JP2005500759A - 移動局状態遷移に関する状態遷移の遅延およびシグナリング・オーバーヘッドの低減 - Google Patents

移動局状態遷移に関する状態遷移の遅延およびシグナリング・オーバーヘッドの低減 Download PDF

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Abstract

ワイヤレス通信網は、移動局がコントロール・ホールドあるいは準活動状態のような不活動状態から活動状態に遷移して戻るときを認知することによって、それのシグナリング・オーバーヘッドを低減する。ネットワークによるそのような認知に基づいて、移動局はそれが活動状態へ戻ることを明示的に協議する必要なしに、望みのトラヒック・データの送信を開始することによって、さもなければ活動状態動作への復帰のために必要とされる、例えばレイヤー3およびそれ以上の上位レイヤーのシグナリングを低減あるいは解消する。ネットワークは更に、例えば送信された上り回線電力制御ビットを使用して不活動な移動局が不活動状態に留まるべきであることを示すことによって明示的なシグナリングを回避しよう。このように、不活動な移動局はそれが妥当な場合には明示的なシグナリングなしに活動状態に戻ることが許され、あるいはもし必要であれば、その不活動状態に保持されるが、これらはすべて明示的なネットワーク・シグナリングを必要としない。

Description

【技術分野】
【0001】
本出願は次の米国仮出願:2001年8月20日付けの出願番号第60/313,451号、2001年10月18日付けの出願番号第60/330,403号、2001年11月17日付けの出願番号第60/337,030号、および2002年2月28日付けの出願番号第60/360,373号により、35U.S.C§第119(e)に基づいて優先権を主張する。これらの出願はここに特別に参照によって全体が取り込まれ、援用される。
【0002】
本発明は一般にワイヤレス通信網の管理に関するものであって、更に詳細には、移動局状態遷移に関するシグナリング低減に関する。
【背景技術】
【0003】
与えられた1つのネットワーク実現によりサポートされるユーザ数が増大するということは、ワイヤレス通信網の設計および運用に対する挑戦を継続しなければならないことを意味する。ネットワーク内での非効率性は同時に利用できるユーザの数を人為的に制限し、それに従って、与えられた瞬間に最大数のユーザに対してオペレータがサービス提供できる能力を制限するため、オペレータ収益は各種のネットワーク資源をいかに効率的に活用するかに直接依存する。
【0004】
発展中のワイヤレス標準は、主として下層のパケット・データ構造上に構築された1つのサービス領域を提供する。そのようなサービス例には、電子メール、ウエブ・ブラウジング、インスタント・メッセンジャー(IM)、マルチキャスティング、マルチメディア・ストリーミング、および株価表示や気象/旅行の最新情報を含む各種のショート・メッセージング・サービス(SMS)が含まれるが、これらに限定されない。そのようなパケット・データ・サービスによって提供される情報の種類はユーザの視点からは広範囲に広がるが、そのようなトラヒックはネットワークの視点では1ないし複数の少なくともある程度まで共通した特徴を有する。
【0005】
パケット・データ・サービスと、例えば回路交換式音声/ファックス・サービスのような従来の音声サービスとの間の比較的顕著な違いは、パケット・データ接続が“バースト的な”データを運ぶことである。端的に言えば、パケット・データ接続は間歇的にデータを運び、その不活動期間は与えられたデータ接続によって提供される単数または複数のサービスの性質に依存する。例えば、ウエブ・ブラウジングを実行しているユーザはリンク先をクリックしたり、ページをダウンロードしたり、次のリンク先をクリックするか、あるいは別のページをロードする前に、しばらくの時間ダウンロードしたページを熟読するのが普通である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ネットワーク資源が無限にあれば、そのような間歇周期を気にしなければならない理由は存在せず、そのユーザに関するデータの流れの間歇性に関わらず、ネットワークはそのユーザの資源を専用のものとして残してくれる。しかし、実際のネットワークでは資源が有限であるため、できるだけ大勢のユーザをサポートできるようにそれらを効率的に管理する必要がある。すなわち、関連するユーザにデータを活動的に運んでいないデータ接続に占有されている資源は、もしその接続の状態、すなわち活動的か不活動的かに注目して管理しなければ、ネットワーク容量を不必要に低下させることになる。
【0007】
そのような資源をより効率的に利用するための各種の方法には、それらの接続の“状態”に基づいてユーザのデータ接続を管理する方法が含まれる。この接続状態方式によれば、ネットワーク資源は状態に基づくやり方で管理される。例えば、資源は、与えられたデータ接続の特別な状態に基づいて、段階的に増やすか、あるいは減らしながら割り当てられる。CDMA2000ネットワークでは、例えば、媒体アクセス制御(MAC)レイヤーは次の状態:アクティブ、コントロール・ホールド、サスペンド、およびドーマントを定義する。
【0008】
アクティブ状態では、ネットワークは専用MACおよびトラヒック・チャネルを含む資源の完全な割り当てを維持するため、データはユーザの移動局との間で活動的に受信および送信される。ネットワークとユーザの移動局との間で、定義された時間窓に何もデータが転送されなければ、ユーザのデータ接続はコントロール・ホールド(CH)状態に遷移する。コントロール・ホールド状態のいくつかの実施はユーザ専用のトラヒック・チャネルを解放し、他のものはそれらの資源を保有する。しかし、一般的にはコントロール・ホールド状態にある移動局は、例えばゲート化パイロット信号を送信することによって、上り回線活動を減らす。パイロット信号をゲート化することはパイロット信号の送信電力の時間平均を効率的に削減し、それによってネットワーク中の上り回線干渉を下げる。上り回線干渉の低減によってシステム容量は増大し、そのためネットワークは移動局の状態に基づく管理を通して容量上の利益を得る。
【0009】
上述の状態に基づく方式はネットワーク容量に関して利益を与えるが、その利益も、もし移動局を活動状態に戻すために移動局の状態管理が長い遷移時間を必要としたり、シグナリング・オーバーヘッドが本質的に増大したりするようなことがあれば、ほとんど実現されない。例えば、移動局を異なる複数の状態に維持するなど、特に、1つの状態から別の状態への移動局の遷移を処理するためにはネットワーク内の状態に注目する必要がある。1つの方法では、移動局の現在の状態を示すために、あるいは1つの状態から別の状態への移動局の遷移を制御するために、明示的なネットワーク・シグナリングを利用する。しかし、各種のネットワーク実体間で制御用のシグナリングが増大すると、処理用資源や実体間のリンク用帯域を消費することからネットワーク容量が低下することになるため、負担を必要とされるシグナリングを過度に増やすものはどんなものでも望ましくない。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、移動局の状態遷移を管理する場合の、状態遷移の遅延およびネットワークのシグナリング・オーバーヘッドを低減するための方法および装置を提供する。更に詳細には、本発明の例示的実施の形態には、“コントロール・ホールド”のような1ないし複数の不活動状態から“アクティブ”状態への移動局の遷移を管理するための方法が含まれる。ここで使用される“コントロール・ホールド状態”という用語は、低減された上り回線活動度によって特徴付けられる移動局状態を表し、更にCDMA2000ネットワーク標準に定義されているようなコントロール・ホールドの文字通りの定義のほか、“準活動的”あるいは“実質的活動”状態のような、より広範囲な、より一般化された概念を含意する。更に詳細には、本発明は、1つの不活動状態または条件から活動状態への移動体主導の遷移を管理することにも適用されるので、コントロール・ホールドのような例示的状態への参照は限定的に解釈すべきではない。
