JP2005354850A - 電源装置及び電子機器 - Google Patents

電源装置及び電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2005354850A
JP2005354850A JP2004174963A JP2004174963A JP2005354850A JP 2005354850 A JP2005354850 A JP 2005354850A JP 2004174963 A JP2004174963 A JP 2004174963A JP 2004174963 A JP2004174963 A JP 2004174963A JP 2005354850 A JP2005354850 A JP 2005354850A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
power
power source
selection
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004174963A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3808479B2 (ja
JP2005354850A5 (ja
Inventor
Atsushi Osuga
淳 大須賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2004174963A priority Critical patent/JP3808479B2/ja
Priority to CN2005100780555A priority patent/CN1716076B/zh
Priority to US11/151,423 priority patent/US7414332B2/en
Priority to EP20050253657 priority patent/EP1610141B1/en
Publication of JP2005354850A publication Critical patent/JP2005354850A/ja
Publication of JP2005354850A5 publication Critical patent/JP2005354850A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3808479B2 publication Critical patent/JP3808479B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)
  • Direct Current Feeding And Distribution (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、着脱可能な複数の電源のうちいずれの電源が装着されているかを正確に判定して安全に電源供給する電源装置及び電子機器に関する。
【解決手段】電源部10を備えた画像記録装置1は、電源部10が、装着可能な複数の電源20a〜20nから当該複数の電源20a〜20nのうち1つを使用電源20a〜20nとして選択する選択部13までの電源ラインまたは選択部13以降の電源ラインのうち、電源20a〜20nが接続されていない電源ラインまたは全ての電源ラインの残電荷の放電を放電回路11a〜11nで、所定時間または所定電圧まで行って、判別回路12が、装着電源20a〜20nを判別して、選択部13が、判別回路12の判別した電源20a〜20nを使用電源として選択している。したがって、安全性を確保しつつ、装着電源20a〜20nを素早く、かつ、正確に判別することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電源装置及び電子機器に関し、詳細には、着脱可能な複数の電源のうちいずれの電源が装着されているかを正確に判定して安全に電源供給する電源装置及び電子機器に関する。
近年、デジタルスチルカメラ等の電子機器においては、複数の各種電池及び交流電源をアダプタで直流変換した電源等のように複数の電源を選択的に使用できるようになってきている。
このような複数の電源を利用可能な電子機器においては、例えば、1次電池の単3型アルカリマンガン電池と充電可能なNi−Cd電池(ニッケルカドミウム電池)やリチウム電池等の2次電池とを選択的に使用可能となっていることが多く、このように複数の電源を利用可能な電子装置においては、利用する電源の性能を適切に利用するとともに、発煙、発火、爆発等の事故の発生を防止するために、利用する電源の種類を判別する必要がある。
そこで、従来、複数種類の電池を選択的に使用可能な電子機器において、使用される電池の種類を判別する電池判別手段と、この電池判別手段の判別結果に応じて、電池の供給電流を切り換える電流切換手段とを有する電子機器が提案されている(特許文献1参照)。
また、従来、外形形状が略同じであるが電気的特性の異なる電池の1つが選択されて電池収納室に装填される際に、装填された電池がいずれの電池であるかを判別して、装填状況を表示するカメラが提案されている(特許文献2参照)。
そして、本出願人は、先に、電源収納部と直流電源入力端子とを設け、電源収納部には、電池を組み込んだ電池電源と商用交流を所定の直流電圧に変換するACアダプタのいずれを差し換えて着脱可能に装着でき、ACアダプタ使用時には直流電源入力端子を使用不能として、直流電源入力端子からの直流電源が本体回路に印加されないようにした電子機器を提案している(特許文献3参照)。
すなわち、この従来技術は、電池電源で動作中でも電池に対する充電が可能で、商用電源で動作させる場合でも場所をとらない電源部とするとともに、ACアダプタ使用時に直流電源入力端子から異常な電流が印加されて、誤動作や回路の破壊が起こるのを防止している。
特開平9−236143号公報 特開2000−19595号公報 特開平7−59335号公報
しかしながら、上記従来技術にあっては、複数の電源のうち利用している電源を判別することは行っているが、利用電源の判別を誤った際の対象については、考慮されておらず、装置の安全、特に、発煙、発火、爆発等の異常発生を防止する上で、改良の必要があった。
そこで、本発明は、素早く、かつ、正確に電源判別を行とともに、電源判別を誤っても安全な電源装置及び当該電源装置を備えた電子機器を提供する。
具体的には、請求項1記載の発明は、装着可能な複数の電源から当該複数の電源のうち1つを使用電源として選択する電源選択手段までの電源ラインまたは/及び電源選択手段以降の電源ラインのうち、電源が接続されていない電源ラインまたは全ての電源ラインの残電荷の放電を放電手段で、所定時間または所定電圧まで行って、電源判別手段が、装着電源を判別して、電源選択手段が、当該電源判別手段の判別した電源を使用電源として選択することにより、装着電源を素早く、かつ、正確に判別し、たとえ、判別を誤っても、電源選択手段が装着されていない電源を選択して、電源が供給されず、動作が行われないのみで、安全性を向上させることのできる電源装置を提供することを目的としている。
請求項2記載の発明は、装着可能な複数の電源から当該複数の電源のうち1つを使用電源として選択する電源選択手段までの電源ラインまたは/及び電源選択手段以降の電源ラインの残電荷を残電荷検出手段で検出し、電源判別手段が、当該残電荷検出手段の検出した残電荷を参照して装着電源を判別して、電源選択手段が、当該電源判別手段の判別した電源を使用電源として選択することにより、装着電源をより一層安価に、かつ、素早く正確に判別し、たとえ、判別を誤っても、電源選択手段が装着されていない電源を選択して、電源が供給されず、動作が行われないのみで、安全性を向上させることのできる電源装置を提供することを目的としている。
