JP2002229743A - ディスク記録再生装置及び記録再生方法 - Google Patents

ディスク記録再生装置及び記録再生方法

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JP2002229743A
JP2002229743A JP2001027634A JP2001027634A JP2002229743A JP 2002229743 A JP2002229743 A JP 2002229743A JP 2001027634 A JP2001027634 A JP 2001027634A JP 2001027634 A JP2001027634 A JP 2001027634A JP 2002229743 A JP2002229743 A JP 2002229743A
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JP2001027634A
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Kenji Akaboshi
健司 赤星
Masayuki Hirabayashi
正幸 平林
Masakazu Ikeda
政和 池田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】一時記憶手段へのアクセス回数を減らし高転送
レートでのディスクへの記録を実現する。また、無駄な
処理を行わずに、マイコンから任意の著作権管理情報の
付加やデータ繋ぎ情報を書き換え可能とする。 【解決手段】前記第1の課題は、スクランブル処理手段
を一時記憶手段とホストI/F制御手段との間に置き、ホ
ストから入力されたメインデータをスクランブル処理し
ながら一時記憶手段に格納することで達成される。ま
た、前記第2の課題は、一時記憶手段に格納されている
スクランブルデータに対して、誤り訂正符号やデータ識
別子誤り検出符号、セクタ誤り検出符号の演算や付加を
行う前に著作権管理情報の付加やデータ繋ぎ情報の書き
換えを行うことで達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学式ディスク等
のメディアへ記録またはメディアから再生を行う記録再
生装置に係る。
【0002】
【従来の技術】現在の代表的な光ディスク装置としてCD
(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)が挙げ
られる。中でもDVDは再生専用のDVD−ROM(DVD Read−On
ly Memory)の他に記録可能なものとして、DVD−R(DVD R
ecordable)、DVD−RAM(DVD Random Access Memory)等が
登場している。このことは「麻倉怜士著、DVD−RAM革
命、1999年3月31日オーム社発行」にも述べられてい
る。
【0003】また、そのようなディジタルデータがその
まま記録できる媒体は、アナログ記録媒体のフォーマッ
トとは異なり、オリジナルデータの著作権保護が考慮さ
れたフォーマット構成になっている。その著作権保護が
考慮されたフォーマットの一部分として著作権管理情報
CPR_MAI(Copyright Management Infomation)があり、こ
のことは「DVD Specifications for Read−Only Disc p
art1 PHYSICAL SPECIFICATIONS」にも述べられている。
【0004】また、DVD−RやDVD−RWに代表される追記
可能な媒体において、前回記録した場所から追記して記
録を行うために必要なビットがID領域の中のデータ繋ぎ
情報DataTypeビットであり、このことは「DVD Specific
ations for Recoedable Discfor General part1 PHYSIC
AL SPECIFICATIONS」にも述べられている。
【0005】このような様々な種類の光ディスクを記録
再生するため、1台のDVD−RAMドライブでDVD−RAMへの
記録だけではなく、DVD−ROMやCD−ROMのデータ読み出
しもサポートするドライブが既に登場しており、今後上
記機能も加えてDVD−Rへの書き込み機能もサポートする
