JP2005511218A5 - - Google Patents

Claims (32)

1. 気化させた流体を生じさせるために有用なエアロゾル発生器であって、
   液体供給部；
   液体供給部と流体的に連絡している少なくとも１つの流入口を有し、かつ少なくとも第１および第２の流路ならびに少なくとも１つの流出口を含む流れ通路；
   第１および第２の加熱区域を含むヒーター装置であって、第１の加熱区域は、第１の流路における液体を、該液体を気化させるために十分に加熱し、その結果、少なくとも１つの流出口から噴出させられる気化された液体を形成させるようにするために適合しており、第２の加熱区域は、第２の流路における液体を、該液体を気化させるために十分に加熱し、その結果、少なくとも１つの流出口から噴出させられる気化された液体を形成させるようにするために適合しているヒーター装置；
   を含むエアロゾル発生器。
2. ヒーター装置は抵抗発熱材の少なくとも１つの層を含み、かつ／または、少なくとも第１および第２の流路は毛細管の大きさを有する、請求項１に記載のエアロゾル発生器。
3. 少なくとも１つの流出口は第１の流出口および第２の流出口を含む、請求項１に記載のエアロゾル発生器。
4. 液体が第１および第２の流路に供給されたとき、第１の加熱区域は、第２の加熱区域が第２の流路における液体を気化するよりも早く第１の流路における液体を気化させる、請求項１に記載のエアロゾル発生器。
5. コントローラー、弁およびセンサーをさらに含み、センサーにより、所定量のエアロゾルの送達に対応する送達条件が検出され、コントローラーは、前記送達条件がセンサーによって検知されたとき、液体を第１および第２の流路に送達するように弁を開け、そして第１および第２の流路における液体を気化させるために加熱区域を作動させるようにプログラム化されている、請求項１に記載のエアロゾル発生器。
6. 第１および第２の加熱区域は、電気抵抗が同じであるか、または異なる、請求項２に記載のエアロゾル発生器。
7. 第１の加熱区域は第２の加熱区域から熱的に隔てられている、請求項１に記載のエアロゾル発生器。
8. 第１の加熱区域は第２の加熱区域と熱的に一体化されている、請求項１に記載のエアロゾル発生器。
9. 第１および第２の加熱区域は、熱質量が同じであるか、または異なる、請求項１に記載のエアロゾル発生器。
10. 吸入者のマウスピースをさらに含み、この場合、少なくとも１つの流出口がマウスピースの内部に配置され、その結果、気化された液体物が少なくとも１つの流出口から噴出されたとき、エアロゾルをマウスピース内に形成させるようにする、請求項１に記載のエアロゾル発生器。
11. 第１の流路は第２の流路に含有される液体の量の半分未満を保持するようなサイズを有する、請求項１に記載のエアロゾル発生器。
12. 第１および第２の加熱区域は、一定量の液体が流れ通路に送達されているとき、異なる量の気化された液体を少なくとも１つの流出口から噴出させる、請求項１に記載のエアロゾル発生器。
13. 抵抗発熱材は白金被覆を含む、請求項２に記載のエアロゾル発生器。
14. 第１および第２の流路はベースプレートとカバープレートとの間に第１および第２の溝を含む、請求項１に記載のエアロゾル発生器。
15. 第１の加熱区域は抵抗発熱材の層を第１の溝に含み、第２の加熱区域は抵抗発熱材の層を第２の溝に含む、請求項１４に記載のエアロゾル発生器。
16. ヒーター装置は、第１の加熱区域と第２の加熱区域との間に広がる抵抗発熱材の中間区域を含む、請求項２に記載のエアロゾル発生器。
17. 第１の加熱区域は、第２の加熱区域とは独立して電力が供給される、請求項２に記載のエアロゾル発生器。
18. 第１および第２の加熱区域は単一の電源によって電力が供給される、請求項２に記載のエアロゾル発生器。
19. 第１の加熱区域は、第２の加熱区域とは異なる断面積を有する、請求項１に記載のエアロゾル発生器。
20. 第１および第２の流路はその上流端で流体的に連絡しており、かつ、少なくとも１つの流入口は、第１および第２の流路に液体を供給する単一流入口からなる、請求項１に記載のエアロゾル発生器。
21. 第１および第２の加熱区域は電気抵抗性発熱材の平面状細片を含む、請求項１に記載のエアロゾル発生器。
22. 電気抵抗性発熱材の細片は互いに平行する、請求項２１に記載のエアロゾル発生器。
23. 第１および第２の加熱区域は、電気抵抗性発熱材の平面状細片を含む中間区域によって相互に接続される、請求項２２に記載のエアロゾル発生器。
24. 第１および第２の流路は第１および第２の溝をセラミック基体において形成する、請求項１に記載のエアロゾル発生器。
25. 第１および第２の流路は、深さが１０ｍｍ以下である溝をセラミック基体において形成する、請求項２４に記載のエアロゾル発生器。
26. 第１および第２の加熱区域は抵抗発熱材を溝に含む、請求項２４に記載のエアロゾル発生器。
27. 少なくとも１つの電気フィードスルーがセラミック基体を通り抜け、電力を加熱区域に供給する、請求項２６に記載のエアロゾル発生器。
28. 少なくとも１つのフィードスルーが、第１の加熱区域の下流側端部に接続された第１のフィードスルーと、第２の加熱区域の下流側端部に接続された第２のフィードスルーとを含む、請求項２７に記載のエアロゾル発生器。
29. エアロゾルを発生させるための方法であって、
    （ａ）液体形態物を、第１および第２の流路を含む流れ通路を有するエアロゾル発生器の流入口に供給する工程；および
    （ｂ）第１および第２の流路における液体を、該液体を気化させ、かつ気化された液体を少なくとも１つの流出口から噴出させるために十分な温度に加熱する工程；
    を含む方法。
30. 加熱が、第１および第２の加熱区域に電圧を加えることによって行われ、第１の流路はサイズが第２の流路よりも小さく、第１の流路における液体が第１の加熱区域によって気化され、その後、第２の流路における液体が第２の加熱区域によって気化される、請求項２９に記載の方法。
31. エアロゾル発生器が、コントローラー、弁およびセンターを含み、
    送達条件をセンサーにより検知すること；
    送達条件の検出に対応してシグナルをコントローラーに送ること；
    コントローラーがシグナルを受け取ったとき、所定量の液体を第１および第２の流路に送達するために弁を開けること；
    第１および第２の流路における液体を加熱する第１および第２の加熱区域に電力を供給すること；および
    所定量の液体が第１および第２の流路に送達されたとき、弁を閉じること；
    を含む、請求項３０に記載の方法。
32. 第１の量の気化された液体が第１の流出口から噴出され、第２の量の気化された液体が第２の流出口から噴出され、この場合、第１の量が第２の量よりも小さい、請求項２９に記載の方法。