JP7128954B2 - 複数のウェイクアップ信号関連の機能のサポート - Google Patents

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Description

本発明の種々の実施例はウェイクアップ信号の機能に関し、特にウェイクアップ信号をサポートする端末の不均一な機能をサポートするストラテジに関する。
第3世代パートナーシッププロジェクト(Third Generation Partnership Project:3GPP)無線通信標準化において、ウェイクアップ信号(Wake-Up Signal:WUS)を通信する機能がリリース15に向けて導入されている。このソリューションは、狭帯域モノのインターネット(Narrowband Internet of Things:NB-IoT)とロングタームエボリューション(Long Term Evolution:LTE)のマシンタイプ通信(Machine Type Communication:MTC)との両方に適用できるものである。近く公開される新無線(New Radio:NR)の5G標準もWUS技術をサポートすると予想される。
より詳細には、WUSがページングオケージョン(Paging Occasion:PO)に先立って送信されて、各端末(ユーザ装置(User Equipment:UE))に、少なくとも1つのUEがPOでページングされることを通知する。この後POにおいて、少なくとも1つのページング信号(例えば、ページングインジケータ及びページングメッセージ)が送信される。
一般に、WUSの検出には専用のWUSレシーバ(通常ウェイクアップ無線受信機(Wake Up Radio:WUR)と呼ばれ、低電力レシーバと呼ばれることもある)が用いられる。WURは特別な設計構造を有しており、エネルギ消費が抑えられるようになっている。
3GPP LTEのリリース15の仕様では、WUSは他のLTE信号にきわめて類似した信号設計に基づいて構成されている。すなわち、WURは一般的なLTE無線受信機(メインレシーバ(Main Receiver:MRX))の機能の全部又は大半を再利用したものになっている。しかし、より検出しやすい波形を用いたWUS信号設計が行われれば、UEモデムのメーカは、独立したWUR(すなわち、MRXとは異なる特化されたハードウェアを有するWUR)であって、WUSを待ち受けて受信するときに通常のLTE無線受信機よりもエネルギ消費が少ないWURを実現できる可能性がある。
現在、WUS機能を実現する上でいくつかの制約と障害とがある。障害の1つにWURの設計における自由度の限界がある。例えば、WUSの受信を可能にするためには、WURが最小限の仕様要件を満たす必要がある。
このため、より高度なWUS技術が必要になっている。つまり、上記に示した制約と障害との少なくとも一部を克服又は緩和する必要が生じている。
この必要性は独立請求項の諸特徴により満たされる。また、従属請求項の諸特徴により実施形態が規定される。
ネットワークノードを機能させる方法が、ウェイクアップ信号のセット中の1つ以上のウェイクアップ信号をサポートする、複数の端末の機能を示す制御メッセージを受信することを含む。これらの端末はページングオケージョンを共有する。この方法はさらに、前記受信した制御メッセージに示された端末の機能に基づいて前記ウェイクアップ信号のセットからサブセットを決定することを含む。このサブセットは前記ページングオケージョンで使用される少なくとも1つのウェイクアップ信号を含む。
コンピュータプログラムが、少なくとも1つのプロセッサにより実行可能なプログラムコードを含む。このプログラムコードを実行することによって前記少なくとも1つのプロセッサにネットワークノードを機能させる方法を実行させる。この方法は、ウェイクアップ信号のセット中の1つ以上のウェイクアップ信号をサポートする、複数の端末の機能を示す制御メッセージを受信することを含む。これらの端末はページングオケージョンを共有する。この方法はさらに、前記受信した制御メッセージに示された端末の機能に基づいて前記ウェイクアップ信号のセットからサブセットを決定することを含む。このサブセットは前記ページングオケージョンで使用される少なくとも1つのウェイクアップ信号を含む。
また、上記プログラムコードを含む、コンピュータプログラム製品とコンピュータ読取可能記憶媒体とが提供される。
ネットワークノードが、ウェイクアップ信号のセット中の1つ以上のウェイクアップ信号をサポートする、複数の端末の機能を示す制御メッセージを受信するように構成される。これらの端末はページングオケージョンを共有する。このネットワークノードはさらに、前記受信した制御メッセージに示された端末の機能に基づいて前記ウェイクアップ信号のセットからサブセットを決定するように構成される。このサブセットは前記ページングオケージョンで使用される少なくとも1つのウェイクアップ信号を含む。例えば、ネットワークノードの制御回路(例えば、プロセッサとメモリとで形成される回路)が上記の動作を行うように構成される。
端末を機能させる方法が、ネットワークに制御メッセージを送信することを含む。この制御メッセージは、ウェイクアップ信号のセット中の1つ以上のウェイクアップ信号をサポートする、該端末の機能を示す。この方法はさらに、ネットワークからコンフィギュレーション制御メッセージを受信することを含む。コンフィギュレーション制御メッセージは、ウェイクアップ信号のセット中のサブセットを示す。このサブセットは少なくとも1つのウェイクアップ信号を含む。この方法はさらに、ページングオケージョンで、サブセットに含まれた少なくとも1つのウェイクアップ信号中の所定のウェイクアップ信号を検出することを含む。
コンピュータプログラムが、少なくとも1つのプロセッサによって実行可能なプログラムコードを含む。このプログラムコードを実行することによって前記少なくとも1つのプロセッサに端末を機能させる方法を実行させる。この方法は、制御メッセージをネットワークに送信することを含む。この制御メッセージは、ウェイクアップ信号のセット中の1つ以上のウェイクアップ信号をサポートする、端末の機能を示す。この方法はさらに、ネットワークからコンフィギュレーション制御メッセージを受信することを含む。コンフィギュレーション制御メッセージは前記ウェイクアップ信号のセット中のサブセットを示す。このサブセットは少なくとも1つのウェイクアップ信号を含む。この方法はさらに、ページングオケージョンでサブセットに含まれた少なくとも1つのウェイクアップ信号中の所定のウェイクアップ信号を検出することを含む。
さらに、上記プログラムコードを含む、コンピュータプログラム製品とコンピュータ読取可能記憶媒体とが提供される。
端末が、ネットワークに制御メッセージを送信するように構成される。この制御メッセージは、ウェイクアップ信号のセット中の1つ以上のウェイクアップ信号をサポートする、前記端末の機能を示す。この端末はさらに、ネットワークからコンフィギュレーション制御メッセージを受信するように構成される。コンフィギュレーション制御メッセージは、前記ウェイクアップ信号のセット中のサブセットを示す。このサブセットは少なくとも1つのウェイクアップ信号を含む。この端末はさらに、ページングオケージョンで、サブセットに含まれた少なくとも1つのウェイクアップ信号中の所定のウェイクアップ信号を検出するように構成される。
システムが、ネットワークの端末とネットワークノードとを含んで構成される。端末は、ネットワークに制御メッセージを送信するように構成される。この制御メッセージは、ウェイクアップ信号のセット中の1つ以上のウェイクアップ信号をサポートする、該端末の機能を示す。ネットワークノードは、前記端末から前記制御メッセージを受信しかつさらなる端末からさらなる制御メッセージを受信するように構成される。前記制御メッセージとさらなる制御メッセージとは、前記ウェイクアップ信号のセット中の1つ以上のウェイクアップ信号をサポートする、該端末並びにさらなる端末の機能を示す。前記端末とさらなる端末とはページングオケージョンを共有する。ネットワークノードはさらに、前記端末の機能に基づいて前記ウェイクアップ信号のセットからサブセットを決定するように構成される。このサブセットは前記ページングオケージョンで使用される少なくとも1つのウェイクアップ信号を含む。例えば、ネットワークノードの制御回路(例えば、プロセッサとメモリとで形成される回路)が上記の動作を行うように構成される。
上述の特徴と以下で説明するさらなる特徴とは、前述した各組合せに限らず、本発明の範囲内で他の組合せ(又は単独)でも用いることができることは明らかである。
これらの技術により、種々のWUSをサポートするUEの不均一な機能をフレキシブルにサポートすることができる。
これらの技術により、WUSの使用法を適切に調整して電力消費及び/又は制御シグナリングオーバヘッドを低減することができる。