【0011】
1つの例示的実施の形態では、移動局は、アクティブ状態へ戻る移動体主導の遷移を表示するものとネットワーク基地局によって認知される暗黙的なシグナリングを使用する。基地局においてそのような遷移を認知することにより、より上位レイヤーでネットワーク・シグナリングを行なう必要がなくなる。暗黙的な信号検出には、1または複数の上り回線信号中の特徴的変化の検出、予定外のデータ送信の検出、および上り回線制御および/またはシグナリング・チャネル中の暗黙的なシグナリングの検出が含まれるが、これらに限定されない。このように、基地局は移動局に付随する1または複数の上り回線チャネル上の活動を監視することによって、与えられた移動局がアクティブ状態に戻る動作を一般に認知することができる。基地局は、活動状態への遷移がMSによって検出されたときは、遷移確認のような表示を移動局に提供する。
【0012】
例示的な実施の形態では、基地局は、移動局からのパイロット信号中の受信エネルギーの変化を検出することによって、与えられた移動局がアクティブ状態に遷移して戻ったときを認知する。そのような変化が生ずるのは、移動局がコントロール・ホールドにおいてゲート化パイロット信号を送信する状態から、アクティブ状態において連続的なパイロット信号送信状態に変化するためである。このように、受信されるパイロット信号のエネルギーは、移動局がアクティブ状態動作に遷移するにつれて特徴的に変化する。
【0013】
コントロール・ホールド状態で使用されるゲート化比率は、例えば2分の1から4分の1のオン/オフ比に変動するが、用いられる特定の比率に関係なく、与えられた移動局から受信されるパイロット信号の平均エネルギーは、その移動局がゲート化されたパイロット信号送信から連続的な送信へと切り替わるにつれて、検出できるように変化する。そのようなパイロット信号の検出は非コヒーレントな検出方法に基づいて行なうことができ、また或る状況下では、コヒーレントなパイロット検出に基づくこともできる。更に、パイロットと、1または複数のその他の上り回線信号との合同検出も利用できる。パイロットに付随して送信されるその他の信号のコヒーレントあるいは非コヒーレント検出は、適当と考えられる場合、あるいは望ましい場合に行なわれよう。その他の実施の形態では、活動状態への移動体主導の遷移を検出するために、パイロット信号以外の1または複数の上り回線チャネル信号のコヒーレントあるいは非コヒーレント検出が用いられよう。
【0014】
ゲート化パイロット信号の利用は、暗黙的なコントロール・ホールドからアクティブ状態へのシグナリングのベースとなると同時に、ネットワークの上り回線電力制御動作を複雑化する。通常は、ネットワークは与えられた移動局から受信したパイロット信号を使用して電力制御ビット(PCB)を発生させ、それを用いてその移動局の上り回線送信電力を制御する。移動局パイロット信号のゲート化部分は、ネットワークによるPCBの生成のためのベースにはならない。従って、ネットワークは低減化レートの電力制御方式を採用し、そこにおいて移動局が活動的にそれのパイロット信号を発生するときだけPCBを生成し、そうでないときはゲート化部分の間にPCB生成を一時停止するかもしれない。
【0015】
本発明の別の例示的実施の形態では、ネットワークにおけるPCBの選択的生成を取り巻く複雑な状況は、それらのR−PICH信号の活動的部分に応答して生成される有効なPCBと、R−PICH信号のゲート化された(不活動的)部分において生成される無効なPCBとを区別するように移動局をプログラムすることによって排除される。言い換えると、移動局は無効なPCBを無視し、有効なPCBに基づいて上り回線電力制御を実行する。このように、ネットワーク論理は簡素化されて、移動局がアクティブ状態にあろうとコントロール・ホールド状態にあろうとそれに関係なく、公称アクティブ状態レートでPCBが生成される。
【0016】
更に別の例示的実施の形態では、ネットワークは無効なPCBをシグナリング・ビットとして利用することによって、コントロール・ホールド状態の間、フルレート電力制御を活用する。この方式では、ネットワークは与えられた移動局のR−PICH信号のゲート化部分に対応するPCBを利用して、その移動局にシグナリングあるいはその他の情報を送る。このように、無効なPCBを単に無視するのではなく、移動局はそれらを調べることができ、そうでなくてもそれらを復号して送信された情報を復元することができる。このように、ネットワークは、移動局への付加的なチャネルを割り当てたり、使用したりしなくても、移動局のコントロール・ホールド状態の間に所望のデータをその移動局へ転送するための付加的なシグナリング・チャネルを手に入れる。1つの例示的な実施の形態では、ネットワークは無効なPCBを介した暗黙的なシグナリングを使用して、与えられた移動局がコントロール・ホールドに保留すべきであると表示するか、そうでなければそれがアクティブ状態に遷移して戻るのを遅らせる。
【0017】
一般に、従って、本発明は基地局において使用され、不活動的な状態からアクティブ動作への移動局の遷移(あるいは戻る試み)を暗黙的に認知することを、その移動局に付随する1または複数の上り回線信号中の1または複数の特徴的変化を検出することによって行なう。そのような変化には、活動的状態への戻りを指定する信号エネルギー中の特徴的変化、有効データの受信、などが含まれるがこれらに限定されない。移動体主導のアクティブ状態遷移を検出するように基地局を構成することによって、さもなければ移動局とサポートする基地局コントローラとの間で必要とされる上位レベルのネットワーク・シグナリングが不要となる。
【0018】
状態遷移を実行するためのそのようなシグナリングの必要性をなくすことによって、シグナリング・オーバーヘッドを減らせるため、ネットワークの効率は向上する。更に、基地局と基地局コントローラとの間での上位レイヤーのメッセージングに付随するシグナリング遅延をなくせるため、遷移性能が向上し、これによって、移動局をコントロール・ホールド状態に、より頻繁に遷移させることがより効率的および実際的にできるようになり、ネットワーク全体の効率が向上する。
【実施例】
【0019】
図1は一般に番号10で示した例示的ワイヤレス通信網を示す。1つの例示的実施の形態では、ネットワーク10は、電気通信工業会(TIA)によって発布された1xEV−DO/DV(ワンエックス・イーブイ・ディーオー/ディーブイ)標準に基づくものであるが、本発明はそのような実施に限定されない。ここで、ネットワーク10は1または複数の移動局(MS)12を、インターネットのような公衆データ・ネットワーク(PDN)14につないで通信できるようにしている。この機能をサポートするについて、ネットワーク10は無線アクセス・ネットワーク(RAN)16およびパケット・コア・ネットワーク(PCN)18を含む。典型的には、PCN18は、ネットワーク10の制御下で動作する管理されたIPネットワーク20を介してPDN14につながる。
【0020】
