JP2005352603A - 異常検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 CPUの暴走を検出し、CPUによる無駄な制御を中止させる異常検出装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 スキャナ制御部12に対してウオッチドッグタイマ13は外付けで接続している。ウオッチドッグタイマ13は、スキャナ制御部12からタイマリセット信号を受信するとクロックの計時をリセットし、再度ウオッチドッグタイマ13はクロックの計時を行う。ウオッチドッグタイマ13は、計時したクロックのリセットがなされずに、あらかじめ定めたクロックを計時すると、スキャナ制御部12をリセットするためのリペア信号をスキャナ制御部12に出力する。これにより、スキャナ制御部12が暴走した場合において、スキャナ制御部12をリセットすることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ウオッチドッグタイマなどCPUの異常を検出する異常検出装置に関する。
従来からCPUは、ウオッチドッグタイマ機能を有しており、CPUのプログラムの暴走を自ら検出することができる。このウオッチドッグタイマはプログラムが暴走することを検出すると、CPU上で動作しているプログラムに対して割り込み信号を出力する。また、ウオッチドッグタイマはリセット信号を出力するものもある。これにより、ウオッチドッグタイマはプログラムの暴走を停止することができる。
しかしながら、ウオッチドッグタイマ機能が設けられていないCPUは存在する。このようなCPUは、自らの暴走を停止することができず、CPUは無駄な制御を行いつづけることになる、という問題がある。また、CPUのウオッチドッグタイマを、CPUが制御する制御対象に対してインターバルタイマとして使用する場合がある。一般にウオッチドッグタイマのクロック機能は精度のすぐれているものである。従って、インターバルタイマを別に設けるかわりにウオッチドッグタイマを利用することは製品開発上有用である。よって、CPUが内蔵するウオッチドッグタイマを別処理で使用する場合にも、上述と同様に自らの暴走を停止することができず、CPUは無駄な制御を行いつづけることになる、という問題がある。
そこで、本発明は、上述の問題点を解決するため、CPUの暴走を検出し、CPUによる無駄な制御を中止する異常検出装置を提供することを目的とする。
本発明の異常検出装置は、上述の課題を解決するため、被制御装置を制御するためのクロックを計時するタイマを有する制御部の異常を検出する異常検出装置であって、クロックを計時する計時手段と、上記制御部からタイマリセット信号を受信すると上記計時手段の計時をリセットし、再度上記計時手段によるクロックの計時を行わせるリセット手段と、上記リセット手段によるリセットがなされずに、上記計時手段によりあらかじめ定めたクロックが計時されると、上記制御部をリセットするためのリペア信号を上記制御部に出力するリペア手段と、を備え、上記計時手段、上記リセット手段、および上記リペア手段は、上記制御部に対して外付けされている構成を備えている。
この発明によれば、上記タイマリセット信号を受信せず計時手段のリセットがなされない場合には制御部の暴走と判断して当該制御部に対してリペア信号を出力し当該制御部をリセットすることにより、制御部内にウオッチドッグタイマなど制御部の暴走を検出し当該暴走を停止させる機能を有していないものにおいても、制御部の暴走を検出し、当該暴走を停止させることができる。さらに、制御部が内蔵するウオッチドッグタイマなどのタイマを別機能に使用することができる。
本発明の異常検出装置は、上述の課題を解決するため、装置全体を制御する主制御部により制御され、上記装置の一部分を制御するサブ制御部の異常を検出する異常検出装置であって、クロックを計時する計時手段と、上記サブ制御部からタイマリセット信号を受信すると上記計時手段の計時をリセットし、再度上記計時手段によるクロックの計時を行わせるリセット手段と、上記計時手段があらかじめ定めたクロックを計時すると上記主制御部が上記サブ制御部に対してリセットする指示を行うためのリペア指示信号を上記主制御部に出力するリペア指示手段と、を備え、上記計時手段、上記リセット手段、および上記リペア指示手段は、上記サブ制御部に対して外付けされている構成を備えている。
