JP2005352191A - 撮像装置 - Google Patents

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憲明 坂田
Kazuyoshi Koga
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Abstract

【課題】 鏡筒の熱変形を防止する。
【解決手段】 撮像素子21を有する撮像素子ユニット12と、レンズユニット3が着脱可能であり、取り付けられるレンズユニット3と撮像素子21との光学的な基準面53を有するレンズマウント7と、レンズマウント7と上記撮像素子21との間に設けられる鏡筒41とを有し、上記鏡筒41は、低線膨張係数の材料で形成されており、鏡筒41の熱変形を防止して光路長が変動してしてまうことを防止する。
【選択図】 図9

Description

本発明は、撮像素子ユニットに近接して設けられる鏡筒の熱による変形を防止する撮像装置に関する。
従来、撮像装置の中には、レンズ交換を可能になすものがり、この撮像装置には、交換可能なレンズユニットの取付部にレンズマウントが設けられている。このレンズマウントの内側には、更に鏡筒が設けられると共に、この鏡筒に隣接してCCD(Charge-Coupled Devices)等の撮像素子を有する撮像素子ユニットが設けられている。撮像素子は、駆動時、発熱することから、鏡筒に熱伝導する。鏡筒は、通常、アルミダイキャストで形成されている。アルミダイキャストは、線膨張係数が大きいことから、撮像素子から熱が加わると変形してしまう。例えば、鏡筒の変形により光路長が変動してしてまい、撮像素子での結像位置のずれを招き、焦点がぼけてしまうことになる。
また、撮像素子ユニットは、メンテナンスが必要なこともあり、この場合には、鏡筒から撮像素子ユニットを取り外す必要がある。したがって、撮像素子ユニットは、取り外しが容易で、更に、取付時には、正確に位置決めして取り付ける必要がある。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、鏡筒の熱変形を防止して光路長が変動してしてまうことを防止する撮像装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、撮像素子ユニットの取り外しを容易に行うことができると共に、簡単に撮像素子ユニットを高精度に取り付けることができる撮像装置を提供することを目的とする。
本発明に係る撮像装置は、撮像素子を有する撮像素子ユニットと、レンズユニットが着脱可能であり、取り付けられるレンズユニットと上記撮像素子との光学的な基準面を有するレンズマウントと、上記レンズマウントと上記撮像素子との間に設けられる鏡筒とを有し、上記鏡筒は、低線膨張係数の材料で形成されている。
本発明によれば、撮像素子ユニットが取り付けられる鏡筒が低線膨張係数の材料で形成されていることから、鏡筒の熱変形を防止して光路長が変動してしてまうことを防止することができる。
以下、本発明を適用したビデオカメラ装置を図面を参照して説明する。
図1に示すように、本発明を適用したビデオカメラ装置1は、装置本体2を有し、この装置本体2の前面に、交換可能なレンズユニット3が取り付けられる。装置本体2の前面には、レンズユニット3を着脱するためのレンズマウント7が設けられている。また、この装置本体2の上面及び背面には、装置本体2の機能を拡張する拡張ユニット4が取り付けられる第1のインタフェース5と第2のインタフェース6が取り付けられている。拡張ユニット4としては、例えば撮影した映像や音声を記録する記録ユニットであり、また、離れた位置にある記録装置に映像信号や音声信号を送信するための光ケーブルを接続するための光電変換ユニットである。このビデオカメラ装置1では、第1のインタフェース5、第2のインタフェース6のそれぞれから映像信号の入出力を行うことができる。
装置本体2の内部のレンズマウント7の近傍には、CCD素子等を含む撮像ユニット11が配設されている。図2乃至図4に示すように、この撮像ユニット11は、撮像素子ユニット12と、撮像素子ユニット12が電気的に接続されるプリント配線基板13と、レンズマウント7と撮像素子ユニット12との間に配設される鏡筒ユニット14とを備えている。
