JP2005504831A - 除草用組成物 - Google Patents

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Abstract

除草用組成物であって、通常の不活性な製剤用アジュバントに加え、
a)一般式(I)の化合物:
【化1】
Figure 2005504831

と、
b)併用して相乗効果を示すのに有効な量の1種類以上の除草剤との混合物を含んでおり、併用する除草剤の選択は、パラコート(592)、メソトリオン(500)、スルコトリオン(710)、クロマゾン(159)、フェントラザミド(340)、メフェナセット(491)、オキサジクロメフォン(583)、インダノファン(450)、グリフォセート(407)、プロスルフォカルブ(656)、モリネート(542)、トリアスルフロン(773)、ハロスルフロン-メチル(414)からなるグループの中から行なうが、一般式(I)の化合物+メフェナセット、一般式(I)の化合物+クロマゾン、一般式(I)の化合物+グリフォセートという活性成分の組み合わせは除く、除草用組成物。本発明の組成物には毒性緩和剤も含まれていてよい。

Description

【発明の開示】
【0001】
本発明は、有益な植物(例えばイネ)の雑草を選択的に制御するのに適した除草用活性成分の組み合わせを含む、新規な除草用組成物に関する。
【0002】
本発明は、上記除草用組成物を用いて有益な作物中の雑草を制御する方法と、この新規な組成物をその目的で使用する方法にも関する。
【0003】
一般式(I)で表わされるa)2-クロロ-N-(2,6-ジエチルフェニル)-N-(2プロポキシエチル)アセトアミドという化合物:
【化1】
Figure 2005504831
は、除草活性を示す。そのことは、例えば英国特許出願公報第1 438 311号と第1 438 312号に記載されている。
【0004】
驚くべきことに、複数の活性成分をいろいろな量にして組み合わせると、すなわち一般式(I)の化合物a)を、以下のb)にリストにして示す除草用活性成分(そのすべてが公知であり、いくつかのものは市販もされている)のうちの1種類以上と組み合わせると、相乗効果を示し、特に、有益な植物に発生する雑草と草の大部分を、その有益な植物に対して明らかな害をまったく与えることなく、発生前と発生後のいずれの場合にも制御できることがわかった。
【0005】
そこで本発明により、選択的に雑草を制御するための新規な除草用の相乗作用性組成物が提供される。この組成物は、通常の不活性な製剤用アジュバントに加え、活性成分として、
a)除草に有効な量の一般式(I)の化合物:
【化2】
Figure 2005504831
と、
b)併用して相乗効果を示すのに有効な量の1種類以上の除草剤との混合物を含んでいる。併用する除草剤の選択は、パラコート(592)、メソトリオン(500)、スルコトリオン(710)、クロマゾン(159)、フェントラザミド(340)、メフェナセット(491)、オキサジクロメフォン(583)、インダノファン(450)、グリフォセート(407)、プロスルフォカルブ(656)、モリネート(542)、トリアスルフロン(773)、ハロスルフロン-メチル(414)からなるグループの中から行なう。ただし、一般式(I)の化合物+メフェナセット、一般式(I)の化合物+クロマゾン、一般式(I)の化合物+グリフォセートという活性成分の組み合わせは除く。
【0006】
一般式(I)の化合物は、プレチラクロールという一般名で知られる除草剤であり、例えば「The Pesticide Manual」、C.D.S. Tomlin編、第12版、British Crop Protection Council、2000年の中に(632)という記載番号で記載されており、CAS-Reg.番号[51218-49-6]として登録されている。
【0007】
上記のb)に示した除草用活性成分は公知であり、例えば「The Pesticide Manual」、C.D.S. Tomlin編、第12版、British Crop Protection Council、2000年の中に、括弧の中に記載番号を入れた形で記載されている。例えばメソトリオン(500)は、記載番号500番としてこの本に記載されている。
【0008】
個々の活性成分を以下のように組み合わせると、特に効果的な相乗作用性組成物になることがわかった。すなわち、一般式(I)の化合物+パラコート;一般式(I)の化合物+フェントラザミド;一般式(I)の化合物+メソトリオン;一般式(I)の化合物+スルコトリオン;一般式(I)の化合物+オキサジクロメフォン;一般式(I)の化合物+インダノファン;一般式(I)の化合物+モリネート;一般式(I)の化合物+プロスルフォカルブ;一般式(I)の化合物+トリアスルフロン;一般式(I)の化合物+ハロスルフロン-メチルという組み合わせである。
【0009】
やはり特に効果的な相乗作用性組成物として、個々の活性成分を以下のように組み合わせたものが挙げられる。すなわち、一般式(I)の化合物+モリネート+トリアスルフロン;一般式(I)の化合物+モリネート+メソトリオン;一般式(I)の化合物+モリネート+ハロスルフロン-メチル;一般式(I)の化合物+メソトリオン+トリアスルフロン;一般式(I)の化合物+メソトリオン+ハロスルフロン-メチルという組み合わせである。
【0010】