図1は、種々の実施例に係る、WUS機能をUEにもたらすセルラネットワークを模式的に示す図である。 図2は、種々の実施例に係る、セルラネットワークに接続された(又は接続可能な)複数のUEを示す図である。 図3は、種々の実施例に係る、セルラネットワークの無線リンクに形成された複数のチャネルを模式的に示す図である。 図4は、種々の実施例に係る、セルラネットワークの無線アクセスネットワークの基地局を模式的に示す図である。 図5は種々の実施例に係るUEを模式的に示す図である。 図6は、種々の実施例に係る、UEのインタフェースのMRXとWURとを模式的に示す図である。 図7は、種々の実施例に係る、UEのMRXとWURとを模式的に示す図である。 図8は、種々の実施例に係る、WUSの生成を模式的に示す図である。 図9は、種々の実施例に係る、ウェイクアップ信号の検出を模式的に示す図である。 図10は、種々の実施例に係る、基地局とUEとの通信の信号線図である。 図11は、種々の実施例に係る、機能制御メッセージを模式的に示す図である。 図12は、種々の実施例に係る、複数のPOでのWUSの使用を模式的に示す図である。 図13は、種々の実施例に係る方法のフローチャートである。 図14は、種々の実施例に係る方法のフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。以下の実施形態の説明は限定的な意味にとらえるものではないことは明らかである。以下に述べる実施形態や図面はあくまでも例示のためのものであり、本発明の範囲はそれら実施形態や図面によって制限されるものではない。
各図は模式的に示したものであり、図中に示した各構成要素は必ずしも縮尺表示されたものではない。各構成要素は、その機能と一般的用途とが当業者に明らかになるように図示されている。図中に示した、又は本明細書に記載した、機能ブロック、装置、構成部品、又は他の物理的ユニット又は機能的ユニット間の接続はいずれも間接的な接続によって行うことも可能である。また、構成部品間の接続は無線接続によって確立することもできる。ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、又はそれらの組合せによって種々の機能ブロックが形成され得る。
以下、WUS機能を説明する。WUS機能により、UEは、例えば省電力のためにMRXを低電力状態に移すことができる。MRXが低電力状態になると、WURを用いてWUSを検出することができる。一般に、WUSの変調方式は比較的単純である。波形が単純であるため、WUSは、データ受信信号などの他の信号に比べて低い複雑度のUE処理で検出することができる。波形は時間領域処理を用いて検出することができる。トランスミッタとレシーバとの(例えば、時間領域での)同期は不要又は粗であってよい。一般に、WURはMRXに比べてWUSの検出に要する複雑度を低くすることができる。加えて、WURの電力消費は、通常動作時のMRXの電力消費よりも著しく少なくて済む。ハードウェアに関しては、MRXとWURとは全部又は一部の部品を共有することが可能であり、いずれの部品を共有しないことも可能である。
UEが動作モードであるときに、MRXを非動作状態に移すことができる。通常、非動作状態ではMRXの構成部品の全部又は一部の給電を行う必要がない。さらにWUSの検出にWURを使用することができる。
したがって、WUS機能を用いることでUEの電力消費を著しく低減することができる。
さらに詳細には、WUS機能によってPO時の制御チャネルのブラインド復号を回避することができる。一般にブラインド復号は比較的エネルギ効率が悪い。このため、WUSを使用することで電力消費を下げることができる。これについて以下でさらに詳細に説明する。例えば、3GPPのシナリオでは、PO時にUEが制御チャネルをブラインド復号することが予想される。制御チャネルとして、マシンタイプ通信用のマシンタイプ物理下りリンク制御チャネル(Machine-type Physical Downlink Control Channel:MPDCCH)、LTE用の物理下りリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel:PDCCH)、又はNB-IOT用の狭帯域PDCCH(Narrowband PDCCH:NPDCCH)などがある。PO時のブラインド復号は、通常いわゆるページングインジケータとして送信されるページング識別情報としての、ページング無線ネットワーク一時識別子(Paging Radio Network Temporary Identifier:P-RNTI)について行われる。P-RNTIを含むページングインジケータの存在が検出された場合は、UEは、ページングメッセージ用の次のデータ共有チャネル(物理下りリンク共有チャネル(Physical Downlink Shared Channel:PDSCH))の復号を続ける。ブラインド復号は比較的エネルギ効率が悪く、WUS機能を用いて先行のWUSにより条件的にトリガされる。
本明細書記載の各技術は、UEでの電力消費を低減させる能力はWURのハードウェア設計と相関があるという知見に基づくものである。さらに、それら各技術は、WURのハードウェア設計は、例えば、チップセットのメーカや装置のタイプなどに応じて変化するという知見に基づくものでもある。このため、所定の種類の(すなわち、所定の信号設計を有する)WUSを検出する機能はUE毎に異なるという状況が生じる。また、UEのWUSをサポートする機能が不均一になる。
ネットワークの面では、このWUSの信号設計における不均一なサポートによってWUSの選択の自由度に制約が生じている。例えば、リファレンス実装によれば、ネットワークは、あるUEに対してはエネルギ効率の低いWUSを使用せざるを得ないが、他のUEに対してはWUS技術をサポートすることが可能である。総合的には、全UEにわたる総エネルギ消費は準最適なものになる。さらに、個々のUEも準最適な信号設計をサポートせざるを得ず、結果として電力消費が増大する。
以下、複数のUE毎のWUS信号設計の不均一なサポートによって生じる上記の制約を緩和する技術を説明する。具体的には、以下で説明する技術は、複数のWUS信号設計のフレキシブルなサポートを容易にして、それにより対象となるWURに応じて個別にWUS技術を調整するものである。
より詳細には、本明細書記載の種々の技術により、複数のUEのアドレス指定に用いる複数のWUSのフレキシブルなコンフィギュレーションが容易になる。種々の実施例により、フレキシブルなWUSの信号設計の様々なオプションが示される。具体的には、複数のWUS、すなわち様々なタイプのWUSであって、様々な信号設計を有する、及び/又は対応するPOに対して異なるタイミングで送信されるように設計された複数のWUS、をサポートする様々なオプションが示される。これにより様々な種類のWURをサポートすることができる。すなわち、様々な機能を有するWURをサポートすることができる。例えば、(例えばあらかじめ規定された)WUSのセットが送信に利用可能な場合、1つ以上のPOに先立って送信される該WUSのセット中のサブセットをフレキシブルに決定することができる。
本明細書記載の種々の実施例によれば、上記技術は、例えば、セル毎又はPO毎に、複数のUEのWURの機能を検討することにより達成される。例えば、ネットワークがWUSのセット中のサブセットを決定する。すなわち、ネットワークは、ページングオケージョンに先立って送信するWUSのセットから1つ以上のWUSを選択すると共に、ページングオケージョンに先立つ1つ以上のWUS送信タイミングを選択する。概括すると、WUS信号設計における1つ以上のパラメータがPO毎に決定される。
一実施態様例によれば、ネットワークの基地局(Base Station:BS)又は他のノードが制御メッセージを受信する。制御メッセージは、POを共有する複数の端末であって、それぞれがWUSのセット中の1つ以上のWUSをサポートする端末の機能を示している。さらにこの方法は、端末の機能に基づいてWUSのセット中のサブセットを決定することを含む。サブセットは、POで使用される少なくとも1つのWUSを含む。
当然ながら、これらの技術によって複数の異なるタイプのWUSを用いることが可能になる。例えば、POを共有するUEのWURの機能に応じて、該POに先立って送信される利用可能なWUSのセットから1つ以上のWUSが選択される。これにより、POを共有するUEの全部又は少なくとも一部に適切なWUSが送られる。その後、それらUEの電力消費が下がる。
図1はセルラネットワーク100を模式的に示す図である。図1の例は、3GPP 5Gアーキテクチャに基づくネットワーク100を示している。基本的アーキテクチャの詳細は3GPP TS 23.501のバージョン1.3.0(2017年9月)に記載されている。図1並びに以下の説明の一部はセルラネットワークにおける3GPP 5Gフレームワークを示しているが、類似の技術を他の通信プロトコルに容易に適用可能である。他の例として、MTC又はNB-IOTフレームワークにおける3GPP LTE 4Gがある。また、電気電子技術者協会(Institute of Electrical and Electronics:IEEE) Wi-Fi技術などの非セルラ無線システムもある。
図1のシナリオでは、UE101がセルラネットワーク100に接続可能である。例えば、UE101は、携帯電話、スマートフォン、IoT装置、MTC装置、センサ、アクチュエータなどのいずれかである。
UE101は無線アクセスネットワーク(Radio Access Network:RAN)111を介してネットワーク100に接続可能である。RAN111は通常1つ以上のBS112で形成される(図1では簡略のために1つのBS112だけを示している)。無線リンク114が、RAN111(具体的にはRAN111の1つ以上のBS112)とUE101との間に確立される。