RAN16は典型的には1または複数の基地局コントローラ(BSC)30を含み、それらは各々1または複数のコントローラ32またはその他の処理システムを含んでいる。一般に、各BSC30には1または複数の基地局BS34が付随する。各BS34は1または複数のコントローラ36か、あるいはその他の処理システムを含み、そのほかに、変調器/復調器、ベースバンド・プロセッサ、無線周波数(RF)電力増幅器、アンテナ等、MS12との間で無線通信をサポートする類別されたトランシーバ資源38を含む。
【0021】
BS34は基地トランシーバ・システム(BTS)あるいは無線基地局(RBS)と呼ばれることもある。動作時には、BS34はMS12に制御およびトラヒック・データを送信し、それらから制御およびトラヒック・データを受信する。BSC30は各種のBS34の調整された制御を提供し、無線パケット・ネットワーク(RPN)リンクを介してPCN18とのインタフェースとなる例えばパケット制御関数(PCF)を介して、RAN16をPCN18につなぎ、通信できるようにする。
【0022】
PCN18は、1または複数のコントローラ42あるいはその他の処理システムを含むパケット・データ・サービング・ノード(PDSN)40、ホーム・エージェント(HA)44、およびユーザ認証、権利認証、および課金(AAA)サーバ46を含む。PDSN40は、ポイント・ツー・ポイント・プロトコル(PPP)リンクを確立、維持、および終了することにより、RAN16とPDN14との間の接続ポイントとして動作し、更にネットワークへの訪問者に対して登録およびサービス提供を行なうためのフォーリン・エージェント(FA)機能を提供する。HA44はPDSN40と共同して動作し、移動IP登録を認証し、現在の位置情報を保持して、パケット・トンネリングやその他のトラヒック転送活動を支援する。最後に、AAAサーバ46はユーザ認証および権利認証のほか、課金サービスを提供する。
【0023】
ネットワーク10は、MS12に付随する複数のユーザにワイヤレス通信サービスを提供する。それが同時にサポートできるユーザ数およびシステムのスループットを増やすために、ネットワーク10は各種のMS12が、選ばれた時間において活動を縮小した1または複数の状態で動作することを許容する。図2は1xEV−DV標準で採用された状態用語に従う例示的状態定義を示しているが、本発明はそれらの標準に限定されず、更に図示された状態もそれらの標準に定義された特定の状態に限定されないことに注意する必要がある。この議論において、アクティブ状態は活動的な下りおよび/または上り回線のトラヒック・チャネル活動によって特徴付けられ、またコントロール・ホールド状態は下り回線のトラヒック・チャネル活動の停止と縮小した上り回線活動によって特徴付けられる。
【0024】
このように、トラヒック・データの受信および/または送信に活動的に従事しているMS12はアクティブ状態(S0)で動作している。少なくともいくつかの例示的実施の形態では、各MS12について、トラヒック・データの不活動状態はネットワーク10によって計時されて、指定された時間切れを超えて不活動状態に留まるMS12はコントロール・ホールド状態(S1)に遷移する。不活動状態が更に続くことが付随する不活動タイマーによって測定されれば、それらのMS12はサスペンド・ホールド状態(S2)に遷移し、更にはドーマント状態(S3)に遷移する。その他の実施の形態では状態遷移を決定および/または制御するためにその他の情報、例えば、基地局からの移動局の距離やチャネル状態を用いることができる。更に、そのような方法は、もし必要であれば、時間に基づく方法と組み合わせることができる。
【0025】
状態S1−S3は測定された不活動状態の程度とみることができる。すなわち、それらはすべて“不活動状態”であるが、コントロール・ホールド状態はそのネットワーク10中では一般にサスペンド・ホールドおよびドーマント状態とは異なっており、それを実行されたMS12は本質的に通信活動を回復する準備のできた状態に留まる。例えば、ネットワーク10は、移動体がサスペンド・ホールドまたはドーマント状態に遷移すると、与えられたMS12に割り当てられていた専用のトラヒックおよび/または制御チャネルを物理的に解放するかもしれない。これとは対照的に、そのMS12がアクティブ状態からコントロール・ホールド状態に遷移したときは、少なくとも与えられたMS12に対する論理的な割り当てに関しては、それらのチャネルは確保されたままとなる。この意味で、コントロール・ホールド状態は、傾向を強めるドーマント状態のようには多くの通信資源、例えば無線チャネル、ウォルシュ・コード・アサインメントを解放しない。それにも拘らず、コントロール・ホールド状態は、それが縮小した上り回線活動を採用することによってアクティブ状態よりも有利である。
【0026】
コントロール・ホールドにおいてMS12の上り回線活動を縮小することはネットワークの上り回線容量を増大させ、移動局のバッテリ寿命を向上させる。CDMAネットワークは、一般に、“干渉で制限される”システムであり、ネットワーク容量が干渉レベルによって影響されることを意味する。MS12はコントロール・ホールド状態で上り回線トラヒック・チャネル(R−TCH)信号を送信することはないが、それでも上り回線パイロット・チャネル(R−PICH)信号は送信する。それら送信されたパイロット信号の各々は、ネットワーク10が上り回線上で経験する干渉レベル全体に寄与する。従って、コントロール・ホールド状態にある間に、不連続に、あるいはデューティ・サイクルを下げてR−PICH信号を送信するようにMS12を構成することによって、上り回線上のパイロット信号電力の合計は削減でき、等価的な上り回線の干渉レベルもそれに伴って減少する。
【0027】
更なる干渉低減は、サスペンドするか、あるいはコントロール・ホールドのような不活動状態の1つにあるMS12からのその他の上り回線制御および/またはシグナリング信号の送信をゲート化することによって得られる。例えば、いくつかのネットワーク構成はMS12からのチャネル品質情報を利用して、MS12に送信するための下り回線のデータ・レートを設定する。1xEV−DO/DV系では、各MS12はデータ・レート制御(DRC)チャネル信号またはチャネル品質表示(CQI)チャネル信号をネットワーク10に送信して、その情報を利用してネットワークは下り回線共通共有チャネル(F−CSCH)上でのMS12に対するサービス提供のデータ・レートを設定する。本発明のいくつかの実施の形態では、MS12はそのようなデータ・レート制御送信をサスペンドさせることによって、上り回線干渉を更に低減する。
【0028】
選ばれたその他の上り回線制御および/またはシグナリング・チャネルのサスペンドが使用されてもされなくても、コントロール・ホールド状態または不活動状態の別の1つの状態にあるMS12に対するR−PICH信号のゲート化によってR−PICH信号の時間平均した送信電力が低減されることにより移動局バッテリの寿命が向上する。このように、コントロール・ホールド状態での上りパイロット信号のゲート化は少なくとも上り回線容量の増大と移動局バッテリ寿命の向上という二重の利点を提供する。しかし、コントロール・ホールドまたはその他のそのような不活動状態を使用すると、コントロール・ホールド状態に遷移したMS12に関連するユーザの観点からは、ネットワーク10の明瞭な応答性や認知された性能が減退する。
【0029】