この発明によれば、タイマリセット信号を受信せず計時手段のリセットがなされない場合にはサブ制御部の暴走と判断して、主制御部に対してリペア指示信号を出力し、主制御部がサブ制御部に対してリセットすることにより、制御部内にウオッチドッグタイマなど制御部の暴走を検出し、当該暴走を停止させる機能を有していない主制御部およびサブ制御部の暴走を検出し、当該暴走を停止させることができる。また、サブ制御部に信号を入力する信号線を設ける必要がなくなり、サブ制御部の構成を簡易なものとすることができる。さらに、ウオッチドッグタイマなどのタイマを有している制御部においては、当該タイマを別機能に使用することができる。
本発明の異常検出装置は、上述の課題を解決するため、被制御装置を制御する制御部の異常を検出する異常検出装置であって、クロックを計時する計時手段と、上記制御部からタイマリセット信号を受信すると上記計時手段の計時をリセットし、再度上記計時手段によるクロックの計時を行わせるリセット手段と、上記計時手段によりクロックの計時が開始されると、上記制御部による上記被制御装置の制御を可能させるとともに、上記リセット手段によるリセットがなされずに、上記計時手段によりあらかじめ定めたクロックが計時されると、上記制御部による上記被制御装置の制御を中止させる制御中止手段と、を備え、上記計時手段、上記リセット手段、および上記制御中止手段は、上記制御部に対して外付けされている構成を備えている。
この発明によれば、計時手段によりクロックの計時が開始されると、制御部による被制御装置の制御を可能とするように被制御装置を制御し、リセット手段によるリセットがなされずに、計時手段によりあらかじめ定めたクロックが計時されると、制御部による被制御装置の制御を中止するように制御装置を制御することにより、制御部が暴走した場合、被制御装置に対して直接所定の制御を行うことができ、制御部の暴走に伴う不都合、すなわち無駄な制御を継続して行うことを防止することができる。また、制御部に対して直接リセット処理すると、制御部が暴走したことがユーザにとって分かりにくくなる場合がある、被制御装置に対して所定の制御を行うため、制御部が暴走したことが分かりにくくなることを防止できる。
本発明の異常検出装置は、制御部内にウオッチドッグタイマなど制御部の暴走を検出し、当該暴走を停止させる機能を有していないものにおいても、制御部の暴走を検出し、当該暴走を停止させることができ、または制御装置による無駄な制御が継続されることを防止することができる。また、ウオッチドッグタイマなどのタイマを有している制御部においては、当該タイマを別機能に使用することができる。
本発明は、一実施の形態のために示された添付図面を参照して以下の詳細な記述を考慮することによって容易に理解することができる。引き続いて、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
<第1の実施形態>
まず、第1の実施形態について説明する。本実施形態では、複写機を例にとって本発明の異常検出装置を説明する。図1は、本発明の異常検出装置であるウオッチドッグタイマを備える複写機10のブロック構成図である。複写機10は、主制御部11、スキャナ制御部12(タイマ121を備える)、ウオッチドッグタイマ13、スキャナ部14、プリンタ制御部15、プリンタ部16、パネル制御部17、およびパネル部18を備える。
主制御部11は、複写機10全体を統括制御するCPUである。この主制御部11は、スキャナ制御部12、プリンタ制御部15、およびパネル制御部17を制御する。
スキャナ制御部12は、スキャナ部14を制御するCPUであって、上記主制御部11に対してはサブCPUとして位置付けられる。スキャナ制御部12は、スキャナ部14に対して画像データの読取制御、読取部の走査制御などを行う。なお、スキャナ制御部12は、タイマ121を備えている。タイマ121は、主にウオッチドッグタイマとして機能することもできるタイマであるが、本実施形態ではスキャナ部14に対するインターバルタイマとして機能する。具体的には、密着型イメージセンサなどの光学読取部(図示せず)を画像読取面に対して走査させるキャリッジの走査制御を行う際のインターバルタイマとして機能する。
