JP2005513699A - マルチレベル不揮発性メモリセルのプログラミングと禁止とを実行する方法およびシステム - Google Patents

マルチレベル不揮発性メモリセルのプログラミングと禁止とを実行する方法およびシステム Download PDF

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Abstract

マルチレベル不揮発性メモリセルのプログラミング/ロックアウトを実行する方法およびシステム(100)が提供される。不揮発性メモリセルが、第1の所定の電荷レベル(504)以上の電荷の格納用として選択された第1のセットの1またはそれ以上のメモリセルと、第2の所定の電荷レベル以上の電荷の格納用として選択された第2のセットの1またはそれ以上のメモリセルとを備え、このメモリデバイスは、第1のセットと第2のセットのメモリセルを同時にプログラムし、第1のセット内のすべてのメモリセルが第1の所定の電荷レベルに到達するか、該電荷レベルを超えるまで、第1の所定の電荷レベルに到達したか、該電荷レベルを超えたいずれのメモリセルのプログラミングも禁止するように構成される。

Description

本発明は、不揮発性メモリに関し、さらに詳細には、マルチレベル不揮発性メモリセルのプログラミングと禁止とを実行する方法およびシステムに関する。
不揮発性メモリはデータの格納用として構成される。フラッシュ形の電気的に消去可能でプログラム可能な読み出し専用メモリ(EEPROM)は不揮発性メモリの1つのタイプである。フラッシュEEPROMは、行列の形で構成されたメモリセルアレイを含むものであってもよい。個々のメモリセルは、フローティングゲート、または、少なくとも2つの電荷レベルの格納用として構成された誘電体層を備えたトランジスタを含むものであってもよい。
米国特許出願第09/893,277号 米国特許第6,151,248号 米国特許第6,046,935号 米国特許第5,570,315号 米国特許第5,774,397号 米国特許出願第09/667,610号 米国特許第5,095,344号 米国特許第5,172,338号 米国特許第5,602,987号 米国特許第5,663,901号 米国特許第5,430,859号 米国特許第5,657,332号 米国特許第5,712,180号 米国特許第5,890,192号 米国特許出願第09/505,555号 米国特許出願第09/667,344号
本発明に基づいて、マルチレベル不揮発性メモリセルのプログラミングと禁止とを実行する方法およびシステムが提供される。このプログラミング/禁止方法およびシステムによって、他のメモリセルよりも高速に荷電を行うメモリセルの過剰プログラミングを好適に防止する。
本発明の一態様は、複数のしきい値電圧レベルを持つように複数の不揮発性メモリセルをプログラムする方法に関する。この方法は、少なくとも1つの電圧パルスを用いてメモリセルをプログラムするステップを有する。少なくとも1つの電圧パルスを印加した後、この方法は、メモリセルが第1の所定のしきい値電圧レベルに到達しないか、該しきい値電圧レベルを超えなければ、プログラミングを続行する。第1の所定のしきい値電圧レベルは第1のセットのデータビットを表す。この方法は、第1の所定のしきい値電圧レベルに到達したか、該電圧レベルを超えたいずれのメモリセルのプログラミングも禁止する。この方法は、第1のセットのデータビットの格納用として選択されたすべてのメモリセルが第1の所定のしきい値電圧レベルに到達したか、該電圧レベルを超えたかどうかの判定を行う。第1のセットのデータビットの格納用として選択された少なくとも1つのメモリセルが第1の所定のしきい値電圧レベルに到達しなかったか、該電圧レベルを超えなかった場合、この方法は禁止されていないメモリセルのプログラミングを続行する。第1のセットのデータビットの格納用として選択されたすべてのメモリセルが第1の所定のしきい値電圧レベルに到達したか、該電圧レベルを超えた場合、この方法は、第2のセットまたは第3のセットのデータビットの格納用として選択されたすべてのメモリセルが第1の所定のしきい値電圧レベルに到達したか、該電圧レベルを超えたかどうかの判定を行う。第2のセットまたは第3のセットのデータビットの格納用として選択された少なくとも1つのメモリセルが、第1の所定のしきい値電圧レベルに到達しなかったか、該電圧レベルを超えなかった場合、第2のセットまたは第3のセットのデータビットの格納用として選択されたすべてのメモリセルが第1の所定のしきい値電圧レベルに到達するか、該電圧レベルを超えるまで、この方法は禁止されていないメモリセルのプログラミングを続行する。第2のセットまたは第3のセットのデータビットの格納用として選択されたすべてのメモリセルが第1の所定のしきい値電圧レベルに到達したか、該電圧レベルを超えた場合、この方法は、第2のセットまたは第3のセットのデータビットの格納用として選択されたすべてのメモリセルのプログラミングを続行する。
本発明の別の態様は、複数の不揮発性メモリセルをプログラムする方法に関する。これらのメモリセルは、第1のセットのデータビットに対応する第1の所定の電荷レベル以上の電荷レベルの格納用として選択された第1のセットの1またはそれ以上のメモリセルと、第2のセットのデータビットに対応する第2の所定の電荷レベル以上の電荷レベルの格納用として選択された第2のセットの1またはそれ以上のメモリセルと、第3のセットのデータビットに対応する第3の所定の電荷レベル以上の電荷レベルの格納用として選択された第3のセットの1またはそれ以上のメモリセルとを含む。この方法は、メモリセルに電荷を格納するために、第1のセット、第2のセットおよび第3のセットのメモリセルに同時に電荷を格納するステップを有する。この方法は、メモリセルが第1の所定の電荷レベルに到達しないか、該電荷レベルを超えない限りメモリセルへの電荷の格納を続行する。この方法は、第1の所定の電荷レベルに到達したか、該電荷レベルを超えた第1のセット、第2のセットおよび第3のセットのいずれかのメモリセルの荷電を禁止する。この方法は、第1のセット内のすべてのメモリセルが第1の所定の電荷レベルに到達したか、該電荷レベルを超えたかどうかの判定を行う。第1のセット内の少なくとも1つのメモリセルが第1の所定の電荷レベルに到達しなかったか、該電荷レベルを超えなかった場合、この方法は禁止されていないメモリセルへの電荷の格納を続行する。
本発明の別の態様は、複数のしきい値電圧レベルを持つように複数の不揮発性メモリセルをプログラムする方法に関する。この方法は、少なくとも1つの電圧パルスを用いてメモリセルをプログラムするステップを有する。少なくとも1つの電圧パルスを印加した後、この方法は、メモリセルが第1の所定のしきい値電圧レベルに到達しなかったか、該電圧レベルを超えなかった場合、プログラミングを続行する。第1の所定のしきい値電圧レベルは第1のセットのデータビットを表す。この方法は、第1の所定のしきい値電圧レベルに到達したか、該電圧レベルを超えたいずれのメモリセルのプログラミングも禁止する。この方法は、第1のセットのデータビットの格納用として選択されたすべてのメモリセルが第1の所定のしきい値電圧レベルに到達したか、該電圧レベルを超えたかどうかの判定を行う。第1のセットのデータビットの格納用として選択された少なくとも1つのメモリセルが第1の所定のしきい値電圧レベルに到達しなかったか、該電圧レベルを超えなかった場合、この方法は禁止されていないメモリセルのプログラミングを続行する。第1のセットのデータビットの格納用として選択されたすべてのメモリセルが第1の所定のしきい値電圧レベルに到達したか、該電圧レベルを超えた場合、この方法は、いずれかのメモリセルが第2の所定のしきい値電圧レベルに到達したか、該電圧レベルを超えたかどうかの判定を行う。第2の所定のしきい値電圧レベルは第2のセットのデータビットを表す。この方法は、第2の所定のしきい値電圧レベルに到達したか、該電圧レベルを超えたいずれのメモリセルのプログラミングも禁止し、禁止されていないメモリセルのプログラミングを続行する。
本発明の別の態様は、複数の不揮発性メモリセルを含むメモリデバイスに関する。これらのメモリセルは、第1のセットのデータビットに対応する第1の所定の電荷レベル以上の電荷の格納用として選択された第1のセットの1またはそれ以上のメモリセルと、第2のセットのデータビットに対応する第2の所定の電荷レベル以上の電荷の格納用として選択された第2のセットの1またはそれ以上のメモリセルとを含む。このメモリデバイスは、第1のセットと第2のセットのメモリセルを同時にプログラムし、第1のセット内のすべてのメモリセルが第1の所定の電荷レベルに到達するか、該電荷レベルを超えるまで、第1の所定の電荷レベルに到達したか、該電荷レベルを超えたいずれのメモリセルのプログラミングも禁止するように構成される。
本発明の別の態様は、複数の不揮発性メモリセルをプログラムする方法に関する。この方法は、第1のセットと第2のセットのメモリセルに電荷を格納するステップと、メモリセルが、少なくとも2つのデータビットを表す第1の所定の電荷レベルに到達しなかったか、該電荷レベルを超えなかった場合、メモリセルへの電荷の格納を続行するステップと、第1の所定の電荷レベルに到達したか、該電荷レベルを超えたいずれのメモリセルへの電荷の格納も禁止するステップと、第1のセットのメモリセル内のすべてのメモリセルが、第1の所定の電荷レベルに到達したか、該電荷レベルを超えたかどうかを判定するステップと、第1のセット内の少なくとも1つのメモリセルが第1の所定の電荷レベルに到達しなかったか、該電荷レベルを超えなかった場合、禁止されていないメモリセルへの電荷の格納を続行するステップと、第1のセット内のすべてのメモリセルが第1の所定の電荷レベルに到達したか、該電荷レベルを超えた場合、第1のセットのメモリセルへの電荷の格納を続行するステップと、を有する。
