JP2005510322A - 心臓サイクルに分散した複数の準備励起および読み出し - Google Patents

心臓サイクルに分散した複数の準備励起および読み出し Download PDF

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    • G01R33/56333Involving spatial modulation of the magnetization within an imaged region, e.g. spatial modulation of magnetization [SPAMM] tagging

Abstract

心臓サイクルの間に画像化をする磁気共鳴心臓画像化方法であって、第1のトリガーイベントの間に画像化される心臓に付随する心電図信号をモニターする。第1のトリガーイベントに応じて、第1の準備シーケンスブロック、第1のデータを収集する少なくとも一つの読み出し期間を有する第1の画像化シーケンスブロック、第2の準備シーケンスブロック、第2のデータを収集する少なくとも一つの読み出し期間を有する第2の画像化シーケンスブロックを含む、データ取得シーケンスが適用される。データ取得シーケンスは、画像化される心臓の心臓サイクル期間より少ない取得時間期間を占有する。

Description

発明の詳細な説明
本発明は医療用画像化技術に関する。特に、磁気共鳴影像法(MRI)を用いた心臓画像化に関し、それを特に参照して説明する。しかし、本発明は、画像化対象を空間的・時間的に選択的に準備励起する磁気共鳴ベースの画像化やその他の画像化への応用も可能であろう。
心臓の磁気共鳴影像法(MRI)は冠動脈疾患やその他の心臓病を扱うのに便利な、強力な診断・モニタリングツールを提供する。MRIは(コントラスト強調MRIを除き)非侵襲性であり、リアルタイムで心臓サイクルをモニターできるほど素早い画像化ができる。MRIと心臓サイクルを非侵襲的にモニターする心電計(ECG)を組み合わせることにより、心臓サイクル、すなわち心収縮および心拡張心臓フェーズの選択したフェーズの医療用画像化を制御することができる。
心臓MRIのアプリケーションの一つとして心筋の動きの計測がある。心臓サイクルにおいて心臓に加わる力、ストレス、ストレインをMRIによりモニターすることができる。しかし、当初、空間的基準点がなかったのでMRI心臓ストレス・ストレイン画像を解釈することは困難であった。
磁化の空間的変調(SPAMM)技術がこの問題を多少とも解決するために開発された。SPAMMプロセスの一例を図1を参照して説明する。図1には心電図ECGが概略的に示されている。第1の心臓サイクルCC1の全体が示されており、心電図ECGにおいて従来から認められていた、心房脱分極(atrial depolarization)P、心室脱分極(ventricular depolarization)Q、R、S、および心室再分極(ventricular repolarization)Tとラベルされたいくつかの点が示されている。P´、Q´、R´、S´、T´とラベルされた点をともなう第2の心臓サイクルCC2の一部が示されている。SPAMMデータの取得は、選択された心電図のRピークの発生等のゲーティングイベントGによりトリガーされる。選択されたゲーティングディレイGDの後、タグシーケンスTAGが適用される。
周知のとおり、適当なタグシーケンスTAGは、空間的に周期的な磁化フェーズのバリエーションを生成するために磁化フェーズを空間的に「ラップ」する、選択された磁場勾配と組み合わされた2項RFパルス等の一またはそれ以上のラジオ周波数(RF)パルスを典型的には含む。RFパルスと選択された磁場勾配により、心臓組織の磁化における空間的バリエーションが生成される。普通は、画像化平面に垂直な平面状に広がる、2次元のクロスハッチされた心臓組織内の磁化パターンを形成する2方向のシヌソイダルモジュレーションを含む。
準備タグづけシーケンスTAGには、一以上の磁気共鳴画像データ取得シーケンスブロックI1, I2, I3, ... Inが続く。ブロックI1, I2, I3, ... Inは、心臓の画像にスーパーインポーズされたクロスハッチされた磁化パターンまたはタグを画像化する。心臓サイクルによって心筋が動くと、心臓組織に付随するタグ部分も同様に動く。胸腔の静止部分に付随するタグ部分は、静止したままであり、心臓サイクルの間心筋の動きをトラックする所望の基準点を提供する。
引き続き図1を参照し、さらに図2Aを参照するに、心臓サイクルCC1のフェーズ=3/64に対応する典型的なSPAMM画像I3/64が示されている。スーパーインポーズされたタグが水平な明暗の線として見える。タグ部分は心臓組織および静止した胸壁に付随しているので、シーケンシャルなMRI画像データブロックI1, I2, I3, ... Inを通して心臓サイクルCC1にわたる心臓の動きをモニターするための便利な基準点を提供する。図2Aでは、タグは簡単のため一方向にしか生成しておらず、より一般的に使用されるクロスハッチングタグパターンとはなっていない。
画像化データを取得した後、トリガーウィンドウTWがデータ取得シーケンスに続き、トリガーイベントの再出現G´で終了する。このように実際の心臓サイクル期間はトリガーイベントG、G´の間の期間に測定される。
典型的には、データ取得レートの限界によりセグメント化されたSPAMM画像化の使用が規定される。セグメント化されたSPAMMにおいて、k空間の少数ラインだけが与えられた心臓サイクル期間で、すなわち心臓サイクル期間CC1で取得される。データ取得ブロックI1, I2, I3, ... Inが複数の心臓サイクル期間の間繰り返され、セグメント化されたSPAMMのk空間データセットが全て取得され、通常の方法で再構成される。例えば、32心臓サイクル期間の間に取得すべきk空間ラインが256本ある場合、第1の心臓サイクル期間で画像データブロックI1, I2, I3, ... Inが、k空間ライン1、33、65、...225を取得する。k空間ライン2、34、66、...226が第2の心臓サイクルで取得され、32番目の心臓サイクルがデータセットの終わりであるk空間ライン32、64、...256を取得するまで続く。
