JP2005513002A - 2−[アルキル(アリール)]スルホニルベンゼンスルホニルクロライドおよびその誘導体 - Google Patents

2−[アルキル(アリール)]スルホニルベンゼンスルホニルクロライドおよびその誘導体 Download PDF

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Abstract

本発明は、下記式:
【化1】
Figure 2005513002

[式中、Rは、アルキル、またはオルトもしくはメタ位でアルキル、アリール、NHAcもしくはアルコキシにより置換されているアリールである]
で示される2−[アルキル(アリール)]スルホニルベンゼンスルホニルクロライドの製造方法であって、下記工程:
a)2−クロロニトロベンゼン、2−フルオロニトロベンゼンまたは2−ブロモニトロベンゼンを、式:RSO (式中、Rは上記と同意義であり;Mは、ナトリウム、カリウム、リチウム、アンモニウムまたは四級アンモニウムである)で示される化合物と、極性非プロトン性溶媒中、約50〜190℃の温度で反応させること;
b)工程(a)において製造された物質を、水素と、約20〜60psiの圧力下、極性非プロトン性溶媒中、約20〜60℃で反応させること;および
c)工程(b)において調製した物質を、硝酸ナトリウムで、塩酸の存在下でジアゾ化し、得られたジアゾニウム塩を、二酸化硫黄と、銅(I)または銅(II)化合物またはその混合物の存在下水中で反応させること;
を含む方法を提供する。

Description

発明の詳細な説明
(発明の分野)
本発明は、2−[アルキル(アリール)]スルホニルベンゼンスルホニルクロライドおよびその中間体の新規製造方法に関する。
(発明の背景)
2−[アルキル(アリール)]スルホニルベンゼンスルホニルクロライドは、例えば、米国特許第4,783,285号に記載のようなある種の除草性化合物の製造における中間体として利用されることが知られている化合物である。また、これらの化合物は、例えば、PCT出願公開WO97/36580に記載のようなプロテアーゼ阻害剤としての活性を有する化合物の製造における中間体として利用されることも知られている。かかる製造方法におけるこれらの化合物の実用性を考慮すると、これらの製造方法をより単純かつ優しくする必要性が存在し続けている。
今日まで、2−[アルキル(アリール)]スルホニルベンゼンスルホニルクロライドの製造方法は、完全には満足できるものではない。例えば、米国特許第4,783,285号は、2−メチルスルホニルベンゼンスルホニルクロライドの4工程の方法を開示しており、これは、硫化アリールの過ヨウ素酸ナトリウムでのアリールスルホンへの酸化および硫化アリールの、塩素水溶液での、アリールスルホニルクロライドへの酸化を含む。しかしながら、この方法は、メチルメルカプタンを使用する必要性があり、上記したように多工程酸化を含むので、不利であることが見出されている。
しがたって、大規模に用いることができる、単純で安全な2−[アルキル(アリール)]スルホニルベンゼンスルホニルクロライの製造方法が必要とされている。
(発明の概要)
本発明は、式:
Figure 2005513002
[式中、Rは、アルキル、またはオルトもしくはメタ位で、アルキル、アリール、NHAcまたはアルコキシにより置換されているアリールである]
で示される2−[アルキル(アリール)]−スルホニルベンゼンスルホニルクロライドの製造方法であって、下記工程:
a)2−クロロニトロベンゼン、2−フルオロニトロベンゼンまたは2−ブロモニトロベンゼンを、下記式:
RSO
[式中、Rは上記と同意義であり;Mは、ナトリウム、カリウム、リチウム、アンモニウムまたは四級アンモニウムである]
で示される化合物と、極性非プロトン性溶媒中、約50〜約190℃の温度で反応させること;
b)工程(a)において調製した物質を、約20〜約60psiで、極性非プロトン性溶媒中、約20〜約60℃の温度で、水素と反応させること
