JP2005513513A - 生物学的試料を集積し試験するための方法及び装置 - Google Patents

生物学的試料を集積し試験するための方法及び装置 Download PDF

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Abstract

物質を捕捉する装置で、この装置は、第一層により定められた管状内面を含む管状の本体を一般的に含み、該内面は中にポケットを定め、ポケットは遠位端及び近位端を持ち、前記遠位端はほぼ閉じ、前記近位端はほぼ開口し、前記近位端は、この近位端を通ってポケットに指を挿入するように形成されており、更に管状外面が内面からほぼ半径方向外側に位置されており、外面の一部分で物質を捕捉することができる。又、試験対象から試料を集積する方法で、この方法は、試料を捕捉し更に保持するようになった装置を準備し、その装置は内部層により定められたほぼ管状の内面を含み、前記内面は中にポケットを定め、前記ポケットは遠位端及び近位端を持ち、遠位端はほぼ閉じ、近位端はほぼ開口し、近位端は該近位端を通ってポケットに指を挿入するように形成されており、更にほぼ管状の外面が備えられたほぼ管状の本体を含み、前記ポケットに指を挿入してこの装置で試料を捕捉するために物質に接触する。

Description

綿球、綿棒及びガーゼが、種々異なる理由で一般的に使用されている。例えば、綿球は、オムツかぶれ用軟膏、薬剤、アルコール、口腔麻酔剤などを付与する時に使用することができる。これらのどの分野においても、綿球及び綿棒は、典型的に、付与する領域に特定の添加物又は成分を与えるように形成されている。
生物学的試料の集積のために幾つかの商業的製品があり、これは、単純な綿棒、又は、Sarstedt InternationalのSALIVETTEブランドの唾液集積チューブのような、チューブの中に綿棒又は綿球を持つ最近の製品を含む。プラスチック、多孔性材料から形成された別の綿棒ベースの装置が日本国特許第JP63215939号に記載されている。他の唾液集積装置としては、Saliva Diagnostic Systems, Inc.により製造されているOMNI−SAL−ブランド集積装置、及びEpitop's ORASUREブランド口腔標本集積装置がある。別の形の診断用試料集積製品としては、MedTek DiagnosticsによるHEMAWIPEブランド集積システムがあり、これは、患者が便通の後の拭き取りに使用する吸収性パッドを含む。次いで患者は、便潜血分析のために医者にパッドを郵送により戻す。
PCT特許番号WO9609544及びWO9609545は、挿入に適した伸長された試料抜き取り要素を示しており、例えば受精の分析のために頸管粘液を集積するために膣に挿入されるものがある。PCT特許番号WO0072009及びWO9535497のような特許は、体液を集積するための吸収性材料を示しており、これらの吸収性装置は、試料を集積するために綿のような親水性材料を使用する。
日本国特許第JP63215939号公報 PCT特許番号WO9609544公報 PCT特許番号WO9609545公報 PCT特許番号WO0072009公報 PCT特許番号WO9535497公報 米国特許第5,108,827号公報 米国特許第5,294,482号公報 米国特許第5,108,820号公報 米国特許第4,795,668号公報 米国特許第5,382,400号公報 米国特許第5,382,400号公報 独国特許DT2513251A1公報 米国特許第5,277,976号公報 米国特許第5,466,410号公報 米国特許第5,069,970号公報 米国特許第5,057,368号公報 米国特許第3、849、241号公報 米国特許第4,340,563号公報 米国特許第3,692,618号公報 米国特許第3,802,817号公報 米国特許第3,338,992号公報 米国特許第3,341,394号公報 米国特許第3,502,763号公報 米国特許第3,502,538号公報 米国特許第3,542,615号公報 米国特許第5,382,400号公報 米国特許出願一連番号09/826,413公報 米国特許出願一連番号09/826,371公報 米国特許出願一連番号09/826,411公報 米国特許第4,041,203号公報 米国特許第5,464,688号公報 米国特許第5,169,706号公報 米国特許第4,766,029号公報 米国特許第5,882,627号公報 米国特許第6,086,852号公報 米国特許第6,194,573号公報 PCT特許番号WO94/16325公報 PCT特許番号WO97/31675公報 米国特許第6,153,219号公報 米国特許第5,486,381号公報 Deagnostics Intelligence、10巻、ナンバー9、13ページ J.A.Manson及びL.H.Sperlingによるテキスト"Polymer Blends and Composites"の273から277ページ Landy J.McBrideによるISBN0−397−55231−9の"Textbook of Urinalysis and Body Fluids"
広く入手可能な試料集積装置又は付与装置の使用者が直面する顕著な問題点は、試料に使用者を曝すことにある。例えば、一般市販薬の便潜血テストのほとんどが、被験物集積が原因で「使用することが不快」として文献に記されている(Deagnostics Intelligence、10巻、ナンバー9、13ページ参照)。幾つかの場合に、使用者が例えば、添加物をこぼさないように綿球に添加物を付けるといった困難な付加的問題がある。更に綿材料は比較的高価で、他の型の材料に比較して処理しにくいことがしばしばあり得る。更に、多くの場合、生物学的関連試料又は生体標識はプロテインで、これは疎水性材料に優先的に吸着することで知られている。このように吸収性材料の使用は、望まれるプロテインを希釈することになり、これはこれらの吸収性装置が、関心ある分析対象よりむしろ周囲のマトリックス流体に優先的に吸着する傾向があることによる。
このように、付与する特定の領域に、指示剤として、試料を集積又は添加物を付与することが可能な改善された製品の必要性が現在存在している。特に、試料を集積したり又は特定の添加物を付与する間に指を隔離することができる、指手袋装置の必要性が現在存在する。
本発明は、物質を捕捉するための装置を示しており、この装置は、第一層により定められたほぼ管状の内側表面を含み、この内側表面がポケットを定め、このポケットは遠位端及び近位端を持ち、遠位端はほぼ閉じており、近位端はほぼ開口しており、近位端はこの近位端を通してポケットに指を挿入するように形成されておりて、更に管状外側表面が内側表面からほぼ半径方向外側に位置されていて、外側表面の一部が物質を捕捉するようになったほぼ管状の本体を含む。又、試験物体から試料を集積する方法は、試料を捕捉し更に保持するようになった装置を含み、この装置は内部層により定められるほぼ管状の内側表面を含み、この内側表面はポケットを定め,このポケットは遠位端及び近位端を持ち、遠位端はほぼ閉じており、近位端はほぼ開口し、近位端はこの近位端を通してポケットに指を挿入するように形成された管状の本体を含み、指をこのポケットに挿入し、次いでこの装置で試料を取るために物質に接触させることができる。
提案された装置が使用者に提供する主要な利点は、体液との接触からの隔離及び防御である。同程度の防御は、綿棒、拭き布、又は他の集積装置からは提供されない。提案された装置の他の利点は、綿棒を操るのではなく、人の指の使用を可能にすることで提供される器用さであり、この器用さは幾つかの場合において、より良い試料の集積が達成される。
本発明の他の目的及び利点は、当業者にとって、以下の説明及び添付した図面を見ることでより明らかになるであろう。
当業者に向けられている最良の形態を含む、本発明の十分で発明を実施可能にする開示が、添付図面を参照にして明細書に説明される。
本発明の明細書及び図面に繰り返し使用されている参照符号は、本発明の同様の又は類似した特徴又は要素を表わすものである。
ここで用いられる「バリア材料」という用語は、体液及び汚染物質を含む化学液体及び固体、並びに、ウイルス、細菌、又は他の病原体などの生物学的粒子に対し、実質的に不透過性である材料を意味する。バリア材料は、吹込み、キャスト、又は熱可塑性ポリマーの押し出し形成されたシートとすることができ、例えば孔のない材料又はここに記載された他の材料とすることができる。
