JP2005503257A - カンを保持装置内に径方向配置するアクチュエータキャップ - Google Patents
カンを保持装置内に径方向配置するアクチュエータキャップ Download PDFInfo
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Abstract
カンを受け入れるためのクレードルを具備した噴霧装置内に加圧カン(12)を径方向に位置付ける際に使用するアクチュエータキャップ(10)であって、アクチュエータキャップ(10)は、クレードルの係合ランドと係合する凹部(50)と、係合ランド内に配置された作動ピンによって移動可能となるように配置されたアクチュエータアーム(52)と、を有する。このような動作によって、カンの弁が作動し、その内容物が放出される。カン(12)が噴霧装置内で所定の径方向の配向で保持されている間に前方へ展開する弁を有する、加圧軸線方向に延出するカン(12)を作動する方法も開示されている。
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は、加圧内容物のエアゾール又は他のタイプのカンや容器を保持し作動させる装置に関する。例えば、このような装置は、延長ハンドルの端部に、或る距離をおいてカンを保持しながらも機械的な連結を介してユーザがカンを作動できるように意図されたホルダを有する。
【背景技術】
【0002】
このようなホルダ内で使用されるカンが、アクチュエータキャップの円周上の或るポイントからのみアクセスしなければならない構造を移動させることで作動させるように設計されたアクチュエータキャップを具備している場合、アクチュエータキャップをホルダの唯一の径方向の配向(向き)に常にぴったり合わせることが必要である。例えば、アクチュエータアームが、アクチュエータキャップを横切るように延び、このアクチュエータアームの一端を押圧することによって移動されるように設計されている場合、このアクチュエータアームが押圧されるポイントは、アクチュエータアームを押圧するように意図された機械的な部分とを注意深く位置合わせされなければならない。同様に、アクチュエータキャップが、片側に向けられる噴霧パターン、或いは、扇形又は他の特定の噴霧パターンで分配するように設計されている場合、パターンの配向を確実とするには、やはり、ホルダ内のアクチュエータキャップの径方向の向きが一貫していることが必要とされる。更に、噴霧液がカンの略軸線方向に分配される場合、カンを保持し配向する構造が、噴霧液を遮断してはならない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
エアゾール又は他のタイプの加圧カンをホルダ内に保持する方法はいろいろあるが、本発明のアクチュエータキャップは、カンをホルダに保持し、このホルダ内のカンを径方向に正確に配向し、特定の手段によって作動させ、ほぼ軸線方向の噴霧分配の妨害を回避するのを補助する構造を提供して、複合的な問題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、加圧カンと共に使用するためのアクチュエータキャップを提供する。カンは軸線方向に伸び、後端と前端を有し、前端が前方展開弁を有する。アクチュエータキャップは、カンの軸線方向に延出し、カンの前方端に装着される。
【0005】
カンは、このカンを保持するためのクレードルを有する噴霧装置内に保持されるように意図される。クレードルは、内部に保持されたカンの前端と後端の間で軸線方向に延出する。適切な噴霧装置の例は、米国特許出願第09/951,632号明細書(2001年9月14日出願)に記載されている(この文献に示されている噴霧装置は、装置の噴霧装置端部に配置された清浄取付け具の除去によって幾分変更されている)。この特許出願の開示及び本明細書に参照される全ての他の公開特許文献は、以下に説明されるが如く、本明細書中に組み込まれることによって、参照される。
【0006】
クレードル(受け台)は、その前端にカンの軸線方向前方動作を制限するクレードル停止面と、このクレードル停止面に対してカンを保持するカンクランプと、を有する。クレードル停止面がこのクレードル停止面から後方に延出する係合ランドを有し、係合ランド内に配置され且つユーザが選択的に移動可能な作動ピンが係合ランドから後方へ突出することによって、アクチュエータキャップを作動させる。係合ランドは、単体構造であってもよいし、又は、係合ランドを集合的に画定する二つ以上の構造を組み合わせたものであってもよい。用語「作動ピン」は、特定の形状を示唆するものではなく、従って、ロッド形状でなくてもよい。その代わり、作動ピンは、アクチュエータキャップと相互作用することができる接触点を提供していれば、任意の好適な断面形状を有していてよい。
【0007】
アクチュエータキャップは、アクチュエータキャップをカンの前端に装着するためのカン取付け構造を有する。加圧カンの一つの従来例としては、一般的なエアゾールカンがある。このようなカンは、一般に、サイドとトップを有し、カントップは、カンチャイムと呼ばれるシーム(継ぎ目)においてサイドに装着される。従来のエアゾールカンも、一般的に、弁カップ内に配置された中心弁を有する。弁カップは、弁カップリムにおいて、カントップに装着される。チャイム又は弁カップリムのいずれかを把持する、弾性のスナップオン機能によってアクチュエータキャップをエアゾールカンに装着することは、公知の技術である。これに制限されないが、其のような取付け技術は、本発明のアクチュエータキャップと一緒に使用するのに適したカン取付け構造の例として挙げられる。チャイム取付けは、残りのアクチュエータキャップ内部機能を妨害しないようにする構造を提供するものとして好ましい。
【0008】
アクチュエータキャップは、クレードル内にカンを保持するのに役立ち且つクレードルの径方向の所定配向にアクチュエータキャップを位置付けるのに役立つように係合ランドを受け入れる、凹部を有する。アクチュエータキャップは、また、弁アクチベータを有する。弁アクチベータは、内部通路を有し、密閉関係において弁と係合する。弁アクチベータが好ましくは後方へ移動すると、弁を作動させ、カンの内容物を内部通路を介して放出させる。アクチュエータアームは、係合ランドが凹部内に受け入れられると、作動ピンの後方に延出し作動ピンと位置合わせされるように配置される。また、ユーザが作動ピンを移動させると、このアクチュエータアームは、好ましくは、後方に移動し、これによって、弁アクチベータを移動させ、弁を作動させることが可能である。
【0009】
