JP2005501669A5 - - Google Patents

Claims (14)

1. 呼吸ガスを新生児に投与する経鼻カニューレであって、チャンバ、吸気導管に係合するように形成されたガス入口、呼気導管に係合するように形成されたガス出口及び前記チャンバを通る前記入口から前記出口への前記ガスの小抵抗経路を含むマニホルドと、前記入口から実質的に等間隔のところで前記チャンバと流体連通状態にある１対の鼻枝管とを有し、前記枝管は、前記経路内に直接並置されていることを特徴とする経鼻用カニューレ。
2. 前記カニューレは、前記枝管を前記新生児の外鼻孔内の定位置に保持する固定手段を有していることを特徴とする請求項１記載の呼吸ガスを新生児に投与する経鼻用カニューレ。
3. 前記固定手段は、前記新生児の首の後ろの周りに延びて前記カニューレと係合し、それにより前記枝管を前記新生児の外鼻孔内の定位置に保持するようになったストラップを含むことを特徴とする請求項２記載の呼吸ガスを新生児に投与する経鼻用カニューレ。
4. 前記ストラップは、小抵抗部分を有し、前記小抵抗部分は、前記カニューレと摺動自在な仕方で係合して前記カニューレに対する前記ストラップの実質的に側方（エゴノン（egonon）軸方向）運動を可能にするようになっていることを特徴とする請求項３記載の呼吸ガスを新生児に投与する経鼻用カニューレ。
5. 前記小抵抗部分は、薄いプラスチックストランド又はストリップから成ることを特徴とする請求項４記載の呼吸ガスを新生児に投与する経鼻用カニューレ。
6. 前記ストラップの残部は、使用中前記ストラップの張力を調節するための前記小抵抗部分への調節可能な取付け部を有していることを特徴とする請求項５記載の呼吸ガスを新生児に投与する経鼻用カニューレ。
7. 前記固定手段は、乳幼児の頭を少なくとも部分的に被覆するようになったヘッドカバー手段及び前記ヘッドカバー手段を前記乳児の頭の上にしっかりと配置するための弾性を備えた少なくともカフを含む乳児ボンネットと、前記ヘッドカバー手段の外面に連結された医療用チューブ固定手段から成り、前記医療用管は、使用中、前記カニューレに連結されるようになっており、前記固定手段は、前記ヘッドカバー手段上を通る医療用管を少なくとも側方（エゴノン（egonon）軸方向）運動が生じないよう保持することができることを特徴とする請求項２〜６のうちいずれか一に記載の呼吸ガスを新生児に投与する経鼻用カニューレ。
8. 前記ヘッドカバー手段は、管状の形態をしていて、両端が開口した編物で作られ、前記固定手段は、一方の前記開口端部に隣接して前記外面に連結されており、端閉鎖手段が、他方の前記開口端部に隣接して前記外面に連結されており、前記端閉鎖手段は、前記編物のそれぞれの前記端部を互いに束ねた閉鎖状態に保持できることを特徴とする請求項７記載の呼吸ガスを新生児に投与する経鼻用カニューレ。
9. 前記医療用管固定手段及び前記端閉鎖手段のうちいずれか一方又は両方は、前記ヘッドカバー手段に縫い付けられたレース又はひも類であり、又はこれを含むことを特徴とする請求項８記載の呼吸ガスを新生児に投与する経鼻用カニューレ。
10. 前記レース又はひも類は、２つのアームをもたらすようその中央が前記ヘッドカバー手段に固定されており、前記アームは、前記アーム上で摺動可能な締付けトグルを通って延びていることを特徴とする請求項９記載の呼吸ガスを新生児に投与する経鼻用カニューレ。
11. 前記締付けトグルは、少なくとも２つの状態相互間で動くことができ、前記締付けトグルは、前記レース又はひも類の前記アームが前記トグルを通るこれらの通路内でクランプされるピンチオフ状態に付勢されたり、前記トグルが前記レース又はひも類の前記アームに沿って摺動できる自由形態に操作可能であることを特徴とする請求項１０記載の呼吸ガスを新生児に投与する経鼻用カニューレ。
12. 呼吸ガスを新生児に投与するシステムであって、加圧ガス源と、前記加圧ガス源と流体連通していて、ガスを運ぶようになった吸気導管と、前記吸気導管と流体連通状態にあり、ガスを前記新生児の鼻通路に投与するようになった手段としての経鼻用カニューレと、前記投与手段と流体連通状態にあり、ガスを前記投与手段から運ぶようになった呼気導管と、前記呼気運搬手段内に設けられ又はこれと流体連通状態にある圧力調整装置とを有し、前記圧力調整装置は、前記圧力調整装置を通るガスの流れを調節することにより前記新生児の鼻通路に送られるガスの所定の平均圧力を達成するようになっていることを特徴とするシステム。
13. 圧力調整装置は、液体を収容するようになった容器と、近位端部及び遠位端部を備えたターミナル導管手段とを有し、前記近位端部は、前記呼気導管に連結され、前記遠位端部は、前記液体中に浸漬されるようになっており、使用中、前記新生児の鼻通路に投与されたガスの平均圧力が前記液体中への前記遠位端部の浸漬レベルによって決定されるようになっていることを特徴とする請求項１２記載のシステム。
14. 前記経鼻用カニューレは、請求項１〜１１のうちいずれか一に記載の経鼻用カニューレであることを特徴とする請求項１３記載のシステム。