そのような認知が生ずるのは、例えば、与えられたMS12がコントロール・ホールドからアクティブ状態に戻る遷移が、上位レベルのネットワーク・シグナリングが必要なために遅延する場合である。コントロール・ホールド管理の従来の方法では、ネットワーク10は“協議”するか、さもなければ移動局のアクティブ状態への戻りを管理するためにMS12と上位レベルのシグナリングを必要とする。そのようなシグナリングは典型的には、従来の方法の場合、ネットワーク10が上り回線上で移動局の専用トラヒック・チャネル(単数または複数)を論理的に解放した場合でも必要であった。そのような上位レベルでのネットワーク・シグナリングにはBSC30のような実体が含まれるため、BS34とBSC30との間でそれらをつなぐ戻りリンク(単数または複数)上でシグナリング・メッセージを運ぶことに関連して遅延が生ずる。
【0030】
図3は簡略化されたネットワークのレイヤー積層構造を示し、それはレイヤー1、レイヤー2、およびレイヤー3等を含む。レイヤー1は物理層を表し、ネットワーク10とMS12との間のエア・インタフェースをサポートする無線資源の管理を含む。レイヤー2は媒体アクセス制御層およびリンク・アクセス制御(LAC)を表し、それらは各種のMS12のために用意されたトラヒックおよび制御データの論理構造を比較的低レベルでサポートする。レイヤー2は更に、無線リンク・プロトコル(RLP)を介してレイヤー3とのインタフェースとなる。レイヤー3およびレイヤー3より上のものは上位レベルのシグナリング・サービス、プロトコル・スタック、およびアプリケーションを表し、それらは一緒になって上位レベルのネットワーク制御、管理、およびトラヒック輸送を提供する。
【0031】
一般的に、レイヤー3のシグナリングはBSC30を含む。従って、ある種の移動局の行動に応じて生成されるレイヤー3あるいはそれより上位の任意のメッセージは、BSC30を各種のBS34につないで通信できるようにしている戻り回線(単数または複数)を通って上位層のプロトコルに運ばれる必要がある。従って、レイヤー3のシグナリングを用いて与えられたMS12をコントロール・ホールド状態からアクティブ状態に戻す遷移に伴って検出可能な遅延が生ずる可能性がある。そのような性能上の問題に加えて、レイヤー3のシグナリングを介してアクティブ状態へ戻る移動体の遷移の管理はネットワーク10に対して付加的なシグナリング・オーバーヘッドを課す。本発明は、1または複数の例示的実施の形態において、上位レベルのネットワーク・シグナリングを必要とせずに、移動体主導のアクティブ状態への戻り(あるいは戻る試み)を許容することによって、そのようなシグナリングを回避する方法を提供する。
【0032】
図4は、移動局が例えば、コントロール・ホールド状態にあるときに、MS12からネットワーク10に信号を送信する上り回線チャネルの例示的な組を示す。図示のように、MS12は次の信号のうちの1または複数のものを送信する。
・上りパイロット・チャネル(R−PICH)信号、
・上りチャネル品質表示チャネル(R−CQICH)信号、
・上り専用トラヒック・チャネル(R−DTCH)信号、および
・上り共通シグナリングまたは制御チャネル(R−CSCH/CCCH)信号。
上に挙げたのはこれで完全ではないし、またこれに限定するものではなく、その他のネットワーク標準によって異なる名前で定義された同様な、あるいは類似の機能を有するチャネルでも構わないことを理解されるべきである。更に、R−CQICHチャネル信号には1xEV−DOで使用されるデータ・レート制御(DRC)チャネル信号が含まれること、およびR−CSCH/CCCH信号は上りMACチャネル信号を含んでもよいことを理解されるべきである。
【0033】
1つの例示的実施の形態では、各BS34は1または複数のエネルギーおよび/またはデータ検出器50を含んでおり、それはトランシーバ資源38、コントローラ36、あるいはそれらの組合せを用いて実現することができよう。いずれの場合でも、ネットワーク10はMS12によって送信される上り回線チャネル信号の1または複数のものを監視して、それらの信号の1または複数のうちに、コントロール・ホールド状態からアクティブ状態に移動局が遷移して戻ることを示す特徴的変化を検出するようになっている。基地局レベルでそのような遷移を認知できる能力によって、ネットワーク10はレイヤー3のシグナリングを行なわずにそのような遷移を協議することが可能となる。更に、MSがアクティブ状態動作に戻ることを認知するのに応じて、ネットワーク10はその遷移に応答して必要とされる資源を割り当て、またMS12からのトラヒックを活動的に受信することを開始できる。
【0034】
図5は、コントロール・ホールドからアクティブ状態への移動体主導の戻りをサポートする例示的ネットワーク・ベースの論理を示す。図示した筋書きにおいて、与えられたMS12がコントロール・ホールド状態にあり、ネットワーク10は状態制御スキーム全体の中の一部として、その不活動状態を計時する。このように、ネットワーク10は、コントロール・ホールド状態にあるMSの不活動状態を計時するための第1の不活動タイマーを保持し、コントロール・ホールド状態にある時間が定められた時間を過ぎるとMS12をサスペンド・ホールドあるいはドーマント状態に遷移させることができるようになっている。この状態不活動タイマーは、例えば現在のユーザ数などに依存して、可変なように定義される時間長あるいは満了期限に基づくことができることに注意されたい。更に、ネットワーク10は一般にこの中で先に述べたように、時間情報以外のものに基づいて移動局の状態を制御することもできることにも注意されたい。
【0035】
いずれにしろ、ネットワーク10は状態時間切れが発生したかどうかを判断し(工程100)、もしそうなら、MS12を次の不活動状態に遷移させるか、あるいはその他の適切な行動を取り(工程102)、それに従って処理は進行する。そのような時間切れがなければ、ネットワーク10はMS12に付随する1または複数の上り回線チャネルの監視を開始し(あるいは継続して)、MS12がアクティブ状態へ戻る遷移の兆候を待つ(工程104)。もしそのような兆候が検出されれば、ネットワーク10は必要とされる資源を割り当てて、MS12に関連するアクティブ状態動作を回復させ(工程106)、それに従って処理は進行する。どのような兆候もない場合は、ネットワーク10は、時間切れの条件あるいはその他のネットワーク制御の行動に関して監視を継続する。
【0036】
上述の論理において、アクティブ状態への移動体主導の戻りについて上り回線を監視することは、1または複数のBS34によって実行されることが望ましく、そうすることによって、遷移の検出のために上位レベルのネットワーク・シグナリングは必要とされない。例えば、そのような検出を行うようにBS34を構成することによって、MS12はアクティブ状態へのそれの戻り遷移を、レイヤー1(物理層)および/またはレイヤー2のシグナリングを介して暗黙的に通知することができ、それによってBSC30への戻りシグナリングを含むレイヤー3のメッセージ・シグナリングを回避することができる。先に導入したエネルギー/データ検出器50は、MS12によるそのような暗黙的なシグナリングを認知するためにBS34によって利用できる。
【0037】
エネルギー検出に基づく1つの例示的実施の形態では、与えられたBS34は、コントロール・ホールドにある与えられたMS12について、MS12からの上りパイロット(R−PICH)および上りトラヒック(R−TCH)信号の1つまたは両方を監視する。典型的な実施の形態では、MS12はコントロール・ホールドにある専用の上り回線トラヒック・チャネルを確保するが、BS34はそのチャネルを“論理的に”解放するか、そうでなければコントロール・ホールドの間はそれが使用されないと仮定する。
【0038】