ウオッチドッグタイマ13は、スキャナ制御部12が正常であるか否かを監視するためのタイマである。スキャナ部14は、画像読取面を読み取る読取部、およびこの読取部を画像読取面に対して走査させるキャリッジ部などからなるものである。プリンタ制御部15は、後述するプリンタ部16を制御するものである。プリンタ部16は、スキャナ部14で読み取った画像データを記録紙に印刷し、または図示しないパソコンから文書データを印刷するものである。パネル制御部17は、操作パネルなどを制御するものである。パネル部18は、英数字のボタンおよび当該ボタンから入力された英数字などを表示するディスプレイなどから構成されるものである。
次に、ウオッチドッグタイマ13について詳細に説明する。図2は、ウオッチドッグタイマ13の詳細なブロック構成図である。ウオッチドッグタイマ13は、受信部131、タイマリセット部132(リセット手段)、タイマ133(計時手段)、リペア信号送信部134(リペア手段)を備える。
受信部131は、スキャナ制御部12からタイマリセット信号を受信するものである。受信部131は、スキャナ制御部12から一定周期でタイマリセット信号を受信する。
タイマリセット部132は、受信部131により受信されたタイマリセット信号に基づいて後述するタイマ133をリセットするものである。
タイマ133は、クロックを計時するものである。タイマ133は、タイマリセット部132からタイマリセット信号を受信すると計時したクロックをリセットし、再度計時を行う。その後、タイマ133は、タイマリセット信号を受信することなく、あらかじめ定められた時間を計時すると、リペア信号をスキャナ制御部12に送信するようリペア信号送信部134に指示を出力する。この動作により、スキャナ制御部12はリセットされることになる。
リペア信号送信部134は、タイマ133からの指示に基づいてリペア信号をスキャナ制御部12に送信するものである。
次に、以上のとおり構成された複写機10およびウオッチドッグタイマ13を用いて、ウオッチドッグタイマ13がスキャナ制御部12を監視するときの動作について説明する。図3は、ウオッチドッグタイマ13の動作を示すフローチャートである。
初期動作として、ウオッチドッグタイマ13のタイマリセット部132は、タイマ133をリセットし(S11)、タイマ133はカウントをスタートする(S12)。受信部131がスキャナ制御部12からタイマリセット信号を受信すると、その旨をタイマリセット部132に通知し、タイマリセット部132は再度タイマ133をリセットする処理に戻る(S11)。受信部131がスキャナ制御部12からタイマリセット信号を受信することなく、あらかじめ定められた時間をタイマ133が計時すると、ウオッチドッグタイマ13はスキャナ制御部12に異常が発生したと判断する。そして、タイマ133は、リペア信号送信部134にリペア信号を送信するよう指示を出力し、リペア信号送信部134はリペア信号を送信する(S15)。
受信部131は、リペア信号送信部134によるリペア信号の送信後、スキャナ制御部12からタイマリセット信号を受信するまで待機状態となる。受信部131は、タイマリセット信号を受信すると、タイマ13をリセットする。そして、再度タイマ13によりクロック計時が開始されることになる(S16)。
以上のとおり、スキャナ制御部12の外部に備え付けられているウオッチドッグタイマ13は、スキャナ制御部12に異常が発生した場合、スキャナ制御部12のリセット処理を行うことができる。また、ウオッチドッグタイマ13は、スキャナ制御部12が異常状態から復旧したことをスキャナ制御部12から送信されるタイマリセット信号を用いて知ることにより、再度、処理を開始することができる。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態について説明する。図4は、第2の実施の形態における複写機20のブロック構成図である。複写機20は、主制御部21、スキャナ制御部22(タイマ121を備える)、ウオッチドッグタイマ23、スキャナ部14、プリンタ制御部15、プリンタ部16、パネル制御部17、パネル部18を備える。
主制御部21は、複写機全体を統括制御するCPUである。具体的には、主制御部21は、後述するスキャナ制御部22、プリンタ制御部25、パネル制御部27を制御する。また、主制御部21は、後述するウオッチドッグタイマ23からスキャナ制御部22をリセットする指示を受けると、スキャナ制御部22に対してリペア信号を出力する。
