JP2005514591A - 毛細管および微細溝のアレイの光ガイド照射を備えた分析装置 - Google Patents

毛細管および微細溝のアレイの光ガイド照射を備えた分析装置 Download PDF

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Abstract

泳動媒体で満たされた複数の導管を有する光ガイドを具備する分析セルに関する。媒体、光ガイドおよび周囲の媒体は、光ガイドに入射する光が導管のほぼ均一な照射を行うために、光ガイド内部で内部反射されるように選択される屈折率を有する。

Description

本発明は、生物学的高分子を検出するための方法および装置に関する。
たとえば、核酸および蛋白質などの生物学的高分子を分析するために技術は、医薬および遺伝子の分野でますます重要になっている。生体分子を分析するための技術を十分に容認しているものは、ゲル電気泳動である。ゲル電気泳動において、電圧が、通常は液体緩衝液またはポリマーゲルである媒体の少なくとも1つの長さ寸法にわたって印加される。蛍光体で印を付けた試料が媒体に導入され、試料の成分が個別の電気移動度に応じて、印加される電界の影響を受けて分離する。蛍光ラベルの付いた成分はレーザビームによって照射されるステーションを通り過ぎて媒体の長さ寸法にわたって移動する。照射された成分からの励起された蛍光放射は、時間の関数として検出器によって捕捉され、所定の分析情報を符号化するエレクトロフェログラムを作成する。
電気泳動装置は、種々の形式で市販されている。伝統的に、分離は、2枚のガラス板の間にあるゲルシートまたはスラブゲルから構成される架橋ポリマーマトリックスから構成される媒体で行われる。より高い電圧の印加を可能にし、電気泳動電流によって生成される熱を除去し、より高いスループットを実現するために、媒体は、狭いガラスの毛細管に閉じ込められてもよい。ガラスまたはプラスチックの平面状の積層基板に作成された微細溝も、媒体用の導管として用いられている。
高いスループットの分析装置において、本願明細書では試料導管と呼ぶ毛細管または微細溝は実質的に平面のアレイに配置されるため、多くの試料を同時に処理することができる。アレイ中の毛細管または微細溝を照射するために、単独レーザまたは少数のレーザが用いられる場合には、アレイ形式が最も効率的である。各導管中の媒体はレーザパワーのほんの一部のみを吸収するため、大半の装置はレーザビーム出力の光軸が導管の長手軸とほぼ同一平面にあり、導管の長手軸に対して垂直である。単独レーザビームまたは場合によっては対向する二重ビームが、実質的に平面のアレイにおける第1の導管の壁に垂直に当たり、その中にある蛍光ラベルの付いた試料を照射し、第1の導管から出て、第2の導管に伝搬するなどである。この技術は少数の導管を有するアレイの場合には一般的に成功しているが、アレイ中の導管の数が増大するにつれて、ますます実行不可能になっている。ビーム経路中の種々の材料(たとえば、ガラス、媒体、空気)はそれぞれ、独自の屈折率を有するほか、非常に多数の面を有し、きわめて複雑な光学系を形成する。複数の面におけるビームの反射および屈折は、ビームを導管による直接通路からそらし、各導管への光の効率的かつ均一な送出を厄介にしている。
平面アレイの各導管からの信号を測定するために、単独の検出器(または同一の検出器素子のアレイ)を用いた経済的な手法により、照射の相対的な均一性が必要である。したがって、励起強度に比例して、各導管からの信号が同一レベルの感度およびダイナミックレンジによって検出される。この構成では、非均一な照射は、望ましくない矛盾を決定づけることになる。たとえば、相対的に不十分に照射される導管における最大感度を実現するために、レーザビームの強度を調整することは、他のより十分に照射される導管の信号によって検出器の飽和を生じる可能性があるため、より十分に照射される導管のダイナミックレンジを制限する。したがって、アレイの性能は、すべての導管が同一強度の励起光を受信することを保証することによって最適化される。
これらのシステムのそれぞれにおいて、導管のアレイは、逐次光学系として処理され、1つの導管から通過する光エネルギーのすべてまたは大部分がアレイ中の次の連続する導管に当たる。これらの系は、光学的位置ずれにきわめて敏感であり、きわめて高い許容差へ組立てられる必要があるため、製作歩留りはきわめて低いと予想される。さらに、分析装置において反復的に操作され、設置される場合には、この繊細な光学系に位置ずれが生じやすいと推測される。
光学素子としての導管の扱いはまた、用いられる材料の光学特性に応じて、その幾何構成に制約が設けられる。たとえば、密集構成の毛細管の場合には、毛細管の内径および外径の比は、毛細管壁の屈折率、閉じ込められた媒体および周囲の媒体に応じて、特定の範囲に制限される。これらの範囲外の径を有する毛細管は、1つの毛細管から次の毛細管にビームを効率的に伝送することができないと推測される。光学的な位置合せは、微細溝状アレイの場合には、深刻な問題ではなく、基板上で互いから等距離に正確に配置されることができる。しかし、基板に微細溝を形成するために用いられる型押しおよび科学的なエッチング工程は、アレイの平面または光源に対して垂直でない丸みを帯びた壁を形成する。カバーシートで密閉され、ポリマー媒体で満たされたとき、各微細溝は、ビームを平面外に累積に偏向させるプリズム状の光学構造物を形成することができ、微細溝の大部分を不十分に照射したままとなる。
アレイ照射のこれまでの提案は、照射強度または均一性において許容可能でない矛盾を生じていたか、または光学的位置合せにおいて阻止に値する要件を有していた。
一実施形態において、本発明は、分析物の検出のための分析セルである。セルは、中を通って延在している導管のアレイを有する細長い光ガイドを具備している。導管は、泳動媒体を支持するために構成される。光ガイドおよびその周囲の媒体は、光ガイドに入射する光が導管を照射するために光ガイド内部で内部反射されるように選択された屈折率を有する。
第2の実施形態において、本発明は、基板上にカバーを具備する分析セルである。基板は、実質的に平行な溝のアレイを具備し、溝が実質的に同一平面にあり、泳動媒体を支持するように構成される。泳動媒体、基板、カバーおよび周囲の媒体は、カバーが基板上に配置されるときに、光ガイドが形成され、光ガイドに入射する光が溝を照射するために光ガイド内部で内部全反射されるように選択された屈折率を有する。