いずれの場合も、上りパイロットおよびトラヒック・チャネル信号は一般に、コントロール・ホールドからアクティブ状態へのMS12の遷移に応答してエネルギーおよび/または活動状態に特徴的変化を示すので、そのような変化の検出によってそのMS12がそのような遷移を行なったことを暗黙的にBS34に通知することができる。例えば、コントロール・ホールドからアクティブ状態へMS12が遷移すると、それはそのパイロット信号をゲートから連続モードに変化させ、それによってBS34によって受信されるそれのパイロット信号の信号エネルギーは増加する。同様に、上りトラヒック・チャネル上で活動的データ送信が回復すると、BS34においてそのチャネルに受信される信号エネルギーは増加する。
【0039】
1つの例示的実施の形態では、BS34はそのMS12に関して受信したパイロット信号のエネルギーを、定められた閾値と比較する。もし受信エネルギーがこの閾値を超えたら、BS34はMS12がアクティブ状態に遷移して戻ったと想定する。受信したパイロットのエネルギーを監視するのではなく、BS34は上りトラヒック・チャネルあるいはMS12に付随する1または複数のその他の上り回線チャネル信号について受信信号のエネルギーを監視するようにしてもよい。
【0040】
上り回線データ・チャネルは通常は、移動局が不活動状態のとき、MS12からのトラヒックを運ばないため、上りトラヒック・チャネル上で検出されるエネルギーの増加は移動局の活動が回復した兆候だと受け取られるかもしれない。あるいは、BS34は、移動局のアクティブ状態への戻り遷移を検出するためのベースとして、上りパイロットおよびトラヒック・チャネルの両方について受信されるエネルギーを監視することもできる。もし両チャネルを監視すれば、BS34は評価のための異なるエネルギー閾値を採用するであろうし、そうでなければ、監視する各上り回線チャネル毎に受信されるエネルギーを評価することになろう。
【0041】
アクティブ状態への移動体主導の戻り遷移の1つの例示的実施の形態では、MS12は、予定外のパケット・データをそれの上り専用トラヒック・チャネル(R−DTCH)信号上に送ることによって、そのような遷移を暗黙的に通知する。この信号の監視に基づいて、BS34はMS12の遷移を検出し、例えば、遷移確認(T−ACK)をMS12に送ることによってネットワーク10がその活動状態への遷移を認知したことを示す。
【0042】
BS34による上りトラヒック・チャネル監視の1つの例示的実施の形態では、MS12の与えられた1つは予定外の送信のための新しいパケットを生成しており、コントロール・ホールドからアクティブへの状態遷移を開始し、そのパケットあるいはプリアンブルをそれの上り回線トラヒック・チャネル、例えばR−DTCH上に直接送って、その遷移を通知する。各々の受信BS34は、受信した上りチャネル信号をデフォルトのシンボル・レートで逆拡散させ、移動体のゲート化パイロットがオンの期間に上り回線チャネルに受信された信号の中に新しいパケットあるいはプリアンブルがないかどうかを検出する。そのようなトラヒック/プリアンブル検出の定量的な説明は、上り回線トラヒック・チャネル上で受信される離散時間シンボルを次のように表現することから始まる。
【0043】
【数1】
Figure 2005500759
【数2】
Figure 2005500759
【0044】
ここで、Ec,mはm番目のシンボル期間にチップ当たりに受信されるエネルギー、dm,Iおよびdm,Qはそれぞれ同相(I)および直交(Q)成分のデータ・シンボル、Θは搬送波位相、nI,mおよびnQ,mはIおよびQチャネルの干渉サンプルであり、それらは各々平均がゼロで、分散がNI0/2の独立したガウス形のランダム変数であると仮定されており、ここでNは拡散因子(シンボル当たりのチップ数)、I0/2は干渉の両側電力スペクトル密度である。
【0045】
例えばエネルギー/データ検出器50を使用した非コヒーレントな検出器形式の実施は、非コヒーレントな判定をr2 m,Iおよびr2 m,Qの和に基づいて行なう場合に得られ、その結果は、カイ2乗(X2)分布したランダム変数になる。通常、カイ2乗分布は規格化ガウス形ランダム変数の関数として、次のように定義される。
【0046】
【数3】
Figure 2005500759
【0047】
ここで、2Mは自由度の大きさ(Mは観察期間中のシンボル数)、θは非心パラメータである。トラヒック信号の存在を検出するために用いられる統計は次のように与えられる。
【0048】
【数4】
Figure 2005500759
【0049】
ここで、2/NI0は正規化定数である。もしMS12から上りトラヒック・チャネル上を送信される信号があれば、ランダム変数Rは、自由度の大きさ2Mで、次の非心パラメータを有する非心カイ2乗ランダム変数である。
【0050】
【数5】
Figure 2005500759
【0051】
θ1は観察期間にわたって平均したEc/I0(エネルギーを干渉で除したもの)のみに依存するので、チャネルのフェージングによって異なるEc値は妨害パラメータになる。従って、平均Ec/I0を仮定して、結果は任意のフェージング・パラメータに適用できる。異なるチャネルに関する平均的な動作性能は、それらのEc/I0分布について平均を取ることによって評価できるが、ここでの処理はBS34がその測定および検出を実行した場合の条件付き筋書きに焦点を合わせている。通常は、Rは次のように表現される。
【0052】
【数6】
Figure 2005500759
【0053】
もし上りトラヒック・チャネル上に信号がなければ、RはR〜X2(2M,0)と表記される。非コヒーレントなエネルギー検出の問題は、その場合には、何らかの非ゼロのθ1と0の仮説検証になる。検出から、そのような検出問題に対する万能的に強力な検証(UMP)は閾値テストであり、それは次のようなものである。
【0054】
【数7】
Figure 2005500759
【0055】
閾値はγで表される。γの選択は偽アラームの確率PFA、すなわち、上り回線トラヒック・チャネル信号の偽検出の確率に関する要求を満足しなければならない。要求されるPFAが与えられると、BS34における受信器の性能は検出確率PDによって測定される。閾値は一意的に次式で決まる。
【0056】
【数8】
Figure 2005500759
【0057】
ここで、F0 -1は非心パラメータが0の逆cdfである。
【0058】
非コヒーレントな検出に関する上述の解析を根拠にすれば、上り回線トラヒック・チャネル(R−TCH)で信号活動度、すなわちトラヒックやプリアンブル・データを監視することは、そのチャネルについて信号エネルギーを検出し、そのエネルギーを定められた閾値と比較することを含むことが好ましい。この閾値は問題になる偽検出を回避するように十分高く、しかし、アクティブ状態動作への移動体主導の戻りを信頼性高く検出できるように十分低く設定されよう。
【0059】
非コヒーレントな検出に代わるものとして、BS34はコヒーレントな検出を採用することができるが、それはネイマン・ピアソンの判定に基づくもので、その判定は当業者に既知である。既知の受信ビットおよび理想的なシンボル位相推定を仮定すると、BS受信器の統計は次のように、仮説H0およびH1で表現することができる。
【0060】
【数9】
Figure 2005500759
【数10】
Figure 2005500759
【0061】
ここで、nmシーケンスは平均ゼロ、すなわち分散NI0/2のガウス分布である。偽アラームの確率およびR−TCHの検出の確率はそれぞれ次のように表現される。
【0062】
【数11】
Figure 2005500759
【数12】
Figure 2005500759
【0063】
ここで、
【0064】
【数13】
Figure 2005500759
【0065】
λはλ=Q-1(PFA)を満足するように設定される検出閾値で、β=2MNEc/I0は統計量RのSNRである。R<λに対してはH0を選び、そうでない場合はH1を選ぶ。