特に驚くべきなのは、一般式(I)で表わされるa)という活性成分を、b)に示した併用する除草剤の中から選択した1種類以上の除草剤と組み合わせると、制御すべき雑草に対して原理的に期待される単なる和以上の作用を示すため、特に以下の2つの点で個々の活性成分の作用範囲が広がることである。第1の点は、一般式(I)で表わされる化合物a)およびそれと併用する除草剤b)のそれぞれについて使用量を減らしても良好な作用レベルを維持できることである。第2の点は、少ない使用量では個々の物質が農業の観点からして役に立たなくなった場合にも、本発明の組成物により高いレベルで雑草の制御ができることである。結果として、対応できる雑草の種類が非常に多くなり、有益な植物に関する選択性も向上する。これは、活性成分を意図せず過剰に投与する場合に必要かつ望ましいことである。本発明の組成物を用いると、有益な植物の雑草をうまく制御した状態を保ったまま、その植物を成長させることが従来よりも柔軟にできる。
【0011】
本発明の組成物は、農業において重要な多数の雑草を駆除するのに使用できる。そのような雑草としては、例えば、ハリイ、キンレンカ、ルドウィギア種、メヒシバ、リンデルニア種、エノコログサ、テンツキ、カヤ、ナス、インゲンマメ、ヒエ、フトイ、ミズアオイ、オモダカ、スズメノテッポウ、セイバンモロコシ、アイアシ、カヤツリグサ、アブティロン、キンゴジカ、オナモミ、イポミア、シュンギクが挙げられる。本発明の組成物は、発生前適用、発生後適用、種子ドレッシングなど、農業で通常利用されているあらゆる適用方法に適している。本発明の組成物は、特にイネなどの有益な植物の雑草を制御するのに適している。
【0012】
“有益な植物”には、従来の生育法または遺伝子工学的方法を実施した結果として除草剤に対して抵抗力ができた植物が含まれるものとする。
【0013】
本発明の組成物は、一般式(I)で表わされる化合物a)およびそれと併用する除草剤b)を、望む任意の混合比で含んでいる。しかし通常は、一方の成分が他方の成分よりも多い。一般に、一般式(I)の化合物と、それと併用する除草剤b)の混合比(重量比)は、1:2000〜2000:1、さらに特定するならば200:1〜1:200である。
【0014】
適用量はさまざまであり、土壌の性質、適用方法(発生前、発生後;種子ドレッシング;種子を播いた畝の間への適用;耕耘なしの適用など)、作物の種類、制御する雑草の種類、その地で一般的な気象条件、適用方法によって決まる他の因子、適用時期、標的とする作物の種類に依存する。本発明による活性成分混合物は、一般に、1ヘクタールにつき活性成分混合物を1〜5000gの割合で、さらに特定するならば1〜2000gの割合で適用することができる。
【0015】
本発明は、有益な作物中の雑草や草を選択的に制御する方法にも関する。この方法は、有益な植物、その種子、有益な植物を切り取った一部、あるいは有益な植物が栽培されている区域を、除草剤a)およびそれと併用する少なくとも1種類の除草剤b)を、除草相乗作用を示すのに有効な量だけ、同時に、または別々に用いて処理する操作を含んでいる。好ましいのは、除草剤a)を有益な植物(特にイネ)に対して、あるいは有益な植物を栽培している場所に適用し、それと併用する1つの除草剤b)を、あるいは場合によっては複数の除草剤b)からなる混合物を、除草剤a)と同時に適用する、あるいは後日に適用する操作を含む方法である。上に掲載したのと同じ活性成分が、除草剤a)および除草剤b)として適している。
【0016】
一般式(I)で表わされる化合物a)と、それと併用する除草剤b)からなる混合物は、修飾されていない形態、すなわち合成されたままの形態が可能である。しかし製剤技術で通常利用されているアジュバント(例えば溶媒、固体基剤、界面活性剤)とともに一般的な方法で製剤化し、例えば乳化可能な濃縮物、直接スプレーまたは希釈することのできる溶液、湿潤化可能な粉末、可溶性粉末、ダスト、粒子、マイクロカプセルにすることが好ましい。これについてはWO 97/34483号の9〜13ページに記載されている。組成物の性質と同様、適用方法、例えばスプレー、噴霧、ダスティング、湿潤化、分散、注入は、目的と状況に応じて選択する。
【0017】
製剤、すなわち一般式(I)で表わされる化合物a)およびそれと併用する除草剤b)に加え、場合によっては1種類以上の固体または液体の製剤用アジュバントを含む組成物、調製物、混合物は、公知の方法で調製する。例えば活性成分を製剤用アジュバント(例えば溶媒または固体基剤)と密に混合すること、および/または両者を粉砕することによって製剤を調製する。さらに、製剤を調製する際には界面活性化合物(界面活性剤)も使用できる。
【0018】
溶媒および固体基剤の具体例は、例えばWO 97/34485号の6ページに記載されている。
【0019】
製剤化する一般式(I)化合物およびそれと併用する除草剤b)の性質に応じ、適切な界面活性化合物は、乳化特性、分散特性、湿潤特性が優れた非イオン性界面活性剤、カチオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、界面活性剤混合物のいずれかになる。
【0020】
適切なアニオン界面活性剤、非イオン性界面活性剤、カチオン界面活性剤は、例えばWO 97/34485号の7〜8ページに記載されている。
【0021】