スキャナ制御部22は、後述するスキャナ部14を制御するCPUであって、上記主制御部21に対してはサブCPUとして位置付けられる。スキャナ制御部22は、スキャナ部14に対して画像データの読取制御、読取部の走査制御などを行う。なお、スキャナ制御部22は、上述のタイマ121を備えている。タイマ121は、主にウオッチドッグタイマとして機能することもできるタイマであるが、本実施形態ではスキャナ部14に対するインターバルタイマとして機能する。具体的には、密着型イメージセンサなどの光学読取部(図示せず)を画像読取面に対して走査させるキャリッジの走査制御を行う際のインターバルタイマとして機能する。
ウオッチドッグタイマ23は、スキャナ制御部22が正常であるか否かを監視するためのタイマである。ウオッチドッグタイマ23が、スキャナ制御部22からタイマリセット信号を受信することなく、あらかじめ定められた時間を計時すると、主制御部21に対して、スキャナ制御部22をリセットするよう指示を出力する。
タイマ121、スキャナ部14からパネル部18については上述第1の実施形態に記載のとおりである。
次に、ウオッチドッグタイマ23について詳細に説明する。図5は、ウオッチドッグタイマ23の詳細なブロック構成図である。ウオッチドッグタイマ23は、受信部131、タイマリセット部132(リセット手段)、タイマ133(計時手段)、リペア信号指示送信部234(リペア指示手段)を備え、図2におけるウオッチドッグタイマ13との相違点は、リペア信号指示送信部234を備えている点である。
リペア指示信号送信部234は、タイマ133があらかじめ定めた時間を計時すると、主制御部21がリペア信号をスキャナ制御部22に出力する指示内容を示すリペア指示信号を主制御部21に出力する。主制御部21は、リペア指示信号を受信すると、スキャナ制御部22にリペア指示信号を出力し、スキャナ制御部22をリセットする。
他の構成については、上述図2に示す構成と同じである。
次に、以上のとおり構成された複写機およびウオッチドッグタイマ23を用いて、ウオッチドッグタイマ23がスキャナ制御部22を監視するときの動作について説明する。図6は、ウオッチドッグタイマ23の動作を示すフローチャートである。
S11からS14までは、図3における説明と同じであるため、省略する。そして、ウオッチドッグタイマ23のタイマ133があらかじめ定めた時間を計時すると、タイマ133は、リペア指示信号送信部234にリペア指示信号を主制御部21に出力するよう指示を出力する(S25)。その後、ウオッチドッグタイマ23の受信部131は、スキャナ制御部22からタイマリセット信号を受信するまで待機する(S26)。ウオッチドッグタイマ23の受信部131はスキャナ制御部22からタイマリセット信号を受信すると、タイマリセット部132に指示を出力し、タイマリセット部132は再度タイマ133のカウントをリセットする(S11)。そして、タイマ133は、カウントスタートを行う(S12)。
本実施形態におけるウオッチドッグタイマ23は、リペア指示信号を主制御部21に出力し、主制御部21がスキャナ制御部22にリペア信号を出力するよう動作することができる。つまり、スキャナ制御部22にリペア信号を受信させるための端子を不要とすることで、スキャナ制御部22の端子の数を少なくすることができ、スキャナ制御部22を簡易なものとすることができる。
<第3の実施形態>
次に第3の実施形態について説明する。図7は、本発明の複写機30のブロック構成図である。複写機30は、主制御部11、プリンタ制御部15、プリンタ部16、パネル制御部17、パネル部18、スキャナ制御部32(タイマ121を備える)、ウオッチドッグタイマ33、スキャナ部34を備える。以下、各部について説明する。なお、主制御部11、プリンタ制御部15、プリンタ部16、パネル制御部17、パネル部18は第1の実施形態と同じ機能であるため、その説明は省略する。
スキャナ制御部32は、後述するスキャナ部34を制御するCPUであって、上記主制御部11に対してはサブCPUとして位置付けられる。スキャナ制御部32は、スキャナ部34に対して画像データの読取制御、読取部の走査制御などを行う。この走査制御を行う際、スキャナ制御部32は、スキャナ部34に対する出力をハイとする処理を行う。この詳細は後述する。
なお、スキャナ制御部32は、タイマ121を備えている。タイマ121は、主にウオッチドッグタイマとして機能することもできるタイマであるが、第3の実施形態ではスキャナ部34に対するインターバルタイマとして機能する。具体的には、密着型イメージセンサなどの光学読取部(図示せず)を画像読取面に対して走査させるキャリッジの走査制御を行う際のインターバルタイマとして機能する。