【0066】
別の例示的実施の形態では、MS12からの上り回線トラヒック信号を監視して、MS12がコントロール・ホールドからアクティブ状態に遷移して戻ったことの表示として有効データを受信することができる。このように、BS34はそのトラヒック・チャネル信号を復号して、例えば受信データに対して巡回冗長検査(CRC)認証あるいはその他のエラー・コーディング・チェックを実行することによって、有効なデータが受信されたかどうかを判断する。このように、MS12からの有効なデータの受信は、MS12がアクティブ状態に遷移して戻ったことの暗黙的な信号として役に立つ。
【0067】
更に別の例示的実施の形態では、MS12は、1または複数の上り回線制御および/またはシグナリング・チャネルを用いて、それらがアクティブ状態に戻ることを暗黙的に通知しよう。例えば、1xEV−DVネットワークでは、MS12はそれらの上り回線チャネル品質表示(CQI)信号を利用してアクティブ状態遷移を表示する。そのような実施の形態では、BS34はCQIに基づくシグナリングを認知するように構成され、それにはCQI信号に加えられた特徴的なパターンや値を検出することが含まれるか、あるいは単に、その移動局がアクティブ状態に遷移したことの表示として、与えられたMS12によるCQI送信の再開を認知することが含まれよう。
【0068】
その他の例示的制御チャネル・シグナリングには、上り回線MACチャネルあるいはその他の上り回線専用制御チャネル(R−DCCH)上の暗黙的なシグナリングが含まれよう。この方式では、与えられたMS12は期待される制御シグナリングではなく、制御チャネル上にトラヒック・データ・パケットを送るであろう。制御チャネル上でのトラヒックの受信は、MS12がアクティブ状態へ遷移して戻ったことの暗黙的表示として遷移BS34に認知されよう。制御チャネル上にトラヒックを送る代わりに、MS12は専用の上り回線制御チャネル上でのシンボル・パターン、符号化、変調、あるいはそれらの組合せを変更して、BS34においてそのような特徴的変化を認知することが暗黙的なシグナリングとして機能するように構成されよう。
【0069】
MS12がコントロール・ホールドにある間にゲート化パイロット信号を送信する場合、ネットワーク10は、述べたように、MSのパイロット信号の非ゲート化部分においてのみ各種の移動体に対してPCBを送ることによって、それの電力制御レートを下げるかもしれない。このように、与えられたMS12が50%のデューティ・サイクルを使用してそれのパイロット信号をゲート化する場合には、この移動体の上り回線に関するネットワークの電力制御レートは公称のアクティブ状態でのレートの半分に低下しよう。言い換えれば、もしネットワーク10が公称通り、MS12がアクティブ状態にある間にMS12に対して、例えば800HzのレートでPCBを送信するとすれば、MS12がコントロール・ホールド状態にある間にはレートは400Hzに低下するであろう。
【0070】
BS34がそれの送信されるPCBのレートを下げて、移動局のゲート化パイロット信号の低下したデューティ・サイクルに適応する場合には、MS12がアクティブ状態への移動体主導による戻りを実行するときに或る種の混乱が発生する。そのような混乱は、特に、BS34の1または複数のものがMS12にPCBを送る場合に発生する。もしBS34の1つが暗黙的に通知されたアクティブ状態への戻りを検出することに失敗すれば、アクティブ状態への移動局の暗黙的に通知された戻りを検出することに成功したBS34は低下したレートからフルレートの電力制御に遷移するのであるが、それは低下したレートのままでPCBを送信し続ける。そのような状況で、少なくとも1つのBS34がフルレートよりも低速でPCBをMS12に送るので、そのことは与えられた瞬間にMS12はそれを上り回線上でサポートするすべてのBS34よりも少ないBS34から有効なPCBを受信することを意味する。
【0071】
一例として、不活動状態のときに、移動局の上り回線パイロット信号が50%のデューティ・サイクルでゲート化され、それのサポートBS34がPCBの送信レートを公称の800Hzから400Hzへ低下させると仮定しよう。MS12がアクティブ状態に遷移すると、上り回線上でMS12をサポートするすべてのBS34は800HzのPCB送信を回復すべきである。もしそれらのBS34の1または複数のものがその遷移を認知できなければ、それらは400HzでPCBを送信し続けよう。このように、アクティブ状態の暗黙的なシグナリングによって、別の1つのBS34がMS12に関する低速レートの電力制御を続けるとしても、1つのBS34はフルレートの電力制御を回復するであろう。
【0072】
図6は上の筋書きに対応するための例示的方法を示す。MS12はアクティブ状態動作に復帰し、それによって完全な上り回線パイロット信号送信を回復する。第1のBS34(BS1)はパイロット信号中の変化を検出し、MS12に関するアクティブ状態動作、例えば、移動体の上り回線基本チャネル(R−FCH)および/または専用制御チャネル(R−DCCH)信号上でのデータ受信およびフルレート電力制御の回復(工程aおよびb)を取り戻す。第2のBS34(BS2)はMS12のパイロット信号中の変化によって暗黙的に通知された遷移を検出することに失敗し、そのためフルレートの電力制御を回復しない。MSの遷移を認知してから定められた時間後に、BS1はそのような遷移をBSC30に通知し(工程c)、BSC30は次にBS2に対してそれがMS12に関する活動的動作を開始することを通知する(工程d)。
【0073】
可変レートの電力制御に代わるものとして、MS12がコントロール・ホールドにあっても、BS34がフルレートの電力制御を単に継続することもありうる。すなわち、BS34は、与えられたMS12がアクティブ状態にあろうと、コントロール・ホールドにあろうと、それに関係なく同じレートでPCBを送信する。従って、コントロール・ホールド状態にあるMS12に関してBS34で生成されたPCBのいくつかは無効になるであろうが、それらのいくつかは有効であろう。更に詳細には、MSのパイロット信号の非ゲート化部分に対応するPCBは有効であり、他方、この信号のゲート化部分に対応するPCBは無効である。
【0074】
図7はこの方式に従うPCBの論理的な生成を示し、更に、有効および無効PCBとMS12からのゲート化パイロット信号との間の関係を示す。
【0075】
当業者は理解されるであろうが、PCBの生成には何らかの有限の遅延が伴うため、移動局のパイロット信号のゲート化部分の少なくとも一部と同時に有効なPCBが送信されるであろう。同様に、移動局のパイロット信号の非ゲート化部分の少なくとも一部と同時に無効なPCBが送信されよう。例えば、例示的なPCB生成遅延は電力制御グループ(PCG)2つ分程度であり、それは例示的な実施の形態では2×1.25msに等しい。これにも拘わらず、ネットワーク10とMS12との間のタイミング同期によって、どのPCBが有効か無効かの判定は容易である、
【0076】
上述のフルレート電力制御法を採用するネットワーク10の例示的実施の形態では、MS12は無効なPCBを“無視”するように構成される。そのような構成は、MS12における同期的な上り回線電力制御に基づいており、それによって無効なPCBが無視される一方で、有効なPCBが認知され、電力制御に使用される。
【0077】
