JP2005353194A - ディジタルデータ再生装置、ディジタルデータ記録装置及びディジタルデータ記録再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 DVD等を対象として再生や記録を行う装置において、バッファメモリと誤り訂正用メモリを用いてデータ処理を高速に行い、メモリ容量を最大限に使用する。
【解決手段】 データ再生時、光ディスク1からの再生信号は復調回路3で復調され、復調されたデータとパリティのうちデータはDRAM4にパリティはパリティ用のSRAM6に格納される。DRAM4からデータが1ブロック単位でデータ用のSRAM5に転送される。SRAM5のデータがPI系列単位で誤り訂正回路7に入力され次にSRAM6のパリティが入力され、誤り箇所についてはSRAM5,6に正しいデータやパリティが書き込まれる。次に同様にPO系列の誤り訂正が行われる。誤り訂正完了後、SRAM5からデータがデスクランブル回路8によりデスクランブルされてDRAM4に転送される。転送後のデータはATAPI回路9を介してホストコンピュータに送られる。
【選択図】 図1
【解決手段】 データ再生時、光ディスク1からの再生信号は復調回路3で復調され、復調されたデータとパリティのうちデータはDRAM4にパリティはパリティ用のSRAM6に格納される。DRAM4からデータが1ブロック単位でデータ用のSRAM5に転送される。SRAM5のデータがPI系列単位で誤り訂正回路7に入力され次にSRAM6のパリティが入力され、誤り箇所についてはSRAM5,6に正しいデータやパリティが書き込まれる。次に同様にPO系列の誤り訂正が行われる。誤り訂正完了後、SRAM5からデータがデスクランブル回路8によりデスクランブルされてDRAM4に転送される。転送後のデータはATAPI回路9を介してホストコンピュータに送られる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、記録媒体に対するディジタルデータ処理を行う再生装置、記録装置及び記録再生装置に関し、特に、データ処理のためのメモリを有しDVD(Digital Versatile Disc)を対象とした記録再生に好適な技術に関する。
光ディスクの代表例であるDVDにおいてデータ記録可能としたものに、DVD−RAM、DVD−R等がある。これらの形式の光ディスクに対する記録再生装置、すなわち光ディスクに記録されているデータの再生や光ディスクへのデータの記録を行う装置では、DRAM(Dynamic RAM)を、データの誤り訂正処理および誤り訂正符号付加処理用メモリやバッファメモリとして使用している。
例えば、DVDでは次のような単位で誤り訂正符号が付加されており、データの誤り訂正や誤り訂正符号付加がメモリ上のデータに対して行われる。DVDで採用されている誤り訂正符号は、CDやDAT等でも用いられているCIRC(Cross Interleave Reed-Solomon Code)であり、内符号パリティ(PI:Parity of Inner-code)と外符号パリティ(PO:Parity of Outer-code)による高い訂正能力を持つ。記録や再生の対象であるデータは、1バイト単位に区切られ、識別アドレスが付加されてセクタという単位が構成される。16セクタを集めてマトリックスをなし、列方向のデータには第2の誤り訂正符号であるPO符号が付加され、行方向のデータとPO符号に対し第1の誤り訂正符号であるPI符号が付加される。1セクタは2kバイトのデータを持ち、16セクタ(32kバイト)のデータと前記誤り訂正符号であるPI符号およびPO符号とで1つの処理単位となるブロックが構成される。
光ディスクからのデータ再生を行うには、再生装置においてまず光ディスクから再生すなわち読み取りしたデータを復調回路で8/16復調してメモリに格納する。次に再生装置は前記メモリに格納したデータに対し前記1ブロック(データは32kバイト)単位でPI系列、PO系列それぞれの系列について誤り訂正を行った後、デスクランブルを行う。前記誤り訂正とデスクランブルの完了したデータは、ホストコンピュータとのインターフェイスであるATAPI(AT Attachment Packet Interface)を介してホストコンピュータに送られる。
また、光ディスクへのデータ記録を行うには、記録装置においてまずATAPIを介してホストコンピュータから送られたデータをメモリに格納する。次に記録装置は、前記メモリに格納したデータをスクランブルしてから1ブロック単位でPI系列、PO系列それぞれの系列について誤り訂正符号を付加する。前記誤り訂正符号付加が完了したデータは、変調回路で8/16変調されて光ディスクに記録される。
ところで、以上のようなデータ記録再生処理の高速化を図るためには、メモリアクセス回数を削減する必要がある。特許文献1記載の技術では、誤り訂正が完了したデータをデスクランブル処理しないままメモリ上に蓄えて、ホストコンピュータへのデータ出力時にデスクランブル処理を行うことにより、データ再生におけるメモリアクセス回数を削減している。また、特許文献2記載の技術では、メモリを2つ用意し、一方を誤り訂正用メモリ、他方をバッファメモリとしているため、各々のメモリのアクセス回数を削減できる。更に、特許文献3記載の技術では、用意された2つのメモリの内で、まずデータを一旦バッファメモリに格納し、このデータを誤り訂正用メモリに転送すると同時に第1の誤り訂正を行い、次に誤り訂正用メモリ上で第2の誤り訂正を行う。そして誤り訂正が完了したデータをバッファメモリに戻す。これにより、誤り訂正用メモリの容量を抑えつつ各々のメモリのアクセス回数を削減している。
特開平10−261263号公報