撮像素子ユニット12は、図5、図6(A)及び図6(B)に示すように、略矩形の撮像素子21を有する。この撮像素子21は、CCDやCMOSセンサであり、受光部の他、駆動回路が設けられている。この撮像素子21は、プレート22の一方の面に取り付けられる。このプレート22は、撮像素子21の放熱板としても機能するものであり、例えば、熱伝導率の高いCu−W等の金属材料で形成されている。また、このプレート22の材料は、後述するがフレーム23の材料との関係で決められる。具体的に、プレート22は、撮像素子21を取り付けるための取付部22aと、取付部22aの周囲に、取付片となるフランジ部22bが形成されている。このプレート22は、放熱特性に優れることから、例えば撮像素子21は駆動回路が設けられた部分で特に高温になるが、全体の温度勾配を均一にすることができ、ヒートスポットが形成されることを防止する。
取付部22aに撮像素子21が取り付けられたプレート22は、フレーム23によって保持される。フレーム23は、略環状に形成され、中央部に、撮像素子21を外部に臨ませる開口部23aが形成されている。フレーム23の一方の面の開口部23aの周囲には、段部23bが形成されており、ガラスや透明樹脂で形成された透明基板24が接着剤等で取り付けられる。フレーム23の他方の面の開口部23aの周囲には、プレート22のフランジ部22bが接着剤等で接合される。かくして、撮像素子21は、開口部23a内において、受光面が透明基板24側を向くようにプレート22と透明基板24の間の空間部に配設される。
このフレーム23の外周には、撮像素子21と電気的に接続されたリード端子23cが設けられている。このリード端子23cは、フレーム23の内部の配線を介して開口部23a内の撮像素子21に電気的に接続されている。このリード端子23cは、フレーム23の主面に対して略90°折曲しており、この先端部は、プリアンプ回路等が組み込まされたプリント配線基板13に半田付け等で電気的に接続される。
このフレーム23は、撮像素子21とリード端子23cとを電気的接続を図る配線を内部に設ける必要があることから、電気的な絶縁材料で形成され、更に、撮像素子21と光学系との位置ずれが発生しないように、線膨張係数が低い材料で形成されている。ここではアルミナセラミックスにより形成されている。そして、このフレーム23の他方の面に接着剤等で接合されるプレート22は、放熱特性が優れる熱伝導率の高い材料で、更に、フレーム23に対して撮像素子21が取り付けられたプレート22が外れないように、フレーム23と線膨張係数が略同じ材料が選択されている。ここでは、フレーム23にアルミナセラミックス(線膨張係数:6.8×10−6)が用いられており、プレート22には、アルミナセラミックスと線膨張係数の近いCu−W(6〜7×10−6)が用いられている。
なお、フレーム23にアルミナセラミックスを用いるとき、プレート22に、アルミナセラミックスに線膨張係数が近いコバール(Fe−Ni−Co、線膨張係数:5.1〜6.1×10−6)を用いても良い。但し、ここでは、プレート22は、放熱板として機能するものであるから、コバールより熱伝導率の高いCu−Wが用いられている。
図4、図5及び図7に示すように、フレーム23には、後述のホルダ27を取り付けるための取付孔23dが各コーナ部に設けられていると共に、取付孔23dの間で短辺の略中央に、撮像素子21が取り付けられたプレート22を保持しているフレーム23を第1の取付フレーム30に取り付けるための取付孔23eが設けられている。
この第1の取付フレーム30は、撮像素子21が取り付けられたプレート22を保持しているフレーム23が取付孔23eを介してねじ30aにより固定される。なお、この取付フレーム30には、図示しないが、撮像素子21に鏡筒ユニット14からの光を取り込むための開口部が設けられている。
図2及び図4に示すように、放熱板となるプレート22上には、放熱シート25が配設される。この放熱シート25は、熱伝導率が高い材料、例えばアルミニウムにより可撓性を有するように形成されている。この放熱シート25は、フレーム23のリード端子22cの間の幅と略同じ幅であり、プレート22に密着され、プレート22の熱が熱伝導される。放熱シート25の両端には、同じくアルミニウム等で形成された取付部材26が取り付けられている。放熱シート25は、取付部材26にねじ26a等で固定される。この取付部材26は、装置本体2の外筐に取り付けるための取付孔26bが設けられており、ねじ等でマグネシウム合金等で形成された外筐の内面に固定される。また、取付部材26は、放熱シート25が可撓性を有することから、位置決めのため、位置決め突起26cが設けられている。したがって、撮像素子21で発熱した熱は、プレート22と放熱シート25を介して装置本体2を構成する外筐に逃がされることになる。
この放熱シート25は、ホルダ27により保持される。このホルダ27は、プレート22と略同じ大きさの主面部27aが設けられ、その両側に、断面略C字状の保持片27bが設けられている。保持片27bの先端部には、ホルダ27をフレーム23に取り付けるための取付孔27cが設けられている。ホルダ27は、ねじ28により、取付孔27cとフレーム23に設けられた取付孔23dを介して第1の取付フレーム30に固定され、これにより、放熱シート25保持する。このホルダ27は、更に、プリント配線基板13との間隙を確保するためのスペーサとして機能する。
