JP2005507549A - 照明器具および照明器具用のラメラグリッド - Google Patents
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Abstract
【解決手段】照明器具は、側面反射器(1)の間に複数の反射ラメラ(10)を有する。ラメラ(10)は、各々、外側エッジ(11)、当該エッジ(11)の反対側を向いた内側表面(12)、および外側エッジ(11)と内側表面(12)とを通る対称面(S)を有する。ラメラ(10)は、対称面(S)内に、樹脂ボディと凹部(13)とを内側表面(12)内に有する。凹部(13)は、対称面(S)に対して直角な底面(14)と、当該対称面に沿った実質的に平行な壁(15)とを有する。凹部(13)は、底面(14)から内側表面(12)に向けて、階段状に広がっても良い。ラメラ(10)は、金属のラメラと比べて、形状をより自由に選択することが可能で、かつより安価である。それにも関わらず、ラメラ(10)は、側面反射器上で反射が生じて、これにより、照明器具のカットオフ角度範囲内で不快な明るい輝点が発生してしまうことがない。ラメラグリッド(30)は、ラメラ(10)と相互連結しかつ一体の小板(31)を有し、かつ照明器具内での使用に適している。
Description
【0001】
本発明は、
長さ方向を有し、かつ中心面の両側に鏡面対称に構成された側面反射器と、
前記側面反射器により限定され、かつ前記中心面に対して直角な発光窓と、
前記中心面にある、前記側面反射器の前記長さ方向の細長い電気ランプを、前記発光窓から離して収容するための手段と、
前記側面反射器の間の前記中心面に直角に延在し、かつ前記側面反射器の前記長さ方向に渡って均一に配置された複数の三次元の反射ラメラと、
が設けられた照明器具であって、
これらのラメラの各々が、
前記発光窓に隣接する外側エッジと、
前記外側エッジの反対側を向いた内側表面と、
前記外側エッジと前記内側表面とを前記側面反射器の前記長さ方向に直角に通過する対称面と、
を有することにより、
前記中心面の近隣から前記側面反射器の方向を見た場合、前記底面が前記中心面を囲む角度が次第に減少するようになっている照明器具、に関する。
【0002】
本発明は、
長さ方向と、
中心面と、
前記中心面に対して直角な発光窓と、
前記側面反射器の間の前記中心面に対して直角に延在し、かつ前記側面反射器の前記長さ方向に渡って均一に配置された複数の三次元の反射ラメラと、
を有する、このような照明器具用のラメラグリッドであって、
これらのラメラの各々が、
前記発光窓に隣接する外側エッジと、
前記外側エッジの反対側を向いた内側表面と、
前記外側エッジと前記内側表面とを前記長さ方向に直角に通過する対称面と、
を有することにより、
前記中心面の近隣から、ここからさらに離れた方向を見た場合、前記内側表面が前記中心面を囲む角度が次第に減少するようになっている、このような照明器具用のラメラグリッドにも関する。
【背景技術】
【0003】
このような照明器具とラメラグリッドの実施例は、米国特許第5,758,954号により知られている。
【0004】
この公知の照明器具は、天井から吊り下げられたりまたは天井に取り付けられた場合、映像画面が用いられる空間を照射するために適したものとなる。この場合、不快な反射が当該画面上で発生してしまうことを防止する必要がある。これは、この公知の照明器具により達成される。
【0005】
ランプ(通常は、管状の蛍光灯)が収容される照明器具内の位置関係によって、天井に対する側面反射器から斜めの角度が存在するであろう。この角度からはランプを観察することができないので、この角度内、つまりカットオフ角度内では、反射されなかった光線が照明器具により放出されることはない。側面反射器は、生成された光を均一に拡散させ、かつその反射光がカットオフ角度範囲内に放射されないように設計されている。カットオフ角度は、課された要件に応じた様々な値にすることが出来るが、通常、少なくとも30゜である。
【0006】
ラメラは、ランプの長さ方向に、カットオフさせかつ拡散させるという類似の機能を有する。このためには、これらの二つの通常は凹形のラメラの反射表面は、外側エッジと内側表面との間で、前方へ傾斜した方向に延在させる必要がある。発光窓を可能な限り大きくかつ効果的にすることができるように、外側エッジは、通常、可能な限り薄くなるように選択される。反射表面が傾斜していることにより、内側表面に幅が与えられる。ラメラは、光学的性能の高いめっき用金属(例えば、アルミニウム)から、打抜き加工と曲げ加工により形成される。
【0007】