第3の実施形態において、本発明は、細長い光ガイドを具備する分析装置である。光ガイドは、泳動媒体を支持するように構成された実質的に平行な溝のアレイを備えた基板を具備し、溝が実質的に同一平面にあり、第1の方向における長手軸と、基板上のカバーと、を有している。光源は光ガイドの外側に配置され、光源は溝の長手軸と実質的に同一平面にあり、溝の長手軸に対して垂直である光軸を有する光ビームを放射する。泳動媒体、基板、カバーおよび基板を包囲する媒体は、光源によって放射される光が溝を照射するために光ガイド内部で内部全反射されるように選択された屈折率を有する。
第4の実施形態において、本発明は、
(a)(1)複数の実質的に平行な溝を備えた基板であって、溝が実質的に同一平面にあり、泳動媒体を支持するように構成され、第1の方向に長手軸を有することと、(2)基板上のカバーであり、泳動媒体、基板、カバーおよび基板を包囲する媒体は、カバーが基板上に配置されるときに、光ガイドが形成され、光ガイドに入射する光が溝を照射するために光ガイド内部で内部反射されるように選択された屈折率を有することと、を含む分析セルを提供するステップと、
(b)溝において泳動媒体上に試料を配置するステップであり、試料が蛍光ラベルの付いた分析物を含むステップと、
(c)溝において分析物を移動させるために、第1の方向にわたって電界を印加するステップと、
(d)溝の平面と実質的に同一平面にあり、第1の方向に対して垂直である第2の方向に沿って光軸を有する光ビームによって光ガイドを照射するステップであり、光ガイドに入射する光が各溝の少なくとも一部を照射するために、光ガイド内部で内部全反射されるステップと、
(e)分析物からの放射を検出するステップと、を含む分析方法である。
第5の実施形態において、本発明は、固体光ガイドを具備する分析セルである。光ガイドは、第1の内面を備えた第1の壁と、第2の内面を備えた第2の壁と、第2の壁が第1の壁に対向し、第2の内面が第1の内面に面し、第3の内面を備えた第3の壁と、第3の壁に対向する第4の壁と、壁のうちの少なくとも1つに隣接する周囲の媒体と、を具備している。光ガイドは、泳動媒体を支持するように構成された複数の毛細管をさらに具備し、毛細管が光ガイド内部で少なくとも部分的に囲まれるアレイに固定され、毛細管の長手軸が実質的に平行かつ同一平面にある。泳動媒体、毛細管、光ガイドおよび周囲の媒体は、光ガイドに入射する光が毛細管を照射するために光ガイド内部の内面で内部反射されるように選択される屈折率を有する。
第6の実施形態において、本発明は、光ガイドを具備する分析セルである。光ガイドは、複数の実質的に平行な溝を備えた基板と、溝が実質的に同一平面にあり、実質的にアーチ形の断面を有し、基板中の溝に対応する実質的に平行な溝のアレイを具備するカバーと、を具備し、カバー中の溝が実質的に同一平面にあり、実質的にアーチ形の断面を有する。複数の毛細管は基板とカバーとの間の溝に存在し、毛細管は実質的に円形の断面を有し、毛細管の長手軸が第1の方向に延在して、実質的に同一平面のアレイを形成し、毛細管は泳動媒体を支持するように構成される。泳動媒体、毛細管、基板、カバーおよび基板に接する媒体は、第1の方向と実質的に同一平面にあり、第1の方向に対して垂直である第2の方向から光ガイドに入射する光がアレイを照射するために光ガイド内部で内部全反射されるように選択された屈折率を有する。
第7の実施形態において、本発明は、光ガイドを具備する分析装置である。光ガイドは、複数の実質的に平行な溝を備えた基板と、溝が実質的に同一平面にあり、実質的にアーチ形の断面を有し、(2)基板中の溝に対応する複数の実質的に平行な溝のアレイを具備するカバーと、を具備し、カバー中の溝が実質的に同一平面にあり、実質的にアーチ形の断面を有する。複数の毛細管は基板とカバーとの間の溝に存在し、毛細管は実質的に円形の断面を有し、毛細管の長手軸が第1の方向に延在して、実質的に同一平面のアレイを形成し、毛細管は泳動媒体を支持するように構成される。光源は光ガイドの外側に配置され、光源はアレイ中の毛細管の長手軸とほぼ同一平面にあり、長手軸に対して垂直である光軸を有するビームを放射する。泳動媒体、毛細管、基板、カバーおよび基板に接する媒体は、光源によって照射される光がアレイを照射するために光ガイド内部で内部全反射されるように選択された屈折率を有する。
第8の実施形態において、本発明は、
(1)(a)(1)複数の実質的に平行な溝を備えた基板であって、溝が実質的に同一平面にあり、実質的にアーチ形の断面を有する基板および(2)基板中の溝に対応する複数の実質的に平行な溝を具備するカバーであり、カバー中の溝が実質的に同一平面にあり、実質的にアーチ形の断面を有するカバーと、を具備する光ガイドおよび
(b)基板とカバーとの間の溝にある複数の毛細管であり、実質的に円形の断面を有する毛細管であり、毛細管の長手軸が第1の方向に延在して、実質的に同一平面のアレイを形成し、泳動媒体を支持するように構成される毛細管
を具備する分析セルを提供するステップと、
(2)アレイにおける各毛細管中の泳動媒体に試料を配置するステップであり、試料は蛍光ラベルの付いた分析物を含むステップと、
(3)アレイにおける毛細管中で分析物を移動させるために第1の方向にわたって電界を印加するステップと、
(4)アレイの平面と実質的に同一平面にあり、第1の方向に対して垂直である第2の方向に沿って光軸を有する光ビームによって光ガイドを照射するステップであり、光ガイドに入射する光がアレイの少なくとも一部を照射するために、光ガイド内部で内部全反射されるステップと、
(5)検出器によって分析物からの放射を検出するステップと、を含む分析方法である。
第9の実施形態において、本発明は、(a)細長い光ガイドと、(b)光ガイド中の導管のアレイであり、導管が泳動媒体を支持するように構成されるアレイと、(c)光ガイドに光学的に結合される光源であって、光源によって放射された光が、導管を照射するために、光ガイド内部で内部全反射されるように光ガイドがその周囲の媒体より大きな屈折率を有するような光源と、(d)導管に光学的に結合される検出器と、を具備する1つ以上の蛍光ラベルの付いた分析物の検出のための分析物分離装置である。
本発明に関して、均一な照射は、単独の毛細管の直接照射に対して、強度における相当の損失で実現される。さらに、本発明は、たとえば、光源の位置ずれ、アレイ中の導管の位置ずれおよびチャネルの斜面の変動をはじめとする製作および動作における誤差にきわめて肝要である。
本発明の1つ以上の実施形態の詳細は、添付図面および以下の詳細に記載される。本発明の他の特徴、目的および利点は、詳細および図面、ならびに特許請求の範囲から明白であると思われる。
種々の図面における類似の参照符号は、類似の要素を指す。