RAN111はコアネットワーク(Core Network:CN)115に接続されている。CN115はユーザプレーン(User Plane:UP)191と制御プレーン(Control Plane:CP)192とを含んで構成される。アプリケーションデータは通常UP191を介してルーティングされる。このために、UP機能(UP Function:UPF)121が備わっている。UPF121はルータ機能を果たす。アプリケーションデータは1つ以上のUPF121を通過することもある。図1のシナリオでは、UPF121は、例えばインターネットやローカルエリアネットワークなどの、データネットワーク180へのゲートウェイとして機能する。アプリケーションデータは、UE101とデータネットワーク180上の1つ以上のサーバとの間で通信される。
ネットワーク100はさらに、接続及び移動管理機能(Access and Mobility Management Function:AMF)131と、セッション管理機能(Session Management Function:SMF)132と、ポリシ制御機能(Policy Control Function:PCF)133と、アプリケーション機能(Application Function:AF)134と、ネットワークスライス選択機能(Network Slice Selection Function:NSSF)134と、認証サーバ機能(Authentication Server Function:AUSF)136と、統合化データ管理機能(Unified Data Management:UDM)137とを含む。また図1は、これらノード間のプロトコル基準点N1-N22も示している。
AMF131は以下の諸機能の内の1つ以上の機能を果たす。すなわち、登録管理、非アクセス層(Non-Access Stratum:NAS)ターミネーション、接続管理、到達可能性管理、移動性管理、アクセス認証、及びアクセス認可などの機能である。AMF131はNASレベルのセキュリティコンテキストをUE101と取り決めることができる。3GPP TS 23.501のバージョン1.3.0(2017年9月)の6.2.1節を参照されたい。例えば、AMF131は、各UE101が無線リソース制御(Radio Resource Control:RRC)のアイドルモードで動作する場合に、CNが開始したUE101のページングを制御する。AMF131は、UE101の不連続受信(Discontinuous Reception:DRX)サイクルのタイミングを把握することができる。AMF131は、UE101へのWUS及び/又はページング信号の送信をトリガする。このトリガは、DRXサイクルのオン期間との関連で定義されるPOと時間整合している。
各UE101がコネクテッドモードで動作する場合は、AMF131によってデータコネクション189が確立される。UE101の現在のモードを把握するために、AMF131はUE101を発展型パケットシステム(Evolved Packet System:EPS)接続管理(EPS Connection Management:ECM)コネクテッド又はECMアイドルに設定する。ECMコネクテッドの間、UE101とAMF131との間で非アクセス層(NAS)接続が維持される。NAS接続は移動性制御接続の一例となるものである。NAS接続はUE101のページングに応答してセットアップされる。
SMF132は以下の諸機能の内の1つ以上の機能を果たす。すなわち、セッションの確立、変更、及び終了並びにRAN111とUPF121との間のUPベアラのベアラセットアップなどのセッション管理、UPFの選択と制御、トラフィックステアリングの構築、ローミング機能、NASメッセージの少なくとも一部の終了などの機能である。したがって、AMF131とSMF132とは共に、移動するUEのサポートに必要なCP移動性管理を実行する。
本明細書記載の実施例の一部において、AMF131及び/又はSMF132もまたサポートされたWUSのセットからのサブセットの決定をサポートするように構成される。
データコネクション189が、RAN111を介して、UE101とCN115のDP191との間でDN180に向けて確立される。例えば、インターネット又は他のパケットデータネットワークとの接続が確立される。データコネクション189を確立するために、各UE101は、例えば、ページング信号と(必要に応じて)先行のWUSとの受信に応答して、ランダムアクセス(Random Access Channel:RACH)手順を実行することができる。DN180のサーバは、ペイロードデータがデータコネクション189を介して送信されるサービスをホストする。データコネクション189は、専用ベアラ又はデフォルトベアラなどの1つ以上のベアラを含んで構成される。データコネクション189は、例えば、一般にレイヤ2のOSIモデルのレイヤ3である、RRCレイヤ上で定義される。
図2にRAN111に関する様態を示す。図2のシナリオでは、複数のUE(101-105)がRAN111のBS112に接続されている。例えば、UE(101-103)が第1のPO211を共有し、UE(104-105)が第2のPO212を共有している(これらを図2に破線で模式的に示す)。
POの共有とは、複数のUEが同一のPOに割り当てられていることに等しい。したがって、ネットワークがPOを共有する複数のUE中の1つをページングする場合、1つ以上のページング信号がPOで送信される。
UE(101-105)は、各UE101-105の加入者に関連する加入者エンティティなどの様々な判断基準に基づいてそれぞれ各PO(211、212)に割り当てられる。
図2はBS112に関連するセル112Aを模式的に示す図である。通常、複数のセル112Aがトラッキングエリア(Tracking Area:TA)を形成する。ページングストラテジは通常TAレベル毎に実施される。ページングストラテジは通常ネットワークのベンダ又はオペレータに特有の実施様態である。例えば、ネットワークは通常、UE(101-105)のそれぞれが現在どのセル112Aに位置しているかはわからないが、TAを形成するセル群内に位置していることだけはわかる。したがって、トラッキングエリア全体に同様のページングストラテジを定義することはネットワークにとって意味があるが、これは特定の(標準化されていない)ネットワーク実装であるので必須ではない。一般に、WUS機能に関連する様々な設定はTA全体にわたって異なっていてもよいし異なっていなくてもよい。
図3に、無線リンク114に形成されたチャネル261-263に関する様態を示す。無線リンク114により複数のチャネル261-263が形成される。チャネル261-263のリソースは、例えば周波数領域及び/又は時間領域において互いにオフセットしている。例えば、別々のキャリアがチャネル261-263のそれぞれに使用される。あるいは、例えば、直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:OFDM)に基づいて、複数のサブキャリアを有するキャリアを用いることもできる。
例えば、第1チャネル261がWUSを伝送する。WUSによってネットワーク100(例えば、AMF131)はPOに先立ってUE(101-105)をウェイクアップすることができる。
第2チャネル262はページングインジケータであって、ネットワーク100(例えば、AMF131)がPO時にUE(101-105)をページングすることを可能にするページングインジケータを伝送する。通常、ページングインジケータは、シナリオに応じてPDCCH、MPDCCH、又はNPDCCH上で送信される。
上記から明らかなとおり、WUSとページングインジケータとは別々のチャネル261、262で送信される点が異なる。種々のリソースがそれぞれ異なるチャネル261-263に割り当てられる。
第3チャネル263はペイロードメッセージであって、UE(101-105)とBS112(ペイロードチャネル263)とによって実施される所定のサービスに関連する上位層のユーザプレーンデータパケットを伝送するペイロードメッセージに関連するチャネルである。ユーザデータメッセージがペイロードチャネル263を介して送信される。あるいは、例えば、ページングメッセージなどの制御メッセージがチャネル263を介して送信される。
図4にBS112を模式的に示す。BS112はインタフェース1121を含む。例えば、インタフェース1121はアナログフロントエンドとデジタルフロントエンドとを備えている。このインタフェースは、例えば、種々の変調方式、コーディング方式、及び/又は多重化方式などの複数の信号設計をサポートする。BS112はさらに、例えば、1つ以上のプロセッサとソフトウェアとにより形成される制御回路1122を含む。例えば、制御回路1122によって実行されるプログラムコードが不揮発性メモリ1123に保存される。本明細書記載の様々な実施例において、様々な機能が制御回路1122によって実行される。例えば、UEからWUS関連の機能を受信すること、UEのWUS関連の機能を比較すること、WUS関連の機能に基づいてPOで使用される少なくとも1つのWUSを決定すること、WUS関連のコンフィギュレーションをUEに送信すること、及びPOに先立って少なくとも1つのWUSの送信すること及び/又は送信をトリガすること、などの機能である。
一般に、例えば、AMF131又はSMF132などの、ネットワーク100の他のノードもまたBS112のコンフィギュレーションに相当する方法で構成される。
図5にUE101を模式的に示す。UE101はインタフェース1011を備えている。例えば、インタフェース1011はアナログフロントエンドとデジタルフロントエンドとを備えている。実施例によっては、インタフェース1011がMRXとWURとを有するものもある。MRXとWURとはそれぞれアナログフロントエンドとデジタルフロントエンドとを備えている。MRXとWURとは異なる信号設計をサポートする。例えば、WURは通常MRXよりも単純な信号設計をサポートする。例えば、WURは、MRXより単純な変調や、MRXより下位のコンスタレーションを有する変調方式などのみをサポートする。例えば、WURはOFDM復調をサポートしない。また、WURは時間領域処理をサポートするが、同期復調をサポートしない。UE101はさらに、例えば、1つ以上のプロセッサとソフトウェアとによって形成される、制御回路1012を備えている。制御回路1012は、少なくとも一部がハードウェアで形成されてもよい。例えば、制御回路1012によって実行されるプログラムコードが不揮発性メモリ1013に保存される。本開示の種々の実施例において、様々な機能が制御回路1012によって実行される。例えば、WUS関連の機能のネットワークへの送信、WUS関連のコンフィギュレーションの受信、WUS関連コンフィギュレーションに基づくWUSの検出などの機能である。
図6にUE101のインタフェース1011に関する詳細を示す。特に、図6はMRX1351とWUR1352に関する態様を示している。図6では、MRX1351とWUR1352とは別々のエンティティとして形成されている。例えば、これらは別々のチップに形成される。また、例えば、これらは別々のハウジング内に形成される。さらに、例えば、これらは共通電源を共有しない。
図6のシナリオによれば、MRX1351を非動作状態で動作させるときにMRX1351の構成部品の一部又は全部をオフにすることができる。本明細書記載の各実施例において、WUR1352を用いてWUSを受信することができる。さらに、WUR1352は、例えばDRXサイクルに応じて、非動作状態と動作状態とに切り替えられる。例えば、WUR1352は、POに先立って所定の時間オフセットを置いて動作状態に移される。
例えば、MRX1351がオンにされると、WUR1352がオフにされる。逆もまた同様である。したがって、MRX1351とWUR1352との動作は(図6に矢印で示したように)相互に関連し合っている。
図7にUE101のインタフェース1011に関する詳細を示す。特に、図7はMRX1351とWUR1352とに関する態様を示している。図7では、MRX1351とWUR1352とは共通エンティティとして形成されている。例えば、これらは共通のチップに形成される(すなわち共通のダイに集積される)。また、例えば、これらは共通のハウジング内に形成される。さらに、例えば、これらは共通電源を共有する。
図7のシナリオによれば、(例えばWUSの)WUR1352による受信とMRX1351による受信との間の遷移におけるレイテンシを著しく小さくすることができる。
図6と図7とに示したシナリオでは、MRX1351とWUR1352とは共通のアンテナを共有しているが、別の実施例において、インタフェース1011がMRX1351とWUR1352とにそれぞれ専用のアンテナとを有することも可能である。
図6と図7とに示したシナリオでは、専用のWUR1352が備わっているが、他の実施例ではWURを備えていないこともある。WURの代わりに、低電力状態のMRX1351によってWUSが受信される。例えば、低電力状態のMRX1351がWUS以外の通常のデータの受信には適さないこともある。WUSの受信に応じて、MRX1351は、例えばチャネル263などからの通常データの受信に適した、高電力状態に移る。
概括すると、各種のオプションを用いて、WUSの受信を容易にするレシーバハードウェアを実現することができる。
図8に様々な実施例に係る方法のフローチャートを示す。図8はWUSの生成に関する様相を示している。また、図8はWUSの信号設計に関する様々な様相を模式的に示している。
例えば、図8の方法はBS112の制御回路1122によって実行される。本明細書記載の種々の実施例において、図8の方法によりWUSを生成することができる。一般に、利用可能なWUSのセットがあり、このWUSのセットにおける各WUSは、ブロック2001-2003に関連して後述する1つ以上の特定の信号設計パラメータを有している。
最初に、ベースシーケンスが選択される(2001)。例えば、このベースシーケンスはランダムに生成されたビットのセットからなる。例えば、このベースシーケンスはUE又はUEのグループに特有のものである。例えば、このベースシーケンスはネットワーク100のセル161-168に特有のものである。例えば、このベースシーケンスはZadoff-Chuシーケンス、直交又は疑似直交シーケンスのセットから選択されたシーケンス、及びウォルシュ-アダマールシーケンスを含むグループから選択される。例えば、該特定のベースシーケンス又はベースシーケンスのタイプの選択はWUSの信号設計に基づいて行われる。また、例えば、WUSのベースシーケンスのシーケンス長の設定がWUSの信号設計に基づいて行われる。また、ベースシーケンスの選択がWUSの信号設計に基づいて行われる。
次に、ベースシーケンスに拡散が適用される(2002)。ビットシーケンスを拡散すると、入信ビットシーケンスが拡散シーケンスによって拡散又は多重化される。これにより入信ビットシーケンスの長さが拡散計数Kの分だけ長くなる。得られたビットシーケンスは、入信ビットシーケンスの拡散計数倍の長さと同じ長さを有している。拡散の詳細は拡散パラメータによって設定される。例えば、拡散パラメータによって拡散シーケンスが特定される(例えば、拡散シーケンスの長さ又は拡散シーケンスの個々のビットなどが特定される)。拡散パラメータの設定はWUSの信号設計に基づいて行われる。
次に、拡散されたベースシーケンスにスクランブリングが適用される(2003)。スクランブリングは、1つ以上のルールにしたがって入信ビットシーケンスのビットのシーケンスを交換又は置換することに係る。スクランブリングによって入信ビットシーケンスのランダム化が行われる。スクランブリングコードに基づいて、元のビットシーケンスがレシーバで再生される。スクランブリングの詳細はスクランブリングパラメータによって設定される。例えば、スクランブリングパラメータによって上記1つ以上のルールが識別される。また、例えば、スクランブリングパラメータはスクランブリングコードに関わる。スクランブリングパラメータの設定はWUSの信号設計に基づいて行われる。
実施例によっては、チェックサムをWUSに付加することもできる。チェックサムの付加はWUSの信号設計に基づいて行われる。例えば、チェックサム保護パラメータによりチェックサムを含めるか含めないかが設定される。また、例えば、チェックサム保護パラメータによりチェックサムの長さが設定される。さらに、例えば、チェックサム保護パラメータにより、例えば別々の誤り訂正アルゴリズムなどにしたがってチェックサムのタイプが設定される。チェックサムによってジョイント誤り検出を行うことができ、さらに必要に応じてWUSの全長にわたっての訂正機能が得られる。
実施例によっては、WUSにプリアンブルを付加することができる。プリアンブルはプリアンブルビットのシーケンスを含んで構成される。例えば、プリアンブルビットのシーケンスは特有の長さを有している。このプリアンブルビットのシーケンスにより、例えば、バースト誤りやチャネル遅延拡散などが生じても、WUSのロバスト同定が可能になる。プリアンブルの存在、プリアンブルの長さ、及び/又はプリアンブルシーケンスのタイプなどは、WUSの信号設計におけるプリアンブルパラメータに応じて設定される特性である。
最後に、ブロック2004で、ブロック(2001-2003)で得られたビットシーケンスが、例えば、オン/オフキーイング(On-Off-Keying:OOK)又は周波数偏移キーイング(Frequency Shift Keying:FSK)などの、変調方式にしたがって変調される。これはアナログ処理に相当する。異なる変調方式はそれぞれ異なるコンスタレーションによって表現される。場合によっては、ある変調方式内で、ビットローディングの変更、すなわち1シンボル当りのビット数の増減及びそれによる変調コンスタレーションの変更を行うことができる。これらの変調に関連するパラメータは全てWUSの信号設計に基づいている。異なるWUSは、それぞれ異なる変調方式及び/又は変調コンスタレーションに関連がある。
図9にWUR1352によるWUS601の検出に関する様態を示す。
アナログフロントエンド1361が、ベースバンドのWUS601に対応するビットシーケンスをデジタルフロントエンド1369に出力する。このために、WUS601の信号設計に基づいて変調方式及び/又は変調コンスタレーションに合わせた復調を用いる。通常、異なるWUR1352は、それぞれ異なる変調方式及び/又は変調コンスタレーションがサポートされたアナログフロントエンド1361を備えている。多くの場合、同期変調であって、アナログフロントエンド1361とトランスミッタとの同期(時間領域及び/又は周波数領域での同期)が確立されている同期変調はWUR1352によるサポートを受けない。アナログフロントエンド1351にシンボルレベルバッファを設けてもよい。次いで、復調器によってバッファ内のシンボルシーケンスがビットシーケンスに変換される。これによりシンボルレベルからビットレベルへの変換がマーキングされる。次いで、デジタルフロントエンドによってビットレベルの処理がデジタル領域で行われる。
次いで、スクランブル解析機能1362がスクランブル解析を行う。
次に、逆拡散機能1363が適用される。
次に、閾値ユニット1364が適用される。
シーケンスデコーダ1365がビットシーケンスに復号アルゴリズムを適用する。最後に、トランスミッタで用いられたベースシーケンスが再構築される。
この後、ベースシーケンスと参照シーケンスとの相互相関を行うことができる。相互相関によって有意な結果が生じた場合は、WUS601が特定のUE101にアドレス指定され、さらにUE(102-105)にもアドレス指定された可能性があると判定される。前記相互相関に基づいて、MRX1351を非動作状態から動作状態に選択的に移すことができる。
図10は信号線図であり、UE101とセル161のBS112との間の通信に関する様態を示している。また図10は、WUS601の送信及び/又は受信(すなわち通信)に関する様態を示している。特に、図10は、WUSの通信と、本明細書記載の種々の実施例で用いられるPO211でのページング信号4004及びページングメッセージ4005の通信との相互関係に関する様態を示している。
3001で、機能制御メッセージ4011の通信が行われる。機能制御メッセージ4011はUE101から送信されてBS112に受信される。例えば、機能制御メッセージ4011は、例えば物理上りリンク制御チェンジ(Physical Uplink Control Change:PUCCH)などの制御チャネル上で通信される。また例えば、機能制御メッセージ4011はレイヤ2又はレイヤ3の制御メッセージである。さらに機能制御メッセージ4011はRRC又はより上位層のシグナリングに関するメッセージである。
さらに詳細に後述するとおり、機能制御メッセージ4011は一般にUE101とUE102とのそれぞれのWUS機能に関するメッセージである。種々の実施例において、機能制御メッセージ4011は、UE101とUE102とのそれぞれの、あらかじめ規定されたWUS601のセット中の1つ以上のWUS601をサポートする機能(WUS関連の機能)を示している。
3002で、さらなる機能制御メッセージ4011の通信が行われる。3002における機能制御メッセージ4011はUE102から送信されてBS112に受信される。UE102から送信される機能制御メッセージ4011は概ねUE101から送信される機能制御メッセージ4011に一致しているが、情報の内容が異なっている。
図10の例では、簡明のためにUE101及びUE102のみを示しているが、一般にBS112は3つ以上のUEから機能制御メッセージ4011を受信することができる。例えば、BS112は、接続された全てのUE及び/又はアイドルモードの各セルに位置する全てのUEから機能制御メッセージ4011を受信することができる。
一般に、UE(101-105)は、BS112への接続に応じて又はBS112から受信したリクエストに応じて機能制御メッセージ4011を送信する。
一般に、サポート可能又はサポート不能の様々なWUS関連の機能があると考えられる。それら機能の例として、どの波形の受信をサポートするか、どのWUR感度レベルをWUS検出のためにサポートするか、及び/又はどの最小時間オフセットを必要とするか、及び/又は、例えば、種々の異なるWUSタイプに対してどの最大時間オフセットをWUSとPOとの間に許容するか、などがある。
ある特定例として、3001でUE102から送信された機能制御メッセージ4011は、OOKを用いて変調されたWUS601をサポートすると共にFSKを用いて変調されたWUSもサポートするUE102を標示する。一方、3002でUE101から送信された機能制御メッセージ4011は、OOKを用いて変調されたWUS601をサポートするがFSKを用いて変調されたWUS601はサポートしないUE101を標示する。
一般に、機能制御メッセージ4011によるこのような標示を行うために利用できるオプションとして様々なものがある。第1の例では、あらかじめ規定されたWUSのセットを定義したコードブックが用いられ、次いでビットマップが用いられる。このビットマップの各位置は、WUSのセット中の関連するWUSをサポートする信号又はサポートしない信号のいずれかである1ビットを含む(図11を参照。このようなシナリオが図示されている。図中、機能制御メッセージ4011は3ビットのビットマップを含み、そのビットマップの各位置(4091-4093)は対応するWUS(601-603)をサポートする(又はしない)機能を表している)。第2の例では、様々なWUSに対するマルチビット情報フィールドを含んだ、より明確(すなわちより詳細)な標示が用いられる。第3の例では、UEは、該UEがサポートするWUSの信号設計パラメータのパラメータ範囲(例えば、下方境界及び/又は上方境界によって画定されたパラメータ範囲)を特定することもできる(図8参照。このような信号設計パラメータが種々示されている)。
図2に関連して前述したとおり、UE101とUE102とはPO211を共有している。このため、BS112は、標示されたUE101とUE102とのWUS関連の機能を用いて、WUSのセットからPO211で用いるWUSのサブセットを決定する(ブロック3003)。図10の例では、BS112は、OOKを用いたWUS601のみを含む(例えばFSKを用いたWUS602とWUS603とを含まない)サブセットを決定する。
これに対応する信号選択及び/又はWUS機能関連の他のパラメータ(例えば、POに関連するWUS送信の時間オフセット及び/又は周波数オフセット)が、コンフィギュレーション制御メッセージ4001を用いて、3004と3004とでUE101とUE102とに信号伝達される(又はされない)。言い換えると、コンフィギュレーション制御メッセージ4001は上記決定されたサブセットを標示する。この通信は好適にはシステム情報シグナリングを用いて行われるが、同報通信シグナリングと専用シグナリングとのいずれも用いることができる。
コンフィギュレーション制御メッセージ4001は、サブセットに含まれたWUSの信号設計コンフィギュレーションを示しており、PO211で送信される。これにより、UEが複数のタイプのWUS601をサポートしている場合、そのUEは標示された信号設計コンフィギュレーションにしたがって当該WURを適切に構成する。さらに、コードブックが、例えばビットマップであって、それぞれのセットにおける各WUSについて使用又は不使用を標示したビットマップと関連付けて使用される。
実施例によっては、コンフィギュレーション制御メッセージ4001がサブセットに含まれた複数のWUSを標示するものもある。この場合、各UEは、POで送信される複数のWUS中の1つ以上のWUSを選択し、それに応じて該UEのWURを構成する。この選択は、例えば電力消費やあらかじめ規定された優先度などに基づいて行われる。
前述したとおり、決定されたサブセットが複数のWUSを含む例があると考えられる。その場合、複数のWUSはPOに先立って種々の異なるリソースで送信される。例えば、時分割2重及び/又は周波数分割2重及び/又は符号分割2重方式が使用される。したがって、サブセット中の複数のWUSには、POに対して異なる時間オフセット及び/又は異なる周波数オフセットを用いることができる。コンフィギュレーション制御メッセージ4001がサブセット中の複数のWUSの時間オフセット及び/又は周波数オフセットを標示することも可能である。
3006と3007とで、ユーザデータメッセージ4002が、BS112とUE101及びUE102のそれぞれとの間で通信される。例えば、ユーザデータメッセージ4002が各ペイロードチャネル263上で通信される。例えば、ユーザデータメッセージ4002は、例えばベアラの一部であるデータコネクション189に沿って通信される。
4001と、4011と、4002との各メッセージは、UE101、102のMRX1351と通信される。
その後、UE101、102とBS112との間でそれ以上通信されるデータがなくなり、送信バッファが空になる。各非動作タイマが終了すると、UE101とUE102とは各々のMRX1351を非動作状態に移す。また、データコネクション189が解除される。一方、UE101とUE102とのWUR1352は、例えばDRXサイクルに応じて動作状態に移る。
ある時点で、BS112はUE101のページングを試みる(UE102のページングは試みない)。UE101のMRX1351は非動作状態なので、BS112はUE101を直接ページングすることはできない。したがって、3010で、BS112はコンフィギュレーション制御メッセージ4001に基づいてWUS601を送信する。WUS601は、PO211に対してあらかじめ規定された時間オフセット及び/又は周波数オフセットを置いて通信される。WUS601はチャネル261上で通信される(図3参照)。
UE101とUE102とは共に、3010で送信されたWUS601を検出する。通常、WUS601はUE101の識別情報を標示しない。そのため、3010でWUS601を受信した時点では、UE101とUE102とは、それらの内のどちらがページングされようとしているかについて不明な状態にある。
したがって、UE101とUE102とは共に、WUS601を検出すると、MRX1351を動作状態に移す。UE101とUE102とのそれぞれのWUR1352は非動作状態に移される。
次いで、3013で、ページングインジケータ4004がBS112から送信される。ページングインジケータ4004はUE101のMRX1351とUE102のMRX1351とによって受信される。例えば、ページングインジケータは、例えばPDCCHなどのチャネル262上で送信される。ページングインジケータ4004はP-RNTIを含む。ただし、P-RNTIでは、どのUEがページングされようとしているかについてのUEにおける不明確さは解消されない。
ページングインジケータ4004は、3014でページングメッセージ4005の通信に用いた変調方式と符号化率の組合せ(Modulation And Coding Scheme:MCS)に関する情報を含む。ページングメッセージ4005は、例えばPDSCH(図3参照)などの共通チャネル263上で通信される。通常、ページングインジケータ4004とページングメッセージ4005とは別々のチャネル上で通信される。ページングメッセージ4005は、ページングインジケータ4004に標示されたMCSにしたがって変調及び符号化される。このため、UE101は最初にページングインジケータ4004を受信し、次にページングメッセージ4005を受信する必要がある。
この後、ページングメッセージ3014がUE101の認証情報を示す。ただし、ネットワークはUE102のページングを行わないので、UE102の認証情報は示されない。したがって、UE102のMRX1351は、3014でページングメッセージ4005を受信すると、3015で再び非動作状態に移される。
3016で、データコネクション189がUE101とBS112との間にセットアップされる。このセットアップはランダムアクセス手順とRRCセットアップとを含む。
最後に3017で、上りリンク(Uplink:UL)又は下りリンク(Downlink:DL)のユーザデータメッセージ4002が、新たにセットアップされたデータコネクション189を用いて、UE101とBS112との間で通信される。
図10から明らかなとおり、3003でWUSのセット中のサブセットを適切に決定することによって、WUSのセット中の1つ以上のWUSをサポートする、PO211を共有するUE(101、102)の偏りのある(不均一な)WUS関連の機能を考慮しても、PO211を共有する複数のUE(101、102)へのWUSの送信をサポートすることができる。一般に、種々のストラテジをサブセットの決定に用いることができる。図11に関連するいくつかのストラテジの例を以下に説明する。
図12に、PO(211-213)を共有するUE(101-105)のWUS関連の機能に基づく、WUSのセット中のサブセットの決定に関する様態を模式的に示す。
図12に示すとおり、複数のPO(211-213)が存在する。PO(211-213)は時間の経過と共に繰り返される。通常、複数のUE(101-105)が1つのPO(211-213)を共有する。例えば、UE(101-103)がPO211を共有し、UE104とUE105とがPO212(図2も参照)を共有し、その他のUEがPO213を共有する。
1つのPO(211-213)の共有とは、ある1つのPO(211-213)時に該1つのPO(211-213)を共有する複数のUEの1つに、ネットワークがページング信号を送信することを意味する。したがって、通常、あるPOで、複数のページング信号を送信して、該POを共有する複数のUE(101-105)をページングすることができる。
図12の例では、例えば所定のコードブックに基づく、利用可能な3つの異なるWUS(601-603)のセット650が存在する。例えば、セット650の異なるWUS(601-603)は、変調方式又はコンスタレーションマッピングがそれぞれ異なっている。通常、WUS(601-603)の信号設計における1つ以上のパラメータは、サポートされたセット650における複数のWUS毎に異なっている(図8参照)。
図12に示すとおり、WUS(601-603)は、各PO(211-213)の開始に対する時間オフセット(611-613)が異なっている。これはWUS(601-603)の時分割2重の実施態様に一致する。別のシナリオでは、この時分割2重が周波数分割2重及び/又はコード分割2重に置換される、又はそれと組合せられる。
図12に示すとおり、BS112は、PO(211-213)毎にWUS(601-603)のセット650のサブセット(651-652)を決定する。例えば、PO211に関連するサブセット651はWUS601を含むが、WUS602とWUS603とを含まない。したがって、WUS601だけがPO211に先立って送信される(図10参照)。PO212に関連するサブセット652はWUS603だけを含み、PO213に関連するサブセット653はWUS601とWUS603とを含む。
WUS(601-603)のセット650からのサブセット(651-653)の決定は、例えば、各機能制御メッセージ(図10の機能制御メッセージ4011を参照)を用いて、各UE(101-105)により通知されたWUS関連の機能に基づいて行われる。この通知されたUE(101-103)のWUS関連の機能に基づいて時間オフセット(611-613)を決定することもできる。
一般に、様々なストラテジをサブセット(651-653)の決定に利用できる。それらストラテジのいくつかを以下に説明する。別のシナリオでは、以下に説明する複数のストラテジが組合せて用いられる。
例えば、サブセット(651-653)は、各PO(211-213)を共有するUE(101-105)のWUS関連の機能の比較に基づいて決定される。具体例として、PO211におけるサブセット651の決定に関する個々の判断を図12の挿入図(破線)に関連して説明する。図12の挿入図は、PO211を共有するUE(101-103)から送られてBS112で受信される機能制御メッセージ4011を示している。図示のとおり、UE101のWUS関連の機能は、該UE101のWUR1352がWUS601をサポートするが、WUS602とWUS603とをサポートしないようになっている。UE102のWUS関連の機能は、該UE102のWUR1352がWUS(601-603)全部をサポートするようになっており、UE103のWUS関連の機能は、該UE103のWUR1352がWUS601とWUS603とをサポートするが、WUS602をサポートしないようになっている。サブセット651が、UE(101-103)のWUS関連の機能同士の比較に基づいて決定される。これによりWUS601のみを含むサブセット651が得られる(図12中の一点鎖線で示す)。
利用可能なWUS(601-603)のセット650からサブセット(651-653)を決定する場合に他の決定基準を採用することもできる。例えば、WUSのセット650中の所定のWUS(601-603)をサポートするUE(101-105)の数を決定することができる。上記数がある所定の閾値を越えている場合は、対応するWUS(601-603)が対応するPO(211-213)で使用されるサブセットに含まれている。例えば、(図12の挿入図に示された)PO601についての図12のシナリオを参照すると、WUS601をサポートするUE(101-103)の数は3、WUS602をサポートするUE(101-103)の数は1、WUS603をサポートするUE(101-103)の数は2である。
PO212に関連するさらなる例を示す。図2に関連して前述したとおり、UE104とUE105とはPO212を共有している。図12のもう1つの挿入図は、PO212を共有するUE104とUE105とから送信されてBS112で受信された機能制御メッセージ4011を示している。図示のとおり、UE104の機能としてUE104のWUR1352がWUS601とWUS603とをサポートするようになっている。一方、UE105のWUR1352はWUS(601-603)の全部をサポートする。このため、原理的には、BS112は、WUS601及び/又はサブセット652に含まれるWUS603を自由に選択し得る。図12の例では、PO212で使用されるWUSのサブセット652はWUS603のみを含む。この理由は、WUS(601-603)は優先度に応じてランク付けすることが可能なことによる。例えば、WUS601は、WUS603に比べて低い優先度でランク付けされる。WUS601とWUS603とをサポートするUE104とUE105との数が同じであると、優先度の面から決定がなされる。したがって、WUS603がWUS601に優先して用いられる。優先度はあらかじめ規定されている(例えば、ハードウェアにエンコードされている)。
一般に、様々なオプションが上記優先度の決定に利用可能である。該オプションとして、限定はしないが、種々のWUS(601-603)に関連するスペクトルオーバーヘッド、及び種々のWUS(601-603)の電力効率がある。したがって、一般に、サブセットに含まれた1つ以上のWUSを個別に受信する複数のUEの全部又は個々の推定総電力消費量に基づいてサブセットを決定することができる。これとは別に(又はこれに加えて)、サブセットに含まれた1つ以上のWUSのシグナリングに関連する、推定制御シグナリングオーバヘッドに基づいてサブセットを決定することもできる。
図12では、PO211でWUS603の時間オフセット613が延長されている。これは、例えば、(機能制御メッセージ4011に示されたとおりに)MRXを動作状態に移すための、UE104とUE105とのそれぞれの増加したレイテンシをサポートするためである。一般に、時間オフセット(611-613)は標示されたUEの機能に基づいて決定される。例えば、PO212との関連では、WUS603は相対的に長い時間オフセット613を有している。
電力効率と制御シグナリングオーバヘッドとのバランスを考慮して、所定のUEにおけるWUS機能を無効にすることが望ましい場合もある。該所定のUEとして同じWUSをサポートするUEの数が少ない場合がこれに該当する。このことはコンフィギュレーション制御メッセージ4001(図10参照)を用いて該所定のUEに信号伝達される。
図13は様々な実施例に係る方法のフローチャートである。図13の方法は通信システムのノードで実行される。例えば、図13の方法はBS112の制御回路1122で実行される。図13の方法をAMF131又はSMF132の制御回路で実行することもできる。
最初に、1001でノードが複数のUEから制御メッセージを受信する。制御メッセージは、WUSのセット中の1つ以上のWUSをサポートする該複数のUEの機能を示している。詳細には、制御メッセージは、それぞれがWUSのセット中の1つ以上のWUSをサポートする複数のUEの機能を示している。より詳細には、複数のUE中の第1のUEから第1制御メッセージを受信する。このメッセージはWUSのセット中の1つ以上のWUSをサポートする第1のUEの機能を示している。例えば、第1のUEは、WUSのセット(A、B、C、D)中のWUS(A)と、WUS(C)と、WUS(D)とをサポートするが、WUS(B)をサポートしない。また、複数のUE中の第2のUEから第2制御メッセージを受信する。このメッセージは上記WUSのセット中の1つ以上のWUSをサポートする第2のUEの機能を示している。例えば、第2のUEは、WUSのセット(A、B、C、D)中のWUS(A)とWUS(D)とをサポートするが、WUS(B)とWUS(C)とをサポートしない。この例は3つ以上のUE及び上記セット中の任意の数のWUSに拡張できる。
1001で、例えば機能制御メッセージ4011を受信する(図10参照)。図13のシナリオ例では、複数のUEが1つのPOを共有している。
一般に、ネットワークに接続しているUE(例えば、セル内に位置するUEとして登録しているUE)はそのUEの機能をネットワークに送信することができる。例えば、該UEは、上記UE機能通知内のWUR機能を示す情報、又はネットワークに信号伝達される類似のタイプのUE情報(例えば、他のタイプのRRCシグナリングメッセージなど)を送信することができる。
1002で、ノードは、1001で示されたUEの機能に基づいて、利用可能なWUSのセット中のサブセットを決定する(図11参照、PO(211-213)で使用されるWUSの決定が図示されている)。
様々なオプションをサブセットの決定に利用することができる。いくつかの例を以下に示す。例えば、サブセット(651-653)が、各PO(211-213)を共有するUE(101-105)のWUS関連の機能の比較に基づいて決定される。さらなる例では、WUSのセット650中の所定のWUS(601-603)をサポートするUE(101-105)の数を決定することができる。上記数がある所定の閾値を越えている場合は、対応するWUS(601-603)が対応するPO(211-213)で使用されるサブセットに含まれている。別の例では、種々のWUS(601-603)の優先順位付け又はランク付けが採用される。一般に、様々なオプションが上記優先度の決定に利用可能である。該オプションとして、限定はしないが、種々のWUS(601-603)に関連するスペクトルオーバーヘッド、及び種々のWUS(601-603)の電力効率がある。これらの例を相互に組合せて新たな例にすることもできる。
オプションのブロック1003で、ノードは、サブセットに含まれた全てのWUSについての時間オフセットを決定する(図11参照、時間オフセット(611-613)が図示されている)。この時間オフセットは各POに対して規定される。例えば、この時間オフセットは、MRXが動作状態に移行する上で十分な時間が得られるような長さにされる。対応するコンストレイントもブロック1001の制御メッセージの一部として示される。
次いで、オプションのブロック1004で、1つ以上のコンフィギュレーション制御メッセージが、POを共有する各UEに送信される。例えば、コンフィギュレーション制御メッセージが、設定された各POで使用されるWUSのサブセットを示す。コンフィギュレーション制御メッセージによって関連する時間オフセットを示すこともできる。
オプションのブロック1005で、サブセットに含まれた1つ以上のWUSが適切な時間オフセットでPOに先立って送信される。必要に応じて、POに対する周波数オフセットが採用される。
各POはUEのグループに関係しているため、各POに割り当てられた(すなわち、POを共有する)UEには様々な組合せがあり得る。ネットワークはUE機能についての情報を検討して、種々のPOに割り当てられたUEの各グループに使用されるWUSを決定する。すなわち、図13の方法が、POを共有する複数のUEグループ毎に繰り返される。
図14は様々な実施例に係る方法のフローチャートである。図14の方法は通信システムのノードで実行される。例えば、図14の方法はUE101の制御回路1012で実行される。
ブロック1011で、WUSのセット中の1つ以上のWUSをサポートするノードの機能を示す、制御メッセージが送信される。したがって、ブロック1011はブロック1001と相互に関連している。
次いで、ブロック1012で、WUSのセット中のサブセットを示すコンフィギュレーション制御メッセージが受信される。このサブセットは少なくとも1つのWUSを含む。したがって、ブロック1012はブロック1004と相互に関連している。
シナリオであって、ブロック1012のコンフィギュレーション制御メッセージが複数のWUSを含むサブセットを示す、シナリオが想定され得る。該サブセットの複数のWUSの少なくとも一部はノードによってサポートされる。また、あるWUSを1つ以上の決定基準に基づいて上記サブセットから選択することができる。決定基準の例として、サブセットに含まれた複数のWUSに関連する電力消費と、同複数のWUSに関連する所定の優先度とがある。選択されたWUSの検出に用いたWURが相応に構成される。これらの技術によって、UEは受信ストラテジを適切に調整することができる。例えば、これらの技術によってUEはアイドルモードでの可能な最小のエネルギ消費を実現することができる。
ブロック1014で、サブセットのWUSが検出される。したがって、ブロック1013はブロック1005と相互に関連している。WUSは、各ノードに割り当てられたPOに対して時間オフセット及び/又は周波数オフセットを置いて検出される。例えば、この時間オフセット及び/又は周波数オフセットはブロック1及び12のコンフィギュレーション制御メッセージによって示される。
実施例の中には、ブロック1012で受信されたコンフィギュレーション制御メッセージがWUS機能の無効化を示すことができるものもある。その場合、ブロック1014は実行されず、ノードはPOでページング信号を直接受信する。
以上、要約すると、種々のWUSオプションのいずれをサポートするかをUEがネットワークに通知できるようにする技術について説明を行った。また、どのWUSを有効にするかをネットワークが決定することができるようにする技術について説明を行った。ネットワークは、UE機能に関するこれらの情報に基づいて、WUSの信号設計における種々のパラメータを選択することができる。さらにネットワークは、標示された機能に基づいて一連の適当なWUS設計の組合せを送信することができる。
いくつかの好適な実施形態に関連して本発明を図示及び説明したが、本明細書を読んで理解することにより当業者は本発明の均等物並びに変更を実施することができる。本発明はそれらの均等物並びに変更を全て包含し、添付した請求の範囲によってのみ制限されるものである。
例示のためにセルラネットワークで使用されるWUS技術について様々な実施例を説明したが、同様の技術を他の種類のネットワーク(例えば、アドホックネットワークやインフラストラクチャネットワークなど)に容易に適用することができる。
また、例示のために、WUSが特定のUEを標示していない、すなわち、WUSが個々のUEに関連する識別情報を含んでいない様々な実施例を説明した。その場合、どのUEがネットワークによってページングされようとしているかについてのUEにおけるエクイティは(例えば、ページングメッセージに含まれたインジケータに基づいて)後の時点にならないとわからない。ただし、実施例の中には、(例えば、各UEの識別情報と相関のある適切なシーケンスを選択することによって)ネットワークによってページングされようとしている特定のUEをWUSによって示すことができるものもある。
また、例示のために、RANのBSによって、少なくとも1つのWUSを含むサブセットが1つ以上のWUSのセットから決定される実施態様に関連した様々な実施例を説明した。他の実施例では、WUSストラテジについての上記及び関連の機能が、例えばAMF又はSMFなどの移動性制御ノードなどの、セルラネットワークのCNノードによって、実施されることもある。
また、例示のために、異なる機能を有してかつ同一のPOを共有する複数のUEについての様々な実施例を示した。一般に、共通のPOを共有しない複数のUEも、先に説明したWUS関連の機能を示すことができる。そのようなシナリオにおいても、ネットワークは各POで用いるWUSに関して適切な選択を行うことができる。