入射光は内側表面に反射し、この結果、光がランプから直接入射する場合とは異なる角度から、側面反射器上に光が入射する。内側表面が平面で、かつ天井と平行に延在している場合、光の入射角が異なるため、この光がカットオフ角度範囲内に放射されてしまい、カットオフ角度範囲内に非常に明るい輝点が発生してしまうであろう。このことを許容することはできない。これらの輝点がカットオフ角度範囲内で発生しないようにするために、公知の照明器具のラメラは、側面反射器に向かって延在する内側表面を有する。この内側表面により反射された光は、次に、異なる角度で側面反射器上に入射し、かつ発光窓からさらに離れた場所に入射し、この結果、この光は、側面反射器によりカットオフ角度の外側に放射される。
【0008】
この公知の照明器具のラメラは、側面反射器に連結され、グリッドを形成する。
【0009】
この公知の照明器具の欠点は、これらの照明器具の形状のために、ラメラが、光の拡散とランプ光のカットオフに必要とされるよりも大きくなってしまうことである。この大きなラメラは、相対的に高価な高品質のプレート材料を大量に必要とする。ラメラは、内側表面が平面の場合でも、これらのラメラの材料消費のため、やはり高価となる。内側表面は有していないが、これに代えて直線の内側エッジを有しているために、ランプに対向した側が開いているラメラの場合、必要な材料は実際かなり少なくなるが、相当量の光がラメラ内部に入射してしまうであろう。この光は、ラメラ内で反射され、かつ最後に異なる角度で側面反射器上に入射することにより、まさに内側表面が平面の場合のように、受け入れがたい明るい輝点をカットオフ角度範囲内に作り出してしまう。ラメラ範囲内で反射が起こらないようにするために、内側が黒い、内側エッジ間が開いたラメラを作ることが提案されている。しかしながら、これは、容認しがたい光の損失を引き起こしてしまう。
【0010】
ラメラ用の相対的に高価なプレート材料が大量に必要となるという欠点以外に、この公知の照明器具には、めっき用金属のラメラにより、ラメラの形状、特に反射表面の形状が制約されてしまうという欠点がある。
【0011】
【特許文献1】
米国特許第5,758,954号
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明の第一目的は、形状を著しく区別することが可能な種類のラメラを有し、相対的に安価で、かつ、これらのことにも関わらず、カットオフ角度範囲内に光が放射されてしまうことを効果的に防止する、第一段落に説明した種類の照明器具を提供することである。
【0013】
本発明の第二目的は、第二段落で説明し、かつこのような照明器具のために設計された種類のラメラグリッドを提供することである。
【0014】
本発明によると、第一目的は、
ラメラが各々、合成樹脂のボディを有し、
内側表面が対称面に凹部を有し、
この凹部が、対称面に対して直角な底面を有し、この底面が、対称面に対して実質的に平行でかつ当該底面上に載置された壁を有する、
ことにより達成される。
【0015】
ラメラボディは、合成樹脂から作られるのでモールドにより製造することが可能であり、かつ反射表面を長さ方向と直角方向に湾曲させたような、多種多様な形状を実現することができる。内側表面が凹部であるので、ラメラの材料容積の節約が達成されるのみならず、各ラメラの材料厚さも減る。この結果、モールドの使用時間(すなわち、ラメラボディがその形状で固定するまで、モールドを閉じたままにし、かつ冷却しなければならない時間)は、相対的に短くなる。このことにより、ラメラの製造原価は低下する。内側表面での不快な反射は、内側表面の形状によってなくなり、ベースから伸びる実質的に平行な壁によって、カットオフ角度範囲内のグレアを引き起こし得る光の放出がなくなる。
【0016】
凹部の壁は実質的に相互に平行だが、通常、完全には平行でない。なぜならば、ラメラがその中で製造されるモールドは、製品の取り出しが可能でなければならないからである。すなわち、ラメラとの非常に僅かなずれにより、ラメラの中と周りに空間が作り出されて、モールドがラメラから分離されなければならない。したがって、一般的に、これらの壁は互いに1°未満の非常に小さな角度を囲むことが常となるであろう。
【0017】
好ましい一実施例の場合、中心面の近隣から側面反射器の方向を見た場合、底面が中心面を囲む角度は、次第に減少する。この実施例の利点は、凹部を相対的に広くすることができるので、さらにより多くの材料を節約し、かつ材料厚さをより小さくすることができ、このことにより、モールドの使用時間がさらに短縮されることである。底面形状がこうして相対的に広くなったことにより、光が底面から側面反射器に好ましくない角度で反射してしまうことはなくなるが、同時に、光が側面反射器に対する好ましい角度で外側に放出されるので、光の損失もなくなる。
