JP2005354607A - 狭域通信タイミング同期システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 管理母体の異なるDSRCシステム間における混信等の通信障害を防止可能なDSRCタイミング同期システムを提供する。
【解決手段】 基準タイミング情報を取得するGPS受信アンテナ4と、各DSRC制御装置の路側器と車載器との初期接続時に使用するメインチャネルを時分割して各タイムスロットをネットワークを介して各DSRC制御装置に割当てるタイムスロット割当部14及び初期接続後のセカンドチャネルによる路側器と車載器との主通信動作がDSRC制御装置間で干渉しないようセカンドチャネル周波数をネットワークを介して各DSRC制御装置に設定するチャネル割当部15を備えるサーバ装置2とを備える地域管理装置1を、インターネットを介して管理母体の異なる複数のDSRC制御装置に接続して構成した。
【選択図】 図2
【解決手段】 基準タイミング情報を取得するGPS受信アンテナ4と、各DSRC制御装置の路側器と車載器との初期接続時に使用するメインチャネルを時分割して各タイムスロットをネットワークを介して各DSRC制御装置に割当てるタイムスロット割当部14及び初期接続後のセカンドチャネルによる路側器と車載器との主通信動作がDSRC制御装置間で干渉しないようセカンドチャネル周波数をネットワークを介して各DSRC制御装置に設定するチャネル割当部15を備えるサーバ装置2とを備える地域管理装置1を、インターネットを介して管理母体の異なる複数のDSRC制御装置に接続して構成した。
【選択図】 図2
Description
本発明は、狭域通信(以下、DSRCとする)タイミング同期システムに関し、特に、管理母体が互いに異なる複数のDSRC制御装置の通信動作を同期管理して管理母体が異なるDSRCシステム間における混信等の通信障害を解消するDSRCタイミング同期システムに関する。
現在、DSRCシステムとしては、高速道路料金所に設けた無線設備と車両に搭載された車載器の間で双方向の無線通信を行い、車両が停止することなく料金の支払いができる自動料金収受システム(以下、ETCとする)等がある。DSRCシステムは、ASK変調による通信を用いているために他局との混信に弱く、その対策が必要である。
互いに重複する無線ゾーンでの混信を防止する従来のDSRCシステムとしては、次のようなものがある。
道路に沿って配置した複数の各路側送受信機に、複数の送受信周波数を用意し、隣接する無線ゾーンで送受信周波数が重ならないように、各路側送受信機に用意された複数の送受信周波数を、制御局の制御に従って所定タイミングで順次切換えて使用送受信周波数を設定すると共に、車載送受信機の割当てタイムスロットを適切に切換えることで、複数の無線ゾーンにわたって車載送受信機が同一の送受信周波数で通信できるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−31892号公報
道路に沿って配置した複数の各路側送受信機に、複数の送受信周波数を用意し、隣接する無線ゾーンで送受信周波数が重ならないように、各路側送受信機に用意された複数の送受信周波数を、制御局の制御に従って所定タイミングで順次切換えて使用送受信周波数を設定すると共に、車載送受信機の割当てタイムスロットを適切に切換えることで、複数の無線ゾーンにわたって車載送受信機が同一の送受信周波数で通信できるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、上述の従来例では、単一の制御局により各路側送受信機の使用送受信周波数やタイムスロットを制御しているので、互いに隣接する路側送受信機の無線ゾーンで送受信周波数が重ならないように、使用送受信周波数やタイムスロットの制御を適切に行うことができる。そして、DSRCシステムの管理母体が単一であれば、前記制御局が複数ある場合でも制御局の管理系統が単一であるため、路側送受信機の隣接する無線ゾーン間の混信は勿論、複数の制御局の管轄通信エリアが仮に重複するとしても、混信等の通信障害が起こらないよう、各制御局の制御動作を適切に管理することは可能である。現状のETCシステムは、このような単一の管理母体(道路公団)が管理しているので、混信等の通信障害が起こらない。
しかしながら、都市部のような異種業者が密集するような場所で経営母体が異なる業者がDSRCシステムを採用するような場合、各DSRCシステムの管理母体は異なり、使用する無線チャネル(使用周波数帯域)やタイムスロットの制御は各DSRCシステム間で非同期状態となる。このため、管理母体の異なるDSRCシステムが近接して存在し通信エリアが重複すると、混信等の通信障害が発生し易い状況が生じるという問題がある。
本発明は上記問題点に着目してなされたもので、管理母体の異なるDSRCシステム間における混信等の通信障害を防止可能なDSRCタイミング同期システムを提供することを目的とする。