ここで用いられる「二構成要素繊維」という用語は、同一の押し出し機から混合物として押し出された、少なくとも2つのポリマーから形成されてきた繊維を意味する。二構成要素繊維は、繊維の横断面形状領域において比較的一定に位置決めされた区別できる領域に配列された種々異なるポリマー成分は持つものではなく、この種々異なるポリマー繊維は通常は繊維の長さ全体に沿って連続しておらず、代わりに、ランダムに始まりランダムに終わる微小繊維又は原始微小繊維を通常形成するものである。二構成要素繊維は、多構成要素繊維として呼ばれることもある。この一般的な型の繊維は、例えば、Gessner他の米国特許第5,108,827号及び第5,294,482号に記載されている。二構成要素繊維は又、1976年出版のJ.A.Manson及びL.H.Sperlingによるテキスト“Polymer Blends and Composites”の273から277ページに記載されている。
ここで用いられる「通気性」という用語は、水蒸気及びガスの透過性を意味する。言い換えれば、「通気性バリア」及び「通気性フィルム」は水蒸気を通過させるものではあるが、実質的に水溶液に対しては不透過性である。例えば、「通気性」は、以下の試験方法に示されているような、ASTM Standard E96−80、直立カップ法を僅かに変更して使用することにより計測された、少なくとも約300g/m2/24時間の水蒸気透過率(WVTR)を持つフィルム又はラミネートを意味することができる。
布の通気性の測定量は、水蒸気透過率(WVTR)であり、試料材料は、これはここに述べるような試験方法で、僅かに変更したASTM Standard E96−80に従って本質的に計算される。直径3インチに計測された円の試料が試験材料の各々から切り取られ、ノースカロライナ州、Celanese Separation Products of Charlotte からのACELGARD@2500シートの一片を対照にして一緒に試験される。ACELGARD@2500シートはマイクロポーラスポリプロピレンシートである。3つの試料が各々の材料に準備される。試験皿は、ペンシルベニア州、フィラデルフィアのThwing−Albert Instrument Companyから供給されるNo.60−1VAPOMETERブランドの皿である。100ミリリットルの水が試験材料の各々に注がれ、試験材料及び対照材料の試料は個々の皿の開口上部にわたって位置される。ねじ固定式フランジが皿の縁に沿って締結されてシールを形成し、関連する試験材料又は対照材料がおよそ33.17平方センチメートルの露出した領域を持つ直径6.5センチメートルの円にわたって大気に曝されるようにする。皿は、平衡を保つために1時間、100°F(32℃)の強制空気型オーブンに設置される。オーブンは、内部での水蒸気蓄積を避けるために外部と空気循環をする、一定の温度を持つオーブンである。適した強制空気型オーブンとしては、例えば、Blue M Electric Company of Blue Island,III.から入手可能なBLUE M POWER−O−MATIC 600ブランドのオーブンがある。平衡が完成されると、皿はオーブンから取り出され、計量され、すぐにオーブンに戻される。24時間後、皿はオーブンから取り出され、再び計量される。水蒸気透過率の予備試験値は、次のようにして計算される。試験WVTR=(24時間後の重量損失グラム)X(315.5g/m2/24時間)。
オーブン内の相対湿度は、特に制御されていない。100°F(32℃)及び周囲の相対湿度に予め定められた設定状態の下で、ACELGARD@2500対照のWVTRは、24時間に対し5000グラム/平方メートルに定められている。このようにして、対照試料はそれぞれの試験で実行され、予備試験値は以下の方程式を使用して、設定状態に修正された。WVTR=(試験WVTR/対照WVTR)X(5000g/m2/24時間)。
ここで用いられる「複合繊維」という用語は、別々の押し出し機から押し出されて少なくとも2つのポリマーが形成されるが、共に紡糸され、1つの繊維に形成された繊維を意味する。複合繊維は、多成分繊維又は二成分繊維を意味することもある。複合繊維は単体成分とすることができるが、ポリマーは通常互いに異なったものである。ポリマーは、複合繊維の横断面形状における実質的に一定に位置決めされた区別できる領域に配列され、複合繊維の長さに沿って連続して延びる。このような複合繊維の形態は、例えば、1つのポリマーが別のポリマーに囲まれている鞘/芯配列とすることができるか、又は、横方向並列配置、パイ配列、又は「海中の島」配列とすることができる。複合繊維は、Kaneko他の米国特許第5,108,820号、Krueger他の米国特許第4,795,668号、Strack他の米国特許第5,382,400号に記されている。複合繊維は又、Pike他の米国特許第5,382,400号に記されており、2つ(又はそれより多い)ポリマーの膨張率及び収縮率の差異を使用して繊維に形成された捲縮を使用することができる。捲縮された繊維は、機械的手段及び独国特許DT2513251A1の工法により形成することができる。2成分繊維にとって、ポリマーは、75/25、50/50、25/75の比率で、又は他のどんな望ましい比率でも存在することができる。繊維は又、Hogle他の米国特許第5,277,976号、Hill他の米国特許第5,466,410号、Largman他の米国特許第5,069,970号、及びLargman他の米国特許第5,057,368号に記載されているような形を持つことができ、これは通常ではない形を持つ繊維を記載している。
ここで用いられる「弾性」及び「エラストマー性」という用語は、一般的に、力を付与した時に、弛緩され、延伸されていない時の長さの少なくとも約133%又は1.3倍の、延伸され、バイアスされた長さに延伸可能で、更に延伸力、バイアス力を除去した時、その伸びの少なくとも約50%が回復する材料を意味する。
ここで用いられる「フィラメント」という用語は、一般的に、直径に対して長い比率、例えば1000又はこれより大きい比率を持つ、連続ストランドを意味する。
ここで用いられる「メルトブローン繊維」という用語は、複数の微細な、通常は円形のダイ毛管を通して、溶融状態熱可塑性材料を、集中した、通常熱い高速ガス(例えば空気)中に溶融状態の糸又はフィラメントとして押し出し、この高速ガスが熱可塑性材料のフィラメントを細くして、その直径を、多分ミクロ繊維の直径にまで減少させることにより形成された繊維を意味する。その後、メルトブローン繊維は高速ガス流により運ばれて、集積表面に堆積され、ランダムに散布されたメルトブローン繊維のウエブを形成する。この方法は、例えば、Butin他の米国特許第3、849、241号に記載されている。メルトブローン繊維は、連続又は非連続とすることができるミクロ繊維であり、一般的に平均直径は10ミクロンより小さく、更に一般的に集積表面に堆積された時、粘性を持つ。
ここで用いられる「湿分バリア」という用語は、流体の移動に対し比較的不透過性である材料を意味し、ASTM試験方法22による1.0又はこれより小さい血液浸透率を持つ湿分バリア布を意味する。
ここで用いられる「不織ウエブ」という用語は、個々の繊維又は糸が互いに組み合わされているが、編布のように識別可能な形ではない構造を持つウエブを意味する。不織ウエブ又は不織布は、例えばメルトブロー法、スパンボンド法、及びボンデッドカーデッドウエブ法などの多くの方法により作られてきた。不織布の基本重量は、通常、平方ヤード当たりの材料オンス(osy)又は、平方メートル当たりのグラム(gsm)で表わされ、使用される繊維直径は、通常、ミクロンで表わされる。(osyからgsmに換算するには、osyに33.91を掛ければよい)
ここで用いられる「スパンボンド繊維」という用語は、押し出されるフィラメントの直径を持つ、複数の微細な、通常は円形の紡糸口金の毛管からフィラメントとして溶融熱可塑性材料を押し出し、次いで、例えば引き抜き及び/又は他の周知のスパンボンド機構によって、急激に大きさを減少させることにより形成される、小直径の繊維を意味し、例えば、Appel他の米国特許第4,340,563号、Dorschner他の米国特許第3,692,618号、Matsuki他の米国特許第3,802,817号、Kinney他の米国特許第3,338,992号及び第3,341,394号、Hartman他の米国特許第3,502,763号、Levy他の米国特許第3,502,538号、Dobo他の米国特許第3,542,615号、Pike他の米国特許第5,382,400号に記載されている。スパンボンド繊維は、集積された表面上に堆積した時、概して粘着性がない。スパンボンド繊維は一般的に連続しており、7ミクロンより大きい、更に特定的に約10から40ミクロンの平均直径(少なくとも10の試料から得られた)を持つ。
ここで用いられる「物質」という用語は、一般的に、あらゆる種類の試料、試剤又は装置と組み合わせて使用される添加物を示すものである。物質は、装置へ、装置によって、又は装置から集積され、保持され、放出され、吸収され、吸着され又は付与されることができるどんな液体、固体又は半固体も意味することができる。