放熱シート25とホルダ27の主面部27aとの間には、図4に示すように、放熱シート25をプレート22に押さえ付ける押さえブロック29が挿入される。この押さえブロック29は、ホルダ27の保持片27bの高さと略同じ厚さに形成されており、放熱シート25と接する面が放熱板となるプレート22と略同じ大きさに形成されており、これと対向するホルダ27側の面であって、保持片27bと平行な側縁に切欠部29aが形成されている。
押さえブロック29がホルダ27に挿入されたとき、切欠部29aとホルダ27の主面部27aとの間に形成された空間部には、弾性体31が挿入される。弾性体31は、例えば板バネを波状に折曲して形成されたものであり、図7に示すように、切欠部29aとホルダ27の主面部27aとの間に形成された空間部に挿入されることにより、押さえブロック29を介して放熱シート25をプレート22に押圧し、放熱シート25をプレート22に密着させる。これにより、撮像素子21で発熱した熱は、プレート22と放熱シート25を介して装置本体2の外筐に効率よく逃がされる。
弾性体31は、一端部が平板状になっており、切欠部29aとホルダ27の主面部27aとの間に形成された空間部から抜き差しを行う際の操作部31aとなっている。この操作部31aは、図2に示すように、切欠部29aとホルダ27の主面部27aとの間に形成された空間部に挿入されているとき、ホルダ27の主面部27aより外部に臨み、抜き差しの操作が可能な状態となっている。放熱シート25の交換を行う際には、弾性体31を操作部31aを介して、切欠部29aとホルダ27の主面部27aとの間に形成された空間部から引き抜き、更に、押さえブロック29をホルダ27から引き抜くことで、放熱シート25が拘束されていない状態とする。この後、放熱シート25は、取付部材26を装置本体2の外筐から取り外すのみで、容易に交換することができる。
撮像素子ユニット12において、撮像素子21が取り付けられたプレート22を保持しているフレーム23に対しては、ホルダ27及び第1の取付フレーム30がねじ28により固定されると共に、第1の取付フレーム30がねじ30aにより固定されるに止まり、可撓性を有する放熱シート25は、ねじ等で固定されない。したがって、撮像素子21が取り付けられたプレート22を保持しているフレーム23に外力が加わることを防止することができ、撮像素子21の保護を図ることができる。なお、組立時においては、撮像素子21が取り付けられたプレート22を保持しているフレーム23がねじ30aにより第1の取付フレーム30に固定されて、一のユニット(第1のユニット)32として取り扱われる。
この第1のユニット32は、図8に示すように、鏡筒ユニット14に取り付けるための第2のユニット33に取り付けられる。この第2のユニット33は、図8に示すように、第2の取付フレーム34と、鏡筒ユニット14に取り付けるためのサブプレート35とを備える。第2の取付フレーム34は、第1の取付フレーム30と略同じ大きさに形成されている。第2の取付フレーム34には、鏡筒ユニット14からの光を取り込むための開口部34aが図示しない第1の取付フレーム30の鏡筒ユニット14からの光を取り込むための開口部に対応して設けられている。また、第2の取付フレーム30には、短辺に、第1の取付フレーム30の短辺に設けられた第1の接続片30bと接合するための第2の接続片34bが設けられている。
サブプレート35は、図8に示すように、略矩形に形成され、中央部に鏡筒ユニット14からの光を取り込むための開口部35aが設けられている。このサブプレート35のX方向の両端には、鏡筒ユニット14に位置決めして取り付けるためのテーパ部35b,35cが設けられている。更に、一方のテーパ部35bには、略中央部に、X方向の位置決めを行う位置決め凹部35dが設けられている。このサブプレート35は、ねじ36により第2の取付フレーム34に固定される。
以上のように構成された第2のユニット33と第1のユニット32は、第1の接続片30bと第2の接続片34bとを半田付けや接着剤等で一体的に接合されることにより一体化される。このとき、第1のユニット32側の撮像素子21のあおりを半田の両等を調整しながら第1の接続片30bと第2の接続片34bとを接合する。組立時には、第1のユニット32と第2のユニット33とを一体的に接合し、上述の鏡筒ユニット14に取り付けられた後、上述した放熱シート25やホルダ27が取り付けられ、撮像素子ユニット12が構成されることになる。なお、第1の取付フレーム30及び第2の取付フレーム34は、アルミニウム等でも良いが、チタン、パーマロイ等の低線膨張係数の金属材料を折曲して形成されている。