このため、請求項1の発明のDSRCタイミング同期システムでは、管理母体が異なる複数のDSRC制御装置にネットワークを介して接続して前記複数のDSRC制御装置を管理する管理手段を設け、前記管理手段は、基準タイミング情報を取得するタイミング情報取得手段と、各DSRC制御装置の各管轄通信エリアに設けた通信端末と移動局との初期接続時に使用するメインチャネルの一通信周期を時分割して生成したタイムスロットを前記ネットワークを介して各DSRC制御装置に割当てるタイムスロット割当手段と、前記初期接続後のセカンドチャネルによる前記通信端末と移動局との主通信動作が前記管轄通信エリアの互いに重複するDSRC制御装置間で干渉しないよう、セカンドチャネル周波数又は主通信期間を前記ネットワークを介して各DSRC制御装置に設定するセカンドチャネル設定手段と、を備え、前記各DSRC制御装置が、前記割当てられたタイムスロット及び前記設定されたセカンドチャネル周波数又は主通信期間に基づいて互いに同期して通信動作する構成とした。
かかる構成では、管理手段のタイムスロット割当手段及びセカンドチャネル設定手段によって、各DSRC制御装置毎にそれぞれタイムスロットの割当て及びセカンドチャネル周波数又は主通信期間の設定を行う。管理手段は、割当てたタイムスロット情報及びセカンドチャネル周波数情報又は主通信期間情報を、ネットワークを介して該当するDSRC制御装置にそれぞれ送信する。各DSRC制御装置は、受信したタイムスロット情報及びセカンドチャネル周波数情報又は主通信期間情報に基づいて互いに同期して通信動作を行うようになる。
具体的には、請求項2のように、前記タイムスロット割当手段は、予め設定したメインチャネルの一通信周期を、登録されたDSRC制御装置数に応じて時分割してDSRC制御装置数に対応する数のタイムスロットを生成し、各タイムスロット番号及び各タイムスロット時間をそれぞれ割当てたDSRC制御装置へ通知する構成とした。
請求項3のように、前記タイムスロット割当手段は、新たなDSRC制御装置が登録されたとき、既存のタイムスロット番号及び各タイムスロット時間をクリアし、新たな登録数に応じてタイムスロットを再設定する構成とするとよい。
かかる構成では、メインチャネルの一通信周期において空きタイムスロットが生じないので、メインチャネルによる初期接続通信時の無駄時間を無くせるようになる。
かかる構成では、メインチャネルの一通信周期において空きタイムスロットが生じないので、メインチャネルによる初期接続通信時の無駄時間を無くせるようになる。
請求項4のように、前記セカンドチャネル設定手段は、管轄通信エリアの互いに重複するDSRC制御装置に対して、互いに異なるセカンドチャネル周波数を設定する構成とするとよい。この場合、請求項5のように、前記セカンドチャネル設定手段は、前記各DSRC制御装置の各管轄通信エリア情報に基づいて各管轄通信エリアの重複状態を判断し、判断結果に基づいてセカンドチャネル周波数の割当てを行う構成とするとよい。
また、請求項6のように、前記セカンドチャネル設定手段は、DSRC制御装置の複数の通信端末の主通信期間を時分割設定する時分割設定機能を備える構成としてもよい。
請求項7のように、前記各DSRC制御装置は、複数の通信端末の主通信期間を時分割制御可能な構成とするとよい。
請求項7のように、前記各DSRC制御装置は、複数の通信端末の主通信期間を時分割制御可能な構成とするとよい。
以上説明したように本発明のDSRCタイミング同期システムによれば、管理母体の異なる複数のDSRC制御装置が密集し管轄通信エリアが重複するような場合でも、各DSRC制御装置間における通信動作の干渉を防止でき、通信障害の発生を防止できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係るDSRCタイミング同期システムの第1実施形態の概略図である。
図1において、管理手段としての地域管理装置1は、ある一定の地域内に存在する管理母体の異なる複数のDSRCシステムが互いに干渉(無線電波の時間的衝突)して混信等の通信障害を起こさないよう管理するもので、サーバ装置2と、データベース3と、GPS受信アンテナ4とを備えて構成される。各管理母体A社〜G社のDSRCシステムは、DSRC制御装置5A〜5Gと、路側アンテナ6a〜6gを備えた通信端末としての路側器6A〜6Gと、GPS受信アンテナ7A〜7Gとを備えて構成される。そして、地域管理装置1のサーバ装置2と各管理母体A社〜G社のDSRC制御装置5A〜5Gとは、外部ネットワーク、例えばインターネット8を介して接続する。図中、各管理母体A社〜G社の各DSRCシステムの通信エリアを点線や鎖線で示す。
図1は、本発明に係るDSRCタイミング同期システムの第1実施形態の概略図である。
図1において、管理手段としての地域管理装置1は、ある一定の地域内に存在する管理母体の異なる複数のDSRCシステムが互いに干渉(無線電波の時間的衝突)して混信等の通信障害を起こさないよう管理するもので、サーバ装置2と、データベース3と、GPS受信アンテナ4とを備えて構成される。各管理母体A社〜G社のDSRCシステムは、DSRC制御装置5A〜5Gと、路側アンテナ6a〜6gを備えた通信端末としての路側器6A〜6Gと、GPS受信アンテナ7A〜7Gとを備えて構成される。そして、地域管理装置1のサーバ装置2と各管理母体A社〜G社のDSRC制御装置5A〜5Gとは、外部ネットワーク、例えばインターネット8を介して接続する。図中、各管理母体A社〜G社の各DSRCシステムの通信エリアを点線や鎖線で示す。