また、スキャナ制御部32は、制御信号出力部322を備えている。制御信号出力部322は、スキャナ部34に対して読取制御を開始するときには、スキャナ部34に対する出力をハイとし、読取制御が終了したときには、その出力をローとするものである。
ウオッチドッグタイマ33は、スキャナ制御部32が正常であるか否かを監視するためのタイマである。ウオッチドッグタイマ33は、スキャナ制御部32からタイマリセット信号を受信して、タイマの計時を開始すると、スキャナ制御部32に対する出力をハイとする。その後、ウオッチドッグタイマ33は、スキャナ制御部32からタイマリセット信号を受信することなく、あらかじめ定められた時間を計時すると、スキャナ部34に対しする出力をローとする。
ここでウオッチドッグタイマ33について詳細に説明する。図8は、ウオッチドッグタイマ33の詳細なブロック構成図である。ウオッチドッグタイマ33は、受信部131、タイマリセット部332(リセット手段)、タイマ133(計時手段)、制御信号送信部334(制御手段)を備える。なお、受信部131、タイマ133は第1の実施形態と同様の内容であるため、ここでの説明を省略する。
タイマリセット部332は、受信部131により受信されたタイマリセット信号に基づいてタイマ133をリセットするものであり、また、制御信号送信部334に対して、スキャナ部34への出力をハイとする指示を出力するものである。
制御信号送信部334は、タイマリセット部332から出力された指示に基づいて、スキャナ部34に対する出力をハイとし、またタイマ133が所定のクロックを計時すると、スキャナ部34に対する出力をローとするものである。
図7に戻り、スキャナ部34は、画像読取面を読み取る読取部、走査部などからなるものである。スキャナ部34は、スキャナ制御部32から出力されている制御信号とウオッチドッグタイマ33から出力されている制御信号との論理積を演算するアンド回路、およびアンド回路により制御されるランプを備えている。
ここで、スキャナ部34の概略について説明する。図9は、スキャナ部34の概略ブロック構成図である。スキャナ部34は、アンド回路341、ランプ342、その他図示しない読取部、この読取部を原稿面に対して走査させるキャリッジ部などを備えている。
アンド回路341は、ウオッチドッグタイマ33の制御信号送信部334から出力される制御信号、スキャナ制御部32の制御信号出力部322から出力される制御信号の論理積を演算する回路である。演算した論理積は、第3の実施形態では後述するランプ342に出力され、ランプ342の制御に使用されているが、ランプ342に限らず、あらゆる制御対象物に使用することができる。
ランプ342は、原稿面を受光素子に入力させる際に、原稿面に対して光を照射するためのものである。通常、スキャナ制御部32により読取制御が開始されると、スキャナ制御部32から信号線(図示せず)を伝送された制御信号に基づいてランプ342が点灯する。そして、スキャナ制御部32による読取制御が終了すると、ランプ342を消灯するよう制御する。
このような構成において、スキャナ部34は、アンド回路341から出力された演算結果に基づいて画像読み取りに使用されるランプ342の制御を行う。具体的には、オン(つまり「1」)の演算結果を得る場合は、アンド回路341はランプ342をオンする制御を行い、オフ(つまり「0」)の演算結果を得る場合は、アンド回路341はランプ342をオフする制御を行う。
次に、以上のとおり構成された複写機30およびウオッチドッグタイマ33を用いて、ウオッチドッグタイマ33がスキャナ制御32を監視し、スキャナ部34に対して制御するときの動作について説明する。図10は、ウオッチドッグタイマ33の動作を示すフローチャートである。
初期動作として、ウオッチドッグタイマ33のタイマリセット部332は、タイマ133をリセットし(S31)、制御信号送信部334は制御信号をハイとしてスキャナ部34に対して出力する(S32)。その後、タイマ133のカウントをスタートする(S33)。受信部131は、スキャナ制御部32からタイマリセット信号を受信するか、または所定時間計時するまで、待機している(S34、S35)。受信部131は、タイマリセット信号をスキャナ制御部32から受信すると、タイマリセット部332にその旨を通知し、タイマリセット部332は再度タイマ133をリセットする処理に戻る(S34)。