本発明の別の態様は、複数の不揮発性メモリセルを共通のしきい値レベルから同時にプログラミングを行って、メモリセルに格納されたデータが指定するような少なくとも第1と第2のしきい値レベルにセットする方法に関する。この方法は、第1と第2のしきい値レベル用として指定された複数のメモリセルのすべてに対するプログラミング条件を適用するステップと、第1と第2のしきい値レベル用として指定されたセルが個々に前記第1のしきい値レベルに到達したとき、第1と第2のしきい値レベル用として指定された複数のメモリセルの個々のメモリセルに対するプログラミング条件の適用を終了させるステップと、第1のしきい値レベル用として指定されたメモリセルのセルがすべて第1のしきい値レベルに到達した後、第2のしきい値レベル用として指定された複数のメモリセルのプログラミング条件を適用するステップと、第2のしきい値レベル用として指定されたセルが個々に前記第2のしきい値レベルに到達したとき、第2のしきい値レベル用として指定された複数のメモリセルの個々のメモリセルに対するプログラミング条件の適用を終了させるステップと、を有する。
本発明の原理は、消去可能でプログラム可能な読み出し専用メモリ(EPROM)や電気的に消去可能でプログラム可能な読み出し専用メモリ(EEPROM)などの現在存在する種々のタイプの不揮発性メモリに適用することも可能である。また、本発明の原理は、新たな技術を利用する種々のタイプの不揮発性メモリに適用することも可能である。フラッシュEEPROMと関連して本発明の実施構成について本願明細書において説明する。本願明細書では個々のメモリセルは、フローティングゲートや誘電体層を用いるトランジスタのような少なくとも1つの電荷蓄積エレメントを有する。
図1は、本発明の種々の態様を実現することが可能な不揮発性メモリシステム100の一実施形態を示す。図1のシステム100については、“複数のデータ状態で動作する不揮発性メモリの記憶素子間の結合による影響を低減させるための動作技術”という譲渡人が同じである2001年6月27日出願の米国特許出願第09/893,277号(代理人整理番号:M−10321)(特許文献1)に記載がある。この特許は、その全体が本願明細書において参照により援用されている。
図1のメモリアレイ1には、行と列からなるマトリックスの形で配列される複数のメモリセルすなわち記憶エレメント(M)が含まれる。メモリセルアレイ1は、列制御回路2、行制御回路3、cソース制御回路4およびc−pウェル制御回路5によって制御される。
図1の列制御回路2は、メモリセルアレイ1のビットライン(BL)と結合される。列制御回路2は、ビットライン(BL)の電位レベルを制御する。すなわち、プログラミングの印加またはプログラミングの禁止を行ってプログラム処理中のメモリセル(M)の状態を検出し、メモリセル(M)に格納されたデータの読み出しを行う。
図1の行制御回路3は、ワードライン(WL)のうちの1つのワードラインを選択するためにワードライン(WL)と結合され、列制御回路2によって制御されるビットライン電位レベルと組み合わされたプログラム電圧が印加され、読み出された電圧が印加され、消去電圧が印加される。消去電圧は、メモリセル(M)が形成されるp形領域(“c−pウェル”)の電圧と結合されたものであってもよい。
図1のcソース制御回路4は、メモリセル(M)と接続された共通ソースライン(図3で“cソース”としてラベルされている)を制御する。c−pウェル制御回路5はac−pウェル電圧を制御する。
列制御回路2はアレイ1のメモリセル(M)に格納されたデータを読み出し、データ入出力用バッファ6を介して外部I/Oライン101へデータを出力することができる。外部I/Oライン101はコントローラ20と接続される。外部I/Oライン101は、メモリセルに格納すべきプログラムデータをデータ入出力用バッファ6へ転送することができる。バッファ6はデータを列制御回路2へ転送する。
フラッシュメモリデバイス100を制御するコマンドデータをコントローラ20と結合する外部制御ライン102と結合されたコマンドインタフェース(図示せず)へ入力することができる。コマンドデータは要求された処理についてメモリシステム100に知らせることができる。コントローラ20は、列制御回路2、行制御回路3、cソース制御回路4、c−pウェル制御回路5およびデータ入出力用バッファ6を制御する状態マシン8へ入力コマンドを転送する。状態マシン8は、READY/BUSYやPASS/FAILなどのフラッシュメモリの状態データを出力することができる。
図1のコントローラ20は、パーソナルコンピュータ、デジタルカメラまたは個人用情報機器(PDA)などのホストシステム(図示せず)と接続されるか、これらと接続可能である。ホストシステムは、“格納せよ”や“データを読み出せ”のようなコマンドを開始し、このようなデータをメモリアレイ1から/メモリアレイ1へそれぞれ出力したり、このようなデータを受け取ったりする。コントローラ20は、このようなコマンドをコマンド信号に変換し、コマンド回路7によってこのコマンド信号の翻訳および実行処理を行うことができる。コントローラ20は、メモリアレイ1へ書き込まれたり、メモリアレイ1から読み出されたりするユーザデータ用のバッファメモリを備えたものであってもよい。
図1に示されているように、メモリシステム100は、コントローラ20と、1または2以上の集積回路チップ22を含む集積回路チップ21を備えたものであってもよい。集積回路チップ22には、メモリアレイ1、並びに、関連する制御回路、コマンド回路、入出力回路および状態マシン回路2、3、4、5、6、7、8が個々に含まれる。別の実施形態では、コントローラ20(およびおそらく別の制御回路)並びに1または2以上のメモリアレイ1が、1または2以上の集積回路チップ上に一体に組み込まれる。ホストシステムの一部としてメモリシステム100を組み込んでもよい。あるいは、ホストシステムの接続ソケットの中へ取り外し可能で挿入可能なメモリカードの形でメモリシステム100を備えてもよい。このようなカードは、メモリシステム全体100、あるいは、関連する周辺回路を備えたコントローラ20とメモリアレイ1とを含むものであってもよい。別の実施形態では、関連する周辺回路を別々のカードの形で設けてもよい。
図1のメモリセルアレイ1は任意の数のメモリセルを含むものであってもよい。メモリセルアレイ1は、NAND形またはNOR形アレイなどの1または2以上のタイプのフラッシュEEPROMセルアレイとして構造化されたものであってもよい。NAND形またはNOR形アレイの例については、“隣接セルを共有するステアリングゲートを設けたデュアルフローティングゲートEEPROMセルアレイ”という譲渡人が同じである米国特許第6,151,248号(特許文献2)と、米国特許出願第09/893,277号(特許文献1)、および、東芝へ譲渡された“半導体素子とメモリシステム”という米国特許第6,046,935号(特許文献3)とに記載がある。この特許は、その全体が本願明細書において参照により援用されている。以下、フラッシュEEPROMセルアレイのいくつかの例について説明する。
NAND形メモリアレイ
図2は、図1のシステム100で実現可能なNAND形フラッシュEEPROMメモリセルアレイ200の一実施形態を示す。アレイ200は複数のブロック202A〜202Nを含む。個々のブロック202は複数のページのメモリセルを含む。例えば、ブロック202は8または16ページのメモリセルを含むものであってもよい。一実施形態では、“ブロック”は、同時消去が可能なセルの最小単位であり、“ページ”は、同時プログラムが可能なセルの最小単位である。
図2のページは、ワードラインWL2などのワードラインと結合されたメモリセルの行、および、偶数のビットラインBle0〜Ble4255などの特定のビットラインを含むものであってもよい。ブロック202内の個々の列は、いずれかの端の選択トランジスタ208A、208Bを介してビットライン204と基準電位ライン206間で直列接続された4、8、16または32個のセルなどのグループすなわち“ストリング”210のメモリセルを含むものであってもよい。図2のアレイ200は任意の数のセルを含むものであってもよい。ワードライン212は、図2に示すようないくつかの連続ストリングの形でセルの制御ゲートと結合される。
NAND形アレイの一例については、米国特許出願第09/893,277号(特許文献1)にさらなる記載がある。この特許は、その全体が本願明細書において参照により援用されている。このようなNAND形アレイの別の例については、米国特許第5,570,315号(特許文献4)、第5,774,397号(特許文献5)および第6,046,935号(特許文献3)、並びに、東芝に譲渡された特許出願第09/667,610号(特許文献6)に記載がある。これらの特許および特許出願は、その全体が本願明細書において参照により援用されている。
NOR形メモリアレイ
図3は、本発明の種々の態様が実現可能な不揮発性メモリシステム300の別の実施形態を示す。図3のシステム300は米国特許第6,151,248号(特許文献2)に記載がある。この特許は、その全体が本願明細書において参照により援用されている。システム300は別の構成要素の間にメモリアレイ311を備える。
図4Aは、図3のシステム300で実現可能なNOR形フラッシュEEPROMメモリセルアレイの一実施形態の一部400を示す。アレイ部分400は、隣接ビットライン(BL)(列)BL4とBL5との間で接続されたメモリセル408などの複数のメモリセル、および、ワードライン(行)WL1と接続された選択トランジスタを備える。特定の数のメモリセルが一例として図4Aに示されているが、アレイ部分400は任意の数のセルを含むものであってもよい。ブロックおよび/またはページの形でセルの編成を行ってもよい。
図4Bは、図3のシステム300で実現可能なNOR形フラッシュEEPROMメモリセル408の一実施形態を示す。個々のセル408は、フローティングゲート402、404と、2つのフローティングゲートトランジスタ間の選択トランジスタT2を設けた2つのトランジスタT1左、T1右を備える。