アクチュエータキャップの構造は、例えば、この公知技術において周知の射出成形法によって一体的に形成されることが好ましいとされるが、別体であるが、相互作用する部品として種々の構造を形成することも可能である。例えば、アクチュエータアームがアクチュエータキャップの残りの部分に活動ヒンジを介して装着されることが好ましいとされる。しかしながら、別体のアクチュエータアームを設けて、スナップ合体ヒンジ又は他の手段を介してアクチュエータキャップの残りの部分に装着されてもよい。同様に、弁アクチベータをアクチュエータアームの一体部品として形成することも好ましいとされる。しかしながら、弁アクチベータは、従来のエアゾールアクチュエータボタンなどの別体部品であってもよく、この場合、弁アクチベータは、アクチュエータアームの一部として一体成形されるのではなく、アクチュエータアームによって接触される。
【0010】
好ましい実施の形態において、カンの弁が前方に延出する弁ステムを有する場合、弁アクチベータは、後方開口弁ソケットを備え、弁ソケットは、弁作動時にカンの内容物が分配される出口オリフィスへカンの内容物を供給するように前方へ延出する内部通路と接続する。一方、カンの弁が雌型弁の場合、弁アクチベータは、アクチュエータキャップがカンの適所に位置している時に弁と係合する後方に延出する管を有する。管は、弁作動時に、カンの内容物が分配される出口オリフィスへカンの内容物を供給するように前方へ延出する内部通路を有する。
【0011】
好ましくは、アクチュエータアームは、アクチュエータキャップに対して横方向に伸び、活動ヒンジによって、アクチュエータキャップの残りの部分に取付けられる。ヒンジをアクチュエータアームのいずれかの端部に位置させることが可能であるが、好ましい取付け箇所は、有利な梃子比(leverage)を得るために、凹部から離れたところにある。アクチュエータアームは、ユーザによって後方に動かされるときの作動ピンを受け入れるように、カンがクレードル内に保持される場合に、係合ランドの延長部最後尾の後ろ側に(そして、好ましくは、その近傍に)位置する凹部内に前方に向いた前方対向面を有する。
【0012】
一つの態様において、スロットはアクチュエータキャップ内の径方向即ち凹部から外方へ延びて、アクチュエータキャップの横から非遮断開口を提供し、凹部と連通する。アクチュエータアームは、次に、アクチュエータアームの一端がスロットに隣接するように、アクチュエータキャップの横方向へ延出し得る。
【0013】
好ましくは、凹部は、クレードルの適所に配置されたときに、アクチュエータキャップが、係合ランドを凹部内に正確に位置付けるのを補助する内方傾斜ガイド面を有する。また、弁アクチベータの出口オリフィスが、アクチュエータキャップの軸上に配置され、凹部と凹部の反対側のアクチュエータキャップの側面との間に配置されることによって、凹部が、アクチュエータキャップの片側に隣接することが好ましいとされる。この構成によって、共に出口オリフィスの片側に配置された凹部と係合ランドとの相互作用によって、カン内容物の出口オリフィスからの軸線方向の排出を遮断する任意のアクチュエータ又はクレードル構造を使用せずに、カンを保持することが可能となる。
【0014】
本発明の方法は、カンを保持するクレードルを有する噴霧装置内に所定の径方向の向きにカンが保持されている間、前方に展開する弁を有する、加圧された軸線方向に延出するカンを作動させる方法である。クレードルは、保持しているカンに対して、前端と後端の間を軸線方向に延び、その前端にカンの軸線方向前方への移動を制限するクレードル停止面と、クレードル停止面に対してカンを保持するカンクランプと、を有する。クレードル停止面は、係合ランド内に配置され且つユーザによって選択的に移動可能な作動ピンが係合ランドから後方に移動することによってクレードル停止面から後方に延出する、係合ランドを更に有する。この方法は、カンの前端に取付けられたアクチュエータキャップを提供する第1のステップを有し、アクチュエータキャップは、係合ランドを受け取り、クレードル内にカンを保持し、クレードルの径方向の所定の配向に前記アクチュエータキャップを位置付けるのを補助する凹部と、密閉関係において弁と係合し、後方に移動して弁を作動させ、内部通路を介して出口オリフィスからカンの内容物を放出させる弁アクチベータと、係合ランドが凹部に受け入れられたときに作動ピンの後方に延出し作動ピンと位置合わせされるように配置され、ユーザが作動ピンを移動させると、後方移動して、弁アクチベータを移動させて弁を作動させることが可能であるアクチュエータアームと、を備える。この方法の第2のステップは、係合ランドを凹部に挿入してカンをクレードル内に配置して、カンクランプを使用することによって、クレードル内にカンを固着することである。最終ステップは、作動ピンを後方移動させて弁を作動させることである。
【0015】
カンの前端に取付けられたアクチュエータキャップを提供するステップが、好ましくは、凹部から径方向外側に延出し、アクチュエータキャップの側面から非遮断断開口を形成し、凹部と連通するスロットを提供することと、アクチュエータキャップを横切るように延出し、一端がスロットと径方向に位置合わせされ、凹部に係合ランドが受け入れられたときに作動ピンの後方に配置され且つ作動ピンと位置合わせされた凹部内に前方対向面を有するアクチュエータアームを提供することと、を有する。
【0016】
他の態様において、本発明の加圧されたカンアセンブリは、カンを保持するクレードルを有する噴霧装置内で使用するのに適している。クレードルは、保持しているカンに対して、前端と後端の間を軸線方向に延出され、その前端においてクレードル停止面を有し、カンの軸線方向前方への移動を制限する。クレードル停止面は、係合ランド内に配置され且つユーザによって選択的に移動可能とされる作動ピンが係合ランドから後方へ突出することによってクレードル停止面から後方へ移動する係合ランドを更に有する。加圧カンアセンブリは、前端と後端を有し、前端が前方展開弁を有する、加圧カンを有する。アクチュエータキャップは、カンの前端に装着され、係合ランドを嵌め合い関係の下で受け入れるのに十分な大きさと形状の凹部を有する。アクチュエータキャップは、また、密閉関係において弁と係合し出口オリフィスと連通する内部通路を有する弁アクチベータを有する。弁アクチベータは、移動して、弁を作動させ、内部通路を介して出口オリフィスからカンの内容物を放出させる。アクチュエータキャップは、さらに、係合ランドが凹部に受け入れられたときに作動ピンの後方に延出し作動ピンと位置合わせされるように配置されたアクチュエータアームを有する。アクチュエータアームは、ユーザが作動ピンを移動させると、移動して、弁アクチベータを移動させて、弁を作動させることが可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