図1Aは、本発明の分析装置の実施形態に関する主な特徴を示している。一般に、本発明の分析装置10は、3つの主要な構成要素、すなわち光源12、分析セル14および検出器16を具備している。
図1Aを参照すると、一実施形態において、セル14は、実質的に平行な長手軸を有する複数の導管18を具備している。導管18は、実質的に同一平面のアレイに配置され、泳動媒体(図1Aには図示せず)で満たされる。蛍光ラベルの付いた試料が泳動媒体に配置され、電界が導管の長手軸に平行な方向にわたって印加されるとき、試料の成分が導管に沿って泳動し、一連の蛍光ラベルの付いた分析物に分離される。選択された分析物が蛍光検出セル14に入るとき、光源12から放射される光ビームがセル14を照射する。光源12からのビームは、一般的に導管18の平面にあり、その長手軸に対して垂直である光軸を有する。光源12からの光がセル14に入射するとき、光は、導管18のそれぞれを照射するために、セル14内部で内部全反射される。セル14が入射光の相当部分を保持し、アレイにおける導管のそれぞれに効率的に分配する光ガイドとして機能する。分析物からの蛍光放射は、検出器16によって検出され、試料の成分に関連する分析情報を提供する。検出器16は、1つ以上の以下の素子、すなわちセル14から光を集光するためのレンズおよび光学素子、光の空間的基点にわたって正確な制御を行うためのアパーチャ、放射光のスペクトル分解のための回折格子またはプリズムおよび電化結合素子(CCD)カメラなどの2次元光検出器を具備していてもよい。
図1Bに示されているように、セル14の屈折率は、光源12からの13を特定の体積に閉じ込めるために、周囲の媒体に対して選択されてもよい。この体積における光強度(パワー/単位体積)は、アレイにおける各導管18の選択された部分を照射し、各導管のその選択された部分における分析物が蛍光を発するのに十分である。次に、分析物からの蛍光放射17が照射される体積から出て、検出器16(図1Bには図示せず)によって検出される。所望のアレイサイズ、スループットおよび解像度を有する分析装置を提供するために、照射される体積の形状および寸法は、入射光を含むように制御されることができる。
図2Aを参照すると、分析セル114の実施形態の断面図が示されている。セル114は、その深さd(x方向に沿って測定)より実質的に大きい長さl(図2Aにおけるz方向に沿って測定)を有する実質的に矩形の断面を備えたブロック状の形状を有する。セル114は、等しい高さhおよび幅wを有する実質的に正方形の断面形状を有する3本の導管118を具備している。導管118の長手軸は実質的に等しいピッチpで互いに実質的に平行であり、導管は実質的に同一平面のアレイに配置される。各導管118は、一般にたとえば、ポリアクリルアミドなどのポリマーゲルである泳動媒体120で満たされる。
図2Aに示される実施形態において、セル114は、第1の内面124を有する第1の壁122のほか、第1の内面124に面する第2の内面128を有し、実質的に平行かつ対向する第2の壁126を具備している。セル114は、第1および第2の壁122、126の平面に略垂直である第3の壁130をさらに具備している。第3の壁130は、内面132を有する。内面124、128、132のいずれかは、セル114に戻るように光を反射するために、鏡面であってもよく、少なくとも部分的に反射性であってもよい。面132の少なくとも一部はミラーであることが好ましい。
光源112は、通常はレーザであり、z方向に沿って、一般に導管118の平面において光軸を有する光ビーム113を放射する。光源112はセル114から距離szであり、光ビーム113は、第4の面134でセル114に入射し、アレイにおける第1の導管に達するまでz方向に沿って所定の距離(本願明細書では「アトリウム」と呼び、aで表す)だけ進む。
アレイにおける導管118のすべてを実質的に均一に照射することができるようにするために、セル114に入射する光線は、内部反射され、セル114に依然として閉じ込められたままである。セル114における内部反射は、たとえば、セル114、泳動媒体120およびセル114の少なくとも1つの壁に隣接する周囲の媒体140に関して、ビーム波長で適切な屈折率を有する材料の選択によって実現される。アレイにおけるすべての導管の最も均一な照射を実現するために、セル114および泳動媒体120の屈折率が整合するか、または少なくとも可能な限り類似であるものとすることが好ましい。これにより、入射光線が当たる面の拡散効果を低減する。セル114は、光源112によって放射される光の波長で透明または半透明であり、試料の蛍光体の波長で背景蛍光が低い材料から構成されることが好ましい。セル114は通常、ガラスまたはプラスチックのブロックであるが、光源112によって放射される波長、泳動媒体120および周囲の媒体140の屈折率、材料の蛍光特性に応じて、当業者は多種多様な材料を選択することが可能である。セル114用の適切な材料としては、たとえば、溶融石英ガラス、ホウケイ酸ガラス、ポリカーボネートポリメチルメタクリレート、ポリメチルペンテンおよびシクロオレフィンコポリマーが挙げられる。
セル114における実質的な内部反射はまた、セルの形状および寸法(長さ(l)および深さ(d))を選択することによって実現される。図2Aに示されているセル114の長さおよび深さは、ブロック状の形状を提供するように選択されているが、所期の用途に応じて、多くの他の形状および長さおよび/または深さの変化もセル114のために用いてもよい。たとえば、ブロック状の形状において、セルの深さdが増大すると、アレイの照射の全体レベルは一般に減少する。しかし、深さdがほぼ導管の寸法まで減少すると、光源に最も近い導管の照度は、光源から最も遠い導管の照度より著しく大きくなる、すなわちアレイの照射外形がさらに非均一となる。たとえば、深さ200μmのセルにおいて240μmのピッチで離隔された外径120μmの丸い断面の毛細管の場合には、照度は、104個の毛細管からなるアレイにわたって約25%変化する。セルの厚さが300μmに増大する場合には、照度の変化は約6%まで低減するが、強度の損失は約25%である。したがって、上述の材料の検討に加えて、特定の分析または特定の検出器の感度レベルに必要とされる所定の照射レベルおよび照射外形を提供するように、セルの全体寸法を選択してもよい。
セル114の全体形状も、所望の照射レベルおよび照射外形に応じて、種々に変化してもよい。たとえば、図2Bは、略台形の断面形状を有するセル114Aを示している。セル114Aは、等しい高さhおよび幅wを有するほぼ正方形の断面形状を有する3本の導管118Aを具備している。導管118Aの長手軸は実質的に等しいピッチで互いにほぼ平行であり、導管はほぼ同一平面のアレイに配置される。各導管118Aは、泳動媒体120Aで満たされる。
