、鋼線コードの変形や位置的な不規則性をもたらし易い。
図6は、例えば双方の現象を示している。この図から明らかなように、ジャケット200の外形とコード210との間の間隔がベルト長さに沿って変化する。この図から明らかなように、上記コード210は、溝間隔に応じた等しい長さを有する一連のコードセグメントを含むかのように上記ジャケット内に設けられる。説明のために、図6は通常の実際的なコード配置よりも強調した形で示している。幾つかの例においては、ジャケットの外側表面に対するコードの実際の変形や位置的な不規則性を人の目では識別し得ないだろう。
一般的なジャケット付加プロセスが用いられると、このジャケット付加プロセスの間
のコード支持の仕方により、ベルト長さに沿ったジャケット外側表面に対して、コードのジオメトリや構造に変形が起こり易くなる。
上記のような構成は有益であることが判明しているが、改良の余地がある。上記のようなベルトに関連した特有の問題の1つとして、ベルトがエレベータシステム内を走行する時に、ジャケット内の溝やコードの構成は、シーブのような他のシステム部品と相互に作用しあい、不快な騒音や振動を発生してしまうことが挙げられる。例えば、ベルトアセンブリが一定速度で移動する時に、シーブと接触する溝の定常周波数が耳障りな可聴音を発生させる。ジャケット外側表面に対してコード間隔が反復的なパターンで変化することが、上記の騒音発生の一因になると信じられている。
エレベータシステム運転中に振動や不快な騒音の発生を最小限にするか、あるいは、除去する代替的な構成が要求されている。本発明はこの要求に応えるものである。
一般に、本発明はエレベータシステムの運転中に振動や騒音を最小限にするように選択された構造を有する複数の溝を備えたベルトを含んだエレベータシステム設計に関する。
本発明により設計されたエレベータシステムは、例えば、建物内の乗場間において乗客や荷物を運搬するかごを含む。ベルトがかごを保持し、かごの移動を容易にする。このベルトは、該ベルトの少なくとも一方の側面に間隔をおいて設けられた複数の溝を備える。かごの移動にともなって上記ベルトがその上を走行する、少なくとも1つのシーブは、ベルト上の上記溝の幅に対して所定の関係を有するように選択された直径を有する。上記溝幅と上記シーブ直径の比率は、約0.05より小さくなるように選択される。
1つの実施例においては、上記溝幅と上記直径の比率は、約0.001から約0.015の間となるように選択される。
本発明によるエレベータシステム設計方法は、昇降路内でベルトやかごを移動させる役割を担う少なくとも上記駆動シーブの直径を選択する段階を含む。そして、上記溝幅は、該溝幅と上記シーブ直径の比率が約0.05より小さくなるように選択される。本発明のベルトアセンブリが、上記ベルトの長手方向の軸に対してほぼ平行に延びた複数のコードを含む。上記コード上のジャケットが、エレベータシステム運転中の振動や騒音の発生を最小限にするように構成された複数の溝を含む。
もう1つの実施例においては、溝がジャケットのシーブ係合表面の近くにフィレットを備える。上記フィレットの曲率半径は、振動や騒音を最小限にするように他のシステムパラメータに合わせて設定変更可能である。1つの実施例においては、フィレットが約0.1mmから約0.5mmの間にある曲率半径を有する。
当業者であれば、最良の形態が記載された以下の詳細な説明を参照することにより、本発明の様々な特徴や利点を把握することができよう。
図1および図2は、エレベータシステム用に設計されたベルトアセンブリ20を概略的に示す。複数のコード22が、ベルトアセンブリ20の長手方向の軸にほぼ平行に並べられる。1つの実施例においては、コード22は鋼線ワイヤのストランドからなる。
ジャケット24がコード22を被覆する。このジャケット24は、望ましくは、ポリウレタン系の材料を含む。種々の上記材料が市販されており、エレベータベルトアセンブリに利用できることが技術的に知られている。当業者であれば、本明細書を参照することにより、具体的な構成の必要に応じて適切なジャケット材料を選択することができよう。
ジャケット24は、上記ベルトアセンブリ20の外側の幅と厚さとを定める。1つの実施例においては、上記ベルトの上記幅は30mmであり、上記厚さは3mmである。この実施例においては、上記コード22の直径は1.65mmである。上記コード22は、望ましくは、アセンブリの全長に沿って延びる。
ジャケット24は、該ジャケット24の少なくとも一方の側面32に複数の溝30を含む。図示の実施例においては、上記溝は上記ベルトアセンブリの全幅に亘って延びる。