図を参照すると、いくつかの図面において、同様の及び対応する構成要素に同一符号が付される。図1は、保持装置内にカンを径方向に位置付けるアクチュエータキャップを上から見た図であり、一般的に参照番号10が付され、図2は、下から見た図である。アクチュエータキャップ10は、図3に一般的に参照番号12で示される種類の従来の加圧又はエアゾールタイプのカンと共に使用するように用いられる。カン12は、後端14、前端16、側面18、及びカントップ20を有する。カンの側面18とトップ20は、一般にカンのチャイム22と呼ばれるシーム(継ぎ目)において結合される。図示されているカン12は、一般に弁カップリム28と呼ばれるシームにおいてカントップ20に結合された弁カップ26内に弁24を有する。
【0018】
アクチュエータキャップ10は、ほぼ中空の内部空間を画定する、下方に延出する側壁30を有する。保持戻り止め32は、側壁30の内部表面に形成され、チャイム22を覆って弾性的に挟むように大きさが決定され、これによって、保持戻り止め32は、カンの前端16にアクチュエータキャップ10を装着するカン取付け構造として作用する。当業者は、保持戻り止め32が、あるものはチャイム22において装着され、他のものは弁カップリム28やカン12の任意の場所に装着される、アクチュエータキャップ用の多数の標準的なカン取付け構造の一例であり、これら全ての代替物及び同等のものが本発明の広さ及び範囲に含まれることを認識するであろう。
【0019】
アクチュエータキャップ10及びカン12は、例えば、図4に一般的に参照番号34で示されるような噴霧装置内に保持されるように設計される。噴霧装置34は、加圧カンの遠隔作動を可能とし、噴霧装置のほんの一例に過ぎない。当然のことながら、様々な目的や特性に応じて他の噴霧装置を使用することもできる。図5に見られるように、噴霧装置34は、カンを保持するクレードル36を有し、クレードルは、クレードルの前端38と後端40との間を軸線方向に延出する。クレードル36は、その前端38にクレードル停止面42を有し、カン12の軸線方向前方への移動を制限する。クレードル36は、また、クレードル停止面42に対してカン12を保持するカンクランプ44を有する。以下に説明されるように、係合ランド46内に配置され且つユーザによって選択的に移動可能とされる作動ピン48が、係合ランド46から後方へ突出することによって、係合ランド46がクレードル停止面から後方へ移動して、アクチュエータキャップ10を作動させる。
【0020】
アクチュエータキャップ10は、ほぼ径方向に移動しない関係において、係合ランド46を受け入れるように大きさ決定され且つ形付けられた前方対向凹部50を有する。カンが、クレードル36内の適所に配置されると、凹部50は、好ましくは、係合ランド46を少なくとも部分的に囲僥し、これによって、カン12の側方離脱に対して抵抗する。これによって、クレードル35内にカン12が保持されるのが補助され、アクチュエータキャップ10をクレードルに対して径方向に所定の向きで位置付けるように作用する。凹部50が内方傾斜ガイド面51を有し、この内方傾斜ガイド面51が、アクチュエータキャップ10がクレードル36内の適所に配置されたときに凹部内に係合ランド46を配置するのを補助することが好ましい。
【0021】
アクチュエータキャップ10はアクチュエータアーム52を有し、アクチュエータアーム52は、係合ランド46が凹部50内に受け入れられたときに作動ピン48から後方に延出するとともに作動ピン48と位置合わせされる。アクチュエータアーム52の端部は、アクチュエータキャップ10の残りの部分とヒンジ関係において結合され、これによって、ユーザが作動ピン48を移動させると、アクチュエータアームが移動することができる。アクチュエータキャップ10は、密閉状態において弁24と係合することが可能な弁アクチベータ54を含む。別体として形成されてもよいが、好ましくは、図面に示されているように、弁アクチベータ54は、アクチュエータアーム52と一体的に形成される。弁アクチベータ54は、出口オリフィス56で終了する内部通路(図示なし)を有する。
【0022】
弁アクチベータ54が移動すると、作動ピン48の作用によって、弁アクチベータは、弁24と係合して弁24を作動させ、内部通路を介して、カンの内容物を、出口オリフィス56から放出させる。好ましくは、弁アクチベータ54の後方移動によって弁24は作動するが、弁が一方に傾くことによって作動する弁でもよく、いずれのタイプの弁も一般的に入手可能であり、ヒンジの位置のポイントと当業者に周知の他の従来の手段とを選択することによって、弁アクチベータのいずれかの動作を達成することが可能となる。好ましくは、弁24は、前方及び軸線方向に延出し弁アクチベータ54と係合される弁ステム58を有する雄型弁である。しかしながら、雌型弁も周知の技術であり、このような弁を作動させるために適切な構造を弁アクチベータ54内に含むことによって、代替的に使用されてもよい。
【0023】
アクチュエータアーム52は、好ましくは、アクチュエータキャップ10を横切るように延出し、凹部50からの離れたポイントで、活動ヒンジ60によって、アクチュエータキャップの残りの部分に装着される。ヒンジ式取付けは任意の場所で可能であるが、中央に配置された弁24を作動させるために好適な梃子(てこ)率を提供する取付けが好ましいとされる。好ましい実施の形態において、図2に参照番号61で示されたリブなどのリブが、アクチュエータアーム52の下側に形成されて、アクチュエータアーム52を剛体化させる。
【0024】
アクチュエータアーム52は、好ましくは、カン12がクレードル36内に保持された時は係合ランド46の延出部の最後方までの後方において、作動ピンの移動前にはいかなる事象においても作動ピン48の後方において、凹部50内に配置された前方対向面62を有する。ユーザが作動ピンを後方へ移動すると、前方対向面62は、作動ピンを受け入れる。凹部50がアクチュエータキャップ10の片側に隣接するように配置され、弁アクチベータ54がキャップの軸上に置かれ、これにより、弁アクチベータ54が、凹部と凹部の反対側のアクチュエータキャップの側面との間に配置されることが好ましいとされる。この構成によって、弁アクチベータ54の出口オリフィスからカンの内容物の排出を遮断する任意のクレードル部品を必要とせずに、アクチュエータキャップ10が、クレードル35内に保持されることが可能となる。
【0025】