セル114Aは、第1の内面124Aを有する第1の壁122Aのほか、第1の内面124Aに面する第2の内面128Aを有し、対向する第2の壁126Aを具備している。第1の壁122Aおよび第2の壁126Aはそれぞれ、角度β1、β2で徐々に発散する。セル114Aは、反射性の内面132Aを有することが好ましい第3の壁130Aをさらに具備している。光源112Aは、z方向に沿って、一般に導管118Aの平面においてその長手軸に対して実質的に垂直である光軸を有する光ビーム113Aを放射する。光ビーム113Aは、第4の面134Aでセル114Aに入射する。面134Aは、対向する面130Aの深さd2より小さい深さd1を有する。この台形の断面形状は、一般にセル114Aから屈折される光を再捕捉しやすく、光源112Aから最も遠い導管のより均一な照射を提供しやすい。たとえば、セル114Aの屈折率または周囲の媒体の屈折率が、特定の材料に限定されるとき、セル114Aと泳動媒体118Aとの間に屈折率の大きな不整合がある場合には、台形形状はより多くのオプションを提供する。
セルと周囲の媒体との間の界面における屈折率の差は、光源からセルの本体に光を閉じ込める。周囲の媒体は空気であることが好ましい。しかし、周囲の媒体の屈折率はまた、特定の照射レベルまたは照射外形を提供するために選択されてもよく、セルのために選択された材料のほか、その寸法に影響を及ぼしてもよい。たとえば、セル114は、選択した屈折率の液体媒体または固体媒体に配置されてもよく、セル用の材料および特定の分析用の用途のための泳動媒体に関する選択により大きな自由度を与えることができるほか、特定の検出器のダイナミックレンジに適合させることができる。
図3を参照すると、代表的な光線113A、113Bが、非平行光線光源112によって放射され、セルの第4の面134を通ってセル114に入射する。たとえば、光線113Bは、第1の内面128で内部反射され、アレイにおける導管118Cを照射し、反射性の第3の内面132でセルに戻るように反射される。第3の内面132における反射の後、光線113Bは、第2の内面124で再び反射され、アレイにおける導管118Aを照射し、第4の面134でセル114から出射する。周囲のセル114の内部反射により、アレイにおけるすべての導管をより均一に照射するために、セルに入射する光エネルギーをきわめて効率的に利用することができる。
図4を参照すると、本発明の別の実施形態は、二部構成の蛍光セル150を備えていることを示している。セル150は、微細構造基板152および実質的に平坦なカバー154を具備する。カバー154は、基板152と同一の材料から構成されてもよく、異なる材料から構成されてもよい。基板152は、その中に微細溝156のアレイを機械加工または型押ししている。微細溝156の長手軸は実質的に平行であり、微細溝はアレイにおいて実質的に均一であり、同一平面にある。微細溝156は、泳動媒体158で満たされる。カバーが矢印Aの方向に移動されて基板152上に配置されると、セル150は光ガイドとなる。基板152に入射する光源160からの光162は、アレイにおける微細溝156を実質的に均一に照射するために、基板152およびカバー154の内面で内部反射される。図4に示されていない別の実施形態において、微細溝156用に多種多様な断面形状を形成するために、基板およびカバーの両方に微細構造が設けられていてもよい。
上述したように、一般的な電気泳動装置の多くは、高いスループット手順のために毛細管のアレイを用いている。図5を参照すると、毛細管のアレイを光ガイド構造物に挿入して、アレイにおける個別の毛細管の照射の均一性を実質的に向上させる分析セルを作製することができる。図5に示される電気泳動分析システム210において、泳動媒体220を満たされた一連の毛細管218から被覆211が除去される。毛細管218の剥ぎ取られた裸の先端がブロック上の光ガイドセル214に適切に形成された通路215に挿入され、ほぼ同一平面のアレイを形成する。毛細管218の長手軸は、実質的に平行である。光源212から放射された光ビーム213は、毛細管218を均一に照射するために、セル214に入射し、セルを通過する蛍光ラベルの付いた分析物から蛍光を励起する。毛細管218における分析物に関する分析データを得るために、この蛍光は検出器(図示せず)によって検出される。
図6を参照すると、蛍光セル214の実施形態の断面図が示されている。セル214は、その深さd(x方向に沿って測定)より実質的に大きい長さl(図6におけるz方向に沿って測定)を有する実質的に矩形の断面を備えたブロック状の形状を有する。セル214は、選択された内径(ID)および外径(OD)を有する実質的に円形の断面形状を有する3本の毛細管218を具備している。毛細管218の長手軸は実質的に等しいピッチpで互いに実質的に平行であり、毛細管は実質的に同一平面のアレイに配置される。各毛細管218は、一般にポリマーゲルである泳動媒体220で満たされる。
セル214は、第1の内面224を有する第1の壁222のほか、第1の内面224に面する第2の内面228を有し、実質的に平行かつ対向する第2の壁226を具備している。セル214は、第1および第2の壁222、226の平面に略垂直である第3の壁230をさらに具備している。第3の壁230は、内面232を有する。内面224、228、232のいずれかは、セル214に戻るように光を反射するために、鏡面であってもよく、少なくとも部分的に反射性であってもよい。面232の少なくとも一部はミラーであることが好ましい(図5も参照)。
光源212は、通常はレーザであり、z方向に沿って、一般に毛細管218の平面において光軸を有する光ビーム213を放射する。光源212はセル214から距離szであり、光ビーム213は、第4の面234でセル214に入射し、アレイにおける第1の毛細管に達するまでz方向に沿って所定の距離(本願明細書では「アトリウム」と呼び、aで表す)だけ進む。
アレイにおける毛細管のすべてを実質的に均一に照射することができるようにするために、セル214に入射する光線は、内部反射され、セル214に依然として閉じ込められたままである。セル214における実質的な内部反射は、セル214、毛細管、泳動媒体220および周囲の媒体240に関して、ビーム波長で適切な屈折率を有する材料の選択の結果として生じる。アレイにおけるすべての毛細管の最も均一な照射を実現するために、セル214、毛細管218および泳動媒体220の屈折率が整合するか、または少なくとも可能な限り類似であるものとすることが好ましい。これにより、入射光線が当たる面の拡散効果を低減する。セル214は通常、ガラスまたはプラスチックのブロックであるが、光源212によって放射される波長、毛細管218、泳動媒体220および周囲の媒体240の屈折率、セル材料の蛍光特性に応じて、当業者は多種多様な材料を選択することが可能である。適切な材料としては、溶融石英ガラスおよびホウケイ酸ガラスが挙げられる。
