JP3241659B2 - 電源識別装置及び電源識別方法 - Google Patents

電源識別装置及び電源識別方法

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穣 山脇
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯端末装置等に
適用可能な電源識別装置及び電源識別方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の装置では、例えば特開平8
−331767号に提案されているように、電池にダミ
ー抵抗を接続し、そのときの電池の出力電圧を検出する
ことによって、電源として装着された電池が2次電池で
あるか1次電池(乾電池)であるかを識別している。
【0003】このような従来の電源識別装置について、
図4を参照して説明する。図4は、従来の電源識別装置
の全体構成を示すブロック図である。従来の電源識別装
置は、電源として装着された2次電池(NiCd電池
等)又は乾電池(アルカリ乾電池等)401と、第一の
負荷402と、ダミー抵抗としての第二の負荷403と
を備えている。
【0004】また、第二の負荷403への通電をオン・
オフ制御するスイッチ404と、電圧を検出する電圧計
405とを備えている。
【0005】次に、このように構成された従来の電源識
別装置の動作について説明する。第二の負荷403への
電流を接続又は切断し、そのときの出力電圧が降下する
度合いの相違から使用電池の内部抵抗を検出する。この
電池の内部抵抗の検出は、スイッチ404をオン又はオ
フすることによって、電子装置の負荷電流を強制的に変
化させ、そのときの出力電圧の変化を電圧計405で検
出することによって行う。この内部抵抗から使用電池が
2次電池であるか乾電池であるかを識別することができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、2次電池は、
充放電する回数が増加していくと内部抵抗も増大し、2
次電池の寿命末期には乾電池の内部抵抗と同等となる。
このため、電池の内部抵抗を検出し、この検出した内部
抵抗の違いで電源を識別する従来の電源識別装置では、
2次電池の充放電回数が増加した場合、2次電池と乾電
池との識別ができなくなるという問題点がある。
【0007】また、2次電池は、低温下では化学変化が
発生しにくくなることから、ダミー負荷を接続すると電
圧降下量が大きくなり、出力電圧では乾電池と識別する
ことはできないという問題点がある。
【0008】本発明は、上述の課題に鑑みてなされたも
のであり、2次電池の充放電回数、周辺の温度状況に関
わらず、2次電池と乾電池とを識別することができる電
源識別装置及び電源識別方法を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は、電源識別装
置において、NiCd、Ni水素、リチウムイオン等の
2次電池には、一般的に、急送充電を開始する温度の検
出や、充電中の異常高温時に充電を停止する等の制御を
行うために、2次電池内部にサーミスタが内蔵されてい
ることに着目し、このサーミスタの出力電圧を、携帯端
末におけるCPU等のA/D入力端子で検出することに
よって、携帯端末に装着された電源が2次電池であるか
乾電池であるかを識別することができることを見出し、
本発明をするに至った。
【0010】すなわち、本発明は、2次電池が内蔵する
サーミスタの出力信号が印加される端子と、この端子に
供給される電圧との合成電圧を測定し、この測定した電
圧値と所定閾値とを比較することにより装着された電池
が1次電池であるか2次電池であるかを識別することを
特徴とする。
【0011】このように、本発明者は、上記の課題を解
決すると共に、電源を識別するための専用のデバイスや
機構を不要とすることによって、回路規模の縮小化、ひ
いては装置全体のコストの低減を図ることを可能とし
た。
【0012】
【発明の実施の形態】請求項1記載の電源識別装置の発
明は、電源として1次電池と2次電池とのどちらが装着
されているかを識別する電源識別装置であって、2次電
池が収納された場合に、その2次電池が内蔵する温度検
出手段の出力信号が印加される端子と、この端子からの
出力電圧分割抵抗を介して一定の電圧を供給する電源
供給手段と、前記端子からの出力電圧と前記電源供給手
により供給された電圧との合成電圧を測定する電圧測
定手段と、この測定した電圧値と所定閾値とを比較して
装着された電池が1次電池であるか2次電池であるかを
識別する識別手段とを備える構成を採る。また、請求項
3記載の電源識別方法の発明は、電源として1次電池と
2次電池とのどちらが装着されているかを識別する電源
識別方法であって、2次電池が収納された場合に、その
2次電池が内蔵する温度検出手段の出力信号が印加され
る端子と、この端子からの出力電圧分割抵抗を介して
一定の電圧を供給した結果の合成電圧を測定し、この測
定した電圧値と所定閾値とを比較することにより装着さ
れた電池が1次電池であるか2次電池であるかを識別す
る構成を採る。
【0013】これらの構成により、電源の識別には、温
度検出手段からの電圧と電源供給手段による電圧との合
成電圧を所定の閾値と比較するだけで足りるため、2次
電池の充放電回数、周辺の温度状況に関わらず、2次電
池と乾電池とを識別することができる。また、乾電池が
装着された場合は、本来サーミスタが接続される端子に
は何も接続されないため、直接定電圧源による電圧を測
定することができ、一方、2次電池が装着された場合
は、上記抵抗によって定電圧源よりも低い電圧を測定す
ることができるため、サーミスタの存否のみによって容
易に電源を識別することが可能となるので、1次電池で
あるか2次電池であるかを識別するための特別なデバイ
スや機構を設けることなく、容易にこれらを識別するこ
とができると共に、回路規模の小型化、コストの低減を
図ることができる。
【0014】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の電源識別装置の発明において、前記測定した電圧値
が所定閾値よりも大きい場合は1次電池と識別し、小さ
い場合は2次電池と識別する構成を採る。
【0015】この構成により、電源の識別には、測定し
た電圧値と所定の閾値とを比較するだけで足りるため、
1次電池であるか2次電池であるかを容易に識別するこ
とができる。
【0016】
【0017】
【0018】以下、本発明の一実施の形態について図面
を参照して説明する。図1(a)は、本発明の一実施の
形態に係る電源識別装置100を携帯端末101に適用
した場合の全体構成を示すブロック図である。携帯端末
101は、電源部への入力端子Aと、GNDへの入力端
子Bと、サーミスタ出力が接続される端子Cと、電源識
別装置100とを備えており、端子Cの出力は、電源識
別装置100へ入力される。
【0019】電源識別装置100は、分割抵抗102を
介してサーミスタの出力を+5Vにプルアップする電源
電圧103と、サーミスタ出力からの電圧によって電源
を識別する制御部104とを備えている。制御部104
は、サーミスタからの電圧を入力するA/D入力端子1
05と、入力された電圧から電源を識別してこれを図示
しない表示部に表示する制御手段106とを備えてい
る。
【0020】ここで、サーミスタとは、温度によって抵
抗値が変化することを利用した半導体デバイスである。
NiCd、Ni水素、リチウムイオン等の2次電池は、
急送充電を開始する温度の検出や、充電中の異常高温時
に充電を停止する制御が必要であるため、2次電池内に
はサーミスタを内蔵することが一般的である。
【0021】図1(b)は、2次電池の構成を示す図で
ある。2次電池を携帯端末に装着する場合、+極は携帯
端末101の端子Aに、−極は同端子Bに、サーミスタ
出力は、同端子Cに接続される。
【0022】また、図1(c)は、乾電池の構成を示す
図である。乾電池を携帯端末に接続する場合、+極は携
帯端末101の端子Aに、−極は同端子Bに接続され
る。
【0023】以上のように構成された本発明の一実施の
形態に係る電源識別装置の動作について説明する。図2
は、本発明の一実施の形態に係る電源識別装置が2次電
池と乾電池とを識別する動作の流れを示すフロー図であ
る。また、図3は、2次電池と乾電池との判定電圧を示
す図である。
【0024】まず、制御部104の動作が可能であるか
を判断し、電源供給が可能であれば(ステップS1)、
サーミスタ出力の電圧が2.4V以上であるかどうかを
判断する(ステップS2)。2.4V以上であれば、乾
電池が接続されていると判断し(ステップS3)、携帯
端末の動作モードを乾電池仕様に切替えて(ステップS
4)、終了する(ステップS5)。すなわち、乾電池が
携帯端末に接続された場合には、携帯端末側の本来サー
ミスタが接続されるA/D入力端子には、プルアップ抵
抗を介して電源電圧(+5V)が供給されるため、図3
に示すように、予め決められた判定電圧であるVTHよ
りも高い電圧となり、乾電池が接続されたと検出するこ
とができる。
【0025】一方、ステップS2で、サーミスタ出力の
電圧が2.4V未満であれば、2次電池が接続されてい
ると判断し(ステップS6)、携帯端末の動作モードを
2次電池仕様に切替えて(ステップS7)、終了する
(ステップS5)。すなわち、2次電池が接続された場
合には、携帯端末側のサーミスタが接続されるA/D入
力端子には、サーミスタの抵抗値とプルアップ抵抗との
分圧抵抗との分割電圧が供給される。このため、図3に
示すように、予め決められた判定電圧であるVTHより
も低い電圧となり、2次電池が接続されたと検出するこ
とができる。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、電源の識別には、温度検出手段からの電圧と
電源供給手段による電圧との合成電圧を所定の閾値と比
較するだけで足りるため、2次電池の充放電回数、周辺
の温度状況に関わらず、2次電池と乾電池とを識別する
ことができる。また、1次電池であるか2次電池である
かを識別するための特別なデバイスや機構を設けること
なく、容易にこれらを識別することができると共に、回
路規模の小型化、コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の一実施の形態に係る電源識別装
置の全体構成を示すブロック図 (b)2次電池の構成を示す図 (c)乾電池の構成を示す図
【図2】上記一実施の形態に係る電源識別装置の識別動
作のフロー図
【図3】サーミスタとプルアップ抵抗との分割電圧と温
度のグラフ図
【図4】従来の電源識別装置の全体構成を示すブロック
【符号の説明】
100 電源識別装置 101 携帯端末 102 分割抵抗 103 電源電圧 104 制御部 105 A/D入力端子 106 制御手段