請求項3記載の発明は、装着可能な複数の電源から当該複数の電源のうち1つを使用電源として選択する電源選択手段までの電源ラインまたは/及び電源選択手段以降の電源ラインのうち、電源が接続されていない電源ラインまたは全ての電源ラインの残電荷の放電を放電手段で、所定時間または所定電圧まで行って、残電荷検出手段で、電源から電源選択手段までの電源ラインまたは/及び電源選択手段以降の電源ラインの残電荷を検出し、電源判別手段が、当該残電荷検出手段の検出した残電荷を参照して装着電源を判別して、電源選択手段が、当該電源判別手段の判別した電源を使用電源として選択することにより、装着電源を素早く、かつ、より一層正確に判別し、たとえ、判別を誤っても、電源選択手段が装着されていない電源を選択して、電源が供給されず、動作が行われないのみで、安全性を向上させることのできる電源装置を提供することを目的としている。
請求項4記載の発明は、電源判別手段による装着電源の判別を行う前に、放電手段による残電荷の放電または/及び残電荷検出手段による残電荷の検出を開始することにより、接続されている電源の不必要な消費を防止して、省電力化を図るとともに、少なくとも電源判別を行う前に残電荷をなくし、あるいは、所定電圧まで低下させて、正確な電源判別を行う電源装置を提供することを目的としている。
請求項5記載の発明は、放電手段による残電荷の放電と残電荷検出手段による残電荷の検出を、並行して、または、所定の優先順位に基づいて実行することにより、例えば、先に残電荷の検出を行って、残電荷が無くなっていたり、あるいは、所定の電圧に低下していると、放電動作を行わなくて済み、より一層効率的に電源判別を行うことができ、また、放電動作と検出動作を同時に行うと、残電荷の放電と検出を最短時間で行って、より一層速やかに、装着電源を正確に判別することのできる電源装置を提供することを目的としている。
請求項6記載の発明は、残電荷検出手段の検出する残電荷が所定の設定値に低下しているが、電源判別手段による電源検出可能状態でないときには、放電手段による放電処理または/及び残電荷検出手段による検出処理を停止させ、電源選択手段に少なくとも1つの電源を選択させることにより、電源装置への通電を確実に行い、動作を可能にして、利用性の良好な電源装置を提供することを目的としている。
請求項7記載の発明は、予め設定された所定の設定条件内に、電源判別手段による電源検出可能状態とならないときには、放電手段による放電処理または/及び残電荷検出手段による検出処理を停止させ、所定のエラー処理を実行することにより、危険を回避し、より一層安全な電源装置を提供することを目的としている。
請求項8記載の発明は、装着可能な複数の電源から当該複数の電源のうち1つを使用電源として選択する電源選択手段までの電源ラインまたは/及び電源選択手段以降の電源ラインのうち、電源が接続されていない電源ラインまたは全ての電源ラインの残電荷の放電を放電手段で、所定時間または所定電圧まで行って、電源判別手段が、装着電源を判別して、電源選択手段が、当該電源判別手段の判別した電源を使用電源として選択する電源装置を設けることにより、装着電源を素早く、かつ、正確に判別し、たとえ、判別を誤っても、電源選択手段が装着されていない電源を選択して、電源が供給されず、動作が行われないのみで、安全性を向上させることのできる電子機器を提供することを目的としている。
請求項9記載の発明は、装着可能な複数の電源から当該複数の電源のうち1つを使用電源として選択する電源選択手段までの電源ラインまたは/及び電源選択手段以降の電源ラインの残電荷を残電荷検出手段で検出し、電源判別手段が、当該残電荷検出手段の検出した残電荷を参照して装着電源を判別して、電源選択手段が、当該電源判別手段の判別した電源を使用電源として選択する電源装置を設けることにより、装着電源をより一層安価に、かつ、素早く正確に判別し、たとえ、判別を誤っても、電源選択手段が装着されていない電源を選択して、電源が供給されず、動作が行われないのみで、安全性を向上させることのできる電子機器を提供することを目的としている。
請求項10記載の発明は、装着可能な複数の電源から当該複数の電源のうち1つを使用電源として選択する電源選択手段までの電源ラインまたは/及び電源選択手段以降の電源ラインのうち、電源が接続されていない電源ラインまたは全ての電源ラインの残電荷の放電を放電手段で、所定時間または所定電圧まで行って、残電荷検出手段で、電源から電源選択手段までの電源ラインまたは/及び電源選択手段以降の電源ラインの残電荷を検出し、電源判別手段が、当該残電荷検出手段の検出した残電荷を参照して装着電源を判別して、電源選択手段が、当該電源判別手段の判別した電源を使用電源として選択する電源装置を設けることにより、装着電源を素早く、かつ、より一層正確に判別し、たとえ、判別を誤っても、電源選択手段が装着されていない電源を選択して、電源が供給されず、動作が行われないのみで、安全性を向上させることのできる電子機器を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明の電源装置は、複数の電源を切り換えて使用可能な電源装置であって、前記複数の電源のうち装着されている電源を検出する電源判別手段と、前記複数の電源のうち1つを使用電源として選択する電源選択手段と、前記電源から前記電源選択手段までの電源ラインまたは/及び前記電源選択手段以降の電源ラインの残電荷を放電する放電手段と、前記放電手段に前記電源が接続されていない電源ラインまたは全ての電源ラインの前記残電荷の放電を所定時間または所定電圧まで行わせて前記電源判別手段に前記装着電源を判別させ、当該電源判別手段の判別した電源を使用電源として前記電源選択手段に選択させる制御手段と、を備えていることにより、上記目的を達成している。
請求項2記載の発明の電源装置は、複数の電源を切り換えて使用可能な電源装置であって、前記複数の電源のうち装着されている電源を検出する電源判別手段と、前記複数の電源のうち1つを使用電源として選択する電源選択手段と、前記電源から前記電源選択手段までの電源ラインまたは/及び前記電源選択手段以降の電源ラインの残電荷を検出する残電荷検出手段と、前記残電荷検出手段に前記残電荷の検出を行わせて、前記電源判別手段に当該残電荷検出手段の検出した残電荷を参照させて前記装着電源を判別させ、当該電源判別手段の判別した電源を使用電源として前記電源選択手段に選択させる制御手段と、を備えていることにより、上記目的を達成している。
請求項3記載の発明の電源装置は、複数の電源を切り換えて使用可能な電源装置であって、前記複数の電源のうち装着されている電源を検出する電源判別手段と、前記複数の電源のうち1つを使用電源として選択する電源選択手段と、前記電源から前記電源選択手段までの電源ラインまたは/及び前記電源選択手段以降の電源ラインの残電荷を検出する残電荷検出手段と、前記電源から前記電源選択手段までの電源ラインまたは/及び前記電源選択手段以降の電源ラインの残電荷を放電する放電手段と、前記放電手段に前記電源が接続されていない電源ラインまたは全ての電源ラインの前記残電荷の放電を所定時間または所定電圧まで行わせ、前記残電荷検出手段に前記残電荷の検出を行わせて、前記電源判別手段に当該残電荷検出手段の検出した残電荷を参照させて前記装着電源を判別させ、当該電源判別手段の判別した電源を使用電源として前記電源選択手段に選択させる制御手段と、を備えていることにより、上記目的を達成している。