ここで用いられる「テクスチャー加工された」という用語は、Z方向にウエブ表面から突起を持つベースウエブを意味する。突起は、例えば、約0.1ミリメートルから約25ミリメートル、特定的に約0.1ミリメートルから約5ミリメートル、更により特定的に約0.1ミリメートルから約3ミリメートルの長さを持つことができる。突起は、多くの形をとることができ、例えば、起毛、タフト、フック・ループ型接着構造で使用されるループのようなループ構造、及び同様なものとすることができる。
図1−図10は、次に行われる診断用試験のために、身体から試料を集積し、又は身体に物質を付与するための装置及び手段を示している。主な装置は指手袋タイプ装置で、これは一般的に、使用者の指にぴったりと適合するように管状型である。この装置は、係属中の2001年4月4日に提出された米国特許出願一連番号09/826,413の“指手袋”、2001年4月4日に提出された、一連番号09/826,371の“付属物用使い捨て指スリーブ”、及び2001年4月4日に提出された一連番号09/826,411の“医療用拭き材”に記載された装置に本質的に類似しており、これらは引用によりここに組み入れられる。好ましい実施形態がここに記載されるが、ゼロ、1つ又はそれより多いシームを持つような変更、その他の材料の適当な組み合わせを含む指手袋タイプ装置の変更が想定されている。
装置は、体液又は試料を効果的に集積し、次に放出するために不織外部材を含み、このような体液又は試料から使用者を衛生的に保護するために、その内部に防御バリア材料を持つ。
より特定的には、本発明により形成された装置は、一般的に廃棄可能な材料、例えば合成及び/又はパルプ繊維から形成された不織ウエブから構成される。更に装置は、形状適合性特性を持つ手袋を提供するために、弾性成分を含むことができる。
例えば、本発明による弾性不織材料で装置を形成することにより、形成された手袋は使用している間中人の指にぴったり適合させることができ、手袋がより効果的に指上にあるようにすることができる。更に本発明の装置は、手袋の外側表面から人の指への液体の移動を防ぐことを実質的に可能にしながら、使用中に人に心地よさを与えるために通気性を持つことができる。
本発明の装置は、一般的に種々異なる方法で形成することができる。例えば1つの実施形態において、この装置は、エラストマー性不織ベースウエブ材料のような、特定のベースウエブ材料から一体構造として形成することができる。更に本発明の別の実施形態において、この装置は2つ又はそれより多いベースウエブ材料の部分から形成することができる。それぞれの部分は、装置の望ましい特徴によって同一又は異なったものとすることができる。例えば1つの実施形態において、この装置は2つの部分から形成されており、1つの部分はテクスチャー加工された不織材料で形成され、もう一方の部分は、エラストマー性不織材料で形成される。
図1から図9を参照すると、本発明による装置の種々異なる実施形態が示されている。一般的に、本発明の装置は、薬剤、軟膏、指示薬などを付与するため、又は例えば美肌剤落し又は化粧落としのように物質を除去するために使用することができる。例えば1つの実施形態において、図1に示すように、装置10は、試料を集積するか又は物質を付与するために指11上に位置される。各々の実施形態において、特定の実施形態が裏返しになるかどうかに係りなく、外向きの層は外面を持つ外層として知られ、内向きの層は内面を持つ内層として知られる。
本発明の装置の1つの実施形態は、図8に示されている。図示されているように、装置10は、布の単片により一体構造に形成される。
図2−図4を参照して、本発明の装置の別の実施形態が示されている。図示されているように、一体構造に代わりに、装置10は、第一部分20及び第二部分30から形成されている。一般的に、装置10の1つの部分は、接着剤、熱接着、又は機械的接着などの適当な方法によって、指型パターンでもう一方の部分に接着又は取り付けることができ、その接合部分は、指の挿入のためのポケット12を形成することができる。図2に示された実施形態において、例えば、第一部分20は、ポケット12を持つ装置10を形成するために、シーム40を介してそれぞれの外側縁で第二部分30に指型パターンで取り付けられている。それぞれの部分がシーム40で接着又は取り付けられると、次いで部分20及び30のそれぞれを形成する材料は、シームに近接した部分で切り取って、指型手袋10を形成することができる。
幾つかの実施形態において、図5−図6に示すように、装置10は、シーム40がポケット12の内側に位置するように裏返しにすることができる。例えば図6に示すように、装置10のシーム40がポケット12の中に押し込まれ、シーム40が図5に示すように手袋10の内側にとどまるようにされる。図5に示すような、この裏返した状態は、装置に改善した美観を提供することができる。更に裏返し状態のシームは、指で摩擦を与えることにより、良い適合性を提供することができる。加えて幾つかの実施形態において、この裏返し状態は、使用中に手袋10が平らになるのを妨げることができる。
装置を裏返し状態に設置するために種々異なる方法を使用することができる。例えば、装置は、圧力を加えられたガス、真空、又は機械的手段を使用して、裏返し状態とすることができる。例えば、装置を逆にする機械的方法が図10に示されている。図示されているようにこの実施形態において、装置10はシリンダー100上に置かれる。シリンダー100は通路104を定める。装置10を逆にするために、好ましくは圧縮性先端部を持つロッド102が使用され、装置が通路104全体に押し出されるまで、装置の閉端を押す。この方法により、装置10は裏返される。
図1−図4に示すように、幾つかの実施形態において、第1部分20は第二部分30より長い長さを持ち、第一部分20は、第二部分30の縁を超えて延びた部分又は引っ張りタブ26を含む。第二部分30を越えて延びることにより、部分26は装置10を指にかぶせるのを助けることができる。特に使用者は、装置10を指にかぶせて設置するために部分26を都合よく握ることができる。第一部分20に加えて、引っ張りタブは装置のどの適した部分にも設置することができる。例えば引っ張りタブは、第二部分にも位置させることができる。
更に別の実施形態において、引っ張りタブ26は装置10の中央部分にも設けることができ、使用者は平坦にした装置の縦方向に対して垂直方向にタブ26を引っ張ることができる。結果として、タブ26は、指が中に挿入されるように上方に向けて手袋を「広げる」ことにより、手袋10への指の挿入を助けることができる。
更に他の実施形態において、図9に示すように、装置10は又、指に適合するための手袋の能力を高めるために先細になった形にすることができる。加えて図9に示すように、手袋10は2つの開口端70、72を持つことができ、指はそれを通して完全に挿入されることができる。
本発明の幾つかの実施形態において、ある安全構成を備えた装置10を提供することも望ましい。特に本発明の装置は指にぴったりと適合することができるが、安全機構により、手袋が使用中に使用者の体腔内に落下したり、又は体腔の中に残されたままにならないようにすることができる。特に本発明の安全機構は、使用者のある指に取り付けられ、装置はその指とは別の指に嵌められる。例えば図7に示すように、本発明の安全機構の1つの実施形態は、使用者の指に適合できる安全部位60を含む。
本発明の1つの実施形態において、図7に示すように、安全機構は、安全部位60を装置10に取り付けるための連結部62を含むことができる。利用される時、連結部62はよく知られた種々異なる接着方法、例えば熱による方法、化学的又は機械的接着などの方法を使用して手袋に取り付けることができる。例えば1つの実施形態において、連結部62は接着剤により装置10に取り付けられる。別の実施形態において、連結部62はステッチにより手袋に取り付けられる。
一般的に連結部62は、紐、バンド、コード、繊維、不織成などの種々異なる材料から形成することができる。ほとんどの用途に対し、連結部62は約1インチから約12インチの長さを持つことができる。一般的に安全部位60は、形作られた安全部位が指に適合できる限り、どんな形もとることができる。例えば図7に示すような実施形態において、安全部位60は、指に固定することができるループ又はリングの形を持つように形成される。更に安全部位は又、連結部そのものからある形に形成されることができる。例えば図7に示すように、連結部62の端61が折りたたまれ、リング型安全部位60を形成するためにステッチを介して連結部62の部位63に取り付けられる。端61は又、当業者によく知られている接着方法、例えば、熱による方法、化学的又は機械的接着方法などのどれによっても、部位63に取り付けられることを理解されるべきである。特に示してはいないが、安全部位60は又、連結部62とは別の材料で形成することができる。別に形成される時、安全部位60は、当業者によく知られている接着方法、例えば、熱による方法、化学的又は機械的接着方法などのどれによっても、連結部60に取り付けることができる。