製剤技術で通常使用されている界面活性剤も、本発明による除草用組成物の調製に適している。そのような界面活性剤は、特に「McCutcheon's Detergents and Emulsifiers Annual」、MCPublishing Corp.、リッジウッド、ニュージャージー州、1981年;Stache, H.、「Tensid-Taschenbuch」、Carl Hanser社、ミュンヘン/ウィーン、1981年;M. AshとJ. Ash、「Encyclopedia of Surfactants」、第I〜III巻、Chemical Publishing社、ニューヨーク、1980〜1981年に記載されている。
【0022】
除草用製剤は、通常、一般式(I)の化合物およびそれと併用する除草剤b)を含む活性成分混合物を0.1〜99重量%(さらに特定するならば0.1〜95重量%)と、固体または液体の製剤用アジュバントを1〜99.9重量%と、界面活性剤を0〜25重量%(さらに特定するならば0.1〜25重量%)含んでいる。
【0023】
市販品は通常は濃縮物の形態になった製剤であるが、エンド・ユーザーは、普通は希釈製剤として使用する。本発明の組成物は、安定剤(例えば植物油またはエポキシ化した植物油(エポキシ化したココナツ油、ナタネ油、ダイズ油))、消泡剤(例えばシリコーン油)、保存剤、粘性調節剤、結合剤、増粘剤などの添加剤のほか、肥料やそれ以外の活性成分も含むことができる。好ましい製剤は、特に以下のような組成になっている(%=重量%)。
乳化可能な濃縮物:
活性成分の混合物: 1〜90%、好ましくは5〜20%
界面活性剤: 1〜30%、好ましくは10〜20%
液体基剤: 5〜94%、好ましくは70〜85%
ダスト:
活性成分の混合物: 0.1〜10%、好ましくは0.1〜5%
固体基剤: 99.9〜90%、好ましくは99.9〜99%
懸濁濃縮物:
活性成分の混合物: 5〜75%、好ましくは10〜50%
水: 94〜24%、好ましくは88〜30%
界面活性剤: 1〜40%、好ましくは2〜30%
湿潤化可能な粉末:
活性成分の混合物: 0.5〜90%、好ましくは1〜80%
界面活性剤: 0.5〜20%、好ましくは1〜15%
固体基剤: 5〜95%、好ましくは15〜90%
粒子:
活性成分の混合物: 0.1〜30%、好ましくは0.1〜15%
固体基剤: 99.5〜70%、好ましくは97〜85%
【0024】
以下の実施例により本発明を説明するが、本発明がこれら実施例に限定されることはない。
F1.乳化可能な濃縮物: a) b) c) d)
活性成分の混合物 5% 10% 25% 50%
ドデシルベンゼンスルホン酸
カルシウム 6% 8% 6% 8%
ヒマシ油ポリグリコールエーテル
(エチレンオキシドが36モル) 4% - 4% 4%
オクチルフェノールポリグリコールエーテル
(エチレンオキシドが7〜8モル) - 4% - 2%
シクロヘキサノン - - 10% 20%
芳香族炭化水素混合物C9〜C12 85% 78% 55% 16%
望む濃度のエマルジョンは、このような濃縮物を水で希釈することによって得られる。
【0025】
F2.溶液 a) b) c) d)
活性成分の混合物 5% 10% 50% 90%
1-メトキシ-3-(3-メトキシ-
プロポキシ)-プロパン - 20% 20% -
ポリエチレングリコール
分子量400 20% 10% - -
N-メチル-2-ピロリドン - - 30% 10%
芳香族炭化水素混合物C9〜C12 75% 60% - -
このような溶液は、微小液滴の形態で使用するのに適している。
【0026】
F3.湿潤化可能な粉末 a) b) c) d)
活性成分の混合物 5% 25% 50% 80%
リグノスルホン酸ナトリウム 4% - 3% -
ラウリル硫酸ナトリウム 2% 3% - 4%
ジイソブチルナフタレン
スルホン酸ナトリウム - 6% 5% 6%
オクチルフェノールポリグリコールエーテル
(エチレンオキシドが7〜8モル) - 1% 2% -
よく分散されたケイ酸 1% 3% 5% 10%
カオリン 88% 62% 35% -
活性成分(または活性成分の混合物)をアジュバントと完全に混合し、この混合物を適切な粉砕器の中で完全にすりつぶすと、湿潤化可能な粉末が得られる。この粉末を水で希釈すると、望む濃度の懸濁液にすることができる。
【0027】
F4.コーティングされた粒子 a) b) c)
活性成分の混合物 0.1% 5% 15%
よく分散されたケイ酸 0.9% 2% 2%
無機基剤(直径0.1〜1mm)
(例えばCaCO3、SiO2) 99.0% 93% 83%
活性成分(または活性成分の混合物)を塩化メチレンに溶かし、スプレーによって基剤に付着させた後、溶媒を真空中で蒸発させる。
【0028】
F5.コーティングされた粒子 a) b) c)
活性成分の混合物 0.1% 5% 15%
ポリエチレングリコール
分子量200 1.0% 2% 3%
よく分散されたケイ酸 0.9% 1% 2%
無機基剤(直径0.1〜1mm)
(例えばCaCO3、SiO2) 98.0% 92% 80%
細かくすりつぶした活性成分(または活性成分の混合物)を、混合装置の中で、ポリエチレングリコールで湿らせた基剤に均一に付着させる。このようにして、ダストではないコーティングされた粒子が得られる。
【0029】
F6.押し出しによる粒子 a) b) c) d)
活性成分の混合物 0.1% 3% 5% 15%
リグノスルホン酸ナトリウム 1.5% 2% 3% 4%
カルボキシメチルセルロース 1.4% 2% 2% 2%
カオリン 97.0% 93% 90% 79%
活性成分(または活性成分の混合物)をアジュバントと混合してすりつぶし、この混合物を水で湿らせる。この混合物を押し出した後、空気流で乾燥させる。