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源として1次電池と2次電池とのどち
    らが装着されているかを識別する電源識別装置であっ
    て、2次電池が収納された場合に、その2次電池が内蔵
    する温度検出手段の出力信号が印加される端子と、この
    端子からの出力電圧分割抵抗を介して一定の電圧を供
    給する電源供給手段と、前記端子からの出力電圧と前記
    電源供給手段により供給された電圧との合成電圧を測定
    する電圧測定手段と、この測定した電圧値と所定閾値と
    を比較して装着された電池が1次電池であるか2次電池
    であるかを識別する識別手段とを備えることを特徴とす
    る電源識別装置。
  2. 【請求項2】 前記測定した電圧値が所定閾値よりも大
    きい場合は1次電池と識別し、小さい場合は2次電池と
    識別することを特徴とする請求項1記載の電源識別装
    置。
  3. 【請求項3】 電源として1次電池と2次電池とのどち
    らが装着されているかを識別する電源識別方法であっ
    て、2次電池が収納された場合に、その2次電池が内蔵
    する温度検出手段の出力信号が印加される端子と、この
    端子からの出力電圧分割抵抗を介して一定の電圧を供
    給した結果の合成電圧を測定し、この測定した電圧値と
    所定閾値とを比較することにより装着された電池が1次
    電池であるか2次電池であるかを識別することを特徴と
    する電源識別方法。
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