当業者には周知であるとおり、従来のSPAMM法には重大な操作上の制約があった。引き続き図2Aを参照し、さらに心臓サイクル期間のフェーズ22/64と42/64に対応するその後の画像I22/64、I42/64を示す図2Bと2Cも参照して、タグは心臓サイクル期間の間中ずっと繰り返すことはなく、T1緩和効果により徐々にぼやけ崩れてくることを見る。典型的には、タグは0.5秒以下しか持続しないが、心臓サイクルは普通1秒程度である(すなわち、毎秒60回の心拍数にあたる)。さらに、例えばコントラスト強調MRIにおける磁気共鳴造影剤の存在などの要因によってタグの持続性は減少する。図1に見られるように、タグの持続性を制限するアプローチによれば、心臓サイクルの見たい部分を調べるようにゲーティングディレイGDを適切に選択しなければならない。しかしながら、タグの持続性がないため、SPAMMは心臓サイクルの大きな部分を画像化するには不便である。
磁化の補完的空間的変調度(CSPAMM)と呼ばれるSPAMM法の変形は、SPAMMのタグぼけを解消するために開発された。CSPAMMにおいては、第1の心臓サイクル期間において第1のSPAMMシーケンスが実施される。第2の心臓サイクル期間において第2のSPAMMシーケンスが実施されるが、タグの磁化の位相が第1の心臓サイクル期間において作られたタグ磁化に対して180°ずれている。対応するk空間データが、第1と第2の心臓サイクル期間から差し引かれCSPAMM画像になる。差し引くことにより二つの画像のT1緩和が相殺され、タグの持続性が大幅に改善される。SPAMMを用いているので、通常は、複数の心臓サイクル期間にわたりセグメント化されたモードにおけるデータ取得レートの限界がCSPAMMデータの取得を決定してしまう。
図3Aから3Cを参照するに、フェーズ3/64、22/64、42/64におけるCSPAMM画像I3/64、I22/64、I42/64が示されている。この画像は図2Aから2CのSPAMM画像に対応するCSPAMM画像である。フェーズ42/64に至るまでCSPAMM画像が強いタグ持続性を示すことが分かる。
しかし、当業者には周知であるように、タグが持続していても画像が消えてしまうことがCSPAMMの大きな限界である。画像の消失が起こるのは、相殺されたT1緩和成分が画像のコントラストに大きく貢献しているからであり、もしT1緩和がタグづけの後に時間がたつほど増加するならば、差し引くことによりT1緩和が除去されることにより画像のコントラストが大きく低下するからである。この効果は図3にはっきりと現れており、タグのコントラストは非常に大きいのに、心臓画像のコントラストはフェーズ42/64までにほぼ完全に消失している。それゆえ、画像が消失するので、CSPAMMにより達成されたタグの持続性が心臓サイクル期間の全体にわたる画像化にはつながらない。
本発明は上記の限界等を解消するタグまたはその他の準備シーケンスに係る改良された画像化の方法を企図したものである。
本発明の一態様によると、心臓を画像化する磁気共鳴心臓画像化方法が提供されている。データ取得シーケンスが適用される。データ取得シーケンスは、第1の準備シーケンスブロックと、第1のデータを収集する少なくとも一つの読み出し期間を有する第1の画像化シーケンスブロックと、第2の準備シーケンスブロックと、第2のデータを収集する少なくとも一つの読み出し期間を有する第2の画像化シーケンスブロックとを含む。データ取得シーケンスは心臓の心臓サイクル期間より少ない取得時間期間を占有する。
本発明の他の態様によると、磁気共鳴心臓画像化のための装置が開示されている。データ取得シーケンスを適用する手段が設けられる。データ取得シーケンスは、心臓磁化の第1の変調を生成する第1の準備シーケンスブロックと、第1の画像データを収集する第1の画像化シーケンスブロックと、心臓磁化の第2の変調を生成する第2の準備シーケンスブロックと、第2の画像データを収集する第2の画像化シーケンスブロックとを含む。データ取得シーケンスは、心臓の心臓サイクル期間より少ない取得時間期間を占有する。
本発明の特長は、心臓サイクル期間の全体にわたって心臓のストレス/ストレイン/モーションの利用しやすい画像化を容易にすることである。
本発明の他の特長は、単一の心臓サイクル期間において、心臓ストレス/ストレイン/モーション画像化や灌流画像化などの複数の画像化のモダリティーを使えるようにすることである。
本発明の他の特長は、MRI画像化時間をより効率的に使用できることである。この特長は診察する患者数が非常に重要な臨床の場面で特に重要である。
本発明のさらに他の特長は、心臓サイクル期間にわたりタグまたは準備シーケンスブロックを配分し、各タグまたは準備シーケンスブロックが削減された励起角を使用できるようにすることによって、患者の比吸収率(SAR)を引き下げることである。SARはパルスの振幅に比例するので、SARを大幅に減らすことができる。
本発明の他の多くの特長と利益は、以下の好適な実施形態の詳細な説明を読めば、当業者にとって明らかとなるであろう。

図4を参照して、本発明の実施形態を好適に実施する装置を説明する。磁気共鳴影像法(MRI)スキャナ10は、検査領域14にわたりz軸に沿った実質的に一様かつ一時的にはコンスタントな主磁場B0を生成する超伝導または常伝導磁石12を含む。図4にはボアタイプの磁石が図示してあるが、本発明は開放磁石システムや他の知られたタイプのMRIスキャナにも等しく適用可能である。磁石12は主磁場制御16により動作される。、典型的にはアイソセンターの興味領域(Region of Interest)と共に、少なくとも部分的には検査領域14に置かれた画像化対象、例えば患者18、に磁気共鳴(MR)シーケンスを実行することにより画像化される。
磁気共鳴シーケンスには、磁気スピンを反転または励起し、磁気共鳴を引き起こし、磁気共鳴を再度フォーカスし、磁気共鳴を操作し、空間的にまたは別の方法で磁気共鳴をエンコードし、スピンを飽和等する、一連のRFおよび磁場勾配パルスが続く。さらに具体的には、勾配パルスアンプ20は全体勾配コイルアセンブリ22に電流パルスを流し、検査領域14のx、y、z軸に沿って磁場勾配を作る。
好ましくはデジタルであるRFトランスミッタ24が全身RFコイル26にRFパルスまたはパルスパケットを供給し、検査領域にRFパルスを送る。典型的なRFパルスはひとまとまりの短時間の連続パルスセグメントのパケットよりなり、適用された勾配により磁気共鳴を選択することができる。RFパルスは、飽和し、共鳴を励起し、磁化を反転し、共鳴を再フォーカスし、または検査領域の選択された部分における共鳴を操作するために使われる。