【0018】
この実施例の変更態様の場合、凹部が、内側表面に向けて階段状に広がって、底面に実質的に平行に延在する階段が形成される。この変更態様の場合、ラメラは、材料容積がさらに低減され、かつ材料厚さがさらに低減されているにも関わらず、有害な反射を効果的になくす。これは、底面に対して実質的に平行な階段の形状により達成される。
【0019】
別の変更態様の場合、対称面に沿った底面に、ベースを有する切り込みが存在する。この切り込みは、材料がほとんど節約されない程、狭くしても良い。それでもやはり、ラメラの切り込み領域の材料厚さが、切り込みがない場合よりも小さくなり、より急速な冷却がこの場所で可能となるので、このような切り込みは有効である。
【0020】
この効果を可能な限り大きくするためには、ベースが、外側エッジに対して少なくとも実質的に平行であることが好ましい。したがって、ラメラの材料厚さは、一般的に、外側エッジの形状とは無関係に、切り込みがまさに終わる場所で同じになるであろう。
【0021】
内側表面が、側面反射器に向かって階段状に深くなる実施例の場合、材料の節約が実現されることは魅力的である。階段領域では、内側表面と中心面とにより囲まれた角度を、階段がない場合と比べて著しく異なったものにする必要はない。同様に、ラメラの高さを、階段状に相違させても良い。
【0022】
特別な一実施例の場合、少なくとも実質的に2つの部分のラメラを形成するように外側エッジに向かって延在する切り込みが、対称面Sに沿った底面に存在する。したがって、この実施例の場合、ラメラは、内側表面から外側エッジまで全体が開放されている。この実施例の利点は、切り込みに入る光が、外側エッジから出て来ることができることである。このことにより、光は、切り込みで何度も反射するので、失われてしまうことはない。光は、対称面に対して平行に、または対称面に対して微小な角度で、切り込みから外側に出てくるであろう。このように導かれた光は、カットオフ角度外で放射されるので、反射面で方向を変更する必要がない。対称面に対する、光が切り込みから外側に出てくる角度の値は、切り込み幅に依存する。
【0023】
この切り込みは、ラメラを完全に分割しても良いし、または実質的に2つの部分に分割しても良い。後者の場合、合成樹脂を外側エッジの近隣(例えば、側面反射器の近隣または中心面の中または近隣)に存在させて、ラメラの各部分を相互連結させることにより、ラメラに屈強性、形状の永続性、または定められた位置を与えても良い。
【0024】
ラメラの外側エッジは、様々な形状(例えば、直線)にすることが出来る。これに代えて、外側エッジがラメラの対称面で凹形の場合、中心面で放射され、かつ中心面に対して鋭角の面で放射された光を均一にカットオフすることが好ましい。これにより、中心面と隣接面で不必要に強いカットオフが行われてしまうことがなくなる。ラメラは、例えば、ポリカーボネート(PC)、ポリスチレン(PS)、ポリカーボネート・クリロニトリルブタジエンスチレン(PC.ABS)から形成しても良い。ラメラには、例えば、アルミニウムの反射塗装を施しても良い。
【0025】
側面反射器は、独立したボディとしても良い。これに代えて、これらが、収容されているランプの横方向に延在し、ランプの反対側までランプを囲む一凹形反射器の一部を形成するようにしても良い。照明器具は、側面反射器と、ランプを収容するための手段と、ラメラとがその中に存在する筐体を有しても良い。発光窓の反対側にある、筐体の一部自体を、例えば、ラッカー塗装を施した反射器としても良い。したがって、別々の側面反射器の間で放射されて筐体のこの部分に向けられた光は、この部分により反射されるであろう。照明器具を、発光窓の反対側も開いて、例えば、間接照明用の第二光ビームを放射させることも可能である。これらの可能性は、本発明の目的とその実現との大差がないので、本発明による照明器具に含まれる。
【0026】
側面反射器を、例えば、アルミニウム製にしても良い。側面反射器は、通常、反射率が中位のものにするが、これに代えて反射率が高いもの、またはつや消しとしても良い。
【0027】
本発明による照明器具は、例えば、直線の管状蛍光灯を収容するように設計しても良い。これに代えて、照明器具を、例えば、幾つかの(例えば、2つの)平行な管状ランプ容器部を有する蛍光灯の収容、または複数の管状ランプの収容に適したものとしても良い。この照明器具を、さらに複数の照明器具(すなわち、特に、側面反射器の複数の対を有する複数の照明器具)として構成しても良い。