特開平10−027428号公報
特開平9−265730号公報
前記特許文献1記載の技術では、メモリ上のデータがスクランブル状態であるため、外部からこのデータを確認しにくいという問題がある。また、特許文献2記載の技術では、バッファメモリ上のデータをデスクランブル状態にすることができるが、光ディスクから再生されたデータは8/16復調されて誤り訂正用メモリに格納されるため、連続再生を行うためには誤り訂正用メモリに2ブロック分以上のデータ容量が必要であるという問題がある。また、特許文献3記載の技術では、誤り訂正用メモリは1ブロック分の容量で済む代わりにバッファメモリには誤り訂正符号も格納する必要があり、その分バッファメモリに格納できるデータが減るという問題がある。
本発明は以上のような問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、DVD等の光ディスク型記録媒体を対象としてディジタルデータ処理すなわちデータの記録や再生の処理を行い、データ処理のためのメモリを有する装置において、バッファメモリと誤り訂正用メモリを用いてデータ処理を高速に行い、バッファメモリのデータ容量を最大限に使用することのできる技術を提供することにある。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
前記目的を達成するために、本発明のディジタルデータ再生装置は、以下のような技術手段を採用することを特徴とする。本発明のディジタルデータ再生装置は、データにスクランブルが施され更に誤り訂正符号が付加されて記録された記録媒体から前記データを再生する再生処理を行うディジタルデータ再生装置であって、前記記録媒体からの再生信号をもとにデータ(Data)と誤り訂正符号(Parity)を復調する復調手段(復調回路)と、前記復調されたデータと誤り訂正符号について記憶する記憶手段と、前記データと誤り訂正符号を用いて誤り訂正を行う誤り訂正手段(誤り訂正回路)と、前記誤り訂正が行われたデータのデスクランブルを行うデスクランブル手段(デスクランブル回路)と、を有し、前記記憶手段として、前記データのバッファリングを行う第1のメモリと、前記誤り訂正手段により誤り訂正を行うために前記データを記憶する第2のメモリと、前記誤り訂正手段により誤り訂正を行うために前記誤り訂正符号を記憶する第3のメモリと、を有する構成である。本装置は、データ再生時には、光ディスクから再生したデータと誤り訂正符号のうち、データをまず一旦第1のメモリに格納し、誤り訂正符号を第3のメモリに格納する。次に、前記第1のメモリに格納されたデータを第2のメモリに転送してこの第2のメモリ上で前記第3のメモリに格納された誤り訂正符号を使用して誤り訂正を行う。そして誤り訂正が完了したデータをデスクランブルしながら再び第1のメモリに転送する。最後に、第1のメモリに格納されたデータをホストコンピュータに送る。
また、本発明のディジタルデータ記録装置は、データにスクランブルを施して更に誤り訂正符号を付加し、変調して記録媒体に記録する記録処理を行うディジタルデータ記録装置であって、外部から入力されたデータについて記憶する記憶手段と、前記データのスクランブルを行うスクランブル手段と、前記スクランブルが行われたデータに対し誤り訂正符号を生成して付加する誤り訂正符号付加手段と、前記誤り訂正符号が付加されたデータを変調する変調手段と、を有し、前記記憶手段として、前記データのバッファリングを行う第1のメモリと、前記誤り訂正符号付加手段により誤り訂正符号を生成するために前記データを記憶する第2のメモリと、前記誤り訂正符号付加手段により生成した誤り訂正符号を記憶する第3のメモリと、を有する構成である。本装置は、データ記録時には、ホストコンピュータから送られたデータをまず一旦第1のメモリに格納する。次に、前記第1のメモリに格納されたデータをスクランブルしながら第2のメモリに転送して誤り訂正符号付加を行い第3のメモリ上に誤り訂正符号を生成すなわち格納する。そして誤り訂正符号付加が完了したらそのデータを再び第1のメモリに転送する。最後に、前記第1のメモリに格納された前記スクランブル及び誤り訂正符号付加後のデータと前記第3のメモリに格納された誤り訂正符号とを出力して光ディスクに記録する。
また、本発明のディジタルデータ記録再生装置は、上記ディジタルデータ再生装置とディジタルデータ記録装置の備える手段すなわち再生と記録の両方の機能を備えることを特徴とする。
また、例えば、前記第1のメモリはDRAMにより構成され、前記第2のメモリと第3のメモリはSRAMにより構成される。また、例えば、前記第1のメモリの容量は、3ブロック(データ部)分以上である。前記第2のメモリの容量は1ブロック(データ部)分以上である。前記第3のメモリの容量は、2ブロック分(パリティ部)以上である。また、前記記録媒体はDVD等の形式であり、その形式に対応した再生や記録の処理が行われる。また、前記記憶手段を含む各部間での前記データと誤り訂正符号の転送の制御は、メモリ制御回路によるメモリアクセス優先順位比較や時分割等の制御に基づき行われる。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
本発明によれば、DVD等の光ディスク型記録媒体を対象としてディジタルデータ処理を行い、データ処理のためのメモリを有する装置において、バッファメモリと誤り訂正用メモリを用いてデータ処理を高速に行うことができ、バッファメモリの容量を最大限に使用することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部には原則として同一符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。以下では、本発明をDVD信号処理回路に適用した場合の実施の形態を説明する。