全身アプリケーションについては、選択された操作の結果として得られる共鳴信号は、やはり全身RFコイル26によって捕らえられる。あるいは、対象の限定された領域においてRFパルスを発生させるため、局所RFコイルが選択された領域に隣接して配置される。例えば、当該技術分野で周知なように、インサート可能なヘッドコイルや特別なRFコイル(図示せず)を使用してもよい。RFシステムはオプションとして、当該技術分野において知られた部分パラレル画像化(PPI)法を可能とする、フェーズドアレイ受信コイル(図示せず)を含んでもよい。一実施形態においては、全身コイル26が共鳴を起こし、局所RFコイルまたはコイルアレイが選択された領域から発散される磁気共鳴信号を受信する。他の実施形態においては、局所RFコイルが磁気共鳴信号を励起し、それを受信してもよい。
RFコイルの構成やアプリケーションに係らず、一または他のRFコイルにより捉えられた結果のRF磁気共鳴信号がRFレシーバ32により受信され復調される。シーケンス制御プロセッサ34は、勾配パルスアンプ20、RFトランスミッタ24、RFレシーバ32を制御し、磁気共鳴(MR)信号とオプションのエコーを生成し、結果のMR応答を空間的にエンコードする適当なエンコーディング勾配を提供し、MRピックアップと受信動作をコーディネートする、統合されたMRIパルスシーケンスと読み出し波形をつくる。
MRIシーケンスは典型的には、RFコイル26により生成された選択されたRFパルスと共に、k空間にマップされる磁気共鳴エコーに帰結する、勾配アンプ20により生成された複雑な一連の磁場勾配パルスおよびスイープを含む。結果の磁気共鳴データはk空間メモリ36に記憶される。k空間データは、当該技術分野で知られた逆フーリエ変換プロセッサまたは他の再構成プロセッサである再構成プロセッサ38により処理される。ディスプレイプロセッサ40は、ディスプレイデバイス42条に表示するためCSPAMM画像を適当にフォーマットする。もちろん、画像化の結果は表示以外の方法でも処理可能である。例えば、高分解能プリンターで印刷したり、アニメーションソフトに入力したり、コンピュータネットワークを通して転送したりすることができる。
心臓サイクル画像化において、心筋、血液組織、血液の動きまたは流れ、血液の組織への灌流、その他の臨床的興味の面を特に強調する画像化条件を用いて、患者18をMRIシステム10により画像化する。オプションとして、磁気共鳴造影剤44が患者18に投与され、血液などの選択された特徴のコントラストを向上させてもよい。心臓の画像化には、ガドリニウムやジスプロシウムの系列の造影剤がよく使用される。心臓のコントラストを強調するには便利だが、造影剤はCSPAMMの画像消失問題を悪化させることがある。また、心臓サイクル画像化のために、心電計(ECG)50を用いて心臓サイクルを独自に非侵襲的にモニターすることができる。SPAMMまたはCSPAMMシーケンス等の適当な画像化シーケンスが適用される。実質的に心臓サイクルの全体は、各心臓サイクル期間において複数の準備シーケンスを適用することにより一以上の画像化方法を用いて特徴付けられる。例えば、複数励起CSPAMMにおいて、複数のSPAMMタグ52、54が各心臓サイクル期間の事前に選択された点で適用される。
図5と6を参照して、セグメント化された複数励起CSPAMM画像データを取得するプロセスを説明する。心電計50は、Rパルスの発生などのトリガーイベント102を知るためにモニターされる心電図90を出力する。トリガーイベント102の検出100により心臓サイクル期間104が開始する。トリガー102は図6のピークRに対応し、心臓サイクル期間はピークRからピークR´まで(心臓サイクル期間R-R´の一例)となるが、心臓サイクル期間は心臓サイクル内のいずれの便利な繰り返す基準点で開始しかつ終了すると定義してもよい。心臓期間104が始まると、データ取得シーケンスの開始は洗濯されたゲーティングディレイ106だけ遅くなる。従来のCSPAMMにおいては、画像コントラストの時間的衰弱により心臓サイクルの限られた一部だけが測定可能であり、そのため比較的長いゲーティングディレイが使われている。ここに説明する複数励起CSPAMMは、単一の心臓サイクルにおいて複数のSPAMMタグ励起を使用し、全心臓サイクル期間と同程度にわたる使用しやすいデータ取得を可能とするものであり、ゲーティングディレイ106を縮めたり完全になくしたりすることができる。
ゲーティングディレイ106に続き第1のデータ取得シーケンス112が開始する(110)。第1のデータ取得シーケンス112は、第1のタグ114の適用と、一以上の個別画像116のデータの部分的(セグメント化された)取得よりなる、第1のタグ114の適用に続くデータ取得シーケンスブロック116を含む。個別画像は心臓サイクルの増加するフェーズ値に対応する。第1のデータ取得シーケンス112は第1のデータ118を取得する。第1のシーケンス112に第2のデータ取得シーケンス120が続く。第2のデータ取得シーケンス120は第2のタグ122と、一以上の個別画像124nのデータの部分的(セグメント化された)取得よりなる第2のタグ122に続くデータ取得シーケンスブロック124を含む。個別画像は心臓サイクルの増加するフェーズ値に対応する。第2のデータ取得シーケンス120は第2のデータ126を取得する。
患者の心拍数は心拍ごとに大きく変化し、普通は約20%の範囲で変化する。また、医学的条件によって、または薬物の影響によって、患者の心拍数は異常に低いこともある。これらの理由により、トリガーウィンドウディレイ130を含めることにより変化の影響を抑えている。トリガーウィンドウディレイ130は、第2の心臓サイクル期間134の開始を示す第2のトリガーイベント132の検出により終了する。当業者は、トリガーウィンドウディレイ130ではなくレトロスペクティブゲーティング等の他の方法を使ってもデータ取得を同期化できることを認めるであろう。MRI画像と心臓サイクル間の登録を提供するレトロスペクティブゲーティングを用いて、心臓サイクルの数期間にわたって平均されたECG信号90を使って心臓サイクル期間が測定される。測定された心臓サイクル期間に基づき、画像化シーケンス112、120の適用は心臓サイクルとだいたい同期している。レトロスペクティブゲーティングを使って、画像化シーケンス112、120の測定された心電図90と時間的登録をすることができる。
CSPAMMにおいては、磁化が180°だけフェーズがずれた重ね合わせられたタグで取得したk空間データを、減算的に結合することによりタグの持続性を向上する。それゆえ、第1と第2のデータ取得112、120が180°磁化がフェーズシフトした(図示せず)タグで繰り返され(136)、第1のデータ118と第2のデータ126に対応する第3のデータと第4のデータがそれぞれ生成される。第1と第3のデータ118、138は減算的に結合され(142)、第1と第2のタグ114、122の間にある心臓サイクルの部分に対応する第1のCSPAMMデータ144が生成される。同様に、第2と第4のデータ126、140は減算的に結合され(146)、第2のタグ122の後にある心臓サイクルの部分に対応する第2のCSPAMMデータ148が生成される。
セグメント化された通常のCSPAMMの場合、第1と第2のCSPAMMデータ144、148は、例えば32心臓サイクル期間にわたってセグメント化されたCSPAMM画像化の場合は32番k空間ラインに対応する、部分k空間データのみを含むということに当業者は気づくであろう。それゆえ、第1と第2のCSPAMMデータ144、148は、心臓サイクルごとに変化する適当な読み出しパラメータを使って必要な心臓サイクル数にわたって収集され、完全な第1と第2のCSPAMM画像k空間データ(結合されたk空間データは図示せず)を取得する。結合したデータを再構成して、第1のCSPAMMデータ144のコンビネーションに対応する一以上の画像と第2のCSPAMMデータ148のコンビネーションに対応する一以上の画像を作る。各心臓サイクル期間において二つのタグ114,122を使うことによって、一例として32心臓サイクルにわたって相異なる2セットのCSPAMM画像を取得することができる。この2セットのCSPAMM画像が集まって心臓サイクル期間の大部分をカバーする。
図7を参照して、タグシーケンス114、122の好適な実施形態を示す。第1のラジオ周波数(RF)パルス200は、分散した「ラッピング」読出し勾配パルス202の2項級数を含む。このパルス/勾配シーケンスは読出し方向において良好なSPAMMタグづけ特性を与えるものとして当該技術分野において知られている。垂直なタグラインのセットが分散した「ラッピング」フェーズ勾配パルス206で2項級数を規定している第2のRFパルス204によりフェーズ方向に形成される。もちろん、図7のタグづけシーケンス114は一例であり、複数励起CSPAMM画像化においては他のタグづけシーケンスを用いることもできる。
図8を参照して、画像データ取得タイミングシーケンス116、124の好適な実施形態を示す。シーケンス116、124は当該技術分野において知られた勾配反転読出しシーケンスであり、概略的に表示したk空間データ230を作るRF励起222、スライス選択勾配パルス224、フェーズエンコーディング勾配パルス226、読出しパルス228を含む。もちろん、他の画像化読出しシーケンスを使用することも可能である。一連の画像116、124を取得するためにシーケンス116、124が複数回繰り返されるということを当業者は理解するであろう。
一の心臓サイクル期間に二以上のタグを含めることも可能である。実験的では、一の心臓サイクル期間に四つまでのSPAMMタグを含めた。しかし、この場合、タグにじんで重なってしまった。図5、6によると、一サイクルあたり二つのタグの場合が、タグのにじみを最小限に抑えて心臓サイクル期間を最適にカバーすることができることが分かった。しかし、生理的な条件や薬剤の影響により心拍数が以上に低い患者については、三またはそれ以上のタグの使用が考え得る。同様に、造影剤44(図4)は典型的には緩和時間を減らし、それゆえタグの持続性を減少させるので、コントラスト強調MRIにおいては三以上のタグが心臓サイクルをカバーする上で好適かも知れない。しかし、心臓サイクル期間ごとに二つのタグとすることは、画像のタグづけがタグの適用を超えてレジスタしないという事実に関して有利である。それゆえ、二つのタグだけを使用すると、心臓サイクル期間ごとに一の不連続なタグレジストレーションとなる。
本発明は複数励起SPAMMまたはCSPAMMに限定されるものではない。図9に示した他の実施形態において、複数のモニタリング機能を実行するために、単一の心臓サイクルの間に複数の励起が適用される。心電図90がモニターされ、トリガーイベント310があるとゲーティングディレイ312の後データ取得が始まる。第1の取得シーケンス314は、SPAMMタグづけ316を実施し、セグメント化されたSPAMMまたはCSPAMM部分画像データ取得ブロック318が続く。図6と同様にシーケンス314はSPAMMまたはCSPAMM画像化を実行する。オプションとして第1の取得シーケンス314の後、ディレイ320が与えられる。
引き続き図9を参照して、第2のデータ取得シーケンス330はSPAMMタグ316とは異なる準備シーケンスブロック332と、画像化シーケンスブロック334を含む。図9において、画像取得ブロック334は画像全体を取得する。すなわち、画像取得ブロック334は複数の心臓サイクル期間にわたるセグメント化をしない。第2のデータ取得後、心電図90がトリガーウィンドウ340の間モニターされ、新しい心臓サイクル機関を示すトリガーイベントの再発生342を捉える。オプションのディレイ320は、第2のデータ取得シーケンス330を心臓サイクルの選択された部分、例えば図9に示した心拡張フェーズ内に位置づける。
一実施形態において、データ取得シーケンス330は灌流データを取得する。図10を参照して、準備シーケンスブロック332において、強調された血液灌流コントラストを有する反転回復(IR)画像化の準備としてスピン反転が実行される。代替的に準備シーケンスブロックにおいて、図11を参照して、飽和シーケンスブロック332はスピン飽和灌流画像化の準備を実行する。タイミングシーケンス332、332は、当業者に周知であり、好適な実施形態を実施可能とする開示としてここで詳細に説明する必要はない。
図12を参照して、灌流データ取得に好適なマルチエコー勾配画像化を実行するタイミングシーケンスの実施形態334を示す。334のタイミングシーケンスも当業者にとって周知であり、ここで詳細に説明する必要はない。当業者は、他の多くのタイプの画像化法を灌流画像化334に使用できることも理解するであろう。同様に、血管造影など、灌流以外の生理的特徴の画像化が実行可能である。画像化334には、当該技術分野で知られた速度エンコーデッドデータ取得シーケンスブロック(図示せず)も使用可能である。
図9の実施形態は、SPAMMタグである第1の準備シーケンスブロック316に関連するセグメント化されたSPAMMまたはCSPAMM画像化を使用し、一方、第2の準備シーケンスブロック332はセグメント化されない画像化334に関連して使用される。それゆえ、SPAMMまたはCSPAMMのk空間データセットは複数の心臓サイクル期間にわたって取得され、一方、このタイプ334の複数の画像が同じ心臓サイクル期間にわたって取得される。
図13を参照して、図9の概略的な心臓サイクル期間のタイミング図にしたがって結合されたCSPAMM/灌流画像化の一実施形態を説明する。図13において、CSPAMM画像化はタグされた362および予感的にタグされた364データ取得を含む、16の心臓サイクル360にわたってセグメント化されている。タグされた362および補完的にタグされた364k空間データ取得が、心臓サイクル期間360の間に交互に実行される。それゆえ、第1の心臓サイクル366において、タグされたk空間ライン1、9、17、25、33、41、49、57が取得される。第2の心臓サイクル368において、対応する補完的にタグされたk空間ライン1、9、17、25、33、41、49、57が取得される。
このプロセスはタグされたおよび補完的にタグされたk空間ライン1から64までが両方とも取得されるまで、二つの心臓サイクル360ごとに繰り返される。これは64のk空間ラインに対応するセグメント化されたCSPAMM画像表示(図示せず)の完全なデータを表している。取得されたデータはCSPAMM画像表示を形成するために、当該技術分野で知られた再構成方法を用いて再構成される。図9に戻って参照して、好ましくは、SPAMMタグ316の適用後の心臓サイクル期間の選択されたフェーズ範囲318にわたる複数のCSPANN画像318....318が、図13に示されたk空間ラインセグメント化により取得される。
引き続いて図9と13を参照して、CSPAMM取得314に加えて、各心臓サイクル期間360は、図13においては、図10に示されたスピン反転シーケンスブロック3321である準備シーケンスブロック380を含む。強調された灌流コントラストを有する画像は、各心臓サイクル期間360の間に、例えば図12のタイミングシーケンス3341を用いて取得される(382)。それゆえ、単一のCSPAMM画像の16心臓サイクル期間にわたる取得は、灌流情報を含む16画像の取得を含む。16画像が集まって、組織への血液灌流の割合に関する情報を提供する。
説明したCSPAMM/灌流画像化のコンビネーションにより、心収縮心臓サイクルフェーズの間の心臓の動きと心拡張フェーズの間の灌流をCSPAMMによって測定する。図13の実施形態は、従来技術の時期共鳴影像法に対して、心臓サイクル期間をより完全に使用するものである。さらにまた、心臓の動きは典型的には多心臓サイクルにわたって実質的に均一であるから、16心臓サイクル期間にわたるCSPAMMデータのセグメント化された取得は実際的である。対照的に、心筋への造影剤44(図4)の灌流は非常に早く、典型的には数秒でほぼ完了してしまう。それゆえ、各心臓サイクルの間に完全な灌流画像を取得するのは、(毎秒60回の心拍数として)毎秒約1画像の割合での画像取得をすることとなる。
図14を参照して、図9の概略的な心臓サイクル期間タイミング図に従った、結合されたCSPAMM/灌流画像化の異なった実施形態について説明する。図14において、最初の8心臓サイクル期間はタグされたk空間ラインを取得するのに使用され、次の8心臓サイクル期間は補完的にタグされたk空間ラインを取得するのに使用される。もちろん、図13と14に示したCSPAMM画像のセグメント化の仕方は一例であり、他のk空間取得の仕方を考えることもできる。図13と14の16心臓サイクル期間にわたるSPAMMまたはCSPAMMセグメント化は一例である。より多くの心臓サイクル期間数にわたってセグメント化すれば、より高い画像分解能に対応するより多くのk空間ラインを与える。より少ない心臓サイクル期間にわたりセグメント化すれば、患者の動きによる画像ぼけは起こりにくくなる。典型的には、息を止めていられる時間により、画像ぼけが無視できる機関が決まり、患者によって息を止めていられる時間は異なる。同様に、図13と14における心臓サイクル期間ごとに8つのk空間ラインの取得は一例であり、1心臓サイクル期間に取得できるk空間ラインの数は多くも少なくなってもよい。一定の数の心臓サイクル期間にわたるSPAMMまたはCSPAMMセグメント化について、画像の空間的分解能と解釈される毎心臓サイクル期間に取得される画像k空間ラインの数と、時間的分解能と解釈される画像シーケンス318....318(図9)における画像数との間にはトレードオフの関係がある。
図9に戻って参照し、さらに図15と16を参照して、拡散準備とエコー平面画像化(EPI)読み出しを行うデータ取得シーケンス330の他の実施形態が示されている。図15は拡散準備をする準備シーケンス332の実施形態332を示し、図16はエコー平面画像化(EPI)を実行するシーケンス334を形成する画像の一つを取得するタイミングシーケンスの実施形態3342を示す。332、334のタイミングシーケンスは当該技術分野において知られておりここで詳細に開示する必要はない。
図9から16は一例であることが理解できるであろう。当業者は、複数の飽和または準備シーケンスおよび対応する画像シーケンスの順番、タイミング、タイプを変更して、具体的なアプリケーションのために複数励起心臓サイクル画像化を最適化することができるであろう。図1に戻って参照し、T波Tの後の心拡張フェーズの間、心臓は静かである。それゆえ、そこに各そしてその後の画像融合のための適当な準備シーケンスブロックとともに複数の画像化モードを含めることを考える。例えば、心臓サイクル期間の心拡張部分に灌流画像化ブロックと血管画像化ブロックを挿入することができ、各心臓サイクル期間の間に心筋における血液の動きに関するより完全な情報を提供するためにその後画像を融合することもできる。具体的にコントラスト強調されたMRIの場合、各心臓サイクル期間の間にコントラストモダリティを組み合わせて、血管系を造影剤が飽和する間の限定された時間に最大限の情報を引き出すことができる。