アクチュエータキャップ10をクレードル36内の径方向により一層確実に位置決めするために、クレードル停止面42から後方に延出する、第2のランド65が提供される。第2のランド65は、好ましくは、作動ピン48の反対側のポイントで、係合ランド46から径方向外側に延出する。アクチュエータキャップ10は、次に、スロット66を有する。スロット66は、凹部50から径方向外側に延出し、凹部と連通し、アクチュエータキャップ10とカン12とがクレードル36内の適所に配置された時に嵌め合い関係の下で第2のランド65と係合するように大きさが決定される。好ましくは、アクチュエータアーム52は、次に、アクチュエータアームの一端がスロット66に隣接した状態で、アクチュエータキャップ10を横切るように延出する。
【0026】
本発明のアクチュエータキャップ10は、従来、エアゾール式アクチュエータキャップ用に使用されたプラスチックから射出成形によって製造され得る。アクチュエータキャップ10の使用の実践的な方法は、上記に説明されている通りである。
【0027】
以上、本発明の好ましい実施の形態についてのみ説明されている。当業者は、本発明の広さと範囲を逸脱することなく、他の実施の形態が適用可能であることを容易に理解するであろう。従って、本発明の全体的な範囲がより明確に理解するために添付請求項を参照されたい。
【0028】
アクチュエータキャップは、その製造及び使用方法と共に、説明された使用環境での実用化のために開示されている。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本発明のアクチュエータキャップの上から見た斜視図である。
【図2】本発明のアクチュエータキャップの下から見た斜視図である。
【図3】アクチュエータキャップの取付け位置が示された従来のエアゾールカンを示す斜視図である。
【図4】本発明のアクチュエータキャップと共に使用する噴霧装置の斜視図である。
【図5】クレードルの前方部分を示した噴霧装置のクレードルの切断部の上方から後方までを示した斜視図である。
【0001】
本発明は、加圧内容物のエアゾール又は他のタイプのカンや容器を保持し作動させる装置に関する。例えば、このような装置は、延長ハンドルの端部に、或る距離をおいてカンを保持しながらも機械的な連結を介してユーザがカンを作動できるように意図されたホルダを有する。
【背景技術】
【0002】
このようなホルダ内で使用されるカンが、アクチュエータキャップの円周上の或るポイントからのみアクセスしなければならない構造を移動させることで作動させるように設計されたアクチュエータキャップを具備している場合、アクチュエータキャップをホルダの唯一の径方向の配向(向き)に常にぴったり合わせることが必要である。例えば、アクチュエータアームが、アクチュエータキャップを横切るように延び、このアクチュエータアームの一端を押圧することによって移動されるように設計されている場合、このアクチュエータアームが押圧されるポイントは、アクチュエータアームを押圧するように意図された機械的な部分とを注意深く位置合わせされなければならない。同様に、アクチュエータキャップが、片側に向けられる噴霧パターン、或いは、扇形又は他の特定の噴霧パターンで分配するように設計されている場合、パターンの配向を確実とするには、やはり、ホルダ内のアクチュエータキャップの径方向の向きが一貫していることが必要とされる。更に、噴霧液がカンの略軸線方向に分配される場合、カンを保持し配向する構造が、噴霧液を遮断してはならない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
エアゾール又は他のタイプの加圧カンをホルダ内に保持する方法はいろいろあるが、本発明のアクチュエータキャップは、カンをホルダに保持し、このホルダ内のカンを径方向に正確に配向し、特定の手段によって作動させ、ほぼ軸線方向の噴霧分配の妨害を回避するのを補助する構造を提供して、複合的な問題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、加圧カンと共に使用するためのアクチュエータキャップを提供する。カンは軸線方向に伸び、後端と前端を有し、前端が前方展開弁を有する。アクチュエータキャップは、カンの軸線方向に延出し、カンの前方端に装着される。
【0005】
カンは、このカンを保持するためのクレードルを有する噴霧装置内に保持されるように意図される。クレードルは、内部に保持されたカンの前端と後端の間で軸線方向に延出する。適切な噴霧装置の例は、米国特許出願第09/951,632号明細書(2001年9月14日出願)に記載されている(この文献に示されている噴霧装置は、装置の噴霧装置端部に配置された清浄取付け具の除去によって幾分変更されている)。この特許出願の開示及び本明細書に参照される全ての他の公開特許文献は、以下に説明されるが如く、本明細書中に組み込まれることによって、参照される。
【0006】
クレードル(受け台)は、その前端にカンの軸線方向前方動作を制限するクレードル停止面と、このクレードル停止面に対してカンを保持するカンクランプと、を有する。クレードル停止面がこのクレードル停止面から後方に延出する係合ランドを有し、係合ランド内に配置され且つユーザが選択的に移動可能な作動ピンが係合ランドから後方へ突出することによって、アクチュエータキャップを作動させる。係合ランドは、単体構造であってもよいし、又は、係合ランドを集合的に画定する二つ以上の構造を組み合わせたものであってもよい。用語「作動ピン」は、特定の形状を示唆するものではなく、従って、ロッド形状でなくてもよい。その代わり、作動ピンは、アクチュエータキャップと相互作用することができる接触点を提供していれば、任意の好適な断面形状を有していてよい。
【0007】
アクチュエータキャップは、アクチュエータキャップをカンの前端に装着するためのカン取付け構造を有する。加圧カンの一つの従来例としては、一般的なエアゾールカンがある。このようなカンは、一般に、サイドとトップを有し、カントップは、カンチャイムと呼ばれるシーム(継ぎ目)においてサイドに装着される。従来のエアゾールカンも、一般的に、弁カップ内に配置された中心弁を有する。弁カップは、弁カップリムにおいて、カントップに装着される。チャイム又は弁カップリムのいずれかを把持する、弾性のスナップオン機能によってアクチュエータキャップをエアゾールカンに装着することは、公知の技術である。これに制限されないが、其のような取付け技術は、本発明のアクチュエータキャップと一緒に使用するのに適したカン取付け構造の例として挙げられる。チャイム取付けは、残りのアクチュエータキャップ内部機能を妨害しないようにする構造を提供するものとして好ましい。
【0008】