上記溝は、通常公知でありかつ上記ベルトアセンブリ20の形成に適した、幾つかの製造プロセスによって生ずる。図1と図2の実施例においては、エレベータシステム運転中の振動の低減に有用な構造を備える。
図示の実施例においては、上記溝の構造は各溝の各端部に、勾配の緩やかなエッジつまりフィレット34を含み、上記端部において、上記各溝はジャケット外側の側面32に接続する。フィレット34は、ジャケット24の外側表面32に接続するところで急勾配のエッジが通常設けられている一般的な溝設計と異なる。エレベータシステム運転中にベルトが懸架されるシーブに各溝が接触する時に、勾配の緩やかなフィレットは騒音や振動を低減する。
望ましくは、本発明の構成における各々の勾配の緩やかなエッジつまりフィレット34の曲率半径が、上記ベルトアセンブリ20と他のエレベータシステム部品との間の相互作用によって発生する振動の大きさを最小限にするように選択される。曲率半径の選択に影響を及ぼすファクタには、溝30間の距離つまり間隔、各溝の幅W、ジャケット材料の剛性、各溝の深さを通常決定するジャケット材料の厚さ、が含まれる。一般に、より大きな曲率半径を有することが望ましく、これにより、上記ジャケット24の側面32と上記溝30との間の移行部が滑らかになる。本発明のフィレット設計を取り入れたベルトは、約0.1mm〜約0.5mmの範囲内にあるフィレット曲率半径を含む。1つの実施例においては、フィレット34の曲率半径は約0.2mmである、もう1つの実施例においては、この曲率半径は約0.4mmである。
上記フィレット34のもう1つの利点は、ベルトアセンブリ20が駆動シーブ58上を走行する時に、このフィレットが剪断に対する感度を低減させようとすることである。駆動シーブのそれぞれの側には別々の重量が掛かるため、上記ベルトアセンブリ20の一部分は、駆動シーブ58の反対側の他の部分よりも大きな荷重を受けやすくなる。これにより、ジャケット材料24に剪断が生じる。溝30上にフィレット34を設けることにより、上記剪断に対する感度や、エレベータシステム運転中の振動や騒音の発生に与える影響が低減される。
最適な騒音低減特性を実現させるような、上記溝構造とエレベータシステムの他の部品との関係、を生じるように、各溝30の幅Wが望ましくは選択される。図3は、本発明のベルトアセンブリ20を含んだエレベータシステム50の実施例を概略的に示す。もちろん、ロープやベルトがその周囲を走行するシーブを含んだ他の形式のエレベータシステム構成があり、本発明は、説明のために概略的に示した上記実施例のシステム構成に限定されるわけではない。このエレベータシステム50は、一般的な方法で昇降路56内を移動する、一般的な釣合おもり52とかご54を含む。このベルトアセンブリ20はシステム運転中に上記の釣合おもり52とかご54との荷重を保持するように作用する。図示された実施例は、モータ機構60により駆動される駆動シーブ58を含む。従動シーブ62,64,66が、例えば、建物内の乗場の間において乗客や荷物を運搬するために、必要に応じて、昇降路内のかご54や釣合おもり52の所望の移動を容易にする。
上記溝幅Wは、少なくとも、上記システム50の駆動シーブ58の直径と寸法的な関係を有するように選択される。幾つかの構成においては上記システム50内の全てシーブが等しい直径を有し、また、他の構成においては上記システム内に異なるサイズのシーブが存在する。少なくとも、上記溝幅Wと上記駆動シーブ(具体的な構成によっては複数の駆動シーブ)の寸法との関係が、ベルトアセンブリ20の騒音低減特性を最適にするように選択される。
一般に、上記溝30の幅Wが増大すれば、より大きなシーブ直径であることが望ましい。所望の寸法関係を有した構成に比べ、より小さなシーブ直径に対し比較的より大きな溝幅Wにすることが、より大きな振動や騒音を発生させやすいという認識を本発明は取り入れている。
図4は、上記の現象をグラフ70に図示する。第1のプロット72は、上記実施例と一致するベルト寸法を有する構成において発生する振動の大きさを示す。上記プロット72は、上記シーブ直径が75mmのときに発生する振動の大きさである。プロット74は、上記シーブ直径が100mmに増大したときに発生する振動の大きさを示す。プロット76は、上記シーブ直径が125mmにさらに増大したときに発生する振動の大きさを示す。上記プロット72,74,76の各々の最高最低振幅を参照すれば、所定の溝における構造や寸法に対してより大きなシーブ直径にすることで、振動値を最小限にすることができ、従って、エレベータシステム運転中の騒音発生も最も起こりにくくなる。