ドライブの登場も予想される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前出のDVD−ROMのよう
な大容量メディアの再生を行う場合、ディスクに記録さ
れた大容量のデータを高転送レートで再生しなければな
らないため、特開平10−261263号公報で開示されている
ように、一時記憶手段へのアクセス回数を減らすことが
課題となる。従って、大容量のDVD−RAMへの記録を行う
場合も、高転送レートでのディスクの記録が求められて
おり、一時記憶手段へのアクセス回数を減らすことが課
題となる。更に、全体を統括するマイコンからの一時記
憶手段へのアクセスを考えた場合、再生系と記録系で一
時記憶手段に記録されているデータ記録形式が異なる
と、データの読み出し方法が異なることになり、マイコ
ンに負担がかかることになる。以上より、一時記憶手段
へのアクセス回数を減らし、かつ再生系と記録系で一時
記憶手段へ記録されているデータフォーマットを同一に
することを第一の課題とする。
【0007】またDVD−RやDVD−RWにデータを記録する
場合、前出のCPR_MAIやDataType等を書き換える必要が
生じる可能性がある。またホストからのメインデータに
対しては、誤り訂正符号とデータ識別子IDの誤り検出符
号IED(Identifier data ErrorDetection code)やセクタ
単位での誤り検出符号EDC(Error Detection Code)の演
算と付加を行う必要がある。CPR_MAIやDataTypeの書き
換え、IEDとEDCの演算、付加等を実行する順番によって
は、マイコンがCPR_MAIやDataTypeを任意の値に書き換
えができなかったり、無駄な誤り訂正符号演算や、IED
/EDCの演算を行う可能性があるため、効率良くCPR_MAI
やDataTypeの書き換えと、誤り訂正符号とEDC演算と付
加を行う必要がある。以上より、マイコンからのCPR_MA
IやDataTypeの任意の値の書き換えを可能にし、効率よ
く誤り訂正符号演算とIED、EDCの演算と付加を行い、DV
D−RやDVD−RW等の記録可能な媒体に対応することを第
二の課題とする。
【0008】以上、様々な種類の光ディスクの記録再生
を1つのシステム構成で対応することで生じる問題点を
解決するために、一時記憶手段へのアクセス回数を減ら
すことで高転送レートでのディスクへの記録を実現し、
マイコンからメインデータ以外のCPR_MAIやDataType等
を任意の値に書き換えを行うことで、効率よく誤り訂正
符号演算とIED、EDCの演算と付加を行い、DVD−RやDVD
−RW等の記録可能な媒体に対応することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明ではホストから入
力される、ディスクへ記録するためのデータを一時的に
一時記憶手段に記憶させる手段を有するディスク記録再
生装置において、ホストから入力された入力データをそ
のまま一時記憶手段に記録せずに、スクランブル処理を
施しながら一時記憶手段に記録することで、一時記憶手
段へのアクセス回数を減らす。また、一時記憶手段へデ
ータを記録してから誤り訂正符号やIED、EDCの演算を行
う前に、CPR_MAIの付加やDataTypeの書き換えを行うこ
とで、マイコンからの任意の値の書き換えを行い、無駄
な誤り訂正符号の演算や、IED、EDC演算を行うことを防
ぐ。
【0010】以上により、一時記憶手段へのアクセス回
数を減らし、高転送レートでのディスクへの記録を実現
し、マイコンからメインデータ以外のCPR_MAIやDataTyp
e等を任意の値に書き換えを行い、効率よく誤り訂正符
号演算とIED、EDCの演算と付加を行い、DVD−RやDVD−R
W等の記録可能な媒体に対応する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を用
いて説明する。
【0012】図1は本発明の第1の実施例に関る記録再
生装置の構成を示すブロック図である。ここではディス
クへディジタルデータを記録する場合を考察し、以下図
面を用いて説明する。
【0013】同図において101は記録再生装置と接続さ
れるPC(PersonalComputer)等のホストであり、102はホ
スト101とのデータ通信規約に基づき、データ通信を制
御するホストI/F制御手段である。103はスクランブル