上記各場合において、例えば、請求項4に記載するように、前記制御手段は、前記電源判別手段による装着電源の判別を行う前に、前記放電手段による前記残電荷の放電または/及び前記残電荷検出手段による残電荷の検出を開始するものであってもよい。
また、例えば、請求項5に記載するように、前記制御手段は、前記放電手段による前記残電荷の放電と前記残電荷検出手段による前記残電荷の検出を、並行して、または、所定の優先順位に基づいて実行するものであってもよい。
さらに、例えば、請求項6に記載するように、前記制御手段は、前記残電荷検出手段の検出する残電荷が所定の設定値に低下しているが、前記電源判別手段による電源検出可能状態でないときには、前記放電手段による放電処理または/及び前記残電荷検出手段による検出処理を停止させ、前記電源選択手段に少なくとも1つの電源を選択させるものであってもよい。
また、例えば、請求項7に記載するように、前記制御手段は、予め設定された所定の設定条件内に、前記電源判別手段による電源検出可能状態とならないときには、前記放電手段による放電処理または/及び前記残電荷検出手段による検出処理を停止させ、所定のエラー処理を実行するものであってもよい。
請求項8記載の発明の電子機器は、複数の電源を切り換えて使用可能な電源装置を備えた電子機器であって、前記電源装置が、前記複数の電源のうち装着されている電源を検出する電源判別手段と、前記複数の電源のうち1つを使用電源として選択する電源選択手段と、前記電源から前記電源選択手段までの電源ラインまたは/及び前記電源選択手段以降の電源ラインの残電荷を放電する放電手段と、前記放電手段に前記電源が接続されていない電源ラインまたは全ての電源ラインの前記残電荷の放電を所定時間または所定電圧まで行わせて前記電源判別手段に前記装着電源を判別させ、当該電源判別手段の判別した電源を使用電源として前記電源選択手段に選択させる制御手段と、を備えていることにより、上記目的を達成している。
請求項9記載の発明の電子機器は、複数の電源を切り換えて使用可能な電源装置を備えた電子機器であって、前記電源装置が、前記複数の電源のうち装着されている電源を検出する電源判別手段と、前記複数の電源のうち1つを使用電源として選択する電源選択手段と、前記電源から前記電源選択手段までの電源ラインまたは/及び前記電源選択手段以降の電源ラインの残電荷を検出する残電荷検出手段と、前記残電荷検出手段に前記残電荷の検出を行わせて、前記電源判別手段に当該残電荷検出手段の検出した残電荷を参照させて前記装着電源を判別させ、当該電源判別手段の判別した電源を使用電源として前記電源選択手段に選択させる制御手段と、を備えていることにより、上記目的を達成している。
請求項10記載の発明の電子機器は、複数の電源を切り換えて使用可能な電源装置を備えた電子機器であって、前記電源装置が、前記複数の電源のうち装着されている電源を検出する電源判別手段と、前記複数の電源のうち1つを使用電源として選択する電源選択手段と、前記電源から前記電源選択手段までの電源ラインまたは/及び前記電源選択手段以降の電源ラインの残電荷を検出する残電荷検出手段と、前記電源から前記電源選択手段までの電源ラインまたは/及び前記電源選択手段以降の電源ラインの残電荷を放電する放電手段と、前記放電手段に前記電源が接続されていない電源ラインまたは全ての電源ラインの前記残電荷の放電を所定時間または所定電圧まで行わせ、前記残電荷検出手段に前記残電荷の検出を行わせて、前記電源判別手段に当該残電荷検出手段の検出した残電荷を参照させて前記装着電源を判別させ、当該電源判別手段の判別した電源を使用電源として前記電源選択手段に選択させる制御手段と、を備えていることにより、上記目的を達成している。
請求項1記載の発明の電源装置によれば、装着可能な複数の電源から当該複数の電源のうち1つを使用電源として選択する電源選択手段までの電源ラインまたは/及び電源選択手段以降の電源ラインのうち、電源が接続されていない電源ラインまたは全ての電源ラインの残電荷の放電を放電手段で、所定時間または所定電圧まで行って、電源判別手段が、装着電源を判別して、電源選択手段が、当該電源判別手段の判別した電源を使用電源として選択するので、装着電源を素早く、かつ、正確に判別することができ、たとえ、判別を誤っても、電源選択手段が装着されていない電源を選択して、電源が供給されず、動作が行われないのみで、安全性を向上させることができる。
請求項2記載の発明の電源装置によれば、装着可能な複数の電源から当該複数の電源のうち1つを使用電源として選択する電源選択手段までの電源ラインまたは/及び電源選択手段以降の電源ラインの残電荷を残電荷検出手段で検出し、電源判別手段が、当該残電荷検出手段の検出した残電荷を参照して装着電源を判別して、電源選択手段が、当該電源判別手段の判別した電源を使用電源として選択するので、装着電源をより一層安価に、かつ、素早く正確に判別することができ、たとえ、判別を誤っても、電源選択手段が装着されていない電源を選択して、電源が供給されず、動作が行われないのみで、安全性を向上させることができる。
請求項3記載の発明の電源装置によれば、装着可能な複数の電源から当該複数の電源のうち1つを使用電源として選択する電源選択手段までの電源ラインまたは/及び電源選択手段以降の電源ラインのうち、電源が接続されていない電源ラインまたは全ての電源ラインの残電荷の放電を放電手段で、所定時間または所定電圧まで行って、残電荷検出手段で、電源から電源選択手段までの電源ラインまたは/及び電源選択手段以降の電源ラインの残電荷を検出し、電源判別手段が、当該残電荷検出手段の検出した残電荷を参照して装着電源を判別して、電源選択手段が、当該電源判別手段の判別した電源を使用電源として選択するので、装着電源を素早く、かつ、より一層正確に判別することができ、たとえ、判別を誤っても、電源選択手段が装着されていない電源を選択して、電源が供給されず、動作が行われないのみで、安全性を向上させることができる。
請求項4記載の発明の電源装置によれば、電源判別手段による装着電源の判別を行う前に、放電手段による残電荷の放電または/及び残電荷検出手段による残電荷の検出を開始するので、接続されている電源の不必要な消費を防止して、省電力化を図ることができるとともに、少なくとも電源判別を行う前に残電荷をなくし、あるいは、所定電圧まで低下させて、正確な電源判別を行うことができる。
請求項5記載の発明の電源装置によれば、放電手段による残電荷の放電と残電荷検出手段による残電荷の検出を、並行して、または、所定の優先順位に基づいて実行するので、例えば、先に残電荷の検出を行って、残電荷が無くなっていたり、あるいは、所定の電圧に低下していると、放電動作を行わなくて済み、より一層効率的に電源判別を行うことができ、また、放電動作と検出動作を同時に行うと、残電荷の放電と検出を最短時間で行って、より一層速やかに、装着電源を正確に判別することができる。
請求項6記載の発明の電源装置によれば、残電荷検出手段の検出する残電荷が所定の設定値に低下しているが、電源判別手段による電源検出可能状態でないときには、放電手段による放電処理または/及び残電荷検出手段による検出処理を停止させ、電源選択手段に少なくとも1つの電源を選択させるので、電源装置への通電を確実に行うことができ、動作を可能にして、利用性を向上させることができる。
請求項7記載の発明の電源装置によれば、予め設定された所定の設定条件内に、電源判別手段による電源検出可能状態とならないときには、放電手段による放電処理または/及び残電荷検出手段による検出処理を停止させ、所定のエラー処理を実行するので、危険を回避することができ、より一層安全性を向上させることができる。