シーブ直径と溝幅Wとを選択するにあたって考慮しなければならない1つのファクタは、より小さなシーブ直径は、要求されるトルクをより小さくし、モータ機構60を備えた装置をより安価にすることができるため、望ましくもある点である。他方、より大きなシーブ直径は、ベルトアセンブリ20の寿命を増大させやすく、さらに本発明に従って、エレベータシステム運転中に発生する振動や騒音の大きさを低減させやすい。本明細書に記載の利点を把握した当業者であれば、具体的な構成の必要の応じて適切な寸法関係を選択することができよう。
本発明によれば、シーブ直径に対する溝幅Wの比率が0.05より小さいときに、溝幅Wとシーブ直径とが好適な関係になる。本発明の1つの実施例によれば、上記の比率が0.05を上回ると、振動の大きさは許容レベル以上であるとみなされる。また、エレベータかごの移動速度がより低いような実施例においては、具体的なエレベータシステムによっては、より高い比率であっても許容できる場合がある。
図5から明らかなように、溝幅とシーブ直径の比率が増大すると、振動(と騒音)の大きさは増大する。図5のプロット80は、X軸上に溝幅とシーブ直径の比率を取り、Y軸上に振動の振幅を取ったものである。上記の比率が0.008より小さいときには、振動の大きさが実質的に同等になり、この振動レベルではエレベータシステム内においていかなる可聴騒音を発生しなくなるため、該振動レベルは多くの構成において許容可能であるとみなされる。上記の比率が0.008から0.05まで増大すると、上記プロットから明らかなように、振動の大きさはほぼ直線状に増大する。
溝幅とシーブ直径の比率の好適な範囲は、約0.008より小さい範囲である。本明細書においてパラメータの前に「約」という用語が使われるときには、10分の1の桁のおおよそ全範囲に亘って変化する大きさまで含むように解釈されるべきである。例えば、「約0.008」は、0.0071〜0.0089の範囲を少なくとも含むように解釈され、「約0.05」は、0.041〜0.059の範囲を少なくとも含むように解釈されるべきである。
所定のエレベータシステムの詳細に応じて、種々の範囲が用いられるであろう。本明細書に記載の利点を把握した当業者であれば、具体的な構成の必要に応じて最適な比率を選択することができよう。
上記溝幅Wと上記シーブの寸法(つまりシーブ直径)との関係と、溝30上にフィレット34を設けることと、を組み合わせることによって、本発明の構成は、エレベータシステム運転中における振動と騒音の発生を低減することについて大幅な改善を促す。
幾つかの実施例においては、溝30の幅を最小限にすることが望ましい。しかしながら、製造上の公差のため、上記溝30の幅を小さくすることに限界がある点に留意されたい。上記公差は、ジャケット24を形成するよう選択された特定の材料や製造プロセスの工作機械に応じて変化する。
さらに、図5から明らかなように、所定の幅より小さいと、本発明の構成の騒音低減効果が増大することはないと考えられている。
また、最適な騒音低減性能を実現させる各溝30の具体的な幅は、具体的なエレベータシステムの他の特性、例えば全体のベルトアセンブリの寸法やシーブ直径、に応じて変化する。エレベータシステム内のベルトアセンブリ20の移動速度は、最適に選択される溝幅Wに影響を及ぼすもう1つのファクタである。一般に、本発明によれば、より低い範囲にある、溝幅とシーブ直径の比率を、低速よりも高速のエレベータシステムに使用することが望ましい。言い換えれば、エレベータ速度が増加すれば、溝幅とシーブ直径との好適な比率は減少する。同様に、エレベータ速度が減少すれば、溝幅とシーブ直径の比率の許容範囲は上昇する。本明細書に記載の上記利点を把握した当業者であれば、具体的な構成における騒音低減特性を最適化するために、適切な溝幅Wとシーブ直径を選択できよう。
上述の記載は、本質的に例示的なものであり、限定的なものではない。当業者であれば、開示された実施例から、本明細書の趣旨から逸脱することのない変更や改良を想到することができよう。本発明に付与される法的な保護範囲は、添付の請求項を検討することによって定められる。
本発明の態様に従って設計されたベルトアセンブリの一部分を示した概略図。 図1の線2−2に沿って破断した断面図。 本発明の態様に従って設計されたエレベータシステムを示した概略図。 エレベータシステム設計に対する本発明のアプローチの特徴を示した図。 溝幅の寸法とシーブ直径の寸法との間の関係に影響をもたらす振動を示した図。 従来技術のベルトを示した概略図。