処理がされていないデータにスクランブル処理を行うス
クランブル処理手段であり、114はホストI/Fからのデ
ータに対して、ID/IED及び仮のCPR_MAI、仮のEDCを付
加する手段であり、104はスクランブル処理されたデー
タを一時記憶しておく一時記憶手段である。この一時記
憶手段104を制御するのが一時記憶手段制御手段105であ
り、マイコン106は各制御手段を制御する。107はスクラ
ンブルデータが一時記憶手段104へ格納されたことを知
らせる通知信号であり、108はIED/EDC書き換え手段、1
09は誤り訂正符号付加手段である。110は一時記憶手段
から読み出したディジタルデータの変調を行う変復調手
段であり、111は光学式ディスク112へディジタルデータ
を書き込むためのピックアップ、112はディジタルデー
タが記録可能な光学式ディスク等のメディアである。ま
た113はディスク112からディジタルデータを再生する場
合に使用されるデスクランブル処理手段である。
【0014】この実施例では図2、図3、図4で示され
るフォーマットに従ったデータが入力される場合を例に
して説明する。図2は1データセクタのデータ構造を示
したものである。図2において、ID201(4Byte)、IED202
(2Byte)、CPR_MAI203(6Byte)をメインデータ204の前に
付加した後、そのデータを172バイト単位に分割し1行と
し、各行を、1行ずつ12行順にならべて、12行で1データ
セクタ205を構成する。206はデータセクタの誤りを訂正
する誤り訂正符号EDCである。メインデータのみにスク
ランブル処理を施し、ID+IED+CPR_MAI+メインデータ+ED
Cで1データセクタを構成する。スクランブル処理とは、
ピックアップサーボ系が不安定となる固定パターンデー
タをなくすため、2kBのメインデータとM系列のランダム
データの排他的論理和(ExOR)をとる処理である。
【0015】図3はECCブロックのデータ構造を示した
ものである。図3において、PO301は、付加データ及
び、主データに付加された列方向の誤り訂正符号であ
り、PI302は、付加データ、主データ及び、 PO に付加
された行方向の誤り訂正符号である。連続する16個のデ
ータセクタを順に並べて、1ECCブロック303を構成す
る。
【0016】図4はPOに対してインターリーブ処理が行
われ、1データセクタ + PO(172Byte) + PI(13*10Byte)
で1 RecordingSector401を構成する。更に1 RecordingS
ectorに同期信号(SYNC)が付加され、1PhysicalSector40
2を構成し、各行ごとに8/16変調処理が施されたものが
1RecordingSignal403としてディスクに記録される。
【0017】以下、図1に示されるディスク記録再生装
置のディスクへの記録動作を入力より、順次説明する。
図1において、ここではホスト101はPC、データ通信規
約はATAPI(AT Attachment Packet Interface)を想定す
る。ホスト101(PC)から出力されたメインデータはATAPI
の通信規約に基づき、ホストI/F制御手段102とデータ
の受け渡しが行われる。スクランブル処理手段103のデ
ータ転送要求に基づき、ID/IEDと仮CPR_MAI/EDC付加
手段114にてIDが付加され、付加されたIDを元にIEDが付
加される。更に仮のCPR_MAIが付加され、付加されたCPR
_MAIを元にEDCが付加した後、スクランブル処理手段103
にてスクランブル処理が施される。ID、IED、CPR_MAI、
EDCが付加されスクランブル処理されたデータは一時記
憶手段104に格納され、格納されたことを示す信号107が
マイコンに通知される。マイコンは一時記憶手段104に
格納されているデータ中のIDやCPR_MAIを任意の値に書
き換える必要がある場合は、通知信号107を受信してか
ら、書き換える。IDやCPR_MAIを書き換えた場合は、IED
/EDC書き換え手段108にてIEDとEDCの再演算を行う必要
があるため、IEDとEDCの再演算が行われる。更に誤り訂
正符号付加手段109にて誤り訂正符号が付加される。最
後に変復調手段110にてSYNCコードの付加と8/16データ
変調が行われ、ピックアップ111を介して、ディスク112
へ記録される。