;および
c)工程(b)において調製した物質を、塩酸の存在下、硝酸ナトリウムでジアゾ化し、得られたジアゾニウム塩を、銅(I)または銅(II)もしくはその混合物の存在下、水中で、二酸化硫黄と反応させること;
を含む方法に関する。
(発明の詳細な説明)
本発明は、従来の方法と比較してより短く、単純な方法により高い収率で所望の化合物を製造する有用性を有する。本発明の方法は、さらに、公知の方法と比較して、高純度の生成物を得ることができ、これによりさらなる精製の必要性が排除される。本発明の方法は、有利には、大規模製造に容易に適合する。
本発明は、式:
Figure 2005513002
[式中、Rは、アルキル、またはオルトもしくはメタ位で、アルキル、アリール、NHAcまたはアルコキシにより置換されているアリールである]
で示される2−[アルキル(アリール)]−スルホニルベンゼンスルホニルクロライドの製造方法であって、下記工程:
Figure 2005513002
[式中、Xは塩素、フッ素または臭素であり;Mは、ナトリウム、カリウム、リチウム、アンモニウムまたは四級アンモニウムであり;Rは上記と同意義である];
Figure 2005513002
を含む方法に関する。
好ましくは、Rは、1〜8個の炭素原子のアルキルまたはオルトまたはメタ位で、アルキル、アリール、NHAcまたはアルコキシにより置換されているアリールである。最も好ましくは、Rはメチルである。好ましくは、Xは臭素である。
反応工程(a)において、2−クロロニトロベンゼン、2−フルオロニトロベンゼンまたは2−ブロモニトロベンゼンは、極性溶媒中、式RSOで示されるスルフィン酸塩と反応する。溶媒は、非プロトン性溶媒、例えばN,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、N−メチル−2−ピロリジノンまたはN,N−ジメチルアセトアミドであるべきである。好ましくは、溶媒はDMSOである。反応は、約50〜約190℃、好ましくは約50〜約150℃、より好ましくは約75〜約80℃の温度で行われるべきである。反応は、完了するまで、一般的には1〜24時間、好ましくは1〜3時間で行われるべきである。生成物は、反応混合物を水浸することにより単離することができる。
反応工程(b)において、ニトロフェニルスルホンの水素化は、メタノールおよび希硫酸またはエタノール中で行い、その硫酸塩または遊離塩基としてアミノフェニルスルホンを与える。好ましくは、この反応は、5〜10モルパーセントのVIII族金属触媒、例えばパラジウムロジウム、好ましくはパラジウムの存在下で行われる。反応工程(b)は、好ましくは、エタノール中、35〜50psiの圧力下、約20〜40℃で行われる。工程(b)からの反応生成物は、当業者によく知られた慣用的な方法により回収することができる。例えば、触媒を濾過し、濾液から過剰な溶媒を蒸発させて、所望の生成物を得ることができる。
反応工程(c)は、2−メチルスルホニルアニリンを、約−5〜約10℃で、好ましくは0〜約5℃で、塩酸の存在下で、硝酸ナトリウム水溶液でジアゾ化することを含む。ついで、例えば酢酸中に溶解した二酸化硫黄と反応させる。二酸化硫黄は、ガスであっても、または液体であってもよい。好ましくは、この反応は、触媒量の塩化銅(I)、塩化銅(II)二水和物またはその混合物の存在下で行われる。変換が完了するための反応時間は、一般的には、約2.5〜3時間である。反応工程(c)の生成物は、濾過し、水で繰り返して洗浄することにより残存する銅塩を除去して単離することができる。
さらに、本発明は、反応(a)のスルホン中間体反応生成物の製造方法を含む。スルホン中間体は、下記式:
Figure 2005513002
[式中、Rは、アルキル、またはオルトまたはメタ位で、アルキル、アリール、NHAcまたはアルコキシにより置換されているアリールであり;
Yは、2位にある場合、NO、硫酸アルキル、硫酸アリール、CN、炭酸アルキル、炭酸アリールまたはCHOであり;3、5または6位にある場合、水素、アルキル、アリール、NO、硫酸アルキル、CN、炭酸アルキル、炭酸アリールまたはCHOであり;4位にある場合、水素、アルキル、アリールまたはCFである]
を有する。該方法は:
上記と同意義のY基を有する、2−クロロニトロベンゼン、2−フルオロニトロベンゼンまたは2−ブロモニトロベンゼン誘導体を、式:
RSO−M+
[式中、Rは上記と同意義であり、Mは、ナトリウム、カリウム、リチウム、アンモニウムまたは四級アンモニウムである]
で示される化合物と、極性非プロトン性溶媒中、約50〜150℃で反応させることを含む。
本明細書で用いられる場合、「アルキル」および「アルコキシ」なる用語は、1〜8個の炭素原子を含有する直鎖および分枝鎖基両方を含むことを意味する。「アリール」なる用語は、6〜12個の炭素原子の芳香族基を含むことを意味する。「ハロゲン」なる用語は、フッ素、塩素、臭素およびヨウ素を含むことを意味する。
本発明は、この度、以下の特定の限定するものではない実施例に言及することにより、説明されるだろう。
実施例1
2−メチルスルホニルニトロベンゼン
メタンスルフィン酸ナトリウム(33.5g;0.29mol;1.17等量)を、DMSO(60mL)中に懸濁させた。この懸濁液を、ゆっくりと80℃に加熱した(約70℃で透明な溶液になる)。2−クロロニトロベンゼン(39.6g;0.25mol)をDMSO(35mL)中に溶解し、この溶液を、20分以内に滴下した。反応物を、HPLC(Prodigy ODS−2、250×4.6mm、0.05%のTFAを有するアセトニトリル/水)によりモニターし、3時間後、2.4%の出発物質が残っていることが示された。
反応混合物を、20℃に冷却し、水(250mL)を滴下した。生成物はゆっくりと沈殿した。さらに水(100mL)を加え、スラリーを30分間撹拌した。固体を濾過し、水で洗浄(3×100mL)し、完全に吸引し、減圧下45℃で一晩乾燥させて、49.9g(97%収率)の2−メチルスルホニルニトロベンゼンを得た。融点102−104.5℃(lit.101−103℃)。1H NMR (CDCl3): 8.23-8.21 (m, 1H), 7.88-7.83 (m, 3H), 3.45 (s, 3H). 13C NMR (DMSO-d6): 149.0, 134.9, 134.0, 132.8, 131.3, 124.9, 45.0. MS (m/e): 201, 186, 139 (100%), 122, 109, 92。
実施例2
2−メチルスルホニルアニリン
2−メチルスルホニルニトロベンゼン(6.0g、0.03mol)を、無水エタノール(60mL)中に懸濁させた。6%のPd/C触媒(50%湿った;1.01g)を加え、この懸濁液を、Parr shaker中で、40psiで16時間水素化した。ついで、触媒を珪藻土のパッドで濾過し、エタノール(2×10ml)で洗浄した。濾液を、ロータリーエバポレーターで濃縮して乾燥した。4.94g(96%収率)の生成物を白色結晶として得た。融点82−84℃。1H NMR (CDCl3) δ 7.7 (dd, 1H), 7.2-7.3 (m, 1H), 6.5-6.8 (m, 2H), 5.04 (bs, 2H), 3.07 (s, 3H); CIMS (m/e) 172 (M+H+, 100%)。
実施例3
2−メチルスルホニルアニリン
2−メチルスルホニルニトロベンゼン(13.0g、0.065mol)を、MeOH(140mL)および2NのHSO(60mL)中に懸濁させた。6%のPd/C触媒(50%湿った;3g)を懸濁液に加え、これを、Parr shaker中40psiで4時間水素化した。溶液を濾過し、触媒を、10mLのMeOHで2回洗浄し、ロータリーエバポレーターで濃縮して、80mLの容量とした。懸濁液を、撹拌しながら5℃に冷却し、15mLの10Nの水酸化ナトリウム水溶液を加え、5℃で30分間撹拌した。固体を濾過し、水で洗浄し、減圧(30in.Hg)下40℃で乾燥し、10.5g(95%収率)の2−メチルスルホニルアニリンを得た。
実施例4
2−メチルスルホニルベンゼンスルホニルクロライド
2−メチルスルホニルアニリン(48g、0.28mol)を、撹拌しながら、365mLの水、250mLの濃縮HClおよび60mLのHOAcに加えた。混合物を5℃に冷却し、250mLの水中に溶解した硝酸ナトリウム(22.3g;0.32mol)を、温度を0〜5℃に保持して、撹拌しながら滴下した。硝酸ナトリウムを完全に滴下した後、得られた溶液を、0〜5℃で30分間撹拌した。二酸化硫黄を、200mLの氷酢酸に、室温で10分間バブリングし、CuCl.2HO(11g;0.06mol)およびCuCl(3.7g;0.037mol)をHOAc中に加え、10℃に冷却した。二酸化硫黄を、さらに15分間懸濁液に通気し、ジアゾ化アミンを、温度を0〜5℃に保持して撹拌しながら滴下した。二酸化硫黄を、ジアゾ化アミンを完全に添加するまで、通気し続けた。ジアゾ化アミンを完全に添加した後、SOの通気を停止し、緑色懸濁液を、0〜5℃で3時間撹拌した。3時間経過した時点で、懸濁液を、水(300mL)で希釈し、濾過し、固体を50mLの水で3回洗浄した。生成物を、減圧(30in.Hg)下室温で乾燥して、46gの2−メチルスルホニルベンゼンスルホニルクロライド(61%収率)を白色固体として得た。融点135−137℃(lit.133−135℃)。1H NMR (CDCl3) δ 8.3-8.6 (m, 2H), 7.87-8.02 (m, 2H), 3.41 (s, 3H)。13C NMR (CDCl3) δ 142.94, 139.24, 136.61, 135.22, 133.58, 132.13, 45.49。CIMS(m/e)255(M+H、100%)。
実施例5
2−メチルスルホニルベンゼンスルホニルクロライド
2−メチルスルホニルアニリン(6.0g;0.035mol)を、撹拌しながら、30mLの水および30mLのHClの混合物中に滴下した。混合物を5℃に冷却し、水(7mL)中に溶解した硝酸ナトリウム(2.7g;0.039mol)を、0〜5℃の温度に維持して滴下した。硝酸ナトリウムを完全に滴下した後、得られた溶液を0〜5℃で30分間撹拌した。二酸化硫黄を、18mLのHOAcに14分間室温で通気した。CuCl(0.8g;0.008mol)を加え、10℃に冷却した。二酸化硫黄を懸濁液にさらに15分間通気し、ジアゾ化アミンを、0〜5℃の温度を維持しながら滴下した。ジアゾ化アミンを完全に滴下した後、SOのバブリングを停止し、緑色懸濁液を0〜5℃で3日間撹拌した。3時間経過した時点で、懸濁液を、50mLの水で希釈し、濾過し、10mLの水で3回洗浄して、減圧(30in.Hg)下で乾燥し、6.4g(71%収率)の2−メチルスルホニルベンゼンスルホニルクロライドを得、これを、融点およびスペクトルデータで特徴付けた。融点135−137℃(lit.133−135℃)。1H NMR (CDCl3) δ 8.3-8.6 (m, 2H), 7.87-8.02 (m, 2H), 3.41 (s, 3H)。13C NMR (CDCl3) δ 142.94, 139.24, 136.61, 135.22, 133.58, 132.13, 45.49。CIMS(m/e)255(M+H、100%)。
本発明は、その精神および本質的な特性から逸脱することなく、他の特定の形態に具体化することができ、したがって、本発明の範囲を示すものは、上記明細書よりもむしろ、請求の範囲により構成される。

Claims (16)

  1. 式:
    Figure 2005513002
    [式中、Rは、アルキル、またはオルトもしくはメタ位で、アルキル、アリール、NHAcもしくはアルコキシにより置換されているアリールである]
    で示される2−[アルキル(アリール)]スルホニルベンゼンスルホニルクロライドの製造方法であって、下記工程:
    a)2−クロロニトロベンゼン、2−フルオロニトロベンゼンまたは2−ブロモニトロベンゼンを、下記式:
    RSO
    [式中、Rは上記と同意義であり;Mは、ナトリウム、カリウム、リチウム、アンモニウムまたは四級アンモニウムである]
    で示される化合物と、極性非プロトン性溶媒中、約50〜約190℃の温度で反応させること;
    b)工程(a)において調製した物質を、約20〜約60psiで、極性非プロトン性溶媒中、約20〜約60℃の温度で、水素と反応させること
    ;および
    c)工程(b)において調製した物質を、塩酸の存在下、硝酸ナトリウムでジアゾ化し、得られたジアゾニウム塩を、銅(I)または銅(II)もしくはその混合物の存在下、水中で、二酸化硫黄と反応させること;
    を含む方法。
  2. 工程(a)の極性溶媒が、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、N−メチル−2−ピロリジノンおよびN,N−ジメチルアセトアミドからなる群から選択される請求項1記載の方法。
  3. 工程(a)が、約50〜約150℃の温度で行われる請求項1または請求項2記載の方法。
  4. 工程(a)が、約75〜約80℃で行われる請求項1または請求項2記載の方法。
  5. 工程(a)が、約50〜約150℃の温度で行われる請求項1または請求項2記載の方法。
  6. 工程(a)の生成物が、水を反応生成物に添加することにより単離される、請求項1〜5いずれか1項記載の方法。
  7. 工程(b)が、メタノールおよび希硫酸またはエタノール中で行われる、請求項1〜6いずれか1項記載の方法。
  8. 工程(b)が、VIII族金属触媒の存在下で行われる、請求項1〜7いずれか1項記載の方法。
  9. VIII族金属触媒がパラジウムまたはロジウム触媒である、請求項8記載の方法。
  10. 工程(c)のジアゾ化が、約−5〜約10℃の温度で行われる、請求項1〜9いずれか1項記載の方法。
  11. 工程(c)のジアゾ化が、塩化銅(I)または塩化銅(II)もしくはその混合物の存在下で行われる、請求項1〜10いずれか1項記載の方法。
  12. 工程(c)において、二酸化硫黄を酢酸中に溶解する、請求項1〜11いずれか1項記載の方法。
  13. Rが、1〜8個の炭素原子のアルキル、またはオルトまたはメタ位で、アルキル、アリール、NHAcまたはアルコキシにより置換されているアリールである、請求項1〜12いずれか1項記載の方法。
  14. Rがメチルである請求項13記載の方法。
  15. Xが臭素である請求項1〜14いずれか1項記載の方法。
  16. 式:
    Figure 2005513002
    [式中:
    Rは、アルキル、またはオルトもしくはメタ位で、アルキル、アリール、NHAcもしくはアルコキシにより置換されているアリールであり;
    Yは、2−位にある場合、NO、硫酸アルキル、硫酸アリール、CN、炭酸アルキル、炭酸アリールまたはCHOであり;3、5または6位にある場合、水素、アルキル、アリール、NO、硫酸アルキル、CN、炭酸アルキル、炭酸アリールまたはCHOであり;4位にある場合、水素、アルキル、アリールまたはCFである]
    を有するスルホンの製造方法であって:
    上記と同意義のY基を有する、2−クロロニトロベンゼン、2−フルオロニトロベンゼンまたは2−ブロモニトロベンゼン誘導体を式:
    RSO
    [式中、Rは上記と同意義であり、Mはナトリウム、カリウム、リチウム、アンモニウムまたは四級アンモニウムである]
    で示される化合物と、極性非プロトン性溶媒中、約50〜150℃で反応させることを含む方法。
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