NOR形アレイの例および格納システムにおけるこれらアレイの利用については、米国特許第5,095,344号(特許文献7)、第5,172,338号(特許文献8)、第5,602,987号(特許文献9)、第5,663,901号(特許文献10)、第5,430,859号(特許文献11)、第5,657,332号(特許文献12)、第5,712,180号(特許文献13)、第5,890,192号(特許文献14)および第6,151,248号(特許文献2)、並びに、2000年2月17日出願の米国特許出願第09/505,555号(特許文献15)およびサンディスク コーポレイションに譲渡された2000年9月22日出願の第09/667,344号(特許文献16)に記載がある。これらの特許および特許出願は、その全体が本願明細書において参照により援用されている。NOR形アレイおよびこれらアレイの動作の別の例については、米国特許第6,046,935号(特許文献3)に記載がある。この特許は、その全体が本願明細書において参照により援用されている。
フローティングゲートトランジスタとプログラム可能な状態
図4BのフローティングゲートトランジスタT1左などのフローティングゲートトランジスタはコントロールゲート端子406、フローティングゲート402、ソース側端子412およびドレイン側端子414を備える。図3の制御回路はトランジスタT1左にプログラミング電圧を印加することも可能である。プログラミング電圧の印加後、フローティングゲート402は、異なる電荷レベル範囲のいくつかのうちの1つの範囲に属する電荷レベルを格納するように構成される。プログラミング電圧の例については、米国特許出願第09/893,277号(特許文献1)および米国特許第6,046,935号(特許文献3)に記載がある。これらの特許および特許出願は、その全体が本願明細書において参照により援用されている。
個々の電荷レベルの範囲は、図5の範囲503などのしきい値電圧レベルの範囲に対応し、十分な読み出し電圧または検証電圧がコントロールゲート406に印加されると、このしきい値電圧レベルに起因して、トランジスタT1左(図4B)を“オン”に転換させ、すなわちソース側端子412とドレイン側端子414間に電流の通過が生じる。このようにして、しきい値電圧レベルの個々の範囲によって、図5の“Vt0”状態などの格納状態が規定される。
図5は、Vt0、Vt1、Vt2、Vt3などの複数のしきい値電圧の格納状態に対応してプログラムされた図1のメモリアレイ1または図3のメモリアレイ311内のメモリセルの分布(個数)を示す。個々の格納状態はしきい値電圧レベルの範囲により規定される。例えば、格納状態Vt1は、最小しきい値電圧504を持つしきい値電圧範囲505により規定することができる。ノイズなどの非理想的検知条件を考慮して、図5の“検証電圧1”は、最小しきい値電圧504にセットしたり、狭いマージン分だけオフセットしたりすることも可能である。
図4Bのフローティングゲート402が、2つのプログラム可能なしきい値電圧範囲、すなわち図5の範囲503、505のような2つの範囲の格納された電荷レベルを持つ場合、フローティングゲートトランジスタT1左は、図5のVt0とVt1の状態などの2つのプログラム可能な状態を持つことになる。したがって、トランジスタT1左は1つの2進ビットデータを格納することが可能となる。その場合、Vt0の状態は“1”データビットに対応することができ、Vt1の状態は“0”データビットに対応することができる。
図4のフローティングゲート402が、図5の範囲503、505、507、509などの4つのプログラム可能なしきい値電圧範囲を持つ場合、フローティングゲートトランジスタT1左は、図5のVt0、Vt1、Vt2、Vt3の状態などの4つのプログラム可能な状態を持つ。トランジスタT1左は2つの2進ビットデータを格納することができる。その場合、Vt0、Vt1、Vt2、Vt3の状態は、任意の構成可能な順序で“00”、“01”、“10”、“11”に対応することができる。例えば、Vt0、Vt1、Vt2、Vt3の状態は、それぞれ“11”、“10”、“01”、“00”に対応するようにしてもよい。別の例として、Vt0、Vt1、Vt2、Vt3の状態は、それぞれ、“00”、“01”、“10”、“11”に対応するようにしてもよい。
図1のメモリシステム100の大きさを最小化する1つの方法として、メモリアレイ1の大きさを縮小する方法がある。1つの解決方法として、個々のフローティングゲートトランジスタ内に2以上のビットデータを格納することによりメモリアレイ1のデータ記憶密度を上げる方法がある。フローティングゲートトランジスタは4、8、16または32の状態などの任意の数の格納状態に対応してプログラムすることができる。個々のフローティングゲートトランジスタは、トランジスタが動作できるしきい値電圧の総範囲またはウィンドウを持つようにすることができる。例えば、図5の総範囲500は、特定のトランジスタ400+範囲503、505、507、509間のマージンに対応する4つの状態Vt0、Vt1、Vt2、Vt3を規定する範囲503、505、507、509を含み、この範囲により互いの状態を明瞭に識別することが可能となる。
多状態プログラミング
図1のシステム100または図3のシステム300などのマルチレベル不揮発性メモリシステムは、一般に、プログラミングまたは再プログラミングに先行して、“ブロック”として編成された多数の選択されたメモリセルを消去する。次いで、システム100は、ブロック内の“ページ”の選択されたセルを消去状態から同時にプログラムして、メモリアレイ1に格納すべき着信データに対応する個々の状態にセットする。一実施形態では、システム100は、4256個のセルのような1000個よりも多くのセルの同時プログラミングを行うように構成される。
一実施形態では、システム100は、選択されたメモリセルに対するプログラミング電圧パルスの同時印加と、セルの状態の読み出し(すなわち、セルのしきい値電圧の検証)とを交互に行って、個々のセルがそれらの意図した状態に到達したか、その状態を超えたかどうかの判定を行う。電圧レベルのプログラミングと検証とを含むこの方法のプログラミングと検証とを行う例については、米国特許出願第09/893,277号(特許文献1)および米国特許第6,046,935号(特許文献3)に記載されている。これらの特許および特許出願は、その全体が本願明細書において参照により援用されている。
システム100は、図5の“検証電圧1”などの検証電圧を用いて、図5の最小しきい値レベル504などのセルの意図した最小のしきい値電圧レベルに到達したかどうかを検証する任意の対象セルに対してプログラミングの禁止を行う。ページ内のすべてのセルが十分にプログラムされるまで、ページ内の別のセルのプログラミングの続行も可能である。
例えば、図1の不揮発性メモリシステム100は、1と0の受信データパターンに基づいて、図5のVt0、Vt1、Vt2、Vt3の状態などの種々の状態に対応して、メモリセルの1または2以上のページをプログラムすることも可能である。メモリアレイ1(図1)のページ内のすべてのマルチレベルのメモリセルは、一実施形態におけるVt0などの完全に消去された状態から始まる。この実施形態では、Vt0は図5の最低の状態であり、Vt3はプログラムすべき最高の状態である。Vt0の状態に対応するデータ(00など)の格納用として選択されたメモリセルはプログラムパルスを必要としないため、プログラミングは禁止される。Vt1、Vt2、Vt3の状態に対応するデータ(01、10、11など)の格納用として選択されたメモリセルはVt0の状態からプログラムされる。
本願明細書で用いられているように、特定のVtの状態と関連するプログラムされたデータは“Vtデータ”と呼ばれる場合もある。例えば、Vt1の状態と関連する“01”データは“Vt1データ”と呼ばれる場合もある。
同時プログラミング
一実施形態では、Vt2とVt3のデータ格納用として選択されたメモリセルをより高いしきい値電圧レベルまでプログラムする必要があるため、メモリシステム100(図1)はVt2とVt3のデータを同時にプログラムして、Vt1のプログラミング中に、選択されたメモリセルの中へVt2とVt3のデータを入れることが可能である。このプログラミング方法によって総プログラミング時間が短縮される。この実施形態では、個々のプログラミング用パルスは個々のメモリセルのしきい値電圧レベルを特定のΔVt分だけ上げるものと仮定されている。このΔVtはプログラミングのステップサイズよりも小さな値である。
プログラミング用パルス間の電圧差により図5のVt0、Vt1、Vt2、Vt3のメモリセルの分布幅が決定される。例えば、プログラミング用パルス間の差が小さければ小さいほど、図5のVt0、Vt1、Vt2、Vt3の分布幅はより狭くなる。しかし、比較的小さな電圧差を用いてパルスのプログラミングを行うことは、より大きな電圧差を用いてパルスのプログラミングを行う場合と比べてメモリセルをプログラムするのにより長い時間がかかることが考えられる。
Vt1のデータ格納用として選択されたメモリセルが完全にプログラムされ、検証されると、Vt1のデータを持つメモリセルは、少なくともVt1検証レベル(図5の“検証電圧1”)よりも高いしきい値電圧レベルを持つことになり、プログラミングのステップサイズに近い分布幅を持つことができるようになる。Vt1のデータを持つこれらのメモリセルは以降のいずれのプログラミングからも禁止される。この時点で、Vt2またはVt3の状態に対応してプログラムするために選択されたセルのほとんどは、Vt1の状態と関連するしきい値電圧レベルとほぼ同じしきい値電圧レベル、すなわちVt0の開始状態のしきい値電圧レベルから増加したしきい値電圧レベルを持つ。1つの方法では、Vt2とVt3の状態用として選択されたメモリセルの検証やプログラミングの禁止がVt1の状態では行われず、このことに起因して、以下に説明するような問題が生じる可能性がある。