【0030】
F7.ダスト a) b) c)
活性成分の混合物 0.1% 1% 5%
タルク 39.9% 49% 35%
カオリン 60.0% 50% 60%
活性成分(または活性成分の混合物)を基剤と混合し、この混合物を適切な粉砕器の中ですりつぶすことにより、そのまま使用可能なダストが得られる。
【0031】
F8.懸濁濃縮物 a) b) c) d)
活性成分の混合物 3% 10% 25% 50%
エチレングリコール 5% 5% 5% 5%
ノニルフェノールポリグリコールエーテル
(エチレンオキシドが15モル) - 1% 2% -
リグノスルホン酸ナトリウム 3% 3% 4% 5%
カルボキシメチルセルロース 1% 1% 1% 1%
37%ホルムアルデヒド水溶液 0.2% 0.2% 0.2% 0.2%
シリコーン油のエマルジョン 0.8% 0.8% 0.8% 0.8%
水 87% 79% 62% 38%
細かくすりつぶした活性成分(または活性成分の混合物)をアジュバントとよく混合すると、懸濁濃縮物が得られる。この懸濁濃縮物を水で希釈することにより、任意の濃度の懸濁液が得られる。
【0032】
一般式(I)の化合物とその混合相手を別々に製剤化し、適用する少し前に、適用装置の中で望む混合比の“タンク混合物”の形態にするほうが実用的であることがしばしばある。
【0033】
生物での実施例:
一般式(I)の化合物と、それと併用する除草剤b)を活性成分として組み合わせたものの作用が、個々の活性成分を別々に適用したときの作用の和よりも大きいときにはいつでも相乗効果が存在している。
【0034】
所定の2種類の除草剤を組み合わせたときに期待される除草作用Weは、以下のようにして計算できる(Colby, S.R.、「Calculating synergistic and antagonistic response of herbicide combinations」(Weeds15、20〜22ページ、1967年)を参照のこと):
We = X + [Y・(100 - X)/100]
ただし、
X=一般式(I)の化合物を1ヘクタールにつきp kgの割合で使用して処理したときの除草作用の割合を、未処理の対照(=0%)と比較した値;
Y=併用する除草剤b)を1ヘクタールにつきq kgの割合で用いて処理したときの除草作用の割合を、未処理の対照と比較した値;
We=活性成分として一般式(I)の化合物およびそれと併用する除草剤b)を1ヘクタールにつきp+q kgの割合で使用したときに期待される除草作用(未処理の対照と比較した除草作用の割合)である。
【0035】
期待値Weよりも大きな作用が実際に観察された場合には、相乗効果が存在している。
【0036】
一般式(I)で表わされるa)という化合物を除草剤b)と組み合わせた場合の相乗効果を以下の実施例に示す。
【0037】
実施例B1:実験の説明 - 発生前テスト
プラスチック製の植木鉢に入れた標準的な土の中で、テスト用の単子葉植物と双子葉植物を成長させる。成長させた直後、スプレーにより、テスト化合物を、単独で、あるいは混合物として、土の表面に適用する。テスト化合物は、25%懸濁濃縮物(実施例F8、c)から調製した水性懸濁液の形態にして、1ヘクタールにつき500リットルの割合で適用する。適用量は、屋外の条件または温室の条件において確認した最適濃度がいくらであるかによって異なる。次に、テスト用植物を温室にて最適な条件下で成長させる。テスト結果は、1〜4週間後に評価する(%作用、100%=植物が枯れる、0%=植物毒性作用なし)。
【0038】
このテストで使用した混合物は、優れた相乗効果を示す。
【0039】
実施例B2:実験の説明 - 発生後テスト
温室に入れた植木鉢の中で、テスト用植物を葉が1〜3葉期となるまで成長させる。標準的な土を栽培用基質として使用する。葉が1〜3葉期で、テスト用植物に対し、除草剤を単独で、あるいは混合物として適用する。テスト化合物は25%懸濁濃縮物(実施例F8、c)から調製した懸濁液の形態にして、1ヘクタールにつき500リットルの割合で適用する。適用量は、屋外の条件または温室の条件において確認した最適濃度がいくらであるかによって異なる。テスト結果は、1〜4週間後に評価する(%作用、100%=植物が枯れる、0%=植物毒性作用なし)。
【0040】
このテストで使用した混合物は、優れた相乗効果を示す。
【0041】
驚くべきことに、特定の毒性緩和剤が、本発明の相乗作用性組成物と混合するのに適していることが見いだされた。したがって本発明は、有益な植物、中でもイネに対する草や雑草を制御するため、一般式(I)で表わされる化合物a)と、それと併用する除草剤b)の中から選択した1種類以上の化合物と、毒性緩和剤(中和剤、解毒剤)とを含んでいて、除草剤の植物毒性作用から有益な植物を保護するが、雑草は保護しない選択的除草用組成物と、このような組成物を使用して有益な植物中の雑草を制御する方法にも関する。
【0042】
また本発明により、通常の不活性な製剤用アジュバント(基剤、溶媒、湿潤剤など)に加え、活性成分として、
ab)一般式(I)の化合物a)およびそれと併用する除草剤b)の中から選択した1種類以上の化合物が、これら除草剤が相乗効果を示すのに有効な量と、
c)一般式(3.1):
【化3】
Figure 2005504831
で表わされる化合物が、除草剤に対する拮抗作用を示すのに有効な量含まれた混合物を含む選択的な除草用組成物も提供される。
【0043】