Claims (17)

  1. 少なくとも1つの駆動シーブ上を走行する一方の側面に複数の溝を備えた、ベルトを有したエレベータシステムの設計方法であって、
    少なくとも上記駆動シーブの直径を選択する段階と、
    上記シーブ直径との比率が約0.05より小さくなるようにベルト上の溝幅を選択する段階と、
    を含んだエレベータシステムの設計方法。
  2. 上記比率が約0.015より小さくなるように上記シーブ直径と上記溝幅とを選択する段階を含んだ請求項1に記載のエレベータシステムの設計方法。
  3. 上記比率が約0.008より小さくなるように上記シーブ直径と上記溝幅とを選択する段階を含んだ請求項1に記載のエレベータシステムの設計方法。
  4. 上記比率が0.001から0.015の間であるように上記シーブ直径と上記溝幅とを選択する段階を含んだ請求項1に記載のエレベータシステムの設計方法。
  5. 溝幅とシーブ直径の上記比率をエレベータかごの走行予想速度に基づいて選択する段階を含んだ請求項1に記載のエレベータシステムの設計方法。
  6. 上記予想速度が第1の速度であるときに、第1の範囲内となるように上記比率を選択する段階と、
    上記予想速度がより低速度の第2の速度であるときに、より大きな第2の範囲内となるように上記比率を選択する段階と、
    を含んだ請求項5に記載のエレベータシステムの設計方法。
  7. 上記予想速度が概ね1m/sであり、かつ、上記比率が約0.008より小さくなるように上記シーブ直径と上記溝幅とを選択する段階を含んだ請求項5に記載のエレベータシステムの設計方法。
  8. 各溝のエッジにフィレットを設ける段階を含んだ請求項1に記載のエレベータシステムの設計方法。
  9. かごと、
    上記かごを保持しかつ上記かごの移動を容易にし、かつ、少なくとも一方の側面上に間隔をおいて設けられた複数の溝を備えた、ベルトと、
    上記かごの移動にともなって上記ベルトが走行し、かつ、上記ベルト上の上記溝の幅との比率が約0.05より小さくなるように上記溝の幅との関係を有する直径を有した、少なくとも1つのシーブと、
    を備えたエレベータシステム。
  10. 上記比率が約0.015より小さくなることを特徴とする請求項9に記載のエレベータシステム。
  11. 上記比率が約0.008より小さくなることを特徴とする請求項9に記載のエレベータシステム。
  12. 上記比率が0.001から0.015の間であることを特徴とする請求項9に記載のエレベータシステム。
  13. 各溝のエッジにフィレットを備えた請求項9に記載のエレベータシステム。
  14. 上記フィレットの各々が、約0.1mmから約0.5mmの間にある曲率半径を有することを特徴とする請求項13に記載のエレベータシステム。
  15. ベルトの長手方向の軸に実質的に平行に並べられた複数のコードと、
    上記コード上にジャケットと、
    を備え、かつ、
    上記ジャケットは、該ジャケットの少なくとも一方の側面上に、長手方向に間隔をおいて設けられた複数の溝を備え、
    上記溝は、上記ジャケットの上記一方の側面の近くにフィレットを備えることを特徴とする、エレベータベルトアセンブリ。
  16. 各フィレットは、等しい曲率半径を有することを特徴とする請求項15に記載のエレベータベルトアセンブリ。
  17. 各フィレットは、約0.1mmから約0.5mmの間にある曲率半径を有することを特徴とする請求項15に記載のエレベータベルトアセンブリ。
JP2003562012A 2002-01-16 2003-01-15 振動や騒音を低減する溝構造を備えたベルトアセンブリを含んだエレベータシステム設計 Pending JP2005515138A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US34905702P 2002-01-16 2002-01-16
PCT/US2003/001148 WO2003062117A1 (en) 2002-01-16 2003-01-15 Elevator system design including a belt assembly with a vibration and noise reducing groove configuration