典型的には、安全部位は連結部のものと同一の、又は異なる材料から形成することができる。例えば1つの実施形態において、安全部位60は、エラストマー性不織材のような弾性材料を含み、これは安全部位を指の周りによりぴったりと適合させることができる。
図7に示すように、連結部62が安全部位60を装置10に取り付けるために利用される時、本発明の安全機構が手袋10の落下を効果的に防ぐことができる。
一般的に、本発明の図1−図9に示したような装置は、種々異なる材料から形成することができる。例えば1つの実施形態において、第一部分20及び第二部分30は、ベースウエブから形成される。しかしながら、ここで用いられる本発明のベースウエブは、1つ又はそれより多い繊維材料の層を含むことを意味することを理解しておかねばならない。一般的に本発明により形成された装置は、拭き布の形成に使用するのに適した材料のどれからも形成することができる。
ほとんどの用途にとって、本発明によって形成された装置は、弾性成分を含む不織ウエブから構成される。例えば弾性成分が、装置の別の部分を形成することができる。例えば、非弾性材料から形成されている第一部分と、弾性材料から形成されている第二部分を含む材料の、2つ又はそれより多い部分から形成することができる。
代替的に装置は、弾性成分を含む材料の単片から形成することができる。例えば1つの実施形態において、弾性成分はフィルム、ストランド、不織ウエブ、又は積層構造に組み込まれた弾性フィラメントとすることができる。
本発明で使用される非弾性材料は、典型的には不織ウエブ又はフィルムを含む。例えば不織ウエブは、メルトブローンウエブ、スパンボンドウエブ、カーデッドウエブ及び同様なものとすることができる。ウエブは、種々異なる繊維、例えば合成繊維、又は天然繊維から形成することができる。
例えば1つの実施形態において、熱可塑性ポリマーから形成された繊維のような合成繊維を、本発明の装置を形成するために使用することができる。例えば、適した繊維として、溶融紡糸フィラメント、ステープル繊維、溶融紡糸多成分フィラメント及び同様なものを含むことができる。
ベースウエブの不織材料の形成に使用されるこれらの合成繊維又はフィラメントは、適した形態を持つことができ、更に当業者に知られているような中空又は中実の、まっすぐな又は捲縮した、単成分、複合又は二構成要素繊維又はフィラメント、更にこれらの繊維及び/又はフィラメントのブレンド又は混合物を含むことができる。
非弾性成分又は弾性成分を含むことに加えて、本発明の装置は更に、本発明のベースウエブに組み入れられた又は積層されたバリア材料を含むことができる。このようなバリア材料が湿分バリアの時、バリアは、手袋から中に位置されている指への液体の通過に対してバリアを確立することにより手袋の外側からの漏れを防ぐか又は少なくとも最小にすることができる。例えば図4に示すように、材料又はフィルムの層をバリア材料50を形成するために設けることができ、これは手袋10の外部層と指の間のバリアとして機能することができる。更にこの実施形態において、図4に示すように、バリア材料50は第二部分30だけのための内側裏布として機能し、第一部分20はこのような内側裏布は持たないようにすることができる。しかしながら、バリア材料50は、第一部分20と第二部分30のどちらにとってもライナーとなるようにすることができる。更に、バリア材料50は手袋に対し非対称に又は不規則に設け、手袋の1つの部分は実質的に湿分不透過性で、もう1つの部分は湿分不透過性ではないようにすることができる。バリア材料50は、手袋10に、ベースウエブの層として又はベースウエブの外側裏布として設けることができることを理解されるべきである。更に又バリア材料は、ベースウエブ構造の中で固有のものとし、別々の裏布を構成するものではないようにすることができることが理解されるべきである。
バリア材料は、1つ又はそれより多い化学物質、又は体液及び汚染物質を含む他の液体及び個体に対して、並びにウイルス、細菌、又は他の病原体のような生物学的粒状物に対して実質的に不透過性であるように選択することができる。
本発明の1つの実施形態において、バリア材料50はポリエチレン及びポリプロピレンフィルムのような、液体不透過性プラスチックフィルムから形成することができる。一般的に、このようなプラスチックフィルムは、ガス、水蒸気、並びに液体にも不透過性である。
完全な液体不透過性フィルムは、手袋の外側から指へ液体の移動を防ぐことができるが、このような液体不透過性及び蒸気不透過性バリアの使用は、比較的不快と感じる程度の湿気を手袋10の中に保持する結果をもたらすこともあり得る。
幾つかの実施形態においては、このような通気性で液体不透過性バリアが望まれる。湿分バリアはここに記載されたようなバリア材料として作用することができる。又、上記したような湿分バリア層は、本発明の装置を形成するために使用される時、単独で又は積層体に組み込まれて使用されることができる。積層体に組み込まれる時は、この積層体は湿分バリア層と組み合わせて、種々異なる不織ウエブを含むことができる。例えば湿分バリア積層体は、多くの方法、例えばメルトブローン法、スパンボンド法、コフォーム法、スパンボンド/メルトブローン/スパンボンド法(SMS)、スパンボンド/メルトブローン法(SM)、及びボンデッドカーデッドウエブ法など、から形成することができる。例えば1つの実施形態において、本発明の積層体湿分バリアの不織層は、SMS及び/又はSM材料である。SMS材料は、Brock他の米国特許第4,041,203号に記載されており、その全体は引用によりここに組み入れられる。他のSMS製品及び方法は、例えば、Timmons他の米国特許第5,464,688号、Collier他の米国特許第5,169,706号、Brock他の米国特許第4,766,029号に記載されており、その全体は引用によりここに組み入れられる。一般的にSMS材料は、2つの外側のスパンボンドウエブの間にはさまれたメルトブローンウエブを含む。このようなSMS積層体は、SPUNGUARD及びEVOLUTIONブランド積層体などの商標でKimberly−Clark Corporationから入手可能である。SMS積層体上のスパンボンド層は、耐久性を付与し、内側のメルトブローンバリア層は多孔性及び付加的に布のような感触を付与する。SMS積層体に類似して、SM積層体はメルトブローン層にラミネート加工されたスパンボンド層である。
湿分バリアのようなバリアを備えた本発明の装置を形成する時に、多くの種々異なる方法で、バリアを手袋の他の層に接着することができる。熱接着、接着剤接着、超音波接着、押し出し被膜、及び同様のものは、バリアを装置の繊維層に取り付けるために本発明の方法に利用することができる、種々異なる接着技術の単なる例である。
幾つかの実施形態において,上記したどんな層及び/又は材料も、特定の色を持つベースウエブ又はバリアを形成するために染色又は着色することができる。例えば1つの実施形態において、バリア材料50は着色された背景を備える形で設けることができる。
上記したように、本発明の装置は、種々異なる特徴を含む種々異なる成分から形成することができる。例えば装置は、非弾性成分、弾性成分、及び湿分バリアを含むことができる。更にこの装置は、様々な材料及び繊維から形成される単層材料又は積層体から形成することができる。本発明によって形成された装置の1つの特定の実施形態が、図2を参照して説明される。この実施形態において、装置10は、第二部分30に熱接着された第一部分20を含む。第二部分30は、使用者の身体に接触するように設計されており、第一部分20は、形状適合性特性を備えた装置を提供するために弾性積層体から形成される。
第一部分20は、種々の異なる方法を使用して第二部分に取り付けることができる。例えば図2に示すように、第一部分20は、指の挿入のためのポケットを形成するために、他の縁に沿って第二部分30に超音波接着することができる。
第一部分20及び第二部分30が接着されると、余分な材料は切り取られ、装置から除去される。一般的に、適した切り取り方法が、余分な材料を取り除くために使用される。例えば材料は、ウオーターナイフとして示される、水の高圧噴射を使用して切り取るか或いは、カッター又ははさみのような従来の機械的装置を使用して切り取ることができる。1つの実施形態において、第一部分20及び第二部分30は、同時に互いに接着され、これら部分が形成された材料から切り離すことができる。例えば1つの段階で、材料を接着し切り取るために超音波エネルギーを使用することができる。