一般式(3.1)の化合物は、フェンクロリムという一般名で知られる除草剤であり、例えば「The Pesticide Manual」、第12版、British Crop Protection Council、2000年の中に、記載番号(325)として記載されている。
【0044】
本発明による好ましい選択的組成物は、一般式(I)の化合物およびそれと併用する除草剤b)の中から選択した1種類以上の化合物を含む特に効果的な上記の相乗作用性組成物と組み合わせ、毒性緩和剤として一般式(3.1)の化合物を含んでいる。
【0045】
特に好ましい選択的組成物としては、以下のような特別な活性成分の組み合わせが挙げられる。すなわち、一般式(I)の化合物+モリネート+トリアスルフロン+フェンクロリム;一般式(I)の化合物+モリネート+メソトリオン+フェンクロリム;一般式(I)の化合物+モリネート+ハロスルフロン-メチル+フェンクロリム;一般式(I)の化合物+メソトリオン+トリアスルフロン+フェンクロリム;一般式(I)の化合物+メソトリオン+ハロスルフロン-メチル+フェンクロリムという組み合わせである。
【0046】
本発明は、有益な植物の雑草を選択的に制御するため、その有益な植物、その種子、有益な植物を切り取った一部、あるいは有益な植物が栽培されている区域を、ab)一般式(I)の除草剤a)およびそれと併用する除草剤b)の中から選択した1種類以上の除草剤を、除草相乗作用を示すのに有効な量と、一般式(3.1)の毒性緩和剤c)を、除草剤に対する拮抗作用を示すのに有効な量だけ用いて処理する操作を含む方法にも関する。
【0047】
上記の除草剤による殺傷効果から一般式(3.1)の毒性緩和剤で保護することのできる有益な植物としては、特にイネが考えられる。“有益な植物”には、従来の生育法または遺伝子工学的方法を実施した結果として除草剤に対して抵抗力ができた植物が含まれるものとする。
【0048】
制御すべき雑草としては単子葉植物と双子葉植物の両方が可能であり、例えば、ハリイ、キンレンカ、ルドウィギア種、メヒシバ、リンデルニア種、エノコログサ、テンツキ、カヤ、ナス、インゲンマメ、ヒエ、フトイ、ミズアオイ、オモダカ、スズメノテッポウ、セイバンモロコシ、アイアシ、カヤツリグサ、アブティロン、キンゴジカ、オナモミ、イポミア、シュンギクが挙げられる。
【0049】
栽培区域には、有益な植物をすでに栽培している区域、またはその有益な植物の種子をすでに播いた区域のほか、そのような有益な植物を栽培することを予定している区域が含まれる。
【0050】
目的とする用途が何であるかに応じ、一般式(3.1)の毒性緩和剤を用いて有益な植物の種子を予備処理すること(その種子、有益な植物を切り取った一部に対するドレッシング)、あるいは種子を播く前または播いた後に一般式(3.1)の毒性緩和剤を土の中に導入することができる。しかし毒性緩和剤は、植物が発芽した後に単独で、あるいは除草剤と合わせて適用することもできる。したがって植物または種子を毒性緩和剤で処理する作業は、原則として、除草剤を適用する時期とは関係なく実行することができる。しかし植物は、除草剤と毒性緩和剤を同時に(例えばタンク混合物の形態で)適用して処理することもできる。除草剤の適用量に対する毒性緩和剤の適用量の比は、適用方法によって大きく異なる。栽培地で処理を行なう場合には、毒性緩和剤と除草剤の組み合わせを含むタンク混合物を使用するか、あるいは毒性緩和剤と除草剤を別々に適用することになるが、毒性緩和剤と除草剤の比は、一般に100:1〜1:10であり、より好ましいのは20:1〜1:1である。栽培地で処理を行なう場合には、毒性緩和剤を一般に1ヘクタールにつき1〜1000g、より好ましくは1〜250g適用する。
【0051】
除草剤の適用量は、一般に1ヘクタールにつき1〜5000gであるが、好ましいのは1〜2000gである。
【0052】
本発明の組成物は、農業で一般に利用されているあらゆる適用方法(例えば発生前適用、発生後適用、種子ドレッシング)に適している。
【0053】
種子ドレッシングを行なう場合には、一般に、毒性緩和剤を種子1kgにつき0.001〜10g、より好ましくは0.05〜2g適用する。種播期のしばらく前に液体の形態になった毒性緩和剤に種子を浸す場合には、活性成分が1〜10,000ppm、より好ましくは100〜1,000ppmの濃度で含まれた毒性緩和剤溶液を使用することが好ましい。
【0054】
適用を行なうためには、一般式(3.1)の毒性緩和剤と、ab)一般式(I)の化合物a)およびそれと併用する除草剤b)の中から選択した1種類以上の化合物を、製剤技術で一般に使用されているアジュバントとともに製剤化し、例えば乳化可能な濃縮物、コーティング可能なペースト、直接スプレーすることが可能な溶液、希釈可能な溶液、希釈したエマルジョン、湿潤化可能な粉末、可溶性粉末、ダスト、粒子、マイクロカプセルなどにするとよい。
【0055】
このような製剤は、例えばWO 97/34483号の9〜13ページに記載されている。製剤は、例えば、活性成分を液体または固体の製剤用アジュバント(例えば溶媒または固体基剤)と密に混合する、および/または粉砕するなどの公知の方法で調製する。製剤の調製には界面活性化合物(界面活性剤)も用いることができる。この目的に適した溶媒と固体基剤は、例えばWO 97/34485号の6ページに記載されている。
【0056】