図17を参照して、セグメント化されたSPAMMまたはCSPAMM400画像化に単一の心臓サイクルにおいて遅れた強調効果を示す画像化402を組み合わせる、さらに他の実施形態が示されている。当該技術分野で知られているように、損傷をうけた心筋の領域は、あるタイプのコントラスト増強剤44を投与した後、ある時間内に、健康な心筋と比較して高い信号強度を示す。この効果は、しばしば遅れた増強と呼ばれ、損傷を受けた心筋の領域から循環により造影剤が除去されるのが遅れるためにおこる。遅れた増強効果は例えば、図10から12に示した準備および読出しタイミングシーケンスブロック332、332、334を用いて画像化できる。しかし、遅れた増強のコントラストは弱く、最適化された画像化条件が特に重要である。図17に示すように、データ取得400、402の遅れた増強部分402は、各連続した心臓サイクル期間で事前に選択されたように変更される。特に、各シーケンスブロック404、404、404、404は異なったフリップ角度α、α、α、αを有し、各読出しブロック406は異なったディレイTi,1、Ti,2、Ti,3、Ti,4を有する。最適化された遅れた増強画像は、結果の変化した条件から選択できる。遅れた増強取得は、各心臓サイクル期間における複数の準備タグと読出しを使用することにより、セグメント化されたSPAMMまたはCSPAMMと組み合わせられるので、この追加データはそれ自身のためにセグメント化されたSPAMMまたはCSPAMMを行うのと比較して画像化時間を増やすことなく取得することができる。
図18A、18B、18Cを参照して、複数励起CSPAMM画像化の適用による結果が提示されている。これらの画像化結果は、図3A、3B、3Cの類似した従来のCSPAMM画像化と比較すべきである。複数励起CSPAMMと従来のCSPAMMにそれぞれ対応した、フェーズ3/64で取った画像IMC3/64とIC3/64はお互いにかなり似ており、フェーズ22/64で取った画像IMC22/64とIC22/64も同様である。しかし、複数励起CSPAMMでは第2のタグ122(図6)が心臓サイクルのフェーズ32で適用されるので、フェーズ32(図示せず)で違いが起こる。図18Cと図3Cとを比較してはっきり分かるとおり、複数励起CSPAMM画像IMC42/64ははっきりしたタグコントラストとはっきりした心臓画像コントラストを有している一方、対応する従来のCSPAMM画像IC42/64はかなり画像コントラストが低くなっている。画像IMC42/64のタグは、第2のタグ122の適用が間にあるため、画像IMC22/64のタグとは合わない。しかし、図18A、18B、18Cの複数励起CSPAMM画像化は心臓サイクル期間を通して心臓サイクル力/ストレス/動き情報を提供するが、従来のCSPAMMは心臓サイクルのフェーズ42/64またはそれ以降には役に立つ情報を提供しない。
本発明の他の重要な特長は患者の放射線への被曝量が減少することである。図1に戻って参照して、従来のSPAMMまたはCSPAMMでは、各心臓サイクル期間において単一のタグTAGが適用される。できるだけ長くタグTAGの磁化が持続するように、タグづけの間に強い磁場勾配に対応する大きな励起角度とRFパルスが適用される。これら大きな場の勾配とRF強度は心臓サイクル期間の間に患者に与えられる高い比吸収率(SAR)に対応する。
対照的に、図6を参照して、複数励起SPAMMまたはCSPAMMでは、心臓サイクル期間にわたって二以上のSPAMMタグ114、122が適用され、各タグは心臓サイクル期間の半分またはそれ以下だけ持続すればよい。それゆえ、各タグづけにおいて、より低い勾配とRFパルス強度に対応するより小さな励起角度を使用することができ、患者に与えられるSARもそれによって低くなる。単一の高いエネルギーのSPAMMタグに対してより小さなフリップ角度を有する複数のSPAMMタグが、患者に与えられるSARを減少させることができる。例えば、矩形のB1パルスについてトータルSARはフリップ角度の2乗に比例すると計算されているが、一方フリップ角度はタグの持続性に(ある次数までは)比例すると推測される。それゆえ、高低差の大きい高角度のパルス(例えば最大90°のパルス)は、許容できるSARの限界を超えてしまうかもしれず、心臓サイクルにわたる準備励起を与えることにより、より低いトータルSARで同じ励起持続性を与えることができる。複数励起SPAMMまたはCSPAMMでより低いSARタグを使用すると、連続するタグによる磁化のオーバーラップを減少することができる。もちろん、一般に、同じ考え方が、たとえば図10、11、および15の準備シーケンス332、332、332他のタイプの準備シーケンスにも当てはまる。
本発明は多様な構成要素やそれらの組み合わせ、またステップやそれらの組み合わせとして表れる。図面は好適な実施形態を説明するためだけのものであり、本発明を限定するものとして解釈してはならない。
従来の磁化の空間変調度(SPAMM)準備タグを使用する、従来技術による心臓ストレス/ストレイン/モーション画像化シーケンスの、対応する心電図を参照したタイミング図を概略的に示す図である。 図2A、2B、2Cは、それぞれ心臓サイクル期間のフェーズ3/64、22/64、42/64における従来技術によるSPAMM画像の例を示す図である。 図3A、3B、3Cは、それぞれ心臓サイクル期間のフェーズ3/64、22/64、42/64における従来技術による補完的SPAMM(CSPAMM)画像の例を示す図である。 一の心臓サイクル期間で複数の励起と読み出しをともなう心臓画像化を実行するように構成された磁気共鳴画像化装置の一例を示す図である。 毎心臓サイクル期間に二つのSPAMMタグを用いた複数励起CSPAMMデータ取得方法の一例を示す図である。 図5の複数励起CSPAMM画像化の、対応する心電図を参照したタイミング図を概略的に示す図である。 図6のタイミング図における使用に好適な準備またはタグづけシーケンスの実施形態のタイミング図を概略的に示した図である。 図6のタイミング図における使用に好適な画像化シーケンスの実施形態のタイミング図を概略的に示した図である。 一の心臓サイクル期間で複数の異なる準備励起と読み出しが適用される複数励起心臓画像化の他の実施形態を概略的に示す図である。 反転回復法(IR)灌流画像化のために準備スピン反転を実施する、図9の好適な非SPAMM/CSPAMM準備シーケンスのタイミング図を概略的に示す図である。 