次いで、図1のメモリシステム100は、Vt2のデータを用いてメモリセルのプログラミングと検証とを行い、一方、Vt0とVt1のデータを持つメモリセルのプログラミングは禁止され、さらに、Vt3のデータを持つように選択されたメモリセルの同時プログラミングが行われる。次いで、メモリシステム100は、Vt3のデータを持つように選択されたメモリセルのプログラミングを終了させる。
低速ビットと高速ビット
多すぎる“高速ビット”や“低速ビット”を伴うことなく、メモリセルのしきい値電圧レベルが同時に上昇すれば、上述したプログラミング方法は受け入れ可能なものである。これらの高速および低速ビットは、電荷の高速増加あるいは電荷の低速増加並びにしきい値電圧レベルを経験するフローティングゲートを備えたメモリセルである。トランジスタ製造時の変動や欠陥、繰り返されるプログラミング処理と消去処理などに起因して、高速ビットと低速ビットが複数の要因や変更されたトランジスタ特性などに起因して生じる可能性がある。かなりの数の高速ビットおよび/または低速ビットが生じた場合、上述した方法は、結果としてメモリセルの過剰プログラム(over-programmed)または不足プログラム(under-programmed)を生じる可能性がある。
例えば、メモリシステム100(図1)がVt1のデータのプログラミングと検証とを行う場合、Vt1のデータ格納用として選択されたいくつかのメモリセルは、2、3の追加のプログラミング用パルスを必要とすることになる。これらのメモリセルは、低速ビットセルまたは不足プログラムセルと呼ばれる場合もある。
さらに、Vt2とVt3のデータ格納用として選択されたメモリセルは、Vt1のプログラミング中同時プログラミングが行われる。Vt1のプログラミングが終了していない間、いくつかの高速ビットが、Vt1検証レベル(図5の“検証電圧1”)をパスしたVt2とVt3の分布(Vt2のデータまたはVt3のデータ格納用として選択されたメモリセル)内に生じる場合もある。また、Vt3の分布(Vt2データのプログラミング中にVt3のデータ格納用として選択されたメモリセル)内にいくつかの高速ビットが生じる場合もある。
図6は、Vt2とVt3の状態分布600内の高速の(過剰プログラム)ビットを含む複数のしきい値電圧の格納状態に対応してプログラムされた図1のメモリアレイ1または図3のメモリアレイ311内のメモリセルの分布(個数)を示す。図6に示されているように、Vt1による検証中、Vt2とVt3の分布600内の高速ビットの検証とロックアウト(プログラムの禁止)は行われない。したがって、Vt2とVt3の分布600内の高速ビットは、Vt1のプログラミングの終了に必要な追加のプログラミング用パルスを受け取ることになる。Vt1のプログラミングの終了後、Vt2とVt3の分布600内の高速ビットは潜在的には過度に高速に動いて、Vt3検証レベル(図6の“検証電圧3”)に到達する可能性がある。この時点で、Vt2の分布内で高速ビットの回復を図る方法は存在しない。
一実施形態では、マルチレベルメモリセルに稠密な分布状態を持たせて、読み出し動作中に印加される最大電圧を低下させ、セル結合量すなわち米国特許出願第09/893,277号(特許文献1)に記載されているユーピン(Yupin)効果の最小化を図るようにすることも望ましい。この特許は、その全体が本願明細書において参照により援用されている。
電荷蓄積エレメント当たりの格納状態の数が、例えば4から8へ増加した場合、プログラミング時間は通常増加する。というのは、個々の状態に対する電圧範囲が狭ければ狭いほど、さらに高いプログラミング精度が求められるからである。プログラミング時間の増加は、メモリシステムのパフォーマンスにかなり不利なインパクトを与える場合がある。
プログラミングおよびロックアウト方法
上述した目的と問題点は図7〜図12Bを参照して以下説明する方法により処理される。以下に説明する方法は図1のシステム100について言及するものではあるが、この方法は、図3のシステム300により実行することも可能である。以下に説明する方法は、NAND形またはNOR形セルアレイなどのいずれのタイプのメモリアレイに対しても実行可能である。
図7は、図1のメモリアレイ1または図3のメモリアレイ311内の複数のメモリセルのプログラミングと、検証と、ロックアウトとを実行する方法の一実施形態を示す。図7のブロック700で、図1のコントローラ20は、Vt0、Vt1、Vt2、Vt3などの多状態に対応する混合されたデータパターンを受け取り、これらのデータパターンは、メモリアレイ1内の1または2以上のページのメモリセルへ書き込まれる。システム100(図1)は、メモリページにおいてVt0の状態で選択されたすべてのメモリセルのプログラミングを禁止する。ブロック700で、システム100は、Vt1のデータ格納用として選択されたすべてのメモリセルと、Vt2のデータ格納用として選択されたすべてのメモリセルと、Vt3のデータ格納用として選択されたすべてのメモリセルとの同時プログラミングをプログラミング用パルスを用いて行う。
ブロック702で、1または2以上のプログラミング用パルスを印加した後、システム100(図1)は、ページ内のプログラムされたメモリセルに読み出し済みの電圧条件を適用し、いずれかのプログラムされたメモリセルが、図9の“検証電圧1”よりも高いしきい値電圧を持っている(すなわち、Vt1の状態に到達している)かどうかを判定することにより検証動作を実行する。ノイズなどの非理想的検知条件を考慮して、図9の“検証電圧1”は、最小のしきい値電圧902にセットしたり、狭いマージン分だけオフセットしたりすることも可能である。電流レベルや電圧レベルをモニタする方法などのメモリセルのプログラミングを検証するいくつかの方法が存在し、これらの方法は当業者には周知である。
このVt1検証動作は、Vt1、Vt2またはVt3のデータ格納用として選択されたメモリブロック内のすべてのメモリセルに対して実行される。このようにして、Vt2またはVt3のデータ格納用として選択されたメモリセルは、Vt1のデータ格納用として選択されたメモリセルと同時に“検証電圧1”を用いてVt1の状態でプログラムされ、検証される。プログラムされたメモリセルがVt1の状態に到達しなかった場合、システム100はブロック700へ戻る。1または2以上のプログラムされたメモリセルがVt1の状態に到達した場合、システム100はブロック704へ進む。
ブロック704(図7)で、システム100(図1)は、残りのVt1のプログラミング処理に対して、Vt1の状態に到達した個々のメモリセルのプログラミングのロックアウトすなわち禁止を行う。プログラミングのロックアウトすなわち禁止によって、図6のVt2とVt3のメモリセル分布600で生じる場合のように、高速のVt2とVt3ビットの過剰プログラミングが阻止される。
図9は、過剰プログラムされたメモリセルを伴うことなく、しきい値電圧Vt1の格納状態に対応してプログラムされた図1のメモリアレイ1または図3のメモリアレイ311内のメモリセルの分布(個数)を示す。
ブロック706で、システム100は検証電圧1(図9)を用いて検証動作を実行し、Vt1のデータ格納用として選択されたすべてのメモリセルがVt1の状態に到達したかどうかの判定が行われる。Vt1のデータ格納用として選択された少なくとも1つのメモリセルがVt1の状態に到達していなかった場合、システム100はブロック700へ戻る。Vt1の状態に到達した場合、システムは、図7のブロック708か、図8のブロック800かのいずれかのブロックへ進む。
ブロック708で、Vt1のデータ格納用として選択されたすべてのメモリセルはVt1の状態に到達している。システム708は、検証動作を実行し、Vt2のデータまたはVt3のデータ格納用として選択されたすべてのメモリセルがVt1の状態に到達したかどうかの判定を行う。Vt2のデータまたはVt3のデータ格納用として選択されたメモリセルのすべてがVt1の状態に到達していなかった場合、システム100は、Vt2のデータまたはVt3のデータ格納用として選択されたメモリセルに対してブロック700〜704を繰り返し、ブロック708へ戻る。
Vt2のデータまたはVt3のデータ格納用として選択されたメモリセルがすべてVt1の状態に到達した場合、システム100は、ブロック700〜706の処理と類似のプロセスで、Vt2のデータまたはVt3のデータ格納用として選択されたメモリセルのプログラミングと検証とを続行する。詳細に述べると、システム100は、Vt2のデータ格納用として選択されたすべてのメモリセルと、Vt3のデータ格納用として選択されたすべてのメモリセルとのプログラミングをプログラミング用パルスを用いて行う。
1または2以上のパルスを出力した後、システム100は検証動作を実行し、いずれかのメモリセルがVt2の状態に到達したかどうかの判定を行う。システム100は、残りのVt2プログラミング処理に対して、Vt2の状態に到達した個々のメモリセルのプログラミングのロックアウトすなわち禁止を行う。システム100は、検証電圧2(図10)を用いて検証動作を実行し、Vt2のデータ格納用として選択されたすべてのメモリセルがVt2の状態に到達したかどうかの判定を行う。Vt2のデータ格納用として選択された少なくとも1つのメモリセルがVt2の状態に到達していなかった場合、システム100はVt2のプログラミングを続行する。Vt2の状態に到達した場合、システムはVt3プログラミングへ進む。
図10は、過剰プログラムされたビットを伴うことなく、しきい値電圧Vt1とVt2の格納状態に対応してプログラムされた図1のメモリアレイ1または図3のメモリアレイ311内のメモリセルの分布(個数)を示す。
図11は、過剰プログラムされたビットを伴うことなく、しきい値電圧Vt1、Vt2、Vt3の格納状態に対応してプログラムされた図1のメモリアレイ1または図3のメモリアレイ311内のメモリセルの分布(個数)を示す。