製剤化する一般式(I)の除草剤およびそれと併用する除草剤b)からなる活性成分ab)と、一般式(3.1)の毒性緩和剤c)の性質に応じ、適切な界面活性化合物は、乳化特性、分散特性、湿潤特性が優れた非イオン性界面活性剤、カチオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、界面活性剤混合物のいずれかになる。適切なアニオン界面活性剤、非イオン性界面活性剤、カチオン界面活性剤は、例えばWO 97/34485号の7〜8ページに記載されている。製剤技術で通常使用されている界面活性剤も、本発明による除草用組成物の調製に適している。そのような界面活性剤は、特に「McCu tcheoris Detergents and Emulsifiers Annual」、MCPublishing Corp.、リッジウッド、ニュージャージー州、1981年;Stache, H.、「Tensid-Taschenbuch」、Carl Hanser社、ミュンヘン/ウィーン、1981年;M. AshとJ. Ash、「Encyclopedia of Surfactants」、第I〜III巻、Chemical Publishing社、ニューヨーク、1980〜1981年に記載されている。
【0057】
除草用製剤は一般に、ab)一般式(I)の除草剤およびそれと併用する除草剤b)の中から選択した少なくとも1種類以上の除草剤と、一般式(3.1)の毒性緩和剤c)とを含む活性成分混合物を0.1〜99重量%(さらに特定するならば0.1〜95重量%)と、固体または液体の製剤用アジュバントを1〜99.9重量%と、界面活性剤を0〜25重量%(さらに特定するならば0.1〜25重量%)含んでいる。市販品は濃縮物として製剤化されていることが好ましいが、エンドユーザーは一般に希釈製剤を使用することになろう。
【0058】
本発明の組成物はさらに、添加剤のほか、肥料やそれ以外の活性成分も含んでいてよい。添加剤としては、例えば、安定化剤(例えば植物油またはエポキシ化された植物油(エポキシ化されたココナツ油、ナタネ油、ダイズ油))、消泡剤(例えばシリコーン油)、保存剤、粘性調節剤、結合剤、増粘剤などが挙げられる。一般式(3.1)の毒性緩和剤c)またはそれを含む組成物を使用して有益な植物をab)一般式(I)の除草剤およびそれと併用する除草剤b)の殺傷効果から保護するには、さまざまな方法や技術が考えられる。その具体例は以下の通りである。
【0059】
i)種子ドレッシング
a)一般式(3.1)の化合物を湿潤化可能な粉末製剤にしたものを用い、容器内で種子の表面に均一に分布するまで揺らすことによって種子に対するドレッシングを行なう(乾燥ドレッシング)。この方法では、種子100kgにつき一般式(3.1)の化合物を約1〜500g(湿潤化可能な粉末を4g〜2kg)使用する。
b)一般式(3.1)で表わされる化合物の乳化可能な濃縮物を用いて方法a)に従って種子に対するドレッシングを行なう(湿潤化ドレッシング)。
c)一般式(3.1)の化合物を100〜1000ppm含む液体の中に種子を1〜72時間にわたって浸し、場合によってはその後種子を乾燥させることによってドレッシングを行なう(浸漬ドレッシング)。
【0060】
種子ドレッシングまたは発芽した苗の処理は、当然ながら適用の好ましい方法である。というのも、活性成分を用いた処理は、全面的に標的とする有益な植物を対象としているからである。一般に種子100kgにつき解毒剤を1〜1000g、より好ましくは5〜250g使用するが、どのような方法を用いるかに応じ、他の活性成分や微量栄養素を添加することも可能であり、ここに示した限界値よりも多い量または少ない量の解毒剤を使用することも可能である(繰り返しドレッシング)。
【0061】
ii)タンク混合物としての適用
解毒剤と除草剤を混合した液体製剤を使用する(一方に対する他方の重量比は10:1〜1:100)。除草剤の適用量は、1ヘクタールにつき0.005〜5.0kgである。このようなタンク混合物は、種を播く前または種を播いた後に適用する。
【0062】
iii)種子を播いた畝の間への適用
一般式(3.1)の化合物は、乳化可能な濃縮物、湿潤化可能な粉末、粒子のいずれかの形態で、種子を播いた畝の間に導入する。畝の間全体が覆われると、除草剤を通常の発生前適用法で適用する。
【0063】
iv)活性成分の制御放出
一般式(3.1)の化合物を溶液中で無機の粒子状基剤または重合化した粒子(尿素/ホルムアルデヒド)に付着させた後、乾燥させる。望むのであれば、特定の期間にわたって決められた量の活性成分が放出され続けるようなコーティングを施すこともできる(コーティングされた粒子)。好ましい製剤は、特に以下のような組成になっている(%=重量%)。
乳化可能な濃縮物:
活性成分の混合物: 1〜90%、好ましくは5〜20%
界面活性剤: 1〜30%、好ましくは10〜20%
液体基剤: 5〜94%、好ましくは70〜85%
ダスト:
活性成分の混合物: 0.1〜10%、好ましくは0.1〜5%
固体基剤: 99.9〜90%、好ましくは99.9〜99%
懸濁濃縮物:
活性成分の混合物: 5〜75%、好ましくは10〜50%
水: 94〜24%、好ましくは88〜30%
界面活性剤: 1〜40%、好ましくは2〜30%
湿潤化可能な粉末:
活性成分の混合物: 0.5〜90%、好ましくは1〜80%
界面活性剤: 0.5〜20%、好ましくは1〜15%
固体基剤: 5〜95%、好ましくは15〜90%
粒子:
活性成分の混合物: 0.1〜30%、好ましくは0.1〜15%
固体基剤: 99.5〜70%、好ましくは97〜85%
