JP2005504326A - コンタクトレンズ・アプリケーターおよびそれに関連して使用されるカートリッジ - Google Patents
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Abstract
Description
関連出願の相互参照
本発明は、2001年5月2日提出の米国仮特許出願第60/288030号の優先権を主張しており、その特許の内容は、ここで参照することにより本明細書に組み込まれている。
【0002】
発明の分野
本発明は、目を処置する装置に関し、より詳細にはコンタクトレンズを保存し、そのコンタクトレンズを人の目に装着させる(または適用する)装置に関する。
【0003】
背景情報
視力を光学的に矯正する必要のある患者の多くは、コンタクトレンズを目に装着することができず、またそのようなことを望まないため、メガネを着用する。補助なくコンタクトレンズを目に装着できる人の略25%は、無菌状態(または殺菌された状態)を欠くために生じる面倒なことならびに/またはコンタクトレンズを洗浄して保存する必要性、およびコンタクトレンズを維持するためにコンタクトレンズと共に必要なコンテナーおよび洗浄溶液を移送する必要性から生じるフラストレーションまたは困難さのため、コンタクトレンズを使用することを止めてしまったものと考えられている。例えば、コンタクトレンズを保存するコンテナーは慎重に洗浄しなければならないものの、適切に洗浄するのは困難であり、多くの場合はそのようなことが不可能である。更に、このような人にとっては、コンタクトレンズを装着するのに典型的には鏡が必要とされ、メガネなしでは鏡により自分自身を見ることが困難であるために、補助なしにコンタクトレンズを目に装着することが更に困難なものとなっている。
【0004】
コンタクトレンズに関しては、クリーニング溶液と共にコンタクトレンズを完全に煮沸しないことその他の場合では不適切に洗浄することまたは目に装着する前にレンズを無菌状態に維持されないことによって生じる感染および/または毒反応に起因して多くの面倒なことが存在する。一定のこのような面倒なことは、洗浄溶液内に含まれる防腐剤に起因する。例えば、特定の保存剤は、強い作用を及ぼして刺激性があり、および/または、目の角膜の表層に対して損傷を与えるものであることが広く証明されている。
【0005】
コンタクトレンズを人の目に適当に装着するために行わなければならないことは多く存在し、それには、コンタクトレンズ(典型的には外径が約14.5mmである)を目蓋の間の開口部を通して適合させることができるように上目蓋および下目蓋を広く開いた状態にすること;コンタクトレンズを取り扱うおよび装着するのに用いる手を適当に洗浄すること;コンタクトレンズを目に面する正しい側面(または凹側)に適当に向けること;装着する時にコンタクトレンズを指の上で釣り合いが保たれる状態にすること;角膜を刺激せずにまたは装着する間でまばたきをせずに、コンタクトレンズを目の角膜の上に装着することが含まれる。角膜の刺激感応性は、人の組織の中で最も高いものであり、それゆえ、コンタクトレンズを装着する間で目蓋が適当な場所に維持されない場合には、そのような操作(または動作)が失敗することになる。
【0006】
上述を考慮すると、コンタクトレンズの装着に際して人を助力する幾つかの試みが為されている。例えば、リナルディー(Rinaldy)の米国特許第2919696号には、コンタクトレンズを装着する器具が示される。当該器具はリム13を含むカップ部材11を有する。ブラケット(bracket)14は、カップ部材11内に滑動可能(または摺動可能)にて取り付けられるレンズ支持要素20を支持する。使用に際して、レンズ支持要素20は、後退し(または引っ込み)、表面張力によってレンズを保持する。リム13を手で変形させ、目蓋に配置するので、リム13を緩和させると目蓋が開いたままに保持される。引き続いて、コンタクトレンズを目に置くためにレンズ支持要素20を押し下げた後、器具が取り除かれることになる。
【0007】
マッセンズ(Massenz)の米国特許第3910618号には、チューブ14によって洗浄ボトル(irrigation bottle)23に接続されるカップ11を有するコンタクトレンズ・アプリケーター(またはコンタクトレンズ装着用具、contact lens applicator)が供されている。チューブ14はカップ11内で滑動し、洗浄ボトル23からカップ11へと流体を連通状態にさせる。カップ11内のチューブの端部は、コンタクトレンズを受容するレンズ・シート19を有する。カップ11の遠位端部はリム12となっている。リム12およびカップの双方はゴムから形成される。操作に際して、リム12が握られることによって外側エッジが一体になる。リム12は目蓋に適用されることになる。圧縮状態が緩和されると、弾性のカップ11は目を広く露出させ続ける形状に再び戻る。そして、コンタクトレンズを目に配置するためにチューブ14を目の方に移動させ、必要な場合には、洗浄ボトル23によって流体が供される。
【0008】
クイン(Quinn)の米国特許第4113297号には、コンタクトレンズ32を挿入および取り外すデバイスが示される。スタンド11は、デバイスをフラットな面に直立になるように支持する。保存チャンバー15はフロート・チャンバー(float chamber)14と流体連通する。アプリケーター・アイピース(applicator eyepiece)16は、フロート・チャンバー14の頂部に取り付けられ、開口部を規定する。ロッド部材20は、開口部を通るように延在し、その頂部にてコンタクトレンズを受容する。ロッド部材20の高さは、フロート・チャンバー14内の流体レベルによって決定される。保存チャンバー15の可撓性部分が作動することによって、フロート・チャンバー14内の流体レベルが変化し、従って、ロッド部材20の高さが変化することになる。コンタクトレンズを装着するために、一方の手の指はアイピース16の上方で目を開けることを保持するのに用いられる。空いている手によって保存チャンバー15が作動されることによって、コンタクトレンズが目に置かれるようにロッド部材20が上昇することになる。
【0009】
また、レインソン(Reinson)らの米国特許第5069494号には、複数のコンタクトレンズを保存するコンタクトレンズ・アプリケーター25が示される。コンテナー部分10には、同様なものであって、相互にロックされる複数(または多数)の部分10が含まれる。各々の部分10には、液体内に置かれる1つのコンタクトレンズが含まれる。レンズは、5つのレッグ部20から形成される変形可能な突出部の上に支持される。部分10は、カバー面16ならびに内側ネジ山13および外側ネジ山14を有する側壁部を有する。隣接する部分10が隣の隣接する部分10のカバーを規定するように、隣接する部分10の内側ネジ山13および外側ネジ山14は、ねじ込まれることによって係合する。コンタクトレンズが置かれるベース部12によって部分10が完成される。
【0010】
このような従来技術の発明の各々に関連して、例えば指またはデバイス自体から生じるコンタミネーションが存在すること、レンズの挿入に相当な技術レベルが必要とされること、内蔵式の保存手段がないこと、レンズの挿入と同時に目蓋に係合して目蓋を開けたままに保持する手段がないこと等の問題が存在する。従って、本発明の目的は、コンタクトレンズ・アプリケーターおよびそれに関連して使用されるカートリッジを提供することであり、それによって、多くの上述のまたは他の問題、コンタクトレンズを装着および保存することに関連する欠点および/または不利益点を克服することである。
【0011】
発明の要旨