請求項8記載の発明の電子機器によれば、装着可能な複数の電源から当該複数の電源のうち1つを使用電源として選択する電源選択手段までの電源ラインまたは/及び電源選択手段以降の電源ラインのうち、電源が接続されていない電源ラインまたは全ての電源ラインの残電荷の放電を放電手段で、所定時間または所定電圧まで行って、電源判別手段が、装着電源を判別して、電源選択手段が、当該電源判別手段の判別した電源を使用電源として選択する電源装置を設けているので、装着電源を素早く、かつ、正確に判別することができ、たとえ、判別を誤っても、電源選択手段が装着されていない電源を選択して、電源が供給されず、動作が行われないのみで、安全性を向上させることができる。
請求項9記載の発明の電子機器によれば、装着可能な複数の電源から当該複数の電源のうち1つを使用電源として選択する電源選択手段までの電源ラインまたは/及び電源選択手段以降の電源ラインの残電荷を残電荷検出手段で検出し、電源判別手段が、当該残電荷検出手段の検出した残電荷を参照して装着電源を判別して、電源選択手段が、当該電源判別手段の判別した電源を使用電源として選択する電源装置を設けているので、装着電源をより一層安価に、かつ、素早く正確に判別することができ、たとえ、判別を誤っても、電源選択手段が装着されていない電源を選択して、電源が供給されず、動作が行われないのみで、安全性を向上させることができる。
請求項10記載の発明の電子機器によれば、装着可能な複数の電源から当該複数の電源のうち1つを使用電源として選択する電源選択手段までの電源ラインまたは/及び電源選択手段以降の電源ラインのうち、電源が接続されていない電源ラインまたは全ての電源ラインの残電荷の放電を放電手段で、所定時間または所定電圧まで行って、残電荷検出手段で、電源から電源選択手段までの電源ラインまたは/及び電源選択手段以降の電源ラインの残電荷を検出し、電源判別手段が、当該残電荷検出手段の検出した残電荷を参照して装着電源を判別して、電源選択手段が、当該電源判別手段の判別した電源を使用電源として選択する電源装置を設けるので、装着電源を素早く、かつ、より一層正確に判別することができ、たとえ、判別を誤っても、電源選択手段が装着されていない電源を選択して、電源が供給されず、動作が行われないのみで、安全性を向上させることができる。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1〜図7は、本発明の電源装置及び電子機器の一実施例を示す図であり、図1は、本発明の電源装置及び電子機器の一実施例を適用した画像記録装置1の電源部10の要部ブロック構成図である。
図1において、画像記録装置1は、デジタルスチルカメラ、複写装置、プリンタ装置等の画像記録を行う電子機器であり、電源部(電源装置)10、当該電源部10に接続される複数の電源20a〜20n及び電源部10から電源の供給される表示部や音声部等のその他のユニット30等を備えている。
電源部10は、電源20a〜20nの数に対応した数の放電回路(放電手段)11a〜11n、判別回路(電源判別手段)12、選択部(電源選択手段)13、放電回路(放電手段)14、検出回路(残電荷検出手段)15及び制御部(制御手段)16等を備えている。
選択部13は、電源20a〜20nの数に対応した数の選択回路13a〜13nを備えており、それぞれ電源20a〜20nに接続されているとともに、その他のユニット30に接続されて、選択した電源20a〜20nからその他のユニット30に電源を供給する。
判別回路12は、各電源20a〜20nの装着の有無を判別して、制御部16に判別結果を出力し、制御部16が、この判別回路12の判別結果に基づいて選択回路13a〜13n及び放電回路11a〜11nを制御して、電源20a〜20nの選択制御及び放電制御を行う。
上記放電回路11a〜11nは、電源20a〜20nと選択部13の各選択回路13a〜13nの間に接続されており、制御部16の制御下でオン/オフ動作して、各電源20a〜20n及び当該電源20a〜20nの電源ラインの残電荷を放電する。
放電回路14は、選択部13とその他のユニット30との間に接続されており、制御部16の制御下でオン/オフ動作して、選択部13とその他のユニット30との間の電源ラインの残電荷を放電する。
検出回路15は、制御部16の制御下で、選択部13からその他のユニット30への電源ラインの残電荷の有無を検出して、残電荷検出結果を制御部16に出力し、制御部16は、検出回路15の残電荷検出結果に基づいて、放電回路14の放電動作を制御する。
制御部16は、例えば、CPU(Central Processing Unit )、画像記録装置1及び電源部10の動作を制御するプログラム及び必要なデータを格納するROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等を備え、CPUがROM内のプログラムに基づいてRAMをワークメモリとして利用して画像記録装置1の各部を制御して、画像記録装置1としての処理を実行するとともに、電源部10の各部を制御して、後述する電源制御処理を実行する。
そして、電源部10は、電源20a〜20nとして、例えば、電源20aにリチウム電池が装着され、電源20bに単3電池が装着される場合、図2に示すように回路構成され、各電源20a、20bが選択部13の選択回路13a、13bを介して負荷としてのその他のユニット30の接続されるUNREG1に接続されており、リチウム電池の電源20aの電源ラインには、選択回路13aよりも下流側、すなわち、選択回路13aとUNREG1との間に放電回路14が接続されており、単3電池の電源20bに電源ラインには、選択回路13bよりも上流側、すなわち、選択回路13bと電源20bとの間に判別回路12と放電回路11bを一体化した判別・放電回路が接続されている。
各選択回路13a、13bは、例えば、制御部16からの制御信号DCCTL_DIV、DCCTL_T3等を増幅する小信号増幅用トランジスタQ1a、Q1b(2SC4081等)とこのトランジスタQ1a、Q1bの動作でオン/オフして、リチウム電池の電源20aと単3電池の電源20bをそれぞれ接続/遮断するMOSFET(電界効果トランジスタ:Field Effect Transistor )Q2a、Q2b等を備えており、トランジスタQ1a、Q1bへの制御部16からの制御信号DCCTL_DIV、DCCTL_T3によってMOSFETQ2a、Q2bがオン/オフして電源ラインの接続/遮断を行う。
なお、このMOSFETQ2a、Q2bは、その寄生ダイオードの向きが、電源20a、20bから負荷であるUNREG1方向に対して逆方向となっている。
また、放電回路14は、小信号増幅用トランジスタQ3等を備え、制御部16からの放電信号(BAT_DIS、BAT_TEST)に応じてトランジスタQ3がオンして、選択回路13a以降の電源ラインの電荷の放電を行う。
判別回路12は、例えば、エピタキシャルプレーナ型のトランジスタQ4、Q5が用いられており、制御部16からのテスト信号BAT_TESTによって判別動作を開始して、接続されている電源が、リチウム電池であるか、単3電池であるか等の電源の種類を判別して、判別結果を制御部16に出力するとともに、電源の種類を示す信号BAT_KINDを放電回路11bのトランジスタQ6のコレクタに入力し、さらに、判別結果に応じて放電回路11bのベースに制御信号を入力する。
放電回路11bは、判別回路12の判別結果に応じてオンして、電源20bである単3電池及び単3電池から選択回路13aまでの電源ラインの電荷の放電を行う。