<ディジタルデータ再生装置>
図1は、本発明の一実施の形態におけるディジタルデータ再生装置の構成を示すブロック図である。本実施の形態のディジタルデータ再生装置は、DVDを再生処理対象としたDVD再生回路としての構成である。これを以下、再生装置と称する。
図1は、本発明の一実施の形態におけるディジタルデータ再生装置の構成を示すブロック図である。本実施の形態のディジタルデータ再生装置は、DVDを再生処理対象としたDVD再生回路としての構成である。これを以下、再生装置と称する。
再生装置は、PU(光ピックアップ)2、復調回路3、DRAM(Dynamic RAM)4、データ用のSRAM(Static RAM)5、パリティ用のSRAM6、誤り訂正回路7、デスクランブル回路8、ATAPI回路9、マルチプレクサ10〜13、メモリ制御回路14を有して構成される。また再生装置を含んで構成される処理系は、光ディスク1、図示しないホストコンピュータ等を有する。
光ディスク1は、DVDであり、再生対象となるデータが記録されている領域を有する。光ディスク1に記録されているデータは、データ部(主データ)とパリティ部(誤り訂正符号データ)とで構成される。以下では、処理対象データのうち前記データ部(主データ)をデータ(Data)と称し、前記パリティ部(誤り訂正符号データ)をパリティ(Parity)と称する。
光ピックアップ2は、光ディスク1から検出した再生信号を復調回路3に送る。復調回路3は、光ディスク1からの再生信号を8/16復調して、復調されたデータ(Data)d1とパリティ(Parity)p1のうちデータd1をDRAM4に送り、パリティp1をパリティ用のSRAM6に送る。
再生装置は、各種データの一時的な記憶手段として三種類のメモリを備える。第1のメモリであるDRAM4は、復調されたデータd1についてのバッファリングを行うバッファメモリとして使用される。SRAM5,6は、復調されたデータd1に対する誤り訂正の演算処理を行うための誤り訂正用メモリとして使用される。第2のメモリであるデータ用のSRAM5は、データd1についての演算処理に使用される。第3のメモリであるパリティ用のSRAM6は、パリティp1についてのバッファリング及び演算処理に使用される。
誤り訂正回路7は、SRAM5,6から訂正系列単位すなわちPI系列・PO系列それぞれを単位に読み出されるデータd1に対して誤り訂正を行う。状態としてデータd1の誤り訂正後データをデータd2とする。また状態としてパリティp1の誤り訂正後データをパリティp2とする。
デスクランブル回路8は、データ用のSRAM5からDRAM4に誤り訂正後のデータd2を転送する際にデータd2のデスクランブルを行う。状態としてデータd2のデスクランブル後データをデータd3とする。デスクランブル後のデータd3は、外部から確認可能な状態となる。
ATAPI回路9は、DRAM4からホストコンピュータに対しデータd3を送る。マルチプレクサ10〜13は、メモリ制御回路14からの選択信号に基づき制御され、出力データを切り替える。マルチプレクサ10は、復調回路3からのデータd1とデスクランブル回路8からのデータとを切り換えてDRAM4に送る。マルチプレクサ11は、復調回路3からのパリティp1と誤り訂正回路7からのパリティとを切り換えてパリティ用のSRAM6に送る。マルチプレクサ12は、DRAM4からのデータd1と誤り訂正回路7からのデータとを切り換えてデータ用のSRAM5に送る。マルチプレクサ13は、データ用のSRAM5からのデータとパリティ用のSRAM6からのパリティとを切り換えて誤り訂正回路7に送る。
メモリ制御回路14は、DRAM4とSRAM5,6の制御、及びマルチプレクサ10〜13の制御を行い、これによりデータ再生処理全体が制御される。4〜6の各メモリに対して制御信号を出力して制御する。また各マルチプレクサ10〜13に対して選択信号を出力して制御する。図示していないが、復調回路3や誤り訂正回路7等の各回路はメモリ制御回路14に対してデータ転送要求信号を出力し、メモリ制御回路14がメモリアクセスの優先順位比較や時分割等を行ってデータ転送許可信号を各回路に出力する。これによりDRAM4、SRAM5,6とのデータアクセスが行われる。
データ再生処理の流れに沿って説明する。光ディスク1からPU2等を通じて検出された再生信号はまず復調回路3で復調され、復調されたデータd1とパリティp1のうちデータd1はマルチプレクサ10を介してDRAM4に格納される。パリティp1はマルチプレクサ11を介してパリティ用のSRAM6に格納される。次に、DRAM4に格納されたデータd1はマルチプレクサ12を介して、1ブロック単位でデータ用のSRAM5に転送される。次に、SRAM5に転送された1ブロック分のデータd1は、マルチプレクサ13を介してPI系列単位で誤り訂正回路7に読み込まれ、次にパリティ用のSRAM6に格納されているパリティp1がマルチプレクサ13を介して誤り訂正回路7に読み込まれて、PI系列に関する誤り訂正処理がなされる。データd1及びパリティp1で誤りがある箇所については、マルチプレクサ12を介してSRAM5に正しいデータが書き込まれ、あるいはマルチプレクサ11を介してSRAM6に正しいパリティが書き込まれる。状態として前記PI系列の誤り訂正が終了後のデータをd1'とし、パリティをp1'とする。PI系列の誤り訂正が全て終了したら、データ用のSRAM5からデータd1'がマルチプレクサ13を介してPO系列単位で誤り訂正回路7に読み込まれ、次にパリティ用のSRAM6に格納されているパリティp1'がマルチプレクサ13を介して誤り訂正回路7に読み込まれて、PO系列に関する誤り訂正処理がなされる。上記と同様にデータd1'及びパリティp1'で誤りがある箇所についてはマルチプレクサ12,11を介してSRAM5,6に正しいデータあるいはパリティが書き込まれる。状態として前記PO系列の誤り訂正が終了後のデータがd2、パリティがp2となる。前記PO系列の訂正が全て終了したら、すなわち1ブロックの誤り訂正が完了したら、データd2はデータ用のSRAM5からデスクランブル回路8とマルチプレクサ10を介してデスクランブルされてからDRAM4に転送される。DRAM4に転送され格納されているデータd3は、ホストコンピュータからの要求に応じてATAPI回路9を介してホストコンピュータに送られる。