本発明によって形成された装置の寸法は、この装置が使用されるための特定の用途及び目的によるであろう。例えば装置は、大人の指又は子供の指の周囲に適合するように構成されることができる。更に装置は、2本の指の周囲に適合するようにも構成されることができる。ほとんどの単一の装置にとって、手袋は約1インチから約5インチの長さ、及び中間の平坦になった部分の幅が約0.5インチから約1.5インチであるべきである。指2本の周囲に適合するように構成される時、装置は手袋の弾性によって、中間部分の幅が約0.75インチから約2.5インチになることができる。装置は又、着用者の2つ又はそれより多い指関節に適合するように構成されることができる。
使用において、この装置は、装置を使用して生物学的試料を集積する集積装置としてのみ使用されることがある。使用者は指に装置を着用し、綿棒でこすり、拭き取り、又は他の適した動作によって、身体又は物体から試料を集積するために装置を使用する。試料を含む装置は、次いで試料を分析するための別の診断用試験キットに移動される。例として、試験キットは、居住設備における健康専門家でない者によって、診療設備における健康専門家によって、又は郵送による診断用試験の一部として使用されるものの1つとすることができる。
装置の形成に使用される疎水性材料は、生物学的関連プロテインの集積に有利であり、それはプロテインが疎水性材料に吸着しやすい傾向にあるからである。
本発明の幾つかの実施形態において、上記に例示されたプロテインのように試料を容易に放出することは、診断用試験表面上に位置された時の装置の外側材料の特質として望ましいものである。これは、機械的除去(例えば試験表面上に装置をこする)、及び/又は本発明の集積装置材料のプロテイン吸着特性を、診断用装置におけるプロテイン吸着特性に適合させることにより達成することができる。診断用装置が集積装置より疎水性の表面を持つ場合には、おそらく装置からプロテインを集めるであろう。これは又、液体抽出(例えば水又は非水性溶媒を使用して)又は他の適した方法によって達成することができる。類似した方法に、プロテインを集積装置から診断用表面上に洗い流すために、弱界面活性剤溶液(例えば0.1から1%の非イオン界面活性剤)のような洗剤溶液を使用する方法がある。
集積装置は又、積み込み又は取り扱いの間に、その表面上に固定されている生物学的試料に安定性を付与することができる。セルロースのような幾つかの天然繊維の添加物は、DNAベースの試料又は多くのプロテインに適したものとすることができる。幾つかの場合においては、材料のコフォーム型が望ましく、疎水性材料(例えばポリプロピレン)と親水性材料(例えばセルロース)のどちらも集積装置に存在する。代替的に、又は上記に付加的に、安定剤が集積装置の繊維上に被膜されることができる。例示的薬剤にはサッカリド(例えばグルコース、スクロース、及びトレハロース)、グリセリン、他のプロテイン(例えばベータカゼイン、血清蛋白)、及びポリマー(例えばポリビニールアルコール、及びポリエチレングリコール)が含まれる。
一般的に、可撓性材料から形成された指ベース装置の使用は、使用者が適当な量の体液を集積することができる器用さを増加するが、これは、使用者が、装置上に吸着した又は装置内に吸収した試料を回収するために、必要な身体の体腔又は身体部分の中に又は上に、包まれた指を簡単に挿入することができるからである。
装置で集積されることができる生物学的試料の例示として、唾液、粘液、肺からの痰、口腔プラーク、鼻汁、目からの涙、耳垢、膣/子宮頚管流体又は月経、精液、尿、切った又は自ら加えた傷又は他の原因による血液試料、糞便試料、汗、油脂、皮膚からの細胞、ふけ(シラミを発見すること)、脳脊髄液、羊水、滑液、漿液、及び気管支洗浄液を含む。装置は、どんな試験対象も含み、身体又は目標物から、適した液体、固体、又は半固体物質を集積するために使用されることができる。試験対象は、一般的に、試験又は処理される身体又は目標物に関連する表面である。
代替的実施形態において、装置には、採取した試料にある特定の物質を確認するために使用される、指示用化学品を設けることができる。生物学的試料は、この装置を使用して集積される。十分な培養時間をとった後に、装置は分析のためにリーダーに置かれる。装置は、分析対象又は対象となる物質が存在する時に、検出可能変化を生じさせるのに必要な化学品を含む。この変化は、リーダーの方が精度が高いか、又は定量的測定値が望まれる場合に、リーダーを使用して検出することができる。
別の代替的実施形態においては、装置は再び、採取した試料にある特定の物質を確認するために使用される、指示用化学品を付与されることができる。しかしながらこの実施形態において、指示剤はリーダーを使用せずに観察することができる。生物学的試料は、装置を使用して集積される。十分な培養時間をとった後、装置は、特定の物質の存在を示すかもしれない可視的変化を調べる。再び、装置は、分析対象が存在する時に、検出可能変化を生じさせるのに必要な化学品を含む。この変化は、色の変化として肉眼で検出することができる。
指示用化学品は、メチル赤、ブロモチモール青、ニトラジン、酸性緩衝材を備えたステファニルアミド化合物、酸性緩衝材を備えたジアゾニウム塩、グルコース酸化酵素/過酸化酵素、ジアゾニウム塩で変種したインドキシル炭酸エステル、ジクロルベンゼン・ジアゾニウム・テトラフルオロボレート、過酸化物に存在するテトラメチルベンチジン、又はメトキシベンゼン・ジアゾニウム・テトラジュルオロボレートなどの指示剤を含むことができる。
1つの例として、集積装置は、メチル赤のようなpH指示染料を含浸することができる。ブルモチモール青も使用することができる。装置は、膣流体の集積のために膣に挿入され、次いですぐに、色変化が観察された。使用者は、pHに対応する色図を使用し、集積装置からの色を比較して、膣のpHを求めることができるであろう。すなわち、膣pHは、膣炎のある型(例えば、細菌性膣炎及びトリコモナス症は、4.5より高い膣pHと関連がある。)の検査を助けることができる。膣pHは又、切迫流産又は早産の指標として膜の早期破裂、並びに異常なpHと関連した他の状態を検査するために使用することができる。できるだけ精度の高い色比較を望むならば、リーダーを使用することができ、これにより正確なpH読み値を得ることができるであろう。
尿ベース試験のための付加的例は、集積装置に含浸された次のような試薬の使用を含み、尿に曝された後色変化を観察する。
a) 亜硝酸塩を検出するための酸性緩衝剤を含むスルファニルアミド化合物で、これは、尿路感染を示す。
b) ビリルビンを検出するための酸性緩衝剤を含むジアゾニウム塩で、これは黄疸又は、他の肝臓病を示す。
c) グルコースを検出するためのグルコース酸化酵素/過酸化酵素で、これは糖尿病又は糖尿病性コントロール不全を示す。
別の例として、白血球又は白血細胞の検出のために、装置は、白血球感応染色システムを含浸させることができ、これはジアゾニウム塩で変成したインドキシル炭酸エステルを使用すると、白血細胞の存在によって製品の着色を形成する。装置は白血球が存在すると変色し(例えば紫色に変化する)、これは感染を示している。尿の集積のため放尿させ、その間に尿の流れの中に置くと、1回の使用で直ちに色変化が観察できるであろう。使用者は、集積装置による色変化と、白血球レベルに対応する色図を比較することができるであろう。高いレベルは尿路感染又は他の細菌感染の可能性を示すものである。
ビリルビンの検出に関しては、血液指示剤、ジクロルベンゼン・ジアゾニウム・テトラフルオロボレートが色変化を形成するであろう。血液の別の指示剤は、テトラメチルベンチジンの反応であり、過酸化物の存在により青色への変化を形成するであろう。最後には、ウロビリノーゲンの検出に関して、糞便汚染の指示剤、メトキシベンゼン・ジアゾニウム・テトラフルオロボレートが色変化を形成するであろう。
更なる例は、Landy J.McBrideによるISBN0−397−55231−9の“Textbook of Urinalysis and Body Fluids”に記載されており、これは、全体にわたってここに組み入れられる。この本には、尿又は他の体液で発見できる生物学的標識及び、発見された時に示される状態が示されている。ここに示された例は、図解の目的だけのために表わされており制限的なものではない。
別の代替的実施形態において、装置は支持した物質が身体に付与される時、投与装置として使用されることができる。この場合、装置は、分析対象が存在する時に、検出可能な変化を生じさせるのに必要な化学品を含む。この変化は、色の変化として裸眼で検出することができ、リーダーの方が精度が高いか、又は定量的測定値が望まれる場合に、リーダーを使用して検出することができる。