本発明は、中空の長尺ハウジングおよびそのハウジングにピボット回転できるように取り付けられる少なくとも1つのトリガーを含むハウジング・アッセンブリを有して成るコンタクトレンズ・アプリケーターを対象としている。目蓋を押し下げる(または押し上げるもしくは開ける)第1目蓋デプレッサー(first eyelid depressor)または同様の手段は、ハウジングの一方の端部に可動状態で取り付けられ、トリガーが押し下げられる際または他の場合ではトリガーが作動する際に第1目蓋デプレッサーを移動させるトリガーに連動状態で連結(または駆動連結)される。好ましくは、もう一方の目蓋を押し下げる第2目蓋デプレッサーまたは同様な手段は、ハウジングの同様な端部に可動状態で取り付けられており、他方の目蓋に隣接する顔面組織に係合する第1目蓋デプレッサーから離隔している。第2目蓋デプレッサーは、第2トリガーが押し下げられる際または他の場合では第2トリガーが作動する際に第2目蓋デプレッサーを動かすトリガーに連動状態で連結される。本発明の現在の好ましい態様において、目蓋デプレッサーは、ハウジングに回転できるように取り付けられるローラーの形態またはハウジングにピボット回転できるように取り付けられるカンチレバーの形態を有し得る。一対の翼形状部材は、目蓋デプレッサーの対向する側部から相互に外側に突出し、各々は、人の目の周囲の顔面組織に接触する支持面を規定し、従って、目の上方にアプリケーターを配置し易くなり、コンタクトレンズを目に装着し易くなる。好ましくは、翼形状部材は、目の周囲の顔面組織に気持ちよく係合する典型的なアイカップ(eyecup)の形状を規定する。プッシャーは、ハウジング内に滑動可能にて取り付けられ、トリガーが押し下げられる際または他の場合ではトリガーが作動する際にハウジング内にて当該プッシャーを動かすトリガーに連動状態で接続される。
【0012】
本発明のアプリケーターは、コンタクトレンズを保持する少なくとも1つのカートリッジを更に有して成る。レンズをカートリッジから人の目にディスペンスするためにアプリケーター内にて当該カートリッジを受容することができる。好ましくは、カートリッジは、レンズを中で受容するバイアルまたは同様なエンクロージャーを規定する。また、カートリッジは、レンズを保存するのに適当な条件(または状態)を規定するために、バイアル内に所定量の塩水(または生理食塩水)または他の溶液を含む。比較的軟質の可撓性コンタクトレンズ・ホルダーは、バイアル内に取り付けられ、ベース部、レンズを支持するレンズ支持面、およびレンズ支持面とベース部との間にて延在するベローズ部または同様な可撓性部分を規定する。カートリッジは、好ましくは、コンタクトレンズおよびバイアル内の塩水または他の溶液を密封する一対の端部キャップを更に有して成り、当該端部キャップは、カートリッジをアプリケーターに挿入する際またはレンズを目に挿入する間において取り外すことができる。ハウジングは中でカートリッジを受容するカートリッジ・チャンバーを規定する。プッシャーは、カートリッジのベース部に係合するチャンバー内にて移動し、コンタクトレンズを目に装着させるために、レンズ支持面を後退した状態と延びた状態との間で移動させることになる。
【0013】
本発明のアプリケーターを操作する際、ユーザーは、目蓋デプレッサーに対向するハウジングの端部をテーブルまたは他の支持面に翼形状部材が上方向に向くように配置することが好ましい。そして、アプリケーターのアイカップの上方にてコンタクトレンズが受容されるようにユーザーが目を動かすことによって、翼形状部分が目の周囲の顔面組織にぴったりと適合する。そして、ユーザーがトリガーを握ることによって、第1目蓋デプレッサーおよび第2目蓋デプレッサーが動くので、デプレッサーがそれぞれの目蓋に隣接する組織に係合し、それを外側に移動させ、従って、コンタクトレンズを目に装着する間、目を開けたままに保持する。また、トリガーが作動すると、プッシャーは目の方向へと外側に駆動し、従って、レンズ支持面が後退した状態から延びた状態へと駆動される。延びた状態では、レンズ支持面に置かれるレンズは、目と接触するように穏やかに移動する。ユーザーがレンズを直接的に見ると、目の露出した角膜の上にレンズが自動的に置かれることになる。その一方、ユーザーが一方の側部を見ると、角膜に隣接するように目にレンズが自動的に置かれ、従って、目のそれほど敏感でない領域にレンズが置かれることになる。角膜とレンズとが接触した後、プッシャーは僅かな距離だけ前方へ移動し続けるので、レンズ・ホルダーのベローズ部または同様の可撓性部分が穏やかに変形する。ベローズ部の変形または収縮によって、ベローズ部内の塩水または他の溶液が凸状レンズ面と凹状レンズ支持面との間を通るように外側へと流れ、従って、レンズが人の目にリリース(または解放)および移動され易くなる。好ましくは、レンズ支持面は、レンズ・ホルダーのベローズ部を押し下げる際に塩水または他の溶液をレンズとレンズ支持面との間に流れ易くさせる複数のリブまたは突出部を規定する。
【0014】
本発明のコンタクトレンズ・アプリケーターの1つの利点は、コンタクトレンズを目に装着するのに必要な込み入った操作が行われることに関連し得る心配または懸念を人から解消できることである。本発明のコンタクトレンズ・アプリケーターの別の利点は、コンタクトレンズを目に装着するのに必要な全ての工程をアプリケーターが自動的に実施することであり、そのような工程には、目蓋を開けること、レンズを適当な方向に維持すること、またレンズを目に移動させること等が含まれる。更に、本発明のコンタクトレンズ・アプリケーターの別の利点は、装着の間でレンズが無菌状態に維持され易いこと、また、人がレンズに触れる必要のないことである。本発明のコンタクトレンズ・アプリケーターの別の利点は、痛みを伴わず、角膜にほとんど損傷を与えることなくコンタクトレンズを装着できることである。本発明のコンタクトレンズ・アプリケーターの更なる別の利点は、視力が弱い人が、メガネまたは鏡を用いることなくレンズを装着することができ、それゆえ、従来技術に関連する付加的な欠点が回避され得ることである。
【0015】
以下の好ましい態様の詳細な説明および添付図面を考慮することによって、本発明の他の目的および利点がより容易に明らかにされよう。
【0016】
好ましい態様の詳細な説明
本発明では、コンタクトレンズを保存および挿入することに関連する従来技術の多くの問題点が解消される。本明細書で開示されるアプリケーターの利点および他の特徴は、本発明の代表的な態様を示す図面(同じ参照番号は同様の構造要素を表す)に関連する特定の好ましい態様についての以下の詳細な説明から当業者により容易に明らかにされるであろう。
【0017】
図1および図2を参照すると、本発明を具現化したコンタクトレンズ・アプリケーターが、参照番号10により一般的に示される。このようなダブル・トリガー(または2つのトリガーを有するコンタクトレンズ・アプリケーター)の構成では、コンタクトレンズ・アプリケーター10は、長尺中空ハウジング14、ハウジング14の一方の側部にピボット回転できるように取り付けられる第1トリガー16、およびハウジング14の対向する側部にピボット回転できるように取り付けられる第2トリガー18を含むハウジング・アッセンブリ12を有して成る。目蓋を押し下げる第1ローラー20または同様な手段は、ハウジング14の開いた近位端部に回転できるように取り付けられ、第1トリガーが押し下げられる際または第1トリガーが作動する際に、当該第1ローラー20を動かす第1トリガーと連動状態で連結される。他方の目蓋を押し下げる第2ローラー24または同様の手段は、第1ローラー20に対向するように回転可能に取り付けられ、一方の目蓋に隣接する顔面組織に係合する第1ローラー20から離隔している。第2ローラー24は、第2トリガー18が押し下げられる際または第2トリガーが作動する際に当該第2ローラー24を動かす第2トリガーに連動状態で連結される。