【0064】
以下の実施例により本発明をさらに説明するが、本発明がこれら実施例に限定されることはない。
【0065】
ab)一般式Iの除草剤およびそれと併用する除草剤b)と、一般式(3.1)の毒性緩和剤c)の混合物に関する製剤の実施例(%=重量%)
F1.乳化可能な濃縮物: a) b) c) d)
活性成分の混合物 5% 10% 25% 50%
ドデシルベンゼンスルホン酸
カルシウム 6% 8% 6% 8%
ヒマシ油ポリグリコールエーテル
(エチレンオキシドが36モル) 4% - 4% 4%
オクチルフェノールポリグリコールエーテル
(エチレンオキシドが7〜8モル) - 4% - 2%
シクロヘキサノン - - 10% 20%
芳香族炭化水素混合物C9〜C12 85% 78% 55% 16%
望む濃度のエマルジョンは、このような濃縮物を水で希釈することによって得られる。
【0066】
F2.溶液 a) b) c) d)
活性成分の混合物 5% 10% 50% 90%
1-メトキシ-3-(3-メトキシ-
プロポキシ)-プロパン - 20% 20% -
ポリエチレングリコール
分子量400 20% 10% - -
N-メチル-2-ピロリドン - - 30% 10%
芳香族炭化水素混合物C9〜C12 75% 60% - -
このような溶液は、微小液滴の形態で使用するのに適している。
【0067】
F3.湿潤化可能な粉末 a) b) c) d)
活性成分の混合物 5% 25% 50% 80%
リグノスルホン酸ナトリウム 4% - 3% -
ラウリル硫酸ナトリウム 2% 3% - 4%
ジイソブチルナフタレン
スルホン酸ナトリウム - 6% 5% 6%
オクチルフェノールポリグリコールエーテル
(エチレンオキシドが7〜8モル) - 1% 2% -
よく分散されたケイ酸 1% 3% 5% 10%
カオリン 88% 62% 35% -
活性成分(または活性成分の混合物)をアジュバントと完全に混合し、この混合物を適切な粉砕器の中で完全にすりつぶすと、湿潤化可能な粉末が得られる。この粉末を水で希釈すると、望む濃度の懸濁液にすることができる。
【0068】
F4.コーティングされた粒子 a) b) c)
活性成分の混合物 0.1% 5% 15%
よく分散されたケイ酸 0.9% 2% 2%
無機基剤(直径0.1〜1mm)
(例えばCaCO3、SiO2) 99.0% 93% 83%
活性成分(または活性成分の混合物)を塩化メチレンに溶かし、スプレーによって基剤に付着させた後、溶媒を真空中で蒸発させる。
【0069】
F5.コーティングされた粒子 a) b) c)
活性成分の混合物 0.1% 5% 15%
ポリエチレングリコール
分子量200 1.0% 2% 3%
よく分散されたケイ酸 0.9% 1% 2%
無機基剤(直径0.1〜1mm)
(例えばCaCO3、SiO2) 98.0% 92% 80%
細かくすりつぶした活性成分(または細かくすりつぶした活性成分の混合物)を、混合装置の中で、ポリエチレングリコールで湿らせた基剤に均一に付着させる。このようにして、ダストではないコーティングされた粒子が得られる。
【0070】
F6.押し出しによる粒子 a) b) c) d)
活性成分の混合物 0.1% 3% 5% 15%
リグノスルホン酸ナトリウム 1.5% 2% 3% 4%
カルボキシメチルセルロース 1.4% 2% 2% 2%
カオリン 97.0% 93% 90% 79%
活性成分(または活性成分の混合物)をアジュバントと混合してすりつぶし、この混合物を水で湿らせる。この混合物を押し出した後、空気流で乾燥させる。
【0071】
F7.ダスト a) b) c)
活性成分の混合物 0.1% 1% 5%
タルク 39.9% 49% 35%
カオリン 60.0% 50% 60%
活性成分(または活性成分の混合物)を基剤と混合し、この混合物を適切な粉砕器の中ですりつぶすことにより、そのまま使用可能なダストが得られる。
【0072】
F8.懸濁濃縮物 a) b) c) d)
活性成分の混合物 3% 10% 25% 50%
エチレングリコール 5% 5% 5% 5%
ノニルフェノールポリグリコールエーテル
(エチレンオキシドが15モル) - 1% 2% -
リグノスルホン酸ナトリウム 3% 3% 4% 5%
カルボキシメチルセルロース 1% 1% 1% 1%
37%ホルムアルデヒド水溶液 0.2% 0.2% 0.2% 0.2%
シリコーン油のエマルジョン 0.8% 0.8% 0.8% 0.8%
水 87% 79% 62% 38%
細かくすりつぶした活性成分(または細かくすりつぶした活性成分の混合物)をアジュバントとよく混合すると、懸濁濃縮物が得られる。この懸濁濃縮物を水で希釈することにより、任意の濃度の懸濁液が得られる。
【0073】
ab)一般式(I)の除草剤およびそれと併用する除草剤b)と、一般式(3.1)の毒性緩和剤c)を別々に製剤化し、適用する少し前に、適用装置の中で望む混合比の“タンク混合物”の形態にするほうが実用的であることがしばしばある。
【0074】
一般式(3.1)の毒性緩和剤が、有益な植物をab)一般式(I)の除草剤およびそれと併用する除草剤b)の植物毒性作用から保護する機能を有することを以下の実施例に示す。
【0075】
生物での実施例:毒性緩和作用