この実施形態において、装置は、対象物質の存在の可視的指示を与えるために、対象物質に反応することができる残留薬剤を、着用者の身体に残す。例えば化学品を病巣に付与することができ、そこで化学品は病巣の特質の指示を提供するために色を変化させることができる。例えば、Zila,Inc.の検査製品ORATESTブランドを含む、上皮癌を検査する染料を付与することができ、癌検査技術の幾つかが、米国特許第5,882,627号、第6,086,852号及び第6,194,573号、及びPCT特許番号WO94/16325及びWO97/31675に記載されている。幾つかの場合において、紫外光又は他の光波長を与えて、指示を可視化することが必要になるか、又は残留薬剤が付与される前又は後に二次的試薬を付与して、分析対象の存在を示す可視変化を生成することが必要になる。二次的試薬は、洗浄、スプレー、ペースト、薬剤物質、濡れ拭き布を含む処理済みティッシュ又は拭き布との接触、又は他の適した方法を介して付与することができる。
上記した手法のどれかとの組み合わせ又は独立した手法において、装置は更に、生物学的材料の集積又は分析対象の存在の指示とは別に、健康、清浄さ、リフレッシュを促進し、又は他の有効な機能を与える試剤を付与することにより、更なる有益性を与えることができる。例えば、傷又は腫れ物への鎮痛剤、並びに抗歯肉炎剤、殺菌剤、ベーキングパウダー、ビタミンE、適当な薬剤などを付与することができる。試剤は、不織ウエブに含浸され、2つの不織ウエブの間の別個の領域にラミネート加工され、こすり作用の間に放出するためにマイクロカプセル化され、湿潤時に放出するために可溶結合材によって保持され、又は使用される前に製品に手により付与される(例えば歯磨き粉又は浸漬溶液)ことができる。好ましい味又は香料も付加することができる。小さいカプセルに入った清浄剤、抗菌剤、指示剤、染料、及び/又は他の化学物質のマイクロカプセル化は、使用している間にカプセルが押しつぶされるに従って、製品がゆっくりと放出されるようにすることができる。1つの例として、装置は口の中にいくつかの機能を与えることができ、それは装置が清涼剤、洗浄剤、又は抗菌剤を付与する方法としてだけでなく、ブラッシングする間にゆっくりと放出される指示剤、染料、又は他の試薬の組み込みを通して、生体感知器としての機能が働くことができるからである。他の身体領域においても同様のことが成された。ブラッシングの間に放出されることができる、フォーミング又は他の試剤のカプセル化の例として、米国特許第6,153,219号を参照されたい。
この装置は又、2段階で使用することができる。第一装置は、ここに述べたように、診断又は状態の存在を確認するために使用され、第二装置は、その状態を処置するか又はそうでなければ状態を改善するために、改善剤又は治療剤を付与するように使用される。
更に実施形態のどれかにおいて、装置のすべて又は外面部分は、試料の集積又は付与を援助するためにテクスチャー加工されることができる。
廃棄可能な集積又は付与装置は、1度の使用で多数の分析対象の存在を検出するために、複数の要素を備えるようにすることができる。例えば、細胞状隆起要素の各々が、異なる生体感知要素を含むものとして、様々な分析対象が1度の洗浄の間に唾液から検出されるようにすることができる。
一般的に上記した化学添加物は、当業者によく知られた多くの方法によって、本発明の装置に付与することができる。例えば、添加物は、飽和システムを使用して手袋に付与することができ、これはCleveland他の米国特許第5,486,381号に開示されており、これは引用によりここに組み入れられる。更に添加物は又、印刷、ロール、ブレード、スプレー、スプレー乾燥、フォーム,ブラシ処理付与などによって付与することができ、これらはすべて当業者に知られているものである。添加物は更に、溶融固体の混合物として又は共押し出しにより、手袋上に付与することができる。付加的に別の実施形態において、化学添加物を、当業者に知られているように、製造中に材料に含浸させることができる。上記したように手袋上に被膜される時、添加物は、本発明の装置を形成するために、ベースウエブが型押しされ又は接着される前に、或いは後に、ベースウエブに付与できることを理解すべきである。更にもし望まれるならば、種々の添加物、溶液、及び化学薬品を、使用される直前に消費者が手袋に付与することができることを又、理解すべきである。
化学添加物を手袋に付与するために利用される機構に関係なく、添加物は、水性溶液、非水性溶液、油脂、ローション、クリーム、懸濁液、ゲル、などを介して、手袋に付与することができる。利用される時、水性溶液は、様々な溶媒及び/又は水のような種々異なる液体のどれかを含むことができる。更に溶液は、1つより多い添加物をしばしば含むことができる。幾つかの実施形態において、水性溶液又は別の形で付与される添加物は、装置の重量比およそ80%より小さくなくように構成される。他の実施形態において、添加物は手袋の重量の約50%より小さい量で付与することができる。更に幾つかの実施形態においては、添加物は又、経費を削減し、手袋の性能を最大にするために手袋上に非対称的に付与することができる。例えば1つの実施形態において、ベースウエブの平坦なシートは、特定のコーティング剤と非対称的に接触し、その後型押しされ、本発明の装置を形成するために接着され、そこで歯磨きのために使用される表面にのみ添加物で被膜される。別の実施形態においては、装置は型押しされ更に接着され、その後特定の被膜剤と非対称的に被膜される。
付加的に、開示された装置は、貯蔵する間は衛生目的のために無菌状態で密封されるであろう。ほとんどの場合、使用者が一度に多くの装置が必要な時だけ運搬できるように、個々の製品がそれぞれ包装され密封されることが好ましい。船積みされ販売される前に、本発明の装置は、この装置に付与された添加物を保持し、又は装置を無菌状態で維持するために、様々な包みの状態にされることができる。使用されることができる様々な包み材料は、エチレンビニールアルコールフィルム、フィルム/ホイルラミネート、金属被膜したフィルム、多層プラスチックフィルム,及び同様のものを含む。
提案された装置が使用者に提供する主要な利点は、体液と接触する時の隔離と防御である。綿棒、拭き布、又は他のこのような集積装置は、これと同程度の防御はもたらさない。提案された装置の別の利点は、綿棒を操るよりむしろ人の指を使用できることによりもたらされる器用さであり、この器用さは、幾つかの場合においてより良い試料集積をもたらす。
本発明は幾つかの特定の実施形態と組み合わせて示されてきたが、多くの代替的構成、修正及び変更は、当業者にとって、前述した説明の見地から明らかであろうことを理解されるべきである。
従って、本発明は添付された特許請求の思想及び範囲内にある、これらすべての代替的構成、修正、及び変更を含むことを意図されるものである。
本発明の1つの実施形態による指の装置の斜視図である。 本発明の1つの実施形態による2つの側部を持つ装置の斜視図である。 本発明の1つの実施形態による2つの側部を持つ装置の底部分の斜視図である。 本発明の1つの実施形態による2つの側部を持つ装置を形成するために、上部分に取り付けられた、2つの側部を持つ図3の装置の底部分の斜視図である。 本発明の1つの実施形態による「裏返し」になった装置の斜視図である。 本発明の別の実施形態による「裏返し」になった装置の斜視図である。 本発明の1つの実施形態による安全機構を持つ装置の斜視図である。 一体した構造を持つ装置のある実施形態の斜視図である。 本発明の1つの実施形態による2つの開口端を持つ先細になった装置の斜視図である。 本発明の装置を裏返しにする方法の1つの実施形態を示した、切り取った部分の斜視図である。
符号の説明
10 装置
11 指
12 ポケット
20 第一部分
30 第二部分
40 シーム
50 バリア材料
60 安全部位
62 連結部
100 シリンダー
102 ロッド
104 通路

Claims (74)

  1. ほぼ管状の本体を含む、物質を捕捉するための装置であって、
    前記管状本体は、
    第一層により定められるほぼ管状の内面を含み、前記内面は中にポケットを定め、前記ポケットは遠位端及び近位端を持ち、前記遠位端はほぼ閉じられ、前記近位端はほぼ開口し、前記近位端は前記ポケットに指を挿入させるように形成されており、
    管状外面が前記内面からほぼ半径方向外側に配置され、前記外面の一部分が物質を捕捉するようになった、
    ことを特徴とする装置。
  2. 前記第一層は、バリア材料を含むことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記バリア材料は、水蒸気に対して通気性があることを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 更に、前記第一層に連結された第二層を含むことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  5. 前記第二層は、少なくとも2つの材料の層を含み、積層を構成することを特徴とする請求項4に記載の装置。