【0018】
一対の翼形状部材26は、ローラー20、24の対向する側部から相互に外側に突出し、各々の翼形状部材26は、人の目の周囲の顔面組織に接触する支持面28を規定し、従って、目の上方にアプリケーター10を置き易くなり、コンタクトレンズ「CL」(図4を参照)を目に装着し易くなる。図示するように、翼形状部材26は、目の周囲の顔面組織に気持よく係合する典型的なアイカップの形状を規定することが好ましい。好ましくは、そのような翼形状部材26は、ハウジング14にピボット回転するように各々取り付けられており、その結果、翼形状部材26は、使用に際して図1に示すように保存および外側に開くために内側に折り曲げることができる。本明細書の教示事項に基づく当業者に理解されるように、複数の種々の位置に翼形状部材が固定されるように、当該翼形状部材を逐次調節することができ、従って翼形状部材26をユーザーの有する種々の顔のディメンションに適合させることができる。
【0019】
ハウジング14の遠位端部30は、それに取り付けられるベース・アッセンブリ32を有する。1つの態様において、ベース・アッセンブリ32は、ハウジング14にスナップ的に適合するので、ハウジング14内の(図3に示すような)保存チャンバー34にアクセスすることができる。典型的には、ハウジング14の保存チャンバー34内に、コンタクトレンズCLを保存する(図4および図7に示すような)カートリッジ36が含まれてもよい。また、ベース・アッセンブリ32には、例えばテーブル等の実質的にフラットで水平な面に長尺ハウジング14を直立に立たせる安定なプラットフォーム(platform)38が設けられるので、ユーザーの手は自由に使用することが可能である。
【0020】
図3〜6Bを参照すると、プッシャー40は、ハウジング14内に滑動可能にて取り付けられる。プッシャー40は、トリガーが押し下げられる際または別法ではトリガーが作動する際にハウジング14内にて当該プッシャー40を動かす第1トリガー16に連動状態に取り付けられる。図4および図5に示すように、第1トリガー16は、当該トリガー16から内側に突出し、自由端部44によりプッシャー40の隣接する端部面上に形成されるカム面46に係合するアクチュエーター42を含む。トリガー16が押し下げられると、アクチュエーター42の自由端部44は、カム面46に沿うように内側に滑動し、従って、プッシャー40を延びた状態へと外側に駆動させる。好ましくは、プッシャー40の延びは、カム面46の相対的な角度とトリガー16がハウジング14内に延在し得る深さとの組合せによって制限される。別の態様において、プッシャー40は、アクチュエーター42がカム面46に接触しなくなるまで、即ち、プッシャー40の自由端部44がプッシャー40の内側端部48に隣接する位置になるまで、プッシャー40は延びることになる。図4に最もよく示されるように、プッシャー40の近位部分50はカートリッジ36に係合する。好ましくは、近位部分50は、チューブ形状であり、カードリッジ36の1つを側方から受容する半径方向延在切開部(もしくは開口部)または凹部51を規定する。好ましくは、近位部分50の環状チャンネル52により、プッシャーがカートリッジ36にリリース可能にてロックされる。
【0021】
好ましくは、トリガー16および18は、押し下げられた際にバイアスされるので、滑動に操作され、リリースすると自動的戻るようになっている。好ましい態様において、ハウジング14は、中に取り付けられるスプリング56(図4に1つだけ示す)を保持する2つのシリンダー54を有する。突出部58は、トリガー16および18からシリンダー54へと内側に垂下(または延在)するので、駆動する際にスプリング56を圧縮し、トリガー16および18がリリースされると復元力をもたらす。
【0022】
図7を参照すると、複数の歯部を有するラック60は、ローラー20および24の各々に取り付けられるピニオン(または小歯車)62に係合するように、トリガー16および18の各々の近位端部に設けられる。トリガー16および18が押し下げられると、ラック60の歯部はピニオン62と噛み合うので、ピニオン62が回転することになる。スプリングまたは同様なバイアス部材64は、ハウジング14内に取り付けられ、バイアス部材64の自由端部はプッシャー40と係合する。従って、トリガー16がリリースされる際、スプリング64によってハウジング14内にてプッシャー40が後方へと後退した状態になり、従って、アプリケーターが別のカートリッジおよびコンタクトレンズを受容するように準備されることになる。好ましくは、バイアス部材64は、主題発明の開示を参照するに際して当業者に認識されるような、リーフ・スプリング(または板バネ)、コイル・スプリング、圧縮性部材等から成る群から選択される。
【0023】
図1に典型的に示されるように、ハウジング・アッセンブリ12は、カートリッジ36を受容するカートリッジ・チャンバー66を規定する。ユーザーがレンズCLをカートリッジ36から目にディスペンスする準備を行うに際して、カードリッジ36はハウジング14の保存チャンバー34から取り外される。頂部カバー68および底部カバー70(図8Bを参照)を取り外すと、カートリッジ36内の溶液を排出する(または流出させる)ことができ、カートリッジ36はカートリッジ・チャンバー66に挿入される。図4および図5に示すように、ハウジング14は、このような構成において、カートリッジ36を中で受容する横方向延在開口部(図示せず)を規定するマウント(または取付台)67を含む。好ましくは、カートリッジ・マウント67は、使用に際してカートリッジをリリース可能にて取り付けるために、カートリッジ36の側壁部と摩擦によって係合する。コンタクトレンズの装着の間、以下にて更に説明するように、カートリッジ36の一部がプッシャー40に取り付けられ(または固定され)、残部がハウジング14のカートリッジ・マウント67に取り付けられる。本明細書の教示事項に基づく当業者に理解されるように、カートリッジ・マウントは、ハウジングの側部からアクセスされる必要がなく、多くの種々の方法で配置および構成することができる。例えば、ハウジングの開口端部22は、カートリッジを中で受容するように構成することができる。
【0024】
図8A〜Dおよび図9を参照すると、カートリッジ36は、レンズCLを中で受容するボディー部、バイアル72または同様なエンクロージャー、ならびにレンズCLの保存に適当な条件を規定するバイアル72内の所定量の塩水または他の溶液を含む。ハンドル74は、バイアル72をアプリケーター10に挿入およびアプリケーター10から取外しし易くするために、バイアル72と一体的になっている。図9に最もよく示されるように、比較的軟質で可撓性のコンタクトレンズ・ホルダー75がバイアル72内に取り付けられ、ベース部76、コンタクトレンズCLを支持する非常に軟質のレンズ支持面78、およびコンタクトレンズCLが目に及ぼす衝撃を和らげるためにレンズ支持面78とベース部76との間にて延在するベローズ部または同様の可撓性部分80を規定する。本明細書の教示事項に基づく当業者に理解されるように、レンズ・ホルダーは、本明細書で説明されるレンズ・ホルダーの機能を果たすものとして現在既知であり、また後に既知となる多くの種々の材料から形成してよい。図示する態様において、レンズ・ホルダーは、軟質のエラストマー材料から形成することができる。所望の場合、レンズ支持面は、コンタクトレンズ自体よりも柔らかく形成することができる。また、バイアルは、レンズ・ホルダー75を包囲する流体を保持するキャビティー82を規定し、レンズ・ホルダーは、流体を保持するために、ベローズ部の内側であって、レンズの下方にて第2キャビティー83を規定する。頂部カバー68および底部カバー70(簡略化のために図8Bにのみ示す)は、コンタクトレンズCLおよびバイアル72内でコンタクトレンズCLを浸漬する溶液を密封する。カートリッジ36をカートリッジ・チャンバー66内に挿入する間、ベース部76がプッシャーの側方開口部51内に受容され、プッシャーの環状チャンネル41に係合することによって、レンズ・ホルダーがプッシャーにリリース可能にて取り付けられる。プッシャー40の近位端部は、以下で更に説明するように、ベース部76を押しやるように当該バイアル72内に当該プッシャーが動くことができるサイズまたは構成を有しており、即ち、プッシャーがコンタクトレンズCLを目に装着する延びた状態に動くことができるようなサイズまたは構成を有する。
【0025】
図8Bに最もよく示すように、バイアル72の端部が外側カラー84を規定することによって、カバー68および70が外側カラー84に封止するように係合し、図4および5に示すように、カートリッジがカートリッジ・マウント67内に取付けられるとカートリッジが軸方向に動くことが防止される。図8Dに最もよく示すように、バイアル72の遠位端部は、ベース部76に封止するように係合するために、内側リブ86を形成する。ベース部76は、一対の環状フランジ88および90を含み、その間でチャンネル92が規定される。チャンネル92はバイアル72の内側リブ86に係合するようなサイズおよび構成を有する。第2環状フランジ90は、プッシャー40によって軸方向に圧力が加えられるような半径方向のサイズを有し、フランジ90をリブ86の方に歪め、レンズ・ホルダー75をバイアル72を介してアプリケーターの開いた近位端部22の方へと軸方向に延ばす。図8Bおよび図8Cに示すように、レンズ・ホルダー75をプッシャー40にリリース可能にてロックさせるために、レンズ・ホルダーのベース部76は、プッシャー40の環状チャンネル41内に受容できるような半径方向延在リム98が規定される突出部96を有する。図8Aおよび図8Bに示すように、環状フランジ88および内側リブ86は、相互に等しく離隔する通路100を形成する整列した3つの開口部を規定しており、カートリッジから底部カバー70が取り外されると流体が当該通路100を通過することができる。好ましくは、レンズ・ホルダー76のキャビティー83は、カバー68および70が取り外された後であっても流体を保持する。目の中に入れられることになるコンタクトレンズCLがどの目に対して予定されているものかを示すために、各々のカートリッジ36には、「L」または「R」等の名称が含まれ得るものと理解されよう。別の態様において、カートリッジは、使用後に個別に引き続いて処理するのに適した特定のコンタクトレンズと共に製造される。
【0026】
アプリケーター10の操作において、ユーザーは、翼形状部材26を上方向に向けて外側に開いた状態で、ベース・アッセンブリ32のプラットフォーム52をテーブルまたは他の支持面の上に配置することが好ましい。所望のコンタクトレンズCLが含まれるカートリッジ36は、支持面上に置かれ、頂部カバー68および底部カバー70が、チャンバー82から溶液を排出するためにそれぞれ取り外されると、カートリッジ36をカートリッジ・チャンバー66に挿入することが可能となる。カートリッジ36のベース部76の半径方向延在リム98は、プッシャー40の側方開口部51を介してプッシャー40の環状チャンネル41内に受容されるので、レンズ・ホルダー75がプッシャーにリリース可能にてロックされることになる。更に、バイアル72は、ハウジング内にカートリッジをリリース可能にて取り付けるために、カートリッジ・マウント67に摩擦によって係合する。そして、ユーザーが、アプリケーター10の翼形状部材26の上方でコンタクトレンズCLが受容されるように、対象とする人の目を動かすことによって、翼形状部分26の支持面28が目の周囲の顔面組織にぴったりと適合することになる。そして、ユーザーが第1トリガー16と第2トリガー18とを同時に握ることによって、第1ローラー20および第2ローラー24が回転するので、ローラー20および24が個々の目蓋の各々に隣接する組織に係合し、その組織を外側に移動させ、コンタクトレンズCLを目に装着する間、目が開いた状態に保持される。好ましくは、目に隣接する顔面組織に適合するように係合するため、および/または、その顔面組織を移動させるために、エラストマー材料または他の滑り止め材料を用いることによってローラーまたは他の目蓋デプレッサーが形成および/または被覆される。プッシャーが外側に駆動するにつれ、レンズ・ホルダーの第2フランジ90はバイアル72のリブ86の方に歪み、その結果、レンズ・ホルダーの軸方向の移動が可能となる。プッシャー40の近位端部50がカートリッジ・チャンバー66内へと延在するので、レンズ支持面78が後退した状態から延びた状態に駆動される。
【0027】
後退した状態では、コンタクトレンズ支持面78の上に置かれるコンタクトレンズCLが、目と係合すべく静かに移動することになる。ユーザーがコンタクトレンズCLを直接的に見ると、コンタクトレンズCLは自動的に目の露出した角膜の上に置かれることになる。一方において、ユーザーが一方の側部の方に目を向けると、コンタクトレンズCLは自動的に角膜に隣接する目に置かれ、従って、目のそれほど敏感でない領域にコンタクトレンズCLが置かれることになる。また、目とコンタクトレンズCLとが係合する際、プッシャー40によってベローズ部または同様な可撓性部分80が穏やかに押圧し、従って、ベローズ部のチャンバー83内およびコンタクトレンズCLとレンズ支持面78との間の塩水または他の溶液が、外側へと流れるので、コンタクトレンズCLがレンズ支持面からユーザーの目にリリースされ易くなる。図9に示すように、レンズと支持面との間の表面接触を減少させるためおよび/またはレンズと支持面との間に塩水または他の溶液を流れ易くさせるため、レンズ支持面78は複数の半径方向および軸方向に離隔する突出部79を規定しており、それによって、コンタクトレンズCLがレンズ支持面から目へとリリースされる。本明細書の教示事項に基づく当業者に理解されるように、レンズ支持面78は、レンズとレンズ支持面との間の表面接触を減少させる目的または他の点ではアプリケーターの操作を容易にする目的で、例えば離隔したリブまたは他の構成等の多くの種々の構成を有してもよい。
【0028】
図10および図11を参照すると、本発明のコンタクトレンズ・アプリケーターのシングル・トリガー(または1つのトリガーを有するコンタクトレンズ・アプリケーター)の態様が、一般的に参照番号110によって示される。当業者に理解されるように、アプリケーター110には上述のアプリケーター10と同様の原理が用いられている。従って、説明は簡略化のため主に相違点について行う。アプリケーター110は、支持プラットフォーム138を規定する取外し可能なベース・アッセンブリ132を包囲する開いた近位端部122および遠位端部130を有するハウジング112を含む。レンズ支持面178(図11)は、開いた近位端部122に隣接してコンタクトレンズCLを保持する。ハウジング112の内部に収容されるプッシャー140は、図10の後退した状態と図11の延びた状態との間で動くことができる。プッシャー140はレンズ支持面178を延在させるので、コンタクトレンズが目の方に移動することになる。ハウジング112に取り付けられるシングル・トリガー116はプッシャー140を作動させる。一対の翼形状または円弧状バンド(band)126は、開いた近位端部122の周りにてピボット回転するように取り付けられており、アプリケーター110をユーザーの目の角膜に気持よく位置決め(または配置)できる支持面を規定する。また、アプリケーター110は、ユーザーの目蓋を押し下げる手段および/またはコンタクトレンズCLをユーザーの目に装着する際に目蓋を開けたままに保持する手段を含む。図示する態様において、このような手段は、ハウジング112の開いた近位端部122にピボット回転するように取り付けられる一対の湾曲カンチレバー120および124の形態を有する。好ましくは、トリガー116によってプッシャー140が動かされるに伴って、湾曲カンチレバー120と124とが実質的に同時に作用して、目蓋に隣接する顔面組織を外側に動かしてコンタクトレンズCLが目に装着される間で目を開けたままに保持するように、湾曲カンチレバー120および124がシングル・トリガー116に操作可能(または作動的)に接続される。
【0029】
図12〜図15を参照すると、アプリケーター110は、コンタクトレンズ・カートリッジ136を受容する開口部166を規定する。好ましくは、コンタクトレンズ・カートリッジ136は、レンズ支持面178を規定し、プッシャー140に係合するベース部176が規定されるレンズ・ホルダー175を含む。ベース・アッセンブリ132は、アプリケーター110のハウジング112の内部にて複数のコンタクトレンズ・カートリッジ136を保持する可撓性スリーブ133を含む。
【0030】
アプリケーター110が装填されるために、ベース・アッセンブリ132が取り外されるので、そのベース・アッセンブリ132に保持されるカートリッジ136にアクセスすることができる。各々のカートリッジ136は、ハンドル174、取外し可能な頂部カバー168および底部カバー170を有する。図13および図14に最も良く示すように、頂部カバー168底部カバー170が取り外された後、所望のカートリッジ136がハウジング112の開口部166に挿入される。図15に最も良く示すように、フレーム113は開口部166内にてハウジング112およびカートリッジ・マウント167に取り付けられており、カートリッジのバイアル172が受容および保持されるようになっている。
【0031】
トリガー116が押し下げられると、コンタクトレンズCLが開いた近位端部122から出るように延在し、ユーザーの目と係合するようになる(図11参照)。後の使用としてコンタクトレンズCLを保存するために、カートリッジ136をベース・アッセンブリ132の可撓性スリーブ133に取り付けることができ、ベース・アッセンブリ132をハウジング112に挿入させておくことができる。図15に最も良く示されるように、ベース・アッセンブリ132上の可撓性(deflectable)ロッキング・フィンガー(またはロック用フィンガー)135によって、ベース・アッセンブリ132がハウジング112に取り付けられる。
【0032】
図15および図16を参照すると、ハウジング112の開いた近位端部122は、ネック部125によって狭められている。図16に示すように、プッシャー140が引き戻された後でレンズ・ホルダー175を延びた状態に保持するために、ネック部125はレンズ・ホルダー175と係合する。リンク(または連結部、linkage)121によって、トリガー116がプッシャー140と接続される。リンク121は、一方の端部ではハウジング112にヒンジにより留められており、他方の端部ではプッシャー140にヒンジにより留められている。リンク121の端部から中ほどに、トリガー116に形成されたカム面125に係合するヒンジ123が存在する。リンク127によってトリガー116が図面で上方の湾曲カンチレバー120に接続される一方、リンク/クロスリンクの組合せ129、131によって、図面で下方の湾曲カンチレバー124がトリガー116に接続される。トリガー116が握られると、リンク121はプッシャー140、従ってレンズ・ホルダー175をハウジング112の内部にて外方向へと押しやるように延在させる。それと同時に、リンク127およびリンク/クロスリンクの組合せ129、131が、目蓋デプレッサー120および124にそれぞれ作用することによって、デプレッサーが半径方向外側にピボット回転する。好ましくは、目蓋デプレッサー120および124は、エラストマー材料または他の滑り止め材料から形成され、また、そのような材料で被覆されるので、顔面組織に穏やかに係合し、その顔面組織を移動させ易くして目を開けたままに保持し易くする。
【0033】
別の実施例として、図17Aおよび図17Bは、コンタクトレンズ・カートリッジ336の別の態様を示す。カートリッジ336は、開いた近位端部および遠位端部を有する内部を規定するバイアル372を含む。遠位端部を封止するためにレンズ・ホルダー375がバイアル372内に取り付けられる一方、近位端部を封止するためにカバー368が取り付けられる。レンズ・ホルダーは、可撓性部分380によって支持されるレンズ支持面378を含む。突出部344は、プッシャーまたは同様のデバイスと係合され易くなるように、レンズ支持面から延在する。カバー368は、コンタクトレンズCLをレンズ支持面378に置く際に当該コンタクトレンズCLを安定化させる内側リング369を含む。1つの態様において、レンズ・ホルダー375がバイアル372の対向する端部を封止することになるので底部カバーは必要とされない。別の態様において、カートリッジ336は、バイアル372を封止する底部カバーを含む。後者の態様では、レンズ・ホルダーのベース部分は、カバーが外された際に中に含まれる塩水または他の溶液を排出できるように、1またはそれ以上の開口部を規定し得る。
【0034】
図18〜図21を参照すると、本発明を具現化する別のコンタクトレンズ・カートリッジは、一般に参照番号436により示される。カートリッジ436は上述のカートリッジ36と実質的に同様であり、それゆえ、数字「1」の代わりに数字「4」または数字「5」を前に付けた参照番号は、同様な要素を示すために用いられる。カートリッジ36と比較した際のカートリッジ436の主な違いは、カートリッジ436が、バイアル472から側方に延在するネック部477および略T形状ハンドルを形成する側方向延在クロス−ピース(cross−piece)479を含む比較的大きなハンドル474を有して成ることである。更に、レンズ・ホルダー475のベース部476は、ベース部の周りにて相互に角度を成して離隔する複数のスルー・ホール500を規定するので、そのスルー・ホール500を介して下方向へとチャンバー482から流体を排出できる。
【0035】
カートリッジ436は、当該カートリッジ436を保持するために供される洗浄保存システム510であって、再使用のためにカートリッジ内に含まれるコンタクトレンズCLを洗浄、殺菌(もしくは滅菌)および/または保存するために用いられる洗浄保存システム510と共に使用されるようになっている。洗浄保存システム510は、カートリッジ・ホルダー512、キャップ514およびベース部516を含む。カートリッジ・ホルダー512は、略円筒形状を規定し、ホルダー内にカートリッジを配置し、摩擦によって当該カートリッジを保持する環状延在カートリッジ・マウント518を含む。図示する態様において、カートリッジ・マウント518は、バイアル472の周辺壁部に摩擦により係合し、ホルダー内にバイアルをリリース可能にて取り付けるエラストマー等の弾性材料から形成される。カートリッジ・ホルダー512は、カートリッジ・ハンドル474のネック部477を滑動可能にて受容する軸方向延在スロット部520を規定する。スロット部520は、カートリッジ・ホルダー512の軸方向長さに沿うように延在し得、また、ホルダーの軸方向長さの一部のみに沿うようにカートリッジ・ホルダーの上方端部または下方端部から延在し得る。図19および図20に示すように、ハンドル474がグリップされることによってカートリッジ436がカードリッジ・ホルダー512に挿入され、バイアルがカートリッジ・マウント518内で摩擦により受容されるまでハンドルのネック部477がスロット部520を通るように滑動することによって、バイアル472がホルダーに挿入される。
【0036】
ベース部516は、カートリッジ・ホルダーを中で滑動可能にて受容するカートリッジ・ホルダー512のベース部の周囲にて延在する周辺壁部522を規定する。見て判るように、ベース部516は、以下にて更に説明するように、コンタクトレンズCLの上方を通過することになる洗浄溶液または他の流体を受容する流体チャンバー524を規定する。
【0037】
キャップ514は、コンタクトレンズCLの上方に所定量の洗浄溶液または他の流体を導入するために、内方向延在ファンネル部(funnel)526を含み、当該ファンネル部526は、そのファンネル部のベース部530に形成されるフィード・ホール528を規定する。ファンネル部526のベース部530は、コンタクトレンズCLに面する略凸状面532を規定し、図面にて点線で示すように、凸状面532は、当該凸状面とコンタクトレンズとの間でギャップを維持し、そのギャップを通るように流体を流すことができるように、複数の離隔する突出部534を規定し得る。図示する態様において、カートリッジ・ホルダーに形成される環状突出部536およびキャップに形成される対応する環状凹部538によって、キャップ514はカートリッジ・ホルダー512にスナップ的に適合する。しかしながら、本明細書の教示事項に基づく当業者に理解されるように、このような機能を果たすものとして現在既知であり、または後に既知となる多くの種々の方法でもって、キャップをホルダーにリリース可能に連結してもよい。
【0038】
システム510を操作する際、レンズ支持面478に置かれるコンタクトレンズCLを含むカートリッジ436をカートリッジ・ホルダー512内に取り付け、カートリッジ・ホルダーをベース部516内に置いた後、キャップ514をホルダーに取り付ける。図18に示すように、キャップ514の凸状面532および突出部534によって、キャップがホルダーに取り付けられる際、レンズCLがレンズ支持面478に対して動かないように実質的に防止される。そして、図20に示すように、ユーザーによって、所定量の流体536がキャップのファンネル部526にディスペンスされる。流体536は、コンタクトレンズを洗浄、殺菌および/または保存するものとして現在既知であり、または後に既知となる多くの種々の流体の形態であってよい。例えば、流体は、市販の「複数の目的」を有する溶液および/または無菌食塩溶液の形態であってよい。図示する態様において、コンタクトレンズCLが洗浄、殺菌および/または保存されるべく所定体積の流体が保持されるように、ファンネル部526の体積が選択される。所望の場合、ファンネル部526は、当該ファンネル部にディスペンスされる流体の量を測定するために、適切な測定値を示す複数の目盛りを規定し得る。図20に示すように、ファンネル部526が充填される際、流体536は、フィード・ホール528を通るように流れた後、コンタクトレンズCLと凸状面532との間に形成されるギャップを通るように半径方向外側に流れる。連続的に流れる流体536は、コンタクトレンズを十分に洗浄する作用を有する。本明細書の教示事項に基づく当業者に理解されるように、フィード・ホール528を通る流体の流速およびレンズの表面の上方を通る流体の流速が調節されるように、フィード・ホール528のサイズが選択される。更に、ファンネル部には、当該ファンネル部内の流体をフィード・ホール528を通してコンタクトレンズの上に流すために、往復動できるように中に取り付けられるピストン(図示せず)が含まれ得る。その前の態様に関して上述したように、レンズ・ホルダーのレンズ支持面478は、複数の離隔する突出部または他の面不連続部(または表面不連続部、surface discontinuities)を規定することが好ましく、それにより、上述のようにレンズ・ホルダーからレンズがリリースされ易くなるだけでなく、流体536がレンズとレンズ支持面との間を流れた後、レンズ・ホルダーのチャンバー483へと下方向に流れることができる。レンズ・ホルダー475を通過する流体の残部は、レンズ・ホルダーの開口部500を通るように流れた後、ベース部のチャンバー524内にと下方向に流れる。図21に示すように、流体536は、ファンネル部526から排出されると、凸状面532とコンタクトレンズCLとの間のギャップを満たして、レンズ・ホルダーのチャンバー483内へと流れるので、レンズの洗浄および/または殺菌が維持され、流体の残部がベース部のチャンバー524内へと排出されることになる。
【0039】
一旦レンズを洗浄および/または殺菌すると、ベース部516からカートリッジ・ホルダー512を持ち上げることおよび/またはベース部からキャップ514を取り外すことによって、システム510からカートリッジ436を取り外してもよい。そして、ホルダーからカートリッジを取り外すために、カートリッジのネック部477をスロット部520を通して上方向または下方向に動かしてもよい。洗浄および/または殺菌されたレンズCLをユーザーの目に挿入するために、カートリッジを上述のアプリケーター10,110のカートリッジ開口部66,166に挿入してよい。別法にて、バイアル内でコンタクトレンズCLを密封するために、適当なキャップ(図示せず)をバイアル472の上方端部および下方端部に取り付けてもよく、従って、上述と同様な方法でアプリケーターのハウジング内にカートリッジを保存してもよい。
【0040】
本明細書の教示事項に基づく当業者に理解されるように、特許請求の範囲に記載の本発明の概念および範囲から逸脱することなく、本発明の上述および他の態様に多くの変更および修正を行ってもよい。例えば、製造業者によってコンタクトレンズをカートリッジ内に予めパックした状態で供してもよい。別法では、エンド・ユーザーがコンタクトレンズをカートリッジに挿入した後、本発明のアプリケーターを用いてレンズを目に装着させてもよい。更なる別の態様において、コンタクトレンズがアプリケーター内に密封され、そのアプリケーターは使用後に処分される。同様に、レンズ・ホルダーは、多くの種々の形状および/または構成を有し得る。例えば、レンズ・ホルダーの面は、当該レンズ・ホルダーから目にレンズがリリースされ易くするために、多くの種々の面構成および/または面不連続部を規定する。更に、目蓋デプレッサーまたは組織係合面は、顔面組織に係合し、コンタクトレンズを目に装着する間、目を開けたままに保持するために、多くの種々の形状および/または構成を有し得る。同様に、トリガーまたは同様のアクチュエーター部材は、組織係合面およびレンズ・ホルダーとを後退した状態から延びた状態へと実質的に同時にまたはそれとは異なる方法で作動させるために、多くの種々の形状および/または構成を有し得る。例えば、必要であれば、電気モーターまたは空気圧式ドライブによってアクチュエーターを駆動させることができる。従って、好ましい態様のこのような詳細な説明は、限定的な意味ではなく例示的なものと理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】図1は、主題発明の開示に従って構成されるコンタクトレンズ・アプリケーターの斜視図である。
【図2】図2は、図1のコンタクトレンズ・アプリケーターの前部の正面図である。
【図3】図3は、図2の線3−3に沿って切り取ったコンタクトレンズ・アプリケーターの断面図である。
【図4】図4は、後退した状態の図1のコンタクトレンズ・アプリケーターの断面図である。
【図5】図5は、延びた状態の図1のコンタクトレンズ・アプリケーターの断面図である。
【図6A】図6Aは、図4に相当するコンタクトレンズ・アプリケーターの部分的に透明な斜視図である。
【図6B】図6Bは、図5に相当するコンタクトレンズ・アプリケーターの部分的に透明な斜視図である。
【図7】図7は、図1のコンタクトレンズ・アプリケーターを幾分模式的に表した断面図であり、ハウジング内に取り付けられるバイアス部材であって、トリガーがリリースされるとプッシャーを後退した状態に戻すべくプッシャーに係合するバイアス部材を示す(明確にするために他のパーツを省いている)。
【図8A】図8Aは、主題発明の開示に従って構成されるカートリッジの前部の正面図である。
【図8B】図8Bは、線A−Aに沿って切り取った図8Aのカートリッジの断面の側面図である。
【図8C】図8Cは、線C−Cに沿って切り取った図8Aのカートリッジの断面の側面図である。
【図8D】図8Dは、図8Bの局部を拡大した図である。
【図9】図9は、図8Aのカートリッジの一部の断面図である。
【図10】図10は、主題発明の開示に従って構成される別のコンタクトレンズ・アプリケーターの上部の斜視図である。
【図11】図11は、図10のコンタクトレンズ・アプリケーターの上部の斜視図である。
【図12】図12は、2つのカートリッジを示すためにベース部が外された図10のコンタクトレンズ・アプリケーターの側部の斜視図である。
【図13】図13は、図10のコンタクトレンズ・アプリケーターの側部の斜視図であって、当該コンタクトレンズ・アプリケーターに挿入するように準備されたカートリッジが含まれるコンタクトレンズ・アプリケーターの側部の斜視図である。
【図14】図14は、取り替えられるベース部およびカートリッジ・チャンバー内に挿入され、装着の準備のできたカートリッジを有する図10のコンタクトレンズ・アプリケーターの側部の斜視図である。
【図15】図15は、カートリッジ・チャンバー内に受容されるカートリッジが含まれない図10のコンタクトレンズ・アプリケーターおよび後退した状態のプッシャーの側部の斜視図である。
【図16】図16は、目にコンタクトレンズを挿入する準備が整った延びた状態の図10のコンタクトレンズ・アプリケーターの断面図である。
【図17A】図17Aは、バイアルに接続されるカバーおよびバイアル内に取り付けられるレンズ・ホルダーを含む本発明のコンタクトレンズ・アプリケーターのカートリッジを幾分模式的に表した断面図である。
【図17B】図17Bは、バイアルから外されたカバーを含む、図17Aのカートリッジを幾分模式的に表した断面図である。
【図18】図18は、洗浄、殺菌および/または保存を実施する本発明のシステム内に取り付けられるコンタクトレンズ・カートリッジの別の態様を幾分模式的に表した断面図である。
【図19】図19は、図18のカートリッジ・ホルダー内に装着する前のカートリッジを幾分模式的に表した断面図である。
【図20】図20は、図18のカートリッジおよびシステムを幾分模式的に表した断面図であり、洗浄、殺菌および/または保存する溶液がカートリッジ内に置かれるコンタクトレンズの上に導入されることを示す。
【図21】図21は、図18のカートリッジおよびシステムを幾分模式的に表した断面図であり、レンズを保存する間の液体溶液の状態を示す。
Claims (37)
- コンタクトレンズを目に装着させるコンタクトレンズ・アプリケーターであって、
開口部を規定するハウジング、
ハウジングに可動状態で取り付けられる少なくとも1つのアクチュエーター部材、
少なくとも1つのアクチュエーター部材を作動させると、目に隣接する組織に可動状態で係合し、コンタクトレンズを目に装着する間、目を開けたままに保持するために、開口部に隣接するようにハウジングに可動状態で取り付けられ、少なくとも1つのアクチュエーター部材に連動状態で連結される少なくとも1つの組織係合面、
コンタクトレンズを目に装着する間、目に隣接する顔面組織に押し付けるようにアプリケーターを支持するために、少なくとも1つの組織係合面に隣接するハウジングの外側に延在する支持面、および
ハウジングに可動状態で取り付けられるレンズ移動部材であって、レンズ移動部材に連結されるコンタクトレンズを目に装着させるために後退した状態と延びた状態との間で移動させるために、少なくとも1つのアクチュエーター部材に連動状態で連結されるレンズ移動部材
を有して成り、
少なくとも1つのアクチュエーター部材が作動することによって、少なくとも1つの組織係合面およびレンズ移動部材が実質的に同時に作動し、それによって、目を開けたままに保持して、コンタクトレンズを目に装着する、コンタクトレンズ・アプリケーター。 - 少なくとも1つの組織係合面は、開口部の略対向する側部にてハウジングに相互に可動状態で取り付けられる第1湾曲カンチレバーおよび第2湾曲カンチレバーを含み、該カンチレバーは、少なくとも1つのアクチュエーター部材が作動すると目に隣接する組織に可動状態で係合し、コンタクトレンズを目に装着する間、目を開けたままに保持するために、少なくとも1つのアクチュエーター部材と連動状態で連結される、請求項1に規定のコンタクトレンズ・アプリケーター。
- 少なくとも1つの組織係合面は、ローラーを含む、請求項1に規定のコンタクトレンズ・アプリケーター。
- 少なくとも1つのアクチュエーター部材とローラーとの間に連結されるラックおよびピニオンを更に有して成り、少なくとも1つのアクチュエーター部材を作動させるとローラーを回転するようにラックはピニオンと噛み合うようになっている、請求項3に規定のコンタクトレンズ・アプリケーター。
- 少なくとも1つのアクチュエーター部材はハウジングにピボット回転するように取り付けられ、また、作動面を含み、また、レンズ移動部材は、アクチュエーター部材がピボット回転すると作動面と係合することができるカム面を含み、それによって、レンズ移動部材が後退した状態と延びた状態との間で動く、請求項1に規定のコンタクトレンズ・アプリケーター。
- ハウジングは、コンタクトレンズが保存されるカートリッジを受容するチャンバーを規定する、請求項1に規定のコンタクトレンズ・アプリケーター。
- 少なくとも1つのカートリッジをリリース可能にて取り付ける少なくとも1つの取付け面を規定するカートリッジ・ホルダーを更に有して成り、
カートリッジ・ホルダーに取付けられる少なくとも1つのカートリッジをハウジング内に保存するために、ハウジング・チャンバー内に受容できる少なくとも1つの取付け面によってカートリッジ・ホルダーをハウジングに接続することができる、請求項6に規定のコンタクトレンズ・アプリケーター。 - カートリッジ・ホルダーは、コンタクトレンズが目に装着される間、アプリケーターを直立状態で支持するプラットフォームを規定する、請求項7に規定のコンタクトレンズ・ホルダー。
- レンズ移動部材を後退した状態にバイアスさせるために、レンズ移動部材に連結される少なくとも1つのバイアス部材を更に有して成る、請求項1に規定のコンタクトレンズ・アプリケーター。
- レンズ移動部材は、ハウジング内に実質的に含まれ、ハウジングを通るように実質的に軸方向に動く、請求項1に規定のコンタクトレンズ・アプリケーター。
- コンタクトレンズを保存する少なくとも1つのカートリッジを更に有して成るコンタクトレンズ・アプリケーターであって、該カートリッジは、
コンタクトレンズを中で受容するための内部が規定されるボディー部、および
ボディー部内に滑動可能にて取り付けられ、また、コンタクトレンズを支持するレンズ支持面を規定するコンタクトレンズ・ホルダー
を含み、
コンタクトレンズ・ホルダーは、レンズ移動部材に接続することができ、後退した状態とコンタクトレンズを目に装着させる延びた状態との間でレンズ移動部材と共に動くことができる、請求項1に規定のコンタクトレンズ・アプリケーター。 - レンズ・ホルダーは、可撓性レンズ支持面、ボディー部にリリース可能にて接続されるベース部を含み、レンズ移動部材が後退した状態と延びた状態との間で作動すると、レンズ・ホルダーはボディー部から出るように動くことができる、請求項11に規定のコンタクトレンズ・アプリケーター。
- 支持面は、ハウジングにピボット回転できるように取り付けられる少なくとも1つの支持部材によって規定される、請求項1に規定のコンタクトレンズ・アプリケーター。
- 支持面は、目に隣接する顔面組織と適合するように接触する、請求項1に規定のコンタクトレンズ・アプリケーター。
- コンタクトレンズを保存するカートリッジであって、
コンタクトレンズを中で受容するための内部が規定されるボディー部、および
ボディー部内に滑動可能にて取り付けられ、コンタクトレンズを支持するレンズ支持面が規定されるコンタクトレンズ・ホルダー
を有して成るカートリッジ。 - コンタクトレンズ・ホルダーは、レンズ支持面に連結される可撓性部分を含む、請求項15に記載のカートリッジ。
- コンタクトレンズ・ホルダーが、可撓性部分の内側であって、レンズ支持面に置かれるコンタクトレンズの下方にて流体チャンバーを規定し、可撓性部材が圧縮されることによって流体チャンバー内の流体がレンズとレンズ支持面との間を流れ、レンズ支持面からレンズがリリースされるのを助長する、請求項16に記載のカートリッジ。
- レンズ支持面は、レンズをレンズ支持面から目にリリースするのを助長する複数の面不連続部を規定する、請求項16に規定のカートリッジ。
- 面不連続部は、複数の角度を成して離隔する突出部を含む、請求項18に規定のカートリッジ。
- レンズ支持面上のコンタクトレンズ、コンタクトレンズを浸漬するボディー部内の溶液、ボディー部の内部を選択的に密封する少なくとも1つのカバーを更に有して成り、
コンタクトレンズをアプリケーターから目にディスペンスするためにカートリッジをアプリケーター内に取り付ける前に、少なくとも1つのカバーを取り外すことができる、請求項15に記載のカートリッジ。 - コンタクトレンズ・ホルダーは、該レンズ・ホルダーおよびレンズをボディー部から出るように動かしてレンズを目に移動させるために、アプリケーターのレンズ移動部材と係合することができる、請求項20に記載のカートリッジ。
- ボディー部はリブを規定し、コンタクトレンズ・ホルダーは、リブを受容するようなサイズおよび構成を有するチャンネルを間で規定する一対の環状フランジを含み、また、コンタクトレンズ・ホルダーが、レンズ移動部材に係合する環状リムを有する外側延在突出部を更に含む、請求項21に記載のカートリッジ。
- コンタクトレンズおよび流体を中で密封するようにボディー部にリリース可能にて各々接続できる上カバーおよび下カバーを有して成るカートリッジであって、
レンズ・ホルダーは、それを通るように形成される少なくとも1つの開口部を規定し、それによって、上カバーおよび下カバーのうちの少なくとも1つがボディー部から外されるとボディー部の内部の流体がそこから排出され得る、請求項20に記載のカートリッジ。 - コンタクトレンズ・ホルダーの可撓性部分は、ベローズ部によって規定される、請求項16に記載のカートリッジ。
- コンタクトレンズを目にデリバリーするアプリケーターと組み合せるカートリッジであって、該アプリケーターは、
開いた近位端部および遠位端部を有し、内部を規定するボディー部、
カートリッジおよび開いた近位端部に隣接してカートリッジ内に配置されたレンズを支持するカートリッジ・マウント、
内部に収容されるプッシャーであって、レンズ支持面を延在させてコンタクトレンズを目に移動できるように、ボディー部によって規定される軸に沿って動くことができるプッシャー、
プッシャーを作動させる、ボディー部に取り付けられる部材、および
プッシャーが該部材によって動かされると、少なくとも1つのデプレッサーが少なくとも一方の目蓋を開けたままに保持するように、ボディー部の開いた近位端部の周りで連動状態で接続されると共に該部材に操作可能に接続される少なくとも1つのデプレッサー
を有して成る、請求項15に記載のカートリッジ。 - コンタクトレンズを目に装着させるコンタクトレンズ・アプリケーターであって、
コンタクトレンズが通過する開口部を形成する第1手段、
コンタクトレンズ・アプリケーターを作動させる、第1手段に取り付けられる第2手段、
第2手段を作動させると目に隣接する組織に可動状態で係合し、コンタクトレンズを目に装着させる間、目を開けたままで保持する、第2手段に連結される第3手段、
コンタクトレンズを目に装着させる間、目に隣接する顔面組織に押し付けるようにアプリケーターを支持する第4手段、および
コンタクトレンズを保持する、第2手段に連結される第5手段であって、後退した状態と当該第5手段に連結するコンタクトレンズを目に装着させる延びた状態との間で動くことができる第5手段
を有して成り、
第2手段が作動すると、第3手段と第5手段とが同時に作動し、それによって、目を開けたままに保持して、コンタクトレンズを目に装着する、コンタクトレンズ・アプリケーター。 - 第1手段はハウジングである、請求項26に記載のコンタクトレンズ・アプリケーター。
- 第2手段は少なくとも1つのアクチュエーター部材である、請求項26に記載のコンタクトレンズ・アプリケーター。
- 第3手段は少なくとも1つの組織係合面である、請求項26に記載のコンタクトレンズ・アプリケーター。
- 第4手段は支持面である、請求項26に記載のコンタクトレンズ・アプリケーター。
- 第5手段はレンズ移動部材である、請求項26に記載のコンタクトレンズ・アプリケーター。
- 少なくとも1つの組織係合面は、上目蓋および下目蓋をそれぞれ保持する2つの湾曲カンチレバーによって規定される、請求項29に記載のコンタクトレンズ・アプリケーター。
- 少なくとも1つの組織係合面は、上目蓋および下目蓋をそれぞれ保持する2つのローラーによって規定される、請求項29に記載のコンタクトレンズ・アプリケーター。
- 内部へのアクセスを提供し、コンタクトレンズが保存される少なくとも1つのカートリッジを中で保持するために、第1手段の遠位端部に取外し可能にて連結されるベース部を更に有して成る、請求項26に記載のコンタクトレンズ・アプリケーター。
- 支持面は、アプリケーターを目に位置決めするアイカップを形成するために、第1手段の開いた近位端部の外側に延在する一対の円弧状バンドによって規定される、請求項30に規定のコンタクトレンズ・アプリケーター。
- コンタクトレンズを目に装着する方法であって、
ボディー部および該ボディー部内にて動くことができるレンズ・ホルダーを含むコンタクトレンズ・カートリッジを供する工程、
実質的に無菌状態でコンタクトレンズをレンズ・ホルダーに供する工程、
コンタクトレンズ・カートリッジを取り付けるための面、レンズ移動部材、および後退した状態と延びた状態との間でレンズ移動部材を動かすアクチュエーターを含むアプリケーターを供する工程、
レンズが含まれるカートリッジをアプリケーターに取り付ける工程、
目をアプリケーターに隣接するように配置する工程、
後退した状態から延びた状態へとレンズ移動部材を作動させ、それによって、レンズが取り付けられたレンズ・ホルダーを後退した状態から延びた状態へと目に接触させるように動かす工程、ならびに
レンズを無菌状態に維持するために、レンズに触れることなく、コンタクトレンズをレンズ・ホルダーから目にリリースする工程
を含んで成る方法。 - アクチュエーターに連動状態で連結されると共に、ハウジングに可動状態で取り付けられる少なくとも1つの組織係合面をアプリケーターに設ける工程、
少なくとも1つの組織係合面を目に隣接する顔面組織と接触させるように配置する工程、および
少なくとも1つの組織係合面とレンズ移動部材とを実質的に同時に作動させることによって、少なくとも1つの組織係合面を用いて目を開けたままに保持して、レンズをレンズ・ホルダーから目にリリースする工程
を更に含んで成る、請求項36に規定の方法。
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