以上のような撮像素子ユニット12が取り付けられる鏡筒ユニット14は、図9に示すように、鏡筒41を有する。この鏡筒41は、内部に色フィルタ等が設けられている。鏡筒41の撮像素子ユニット12の取付面には、サブプレート35の一方のテーパ部35bが係合される係合溝42aが設けられた係合片42が設けられている。この係合溝42aは、サブプレート35の係合部となるテーパ部35bが係合されることによって、Y方向及びZ方向の位置決めを行う。また、鏡筒41の取付面には、サブプレート35の位置決め凹部35dに係合して撮像素子ユニット12のX方向の位置決めを行う位置決め突起43が設けられている。
サブプレート35は、一方のテーパ部35bを鏡筒41の取付面の係合溝42aに係合させると共に、位置決め凹部35dに位置決め突起43を係合させて取り付けられ、他方の側は、取付部材44により取り付けられる。図7、図9及び図10に示すように、取付部材44は、金属板を折曲して形成され、鏡筒41に取り付けるための取付片44aと、この取付片44aに対して傾斜した押圧片44bとを有する。取付片44aには、取付孔44cが設けられ、ねじ45により鏡筒41に固定される。押圧片44bは、取付片44aがねじ45によって鏡筒41に締め付けられることによって、サブプレート35の他方のテーパ部35cをY方向とZ方向に押圧する押圧力を発生し、サブプレート35のテーパ部35bを係合溝42aに押し付ける。
したがって、撮像素子ユニット12は、サブプレート35の位置決め凹部35dに鏡筒41の位置決め突起43が係合することによって、X方向の位置決めがされ、サブプレート35のテーパ部35bが係合溝42aに押し付けられることによって、Y方向Z方向の位置決めがされることになる。また、撮像素子ユニット12は、ねじ45を用いて鏡筒41の取付面に取り付けられることから、着脱作業が極めて容易でメンテナンス作業を容易に行うことができる。
なお、以上、位置決め突起43を鏡筒41に設け、位置決め凹部35dをサブプレート35に設けた例を説明したが、これとは逆に、位置決め突起43をサブプレート35に設け、位置決め凹部35dを鏡筒41に設けるようにしても良い。また、係合溝42aを鏡筒41に設け係合部となるテーパ部35bをサブプレート35に設けた例を説明したが、係合溝42aをサブプレート35に設け、係合部となるテーパ部35bを鏡筒41に設けるようにしても良い。
ところで、鏡筒41は、内部に色フィルタ、レンズ等の光学部品が内蔵されていることから、撮像素子21の発熱やその他の電子部品の発熱により膨張等して変形すると、光路長が変動してしてまい、撮像素子21での結像位置のずれを招き、焦点がぼけてしまうことになる。これを、図11を参照して説明する。上述のように、本発明を適用したビデオカメラ装置1は、装置本体2に対してレンズユニット3が着脱可能である。そこで、装置本体2の前面には、レンズユニット3を取り付ける取付機構としてレンズマウント7が設けられている。このレンズマウント7には、鏡筒ユニット14が固定されることになる。レンズマウント7には、レンズユニット3側のレンズマウントを構成する固定リング51が突き当てられるフランジ部52が設けられている。このフランジ部52の固定リング51の突き当て面53は、装置本体2の撮像ユニット11を組み立てるに当たっての光学的な基準面となる。したがって、鏡筒41が熱により変形すると、光路長がずれたり光軸がずれたりする。
そこで、鏡筒41では低線膨張係数の材料で形成され、ここでは、例えば鉄−ニッケル合金であるパーマロイで形成されている。したがって、撮像素子21の発熱、その他装置本体2内の電子部品の発熱によって光路長や光軸がずれることを防止することができる。また、鏡筒41に取り付けられる撮像素子ユニット12を構成する第1の取付フレーム30や第2の取付フレーム34もパーマロイ等同じ材料や線膨張係数の近い材料で形成することで、線膨張係数の相違による歪み等の発生を防止することもできる。
このビデオカメラ装置1では、撮像素子21が取り付けられたプレート22を保持しているフレーム23をねじ30aにより第1の取付フレーム30に固定して第1のユニットット)32を組み立て、次いで、第2の取付フレーム34にサブプレート35を組み付けた第2のユニット33を組み立て、次いで、図8に示すように、第1のユニット32と第2のユニット33とを結合し、この後、図9に示すように、サブプレート35を鏡筒ユニット14を構成する鏡筒41に組み付ける。この後、撮像素子ユニット12のフレーム23には、放熱シート25やホルダ27が取り付けられ、最後に、図2及び図7に示すように、プリアンプ回路等が組み付けられたプリント配線基板13に、撮像素子21のリード端子23cが半田付けされることになる。