【0018】ここで、ホストから読み出したメインデー
タの一時記憶手段への格納方法として考えられるもう一
つの方法を図5に示し、説明を加える。図5と図1との
相違点は、ホストから読み出されたスクランブル処理が
施されていないメインデータが、図5の場合はスクラン
ブル処理されずにそのまま一時記憶手段に格納されるの
に対して、図1の場合はスクランブル処理されながら一
時記憶手段に格納される点である。ここでCPR_MAI付加
処理を行うまでに必要な、一時記憶手段へのアクセス回
数を比べてみる。
【0019】図5のようにスクランブル処理を行わずに
一時記憶手段へデータを格納する場合は、ホストI/F制
御手段が未スクランブルデータの書き込みで1回、スク
ランブル処理手段の読み出しで1回、スクランブル処理
手段の書き込みで1回の計3回が必要であるが、図1のよ
うにスクランブル処理を行いながら一時記憶手段へデー
タを格納する場合は、スクランブル処理後のデータの書
き込み1回のみで済む。これにより一時記憶手段へのア
クセス回数を減らすことが可能である。
【0020】続けて、マイコンからの一時記憶手段への
アクセスの容易さを考えてみる。
【0021】図1においてディスクの再生を行う場合を
考える。この実施例でもディスクの再生を行う場合は、
特開平10−261263号公報で開示されているように、デス
クランブル処理手段を一時記憶手段とホストI/F制御手
段との間に置き、一時記憶手段から読み出したデータを
デスクランブル処理した後は一時記憶手段に戻さず、そ
のまま出力することで一時記憶手段へのアクセス回数を
減らす方法をとる。従ってホストへ出力される直前に一
時記憶手段に格納されているデータはスクランブル処理
が施されているデータである。図5の場合を考える。ホ
ストI/Fから出力されたデータは直接、一時記憶手段へ
格納されるためスクランブル処理が施されていない状態
である。従って、一時記憶手段に格納されているデータ
の形式が再生系はスクランブル処理が施されていないデ
ータ、記録系はスクランブル処理が施されているデー
タ、と2つでデータの記録形式が異なることになり、マ
イコンはデータを読み出す方法を記録系と再生系で変え
る必要が生じる。
【0022】そこで、図1のようにスクランブル処理を
行いながら一時記憶手段へデータを格納すると、ホスト
へ出力される直前に一時記憶手段に格納されているデー
タはスクランブル処理が施されているデータとなる。従
って一時記憶手段に格納されている記録系、再生系とも
に、スクランブル処理が施されているデータとなり、2
つでデータの記録形式が同じで、マイコンはデータを読
み出す方法を記録系と再生系で変える必要がなく、同じ
処理手段を使用できるため、マイコンに負担をかけずに
済む。
【0023】以上、ホストからのデータをスクランブル
処理を行いながら一時記憶手段へデータを格納すること
により一時記憶手段へのアクセス回数を減らし高転送レ
ートでのディスクへの記録を実現し、記録系、再生系と
もに一時記憶手段に格納されているデータ形式を同じに
することでマイコンからのアクセスを容易にする。
【0024】次にCPR_MAIとDataTypeについて説明を加
える。最初にCPR_MAIの説明を行う。図6は1層構成のDV
Dの物理セクタのレイアウト例を示したものであり、DVD
のフォーマットは大きく分けて3つの領域に分けられて
いる。601のLead−in area、602のData area、603のLea
d−out areaの3つの領域である。CPR_MAIとは、著作権
管理情報のことであり、領域ごとに異なるフォーマット
で各セクタ毎にIDの後に付加されている。601のLead−i
n areaには図7の701で示されるフォーマットで記録さ
れており、地域管理情報等が含まれている。602のData
areaには図7の702で示されるフォーマットで記録され
ており、CPMはそのセクタに著作権情報が含まれている
か含まれていないかの情報、CP_SECはそのセクタが保護
システム用に特殊なデータ構造で構成されているかどう
かの情報、CGMSは制限なしのコピー、1世代のみのコピ
ー、コピー不可のいずれかの情報、で構成されている。
セクタ単位で管理が可能であるため、基本的にセクタ単
位でのCPR_MAIの書き換えが可能であり、必要に応じて
マイコンから任意にCPR_MAIを書き換えられると汎用性
が高くなる。