  6. 前記第二層は、不織材料を含むことを特徴とする請求項4に記載の装置。
  7. 前記不織材料は、熱可塑性材料であることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. 前記不織材料は、ポリプロピレン材料であることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  9. 前記不織材料は、疎水性材料であることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  10. 前記不織材料は、親水性材料であることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  11. 前記不織材料は、疎水性材料及び親水性材料の混合物であることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  12. 前記不織材料は、スパンボンド繊維材料、メルトブローン繊維材料、スパンボンド/メルトブローン/スパンボンド繊維材料、スパンボンド/メルトブローン繊維材料、コフォーム、及びボンデッドカーデッド材料から成るグループより選択されたものであることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  13. 前記不織材料は、弾性成分を含むことを特徴とする請求項6に記載の装置。
  14. 前記弾性成分は、繊維材料を含むことを特徴とする請求項13に記載の装置。
  15. 前記弾性成分は、フィルムを含むことを特徴とする請求項13に記載の装置。
  16. 前記部分は、物質を保持するようになったことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  17. 前記部分は、物質を放出するようになったことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  18. 前記部分は、試験のため、物質を生体感知器に放出するようになったことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  19. 前記物質は、指示剤であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  20. 更に、第二物質を捕捉するようになった前記外側表面の第二部分を含むことを特徴とする請求項19に記載の装置。
  21. 前記第二物質は、第二指示剤であることを特徴とする請求項20に記載の装置。
  22. 前記第二物質は、改善剤であることを特徴とする請求項20に記載の装置。
  23. 前記部分は、試験対象に指示剤を施すようになったことを特徴とする請求項19に記載の装置。
  24. 前記試験対象は、身体に関連していることを特徴とする請求項23に記載の装置。
  25. 前記指示剤は、pHを示すようになったことを特徴とする請求項19に記載の装置。
  26. 前記pH指示は、膜の早期破壊を検出するために使用されることを特徴とする請求項25に記載の装置。
  27. 前記pH指示は、細菌による又はトリコモナスによる膣感染症を検出するために使用されることを特徴とする請求項25に記載の装置。
  28. 前記指示剤は、メチル赤、ブロモチモール青、ニトラジン、酸性緩衝材を備えたステファニルアミド化合物、酸性緩衝材を備えたジアゾニウム塩、グルコース酸化酵素/過酸化酵素、ジアゾニウム塩で変種したインドキシル炭酸エステル、ジクロルベンゼン・ジアゾニウム・テトラフルオロボレート、過酸化物に存在するテトラメチルベンチジン、及びメトキシベンゼン・ジアゾニウム・テトラジュルオロボレートからなるグループから選択されたものであることを特徴とする請求項19に記載の装置。
  29. 更に、弾性成分を含むことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  30. 前記弾性成分は、繊維材料を含むことを特徴とする請求項29に記載の装置。
  31. 前記弾性成分は、フィルムを含むことを特徴とする請求項29に記載の装置。
  32. 前記バリア材料は、湿分バリアを含み、前記湿分バリアは接触した時、実質的に液体に不透過性であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  33. 前記湿分バリアは、プラスチックフィルムを含むことを特徴とする請求項32に記載の装置。
  34. 前記プラスチックフィルムは、マイクロポーラスフィルムであることを特徴とする請求項33に記載の装置。
  35. 前記湿分バリアは、多層ラミネートを含むことを特徴とする請求項32に記載の装置。
  36. 前記湿分バリアの前記層の1つは、繊維材料の不織ウエブを含むことを特徴とする請求項35に記載の装置。
  37. 前記湿分バリアの前記層の1つは、水蒸気透過性フィルムを含むことを特徴とする請求項35に記載の装置。
  38. 前記物質は、唾液、粘液、肺からの痰、口腔プラーク、鼻の流体、涙、耳垢、膣流体、子宮頚管流体、月経、精液、尿、血液、糞便、汗、肌油脂、皮膚細胞、ふけ、脳脊髄液、羊水、滑液、漿液、及び気管支洗浄液から成るグループから選択されたものであることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  39. 前記物質は、改善剤であり、前記装置の部分が試験対象に前記改善剤を付与するようになったことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  40. 前記改善剤は、薬剤、オムツかぶれ用軟膏、アルコール、麻酔剤、鎮痛剤、化粧落し剤、殺菌剤、抗菌剤、ベーキングパウダー、湿潤剤、潤滑剤、ビタミン、及び栄養素から成るグループから選択されたものであることを特徴とする請求項39に記載の装置。
  41. 内部層によりほぼ定められたほぼ管状の内面を含み、前記内面が中にポケットを定め、前記ポケットが遠位端及び近位端を持ち、前記遠位端がほぼ閉じ、前記近位端がほぼ開口し、前記近位端が前記ポケットに指を挿入するように形成されており、更にほぼ管状の外面が備えられたほぼ管状の本体を含み、試料を捕捉し、保持するようになった装置を準備し、
    前記ポケットに指を挿入し、
    前記装置で試料に接触する、
    ことを含む、試験対象から試料を集積するための方法。
  42. 更に、内部層により定められたほぼ管状の内面を含み、前記内面が中にポケットを定め、前記ポケットが遠位端及び近位端を持ち、前記遠位端がほぼ閉じ、前記近位端がほぼ開口し、前記近位端が前記ポケットに指を挿入するように形成されており、更にほぼ管状の外面が備えられたほぼ管状の本体を含み、試剤を捕捉し及び放出するようになった第二装置を準備し、
    前記ポケットに指を挿入し、
    前記試剤が放出されるように前記第二装置で試料に接触する、
    ことを特徴とする請求項41に記載の方法。
  43. 前記接触段階は、唾液、粘液、肺からの痰、口腔プラーク、鼻の流体、涙、耳垢、膣流体、子宮頚管流体、月経、精液、尿、血液、糞便、汗、肌油脂、皮膚細胞、ふけ、脳脊髄液、羊水、滑液、漿液、及び気管支洗浄液から成るグループから選択された試料に接触することを含むことを特徴とする請求項41に記載の方法。
  44. 前記供給段階は、水蒸気に対し通気性があるバリア材料を含む内部層を装置に付与することを含むことを特徴とする請求項41に記載の方法。
  45. 前記バリア材料は、液体に接触した時実質的に液体不透過性である湿分バリアを含むことを特徴とする請求項44に記載の方法。
  46. 内部層により定められたほぼ管状の内面を含み、前記内面は中にポケットを定め、前記ポケットは遠位端及び近位端を持ち、前記遠位端がほぼ閉じ、前記近位端がほぼ開口し、前記近位端は前記ポケットに指を挿入するように形成されており、更にほぼ管状の外面が備えられたほぼ管状の本体を含み、試料を捕捉し、保持するようになった装置を準備し、
    試料とされる物質に前記装置で接触し、
    リーダーを使用して前記装置を分析する、
    ことを含む、試料を分析する方法。
  47. 更に、内部層により定められたほぼ管状の内面を含み、前記内面は中にポケットを定め、前記ポケットは遠位端及び近位端を持ち、前記遠位端がほぼ閉じ、前記近位端がほぼ開口し、前記近位端が前記ポケットに指を挿入するように形成されており、更にほぼ管状の外面が備えられた管状の本体をほぼ含み、試剤を捕捉し、放出するようになった第二装置を準備し、
    前記ポケットに指を挿入し、
    前記試剤が放出されるように前記第二装置で試験対象に接触する
    ことを特徴とする請求項46に記載の方法。