図2は、本実施の形態のディジタルデータ再生装置におけるデータ処理の手順を示す説明図である。図2では、わかりやすいように各種データのサイズを図形的に表している。上方に示す正方形は、復調回路3で復調されて後段の回路に入力される1ブロック分のデータ、すなわち入力データ(Data)とパリティ(Parity)である。図中に示すようにデータ(Data)のマトリックスの列方向データに対して第2の誤り訂正符号であるPO符号が付加され、行方向データとPO符号に対して第1の誤り訂正符号であるPI符号が付加される。1ブロックのデータ(Data)とパリティ(Parity)のうち正方形部分で表される主データがDRAM4内の一部領域にデータ(Data n+1)として格納され、階段状部分で表されるパリティがパリティ用のSRAM6内の一部領域にパリティ(Parity n+1)として格納される。DRAM4に1ブロック分のデータ(Data n+1)が格納されたら、1ブロック分のデータ(Data n)をデータ用のSRAM5に転送し、転送が完了したらデータ用のSRAM5及びパリティ用のSRAM6に格納されたデータ(Data n)とパリティ(Parity n)の誤り訂正を行う。これについて誤り訂正が完了したらデータ用のSRAM5から誤り訂正完了後のデータ(Data n)をデスクランブル回路8でデスクランブルしながらDRAM4に転送する。DRAM4に転送後のデータ(Data n-1)はホストコンピュータからの要求に応じてATAPI回路9を介して出力される。
前記図2に示すように、再生装置の各メモリに必要な容量としては、データ用のSRAM5の容量は1ブロック(データ部)分で済む。パリティ用のSRAM6の容量は少なくとも2ブロック(パリティ部)分必要となる。DRAM4の容量は少なくとも3ブロック(データ部)分必要となる。
図3は、本発明の実施の形態におけるディジタルデータ再生装置の動作を示すタイミングチャートである。上から、データ復調、誤り訂正+デスクランブル、ホストコンピュータへの出力の各タイミングを示す。復調回路3でデータ復調されたブロック(block)すなわちデータ(Data)とパリティ(Parity)は、ブロック単位で{block n-1,block n,block n+1,…}のように順次、バッファメモリすなわちDRAM4とパリティ用のSRAM6に格納される。DRAM4へのブロック(block n-1)の格納が終了した時点で、ブロック(block n-1)のデータの部分はデータ用のSRAM5に転送され、SRAM5上でPI系列の誤り訂正(図中「PI訂正」)、PO系列の誤り訂正(図中「PO訂正」)が順に行われる。誤り訂正が完了したブロック(block n-1)のデータの部分はSRAM5から読み出されてデスクランブルされてDRAM4に再び転送される。DRAM4に転送されたブロック(block n-1)のデータの部分はATAPI回路9を介してホストコンピュータに送られる。また、ブロック(block n,block n+1,…)のデータについても同様に、DRAM4への書き込みが終了した時点でデータ用のSRAM5に転送され、誤り訂正が完了したらデータ用のSRAM5から読み出されデスクランブルされてDRAM4に再び転送される。そしてDRAM4に転送されたブロック(block n,block n+1,…)のデータがATAPI回路9を介してホストコンピュータに送られる。図中に示すように、1ブロックのデータ復調及びバッファリングの処理時間内に、1ブロックの誤り訂正、デスクランブル及び転送の処理が完了するように制御される。
以上の構成により、本実施の形態のディジタルデータ再生装置では、光ディスク1から再生されたデータは順次、復調、誤り訂正、デスクランブルを施されてDRAM4に格納され、ATAPI回路9を介してホストコンピュータに出力される。DRAM4のデータは1ブロック単位でSRAM5に転送されSRAM5,6上で誤り訂正が行われるため、DRAM4のアクセス回数を削減してデータ処理を高速に行うことができる。また、データ用のSRAM5は最低1ブロック(データ部)分、パリティ用のSRAM6は最低2ブロック(パリティ部)分のデータ容量があれば良く、データ用のバッファメモリとして用いるDRAM4にはパリティ格納分を設けないのでバッファメモリのデータ容量を最大限に使用できる。
<ディジタルデータ記録装置>
図4は、本発明の一実施の形態におけるディジタルデータ記録装置の構成を示すブロック図である。本実施の形態のディジタルデータ記録装置は、DVDを記録処理対象としたDVD記録回路としての構成である。これを以下、記録装置と称する。
図4は、本発明の一実施の形態におけるディジタルデータ記録装置の構成を示すブロック図である。本実施の形態のディジタルデータ記録装置は、DVDを記録処理対象としたDVD記録回路としての構成である。これを以下、記録装置と称する。
記録装置は、PU2、DRAM4、データ用のSRAM5、パリティ用のSRAM6、ATAPI回路9、スクランブル回路40、パリティ付加回路41、変調回路42、マルチプレクサ13,43,44、メモリ制御回路45を有して構成される。また記録装置を含んで構成される処理系は、光ディスク1、図示しないホストコンピュータ等を有する。
光ディスク1は、DVDであり、データを記録可能な領域を有し、記録装置により記録対象となるデータ(Data)がパリティ(Parity)を付加されて記録される。記録装置は、記録処理単位として前記ブロックを単位として処理する。
記録装置は、各種データの一時的な記憶手段として三種類のメモリを備える。第1のメモリであるDRAM4は、ホストコンピュータから送られたデータd4についてのバッファリングを行うバッファメモリとして使用される。SRAM5,6は、データd4に対する誤り訂正符号付加の演算処理を行うためのメモリとして使用される。第2のメモリであるデータ用のSRAM5は、データd4についての演算処理に使用される。第3のメモリであるパリティ用のSRAM6は、パリティについての格納及び演算処理に使用される。
スクランブル回路40は、DRAM4からデータ用のSRAM5にデータd4を転送する際にデータd4のスクランブルを行う。状態として、データd4のスクランブル後データをデータd5とする。
パリティ付加回路41は、データ用のSRAM5から訂正系列単位すなわちPI系列・PO系列それぞれを単位に読み出されるデータ(Data)d5に対し誤り訂正符号データであるパリティ(Parity)を生成して付加する処理を行う。生成・付加されるパリティは、パリティ用のSRAM6に格納される。状態としてデータd5の誤り訂正符号付加の完了後データをデータd6とする。また状態として前記生成・付加されたパリティをパリティp6とする。
変調回路42は、DRAM4から送られたデータd6とパリティ用のSRAM6から送られたパリティp6を8/16変調して出力し、PU2及び図示しないレーザユニット等を通じて光ディスク1に記録させる。
マルチプレクサ13,43,44は、メモリ制御回路45からの選択信号に基づき制御され、出力データを切り換える。マルチプレクサ43は、データ用のSRAM5からのデータd6とATAPI回路9からのデータd4とを切り換えてDRAM4に送る。マルチプレクサ44は、DRAM4からのデータd6とパリティ用のSRAM6から送られたパリティp6とを切り換えて変調回路42に送る。
メモリ制御回路45は、DRAM4とSRAM5,6の制御、及びマルチプレクサ13,43,44の制御を行い、これによりデータ記録処理全体が制御される。4〜6の各メモリに対して制御信号を出力して制御する。また各マルチプレクサ13,43,44に対して選択信号を出力して制御する。図示していないが、パリティ付加回路41や変調回路42等の各回路はメモリ制御回路45に対してデータ転送要求信号を出力し、メモリ制御回路45がメモリアクセス優先順位比較や時分割等を行ってデータ転送許可信号を各回路に出力する。これにより、DRAM4、SRAM5,6とのデータアクセスが行われる。
データ記録処理の流れに沿って説明する。ATAPI回路9を介してホストコンピュータから送られたデータd4は、まずマルチプレクサ43を介してDRAM4に格納される。DRAM4に格納されたデータd4は、スクランブル回路40を介してスクランブルされて1ブロック単位でデータ用のSRAM5に転送される。データ用のSRAM5に転送された1ブロック分のデータd5は、まずマルチプレクサ13を介してPI系列単位でパリティ付加回路41に読み込まれ、パリティ付加の演算処理が行われてパリティ用のSRAM6にPI系列のパリティ(PI符号)が書き込まれる。PI系列のパリティの付加が終了したら、次にデータ用のSRAM5からデータが、パリティ用のSRAM6からPI系列のパリティが、マルチプレクサ13を介してPO系列単位でパリティ付加回路41に読み込まれ、パリティ付加の演算処理が行われてパリティ用のSRAM6にPO系列のパリティ(PO符号)が書き込まれる。これら1ブロック分のパリティ付加処理が完了したら、データ用のSRAM5からデータd6がマルチプレクサ43を介してDRAM4に転送される。誤り訂正符号付加後の1ブロック、すなわちDRAM4に転送されたデータd6とパリティ用のSRAM6に格納されているパリティp6は、マルチプレクサ44を介して変調回路42で8/16変調され、PU2等を介して光ディスク1に記録される。
図5は、本実施の形態におけるディジタルデータ記録装置のデータ処理の手順を示す説明図である。ATAPI回路9を介してホストコンピュータから送られたデータ(Data n+1)は、まずDRAM4内の一部領域に格納される。そして1ブロック分溜まった時点でそのデータ(Data n)はスクランブル回路40によりスクランブルされてデータ用のSRAM5に転送される。データ用のSRAM5に転送された1ブロック分のデータ(Data n)は、パリティ付加回路41によりパリティ付加処理され、パリティ用のSRAM6にPI符号・PO符号が順に生成すなわちパリティ(Parity n)が格納される。パリティ付加が完了したデータ(Data n)はデータ用のSRAM5からDRAM4に再び転送される。DRAM4に転送後のデータ(Data n-1)とパリティ用のSRAM6に格納されているパリティ(Parity n-1)は、1ブロック単位で読み出され変調回路42で変調されて光ディスク1に記録される。
前記図5に示すように、記録装置の各メモリに必要な容量としては、データ用のSRAM5の容量は1ブロック(データ部)分で済む。パリティ用のSRAM6の容量は少なくとも2ブロック(パリティ部)分必要となる。DRAM4の容量は少なくとも3ブロック(データ部)分必要となる。
図6は、本発明の実施の形態におけるディジタルデータ記録装置の動作を示すタイミングチャートである。上から、ホストコンピュータからの入力、スクランブル+誤り訂正符号付加、データ変調の各タイミングを示す。ホストコンピュータからATAPI記録9を介して送られた入力データ(Data)は、ブロック単位で{block n-1,block n,block n+1,…}のように順次、バッファメモリすなわちDRAM4に格納される。DRAM4へのブロック(block n-1)のデータの格納が終了した時点で、ブロック(block n-1)のデータは読み出されスクランブルされてデータ用のSRAM5に転送され、これについてPI系列の誤り訂正符号付加、PO系列の誤り訂正符号付加が順に行われる。すなわちパリティ用のSRAM6にブロック(block n-1)のデータ(Data)に対応するパリティ(Parity)つまりPI符号とPO符号が格納される。パリティ付加が完了したブロック(block n-1)のデータは、データ用のSRAM5から読み出されてDRAM4に再び転送される。DRAM4に転送されたブロック(block n-1)のデータとパリティ用のSRAM6に格納されているパリティは、読み出され変調されて光ディスク1に記録される。また、ブロック(block n,block n+1,…)のデータ(Data)についても同様に、DRAM4への格納が終了した時点あるいは前ブロック(block n-1)のSRAM5,6を用いた処理が終了した時点で、転送及びスクランブルされてデータ用のSRAM5に格納され、パリティ付加処理が完了したらデータ用のSRAM5からDRAM4に再び転送される。そしてDRAM4に転送されたブロック(block n,block n+1,…)のデータとパリティ用のSRAM6上のパリティが、読み出され変調されて光ディスク1に記録される。
以上の構成により、本実施の形態のディジタルデータ記録装置では、ホストコンピュータから送られたデータは順次、DRAM4に格納、スクランブル、誤り訂正符号付加、変調を施されて光ディスク1に記録される。DRAM4のデータは1ブロック単位でSRAM5に転送されSRAM5,6上で誤り訂正符号付加が行われるため、DRAM4のアクセス回数を削減してデータ処理を高速に行うことができる。また、データ用のSRAM5は最低1ブロック(データ部)分、パリティ用のSRAM6は最低2ブロック(パリティ部)分のデータ容量があれば良く、データ用のバッファメモリとして用いるDRAM4にはパリティ格納分を設けないのでバッファメモリのデータ容量を最大限に使用できる。
<ディジタルデータ記録再生装置>
図7は、本発明の実施の形態におけるディジタルデータ記録再生装置の構成を示すブロック図である。本実施の形態のディジタルデータ記録再生装置は、DVDを記録及び再生処理対象としたDVD記録再生回路としての構成であり、前述した実施の形態のディジタルデータ再生装置及びディジタルデータ記録装置の両方の機能を備える。これを以下、記録再生装置と称する。
図7は、本発明の実施の形態におけるディジタルデータ記録再生装置の構成を示すブロック図である。本実施の形態のディジタルデータ記録再生装置は、DVDを記録及び再生処理対象としたDVD記録再生回路としての構成であり、前述した実施の形態のディジタルデータ再生装置及びディジタルデータ記録装置の両方の機能を備える。これを以下、記録再生装置と称する。
記録再生装置は、復調回路3、DRAM4、データ用のSRAM5、パリティ用のSRAM6、誤り訂正記録7、デスクランブル記録8、ATAPI回路9、スクランブル回路40、パリティ付加回路41、変調回路42、マルチプレクサ13,44,70,71,72、メモリ制御回路73を有して構成される。また記録再生装置を含んで構成される処理系は、図示しない光ディスク(データ記録済み領域とデータ記録可能領域)、ホストコンピュータ等を有する。データ再生時はデータ記録済み領域を持つ光ディスクを処理対象とし、データ記録時はデータ記録可能領域を持つ光ディスクを処理対象とする。
マルチプレクサ70は、データ再生時には復調回路3からのデータd1とデスクランブル回路8からのデータを切り換えてDRAM4に送り、またデータ記録時にはデータ用のSRAM5からのデータd6とATAPI回路9からのデータd4とを切り換えてDRAM4に送る。マルチプレクサ71は、データ再生時には復調回路3からのパリティp1と誤り訂正回路7からのパリティを切り換えてパリティ用のSRAM6に送り、またデータ記録時にはパリティ付加回路41からのパリティをパリティ用のSRAM6に送る。マルチプレクサ72は、データ再生時には誤り訂正回路7からのデータとDRAM4からのデータd1を切り換えてデータ用のSRAM5に送り、データ記録時にはスクランブル回路40からのデータをデータ用のSRAM5に送る。
メモリ制御回路73は、DRAM4とSRAM5,6の制御、及びマルチプレクサ13,44,70,71,72の制御を行う。図示していないが、復調回路3や誤り訂正回路7等の各回路はメモリ制御回路73に対してデータ転送要求信号を出力し、メモリ制御回路73がメモリアクセス優先順位比較や時分割等を行ってデータ転送許可信号を各回路に出力することにより、DRAM4、SRAM5,6とのデータアクセスが行われる。
記録再生装置によるデータ再生処理とデータ記録処理の手順は、前記図2や図5に示したのと同様である。また記録再生装置によるデータ再生処理とデータ記録処理の動作は、前記図3や図6に示したのと同様である。
データ再生時には、光ディスクから再生された再生信号はまず復調回路3で復調され、復調されたデータ(Data)d1とパリティ(Parity)p1のうちデータd1はマルチプレクサ70を介してDRAM4に格納される。パリティp1はマルチプレクサ71を介してパリティ用のSRAM6に格納される。DRAM4に格納されたデータd1は、マルチプレクサ72を介して1ブロック単位でデータ用のSRAM5に転送される。データ用のSRAM5に転送された1ブロック分のデータd1は、マルチプレクサ13を介してPI系列単位で誤り訂正回路7に読み込まれ、次にパリティ用のSRAM6に格納されているパリティp1がマルチプレクサ13を介して誤り訂正回路7に読み込まれ、誤り箇所についてはマルチプレクサ72,71を介してSRAM5,6に正しいデータ、パリティが書き込まれる。PI系列の訂正が全て終了したら、データ用のSRAM5からデータd1'がマルチプレクサ13を介してPO系列単位で誤り訂正回路7に読み込まれ、次にパリティ用のSRAM6に格納されているパリティp1'がマルチプレクサ13を介して誤り訂正回路7に読み込まれて、誤り箇所についてはマルチプレクサ72,71を介してSRAM5,6に正しいデータ、パリティが書き込まれる。PO系列の訂正が全て終了したら、データ用のSRAM5からデータd2がデスクランブル回路8とマルチプレクサ70を介してデスクランブルされてDRAM4に転送される。DRAM4に転送されたデータd3はホストコンピュータからの要求に応じてATAPI回路9を介してホストコンピュータに送られる。
データ記録時には、ATAPI回路9を介してホストコンピュータから送られたデータd4はまずマルチプレクサ70を介してDRAM4に格納される。DRAM4に格納されたデータd4はスクランブル回路40を介してスクランブルされて1ブロック単位でデータ用のSRAM5に転送される。データ用のSRAM5に転送された1ブロック分のデータd5は、まずマルチプレクサ13を介してPI系列単位でパリティ付加回路41に読み込まれ、パリティ付加の演算処理が行われてパリティ用のSRAM6にPI系列のパリティが書き込まれる。PI系列のパリティの付加が終了したら、次にデータ用のSRAM5からデータが、パリティ用のSRAM6からPI系列のパリティが、マルチプレクサ13を介してPO系列単位でパリティ付加回路41に読み込まれ、パリティ付加の演算処理が行われてマルチプレクサ71を介してパリティ用のSRAM6にPO系列のパリティが書き込まれる。これら1ブロック分のパリティ付加処理が完了したら、データ用のSRAM5からデータd6がマルチプレクサ70を介してDRAM4に転送される。誤り訂正符号付加後の1ブロック、すなわちDRAM4に転送されたデータd6とパリティ用のSRAM6に格納されているパリティp6は、マルチプレクサ44を介して変調回路42で8/16変調され光ディスク1に記録される。
以上の構成により、本実施の形態のディジタルデータ記録再生装置では、データ再生時には前記ディジタルデータ再生装置と同様、光ディスクから再生されたデータが順次、復調、誤り訂正、デスクランブルを施されてDRAM4に格納され、ATAPI記録9を介してホストコンピュータに出力される。データ記録時には前記ディジタルデータ記録装置と同様、ホストコンピュータから送られたデータが順次、DRAM4に格納され、スクランブル、パリティ付加、変調を施されて光ディスクに記録される。DRAM4のデータは1ブロック単位でSRAM5に転送され、SRAM5,6上で誤り訂正やパリティ付加の処理が行われるため、DRAM4のアクセス回数を削減してデータ処理を高速に行うことができる。また、SRAM5,6は、再生処理・記録処理の共用であり、データ用のSRAM5は最低1ブロック(データ部)分、パリティ用のSRAM6は最低2ブロック(パリティ部)分のデータ容量があれば良く、データ用のバッファメモリとして用いるDRAM4にはパリティ格納分を設けないのでバッファメモリのデータ容量を最大限に使用できる。
なお、上記各実施例では、本発明をDVD信号処理回路に適用した場合を例として説明したが、本発明は上記各実施例に限定されるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲で種々に変形して実施することができるものである。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
本発明は、DVD等の記録媒体を対象とした再生装置、記録装置、及び記録再生装置に利用可能である。
1…光ディスク、2…PU、3…復調回路、4…DRAM、5…SRAM、6…SRAM、7…誤り訂正回路、8…デスクランブル回路、9…ATAPI回路、10,11,12,13…マルチプレクサ、14…メモリ制御回路、40…スクランブル回路、41…パリティ付加回路、42…変調回路、43,44…マルチプレクサ、45…メモリ制御回路、70,71,72…マルチプレクサ、73…メモリ制御回路。
Claims (3)
- データにスクランブルが施され更に誤り訂正符号が付加されて記録された記録媒体から前記データを再生する再生処理を行うディジタルデータ再生装置であって、
前記記録媒体からの再生信号をもとにデータと誤り訂正符号を復調する復調手段と、
前記復調されたデータと誤り訂正符号を記憶する記憶手段と、
前記データと誤り訂正符号を用いて誤り訂正を行う誤り訂正手段と、
前記誤り訂正が行われたデータのデスクランブルを行うデスクランブル手段と、を有し、
前記記憶手段として、
前記データのバッファリングを行う第1のメモリと、
前記誤り訂正手段により誤り訂正を行うために前記データを記憶する第2のメモリと、
前記誤り訂正手段により誤り訂正を行うために前記誤り訂正符号を記憶する第3のメモリと、を有し、
前記再生処理の際は、
前記復調されたデータと誤り訂正符号のうち前記データを一旦前記第1のメモリに記憶し前記誤り訂正符号を前記第3のメモリに記憶する処理と、
前記誤り訂正手段による誤り訂正の際に前記第1のメモリから第2のメモリに前記データを転送し、この転送されたデータに対し前記第3のメモリに記憶された誤り訂正符号を用いて誤り訂正を行い、前記誤り訂正の完了後に前記第2のメモリから第1のメモリに対し前記データを前記デスクランブル手段によりデスクランブルして転送する処理と、
前記第1のメモリから前記転送後のデータを外部に対し出力する処理とを行うことを特徴とするディジタルデータ再生装置。 - データにスクランブルを施して更に誤り訂正符号を付加し、変調して記録媒体に記録する記録処理を行うディジタルデータ記録装置であって、
外部から入力されたデータを記憶する記憶手段と、
前記データのスクランブルを行うスクランブル手段と、
前記スクランブルが行われたデータに対し誤り訂正符号を生成して付加する誤り訂正符号付加手段と、
前記誤り訂正符号が付加されたデータを変調する変調手段と、を有し、
前記記憶手段として、
前記データのバッファリングを行う第1のメモリと、
前記誤り訂正符号付加手段により誤り訂正符号を生成するために前記データを記憶する第2のメモリと、
前記誤り訂正符号付加手段により生成した誤り訂正符号を記憶する第3のメモリと、を有し、
前記記録処理の際は、
前記外部から入力されたデータを一旦前記第1のメモリに記憶する処理と、
前記誤り訂正符号付加手段による誤り訂正符号付加を行う際に前記第1のメモリから第2のメモリに対し前記データを前記スクランブル手段によりスクランブルして転送し、この転送されたデータに対し前記第3のメモリに誤り訂正符号を生成し、前記誤り訂正符号生成の完了後に前記第2のメモリから第1のメモリに対し前記データを転送する処理と、
前記第1のメモリの前記転送後のデータと前記第3のメモリの前記誤り訂正符号とを出力し、前記変調手段により変調して前記記録媒体に記録する処理とを行うことを特徴とするディジタルデータ記録装置。 - データにスクランブルが施され更に誤り訂正符号が付加されて記録された記録媒体から前記データを再生する再生処理と、データにスクランブルを施して更に誤り訂正符号を付加し、変調して記録媒体に記録する記録処理と、を行うディジタルデータ記録再生装置であって、
前記復調されたデータと誤り訂正符号、または外部から入力されたデータを記憶する記憶手段と、
前記記録媒体からの再生信号をもとにデータと誤り訂正符号を復調する復調手段と、
前記データと誤り訂正符号を用いて誤り訂正を行う誤り訂正手段と、
前記誤り訂正が行われたデータのデスクランブルを行うデスクランブル手段と、
前記データのスクランブルを行うスクランブル手段と、
前記スクランブルが行われたデータに対し誤り訂正符号を生成して付加する誤り訂正符号付加手段と、
前記誤り訂正符号が付加されたデータを変調する変調手段と、を有し、
前記記憶手段として、
前記データのバッファリングを行う第1のメモリと、
前記誤り訂正手段による誤り訂正または前記誤り訂正符号付加手段による誤り訂正符号生成を行うために前記データを記憶する第2のメモリと、
前記誤り訂正手段による誤り訂正または前記誤り訂正符号付加手段による誤り訂正符号生成を行うために前記誤り訂正符号を記憶する第3のメモリと、を有し、
前記再生処理の際は、前記復調されたデータと誤り訂正符号のうち前記データを一旦前記第1のメモリに記憶して前記誤り訂正符号を前記第3のメモリに記憶する処理と、前記第1のメモリから第2のメモリにデータを転送して、前記誤り訂正手段により前記第3のメモリに記憶された誤り訂正符号を用いて誤り訂正を行い、前記誤り訂正の完了後に前記第2のメモリから第1のメモリに前記データを前記デスクランブル手段によりデスクランブルして転送する処理と、前記第1のメモリから前記転送後のデータを外部に対し出力する処理とを行い、
前記記録処理の際は、前記外部から入力されたデータを一旦前記第1のメモリに記憶する処理と、前記第1のメモリから第2のメモリに対し前記データを前記スクランブル手段によりスクランブルして転送し、この転送されたデータに対し前記誤り訂正符号付加手段により前記第3のメモリに誤り訂正符号を生成し、前記誤り訂正符号生成の完了後に前記第2のメモリから第1のメモリに対し前記データを転送する処理と、前記第1のメモリの前記転送後のデータと前記第3のメモリの前記誤り訂正符号とを出力して前記変調手段により変調して前記記録媒体に記録する処理とを行うことを特徴とするディジタルデータ記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004173887A JP2005353194A (ja) | 2004-06-11 | 2004-06-11 | ディジタルデータ再生装置、ディジタルデータ記録装置及びディジタルデータ記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004173887A JP2005353194A (ja) | 2004-06-11 | 2004-06-11 | ディジタルデータ再生装置、ディジタルデータ記録装置及びディジタルデータ記録再生装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2005353194A true JP2005353194A (ja) | 2005-12-22 |
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-
2004
- 2004-06-11 JP JP2004173887A patent/JP2005353194A/ja active Pending
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