【0025】次にDataTypeの説明を行う。DataTypeは図
2のID201中に含まれており、DVD−RやDVD−RW等の記録
可能な媒体にデータの追記を行うために使用されるビッ
トである。図8はデータの繋ぎの例であり、セクタ801
が16セクタ集まり、1ECCブロック802を構成し、前回記
録アドレス803のアドレスまでデータが記録されてお
り、そのECCブロックの最終セクタ804までDataType=1
(図の斜線部分)となっており、次のECCブロックの先頭
セクタ805でデータの繋ぎが行われることを示してい
る。この情報を元にデータの追記が可能となる。
【0026】従って、このDataTypeもセクタ単位で管理
が可能であり、CPR_MAIと同様に基本的にセクタ単位で
のDataTypeの書き換えが可能となり、必要に応じてマイ
コンから任意にDataTypeを書き換えられると汎用性が高
くなる。
【0027】図1の記録再生装置の構成例において、一
時記憶手段制御手段からスクランブルデータが格納され
たことを知らせる通知信号107がマイコンに入力されな
い場合、スクランブルデータが格納されたことを検出す
ることができず、CPR_MAI及びDataTypeを書きえること
が出来ない。
【0028】また図9のように、CPR_MAI、DataType書
き換え手段901を設けて、メインデータにスクランブル
処理が施される前にCPR_MAI及びID中のDataTypeを直接
書き換えながら、スクランブル処理手段経由で一時記憶
手段へ出力する構成も考えられる。しかし、すべてのセ
クタのCPR_MAI及びDataTypeに対して同じ値、もしくは
インクリメント値などの値のみの書き換え可能で、マイ
コンから任意の値を書き換えることはできない。また図
1の実施例においてもスクランブル処理されたデータが
一時記憶手段へ格納された後、CPR_MAIやDataTypeを書
き換える前に誤り訂正符号やEDCの演算や付加を行う
と、CPR_MAIやDataTypeを書き換え後再度、誤り訂正符
号やEDCの演算や付加を行う必要があり、2回目の誤り訂
正符号やEDCの演算や付加は無駄な処理となる。
【0029】従って図1の構成をとり、誤り訂正符号や
EDCの演算や付加の前にCPR_MAIやDataTypeの書き換えを
行うことで無駄な処理を行わずに、マイコンから任意の
CPR_MAIやDataTypeを書き換え可能となる。
【0030】またマイコンで任意のCPR_MAIやDataType
を書き換えなくても図10のように、一時記憶手段制御
手段からスクランブルデータが格納されたことを知らせ
る通知信号107が、CPR_MAI、DataType書き換え手段901
に入力されれば、図1の構成と同じ効果が得られる。
【0031】またのこの実施例では、CPR_MAIとDataTyp
eに限定して話を進めたが、一時記憶手段に格納されて
いるすべてのデータがこの対象となるのは言うまでもな
い。
【0032】以上、本実施例ではスクランブル処理手段
を一時記憶手段とホストI/F制御手段との間に置き、ホ
ストから入力されたメインデータをスクランブル処理し
ながら一時記憶手段に格納することで一時記憶手段への
アクセス回数を減らし高転送レートでのディスクへの記
録を実現し、また一時記憶手段に格納されているスクラ
ンブルデータに対して、誤り訂正符号やEDCの演算や付
加を行う前にCPR_MAIやDataTypeの書き換えを行うこと
で無駄な処理を行わずに、マイコンから任意のCPR_MAI
やDataTypeを書き換え可能とした。
【0033】
【発明の効果】以上、本発明によればスクランブル処理
手段を一時記憶手段とホストI/F制御手段との間に置
き、ホストから入力されたメインデータをスクランブル
処理しながら一時記憶手段に格納することで一時記憶手
段へのアクセス回数を減らし高転送レートでのディスク
への記録を実現し、また一時記憶手段に格納されている
スクランブルデータに対して、誤り訂正符号やデータ識
別子誤り検出符号、セクタ誤り検出符号の演算や付加を
行う前に著作権管理情報の付加やデータ繋ぎ情報の書き
換えを行うことで無駄な処理を行わずに、マイコンから
任意の著作権管理情報の付加やデータ繋ぎ情報を書き換
え可能とした。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のホストからのデータがディスクへ記