図7〜図11を参照する上述した方法によって、Vt2のデータ格納用として選択されたメモリセルは、稠密な(狭い)メモリセル分布を用いてVt2のプログラミング/検証プロセスを開始することが可能となり、その結果として図10のVt2の分布が得られる。同様に、Vt3のデータ格納用として選択されたメモリセルは、稠密な(狭い)メモリセル分布を用いてVt2とVt3のプログラミング/検証プロセスを開始し、その結果として図11のVt3の分布が得られる。
別のプログラミングおよびロックアウトの方法
図8は、図1のメモリアレイ1または図3のメモリアレイ311内の複数のメモリセルのプログラミングと、検証と、ロックアウトとを実行する方法の別の実施形態を示す。図8の方法の開始時に、図1のシステム100は、Vt1のデータ格納用として選択されたすべてのメモリセルのプログラミングと検証とを、図7のブロック700〜706に従って、図9に示すように行う。
ブロック800で、システム100は、図10の検証電圧2を用いて検証動作を実行し、Vt2のデータ格納用として選択されたいずれかのメモリセルがVt2の状態に到達したかどうかの判定を行う。Vt2のデータ格納用として選択された1または2以上のメモリセルがVt2の状態に到達した場合、システム100はブロック802へ進む。
ブロック802で、システム100は、残りのVt2プログラミング処理に対して、Vt2の状態を持つ個々のメモリセルのプログラミングのロックアウトすなわち禁止を行う。次いで、システム100はブロック806へ進む。
Vt2のデータ格納用として選択されたメモリセルのいずれもVt2の状態に到達しなかった場合(ブロック800)、システム100は、ブロック804で、Vt2のデータ格納用として選択されたメモリセルのプログラミングをプログラミング用パルスを用いて行う。1または2以上のプログラミング用パルスを印加した後、システムはブロック800へ戻る。
ブロック806で、システム100は、検証電圧2を用いて検証動作を実行し、Vt2のデータ格納用として選択されたすべてのメモリセルがVt2の状態に到達したかどうかの判定を行う。Vt2のデータ格納用として選択された1または2以上のメモリセルがVt2の状態に到達しなかった場合、システム100はブロック804へ戻り、プログラミングを続行する。Vt2のデータ格納用として選択されたすべてのメモリセルがVt2の状態に到達した場合、システム100はVt2とVt3の分布内で首尾よく高速ビットのロックアウトを行い、図10の分布の場合と同様のメモリセル分布を達成する。
ブロック808で、システム100は、図10の検証電圧3を用いて検証動作を実行し、Vt3のデータ格納用として選択されたいずれかのメモリセルがVt3の状態に到達したかどうかの判定を行う。ブロック810で、システム100は、残りのVt3のプログラミング処理に対して、Vt3の状態に到達した個々のメモリセルのプログラミングのロックアウトすなわち禁止を行う。次いで、システム100は、プログラミングのレベルのロックアウトと検証とが行われていないVt3のデータ格納用として選択されたメモリセルのプログラミングを続行する。
このようにして、図8の方法は、Vt2とVt3の分布内のすべての高速ビットを完全にロックして、図11の場合と同様のメモリセル分布を達成する。Vt1検証プロセス(図7のブロック700〜706)をパスしなかったVt2またはVt3のデータ格納用として選択されたいずれの低速ビット(低速プログラミングを用いるメモリセル)も、図8のブロック800〜806に図に示されているように検証電圧2を用いて、Vt2の状態時にプログラムされ、検証される。このようにして、Vt2またはVt3のデータ格納用として選択された低速ビットに起因する問題は発生しなくなる。
1または2以上の低位の状態から3以上の状態の同時プログラミングを行う限り、上述した図7と図8の状態遷移用のプログラミングシーケンスを任意の状態遷移シーケンスに適用することが可能である。
図1のシステム100は、列制御回路2(またはコントローラ20、コマンド回路7またはデータ入出力回路6)の中にデータラッチまたはレジスタを含むものであってもよい。データラッチは、メモリアレイ1へ書き込まれたデータと、メモリアレイ1から読み出されたデータとを保持するように構成される。データラッチやレジスタおよびそれらの動作の例については、米国特許出願第09/893,277号(特許文献1)の図7並びに米国特許第6,046,935号(特許文献3)に記載がある。これらの特許および特許出願は、その全体が本願明細書において参照により援用されている。
図7の方法および/または図8の方法では、システム100内のデータラッチがVt2とVt3のプログラムデータによりリセットされると、Vt1またはVt0のデータを持つメモリセルのプログラミングは禁止される。次いで、Vt2とVt3のデータは、Vt2の状態に対応してプログラムされ、検証される。
上述した方法のうちの1つの方法を利用することによって、図11の個々の状態に対応してプログラムされるメモリセルは、プログラムのステップアップサイズ以下のVt分布幅(幅503、595、507、509など)を持つことが望ましい。Vt分布幅とプログラムのステップアップサイズの例については、米国特許出願第09/893,277号(特許文献1)並びに米国特許第6,046,935号(特許文献3)に記載がある。これらの特許および特許出願は、その全体が本願明細書において参照により援用されている。
上位ページと下位ページのプログラミング
上述した図7と図8のプログラミングシーケンスは、上位ページと下位ページのプログラミング技法を用いてメモリセルのプログラミングを行うメモリシステムにおいて実現可能である。上位ページと下位ページのプログラミング技法の例については、米国特許出願第09/893,277号(特許文献1)並びに米国特許第6,046,935号(特許文献3)に記載がある。これらの特許および特許出願は、その全体が本願明細書において参照により援用されている。
図12Aは、第1ページのプログラミング処理後の図1のメモリアレイ100または図3のメモリアレイ311内のメモリセルの分布を示す。第1ページは“上位”ページまたは“下位”ページと呼ばれる場合もある。メモリシステムのなかには、米国特許出願第09/893,277号(特許文献1)(図10A〜10Bを参照)に記載のように下位ページを最初にプログラムするものもある。米国特許第6,046,935号(特許文献3)(図44B〜44Cを参照)に記載のように上位ページを最初にプログラムするメモリシステムもある。図12Aの第1の状態1201で第1ページのプログラミング中に、プログラミングの禁止が行われるメモリセルもある一方で、第1の状態1201から第2の状態1202へプログラムされるメモリセルもある。
図12Bは、第2ページのプログラミング処理後の図1のメモリアレイ100または図3のメモリアレイ311内のメモリセルの分布を示す。第2ページは“上位”ページまたは“下位”ページと呼ばれる場合もある。第2ページのプログラミング中、第2の状態1202でのメモリセルのプログラミングの禁止を第2の状態1202で行ったり、第3の状態1203に対応するプログラミングを行ったりすることも可能である。第1の状態1201でのメモリセルのプログラミングの禁止を第1の状態1201で行ったり、第3の状態1203に対応するプログラミングを行ったりし、次いで、第4の状態1204に対応するプログラミングを行うことも可能である。このようにして、第3の状態1203に対応して、第1と第2の状態1201、1202のメモリセルの同時プログラミングが行われる。
図7と図8とを参照する上述した方法は、図12Bの第2ページのプログラミング処理に適用することも可能である。このプログラミング方法は、第4の状態1204に到達するように意図したいずれかのメモリセルが第1の状態1201から第3の状態1203へプログラムされたかどうかの検証を行うことも可能である。第4の状態1204に到達するように意図した何らかのメモリセルが第3の状態1203に到達した場合、この方法は、このようなメモリセルがすべて第3の状態1203に到達するまで、個々のこのようなメモリセルのプログラミングのロックアウト/禁止を行うことができる。したがって、第1と第2の状態1201、1202のメモリセルのなかには、第3の状態1203で同時にプログラムされ、検証されるものもある。第4の状態1204に到達するように意図したメモリセルを第3の状態1203ですべて検証した後、この方法は、図12Bに示されているように、第4の状態1204に対応してこのようなセルのプログラミングを行うことができる。
上述した方法は、第1の状態1201でのメモリセルが第4の状態1204に対応してプログラムされるとき、高速ビットを捕捉して、図12Bの第4の状態分布のオーバーシューティングから高速ビットが生じる確率を小さくする方法である。一実施形態では、第4の状態1204の分布幅を可能な限り狭く保つことが望ましい。すなわち、第4の状態1204に対応してプログラムされたメモリセルが少なくとも2つの理由のために“オーバーシュートする”のを阻止することが望ましい。図2のストリング210などのNANDアレイストリングのメモリセルが、第4の状態1204以上の受け入れ可能なレベルよりも高いしきい値電圧を持っている場合、隣接するメモリセルが正しく導通しない可能性がある。そのため、チェーンを正しく読み出したり、検証したりすることができなくなる。
上述した図7と図8のプログラミングシーケンスは、別のVtの状態を用いてメモリセルのプログラミングと検証とを行う前に、上述した米国特許出願第09/893,277号(特許文献1)に記載されている1または2以上のプログラミングおよび検証方法と組み合わせて、メモリセルのVtの状態分布を稠密にすることも可能である。
上述した図7と図8の状態遷移のためのプログラミングシーケンスを変更することも可能である。上述した本発明の実施形態は単に例示の実施形態を意味するものであり、本発明に対する限定を意味するものではない。本発明から逸脱することなく、本発明の広範にわたる態様の種々の変更と改変とを行うことも可能である。添付の請求項は本発明の精神と範囲内におけるこのような変更と改変とを包含するものである。