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005515138A true JP2005515138A (ja) 2005-05-26
JP2005515138A5 JP2005515138A5 (ja) 2005-12-22

Family

ID=27613243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003562012A Pending JP2005515138A (ja) 2002-01-16 2003-01-15 振動や騒音を低減する溝構造を備えたベルトアセンブリを含んだエレベータシステム設計

Country Status (7)

Country Link
US (1) US7748501B2 (ja)
JP (1) JP2005515138A (ja)
KR (1) KR101000147B1 (ja)
CN (2) CN101269774B (ja)
DE (1) DE10392211T5 (ja)
HK (2) HK1076089A1 (ja)
WO (1) WO2003062117A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019034813A (ja) * 2017-08-15 2019-03-07 ジャン ミンジョンJANG, Min Jeong エレベーター用バランスロープ{Balancing Rope for Elevator}

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE502004000538D1 (de) * 2004-01-06 2006-06-14 Inventio Ag Aufzugsanlage
JP5972451B2 (ja) 2012-05-04 2016-08-17 オーチス エレベータ カンパニーOtis Elevator Company エレベータシーブ上へ基材を貼付するための方法および装置
ES2624221T3 (es) 2013-02-14 2017-07-13 Kone Corporation Un ascensor
EP2990370B1 (en) * 2014-09-01 2017-06-14 KONE Corporation Elevator
KR102453328B1 (ko) * 2015-12-08 2022-10-12 주식회사 만도 전동식 동력 보조 조향장치
KR101641160B1 (ko) * 2016-02-05 2016-07-20 유금범 양식물 분리 및 세척장치
US10926976B2 (en) * 2018-06-18 2021-02-23 Otis Elevator Company Belt with corrugated material
CN112645193B (zh) * 2020-12-30 2024-10-22 苏州帝奥电梯有限公司 一种直角开门电梯轿底