温室に入れた植木鉢の中で、テスト用植物を1〜4葉期まで成長させる。この段階で、除草剤のみと、除草剤を毒性緩和剤としてテストするテスト化合物と混合した混合物を、テスト用植物に適用する。テスト化合物は、25%懸濁濃縮物(実施例F8、c)から調製した水性懸濁液の形態にして、1ヘクタールにつき500リットルの割合で適用する。適用してから1〜4週間後、有益な植物(例えばイネ)に対する除草剤の植物毒性作用をパーセント・スケールを用いて評価する。100%はテスト用植物が枯れたことを示し、0%は植物毒性作用がないことを示す。本発明の混合物は、このテストにおいて優れた選択的除草作用を示す。

Claims (13)

  1. 雑草および草を選択的に制御するための相乗作用性除草用組成物であって、通常の不活性な製剤用アジュバントに加え、活性成分として、
    a)除草に有効な量の一般式(I)の化合物:
    Figure 2005504831
    と、
    b)併用して相乗効果を示すのに有効な量の1種類以上の除草剤との混合物を含んでおり、併用する除草剤の選択は、パラコート(Paraquat)(592)、メソトリオン(mesotrione)(500)、スルコトリオン(sulcotrione)(710)、クロマゾン(clomazone)(159)、フェントラザミド(fentrazamide)(340)、メフェナセット(mefenacet)(491)、オキサジクロメフォン(oxaziclomefone)(583)、インダノファン(indanofan)(450)、グリフォセート(glyphosate)(407)、プロスルフォカルブ(prosulfocarb)(656)、モリネート(molinate)(542)、トリアスルフロン(triasulfron)(773)、ハロスルフロン-メチル(halosulfuron-methyl)(414)からなるグループの中から行なうが、一般式(I)の化合物+メフェナセット、一般式(I)の化合物+クロマゾン、一般式(I)の化合物+グリフォセートという活性成分の組み合わせは除く、相乗作用性除草用組成物。
  2. 活性剤の特別な組み合わせとして、一般式(I)の化合物+パラコート;一般式(I)の化合物+フェントラザミド;一般式(I)の化合物+メソトリオン;一般式(I)の化合物+スルコトリオン;一般式(I)の化合物+オキサジクロメフォン;一般式(I)の化合物+インダノファン;一般式(I)の化合物+モリネート;一般式(I)の化合物+プロスルフォカルブ;一般式(I)の化合物+トリアスルフロン;一般式(I)の化合物+ハロスルフロン-メチルを選択する、請求項1に記載の相乗作用性除草用組成物。
  3. 活性剤の特別な組み合わせとして、一般式(I)の化合物+モリネート+トリアスルフロン;一般式(I)の化合物+モリネート+メソトリオン;一般式(I)の化合物+モリネート+ハロスルフロン-メチル;一般式(I)の化合物+メソトリオン+トリアスルフロン;一般式(I)の化合物+メソトリオン+ハロスルフロン-メチルを選択する、請求項1に記載の相乗作用性除草用組成物。
  4. 除草剤a)が、それと併用する除草剤b)に対して1:2000〜2000:1の重量比で存在している、請求項1に記載の相乗作用性除草用組成物。
  5. 有益な植物中で望ましくない植物が成長するのを選択的に制御する方法であって、有益な植物、その種子、有益な植物を切り取った一部、あるいは有益な植物が栽培されている区域を、請求項1に記載の除草剤a)およびそれと併用する少なくとも1種類の除草剤b)を、これら除草剤が相乗作用を示すのに有効な量だけ同時に、あるいは別々に用いて処理する操作を含む方法。
  6. 有益な上記植物がイネである、請求項5に記載の方法。
  7. 有益な上記植物を、活性成分の合計が1ヘクタールにつき1〜5000gとなる量に対応する量の上記の組成物を適用することによって処理する、請求項5に記載の方法。
  8. 請求項1に記載の組成物を用いて望ましくない植物の成長を制御する方法。
  9. 選択的除草用組成物であって、通常の不活性な製剤用アジュバント、例えば基剤、溶媒、湿潤剤に加え、活性成分として、
    ab)請求項1に記載の一般式(I)の化合物およびそれと併用する請求項1に記載の除草剤b)の中から選択した1種類以上の化合物が、これら除草剤が相乗作用を示すのに有効な量と、
    c)一般式(3.1)の化合物:
    Figure 2005504831
    が、除草剤に対する拮抗作用を示すのに有効な量
    含まれた混合物を含む選択的除草用組成物。
  10. 活性剤の特別な組み合わせとして、一般式(I)の化合物+モリネート+トリアスルフロン+フェンクロリム;一般式(I)の化合物+モリネート+メソトリオン+フェンクロリム;一般式(I)の化合物+モリネート+ハロスルフロン-メチル+フェンクロリム;一般式(I)の化合物+メソトリオン+トリアスルフロン+フェンクロリム;一般式(I)の化合物+メソトリオン+ハロスルフロン-メチル+フェンクロリムを選択する、請求項9に記載の選択的除草用組成物。
  11. 有益な植物に対する雑草および草を選択的に制御する方法であって、有益な植物、その種子、有益な植物を切り取った一部、あるいは有益な植物が栽培されている区域を、除草に有効な量の請求項9に記載の組成物を用いて処理する操作を含む方法。
  12. 除草剤の適用量が1ヘクタールにつき1〜5000gであり、毒性緩和剤の適用量が1ヘクタールにつき1〜1000gである、請求項11に記載の方法。
  13. 有益な上記植物がイネである、請求項11に記載の方法。
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