本発明の種々の態様を実現することが可能な不揮発性メモリシステムの一実施形態を示す。 図1のシステムで実現可能なNAND形フラッシュEEPROMメモリセルアレイの一実施形態を示す。 本発明の種々の態様を実現することが可能な不揮発性メモリシステムの別の実施形態を示す。 図3のシステムで実現可能なNOR形フラッシュEEPROMメモリセルアレイの一実施形態の一部を示す。 図3のシステムで実現可能なNOR形フラッシュEEPROMメモリセルの一実施形態を示す。 複数のしきい値電圧の格納状態に対応してプログラムされた図1のメモリアレイまたは図3のメモリアレイ内のメモリセルの分布を示す。 複数のしきい値電圧の格納状態に対応してプログラムされた図1のメモリアレイまたは図3のメモリアレイ内のメモリセルの分布を示し、この分布にはVt2とVt3の状態分布における高速ビットが含まれる。 図1のメモリアレイまたは図3のメモリアレイ内の複数のメモリセルのプログラミングと、検証と、ロックアウトとを実行する方法の一実施形態を示す。 図1のメモリアレイまたは図3のメモリアレイ内の複数のメモリセルのプログラミングと、検証と、ロックアウトとを実行する方法の別の実施形態を示す。 過剰プログラムのメモリセルを伴うことなく、しきい値電圧Vt1の格納状態に対応してプログラムされた図1のメモリアレイまたは図3のメモリアレイ内のメモリセルの分布を示す。 過剰プログラムされたビットを伴うことなく、しきい値電圧Vt1とVt2の格納状態に対応してプログラムされた図1のメモリアレイまたは図3のメモリアレイ内のメモリセルの分布を示す。 過剰プログラムされたビットを伴うことなく、しきい値電圧Vt1、Vt2、Vt3の格納状態に対応してプログラムされた図1のメモリアレイまたは図3のメモリアレイ内のメモリセルの分布を示す。 第1ページのプログラミング処理後の図1のメモリアレイまたは図3のメモリアレイ内のメモリセルの分布を示す。 第2ページのプログラミング処理後の図1のメモリアレイまたは図3のメモリアレイ内のメモリセルの分布を示す。

Claims (45)

  1. 複数のしきい値電圧レベルを持つように複数の不揮発性メモリセルをプログラムする方法であって、
    少なくとも1つの電圧パルスを用いて前記メモリセルをプログラムするステップと、
    少なくとも1つの電圧パルスを印加した後、メモリセルが第1の所定のしきい値電圧レベルに到達しなかったか、前記電圧レベルを超えなかった場合、プログラミングを続行するステップであって、前記第1の所定のしきい値電圧レベルが第1のセットのデータビットを表すステップと、
    前記第1の所定のしきい値電圧レベルに到達したか、前記電圧レベルを超えたいずれのメモリセルのプログラミングも禁止するステップと、
    前記第1のセットのデータビットの格納用として選択されたすべてのメモリセルが前記第1の所定のしきい値電圧レベルに到達したか、前記電圧レベルを超えたかどうかを判定するステップと、
    前記第1のセットのデータビットの格納用として選択された少なくとも1つのメモリセルが前記第1の所定のしきい値電圧レベルに到達しなかったか、前記電圧レベルを超えなかった場合、禁止されていないメモリセルのプログラミングを続行するステップと、
    前記第1のセットのデータビットの格納用として選択されたすべてのメモリセルが前記第1の所定のしきい値電圧レベルに到達したか、前記電圧レベルを超えた場合、第2のセットまたは第3のセットのデータビットの格納用として選択されたすべてのメモリセルが前記第1の所定のしきい値電圧レベルに到達したか、前記電圧レベルを超えたかどうかを判定するステップと、
    前記第2のセットまたは第3のセットのデータビットの格納用として選択された少なくとも1つのメモリセルが前記第1の所定のしきい値電圧レベルに到達しなかったか、前記電圧レベルを超えなかった場合、前記第2のセットまたは第3のセットのデータビットの格納用として選択されたすべてのメモリセルが前記第1の所定のしきい値電圧レベルに到達するか、前記電圧レベルを超えるまで、禁止されていないメモリセルのプログラミングを続行するステップと、
    前記第2のセットまたは第3のセットのデータビットの格納用として選択されたすべてのメモリセルが前記第1の所定のしきい値電圧レベルに到達したか、前記電圧レベルを超えた場合、前記第2のセットまたは第3のセットのデータビットの格納用として選択されたすべてのメモリセルのプログラミングを続行するステップと、
    を有することを特徴とする方法。
  2. 前記メモリセルにプログラムすべき複数の所定のしきい値電圧レベルに対応する複数のデータビットを受け取るステップをさらに有する請求項1記載の方法。
  3. プログラムすべき1グループのメモリセルを選択するステップをさらに有する請求項1記載の方法。
  4. 前記選択した1グループが、1000以上のセルを有する請求項3記載の方法。
  5. 前記不揮発性メモリセルが、NAND形アレイで構成される請求項1記載の方法。
  6. 前記不揮発性メモリセルが、NOR形アレイで構成される請求項1記載の方法。
  7. 前記不揮発性メモリセルが、電気的に消去可能でプログラム可能な読み出し専用メモリ(EEPROM)を形成する請求項1記載の方法。
  8. 前記不揮発性メモリセルが、フラッシュメモリを形成する請求項1記載の方法。
  9. 前記プログラムステップが、所定の振幅を持つ電圧パルスを印加するステップを有する請求項1記載の方法。
  10. 前記プログラムステップが、個々の禁止されていないメモリセル内のフローティングゲートトランジスタに電荷を格納するステップを有する請求項1記載の方法。
  11. メモリセルが第1の所定のしきい値電圧レベルに到達しなかったか、前記電圧レベルを超えなかった場合、プログラミングを続行する前記ステップが、前回の電圧パルスの振幅よりも高い振幅を用いて、前記メモリセルに電圧パルスを印加するステップを有する請求項1記載の方法。
  12. いずれかのメモリセルが第1の所定のしきい値電圧レベルに到達したか、前記電圧レベルを超えたかどうかを判定するステップをさらに有する請求項1記載の方法。
  13. メモリセルが第1の所定のしきい値電圧レベルに到達したか、前記電圧レベルを超えたかどうかを判定する前記ステップが、前記メモリセルに第1の検証電圧を印加するステップと、前記メモリセルが動作しているかどうかを判定するステップを有する請求項12記載の方法。
  14. 前記第1の所定のしきい値電圧レベルに到達したか、前記電圧レベルを超えたいずれのメモリセルのプログラミングも禁止する前記ステップであって、
    前記方法の残り部分の最中に前記第1のセットのデータビットの格納用として選択されたメモリセルのプログラミングを禁止するステップと、
    第1のプログラミング時間中に前記第2のセットまたは第3のセットのデータビットの格納用として選択されたメモリセルのプログラミングを禁止するステップと、
    を有する請求項1記載の方法。
  15. 前記第2のセットまたは第3のセットのデータビットの格納用として選択されたすべてのメモリセルが前記第1の所定のしきい値電圧レベルに到達したか、前記電圧レベルを超えたかどうかを判定する前記ステップが、前記メモリセルに第1の検証電圧を印加するステップと、前記メモリセルが動作しているかどうかを判定するステップとを有する請求項1記載の方法。
  16. 少なくとも1つの電圧パルスを印加した後、メモリセルが第2の所定のしきい値電圧レベルに到達しなかったか、前記電圧レベルを超えなかった場合、禁止されていないメモリセルのプログラミングを続行するステップであって、前記第2の所定のしきい値電圧レベルが前記第2のセットのデータビットを表すステップと、
    前記第2の所定のしきい値電圧レベルに到達したか、前記電圧レベルを超えたいずれのメモリセルのプログラミングも禁止するステップと、
    第2のセットまたは第3のセットのデータビットの格納用として選択されたすべてのメモリセルが前記第2の所定のしきい値電圧レベルに到達したか、前記電圧レベルを超えたかどうかを判定するステップと、
    前記第2のセットまたは第3のセットのデータビットの格納用として選択された少なくとも1つのメモリセルが前記第2の所定のしきい値電圧レベルに到達しなかったか、前記電圧レベルを超えなかった場合、禁止されていないメモリセルのプログラミングを続行するステップと、
    前記第2のセットまたは第3のセットのデータビットの格納用として選択されたすべてのメモリセルが前記第2の所定のしきい値電圧レベルに到達したか、前記電圧レベルを超えた場合、前記第3のセットのデータビットの格納用として選択されたすべてのメモリセルが前記第2の所定のしきい値電圧レベルに到達したか、前記電圧レベルを超えたかどうかを判定するステップと、
    前記第3のセットのデータビットの格納用として選択された少なくとも1つのメモリセルが前記第2の所定のしきい値電圧レベルに到達しなかったか、前記電圧レベルを超えなかった場合、前記第3のセットのデータビットの格納用として選択されたすべてのメモリセルが前記第2の所定のしきい値電圧レベルに到達するか、前記電圧レベルを超えるまで、前記第3のセットのデータビットの格納用として選択された禁止されていないメモリセルのプログラミングを続行するステップと、
    前記第3のセットのデータビットの格納用として選択されたすべてのメモリセルが前記第2の所定のしきい値電圧レベルに到達したか、前記電圧レベルを超えた場合、前記第3のセットのデータビットの格納用として選択されたすべてのメモリセルのプログラミングを続行するステップと、
    をさらに有する請求項1記載の方法。
  17. 前記メモリセルが、ワードラインと結合されている請求項1記載の方法。
  18. 第4のセットのデータビットの格納用として選択されたメモリセルのプログラミングを禁止するステップをさらに有する請求項1記載の方法。
  19. 別のグループのメモリセルのために前記方法を繰り返すステップをさらに有する請求項1記載の方法。
  20. 複数の不揮発性メモリセルを利用する方法であって、
    前記メモリセルに電荷を格納するステップと、
    メモリセルが第1の所定の電荷レベルに到達しなかったか、前記電荷レベルを超えなかった場合、前記メモリセルへの電荷の格納を続行するステップであって、前記第1の所定の電荷レベルが少なくとも2つのデータビットを表すステップと、
    前記第1の所定の電荷レベルに到達したか、前記電荷レベルを超えたいずれのメモリセルへの電荷の格納も禁止するステップと、
    前記第1の所定の電荷レベルの格納用として選択されたすべてのメモリセルが前記第1の所定の電荷レベルに到達したか、前記電荷レベルを超えたかどうかを判定するステップと、
    前記第1の所定の電荷レベルの格納用として選択された少なくとも1つのメモリセルが前記第1の所定の電荷レベルに到達しなかったか、前記電荷レベルを超えなかった場合、禁止されていないメモリセルへの電荷の格納を続行するステップと、
    前記第1の所定の電荷レベルの格納用として選択されたすべてのメモリセルが前記第1の所定の電荷レベルに到達したか、前記電荷レベルを超えた場合、第2または第3の所定の電荷レベルの格納用として選択されたすべてのメモリセルが前記第1の所定の電荷レベルに到達したか、前記電荷レベルを超えたかどうかを判定するステップと、
    前記第2または第3の所定の電荷レベルの格納用として選択された少なくとも1つのメモリセルが前記第1の所定の電荷レベルに到達しなかったか、前記電荷レベルを超えなかった場合、前記第2または第3の所定の電荷レベルの格納用として選択されたすべてのメモリセルが前記第1の所定の電荷レベルに到達するか、前記電荷レベルを超えるまで、禁止されていないメモリセルへの電荷の格納を続行するステップと、
    を有することを特徴とする方法。
  21. 前記第2または第3の所定の電荷レベルの格納用として選択されたすべてのメモリセルが前記第1の所定の電荷レベルに到達したか、前記電荷レベルを超えた場合、第2または第3の所定の電荷レベルの格納用として選択されたすべてのメモリセルへの電荷の格納を続行するステップをさらに有する請求項20記載の方法。
  22. 個々のメモリセルが、電荷を格納するように構成された少なくとも1つのフローティングゲートトランジスタを有する請求項20記載の方法。
  23. 複数の不揮発性メモリセルをプログラムする方法であって、前記メモリセルが、第1のセットのデータビットに対応する第1の所定の電荷レベル以上の電荷レベルの格納用として選択された第1のセットの1またはそれ以上のメモリセルと、第2のセットのデータビットに対応する第2の所定の電荷レベル以上の電荷レベルの格納用として選択された第2のセットの1またはそれ以上のメモリセルと、第3のセットのデータビットに対応する第3の所定の電荷レベル以上の電荷レベルの格納用として選択された第3のセットの1またはそれ以上のメモリセルとを有する方法において、
    前記第1のセット、第2のセットおよび第3のセット内のメモリセルに同時に電荷を格納するステップと、
    メモリセルが前記第1の所定の電荷レベルに到達しなかったか、前記電荷レベルを超えなかった場合、前記メモリセルへの電荷の格納を続行するステップと、
    前記第1の所定の電荷レベルに到達したか、前記電荷レベルを超えた前記第1のセット、第2のセットおよび第3のセット内のいずれかのメモリセルへの電荷の格納を禁止するステップと、
    前記第1のセット内のすべてのメモリセルが前記第1の所定の電荷レベルに到達したか、前記電荷レベルを超えたかどうかを判定するステップと、
    前記第1のセット内の少なくとも1つのメモリセルが前記第1の所定の電荷レベルに到達しなかったか、前記電荷レベルを超えなかった場合、禁止されていないメモリセルへの電荷の格納を続行するステップと、
    を有することを特徴とする方法。
  24. 前記第1のセット内のすべてのメモリセルが前記第1の所定の電荷レベルに到達したか、前記電荷レベルを超えた場合、前記第2のセットと第3のセット内のすべてのメモリセルが前記第1の所定の電荷レベルに到達したか、前記電荷レベルを超えたかどうかを判定するステップと、
    前記第2のセットまたは第3のセット内の少なくとも1つのメモリセルが前記第1の所定の電荷レベルに到達しなかったか、前記電荷レベルを超えなかった場合、前記第2のセットと第3のセット内のすべてのメモリセルが前記第1の所定の電荷レベルに到達するか、前記電荷レベルを超えるまで、前記第2のセットと第3のセット内の禁止されていないメモリセルへの電荷の格納を続行するステップと、
    前記第2のセットと第3のセット内のすべてのメモリセルが前記第1の所定の電荷レベルに到達したか、前記電荷レベルを超えた場合、前記第2のセットと第3のセット内のすべてのメモリセルへの電荷の格納を続行するステップと、
    をさらに有する請求項23記載の方法。
  25. 複数のしきい値電圧レベルを持つように複数の不揮発性メモリセルをプログラムする方法であって、
    少なくとも1つの電圧パルスを用いて前記メモリセルをプログラムするステップと、
    少なくとも1つの電圧パルスを印加した後、メモリセルが第1の所定のしきい値電圧レベルに到達しなかったか、前記電圧レベルを超えなかった場合、プログラミングを続行するステップであって、前記第1の所定のしきい値電圧レベルが第1のセットのデータビットを表すステップと、
    前記第1の所定のしきい値電圧レベルに到達したか、前記電圧レベルを超えたいずれのメモリセルのプログラミングも禁止するステップと、
    前記第1のセットのデータビットの格納用として選択されたすべてのメモリセルが前記第1の所定のしきい値電圧レベルに到達したか、前記電圧レベルを超えたかどうかを判定するステップと、
    前記第1のセットのデータビットの格納用として選択された少なくとも1つのメモリセルが前記第1の所定のしきい値電圧レベルに到達しなかったか、前記電圧レベルを超えなかった場合、禁止されていないメモリセルのプログラミングを続行するステップと、
    前記第1のセットのデータビットの格納用として選択されたすべてのメモリセルが前記第1の所定のしきい値電圧レベルに到達したか、前記電圧レベルを超えた場合、いずれかのメモリセルが第2の所定のしきい値電圧レベルに到達したか、前記電圧レベルを超えたかどうかを判定するステップであって、前記第2の所定のしきい値電圧レベルが第2のセットのデータビットを表すステップと、
    前記第2の所定のしきい値電圧レベルに到達したか、前記電圧レベルを超えたいずれのメモリセルのプログラミングも禁止し、禁止されていないメモリセルのプログラミングを続行するステップと、
    を有することを特徴とする方法。
  26. 前記第2のセットまたは第3のセットのデータビットの格納用として選択されたすべてのメモリセルが前記第2の所定のしきい値電圧レベルに到達したか、前記電圧レベルを超えたかどうかを判定するステップと、
    前記第2のセットまたは第3のセットのデータビットの格納用として選択されたすべてのメモリセルが前記第2の所定のしきい値電圧レベルに到達したか、前記電圧レベルを超えた場合、前記第3のセットのデータビットの格納用として選択されたすべてのメモリセルが前記第3の所定のしきい値電圧レベルに到達したか、前記電圧レベルを超えたかどうかを判定するステップと、
    前記第3の所定のしきい値電圧レベルに到達したか、前記電圧レベルを超えたいずれのメモリセルのプログラミングも禁止し、禁止されていないメモリセルのプログラミングを続行するステップと、
    をさらに有する請求項25記載の方法。
  27. 複数の不揮発性メモリセルを利用する方法であって、
    前記メモリセルに電荷を格納するステップと、
    メモリセルが第1の所定の電荷レベルに到達しなかったか、前記電荷レベルを超えなかった場合、前記メモリセルへの電荷の格納を続行するステップであって、前記第1の所定の電荷レベルが少なくとも2つのデータビットを表すステップと、
    前記第1の所定の電荷レベルに到達したか、前記電荷レベルを超えたいずれのメモリセルへの電荷の格納も禁止するステップと、
    前記第1の所定の電荷レベルの格納用として選択されたすべてのメモリセルが前記第1の所定の電荷レベルに到達したか、前記電荷レベルを超えたかどうかを判定するステップと、
    前記第1の所定の電荷レベルの格納用として選択された少なくとも1つのメモリセルが前記第1の所定の電荷レベルに到達しなかったか、前記電荷レベルを超えなかった場合、禁止されていないメモリセルへの電荷の格納を続行するステップと、
    前記第1の所定の電荷レベルの格納用として選択されたすべてのメモリセルが前記第1の所定の電荷レベルに到達したか、前記電荷レベルを超えた場合、第2または第3の所定の電荷レベルの格納用として選択されたいずれかのメモリセルが前記第2の所定の電荷レベルに到達したか、前記電荷レベルを超えたかどうかを判定するステップと、
    前記第2の所定の電荷レベルに到達したか、前記電荷レベルを超えたいずれのメモリセルへの電荷の格納も禁止するステップと、
    前記第2または第3の所定の電荷レベルの格納用として選択されたメモリセルが前記第2の所定の電荷レベルに到達しなかったか、前記電荷レベルを超えなかった場合、禁止されていないメモリセルへの電荷の格納を続行するステップと、
    を有することを特徴とする方法。
  28. 前記第2の所定の電荷レベルの格納用として選択されたすべてのメモリセルが前記第2の所定の電荷レベルに到達したか、前記電荷レベルを超えたかどうかを判定するステップと、
    前記第2の所定の電荷レベルの格納用として選択された少なくとも1つのメモリセルが前記第2の所定の電荷レベルに到達しなかったか、前記電荷レベルを超えなかった場合、禁止されていないメモリセルへの電荷の格納を続行するステップと、
    前記第2の所定の電荷レベルの格納用として選択されたすべてのメモリセルが前記第2の所定の電荷レベルに到達したか、前記電荷レベルを超えた場合、前記第3の所定の電荷レベルの格納用として選択されたいずれかのメモリセルが前記第3の所定の電荷レベルに到達したか、前記電荷レベルを超えたかどうかを判定するステップと、
    前記第3の所定の電荷レベルの格納用として選択された少なくとも1つのメモリセルが前記第2の所定の電荷レベルに到達しなかったか、前記電荷レベルを超えなかった場合、前記第3の所定の電荷レベルの格納用として選択されたすべてのメモリセルが前記第3の所定の電荷レベルに到達するか、前記電荷レベルを超えるまで、前記第3の所定の電荷レベルの格納用として選択されたすべてのメモリセルへの電荷の格納を続行するステップと、
    をさらに有する請求項27記載の方法。
  29. 個々のメモリセルが、電荷を格納するように構成された少なくとも1つのフローティングゲートトランジスタを有する請求項27記載の方法。
  30. 複数の不揮発性メモリセルをプログラムする方法であって、前記メモリセルが、第1のセットのデータビットに対応する第1の所定の電荷レベル以上の電荷レベルの格納用として選択された第1のセットの1またはそれ以上のメモリセルと、第2のセットのデータビットに対応する第2の所定の電荷レベル以上の電荷レベルの格納用として選択された第2のセットの1またはそれ以上のメモリセルと、第3のセットのデータビットに対応する第3の所定の電荷レベル以上の電荷レベルの格納用として選択された第3のセットの1またはそれ以上のメモリセルとを有する方法において、
    前記第1のセット、第2のセットおよび第3のセット内のメモリセル内に同時に電荷を格納するステップと、
    メモリセルが前記第1の所定の電荷レベルに到達しなかったか、前記電荷レベルを超えなかった場合、前記メモリセルへの電荷の格納を続行するステップと、
    前記第1の所定の電荷レベルに到達したか、前記電荷レベルを超えた前記第1のセット、第2のセットおよび第3のセット内のいずれかのメモリセルの荷電を禁止するステップと、
    前記第1のセット内のすべてのメモリセルが前記第1の所定の電荷レベルに到達したか、前記電荷レベルを超えたかどうかを判定するステップと、
    前記第1のセット内の少なくとも1つのメモリセルが前記第1の所定の電荷レベルに到達しなかったか、前記電荷レベルを超えなかった場合、禁止されていないメモリセルへの電荷の格納を続行するステップと、
    前記第1のセット内のすべてのメモリセルが前記第1の所定の電荷レベルに到達したか、前記電荷レベルを超えた場合、前記第2のセット内のいずれかのメモリセルが前記第2の所定の電荷レベルに到達したか、前記電荷レベルを超えたかどうかを判定するステップと、
    前記第2のセット内の少なくとも1つのメモリセルが前記第2の所定の電荷レベルに到達しなかったか、前記電荷レベルを超えなかった場合、前記第2のセットと第3のセット内の禁止されていないメモリセルへの電荷の格納を続行するステップと、
    を有することを特徴とする方法。
  31. メモリデバイスであって、
    複数の不揮発性メモリセルを有し、前記メモリセルは、
    第1のセットのデータビットに対応する第1の所定の電荷レベル以上の電荷の格納用として選択された第1のセットの1またはそれ以上のメモリセルと、
    第2のセットのデータビットに対応する第2の所定の電荷レベル以上の電荷の格納用として選択された第2のセットの1またはそれ以上のメモリセルと、を有し、ここにおいて、前記メモリデバイスは、前記第1のセットと第2のセットのメモリセルを同時にプログラムし、さらに、前記第1のセット内のすべてのメモリセルが前記第1の所定の電荷レベルに到達するか、前記電荷レベルを超えるまで、前記第1の所定の電荷レベルに到達したか、前記電荷レベルを超えたいずれのメモリセルのプログラミングも禁止するように構成されていることを特徴とするメモリデバイス。
  32. 前記メモリデバイスが、前記第2のセット内のすべてのメモリセルが前記第1の所定の電荷レベルに到達するか、前記電荷レベルを超えるまで、プログラミングを続行するようにさらに構成されている請求項31記載のメモリデバイス。
  33. 前記メモリデバイスが、前記メモリセルに第1のテスト電圧を印加することにより、メモリセルが前記第1の所定の電荷レベルに到達したか、前記電荷レベルを超えたかどうかを検証するようにさらに構成されている請求項31記載のメモリデバイス。
  34. 前記メモリデバイスが、前記第2のセット内のすべてのメモリセルが前記第2の所定の電荷レベルに到達するか、前記電荷レベルを超えるまで、プログラミングを続行するようにさらに構成されている請求項31記載のメモリデバイス。
  35. 前記メモリデバイスが、前記メモリセルに第2のテスト電圧を印加することにより、メモリセルが前記第2の所定の電荷レベルに到達したか、前記電荷レベルを超えたかどうかを検証するようにさらに構成されている請求項34記載のメモリデバイス。
  36. 個々のメモリセルが、電荷を格納するように構成されたフローティングゲートトランジスタを有する請求項31記載のメモリデバイス。
  37. 前記メモリセルが、複数の行と列の形で編成された請求項31記載のメモリデバイス。
  38. 前記第1のセットと第2のセットのメモリセルが、メモリセルのアクティブな行内にある請求項31記載のメモリデバイス。
  39. 複数の不揮発性メモリセルをプログラムする方法であって、
    第1のセットと第2のセット内のメモリセルに電荷を格納するステップと、
    メモリセルが第1の所定の電荷レベルに到達しなかったか、前記電荷レベルを超えなかった場合、前記メモリセルへの電荷の格納を続行するステップであって、前記第1の所定の電荷レベルが少なくとも2つのデータビットを表すステップと、
    前記第1の所定の電荷レベルに到達したか、前記電荷レベルを超えたいずれのメモリセルへの電荷の格納も禁止するステップと、
    前記第1のセット内のメモリセルのすべてのメモリセルが前記第1の所定の電荷レベルに到達したか、前記電荷レベルを超えたかどうかを判定するステップと、
    前記第1のセット内の少なくとも1つのメモリセルが前記第1の所定の電荷レベルに到達しなかったか、前記電荷レベルを超えなかった場合、禁止されていないメモリセルへの電荷の格納を続行するステップと、
    前記第1のセット内のすべてのメモリセルが前記第1の所定の電荷レベルに到達したか、前記電荷レベルを超えた場合、前記第1のセット内のメモリセルへの電荷の格納を続行するステップと、
    を有することを特徴とする方法。
  40. 前記第1のセットのメモリセルが第1の初期電荷レベルを持ち、前記第2のセットのメモリセルが第2の初期電荷レベルを持ち、前記第2の初期電荷レベルの方が前記第1の初期電荷レベルよりも高く、かつ、前記所定の電荷レベルの方が前記第1と第2の初期電荷レベルの双方よりも高い請求項39記載の方法。
  41. 共通のしきい値レベルから複数の不揮発性メモリセルを同時にプログラムして、メモリセルに格納されたデータによって指定されるような少なくとも第1と第2のしきい値レベルにセットする方法であって、
    前記第1と第2のしきい値レベル用として指定された前記複数のメモリセルのすべてにプログラミング条件を適用するステップと、
    前記第1と第2のしきい値レベル用として指定された前記セルが前記第1のしきい値レベルに個々に到達したとき、前記第1と第2のしきい値レベル用として指定された前記複数のメモリセルの個々のメモリセルに対する前記プログラミング条件の適用を終了させるステップと、
    前記第1のしきい値レベル用として指定された前記メモリセルのセルがすべて前記第1のしきい値レベルに到達した後、前記第2のしきい値レベル用として指定された前記複数のメモリセルのセルに対してプログラミング条件を適用するステップと、
    前記第2のしきい値レベル用として指定された前記セルが前記第2のしきい値レベルに個々に到達したとき、前記第2のしきい値レベル用として指定された前記複数のメモリセルの個々のメモリセルに対する前記プログラミング条件の適用を終了させるステップと、
    を有することを特徴とする方法。
  42. 前記第2のしきい値レベル用として指定された前記メモリセルのすべてのセルが前記第1のしきい値レベルに到達した後、前記第2のしきい値レベル用として指定された前記複数のメモリセルのセルに対してプログラミング条件を適用するステップが開始する請求項41記載の方法。
  43. 前記共通のしきい値レベルも、前記メモリセルに格納された前記データによって指定されたプログラムされたレベルであり、前記共有レベル用として指定された前記複数のメモリセルのセルが、プログラミング条件を受け取るステップからロックアウトされる請求項41記載の方法。
  44. データ格納手段であって、
    複数の不揮発性メモリセルを有し、前記メモリセルは、
    第1のセットのデータビットに対応する第1の所定の電荷レベル以上の電荷の格納用として選択された第1のセットの1またはそれ以上のメモリセルと、
    第2のセットのデータビットに対応する第2の所定の電荷レベル以上の電荷の格納用として選択された第2のセットの1またはそれ以上のメモリセルと、を有し、ここにおいて、前記データ格納手段は、前記第1のセットと第2のセットのメモリセルを同時にプログラムし、さらに、前記第1のセット内のすべてのメモリセルが前記第1の所定の電荷レベルに到達するか、前記電荷レベルを超えるまで、前記第1の所定の電荷レベルに到達したか、前記電荷レベルを超えたいずれのメモリセルのプログラミングも禁止するように構成されていることを特徴とするデータ格納手段。
  45. プログラミング用の前記第1のセットと第2のセットのメモリセルを選択する手段をさらに有する請求項44記載のデータ格納手段。
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