前記サーバ装置2の構成を図2に示す。
図2において、サーバ装置2は、制御部11と、基準時刻保持部12と、位置情報保持部13と、タイムスロット割当部14と、チャネル割当部15と、データベース管理部16と、通信部17とを備える。
図2において、サーバ装置2は、制御部11と、基準時刻保持部12と、位置情報保持部13と、タイムスロット割当部14と、チャネル割当部15と、データベース管理部16と、通信部17とを備える。
前記制御部11は、基準時刻保持部12、位置情報保持部13、タイムスロット割当部14、チャネル割当部15、データベース管理部16及び通信部17を統括制御するものである。
前記基準時刻保持部12は、タイミング情報取得手段としてのGPS受信アンテナ4で受信した受信情報から基準時刻信号を抽出して基準タイミング情報としての基準時刻情報を保持する。
前記位置情報保持部13は、GPS受信アンテナ4の受信情報から自身の位置情報を抽出して保持する。
前記基準時刻保持部12は、タイミング情報取得手段としてのGPS受信アンテナ4で受信した受信情報から基準時刻信号を抽出して基準タイミング情報としての基準時刻情報を保持する。
前記位置情報保持部13は、GPS受信アンテナ4の受信情報から自身の位置情報を抽出して保持する。
タイムスロット割当部14は、各管理母体A社〜G社のDSRCシステムにおける路側器6A〜6Gと図示しない移動局(例えば車両に搭載した車載器等)との初期接続時に使用するメインチャネル(第1チャネル)による通信が、管轄通信エリアの互いに重複するDSRCシステム間で干渉しないようように、予め設定したメインチャネルの一通信周期を時分割して生成されるタイムスロットを、基準時刻情報を基に各DSRC制御装置5A〜5Gに割当てるものであり、タイムスロット割当手段に相当する。具体的には、予め設定したメインチャネル(DSRCシステムでは1つである)の一通信周期を登録されたDSRC制御装置数で時分割してDSRC制御装置数に対応する数のタイムスロットを生成し、生成された各タイムスロットに番号を付与し、例えばA社のDSRC制御装置5Aに番号「1」のタイムスロットを、B社のDSRC制御装置5Bに番号「2」のタイムスロットを、というように各DSRC制御装置5A〜5Gに対して順番にタイムスロット番号を各タイムスロットの開始時刻及び終了時刻等の時間情報と共に割当てる。
チャネル割当部15は、各管理母体A社〜G社のDSRCシステムにおける路側器6A〜6Gと前記移動局との初期接続後のセカンドチャネルによる主通信動作が管轄通信エリアの互いに重複するDSRCシステムで干渉しないように、セカンドチャネル周波数を設定するものであり、セカンドチャネル設定手段に相当する。本実施形態では、各管理母体A社〜G社のDSRCシステムにおける路側器6A〜6Gと前記移動局との初期接続後の主通信時に使用する複数のセカンドチャネル周波数(DSRCシステムでは第2〜第7チャネルch2〜ch7ある)を、各DSRC制御装置5A〜5Gに適切に割当てる構成である。具体的には、登録されたDSRC制御装置5A〜5Gから送信されたそれぞれの管轄通信エリア情報に基づいて管轄通信エリアが互いに重複するか否かを調べ、管轄通信エリアが互いに重複するDSRC制御装置が異なるセカンドチャネル周波数となるよう7つのセカンドチャネル周波数を適切に割当てる。
データベース管理部16は、各DSRC制御装置5A〜5Gから送信された登録情報をデータベース3に伝送すると共に、タイムスロット割当処理時やチャネル割当処理時にデータベース3内の登録情報を読み出してタイムスロット割当部14やチャネル割当部15に送信する。
通信部17は、インターネット8を介して各DSRC制御装置5A〜5Gとの間で通信を行う。
通信部17は、インターネット8を介して各DSRC制御装置5A〜5Gとの間で通信を行う。
前記DSRC制御装置及び路側器の構成を図3に示す。尚、DSRC制御装置5A〜5G及び路側器6A〜6Gはそれぞれ同一の構成であるので、ここではDSRC制御装置5Aと路側器6Aについて説明する。
図3において、DSRC制御装置5Aは、制御部21と、基準時刻保持部22と、位置情報保持部23と、通信エリア設定部24と、タイムスロット保持部25と、通信部26とを備える。
図3において、DSRC制御装置5Aは、制御部21と、基準時刻保持部22と、位置情報保持部23と、通信エリア設定部24と、タイムスロット保持部25と、通信部26とを備える。
前記制御部21は、基準時刻保持部22、位置情報保持部23、通信エリア設定部24、タイムスロット保持部25、通信部26及び路側器6Aを統括制御するものである。
前記基準時刻保持部22は、GPS受信アンテナ7Aの受信情報からサーバ装置2と同じ基準時刻情報を抽出して保持する。