フルレートの電力制御に関連する例示的な実施の形態では、ネットワーク10は無効なPCBを用いてMS12に暗黙的なシグナリングを行うように構成することができる。もちろん、このためにはMS12に関する相補的な構成が必要で、従って受信した無効なPCBからのシグナリングを単に無視するのではなく、それらを認知あるいは復号するようにする必要がある。無効なPCBに適用される1つのシグナリングの用途は、与えられたMS12がコントロール・ホールドからアクティブへの移動体主導の遷移を実行すべきであるということをネットワーク10によって表示することである。
【0078】
図8は1または複数のBS34と与えられたMS12との間の例示的なPCBに基づくシグナリングを示す。処理はコントロール・ホールド状態にあるMS12から始まる。もしネットワーク10がMS12をコントロール・ホールドにとどまることを望めば(工程120)、1または複数のBS34は、BS34からMS12に送信された1または複数の無効なPCBに、定義されたシグナリングを供給し、処理は続けられる。MS12はこの定義されたシグナリングを、コントロール・ホールド状態に留めるコマンドに対応するものとして認知し、それに従ってアクティブ状態への移動体主導の遷移を実行しようとはしない。
【0079】
そのようなPCBに基づくシグナリングは単純な極性あるいは二進数パターンのエンコーディングを含むであろうため、MS12はPCBを、本質的にそれがそれらを暗黙的なシグナリング・ビットとして使用しないかのように処理する。そのような方式では、受信したPCBを処理して暗黙的に通知された値あるいはコマンドを決定することがMS12に対して重大なPCB処理のオーバーヘッドを加えることはない。もちろん、当業者は理解すべきであるが、PCBを介した暗黙的なシグナリングの考え方は、異なるように実施することが可能であり、他のタイプのデータを転送したり、MS12における多様な動作を制御したりするために使用することができる。
【0080】
一般に、本発明は、例えば物理層またはレイヤー2のシグナリングによって、暗黙的に通知された遷移をサポート基地局において認知することで、不活動からアクティブ状態へ移動体主導の遷移を支持することによって、上位レベルのネットワーク・シグナリング、例えばレイヤー3のシグナリングを解消する例示的実施の形態を含む。そのような暗黙的なシグナリングは、例示的実施の形態では、MS12によるアクティブ状態動作への戻りを暗黙的に通知する移動局からの1または複数の上り回線信号の特徴的変化を基地局34が検出することを含む。
【0081】
ここに、移動体主導のコントロール・ホールドからアクティブ状態への遷移の検出について特定の例示的な詳細を議論してきたが、本発明はそのような例示的な動作に限定されない。事実、当業者は理解すべきであるが、本発明は一般に、不活動から活動状態への遷移を暗黙的に認知することに適用され、ここで、“不活動状態”という用語は広範囲の不活動的な状態を広く定義する。従って、本発明は上で議論した例示的な実施の形態に限定されず、むしろ、それは以下の特許請求の範囲のスコープおよびそれの妥当と考えられる等価物によってのみ限定される。
【図面の簡単な説明】
【0082】
【図1】本発明を実施するための例示的ワイヤレス通信網の図。
【図2】図1のネットワーク中で動作する移動局に関する例示的活動状態の図。
【図3】例示的ネットワーク・シグナリングのレイヤー階層構造の図。
【図4】移動局からネットワークへ信号を送信するための例示的上り回線チャネルの図。
【図5】移動体主導のアクティブ状態遷移に関する例示的上りチャネル活動監視の図。
【図6】アクティブ状態動作への移動体主導の遷移を経た移動局をサポートしている基地局による、フルレート電力制御への復帰を調整するための例示的ネットワーク・シグナリングの図。
【図7】コントロール・ホールド状態にある移動局からのゲート化パイロット信号受信に関連して、ネットワークによって生成される有効および無効電力制御ビットの図。
【図8】アクティブ状態への移動体主導の戻りを防止あるいは延期するための例示的シグナリングの図。

Claims (41)

  1. ワイヤレス通信網において移動体主導の状態遷移を認知する方法であって、
    移動局が不活動状態において動作する間に、前記移動局に付随する少なくとも1つの上り回線チャネルを基地局において監視する工程、および
    前記移動局に付随する前記少なくとも1つの上り回線チャネル中での特徴的変化の検出によって、前記不活動状態から活動状態への移動体主導の遷移を基地局において認知する工程、
    を含む方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、更に、前記活動状態への前記移動体主導の遷移を認知することに応じて、前記移動局と通信するために選ばれた資源を割り当てる工程を含む方法。
  3. 請求項2に記載の方法であって、選ばれた通信資源を割り当てる工程が、上り回線トラヒック・チャネルを前記移動局に割り当てる工程を含んでいる方法。
  4. 請求項1に記載の方法であって、前記不活動状態がコントロール・ホールド状態を含んでいる方法。
  5. 請求項1に記載の方法であって、前記不活動状態が準活動状態を含んでいる方法。
  6. 請求項1に記載の方法であって、1または複数の前記上り回線チャネルを監視する工程が、
    前記移動局から、上りパイロット・チャネル(R−PICH)信号および上りトラヒック・チャネル(R−TCH)信号の少なくとも1つを受信する工程、および
    前記R−PICHおよびR−TCH信号の少なくとも1つの受信エネルギーを検出する工程、
    を含んでいる方法。
  7. 請求項6に記載の方法であって、前記R−PICHおよびR−TCH信号の少なくとも1つの受信エネルギーを検出する工程が前記R−PICH信号の前記受信エネルギーをコヒーレントに検出する工程を含んでいる方法。
  8. 請求項6に記載の方法であって、前記R−PICHおよびR−TCH信号の少なくとも1つの受信エネルギーを検出する工程が前記R−PICH信号の前記受信エネルギーを非コヒーレントに検出する工程を含んでいる方法。
  9. 請求項6に記載の方法であって、前記少なくとも1つの上り回線チャネルの特徴的変化を検出する工程が、前記少なくとも1つの上り回線チャネルに関する受信信号エネルギーがエネルギー閾値を超えるときを検出する工程を含んでいる方法。
  10. 請求項6に記載の方法であって、前記少なくとも1つの上り回線チャネルの特徴的変化を検出する工程が、前記R−TCH信号の前記受信エネルギーがエネルギー閾値を超えるときを検出する工程を含んでいる方法。
  11. 請求項6に記載の方法であって、前記少なくとも1つの上り回線チャネルの特徴的変化を検出する工程が、前記R−PICHおよび前記R−TCH信号の前記受信エネルギーが1または複数のエネルギー閾値を超えるときを検出する工程を含んでいる方法。
  12. 請求項1に記載の方法であって、1または複数の前記上り回線チャネルを監視する工程が、R−TCH信号上に有効なデータ・フレームを受信するために、前記移動局に付随する上りトラヒック・チャネル(R−TCH)を監視する工程を含んでいる方法。
  13. 請求項12に記載の方法であって、前記不活動状態から前記活動状態への移動体主導の遷移を認知する工程が、前記R−TCH信号中で有効データの前記受信を認知する工程を含んでいる方法。
  14. 請求項1に記載の方法であって、前記少なくとも1つの上り回線チャネルを監視する工程が、前記移動局によって送信されるデータ・バーストを検出するために上り共通チャネル(R−CCH)信号を監視する工程を含んでおり、前記R−CCH上での前記データ・バーストの前記検出が、前記移動局が前記活動状態に遷移したことを示すものとして認知される方法。