アクチュエータキャップは、クレードル内にカンを保持するのに役立ち且つクレードルの径方向の所定配向にアクチュエータキャップを位置付けるのに役立つように係合ランドを受け入れる、凹部を有する。アクチュエータキャップは、また、弁アクチベータを有する。弁アクチベータは、内部通路を有し、密閉関係において弁と係合する。弁アクチベータが好ましくは後方へ移動すると、弁を作動させ、カンの内容物を内部通路を介して放出させる。アクチュエータアームは、係合ランドが凹部内に受け入れられると、作動ピンの後方に延出し作動ピンと位置合わせされるように配置される。また、ユーザが作動ピンを移動させると、このアクチュエータアームは、好ましくは、後方に移動し、これによって、弁アクチベータを移動させ、弁を作動させることが可能である。
【0009】
アクチュエータキャップの構造は、例えば、この公知技術において周知の射出成形法によって一体的に形成されることが好ましいとされるが、別体であるが、相互作用する部品として種々の構造を形成することも可能である。例えば、アクチュエータアームがアクチュエータキャップの残りの部分に活動ヒンジを介して装着されることが好ましいとされる。しかしながら、別体のアクチュエータアームを設けて、スナップ合体ヒンジ又は他の手段を介してアクチュエータキャップの残りの部分に装着されてもよい。同様に、弁アクチベータをアクチュエータアームの一体部品として形成することも好ましいとされる。しかしながら、弁アクチベータは、従来のエアゾールアクチュエータボタンなどの別体部品であってもよく、この場合、弁アクチベータは、アクチュエータアームの一部として一体成形されるのではなく、アクチュエータアームによって接触される。
【0010】
好ましい実施の形態において、カンの弁が前方に延出する弁ステムを有する場合、弁アクチベータは、後方開口弁ソケットを備え、弁ソケットは、弁作動時にカンの内容物が分配される出口オリフィスへカンの内容物を供給するように前方へ延出する内部通路と接続する。一方、カンの弁が雌型弁の場合、弁アクチベータは、アクチュエータキャップがカンの適所に位置している時に弁と係合する後方に延出する管を有する。管は、弁作動時に、カンの内容物が分配される出口オリフィスへカンの内容物を供給するように前方へ延出する内部通路を有する。
【0011】
好ましくは、アクチュエータアームは、アクチュエータキャップに対して横方向に伸び、活動ヒンジによって、アクチュエータキャップの残りの部分に取付けられる。ヒンジをアクチュエータアームのいずれかの端部に位置させることが可能であるが、好ましい取付け箇所は、有利な梃子比(leverage)を得るために、凹部から離れたところにある。アクチュエータアームは、ユーザによって後方に動かされるときの作動ピンを受け入れるように、カンがクレードル内に保持される場合に、係合ランドの延長部最後尾の後ろ側に(そして、好ましくは、その近傍に)位置する凹部内に前方に向いた前方対向面を有する。
【0012】
一つの態様において、スロットはアクチュエータキャップ内の径方向即ち凹部から外方へ延びて、アクチュエータキャップの横から非遮断開口を提供し、凹部と連通する。アクチュエータアームは、次に、アクチュエータアームの一端がスロットに隣接するように、アクチュエータキャップの横方向へ延出し得る。
【0013】
好ましくは、凹部は、クレードルの適所に配置されたときに、アクチュエータキャップが、係合ランドを凹部内に正確に位置付けるのを補助する内方傾斜ガイド面を有する。また、弁アクチベータの出口オリフィスが、アクチュエータキャップの軸上に配置され、凹部と凹部の反対側のアクチュエータキャップの側面との間に配置されることによって、凹部が、アクチュエータキャップの片側に隣接することが好ましいとされる。この構成によって、共に出口オリフィスの片側に配置された凹部と係合ランドとの相互作用によって、カン内容物の出口オリフィスからの軸線方向の排出を遮断する任意のアクチュエータ又はクレードル構造を使用せずに、カンを保持することが可能となる。
【0014】
本発明の方法は、カンを保持するクレードルを有する噴霧装置内に所定の径方向の向きにカンが保持されている間、前方に展開する弁を有する、加圧された軸線方向に延出するカンを作動させる方法である。クレードルは、保持しているカンに対して、前端と後端の間を軸線方向に延び、その前端にカンの軸線方向前方への移動を制限するクレードル停止面と、クレードル停止面に対してカンを保持するカンクランプと、を有する。クレードル停止面は、係合ランド内に配置され且つユーザによって選択的に移動可能な作動ピンが係合ランドから後方に移動することによってクレードル停止面から後方に延出する、係合ランドを更に有する。この方法は、カンの前端に取付けられたアクチュエータキャップを提供する第1のステップを有し、アクチュエータキャップは、係合ランドを受け取り、クレードル内にカンを保持し、クレードルの径方向の所定の配向に前記アクチュエータキャップを位置付けるのを補助する凹部と、密閉関係において弁と係合し、後方に移動して弁を作動させ、内部通路を介して出口オリフィスからカンの内容物を放出させる弁アクチベータと、係合ランドが凹部に受け入れられたときに作動ピンの後方に延出し作動ピンと位置合わせされるように配置され、ユーザが作動ピンを移動させると、後方移動して、弁アクチベータを移動させて弁を作動させることが可能であるアクチュエータアームと、を備える。この方法の第2のステップは、係合ランドを凹部に挿入してカンをクレードル内に配置して、カンクランプを使用することによって、クレードル内にカンを固着することである。最終ステップは、作動ピンを後方移動させて弁を作動させることである。
【0015】
カンの前端に取付けられたアクチュエータキャップを提供するステップが、好ましくは、凹部から径方向外側に延出し、アクチュエータキャップの側面から非遮断断開口を形成し、凹部と連通するスロットを提供することと、アクチュエータキャップを横切るように延出し、一端がスロットと径方向に位置合わせされ、凹部に係合ランドが受け入れられたときに作動ピンの後方に配置され且つ作動ピンと位置合わせされた凹部内に前方対向面を有するアクチュエータアームを提供することと、を有する。
【0016】