  48. 前記接触段階は、唾液、粘液、肺からの痰、口腔プラーク、鼻の流体、涙、耳垢、膣流体、子宮頚管流体、月経、精液、尿、血液、糞便、汗、肌油脂、皮膚細胞、ふけ、脳脊髄液、羊水、滑液、漿液、及び気管支洗浄液から成るグループから選択された物質に接触することを含むことを特徴とする請求項46に記載の方法。
  49. 前記供給段階は、水蒸気に対し通気性があるバリア材料を含む内部層を装置に付与することを含むみことを特徴とする請求項46に記載の方法。
  50. 前記バリア材料は、液体に接触した時実質的に液体不透過性である湿分バリアを含むことを特徴とする請求項49に記載の方法。
  51. 内部層により定められたほぼ管状の内面を含み、前記内面は中にポケットを定め、前記ポケットは遠位端及び近位端を持ち、前記遠位端はほぼ閉じ、前記近位端はほぼ開口し、前記近位端は前記ポケットに指を挿入するように形成されており、更に指示剤を含むほぼ管状の外面が備えられたほぼ管状の本体を含み、試料を捕捉し、保持するようになった装置を準備し、
    試料とされる物質に前記装置で接触し、
    前記装置上の指示剤で試料の反応を観察する、
    ことを含む、試料を分析する方法。
  52. 更に、内部層により定められたほぼ管状の内面を含み、前記内面は中にポケットを定め、前記ポケットは遠位端及び近位端を持ち、前記遠位端はほぼ閉じ、前記近位端はほぼ開口し、前記近位端は前記ポケットに指を挿入するように形成されており、更にほぼ管状の外面が備えられたほぼ管状の本体を含み、試剤を捕捉し及び放出するようになった第二装置を準備し、
    前記ポケットに指を挿入し、
    前記試剤が放出されるように前記第二装置で試験対象に接触する、
    ことを特徴とする請求項51に記載の方法。
  53. 前記接触機能は、唾液、粘液、肺からの痰、口腔プラーク、鼻の流体、涙、耳垢、膣流体、子宮頚管流体、月経、精液、尿、血液、糞便、汗、肌油脂、皮膚細胞、ふけ、脳脊髄液、羊水、滑液、漿液、及び気管支洗浄液から成るグループから選択された物質に接触することを含むことを特徴とする請求項51に記載の方法。
  54. 前記供給段階は、水蒸気に対し通気性があるバリア材料を含む内部層を装置に付与することを含むことを特徴とする請求項51に記載の方法。
  55. 前記バリア材料は、液体に接触した時実質的に液体不透過性である湿分バリアを含むことを特徴とする請求項54に記載の方法。
  56. 前記観察段階は、電気機械的援助なしに反応を観察することを含むことを特徴とする請求項51に記載の方法。
  57. 前記観察機能は、光源の助けにより反応を観察することを含むことを特徴とする請求項51に記載の方法。
  58. 前記観察機能は、リーダーを使用して反応を観察することを含むことを特徴とする請求項51に記載の方法。
  59. 内部層により定められたほぼ管状の内面を含み、前記内面は中にポケットを定め、前記ポケットは遠位端及び近位端を持ち、前記遠位端はほぼ閉じ、前記近位端はほぼ開口し、前記近位端は前記ポケットに指を挿入するように形成されており、更に指示剤を含むほぼ管状の外面が備えられたほぼ管状の本体を含み、試料を捕捉し、指示剤を放出するようになった装置を準備し、
    分析される試験対象に前記装置で接触し、少なくとも指示剤の一部が試験対象に放出されるようにし、
    前記装置上の指示剤で試料の反応を観察する、
    ことを含む、試験対象を分析する方法。
  60. 更に、内部層により定められたほぼ管状の内面を含み、前記内面は中にポケットを定め、前記ポケットは遠位端及び近位端を持ち、前記遠位端はほぼ閉じ、前記近位端はほぼ開口し、前記近位端は前記ポケットに指を挿入するように形成されており、更にほぼ管状の外面が備えられたほぼ管状の本体を含み、試剤を捕捉し及び放出するようになった第二装置を準備し、
    前記ポケットに指を挿入し、
    前記試剤が放出されるように前記第二装置で試験対象に接触する、
    ことを特徴とする請求項59に記載の方法。
  61. 前記供給段階は、水蒸気に対し通気性があるバリア材料を含む内部層を前記装置に付与することを含むことを特徴とする請求項59に記載の方法。
  62. 前記バリア材料は、液体に接触した時実質的に液体不透過性である湿分バリアを含むことを特徴とする請求項61に記載の方法。
  63. 前記観察機能は、電気機械的援助なしに反応を観察することを含むことを特徴とする請求項61に記載の方法。
  64. 前記観察機能は、光源の助けにより反応を観察することを含むことを特徴とする請求項61に記載の方法。
  65. 前記観察機能は、リーダーを使用して反応を観察することを含むことを特徴とする請求項61に記載の方法。
  66. 内部層により定められたほぼ管状の内面を含み、前記内面は中にポケットを定め、前記ポケットは遠位端及び近位端を持ち、前記遠位端はほぼ閉じ、前記近位端はほぼ開口し、前記近位端は前記ポケットに指を挿入するように形成されており、更に指示剤を含むほぼ管状の外面が備えられたほぼ管状の本体を含み、試料を捕捉し、物質を放出するようになった装置を準備し、前記外面は物質を含み、
    試験対象に前記装置で接触し、少なくとも物質の一部が前記装置から放出され、更に試験対象上に堆積されるようにする、
    ことを含む、試験対象に物質を付与する方法。
  67. 前記供給段階は、指示剤の供給を含むことを特徴とする請求項66に記載の方法。
  68. 前記指示剤は、メチル赤、ブロモチモール青、ニトラジン、酸性緩衝材を備えたステファニルアミド化合物、酸性緩衝材を備えたジアゾニウム塩、グルコース酸化酵素/過酸化酵素、ジアゾニウム塩で変種したインドキシル炭酸エステル、ジクロルベンゼン・ジアゾニウム・テトラフルオロボレート、過酸化物に存在するテトラメチルベンチジン、及びメトキシベンゼン・ジアゾニウム・テトラジュルオロボレートからなるグループから選択されたものであることを特徴とする請求項67に記載の方法。
  69. 前記供給段階は、改善剤の供給を含むことを特徴とする請求項66に記載の方法。
  70. 前記改善剤は、薬剤、オムツかぶれ用軟膏、アルコール、麻酔剤、鎮痛剤、化粧落し剤、殺菌剤、抗菌剤、ベーキングパウダー、湿潤剤、潤滑剤、ビタミン、及び栄養素から成るグループから選択されたものであることを特徴とする請求項69に記載の方法。
  71. ほぼ管状の本体を含む、物質を捕捉するための装置であって、
    前記管状本体は、
    第一層により定められたほぼ管状の内面を含み、前記第一層は液体に接触した時、液体に実質的に不透過性である湿分バリアを含み、前記内面は中にポケットを定め、前記ポケットは遠位端及び近位端を持ち、前記遠位端はほぼ閉じられ、前記近位端はほぼ開口し、前記近位端は前記ポケットに指を挿入させるように形成されており、
    管状の外側表面が前記内面から半径方向外側に配置され、前記外面の一部が物質を捕捉するようになった、
    ことを特徴とする装置。
  72. ほぼ管状の本体を含む集積装置を備え、前記本体は、
    第一層により定められたほぼ管状の内面を含み、前記内面は中にポケットを定め、前記ポケットは遠位端及び近位端を持ち、前記遠位端はほぼ閉じられ、前記近位端はほぼ開口し、前記近位端は前記ポケットに指を挿入させるように形成されており、
    管状の外面が前記内面からほぼ半径方向外側に配置され、前記外面の一部分が物質を捕捉するようになっており、
    前記集積装置からの物質を使用して診断を下すようになった指示装置、
    とを含む診断用キット。
  73. 第一物質を集積するための第一集積装置を備え、前記第一集積装置はほぼ管状の本体を含み、前記本体は、
    第一層により定められたほぼ管状の内面を含み、前記内面は中にポケットを定め、前記ポケットは遠位端及び近位端を持ち、前記遠位端はほぼ閉じられ、前記近位端はほぼ開口し、前記近位端は前記ポケットに指を挿入させるように形成されており、
    管状の外面が前記内面からほぼ半径方向外側に配置され、前記外面の一部分が物質を捕捉するようになっており、
    第二物質を集積するための第二集積装置が設けられた、
    ことを特徴とする試料集積システム。
  74. ほぼ管状の本体を含む第一集積装置を備え、前記本体は、
    第一層により定められたほぼ管状の内面を含み、前記内面は中にポケットを定め、前記ポケットは遠位端及び近位端を持ち、前記遠位端はほぼ閉じられ、前記近位端はほぼ開口し、前記近位端は前記ポケットに指を挿入させるように形成されており、
    管状の外面が前記内面からほぼ半径方向外側に配置され、前記外面の一部分が物質を捕捉するようになっており、
    第一集積装置より大きい第二集積装置が設けられた、
    ことを特徴とする試料集積システム。
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