なお、信号BAT_KINDは、例えば、単3電池が電源20bに装着されていると、ハイ(H)が入力され、放電回路11bがオンすると、ハイ(H)からロー(L)に移行し、電源20bに単3電池が装着されていないときには、ハイ(H)のままである。
なお、電源部10は、図2に示したように、リチウム電池の装着される電源20a側の放電回路が、選択回路13aよりも下流側、すなわち、選択回路13aとUNREG1との間に接続されている放電回路14である場合について説明したが、電源20a側の放電回路も、図3に示すように、電源20aと選択回路13aとの間に接続された放電回路11aであってもよく、放電回路11a自体の構成は、放電回路14と同じであり、電源20bである単3電池及び単3電池から選択回路13aまでの電源ラインの電荷の放電を行う。
また、電源部10は、図2及び図3に示したように、単3電池の装着される電源20b側のみに放電・判別回路が接続されているものに限るものではなく、例えば、図4に示すように、判別回路12と放電回路11aを一体化した判別・放電回路が、選択回路13aよりも上流側、すなわち、選択回路13aと電源20aとの間、または、選択回路13aよりも下流側に接続されていてもよい。この判別・放電回路の判別回路12は、図2及び図3の電源20b側に接続されている判別回路12と同様の構成であり、同一の符号を付して、その説明を省略する。また、放電回路11aも、図3の放電回路11aと同様の構成であり、同一の符号を付して、その説明を省略する。
さらに、電源部10は、選択回路13a、13bとして、MOSFETQ2a、Q2bの寄生ダイオードが各電源20a、20bに対して逆方向のものを用いているが、図5に示すように、その寄生ダイオードが電源20a、20bから負荷のUNREG1方向に順方向であるMOSFETQ12a、Q12bを用いてもよく、この場合、負荷のUNREG1に対しては、選択回路13a、13bとの間に、負荷方向に対して逆方向の寄生ダイオードとなるMOSFETQ42を有する選択回路40を設ける必要がある。この選択回路40は、基本的には、他の選択回路13a、13bと同様であり、制御部16からの制御信号DCCTL_DIV、DCCTL_T3等を増幅する小信号増幅用トランジスタQ41(2SC4081等)とこのトランジスタQ41の動作でオン/オフして、選択回路13a、13bの出力と負荷側であるUNREG1を接続/遮断するMOSFETQ42等を備えている。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例の電源部10を有する画像記録装置1は、複数種類の電源20a〜20nに単3電池、リチウム電池(Li電池)等の各種電源を装着可能であり、このような装着可能な電源のうちどの電源が接続されているかの判別を正確に行うとともに、判別を誤っても安全を確保している。
なお、以下の説明では、説明を簡単にするために、電源として、リチウム電池の装着される電源20aと、単3電池の装着される電源20bと、を備えているものとして、説明する。
すなわち、電源部10は、図6に示すように、電源20aまたは電源20bにリチウム電池または単3電池が装着(挿入)されると(ステップS101)、制御部16が、サブCPU(SUB CPU)をリセットして(ステップS102)、放電回路11aと放電回路14または放電回路11aと放電回路11bに電源ラインの残電荷の放電を行わせつつ、電源電圧の読み込みを行い(ステップS103)、読込回数または経過時間のカウントを行う(ステップS104)。なお、以下の説明では、読込回数に基づいて説明する。
読込回数のカウントを行うと、制御部16は、読込回数が予め設定されている所定回数(所定値)以下であるかチェックし(ステップS105)、所定回数に到達していないときには、電源電圧が予め設定されている所定電圧(所定値)以下であるかチェックする(ステップS106)。
制御部16は、ステップS106で所定値以下でないときには、ステップS104に戻って読込回数のカウントから上記同様に処理して、読込回数が所定値に到達するか電源電圧が所定値に到達するかチェックし(ステップS104〜S106)、ステップS105で読込回数が所定値に到達するか、ステップS106で、電源電圧が所定値以下になると、制御部16は、電源の種類、すなわち、リチウム電池であるか、単3電池であるかの判別を開始し(ステップS107)、予め設定されている所定時間(所定値)待った後(ステップS108)、判別値の読み込みを行い(ステップS109)、電源電圧の判別を停止して(ステップS110)、装着されている電源が単3電池であるかチェックする(ステップS111)。
ステップS111で、単3電池が装着されているときには、制御部16は、選択回路13a、13bを制御して、単3電池の装着されている電源20aに接続されている選択回路13aをオンにし、単3電池を負荷であるその他のユニット30に接続して、電源制御処理を終了する(ステップS112)。
また、ステップS111で、単3電池が装着されていないときには、制御部16は、リチウム電池が装着されていると判断して、選択回路13a、13bを制御して、リチウム電池の装着されている電源20bに接続されている選択回路13bをオンにし、リチウム電池を負荷であるその他のユニット30に接続して、電源制御処理を終了する(ステップS113)。
なお、上記ステップS105で、読取回数が所定値に到達した場合にも、電源判別を開始して電源の接続処理に移行するのは、残電荷が放電しきれていないとき、または、放電回路が機能しない、検出回路が機能しない、あるいは、判別回路や選択部が機能しない等の何らかの故障が発生し、残電荷が分からないとき、または、判別回路が複数の電源が接続されていると判断したときに、読取回数が所定値に到達することで、放電動作や検出動作を停止して、電源の接続処理に移行して、電源部10への通電を確実に行い、動作を可能にして、利用性を向上させている。
また、本実施例の電源部10を有する画像記録装置1においては、電源制御処理で読み込んだ電源電圧が所定値以下に下がる前に電源電圧の読込回数が所定回数(所定値)に到達すると、エラーとして処理してもよい。
すなわち、図7に示すように、電源部10は、電源20aまたは電源20bにリチウム電池または単3電池が装着(挿入)されると(ステップS201)、制御部16が、サブCPU(SUB CPU)をリセットして(ステップS202)、放電回路11aと放電回路14または放電回路11aと放電回路11bに電源ラインの残電荷の放電を行わせつつ、電源電圧の読み込みを行い(ステップS203)、読込回数または経過時間のカウントを行う(ステップS204)。なお、以下の説明では、読込回数に基づいて説明する。
読込回数のカウントを行うと、制御部16は、読込回数が予め設定されている所定回数(所定値)以下であるかチェックし(ステップS205)、所定回数に到達していないときには、電源電圧が予め設定されている所定電圧(所定値)以下であるかチェックする(ステップS206)。
制御部16は、ステップS206で所定値以下でないときには、ステップS204に戻って読込回数のカウントから上記同様に処理して、読込回数が所定値に到達するか電源電圧が所定値に到達するかチェックし(ステップS204〜S206)、