前記位置情報保持部23は、GPS受信アンテナ7Aの受信情報から自身の設置位置情報を抽出して保持する。
前記基準時刻保持部22は、GPS受信アンテナ7Aの受信情報からサーバ装置2と同じ基準時刻情報を抽出して保持する。
前記位置情報保持部23は、GPS受信アンテナ7Aの受信情報から自身の設置位置情報を抽出して保持する。
通信エリア設定部24は、DSRC制御装置5Aの管轄通信エリア情報を設定する。具体的には、予め記憶される路側器6A(即ち、路側アンテナ6a)の通信エリア情報に基づいて前記管轄通信エリアを設定する。例えば、路側器6Aが1つであれば、その路側器6Aの通信エリアを管轄通信エリアとして設定する。後述する第2実施形態のようにDSRC制御装置5Aが複数の路側器を有する場合は、複数の路側器でカバーされる通信エリア全体を管轄通信エリアとして設定する。
タイムスロット保持部25は、サーバ装置2によって割当てられ送信されたタイムスロット番号を自身のメインチャネル通信用タイムスロットとして保持する。
通信部26は、インターネット8を介してサーバ装置2との間で通信を行う。
通信部26は、インターネット8を介してサーバ装置2との間で通信を行う。
路側器6Aは、通信処理部31と、チャネル保持部32と、高周波無線部33と、路側アンテナ6aと、を備える
通信処理部31は、制御部21の制御情報に基づいて高周波無線部33を動作させ、チャネル保持部32に保持されているセカンドチャネル周波数を使用して路側アンテナ6a−移動局間の無線通信が行われるようにする。
チャネル保持部32は、サーバ装置2によって割当てられ送信された主通信時に使用するセカンドチャネル周波数を保持する。
高周波無線部33は、DSRC通信用無線周波数への周波数変換や変復調処理を行う。
通信処理部31は、制御部21の制御情報に基づいて高周波無線部33を動作させ、チャネル保持部32に保持されているセカンドチャネル周波数を使用して路側アンテナ6a−移動局間の無線通信が行われるようにする。
チャネル保持部32は、サーバ装置2によって割当てられ送信された主通信時に使用するセカンドチャネル周波数を保持する。
高周波無線部33は、DSRC通信用無線周波数への周波数変換や変復調処理を行う。
図4に、サーバ装置2によるDSRC制御装置の登録受付処理のフローチャートを示す。
かかる受付処理は、例えばGPS受信アンテナ4を介して受信した時刻情報に基づいて予め設定した適宜の間隔で実行する。
かかる受付処理は、例えばGPS受信アンテナ4を介して受信した時刻情報に基づいて予め設定した適宜の間隔で実行する。
ステップ1(図中、S1で示し、以下同様とする)で、DSRC制御装置の登録受付け情報をインターネット8に送信する。
ステップ2で、インターネット8を介してDSRC制御装置からの登録要求を受信したか否かを判定する。受信した場合はステップ3に進む。
ステップ3で、要求のあったDSRC制御装置数を集計する。
ステップ2で、インターネット8を介してDSRC制御装置からの登録要求を受信したか否かを判定する。受信した場合はステップ3に進む。
ステップ3で、要求のあったDSRC制御装置数を集計する。
ステップ4で、登録要求のあったDSRC制御装置から送信された登録情報の登録処理を実行し、受信した登録情報をデータベース管理部16を介してデータベース3に登録する。ここで、DSRC制御装置から送信される登録情報としては、例えば、事業社名、DSRC制御装置の設置位置(例えば緯度と経度)、管轄通信エリア(例えば緯度と経度)、路側器(路側アンテナ)数、業務内容等である。
ステップ5で、登録処理が終了していないDSRC制御装置があるか否か判定し、未処理のDSRC制御装置がなければステップ6に進む。
ステップ6で、登録完了信号を各DSRC制御装置に送信し、受付処理を終了する。
ステップ6で、登録完了信号を各DSRC制御装置に送信し、受付処理を終了する。
図5に、DSRC制御装置によるサーバ装置2への登録要求処理のフローチャートを示す。
ステップ11で、インターネット8からサーバ装置2の登録受付情報を受信したか否かを判定し、受信すればステップ12に進む。
ステップ12で、登録要求信号と共に前述した登録情報を送信する。自身の設置位置情報としては、GPS受信アンテナで取得して位置情報保持部23に保持された位置情報を送信する。管轄通信エリア情報は、通信エリア設定部24で設定した管轄通信エリア情報を送信する。
ステップ13で、サーバ装置2からの登録完了信号を受信したか否かを判定し、受信すれば処理を終了する。
ステップ11で、インターネット8からサーバ装置2の登録受付情報を受信したか否かを判定し、受信すればステップ12に進む。
ステップ12で、登録要求信号と共に前述した登録情報を送信する。自身の設置位置情報としては、GPS受信アンテナで取得して位置情報保持部23に保持された位置情報を送信する。管轄通信エリア情報は、通信エリア設定部24で設定した管轄通信エリア情報を送信する。
ステップ13で、サーバ装置2からの登録完了信号を受信したか否かを判定し、受信すれば処理を終了する。
図6に、サーバ装置2のタイムスロット割当部14によるタイムスロット割当て処理のフローチャートを示す。
ステップ21で、GPS受信アンテナ4により基準時刻情報を取得する。
ステップ22で、登録済みのDSRC制御装置の登録情報をデータベース3からデータベース管理部16を介して読み出し、タイムスロット割当部14に送る。
ステップ23で、全DSRC制御装置の読み出しが完了したか否かを判定し、YESであればステップ24に進み、登録情報を読み出したDSRC制御装置数をカウントする。
ステップ22で、登録済みのDSRC制御装置の登録情報をデータベース3からデータベース管理部16を介して読み出し、タイムスロット割当部14に送る。
ステップ23で、全DSRC制御装置の読み出しが完了したか否かを判定し、YESであればステップ24に進み、登録情報を読み出したDSRC制御装置数をカウントする。
ステップ25で、メインチャネルの一通信周期をステップ24のDSRC制御装置数で時分割してタイムスロット数を計算する。
ステップ26で、DSRC制御装置とタイムスロット番号の対応付け処理を行う。
ステップ27で、各DSRC制御装置に対してタイムスロット番号とスロット時間情報を送信する。
ステップ28で、全DSRC制御装置に送信終了したか否かを判定し、YESであれば処理を終了する。
ステップ26で、DSRC制御装置とタイムスロット番号の対応付け処理を行う。
ステップ27で、各DSRC制御装置に対してタイムスロット番号とスロット時間情報を送信する。
ステップ28で、全DSRC制御装置に送信終了したか否かを判定し、YESであれば処理を終了する。
図7に、サーバ装置2のチャネル割当部15によるセカンドチャネル割当て処理のフローチャートを示す。
ステップ31で、登録済みのDSRC制御装置の管轄通信エリア情報をデータベース3からデータベース管理部16を介して読み出し、チャネル割当部15に送る。そして、例えば、読み出したDSRC制御装置のセカンドチャネル設定順序を定めるための番号Nを付す。
ステップ32で、設定順序を示す番号Nが、N=1か否かを判定し、YESであればステップ33に進み、最初のDSRC制御装置のセカンドチャネル周波数としてチャネルch2を設定する。
ステップ32で、設定順序を示す番号Nが、N=1か否かを判定し、YESであればステップ33に進み、最初のDSRC制御装置のセカンドチャネル周波数としてチャネルch2を設定する。
ステップ34で、設定するDSRC制御装置の番号NをN+1として番号をインクリメントする。
ステップ35で、全DSRC制御装置に対するセカンドチャネル周波数の設定が終了したか否かを判定し、NOであればステップ32に戻る。
ステップ32では、N=1以外、即ち、2番目以降のDSRC制御装置では判定がNOとなりステップ36に進む。
ステップ36で、セカンドチャネルを設定しようとするDSRC制御装置の管轄通信エリアと設定済みのDSRC制御装置の管轄通信エリアの重複状態を検査する。
ステップ35で、全DSRC制御装置に対するセカンドチャネル周波数の設定が終了したか否かを判定し、NOであればステップ32に戻る。
ステップ32では、N=1以外、即ち、2番目以降のDSRC制御装置では判定がNOとなりステップ36に進む。
ステップ36で、セカンドチャネルを設定しようとするDSRC制御装置の管轄通信エリアと設定済みのDSRC制御装置の管轄通信エリアの重複状態を検査する。
ステップ37で、ステップ34の検査結果に基づいて、各DSRC制御装置が互いに干渉を起こさないようにセカンドチャネル周波数を設定する。具体的には、今回設定するDSRC制御装置の管轄通信エリアが設定済みのDSRC制御装置の管轄通信エリアと重複しなければ任意のセカンドチャネル周波数を設定すればよい。重複する管轄通信エリアがある場合、未使用のセカンドチャネル周波数があれば未使用のセカンドチャネル周波数を設定する。また、全てのセカンドチャネル周波数(チャネルch2〜ch7)が既に設定されていれば、管轄通信エリアが重複するDSRC制御装置と異なるセカンドチャネル周波数を設定する。図1に、セカンドチャネル周波数ch2〜ch7の設定例を示す。DSRC制御装置5Aにはセカンドチャネルch2、DSRC制御装置5Bにはセカンドチャネルch7、DSRC制御装置5Cにはセカンドチャネルch5、DSRC制御装置5Dにはセカンドチャネルch6、DSRC制御装置5Eにはセカンドチャネルch4、DSRC制御装置5Fにはセカンドチャネルch3、DSRC制御装置5Gにはセカンドチャネルch2、がそれぞれ設定されている。
ステップ37の設定動作が終了するとステップ34、35に順次進み、ステップ35の判定がYESになるまで、ステップ32→36→37→34→35→32の動作を繰返す。ステップ35の判定がYESになれば、全DSRC制御装置に設定したセカンドチャネル情報を送信し処理を終了する。
尚、地域管理装置1は、新たなDSRC制御装置の登録があった場合は、設定済みのメインチャネルタイムスロットをクリアし、新たに全登録データに基づいて再設定する。このようにすれば、空きタイムスロットが発生することがなく通信効率を高められる。
尚、地域管理装置1は、新たなDSRC制御装置の登録があった場合は、設定済みのメインチャネルタイムスロットをクリアし、新たに全登録データに基づいて再設定する。このようにすれば、空きタイムスロットが発生することがなく通信効率を高められる。
図8に、本実施形態のDSRC制御装置による通信動作のフローチャートを示す。ここでは、DSRC制御装置5Aを例に、移動局を車載器として説明する。
ステップ41で、GPS受信アンテナ7Aにより時刻情報を取得する。GPSの基準時刻情報に基づいて各DSRC制御装置は、互いに同期して時分割された自身のタイムスロットを取得して動作する。
ステップ42で、ステップ41で取得した時刻情報に基づいてタイムスロット保持部25に保持されている自分のタイムスロットか否か判定し、YESであれば、ステップ43に進む。
ステップ42で、ステップ41で取得した時刻情報に基づいてタイムスロット保持部25に保持されている自分のタイムスロットか否か判定し、YESであれば、ステップ43に進む。
ステップ43で、自分のタイムスロット期間の間、路側器6Aを動作させて路側アンテナ6aからメインチャネル周波数の無線電波を送信する。
ステップ44で、車載器の電波を受信したか否により車両ありか否かを判定し、判定がYESであればステップ45に進む。
ステップ44で、車載器の電波を受信したか否により車両ありか否かを判定し、判定がYESであればステップ45に進む。
ステップ45で、メインチャネルによる初期接続通信により、自身に設定されている主通信用のセカンドチャネル周波数(図1の例ではチャネルch2となる)を車載器側に通知する。
ステップ46で、通知したセカンドチャネル周波数により車載器と実質的なデータのやり取り等の主通信を、メインチャネルのタイムスロットとは関係なく継続して行う。
ステップ47で、主通信動作が終了したか否かを判定し、判定がYESになれば通信動作を終了する。
ステップ46で、通知したセカンドチャネル周波数により車載器と実質的なデータのやり取り等の主通信を、メインチャネルのタイムスロットとは関係なく継続して行う。
ステップ47で、主通信動作が終了したか否かを判定し、判定がYESになれば通信動作を終了する。
かかる第1実施形態の構成によれば、管理母体が異なるDSRC制御装置が、狭い地域に密集して存在するような場合でも、管轄通信エリアが互い重なるDSRC制御装置間の干渉を防止し、混信等の通信障害の発生を防止できる。
尚、本実施形態では、DSRC制御装置と路側器を別に設ける構成であるが、本実施形態のようにDSRC制御装置が1つの路側器を備える場合は、DSRC制御装置に路側器の機能を組込み、DSRC制御装置に路側アンテナを接続する構成でもよい。
尚、本実施形態では、DSRC制御装置と路側器を別に設ける構成であるが、本実施形態のようにDSRC制御装置が1つの路側器を備える場合は、DSRC制御装置に路側器の機能を組込み、DSRC制御装置に路側アンテナを接続する構成でもよい。
図9に、本発明の第2実施形態を示す。
本実施形態は、DSRC制御装置が複数の路側器を有する場合で、DSRC制御装置が各路側器の通信期間を時分割制御する構成である。例えば、DSRC制御装置5Aを例に説明する。尚、第1実施形態の同一要素には同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態は、DSRC制御装置が複数の路側器を有する場合で、DSRC制御装置が各路側器の通信期間を時分割制御する構成である。例えば、DSRC制御装置5Aを例に説明する。尚、第1実施形態の同一要素には同一符号を付して説明を省略する。
図9において、本実施形態のDSRC制御装置5Aは、図3に示す第1実施形態の構成に加えて、制御部21と各路側器6A1,6A2,・・・との間に時分割部27を備える。
DSRC制御装置5Aは、第1路側器6A1をメインチャネルによる初期通信に使用し、第2以降の路側器6A2,・・・をセカンドチャネルによる主通信に使用する。そして、制御部21によりメインチャネルのタイムスロット期間に合わせて第2以降の路側器6A2,・・・の各通信期間を、図10のように時分割設定し、時分割部27により制御部21と各路側器6A1,6A2,・・・を時分割で順次切換え接続制御する。尚、図10は、DSRC制御装置5Aが4つの路側器6A1〜6A4を有する場合の例である。
図11に、第2実施形態のDSRC制御装置5Aによる路車間通信動作のフローチャートを示す。
ステップ51、52の動作は、図8のステップ41,42と同様に、時刻情報を取得し、取得した時刻情報に基づいて自分のタイムスロットになったか否か判定し、YESであれば、ステップ53に進む。
ステップ51、52の動作は、図8のステップ41,42と同様に、時刻情報を取得し、取得した時刻情報に基づいて自分のタイムスロットになったか否か判定し、YESであれば、ステップ53に進む。
ステップ53で、最初に取得したタイムスロット期間では、時分割部27は第1路側器6A1と第2路側器6A2を制御部21に接続制御し、各路側器6A1,6A2を動作させる。
ステップ54で、第1路側器6A1が車載器の電波を受信すれば、車両と判定し、ステップ55に進み、メインチャネルによる初期接続通信により、地域管理装置1によって設定されたDSRC制御装置5Aの主通信用セカンドチャネル周波数(図1の例ではチャネルch2となる)を車載器側に通知する。
ステップ54で、第1路側器6A1が車載器の電波を受信すれば、車両と判定し、ステップ55に進み、メインチャネルによる初期接続通信により、地域管理装置1によって設定されたDSRC制御装置5Aの主通信用セカンドチャネル周波数(図1の例ではチャネルch2となる)を車載器側に通知する。
ステップ56で、第2以降の路側器6A2,・・・を図10のように設定したタイムスロット(通信期間)に基づいて、第2以降の路側器6A2,・・・のセカンドチャネル周波数による通信動作を時分割制御する。
ステップ57で、第2以降の路側器6A2,・・・で車両を検知したと判定すれば、ステップ58に進み、主通信動作を実行し、ステップ59で、通信終了と判定すれば処理を終了する。
ステップ57で、第2以降の路側器6A2,・・・で車両を検知したと判定すれば、ステップ58に進み、主通信動作を実行し、ステップ59で、通信終了と判定すれば処理を終了する。
かかる第2実施形態によれば、DSRC制御装置の各路側器を同一セカンドチャネル周波数に設定しても混信することはない。また、第1路側器6A1で第2以降の路側器に設定されたセカンドチャネル周波数を車載器側に通知するので、車載器が第2以降の路側器と通信する際に、車載器が主通信用のセカンドチャネル周波数をスキャニングする必要がなくなり、車載器と第2以降の路側器による主通信動作を円滑に行うことができる。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
本実施形態は、地域管理装置1側で、DSRC制御装置の複数の路側器の主通信期間を時分割設定する構成である。尚、地域管理装置1のサーバ装置2は、複数の路側器を有するDSRC制御装置の前記複数の路側器の各主通信期間を時分割設定する時分割設定機能をソフトウエア的に備えるもので、ハードウエア構成は第1実施形態と同様である。
本実施形態は、地域管理装置1側で、DSRC制御装置の複数の路側器の主通信期間を時分割設定する構成である。尚、地域管理装置1のサーバ装置2は、複数の路側器を有するDSRC制御装置の前記複数の路側器の各主通信期間を時分割設定する時分割設定機能をソフトウエア的に備えるもので、ハードウエア構成は第1実施形態と同様である。
本実施形態による複数の路側器の時分割設定は、各DSRC制御装置のそれぞれ登録された路側器数に基づいて、図12のように、各DSRC制御装置の第2以降の路側器のセカンドチャネルによる通信期間を、そのDSRC制御装置の第1路側器のメインチャネルタイムスロット期間に時分割多重するように設定し、各DSRC制御装置5A〜5Gに送信する。
図13に、本実施形態のDSRC制御装置による通信動作のフローチャートを示す。ここでは、DSRC制御装置5Aを例にして、移動局を車載器として説明する。
ステップ71〜75は、図8のステップ41〜45と同様であるので説明を省略する。
ステップ76では、図12に示すように自身のメインチャネルのタイムスロット期間毎に、時分割部27で順次切換え制御して第2以降の路側器を順次通信動作させ、設定されたセカンドチャネル周波数の電波を送信して車載器との主通信動作を行う。即ち、初期接続後の最初のメインチャネルタイムスロット期間で、第2路側器が通信動作し、次のメインチャネルタイムスロット期間で第3路側器が通信動作する。このようにして、第2以降の路側器が自身のメインチャネルタイムスロット期間で順次通信動作を行う。
ステップ77で、主通信動作が終了したか否かを判定し、判定がYESになれば通信動作を終了する。
ステップ71〜75は、図8のステップ41〜45と同様であるので説明を省略する。
ステップ76では、図12に示すように自身のメインチャネルのタイムスロット期間毎に、時分割部27で順次切換え制御して第2以降の路側器を順次通信動作させ、設定されたセカンドチャネル周波数の電波を送信して車載器との主通信動作を行う。即ち、初期接続後の最初のメインチャネルタイムスロット期間で、第2路側器が通信動作し、次のメインチャネルタイムスロット期間で第3路側器が通信動作する。このようにして、第2以降の路側器が自身のメインチャネルタイムスロット期間で順次通信動作を行う。
ステップ77で、主通信動作が終了したか否かを判定し、判定がYESになれば通信動作を終了する。
かかる第3実施形態によれば、各DSRC制御装置5A〜5Gの路側器はそれぞれのメインチャネルのタイムスロット期間だけ通信動作することになるので、管轄通信エリアが互いに重複するDSRC制御装置に対して同一のセカンドチャネル周波数を設定しても、路側器の通信期間が互いに異なるので、管理母体の異なる隣接するDSRC制御装置間で混信等の通信障害が発生することはない。また、1つの地域管理装置1で管理可能なDSRC制御装置の数を可能な限り増やすことができるようなる。
尚、各実施形態では、新たなDSRC制御装置の登録があった場合は、メインチャネルタイムスロットを再設定する構成であるが、予めDSRC制御装置の登録数を予測し、予測登録数に基づいて、メインチャネルのタイムスロットを予め時分割設定しておき、DSRC制御装置の追加登録が有った場合には、空きタイムスロットを新たに登録したDSRC制御装置に割当てるようにしてもよい。
1 地域管理装置
2 サーバ装置
3 データベース
4,7A〜7G GPS受信アンテナ
5A〜5G DSRC制御装置
6A〜6G 路側器
6a〜6g 路側アンテナ
8 インターネット
2 サーバ装置
3 データベース
4,7A〜7G GPS受信アンテナ
5A〜5G DSRC制御装置
6A〜6G 路側器
6a〜6g 路側アンテナ
8 インターネット
Claims (7)
- 管理母体が異なる複数の狭域通信制御装置にネットワークを介して接続して前記複数の狭域通信制御装置を管理する管理手段を設け、
前記管理手段は、
基準タイミング情報を取得するタイミング情報取得手段と、各狭域通信制御装置の各管轄通信エリアに設けた通信端末と移動局との初期接続時に使用するメインチャネルの一通信周期を時分割して生成したタイムスロットを前記ネットワークを介して各狭域通信制御装置に割当てるタイムスロット割当手段と、前記初期接続後のセカンドチャネルによる前記通信端末と移動局との主通信動作が前記管轄通信エリアの互いに重複するDSRC制御装置間で干渉しないよう、セカンドチャネル周波数又は主通信期間を前記ネットワークを介して各DSRC制御装置に設定するセカンドチャネル設定手段と、を備え、
前記各狭域通信制御装置が、前記割当てられたタイムスロット及び前記設定されたセカンドチャネル周波数又は主通信期間に基づいて互いに同期して通信動作する構成としたことを特徴とする狭域通信タイミング同期システム。 - 前記タイムスロット割当手段は、予め設定したメインチャネルの一通信周期を、登録された狭域通信制御装置数に応じて時分割して狭域通信制御装置数に対応する数のタイムスロットを生成し、各タイムスロット番号及び各タイムスロット時間をそれぞれ割当てた狭域通信制御装置へ通知する構成である請求項1に記載の狭域通信タイミング同期システム。
- 前記タイムスロット割当手段は、新たな狭域通信制御装置が登録されたとき、既存のタイムスロット番号及び各タイムスロット時間をクリアし、新たな登録数に応じてタイムスロットを再設定する構成である請求項2に記載の狭域通信タイミング同期システム。
- 前記セカンドチャネル設定手段は、管轄通信エリアの互いに重複する狭域通信制御装置に対して、互いに異なるセカンドチャネル周波数を設定する構成である請求項1〜3のいずれか1つに記載の狭域通信タイミング同期システム。
- 前記セカンドチャネル設定手段は、前記各狭域通信制御装置の各管轄通信エリア情報に基づいて各管轄通信エリアの重複状態を判断し、判断結果に基づいてセカンドチャネル周波数の割当てを行う構成である請求項4に記載の狭域通信タイミング同期システム。
- 前記セカンドチャネル設定手段は、狭域通信制御装置の複数の通信端末の主通信期間を時分割設定する時分割設定機能を備える構成である請求項1〜5のいずれか1つに記載の狭域通信タイミング同期システム。
- 前記各狭域通信制御装置は、複数の通信端末の主通信期間を時分割制御可能な構成である請求項1〜6のいずれか1つに記載の狭域通信タイミング同期システム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2004175857A JP2005354607A (ja) | 2004-06-14 | 2004-06-14 | 狭域通信タイミング同期システム |
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JP2005354607A true JP2005354607A (ja) | 2005-12-22 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010171509A (ja) * | 2009-01-20 | 2010-08-05 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 路側通信機 |
JP2010170243A (ja) * | 2009-01-21 | 2010-08-05 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 路側通信機 |
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WO2020075676A1 (ja) * | 2018-10-12 | 2020-04-16 | 京セラ株式会社 | 基地局、管理装置、及び方法 |
-
2004
- 2004-06-14 JP JP2004175857A patent/JP2005354607A/ja active Pending
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