図7を参照すると、代表的な光線213A、213Bが、非平行光線光源212によって放射され、セルの第4の面234を通ってセル214に入射する。光線213Aは、第1の内面224で内部反射され、アレイにおける第2の毛細管218Bを照射し、反射性の第2の内面228および反射性の第3の内面232でセルに戻るように反射される。第3の内面232における反射の後、光線213Aは、第1の内面124で再び反射され、アレイにおける第2の毛細管218Bを照射し、第2の内面228で反射され、壁234を通ってセルから出射する。
周囲のセル214の内部反射により、アレイにおけるすべての毛細管をより均一に照射するために、セルに入射する光エネルギーをきわめて効率的に利用することができる。従来の装置に比べて、内部反射によって提供される自由度はまた、広範囲の毛細管の内径および外径を可能にする。原則として、導管を備えたセルに関して上記で説明した設計の検討事項はまた、泳動媒体を保持するために毛細管を用いたセルにも通用する。しかし、特に、毛細管の壁の屈折率がセルおよび泳動媒体の屈折率と十分に整合される場合には、毛細管の壁は一般に、セルの光誘導部分の一体部分として機能する。
図8を参照すると、本発明の別の実施形態は、二部構成の分析セル250を備えていることを示している。セル250は、微細構造付きの基板252および対応する微細構造付きのカバー254を具備している。基板252およびカバー254は、その中に微細溝256のアレイを形成している。微細溝256の長手軸は実質的に平行であり、アーチ形の断面を有し、アレイにおいて実質的に均一かつ同一平面にある。微細溝256に毛細管257が配置され、それぞれが泳動媒体258で満たされる。カバーが矢印Aの方向に移動されて基板252上に配置されると、セル250は光ガイドとなる。基板252に入射する光源260からの光262は、アレイにおける毛細管257を実質的に均一に照射するために、基板252およびカバー254の内面で実質的に内部反射される。
上述のセルの光誘導特性は、アレイ設計におけるさまざまな変形を可能にする。個別の導管が公称位置からごくわずかにずれている場合であっても、セルの内部反射はアレイにおける毛細管または微細溝(一般に導管とも呼ぶ)の十分な照射を行う。導管は、その公称位置にある場合であっても、等しいピッチで配置される必要はない。セルの光誘導特性は、本発明のアレイを堅牢にし、セル作製中に導管の配置における不正確さを防ぐ。しかし、図9を参照すると、すべての導管がアレイの平面において互いに接触した状態で、導管318の密集した同一平面構成を有するセル314は、最高かつ最も均一な照射を提供するように見える。実際には、上述のセルの光誘導特性は、非平面の密集した構成の場合であっても均一な導管の照射を提供する。たとえば、図10に示されているセル414は、剥ぎ取られて密集した構成の毛細管418を具備している。これは、より多くの導管をCCDカメラなどの検出器の所与の固定視野に配置することができ、1つの機器で同時に分析されるころができる試料の数を最大にする。
上述のセルの光誘導特性はまた、多種多様な導管の断面形状にも対応する。円形、正方形、矩形、三角形、楕円形などの種々の導管の断面形状が可能であるが、微細溝および毛細管を含む正方形の断面を有する導管が好ましい。少なくとも入射光がアレイの平面にあり、導管の長手軸に対して垂直に向けられるとき、正方形の断面形状はアレイの最も均一な照射を提供するように見える。いずれの見解にもまとめたくないが、正方形の導管は入射光ビームに対して平坦な面を示すと考えられ、セルからの反射および屈折を最小限に抑える。たとえば、図11を参照すると、セル514は、正方形の断面形状を有する毛細管518のアレイを備えていることが示されている。円形の断面を有する一般的に用いられる毛細管の場合にこの最適な導管形状を活かすために、図12は、正方形の内部微細溝618を有する一体構造のブロックとして構成されるセル614を示している。セル614は、円形の断面を有する凹部619と、セル614に対して毛細管623を確実に取付けることができるようにするための接合ショルダ621と、を具備している。この設計は、セル614の検出領域における微細溝のアレイの利点を活かしており、セル614は、屈折を最小限に抑えるために、少数の面および正方形の断面形状を有するが、分析分離のためのガラスの毛細管形式を維持している。
セルアレイにおける導管の最も均一な照射を提供するために、アレイに入射する光ビームを整形し、非平行光線化することが好ましい。図13Aに示されているように、光源712は、アレイの平面にあり、導管の長手軸に対し略垂直である方向に角度値αxとして本願明細書では表される量だけ広がるビーム713を放射する(たとえば、図2〜3のx軸を参照)。値αxの最適範囲は、発射角のガウス分布の標準偏差として定義され、セルから伝搬する均質な光の前面を提供する。αxが小さすぎる場合には、ビームが直面する第1の導管における屈折が、アレイにおける多数の隣接する導管を事実上「影にする」ため、「下流の」導管の照度を著しく低減させる。αxの最適値を超えると、セルからの屈折が顕著になり、αxが増大するにつれて、各導管によって受光される全体強度は単調に減少するように見える。たとえば、深さ200μmであり、直径120μmの円形の毛細管を有し、240μmのピッチで配置される空中のセルの場合には、αxの最適値は約5°〜約50°であり、好ましくは約10°〜約20°の広がり半角であるように見える。nが周囲の媒体の屈折率であるとすると、αxの値はまた、式NA=n sin(αx)によれば、開口数(NA)に関して表現されることができる。深さ200μmであり、直径120μmの円形の毛細管を有し、240μmのピッチで配置されるセルの場合には、NAの好ましい範囲は、約0.09〜約0.77であり、約0.17〜約0.34であれば好ましい。
さらに、図13Bを参照すると、アレイの平面におけるy方向のビーム広がり(たとえば、図2〜3のy軸を参照)は、本願明細書では角度値αyと呼ばれ、特に光源から最も遠い導管における複数の分析物の同時励起を最小限に抑えるほど小さく形成されることが好ましい。αyの最適値は、約1°以下の広がり半角であるように見える。
ビームの非平行光線化は、種々の方法で実現されることができる。たとえば、適切なビーム形状および広がりを提供するために、光源とセルとの間に光学トレインを配置してもよい。図14に示されている代替例では、セル914の面934が、適切なビーム広がりを提供するための適切な曲率半径を備えた平凹レンズ935であるように形成されてもよい。光源とセルとの間の位置ずれに対してより許容性が期待されるような別の代替例において、セル1014は、セルに入射する光線1013を発散する格子状の面1034を具備するものが図15に示されている。あるいは、代替例において、セルに入射する光線に広がりを生成するために、ビーム経路に拡散体を配置してもよい。種々の発散セル面設計は、当業者には明白であると思われる。
図16に示されている別の実施形態において、セル1114は、セルの対向する側に配置された第1の光源1112Aおよび第2の光源1112Bによって照射されてもよい。第2の光源1112Bは、第3の面1130を通ってセル1114に入射し、ビーム1113Aの光軸とほぼ同一直線上にある光軸を有する光ビーム1113Bを放射する。この実施形態において、第3の面1130の内面1132は、反射性ではない。
実施例1
セルは、泳動媒体としてのポリマーゲルを用いて、図2〜4に示されたものと類似の微細溝構造を有するようにモデル化された。セルは、以下の表1に示された寸法および材料特性を備えていた。
Figure 2005514591
このセル設計は、当業者には公知の光線追跡シミュレーションを用いて光学的にモデル化された。図17に示されている結果は、50μmのレーザビームが反射または屈折がない状態で微細溝を直接照射する場合に対する各微細溝が吸収すると推測されるパワーの比として定義される相対照度を単位にして表現される。光源の最も近くに位置する微細溝を1として、微細溝は1〜104まで連続的に番号が付けられた。結果は、104個の構成要素からなるアレイにおけるすべての微細溝に関して、きわめて均一な照度を示す。
実施例2
セルは、泳動媒体としてのポリマーゲルを用いて、図5〜8に示された一般的な構造を有する毛細管を備えるようにモデル化された。セルは、以下の表2に示された寸法および材料特性を備えていた。
Figure 2005514591
このセル設計は、公知の光線追跡シミュレーションおよび実施例1の基準を用いて光学的にモデル化された。結果は、図18に示されている。きわめて均一な照射は、系における多数の面にもかかわらず実現される。さらに、これは、手ごろなコストで強度を実現する。全体として、アレイにおける104個の毛細管は、全体のビームパワーの約0.34%のみを吸収する。
実施例3
この実施例において、セル性能の感度は、分析装置の作製中または動作中に生じる可能性がある2つの一般的なタイプの光学的位置ずれに関して評価された。第一に、実施例2のセルと類似のセルがモデル化された。基準となる相対照度値は、セルと適切に位置合せされたレーザ光源を用いて確立された。相対照度はまた、光源がアレイの平面から約20°傾斜した場合に関して算出された。さらに、相対照度は、104個の毛細管すべてがx方向またはz方向(図6の軸を参照)のいずれかにおいて±25μmだけ公称位置から不規則にずれた場合に関して測定された。結果は、図19に示されている。最適の光学配置から相当極端な偏位があるにもかかわらず、強度も均一性も著しく損なわれていないように見える。
実施例4
この実施例において、相対照射強度は、x方向(図6および図13の軸を参照)における光ビームの角度の広がりの変動に関して評価された。実施例2の毛細管のアレイを用いて、αxが10°〜50°まで変化した。結果は、図20に示されている。図20にグラフ化された結果は、αxが小さすぎる場合には、ビームが直面する第1の導管における屈折が、アレイにおける多数の隣接する導管を事実上「影にする」ため、照度を著しく低減させる。αxの最適値を超えると、αxが増大するにつれて、各導管によって受光される全体強度は単調に減少するように見える。
実施例5
この実施例において、円形の断面を有する毛細管の相対照度値が、正方形の断面の毛細管と比較される。第一に、円形の断面を有する104個の毛細管を備えた実施例2のアレイが評価された。次に、正方形の断面を有する104個の毛細管を備えた第2のセルがモデル化された(図11参照)。いずれのセルも当業界では公知の光線追跡シミュレーションを用いて評価され、結果は図21に示されている。上述したように、正方形の毛細管の平坦な面は、入射光の平面以外の屈折を減少させ、照度を向上させる。
実施例6
第一に、当業界では公知の光線追跡シミュレーションを用いて、実施例2の104個の毛細管のアレイの相対照度が評価された。図5〜8に示されているように、このアレイは、反射性の第3の内面232を具備していた。非反射性の第3の内面を除けば、実施例2のアレイと同一の第2のアレイが評価された。図16に示されたものと類似の第3のアレイは、2つの光源および非反射性の内面1132を用いてモデル化され、当業界では公知の光線追跡シミュレーションを用いて評価された。結果は、図22に示されている。反射性の第3の内面を備えた単独光源装置は、最適レベルの相対照度を示し、2つの光源装置がその後に続く。反射性の第3の内面を備えていない単独光源装置は、アレイにおける下流の毛細管に対して相対的に不十分な照度を示した。
本発明の種々の実施形態について説明してきたが、本発明の精神および範囲を逸脱することなく、種々の変更を行うことができることを理解されたい。したがって、他の実施形態は、請求項の範囲内にある。
本発明の分析セルを用いた分析装置の斜視図における概略図である。 本発明の分析セルを用いた分析装置の概略俯瞰図である。 微細溝を備えた本発明の分析セルの断面図である。 微細溝を備えた本発明の台形分析セルの断面図である。 選択された入射光線の光路を示す微細溝を備えた本発明の分析セルの断面図である。 微細溝を備えた本発明の二部構成分析セルの断面図である。 毛細管を備えた本発明の分析セルの切開斜視図である。 毛細管を備えた本発明の分析セルの断面図である。 選択された入射光線の光路を示す毛細管を備えた本発明の分析セルの断面図である。 毛細管を備えた本発明の二部構成分析セルの断面図である。 密集した毛細管を備えた本発明の分析セルの断面図である。 密集した交互の毛細管を備えた本発明の分析セルの断面図である。 非円形の断面形状を有する毛細管を備えた本発明の分析セルの断面図である。 正方形の断面形状の微細溝を有し、円形の断面形状を有する毛細管を収容にするように成された本発明の分析セルの斜視図である。 本発明の分析装置における入射光ビームの概略図である。 本発明の分析装置における入射光ビームの概略図である。 レンズ状の面を有する本発明の分析セルの断面図である。 格子状の面を有する本発明の分析セルの断面図である。 2つの照射光源を用いた本発明の分析セルの断面図である。 実施例1のアレイに関する相対的な照度対微細溝数のグラフである。 実施例2のアレイに関する相対的な照度対毛細管数のグラフである。 光源および毛細管の光学的位置合せが最適でない場合の実施例2のアレイに関する相対的な照度対毛細管数のグラフである。 入射ビームの角度広がりの変動を有する実施例2のアレイに関する相対的な照度対毛細管数のグラフである。 正方形の断面形状の毛細管を有する類似のアレイの場合と実施例2のアレイの場合の相対的な照度対毛細管数を比較するグラフである。 反射性の内面を有し、他の点は同一であるアレイのほか、2つの光源照明を用いた同一のアレイと比較した、反射性の第3の内面を有する実施例2のアレイに関する相対的な照度対毛細管数のグラフである。

Claims (45)

  1. 細長い光ガイドと、
    前記光ガイドを通って延在する導管のアレイであり、前記導管が泳動媒体を支持するように構成されるアレイと、を具備し、
    前記光ガイドおよびその周囲の媒体は、前記導管を照射するために、前記光ガイドに入射する光が前記光ガイド内部で内部反射されるように選択された屈折率を有する分析物の検出のための分析セル。
  2. 前記アレイにおける前記導管の長手軸が、実質的に平行であり、同一平面にある、請求項1に記載のセル。
  3. 前記光ガイドは、第1の内面を有する第1の壁と、第2の内面を有する第2の壁と、を具備し、前記第2の壁が前記第1の壁に対向し、前記第1の内面が前記第2の内面に対向する、請求項1に記載のセル。
  4. 反射性の第3の内面をさらに具備する、請求項3に記載のセル。
  5. 第3の内面が、ミラーである、請求項4に記載のセル。
  6. 前記導管が、実質的に円形の断面を有する、請求項1に記載のセル。
  7. 前記導管が、実質的に正方形の断面を有する、請求項1に記載のセル。
  8. 前記導管が、毛細管である、請求項1に記載のセル。
  9. 前記光ガイドが、固体である、請求項1に記載のセル。
  10. 前記光ガイドが、ガラスである、請求項1に記載のセル。
  11. 前記ガラスが、溶融石英およびホウケイ酸塩からなる群から選択される、請求項10に記載のセル。
  12. 光が、前記導管の前記長手軸と実質的に同一平面にあり、前記導管の前記長手軸に対して垂直である方向において、前記光ガイドに入射する、請求項1に記載のセル。
  13. 前記光ガイドが、前記周囲の媒体より高い屈折率を有する、請求項1に記載のセル。
  14. 基板上にカバーを具備し、前記基板が実質的に平行な溝のアレイを具備し、前記溝が実質的に同一平面にあり、泳動媒体を支持するように構成され、前記泳動媒体、前記基板、前記カバーおよび前記周囲の媒体は、前記カバーが前記基板上に配置されるときに、光ガイドが形成され、前記光ガイドに入射する光が前記溝を照射するために前記光ガイド内部で内部全反射されるように選択された屈折率を有する分析セル。
  15. 前記溝が、実質的に円形の断面形状を有する、請求項14に記載のセル。
  16. 前記溝が、実質的に正方形の断面形状を有する、請求項14に記載のセル。
  17. 前記基板および前記カバーの少なくとも1つが、前記溝に対して垂直である方向から前記光ガイドに入射する光を反射するために、反射性の面をさらに具備する、請求項14に記載のセル。
  18. (a)(1)泳動媒体を支持するように構成された実質的に平行な溝のアレイを備えた基板であって、前記溝が実質的に同一平面にあり、第1の方向における長手軸を有する基板および
    (2)前記基板上のカバー
    を具備する細長い光ガイドと、
    (b)前記光ガイドの外側に配置され、前記溝の前記長手軸と実質的に同一平面にあり、前記溝の前記長手軸に対して垂直である光軸を有する光ビームを放射する光源と、を具備し、前記泳動媒体、前記基板、前記カバーおよび前記基板を包囲する媒体は、前記光源によって放射される光が前記溝を照射するために前記光ガイド内部で内部全反射されるように選択された屈折率を有する分析装置。
  19. 前記光ガイドと光学的に結合される検出器をさらに具備する、請求項18に記載の装置。
  20. 光ビームが、非平行光線化される、請求項18に記載の装置。
  21. ビームが、前記溝を含む平面に対して垂直である方向に広がる、請求項20に記載の装置。
  22. ビームが、前記溝を含む平面に対して垂直である方向において少なくとも約20°の広がり半角を有する、請求項21に記載の装置。
  23. ビームが、前記溝を含む平面に対して平行である平面において約1°以下の広がりを有する、請求項21に記載の装置。
  24. 前記基板が、固体である、請求項18に記載の装置。
  25. 前記基板が、前記光源によって放射される光を前記光ガイド内に戻すように反射するために、反射性の内面を具備する、請求項18に記載の装置。
  26. 前記基板が、溶融石英およびホウケイ酸塩からなる群から選択されるガラスである、請求項18に記載の装置。
  27. 前記基板および前記カバーが、ポリマー材料を含む、請求項18に記載の装置。
  28. 第2の光源をさらに具備し、前記第2の光源が前記光源から放射された光の光軸と実質的に同一直線上にある第2の光軸を有する第2の光ビームを放射し、前記第1の光ビームおよび前記第2の光ビームが、対向する方向から前記溝を照射するようになっている、請求項18に記載の装置。
  29. (a)(1)複数の実質的に平行な溝を備えた基板であって、前記溝が実質的に同一平面にあり、泳動媒体を支持するように構成され、第1の方向に長手軸を有する基板と、(2)前記基板上のカバーと、を具備し、前記泳動媒体、前記基板、前記カバーおよび前記基板を包囲する媒体は、前記カバーが前記基板上に配置されるときに、前記光ガイドが形成され、前記光ガイドに入射する光が前記溝を照射するために前記光ガイド内部で内部反射されるように選択された屈折率を有する分析セルを提供するステップと、
    (b)溝において前記泳動媒体上に試料を配置するステップであり、前記試料が蛍光ラベルの付いた分析物を含むステップと、
    (c)前記溝において前記分析物を移動させるために、第1の方向にわたって電界を印加するステップと、
    (d)前記溝の平面と実質的に同一平面にあり、第1の方向に対して垂直である第2の方向に沿って光軸を有する光ビームによって前記光ガイドを照射するステップであり、前記光ガイドに入射する光が各溝の少なくとも一部を照射するために、前記光ガイド内部で内部全反射されるステップと、
    (e)前記分析物からの放射を検出するステップと、を含む分析方法。
  30. (1)第1の内面を備えた第1の壁と、第2の内面を備えた第2の壁と、ここで、前記第2の壁が前記第1の壁に対向し、前記第2の内面が前記第1の内面に面しており、
    (2)第3の内面を備えた第3の壁と、前記第3の壁に対向する第4の壁と、
    (3)前記壁のうちの少なくとも1つに隣接する周囲の媒体と、を具備する
    (a)固体光ガイドと、
    (b)泳動媒体を支持するように構成された複数の毛細管であって、前記光ガイド内部で少なくとも部分的に囲まれるアレイに固定される前記毛細管と、を具備し、前記毛細管の長手軸が実質的に平行かつ同一平面にあり、前記泳動媒体、前記毛細管、前記光ガイドおよび前記周囲の媒体は、前記光ガイドに入射する光が前記毛細管を照射するために前記光ガイド内部の内面で内部反射されるように選択される屈折率を有する分析セル。
  31. 前記第1の壁および前記第2の壁が、実質的に平坦である、請求項30に記載のセル。
  32. 前記第3の壁および前記第4の壁が、実質的に平坦である、請求項30に記載のセル。
  33. 前記第1の壁および前記第2の壁が、互いに実質的に平行である、請求項30に記載のセル。
  34. 前記第3の壁および前記第4の壁が、互いにほぼ平行である、請求項30に記載のセル。
  35. 前記第3の壁および前記第4の壁が、前記第1の壁および前記第2の壁に対して実質的に垂直である、請求項30に記載のセル。
  36. 前記毛細管が、実質的に円形の断面形状を有する、請求項30に記載のセル。
  37. 前記毛細管が、溶融石英およびホウケイ酸塩からなる群から選択されるガラスを含む、請求項30に記載のセル。
  38. 前記光ガイドが、ポリメチルメタクリレートおよびポリメチルペンテンからなる群から選択される材料を含む、請求項30に記載のセル。
  39. 第3の内面が、ミラーである、請求項30に記載のセル。
  40. 光ガイドを具備し、前記光ガイドが、
    (1)複数の実質的に平行な溝を備えた基板であって、前記溝が実質的に同一平面にあり、実質的にアーチ形の断面を有する基板と、
    (2)前記基板中の前記溝に対応する実質的に平行な溝のアレイを具備するカバーであって、前記カバー中の前記溝が実質的に同一平面にあり、実質的にアーチ形の断面を有するカバーと、
    (3)前記基板と前期カバーとの間の前記溝にある複数の毛細管であって、前記毛細管は実質的に円形の断面を有し、前記毛細管の長手軸が第1の方向に延在して、実質的に同一平面のアレイを形成し、泳動媒体を支持するように構成される前記毛細管と、を具備し、前記泳動媒体、前記毛細管、前記基板、前記カバーおよび前記基板に接する媒体は、前記第1の方向と実質的に同一平面にあり、前記第1の方向に対して垂直である第2の方向から前記光ガイドに入射する光が前記アレイを照射するために前記光ガイド内部で内部全反射されるように選択された屈折率を有する分析セル。
  41. 前記基板および前記カバーの少なくとも1つが、第2の方向から前記光ガイドに入射する光を反射するために、反射性の面をさらに具備する、請求項40に記載のセル。
  42. (a)(1)複数の実質的に平行な溝を備えた基板であって、前記溝が実質的に同一平面にあり、実質的にアーチ形の断面を有する基板および(2)前記基板における前記溝に対応する複数の実質的に平行な溝を具備するカバーであって、前記カバーに置ける前記溝が実質的に同一平面にあり、実質的にアーチ形の断面を有するカバーを具備する光ガイドと、
    (b)前記基板と前記カバーとの間の前記溝にある複数の毛細管であって、前記毛細管が実質的に円形の断面を有し、前記毛細管の前記長手軸が第1の方向に延在して、実質的に同一平面のアレイを形成し、泳動媒体を支持するように構成される前記毛細管と、
    (c)前記光ガイドの外部にある光源であって、前記アレイにおいて前記毛細管の前記長手軸と実質的に同一平面にあり、前記毛細管の前記長手軸に対して垂直である光軸を有するビームを放射する光源と、を具備し、
    前記泳動媒体、前記毛細管、前記基板、前記カバーおよび前記基板に接する媒体は、前記光源によって放射される光が前記アレイを照射するために前記光ガイド内部で内部全反射されるように選択された屈折率を有する分析装置。
  43. 前記媒体が、検出器をさらに具備する、請求項42に記載の装置。
  44. (1)(a)(1)複数の実質的に平行な溝を備えた基板であって、前記溝が実質的に同一平面にあり、実質的にアーチ形の断面を有する基板および(2)前記基板中の前記溝に対応する複数の実質的に平行な溝を具備するカバーであり、前記カバー中の溝が実質的に同一平面にあり、実質的にアーチ形の断面を有するカバーと、を具備する光ガイドおよび
    (b)前記基板と前記カバーとの間の前記溝にある複数の毛細管であり、実質的に円形の断面を有し、前記毛細管前記の長手軸が第1の方向に延在して、実質的に同一平面のアレイを形成し、泳動媒体を支持するように構成される毛細管
    を具備する分析セルを提供するステップと、
    (2)前記アレイにおける各毛細管中の前記泳動媒体に試料を配置するステップであり、前記試料は蛍光ラベルの付いた分析物を含むステップと、
    (3)前記アレイにおける前記毛細管中で前記分析物を移動させるために第1の方向にわたって電界を印加するステップと、
    (4)前記アレイの平面とほぼ同一平面にあり、前記第1の方向に対して垂直である第2の方向に沿って光軸を有する光ビームによって前記光ガイドを照射するステップであり、前記光ガイドに入射する光が前記アレイの少なくとも一部を照射するために、前記光ガイド内部で内部全反射されるステップと、
    (5)検出器によって前記分析物からの放射を検出するステップと、を含む分析方法。
  45. (a)細長い光ガイドと、
    (b)前記光ガイド中の導管のアレイであって、前記導管が泳動媒体を支持するように構成されるアレイと、
    (c)前記光ガイドに光学的に結合される光源であって、前記光ガイドは、前記光源によって放射される光が前記導管を照射するために、前記光ガイド内部で内部全反射されるようにその周囲媒体の屈折率より大きい屈折率を有する光源と、
    (d)前記導管に光学的に結合される検出器と、を具備する1つ以上の蛍光ラベルの付いた分析物の検出のための分析物分離装置。
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