ステップS206で、電源電圧が所定値以下になる前に、ステップS205で、読込回数が所定値に到達すると、制御部16は、残電荷が放電しきれない状態または検出が不可能な状態であると判断して、エラー処理を実行して、処理を終了する(ステップS207)。このエラー処理としては、例えば、エラー後のシーケンスの停止、表示部のLCD(Liquid Crystal Display)やLED(Light Emitting Diode)等へのエラー警告表示、あるいは、音声部のスピーカやブザーによるエラー警告音やエラー警告メッセージの出力等を行う。そして、このエラー処理に応じてユーザがエラー解除が行われ、再度、電池(電源)の挿入が行われると、制御部16は、ステップS201の処理から電源制御処理を再度開始する。このエラー解除処理としては、例えば、電池(電源)の挿抜やリセットボタンの押下等が行われる。
そして、ステップS205で読込回数が所定値に到達する前に、ステップS206で、電源電圧が所定値以下になると、制御部16は、電源の種類、すなわち、リチウム電池であるか、単3電池であるかの判別を開始し(ステップS208)、予め設定されている所定時間(所定値)待った後(ステップS209)、判別値の読み込みを行い(ステップS210)、電源電圧の判別を停止して(ステップS211)、装着されている電源が単3電池であるかチェックする(ステップS212)。
ステップS212で、単3電池が装着されているときには、制御部16は、選択回路13a、13bを制御して、単3電池の装着されている電源20aに接続されている選択回路13aをオンにし、単3電池を負荷であるその他のユニット30に接続して、電源制御処理を終了する(ステップS213)。
また、ステップS212で、単3電池が装着されていないときには、制御部16は、リチウム電池が装着されていると判断して、選択回路13a、13bを制御して、リチウム電池の装着されている電源20bに接続されている選択回路13bをオンにし、リチウム電池を負荷であるその他のユニット30に接続して、電源制御処理を終了する(ステップS214)。
このように、本実施例の電源部10を備えた画像記録装置1は、電源部10が、装着可能な複数の電源20a〜20nから当該複数の電源20a〜20nのうち1つを使用電源20a〜20nとして選択する選択部13までの電源ラインまたは選択部13以降の電源ラインのうち、電源20a〜20nが接続されていない電源ラインまたは全ての電源ラインの残電荷の放電を放電回路11a〜11nで、所定時間または所定電圧まで行って、判別回路12が、装着電源20a〜20nを判別して、選択部13が、判別回路12の判別した電源20a〜20nを使用電源として選択している。
したがって、装着電源20a〜20nを素早く、かつ、正確に判別することができ、たとえ、判別を誤っても、選択部13が装着されていない電源20a〜20nを選択して、電源が供給されず、動作が行われないのみで、安全性を向上させることができる。
また、本実施例の電源部10を備えた画像記録装置1は、装着可能な複数の電源20a〜20nから当該複数の電源20a〜20nのうち1つを使用電源として選択する選択部13までの電源ラインまたは選択部13以降の電源ラインのうち、電源20a〜20nが接続されていない電源ラインまたは全ての電源ラインの残電荷の放電を放電回路11a〜11nで、所定時間または所定電圧まで行って、検出回路15で、電源20a〜20nから選択部13までの電源ラインまたは選択部13以降の電源ラインの残電荷を検出し、判別回路12が、当該検出した残電荷を参照して装着電源20a〜20nを判別して、選択部13が、当該判別回路12の判別した電源を使用電源として選択している。
したがって、装着電源20a〜20nを素早く、かつ、より一層正確に判別することができ、たとえ、判別を誤っても、選択部13が装着されていない電源を選択して、電源が供給されず、動作が行われないのみで、安全性を向上させることができる。
さらに、本実施例の電源部10を備えた画像記録装置1は、判別回路12による装着電源20a〜20nの判別を行う前に、放電回路11a〜11nによる残電荷の放電及び検出回路15による残電荷の検出を開始している。
したがって、接続されている電源20a〜20nの不必要な消費を防止して、省電力化を図ることができるとともに、少なくとも電源判別を行う前に残電荷をなくし、あるいは、所定電圧まで低下させて、正確な電源判別を行うことができる。
また、本実施例の電源部10を備えた画像記録装置1は、放電回路11a〜11nによる残電荷の放電と検出回路15による残電荷の検出を、並行して、または、所定の優先順位に基づいて実行している。
したがって、例えば、先に残電荷の検出を行って、残電荷が無くなっていたり、あるいは、所定の電圧に低下していると、放電動作を行わなくて済み、より一層効率的に電源判別を行うことができ、また、放電動作と検出動作を同時に行うと、残電荷の放電と検出を最短時間で行って、より一層速やかに、装着電源を正確に判別することができる。
さらに、本実施例の電源部10を備えた画像記録装置1は、検出回路15の検出する残電荷が所定の設定値に低下しているが、判別回路12による電源検出可能状態でないときには、放電回路11a〜11nによる放電処理及び検出回路15による検出処理を停止させ、選択部13に少なくとも1つの電源を選択させている。
したがって、電源部10への通電を確実に行うことができ、動作を可能にして、利用性を向上させることができる。
また、本実施例の電源部10を備えた画像記録装置1は、予め設定された所定の設定条件内に、判別回路12による電源検出可能状態とならないときには、放電回路11a〜11nによる放電処理及び検出回路15による検出処理を停止させ、所定のエラー処理を実行している。
したがって、危険を回避することができ、より一層安全性を向上させることができる。
なお、上記実施例においては、放電回路11a〜11n及び放電回路14を備え、検出回路15が選択部13とその他のユニット30との間にのみ設けられている場合について説明したが、放電回路11a〜11nの代わりに、検出回路15と同様の検出回路を設け、電源20a〜20nから選択部13までの電源ラインまたは選択部13以降の電源ラインの残電荷を検出回路15で検出し、判別回路12が、当該検出した残電荷を参照して装着電源20a〜20nを判別して、選択部13が、当該判別回路12の判別した電源20a〜20nを使用電源として選択してもよい。
したがって、装着電源20a〜20nをより一層安価に、かつ、素早く正確に判別することができ、たとえ、判別を誤っても、選択部13が装着されていない電源20a〜20nを選択して、電源が供給されず、動作が行われないのみで、安全性を向上させることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
複数種類の電源を着脱可能に装着され、当該装着された電源の種類を正確に判断して適切な電源供給を行う電源装置及び当該電源装置を備えたデジタルスチルカメラ、プリンタ等の画像記録装置等の電子機器に適用することができる。
本発明の電源装置及び電子機器の一実施例を適用した画像記録装置の電源部の要部ブロック構成図。 装着電源がリチウム電池、単3電池である場合の電源部の回路構成図。 図2のリチウム電池側の放電回路が選択回路よりもリチウム電池側に接続されている場合の電源部の回路構成図。 図3の放電回路が判別回路も備えている場合の電源部の回路構成図。 選択回路のMOSFETの寄生ダイオードが負荷方向に対して順方向となっている場合の電源部の回路構成図。 図1の電源部による電源制御処理を示すフローチャート。 図1の電源部によるエラー処理を伴う電源制御処理を示すフローチャート。
符号の説明
1 画像記録装置
10 電源部
11a〜11n 放電回路
12 判別回路
13 選択部
13a、13b 選択回路
14 放電回路
15 検出回路
16 制御部
20a〜20n 電源
30 その他のユニット
Q1a、Q1b、Q3、Q41 トランジスタ
Q2a、Q2b、Q42 MOSFET