録されるまでの機能ブロック図。
【図2】1データセクタのデータ構造を示す図。
【図3】1ECCブロックのデータ構造を示す図。
【図4】1データセクタのデータ構造の1行目の拡大図。
【図5】図1とは異なるホストからのデータがディスク
へ記録されるまでの機能ブロック図(その1)。
【図6】1層構成のDVDの物理セクタのレイアウト例を示
す図。
【図7】Lead−in areaのフォーマット例を示す図。
【図8】Data areaのフォーマット例を示す図。
【図9】図1とは異なるホストからのデータがディスク
へ記録されるまでの機能ブロック図(その2)。
【図10】図1とは異なるホストからのデータがディス
クへ記録されるまでの機能ブロック図(その3)。
【符号の説明】
101・・・PC等のホスト、102・・・ホストI/F制御手
段、103・・・スクランブル処理手段、104・・・一時記
憶手段、105・・・一時記憶手段制御手段、106・・・マ
イコン、107・・・通知信号、108・・・IED/EDC書き換
え手段、109・・・誤り訂正符号付加手段、110・・・変
復調手段、111・・・ピックアップ、112・・・光学式デ
ィスク等のメディア、113・・・デスクランブル処理手
段、114・・・ID/EDC、仮CPR_MAI/EDC付加手段、201
・・・ID、202・・・IED、203・・・CPR_MAI、204・・
・メインデータ、205・・・1データセクタ、206・・・
誤り訂正符号EDC、301・・・列方向の誤り訂正符号、30
2・・・行方向の誤り訂正符号、303・・・1ECCブロッ
ク、401・・・1 RecordingSector、402・・・1Physical
Sector、403・・・1RecordingSignal、601・・・Lead−
in area、602・・・Data area、603・・・Lead−out ar
ea、701・・・Lead−in−areaのフォーマット構成、702
・・・Data−areaのフォーマット構成、801・・・1セク
タ、802・・・1ECCブロック、803・・・前回記録アドレ
ス、804・・・ECCブロックの最終セクタ、805・・・次
のECCブロックの先頭セクタ、1001・・・IED、CPR_MAI
書き換え手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 政和 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 Fターム(参考) 5B018 GA02 HA14 MA16 QA15 5B065 BA03 EA03 5D044 BC04 CC04 DE17 DE48 EF03 EF05 GK17

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 n(n;自然数)バイトのメインデータの先
    頭に、 データの追記を行うためのデータ繋ぎ情報を含むデータ
    識別子、データ識別子の誤りを検出するデータ識別子誤
    り検出符号、著作権管理情報を付加し、 メインデータの末尾にセクタの誤りを検出するセクタ誤
    り検出符号を付加したものを1セクタとし、メインデー
    タのみにスクランブル処理を施したデータに対して データ変調処理を行った後ディスクに記録するディスク
    記録再生装置であり、 変復調する手段、一時的に記憶する手段、一時記憶手段
    を制御する手段、誤り訂正符号を付加する手段、データ
    識別子/データ識別子誤り検出符号と仮著作権管理情報
    /セクタ誤り検出符号付加手段、 データ識別子誤り検出符号/セクタ誤り検出符号書き換
    え手段、 スクランブル処理手段、デスクランブル処理手段、ホス
    トI/F制御手段、前出の各手段を制御するマイコンを有
    するディスク記録再生装置において、 前記スクランブル処理手段は、ホストI/F制御手段から
    データ読み出しを行う入力口を有し、一時記憶手段へデ
    ータ書き込みを行うな出力口を有することを特徴とする
    ディスク記録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のディスク記録再生装置で
    あって前記の一時記憶手段を制御する手段は、 スクランブル処理されたデータが書き込みされたことを
    検出する手段を有し、検出結果を他の処理手段へ通知す
    る手段を有することを特徴とするディスク記録再生装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のディスク記録再生装置で
    あって前記のマイコンは、 請求項2記載の検出結果を他の処理手段へ通知する手段
    からの出力信号を読み出しを行う入力口を有し、一時記
    憶手段に格納されているデータ識別子中のデータ繋ぎ情
    報と著作権管理情報の書き換えを行う手段を有すること
    を特徴とするディスク記録再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のディスク記録再生装置で
    あって、 前記のデータ識別子はセクタ単位で、スクランブル処理
    に必要なスクランブル初期値情報を含んでおり、 前記のデータ識別子誤り検出符号/セクタ誤り検出符号
    書き換え手段は、 データ識別子中に含まれるスクランブル初期値情報を使
    用して一時記憶手段から読み出したデータに対してデス
    クランブル処理を行う手段と、 データ識別子中に含まれるスクランブル初期値情報を使
    用して一時記憶手段へデータを書き込む際にスクランブ
    ル処理を行う手段、を有することを特徴とするディスク
    記録再生装置。
  5. 【請求項5】 n(n;自然数)バイトのメインデータの先
    頭に、 データの追記を行うためのデータ繋ぎ情報を含むデータ
    識別子、データ識別子の誤りを検出するデータ識別子誤
    り検出符号、著作権管理情報を付加し、 メインデータの末尾にセクタの誤りを検出するセクタ誤
    り検出符号を付加したものを1セクタとし、メインデー
    タのみにスクランブル処理を施したデータに対してデー
    タ変調処理を行った後ディスクに記録するディスク記録
    再生装置であり、 変復調する手段、一時的に記憶する手段、一時記憶手段
    を制御する手段、誤り訂正符号を付加する手段、データ
    識別子/データ識別子誤り検出符号、 仮著作権管理情報/セクタ誤り検出符号付加手段、 データ識別子誤り検出符号/セクタ誤り検出符号書き換
    え手段、 スクランブル処理手段、デスクランブル処理手段、ホス
    トI/F制御手段、 データ繋ぎ情報/著作権管理情報書き換え手段、 前出の各手段を制御するマイコンを有するディスク記録
    再生装置において、 前記スクランブル処理手段は、ホストI/F制御手段から
    データ読み出しを行う入力口を有し、一時記憶手段へデ
    ータ書き込みを行う出力口を有することを特徴とするデ
    ィスク記録再生装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のディスク記録再生装置で
    あって前記の一時記憶手段を制御する手段は、 スクランブル処理されたデータが書き込みされたことを
    検出する手段を有し、検出結果を他の処理手段へ通知す
    る手段を有することを特徴とするディスク記録再生装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項5記載のディスク記録再生装置で
    あって前記のデータ繋ぎ情報/著作権管理情報書き換え
    手段は、 請求項6記載の検出結果を他の処理手段へ通知に従って
    一時記憶手段に格納されているデータ識別子中のデータ
    繋ぎ情報と著作権管理情報の書き換えを行うことを特徴
    とするディスク記録再生装置。
  8. 【請求項8】 n(n;自然数)バイトのメインデータの先
    頭に、 データの追記を行うためのデータ繋ぎ情報を含むデータ
    識別子、データ識別子の誤りを検出するデータ識別子誤
    り検出符号、著作権管理情報を付加し、 メインデータの末尾にセクタの誤りを検出するセクタ誤
    り検出符号を付加したものを1セクタとし、メインデー
    タのみにスクランブル処理を施したデータに対してデー
    タ変調処理を行った後ディスクに記録するディスク記録
    再生装置であり、 変復調する手段、一時的に記憶する手段、一時記憶手段
    を制御する手段、誤り訂正符号を付加する手段、データ
    識別子/データ識別子誤り検出符号と仮著作権管理情報