また、受信部131がスキャナ制御部32からタイマリセット信号を受信することなく、あらかじめ定められた時間をタイマ133が計時すると(S35)、ウオッチドッグタイマ33はスキャナ制御部32に異常が発生したと判断する。そして、タイマ133は制御信号送信部334に対して指示を出し、制御信号送信部334はスキャナ部34に対する出力をハイからローに変更する(S36)。
以上のとおり、ウオッチドッグタイマ33がスキャナ部34に対する出力を切りかえることにより、スキャナ部34に備えられているアンド回路341はこれを受信して制御することができる。そして、ウオッチドッグタイマ33は、スキャナ制御部32が暴走してランプ342を点灯したままにすることなく、ランプ342を消灯することができる。また、ランプ342がつけっぱなしになることがなく、電気の節約をすることができ、またランプ342が熱を持ったままとなることを防止することができる。
次の、本実施形態のウオッチドッグタイマ13、ウオッチドッグタイマ23、および複写機30(ウオッチドッグタイマ33)の作用効果について説明する。
本実施形態のウオッチドッグタイマ13は、スキャナ制御部12に対して外付けで接続され、主制御部11からタイマリセット信号を受信することによりタイマ133によるクロックの計時をリセットしてクロックの計時を再度行わせ、上記タイマリセット信号を受信せずタイマ133のリセットがなされない場合には主制御部11の暴走と判断し、当該主制御部11に対してリペア信号を出力して当該主制御部11をリセットさせる構成をとっている。
これら構成により、制御部内にウオッチドッグタイマなど制御部の暴走を検出し当該暴走を停止させる機能を有していないものにおいても、制御部の暴走を検出し、当該暴走を停止させることができる。また、ウオッチドッグタイマなどのタイマを有している制御部においては、当該タイマを別機能に使用することができる。
また、本実施形態のウオッチドッグタイマ23は、主制御部21およびスキャナ制御部22に対して外付けで接続され、サブ制御部であるスキャナ制御部22からタイマリセット信号を受信することによりタイマ133によるクロックの計時をリセットしてクロックの計時を再度行わせ、上記タイマリセット信号を受信せずタイマ133のリセットがなされない場合にはサブ制御部の暴走と判断し、主制御部21に対してリペア指示信号を出力し、主制御部21がスキャナ制御部22に対してリセットさせる構成をとっている。
これら構成により、上記ウオッチドッグタイマ13における作用効果に加えて、主制御部21がスキャナ制御部22にリセット信号を出力するよう動作することができることから、スキャナ制御部22にリセット信号を受信させるための端子を不要とし、スキャナ制御部22を簡易なものとすることができる。
また、本実施形態の複写機30は、タイマ133によりクロックの計時が開始されると、スキャナ制御部32によるスキャナ部34の制御を可能とするようにスキャナ部34を制御するとともに、タイマ133がタイマリセット部332によるリセットがなされずに、タイマ133によりあらかじめ定めたクロックが計時されると、スキャナ制御部32によるスキャナ部34の制御を中止するようにスキャナ部34を制御する構成をとっている。
これら構成により、スキャナ制御部32が暴走した場合、スキャナ部34に対して直接所定の制御を行うことができ、スキャナ制御部32の暴走に伴う不都合、すなわち無駄な制御を継続して行うことを防止することができる。また、ウオッチドッグタイマ13がスキャナ制御部32に対して直接リセット処理すると、スキャナ制御部32が暴走したことがユーザにとって分かりにくくなる場合があるが、スキャナ部34に対して所定の制御を行うため、スキャナ制御部32が暴走したことが分かりにくくなることを防止できる。
なお、本実施形態におけるウオッチドッグタイマ13、ウオッチドッグタイマ23およびウオッチドッグタイマ33は、スキャナ制御部12およびスキャナ制御部22に対してリセットを行い、またスキャナ部34に対してスキャナ制御部32による制御をオフとするよう制御しているが、スキャナ制御部12、スキャナ制御部22、およびスキャナ制御部32並びにスキャナ部34に限るものではなく、プリンタ制御部15、プリンタ制御部25、パネル制御部17、およびパネル制御部27に対してリセットし、またはその制御をオフとする制御を行うよう構成してもよい。
第1の実施形態におけるウオッチドッグタイマ13を備えた複写機10のブロック構成図である。 ウオッチドッグタイマ13の詳細なブロック構成図である。 ウオッチドッグタイマ13の動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態におけるウオッチドッグタイマ23を備えた複写機20のブロック構成図である。 ウオッチドッグタイマ23の詳細なブロック構成図である。 ウオッチドッグタイマ23の動作を示すフローチャートである。 第3の実施形態におけるウオッチドッグタイマ33を備えた複写機30のブロック構成図である。 ウオッチドッグタイマ33の詳細なブロック構成図である。 スキャナ部34の概略ブロック構成図である。 ウオッチドッグタイマ33の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10、20、30・・・複写機、11、21・・・主制御部、12、22、32・・・スキャナ制御部12、13、23、33・・ウオッチドッグタイマ、14、34・・・スキャナ部、15・・・プリンタ制御部、16・・・プリンタ部、17・・・パネル制御部、18・・・パネル部、121・・・タイマ、131・・・受信部、132・・・タイマリセット部、133・・・タイマ、134・・・リペア信号送信部、234・・・リペア指示信号送信部、322・・・制御信号出力部、334・・・制御信号送信部、341・・・アンド回路、342・・・ランプ。

Claims (3)

  1. 被制御装置を制御するためのクロックを計時するタイマを有する制御部の異常を検出する異常検出装置であって、
    クロックを計時する計時手段と、
    前記制御部からタイマリセット信号を受信すると前記計時手段の計時をリセットし、再度前記計時手段によるクロックの計時を行わせるリセット手段と、
    前記リセット手段によるリセットがなされずに、前記計時手段によりあらかじめ定めたクロックが計時されると、前記制御部をリセットするためのリペア信号を前記制御部に出力するリペア手段と、
    を備え、前記計時手段、前記リセット手段、および前記リペア手段は、前記制御部に対して外付けされていることを特徴とする異常検出装置。
  2. 装置全体を制御する主制御部により制御され、前記装置の一部分を制御するサブ制御部の異常を検出する異常検出装置であって、
    クロックを計時する計時手段と、
    前記サブ制御部からタイマリセット信号を受信すると前記計時手段の計時をリセットし、再度前記計時手段によるクロックの計時を行わせるリセット手段と、
    前記計時手段があらかじめ定めたクロックを計時すると前記主制御部が前記サブ制御部に対してリセットする指示を行うためのリペア指示信号を前記主制御部に出力するリペア指示手段と、
    を備え、前記計時手段、前記リセット手段、および前記リペア指示手段は、前記サブ制御部に対して外付けされていることを特徴とする異常検出装置。
  3. 被制御装置を制御する制御部の異常を検出する異常検出装置であって、
    クロックを計時する計時手段と、
    前記制御部からタイマリセット信号を受信すると前記計時手段の計時をリセットし、再度前記計時手段によるクロックの計時を行わせるリセット手段と、
    前記計時手段によりクロックの計時が開始されると、前記制御部による前記被制御装置の制御を可能させるとともに、前記リセット手段によるリセットがなされずに、前記計時手段によりあらかじめ定めたクロックが計時されると、前記制御部による前記被制御装置の制御を中止させる制御中止手段と、
    を備え、前記計時手段、前記リセット手段、および前記制御中止手段は、前記制御部に対して外付けされていることを特徴とする異常検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104820483A (zh) * 2015-05-13 2015-08-05 千目聚云数码科技(上海)有限公司 可任意时长设定硬件看门狗复位电路及复位方法
CN109753404A (zh) * 2017-11-07 2019-05-14 比亚迪股份有限公司 控制系统状态监测电路、方法及控制系统中央处理器

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