Claims (10)

  1. 複数の電源を切り換えて使用可能な電源装置であって、前記複数の電源のうち装着されている電源を検出する電源判別手段と、前記複数の電源のうち1つを使用電源として選択する電源選択手段と、前記電源から前記電源選択手段までの電源ラインまたは/及び前記電源選択手段以降の電源ラインの残電荷を放電する放電手段と、前記放電手段に前記電源が接続されていない電源ラインまたは全ての電源ラインの前記残電荷の放電を所定時間または所定電圧まで行わせて前記電源判別手段に前記装着電源を判別させ、当該電源判別手段の判別した電源を使用電源として前記電源選択手段に選択させる制御手段と、を備えていることを特徴とする電源装置。
  2. 複数の電源を切り換えて使用可能な電源装置であって、前記複数の電源のうち装着されている電源を検出する電源判別手段と、前記複数の電源のうち1つを使用電源として選択する電源選択手段と、前記電源から前記電源選択手段までの電源ラインまたは/及び前記電源選択手段以降の電源ラインの残電荷を検出する残電荷検出手段と、前記残電荷検出手段に前記残電荷の検出を行わせて、前記電源判別手段に当該残電荷検出手段の検出した残電荷を参照させて前記装着電源を判別させ、当該電源判別手段の判別した電源を使用電源として前記電源選択手段に選択させる制御手段と、を備えていることを特徴とする電源装置。
  3. 複数の電源を切り換えて使用可能な電源装置であって、前記複数の電源のうち装着されている電源を検出する電源判別手段と、前記複数の電源のうち1つを使用電源として選択する電源選択手段と、前記電源から前記電源選択手段までの電源ラインまたは/及び前記電源選択手段以降の電源ラインの残電荷を検出する残電荷検出手段と、前記電源から前記電源選択手段までの電源ラインまたは/及び前記電源選択手段以降の電源ラインの残電荷を放電する放電手段と、前記放電手段に前記電源が接続されていない電源ラインまたは全ての電源ラインの前記残電荷の放電を所定時間または所定電圧まで行わせ、前記残電荷検出手段に前記残電荷の検出を行わせて、前記電源判別手段に当該残電荷検出手段の検出した残電荷を参照させて前記装着電源を判別させ、当該電源判別手段の判別した電源を使用電源として前記電源選択手段に選択させる制御手段と、を備えていることを特徴とする電源装置。
  4. 前記制御手段は、前記電源判別手段による装着電源の判別を行う前に、前記放電手段による前記残電荷の放電または/及び前記残電荷検出手段による残電荷の検出を開始することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の電源装置。
  5. 前記制御手段は、前記放電手段による前記残電荷の放電と前記残電荷検出手段による前記残電荷の検出を、並行して、または、所定の優先順位に基づいて実行することを特徴とする請求項3記載の電源装置。
  6. 前記制御手段は、前記残電荷検出手段の検出する残電荷が所定の設定値に低下しているが、前記電源判別手段による電源検出可能状態でないときには、前記放電手段による放電処理または/及び前記残電荷検出手段による検出処理を停止させ、前記電源選択手段に少なくとも1つの電源を選択させることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の電源装置。
  7. 前記制御手段は、予め設定された所定の設定条件内に、前記電源判別手段による電源検出可能状態とならないときには、前記放電手段による放電処理または/及び前記残電荷検出手段による検出処理を停止させ、所定のエラー処理を実行することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の電源装置。
  8. 複数の電源を切り換えて使用可能な電源装置を備えた電子機器であって、前記電源装置が、前記複数の電源のうち装着されている電源を検出する電源判別手段と、前記複数の電源のうち1つを使用電源として選択する電源選択手段と、前記電源から前記電源選択手段までの電源ラインまたは/及び前記電源選択手段以降の電源ラインの残電荷を放電する放電手段と、前記放電手段に前記電源が接続されていない電源ラインまたは全ての電源ラインの前記残電荷の放電を所定時間または所定電圧まで行わせて前記電源判別手段に前記装着電源を判別させ、当該電源判別手段の判別した電源を使用電源として前記電源選択手段に選択させる制御手段と、を備えていることを特徴とする電子機器。
  9. 複数の電源を切り換えて使用可能な電源装置を備えた電子機器であって、前記電源装置が、前記複数の電源のうち装着されている電源を検出する電源判別手段と、前記複数の電源のうち1つを使用電源として選択する電源選択手段と、前記電源から前記電源選択手段までの電源ラインまたは/及び前記電源選択手段以降の電源ラインの残電荷を検出する残電荷検出手段と、前記残電荷検出手段に前記残電荷の検出を行わせて、前記電源判別手段に当該残電荷検出手段の検出した残電荷を参照させて前記装着電源を判別させ、当該電源判別手段の判別した電源を使用電源として前記電源選択手段に選択させる制御手段と、を備えていることを特徴とする電子機器。
  10. 複数の電源を切り換えて使用可能な電源装置を備えた電子機器であって、前記電源装置が、前記複数の電源のうち装着されている電源を検出する電源判別手段と、前記複数の電源のうち1つを使用電源として選択する電源選択手段と、前記電源から前記電源選択手段までの電源ラインまたは/及び前記電源選択手段以降の電源ラインの残電荷を検出する残電荷検出手段と、前記電源から前記電源選択手段までの電源ラインまたは/及び前記電源選択手段以降の電源ラインの残電荷を放電する放電手段と、前記放電手段に前記電源が接続されていない電源ラインまたは全ての電源ラインの前記残電荷の放電を所定時間または所定電圧まで行わせ、前記残電荷検出手段に前記残電荷の検出を行わせて、前記電源判別手段に当該残電荷検出手段の検出した残電荷を参照させて前記装着電源を判別させ、当該電源判別手段の判別した電源を使用電源として前記電源選択手段に選択させる制御手段と、を備えていることを特徴とする電子機器。
JP2004174963A 2004-06-14 2004-06-14 電源装置及び電子機器 Expired - Fee Related JP3808479B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004174963A JP3808479B2 (ja) 2004-06-14 2004-06-14 電源装置及び電子機器
CN2005100780555A CN1716076B (zh) 2004-06-14 2005-06-14 电源装置以及电子设备
US11/151,423 US7414332B2 (en) 2004-06-14 2005-06-14 Electric power unit and electronics device obtaining power from a plurality of power sources
EP20050253657 EP1610141B1 (en) 2004-06-14 2005-06-14 Electric power unit and electronics device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004174963A JP3808479B2 (ja) 2004-06-14 2004-06-14 電源装置及び電子機器

