JP2005511717A - タルク−含有化粧品用クレンジングエマルション - Google Patents

タルク−含有化粧品用クレンジングエマルション Download PDF

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Abstract

以下の成分:調製物の合計重量に関して1〜30重量%の、15より大きいHLB値を有する界面活性剤の群からの1種もしくは数種の洗剤界面活性剤;35〜50重量%の1種もしくは数種の油成分;0.1〜10重量%のタルク;0.2〜5重量%の、アクリル酸及び/又はアルキル化アクリル酸誘導体及びそのエステルのアニオン性ホモポリマー及び/又はコポリマーより形成される群からの1種もしくは数種のポリアクリレート;ならびに5〜60重量%の水を含有する化粧品用又は皮膚科学的クレンジングエマルションを開示する。

Description

本発明はタルク−含有化粧品用クレンジングエマルション、特に通常の意味での乳化剤を含有しないタルク−含有化粧品用クレンジングエマルションに関する。
化粧品用クレンジング組成物の生産はここ数年間増加の傾向を示してきた。これは特に消費者による健康の意識の向上及び衛生への要求に帰せられるべきである。
クレンジングは(環境的)汚れの除去を意味し、かくして心理的及び身体的安寧の向上をもたらす。皮膚及び毛髪の表面のクレンジングは、多くのパラメーターに依存する非常に複雑な操作である。第1に外部的物質、例えば非常に多様な周囲からの炭化水素又は無機顔料ならびに化粧品の残留物及びまた望ましくない微生物が可能な限り完全に除去されねばならない。第2に体に内因的な排泄物、例えば汗、皮脂、皮膚及び毛髪片が生理学的平衡における重大な干渉なしで洗い出されねばならない。
化粧品用クレンジング調製物の性質に置かれる必要条件は、近年基本的に変化してきた。以前は、クレンジング及び泡立ちのような効果が消費者の望みの最も重要な位置にあった。現在は、製品の生態学的、経済的及び特に皮膚科学的性質が優先であるが、例えば皮膚及び毛髪のクレンジング後の残留量の界面活性剤の除去のためあるいは適用の間の過剰用量を避けるための指示として、泡立つ能力が決定的役割を果たし続けている。しかしながら化粧品の場合−ほとんどの工業用クレンジング組成物と対照的に−皮膚及び粘膜との適合性が明確に最も重要な位置にある;製品は「マイルド」でなければならない。
化粧品用又は皮膚科学的クレンジング調製物は、適用に続いて皮膚から濯ぎ落とされるいわゆる「リンスオフ」調製物である。それらは一般に水を用いて泡の形態で、浄化されるべき体の領域に適用される。すべての化粧品用又は皮膚科学的クレンジング調製物の基礎は洗浄−活性界面活性剤である。界面活性剤は、水中の有機、非極性物質を溶解することができる両親媒性物質である。それらは水及び脂質に向かう両面的(ambivalent)挙動を特徴とする:界面活性剤分子は少なくとも1個の親水性基及び少なくとも1個の親油性基を含有し、それはこれらの2種の物質の間の界面に位置することを可能にする。この方法で界面活性剤は水の表面張力を低下させ、皮膚を濡らし、汚染物の除去及び溶解を助長し、容易な濯ぎ及び−必要なら−泡の調節も与える。これは脂質−含有汚染の汚染物除去のための基礎である。
界面活性剤分子の親水性部分はほとんど極性官能基、例えば−COO、−OSO 2−、−SO であり、疎水性部分は通常非極性炭化水素基である。界面活性剤は一般に親水性分子部分の型及び電荷に従って分類される。これに関し、4種の群がある:
・アニオン性界面活性剤、
・カチオン性界面活性剤、
・両性界面活性剤及び
・非イオン性界面活性剤。
アニオン性界面活性剤は一般にカルボキシレート、サルフェート又はスルホネート基を官能基として有する。酸性又は中性媒体中の水溶液において、それらは負に帯電した有機イオンを形成する。カチオン性界面活性剤はほとんど第4級アンモニウム基の存在のみにより特徴付けられる。酸性又は中性媒体中の水溶液において、それらは正に帯電した有機イオンを形成する。両性界面活性剤はアニオン性及びカチオン性基の両方を含有し、従って水溶液において、pHに依存してアニオン性又はカチオン性界面活性剤として挙動する。それらは高度に酸性の媒体中で正の電荷を有し、アルカリ性媒体中で負の電荷を有する。しかしながら中性のpH領域内で、それらは以下の例が示す通り両性イオン性である:
RNH CHCHCOOH X (pH=2において)
=いずれかのアニオン、例えばCl
RNH CHCHCOO (pH=7において)
RNHCHCHCOO (pH=12において)
=いずれかのカチオン、例えばNa
ポリエーテル鎖は典型的な非イオン性界面活性剤である。非イオン性界面活性剤は水性媒体中でイオンを形成しない。
化粧品用及び皮膚科学的クレンジング組成物中の洗浄−活性界面活性剤は、それらの皮膚科学的及び生態学的挙動に関して非常に厳しい評価を免れない。それらは有意な量で用いられ且つ、指示に従って、使用後に廃水となるので、後者は特に重要である。
すでに記載したクレンジング操作のための洗浄−活性界面活性剤の中心的重要性から出発して、人間の皮膚上におけるそれらの挙動は非常に重要である。
界面活性剤が加えられない水による皮膚のクレンジングでも、最初に皮膚の角質層の膨潤を生ずる。この膨潤の程度は中でも浴の持続時間及びその温度に依存する。同時に水溶性物質、例えば水溶性の汚れ成分、しかしまた角質層の水−結合能力を担う皮膚自身の物質も洗い落とされるかもしくは洗い出される。さらに皮膚自身の界面活性物質により、皮脂もある程度溶解し、洗い出される。初期の膨潤の後、これは続く皮膚の乾燥を引き起こす。
皮膚及び毛髪を脂性及び水溶性の汚れ成分から浄化することを目的とする洗浄−活性界面活性剤が、清浄な皮膚の脂質への脂肪除去作用(defatting action)も有することは理解可能である。皮膚のいずれのクレンジングにおいても、角質細胞間脂質及び皮脂成分も種々の程度に除去される。これは、いずれの洗浄操作の間にも皮膚の自然の水/脂質被膜が多少破壊されることを意味する。これは、特に極度の脂肪除去の場合、皮膚の障壁機能における短時間の変化を生じ得、ここでもちろん処理される皮膚の領域の特定の条件も、示される変化に有意な影響がある。例えば皮膚の厚さ、皮脂腺及び汗腺の数ならびにそれに関連する過敏性は有意に変わり得る。
従って一般的に、望ましくない副作用を避けるために洗浄−活性界面活性剤が可能な限り生物学的に不活性であることは、洗浄−活性界面活性剤の必要条件とみなされる。それらは最適な穏やかさ、最良の皮膚適合性及び低い脂肪除去を以ってそれらのクレンジング作用を発揮しなければならない。
しかしながらさらに、優れたクレンジング力と同時に皮膚を再生させるか又は「再脂性化」する適したクレンジング調製物を見出す試みに事欠かなかった。しかしながら、達成された性能は多くの場合に期待未満に留まり、それは使用者が一般に、クレンジング後に皮膚に適用されてこの上に留まる別のケア製品(いわゆる「リーブ−オン」製品)に頼らねばならないことを意味する。
これらの「リーブ−オン」製品は一般に、皮膚をケアし且つ再生させる複数の活性成分も含む。それらは皮膚の障壁性を向上させ、早すぎる皮膚の老化(例えばしわ及び線)を減少させ且つ予防する。皮膚を滑らかで健康な若い外観に助けることがそれらの目的である。
活性成分の他の目的は皮膚の再生の加速であり、それは皮膚−刺激性界面活性剤を用いる洗浄の後の皮膚の自然の平衡のより迅速な復活に導く。活性成分のさらに別の目的は、洗浄プロセスの間に洗い出される脂質、保湿剤因子、ビタミン及び他の皮膚成分の代置である。さらに活性成分(UVフィルター)は、有害な日光のUV線からの皮膚の保護のために働くことができる。
一般的に化粧品用又は皮膚科学的クレンジング調製物は、仮定される適用範囲に非常に良く適応させて作られ、それは、規定される穏やかなクレンジング作用のために、適用に依存して異なる機械的パラメーター−例えば時間因子−も特に有意に重要だからである。これは、例えば泡浴の種々の適用(接触)時間を短時間の手の洗浄と比較して考えると明らかになる。
化粧品用クレンジング組成物は通常、種々の型の界面活性剤の混合物を含む。選択は主に界面活性剤の皮膚適合性及び所望の化粧品的性能に適応して成される。さらに発泡力、調製される能力及び好ましい性能/コスト比が重要な役割を果たす。
液体セッケン又は洗浄ローションは手のクレンジングのみでなく、一般に顔を含む体全体にも用いられる。従ってそれらはシャワー調製物としての使用にも適している。これらの製品の開発においては皮膚科学的必要条件が最も重要であり、それは皮膚が濃厚な界面活性剤溶液と強く接触するようになるからである。従って低濃度における穏やかな界面活性剤の選択に特別な価値が置かれる。別の基準はさらに優れた発泡力及び快い爽やかな芳香及び同時の皮膚のケアである。洗浄ローション及び特にシャワー浴は一般に約3000〜10000mPa.sの粘度を有し、それは一方で製品を良好に分散させて迅速に発泡させるが、他方で手又はフランネルによる完全な適用を可能にするのに十分に高くなければならない。
液体セッケン又は洗浄ローションは一般に、比較的高いもしくは比較的低い水の含有率を特徴とするが、一般的にそれらは低い油含有率しか有していないので、顕著なケア効果を発揮しない。
比較的新しい工業的開発が、高い油含有率を有する界面活性剤−含有シャワー調製物に関している。特許文献1はこれに関し、最高で55重量%の界面活性剤含有率及び45重量%より高い油含有率を有する化粧品用又は皮膚科学的シャワー調製物を記載しており、調製物は本質的に水を含まない。高い油含有率のおかげで、これらの調製物は皮膚の一般的に状態に関して再生効果を有する。この場合、それらは同時に優れた発泡及び高いクレンジング力を有する。
さらに、特許文献2は、以下の物質:5〜10のVaughan溶解度パラメーター(VSP)を有する5〜30重量%の水分−供与性活性成分、0.3〜5重量%の水−分散性ゲル−形成性ポリマー、5〜30重量%の合成界面活性物質、0〜15重量%のC−C14脂肪酸セッケン及び水を含む発泡性液体皮膚クレンジング組成物を記載しており、ここで調製物は少なくとも5〜1000の脂質堆積値(lipid deposition value)(LDV)を有し、且つここで合成界面活性物質及びセッケンは15〜50の共通CMC平衡表面張力値(common CMC equilibrium surface tension value)を有する。しかしながら、この明細書は、本発明への道を指摘することはできなかった。
高い油含有率を有する通常のクレンジング調製物は一般に、洗浄後にわずかに重い粘着性の感触を皮膚上に残す欠点を有する。しかしながらほとんどの場合、使用者は皮膚上における絹のような滑らかな感触を好む。これは通常いわゆる「ポリクアト(polyquats)」、すなわち第4級アンモニウム塩又はエトキシル化油を調製物に加えることによりもたらされる。しかしながら、これらの化合物は皮膚上における低い接着力(永続性(substantivity))しか有していないので、クレンジング調製物の適用の間のこの効果は限界に近い。
皮膚のクレンジング及び同時のケアのために、先行技術はエマルションに基づくクレンジング製品も認識している。これらは、乳化剤を用いてエマルションを安定化し、続いて界面活性剤系を適応させて作ることにより調製される。
乳化剤も両性構造を有し、かくして構造に関する限り界面活性剤と同等である。乳化剤は2つもしくはそれより多い互いに非混和性の相の均一な分布を可能にするかもしくは容易にし、且つ同時にそれらの分離を妨げる。エマルションは一般に界面活性剤の添加により破壊されるので、界面活性剤系の選択は厳しく制限され、得られるクレンジング調製物は高価且つ複雑な配合物に基づく。
それでは何が洗浄−活性界面活性剤を乳化剤と区別するのであろうか?
1940年代の最後に、乳化剤の選択を容易にすることを目的とする系が開発された。好ましい水−溶解度又は油−溶解度が存在するかどうかを示すいわゆるHLB値(0〜20のディメンションのない数)が、それぞれの乳化剤に与えられる。9未満の数は油溶性疎水性乳化剤を示し、11より大きい数は水溶性親水性乳化剤を示す。HLB値は、乳化剤の親水性基及び親油性基の寸法及び強度の平衡についての何かを表す。これらの考えから、乳化剤の有効性もそのHLB値により特性化され得ることが誘導され得る。以下のリストは、HLB値と可能な適用の分野の間の関係を示す。
HLB値 適用の分野
0〜3 消泡剤
3〜8 W/O乳化剤
7〜9 湿潤剤
8〜18 O/W乳化剤
12〜18 溶解性促進剤
乳化剤のHLB値は増分(increments)から成ることもでき、ここで分子が構成されている種々の親水性及び疎水性基に関するHLB増分を表において見出すことができる。HLB系は起源的には乳化剤のためのみに考えられたが、この方法で、一般的に洗浄−活性界面活性剤に関してもHLB値を決定することができる。洗浄−活性物質は一般に20より有意に大きいHLB値を有することが見出される。
独国特許出願公開第4424210号明細書 国際公開第96/17591号パンフレット
本発明の目的は、先行技術の欠点を改善し且つ単純で原価効率の高い配合物に基づく、エマルションに基づくクレンジング調製物を提供することであった。調製物はクレンジング作用をその次位に置くことなくして、高いケア作用を有していなければならない。さらに、消費者が適用した後に皮膚上に絹のような滑らかな感触が残るようにクレンジング調製物を調製することは、本発明の目的であった。
本発明はさらに、一般にシャンプーと呼ばれる洗浄−活性毛髪化粧品用調製物に関する。特に本発明は、毛髪及び頭皮のケアのための毛髪化粧品用活性成分組み合わせ及び調製物に関する。先行技術は、損なわれた毛髪を満足できる方法でケアすることができるシャンプー配合物に欠けている。従って目的は、先行技術のこれらの欠点を改善することでもあった。
驚くべきことに、
調製物の合計重量に基づいて
・ 1〜30重量%の、15より大きいHLB値を有する界面活性剤の群から選ばれる1種もしくはそれより多い洗浄−活性界面活性剤、
・ 35〜50重量%の1種もしくはそれより多い油成分、
・ 0.1〜10重量%のタルク、
・ 0.2〜5重量%の、アクリル酸及び/又はアルキル化アクリル酸誘導体及びそのエステルのアニオン性ホモポリマー及び/又はコポリマーより形成される群から選ばれる1種もしくはそれより多いポリアクリレート、ならびに
・ 5〜60重量%の水
を含んでなることを特徴とする化粧品用又は皮膚科学的クレンジングエマルションが先行技術の欠点を克服することが見出され、これらの目的の達成が本明細書に展開される。
これに関し、1〜20μmの平均粒度を有するタルク粒子及び調製物の合計重量に基づいて最高で3重量%のタルクの量が本発明に従って特に好ましい。
タルクは、Mg[(OH)/Si10]又は3MgO・4SiOの大体の組成の一般的な水和ケイ酸マグネシウムであり、その比較的密度の高い凝集物はステアタイトと呼ばれる。タルクは透明から不透明の主に無色、白又は淡緑色の完全に開裂可能な(cleavable)物質を形成し、それは真珠光沢層を有する積層結晶性(laminocrystalline)、フレーク状、雲母−様凝集物から成る。天然のタルクは通常、微量の他の金属酸化物を含む。かくして典型的なタルクに関して以下の組成が規定される:61% SiO、31% MgO、5% HO、1.4% Al、1.1% FeO、0.3% CaO、0.1% CO。存在することができるさらに別の微量元素はMn、Ti、Cr、Ni、Na及びKであり;OHは部分的にFで置き換えられ得る。
独国特許第19714829号明細書も、タルクも含むことができる化粧品用クレンジング組成物を記載しているが、そこに開示されているクレンジング組成物はポリアクリレートを含んでいないので、この明細書は本発明への道を指摘することはできなかった。
本発明の目的のための化粧品用及び/又は皮膚科学的クレンジングエマルションは、単純且つ原価効率の高い配合物に基づく。同時にそれらは優れた発泡及び高いクレンジング力を有する。高い油含有率のおかげで、これらの調製物は皮膚の一般的状態に関して再生作用を有し、皮膚の乾燥の感触を低下させ且つ皮膚を柔軟で絹のように滑らかにする。
クレンジングエマルションは、本発明に従って有利には1種もしくはそれより多い洗浄−活性アニオン性、カチオン性、両性及び/又は非イオン性界面活性剤を含む。本発明に従う洗浄−活性界面活性剤を25より大きいHLB値を有する界面活性剤の群から選ぶのが特に有利であり、35より大きいHLB値を有するものが特別に有利である。
本発明の目的のために特に有利な洗浄−活性アニオン性界面活性剤は、
アシルアミノ酸及びそれらの塩、例えば
・ アシルグルタメート、特にアシルグルタミン酸ナトリウム、
・ サルコシネート、例えばミリストイルサルコシン、TEAラウロイルサルコシネート、ナトリウムラウロイルサルコシネート及びナトリウムココイルサルコシネート、
スルホン酸及びそれらの塩、例えば
・ アシルイセチオネート、例えばナトリウム/アンモニウムココイルイセチオネート、
・ スルホスクシネート、例えばジオクチルナトリウムスルホスクシネート、ジナトリウムラウレススルホスクシネート、ジナトリウムラウリルスルホスクシネート及びジナトリウムウンデシレンアミドMEAスルホスクシネート、
ならびに
硫酸エステル、例えば
・ アルキルエーテルサルフェート、例えばナトリウム、アンモニウム、マグネシウム、MIPA、TIPAラウレスサルフェート、ナトリウムミレスサルフェート及びナトリウムC12−13パレスサルフェート、
・ アルキルサルフェート、例えばナトリウム、アンモニウム及びTEAラウリルサルフェート
である。
本発明の目的のために特に有利な洗浄−活性カチオン性界面活性剤は、第4級界面活性剤である。第4級界面活性剤は、4個のアルキル又はアリール基に共有結合した少なくとも1個のN原子を含有する。ベンズアルコニウムクロリド、アルキルベタイン、アルキルアミドプロピルベタイン及びアルキルアミドプロピルヒドロキシスルタインが有利である。
本発明の目的のために特に有利な洗浄−活性両性界面活性剤は、
・ アシル/ジアルキルエチレンジアミン、例えばナトリウムアシルアンフォアセテート、ジナトリウムアシルアンフォジプロピオネート、ジナトリウムアルキルアンフォジアセテート、ナトリウムアシルアンフォヒドロキシプロピルスルホネート、ジナトリウムアシルアンフォジアセテート及びナトリウムアシルアンフォプロピオネート
である。
本発明の目的のために特に有利な洗浄−活性非イオン性界面活性剤は、
・ アルカノールアミド、例えばコカミドMEA/DEA/MIPA、
・ エチレンオキシド、グリセロール、ソルビタン又は他のアルコールを用いるカルボン酸のエステル化により生成するエステル、
・ エーテル、例えばエトキシル化アルコール、エトキシル化ラノリン、エトキシル化ポリシロキサン、プロポキシル化POEエーテル及びアルキルポリグリセルド、例えばラウリルグリコシド、デシルグリコシド及びココグリコシド
である。
さらに別の有利なアニオン性界面活性剤は、
・ タウレート、例えばナトリウムラウロイルタウレート及びナトリウムメチルココイルタウレート、
・ エーテルカルボン酸、例えばナトリウムラウレス−13カルボキシレート及びナトリウムPEG−6コカミドカルボキシレート、
・ リン酸エステル及び塩、例えばDEA−オレス−10ホスフェート及びジラウレス−4ホスフェート、
・ アルキルスルホネート、例えばナトリウムココスモノグリセリドサルフェート,ナトリウムC12−14オレフィンスルホネート、ナトリウムラウリルスルホアセテート及びマグネシウムPEG−3コカミドサルフェート
である。
さらに別の有利な両性界面活性剤は、
・ N−アルキルアミノ酸、例えばアミノプロピルアルキルグルタミド、アルキルアミノプロピオン酸、ナトリウムアルキルイミドジプロピオネート及びラウロアンフォカルボキシグリシネート
である。
さらに別の有利な非イオン性界面活性剤はアルコールである。
本発明の目的のためのさらに別の適したアニオン性界面活性剤は、
・ アシルグルタメート、例えばジ−TEA−パルミトイルアスパルテート及びカプリル/カプリングルタミン酸ナトリウム、
・ アシルペプチド、例えばパルミトイル加水分解ミルクタンパク質,ナトリウムココイル加水分解ダイズタンパク質及びナトリウム/カリウムココイル加水分解コラーゲン、
ならびにカルボン酸及び誘導体、例えば
・ ラウリン酸、ステアリン酸アルミニウム、マグネシウムアルカノレート及びウンデシレン酸亜鉛、
・ エステルカルボン酸、例えばカルシウムステアロイルラクチレート、ラウレス−6シトレート及びナトリウムPEG−4ラウラミドカルボキシレート、
・ アルキルアリールスルホネート
でもある。
本発明の目的のためのさらに別の適したカチオン性界面活性剤は、
・ アルキルアミン、
・ アルキルイミダゾール及び
・ エトキシル化アミン
でもある。
本発明の目的のためのさらに別の適した非イオン性界面活性剤はアミンオキシド、例えばココアミドプロピルアミンオキシドでもある。
化粧品用又は皮膚科学的クレンジングエマルション中の1種もしくはそれより多い洗浄−活性界面活性剤の含有率がそれぞれ調製物の合計重量に基づいて5〜25重量%、特別に有利には10〜20重量%の範囲から選ばれる場合、それは本発明の目的のために有利である。
本発明の目的のための化粧品用又は皮膚科学的クレンジングエマルションの油相は、3〜30個の炭素原子の鎖長の飽和及び/又は不飽和、分枝鎖状及び/又は非分枝鎖状アルカンカルボン酸と3〜30個の炭素原子の鎖長の飽和及び/又は不飽和、分枝鎖状及び/又は非分枝鎖状アルコールのエステルの群、芳香族カルボン酸と3〜30個の炭素原子の鎖長の飽和及び/又は不飽和、分枝鎖状及び/又は非分枝鎖状アルコールのエステルの群から有利に選ばれる。その場合、そのようなエステル油はミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸イソプロピル、オレイン酸イソプロピル、ステアリン酸n−ブチル、ラウリン酸n−ヘキシル、オレイン酸n−デシル、ステアリン酸イソオクチル、ステアリン酸イソノニル、イソノナン酸イソノニル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、ラウリン酸2−エチルヘキシル、ステアリン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−オクチルドデシル、オレイン酸オレイル、エルカ酸オレイル、オレイン酸エルシル、エルカ酸エルシルならびにそのようなエステルの合成、半合成及び天然混合物、例えばジョジョバ油より成る群から有利に選ばれることができる。
さらに油相は、分枝鎖状及び非分枝鎖状炭化水素及び炭化水素ワックス、シリコーン油、ジアルキルエーテルの群、飽和もしくは不飽和、分枝鎖状もしくは非分枝鎖状アルコール及び脂肪酸トリグリセリド、すなわち8〜24個、特に12〜18個の炭素原子の鎖長を有する飽和及び/又は不飽和、分枝鎖状及び/又は非分枝鎖状アルカンカルボン酸のトリグリセロールエステルの群から有利に選ばれることができる。脂肪酸トリグリセリドは、例えば合成、半合成及び天然の油、例えばオリーブ油、ヒマワリ油、大豆油、ピーナツ油、ナタネ油、アーモンド油、パーム油、ココナツ油、パーム核油などの群から有利に選ばれることができる。
そのような油及びワックス成分のいずれかの所望の混合物も、本発明の目的のために有利に用いられるべきである。いくつかの場合には、ワックス、例えばパルミチン酸セチルを油相の単独の脂質成分として用いるのも有利であり得る。
油相は、イソステアリン酸2−エチルヘキシル、オクチルドデカノール、イソノナン酸イソトリデシル、イソエイコサン、2−エチルヘキシルココエート、C12−15−アルキルベンゾエート、カプリル/カプリントリグリセリド、ジカプリリルエーテルより成る群から有利に選ばれる。
12−15−アルキルベンゾエートとイソステアリン酸2−エチルヘキシルの混合物、C12−15−アルキルベンゾエートとイソノナン酸イソトリデシルの混合物ならびにC12−15−アルキルベンゾエート、イソステアリン酸2−エチルヘキシル及びイソノナン酸イソトリデシルの混合物は特に有利である。
炭化水素の中で、パラフィン油、スクアラン及びスクアレンは、本発明のために有利に用いられるべきである。
有利には、油相はある含有率の環状もしくは線状シリコーン油を有するか又は全体がそのような油から成ることもでき、しかしながらここで単数種もしくは複数種のシリコーン油と別に追加の含有率の他の油相成分を用いるのが好ましい。
有利には、本発明に従って用いられるべきシリコーン油としてシクロメチコン(オクタメチルシクロテトラシロキサン)が用いられる。しかしながら他のシリコーン油、例えばヘキサメチルシクロトリシロキサン、ポリジメチルシロキサン、ポリ(メチルフェニルシロキサン)も本発明の目的のために有利に用いられるべきである。
シクロメチコンとイソノナン酸イソトリデシルの混合物ならびにシクロメチコンとイソステアリン酸2−エチルヘキシルの混合物も特に有利である。
油相はリン脂質の群からも有利に選ばれる。リン脂質はアシル化グリセロールのリン酸エステルである。ホスファチジルコリンの中で非常に重要なのは、例えばレシチンであり、それは一般的構造
Figure 2005511717
[式中、R’及びR”は典型的には15もしくは17個の炭素原子及び最高で4個のシス二重結合を有する非分枝鎖状脂肪族基である]
により特徴付けられる。
本発明に従って有利なポリアクリレートはアクリル酸のポリマー、特にいわゆるカーボマー又はカーボポールの群から選ばれるものである(Carbopolは実際にはB.F.Goodrich社の登録商標である)。ポリアクリレートは一般的構造式
Figure 2005511717
の化合物であり、ここで分子量は約400000〜4000000より多くであることができる。ポリアクリレートの群にはアクリレート/アルキルアクリレートコポリマー、例えば以下の構造:
Figure 2005511717
により特徴付けられるものも含まれる。この式においてR’は長鎖アルキル基であり、x及びyはそれぞれのコモノマーの特定の化学量論的割合を表す数である。これらのポリアクリレートも本発明の目的のために有利である。
有利なカーボポールは例えば銘柄907,910,934,940,941,951,954,980,981,1342,1382,2984及び5984あるいはまた銘柄ETD(asy−o−isperse)2001,2020,2050であり、ここでこれらの化合物は個別に又はいずれかの互いの組み合わせ中で存在することができる。
カーボポール981,1382及びETD2020(個別及びまた組み合わせ中の両方)が特に好ましい。
アクリレート/アルキルアクリレートコポリマーと同等の、C10−30−アルキルアクリレートと1種もしくはそれより多いアクリル酸、メタクリル酸又はそれらのエステルのモノマーのコポリマーも本発明の目的のために有利である。そのような化合物のINCI名は「Acrylates/C 10−30 Alkyl Acrylate Crosspolymer」である。B.F.Goodrich社からPemulen TR1及びPemulen TR2の商品名の下に入手可能な物が特に有利である。
化粧品用又は皮膚科学的クレンジングエマルション中の1種もしくはそれより多いポリアクリレートの含有率が、それぞれ調製物の合計重量に基づいて0.5〜2重量%、特別に有利には0.7〜1.5重量%の範囲から選ばれる場合、それは本発明の目的のために有利である。
本発明に従うクレンジングエマルション中に、中でも炎症性の皮膚状態の予防及び/又は処置のためならびに/あるいは過敏であると決定される(sensitively determined)皮膚及び乾燥した皮膚の場合の皮膚保護のため(例えばアトピー性湿疹、脂漏性湿疹、多形性光線皮膚炎、乾癬、白斑、創傷治癒障害、かゆみ、過敏もしくは被刺激皮膚(irritated skin)、光誘導皮膚損傷及びUV−誘導免疫抑制、感受性が不足した(deficient sensitive)又は低活性の皮膚状態あるいは皮膚付属物の感受性が不足した又は低活性の状態の剥離における変化、正常な線維芽細胞及びケラチノサイト増殖における変化、正常な線維芽細胞及びケラチノサイト分化における変化)ならびに皮膚の厚さを低下させるために働く活性成分を導入することは有利に可能である。
本発明に従って特に好ましい本発明の1つの態様は、洗浄−活性界面活性剤として少なくとも1種のアニオン性界面活性剤及びポリアクリレートとして少なくとも1種のC10−C30−アルキルアクリレートに基づく増粘剤を含むクレンジングエマルションである。この場合、ナトリウムラウレスサルフェートがアニオン性界面活性剤として特に好ましい。この成分の組み合わせは、その安定性、その発泡挙動及び皮膚上でのその特に快い感触を特徴とする。
皮膚のための化粧品用クレンジング調製物である化粧品用調製物は、液体又は固体形態にあることができる。
上記の物質の他に、組成物は本発明に従って場合により化粧品中で通例の添加剤、例えば香料、染料、抗微生物性物質、再脂性化剤、錯体化及び金属イオン封鎖剤、真珠光沢化剤(pearlizing agents)、植物抽出物、ビタミン、活性成分、防腐剤、殺バクテリア剤、着色作用を有する顔料、増粘剤、軟化、加湿及び/又は保湿物質又は化粧品用もしくは皮膚科学的配合物の他の通常の成分、例えばアルコール、ポリオール、ポリマー、気泡安定剤、電解質、有機溶媒もしくはシリコーン誘導体を含むことができる。
追加の含有率の酸化防止剤が一般に好ましい。本発明に従い、用いられ得る好ましい酸化防止剤は化粧品的及び/又は皮膚科学的適用に適しているか又は通例のすべての酸化防止剤である。
有利には、酸化防止剤はアミノ酸(例えばグリシン、ヒスチジン、チロシン、トリプトファン)及びそれらの誘導体、イミダゾール類(例えばウロカニックアシッド(urocanic acid))及びその誘導体、ペプチド、例えばD,L−カルノシン、D−カルノシン、L−カルノシン及びそれらの誘導体(例えばアンセリン)、カロテノイド類、カロテン類(例えばα−カロテン、β−カロテン、ψ−リコペン)及びそれらの誘導体、クロロゲン酸及びその誘導体、リポ酸及びその誘導体(例えばジヒドロリポ酸)、アウロチオグルコース、プロピルチオウラシル及び他のチオール(例えばチオレドキシン、グルタチオン、システイン、シスチン、シスタミン及びそれらのグリコシル、N−アセチル、メチル、エチル、プロピル、アミル、ブチル及びラウリル、パルミトイル、オレイル、γ−リノレイル、コレステリル及びグリセリルエステル)及びそれらの塩、ジラウリルチオジプロピオネート、ジステアリルチオジプロピオネート、チオジプロピオン酸及びその誘導体(エステル、エーテル、ペプチド、脂質、ヌクレオチド、ヌクレオシド及び塩)ならびに非常に低い許容される用量(例えばkg当たりピコモル〜μモル)におけるスルホキシイミン化合物(例えばブチオニンスルホキシイミン、ホモシステインスルホキシイミン、ブチオニンスルホン、ペンタ−、ヘキサ−、ヘプタチオニンスルホキシイミン)ならびにまた(金属)キレート化剤(例えばα−ヒドロキシ脂肪酸、パルミチン酸、フィチン酸、ラクトフェリン)、α−ヒドロキシ酸(例えばクエン酸、乳酸、リンゴ酸)、フミン酸、胆汁酸、胆汁抽出物、ビリルビン、ビリベルジン、EDTA、EGTA及びそれらの誘導体、不飽和脂肪酸及びそれらの誘導体(例えばγ−リノレン酸、リノール酸、オレイン酸)、葉酸及びその誘導体、フルフリリデンソルビトール及びその誘導体、ユビキノン及びユビキノール及びそれらの誘導体、ビタミンC及び誘導体(例えばパルミチン酸アスコルビル、Mgアスコルビルホスフェート、酢酸アスコルビル)、トコフェロール及び誘導体(例えばビタミンEアセテート)、ビタミンA及び誘導体(ビタミンAパルミテート)ならびにベンゾインの安息香酸コニフェリル、ルチン酸及びその誘導体、α−グリコシルルチン、フェルラ酸、フルフリリデングルシトール、カルノシン、ブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、ノルジヒドログアアシックアシッド(nordihydroguaiacic acid)、ノルジヒドログアヤク脂酸(nordihydroguaiaretic acid)、トリヒドロキシブチロフェノン、尿酸及びその誘導体、マンノース及びその誘導体、亜鉛及びその誘導体(例えばZnO、ZnSO)、セレン及びその誘導体(例えばセレノメチオニン)、スチルベン及びその誘導体(例えばスチルベンオキシド、トランス−スチルベンオキシド)ならびに本発明に従って適したこれらの該活性成分の誘導体(塩、エステル、エーテル、糖、ヌクレオチド、ヌクレオシド、ペプチド及び脂質)より成る群から選ばれる。
エマルション中の上記の酸化防止剤(1種もしくはそれより多い化合物)の量は、好ましくは調製物の合計重量に基づいて0.001〜30重量%、特に好ましくは0.05〜20重量%、特に0.1〜10重量%である。
ビタミンE及び/又はその誘導体が単数種もしくは複数種の酸化防止剤である場合、配合物の合計重量に基づいて0.001〜10重量%の範囲からそれらのそれぞれの濃度を選ぶのが有利である。
ビタミンA又はビタミンA誘導体あるいはカロテン又はその誘導体が単数種もしくは複数種の酸化防止剤である場合、配合物の合計重量に基づいて0.001〜10重量%の範囲からそれらのそれぞれの濃度を選ぶのが有利である。
驚くべきことに、種々の溶解度を有する非常に多様な活性成分を本発明に従うクレンジングエマルション中に均一に導入できることが見出された。皮膚及び毛髪上における活性成分の永続性(substantivity)は、通常の界面活性剤−含有クレンジング配合物からよりも、記述されているクレンジングエマルションからの方が有意に高い。配合物(formula)中に存在する界面活性剤による皮膚からの活性成分の洗い出しは、皮膚上における油フィルムの形成により低下するか又は少なくとも減少し、製品中に存在する活性成分の比較的多量が皮膚上に残ると想像されるべきである。
本発明に従い、活性成分(1種もしくはそれより多い化合物)は、特に以下の群:
アセチルサリチル酸、アトロピン、アズレン、ヒドロコルチゾン及びその誘導体、例えばヒドロコルチゾン17−バレレート、B及びD系列のビタミン類、非常に好ましくはビタミンB、ビタミンB12、ビタミンD、ビタミンAもしくはその誘導体、例えばレチニルパルミテート、ビタミンEもしくはその誘導体、例えばトコフェリルアセテート、ビタミンC及びその誘導体、例えばアスコルビルグルコシド、しかしまたビサボロル(bisabolol)、不飽和脂肪酸、すなわち必須脂肪酸(多くの場合にビタミンFとも呼ばれる)、特にγ−リノレン酸、オレイン酸、エイコサペンタン酸、ドコサヘキサン酸及びそれらの誘導体、クロラムフェニコール、カフェイン、プロスタグランジン、チモール、ショウノウ、スクアレン、植物及び動物起源の抽出物又は他の製品、例えばオオマツヨイグサ油、ルリヂサ油又はスグリの種の油(currant seed oil)、魚油、たら肝油、しかしまたセラミド及びセラミド−様化合物、香料抽出物、緑茶抽出物、スイレン抽出物、カンゾウ抽出物、ハマメリス(Hamamelis)
からの活性成分の群から非常に有利に選ばれることができる。
活性成分を再脂性化物質、例えばパーセリン油(purcellin oil)、Eucerit及びNeocerktの群から選ぶのも有利である。
特に有利には、特に本発明に従う調製物を内因性及び/又は外因性皮膚老化の症状の処置及び予防のためにならびに皮膚への紫外線の有害な影響の処置及び予防のために用いることが意図されている場合、単数種もしくは複数種の活性成分はNOシンターゼ阻害剤の群からも選ばれる。
好ましいNOシンターゼ阻害剤はニトロアルギニンである。
単数種もしくは複数種の活性成分は、カテコール類及びカテコール類の胆汁酸エステルならびにある含有率のカテコール類又はカテコール類の胆汁酸エステルを有する植物もしくは植物の一部、例えばツバキ科(plant family Theaceae)、特にカメリア・シネンシス(Camellia sinensis)(緑茶)の種の葉の水性もしくは有機抽出物を含む群からさらに有利に選ばれる。それらの典型的な成分(例えばポリフェノール類又はカテコール類、カフェイン、ビタミン類、糖類、ミネラル、アミノ酸、脂質)は特に有利である。
カテコール類は、水素化フラボン又はアントシアニジンとみなされるべき化合物の1つの群であり、「カテコール」の誘導体(3,3’,4’,5,7−フラバンペンタオール、2−(3,4−ジヒドロキシフェニル)クロマン−3,5,7−トリオール)に相当する。エピカテコール((2R,3R)−3,3’,4’,5,7−フラバンペンタオール)も本発明の目的のために有利な活性成分である。
ある含有率のカテコール類を有する植物抽出物、特に緑茶の抽出物、例えばカメリア種の植物、特別には茶の系統、カメリア・シネニス(Camellia sinenis)、C.アサミカ(C.assamica)、C.タリエンシス(C.taliensis)又はC.イラワジエンシス(C.irrawadiensis)及び例えばカメリア・ジャポニカ(Camellia japonica)とのこれらの交配種(crossings)の葉の抽出物も有利である。
(−)−カテコール、(+)−カテコール、(−)−カテコールガレート、(−)−ガロカテコールガレート、(+)−エピカテコール、(−)−エピカテコール、(−)−エピカテコールガレート、(−)−エピガロカテコール、(−)−エピガロカテコールガレートより成る群からのポリフェノール類又はカテコール類も好ましい活性成分である。
フラボン及びその誘導体(多くの場合に集合的に「フラボン類」とも呼ばれる)も本発明の目的のために有利な活性成分である。それらは以下の基本的構造(置換位置を示す)により特徴付けられる:
Figure 2005511717
本発明に従う調製物中でやはり好適に用いられ得る比較的重要なフラボン類のいくつかを下記の表2に挙げる:
Figure 2005511717
天然には、フラボン類は通常グリコシル化された形態で存在する。
本発明に従い、フラボノイド類は一般的構造式
Figure 2005511717
[式中、Z〜Zは互いに独立してH、OH、アルコキシ及びヒドロキシアルコキシ基より成る群から選ばれ、ここでアルコキシ又はヒドロキシアルコキシ基は分枝鎖状もしくは非分枝鎖状であることができ且つ1〜18個の炭素原子を有することができ、且つここでGlyはモノ−及びオリゴグリコシド基の群から選ばれる]
の物質の群から好適に選ばれる。
本発明に従い、フラボノイド類は一般的構造式
Figure 2005511717
[式中、Z〜Zは互いに独立してH、OH、アルコキシ及びヒドロキシアルコキシ基より成る群から選ばれ、ここでアルコキシ又はヒドロキシアルコキシ基は分枝鎖状もしくは非分枝鎖状であることができ且つ1〜18個の炭素原子を有することができ、且つここでGlyはモノ−及びオリゴグリコシド基の群から選ばれる]
の物質の群からも有利に選ばれることができる。
好ましくは、そのような構造は一般的構造式
Figure 2005511717
[式中、Gly、Gly及びGlyは互いに独立してモノグリコシド基であるか又はGly及びGlyは個別にもしくは一緒になって水素原子による飽和であることもできる]
の物質の群から選ばれることができる。
好ましくは、Gly、Gly及びGlyは互いに独立してヘキソシル基、特にラムノシル基及びグルコシル基の群から選ばれる。しかしながら他のヘキソシル基、例えばアロシル、アルトロシル、ガラクトシル、グロシル、イドシル、マンノシル及びタロシルもいくつかの場合には有利に用いられるべきである。ペントシル基を用いるのも本発明に従って有利であり得る。
有利には、Z〜Zは互いに独立してH、OH、メトキシ、エトキシ及び2−ヒドロキシエトキシより成る群から選ばれ、フラボングリコシド類は構造
Figure 2005511717
を有する。
特に有利には、本発明に従うフラボングリコシド類は以下の構造:
Figure 2005511717
[式中、Gly、Gly及びGlyは互いに独立してモノグリコシド基であるか又はGly及びGlyは個別にもしくは一緒になって水素原子による飽和であることもできる]
により示される群からのものである。
好ましくは、Gly、Gly及びGlyは互いに独立してヘキソシル基、特にラムノシル基及びグルコシル基より成る群から選ばれる。しかしながら他のヘキソシル基、例えばアロシル、アルトロシル、ガラクトシル、グロシル、イドシル、マンノシル及びタロシルもいくつかの場合には有利に用いられるべきである。ペントシル基を用いるのも本発明に従って有利であり得る。
単数種もしくは複数種のフラボングリコシドをα−グルコシルルチン、α−グルコシルミリセチン、α−グルコシルイソクエルシツリン、α−グルコシルイソクエルセチン及びα−グルコシルクエルシツリンより成る群から選ぶのが本発明の目的のために特に有利である。
本発明に従い、α−グルコシルルチンが特に好ましい。
ナリンギン(アウランチイン、ナリンゲニン7−ラムノグルコシド)、ヘスペリジン(3’,5,7−トリヒドロキシ−4’−メトキシフラバノン7−ルチノシド、ヘスペリドシド、ヘスペレチン−7−O−ルチノシド)、ルチン(3,3’,4’,5,7−ペンタヒドロキシフリボン3−ルチノシド、クエルセチン3−ルチノシド、ソフォリン、ビルタン、ルタビオン、タウルチン、フィトメリン、メリン)、トロキセルチン(3,5−ジヒドロキシ−3’,4’,7−トリス(2−ヒドロキシエトキシ)フラボン3−(6−O−(6−デオキシ−α−L−マンノピラノシル)−β−D−グルコピラノシド))、モノキセルチン(3,3’,4’,5−テトラヒドロキシ−7−(2−ヒドロキシエトキシ)−フラボン3−(6−O−(6−デオキシ−α−L−マンノピラノシル)−β−D−グルコピラノシド))、ジヒドロロビネチン(3,3’,4’,5’,7−ペンタヒドロキシフラバノン)、タクシフォリン(3,3’,4’,5,7−ペンタヒドロキシフラバノン)、エリオジクチオール7−グルコシド(3’,4’,5,7−テトラヒドロキシフラバノン7−グルコシド)、フラバノマレイン(3’,4’,7,8−テトラヒドロキシフラバノン7−グルコシド)及びイソクエルセチン(3,3’,4’,5,7−ペンタヒドロキシフラバノン−3−(β−D−グルコピラノシド)も本発明に従って有利である。
単数種もしくは複数種の活性成分をユビキノン類及びプラストキノン類の群から選ぶのも有利である。
ユビキノン類は構造式
Figure 2005511717
により特徴付けられ、最も一般的でかくして最も研究されているバイオキノン類(bioquionones)に相当する。ユビキノン類は、側鎖において連結しているイソプレン単位の数に依存してQ−1、Q−2、Q−3などと呼ばれるか、あるいは炭素原子の数に依存してU−5、U−10、U−15などと呼ばれる。それらは好ましくはある鎖長を有して、例えばいくつかの微生物及び酵母中ではn=6を有して存在する。人間を含むほとんどの哺乳類においてはQ10が優勢である。
補酵素Q10は特に有利である;それは以下の構造式:
Figure 2005511717
により特徴付けられる。
プラストキノン類は一般的構造式
Figure 2005511717
を有する。
プラストキノン類はイソプレン基の数nにおいて異なり、従って例えばPQ−9(n=9)と示される。さらに、キノン環上に異なる置換基を有する他のプラストキノン類が存在する。
クレアチン及び/又はクレアチン誘導体も本発明の目的のために好ましい活性成分である。クレアチンは以下の構造:
Figure 2005511717
により特徴付けられる。
好ましい誘導体はクレアチンホスフェート及びクレアチンサルフェート、クレアチンアセテート、クレアチンアスコルベート及びカルボキシル基上で一−もしくは多官能基性アルコールによりエステル化された誘導体である。
さらに別の有利な活性成分はL−カルニチン[3−ヒドロキシ−4−(トリメチルアンモニオ)−ブチロベタイン]である。以下の一般的構造式
Figure 2005511717
[式中、Rは最高で10個の炭素原子を有する分枝鎖状及び非分枝鎖状アルキル基の群から選ばれる]
の物質の群から選ばれるアシルカルニチン類も、本発明の目的のために有利な活性成分である。プロピオニルカルニチン及び特にアセチルカルニチンが好ましい。両方のエナンチオマー(D及びL型)を本発明の目的のために有利に用いることができる。いずれかの所望のエナンチオマー混合物、例えばD及びL型のラセミ体を用いるのも有利であり得る。
さらに別の有利な活性成分はセリコシド、ピリドキソール、ビタミンK、ビオチン及び芳香族物質である。
さらに、本発明に従う活性成分(1種もしくはそれより多い化合物)を親水性活性成分の群から、特に以下の群:
アルファヒドロキシ酸、例えば乳酸又はサリチル酸あるいはそれらの塩、例えば乳酸Na、乳酸Ca、TEAラクテート、ウレア、アラントイン、セリン、ソルビトール、グリセロール、ミルクタンパク質、パンテノール、キトサン
からも非常に有利に選ぶことができる。
本発明に従う調製物中で用いられ得る上記の活性成分又は活性成分の組み合わせのリストは、もちろん制限であってはならない。活性成分は個別に又はいずれかの所望の互いとの組み合わせにおいて用いられ得る。
本発明に従う調製物中のそのような活性成分(1種もしくはそれより多い化合物)の量は、好ましくは調製物の合計重量に基づいて0.001〜30重量%、特に好ましくは0.05〜20重量%、特に1〜10重量%である。
泡浴、シャワー浴又はタブ浴として及びヘアシャンプーとしての化粧品用もしくは皮膚科学的クレンジングエマルションの使用は、本発明に従う。
本発明に従う化粧品用又は皮膚科学的クレンジングエマルションは増粘された、特にクリーム−様調製物として有利に用いられる。
炎症性の皮膚状態の予防及び/又は処置のためならびに/あるいは過敏と決定された及び乾燥した皮膚の場合の皮膚保護のための化粧品用又は皮膚科学的クレンジングエマルションの使用は、おおいに(not least)本発明に従う。
ヘアケア及びボディーケアのための洗浄調製物が記載される以下の実施例は、本発明に従う組成物を例示することを目的とするが、これらの実施例への本発明の制限は意図されていない。実施例中の数値は、特定の調製物の合計重量に基づく重量パーセンテージである。
Figure 2005511717

Claims (13)

  1. 調製物の合計重量に基づいて
    ・ 1〜30重量%の、15より大きいHLB値を有する界面活性剤の群から選ばれる1種もしくはそれより多い洗浄−活性界面活性剤、
    ・ 35〜50重量%の1種もしくはそれより多い油成分、
    ・ 0.1〜10重量%のタルク、
    ・ 0.2〜5重量%の、アクリル酸及び/又はアルキル化アクリル酸誘導体及びそのエステルのアニオン性ホモポリマー及び/又はコポリマーより形成される群から選ばれる1種もしくはそれより多いポリアクリレート、ならびに
    ・ 5〜60重量%の水
    を含んでなることを特徴とする化粧品用又は皮膚科学的クレンジングエマルション。
  2. 1種もしくは複数種の洗浄−活性界面活性剤が25より大きいHLB値を有する界面活性剤の群から選ばれることを特徴とする請求項1に記載の化粧品用又は皮膚科学的クレンジングエマルション。
  3. 1種もしくは複数種の洗浄−活性界面活性剤が35より大きいHLB値を有する界面活性剤の群から選ばれることを特徴とする請求項1及び2のいずれかに記載の化粧品用又は皮膚科学的クレンジングエマルション。
  4. 1種もしくは複数種のポリアクリレートがアクリル酸及び/又はそのエステルのポリマーの群ならびに/あるいはアクリレート/アルキルアクリレートコポリマーの群から選ばれることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の化粧品用又は皮膚科学的クレンジングエマルション。
  5. 1種もしくは複数種の界面活性剤がアシルグルタミン酸ナトリウム、ミリストイルサルコシン、TEAラウロイルサルコシネート、ナトリウムラウロイルサルコシネート及びナトリウムココイルサルコシネート、ナトリウム/アンモニウムココイルイソチオネート、ジオクチルナトリウムスルホスクシネート、ジナトリウムラウレススルホスクシネート、ジナトリウムラウリルスルホスクシネート及びジナトリウムウンデシレンアミドMEAスルホスクシネート、ナトリウム、アンモニウム、マグネシウム、MIPA、TIPAラウレスサルフェート、ナトリウムミレスサルフェート及びナトリウムC12−13パレスサルフェート、ナトリウム、アンモニウム及びTEAラウリルサルフェート、ベンズアルコニウムクロリド、アルキルベタイン、アルキルアミドプロピルベタイン及びアルキルアミドプロピルヒドロキシスルタイン、ナトリウムアシルアンフォアセテート、ジナトリウムアシルアンフォジプロピオネート、ジナトリウムアルキルアンフォジアセテート、ナトリウムアシルアンフォヒドロキシプロピルスルホネート、ジナトリウムアシルアンフォジアセテート及びナトリウムアシルアンフォプロピオネート、コカミドMEA/DEA/MIPA、ラウリルグルコシド、デシルグリコシドならびにココグリコシドより形成される群から選ばれることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の化粧品用又は皮膚科学的クレンジングエマルション。
  6. 洗浄−活性界面活性剤として少なくとも1種のアニオン性界面活性剤及びポリアクリレートとしてC10−C30−アルキルアクリレートを含んでなり、アニオン性界面活性剤としてナトリウムラウレスサルフェートが特に好ましいことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の化粧品用又は皮膚科学的クレンジングエマルション。
  7. 活性成分を含んでなることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の化粧品用又は皮膚科学的クレンジングエマルション。
  8. 1〜20μmの平均粒度を有するタルクが用いられることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の化粧品用又は皮膚科学的クレンジングエマルション。
  9. 調製物の合計重量に基づいて
    ・ 5〜20重量%の、15より大きいHLB値を有する界面活性剤の群から選ばれる1種もしくはそれより多い洗浄−活性界面活性剤、
    ・ 35〜50重量%の1種もしくはそれより多い油成分、
    ・ 0.5〜5重量%のタルク、
    ・ 0.5〜2重量%の、アクリル酸及び/又はアルキル化アクリル酸誘導体及びそのエステルのアニオン性ホモポリマー及び/又はコポリマーより形成される群から選ばれる1種もしくはそれより多いポリアクリレートならびに
    ・ 5〜55重量%の水
    を含んでなることを特徴とする化粧品用又は皮膚科学的クレンジングエマルション。
  10. 泡浴、シャワー浴又はタブ浴としての請求項1〜9のいずれかに記載の化粧品用又は皮膚科学的クレンジングエマルションの使用。
  11. ヘアシャンプーとしての請求項1〜10のいずれかに記載の化粧品用又は皮膚科学的クレンジングエマルションの使用。
  12. 増粘された、特にクリーム−様調製物としての請求項1〜11のいずれかに記載の化粧品用又は皮膚科学的クレンジングエマルションの使用。
  13. 炎症性の皮膚状態の予防及び/又は処置のためのならびに/あるいは過敏と決定された(sensitively determined)及び乾燥した皮膚の場合の皮膚保護のための請求項1〜12のいずれかに記載の化粧品用又は皮膚科学的クレンジングエマルションの使用。
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