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2728239A (en) * 1953-08-12 1955-12-27 Raybestos Manhattan Inc Power transmission drive and belt therefor
US4410314A (en) 1982-02-11 1983-10-18 Dayco Corporation Endless power transmission V-belt construction and method of making the same
US4647278A (en) * 1986-02-11 1987-03-03 Dayco Corporation Endless power transmission belt construction and method of making the same
US4722722A (en) 1986-06-27 1988-02-02 Jepmar Research Rotatable drive member formed from injection molded plastics material with preform insert
US4976662A (en) * 1988-02-05 1990-12-11 Dayco Products, Inc. Endless power transmission belt construction and method of making the same
EP0356798B1 (en) * 1988-08-12 1993-12-29 Bando Chemical Industries, Limited Flat belt and pulley transmission
JPH0441140A (ja) 1990-06-05 1992-02-12 Sekisui Chem Co Ltd ワークの組立作業における作業指示システム
JPH04345484A (ja) * 1991-05-22 1992-12-01 Mitsubishi Electric Corp 平形エレベーターケーブル
US5308291A (en) * 1992-10-16 1994-05-03 Dayco Products, Inc. Belt construction, the combination of the belt construction and a pulley and methods of making the same
JP2853730B2 (ja) * 1995-03-08 1999-02-03 日本メクトロン株式会社 平ベルト
EP0948453B1 (en) * 1996-12-30 2003-03-19 Kone Corporation Elevator rope arrangement
FI109596B (fi) * 1997-01-23 2002-09-13 Kone Corp Hissin käyttökoneisto ja hissi
US6401871B2 (en) * 1998-02-26 2002-06-11 Otis Elevator Company Tension member for an elevator
JPH11220290A (ja) * 1998-02-03 1999-08-10 Taiyo Yuden Co Ltd チップ部品取込装置
CN1222656C (zh) 1998-12-22 2005-10-12 奥蒂斯电梯公司 电梯的拉力构件
US6419208B1 (en) * 1999-04-01 2002-07-16 Otis Elevator Company Elevator sheave for use with flat ropes
GB2349113B (en) * 1999-04-21 2003-07-02 Gates Corp Wear resistant belts and a process for their manufacture
CN2469244Y (zh) * 2001-02-23 2002-01-02 伏建元 联组圆弧齿形v带
US7670240B2 (en) * 2001-10-04 2010-03-02 Otis Elevator Company Elevator belt assembly with noise reducing groove arrangement
JP4345484B2 (ja) 2004-01-06 2009-10-14 いすゞ自動車株式会社 排気ガス浄化方法及び排気ガス浄化システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019034813A (ja) * 2017-08-15 2019-03-07 ジャン ミンジョンJANG, Min Jeong エレベーター用バランスロープ{Balancing Rope for Elevator}

Also Published As

Publication number Publication date
HK1076089A1 (en) 2006-01-06
HK1121727A1 (en) 2009-04-30
US7748501B2 (en) 2010-07-06
CN100415627C (zh) 2008-09-03
WO2003062117A1 (en) 2003-07-31
DE10392211T5 (de) 2005-02-10
KR101000147B1 (ko) 2010-12-10
CN101269774A (zh) 2008-09-24
CN101269774B (zh) 2011-04-20
KR20040071324A (ko) 2004-08-11
US20050103573A1 (en) 2005-05-19
CN1615268A (zh) 2005-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5068729B2 (ja) エレベータベルトアセンブリ
CN1902119B (zh) 电梯设备
JP2003221176A (ja) エレベータ
US10336581B2 (en) System and method for reducing belt noise
JP2001139267A (ja) 合成繊維ロープを駆動するためのロープ駆動要素
US10294079B2 (en) Idler or deflector sheave for elevator system
KR20100127320A (ko) 엘리베이터
JP4346553B2 (ja) 騒音を低減する溝構成を有するエレベーターベルトアセンブリー
EP3255007B1 (en) Elevator rope, elevator arrangement and elevator
EP3243785A1 (en) Rope, elevator arrangement and elevator
JP2005515138A (ja) 振動や騒音を低減する溝構造を備えたベルトアセンブリを含んだエレベータシステム設計
JP4861983B2 (ja) エレベータシステムにおいて使用する綱車
JP2005529043A (ja) コーティングされた巻上ロープを設けたエレベータ
WO2014142987A1 (en) Traction sheave for elevator system
JP4756850B2 (ja) 乗客コンベアの手摺機構
JPWO2011070648A1 (ja) エレベータ用ロープ
JPS6052073B2 (ja) エレベ−タ用シ−ブ
CN116745231A (zh) 电梯的设计方法以及电梯
JP2001341637A (ja) 懸垂型交通用システムの桁構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090707

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091005

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100112