【0028】
本発明の第二目的は、
ラメラが各々、合成樹脂のボディを有し、
内側表面が、対称面に対して直角な底面と、当該底面上に載置された実質的に平行な壁とを有する対称面内の凹部を有し、かつ、
長さ方向に延在しかつラメラと一体の小板によりラメラを相互連結することによって、実現される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0029】
図面には、本発明による照明器具の一実施例が示されている。
【0030】
図1と図2の場合、照明器具には、長さ方向2を有しかつ中心面3の両側に鏡面対称に構成された側面反射器1が設けられている。発光窓4は、側面反射器1により限定され、かつ中心面3に対して直角に向けられている。手段5は、側面反射器1の長さ方向2の中心面3内の細長い電気ランプを、発光窓4から離して収容するために存在する。手段5は、蛍光物質が設けられた直線の管状の低圧水銀蒸気放電ランプの収容に適している。図2に示されている2つの同一の断面図は、図1の断面II〜IIに存在する。したがって、図示した実施例の手段5は、2つの部分になっている。複数の三次元の反射ラメラ10は、側面反射器1の間の中心面3に対して直角に延在し、側面反射器の長さ方向2に渡って均一に配置されている。カットオフ角度αが図示されているが、この角度範囲内では、反射されなかった光を放射させることは出来ず、かつ反射された光を放射させることはできない。
【0031】
照明器具は、筐体6を有する。
【0032】
ラメラ10(図3も参照)は、各々、発光窓4に隣接する外側エッジ11、外側エッジ11から離れた内側表面12、外側エッジ11と内側表面12とを通過し、かつ側面反射器1の長さ方向2に対して直角な対称面Sを有する。中心面3の近隣から側面反射器1の方向を見た場合、内側表面12が中心面3を囲む角度は、次第に減少する。
【0033】
ラメラ10は、外側エッジ11と内側表面12との間に反射面19を有し、この反射面19は、長さ方向2にカットオフを行い、かつ入射光を拡散させる。本発明による照明器具の場合、設計者は、これらの反射面19をより自由に形成することができる。
【0034】
図示した実施例の場合、ラメラ10は、ポリカーボネートの合成樹脂ボディを有する。ラメラ10は、全面が反射アルミニウムで塗装される。内側表面12は、対称面S内に凹部13を有し、この凹部は、対称面Sに対して直角な底面14と、当該底面上に載置された実質的に平行な壁15とを有する。
【0035】
ラメラ10は、ラメラ10と一体の小板と共にグリッド30を形成する。
【0036】
底面14は、中心面3の近隣から側面反射器1に向けて、中心面3に対して減少する角度を囲んでいる(図4を参照)。
【0037】
凹部13は、内側表面12に向けて階段状に広がり、底面14と実質的に平行な階段16を形成する。図4の場合、1つの階段が、毎回、対称面Sの側面に形成されるが、これに代えて、より多数の階段が同一のラメラ内に存在しても良い。例えば、凹部13をより深くしても良く、かつさらに階段16を、壁15の厚さ(ラメラ10の形状の永続性を確保するために必要な最小限の値(例えば、1 mmまたは1.2 mm)から始まる)が、選択されたより大きな厚さ値(例えば、底面14から内側表面12の方向を見て0.1 mmまたは0.2 mmだけ大きな値)に達したモーメントとしても良い。したがって、凹部13は、リブ付けされた構造体を対称面Sの両側に有していても良い。
【0038】
底面14には対称面Sに沿って、ベース18を有する切り込み17が存在する。
【0039】
ベース18は、外側エッジ11と少なくとも実質的に平行である。
【0040】
内側表面12は、側面反射器1に向けて階段状に深くなり、この結果、内側表面12は階段部12’を有する。
【0041】
図5と図6の場合、参照番号の意味は前の図と同じである。
【0042】
図5の場合、底面14には対称面Sに沿って切り込み17が存在する。この切り込みが外側エッジ11に向かって延在することにより、実質的に2つの部分のラメラ10が形成される。ラメラ10の合成樹脂ボディ部分を形成するリブ10"は、ベース18の部分と同様に保持され、こうして、ラメラ10の2つの反射部分が相互連結される。
【0043】
図6の場合、底面14の対称面S沿いに、切り込み17が外側エッジ11に向かって延在することにより、2つの部分のラメラ10が形成されている。底面14は、前の図の場合よりもラメラ10の深くにあり、かつラメラ10は階段16をさらに1つ有する。ラメラ10の2つの部分10'は、必要な場合、さらに離して配置可能であり、まだ互いに近接しているものの、切り込みを通過する光量を増やすことができる。