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005354850A true JP2005354850A (ja) 2005-12-22
JP2005354850A5 JP2005354850A5 (ja) 2006-02-09
JP3808479B2 JP3808479B2 (ja) 2006-08-09

Family

ID=35588826

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004174963A Expired - Fee Related JP3808479B2 (ja) 2004-06-14 2004-06-14 電源装置及び電子機器

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP3808479B2 (ja)
CN (1) CN1716076B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013106434A (ja) * 2011-11-14 2013-05-30 Toyo Electric Mfg Co Ltd 電力変換装置の電源識別方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5169834B2 (ja) * 2006-11-06 2013-03-27 日本電気株式会社 組電池用単電池、電池制御システムおよび電池制御方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5552736A (en) * 1995-04-19 1996-09-03 Hewlett-Packard Company Power supply detect circuit operable shortly after an on/off cycle of the power supply
JP3145942B2 (ja) * 1997-02-18 2001-03-12 日本電気株式会社 電源システム
JP3927659B2 (ja) * 1997-09-01 2007-06-13 キヤノン株式会社 電子機器およびストロボ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013106434A (ja) * 2011-11-14 2013-05-30 Toyo Electric Mfg Co Ltd 電力変換装置の電源識別方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3808479B2 (ja) 2006-08-09
CN1716076A (zh) 2006-01-04
CN1716076B (zh) 2012-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1610141B1 (en) Electric power unit and electronics device
JP2007250205A (ja) 電池パック装置及び電池パック装置の制御方法
JP2010093953A (ja) 電動工具用バッテリパック及び電動工具
JP2007006628A (ja) 充電器およびそれを用いる電動工具セット
KR100584404B1 (ko) 이동 통신 단말기의 배터리 장치 및 그 운용 방법
JP2007033108A (ja) 二次電池パック
US20050117050A1 (en) Battery, camera and camera system
JP2006339070A (ja) 電子機器、電子機器システムおよび認証方法
JP4479008B2 (ja) 電池パック及び充電器
JPWO2019156171A1 (ja) リチウムイオン二次電池の制御装置及びその制御方法
JP2004289995A (ja) 充電装置および電子機器
JP2005354850A (ja) 電源装置及び電子機器
JP2002075466A (ja) 電源供給装置、電池、電気機器、およびメモリ効果検出方法
JP6723808B2 (ja) 情報設定機器、バッテリパックおよび電動作業機
JP4149418B2 (ja) 電源装置及び電子機器
EP1227533A2 (en) Secondary battery device and method of protecting an overdischarge of the same
JP5663156B2 (ja) 二次電池の充電制御回路
KR20220034867A (ko) 과방전 배터리 감지 방법 및 장치
KR20210103298A (ko) 비상 전원 공급 장치
JP2009195074A (ja) 充電不良検出装置
KR100270378B1 (ko) 휴대통신단말기의 배터리 불량 감지 장치 및 방법
JP2006320154A (ja) 充電池の充電装置
KR100278400B1 (ko) 배터리 종류 식별장치 및 방법
US7652451B2 (en) Charging control circuit
JP3241659B2 (ja) 電源識別装置及び電源識別方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051124

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051124

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20051124

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20051124

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20051212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060308

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060516

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060517

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100526

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110526

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120526

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120526

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130526

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140526

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees