JP2006164377A - ディジタルデータ記録装置および記録再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 異なるメディアの信号処理においてメモリの共用化を図り、メモリを効率よく使用することができるディジタルデータ記録装置および記録再生装置を提供する。
【解決手段】 DVDおよびBD記録装置において、DVDに記録する場合には、外部から入力されたデータにスクランブルを施して一旦DRAM4に記憶し、DRAM4からデータを読み出してPI符号付加を行うと同時にPO符号をSRAM6上に生成し、生成したPO符号をDRAM4に転送し、DRAM4から読み出したデータと誤り訂正符号を変調して光ディスクに記録する。BDに記録する場合には、外部から入力されたデータにスクランブルを施して一旦DRAM4に記憶し、DRAM4からデータを読み出して誤り訂正符号付加を行い、DRAM4からデータを読み出してSRAM6上でインタリーブを行い、変調して光ディスクに記録する。
【選択図】 図1
【解決手段】 DVDおよびBD記録装置において、DVDに記録する場合には、外部から入力されたデータにスクランブルを施して一旦DRAM4に記憶し、DRAM4からデータを読み出してPI符号付加を行うと同時にPO符号をSRAM6上に生成し、生成したPO符号をDRAM4に転送し、DRAM4から読み出したデータと誤り訂正符号を変調して光ディスクに記録する。BDに記録する場合には、外部から入力されたデータにスクランブルを施して一旦DRAM4に記憶し、DRAM4からデータを読み出して誤り訂正符号付加を行い、DRAM4からデータを読み出してSRAM6上でインタリーブを行い、変調して光ディスクに記録する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、メモリを使ったディジタルデータ記録装置および記録再生装置に関し、特にDVD(Digital Versatile Disc)記録装置および記録再生装置やBD(Blu−ray Disc)記録装置および記録再生装置に適用して有効な技術に関するものである。
光ディスクの代表例であるDVDを記録可能としたものにDVD−RAM、DVD−R等がある。これらの光ディスクの記録再生装置では、DRAM(Dynamic RAM)をデータの誤り訂正および誤り訂正符号付加用メモリやバッファメモリとして使用している。また、次世代の光ディスクとしてはAOD(Advanced Optical Disc)やBD等がある。
例えば、DVDでは次のような単位で誤り訂正符号が付加されており、データの誤り訂正や誤り訂正符号の付加をメモリ上で行う。DVDに採用されている誤り訂正符号はCD、DAT等でも用いられているCIRC(Cross Interleave Reed−Solomon Code)であり、内符号誤り訂正符号PI(Parity Inner)と外符号誤り訂正符号PO(Parity Outer)による高い訂正能力を持つ。データは、1バイト単位に区切られ、識別アドレスが付加されてセクタが構成され、16セクタを集めてマトリックスをなし、列方向のデータには第2の誤り訂正符号であるPO符号が付加され、行方向のデータとPO符号に対し第1の誤り訂正符号であるPI符号が付加されている。1セクタは2kバイトのデータを持ち、16セクタ(32kバイト)のデータと誤り訂正符号PI、POで1つの処理ブロックが構成される。
データ再生を行うには、まず光ディスクから再生したデータを復調回路で8/16復調し、メモリに格納する。次に格納したデータに1ブロック(32kバイト)単位でPI系列、PO系列それぞれの系列について誤り訂正を行った後、デスクランブルを行う。誤り訂正とデスクランブルの完了したデータはATAPIを介してホストコンピュータに送られる。データ記録を行うには、まずATAPIを介してホストコンピュータから送られたデータをメモリに格納する。次に格納したデータをスクランブルしてから1ブロック単位でPI系列、PO系列それぞれの系列について誤り訂正符号を付加し、誤り訂正符号付加が完了したデータを変調回路で8/16変調して光ディスクに記録する。
一方、BDの誤り訂正ブロックは64kバイトのデータを単位に構成されており、このデータに付加されている誤り訂正符号はReed−Solomon Codeである。データは、1バイト単位に区切られ、データ216バイトに対して誤り訂正符号32バイトが付加される。この216+32=248バイトをコードワードと呼び、304個集めた上でインタリーブが施されて152×496ECCブロックが構成される。さらにこのECCブロックにシンクコードとBIS(Burst Indicator Subcode)と呼ばれる強力な訂正符号付きのデータが埋め込まれている。BISにはデータ30バイトに対して誤り訂正符号32バイトが付加されており、BDではBISによりバースト誤りの位置を予知してエラー訂正をすることにより訂正能力を高めている。なお、BISのデータ30バイトには5バイトのアドレス情報と4バイトの誤り訂正符号が含まれている。
データ再生を行うには、まず光ディスクから再生したデータを復調回路で1−7PP(Parity Preserve)復調してメモリに格納する。次に格納したデータのインタリーブを解いて誤り訂正を行った後、デスクランブルを行う。誤り訂正とデスクランブルの完了したデータはATAPIを介してホストコンピュータに送られる。データ記録を行うには、まずATAPIを介してホストコンピュータから送られたデータをメモリに格納し、スクランブルしてから誤り訂正符号を付加し、誤り訂正符号付加が完了したデータをインタリーブして変調回路で1−7PP変調し光ディスクに記録する。
ところで、以上のディジタルデータ記録再生装置の低コスト化を図るためには使用するメモリをできるだけ共用する必要がある。そこで、特許文献1では光ディスク記録再生装置の記録系と再生系とでメモリ等の回路要素の共用化を図っている。具体的にはCIRC演算用のメモリを記録系と再生系とで共用しており、記録系と再生系の違いはあってもどちらも用途が共通でCIRC演算用であるため共用化は図りやすい。一方、用途が共通でないメモリの共有化は図りにくいため、従来CDにはCD専用メモリ、DVDにはDVD専用メモリが用意されてきた。
特開2002−313016号公報
ところで、前記特許文献1ではCDのCIRC演算用のメモリを記録系と再生系とで共用しているが、今後DVDとCDに加えてさらにBD等の新しいメディアを記録再生するにあたり、各々のメディア毎に専用のメモリを搭載するとコストアップにつながるという問題がある。
そこで、本発明の目的は、上記の課題を解決し、異なるメディアの信号処理においてメモリの共用化を図り、メモリを効率よく使用することができるディジタルデータ記録装置および記録再生装置を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
上記の目的を達成するために、本発明のディジタルデータ記録装置および記録再生装置では以下のような技術手段を採用する。
データを一時的に記憶する記憶手段と、該データのスクランブルを行うスクランブル手段と、スクランブルが行われたデータに誤り訂正符号を付加する誤り訂正符号付加手段と、誤り訂正が付加されたデータを変調する変調手段とを有する。
前記記憶手段として、データのバッファリングを行う第1のメモリと、前記誤り訂正符号付加手段により生成した誤り訂正符号の記憶あるいはデータのインタリーブを行う第2のメモリと、前記第1と第2のメモリ間のデータ転送を行う転送手段を備える。
DVDのように誤り訂正符号を2重に付加する場合には、外部から入力されたデータにスクランブルを施して一旦前記第1のメモリに記憶し、前記第1のメモリからデータを読み出して第1の誤り訂正符号付加を行うと同時に第2の誤り訂正符号を前記第2のメモリ上に生成し、生成した第2の誤り訂正符号を前記第1のメモリに転送し、前記第1のメモリから読み出したデータと誤り訂正符号を変調して前記記録媒体に記録する。
BDのように誤り訂正符号の付加とインタリーブを行う場合には、外部から入力されたデータにスクランブルを施して一旦前記第1のメモリに記憶し、前記第1のメモリからデータを読み出して誤り訂正符号付加を行い、前記第1のメモリからデータを読み出して前記第2のメモリ上でインタリーブを行い、変調して前記記録媒体に記録する。
さらに、データを復調する復調手段と、復調したデータの誤りを訂正する誤り訂正手段と、誤り訂正が行われたデータのデスクランブルを行うデスクランブル手段とを有し、前記記憶手段としての前記第2のメモリは、データのデインタリーブを行う。
DVDのように誤り訂正符号を2重に付加されたデータを再生する場合には、前記記録媒体から再生されたデータを復調して一旦前記第1のメモリに記憶し、前記第1のメモリからデータを読み出して第1の誤り訂正と第2の誤り訂正を行い、誤り訂正が行われたデータにデスクランブルを施して外部に出力する。
BDのように誤り訂正符号の付加とインタリーブが施されたデータを再生する場合には、前記記録媒体から再生されたデータに前記第2のメモリ上でデインタリーブを行い一旦前記第1のメモリに記憶し、前記第1のメモリからデータを読み出して誤り訂正を行い、誤り訂正が行われたデータにデスクランブルを施して外部に出力する。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
本発明によれば、異なるメディアの信号処理においてメモリの共用化を図り、メモリを効率よく使用することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
以下、本発明を、データにスクランブルを施して誤り訂正符号を付加し、変調して記録媒体にデータを記録するディジタルデータ記録装置としての、DVDおよびBD記録装置に適用した場合の第1、第2、第3の実施例と、データにスクランブルを施して誤り訂正符号を付加し、変調して記録媒体にデータを記録し、該記録媒体からデータを再生するディジタルデータ記録再生装置としての、DVDおよびBD記録再生装置に適用した場合の第4の実施例とを説明する。
図1は、本発明の第1の実施例であるDVDおよびBD記録装置の構成を示すブロック図である。
第1の実施例であるDVDおよびBD記録装置は、ATAPI回路1、DVDスクランブル(SCR)回路2、BDスクランブル回路3、DRAM4、DVD誤り訂正符号付加(ECC)回路5、SRAM6、BD誤り訂正符号付加回路7、DVD変調(MOD)回路8、光ピックアップ(PU)9、BDインタリーブ(INTLV)回路10、BD変調回路11、光ディスク12等から構成される。
ATAPI回路1は、ホストコンピュータからDVDスクランブル回路2またはBDスクランブル回路3にデータを送る。DVDスクランブル回路2は、ATAPI回路1からDRAM4にデータを転送する際にデータのスクランブルを行う。BDスクランブル回路3は、ATAPI回路1からDRAM4にデータを転送する際にデータのスクランブルを行う。DRAM4は、データのバッファリングを行う。DVD誤り訂正符号付加回路5は、DRAM4からPI系列単位にデータを読み出してDRAM4上にPI符号を付加すると同時に、PO符号のシンドローム演算を行いSRAM6上にPO符号を生成する。SRAM6は、PO符号の記憶、またはインタリーブに使用する。
BD誤り訂正符号付加回路7は、DRAM4から誤り訂正系列単位にデータを読み出してDRAM4上に誤り訂正符号を付加する。DVD変調回路8は、DRAM4から送られたデータおよび誤り訂正符号を8/16変調して光ピックアップ9に送る。BDインタリーブ回路10は、DRAM4から送られたデータおよび誤り訂正符号をSRAM6上でインタリーブしてBD変調回路11に送る。BD変調回路11は、BDインタリーブ回路10から送られたデータおよび誤り訂正符号を1−7PP変調して光ピックアップ9に送る。光ピックアップ9は、DVD変調回路8から送られた8/16変調データまたはBD変調回路11から送られた1−7PP変調データを光ディスク12に記録する。なお、SRAM6は1ブロックのPO符号分の容量があれば良い。
DVDに記録する場合、ATAPI回路1を介してホストコンピュータから送られたデータはまずDVDスクランブル回路2でスクランブルが行われた後、DRAM4に格納される。DRAM4に格納されたデータはPI系列単位でDVD誤り訂正符号付加回路5に読み込まれ、DRAM4上にPI符号を書き込むと同時にPO符号のシンドローム演算を行いSRAM6上にシンドローム演算結果を書き込む。SRAM6上のシンドローム演算結果はPIの1系列が読み込まれる毎に全て書き替わり、最終系列が読み込まれた時にPO符号となる。PO符号生成が完了したらSRAM6からDRAM4にPO符号が転送され、DRAM4上にPO符号が書き込まれる。DRAM4のデータと誤り訂正符号はDVD変調回路8で8/16変調され、光ピックアップ9を介して光ディスク12に記録される。
BDに記録する場合、ATAPI回路1を介してホストコンピュータから送られたデータはまずBDスクランブル回路3でスクランブルが行われた後、DRAM4に格納される。DRAM4に格納されたデータは誤り訂正系列単位でBD誤り訂正符号付加回路7に読み込まれ、DRAM4上に誤り訂正符号が書き込まれる。DRAM4のデータと誤り訂正符号はBDインタリーブ回路10に送られ、SRAM6上でインタリーブが行われてBD変調回路11に送られる。次にBD変調回路11で1−7PP変調され、光ピックアップ9を介して光ディスク12に記録される。
図2は、本発明の第1の実施例であるDVDおよびBD記録装置のDVD記録動作を示すタイミングチャートである。
ホストコンピュータから送られたデータはスクランブルが行われてブロック0、1、2、…と順次DRAM4に格納される。ブロック0のデータ格納が終了したらDRAM4上にPI符号が付加され、同時にSRAM6上でPO符号生成が行われる。ブロック0のPI符号付加とPO符号生成が終了したらPO符号はSRAM6から読み出されてDRAM4に転送される。ブロック0のPO符号がDRAM4に転送されたら、ブロック0のデータと誤り訂正符号は変調されて光ディスク12に記録される。また、ブロック1、2、…のデータについてもスクランブルが行われてDRAM4に格納された時点でDRAM4上にPI符号が付加され、同時にSRAM6上でPO符号生成が行われる。各々のPI符号付加とPO符号生成が終了したらPO符号はSRAM6から読み出されてDRAM4に転送される。DRAM4に転送されたブロック1、2、…のデータと誤り訂正符号は変調されて光ディスク12に記録される。
図3は、本発明の第1の実施例であるDVDおよびBD記録装置のBD記録動作を示すタイミングチャートである。
ホストコンピュータから送られたデータはスクランブルが行われてブロック0、1、2、…と順次DRAM4に格納される。ブロック0のデータ格納が終了したらDRAM4上に誤り訂正符号が付加される。ブロック0の誤り訂正符号付加が終了したら、ブロック0のデータと誤り訂正符号はSRAM6上でインタリーブが行われ、変調されて光ディスク12に記録される。また、ブロック1、2、…のデータについてもスクランブルが行われてDRAM4に格納された時点でDRAM4上に誤り訂正符号が付加される。各々の誤り訂正符号付加が終了したら、ブロック1、2、…のデータと誤り訂正符号はSRAM6上でインタリーブが行われ、変調されて光ディスク12に記録される。
以上の構成により本発明の第1の実施例では、ホストコンピュータから送られたデータはスクランブルが行われて順次DRAM4に格納され、第1の誤り訂正符号付加、第2の誤り訂正符号付加またはインタリーブ、変調を施されて光ディスク12に記録される。第2の誤り訂正符号付加とインタリーブを共通のSRAM6上で行い、メモリの共有化を図ることができる。
図4は、本発明の第2の実施例であるDVDおよびBD記録装置の構成を示すブロック図である。
第2の実施例であるDVDおよびBD記録装置は、前記第1の実施例に対して、DVD/BDスクランブル回路13、DVD/BD変調回路14、光ピックアップ15が異なり、他は同様である。
DVD/BDスクランブル回路13は、ATAPI回路1からDRAM4にデータを転送する際にデータのスクランブルを行う。スクランブルはDVDとBDに切り替えることができる。DVD/BD変調回路14は、DRAM4から送られたデータおよび誤り訂正符号を8/16変調または1−7PP変調して光ピックアップ15に送る。変調はDVDとBDで8/16と1−7PPに切り替えることができる。
DVDに記録する場合、ATAPI回路1を介してホストコンピュータから送られたデータはまずDVD/BDスクランブル回路13でスクランブルが行われた後、DRAM4に格納される。DRAM4に格納されたデータはPI系列単位でDVD誤り訂正符号付加回路5に読み込まれ、DRAM4上にPI符号を書き込むと同時にPO符号のシンドローム演算を行い、SRAM6上にシンドローム演算結果を書き込む。SRAM6上のシンドローム演算結果はPIの1系列が読み込まれる毎に全て書き替わり、最終系列が読み込まれた時にPO符号となる。PO符号生成が完了したらSRAM6からDRAM4にPO符号が転送され、DRAM4上にPO符号が書き込まれる。DRAM4のデータと誤り訂正符号はDVD/BD変調回路14で8/16変調され、光ピックアップ15を介して光ディスク12に記録される。
BDに記録する場合、ATAPI回路1を介してホストコンピュータから送られたデータはまずDVD/BDスクランブル回路13でスクランブルが行われた後、DRAM4に格納される。DRAM4に格納されたデータは誤り訂正系列単位でBD誤り訂正符号付加回路7に読み込まれ、DRAM4上に誤り訂正符号が書き込まれる。DRAM4のデータと誤り訂正符号はBDインタリーブ回路10に送られ、SRAM6上でインタリーブが行われてDVD/BD変調回路14に送られる。次にDVD/BD変調回路14で1−7PP変調され、光ピックアップ15を介して光ディスク12に記録される。
以上の構成により本発明の第2の実施例では、ホストコンピュータから送られたデータはスクランブルが行われて順次DRAM4に格納され、第1の誤り訂正符号付加、第2の誤り訂正符号付加またはインタリーブ、変調を施されて光ディスク12に記録される。第2の誤り訂正符号付加とインタリーブを共通のSRAM6上で行い、メモリの共有化を図ることができる。さらに、スクランブル回路と変調回路をDVD/BD共有としており、前記第1の実施例に比べて回路の低減を図ることができる。
図5は、本発明の第3の実施例であるDVDおよびBD記録装置の構成を示すブロック図である。
第3の実施例であるDVDおよびBD記録装置は、前記第2の実施例に対して、DVD/BD誤り訂正符号付加回路16が異なり、他は同様である。
DVD/BD誤り訂正符号付加回路16は、DRAM4からPI系列単位にデータを読み出してDRAM4上にPI符号を付加すると同時に、PO符号のシンドローム演算を行いSRAM6上にPO符号を生成する。または、DRAM4から誤り訂正系列単位にデータを読み出してDRAM4上にBDの誤り訂正符号を付加する。
DVDに記録する場合、ATAPI回路1を介してホストコンピュータから送られたデータはまずDVD/BDスクランブル回路13でスクランブルが行われた後、DRAM4に格納される。DRAM4に格納されたデータはPI系列単位でDVD/BD誤り訂正符号付加回路16に読み込まれ、DRAM4上にPI符号を書き込むと同時にPO符号のシンドローム演算を行い、SRAM6上にシンドローム演算結果を書き込む。SRAM6上のシンドローム演算結果はPIの1系列が読み込まれる毎に全て書き替わり、最終系列が読み込まれた時にPO符号となる。PO符号生成が完了したらSRAM6からDRAM4にPO符号が転送され、DRAM4上にPO符号が書き込まれる。DRAM4のデータと誤り訂正符号はDVD/BD変調回路14で8/16変調され、光ピックアップ15を介して光ディスク12に記録される。
BDに記録する場合、ATAPI回路1を介してホストコンピュータから送られたデータはまずDVD/BDスクランブル回路13でスクランブルが行われた後、DRAM4に格納される。DRAM4に格納されたデータは誤り訂正系列単位でDVD/BD誤り訂正符号付加回路16に読み込まれ、DRAM4上に誤り訂正符号が書き込まれる。DRAM4のデータと誤り訂正符号はBDインタリーブ回路10に送られ、SRAM6上でインタリーブが行われてDVD/BD変調回路14に送られる。次にDVD/BD変調回路14で1−7PP変調され、光ピックアップ15を介して光ディスク12に記録される。
以上の構成により本発明の第3の実施例では、ホストコンピュータから送られたデータはスクランブルが行われて順次DRAM4に格納され、第1の誤り訂正符号付加、第2の誤り訂正符号付加またはインタリーブ、変調を施されて光ディスク12に記録される。第2の誤り訂正符号付加とインタリーブを共通のSRAM6上で行い、メモリの共有化を図ることができる。さらに、スクランブル回路と変調回路、および誤り符号付加回路をDVD/BD共有としており、前記第1、第2の実施例に比べて回路の低減を図ることができる。
図6は、本発明の第4の実施例であるDVDおよびBD記録再生装置の構成を示すブロック図である。
第4の実施例であるDVDおよびBD記録再生装置は、前記第1、第2、第3の実施例とは異なり、記録機能と再生機能とを兼ね備えた装置である。
第4の実施例であるDVDおよびBD記録再生装置は、DRAM4、SRAM6、BDインタリーブ回路10、光ディスク12、DVD/BD変調回路14、光ピックアップ17、プリアンプ(Pre−AMP)回路18、DVD/BD復調(DEMOD)回路19、BDデインタリーブ(DEINTLV)回路20、DVD/BD誤り訂正符号付加および誤り訂正回路21、DVD/BDデスクランブル(DESCR)回路22、ATAPI回路23等から構成される。
プリアンプ回路18は、光ピックアップ17から出力された再生信号を増幅してDVD/BD復調回路19に送る。DVD/BD復調回路19は、プリアンプ回路18で増幅された再生信号を8/16復調または1−7PP復調してDRAM4またはBDデインタリーブ回路20に送る。復調はDVDとBDで8/16と1−7PPに切り替えることができる。BDデインタリーブ回路20は、DVD/BD復調回路19で1−7PP復調されたデータのインタリーブを解く。
DVD/BD誤り訂正符号付加および誤り訂正回路21は、DVD記録時にはDRAM4からPI系列単位にデータを読み出してDRAM4上にPI符号を付加すると同時に、PO符号のシンドローム演算を行いSRAM6上にPO符号を生成する。BD記録時にはDRAM4から誤り訂正系列単位にデータを読み出してDRAM4上にBDの誤り訂正符号を付加する。DVD再生時にはDRAM4からPI系列単位、PO系列単位にデータを読み出して誤り訂正を行う。BD再生時にはDRAM4から誤り訂正系列単位にデータを読み出して誤り訂正を行う。
DVD/BDデスクランブル回路22は、DRAM4のデータのスクランブルを解きATAPI回路23に送る。ATAPI回路23は、ホストコンピュータから送られたデータをDVD/BDスクランブル回路13に送る。あるいはDVD/BDデスクランブル回路22から送られたデータをホストコンピュータに送る。
DVDに記録する場合、ATAPI回路23を介してホストコンピュータから送られたデータはまずDVD/BDスクランブル回路13でスクランブルが行われた後、DRAM4に格納される。DRAM4に格納されたデータはPI系列単位でDVD/BD誤り訂正符号付加および誤り訂正回路21に読み込まれ、DRAM4上にPI符号を書き込むと同時にPO符号のシンドローム演算を行いSRAM6上にシンドローム演算結果を書き込む。SRAM6上のシンドローム演算結果はPIの1系列が読み込まれる毎に全て書き替わり、最終系列が読み込まれた時にPO符号となる。PO符号生成が完了したらSRAM6からDRAM4にPO符号が転送され、DRAM4上にPO符号が書き込まれる。DRAM4のデータと誤り訂正符号はDVD/BD変調回路14で8/16変調され、光ピックアップ17を介して光ディスク12に記録される。
BDに記録する場合、ATAPI回路23を介してホストコンピュータから送られたデータはまずDVD/BDスクランブル回路13でスクランブルが行われた後、DRAM4に格納される。DRAM4に格納されたデータは誤り訂正系列単位でDVD/BD誤り訂正符号付加および誤り訂正回路21に読み込まれ、DRAM4上に誤り訂正符号が書き込まれる。DRAM4のデータと誤り訂正符号はBDインタリーブ回路10に送られ、SRAM6上でインタリーブが行われてDVD/BD変調回路14に送られる。次にDVD/BD変調回路14で1−7PP変調され、光ピックアップ17を介して光ディスク12に記録される。
DVDを再生する場合、光ピックアップ17を介して光ディスク12から再生した再生信号はプリアンプ回路18で増幅されてDVD/BD復調回路19に送られ、8/16復調されてDRAM4に格納される。次にDRAM4からPI系列単位にデータを読み出されて誤り訂正が行われ、続いてPO系列単位にデータを読み出して誤り訂正が行われる。誤り訂正が完了したデータはDVD/BDデスクランブル回路22でスクランブルが解かれてATAPI回路23を介してホストコンピュータに送られる。
BDを再生する場合、光ピックアップ17を介して光ディスク12から再生した再生信号はプリアンプ回路18で増幅されてDVD/BD復調回路19に送られ、1−7PP復調されてBDデインタリーブ回路20に送られる。BDデインタリーブ回路20に送られた1−7PP復調データはSRAM6上でインタリーブが解かれ、DRAM4に格納される。次にDRAM4から誤り訂正系列単位にデータを読み出されて誤り訂正が行われる。誤り訂正が完了したデータはDVD/BDデスクランブル回路22でスクランブルが解かれてATAPI回路23を介してホストコンピュータに送られる。
以上の構成により本発明の第4の実施例では、ホストコンピュータから送られたデータはスクランブルが行われて順次DRAM4に格納され、第1の誤り訂正符号付加、第2の誤り訂正符号付加またはインタリーブ、変調を施されて光ディスク12に記録される。また、光ディスク12から再生したデータは復調されて順次DRAM4に格納される。または復調されてインタリーブが解かれてから順次DRAM4に格納される。DRAM4に格納されたデータは誤り訂正が行われ、スクランブルが解かれてホストコンピュータに送られる。第2の誤り訂正符号付加とインタリーブ、デインタリーブを共通のSRAM6上で行い、メモリの共有化を図ることができる。
なお、上記各実施例では、本発明をDVD/BD記録装置あるいは記録再生装置に適用した場合を例として説明したが、本発明は上記各実施例に限定されるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲で種々に変形して実施することができるものである。
本発明は、メモリを使ったディジタルデータ記録装置および記録再生装置に関し、特にDVDおよびBD記録装置やDVDおよびBD記録再生装置に適用して好適である。
1…ATAPI回路、2…DVDスクランブル回路、3…BDスクランブル回路、4…DRAM、5…DVD誤り訂正符号付加回路、6…SRAM、7…BD誤り訂正符号付加回路、8…DVD変調回路、9…光ピックアップ、10…BDインタリーブ回路、11…BD変調回路、12…光ディスク、13…DVD/BDスクランブル回路、14…DVD/BD変調回路、15…光ピックアップ、16…DVD/BD誤り訂正符号付加回路、17…光ピックアップ、18…プリアンプ回路、19…DVD/BD復調回路、20…BDデインタリーブ回路、21…DVD/BD誤り訂正符号付加および誤り訂正回路、22…DVD/BDデスクランブル回路、23…ATAPI回路。
Claims (3)
- データにスクランブルを施して誤り訂正符号を付加し、変調して記録媒体にデータを記録するディジタルデータ記録装置であって、
データを一時的に記憶する記憶手段と、該データのスクランブルを行うスクランブル手段と、スクランブルが行われたデータに誤り訂正符号を付加する誤り訂正符号付加手段と、誤り訂正が付加されたデータを変調する変調手段とを有し、
前記記憶手段として、データのバッファリングを行う第1のメモリと、前記誤り訂正符号付加手段により生成した誤り訂正符号を記憶する第2のメモリと、前記第1と第2のメモリ間のデータ転送を行う転送手段とを備え、
外部から入力されたデータにスクランブルを施して一旦前記第1のメモリに記憶し、前記第1のメモリからデータを読み出して第1の誤り訂正符号付加を行うと同時に第2の誤り訂正符号を前記第2のメモリ上に生成し、生成した第2の誤り訂正符号を前記第1のメモリに転送し、前記第1のメモリから読み出したデータと誤り訂正符号を変調して前記記録媒体に記録することを特徴とするディジタルデータ記録装置。 - データにスクランブルを施して誤り訂正符号を付加し、変調して記録媒体にデータを記録するディジタルデータ記録装置であって、
データを一時的に記憶する記憶手段と、該データのスクランブルを行うスクランブル手段と、スクランブルが行われたデータに誤り訂正符号を付加する誤り訂正符号付加手段と、誤り訂正が付加されたデータを変調する変調手段とを有し、
前記記憶手段として、データのバッファリングを行う第1のメモリと、前記誤り訂正符号付加手段により生成した誤り訂正符号の記憶あるいはデータのインタリーブを行う第2のメモリと、前記第1と第2のメモリ間のデータ転送を行う転送手段とを備え、
誤り訂正符号を2重に付加する場合には、外部から入力されたデータにスクランブルを施して一旦前記第1のメモリに記憶し、前記第1のメモリからデータを読み出して第1の誤り訂正符号付加を行うと同時に第2の誤り訂正符号を前記第2のメモリ上に生成し、生成した第2の誤り訂正符号を前記第1のメモリに転送し、前記第1のメモリから読み出したデータと誤り訂正符号を変調して前記記録媒体に記録し、
誤り訂正符号の付加とインタリーブを行う場合には、外部から入力されたデータにスクランブルを施して一旦前記第1のメモリに記憶し、前記第1のメモリからデータを読み出して誤り訂正符号付加を行い、前記第1のメモリからデータと誤り訂正符号を読み出して前記第2のメモリ上でインタリーブを行い、変調して前記記録媒体に記録することを特徴とするディジタルデータ記録装置。 - データにスクランブルを施して誤り訂正符号を付加し、変調して記録媒体にデータを記録し、該記録媒体からデータを再生するディジタルデータ記録再生装置であって、
データを一時的に記憶する記憶手段と、該データのスクランブルを行うスクランブル手段と、スクランブルが行われたデータに誤り訂正符号を付加する誤り訂正符号付加手段と、誤り訂正が付加されたデータを変調する変調手段と、データを復調する復調手段と、復調したデータの誤りを訂正する誤り訂正手段と、誤り訂正が行われたデータのデスクランブルを行うデスクランブル手段とを有し、
前記記憶手段として、データのバッファリングを行う第1のメモリと、記録時には前記誤り訂正符号付加手段により生成した誤り訂正符号の記憶あるいはデータのインタリーブを行い、再生時にはデータのデインタリーブを行う第2のメモリと、前記第1と第2のメモリ間のデータ転送を行う転送手段とを備え、
誤り訂正符号を2重に付加して記録する場合には、外部から入力されたデータにスクランブルを施して一旦前記第1のメモリに記憶し、前記第1のメモリからデータを読み出して第1の誤り訂正符号付加を行うと同時に第2の誤り訂正符号を前記第2のメモリ上に生成し、生成した第2の誤り訂正符号を前記第1のメモリに転送し、前記第1のメモリから読み出したデータと誤り訂正符号を変調して前記記録媒体に記録し、
誤り訂正符号の付加とインタリーブを行い記録する場合には、外部から入力されたデータにスクランブルを施して一旦前記第1のメモリに記憶し、前記第1のメモリからデータを読み出して誤り訂正符号付加を行い、前記第1のメモリからデータを読み出して前記第2のメモリ上でインタリーブを行い、変調して前記記録媒体に記録し、
誤り訂正符号を2重に付加されたデータを再生する場合には、前記記録媒体から再生されたデータを復調して一旦前記第1のメモリに記憶し、前記第1のメモリからデータを読み出して第1の誤り訂正と第2の誤り訂正を行い、誤り訂正が行われたデータにデスクランブルを施して外部に出力し、
誤り訂正符号の付加とインタリーブが施されたデータを再生する場合には、前記記録媒体から再生されたデータに前記第2のメモリ上でデインタリーブを行い一旦前記第1のメモリに記憶し、前記第1のメモリからデータを読み出して誤り訂正を行い、誤り訂正が行われたデータにデスクランブルを施して外部に出力することを特徴とするディジタルデータ記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004353094A JP2006164377A (ja) | 2004-12-06 | 2004-12-06 | ディジタルデータ記録装置および記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004353094A JP2006164377A (ja) | 2004-12-06 | 2004-12-06 | ディジタルデータ記録装置および記録再生装置 |
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JP2006164377A true JP2006164377A (ja) | 2006-06-22 |
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ID=36666211
Family Applications (1)
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JP (1) | JP2006164377A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008159109A (ja) * | 2006-12-21 | 2008-07-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | データ転送装置 |
-
2004
- 2004-12-06 JP JP2004353094A patent/JP2006164377A/ja active Pending
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JP2008159109A (ja) * | 2006-12-21 | 2008-07-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | データ転送装置 |
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