他の態様において、本発明の加圧されたカンアセンブリは、カンを保持するクレードルを有する噴霧装置内で使用するのに適している。クレードルは、保持しているカンに対して、前端と後端の間を軸線方向に延出され、その前端においてクレードル停止面を有し、カンの軸線方向前方への移動を制限する。クレードル停止面は、係合ランド内に配置され且つユーザによって選択的に移動可能とされる作動ピンが係合ランドから後方へ突出することによってクレードル停止面から後方へ移動する係合ランドを更に有する。加圧カンアセンブリは、前端と後端を有し、前端が前方展開弁を有する、加圧カンを有する。アクチュエータキャップは、カンの前端に装着され、係合ランドを嵌め合い関係の下で受け入れるのに十分な大きさと形状の凹部を有する。アクチュエータキャップは、また、密閉関係において弁と係合し出口オリフィスと連通する内部通路を有する弁アクチベータを有する。弁アクチベータは、移動して、弁を作動させ、内部通路を介して出口オリフィスからカンの内容物を放出させる。アクチュエータキャップは、さらに、係合ランドが凹部に受け入れられたときに作動ピンの後方に延出し作動ピンと位置合わせされるように配置されたアクチュエータアームを有する。アクチュエータアームは、ユーザが作動ピンを移動させると、移動して、弁アクチベータを移動させて、弁を作動させることが可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
図を参照すると、いくつかの図面において、同様の及び対応する構成要素に同一符号が付される。図1は、保持装置内にカンを径方向に位置付けるアクチュエータキャップを上から見た図であり、一般的に参照番号10が付され、図2は、下から見た図である。アクチュエータキャップ10は、図3に一般的に参照番号12で示される種類の従来の加圧又はエアゾールタイプのカンと共に使用するように用いられる。カン12は、後端14、前端16、側面18、及びカントップ20を有する。カンの側面18とトップ20は、一般にカンのチャイム22と呼ばれるシーム(継ぎ目)において結合される。図示されているカン12は、一般に弁カップリム28と呼ばれるシームにおいてカントップ20に結合された弁カップ26内に弁24を有する。
【0018】
アクチュエータキャップ10は、ほぼ中空の内部空間を画定する、下方に延出する側壁30を有する。保持戻り止め32は、側壁30の内部表面に形成され、チャイム22を覆って弾性的に挟むように大きさが決定され、これによって、保持戻り止め32は、カンの前端16にアクチュエータキャップ10を装着するカン取付け構造として作用する。当業者は、保持戻り止め32が、あるものはチャイム22において装着され、他のものは弁カップリム28やカン12の任意の場所に装着される、アクチュエータキャップ用の多数の標準的なカン取付け構造の一例であり、これら全ての代替物及び同等のものが本発明の広さ及び範囲に含まれることを認識するであろう。
【0019】
アクチュエータキャップ10及びカン12は、例えば、図4に一般的に参照番号34で示されるような噴霧装置内に保持されるように設計される。噴霧装置34は、加圧カンの遠隔作動を可能とし、噴霧装置のほんの一例に過ぎない。当然のことながら、様々な目的や特性に応じて他の噴霧装置を使用することもできる。図5に見られるように、噴霧装置34は、カンを保持するクレードル36を有し、クレードルは、クレードルの前端38と後端40との間を軸線方向に延出する。クレードル36は、その前端38にクレードル停止面42を有し、カン12の軸線方向前方への移動を制限する。クレードル36は、また、クレードル停止面42に対してカン12を保持するカンクランプ44を有する。以下に説明されるように、係合ランド46内に配置され且つユーザによって選択的に移動可能とされる作動ピン48が、係合ランド46から後方へ突出することによって、係合ランド46がクレードル停止面から後方へ移動して、アクチュエータキャップ10を作動させる。
【0020】
アクチュエータキャップ10は、ほぼ径方向に移動しない関係において、係合ランド46を受け入れるように大きさ決定され且つ形付けられた前方対向凹部50を有する。カンが、クレードル36内の適所に配置されると、凹部50は、好ましくは、係合ランド46を少なくとも部分的に囲僥し、これによって、カン12の側方離脱に対して抵抗する。これによって、クレードル35内にカン12が保持されるのが補助され、アクチュエータキャップ10をクレードルに対して径方向に所定の向きで位置付けるように作用する。凹部50が内方傾斜ガイド面51を有し、この内方傾斜ガイド面51が、アクチュエータキャップ10がクレードル36内の適所に配置されたときに凹部内に係合ランド46を配置するのを補助することが好ましい。
【0021】
アクチュエータキャップ10はアクチュエータアーム52を有し、アクチュエータアーム52は、係合ランド46が凹部50内に受け入れられたときに作動ピン48から後方に延出するとともに作動ピン48と位置合わせされる。アクチュエータアーム52の端部は、アクチュエータキャップ10の残りの部分とヒンジ関係において結合され、これによって、ユーザが作動ピン48を移動させると、アクチュエータアームが移動することができる。アクチュエータキャップ10は、密閉状態において弁24と係合することが可能な弁アクチベータ54を含む。別体として形成されてもよいが、好ましくは、図面に示されているように、弁アクチベータ54は、アクチュエータアーム52と一体的に形成される。弁アクチベータ54は、出口オリフィス56で終了する内部通路(図示なし)を有する。
【0022】
弁アクチベータ54が移動すると、作動ピン48の作用によって、弁アクチベータは、弁24と係合して弁24を作動させ、内部通路を介して、カンの内容物を、出口オリフィス56から放出させる。好ましくは、弁アクチベータ54の後方移動によって弁24は作動するが、弁が一方に傾くことによって作動する弁でもよく、いずれのタイプの弁も一般的に入手可能であり、ヒンジの位置のポイントと当業者に周知の他の従来の手段とを選択することによって、弁アクチベータのいずれかの動作を達成することが可能となる。好ましくは、弁24は、前方及び軸線方向に延出し弁アクチベータ54と係合される弁ステム58を有する雄型弁である。しかしながら、雌型弁も周知の技術であり、このような弁を作動させるために適切な構造を弁アクチベータ54内に含むことによって、代替的に使用されてもよい。
【0023】
アクチュエータアーム52は、好ましくは、アクチュエータキャップ10を横切るように延出し、凹部50からの離れたポイントで、活動ヒンジ60によって、アクチュエータキャップの残りの部分に装着される。ヒンジ式取付けは任意の場所で可能であるが、中央に配置された弁24を作動させるために好適な梃子(てこ)率を提供する取付けが好ましいとされる。好ましい実施の形態において、図2に参照番号61で示されたリブなどのリブが、アクチュエータアーム52の下側に形成されて、アクチュエータアーム52を剛体化させる。
【0024】
アクチュエータアーム52は、好ましくは、カン12がクレードル36内に保持された時は係合ランド46の延出部の最後方までの後方において、作動ピンの移動前にはいかなる事象においても作動ピン48の後方において、凹部50内に配置された前方対向面62を有する。ユーザが作動ピンを後方へ移動すると、前方対向面62は、作動ピンを受け入れる。凹部50がアクチュエータキャップ10の片側に隣接するように配置され、弁アクチベータ54がキャップの軸上に置かれ、これにより、弁アクチベータ54が、凹部と凹部の反対側のアクチュエータキャップの側面との間に配置されることが好ましいとされる。この構成によって、弁アクチベータ54の出口オリフィスからカンの内容物の排出を遮断する任意のクレードル部品を必要とせずに、アクチュエータキャップ10が、クレードル35内に保持されることが可能となる。
【0025】
アクチュエータキャップ10をクレードル36内の径方向により一層確実に位置決めするために、クレードル停止面42から後方に延出する、第2のランド65が提供される。第2のランド65は、好ましくは、作動ピン48の反対側のポイントで、係合ランド46から径方向外側に延出する。アクチュエータキャップ10は、次に、スロット66を有する。スロット66は、凹部50から径方向外側に延出し、凹部と連通し、アクチュエータキャップ10とカン12とがクレードル36内の適所に配置された時に嵌め合い関係の下で第2のランド65と係合するように大きさが決定される。好ましくは、アクチュエータアーム52は、次に、アクチュエータアームの一端がスロット66に隣接した状態で、アクチュエータキャップ10を横切るように延出する。
【0026】
本発明のアクチュエータキャップ10は、従来、エアゾール式アクチュエータキャップ用に使用されたプラスチックから射出成形によって製造され得る。アクチュエータキャップ10の使用の実践的な方法は、上記に説明されている通りである。
【0027】
以上、本発明の好ましい実施の形態についてのみ説明されている。当業者は、本発明の広さと範囲を逸脱することなく、他の実施の形態が適用可能であることを容易に理解するであろう。従って、本発明の全体的な範囲がより明確に理解するために添付請求項を参照されたい。
【0028】
アクチュエータキャップは、その製造及び使用方法と共に、説明された使用環境での実用化のために開示されている。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本発明のアクチュエータキャップの上から見た斜視図である。
【図2】本発明のアクチュエータキャップの下から見た斜視図である。
【図3】アクチュエータキャップの取付け位置が示された従来のエアゾールカンを示す斜視図である。
【図4】本発明のアクチュエータキャップと共に使用する噴霧装置の斜視図である。
【図5】クレードルの前方部分を示した噴霧装置のクレードルの切断部の上方から後方までを示した斜視図である。
Claims (17)
- 加圧カンと共に使用するアクチュエータキャップであって、
カンが、後端と前端とを有し、前記前端が前方展開弁を有し、カンが、カンを保持するためのクレードルを有する噴霧装置内で保持可能であり、前記クレードルは、保持しているカンに対して該クレードルの前端と後端の間を軸線方向に延出し、その前端に軸線方向前方へのカンの移動を制限するクレードル停止面を有し、前記クレードル停止面が、該クレードル停止面から後方へ移動する係合ランドを有し、前記係合ランド内に配置され且つユーザによって選択的に移動可能な作動ピンが該係合ランドから後方へ突出することによって、前記アクチュエータキャップを作動させ、前記アクチュエータキャップがカンに相対して軸線方向に延出される、
前記アクチュエータキャップが、
a. 前記アクチュエータキャップをカンの前端に装着するためのカン取付け構造と、
b. 前記係合ランドを嵌め合い関係の下で受け入れるのに十分な大きさと形状を有する凹部と、
c. 密閉シール関係の下で、前記弁と係合し、出口オリフィスと連通する内部通路を有する弁アクチベータであって、前記弁アクチベータが移動すると、前記弁を作動させ、前記内部通路を介して前記出口オリフィスからカンの内容物を放出させる弁アクチベータと、
d. 前記係合ランドが前記凹部内に受け入れられると、前記作動ピンの後方に延出して前記作動ピンと位置合わせされるように配置されたアクチュエータアームであって、ユーザが前記作動ピンを移動させると、該アクチュエータアームが移動して、前記弁アクチベータを移動させて前記弁を作動させることが可能であるアクチュエータアームと、
を備える、
アクチュエータキャップ。 - カンの弁が、前方延出弁ステムを有し、前記弁アクチベータが、前記内部通路と連通する後方開口弁ソケットを備える、請求項1記載のアクチュエータキャップ。
- 前記弁アクチベータが前記アクチュエータアームと一体的に形成される、請求項1記載のアクチュエータキャップ。
- 前記アクチュエータアームが、前記アクチュエータキャップに対して横切るように延出し、活動ヒンジによって前記アクチュエータキャップの残りの部分に取付けられる、請求項1記載のアクチュエータキャップ。
- 前記アクチュエータアームが、前記アクチュエータキャップに対して横切るように延出し、前記凹部から離れたポイントで活動ヒンジによって前記アクチュエータキャップの残りの部分に取付けられる、請求項1記載のアクチュエータキャップ。
- 前記アクチュエータアームは、ユーザによって後方に動かされるときの前記作動ピンを受け入れるように、カンがクレードル内に保持される場合に、前記係合ランドの延長部最後尾の後ろ側に位置する凹部内に前方に向いた前方対向面を有する、請求項1記載のアクチュエータキャップ。
- スロットが、前記凹部から径方向外側に延出し、前記アクチュエータキャップの側面から非遮断開口を提供して、前記凹部と連通する、請求項1記載のアクチュエータキャップ。
- 前記アクチュエータアームが、前記アクチュエータキャップを横切るように延出し、該アクチュエータアームの一端が前記スロットと隣接する、請求項7記載のアクチュエータキャップ。
- 前記アクチュエータキャップがカンチャイムを有するカンと共に使用するように設計され、前記アクチュエータキャップをカンの前端に装着するための前記カン取付け構造が、前記カンチャイムに装着される、請求項1記載のアクチュエータキャップ。
- 前記アクチュエータキャップが、弁カップリムを有するカンと共に使用するように設計され、前記アクチュエータキャップをカンの前端に装着するための前記カン取付け構造が、前記弁カップリムに装着される、請求項1記載のアクチュエータキャップ。
- 前記凹部が、前記アクチュエータキャップが前記クレードル内の適所に配置されているときに、前記凹部内に前記係合ランドを配置するのを補助する、内方傾斜ガイド面を有する、請求項1記載のアクチュエータキャップ。
- 前記凹部が前記アクチュエータキャップの片側に隣接し、前記弁アクチベータが前記アクチュエータキャップの軸上にあることにより、該弁アクチベータが、前記凹部と前記凹部と反対側の前記アクチュエータの側面との間に配置される、請求項1記載のアクチュエータキャップ。
- 加圧カンと共に使用するアクチュエータキャップであって、
カンが、後端と前端とを有し、前記前端が前方展開弁を有し、カンが、カンを保持するためのクレードルを有する噴霧装置内で保持可能であり、前記クレードルは、保持しているカンに対して該クレードルの前端と後端の間を軸線方向に延出し、その前端に軸線方向前方へのカンの移動を制限するクレードル停止面を有し、前記クレードル停止面が、該クレードル停止面から後方へ移動する係合ランドを有し、前記係合ランド内に配置され且つユーザによって選択的に移動可能な作動ピンが該係合ランドから後方へ突出することによって、前記アクチュエータキャップを作動させ、前記アクチュエータキャップがカンに相対して軸線方向に延出される、
前記アクチュエータキャップが、
a. 前記アクチュエータキャップをカンの前端に装着するためのカン取付け構造と、
b. 前記係合ランドを受け取り、前記クレードル内にカンを保持し、前記クレードルの径方向の所定の配向に前記アクチュエータキャップを位置付けるのを補助する凹部と、
c. 前記凹部から径方向外側に延出するスロットであって、前記アクチュエータキャップの側面から非遮断開口を提供して前記凹部と連通するスロットと、
d. 密閉シール関係の下で、前記弁と係合し、出口オリフィスと連通する内部通路を有する弁アクチベータであって、前記弁アクチベータが後方に移動すると、前記弁を作動させ、カンの内容物を放出させる弁アクチベータと、
e.前記アクチュエータキャップを横切るように延出するアクチュエータアームであって、前記アクチュエータアームの一端が、前記スロットと径方向に位置合わせされ、前記係合ランドが前記凹部に受け入れられると、前記作動ピンの後方に位置し且つ該作動ピンと位置合わせされる前記凹部内に、前記アクチュエータアームが前方対向面を有し、ユーザが前記作動ピンを移動させると、後方へ移動して前記前方対向面と接触し、前記弁アクチベータを移動させて、前記弁を作動させることが可能である、アクチュエータアームと、
を備える、
アクチュエータキャップ。 - 前器弁アクチベータが前記アクチュエータアームと一体的に形成され、該アクチュエータアームが、前記凹部から離れたポイントにある活動ヒンジによって、前記アクチュエータキャップの残りの部分に装着される、請求項13記載のアクチュエータキャップ。
- a. 1.前記係合ランドを受け取り、前記クレードル内にカンを保持し、前記クレードルの径方向の所定の配向に前記アクチュエータキャップを位置付けるのを補助する凹部と、
2.密閉シール関係の下で、前記弁と係合し、弁アクチベータが後方に移動するとき、前記弁を作動させ、カンの内容物を放出させる、弁アクチベータと、
3.前記係合ランドが前記凹部に受け入れられると、前記作動ピンの後方に延出し且つ該作動ピンと位置合わせされるように配置されたアクチュエータアームであって、ユーザが前記作動ピンを移動させると、前記アクチュエータアームが後方へ移動して前記弁アクチベータを移動させ、前記弁を作動させることが可能である、アクチュエータアームと、
を有する、前記カンの前端に取付けられたアクチュエータキャップを提供するステップと、
b. 前記係合ランドを前記凹部に挿入するカンを前記クレードル内に配置して、前記カンクランプを用いることによってカンを前記クレードル内に固着するステップと、
c. 前記作動ピンを後方へ移動して前記弁を作動するステップと、
を有する、
加圧されて軸線方向に延出するカンを作動する方法であって、
前記カンが、カンを保持するためのクレードルを有する噴霧装置内で所定の径方向の配向で保持されている間に前方に展開する弁を有し、前記クレードルが、保持しているカンに対して、前端と後端の間を軸線方向に延出し、その前端にカンの軸線方向前方の動作を制限するクレードル停止面と、該クレードル停止面に対してカンを保持するカンクランプと、を有し、前記クレードル停止面が、前記係合ランド内に配置され且つユーザによって選択的に移動可能な作動ピンが該係合ランドから後方へ突出することによって、該クレードル停止面から後方へ移動する係合ランドを更に有すること、
からなる、方法。 - 前記カンの前端に取付けられたアクチュエータキャップを提供するステップが、
a. 前記凹部からが径方向外側に伸び、前記アクチュエータキャップの側面から非遮断開口を形成し、前記凹部と連通するスロットと、
b. 前記アクチュエータキャップを横切るように延出するアクチュエータアームであって、一端が前記スロットと径方向に位置合わせされ、前記係合ランドが前記凹部に受け入れられるとき、前記作動ピンの後方に位置し且つ該作動ピンと位置合わせされる前記凹部内に、前記アクチュエータアームが前方対向面を有するアクチュエータアームと、
を提供するステップを更に有する、請求項15記載の方法。 - 噴霧装置内での使用に適した加圧カンアセンブリであって、
前記クレードルが、保持しているカンに対して、前端と後端の間を軸線方向に延出し、その前端にクレードル停止面を有することにより、カンの軸線方向前方の動作を制限し、前記クレードル停止面が、係合ランド内に配置され且つユーザによって選択的に移動可能な作動ピンが該係合ランドから後方へ突出することによって、該クレードル停止面から後方へ移動する前記係合ランドを更に有する、
前記加圧カンアセンブリが、
a. 前端と後端を有し、該前端が前方展開を有する、加圧カンと、
b. カンの前記前端に取付けられ、
1. 前記係合ランドを嵌め合い関係の下で受け入れるのに十分な大きさと形状を有する凹部と、
2. 密閉関係の下で、前記弁と係合し、出口オリフィスと連通する内部通路を有する弁アクチベータであって、前記弁アクチベータが移動すると、前記弁を作動させ、前記内部通路を介して前記出口オリフィスからカンの内容物を放出させる弁アクチベータと、
3. 前記係合ランドが前記凹部内に受け入れられると、前記作動ピンの後方に延出して前記作動ピンと位置合わせされるように配置されたアクチュエータアームであって、ユーザが前記作動ピンを移動させると、該アクチュエータアームが移動して、前記弁アクチベータを移動させて前記弁を作動させることが可能であるアクチュエータアームと、
を備える、
加圧カンアセンブリ。
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