    /セクタ誤り検出符号付加手段、 データ識別子誤り検出符号/セクタ誤り検出符号書き換
    え手段、 スクランブル処理手段、デスクランブル処理手段、ホス
    トI/F制御手段、前出の各手段を制御するマイコンを有
    するディスク記録再生装置において、 前記ホストI/F制御手段から入力されたメインデータを
    スクランブル処理しながら一時記憶手段へ格納すること
    を特徴とするディスク記録再生方法。
  9. 【請求項9】 n(n;自然数)バイトのメインデータの先
    頭に、 データの追記を行うためのデータ繋ぎ情報を含むデータ
    識別子、データ識別子の誤りを検出するデータ識別子誤
    り検出符号、著作権管理情報を付加し、 メインデータの末尾にセクタの誤りを検出するセクタ誤
    り検出符号を付加したものを1セクタとし、メインデー
    タのみにスクランブル処理を施したデータに対してデー
    タ変調処理を行った後ディスクに記録するディスク記録
    再生装置であり、変復調する手段、一時的に記憶する手
    段、一時記憶手段を制御する手段、誤り訂正符号を付加
    する手段、データ識別子/データ識別子誤り検出符号と
    仮著作権管理情報/セクタ誤り検出符号付加手段、 データ識別子誤り検出符号/セクタ誤り検出符号書き換
    え手段、 スクランブル処理手段、デスクランブル処理手段、ホス
    トI/F制御手段、前出の各手段を制御するマイコンを有
    するディスク記録再生装置において、 前記ホストI/F制御手段から入力されたメインデータを
    スクランブル処理しながら一時記憶手段へ格納し、 前記の一時記憶手段を制御する手段から出力される、ス
    クランブル処理が施されたデータが一時記憶手段に格納
    されたことを通知する信号に従って、一時記憶手段に格
    納されているデータ識別子と著作権管理情報の書き換え
    を行うことを特徴とするディスク記録再生方法。
  10. 【請求項10】 n(n;自然数)バイトのメインデータの
    先頭に、 データの追記を行うためのデータ繋ぎ情報を含むデータ
    識別子、データ識別子の誤りを検出するデータ識別子誤
    り検出符号、著作権管理情報を付加し、 メインデータの末尾にセクタの誤りを検出するセクタ誤
    り検出符号を付加したものを1セクタとし、メインデー
    タのみにスクランブル処理を施したデータに対してデー
    タ変調処理を行った後ディスクに記録するディスク記録
    再生装置であり、 変復調する手段、一時的に記憶する手段、一時記憶手段
    を制御する手段、誤り訂正符号を付加する手段、データ
    識別子/データ識別子誤り検出符号と仮著作権管理情報
    /セクタ誤り検出符号付加手段、 データ識別子誤り検出符号/セクタ誤り検出符号書き換
    え手段、 スクランブル処理手段、デスクランブル処理手段、ホス
    トI/F制御手段、前出の各手段を制御するマイコンを有
    するディスク記録再生装置において、 前記ホストI/F制御手段から入力されたメインデータを
    スクランブル処理しながら一時記憶手段へ格納し、 前記の一時記憶手段を制御する手段から出力される、ス
    クランブル処理が施されたデータが一時記憶手段に格納
    されたことを通知する信号に従って、一時記憶手段に格
    納されているデータ識別子と著作権管理情報の書き換え
    を行い、 一時記憶手段から読み出したデータに対してはデスクラ
    ンブル処理を行ってから、 データ識別子誤り検出符号/セクタ誤り検出符号の演算
    を行い、 演算終了後、スクランブル処理を行いながら一時記憶手
    段へデータを書き込むことを特徴とするディスク記録再
    生方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7461327B2 (en) 2004-05-04 2008-12-02 Samsung Electronics Co., Ltd. Digital data coding apparatus, DVD recording apparatus, and method of using the same

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