  15. 請求項1に記載の方法であって、前記少なくとも1つの上り回線チャネルを監視する工程が、前記移動局によって送信される情報を求めて、上りMACチャネル(R−MCH)信号を監視する工程を含んでいる方法。
  16. 請求項15に記載の方法であって、前記不活動状態から前記活動状態への移動体主導の遷移を認知する工程が、前記R−MCH信号上に前記移動局によって送信される前記情報に付随するシンボル変調の変化を認知する工程を含んでいる方法。
  17. 請求項1に記載の方法であって、更に、前記移動局に対して、それが活動状態動作を開始すべきでないことを暗黙的に通知する工程を含む方法。
  18. 請求項17に記載の方法であって、前記移動局に対してそれが活動状態動作を開始すべきでないと暗黙的に通知する工程が、前記ネットワークから前記移動局に送信される1または複数の上り回線電力制御ビット(OCB)を介するシグナリングを含んでいる方法。
  19. 請求項19に記載の方法であって、1または複数の上り回線PCBを介したシグナリングが、前記移動局に上り回線PCBの極性パターンを送信する工程を含んでいる方法。
  20. 請求項19に記載の方法であって、更に、前記移動局から前記1または複数の上り回線チャネルの1つとして受信される上りパイロット・チャネル(R−PICH)信号のゲート化部分に対応して、上り回線PCBの前記極性パターンを送信する工程を含む方法。
  21. ワイヤレス通信網において、活動および不活動状態において動作する移動局をサポートするために使用する基地局であって、
    不活動状態にある移動局に付随する少なくとも1つの上り回線チャネルを監視し、かつ
    前記少なくとも1つの上り回線チャネル中での特徴的変化の検出によって、前記不活動状態から活動状態への前記移動局による移動体主導の遷移を認知する基地局。
  22. 請求項21に記載の基地局であって、前記基地局が1または複数のエネルギー検出器を含んでおり、また前記少なくとも1つの上り回線チャネル中での特徴的変化の検出が、前記少なくとも1つの上り回線チャネル上で受信される1または複数の信号の受信エネルギー中での特徴的変化の検出を含んでいる基地局。
  23. 請求項22に記載の基地局であって、前記1または複数のエネルギー検出器が、上り回線パイロット・チャネル上で前記移動局から受信されるパイロット信号の受信信号エネルギーを監視するために前記基地局によって使用される非コヒーレントなエネルギー検出器を含んでいる基地局。
  24. 請求項22に記載の基地局であって、前記基地局は、前記1または複数のエネルギー検出器を使用して前記移動局に付随するパイロット信号およびデータ信号の1つまたは両方におけるエネルギー変化を検出することにより、前記基地局は、受信エネルギーの特徴的増大を前記移動局による前記活動状態への戻りを示すものとして認知する基地局。
  25. 請求項21に記載の基地局であって、前記基地局は、前記少なくとも1つの上り回線チャネル上で前記移動局からデータ信号を受信するように動作する受信器を含んでおり、また前記少なくとも1つの上り回線チャネル中での特徴的変化の検出が前記データ信号中での有効データの前記受信の検出を含んでいる基地局。
  26. 請求項21記載の基地局であって、前記基地局は、前記活動状態への前記移動体主導の遷移を前記基地局で認知することに基づいて、前記移動局との活動状態の通信を回復する基地局。
  27. 請求項21に記載の基地局であって、前記基地局は、前記移動局に付随する上りパイロット・チャネルを監視し、前記上りパイロット・チャネルについての受信信号エネルギーの特徴的増加の検出によって、前記活動状態への前記移動体主導の遷移を認知する基地局。
  28. 請求項21に記載の基地局であって、前記基地局は、前記移動局に付随する上りトラヒック・チャネルを監視し、前記上りトラヒック・チャネルについての受信エネルギーの特徴的増加の検出によって、前記活動状態への前記移動体主導の遷移を認知する基地局。
  29. 請求項21に記載の基地局であって、前記基地局は、前記移動局に付随する上りトラヒックおよびパイロット・チャネルを監視し、前記上りトラヒックおよびパイロット・チャネルについての受信エネルギーの特徴的増加の検出によって、前記活動状態への前記移動体主導の遷移を認知する基地局。
  30. 請求項21に記載の基地局であって、前記基地局は、前記移動局に付随する上りトラヒック・チャネルを監視し、前記上りトラヒック・チャネル上で受信した無効から有効データへの変化としての前記特徴的変化の検出によって、前記活動状態への前記移動体主導の遷移を認知する基地局。
  31. 請求項21に記載の基地局であって、前記基地局は、前記活動状態への前記移動体主導の遷移を認知した後で、前記移動局に遷移確認(T−ACK)を送信することによって、前記活動状態への前記移動体主導の遷移が前記ネットワークによって認知されたことを示す表示が前記移動局に与えられる基地局。
  32. 請求項31に記載の基地局であって、前記基地局は、もし前記移動体による活動状態動作が望ましくなければ、前記移動局にT−ACKを注目、送信する基地局。
  33. 請求項32に記載の基地局であって、もし前記移動局による活動状態動作が望ましくなければ、前記基地局は、前記移動局に対し前記移動局が前記活動状態に戻るべきであることを暗黙的に通知する1または複数の上り回線電力制御ビット(PCB)を前記移動局に送信する基地局。
  34. 請求項21に記載の基地局であって、もし前記移動局による活動状態動作が望ましくなければ、前記基地局は、前記移動局に対し前記移動局が前記活動状態に戻るべきでないことを暗黙的に通知するために前記基地局によって送信された1または複数の上り回線電力制御ビットを前記移動局に送信する基地局。
  35. 請求項34に記載のネットワークであって、前記基地局が有効および無効電力制御ビットを前記移動局に送信し、前記無効電力制御ビットの1または複数のものが暗黙的なシグナリング情報を前記移動局に運ぶネットワーク。
  36. 請求項21に記載のネットワークであって、前記不活動状態がコントロール・ホールド状態を含んでいるネットワーク。
  37. 請求項21に記載のネットワークであって、前記不活動状態が準活動状態を含んでいるネットワーク。
  38. ワイヤレス通信網で使用するための移動局であって、
    基地局から電力制御ビットを受信し、
    前記移動局が第1の状態にある間に、前記受信した電力制御ビットを電力制御コマンドとして処理し、かつ
    前記移動局が第2の状態にある間に、前記受信した電力制御ビットの第1のサブセットを電力制御コマンドとして、また前記受信した電力制御ビットの第2のサブセットを暗黙的シグナリング・ビットとして処理する移動局。
  39. ワイヤレス通信網で使用するための基地局であって、
    移動局の上り回線送信電力を制御するための電力制御ビットを前記移動局に送信するように動作し、また
    前記電力制御ビットが、上り回線電力制御の代わりに、暗黙的なシグナリングのために使用される1または複数の暗黙的シグナリング・ビットを含んでいる基地局。
  40. 請求項39に記載の基地局であって、前記移動局が前記移動局の不活動状態動作中にゲート化上り回線パイロット信号を前記基地局に送信し、また前記基地局は前記上り回線パイロット信号のゲート化部分に対応する時間に前記1または複数の暗黙的シグナリング・ビットを送信する基地局。
  41. 請求項40に記載の基地局であって、前記暗黙的シグナリング・ビットが、前記移動局が活動状態動作を回復すべきでないことを示すために使用される基地局。
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