灌流画像コントラストを強調する磁化の準備飽和を実施する、図9の好適な非SPAMM/CSPAMM準備シーケンスのタイミング図を概略的に示す図である。 図10または11の磁化飽和と協力して組織の血液灌流の強調された画像化を実施する、図10の非SPAMM/CSPAMM画像化シーケンスの好適な実施形態のタイミング図を概略的に示す図である。 SPAMMタグと補完的SPAMMタグが16の心臓サイクルに分散された、セグメント化されたCSPAMMのk空間ライン取得および灌流画像取得の配列の一例を概略的に示す図である。 SPAMMタグと補完的SPAMMタグが16の心臓サイクルに分散された、セグメント化されたCSPAMMのk空間ライン取得および灌流画像取得の配列の他の例を概略的に示す図である。 図9のタイミング図で使用される代替的準備シーケンスブロックを示す図である。 図9のタイミング図で使用される代替的読み出しシーケンスブロックを示す図である。 一の心臓サイクル期間においてSPAMMまたはCSPAMMのセグメント化された画像化データ取得が遅れた強調画像化に係る、複数励起心臓画像化の実施形態のさらに他の例のタイミング図を概略的に示す図である。 図18A、18B、18Cは、心臓サイクルのフェーズ3/64、22/64、42/64それぞれにおいて、図5から8の方法または装置により取得された複数励起CSPAMM画像の例を示す図である。

Claims (27)

  1. 心臓を画像化する磁気共鳴心臓画像化法であって、
    第1の準備シーケンスブロックと、
    第1のデータを収集する少なくとも一つの読み出し期間を有する第1の画像化シーケンスブロックと、
    第2の準備シーケンスブロックと、
    第2のデータを収集する少なくとも一つの読み出し期間を有する第2の画像化シーケンスブロックとを含む、前記心臓の心臓サイクル期間より少ない取得時間期間を占有するデータ取得シーケンスを適用するステップを有する方法。
  2. 請求項1記載の方法であって、
    第1のトリガーイベントの間に前記心臓に付随する心電図信号をモニターするステップと、
    前記第1のトリガーイベントに応じて、前記データ取得シーケンスの適用を開始するステップとを含む方法。
  3. 請求項2記載の方法であって、
    前記第1のトリガーイベントと前記データ取得シーケンスの開始の間に、前記データ取得シーケンスの時間とあわせても前記心臓サイクル期間より少ない、ゲーティングディレイ期間を設けた方法。
  4. 請求項3記載の方法であって、
    前記データ取得シーケンスを後につけたトリガーウィンドウ機関を設けるステップと、
    第2のトリガーイベントの検出に応じて前記トリガーウィンドウ期間を終了するステップとを含む方法。
  5. 請求項1ないし4いずれか一項記載の方法であって、
    心電図信号をモニターすることにより前記心臓サイクル期間を測定するステップと、
    前記測定した心臓サイクル期間に基づき前記心臓サイクルに合わせて前記データ取得シーケンスの適用のタイミングを計るステップと、
    レトロスペクティブゲーティングを用いて前記心電図信号とともに第1のデータと第2のデータの少なくとも一方を一時的に登録するステップとをさらに含む方法。
  6. 請求項1ないし5いずれか一項記載の方法であって、
    前記第1の準備シーケンスブロックは前記心臓の少なくとも一部に影響する第1の磁化準備を実行し、
    前記第2の準備シーケンスブロックは前記心臓の少なくとも一部に影響する、前記第1の磁化準備とは異なる第2の磁化準備を実行する方法。
  7. 請求項1ないし6いずれか一項記載の方法であって、
    前記第1の画像化シーケンスブロックは第1の画像コントラストタイプを有するデータ取得を実施し、
    前記第2の画像化シーケンスブロックは前記第1の画像コントラストタイプとは異なる第2の画像コントラストタイプを有するデータ取得を実施することを特徴とする方法。
  8. 請求項1ないし7いずれか一項記載の方法であって、
    前記第1の準備シーケンスブロックおよび前記第2の準備シーケンスブロックの少なくとも一方が、前記心筋の少なくとも一部をタグづけする、磁化の空間的変調および磁化の補完的空間的変調の少なくとも一方を実行することを特徴とする方法。
  9. 請求項1ないし8いずれか一項記載の方法であって、
    前記第1の画像化シーケンスブロックに結合した前記第1の準備シーケンスブロックおよび前記第2の画像化シーケンスブロックに結合した前記第2の準備シーケンスブロックのうち一方が、重ね合わせられた磁化タグづけの空間的変調と重ねあわされた磁化タグづけの補完的空間的変調のいずれか一方で画像化データを取得することを特徴とする方法。
  10. 請求項9記載の方法であって、
    前記第1の画像化シーケンスブロックに結合した前記第1の準備シーケンスブロックおよび前記第2の画像化シーケンスブロックに結合した前記第2の準備シーケンスブロックのうち他方が、血液灌流または遅延強調を特徴づけることを特徴とする方法。
  11. 請求項1ないし9いずれか一項記載の方法であって、
    前記第1の準備シーケンスブロックは、第1の磁化タグづけの空間的変調を適用し、
    前記第2の準備シーケンスブロックは、第2の磁化タグづけの空間的変調を適用することを特徴とする方法。
  12. 請求項11記載の方法であって、
    第1のトリガーイベントを検出するために前記心臓に付随する心電図信号をモニターするステップと、
    前記第1のトリガーイベントに応じて、データ取得シーケンスの適用を開始するステップと、
    前記第1のトリガーイベントから少なくとも1心臓サイクル期間離れたところに一時的に位置する第2のトリガーイベントを検出するために前記心臓に付随する心電図信号をモニターするステップと、
    前記第2のトリガーイベントに応じて、
    前記第1の準備シーケンスブロックを補完する第3の準備シーケンスブロックと、
    第3のデータを収集する少なくとも一つの読み出し期間を有する第3の画像化シーケンスブロックと、
    前記第2の準備シーケンスブロックを補完する第4の準備シーケンスブロックと、
    第4のデータを収集する少なくとも一つの読み出し期間を有する、前記心臓の心臓サイクル期間より少ない補完的取得時間期間を占める第4の画像化シーケンスブロックと
    を含む補完的データ取得シーケンスを適用することを特徴とする方法。
  13. 請求項12記載の方法であって、
    第1、第2、第3、第4のセグメント化されたk空間データセットを形成するために複数の心臓サイクル期間にわたって前記データ取得シーケンスおよび前記補完的データ取得シーケンスを繰り返すステップと、
    前記第1のセグメント化されたk空間データセットと前記第3のセグメント化されたk空間データセットを減算的に結合することにより第1のCSPAMMセグメント化されたk空間データセットを生成するステップと、
    前記第2のセグメント化されたk空間データセットと前記第4のセグメント化されたk空間データセットを減算的に結合することにより第2のCSPAMMセグメント化されたk空間データセットを生成するステップと、
    各々少なくとも一の画像を含む第1と第2のCSPAMM画像表示を生成するために第1と第2のCSPAMMセグメント化されたk空間データセットを再構成するステップとをさらに有する。
  14. 請求項12記載の方法であって、
    第1、第2、第3、第4のセグメント化されたk空間データセットを形成するために複数の心臓サイクル期間にわたって前記データ取得シーケンスおよび前記補完的データ取得シーケンスを繰り返すステップと、
    第1の磁化の補完的空間的変調(CSPAMM)画像化シーケンスを生成するために、前記第1のセグメント化されたk空間データセットを前記第3のセグメント化されたk空間データセットに結合するステップと、
    第2のCSPAMM画像化シーケンスを生成するために、前記第2のセグメント化されたk空間データセットを前記第4のセグメント化されたk空間データセットを結合するステップとをさらに含む方法。
  15. 請求項1ないし10いずれか一項記載の方法であって、
    前記第1の準備シーケンスブロックは前記心筋の少なくとも一部にSPAMMタグづけを実行し、
    前記第2の画像化シーケンスブロックは灌流画像化データと遅れた強調画像化データのうち一方を取得することを特徴とする方法。
  16. 請求項15記載の方法であって、
    複数の心臓サイクル期間にわたって前記データ取得シーケンスの適用を繰り返すステップと、
    セグメント化されたSPAMMまたはCSPAMM画像の少なくとも一方に対応する第1のセグメント化されたデータを形成するために複数の心臓サイクルにわたって取得された前記第1のデータを結合するステップと、
    灌流または遅れたコントラスト強調を有する複数の画像に対応する第2の画像シーケンスデータを形成するために、複数の心臓サイクル期間にわたって取得された前記第2のデータを結合するステップと、
    SPAMMまたはCSPAMM画像表示のうち少なくとも一方を形成するために、第1のセグメント化されたデータを再構成するステップと、
    灌流または遅れたコントラスト強調を有する複数の画像を形成するために第2の画像シーケンスデータを再構成するステップとをさらに含む方法。
  17. 磁気共鳴心臓画像化装置であって、
    心臓磁化の第1の変調をする第1の準備シーケンスブロックと、
    第1のデータを収集する第1の画像化シーケンスブロックと、
    心臓磁化の第2の変調をする第2の準備シーケンスブロックと、
    第2のデータを収集する第2の画像化シーケンスブロックとを含むデータ取得シーケンスを適用する手段を有する装置であって、
    データ取得シーケンスは前記心臓の心臓サイクル期間より少ない取得時間期間を占有することを特徴とする装置。
  18. 請求項17記載の装置であって、データ取得シーケンスを適用する手段は、
    前記心臓の少なくとも一部と相互作用するように配置された磁気共鳴画像化(MRI)スキャナと、
    心臓サイクルの選択された部分の間、前記データ取得シーケンスを適用するために前記MRIスキャナとコミュニケートする、前記心臓のサイクルをモニターする前記心臓モニタリング手段とを含む装置。
  19. 請求項18記載の装置であって、前記心臓モニタリング手段は心電計を含むことを特徴とする装置。
  20. 請求項18または19記載の装置であって、データ取得シーケンスを適用する手段は、
    前記心臓モニタリング手段により検出されたトリガーイベントに応じてデータ取得シーケンスを開始するゲーティング手段をさらに含む装置。
  21. 請求項20記載の装置であって、前記ゲーティング手段は前記トリガーイベントと前記データ取得シーケンスの開始の間に事前に選択されたディレイ時間を挿入し、前記ディレイ時間と前記取得時間期間の和は心臓サイクル期間より少ないことを特徴とする装置。
  22. 請求項17ないし21いずれか一項記載の装置であって、
    前記心臓サイクルの選択された部分に関連する前記心臓の複数の画像表示を生成するために前記第1および第2の画像化シーケンスブロックにより作られた第1および第2の画像データを再構成する再構成手段をさらに含む装置。
  23. 請求項17ないし22いずれか一項記載の装置であって、前記第1の準備シーケンスブロックと前記第2の準備シーケンスブロックのうち少なくとも一方は空間的に変調された心臓磁化を生成することを特徴とする装置。
  24. 請求項17ないし23いずれか一項記載の装置であって、前記第1の準備シーケンスブロックと前記第2の準備シーケンスブロックは前記心臓磁化の異なる変調を実現することを特徴とする装置。
  25. 請求項17ないし24いずれか一項記載の装置であって、
    前記第1の準備シーケンスブロックと前記第1の画像化シーケンスブロックは第1の画像化コントラストを実現するために協力し、
    前記第2の準備シーケンスブロックと前記第2の画像化シーケンスブロックは第2の画像化コントラストを実現するために協力することを特徴とする装置。
  26. 請求項17ないし25いずれか一項記載の装置であって、前記第1の画像化コントラストは前記第2の画像化コントラストと異なることを特徴とする装置。
  27. 請求項17ないし26いずれか一項記載の装置であって、前記データ取得シーケンスは、
    心臓磁化の第3の変調を生成する第3の準備シーケンスブロックと、
    第3の画像データを収集する第3の画像化シーケンスブロックとをさらに含む装置。
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