以上のような撮像ユニット11では、放熱シート25の交換等のメンテナンスを行うとき、弾性体31を切欠部29aとホルダ27の主面部27aとの間に形成された空間部から引き抜くだけで良く、極めて作業が簡単となる。また、鏡筒41のメンテナンスを行うとき、取付部材44を外すだけで、鏡筒ユニット14から撮像素子ユニット12を取り外すことができ、極めて作業が容易となる。すなわち、この撮像ユニット11では、メンテナンスのとき、撮像素子21のリード端子23cとプリント配線基板13との半田付けを取り除かないようにすることができる。
また、撮像素子21の放熱に関しては、撮像素子21に取り付けられたプレート22及び放熱シート25を介して装置本体2を構成する外筐に逃がすことができる。撮像素子21の放熱の機構は、放熱シート25をプレート22に密着させる押さえブロック29を保持するホルダ27をプレート22及び第1の取付フレーム30に固定するようにし、更に、フレーム23を第1の取付フレーム34に取り付けるようにし、更に、放熱を可撓性を有する放熱シート25で行うようにしたので、放熱機構を取り付けるに当たっての外力が撮像素子21に加わることを防止することができる。
更に、鏡筒41は低線膨張係数の材料で形成されていることから、撮像素子21の発熱、その他装置本体2内の電子部品の発熱によって光路長や光軸がずれることを防止することができる。また、鏡筒41に取り付けられる撮像素子ユニット12を構成する第1の取付フレーム30や第2の取付フレーム34もパーマロイ等同じ材料や線膨張係数の近い材料で形成することで、線膨張係数の相違による歪み等の発生を防止することもできる。
以上、本発明をビデオカメラ装置1を例にとり説明したが、これに限定されるものではなく、スチルカメラ等にも適用可能である。
本発明を適用したビデオカメラ装置の側面図である。 撮像ユニットを一方の側から見た斜視図である。 撮像ユニットを他方の側から見た斜視図である。 撮像ユニットの分解斜視図である。 撮像素子ユニットの斜視図である。 (A)は、撮像素子ユニットの側面図であり、(B)は、(A)のI−I断面図である。 撮像ユニットの断面図である。 第1のユニットと第2のユニットを示す斜視図である。 撮像素子ユニットと鏡筒ユニットとを示す斜視図である。 鏡筒へのサブプレートの取付状態を示す斜視図である。 装置本体に内蔵される鏡筒の断面図である。
符号の説明
1 ビデオカメラ装置、2 装置本体、3 レンズユニット、7 レンズマウント、11 撮像ユニット、12 撮像素子ユニット、13 プリント配線基板、14 鏡筒ユニット、21 撮像素子、22 プレート、23 フレーム、24 透明基板、25 放熱シート、26 取付部材、27 ホルダ、29 押さえブロック、30 第1の取付フレーム、31 弾性体、32 第1のユニット、33 第2のユニット、34 第2の取付フレーム、35 サブプレート、41 鏡筒、42 係合片、42a 係合溝、43 位置決め突起、44 取付部材、51 固定リング、52 フランジ部、53 突き当て面

Claims (5)

  1. 撮像素子を有する撮像素子ユニットと、
    レンズユニットが着脱可能であり、取り付けられるレンズユニットと上記撮像素子との光学的な基準面を有するレンズマウントと、
    上記レンズマウントと上記撮像素子との間に設けられる鏡筒とを有し、
    上記鏡筒は、低線膨張係数の材料で形成されていることを特徴とする撮像装置。
  2. 上記低線膨張係数の材料は、鉄−ニッケルであることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 上記レンズユニットは、サブプレートを介して上記鏡筒に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 上記鏡筒と上記サブプレートの相対する取付面の一方には、X軸方向の位置決め突起が設けられ、他方には、上記位置決め突起が係合する位置決め凹部が形成されていることを特徴とする請求項3記載の撮像装置。
  5. 上記鏡筒と上記サブプレートのY軸方向の一端には、一方に、係合溝が形成され、他方にこの係合溝に係合される係合部が形成されており、
    上記サブプレートの上記Y軸方向の他端は、上記鏡筒の上記Y軸方向の他端に固定される押さえ部材によって、上記Y軸方向の一端側に押圧されると共に、取付面同士を密着させるZ軸方向に押圧されることを特徴とする請求項4記載の撮像装置。
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