【0044】
図7の場合、参照番号の意味は前の図と同じである。ラメラグリッド30は、ラメラ10と一体で、かつラメラ10を相互連結する小板31を有する(図1も参照)。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】照明器具を概略的にかつ斜視図で示す。
【図2】図1のII〜II線上で取られた断面図である。
【図3】図1と図2で用いられているラメラを斜視図で示す。
【図4】図3のIV〜IV線上で取られたラメラの断面図である。
【図5】図3のV〜V線上と類似の方法で取られた、図3のラメラの変更態様の断面図である。
【図6】図4と同様に見た2つ部分のラメラの一部を示す。
【図7】図1のVIIに沿って見たラメラグリッドを概略的に示す。
【符号の説明】
【0046】
1…側面反射器
2…長さ方向
3…中心面
4…発光窓
6…筐体
10…反射ラメラ
10"…リブ
11…外側エッジ
12…内側表面
12'…階段部
13…凹部
14…底面
15…壁
16…階段
17…切り込み
18…ベース
19…反射面
30…ラメラグリッド
31…小板
α…カットオフ角度
Claims (8)
- 長さ方向を有し、かつ中心面の両側に鏡面対称に構成された側面反射器と、
前記側面反射器により限定され、かつ前記中心面に対して直角な発光窓と、
前記中心面にある、前記側面反射器の前記長さ方向の細長い電気ランプを、前記発光窓から離して収容するための手段と、
前記側面反射器の間の前記中心面に直角に延在し、かつ前記側面反射器の前記長さ方向に渡って均一に配置された複数の三次元の反射ラメラと、
が設けられた照明器具であって、
これらのラメラの各々が、
前記発光窓に隣接する外側エッジと、
前記外側エッジの反対側を向いた内側表面と、
前記外側エッジと前記内側表面とを前記側面反射器の前記長さ方向に直角に通過する対称面と、
を有することにより、前記中心面の近隣から前記側面反射器の方を見た場合、前記内側表面が前記中心面を囲む角度が次第に減少するようになっている、照明器具において、
前記ラメラが各々合成樹脂のボディを有し、
前記内側表面が前記対称面内に凹部を有し、
この凹部が、前記対称面に直角な底面を有し、この底面が、前記対称面に対して実質的に平行でかつ当該底面上に載置された壁、を有する
ことを特徴とする照明器具。 - 前記中心面の近隣から前記側面反射器の方向を見た場合、前記底面が前記中心面を囲む角度が次第に減少することを特徴とする、請求項1に記載の照明器具。
- 前記凹部が、前記内側表面に向かって階段状に広がり、前記底面に実質的に平行に延在する階段を形成することを特徴とする、請求項1または2に記載の照明器具。
- ベースを有する切り込みが、前記対称面に沿った前記底面に存在することを特徴とする、請求項1または2に記載の照明器具。
- 前記ベースが、前記外側エッジに対して少なくとも実質的に平行であることを特徴とする、請求項4に記載の照明器具。
- 前記内側表面が、前記側面反射器に向かって階段状に深くなることを特徴とする、請求項1または2に記載の照明器具。
- 切り込みが、前記対称面に沿った前記底面に存在し、この切り込みが、前記外側エッジに向かって延在することにより、少なくとも実質的に2つの部分のラメラを形成することを特徴とする、請求項1または2に記載の照明器具。
- 長さ方向と、
中心面と、
前記中心面に対して直角な発光窓と、
前記中心面に対して直角に延在し、かつ前記長さ方向に渡って均一に配置された複数の三次元の反射ラメラと、
を有する、請求項1〜7の何れかに記載の照明器具用のラメラグリッド(30)であって、
これらのラメラの各々が、
前記発光窓に隣接する外側エッジと、
前記外側エッジの反対側を向いた内側表面と、
前記外側エッジと前記内側表面とを前記長さ方向に直角に通過する対称面と、
を有することにより、
前記中心面の近隣から、ここからさらに離れた方向を見た場合、前記内側表面が前記中心面を囲む角度が次第に減少するようになっている、
請求項1〜7の何れかに記載の照明器具用のラメラグリッドにおいて、
前記ラメラが、各々、合成樹脂のボディを有し、
前記内側表面が、前記対称面に直角な底面と、当該底面上に載置された実質的に平行な壁とを有する前記対称面内の凹部を有し、かつ、
前記ラメラが、前記長さ方向に延在しかつ前記ラメラと一体の小板により相互連結される、
ことを特徴とする、請求項1〜7の何れかに記載の照明器具用のラメラグリッド。
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