Claims (13)

  1. ネットワークノード(112、131、132)を機能させる方法であって、
    ページングオケージョン(211-213)を共有する端末(101-103、104-105)の、ウェイクアップ信号(601-603)のセット(650)中の1つ以上のウェイクアップ信号(601-603)をサポートする機能を示す制御メッセージ(4011)を、前記ページングオケージョン(211-213)を共有する端末(101-103、104-105)の各々から受信することと、
    前記受信した制御メッセージ(4011)に示された前記端末(101-103、104-105)の前記機能に基づいて前記ウェイクアップ信号(601-603)のセット(650)からサブセット(651-653)を決定することであって、前記サブセット(651-653)は前記ページングオケージョン(211-213)で使用される少なくとも1つのウェイクアップ信号(601-603)を含むサブセットを決定することと、を含み、
    前記ウェイクアップ信号(601-603)のセット(650)中の前記ウェイクアップ信号(601-603)は、複数の変調方式及び/又は複数の変調コンスタレーションに関連があることを特徴とする方法。
  2. 前記ウェイクアップ信号(601-603)のセット(650)中のある所定のウェイクアップ信号(601-603)をサポートする前記端末(101-103、104-105)の数を決定することと、前記数があらかじめ規定された閾値を越えている場合に前記サブセット(651-653)内に前記所定のウェイクアップ信号(601-603)を含むことと、をさらに含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記ウェイクアップ信号(601-603)のセット(650)中の前記ウェイクアップ信号(601-603)は優先度に応じてランク付けされ、
    前記サブセット(651-653)は、また、前記優先度に基づいて決定される、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記サブセット(651-653)は、また、前記少なくとも1つのウェイクアップ信号を受信する前記端末(101-103、104-105)の全体又は個々の推定電力消費量に基づいて決定され、
    前記サブセット(651-653)は、また、前記少なくとも1つのウェイクアップ信号(601-603)のシグナリングに関連した推定制御シグナリングオーバヘッドに基づいて決定される、請求項1~のいずれか1つに記載の方法。
  5. 前記決定されたサブセット(651-653)を示すコンフィギュレーション制御メッセージ(4001)を前記端末(101-103、104-105)に送信することをさらに含む、請求項1~のいずれか1つに記載の方法。
  6. それぞれのページングオケージョン(211-213)に対して時間オフセット及び/又は周波数オフセットを置いて、前記サブセット(651-653)に含まれた前記少なくとも1つのウェイクアップ信号(601-603)を送信することをさらに含み、
    前記端末(101-103、104-105)の前記機能に基づいて少なくとも1つの前記端末(101-103、104-105)に対するウェイクアップシグナリング機能を無効にすることをさらに含む、請求項1~のいずれか1つに記載の方法。
  7. さらなるページングオケージョン(211-213)を共有するさらなる端末(101-103、104-105)からのさらなる制御メッセージ(4011)を受信することであって、前記さらなる制御メッセージ(4011)は、前記ウェイクアップ信号(601-603)のセット(650)中の前記1つ以上のウェイクアップ信号(601-603)をそれぞれサポートする前記さらなる端末(101-103、104-105)のさらなる機能を示している制御メッセージ(4011)を受信することと、
    前記さらなる端末(101-103、104-105)の前記さらなる機能に基づいて前記ウェイクアップ信号(601-603)のセット(650)のさらなるサブセット(651-653)を決定することであって、前記サブセット(651-653)は前記さらなるページングオケージョン(211-213)で使用される少なくとも1つのさらなるウェイクアップ信号(601-603)を含むサブセットを決定することと、をさらに含み、
    前記サブセット(651-653)と前記さらなるサブセット(651-653)とは少なくとも一部が異なっている、請求項1~のいずれか1つに記載の方法。
  8. 端末(101-105)を機能させる方法であって、
    ネットワーク(100)への制御メッセージの送信であって、前記制御メッセージは、ウェイクアップ信号(601-603)のセット(650)中の1つ以上のウェイクアップ信号(601-603)をサポートする、前記端末(101-105)の機能を示す制御メッセージを送信することと、
    前記ネットワーク(100)からのコンフィギュレーション制御メッセージを受信することであって、前記コンフィギュレーション制御メッセージは前記ウェイクアップ信号(601-603)のセット(650)中のサブセット(651-653)を示しており、前記サブセット(651-653)は少なくとも1つのウェイクアップ信号(601-603)を含むコンフィギュレーション制御メッセージを受信することと、
    ページングオケージョン(211-213)で前記サブセット(651-653)に含まれた前記少なくとも1つのウェイクアップ信号(601-603)中のある所定のウェイクアップ信号(601-603)を検出することと、を含み、
    前記ウェイクアップ信号(601-603)のセット(650)中の前記ウェイクアップ信号(601-603)は、複数の変調方式及び/又は複数の変調コンスタレーションに関連があることを特徴とする方法。
  9. 前記サブセット(651-653)は複数のウェイクアップ信号(601-603)を含み、
    前記方法は、
    前記複数のウェイクアップ信号(601-603)の各信号の受信における少なくとも1回の電力消費量と前記複数のウェイクアップ信号(601-603)の各信号に関連するあらかじめ規定された優先度とに基づいて前記サブセット(651-653)から所定のウェイクアップ信号(601-603)を選択することをさらに含む、請求項に記載の方法。
  10. ページングオケージョン(211-213)を共有する端末(101-103、104-105)の、ウェイクアップ信号(601-603)のセット(650)中の1つ以上のウェイクアップ信号(601-603)をサポートする機能を示す制御メッセージ(4011)を前記ページングオケージョン(211-213)を共有する端末(101-103、104-105)の各々から受信し、かつ
    前記受信した制御メッセージ(4011)に示された前記端末(101-103、104-105)の前記機能に基づいて前記ウェイクアップ信号(601-603)のセット(650)からのサブセット(651-653)の決定であって、前記サブセット(651-653)は前記ページングオケージョン(211-213)で使用される少なくとも1つのウェイクアップ信号(601-603)を含むサブセットを決定する、ように構成され
    前記ウェイクアップ信号(601-603)のセット(650)中の前記ウェイクアップ信号(601-603)は、複数の変調方式及び/又は複数の変調コンスタレーションに関連がある
    ことを特徴とするネットワークノード(112、131、132)。
  11. 前記ネットワークノード(112、131、132)は請求項のいずれか1つに記載の方法を実行するように構成される、請求項10に記載のネットワークノード(112、131、132)。
  12. 端末(101-105)であって、
    ネットワーク(100)への制御メッセージの送信であって、前記制御メッセージは、ウェイクアップ信号(601-603)のセット(650)中の1つ以上のウェイクアップ信号(601-603)をサポートする、前記端末(101-105)の機能を示す制御メッセージを送信し、
    前記ネットワーク(100)からのコンフィギュレーション制御メッセージの受信であって、前記コンフィギュレーション制御メッセージは前記ウェイクアップ信号(601-603)のセット(650)中のサブセット(651-653)を示しており、前記サブセット(651-653)は少なくとも1つのウェイクアップ信号(601-603)を含むコンフィギュレーション制御メッセージを受信し、かつ
    ページングオケージョン(211-213)で前記サブセット(651-653)に含まれた前記少なくとも1つのウェイクアップ信号(601-603)中のある所定のウェイクアップ信号(601-603)を検出する、ように構成され
    前記ウェイクアップ信号(601-603)のセット(650)中の前記ウェイクアップ信号(601-603)は、複数の変調方式及び/又は複数の変調コンスタレーションに関連がある
    ことを特徴とする端末(101-105)。
  13. 前記端末(101-105)は請求項に記載の方法を実行するように構成される、請求項12に記載の端末(101-105)。
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